JP2004112555A - ダウンロードシステム及びダウンロード方法 - Google Patents

ダウンロードシステム及びダウンロード方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大容量コンテンツの利用可能日時直後のダウンロードによるネットワークの負荷を低減して転送先端末に対するトラフィックを低減する。
【解決手段】コンテンツの転送元端末4において、暗号化したコンテンツを暗号化データと復号化カギに分割し、コンテンツの利用可能日時と関連付けて記憶し、分割された暗号化データはコンテンツの利用可能日時前に転送元端末4からネットワークを介して転送先端末1にダウンロードし、復号化カギの方はコンテンツの利用可能日時以降に転送先端末1からダウンロード要求して暗号化データを利用可能日時以降に復号化することにより、コンテンツ利用可能日時直後の転送元端末4から転送先端末1に対するトラフィックを減少させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全かつ効率的なコンテンツのダウンロードシステム及びダウンロード方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願発明に関連する従来のダウンロード方法としては、図22に示すような通信型音楽選曲販売システムが開示されている。
図22に示す従来の通信型音楽選曲販売システムは、サーバとして情報の配信センター310を備え、この配信センター310は、レコード製作会社302や広告会社303から音楽等のコンテンツや広告の情報を受け取る。配信センター310は、通信回線網320を介して端末装置である複数の店頭販売機330または自動販売機430に接続される。店頭販売機330又は自動販売機430はデイスプレイ332、MDドライバー334や磁気テープヘツド等を備える。デイスプレイ332はタツチパネルを備え、ユーザが入力した指令を配信センター310へ送ることができる。また、ユーザが選曲した音楽ソフトをMDドライバー334内のメデイアにダウンロードして課金する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、本願発明に関連する従来のダウンロード方法の例としては、図23に示すようなソフトウエアのロードシステム及びロード方法が開示されている。
図23に示す従来のダウンロード方法は、第一の暗号鍵に関する情報を出力する第一の計算機と、ネツトワークを介して第一の計算機に接続され、第一の暗号鍵に関する情報が入力され、自己が有するソフトウエアの一部を第一の暗号鍵で暗号化し(S602)、第一の暗号鍵で暗号化したソフトウエアの一部を第一の計算機に出力し(S603)、ソフトウエアの他の部分を第一の計算機に送信する(S606)サーバとを備える。第一の計算機は、第一の暗号鍵で暗号化したソフトウエアの一部が入力されると、第一の暗号鍵で暗号化したソフトウエアの一部を、第一の暗号鍵に対応する第一の復号鍵で復号化し、またサーバから入力したソフトウエアの他の部分とこの復号化したソフトウエアの一部とを連結させてロードする(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
さらに、本願発明に関連する従来のダウンロード方法の他の例としては、図24に示すようなデータの転送方法及びその転送方法を利用したコンテンツ販売システムによるデータ転送方法及びそのデータを記録した記録媒体が開示されている。
図24に示す従来のコンテンツ販売システムは、音楽などのコンテンツデータをホストが提供して販売元設置端末705やインターネツトなどのネツトワークを介してユーザ側のプレーヤ706a、706bに対して転送(ダウンロード)するコンテンツ販売システムであり、早いタイミングでの再生が要求されるコンテンツデータと、そこまでの要求がないヘツダ情報との暗号化方式を異なるものとし、コンテンツデータの方を復号化に時間を要しない暗号化方式とし、再生鍵情報等を格納するヘツダ情報の方を復号化に時間を要する複雑な暗号化方式にする(例えば、特許文献3参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−120693号公報(第2頁、段落番号5〜6、17行、図3)
【特許文献2】
特開平11−143706号公報(第5頁、段落番号10、14行、図6)
【特許文献3】
特開2000−341266号公報(第3頁、段落番号7〜9、50行、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のダウンロード方法においては、いずれも必要時にコンテンツ全体をダウンロードするために、人気のある大容量コンテンツの場合は発売日時(利用可能日時)直後にダウンロードするネットワークの負荷が高まり、また、利用可能日時直後に、ダウンロード先の端末から配信センターへのトラフィックが増大するという問題があった。
また、上記従来のダウンロード方法においては、転送先端末以外の端末からでは、転送先端末に対するダウンロード指示ができないという問題があった。
また、上記従来のダウンロード方法においては、転送先端末以外の端末からでは、転送先端末でのダウンロード情報の確認ができないという問題があった。
また、上記従来のダウンロード方法においては、転送先端末以外の端末からでは、転送元端末に対するダウンロード指示ができないという問題があった。
また、上記従来のダウンロード方法においては、特定の端末以外の端末では、ダウンロードができないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、大容量コンテンツの利用可能日時直後のダウンロードによるネットワークの負荷を低減し、転送先端末から転送元端末へのアクセスを低減するとともに、転送先端末以外の端末からでも転送先端末または転送元端末に対しダウンロード指示ができるダウンロードシステム及び方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明におけるダウンロードシステムは、暗号化したコンテンツを暗号化データと復号化カギに分割し、前記暗号化データと前記復号化カギと前記コンテンツの利用可能日時とを関連付けて記憶する転送元端末と、前記暗号化データは前記利用可能日時前に前記転送元端末からネットワークを介してダウンロードし、前記復号化カギを前記利用可能日時以降にダウンロード要求して前記暗号化データを復号化する転送先端末とを備えるという構成を有している。この構成により、利用可能日時以前に予め大容量の暗号化データをダウンロードしておき、利用可能日時以降に小容量の復号化カギをダウンロードさせるようにしたことにより、人気のある大容量コンテンツでも、利用可能日時直後のネットワーク負荷を低減することができる。
【0009】
本発明におけるダウンロードシステムは、コンテンツを送信する転送元端末と、前記コンテンツを受信する転送先端末とを備え、前記転送元端末は、暗号化した前記コンテンツを暗号化データと復号化カギとに分割する暗号化手段と、前記暗号化データと前記復号化カギと前記コンテンツの利用可能日時とを関連付けて記憶するデータカギ利用可能日時記憶手段と、前記利用可能日時以前に前記コンテンツのダウンロード要求を受けて前記データカギ利用可能日時記憶手段に記憶されている暗号化データをネットワークを介して前記転送先端末に送信するデータ送信手段と、前記転送先端末から送信された転送先端末識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、暗号化データの送信済みの転送先端末から受信した識別情報を前記識別情報記憶手段に記憶されている転送先端末識別情報と照合して、合致した転送先端末に対しては暗号化データを送信済みであると判断する判断手段と、前記転送先端末から前記利用許可日時以降に接続され、前記判断手段により暗号化データを転送済みと判断されたときには、前記コンテンツの復号化カギを前記転送先端末に送信する復号化カギ送信手段とを有し、前記転送先端末は、自己の識別情報を前記ネットワークを介して前記転送元端末へ送信する識別情報送信手段と、前記転送元端末から送信された暗号化データを記憶するデータ記憶手段と、前記転送元端末から送信された前記コンテンツの復号化カギにより前記データ記憶手段に記憶された暗号化データを復号化する復号化手段とを有するという構成を有している。この構成により、利用可能日時以前の大容量コンテンツを予め大容量の暗号化データと小容量の復号化カギに分割し、利用可能日時以前に大容量の暗号化データをダウンロードさせ、利用可能日時以降に小容量の復号化カギをダウンロードさせるようにすることで、人気のある大容量コンテンツでも、利用可能日時直後のネットワーク負荷を低減することができる。
【0010】
本発明におけるダウンロードシステムは、前記転送元端末が、前記転送先端末から前記コンテンツのダウンロード要求を受信したときに前記転送先端末の電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段と、受信した電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段とを備え、前記利用可能日時以降に、記憶している電子メールアドレスに対し前記コンテンツの復号化カギを自動的に送信するという構成を有している。この構成により、復号化カギを利用可能日時以降に電子メールで配信することにより、利用可能日時直後の転送先端末から転送元端末へのアクセスを低減することが可能である。
【0011】
本発明におけるダウンロードシステムは、コンテンツを送信する転送元端末と、前記コンテンツを受信する転送先端末と、現在の日時情報を前記転送先端末へ送信する送信手段を有する日時取得端末とを備え、前記転送元端末は、前記コンテンツを前記コンテンツの利用許可日時以降の日時情報を復号化カギとする暗号化データに暗号化する暗号化手段、前記暗号化データを記憶する暗号化データ記憶手段と、前記転送先端末からの利用可能日時以前のコンテンツのダウンロード要求を受けて前記暗号化データ記憶手段に記憶された暗号化データをネットワークを介して前記転送先端末へ送信するデータ送信手段とを有し、前記転送先端末は、前記転送元端末から送信された暗号化データを記憶するデータ記憶手段と、前記日時取得端末から取得した現在の日時情報が前記コンテンツの利用許可日時以降である場合には、前記日時情報を復号化カギとして前記暗号化データを復号化する復号化手段とを有するという構成を有している。この構成により、利用可能日時以前に、コンテンツを暗号化データの形で転送先端末へダウンロードし、利用可能日時以降に、日時確認手段から日時情報を取得して、その日時情報が利用可能日時以降である場合には、日時情報を復号化カギとして暗号化データの復号化を許可することにより、利用可能日時以降では転送元端末へ接続しなくともコンテンツを復号化することができるので、利用可能日時以降に転送先端末から転送元端末に対するアクセスを低減することができる。
【0012】
本発明におけるダウンロードシステムは、前記転送先端末に対し自己の識別情報と前記転送元端末からの前記転送先端末に対するコンテンツのダウンロード要求とを送信する端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、前記転送先端末は、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報を前記遠隔端末識別情報記憶手段に記憶している識別情報と照合する遠隔操作端末照合手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報が記憶している識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からのコンテンツのダウンロード要求に対し、前記転送元端末に自動的に接続して、前記転送元端末から暗号化データのダウンロード処理を実行するダウンロード実行手段とを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末に暗号化データのダウンロード指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて転送元端末からの暗号化データのダウンロードを実行することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への暗号化データのダウンロードを実行させることが可能である。
【0013】
本発明におけるダウンロードシステムは、前記転送先端末に対し自己の識別情報と前記転送元端末からの前記転送先端末に対するコンテンツのダウンロード要求とを送信する端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、前記転送先端末は、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報を前記遠隔端末識別情報記憶手段に記憶している識別情報と照合する遠隔操作端末照合手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報が記憶している識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からの復号化カギのダウンロード要求に対し、前記転送元端末に自動的に接続して、前記転送元端末から復号化カギのダウンロード処理を実行するダウンロード実行手段とを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末に復号化カギのダウンロード指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて転送元端末からの復号化カギのダウンロードを実行することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への復号化カギのダウンロードを実行させることが可能である。
【0014】
本発明におけるダウンロードシステムは、前記転送先端末に対し、自己の識別情報と過去のダウンロード情報確認要求を送信する端末識別情報及びダウンロード確認要求送信手段と、前記転送先端末から送信された過去のダウンロード情報に基づき、前記転送先端末に対し蓄積されているダウンロード情報の整理を指示するダウンロード情報整理指示手段とを有する遠隔操作端末を備え、前記転送先端末は、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報を前記遠隔端末識別情報記憶手段に記憶している識別情報と照合する遠隔操作端末照合手段と、前記転送先端末からのダウンロード情報確認要求を受けて、ダウンロード情報を前記遠隔操作端末へ送信するダウンロード情報送信手段と、前記転送先端末からの前記ダウンロード情報の整理の指示を受けて、前記ダウンロード情報を整理するダウンロード情報整理手段とを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末にダウンロード情報提供指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて遠隔操作端末へダウンロード情報を提供することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送先端末のダウンロード情報を確認することが可能である。
【0015】
本発明におけるダウンロードシステムは、前記転送元端末に対し、前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末へのコンテンツのダウンロード要求とを送信する転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、前記転送元端末は、前記遠隔操作端末から送信した前記転送先端末の識別情報を前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と照合する暗号化データ送信判断手段と、前記照合において前記遠隔操作端末からの識別情報が前記転送先端末に記憶していた識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からのコンテンツのダウンロード要求に従い前記転送先端末に対し暗号化データを送信するデータ送信手段を有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送元端末に接続して、転送先端末への暗号化データのダウンロード指示を送り、転送元端末ではその指示を受けて転送元端末から転送先端末への暗号化データのダウンロードを実行することにより、転送先端末にアクセスできない転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への暗号化データのダウンロードを実行させることが可能である。
【0016】
本発明におけるダウンロードシステムは、前記転送元端末に対し、前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末へのコンテンツのダウンロード要求とを送信する転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、前記転送元端末は、前記遠隔操作端末から送信した前記転送先端末の識別情報を前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と照合する暗号化データ送信判断手段と、前記照合において前記遠隔操作端末からの識別情報が前記転送先端末に記憶していた識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からの復号化カギのダウンロード要求に従い前記転送先端末に対し復号化カギを送信するデータ送信手段を有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送元端末に接続して、転送先端末への復号化カギのダウンロード指示を送り、転送元端末では、その指示を受けて転送元端末から転送先端末への復号化カギのダウンロードを実行することにより、転送先端末にアクセスできない転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への復号化カギのダウンロードを実行させることが可能である。
【0017】
本発明におけるダウンロード方法は、転送元端末において、予め利用許可日時以前のコンテンツを暗号化して、暗号化データと復号化カギに分割するステップを有し、転送先端末において、前記転送元端末に対し利用許可日時以前のコンテンツのダウンロード要求と、前記転送先端末の識別情報とを送信するステップを有し、前記転送元端末において、前記転送先端末に対し暗号化データを送信するステップと、前記転送先端末から送信された転送先端末識別情報と、送信した暗号化データの暗号化データ識別情報とを関連付けて記憶するステップとを有し、前記転送先端末において、前記転送元端末から送信された暗号化データを蓄積するステップを有し、前記転送先端末において、前記コンテンツの利用許可日時以降に前記転送元端末に対し前記転送先端末識別情報を送信するステップと、前記転送先端末から送信された識別情報と記憶している転送先端末識別情報とを照合して、前記転送先端末が暗号化データを受信済みであることを判断するステップとを有し、前記転送元端末において、前記転送先端末から前記利用許可日時以降に接続され、前記転送先端末へは暗号化データを転送済みと判断された場合には、前記コンテンツの復号化カギを送信するステップを有し、前記転送先端末において、既に記憶している暗号化データを、前記転送元端末から送信された復号化カギを利用して復号化処理を行い、前記コンテンツを利用可能にするステップを有するという構成を有している。この構成により、利用可能日時以前の大容量コンテンツを予め大容量の暗号化データと小容量の復号化カギに分割し、利用可能日時以前に大容量の暗号化データをダウンロードさせ、利用可能日時以降に小容量の復号化カギをダウンロードさせるようにすることで、人気のある大容量コンテンツでも、利用可能日時直後のネットワーク負荷を低減することが可能である。
【0018】
本発明におけるダウンロード方法は、前記転送元端末において、前記転送先端末から利用許可日時以前のコンテンツのダウンロード要求を受信したときに、前記転送先端末に対し復号化カギを送信する電子メールアドレスも受信するステップと、前記転送先端末から受信した電子メールアドレスを記憶するステップと、前記利用許可日時以降に、記憶している電子メールアドレスへ自動的に前記復号化カギを送信するステップとを有するという構成を有している。この構成により、復号化カギを利用可能日時以降に電子メールで配信することにより、利用可能日時直後の前記転送先端末から前記転送元端末へのアクセスを低減することが可能である。
【0019】
本発明におけるダウンロード方法は、転送元端末において、予め利用許可日時以前のコンテンツを暗号化して、前記コンテンツの利用許可日時以降の日時情報を復号化カギとする暗号化データを生成するステップと、前記転送先端末から利用許可日時以前のコンテンツのダウンロード要求を受けた場合には、前記転送先端末へ暗号化データを送信するステップとを有し、前記転送先端末において、前記転送元端末から受信した暗号化データを蓄積するステップを有し、日時取得端末から前記転送先端末へ正確な現在日時情報を送信するステップを有し、前記転送先端末において、前記利用許可日以降に前記日時取得端末から正確な日時を取得するステップと、前記日時取得端末から得た現在日時情報が、前記利用許可日時以降である場合には、前記日時情報を前記復号化カギとして自動的に前記暗号化データの復号化を実行するステップとを有するという構成を有している。この構成により、利用可能日時以前に、コンテンツを暗号化データの形で転送先端末へダウンロードし、利用可能日時以降に、日時確認手段から日時情報を取得して、その日時情報が利用可能日時以降である場合には、日時情報を復号化カギとして暗号化データの復号化を許可することにより、利用可能日時以降には転送元端末へ接続しなくてもコンテンツを復号化することが可能である。
【0020】
本発明におけるダウンロード方法は、前記転送先端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、前記遠隔操作端末において、前記転送先端末に対し、前記遠隔操作端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末に対するコンテンツのダウンロード要求とを送信するステップを有し、前記転送先端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記遠隔操作端末識別情報と前記転送先端末に記憶している前記遠隔操作端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送先端末に記憶している識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記コンテンツのダウンロード要求に従い、自動的に前記転送元端末に接続して前記コンテンツの暗号化データをダウンロードするステップとを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末に暗号化データのダウンロード指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて転送元端末からの暗号化データのダウンロードを実行することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への暗号化データのダウンロードを実行させることが可能である。
【0021】
本発明におけるダウンロード方法は、前記転送先端末において、予め前記遠隔操作を許可する遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、前記遠隔操作端末において、前記転送先端末に対し、前記遠隔操作端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末に対する復号化カギのダウンロード要求とを送信するステップを有し、前記転送先端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記遠隔操作端末識別情報と前記転送先端末に記憶している前記遠隔操作端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送先端末に記憶している識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記復号化カギのダウンロード要求に従い、自動的に前記転送元端末に接続して前記復号化カギをダウンロードするステップとを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末に復号化カギのダウンロード指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて転送元端末からの復号化カギのダウンロードを実行することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への復号化カギのダウンロードを実行させることが可能である。
【0022】
本発明におけるダウンロード方法は、前記転送先端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、前記遠隔操作端末において、前記転送先端末に対し、前記遠隔操作端末の識別情報と過去のダウンロード情報確認要求とを送信するステップを有し、前記転送先端末において、前記遠隔操作端末から送信された識別情報と前記転送先端末に記憶している前記遠隔操作端末の識別情報とを照合するステップと、前記遠隔操作端末からの前記ダウンロード情報確認要求に基づくダウンロード情報を前記遠隔操作端末へ送信するステップとを有し、前記遠隔操作端末において、前記転送先端末から送信された前記過去のダウンロード情報に基づき、前記転送先端末に対し蓄積されているダウンロード情報の整理を指示するステップを有し、前記転送先端末において、前記遠隔操作端末からの指示に従い前記ダウンロード情報を整理するステップを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末にダウンロード情報提供指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて遠隔操作端末へダウンロード情報を提供することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送先端末のダウンロード情報を確認することが可能である。
【0023】
本発明におけるダウンロード方法は、前記転送元端末において、予め遠隔操作を許可する遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、前記遠隔操作端末において、前記転送元端末に対し前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末へのコンテンツのダウンロード要求とを送信するステップを有し、前記転送元端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記コンテンツのダウンロード要求に従い、前記転送先端末に対し前記コンテンツの暗号化データを送信するステップとを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送元端末に接続して、転送先端末への暗号化データのダウンロード指示を送り、転送元端末ではその指示を受けて転送元端末から転送先端末への暗号化データのダウンロードを実行することにより、転送先端末にアクセスできない転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への暗号化データのダウンロードを実行させることが可能である。
【0024】
本発明におけるダウンロード方法は、前記転送元端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、前記遠隔操作端末から前記転送元端末に対し前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末への復号化カギのダウンロード要求とを送信するステップを有し、前記転送元端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記復号化カギのダウンロード要求に従い、前記転送先端末に対し前記復号化カギを送信するステップとを有するという構成を有している。この構成により、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送元端末に接続して、転送先端末への復号化カギのダウンロード指示を送り、転送元端末ではその指示を受けて転送元端末から転送先端末への復号化カギのダウンロードを実行することにより、転送先端末にアクセスできない転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末への復号化カギのダウンロードを実行させることが可能である。
【0025】
本発明における記録媒体は、請求項10ないし17のいずれかに記載の転送先端末において処理されるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したという構成を有している。この構成により、本ダウンロード方法をプログラム化し、記録媒体に記録して持ち運びできるようにしたことにより、本実施の形態におけるダウンロード方法を特定の端末以外の転送先端末でも、実施することができることとなる。
【0026】
本発明における記録媒体は、請求項10ないし17のいずれかに記載の転送元端末において処理されるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したという構成を有している。この構成により、本ダウンロード方法をプログラム化し、記録媒体に記録して持ち運びできるようにしたことにより、本実施の形態におけるダウンロード方法を特定の端末以外の転送元端末でも、実施することができることとなる。
【0027】
本発明における記録媒体は、請求項10ないし17のいずれかに記載の遠隔操作端末において処理されるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したという構成を有している。この構成により、本ダウンロード方法をプログラム化し、記録媒体に記録して持ち運びできるようにしたことにより、本実施の形態におけるダウンロード方法を特定の端末以外の遠隔操作端末でも、実施することができることとなる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本発明の第1ないし第6の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を説明する。図1に示すダウンロードシステムは、ダウンロードされたコンテンツを蓄積しコンテンツの復号化を行う転送先端末1と、転送先端末1をインターネットに接続するためのインターネットサービスプロバイダのサーバ2と、インターネットサービスプロバイダのサーバ2と転送元端末4とを接続しているインターネット網3と、コンテンツをダウンロードして蓄積し、コンテンツの暗号化や暗号化されたコンテンツの配信を行う転送元端末4とを備えている。
【0029】
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態におけるダウンロードシステムの1要素を構成する転送元端末4の構成を説明する。図2に示す転送元端末4は、半導体メモリやハードディスク等が記憶媒体として使用され、コンテンツ及びその利用日時を記憶するコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101と、コンテンツを暗号化し、暗号化データと復号化カギに分割する第1の暗号化手段102と、暗号化データと復号化カギを利用可能日時と関連付けて(例えば、暗号化データ及び復号化カギに利用可能日時を付すか、暗号化データ及び復号化カギを利用可能日時とともに記憶するなど、以下同じ)記憶するデータカギ利用可能日時記憶手段としての暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103と、 転送元端末4とインターネット網3を接続してデータのやり取りを行う第1のネットワーク接続手段104と、転送先端末1から送信された転送先端末1の識別情報を記憶する識別情報記憶手段105と、コンテンツの利用可能日時をチェックし、利用可能日時以前のコンテンツの場合は、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶された暗号化データを送信し、利用可能日時以降の場合はコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101に記憶されたコンテンツを送信するデータ送信手段106と、暗号化データ送信済みの転送先端末1から送られてきた転送先端末1の識別情報が、識別情報記憶手段105に記憶されている識別情報と一致するか否かを判断する暗号化データ送信判断手段107と、暗号化データ送信判断手段107において、識別情報記憶手段105に記憶されている識別情報と転送先端末1の識別情報とが一致していると判断された場合は、復号化カギを転送先端末1に送信する復号化カギ送信手段108とを備えて構成される。
【0030】
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態におけるダウンロードシステムの1要素を構成する転送先端末1の構成を説明する。図3に示す転送先端末1は、インターネット網3へ接続してデータのやり取りを行う第2のネットワーク接続手段111と、転送先端末1の識別情報を記憶し、ネットワーク接続手段111を経由して送信する識別情報送信手段112と、転送元端末4から送られてきたコンテンツあるいは暗号化データを記憶し、復号化手段114で復号化されたコンテンツを記憶するデータ記憶手段113とを備えて構成される。
【0031】
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を説明する。
転送元端末4において、予めコンテンツとその利用可能日時をコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101に記憶しておき、また、利用日時以前のコンテンツについては、第1の暗号化手段102でコンテンツを暗号化し、暗号化されたデータと、暗号化されたデータを復号化する復号化カギの2つのデータに分割し、コンテンツの利用可能日時と関連付けて、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶する(ステップS11、以下ステップの文字は省略する)。なお、暗号化方法はどのようなものでも構わず、例えば、自己解凍形式でコンテンツを圧縮するが、解凍時には転送元端末側で設定したパスワードを入力しないと解凍できない仕掛けを組み込むというものが挙げられる。この場合は、パスワードが復号化カギとなる。
転送先端末1では、第2のネットワーク接続手段111を用いてインターネット網3に接続し、コンテンツをダウンロードする要求と、識別情報送信手段112に記憶されている転送先端末1の識別情報としてのID及びパスワードとを転送元端末4に対して送信する(S12)。
【0032】
なお、ダウンロード要求を送信する方法はどのようなものでも構わないが、例えば、インターネットプロバイダのサーバ2とインターネット網3を経由して、インターネットで転送元端末4のwebサイトに接続し、転送先端末1ではweb画面を見て、ダウンロードしたいコンテンツを選択するというものが挙げられる。
なお、IDもどのようなものでも構わず、他の転送先端末と区別が可能であればよい。IDは、暗号化データをダウンロードした本人であることを証明する情報であり、後で復号化カギをダウンロードするときに、本人であることを識別するために用いる。例えば、クレジットカード番号を入力するというものが挙げられる。なお、クレジットカード番号を入力させる場合には、クレジットカード番号を課金情報としても利用することができる。なお、パスワードもどのようなものでも構わず、他の転送先端末のユーザが容易に見破れないものであれば良く、例えば複数の数字及びアルファベット文字等で構成された文字列を入力させる方法などがある。
【0033】
次に、転送元端末4では、第1のネットワーク接続手段104を経由して届けられた転送先端末1からのコンテンツのダウンロード要求を受けて、データ送信手段106により、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶された情報を用いて、要求されたコンテンツの利用日時チェックを実施し、かつダウンロード要求されたコンテンツのIDと、転送先端末1のID及びパスワード(識別情報、以下同じ)を識別情報記憶手段105に記憶する(S13)。
【0034】
次に、転送元端末4では、データ送信手段106による利用可能日時チェックにおいて、利用可能日時以前と判定された場合は、暗号化されたデータを転送先端末1にダウンロード(転送)し、利用可能日時以降と判定された場合は、コンテンツそのものを転送先端末1にダウンロードする(S14)。なお、暗号化データまたはコンテンツの転送はダウンロード要求を受けた直後でなくても良く、好きな時にダウンロードできるようにするようにしても構わない。
次に、転送先端末1では、ダウンロードされた暗号化データまたはコンテンツを転送先端末1のデータ記憶手段113に蓄積する(S15)。なお、データ記憶手段113はどのようなものでも構わず、例えば、ハードディスク、半導体メモリが挙げられる。
コンテンツの利用可能日以降、転送先端末1は転送元端末4に接続して、識別情報送信手段112に記憶された識別情報を送信する(S16)。
【0035】
次に、転送元端末4では、暗号化データ送信判断手段107において、転送先端末1のID及びパスワードを確認し、識別情報記憶手段105に記憶されている転送先端末1のID及びパスワードと一致する場合には、暗号化データ送信済みと判定されるため、コンテンツに対応する復号化カギを選択して(S17)、復号化カギ送信手段108から復号化カギを転送先端末1に送信する(S18)。
転送先端末1では、転送元端末4から転送された復号化カギを用いて、既にデータ記憶手段113に蓄積されている暗号化データを復号化手段114で復号化してコンテンツを復元する(S19)。これにより、コンテンツが利用できるようになる。
上記のように、本発明の第1の実施の形態によると、利用可能日時以前の大容量コンテンツを予め大容量の暗号化データと小容量の復号化カギに分割し、利用可能日時以前に大容量の暗号化データをダウンロードし、利用可能日時以降には小容量の復号化カギをダウンロードするようにしたことにより、人気のある大容量コンテンツでも、利用可能日時直後のネットワーク負荷を低減することができる。
【0036】
(第2の実施の形態)
まず、図5ないし図7を参照して、本発明の第2の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を説明する。
図5ないし図7において、転送先端末1、インターネットサービスプロバイダのサーバ2、インターネット網3、転送元端末4、コンテンツ及び利用可能日時記憶手段101、第1の暗号化手段102、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103、第1のネットワーク接続手段104、データ送信手段106、第2のネットワーク接続手段111、識別情報送信手段112、データ記憶手段113、復号化手段114は第1の実施の形態のものと同一であるから説明を省略する。
本実施の形態における新たな構成要素として、
図6に示す転送元端末4は、転送先端末1から送信された電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段121と、転送先端末1から送信された電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段122と、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶されている、利用可能日時を越えたコンテンツについては、電子メールアドレス記憶手段122に記憶されている電子メールアドレスへ復号化カギを送信するメールアドレス及びカギ送信手段としての電子メールアドレス及び暗号化カギ送信手段123とを備える。
また、図6に示す転送先端末1は、転送先端末1の電子メールアドレスを転送元端末4に対し送信する電子メールアドレス送信手段115を備えて構成される。
【0037】
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を説明する。
転送元端末4において、予めコンテンツとその利用可能日時をコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101に記憶しておき、また、利用日時以前のコンテンツについては、第1の暗号化手段102で暗号化し、暗号化されたデータを、暗号化データと暗号化データを復号化する復号化カギの2つのデータに分割し、コンテンツの利用可能日時と関連付けて、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶する(S21)。
転送先端末1では、第2のネットワーク接続手段111によりインターネット網3に接続して転送元端末4に対し、コンテンツをダウンロードする要求を送信し、電子メールアドレス送信手段115から自己の電子メールアドレスを通知する(S22)。
【0038】
転送先端末1からのコンテンツのダウンロード要求を受けた転送元端末4では、第1のネットワーク接続手段104を経由して届けられた転送先端末1からのコンテンツのダウンロード要求に従い、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶した情報を用いて、要求されたコンテンツの利用可能日時チェックを実施し、電子メールアドレス受信手段121により転送先端末1から送信された電子メールアドレスを受信して、電子メールアドレス記憶手段122に記憶し(S23)、データ送信手段106によるそのコンテンツの利用可能日時チェックにおいて、利用可能日時以前と判定された場合には、データ送信手段106により、暗号化データを転送先端末1にダウンロードし(S24)、転送先端末1では、そのデータ記憶手段113に対して、暗号化データを蓄積する(S25)。
【0039】
転送元端末4は、利用可能日時以降になると、電子メールアドレス記憶手段122に記憶されている転送先端末1の電子メールアドレスを選択し(S26)、電子メールアドレス及び復号化カギ送信手段123から選択した電子メールアドレスへ復号化カギを送信する(S27)。
転送先端末1では、電子メールを利用して復号化カギを取得し、復号化カギを用いて既にデータ記憶手段113に蓄積されている暗号化データを復号化手段114で復号化し、コンテンツを復元する(S28)。これでコンテンツが利用できるようになる。
【0040】
上記のように、本発明の第2の実施の形態によると、暗号化データを利用可能日時以前に転送先端末1に送信し記憶しておき、利用可能日時に復号化カギのみを電子メールで転送先端末1に配信することにより、利用可能日時直後の転送先端末1から転送元端末4へのアクセスを低減することができる。
【0041】
(第3の実施の形態)
次に、図9ないし図11を参照して、本発明の第3の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を説明する。
図9ないし図11において、転送先端末1、インターネットサービスプロバイダのサーバ2、インターネット網3、転送元端末4、コンテンツ及び利用可能日時記憶手段101、第1のネットワーク接続手段104、データ送信手段106、第2のネットワーク接続手段111、データ記憶手段113、復号化手段114は第1の実施の形態のものと同一であるから説明を省略する。
本実施の形態における新たな構成要素として、
図9に示すダウンロードシステムは、転送先端末1から接続可能であり、他の端末からでも接続可能で、正確な日時を取得できる日時取得端末7を有する。
また、図10に示す転送元端末4は、コンテンツの利用可能日時を復号化カギとして暗号化を行う第2の暗号化手段131と、第2の暗号化手段131で暗号化された暗号化データを記憶する暗号化データ記憶手段132とを有する。
また、図11に示す転送先端末1は、日時取得端末7に接続して現在の日時情報を取得する日時取得端末接続手段133を有する。
【0042】
次に、図12を参照して、本発明の第3の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を説明する。
転送元端末4には、予めコンテンツとその利用可能日時をコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101に記憶しておき、また、利用日時以前のコンテンツについては、第2の暗号化手段131でコンテンツを暗号化して暗号化データを生成し、復号化カギを分割して暗号化データ記憶手段132に記憶する(S31)。復号化カギは、利用可能日時以降の日時情報とし、後述する日時取得端末7から得られた日時情報が利用可能日時以降である場合は、自動的に復号化を実行することができる。
【0043】
転送先端末1は、第2のネットワーク接続手段111によりインターネット網3に接続して、転送元端末4に対し希望するコンテンツをダウンロードする要求を送信する(S32)。転送元端末4は、転送先端末1から第1のネットワーク接続手段104を経由して届けられたコンテンツのダウンロード要求を受けて、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶されている情報を用いて、要求されたコンテンツの利用可能日時をチェックし(S33)、利用可能日時以前の場合は、第2の暗号化手段131により要求されたコンテンツを暗号化して暗号化データを生成し、データ送信手段106により、暗号化データを転送先端末1にダウンロードする(S34)。
【0044】
次に、転送先端末1は、転送された暗号化データまたはコンテンツをデータ記憶手段113に蓄積する(S35)。
転送先端末1は、利用可能日時以降、日時取得端末接続手段133から通信衛星等の日時取得端末7に接続して(S36)、日時取得端末7から現在の日時情報を取得し(S37)、取得した時間情報が利用可能日時以降の場合は、データ記憶手段113に蓄積されている暗号化データを復号化手段114で自動的に復号化してコンテンツを復元する(S38)。これでコンテンツが利用できることになる。
なお、復号化方法の例としては、暗号化データを実行ファイル化しておき、ダウンロード時に転送先端末1に暗号化データの一部をアプリケーションとして常駐させ、利用可能日時になると自動的にアプリケーションを実行して、日時取得端末からの日時情報取得処理及び自動復号化処理を行わせる方法や、別のアプリケーションに暗号化データを管理させておき、日時取得端末7から取得した日時情報が利用可能日時以降である場合は、アプリケーションが自動的に暗号化データを復号化するという方法がある。また、日時情報の取得方法は,電波時計のように、日時取得端末7への接続を必要としない、日時取得端末7から常時発信される現在日時情報を取得する方法でも構わない。
【0045】
上記のように、本発明の第3の実施の形態によると、利用可能日時以前に、コンテンツを暗号化データの形で転送先端末1へダウンロードし、利用可能日時以降に、日時取得端末7のような日時確認手段から日時情報を取得して、その日時情報が利用可能日時以降である場合には、暗号化データの復号化を許可することにより、利用可能日時以降に転送元端末4へ接続しなくても希望するコンテンツを利用することができることになる。
【0046】
(第4の実施の形態)
次に、図13及び図14を参照して、本発明の第4の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を説明する。
図13及び図14において、転送先端末1、インターネットサービスプロバイダのサーバ2、インターネット網3、転送元端末4、コンテンツ及び利用可能日時記憶手段101、第1の暗号化手段102、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103、識別情報記憶手段105、データ送信手段106、暗号化データ送信判断手段107、復号化カギ送信手段108、第2のネットワーク接続手段111、識別情報送信手段112、データ記憶手段113、復号化手段114は第1の実施の形態のものと同一であるから説明を省略する。
本実施の形態における新たな構成要素として、
図13に示すダウンロードシステムは、転送先端末1に接続して転送先端末1に自動的に処理を実行させることができる遠隔操作端末5を有する。
図14に示す遠隔操作端末5は、遠隔操作端末5の端末識別情報と転送元端末4から転送先端末1に対するダウンロード要求を送信する端末識別情報及びダウンロード要求送信手段141を有する。
また、図14に示す転送先端末1は、転送先端末1へのアクセスを許可する遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段142と、遠隔操作端末5から送られてきた遠隔操作端末5の識別情報と、遠隔端末識別情報記憶手段142に記憶されている遠隔操作端末識別情報とを照合し、遠隔操作端末5からの識別情報と遠隔操作端末識別情報とが一致した場合は、遠隔操作端末5から転送先端末1に対するアクセスを許可する遠隔操作端末照合手段143と、遠隔操作端末143によりアクセスが許可されたダウンロード実行手段144とを有する。
【0047】
次に、図15を参照して、本発明の第4の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を説明する。
転送元端末4は、予めコンテンツとその利用可能日時をコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101に記憶しておき、また、利用日時以前のコンテンツについては、第1の暗号化手段102でコンテンツを暗号化して暗号化データとし、暗号化データと、暗号化データを復号化する復号化カギの2つのデータに分割して、コンテンツの利用可能日時と関連付け、暗号化データ及び復号化カギ利用可能日時関連記憶手段103に記憶する(S41)。
【0048】
転送先端末1では、遠隔端末識別情報記憶手段142に対し、遠隔操作を許可する遠隔操作端末5のID及びパスワードを予め登録しておく(S42)。
遠隔操作端末5は、端末識別情報及びダウンロード要求送信手段141から、転送先端末1に対して、遠隔操作端末5のID及びパスワードを転送して、コンテンツのダウンロード指示を出す(S43)。
転送先端末1では、遠隔操作端末照合手段143において、端末識別情報及びダウンロード要求送信手段141から送信したID及びパスワードと、遠隔端末識別情報記憶手段142に記憶されているID及びパスワードとを照合して、照合が取れた場合はコンテンツダウンロード指示を受付ける(S44)。
ID及びパスワードの照合が取れた転送先端末1では自動的に、ダウンロード実行手段144から、転送元端末4に対して、コンテンツをダウンロードする要求を出す(S45)。
【0049】
転送先端末1からのコンテンツのダウンロード要求を受けた転送元端末4では、第1のネットワーク接続手段104を経由して届けられた転送先端末1からのコンテンツのダウンロード要求を受けて、暗号化データ及びカギ利用可能日時関連記憶手段103に記憶されている情報を用いて、要求されたコンテンツの利用日時チェックを実施し、かつダウンロード要求されたコンテンツのIDと、転送先端末のID及びパスワードを識別情報記憶手段105に記憶し(S46)、利用可能日時チェックで利用可能日時以前と判定された場合は、データ送信手段106により、暗号化されたデータを転送先端末1にダウンロードし、利用可能日時以降と判定された場合には、コンテンツそのものを転送先端末1にダウンロードする(S47)。
【0050】
次に、転送先端末1では、データ記憶手段113に対し転送された暗号化データを蓄積する(S48)。
利用可能日時以降、転送先端末1は転送元端末4に接続して、識別情報送信手段112に記憶された転送先端末1のID及びパスワードを送信し(S49)、転送元端末4では転送先端末1のID及びパスワードを確認して、識別情報記憶手段105に記憶されている転送先端末1のID及びパスワードと一致する場合は、暗号化データ送信済みと判定されるため、暗号化データに対応する復号化カギを選択し(S50)、復号化カギ送信手段108から復号化カギを転送先端末1にダウンロードする(S51)。
転送先端末1では、転送元端末4から転送された復号化カギを用いて、既にデータ記憶手段113に蓄積されている暗号化データを復号化手段114で復号化してコンテンツを復元する(S52)。これでコンテンツが利用できるようになる。
【0051】
上記のように、本発明の第4の実施の形態によると、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末にダウンロード指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて転送元端末からのダウンロードを実行することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末へのダウンロードを実行させることが可能である。
【0052】
(第5の実施の形態)
次に、図16及び図17を参照して、本発明の第5の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を説明する。
図16及び図17において、転送先端末1、インターネットサービスプロバイダのサーバ2、インターネット網3、転送元端末4、遠隔操作端末5、ネットワーク接続手段111、識別情報送信手段112、データ記憶手段113、復号化手段114は第1の実施の形態のものと同一であり、遠隔端末識別情報記憶手段142及び遠隔操作端末照合手段143は第4の実施の形態のものと同一であるため、説明を省略する。
本実施の形態における新たな構成要素として、
図17に示す遠隔操作端末5は、転送先端末1に対するID及びパスワードの転送と、転送先端末1のダウンロード情報の確認要求を送信する端末識別情報及びダウンロード確認要求送信手段151と、ダウンロード情報を表示するダウンロード情報表示手段152と、ダウンロード情報から選択した不必要なダウンロードデータの削除や圧縮または移動等の整理を指示するダウンロード情報整理指示手段153とを有する。
また、図17に示す転送先端末1は、データ記憶手段113に記憶されたダウンロード情報を遠隔操作端末5に対して自動的に提供するダウンロード情報送信手段154と、データ記憶手段113に記憶されている指示したダウンロードデータの削除や圧縮または移動等の整理を行うダウンロード情報整理手段155とを有する。
【0053】
次に、図18を参照して、本発明の第5の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を説明する。
転送先端末1では、遠隔端末識別情報記憶手段142において、遠隔操作を許可する遠隔操作端末5のID及びパスワードを予め登録しておく(S61)。
遠隔操作端末5では、端末識別情報及びダウンロード確認要求送信手段151から、転送先端末1に対する遠隔操作端末5のID及びパスワードのダウンロードと、転送先端末1のダウンロード情報の確認要求を送信する(S62)。
転送先端末1では、遠隔操作端末照合手段143において、遠隔端末識別情報記憶手段142に記憶されたID及びパスワードと、端末識別情報及びダウンロード確認要求送信手段151から送信された遠隔操作端末5のID及びパスワードを照合した後(S63)、照合できた場合は、ダウンロード情報送信手段154により、データ記憶手段113に記憶されたダウンロード情報を遠隔操作端末5に対して自動的に提供する(S64)。ダウンロード情報の例としては、過去にダウンロードしたコンテンツ一覧や、現時点でダウンロード可能な残容量、あるいはコンテンツの内容が挙げられる。
【0054】
また、webブラウザ等を利用して、遠隔操作端末5が、転送先端末1から提供されたコンテンツ一覧から特定のダウンロードデータを選択して、そのダウンロードデータを消去、圧縮あるいは別の端末やメディアに移動させる機能を保有するようにしても構わない。
転送先端末1からダウンロード情報を受けた遠隔操作端末5は、ダウンロード情報表示手段152でダウンロード情報を表示し、ダウンロード情報整理指示手段153において、ダウンロード情報から選択した不必要なダウンロードデータの削除や圧縮または移動等の整理を指示し(S65)、ダウンロードデータの削除や圧縮または移動等の整理の指示を受けた転送先端末1では、ダウンロード情報整理手段155において、データ記憶手段に記憶されている指示されたダウンロードデータの削除や圧縮または移動等の整理を行う(S66)。
【0055】
上記のように、本発明の第5の実施の形態によると、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末に接続して、転送先端末にダウンロード情報提供指示を送り、転送先端末ではその指示を受けて遠隔操作端末へダウンロード情報を提供することにより、転送先端末以外の端末からでも、転送先端末のダウンロード情報を確認することが可能である。
【0056】
(第6の実施の形態)
次に、図19及び図20を参照して、本発明の第6の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を説明する。
図19及び図20において、転送先端末1、インターネットサービスプロバイダのサーバ2、インターネット網3、転送元端末4、コンテンツ及び利用可能日時記憶手段101、第1の暗号化手段102、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103、第1のネットワーク接続手段104、識別情報記憶手段105、データ送信手段106、暗号化データ送信判断手段107、復号化カギ送信手段108、第2のネットワーク接続手段111、識別情報送信手段112、データ記憶手段113、復号化手段114は第1の実施の形態のものと同一であるから説明を省略する。
本実施の形態における新たな構成要素として、
図19に示すダウンロードシステムは、インターネット網を経由して転送元端末4に接続可能な遠隔操作端末5を有する。
また、図20に示す遠隔操作端末5は、遠隔操作端末5から、転送先端末1の識別情報を転送元端末4へ送信し、転送元端末4から転送先端末1へのダウンロード要求を送信する転送先識別情報ダウンロード要求送信手段としての転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段161を有する。
【0057】
次に、図21を参照して、本発明の第6の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を説明する。
転送元端末4では、予めコンテンツとその利用可能日時をコンテンツ及び利用可能日時記憶手段101に記憶しておき、また、利用日時以前のコンテンツについては、第1の暗号化手段102でコンテンツを暗号化して暗号化データとし、暗号化データと暗号化データを復号化する復号化カギの2つのデータに分割し、コンテンツの利用可能日時と関連付けて、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶する(S71)。
また、転送先端末1は、第2のネットワーク接続手段111でインターネット網3に接続して、転送元端末4に対して、予め、識別情報送信手段112に記憶された、転送先端末1及び遠隔操作端末6のユーザを認証するためのID及びパスワードと、転送先端末1のIPアドレスを送信しておく(S72)。なお、ID及びパスワードと転送先端末1のIPアドレスの登録は、転送先端末1の代わりに、遠隔操作端末5から実施しても構わない。
転送元端末4は、第1のネットワーク接続手段104を経由して転送先端末1から届けられた転送先端末1のID及びパスワードとIPアドレスを識別情報記憶手段105に記憶する(S73)。
【0058】
次に、遠隔操作端末5は、転送元端末4に接続して、転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段161により、転送先端末1のID及びパスワードと、転送先端末1へのコンテンツダウンロード要求を送信する(S74)。
遠隔操作端末5から第1のネットワーク接続手段104を経由してコンテンツのダウンロード要求を受けた転送元端末4は、暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段103に記憶された情報を用いて、要求されたコンテンツの利用可能日時チェックを行い(S75)、暗号化データをデータ送信手段106により転送先端末1にダウンロードするが、利用可能日時以降と判定された場合は、コンテンツそのものを転送先端末1にダウンロードする(S76)。
【0059】
次に、転送先端末1では、データ記憶手段113によって、ダウンロードされた暗号化されたコンテンツを端末に蓄積する(S77)。
利用可能日時以降、転送先端末1は転送元端末4に接続して、識別情報送信手段112に記憶されている転送先端末1のID及びパスワードを送信する(S78)。転送元端末4の暗号化データ送信判断手段107は、転送元端末1のID及びパスワードを確認した後、識別情報記憶手段105に記憶されているID及びパスワードと一致する場合は、コンテンツに対応する復号化カギを選択し(図6の79)、復号化カギ送信手段108から、転送元端末4に記憶されているIPアドレスを持つ転送先端末1へ、選択された復号化カギをダウンロードする(S80)。
転送先端末1では、転送元端末4から転送された復号化カギを用いて、既にデータ記憶手段113に蓄積されている暗号化データを復号化手段114において復号化し、コンテンツを復元する(S81)。これでコンテンツが利用できるようになる。
【0060】
上記のように、本発明の第6の実施の形態によると、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送元端末に接続して、転送先端末へのダウンロード指示を送り、転送元端末ではその指示を受けて転送元端末から転送先端末へのダウンロードを実行することにより、転送先端末にアクセスできない転送先端末以外の端末からでも、転送元端末から転送先端末へのダウンロードを実行させることが可能となる。
【0061】
【発明の効果】
本発明におけるダウンロードシステムは、上記のように構成され、特に、利用可能日時以前の大容量コンテンツを予め大容量の暗号化データと小容量の復号化カギに分割し、利用可能日時以前に大容量の暗号化データをダウンロードし、利用可能日時以降に小容量の復号化カギをダウンロードすることにより、大容量コンテンツの利用可能日時直後のダウンロードによるネットワーク負荷を低減し、また、復号化カギを利用可能日時以降に電子メールで配信することにより、利用可能日時直後の転送先端末から転送元端末へのアクセスを低減することができる。
また、本発明におけるダウンロードシステムは、転送先端末以外の遠隔操作端末から転送先端末または転送元端元に接続して、転送先端末または転送元端元に暗号化データ及び復号化カギのダウンロードを実行させるようにしたことにより、転送先端末以外の端末からでも転送先端末または転送元端末に対しダウンロード指示ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における転送元端末の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における転送先端末の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を示す流れ図、
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第2の実施の形態における転送元端末の構成を示すブロック図、
【図7】本発明の第2の実施の形態における転送先端末の構成を示すブロック図、
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を示す流れ図、
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を示すブロック図、
【図10】本発明の第3の実施の形態における転送元端末の構成を示すブロック図、
【図11】本発明の第3の実施の形態における転送先端末の構成を示すブロック図、
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を示す流れ図、
【図13】本発明の第4の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を示すブロック図、
【図14】本発明の第4の実施の形態における転送先端末及び遠隔操作端末の構成を示すブロック図、
【図15】本発明の第4の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を示す流れ図、
【図16】本発明の第5の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を示すブロック図、
【図17】本発明の第5の実施の形態における転送先端末及び遠隔操作端末の構成を示すブロック図、
【図18】本発明の第5の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を示す流れ図、
【図19】本発明の第6の実施の形態におけるダウンロードシステムの構成を示すブロック図、
【図20】本発明の第6の実施の形態における転送元端末及び遠隔操作端末の構成を示すブロック図、
【図21】本発明の第6の実施の形態におけるダウンロードシステムのダウンロード動作を示す流れ図、
【図22】従来の通信型音楽選曲販売システムの構成を示すブロック図、
【図23】従来のソフトウエアのロードシステム及びロード方法を示すフローチャート、
【図24】従来のデータ転送方法及びその転送方法を利用したコンテンツ販売システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 転送先端末
2 インターネットサービスプロバイダのサーバ
3 インターネット網
4 転送元端末
5、6 遠隔操作端末
7 日時取得端末
101 コンテンツ及び利用可能日時記憶手段
102 第1の暗号化手段
103 暗号化データ及び復号化カギと利用可能日時関連記憶手段
104 第1のネットワーク接続手段
105 識別情報記憶手段
106 データ送信手段
107 暗号化データ送信手段
108 復号化カギ送信手段
111 第2のネットワーク接続手段
112 識別情報送信手段
113 データ記憶手段
114 復号化手段
115 電子メールアドレス送信手段
121 電子メールアドレス受信手段
122 電子メールアドレス記憶手段
123 電子メールアドレス及び暗号化カギ送信手段
131 第2の暗号化手段
132 暗号化データ記憶手段
133 日時取得端末接続手段
141 端末識別情報及びダウンロード要求送信手段
142 遠隔端末識別情報記憶手段
143 遠隔操作端末照合手段
144 ダウンロード実行手段
151 端末識別情報及びダウンロード確認要求送信手段
152 ダウンロード情報を表示するダウンロード情報表示手段
153 ダウンロード情報整理指示手段
154 ダウンロード情報送信手段
155 ダウンロード情報整理手段
161 転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段

Claims (20)

  1. 暗号化したコンテンツを暗号化データと復号化カギに分割し、前記暗号化データと前記復号化カギと前記コンテンツの利用可能日時とを関連付けて記憶する転送元端末と、前記暗号化データは前記利用可能日時前に前記転送元端末からネットワークを介してダウンロードし、前記復号化カギを前記利用可能日時以降にダウンロード要求して前記暗号化データを復号化する転送先端末とを備えることを特徴とするダウンロードシステム。
  2. コンテンツを送信する転送元端末と、前記コンテンツを受信する転送先端末とを備え、前記転送元端末は、暗号化した前記コンテンツを暗号化データと復号化カギとに分割する暗号化手段と、前記暗号化データと前記復号化カギと前記コンテンツの利用可能日時とを関連付けて記憶するデータカギ利用可能日時記憶手段と、前記利用可能日時以前に前記コンテンツのダウンロード要求を受けて前記データカギ利用可能日時記憶手段に記憶されている暗号化データをネットワークを介して前記転送先端末に送信するデータ送信手段と、前記転送先端末から送信された転送先端末識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、暗号化データの送信済みの転送先端末から受信した識別情報を前記識別情報記憶手段に記憶されている転送先端末識別情報と照合して、合致した転送先端末に対しては暗号化データを送信済みであると判断する判断手段と、前記転送先端末から前記利用許可日時以降に接続され、前記判断手段により暗号化データを転送済みと判断されたときには、前記コンテンツの復号化カギを前記転送先端末に送信する復号化カギ送信手段とを有し、
    前記転送先端末は、自己の識別情報を前記ネットワークを介して前記転送元端末へ送信する識別情報送信手段と、前記転送元端末から送信された暗号化データを記憶するデータ記憶手段と、前記転送元端末から送信された前記コンテンツの復号化カギにより前記データ記憶手段に記憶された暗号化データを復号化する復号化手段とを有することを特徴とするダウンロードシステム。
  3. 前記転送元端末は、前記転送先端末から前記コンテンツのダウンロード要求を受信したときに前記転送先端末の電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段と、受信した電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段とを備え、前記利用可能日時以降に、記憶している電子メールアドレスに対し前記コンテンツの復号化カギを自動的に送信することを特徴とする請求項2記載のダウンロードシステム。
  4. コンテンツを送信する転送元端末と、前記コンテンツを受信する転送先端末と、現在の日時情報を前記転送先端末へ送信する送信手段を有する日時取得端末とを備え、前記転送元端末は、前記コンテンツを前記コンテンツの利用許可日時以降の日時情報を復号化カギとする暗号化データに暗号化する暗号化手段と、前記暗号化データを記憶する暗号化データ記憶手段と、前記転送先端末からの利用可能日時以前のコンテンツのダウンロード要求を受けて前記暗号化データ記憶手段に記憶された暗号化データをネットワークを介して前記転送先端末へ送信するデータ送信手段とを有し、
    前記転送先端末は、前記転送元端末から送信された暗号化データを記憶するデータ記憶手段と、前記日時取得端末から取得した現在の日時情報が前記コンテンツの利用許可日時以降である場合には、前記日時情報を復号化カギとして前記暗号化データを復号化する復号化手段とを有することを特徴とするダウンロードシステム。
  5. 前記転送先端末に対し自己の識別情報と前記転送元端末からの前記転送先端末に対するコンテンツのダウンロード要求とを送信する端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、
    前記転送先端末は、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報を前記遠隔端末識別情報記憶手段に記憶している識別情報と照合する遠隔操作端末照合手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報が記憶している識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からのコンテンツのダウンロード要求に対し、前記転送元端末に自動的に接続して、前記転送元端末から暗号化データのダウンロード処理を実行するダウンロード実行手段とを有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のダウンロードシステム。
  6. 前記転送先端末に対し自己の識別情報と前記転送元端末からの前記転送先端末に対するコンテンツのダウンロード要求とを送信する端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、
    前記転送先端末は、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報を前記遠隔端末識別情報記憶手段に記憶している識別情報と照合する遠隔操作端末照合手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報が記憶している識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からの復号化カギのダウンロード要求に対し、前記転送元端末に自動的に接続して、前記転送元端末から復号化カギのダウンロード処理を実行するダウンロード実行手段とを有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のダウンロードシステム。
  7. 前記転送先端末に対し、自己の識別情報と過去のダウンロード情報確認要求を送信する端末識別情報及びダウンロード確認要求送信手段と、前記転送先端末から送信された過去のダウンロード情報に基づき、前記転送先端末に対し蓄積されているダウンロード情報の整理を指示するダウンロード情報整理指示手段とを有する遠隔操作端末を備え、
    前記転送先端末は、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶する遠隔端末識別情報記憶手段と、前記遠隔操作端末から受信した識別情報を前記遠隔端末識別情報記憶手段に記憶している識別情報と照合する遠隔操作端末照合手段と、前記転送先端末からのダウンロード情報確認要求を受けて、ダウンロード情報を前記遠隔操作端末へ送信するダウンロード情報送信手段と、前記転送先端末からの前記ダウンロード情報の整理の指示を受けて、前記ダウンロード情報を整理するダウンロード情報整理手段とを有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のダウンロードシステム。
  8. 前記転送元端末に対し、前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末へのコンテンツのダウンロード要求とを送信する転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、
    前記転送元端末は、前記遠隔操作端末から送信した前記転送先端末の識別情報を前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と照合する暗号化データ送信判断手段と、前記照合において前記遠隔操作端末からの識別情報が前記転送先端末に記憶していた識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からのコンテンツのダウンロード要求に従い前記転送先端末に対し暗号化データを送信するデータ送信手段を有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のダウンロードシステム。
  9. 前記転送元端末に対し、前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末へのコンテンツのダウンロード要求とを送信する転送先端末識別情報及びダウンロード要求送信手段を有する遠隔操作端末を備え、
    前記転送元端末は、前記遠隔操作端末から送信した前記転送先端末の識別情報を前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と照合する暗号化データ送信判断手段と、前記照合において前記遠隔操作端末からの識別情報が前記転送先端末に記憶していた識別情報と一致すると判断した場合、前記遠隔操作端末からの復号化カギのダウンロード要求に従い前記転送先端末に対し復号化カギを送信するデータ送信手段を有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のダウンロードシステム。
  10. 転送元端末において、予め利用許可日時以前のコンテンツを暗号化して、暗号化データと復号化カギに分割するステップを有し、
    転送先端末において、前記転送元端末に対し利用許可日時以前のコンテンツのダウンロード要求と、前記転送先端末の識別情報とを送信するステップを有し、前記転送元端末において、前記転送先端末に対し暗号化データを送信するステップと、前記転送先端末から送信された転送先端末識別情報と、送信した暗号化データの暗号化データ識別情報とを関連付けて記憶するステップとを有し、
    前記転送先端末において、前記転送元端末から送信された暗号化データを蓄積するステップを有し、
    前記転送先端末において、前記コンテンツの利用許可日時以降に前記転送元端末に対し前記転送先端末識別情報を送信するステップと、前記転送先端末から送信された識別情報と記憶している転送先端末識別情報とを照合して、前記転送先端末が暗号化データを受信済みであることを判断するステップとを有し、
    前記転送元端末において、前記転送先端末から前記利用許可日時以降に接続され、前記転送先端末へは暗号化データを転送済みと判断された場合には、前記コンテンツの復号化カギを送信するステップを有し、
    前記転送先端末において、既に記憶している暗号化データを、前記転送元端末から送信された復号化カギを利用して復号化処理を行い、前記コンテンツを利用可能にするステップを有することを特徴とするダウンロード方法。
  11. 前記転送元端末において、前記転送先端末から利用許可日時以前のコンテンツのダウンロード要求を受信したときに、前記転送先端末に対し復号化カギを送信する電子メールアドレスも受信するステップと、前記転送先端末から受信した電子メールアドレスを記憶するステップと、前記利用許可日時以降に、記憶している電子メールアドレスへ自動的に前記復号化カギを送信するステップとを有することを特徴とする請求項10記載のダウンロード方法。
  12. 転送元端末において、予め利用許可日時以前のコンテンツを暗号化して、前記利用許可日時以降の日時情報を復号化カギとする暗号化データを生成するステップと、前記転送先端末から利用許可日時以前のコンテンツのダウンロード要求を受けた場合には、前記転送先端末へ暗号化データを送信するステップとを有し、
    前記転送先端末において、前記転送元端末から受信した暗号化データを蓄積するステップを有し、
    日時取得端末から前記転送先端末へ正確な現在日時情報を送信するステップを有し、
    前記転送先端末において、前記利用許可日以降に前記日時取得端末から正確な日時を取得するステップと、前記日時取得端末から得た現在日時情報が、前記利用許可日時以降である場合には、前記日時情報を前記復号化カギとして自動的に前記暗号化データの復号化を実行するステップとを有することを特徴とするダウンロード方法。
  13. 前記転送先端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、
    前記遠隔操作端末において、前記転送先端末に対し、前記遠隔操作端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末に対するコンテンツのダウンロード要求とを送信するステップを有し、
    前記転送先端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記遠隔操作端末識別情報と前記転送先端末に記憶している前記遠隔操作端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送先端末に記憶している識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記コンテンツのダウンロード要求に従い、自動的に前記転送元端末に接続して前記コンテンツの暗号化データをダウンロードするステップとを有することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載のダウンロード方法。
  14. 前記転送先端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、
    前記遠隔操作端末において、前記転送先端末に対し、前記遠隔操作端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末に対する復号化カギのダウンロード要求とを送信するステップを有し、
    前記転送先端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記遠隔操作端末識別情報と前記転送先端末に記憶している前記遠隔操作端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送先端末に記憶している識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記復号化カギのダウンロード要求に従い、自動的に前記転送元端末に接続して前記復号化カギをダウンロードするステップとを有することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載のダウンロード方法。
  15. 前記転送先端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、
    前記遠隔操作端末において、前記転送先端末に対し、前記遠隔操作端末の識別情報と過去のダウンロード情報確認要求とを送信するステップを有し、
    前記転送先端末において、前記遠隔操作端末から送信された識別情報と前記転送先端末に記憶している前記遠隔操作端末の識別情報とを照合するステップと、前記遠隔操作端末からの前記ダウンロード情報確認要求に基づくダウンロード情報を前記遠隔操作端末へ送信するステップとを有し、
    前記遠隔操作端末において、前記転送先端末から送信された前記過去のダウンロード情報に基づき、前記転送先端末に対し蓄積されているダウンロード情報の整理を指示するステップを有し、
    前記転送先端末において、前記遠隔操作端末からの指示に従い前記ダウンロード情報を整理するステップを有することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載のダウンロード方法。
  16. 前記転送元端末において、予め遠隔操作を許可する遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、
    前記遠隔操作端末において、前記転送元端末に対し前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末へのコンテンツのダウンロード要求とを送信するステップを有し、
    前記転送元端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記コンテンツのダウンロード要求に従い、前記転送先端末に対し前記コンテンツの暗号化データを送信するステップとを有することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載のダウンロード方法。
  17. 前記転送元端末において、予め遠隔操作を許可する前記遠隔操作端末の識別情報を記憶するステップを有し、
    前記遠隔操作端末から前記転送元端末に対し前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末から前記転送先端末への復号化カギのダウンロード要求とを送信するステップを有し、
    前記転送元端末において、前記遠隔操作端末から送信された前記転送先端末の識別情報と前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報とを照合するステップと、前記照合の結果、前記遠隔操作端末から送信された識別情報が前記転送元端末に記憶している前記転送先端末の識別情報と一致すると判断された場合は、前記遠隔操作端末からの前記復号化カギのダウンロード要求に従い、前記転送先端末に対し前記復号化カギを送信するステップとを有することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載のダウンロード方法。
  18. 請求項10ないし17のいずれかに記載の転送先端末において処理されるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 請求項10ないし17のいずれかに記載の転送元端末において処理されるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 請求項10ないし17のいずれかに記載の遠隔操作端末において処理されるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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