JP2004112246A - 遠方監視制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】常用系の親局装置と遠方に設置した待機系の親局装置に、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置間で、ネットワークを介して障害情報を送受信する手段と、待機系の親局装置が常用系の親局装置の障害を検出した際に、常用系の親局装置の伝送ルートを保持するか否かを選択する手段とを設け、上記切替手段を、選択された伝送ルートを介して監視制御データの送受信を行うことができるように切替操作するように構成する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発変電所等に設置された各種機器の監視制御システムに係り、特に、ネットワークを介して遠方からの監視制御を可能とした遠方監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来の監視制御システムを示したものである。すなわち、従来、発変電所の遮断器(CB)や断路器(LS)等の被制御機器(監視制御対象機器81)の状態を監視制御するために、制御所の同一構内に二重系監視制御システムが設置されている。この二重系監視制御システムにおいては、通常、上位装置として、計算機11を常用系、計算機21を待機系とし、また、子局71を通じて前記監視制御対象機器81の情報を一旦受け渡しする親局装置として、親局A系41Aを常用系、親局B系51Aを待機系とした構成を有している。そして、同一構内の制御所装置を結合する制御所内ネットワークあるいは構内LAN32を介して、常用系の計算機11、待機系の計算機21、常用系の親局A系41A及び待機系の親局B系51Aが接続されている。
【0003】
このような従来の監視制御システムにおいて、常用系である親局A系41Aが自装置の障害を検出し、機能が停止した際には、自装置と子局71との伝送路61の下り伝送路61aは、切替部45Xの切替接点45X5がc〜a側に保持し続けられることにより、下り情報ルート41D(Aルート)側を維持したままの状態となっている。また、親局A系41Aが検出した障害情報は、同一構内の制御所装置を結合する制御所内ネットワークあるいは構内LAN32を介して、常用系の計算機11に通知される。
【0004】
また、常用系の親局A系41Aから障害情報を通知された常用系の計算機11は、その異常通知(障害情報)を認識すると、子局71との伝送路61を待機系の親局B系51Aに接続すべく、待機系の親局B系51Aに対して切替指令を出力する。
【0005】
この切替指令を認識した待機系の親局B系51Aは、切替部45Xの切替接点45X5を“c〜a”接続から“c〜b”接続へと切り替える。これにより、下り伝送路は、親局A系41Aの下り伝送路61a(Aルート)から、親局B系51Aの下り伝送路61b(Bルート)に切替わり、親局B系51Aは子局71との伝送路61を自装置に引き込むと同時に、自系のモードを「待機系」から「常用系」へと切り替える。
【0006】
これにより、下り情報ルート51D(Bルート)側が確保され、子局71を介しての監視制御対象機器81の監視制御情報は、健全系である親局B系51Aを通じて、常用系の計算機11と送受信されることとなる。
なお、子局71からの上り情報は、伝送路61を介して切替部45X内のハイブリットトランス45H5にて分配され、常用系の親局装置と待機系の親局装置双方に情報を上げるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、地震等の災害時においても安定した電力の供給を確保するために、システムの信頼性の更なる向上を実現する手段として、従来の同一構内に二重系監視制御システムを構築するのではなく、地理的に離れた全く別の場所に常用系と待機系を分散設置させるという冗長構成への要求が高まってきた。その理由は、従来のシステム構成では、二重系監視制御システムの構成部材を同一構内に設置しているため、地震等の災害時に両系共が故障してしまう可能性が高いからである。
【0008】
しかし、この様に全く別の場所に二重系監視制御システムを構築する上で、親局装置と子局との伝送路の接続手段を上述したような従来システムと同様の構成とした場合に、常用系のシステムとして機能している親局装置に異常が発生した際には、切替手段を介して切替制御される子局との伝送路が、異常を起こした常用系と切り離されずにそのまま接続し続けることになる。その結果、健全系である待機系の親局装置を常用系へ移行させたとしても、この健全系の親局装置が子局との情報ルートの接続を行う際に、伝送路が確保できないという致命的な欠点が生じてしまう。
【0009】
これを解決するためには、常用系の親局装置が異常に陥った際には、図9の切替接点45X5を、遠方に設置した待機系の親局装置と何らかの手段を用いて異常時に上手く切り替える必要がある。
【0010】
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解消するために提案されたものであり、その目的は、全く別の場所に常用系と待機系を分散設置させるという冗長システム構成で構築した監視制御システムにおいて、常用系の親局装置が一旦異常に陥った際に、遠方に設置した待機系の親局装置が、待機系モードから常用系モードへと移行すると同時に、切替手段を介して子局との伝送路を確保することができる遠方監視制御システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置とを備え、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置とがネットワークを介して接続され、互いの運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段とが設けられ、前記切替手段が、自装置の障害を検出した際には自動的にその接続を開放するように構成されていることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置と、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置の運転を制御する上位装置を備え、前記常用系の親局装置、待機系の親局装置及び前記上位装置がネットワークを介して接続され、前記上位装置によって常用系の親局装置及び待機系の親局装置の運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置及び前記上位装置の間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段とが設けられ、前記切替手段が、自装置の障害を検出した際には自動的にその接続を開放するように構成されていることを特徴とする。
【0013】
上記のような構成を有する請求項1又は請求項2の発明によれば、全く別の場所に常用系と待機系を分散設置しても、子局との伝送路を、常用系の親局装置の障害発生に伴う系の切替に同調させて、健全系と問題なく接続することが可能となる二重系の監視制御システムを構築することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置とを備え、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置とがネットワークを介して接続され、互いの運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段と、前記待機系の親局装置が前記常用系の親局装置の障害を検出した際に、常用系の親局装置の伝送ルートを保持するか否かを選択する手段とが設けられ、前記切替手段は、前記選択された伝送ルートを介して監視制御データの送受信を行うことができるように切替操作するように構成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置と、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置の運転を制御する上位装置を備え、前記常用系の親局装置、待機系の親局装置及び前記上位装置がネットワークを介して接続され、前記上位装置によって常用系の親局装置及び待機系の親局装置の運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置及び前記上位装置の間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段と、前記待機系の親局装置が、前記上位装置から前記常用系の親局装置の障害を通知された際に、常用系の親局装置の伝送ルートを保持するか否かを選択する手段とが設けられ、前記切替手段は、前記選択された伝送ルートを介して監視制御データの送受信を行うことができるように切替操作するように構成されていることを特徴とする。
【0016】
上記のような構成を有する請求項3又は請求項4の発明によれば、全く別の場所に常用系と待機系を分散設置しても、子局との伝送路を、常用系の親局装置の障害発生に伴う系の切替に同調させて、健全系と問題なく接続することが可能となる二重系の監視制御システムを構築することができる。
また、伝送ルートを選択する手段を備えることにより、親局を待機系の親局に切り替えた後も、従前使用していた子局との伝送路を引き続き保持することができる。さらに、伝送路を2ルート確保できるので、いずれか一方のルートが障害を起こした場合でも、伝送路の選択を行うことにより、健全な伝送路を選択することができ、また本システムを停止することなく、メンテナンスを行うことができる遠方監視制御システムを提供することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
(1)第1実施形態
(1−1)構成
図1は、本発明に係る遠方監視制御システムの第1実施形態の構成を示す機能ブロック図であり、図2は、本実施形態の切替動作を説明するための模式図である。
すなわち、本実施形態においては、図1に示したように、親局装置として全く別の場所に分散設置された常用系の制御所A41内の親局A系41Aと、待機系の制御所B51内の親局B系51Aと、常用系の計算機11及び待機系の計算機21は、ネットワーク31を介して接続され、異常通知等のやり取りを行うことができるように構成されている。
【0018】
また、前記親局A系41Aは、A系側切替部41xを経由して、伝送路61を介して子局71と接続され、同様に、前記親局B系51AもB系側切替部51xを経由して、伝送路61を介して子局71と接続されている。なお、監視制御対象機器81の監視制御情報は、前記子局71を経由して親局装置と送受信されている。
【0019】
また、親局A系41Aは、中央演算処理装置(MPU)4a1及びネットワークインターフェース4a2とから構成され、また、前記MPU4a1には、自装置の異常を検出する異常検出部42、監視制御対象機器81の監視制御情報を処理する機器監視制御部43、図2に示す切替接点4x1と4x2を備えたA系側切替部41xが設けられている。
【0020】
なお、この切替接点4x1と4x2は、常時励磁接続されており、親局A系41Aの機能が停止すると、常時励磁接続が解けて開放されるように構成され、もしも開放されない場合には、待機系親局B系51Aには切替わらないように構成されている。また、親局B系51Aも親局A系41Aと同様に構成されている。また、子局71には、親局A系41A及び親局B系51Aとの接続を切り替える切替部72と、監視制御対象機器81との間で情報のやり取りを行う入出力部73が設けられている。
【0021】
(1−2)作用
上記のような構成を有する本実施形態の遠方監視制御システムの作用を、図2及び図3を参照して説明する。なお、ここでは、親局A系41Aを常用系、親局B系51Aを待機系として説明する。
【0022】
すなわち、監視制御対象機器81の監視制御を行っていた常用系の親局A系41Aにおいて、異常検出部42によって自装置の障害を検出し(ステップ301、ステップ302)、機能が停止した際には、自装置の異常発生(障害情報)をネットワーク31を介して、分散設置された制御所B51内の待機系親局B系51Aへ通知する(ステップ303)。それと同時に、励磁接続されていたA系側切替部41xの切替接点4x1と4x2のc〜a接続は開放され(ステップ304)、親局A系41Aは子局71と切り離される。
【0023】
一方、親局A系41Aより障害情報を通知された待機系の親局B系51Aにおいては、接点制御部45によって、B系側切替部51xに対して切替指令を出力することにより、今まで待機系のモード状態では開放されていた切替接点5x1と5x2をc〜a接点に接続する(ステップ305、ステップ306)。それと同時に、伝送路61を介して子局71へ切替指令を送信し(ステップ307)、自系のモードを待機系から常用系へと移行させ(ステップ308)、監視制御対象機器81の監視制御を行う(ステップ309)。
【0024】
また、子局71においては、新たに常用系となった親局B系51Aからの切替指令を受信し(ステップ310)、接点を切り替え(ステップ311)、監視制御対象機器81の監視制御を続行する(ステップ312)。
【0025】
(1−3)伝送路を介しての親局装置と子局との情報ルートの流れ
次に、上述したような切替操作に伴って確保される、伝送路を介しての親局装置と子局との情報ルートの流れについて説明する。なお、図2において、子局71と親局装置41Aあるいは51Aとの伝送路61の構成は、親局A系41A側のルートをAルート、親局B系51A側のルートをBルートという。
【0026】
まず、制御所A内の親局A系41Aが常用系の場合は、子局71を介しての監視制御対象機器81との監視制御情報は、伝送路A・Bルートの内、上りルートとしては、上り情報ルート41U1・51U1の両ルートに各々確保されることで、また、下りルートとしては、下り情報ルート41D1がAルートとして確保されることでやり取りされている。
【0027】
ここで、常用系の親局A系41Aにおいて、自装置の障害を検出し、機能が停止した際には、切替部41x、51x内の切替接点4x1、5x1の前記動作により、下りルートとして、下り情報ルート51D1がBルートとして確保されることで、監視制御情報は、制御所B内の親局B系51Aとやり取りされるようになる。
【0028】
(1−4)効果
上述したように、本実施形態によれば、全く別の場所に常用系親局A系41Aと待機系親局B系51Aを分散配置させても、子局71との伝送路A・Bルートを親局の障害発生に伴う系の切替に同調させて、健全系と問題なく接続することが可能となる信頼性の高い二重系監視制御システムを構築することができる。
【0029】
(2)第2実施形態
(2−1)構成
図4は、本発明に係る遠方監視制御システムの第2実施形態の構成を示す機能ブロック図であり、図5、図6、図7は、本実施形態の切替動作を説明するための模式図である。
なお、本実施形態は、常用系親局A系41Aに異常が発生し、待機系親局B系51Aに移行する場合に、従前に使用していた親局A系41A側の情報ルートをそのまま用いることができるように構成したものである。
【0030】
すなわち、本実施形態においては、図4に示したように、親局装置として全く別の場所に分散設置された常用系の制御所A41内の親局A系41Aと、待機系の制御所B51内の親局B系51Aと、常用系の計算機11及び待機系の計算機21は、ネットワーク31を介して接続され、異常通知等のやり取りを行うことができるように構成されている。
【0031】
また、親局A系41Aは、A系側の切替装置41Xを経由して、子局71と伝送路61を介して接続され、同様に、親局B系51AもB系側の切替装置51Xを経由して、子局71と伝送路61を介して接続されている。なお、監視制御対象機器81の監視制御情報は、前記子局71を経由して親局装置と送受信されている。
【0032】
また、親局A系41Aは、中央演算処理装置(MPU)4A1、ネットワークインターフェース4A2及び伝送部4A3とから構成され、また、前記MPU4A1には、自装置の異常を検出する異常検出部42、監視制御対象機器81の監視制御情報を処理する機器監視制御部43、前記A系側の切替装置41Xを制御する切替装置制御部44が設けられている。また、前記切替装置制御部44には、切替装置41Xの接点の切替を制御する接点制御部45と、常用系/待機系のモードを切り替えるモード制御部46と、情報ルートを選択するルート選択部47が設けられ、このルート選択部47の指示に基づいて、切替装置41Xの接点の切替を制御する接点制御部45が動作するように構成されている。
【0033】
なお、親局B系51Aも親局A系41Aと同様に構成されている。また、親局A系41Aの切替装置41Xと親局B系51Aの切替装置51Xとは、専用の伝送路(例えば、光ファイバー等)50を介して接続されている。
また、子局71には、中央演算処理装置(MPU)7R1、伝送部7R2及び監視制御対象機器81との間で情報のやり取りを行う入出力部7R3が設けられている。また、前記MPU7R1には、監視制御対象機器81の監視を制御する監視制御部74と、親局A系41A及び親局B系51Aとの接続を切り替える切替部75が設けられている。
【0034】
(2−2)作用
上記のような構成を有する本実施形態の遠方監視制御システムの作用を、図5(切替前)、図6(切替途中)、図7(切替後)及び図8のフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、親局A系41Aを常用系、親局B系51Aを待機系として説明する。
【0035】
すなわち、監視制御対象機器81の監視制御を行っていた常用系の親局A系41Aにおいて、異常検出部42によって自装置の障害を検出し(ステップ801、ステップ802)、機能が停止した際には、自装置の異常発生(障害情報)をネットワーク31を介して、分散設置された制御所B51内の待機系親局B系51Aへ通知する(ステップ803)。それと同時に、接点制御部45によって、A系側の切替装置41Xの切替接点4X1〜4X4のc〜a接続は開放され、図6に示したように、c〜b接続となる(ステップ804)。
【0036】
一方、親局A系41Aより障害情報を通知された待機系の親局B系51Aにおいては、ルート選択部47によって、情報ルートとして“Aルート”を保持するか、“Bルート”とするかが選択される(ステップ805、ステップ806)。選択されたルートが“Aルート”の場合、接点制御部45によって、B系側の切替装置51Xに対して切替指令を出力することにより、今まで待機系のモード状態では開放されていた切替接点5X1〜5X4のすべてをc〜a接点に接続する(ステップ807)。それと共に、B系側の切替装置51Xの切替接点5X3と5X4は、図7に示したように、光ファイバー等の専用の伝送路50を介して、A系側の切替装置41Xの切替接点4X3と4X4と接続され、Aルートが保持される(ステップ808)。
【0037】
一方、ステップ806で選択されたルートが“Bルート”の場合、接点制御部45によって、B系側の切替装置51Xに対して切替指令を出力することにより、今まで待機系のモード状態では開放されていた切替接点5X1〜5X4のうち、5X1をc〜a接点に接続する(ステップ809)。それと同時に、伝送路61を介して子局71へ切替指令を送信し(ステップ810)、自系のモードを待機系から常用系へと移行させ(ステップ811)、監視制御対象機器81の監視制御を行う(ステップ812)。
【0038】
また、子局71においては、新たに常用系となった親局B系51Aからの切替指令を受信し(ステップ813)、接点を切り替え(ステップ814)、監視制御対象機器81の監視制御を続行する(ステップ815)。
【0039】
(2−3)伝送路を介しての親局装置と子局との情報ルートの流れ
次に、上述したような切替操作に伴って確保される、伝送路を介しての親局装置と子局との情報ルートの流れについて説明する。なお、図5〜図7において、子局71と親局装置41Aあるいは51Aとの伝送路61の構成は、親局A系41A側のルートをAルート、親局B系51A側のルートをBルートという。
【0040】
まず、制御所A41内の親局A系41Aが常用系の場合は、子局71を介しての監視制御対象機器81との監視制御情報は、伝送路A・Bルートの内、上りとしては情報ルート41U1・51U1として両ルートに各々確保されることで、また、下りとしては情報ルート41D1がAルートとして確保されることで、やり取りされている。
【0041】
ここで、一旦、常用系の親局A系41Aにおいて、自装置の障害を検出し機能が停止した際には、前述したように、A系側切替装置41XとB系側切替装置51Xで、切替接点が各々c〜a接続からc〜b接続へ、あるいはc〜b接続からc〜a接続へ切替わることにより、子局71との伝送路61を介した情報の流れは、切替部41X経由と切替部51X経由で下記のように移行する。
【0042】
すなわち、図7に示したように、監視制御対象機器81からの上り情報ルート41U1の流れは、前記切替操作により、子局71の伝送部7R2→伝送路61のAルート→A系側切替装置41Xのハイブリットトランス4H2→切替接点4X4を経由し、B系側切替装置51Xに接続され、切替接点5X4→切替接点5X2を経由し、親局B系51Aの伝送部5A3に情報を伝達する情報ルート41U2へと移行する。
【0043】
また、親局A系41Aからの下り情報ルート41D1の流れは、同様の切替操作により、親局B系51Aの伝送部5A3→B系側切替装置51Xのハイブリットトランス5H1→切替接点5X3を経由し、A系側切替装置41Xに接続され、切替接点4X3→切替接点4X1を経由し、伝送路61のAルート→子局71の伝送部7R2に情報を伝達することで、親局B系51Aからの下り情報ルート41D2へと移行する。
【0044】
これにより、全く別の場所に常用系親局A系41Aと待機系親局B系51Aを分散配置させても、親局の障害発生に伴う系の切替に同調させて、前記切替後も、健全系となった親局は、引き続き子局71とは伝送路のAルートを用いてやり取りが確保できる、信頼性の高い二重系監視制御システムを構築することができる。
【0045】
(2−4)効果
上記一連の動作により、全く別の場所に常用系親局と待機系親局を分散設置させても、子局との伝送路A・Bルートを、親局の障害発生に伴う系の切り替えに同調させて、健全系と問題なく接続することが可能となる二重系監視制御システムを構築することができる。
【0046】
また、伝送ルートを選択する手段を備えることにより、親局を切り替えた後も、健全系となった親局は、引き続き子局71とは伝送路のAルートを用いてのやり取りが確保できる。さらには、伝送路のAルートもしくはBルートのどちらか一方のルートが障害を起こした場合、伝送路の選択を行うことにより、健全な伝送路を選択することができ、また本システムを停止することなく、メンテナンスを行うことができる遠方監視制御システムを提供することが可能となる。
【0047】
(3)他の実施形態
本発明は、上述したような実施形態に限定されるものではなく、ネットワーク31に接続された計算機11、21等の上位装置が、常用系親局の障害を検出し、その上位装置が待機系親局に対して切替指令を出力し、健全系に切替えるように構成することができることは言うまでもない。また、上記第2実施形態で示したルートの選択も、上位装置によって指示するように構成しても良い。さらに、上記第2実施形態においては、親局A系41Aの切替装置41Xと親局B系51Aの切替装置51Xとを、光ファイバー等の専用の伝送路50を介して接続しているが、両者の接続は、伝送路61を経由するものとしても良い。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークを介して分散設置される監視制御システムの常用系制御所装置と遠隔地に分散設置された待機系制御所装置と複数の子局装置で構成されたシステムにおいて、常用系の親局装置が自装置の障害を検出し、機能が停止した際、待機系の親局装置に確実に切り替えることができる、信頼性の高い二重系の遠方監視制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠方監視制御システムの第1実施形態の構成を示す機能ブロック図
【図2】第1実施形態の切替動作を説明するための模式図
【図3】第1実施形態の切替動作の流れを示すフローチャート
【図4】本発明に係る遠方監視制御システムの第2実施形態の構成を示す機能ブロック図
【図5】第2実施形態の切替動作(正常時/切替前)を説明するための模式図
【図6】第2実施形態の切替動作(故障発生時/切替途中)を説明するための模式図
【図7】第2実施形態の切替動作(切替完了時/切替後)を説明するための模式図
【図8】第2実施形態の切替動作の流れを示すフローチャート
【図9】従来の監視制御システムの構成を示す図
【符号の説明】
11、21…計算機
31…ネットワーク
32…制御所内ネットワークあるいは構内LAN
41…制御所A
51…制御所B
41A…親局A系
51A…親局B系
4a1、4A1、5a1、5A1、7R1…中央演算処理装置(MPU)
4a2、4A2、5a2、5A2…ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)
4A3、5A3、7R2…伝送部
7R4…入出力部
41x…A系側切替部
51x…B系側切替部
41X…A系側切替装置
51X…B系側切替装置
4X1、4X2、4X3、4X4、45X5…切替接点
5X1、5X2、5X3、5X4…切替接点
4H1、4H2、5H1、5H2、45H5…ハイブリットトランス
41U1、41U2、51U1…上り情報ルート(伝送路)
41D、51D…下り情報ルート(伝送路)
41D1、41D2、51D1…下り情報ルート(伝送路)
61…伝送路
61a…Aルート(伝送路)
61b…Bルート(伝送路)
71…子局
81…監視制御対象機器
Claims (4)
- 監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置とを備え、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置とがネットワークを介して接続され、互いの運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、
分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段とが設けられ、
前記切替手段が、自装置の障害を検出した際には自動的にその接続を開放するように構成されていることを特徴とする遠方監視制御システム。 - 監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置と、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置の運転を制御する上位装置を備え、前記常用系の親局装置、待機系の親局装置及び前記上位装置がネットワークを介して接続され、前記上位装置によって常用系の親局装置及び待機系の親局装置の運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、
分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置及び前記上位装置の間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段とが設けられ、
前記切替手段が、自装置の障害を検出した際には自動的にその接続を開放するように構成されていることを特徴とする遠方監視制御システム。 - 監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置とを備え、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置とがネットワークを介して接続され、互いの運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、
分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段と、
前記待機系の親局装置が前記常用系の親局装置の障害を検出した際に、常用系の親局装置の伝送ルートを保持するか否かを選択する手段とが設けられ、
前記切替手段は、前記選択された伝送ルートを介して監視制御データの送受信を行うことができるように切替操作するように構成されていることを特徴とする遠方監視制御システム。 - 監視制御対象機器についての監視制御データを送受信する子局と、前記監視制御データを前記子局との間で伝送路を介して送受信する常用系の親局装置と、この常用系の親局装置とは遠隔地に分散設置された待機系の親局装置と、前記常用系の親局装置と待機系の親局装置の運転を制御する上位装置を備え、前記常用系の親局装置、待機系の親局装置及び前記上位装置がネットワークを介して接続され、前記上位装置によって常用系の親局装置及び待機系の親局装置の運転状態を監視制御する遠方監視制御システムにおいて、
前記常用系の親局装置及び待機系の親局装置には、自装置の障害を検出し、機能が停止した場合、又は他の親局装置の障害を検出した場合に、自装置と子局間との伝送路を開放又は引き込む切替手段と、
分散設置された常用系の親局装置と待機系の親局装置及び前記上位装置の間で、前記ネットワークを介して、障害情報を送受信する手段と、
前記待機系の親局装置が、前記上位装置から前記常用系の親局装置の障害を通知された際に、常用系の親局装置の伝送ルートを保持するか否かを選択する手段とが設けられ、
前記切替手段は、前記選択された伝送ルートを介して監視制御データの送受信を行うことができるように切替操作するように構成されていることを特徴とする遠方監視制御システム。
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