JP2004111155A - 電池の安全装置、及びその製造方法 - Google Patents

電池の安全装置、及びその製造方法 Download PDF

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三宅 利勝
Yoshinori Ishikawa
石川 吉紀
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Abstract

【課題】電池の落下時にクラックが生じず、信頼性の高い電池の安全装置、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の電池の安全装置において、安全弁部6は、蓋体3の一部に設けられた弁部7と、この弁部7と蓋体3との間で、弁部7の全外周部に形成された開裂部9とを有し、開裂部9は、蓋体3と弁部7を繋ぐ肉部が曲げ伸ばしされて、弁部7よりも薄肉に形成されたため、曲げ伸ばしによって形成された開裂部9は、従来ものよりも加工硬化が少なく、従って、柔軟性(粘り性)を持たせることができて、且つ、従来のものより肉厚を厚くでき、均一な肉厚を得ることが容易であると共に、開裂部9は、厚肉となって、電池の落下時に、クラック(割れやひび)が生じ難くなる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は繰り返しの再充電が可能な二次電池に使用して好適な電池の安全装置、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電池の安全装置の図面を説明すると、図10は従来の電池の安全装置を示す電池の要部の斜視図、図11は従来の電池の安全装置を示す要部の拡大断面図、図12は従来の電池の安全装置の製造方法の第1工程を示す説明図、図13は従来の電池の安全装置の製造方法の第2工程を示す説明図である。
【0003】
従来の電池の安全装置の構成を図10,図11に基づいて説明すると、電池(二次電池)51は、内部に電解液(図示せず)が満たされた箱形のケース52と、このケース52の内部を気密に遮蔽する蓋体53と、蓋体53から突出する外部負極54とから構成されている。
【0004】
アルミニウムからなるケース52は、上部が開口した有底の角筒状で形成され、このケース52が外部正極となっている。
蓋体53は、矩形状のアルミニウム製の金属板で形成され、その中央部に設けた貫通孔(図示せず)に外部負極54が差し込まれてカシメ固定されている。
【0005】
蓋体53の片側には、外部負極54と隣接位置に電解液の注入口53aが形成され、安全弁部56は、外部負極54を挟んで注入口53aと反対側に設けられている。
そして、蓋体53は、ケース52の上部の開口部を塞ぐように配置され、溶接等によってケース52に固着されている。
【0006】
なお、電池51の内部は、電解液で満たされており、この電解液は蓋体53の注入口53aからケース52内に注入され、注入後の注入口53aは、カバー55によって塞がれている。
【0007】
そして、前記の安全弁部56は、蓋体53の一部に設けられた円形状で平板状の弁部57と、この弁部57の全外周部に形成され、蓋体53と弁部57とを連結するための薄肉からなる連結部58と、弁部57の全外周部の位置で、弁部57と連結部58との間に設けられ、潰し加工によって形成された薄肉からなる開裂部59とで構成されており、この安全弁部56は、蓋体53に設けられた凹部53b内に配置された状態となっている。
【0008】
また、連結部58は、蓋体53に板厚よりも薄肉で形成されて、更に、開裂部59は、連結部58よりも薄肉で形成されていると共に、蓋体53と弁部57との間に位置する開裂部59は、ゆとりが無く、直線状で蓋体53と弁部57とを結合した状態となっている。
【0009】
このような構成を有する電池の安全装置は、過充電や短絡等により、ケース52内の圧力が所定値以上になると、開裂部59が破断して、ケース52の内部のガスを外部に放出することで電池51の安全性を確保するようになっている。(例えば特許文献1参照)
【0010】
また、電池51が落下した場合、蓋体53に衝撃を受けるが、この時、その衝撃は、ゆとりがなく、且つ、潰し加工によって形成された開裂部59にかかって、開裂部59にクラック(割れやひび)が生じ易いものであった。
【0011】
次に、従来の電池の安全装置の製造方法を図12,図13に基づいて説明すると、先ず、図12に示す第1工程で、上下に配置した金型61,62によって、蓋体53の一部をプレス加工して、蓋体53よりも薄肉で平板状の弁部57と連結部58を形成する。
【0012】
次に、図13に示す第2工程で、下面に凸部63aを有する金型63と、上部に凸部64aを有する金型64とによって、連結部58に潰し加工を行って、薄肉からなる開裂部59を形成すると、安全弁部56が形成されて、電池の安全装置の製造が完了する。
【0013】
そして、開裂部59は、潰し加工によって加工硬化を起こし、脆くなると共に、加工硬化によって強度が増すため、所定値以上の圧力で開裂させるための開裂部59の肉厚を、一層薄肉にする必要がある。
【0014】
その結果、薄肉の開裂部59は、潰し加工による肉厚の精度が要求されて、均一な肉厚を得るのが難しいと共に、開裂部59は、薄さと脆さによって、落下時に、クラック(割れやひび)が生じ易いものであった。
【0015】
【特許文献1】
特開2001−102024号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電池の安全装置、及びその製造方法においては、安全弁部56の開裂部59が潰し加工によって形成されるため、開裂部59は、加工硬化による薄さと脆さによって、落下時にクラック(割れやひび)が生じ易く、また、薄肉の開裂部59は、潰し加工による肉厚の精度が要求されて、均一な肉厚を得るのが難しいという問題がある。
【0017】
そこで、本発明は電池の落下時にクラックが生じ難く、信頼性の高い電池の安全装置、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、電池のケースの内部を気密に遮蔽する金属板材からなる蓋体と、この蓋体の一部に形成され、前記ケース内の圧力が所定値以上に上昇すると破壊して、前記ケース内の気体を外部に放出する開裂可能な開裂部を有する安全弁部とを備え、前記安全弁部は、前記蓋体の一部に設けられた弁部と、この弁部と前記蓋体との間で、前記弁部の全外周部に形成された前記開裂部とを有し、前記開裂部は、前記蓋体と前記弁部を繋ぐ肉部が曲げ伸ばしされて、前記弁部よりも薄肉に形成された構成とした。
【0019】
また、第2の解決手段として、前記開裂部は、断面U字状、或いは断面V字状をなして谷部を有する構成とした。
また、第3の解決手段として、前記開裂部の前記谷部の先端部が前記電池の内部側に向けて配置された構成とした。
また、第4の解決手段として、前記開裂部の前記谷部の先端部を前記安全弁部の内で最薄肉とした構成とした。
【0020】
また、第5の解決手段として、前記蓋体は、前記安全弁部が形成された凹部を有し、前記凹部の壁面と前記弁部との間には、前記弁部よりも薄肉の連結部が設けられると共に、前記連結部には、この連結部よりも薄肉の前記開裂部が形成された構成とした。
また、第6の解決手段として、前記弁部は膨出形状を有し、この弁部が前記凹部内に位置して前記蓋体の表面から突出しないように配置された構成とした。
【0021】
また、第7の解決手段として、前記連結部は、前記凹部の前記壁面の厚み中央部よりも前記電池内部側に位置すると共に、膨出形状をなした前記弁部が前記電池の外方に向けて膨出した構成とした。
また、第8の解決手段として、前記開裂部は、前記蓋体が焼き鈍しされた状態で、前記肉部が曲げ伸ばしされて形成された構成とした。
【0022】
また、第9の解決手段として、蓋体の一部に形成され、電池のケース内の圧力が所定値以上に上昇すると破壊して、前記ケース内の気体を外部に放出する開裂可能な安全弁部は、前記蓋体の一部に設けられた弁部と、この弁部と前記蓋体との間で、前記弁部の全外周部に設けられた開裂可能な開裂部とを有し、前記蓋体と前記弁部を繋ぐ肉部が曲げ伸ばし加工によって、前記弁部よりも薄肉の前記開裂部を形成する工程を備えた製造方法とした。
【0023】
また、第10の解決手段として、前記開裂部は、断面U字状、或いは断面V字状の凸部を有する第1の金型によって曲げ伸ばし加工されて形成されて、前記開裂部が断面U字状、或いは断面V字状をなして谷部を有する製造方法とした。
また、第11の解決手段として、前記曲げ伸ばし加工時、前記開裂部の前記谷部の先端部が第2の金型に当接するようにした製造方法とした。
【0024】
また、第12の解決手段として、プレス加工によって前記蓋体よりも薄肉の前記弁部を形成する工程と、前記弁部の全外周部にプレス加工を行って、前記弁部よりも薄肉の連結部を形成する工程と、前記連結部に前記曲げ伸ばし加工を行って、前記連結部よりも薄肉の前記開裂部を形成する工程を有する製造方法とした。
【0025】
また、第13の解決手段として、前記弁部を形成する工程と、前記弁部の全外周部にプレス加工を行って前記連結部を形成する工程を行った後に、焼き鈍し工程を行い、この焼き鈍し工程後において、前記連結部の前記曲げ伸ばし加工によって前記開裂部を形成する工程を有する製造方法とした。
また、第14の解決手段として、前記弁部が凸部を有する第3の金型で膨出加工される際に、第4の金型で前記連結部を形成した製造方法とした。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の電池の安全装置の図面を説明すると、図1は本発明の電池の安全装置を示す電池の要部の斜視図、図2は本発明の電池の安全装置を示す要部の拡大斜視図、図3は図2の3−3線における断面図である。
【0027】
また、図4は本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第1工程を示す説明図、図5は本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第2工程を示す説明図、図6は本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第2工程で製造された蓋体の要部の断面図である。
【0028】
また、図7は本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第3工程の途上を示す説明図、図8は本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第3工程を示す説明図、図9は図8のA部分における拡大図である。
【0029】
次に、本発明の電池の安全装置の構成を図1〜図3に基づいて説明すると、電池(二次電池)1は、内部に電解液(図示せず)が満たされた箱形のケース2と、このケース2の内部を気密に遮蔽する蓋体3と、蓋体3から突出する外部負極4とから構成されている。
【0030】
ケース2は、アルミニウムからなり、上部が開口した有底の角筒状で形成され、このケース2が外部正極となっている。
蓋体3は、矩形状のアルミニウム製の金属板で形成され、その中央部に設けた貫通孔(図示せず)に外部負極4が差し込まれてカシメ固定されている。
【0031】
蓋体3の片側には、外部負極4と隣接位置に電解液の注入口3aが形成され、安全弁部6は、外部負極4を挟んで注入口3aと反対側に設けられている。
そして、蓋体3は、ケース2の上部の開口部を塞ぐように配置され、溶接等によってケース2に固着されている。
【0032】
なお、電池1の内部は、電解液で満たされており、この電解液は蓋体3の注入口3aからケース2内に注入され、注入後の注入口3aは、カバー5によって塞がれている。
【0033】
そして、前記の安全弁部6は、蓋体3の一部に設けられ、全体が楕円形、又は小判形状で屋根型の膨出形状をなす弁部7と、この弁部7の全外周部に形成され、蓋体3と弁部7とを連結するための薄肉からなる連結部8と、弁部7の全外周部の位置で連結部8に設けられ、曲げ伸ばしされて形成された薄肉からなる開裂部9とで構成されており、この安全弁部6は、蓋体3の上下に設けられた凹部3b内に配置された状態となっている。
なお、開裂部9も連結部8の一部を構成している。
【0034】
また、連結部8は、弁部7よりも薄肉で形成され、蓋体3の凹部3bの壁面3cに連結すると共に、連結部8は、壁面3cの厚みの中央部よりも電池1内部側に連結し、また、この連結部8に連結し、膨出形状をなした弁部7は、凹部3b内において、電池1の外方に向けて膨出した構成となっている。
【0035】
更に、連結部8よりも薄肉で形成された開裂部9は、断面U字状、或いは断面V字状に屈曲して谷部9aが形成されると共に、谷部9aの先端部が電池1の内部側に向けて配置されている。
また、この開裂部9は、断面U字状、或いは断面V字状に屈曲して弛みが存在するように形成されると共に、谷部9aの先端部は、最薄肉状態で形成されている。
即ち、開裂部9は、蓋体3,弁部7,及び連結部8よりも薄肉で、且つ、開裂部9の谷部9aの先端部は、開裂部9の内でも最薄肉となっている。
【0036】
このような構成を有する電池の安全装置は、過充電や短絡等により、ケース2内の圧力が所定値以上になると、開裂部9が破断(開裂)して、ケース2の内部のガスを外部に放出することで電池1の安全性を確保するようになっている。
【0037】
また、電池1が落下した場合、蓋体3に衝撃を受けるが、この時、その衝撃は、断面U字状、或いは断面V字状の弛みのある開裂部9が変形する等して吸収されるため、開裂部9や連結部8にクラック(割れやひび)が生じ難くなっており、また、曲げ伸ばしされて形成された開裂部9は、従来の潰し加工に比して加工硬化が少なく、従って、開裂部9にクラック(割れやひび)が生じることが少なくなる。
【0038】
なお、上記実施例では、連結部8に開裂部9を設けたもので説明したが、連結部8を無くして、開裂部9が蓋体3と弁部7との間に設けられても良い。
また、連結部8を設ける場合の位置は、壁面3cと弁部7との間であれば良く、連結部8が直接、壁面3cと繋がっていなくとも良い。
また、蓋体3は、アルミニウム以外の鉄板等の材料を使用しても良く、更に、蓋体3と弁部7の厚みを同じ厚みにしても良い。
【0039】
次に、本発明の電池の安全装置の製造方法を図4〜図9に基づいて説明すると、先ず、図4に示すように第1工程で、上下に配置した金型11,12によって蓋体3の一部にプレス加工を行って、蓋体3には、上下に凹部3bを設けて、薄肉部3dを形成する。
【0040】
次に、図5に示すような第2工程で、膨出形状の弁部7と、弁部7より薄肉の連結部8を形成する。
図5に示す第2工程では、上面中央部に膨出部13aを有する金型13が薄肉部3dの下部に配置され、下面外周部に凸部14aを有する金型14が薄肉部3dの上部に配置される。
【0041】
そして、第3の金型たる金型13の膨出部13aによって薄肉部3dの中央部が押されると、薄肉部3dの中央部が外方に徐々に膨出すると共に、壁面3c側にある薄肉部3dが引っ張られる状態となる。
このような金型13の加工途上において、上部に配置した第4の金型を構成する金型14を可動し、金型14の凸部14aと下部に配置された金型13とによって、薄肉部3dがプレス加工される。
【0042】
その結果、図6に示すように、外方に膨出した膨出形状を有する弁部7と、弁部7より薄肉の連結部8が形成される。
従って、彼方が13は、弁部7に膨出形状を形成する本発明の第3の金型を構成し、且つ、金型14と共に連結部8を形成する第4の金型にも相当する。
また、連結部8の形成は、金型13によって薄肉部3dの中央部が外方に徐々に押し出されて、壁面3c側にある薄肉部3dが引っ張られながらプレス加工されるため、弁部7の形状が波打つようなことはなく、安定した形状となると共に、プレス加工時における肉部の偏り(肉流れによって肉部の一部が膨らむ)が無くなり、精度の良い連結部8が形成できる。
【0043】
そして、図6に示すように弁部7と連結部8が形成された後、蓋体3が焼き鈍し加工されて、弁部7と連結部8のプレス加工による加工硬化を無くす。
【0044】
次に、図7に示すように第3工程では、上面外周部に凹部15aを有する金型(第2の金型)15が連結部8の下部に配置され、下面外周部に断面U字状、或いは断面V字状の凸部16aを有する金型(第1の金型)16が連結部8の上部に配置される。
【0045】
そして、図8、図9に示すように、金型16の凸部16aによって連結部8の一部が押し出される。
その結果、連結部8が金型16によって曲げ伸ばされて、断面U字状、或いは断面V字状で弛みのあって、連結部8より薄肉の開裂部9が形成される。
【0046】
また、金型16の凸部16aによって形成された開裂部9は、谷部9aの先端部が最も引き伸ばされた状態となって、最薄肉の状態で形成されている。
また、金型16の移動が最下点に達した時、谷部9aの先端部は、金型15の凹部15aに接触(当接)した状態となる。
この当接によって、谷部9aの形状が定まると共に、谷部9aの先端部の肉厚が均一な状態で製造できるようになっている。
なお、谷部9aの先端部と凹部15aとは、金型16が最下点に達する直前で当接するものであり、それまでは、凹部15aと当接することなく、谷部9a(開裂部9)が曲げ伸ばされて加工される。
このような方法によって、電池の安全装置の製造が完了する。
【0047】
そして、曲げ伸ばしによって形成された開裂部9は、従来ものよりも加工硬化が少なく、従って、柔軟性(粘り性)を持たせることができると共に、従来のものより強度が低下して、所定値以上の圧力で開裂させるための開裂部9は、従来のものより肉厚を厚くできる。
【0048】
その結果、薄肉の開裂部9は、均一な肉厚を得るのが容易であると共に、開裂部9は、厚肉と柔軟性によって、落下時に、クラック(割れやひび)が生じ難くなる。
【0049】
また、本発明のように、弁部7より薄肉の連結部8を形成し、しかる後に、連結部8において、連結部8より薄肉の開裂部9を形成すようにした場合は、弁部7から直ちに開裂部9を形成するものに比して、加工性が良好で、厚みの精度の良い開裂部9が得られると共に、加工硬化の少ない開裂部9が得られる。
【0050】
なお、上記実施例では、凹部3bがプレス加工によって形成されたもので説明したが、切削によって凹部3bを形成したものでも良い。
また、凹部3bを設けたもので説明したが、凹部3bが無く、蓋体3と弁部7の厚みが同じ厚みの薄い金属板を使用しても良い。
また、連結部8に開裂部9を設けたもので説明したが、連結部8を無くして、曲げ伸ばしによって開裂部9が蓋体3と弁部7との間に設けられても良い。
【0051】
また、弁部7は、屋根型の膨出形状を有したもので説明したが、円錐台形状、角錐台形状等の凸状形状からなる膨出形状でも良い。
また、焼き鈍し工程を有するもので説明したが、この焼き鈍し工程を無くしたものでも良い。
また、開裂部9の加工時、谷部9aが金型15に当接するもので説明したが、谷部9aが金型15に当接しないようにしても良い。
また、弁部7は、楕円形の他に円形型や瓢箪型等の形状としても良い。
【0052】
【発明の効果】
本発明の電池の安全装置は、電池のケースの内部を気密に遮蔽する金属板材からなる蓋体と、この蓋体の一部に形成され、ケース内の圧力が所定値以上に上昇すると破壊して、ケース内の気体を外部に放出する開裂可能な開裂部を有する安全弁部とを備え、安全弁部は、蓋体の一部に設けられた弁部と、この弁部と蓋体との間で、弁部の全外周部に形成された開裂部とを有し、開裂部は、蓋体と弁部を繋ぐ肉部が曲げ伸ばしされて、弁部よりも薄肉に形成された構成とした。
このような構成によって、曲げ伸ばしによって形成された開裂部は、従来ものよりも加工硬化が少なく、従って、柔軟性(粘り性)を持たせることができて、電池の落下時に、開裂部にクラック(割れやひび)が生じ難くなる。
また、本発明の開裂部は、加工硬化が少ないことから、従来のものより肉厚を厚くでき、均一な肉厚を得ることが容易で、開裂部が破断(開裂)する作動力のバラツキを小さくできると共に、開裂部は、厚肉となって、電池の落下時に、クラック(割れやひび)が生じ難くなる。
【0053】
また、開裂部は、断面U字状、或いは断面V字状をなして谷部を有するため、開裂部に弛みを持たせることができ、電池が落下した場合、蓋体に衝撃を受けるが、この時、その衝撃は、断面U字状、或いは断面V字状の弛みのある開裂部が変形する等して吸収されるため、開裂部にクラック(割れやひび)がより生じ難くなる。
【0054】
また、開裂部の前記谷部の先端部を電池の内部側に向けて配置されたため、電池内部にガスが発生して、開裂部が動作する場合、安全弁部を開裂させる力は、開裂部を伸ばす方向に作用すると共に、開裂部は徐々に引っ張られるようになるため、作動圧力のバラツキを小さくできる。
【0055】
また、開裂部の谷部の先端部が安全弁部の内で最薄肉としたため、電池内部にガスが発生して圧力が高まった場合、谷部の先端部である所定の位置で確実に開裂部を破壊させて、ガスを放出することができる。
【0056】
また、蓋体は、安全弁部が形成された凹部を有し、凹部の壁面と弁部との間には、弁部よりも薄肉の連結部が設けられると共に、連結部には、この連結部よりも薄肉の開裂部が形成された構成とした。
このように、開裂部が弁部よりも薄肉の連結部に形成されることによって、電池の落下した衝撃をケースが受けた場合、連結部によってもその衝撃が吸収されるので、開裂部に伝わる衝撃が緩和されて、開裂部にクラック(割れやひび)が生じ難くなる。
【0057】
また、弁部は膨出形状を有し、この弁部が凹部内に位置して蓋体の表面から突出しないように配置されたため、プレス加工時における肉部の偏り(肉流れによって肉部の一部が膨らむ)が無くなり、精度の良い連結部が形成できると共に、安全弁部が蓋体外部に突出せず、外力が不用意に安全弁部にかからず、組立時の取り扱いが容易で、信頼性の高い安全装置が得られる。
また、弁部の形状が膨出形状を有する安定した形状であるので、開裂部の作動圧力のバラツキが小さいものとなる。
【0058】
また、連結部は、凹部の壁面の厚み中央部よりも電池内部側に位置すると共に、膨出形状をなした弁部が電池の外方に向けて膨出したため、膨出形状を大きくでき、且つ、凹部内に膨出形状を有する弁部を確実に収容できて、信頼性の高い安全装置が得られる。
【0059】
また、開裂部は、蓋体が焼き鈍しされた状態で、肉部が曲げ伸ばしされて形成されたため、開裂部の加工硬化をより小さくでき、従って、開裂部は粘りがあって厚肉にでき、開裂部は、電池の落下時にクラック(割れやひび)が生じ難く、作動圧力のバラツキの小さなものが得られる。
【0060】
また、蓋体の一部に形成され、電池のケース内の圧力が所定値以上に上昇すると破壊して、ケース内の気体を外部に放出する開裂可能な安全弁部は、蓋体の一部に設けられた弁部と、この弁部と蓋体との間で、弁部の全外周部に設けられた開裂可能な開裂部とを有し、蓋体と弁部を繋ぐ肉部が曲げ伸ばし加工によって、弁部よりも薄肉の開裂部を形成する工程を備えたため、開裂部に柔軟性(粘り性)を持たせることができ、且つ、従来のものに比して厚肉で、均一な肉厚を得ることが容易な製造方法が提供できる。
【0061】
また、開裂部は、断面U字状、或いは断面V字状の凸部を有する第1の金型によって曲げ伸ばし加工されて形成されて、開裂部が断面U字状、或いは断面V字状をなして谷部を有するため、簡単な金型で、弛みのある開裂部を容易に製造することができる。
【0062】
また、曲げ伸ばし加工時、開裂部の谷部の先端部が第2の金型に当接するようにしたため、谷部の先端部の肉厚が均一で、厚さの精度の良好な製造を行うことができる。
【0063】
また、プレス加工によって蓋体よりも薄肉の弁部を形成する工程と、弁部の全外周部にプレス加工を行って、弁部よりも薄肉の連結部を形成する工程と、連結部に曲げ伸ばし加工を行って、連結部よりも薄肉の開裂部を形成する工程を有するため、弁部の形成が簡単であると共に、開裂部が薄肉の連結部上に形成されるため、加工性が良く、開裂部の肉厚の精度の良好な製造を行うことができる。
【0064】
また、弁部を形成する工程と、弁部の全外周部にプレス加工を行って連結部を形成する工程を行った後に、焼き鈍し工程を行い、この焼き鈍し工程後において、連結部の曲げ伸ばし加工によって開裂部を形成する工程を有するため、開裂部の加工前において、弁部と連結部の歪みを取り除くことができて、一層粘りがあり、且つ、厚肉で作動圧力のバラツキの小さい開裂部の製造を行うことができる。
【0065】
また、弁部が凸部を有する第3の金型で膨出加工される際に、第4の金型で連結部を形成したため、連結部の形成は、第3の金型によって弁部の中央部が引っ張られながら第4の金型でプレス加工されるため、弁部の形状が波打つようなことはなく、安定した膨出形状に定まると共に、プレス加工時における肉部の偏り(肉流れによって肉部の一部が膨らむ)が無くなり、精度の良い連結部が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池の安全装置を示す電池の要部の斜視図。
【図2】本発明の電池の安全装置を示す要部の拡大斜視図。
【図3】図2の3−3線における断面図。
【図4】本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第1工程を示す説明図。
【図5】本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第2工程を示す説明図。
【図6】本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第2工程で製造された蓋体の要部の断面図。
【図7】本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第3工程の途上を示す説明図。
【図8】本発明の電池の安全装置の製造方法に係り、その第3工程を示す説明図。
【図9】図8のA部分における拡大図。
【図10】従来の電池の安全装置を示す電池の要部の斜視図。
【図11】従来の電池の安全装置を示す要部の拡大断面図。
【図12】従来の電池の安全装置の製造方法の第1工程を示す説明図。
【図13】従来の電池の安全装置の製造方法の第2工程を示す説明図。
【符号の説明】
1 電池
2 ケース
3 蓋体
3a 注入口
3b 凹部
3c 壁面
3d 薄肉部
4 外部負極
5 カバー
6 安全弁部
7 弁部
8 連結部
9 開裂部
9a 谷部
11 金型
12 金型
13 金型(第3,第4の金型)
13a 膨出部(凸部)
14 金型(第4の金型)
14a 凸部
15 金型(第2の金型)
15a 凹部
16 金型(第1の金型)
16a 凸部

Claims (14)

  1. 電池のケースの内部を気密に遮蔽する金属板材からなる蓋体と、この蓋体の一部に形成され、前記ケース内の圧力が所定値以上に上昇すると破壊して、前記ケース内の気体を外部に放出する開裂可能な開裂部を有する安全弁部とを備え、前記安全弁部は、前記蓋体の一部に設けられた弁部と、この弁部と前記蓋体との間で、前記弁部の全外周部に形成された前記開裂部とを有し、前記開裂部は、前記蓋体と前記弁部を繋ぐ肉部が曲げ伸ばしされて、前記弁部よりも薄肉に形成されたことを特徴とする電池の安全装置。
  2. 前記開裂部は、断面U字状、或いは断面V字状をなして谷部を有することを特徴とする請求項1記載の電池の安全装置。
  3. 前記開裂部の前記谷部の先端部が前記電池の内部側に向けて配置されたことを特徴とする請求項2記載の電池の安全装置。
  4. 前記開裂部の前記谷部の先端部を前記安全弁部の内で最薄肉としたことを特徴とする請求項2、又は3記載の電池の安全装置。
  5. 前記蓋体は、前記安全弁部が形成された凹部を有し、前記凹部の壁面と前記弁部との間には、前記弁部よりも薄肉の連結部が設けられると共に、前記連結部には、この連結部よりも薄肉の前記開裂部が形成されたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電池の安全装置。
  6. 前記弁部は膨出形状を有し、この弁部が前記凹部内に位置して前記蓋体の表面から突出しないように配置されたことを特徴とする請求項5記載の電池の安全装置。
  7. 前記連結部は、前記凹部の前記壁面の厚み中央部よりも前記電池内部側に位置すると共に、膨出形状をなした前記弁部が前記電池の外方に向けて膨出したことを特徴とする請求項6記載の電池の安全装置。
  8. 前記開裂部は、前記蓋体が焼き鈍しされた状態で、前記肉部が曲げ伸ばしされて形成されたことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の電池の安全装置。
  9. 蓋体の一部に形成され、電池のケース内の圧力が所定値以上に上昇すると破壊して、前記ケース内の気体を外部に放出する開裂可能な安全弁部は、前記蓋体の一部に設けられた弁部と、この弁部と前記蓋体との間で、前記弁部の全外周部に設けられた開裂可能な開裂部とを有し、前記蓋体と前記弁部を繋ぐ肉部が曲げ伸ばし加工によって、前記弁部よりも薄肉の前記開裂部を形成する工程を備えたことを特徴とする電池の安全装置の製造方法。
  10. 前記開裂部は、断面U字状、或いは断面V字状の凸部を有する第1の金型によって曲げ伸ばし加工されて形成されて、前記開裂部が断面U字状、或いは断面V字状をなして谷部を有することを特徴とする請求項9記載の電池の安全装置の製造方法。
  11. 前記曲げ伸ばし加工時、前記開裂部の前記谷部の先端部が第2の金型に当接するようにしたことを特徴とする請求項10記載の電池の安全装置の製造方法。
  12. プレス加工によって前記蓋体よりも薄肉の前記弁部を形成する工程と、前記弁部の全外周部にプレス加工を行って、前記弁部よりも薄肉の連結部を形成する工程と、前記連結部に前記曲げ伸ばし加工を行って、前記連結部よりも薄肉の前記開裂部を形成する工程を有することを特徴とする請求項9から11の何れかに記載の電池の安全装置の製造方法。
  13. 前記弁部を形成する工程と、前記弁部の全外周部にプレス加工を行って前記連結部を形成する工程を行った後に、焼き鈍し工程を行い、この焼き鈍し工程後において、前記連結部の前記曲げ伸ばし加工によって前記開裂部を形成する工程を有することを特徴とする請求項12記載の電池の安全装置の製造方法。
  14. 前記弁部が凸部を有する第3の金型で膨出加工される際に、第4の金型で前記連結部を形成したことを特徴とする請求項12、又は13記載の電池の安全装置の製造方法。
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