JP2004110453A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、ストラップにより首からぶら下げることができるようにして、姿勢センサ11で検出される姿勢の変化に応じて、画像の表示を切り換える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末装置に関し、例えば携帯して動画を楽しむ端末装置に適用することができる。本発明は、ストラップにより首からぶら下げることができるようにして、姿勢センサで検出される姿勢の変化に応じて、画像の表示を切り換えることにより、混雑した車内等においても、利用することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末装置であるPDA(Personal Digital Assisiants )においては、例えば自宅のコンピュータで受信した電子メール、スケジュールをアップロードし、通勤途中の車中等でこれら電子メールを確認等できるようになされている。
【0003】
このような携帯端末装置においては、長時間操作されない場合、液晶表示パネルによる画像の表示を停止することにより、電力消費を低減するようになされている。また例えば特開平11−239203号公報に開示の構成においては、携帯電話に適用して、耳当ての部分に設けたスイッチによりユーザーの操作を検出し、この検出結果に基づいて画像の表示を停止することにより、電力消費を低減するようになされている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−239203号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種の携帯端末装置においては、ストラップにより首からぶら下げて保持することにより、落下による損傷を防止することができる。またこのストラップを筐体の下側端面に設け、これにより首からぶら下げた状態とは天地を逆さまにして目の前に持ち来し、ストラップにより邪魔されないようにして表示画面を目視することができる。
【0006】
ところがこのようにしてストラップにより首からぶら下げるようにすると、首からぶら下げた状態で上下逆さまの画面が携帯端末装置で表示された状態となり、周囲から見て、奇異な状態となる。またこのように首からぶら下げた状態で画像を表示していたのでは、例えば通勤途中で使用していた場合に、他人から表示を盗み見られる恐れもある。これに対してこのように首からぶら下げた状態にあっては、使用していない場合である。これによりこの種の携帯端末装置においては、首からぶら下げる場合、電源を立ち下げるのが普通であると考えられる。
【0007】
しかしながら例えば通勤途中で使用する場合にあっては、必ずしも座席に着席した場合だけでなく、混雑した車中で、立った状態で使用する場合も考えられる。このような場合にあって、車両が混雑すると、駅に到着して乗客が乗り降りする際に、さらには車両が大きく揺れた際に、咄嗟に、携帯端末装置が手から滑り落ちてしまう恐れがある。
【0008】
これらの場合にあって、ストラップにより携帯端末装置を首からぶら下げるようにすれば、携帯端末装置の落下による損傷については防止することができる。しかしながら電源の立ち下げについては、操作することが困難になる。特に、携帯端末装置においては、全体形状の小型化のためにこれら操作子が小型化されており、これにより咄嗟の場合、電源立ち下げの操作については操作が著しく困難になる。
【0009】
これらにより携帯端末装置においては、実際上、混雑した車内等において、利用することが困難な問題があった。
【0010】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、混雑した車内等においても、利用することができる携帯端末装置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、筐体の下側にストラップを接続して、このストラップを用いて首からぶら下げることができるようになされた携帯端末装置に適用して、姿勢センサで検出される姿勢の変化に応じて、画像表示手段による画像の表示を切り換える制御手段を備えるようにする。
【0012】
請求項1の構成によれば、ストラップを用いて首からぶら下げることができるようになされた携帯端末装置に適用して、姿勢センサで検出される姿勢の変化に応じて、画像表示手段による画像の表示を切り換える制御手段を備えることにより、例えば携帯端末装置が首からぶら下がった姿勢になると、表示を停止することができる。これにより混雑した車内において、咄嗟に手から滑り落ちた場合に、上下逆さまの不自然な表示を防止し得、また第3者から盗み見られるような状況を有効に回避することができ、これらにより混雑した車内等においては、利用することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0014】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の構成
図2及び図3は、本発明の第1の実施の形態に係るPDAの使用状態を示す図である。この実施の形態に係るPDA1は、全体が縦長の略長方形形状により形成され、ストラップ2が接続されるようになされている。これによりPDA1は、図3に示すように、ストラップ2を首に引っかけ、このストラップ2により首からぶら下げて保持できるようになされている。また必要に応じて図2に示すように、手により把持して目の前に持ち来すことにより、表示画面を目視し、さらには各種操作子を操作できるようになされている。
【0015】
PDA1は、筐体の下側である下側端面にこのストラップ2が接続され、これにより首からぶら下げた状態とは上下を逆さまにして目の前に持ち来して、ストラップにより邪魔されないようにして表示画面を目視できるようになされている。PDA1は、これにより首からぶら下げた状態では、図3に示すように、全体が上下逆さまとなるようになされている。
【0016】
図1は、このPDA1の構成を示すブロック図である。このPDA1は、ミニディスクによる記録媒体4を着脱可能に保持し、自宅のコンピュータでこの記録媒体4に電子メール、スケジュールを記録できるようになされている。またこの記録媒体4により音楽によるコンテンツ(以下、音楽コンテンツと呼ぶ)、映画等の動画によるコンテンツ(以下、画像コンテンツと呼ぶ)が提供されるようになされている。
【0017】
ドライブ5は、中央処理ユニット6の制御により、この記録媒体4に記録されたデータを再生して出力する。液晶表示部7は、画像を表示する画像表示手段を構成し、中央処理ユニット6の制御により記録媒体4から読み出された電子メール、スケジュールを表示し、さらにはデコーダ8でデコードされてなる動画像、静止画像を表示する。デコーダ8は、中央処理ユニット6の制御により記録媒体4から読み出された音楽コンテンツ、画像コンテンツを再生する。デコーダ8は、このようにしてコンテンツを再生して得られるオーディオデータについては、図示しないディジタルアナログ変換回路、増幅回路を介してイヤホンSPに出力する。これに対してビデオデータについては、バスを介して液晶表示部7に出力する。これによりこのPDA1では、記録媒体4に記録された音楽コンテンツを再生してイヤホンSPにより視聴できるようになされ、またこの音楽コンテンツにプロモーション用の画像等が付随している場合には、液晶表示部7で表示できるようになされている。また同様にして、記録媒体4に記録された映画等の画像コンテンツについて、イヤホンSPにより音声を視聴しながら、液晶表示部7により画像を確認できるようになされている。
【0018】
操作子9は、このPDA1の表面に配置された再生、電源スイッチ等の操作子であり、入出力回路(I/O)10を介してユーザーによる操作が中央処理ユニット6に通知されるようになされている。
【0019】
姿勢センサ11は、いわゆる傾斜センサであり、密閉した空間に少量の液体を封入し、この空間における液体の偏りを電極間の導通、電極間の静電容量等により検出することにより、姿勢の変化を検出できるようになされている。この実施の形態において、姿勢センサ11は、液晶表示部7による表示画面の天地が正しい向きとなるようにPDA1が保持されている場合と、これとは逆に表示画面の天地が逆転してなるようにPDA1が保持されている場合とを識別可能に、配置されるようになされている。
【0020】
中央処理ユニット6は、RAM12にワークエリアを確保してROM13に記録された処理プログラムを実行することにより、RAM12、ROM13と共に、このPDA1全体の動作を制御するコンピュータを構成する。すなわち中央処理ユニット6は、PDA1の電源が立ち上げられると、ROM13に記録されたブートアッププログラムを起動し、このROM13の所定領域に記録された内容をRAM12にコピーし、コピーを完了するとこのRAM12にコピーしたプログラムを実行する。
【0021】
中央処理ユニット6は、このプログラムの実行において、操作子9の操作に応動して液晶表示部7に所定のメニュー画面を表示し、操作子9の操作によるこのメニュー画面におけるユーザーの選択に応動して、ドライブ5等の動作を制御し、これにより記録媒体4に記録された電子メール、スケジュールを液晶表示部7で表示する。また同様にして記録媒体4に記録された音楽コンテンツ、画像コンテンツを再生してユーザーに提供する。
【0022】
この処理において、ユーザーによりモード設定のメニューが選択されると、中央処理ユニット6は、所定のモード設定画面を表示する。中央処理ユニット6は、このモード設定画面におけるユーザーの操作により、姿勢センサ11により表示を切り換えるモードの選択を受け付ける。
【0023】
中央処理ユニット6は、この姿勢センサ11により表示を切り換えるモードが選択された場合にあって、姿勢センサ11により天地の逆転が検出されると、液晶表示部7の動作を切り換え、画像の表示を停止する。またこのようにして画像の表示を停止して姿勢センサ11により正しい天地の向きが検出されると、停止した表示を再開する。これによりこのPDA1では、手よりすべり落ちた場合、さらにはユーザーが故意にPDA1を手放しした場合、画像の表示を停止するようになされている。
【0024】
さらに中央処理ユニット6は、この画像の表示が画像ファイルの再生によるものの場合、画像の表示中止に連動して画像ファイルの再生も一時停止する。また画像コンテンツの表示を再開する場合、再生を一時停止した箇所より先頭側に数秒程度戻った箇所より再生を開始する。これによりこのPDA1では、映画等を視聴していて、このように再生を一時停止して再開した場合に、ストーリを思い起こすことができるようになされている。
【0025】
これに対して画像の表示が音楽コンテンツに付随するプロモーション用の画像等の場合、中央処理ユニット6は、画像の表示を中止しても、音楽の再生は継続する。これにより音楽の再生においては、天地が逆転した場合でも、再生を継続するようになされている。
【0026】
またこのようにして画像の表示を一時停止して、音楽コンテンツを再生する場合以外にあっては、一定時間経過しても天地が逆転したままの場合、電源を立ち下げる。またこの場合、電源を立ち下げた状態を電源によりバックアップされた図示しないメモリ又は不揮発性メモリによるいわゆるラストメモリに記録して保持し、電源の立ち上げによりこの状態を再現する。またこの場合も、画像コンテンツについては、ラストメモリに記録された再生箇所より先頭側に数秒程度戻った箇所より再生を開始する。なお中央処理ユニット6は、音楽コンテンツ、画像コンテンツを再生している場合以外の場合にあって、一定時間以上、操作子の操作が検出されない場合も、同様に、ラストメモリに状態を記録して電源を立ち下げる。
【0027】
これに対してこのような姿勢センサ11により表示を切り換えるモードが選択されていない場合、中央処理ユニット6は、姿勢センサ11で姿勢の変化が検出された場合でも、この姿勢の変化を無視して表示を継続する。また音楽コンテンツ、画像コンテンツを再生している場合以外の場合にあって、姿勢センサ11により天地の逆転が検出された後、一定時間経過しても天地が逆転したままの場合、さらには一定時間以上、操作子の操作が検出されない場合、電源を立ち下げる。またこの場合も、いわゆるラストメモリにより電源を立ち下げた状態を記録して保持し、電源の立ち上げによりこの状態を再現する。
【0028】
(1−2)第1の実施の形態の動作
以上の構成において、このPDA1では、記録媒体4がセットされた状態で、ユーザーによる操作子9の操作によりこの記録媒体4に記録された電子メール、スケジュールが液晶表示部7で表示される。また音楽コンテンツ、画像コンテンツが再生されてユーザーに提供される。
【0029】
PDA1では、ユーザーが手に持って液晶表示部7による画像を目視している場合、姿勢センサ11により、この表示画面の天地が正しい向きに保持されていることが検出される。これに対して例えば電車の揺れでPDA1が手より滑り落ちた場合、さらには乗り換えの為にユーザーがPDA1を手放した場合、PDA1は、ストラップにより首からぶら下げた状態となり、姿勢センサ11により天地の逆転が検出される。
【0030】
PDA1では、姿勢センサ11により表示を切り換えるモードが選択されている場合、姿勢センサ11により天地の逆転が検出されると、液晶表示部7における画像の表示が停止制御される。これによりPDA1では、天地が逆ささまになった画像の表示が中止され、周囲から見た奇異な状態を有効に回避することができる。また電子メール等を他人より盗み見られないようにすることができる。また一々操作子を操作しなくても自動的に画像の表示が中止されることにより、その分、操作も簡略化することができ、これらにより混雑した車内でも使用することができる。またこのようにして天地が逆さまになったときは、画面を見ていないときであることにより、画像の表示を中止して電力消費も低減することができる。
【0031】
このようにして画像の表示を中止するにつき、映画等の画像コンテンツをユーザーに提供している場合、PDA1では、コンテンツの再生も一時停止される。これに対して音楽コンテンツを提供している場合、コンテンツの再生は継続され、音楽コンテンツのオーディオ信号がイヤホンSPを介して継続してユーザーに提供される。これによりPDA1では、コンテンツの特性に応じて、画像の切り換えと連動して再生の処理を制御するようになされ、ユーザーの使い勝手が向上される。
【0032】
すなわち映画等の画像コンテンツにおいては、画像が主であり、画像の表示を停止して音声だけ視聴するユーザーにおいては、極めて稀であると考えられる。これに対して音楽コンテンツにおいては、音楽が主であり、画像を見ないで音楽を視聴する場合も多い。これによりこのPDA1のように、画像の切り換えと連動して再生の処理を制御して、例えば音楽だけを聞きたい場合には、単にPDA1を首からぶら下げて、さらには天地を逆さまにして胸ポケットに収納して、無駄な電力消費を有効に回避して音楽を視聴することができる。また画像コンテンツについては、PDA1を手放して首からぶら下げた状態にする等の簡易な操作により、一時視聴を中止して、視聴を再開することができる。
【0033】
すなわちPDA1では、このようにして画像の表示を停止して、姿勢センサ11により天地逆転の解消が検出されると、画像の表示が再開される。これによりPDA1では、一時的に中断した画像による電子メール等の確認作業、さらには画像コンテンツの視聴を再開することができる。このときPDA1では、再生を一時停止した箇所より先頭側に数秒程度戻った箇所より再生が開始され、これにより映画等のストーリを思い起こすことができるようになされている。
【0034】
またPDA1では、電子メール、スケジュールを表示し、又は画像コンテンツをユーザーに提供している状態で、このようにして天地の逆転が検出された後、一定時間経過しても天地が逆転したままの場合、電源が立ち下がる。またこの場合、いわゆるラストメモリにより電源を立ち下げた状態が記録され、電源の立ち上げによりこの状態が再現される。これにより首からぶら下げた状態で操作を忘れたような場合に、無駄な電力消費を有効に回避することができる。またこのようにして電源を立ち下げた状態を再現する際に、画像コンテンツについては、天地逆転の解消により表示を再開する場合と同様に、再生を一時停止した箇所より先頭側に数秒程度戻った箇所より再生が開始され、これによりストーリを思い起こすことができるようになされている。
【0035】
これに対してこのような姿勢センサ11により表示を切り換えるモードが選択されていない場合、PDA1では、姿勢センサ11による検出結果が無視され、天地が逆転した場合でも、画像の表示が継続される。また音楽コンテンツ、画像コンテンツをユーザーに提供している場合以外の場合にあっては、一定時間以上操作子が操作されない場合、さらには一定時間経過しても天地が逆転したままの場合、電源が立ち下げられ、この場合も電源の立ち上げによりこの状態が再現される。
【0036】
これにより天地の逆転により画像の表示を停止する動作を煩わしいと感じるユーザー等にあっては、従来と同様の使い勝手によりPDA1を使用することができ、これによってもユーザーの使い勝手を向上することができる。
【0037】
(1−3)第1の実施の形態の効果
以上の構成によれば、ストラップにより首からぶら下げることができるようにして、姿勢センサで検出される姿勢の変化に応じて、画像の表示を切り換えることにより、混雑した車内等においても、携帯端末装置を利用することができる。
【0038】
すなわち天地の逆転により画像の表示を停止することにより、周囲から見た奇異な状態を解消し得、さらには他人による電子メール等の盗み見を防止することができる。
【0039】
またこの画像が再生中の音楽コンテンツに付随する動画像の場合、天地の逆転により、音楽コンテンツの再生については継続することにより、コンテンツの特徴に応じて動作を切り換え、音楽を楽しむユーザーの使い勝手を向上することができる。
【0040】
また画像が画像コンテンツの動画像の場合、天地の逆転により、表示の停止と連動してコンテンツの再生を一時停止することにより、コンテンツの特徴に応じて動作を切り換え、映画等の画像コンテンツを楽しむユーザーの使い勝手を向上することができる。
【0041】
(2)第2の実施の形態
この実施の形態に係るPDAにおいては、姿勢センサ11により表示を切り換えるモードに、第1及び第2の動作モードが設けられ、第1の動作モードにおいては、上述した第1の実施の形態における姿勢センサ11により表示を切り換えるモードと同一に、画像の表示を停止する。これに対して第2の動作モードにおいては、音楽コンテンツについて、天地の逆転により画像の上下を逆さまにして表示する。なおこの実施の形態に係るPDAにおいては、この第2の動作モードに係る処理が異なる点を除いて、第1の実施の形態と同一に構成されることにより、適宜、第1の実施の形態の構成を流用して構成を説明し、重複した説明は省略する。
【0042】
すなわちこのPDAで再生する音楽コンテンツにおいては、インターネットを介して所定のサイトよりダウンロードする際に、ユーザーの了承により、宣伝用の動画像ファイルが併せてコンピュータにダウンロードされ、この動画ファイルと共に記録媒体4に記録される。
【0043】
このPDA1の中央処理ユニット6においては、このような宣伝用動画ファイルが付随する音楽コンテンツを再生する場合、この宣伝用動画ファイルを再生してその画像を表示する。またユーザーにより第2の動作モードが選択されている場合、天地の逆転により、この画像の天地を逆転させて表示する。これによりこの実施の形態においては、姿勢センサによる検出結果を有効に利用して、音楽コンテンツの宣伝等にも利用するようになされている。
【0044】
これに対して中央処理ユニット6は、この第2の動作モードにおいて、スケジュール、電子メール等の表示、画像コンテンツについては、第1の動作モードと同様に処理する。
【0045】
第2の実施の形態においては、ユーザーによる選択により、スケジュール等にあっては画像の表示を停止し、音楽コンテンツに付随する画像については、表示を逆転させるようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ、さらには宣伝等に利用することができる。
【0046】
(3)第3の実施の形態
この実施の形態に係るPDAにおいては、姿勢センサ11により表示を切り換えるモードに、第1及び第2の動作モードが設けられ、第1の動作モードにおいては、上述した第1の実施の形態における姿勢センサ11により表示を切り換えるモードと同一に、画像の表示を停止する。これに対して第2の動作モードにおいては、音楽コンテンツについて、天地逆転時、専用の画像を表示する。なおこの実施の形態に係るPDAにおいては、この第2の動作モードに係る処理が異なる点を除いて、第1の実施の形態と同一に構成されることにより、適宜、第1の実施の形態の構成を流用して構成を説明し、重複した説明は省略する。
【0047】
すなわちこのPDAにおいては、インターネットを介してダウンロードにより、又は事前のインストールにより、壁紙用のアニメーション画像がファイルにより保存されるようになされている。なおここでこのアニメーション画像にあっては、特定のマスコットが踊りを踊っているアニメーション、ネオンサインのように、時間の経過に伴って変化する幾何学的な模様を表示するアニメーション等である。
【0048】
このPDA1の中央処理ユニット6においては、音楽コンテンツを再生する場合であって、ユーザーにより第2の動作モードが選択されている場合、天地の逆転により、液晶表示部7による表示画像をこれらアニメーション画像の表示に切り換える。なおこの場合、天地の逆転に対応する向きによるアニメーション画像を表示する。
【0049】
これによりこの実施の形態においては、姿勢センサによる検出結果を有効に利用して、いわゆる着メロと同様に、各ユーザーの個性を表現することができるようになされている。
【0050】
これに対して中央処理ユニット6は、この第2の動作モードにおいて、スケジュール、電子メール等の表示、画像コンテンツについては、第1の動作モードと同様に処理する。
【0051】
第3の実施の形態においては、ユーザーによる選択により、スケジュール等にあっては画像の表示を停止し、音楽コンテンツについて、アニメーション画像を表示するようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ、さらにはユーザーの個性を発揮させることができる。
【0052】
(4)他の実施の形態
なお上述の第3の実施の形態においては、アニメーション画像を表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アニメーション画像に代えて静止画を表示してもよく、またPDAのケースと見間違えるようなPDAのデザインと一体化した静止画、動画を表示してもよく、さらにはユーザーがインターネット等で取得した各種画像を表示してもよい。
【0053】
また上述の実施の形態においては、画像コンテンツの再生時、天地の逆転により画像の表示を停止し、併せて再生を停止する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音楽コンテンツの再生時においても、同様に処理するようにしてもよい。
【0054】
また上述の実施の形態においては、ユーザーの起立時を基準にして天地を検出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザーが横になっている状態を基準にして天地を検出するようにしてもよい。ちなみにユーザーが横になっている状態では、PDAにおいては、顔の向きに対応するように横向きに保持され、この状態が正しい天地の向きとなる。これによりPDAにおいては、操作子が操作された状態における姿勢センサで検出される姿勢を天地が正しい向きであると判断して、一連の処理を実行することにより、姿勢の変化により表示を切り換えることができる。
【0055】
また上述の実施の形態においては、本発明をPDAに適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音楽再生機能、画像再生機能を有する携帯電話等にも広く適用することができる。
【0056】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、ストラップにより首からぶら下げることができるようにして、姿勢センサで検出される姿勢の変化に応じて、画像の表示を切り換えることにより、混雑した車内等においても、利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るPDAを示すブロック図である。
【図2】図1のPDAの使用時の状態を示す正面図である。
【図3】図2との対比により首からぶら下げた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1……PDA、2……ストラップ、4……記録媒体、6……中央処理ユニット、7……液晶表示部、8……デコーダ、11……姿勢センサ
Claims (4)
- 筐体の下側にストラップを接続して、前記ストラップを用いて首からぶら下げることができるようになされた携帯端末装置において、
画像を表示する画像表示手段と、
姿勢の変化を検出する姿勢センサと、
前記姿勢センサで検出される姿勢の変化に応じて、前記画像表示手段による画像の表示を切り換える制御手段と
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 前記制御手段による前記表示の切り換えが、
天地の逆転による前記表示の停止である
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記制御手段は、
前記画像が、再生中の音楽コンテンツに付随する動画像の場合、
天地の逆転により、前記音楽コンテンツの再生を継続し、前記表示を停止する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記制御手段は、
前記画像が、画像コンテンツの動画像の場合、
天地の逆転により、前記表示を停止すると共に、前記画像コンテンツの再生を一時停止する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
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