JP2004109745A - Expression parameter editing device and program for realizing expression parameter editing method - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an editing device that makes it possible to easily change the kind and value of even an expression parameter which is not displayed as a musical symbol on a musical score by operation on the musical score. <P>SOLUTION: On the displayed musical score, a cursor is positioned on one note by using a mouse and when the right button is clicked, an operation menu is displayed. In this menu, "expression parameter setting change" is selected and then an expression parameter setting picture regarding expression information displayed as a musical symbol, i.e. "vibrato" is displayed (a). In this setting picture, the cursor is positioned on "(inverted triangle mark)" and the right button is clicked to display a drop-down list in which other expression information is entered. When "intonation" is selected in it, a parameter setting picture regarding "intonation" which is not displayed as a musical symbol is displayed (b). In this setting picture, the kind and value of the displayed parameter are set (changed). <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示楽譜上の音符に表情付け情報が付加されている場合に、その表情付け情報内の表情付けパラメータを楽譜上の操作で編集することができる表情付けパラメータ編集装置および表情付けパラメータ編集方法を実現するためのプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
表示楽譜上の各音符に表情付けを行うようにした演奏情報編集装置は、従来から知られている（たとえば、特許文献１参照）。
【０００３】
このような演奏情報編集装置を用いて、ある音符に複数種類の表情付けを行った場合、その表情付けの種類により、音楽記号として楽譜上に表示されるものと、表示されないものとがあった。そして、音楽記号として楽譜上に表示されているものについては、楽譜上の操作（たとえば、マウスを用いて、楽譜上に表示されているカーソルを目的の音符に合わせ、マウスの右ボタンをクリックすると、動作メニューが表示され、その中から「表情付けパラメータ設定変更」を選択するというような操作）によって、簡単に表情付けパラメータの種類や値を変更することができるように構成されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−９９０１２号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の演奏情報編集装置では、音楽記号として楽譜上に表示されていない表情付け種類の表情付けパラメータについては、楽譜上の操作によって、その種類や値を変更することはできず、楽譜外の面倒な操作、たとえば、楽譜表示をいったん終了して、表情付けパラメータの編集画面を表示させ、この編集画面上で目的の表情付けパラメータの種類や値を変更するという面倒な操作を行わなければならなかった。
【０００６】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、音楽記号として楽譜上に表示されていない表情付け種類の表情付けパラメータについても、楽譜上の操作によって、簡単にその種類や値を変更することができる表情付けパラメータ編集装置および表情付けパラメータ編集方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１に記載の表情付けパラメータ編集装置は、複数種類の表情付け情報が付与された、少なくとも１つの音符データを含む、複数の音符データからなる楽曲データに基づいて楽譜表示する表示手段と、該表示手段に表示された、複数の音符データのいずれかを指示するための指示手段と、該指示手段によって指示された音符データに複数種類の表情付け情報が付与されているときには、該複数種類の表情付け情報のいずれをも、当該表情付け情報の表示態様に拘わらず、選択できる状態にし、ユーザによっていずれかの表情付け情報が選択されると、該選択された表情付け情報に関する各種パラメータを編集可能な画面を前記表示手段に表示させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【０００８】
また、請求項２に記載のプログラムは、請求項１と同様の技術的思想によって実現できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【００１０】
図１は、本発明の一実施の形態に係る表情付けパラメータ編集装置の概略構成を示すブロック図である。
【００１１】
同図に示すように、本実施の形態の表情付けパラメータ編集装置は、文字入力用キーボード、マウス等のポインティングデバイスおよび各種スイッチ等の複数の操作子からなる操作子群１と、該操作子群１の各操作子の操作状態を検出する検出回路２と、装置全体の制御を司るＣＰＵ３と、該ＣＰＵ３が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するＲＯＭ４と、楽曲データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するＲＡＭ５と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや、各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置６と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）および発光ダイオード（ＬＥＤ）等を備えた表示装置７と、外部ＭＩＤＩ（Ｍｕｓｉｃａｌ　Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）機器１００等の外部機器を接続し、この外部機器とデータの送受信を行う通信インターフェース（Ｉ／Ｆ）８と、上記記憶された楽曲データ等を楽音信号に変換する音源回路９と、該音源回路９からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路１０と、該効果回路１０からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、ＤＡＣ（Ｄｉｇｉｔａｌ−ｔｏ−Ａｎａｌｏｇ　Ｃｏｎｖｅｒｔｅｒ）やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム１１とにより構成されている。
【００１２】
上記構成要素２〜１０は、バス１２を介して相互に接続され、通信Ｉ／Ｆ８には外部ＭＩＤＩ機器１００が接続され、音源回路９には効果回路１０が接続され、効果回路１０にはサウンドシステム１１が接続されている。
【００１３】
外部記憶装置６としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ（ＦＤＤ）、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ＣＤ−ＲＯＭドライブおよび光磁気ディスク（ＭＯ）ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置６には、前述のように、ＣＰＵ３が実行する制御プログラムも記憶でき、ＲＯＭ４に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置６に制御プログラムを記憶させておき、それをＲＡＭ５に読み込むことにより、ＲＯＭ４に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をＣＰＵ３にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【００１４】
通信Ｉ／Ｆ８には、図示例では、外部ＭＩＤＩ機器１００が接続されているが、これに限られず、たとえばＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）やインターネット、電話回線等の通信ネットワークを介して、サーバコンピュータが接続されるようにしてもよい。この場合、外部記憶装置６に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていなければ、通信Ｉ／Ｆ８は、サーバコンピュータからプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるコンピュータ（本実施の形態では、表情付けパラメータ編集装置）は、通信Ｉ／Ｆ８および通信ネットワークを介してサーバコンピュータへとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータは、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワークを介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信Ｉ／Ｆ８を介して、これらプログラムやパラメータを受信して外部記憶装置６に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【００１５】
なお、本実施の形態の表情付けパラメータ編集装置は、上述の構成から分かるように、汎用的なパーソナルコンピュータ上に構築されたものであるが、これに限らず、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した専用装置上に構築してもよい。
【００１６】
図２は、本実施の形態の表情付けパラメータ編集装置で使用される楽曲データのフォーマットの一例を示す図であり、図３は、この楽曲データを楽譜表示したときの表示例を示す図である。
【００１７】
図２に示すように、楽曲データは、基本的には、音符イベントデータ２２ｎと、そのイベントの生成タイミングを示すタイミングデータ２１ｎとを一組とする複数組のシーケンス（ｎ＝１，２，…）によって構成されている。
【００１８】
各音符イベントデータ２２ｎは、表示用データと、演奏用データとによって構成されている。
【００１９】
演奏用データは、その音符イベントを再生したときに、前記音源回路９から楽音信号を発生させることができるデータ、具体的には、少なくとも、音高を示すデータおよび発音／消音を指示する各データ（図示せず）によって構成されている。演奏用データのフォーマットは、それを再生する装置に応じたものを採用すればよいが、通常は、ＭＩＤＩフォーマットが用いられる。
【００２０】
表示用データは、音高を示す情報と、音符の種類を示す情報と、表情付け情報とによって構成されている。なお、音符イベントデータ２２ｎによっては、表情付けがなされていないものもあり、この場合には、表情付け情報として、たとえば“ＮＵＬＬ”が設定されている。
【００２１】
音符イベントデータ２２_３は、図３の音符３１に対応するので、その表示用データは、音高“Ｅ３”を示す情報と、音符の種類「２分音符」を示す情報と、表情付け情報とによって構成されている。そして、表情付け情報は、楽譜上に表示されるビブラート情報と、楽譜上に表示されない抑揚情報とによって構成されている。さらに、ビブラート情報は、図４を用いて後述する表情付けパラメータ設定画面に表示される、複数の情報によって構成されている。具体的には、表情付け情報の種類（「ビブラート」）、ビブラートを付与するときに必要な各種表情付けパラメータとその値（「周期（０．３Ｈｚ）」や「深さ（１０ｃｅｎｔ）」など）、楽譜上にビブラート記号を表示するときの位置（「音符の上」）やフォントの種類などによって構成されている。また、抑揚情報も、図示しないが、ビブラート情報と同様に、複数の情報によって構成されている。ただし、この例では、抑揚情報は、表示しないようにしているため、抑揚情報には、表示に関する情報は含まれない。もちろん、ビブラート情報と同様に、表情付け情報の種類（「抑揚」）、抑揚を付加するときに必要な各種表情付けパラメータとその値（「変化方向」や「変化音量」）は、抑揚情報にも含まれている。
【００２２】
なお、楽曲データのフォーマットは、以上のようなフォーマットに限られないことはいうまでもない。要するに、音符と表情付け情報とが対応付けられ、認識可能であれば、どのようなものを採用してもよい。
【００２３】
図２の楽曲データを楽譜表示すると、図３に示すように表示される。楽譜上には、カーソルＣも表示され、ユーザが、前記マウスを用いてカーソルＣを音符３１に合わせ、その位置で右ボタンをクリックすると、その近傍に動作メニュー（図示せず）が表示される。この動作メニューから「表情付けパラメータ設定変更」を選択すると、図４（ａ）のような、表示されている表情付け情報、すなわち「ビブラート」に関する表情付けパラメータ設定画面が表示される。
【００２４】
ここで、「ビブラート」に関する表情付けパラメータとしては、ピッチベンドの波の速さを示す「周期」パラメータと、ピッチベンドの波の振幅を示す「深さ」パラメータを設定（変更）できるようになっている。そして、これらのパラメータを設定（変更）後、「ＯＫ」ボタンにカーソルを合わせ、マウスの左ボタンをクリックする（以下、「『ＯＫ』ボタンを押す」と表現する）と、設定（変更）後のパラメータ値によって、音符３１に対応する音符イベントデータ２２_３内の当該パラメータの値が設定（更新）される。他方、「キャンセル」ボタンを押すと、表情付けパラメータ設定画面上で、パラメータの値が変更されたとしても、音符イベントデータ２２_３内の当該パラメータは設定（更新）前の値が維持される。
【００２５】
さらに、図４（ａ）の設定画面中、“▼”にカーソル（図示せず）を合わせ、左ボタンをクリックすると、ドロップダウンリストが表示される。このドロップダウンリストには、他の表情付け情報（本実施の形態では、「抑揚」のみ）が記載してあるので、その中から「抑揚」を選択すると、図４（ｂ）のような、表示されていない表情付け情報、すなわち「抑揚」に関する表情付けパラメータ設定画面が表示される。
【００２６】
ここで、「抑揚」に関する表情付けパラメータとしては、音量を変化する方向（「上げる」または「下げる」）を示す「変化方向」パラメータと、現在の音量を増減させるベロシティ値を示す「変化音量」パラメータを設定（変更）できるようになっている。そして、これらのパラメータを設定（変更）後、「ＯＫ」ボタンを押すと、設定（変更）後のパラメータ値によって、音符３１に対応する音符イベントデータ２２_３内の当該パラメータの値が設定（更新）される。他方、「キャンセル」ボタンを押すと、表情付けパラメータ設定画面上で、パラメータの値が変更されたとしても、音符イベントデータ２２_３内の当該パラメータは設定（更新）前の値が維持される。
【００２７】
このように、本実施の形態では、楽譜上の目的の音符にカーソルを合わせて、右ボタンをクリックすると、表情付けパラメータ設定画面が表示され、その設定画面から、表情付け種類を選択するだけで、表示されていない表情付け情報に関する表情付けパラメータ設定画面が表示され、その設定画面から表情付けパラメータを任意に変更することができる。
【００２８】
以下、以上のように構成された表情付けパラメータ編集装置が実行する制御処理を、図５および図６を参照して詳細に説明する。
【００２９】
図５および図６は、本実施の形態の表情付けパラメータ編集装置、特にＣＰＵ３が実行するパラメータ設定変更処理の手順を示すフローチャートである。
【００３０】
本パラメータ設定変更処理では、ユーザによって選択された表情付き楽曲データに基づいて、たとえば図３のように楽譜を表示した後、ユーザの操作指示に応じて、次の処理を行う。すなわち、
（１）ユーザが楽譜上の音楽記号を対象にして、表情付けパラメータの設定変更処理を開始したときの音楽記号に関する表情付けパラメータ編集処理
（２）ユーザが楽譜上の音符を対象にして、表情付けパラメータの設定変更処理を開始したときの音符に関する表情付けパラメータ編集処理
である。
【００３１】
そして、（２）の音符に関する表情付けパラメータ編集処理は、（ａ）その音符に表情付け情報が付与されていないときの処理、（ｂ）その音符に１種類の表情付け情報が付与されているときの処理、および（ｃ）その音符に複数種類の表情付け情報が付与されているときの処理によって構成されている。
【００３２】
まず、楽譜表示処理、次に、上記（１），（２）（ａ）〜（ｃ）の各処理という順序で説明する。
【００３３】
ユーザが、複数の表情付き楽曲データから好みの楽曲データを１つ選択すると、その楽曲データが、たとえば前記ＲＡＭ５の所定位置に確保された楽曲データ格納領域（図示せず）に格納される（ステップＳ１）。前述のように、前記外部記憶装置６には、表情付き楽曲データが各種記憶されているので、ユーザはその中から好みのものを選択すればよい。もちろん、表情付き楽曲データの選択方法は、これに限らず、通信ネットワーク上のサーバコンピュータに記憶されているものを、前記通信Ｉ／Ｆ８を介してダウンロードする方法等、どのような方法を用いてもよい。
【００３４】
本実施の形態では、ステップＳ１で選択される楽曲データは、その中の少なくとも１つの音符データに、複数種類の表情付け情報が予め付加されているものと仮定したが、これに限らず、楽曲データとして、表情付け情報が付加されていないものを選択し、装置に予め備えられている編集機能または表情付け機能を実行することにより、楽曲データを選択後、その楽曲データに複数種類の表情付け情報を付加し、この楽曲データを選択するようにしてもよい。
【００３５】
次に、ＲＡＭ５に格納された複数の表情付き楽曲データに基づいて、前記表示装置７上に楽譜表示する（ステップＳ２）。これにより、たとえば図３のような楽譜が表示される。
【００３６】
以上が、楽譜表示処理であり、この楽譜表示処理によって表示された楽譜上で、ユーザが表情付けパラメータ設定変更開始動作を行うと、その動作の態様に応じて、上記（１）音楽記号に関する表情付けパラメータ編集処理、または（２）音符に関する表情付けパラメータ編集処理に移行する。ここで、表情付けパラメータ設定変更開始動作の例としては、具体的には、楽譜上の音楽記号または音符にカーソルを合わせ、マウスの右ボタンをクリックすると、動作メニューが表示され、その中から「表情付けパラメータ設定変更」を選択するという動作が考えられる。そして、音楽記号にカーソルを合わせて、動作メニューから「表情付けパラメータ設定変更」を選択すると、（１）音楽記号に関する表情付けパラメータ編集処理に移行し、音符にカーソルを合わせて、動作メニューから「表情付けパラメータ設定変更」を選択すると、（２）音符に関する表情付けパラメータ編集処理に移行する。
【００３７】
（１）音楽記号に関する表情付けパラメータ編集処理では、まず、選択された音楽記号に応じた表情付けパラメータ設定画面を表示する（図６のステップＳ１７）。たとえば、図３の楽譜表示で、ビブラートの音楽記号“Ｖｉｂ．”３２が選択された場合、図４（ａ）の表情付けパラメータ設定画面で、「表情付け種類」欄が「ビブラート」に固定され、他の表情付け種類を選択できない状態（“▼”を表示しないようにしたり、“▼”をグレースケールで表示して、“▼”をクリックできないようにしたりする表示態様が考えられる）のものが表示される。なお、図４（ａ）は、実際には、上記（２）（ｃ）の処理で表示する表情付けパラメータ設定画面の一例を示すものであり、上記ステップＳ１７の処理の説明に、図４（ａ）の表情付けパラメータ設定画面を利用したのは、説明の便宜上、そうしたに過ぎず、他のデザインの表情付けパラメータ設定画面を表示するようにしてもよい。ただし、この場合でも、他の表情付け種類を選択できないものであることは言うまでもない。
【００３８】
次に、表情付けパラメータ設定画面内でのユーザによるパラメータ編集作業および操作を受け付け（ステップＳ１８）、「ＯＫ」ボタンが押されると、表情付けパラメータ設定画面が表示されてから今（つまり、「ＯＫ」ボタンが押されたとき）までの各設定値を、選択された音楽記号に対応する音符イベントにセットした（ステップＳ１９→Ｓ２０）後、表情付けパラメータ設定画面を閉じ（ステップＳ１５）、該当の音符イベントの演奏用データを必要に応じて作り直す（ステップＳ１６）。一方、「キャンセル」ボタンが押されると、表情付けパラメータ設定画面を閉じる（ステップＳ１９→Ｓ２１→Ｓ１５）。
【００３９】
（２）音符に関する表情付けパラメータ編集処理では、まず、選択された音符に対応する音符イベントに表情付け情報が付加されているかどうかをチェックし、この結果、表情付け情報が付加されていない場合には、前記（２）（ａ）の処理に移行し、単数の表情付け情報が付加されている場合には、前記（２）（ｂ）の処理に移行し、複数の表情付け情報が付加されている場合には、前記（２）（ｃ）の処理に移行する。
【００４０】
（２）（ａ）の処理では、ユーザが表示楽譜上で音楽記号または他の音符を選択するまで待機する（図５のステップＳ５→Ｓ３→Ｓ４）。
【００４１】
（２）（ｂ）の処理では、まず、選択された音符イベントに応じた表情付けパラメータ設定画面を表示する（ステップＳ８）。たとえば、図３の楽譜表示で、音符３１が選択され、音符３１に付加されている表情付け情報が「ビブラート」のみであったとすると、前記（１）音楽記号に関する表情付けパラメータ編集処理と同様に、図４（ａ）の表情付けパラメータ設定画面で、「表情付け種類」欄が「ビブラート」に固定され、他の表情付け種類を選択できない状態のものが表示される。
【００４２】
次に、表情付けパラメータ設定画面内でのユーザによるパラメータ編集作業および操作を受け付け（図６のステップＳ９）、上述のように、この場合、別の「表情付け種類」を選択できないので、ステップＳ１１の処理をスキップし、「ＯＫ」ボタンが押されると、表情付けパラメータ設定画面が表示されてから今（つまり、「ＯＫ」ボタンが押されたとき）までの各設定値を音符イベントにセットした（ステップＳ１０→Ｓ１２→Ｓ１３）後、表情付けパラメータ設定画面を閉じ（ステップＳ１５）、該当の音符イベントの演奏用データを必要に応じて作り直す（ステップＳ１６）。一方、「キャンセル」ボタンが押されると、表情付けパラメータ設定画面を閉じる（ステップＳ１０→Ｓ１２→Ｓ１４→Ｓ１５）。
【００４３】
（２）（ｃ）の処理では、まず、選択された音符イベントに応じた表情付けパラメータ設定画面を表示する（図５のステップＳ７）。たとえば、図３の楽譜表示で、音符３１が選択された場合、この場合、図２を用いて前述したように、音符３１に対応する音符イベントには、「ビブラート」と「抑揚」の２種類の表情付け情報が付加されているので、図４（ａ）の表情付けパラメータ設定画面の「表情付け種類」欄は、“▼”をマウスの左ボタンをクリックすると、付加されているすべての種類の表情付け情報の記載されたリスト形式になり、他の種類の表情付け情報を選択できるようになる。
【００４４】
次に、表情付けパラメータ設定画面内でのユーザによるパラメータ編集作業および操作を受け付ける（図６のステップＳ９）。
【００４５】
なお、別の「表情付け情報」が選択されたときには、選択された表情付け情報の種類に対応して、表情付けパラメータ設定画面内の表示を切り替える（ステップＳ１０→Ｓ１１）。切り替え前の表情付けパラメータ設定画面が、たとえば図４（ａ）の設定画面であるとすると、この切り替えにより、図４（ｂ）の設定画面に切り替えられる。もちろん、図４（ｂ）の設定画面で、別の「表情付け情報」、つまり「ビブラート」が選択されたときには、図４（ａ）の設定画面に切り替えられる。
【００４６】
そして、「ＯＫ」ボタンが押されると、表情付けパラメータ設定画面が表示されてから今（つまり、「ＯＫ」ボタンが押されたとき）までの各設定値を音符イベントにセットした（ステップＳ１２→Ｓ１３）後、表情付けパラメータ設定画面を閉じ（ステップＳ１５）、該当の音符イベントの演奏用データを必要に応じて作り直す（ステップＳ１６）。一方、「キャンセル」ボタンが押されると、表情付けパラメータ設定画面を閉じる（ステップＳ１２→Ｓ１４→Ｓ１５）。
【００４７】
このように、本実施の形態では、楽譜上に音楽記号として表示されていない表情付け情報内の表情付けパラメータについても、楽譜上の操作によって、簡単にその種類および値を編集することができる。
【００４８】
なお、本実施の形態では、パラメータ編集対象の表情付け情報の種類をドロップダウンリストから選択し、選択する度に、表情付けパラメータ設定画面内のパラメータ種類および設定値をともに切り替えて表示するようにしたが、これに限らず、たとえば、表情付け情報の種類をタブに割り当て、他のタブが指示される度に、表情付けパラメータ設定画面をページ切り替えして表示するようにしてもよい。また、同一設定画面内に制御可能な全種類の表情付け情報とそのパラメータを配置し、現在対象となっている音符に付加されている表情付け情報についてのみ、ユーザが選択できるように（たとえば、選択できないものはグレースケールで表示するなど）してもよい。さらに、音符を選択した時点で、装置上に設けられた複数のボタン（図示せず）に、その音符に付加されている各表情付け情報を割り当てるようにし、ユーザが複数のボタンのいずれかを選択すると、対応する表情付け情報に関する表情付けパラメータ設定画面が開くようにしてもよい。また、音符を選択した時点でまず、その音符に付加されている表情付け情報がリスト表示され、そのリスト中からいずれかを選択できるようにしてもよい。
【００４９】
なお、本実施の形態では、音符を１つずつ指定し、その音符に付加されている複数の表情付け情報のいずれかを選択するようにしたが、これに限らず、複数の音符に対して、または表示楽譜上のある範囲に含まれる全ての音符に対して、表情付け情報のパラメータ編集を行うようにしてもよい。具体的には、たとえば、複数の音符を選択し、表情付け情報のパラメータ編集画面を表示させた場合、選択された音符全てに共通に付加されている表情付け情報を選択可能に構成し、パラメータの編集を行うと、選択された全ての音符データに編集内容を反映するようにしてもよい。または、選択された複数の音符に付加されている全種類の表情付け情報を選択可能に構成し、その中のある表情付け情報についてパラメータの編集を行うと、選択されている音符の中で、その表情付け情報が付加されている全ての音符データに編集内容を反映するようにしてもよい。
【００５０】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ（またはＣＰＵ３やＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【００５１】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【００５２】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＡＭ、ＤＶＤ−ＲＷ、ＤＶＤ＋ＲＷ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【００５３】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【００５４】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵ３などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【００５５】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１または２に記載の発明によれば、指示手段によって指示された、表示楽譜上の音符データに複数種類の表情付け情報が付与されているときには、該複数種類の表情付け情報のいずれをも、当該表情付け情報の表示態様に拘わらず、選択できる状態にされ、ユーザによっていずれかの表情付け情報が選択されると、該選択された表情付け情報に関する各種パラメータを編集可能な画面が表示手段に表示されるので、音楽記号として楽譜上に表示されていない表情付け種類の表情付けパラメータについても、楽譜上の操作によって、簡単にその種類や値を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る表情付けパラメータ編集装置の概略構成を示すブロック図である。
【図２】図１の表情付けパラメータ編集装置で使用される楽曲データのフォーマットの一例を示す図である。
【図３】図２の楽曲データを楽譜表示したときの表示例を示す図である。
【図４】表情付けパラメータ設定画面の一例を示す図である。
【図５】図１の表情付けパラメータ編集装置、特にＣＰＵが実行するパラメータ設定変更処理の手順を示すフローチャートである。
【図６】図５のパラメータ設定変更処理の続きの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１　操作子群，２　検出回路，３　ＣＰＵ，４　ＲＯＭ，５　ＲＡＭ，６　外部記憶装置，７　表示装置，８　通信インターフェース，９　音源回路，１０　効果回路，１１　サウンドシステム[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a facial expression parameter editing apparatus and a facial expression parameter editing apparatus which can edit facial expression parameters in musical expression on a musical score by adding facial expression information to the musical notes on the musical score. The present invention relates to a program for implementing an editing method.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A performance information editing apparatus for giving an expression to each note on a displayed musical score is conventionally known (for example, see Patent Document 1).
[0003]
When a musical note is given a plurality of types of facial expressions using such a performance information editing device, some musical expressions are displayed on a musical score as music symbols and others are not displayed, depending on the type of the facial expression. . If the music symbol is displayed on the music score, the operation on the music score (for example, using the mouse, move the cursor displayed on the music score to the target note and click the right mouse button) An operation menu is displayed, and an operation such as selecting “change expression parameter setting” from the operation menu) can be used to easily change the type and value of the expression parameter.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2000-99012 A
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional performance information editing apparatus, the type and value of an expression parameter of an expression type that is not displayed on the score as a music symbol cannot be changed by an operation on the score. Other cumbersome operations, such as ending the score display, displaying the expression parameter editing screen, and changing the type and value of the desired expression parameter on this editing screen must be performed. I had to.
[0006]
The present invention has been made by paying attention to this point, and it is easy to change the type and value of an expression type parameter which is not displayed on a score as a music symbol by operating the score. It is an object of the present invention to provide an expression parameter editing apparatus and a program for realizing an expression parameter editing method.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a facial expression parameter editing apparatus according to claim 1 is based on music data including a plurality of musical note data, including at least one musical note data, to which plural types of facial expression information are added. Display means for displaying a musical score, instruction means for instructing any one of a plurality of note data displayed on the display means, and a plurality of types of facial expression information added to the note data designated by the instruction means. When any one of the plurality of types of facial expression information is selected by the user, regardless of the display mode of the facial expression information, any of the plurality of types of facial expression information is selected. And control means for controlling the display means to display a screen on which various parameters relating to the facial expression information can be edited.
[0008]
The program described in claim 2 can be realized by the same technical idea as in claim 1.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0010]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a facial expression parameter editing apparatus according to one embodiment of the present invention.
[0011]
As shown in FIG. 1, an expression parameter editing apparatus according to the present embodiment includes an operator group 1 including a keyboard for character input, a pointing device such as a mouse, and a plurality of operators such as various switches. 1, a detection circuit 2 for detecting an operation state of each operation element, a CPU 3 for controlling the entire apparatus, a ROM 4 for storing a control program executed by the CPU 3, various table data and the like, music data, various input information RAM 5 for temporarily storing the calculation results and the like, an external storage device 6 for storing various application programs including the control program, various music data, various data, and the like, and a liquid crystal display (for example, a liquid crystal display). LCD 7 and a display device 7 including a light emitting diode (LED) and an external MIDI (Musical In a communication interface (I / F) 8 for connecting an external device such as a device (Sig. Digital Interface) device 100 and transmitting and receiving data to and from the external device; An effect circuit 10 for imparting various effects to the tone signal from the tone generator circuit 9, and a tone (digital-to-analog converter) or amplifier for converting the tone signal from the effect circuit 10 into sound. And a sound system 11 such as a speaker.
[0012]
The components 2 to 10 are connected to each other via a bus 12, an external MIDI device 100 is connected to the communication I / F 8, an effect circuit 10 is connected to the tone generator 9, and a sound is connected to the effect circuit 10. System 11 is connected.
[0013]
Examples of the external storage device 6 include a flexible disk drive (FDD), a hard disk drive (HDD), a CD-ROM drive, and a magneto-optical disk (MO) drive. As described above, the control program executed by the CPU 3 can be stored in the external storage device 6. If the control program is not stored in the ROM 4, the control program is stored in the external storage device 6. By reading it into the RAM 5, the CPU 3 can be caused to perform the same operation as when the control program is stored in the ROM 4. By doing so, it is possible to easily add a control program or upgrade the version.
[0014]
In the illustrated example, the external I / F device 100 is connected to the communication I / F 8. However, the present invention is not limited to this. For example, a server computer may be connected via a communication network such as a LAN (Local Area Network), the Internet, or a telephone line. You may make it connected. In this case, if the above programs and various parameters are not stored in the external storage device 6, the communication I / F 8 is used to download the programs and parameters from the server computer. A client computer (in this embodiment, a facial expression parameter editing apparatus) transmits a command for requesting download of a program or parameter to a server computer via the communication I / F 8 and the communication network. Upon receiving this command, the server computer distributes the requested program or parameter to the computer via the communication network, and the computer receives the program or parameter via the communication I / F 8 and , The download is completed.
[0015]
The expression-editing parameter editing apparatus according to the present embodiment is constructed on a general-purpose personal computer, as can be seen from the above-described configuration. However, the present invention is not limited to this. It may be constructed on a dedicated device composed only of the above.
[0016]
FIG. 2 is a diagram showing an example of the format of music data used in the expression parameter editing apparatus of the present embodiment, and FIG. 3 is a diagram showing a display example when the music data is displayed in a musical score. .
[0017]
As shown in FIG. 2, the music data is basically composed of a plurality of sets of sequences (n = 1, 2,...) Each including a set of note event data 22 n and timing data 21 n indicating the generation timing of the event. ).
[0018]
Each note event data 22n is composed of display data and performance data.
[0019]
The performance data is data capable of generating a tone signal from the tone generator circuit 9 when the note event is reproduced, specifically, at least data indicating a pitch and each data indicating a sounding / muting. (Not shown). As the format of the performance data, a format corresponding to the device for reproducing the data may be adopted, but usually, the MIDI format is used.
[0020]
The display data is composed of information indicating a pitch, information indicating a note type, and expression information. Some musical note event data 22n may not have any facial expression. In this case, for example, "NULL" is set as the facial expression information.
[0021]
Note event data 22 _3, because it corresponds to a note 31 in Figure 3, the display data includes information indicating the information indicating the pitch "E3", a note type "half note", and expressive information It is constituted by. The facial expression information is composed of vibrato information displayed on the score and intonation information not displayed on the score. Further, the vibrato information includes a plurality of pieces of information displayed on an expression parameter setting screen described later with reference to FIG. More specifically, the type of expression information ("vibrato"), various expression parameters and their values required when applying vibrato (such as "period (0.3 Hz)" and "depth (10 cent)") , The position when displaying the vibrato symbol on the musical score ("on the note"), the type of font, and the like. Although not shown, the intonation information also includes a plurality of pieces of information, like the vibrato information. However, in this example, since the intonation information is not displayed, the intonation information does not include information regarding display. Of course, as with the vibrato information, the type of expression information (“inflection”), the various expression parameters and their values (“change direction” and “change volume”) required when adding inflection are included in the intonation information. Is also included.
[0022]
It goes without saying that the format of the music data is not limited to the above format. In short, as long as the musical notes and the facial expression information are associated with each other and can be recognized, any type may be adopted.
[0023]
When the music data of FIG. 2 is displayed as a musical score, it is displayed as shown in FIG. A cursor C is also displayed on the musical score. When the user positions the cursor C on the note 31 using the mouse and clicks the right button at that position, an operation menu (not shown) is displayed near the cursor. . When "change expression parameter setting" is selected from this operation menu, an expression parameter setting screen relating to the displayed expression information, that is, "vibrato" is displayed as shown in FIG.
[0024]
Here, as the expression parameter relating to “vibrato”, a “period” parameter indicating the speed of the pitch bend wave and a “depth” parameter indicating the amplitude of the pitch bend wave can be set (changed). . After setting (changing) these parameters, move the cursor to the “OK” button and click the left mouse button (hereinafter, “press the“ OK ”button”). the parameter values, the value of the parameter of the note event data 22 ₃ corresponding to the note 31 is set (updated). On the other hand, pressing the "Cancel" button, in expressive parameter setting screen, even as the value of the parameter is changed, the parameters of the note event data 22 ₃ is maintained value before setting (updating).
[0025]
Furthermore, when the cursor (not shown) is moved to “▼” in the setting screen of FIG. 4A and the left button is clicked, a drop-down list is displayed. In this drop-down list, other facial expression information (in the present embodiment, only “intonation”) is described. When “intonation” is selected from the information, as shown in FIG. A not-displayed expression information, that is, an expression parameter setting screen for “intonation” is displayed.
[0026]
Here, the expression parameters relating to “inflection” include a “change direction” parameter indicating a direction in which the volume changes (“increase” or “decrease”) and a “change volume” indicating a velocity value that increases or decreases the current volume. Parameters can be set (changed). After setting these parameters (change), pressing the "OK" button, set (changed) by the subsequent parameter value, the value of the parameter of the note event data 22 ₃ corresponding to the note 31 is set (updated ) Is done. On the other hand, pressing the "Cancel" button, in expressive parameter setting screen, even as the value of the parameter is changed, the parameters of the note event data 22 ₃ is maintained value before setting (updating).
[0027]
As described above, in the present embodiment, when the cursor is placed on the target note on the score and the right button is clicked, an expression parameter setting screen is displayed. From the setting screen, only the expression type is selected. An expression parameter setting screen for the expression information not displayed is displayed, and the expression parameter can be arbitrarily changed from the setting screen.
[0028]
Hereinafter, the control processing executed by the facial expression parameter editing apparatus configured as described above will be described in detail with reference to FIGS.
[0029]
FIGS. 5 and 6 are flowcharts showing the procedure of the parameter setting change process executed by the expression assigning parameter editing apparatus, particularly the CPU 3, of the present embodiment.
[0030]
In the parameter setting change process, after displaying a musical score as shown in FIG. 3, for example, based on music data with an expression selected by the user, the following process is performed in response to a user's operation instruction. That is,
(1) Expression parameter editing processing for music symbols when the user starts the expression parameter setting change processing for music symbols on a musical score (2) User expresses expressions for musical notes on a musical score This is a facial expression parameter editing process for musical notes when the parameter setting process is started.
[0031]
The (2) expression parameter editing process for a note is (a) a process when no expression information is given to the note, and (b) one type of expression information is given to the note. And (c) a process when a plurality of types of facial expression information are given to the note.
[0032]
First, the music score display processing will be described, and then the above-mentioned (1), (2) (a) to (c) processing will be described.
[0033]
When the user selects one favorite music data from a plurality of music data with expressions, the music data is stored in a music data storage area (not shown) secured at a predetermined position in the RAM 5, for example (step). S1). As described above, since the external storage device 6 stores various types of music data with facial expressions, the user only has to select a favorite one from them. Of course, the method of selecting expression-added music data is not limited to this, and any method such as a method of downloading data stored in a server computer on a communication network via the communication I / F 8 may be used. Is also good.
[0034]
In the present embodiment, the music data selected in step S1 is assumed to have a plurality of types of facial expression information added to at least one piece of note data in advance, but the present invention is not limited to this. By selecting data to which no expression information is added as data and executing an editing function or an expression function provided in advance in the apparatus, after selecting music data, a plurality of types of expression data are added to the music data. Information may be added and this music data may be selected.
[0035]
Next, a musical score is displayed on the display device 7 based on the plurality of music data with expressions stored in the RAM 5 (step S2). Thereby, for example, a musical score as shown in FIG. 3 is displayed.
[0036]
The above is the musical score display processing. When the user performs an expression parameter setting change start operation on the musical score displayed by the musical score display processing, the (1) expression related to the music symbol is performed according to the operation mode. The processing shifts to an attachment parameter editing process or (2) an expression attachment parameter editing process related to a note. Here, as an example of the operation of starting the change of the expression parameter setting, specifically, when a cursor is placed on a music symbol or a note on a musical score and a right mouse button is clicked, an operation menu is displayed. An operation of selecting "change expression parameter setting" can be considered. Then, when the cursor is moved to the music symbol and "change expression parameter setting" is selected from the operation menu, the process proceeds to (1) the expression parameter editing process for the music symbol. When the "change expression parameter setting" is selected, the processing shifts to (2) expression parameter editing processing for notes.
[0037]
(1) In the expression parameter editing process for music symbols, first, an expression parameter setting screen corresponding to the selected music symbol is displayed (step S17 in FIG. 6). For example, when the vibrato music symbol "Vib." 32 is selected in the musical score display of FIG. 3, the "expression type" field is fixed to "vibrato" on the expression parameter setting screen of FIG. , In a state where other expression types cannot be selected (a display mode in which "▼" is not displayed, "▼" is displayed in gray scale, and "▼" cannot be clicked). Is displayed. Note that FIG. 4A actually shows an example of a facial expression parameter setting screen displayed in the processes (2) and (c), and FIG. The use of the expression parameter setting screen of a) is merely for convenience of explanation, and an expression parameter setting screen of another design may be displayed. However, even in this case, it is needless to say that other expression types cannot be selected.
[0038]
Next, parameter editing work and operation by the user in the expression parameter setting screen is accepted (step S18), and when the "OK" button is pressed, the expression parameter setting screen is displayed and then ("OK"). Is set in the note event corresponding to the selected music symbol (step S19 → S20), and then the expression parameter setting screen is closed (step S15). The performance data of the note event is re-created as needed (step S16). On the other hand, when the "cancel" button is pressed, the expression parameter setting screen is closed (steps S19 → S21 → S15).
[0039]
(2) In the process of editing expression parameters related to notes, first, it is checked whether expression information is added to the note event corresponding to the selected note. As a result, if the expression information is not added, Shifts to the process (2) (a), and when a single piece of facial expression information is added, shifts to the process (2) (b) where a plurality of facial expression information is added. If so, the processing shifts to the processing of (2) and (c).
[0040]
(2) In the process (a), the process waits until the user selects a music symbol or another note on the displayed musical score (steps S5 → S3 → S4 in FIG. 5).
[0041]
(2) In the process (b), first, an expression parameter setting screen corresponding to the selected note event is displayed (step S8). For example, assuming that the note 31 is selected in the score display of FIG. 3 and the expression information added to the note 31 is only “vibrato”, as in the above (1) expression parameter editing process for music symbols, On the expression parameter setting screen shown in FIG. 4A, the "expression type" field is fixed to "vibrato", and a state in which another expression type cannot be selected is displayed.
[0042]
Next, parameter editing work and operation by the user on the expression parameter setting screen is accepted (step S9 in FIG. 6). As described above, in this case, another "expression type" cannot be selected, so step S11 is performed. Is skipped, and when the "OK" button is pressed, each of the set values from when the expression parameter setting screen is displayed until now (that is, when the "OK" button is pressed) is set in the note event. After (Steps S10 → S12 → S13), the expression parameter setting screen is closed (Step S15), and the performance data of the corresponding note event is recreated as needed (Step S16). On the other hand, when the “cancel” button is pressed, the expression parameter setting screen is closed (steps S10 → S12 → S14 → S15).
[0043]
(2) In the process (c), first, an expression parameter setting screen corresponding to the selected note event is displayed (step S7 in FIG. 5). For example, when the note 31 is selected in the musical score display of FIG. 3, in this case, as described above with reference to FIG. 2, the note event corresponding to the note 31 includes two types of “vibrato” and “intonation”. When the left button of the mouse is clicked on “▼” in the “expression type” field of the expression parameter setting screen of FIG. 4A, all the added types are added. In the form of a list in which the expression information is described, and other types of expression information can be selected.
[0044]
Next, a parameter editing operation and an operation by the user on the expression setting parameter setting screen are received (step S9 in FIG. 6).
[0045]
When another "expression information" is selected, the display in the expression parameter setting screen is switched according to the type of the selected expression information (steps S10 to S11). Assuming that the expression parameter setting screen before the switching is, for example, the setting screen of FIG. 4A, this switching switches to the setting screen of FIG. 4B. Of course, when another “expression information”, that is, “vibrato” is selected on the setting screen of FIG. 4B, the screen is switched to the setting screen of FIG. 4A.
[0046]
When the "OK" button is pressed, each set value from the display of the expression parameter setting screen to the present (that is, when the "OK" button is pressed) is set in the note event (step S12 → After S13), the expression parameter setting screen is closed (step S15), and the performance data of the corresponding note event is recreated as needed (step S16). On the other hand, when the “cancel” button is pressed, the expression parameter setting screen is closed (steps S12 → S14 → S15).
[0047]
As described above, in the present embodiment, the type and value of the expression parameter in the expression information that is not displayed as a music symbol on the musical score can be easily edited by operating the musical score.
[0048]
In the present embodiment, the type of expression information to be edited is selected from a drop-down list, and each time the selection is made, the parameter type and the set value in the expression expression parameter setting screen are switched and displayed. However, the present invention is not limited to this. For example, the type of expression information may be assigned to a tab, and each time another tab is designated, the expression parameter setting screen may be switched and displayed. Also, all types of controllable expression information and their parameters are arranged in the same setting screen, and the user can select only the expression information added to the currently targeted note (for example, Those that cannot be selected may be displayed in gray scale). Further, at the time of selecting a note, each expression information added to the note is assigned to a plurality of buttons (not shown) provided on the apparatus, and the user can select one of the plurality of buttons. When selected, an expression parameter setting screen for the corresponding expression information may be opened. Further, at the time of selecting a note, first, expression expression information added to the note may be displayed in a list, and any of the information may be selected from the list.
[0049]
In the present embodiment, notes are designated one by one, and one of a plurality of pieces of facial expression information added to the notes is selected. However, the present invention is not limited to this. Alternatively, the parameters of the facial expression information may be edited for all the notes included in a certain range on the displayed musical score. Specifically, for example, when a plurality of notes are selected and the parameter editing screen for the expression information is displayed, the expression information commonly added to all the selected notes is configured to be selectable, and the parameter When editing is performed, the edited content may be reflected on all selected note data. Alternatively, all types of facial expression information added to a plurality of selected notes are configured to be selectable, and parameters are edited for certain facial expression information therein. The edited content may be reflected on all the note data to which the expression information is added.
[0050]
A storage medium storing the program code of software for realizing the functions of the above-described embodiments is supplied to a system or an apparatus, and a computer (or CPU 3 or MPU) of the system or apparatus stores the program stored in the storage medium. It goes without saying that the object of the present invention is also achieved by reading and executing the code.
[0051]
In this case, the program code itself read from the storage medium implements the novel function of the present invention, and the storage medium storing the program code constitutes the present invention.
[0052]
Examples of the storage medium for supplying the program code include a flexible disk, a hard disk, a magneto-optical disk, a CD-ROM, a CD-R, a CD-RW, a DVD-ROM, a DVD-RAM, a DVD-RW, a DVD + RW, and a magnetic disk. A tape, a nonvolatile memory card, a ROM, or the like can be used. Further, the program code may be supplied from a server computer via a communication network.
[0053]
In addition, the functions of the above-described embodiments are implemented when the computer executes the readout program codes, and the OS or the like running on the computer performs the actual processing based on the instructions of the program codes. It goes without saying that a part or all of the above is performed, and the function of the above-described embodiment is realized by the processing.
[0054]
Further, after the program code read from the storage medium is written into a memory provided on a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. It goes without saying that the CPU 3 or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the processing realizes the functions of the above-described embodiments.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the first or second aspect of the present invention, when a plurality of types of facial expression information are given to the note data on the display score indicated by the instruction means, the plurality of types of expression data are added. Any of the facial expression information can be selected regardless of the display mode of the facial expression information, and when any of the facial expression information is selected by the user, various parameters related to the selected facial expression information are changed. Since an editable screen is displayed on the display means, it is possible to easily change the type and value of the expression parameter of the expression type that is not displayed on the score as a music symbol by operating the score. It becomes possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a facial expression parameter editing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a format of music data used in the facial expression parameter editing apparatus of FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram showing a display example when music data of FIG. 2 is displayed in a musical score.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a facial expression parameter setting screen.
FIG. 5 is a flowchart showing a procedure of a parameter setting change process executed by the facial expression parameter editing apparatus of FIG. 1, in particular, a CPU;
FIG. 6 is a flowchart showing a continuation procedure of the parameter setting change process of FIG. 5;
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 1 operation group, 2 detection circuit, 3 CPU, 4 ROM, 5 RAM, 6 external storage device, 7 display device, 8 communication interface, 9 sound source circuit, 10 effect circuit, 11 sound system

Claims (2)

複数種類の表情付け情報が付与された、少なくとも１つの音符データを含む、複数の音符データからなる楽曲データに基づいて楽譜表示する表示手段と、
該表示手段に表示された、複数の音符データのいずれかを指示するための指示手段と、
該指示手段によって指示された音符データに複数種類の表情付け情報が付与されているときには、該複数種類の表情付け情報のいずれをも、当該表情付け情報の表示態様に拘わらず、選択できる状態にし、ユーザによっていずれかの表情付け情報が選択されると、該選択された表情付け情報に関する各種パラメータを編集可能な画面を前記表示手段に表示させるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする表情付けパラメータ編集装置。Display means for displaying a musical score based on music data including a plurality of note data, including at least one note data, to which a plurality of types of facial expression information are added;
Instruction means for indicating any of the plurality of note data displayed on the display means;
When a plurality of types of expression information are added to the note data specified by the instruction means, any of the plurality of types of expression information can be selected regardless of the display mode of the expression information. Control means for controlling the display means to display a screen on which various parameters relating to the selected expression information can be edited when any of the expression information is selected by the user. Expression parameter editing device. 複数種類の表情付け情報が付与された、少なくとも１つの音符データを含む、複数の音符データからなる楽曲データに基づいて、表示手段上に楽譜表示する表示手順と、
該表示手段に表示された、複数の音符データのいずれかを指示するための指示手段によって指示された音符データに複数種類の表情付け情報が付与されているときには、該複数種類の表情付け情報のいずれをも、当該表情付け情報の表示態様に拘わらず、選択できる状態にし、ユーザによっていずれかの表情付け情報が選択されると、該選択された表情付け情報に関する各種パラメータを編集可能な画面を前記表示手段に表示させるように制御する制御手順と
をコンピュータに実行させるためのプログラム。A display procedure for displaying a musical score on display means based on music data including a plurality of note data, including at least one note data, to which a plurality of types of facial expression information are added;
When a plurality of types of facial expression information are given to the note data indicated by the instructing means for instructing any of the plurality of musical note data displayed on the display means, the plurality of types of facial expression information are added. In any case, regardless of the display mode of the facial expression information, it is set to a selectable state, and when any facial expression information is selected by the user, a screen on which various parameters relating to the selected facial expression information can be edited is displayed. And a control procedure for causing the computer to execute a control procedure for controlling the display so as to be displayed on the display unit.

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