JP2004108985A - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ナビゲーションシステムは、店舗に関する情報を蓄積している情報センター300、情報センター300との通信を行なう通信モジュール200及び目的地までの経路を音声によって案内するカーナビゲーション装置100を備える。カーナビゲーション装置100は、目的地までの経路上に存在する店舗に関する情報を情報センター300から取得し、経路案内する際に、同時に店舗情報を音声報知する。これにより、ユーザーは、店舗の位置を容易に把握することができるので、効果的な店舗の広告を行なうことができる。従って、その広告主から広告料を徴収することにより、ユーザーへの情報提供料を低減または無料にすることができ、情報ネットワークサービスへの加入を促進することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両に搭載されたナビゲーション装置に、単に現在地や目的地までの経路等を道路地図とともに表示する各種のナビゲーション機能を実行させるのみではなく、このナビゲーション装置を通信モジュールを介して外部の情報センター等と接続することにより、情報端末として利用することが試みられている。これにより、例えば、音楽、映像等をダウンロードして、ナビゲーション装置で再生したり、店舗情報等のタウン情報を入手することが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、情報センターから各種の情報を入手するためには、通常、情報提供料等の費用がかかる。利用者は、単なる情報の提供に対価を払うことには抵抗感を示すため、各種の情報を提供可能なネットワークシステムを構築しても、その利用者の増加が困難な状況である。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ナビゲーション装置としての特質を利用して、各種の店舗の広告を行なうことにより、その広告料収入により、情報提供料等の費用を低減することが可能なナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のナビゲーションシステムは、店舗に関する情報を蓄積している情報センターと、情報センターとの通信を行なう通信手段、音声にて情報を報知する音声報知手段及び目的地までの経路を音声報知手段による音声によって案内する経路案内手段を備える車載機とを備えたナビゲーションシステムであって、
車載機は、経路案内手段により案内される目的地までの経路上に存在する店舗に関する情報を通信手段を介して取得し、目的地までの経路を案内する際に、同時に店舗情報を音声報知手段によって報知することを特徴とする。
【0006】
このように、経路案内というナビゲーションシステム特有の機能を利用し、目的地までの経路案内時に、その経路上に存在する店舗に関する情報を報知する。これにより、ユーザーは、店舗の位置を容易に把握することができるので、効果的な店舗の広告を行なうことができる。従って、その広告主から、例えば広告を行なった回数に応じて広告料を徴収することにより、ユーザーへの情報提供料を低減、もしくは無料にすることができ、情報ネットワークサービスへの加入を促進することができる。
【0007】
請求項2に記載したように、店舗情報の報知は、経路案内手段によって報知すべき店舗を目印として音声にて経路を案内することによって行なわれるものであっても良い。例えば、「この先の○○店がある交差点を右折です。」等の音声による経路案内により、ユーザーに対して店舗の存在を意識付けることができる。このため、ユーザーのニーズによっては、その店舗に立ち寄ることが期待できる。
【0008】
請求項3に記載したように、経路案内地点に複数の店舗が存在する場合、情報センターは、その複数の店舗間で報知される店舗を周期的に切り換えて、車載機へ提供することが好ましい。これにより、例えば交差点等の経路案内地点に、店舗情報を報知すべき店舗が複数存在している場合であっても、漏れなく店舗情報の報知を行なうことができる。
【0009】
請求項4に記載したように、情報センターは、広告料金のレートに応じて、複数の店舗の中から車載機に提供する店舗として選択する頻度に差を設けても良い。例えば、1回の店舗情報の報知当たりの広告料金のレートを複数設定し、高額なレートによる広告料金の支払いを契約した店舗に関しては、高頻度にその店舗が目印となるようにする。これにより、広告料収入の増加を見込めるとともに、広告料金のレートに応じた頻度で店舗の報知を行なうことができる。
【0010】
請求項5に記載したように、経路案内地点に複数の店舗が存在する場合、情報センターは、報知されるべき店舗として、案内経路が右折である場合には右側に存在する店舗を、案内経路が左折である場合には左側に存在する店舗を車載機へ提供してもよい。このように案内経路によって報知する店舗を変更することにより、経路案内地点に店舗情報を報知すべき店舗が複数存在していても、漏れなく店舗情報の報知を行なうことができる。
【0011】
請求項6に記載したように、情報センターは、店舗に関する情報の1つとして広告情報を有し、車載機は、目的地までの経路上において当該店舗に接近したとき、広告情報を音声報知手段により報知させる広告手段を有することが好ましい。単に店舗名のみを報知するだけでなく、セール内容や特典等の広告情報を報知する方が、より高い広告効果が期待できるためである。
【0012】
請求項7に記載したように、車載機は、広告情報を報知すべき店舗の種類を選択する選択手段を備え、広告手段は、選択手段によって選択された種類の店舗に関する広告情報のみ報知させることが好ましい。ユーザーによっては、音声による店舗の広告情報を煩わしいと感ずる場合も考えられるため、ユーザーにとって必要な種類の店舗に関する広告情報のみ報知できるようにすることが好ましいためである。同様の理由から、請求項8に記載したように、車載機は、広告手段による広告情報の報知を停止する停止手段を備えることが好ましい。これによれば、店舗の広告情報の報知を完全に停止させることができる。
【0013】
ただし、この場合、ユーザーがその他の情報センターよりその他の情報を入手しようとすれば、その情報提供料に広告料金収入を当てることができないため、情報提供料が高額になる場合もありえる。
【0014】
請求項9に記載したように、車載機は、店舗情報の報知実績を保存する保存手段を有し、通信手段によって、報知実績を情報センターに送信することが好ましい。これにより、実際に店舗の広告が行なわれた回数を情報センター側で把握することができる。そして、請求項10に記載したように、情報センターは、車載機から送信された報知実績を店舗毎に集計する集計手段を備えることが好ましい。このようなシステムを構築することにより、広告主も実際に行なわれた広告回数を知ることができるとともに、その実績に応じた広告料の徴収も容易となる。
【0015】
請求項11に記載したように、情報センターと車載機の通信手段とは、携帯電話網と狭帯域通信網との少なくとも一方を介して通信を行なうことが好ましい。携帯電話網はもちろんのこと、無線LAN等の狭帯域通信網も徐々に整備され始めているためである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムに関して、図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本実施形態によるナビゲーションシステムの全体構成を示す概念図である。図1に示すように、ナビゲーションシステムは、車両10に搭載されたカーナビゲーション装置100及び通信モジュール200と、カーナビゲーション装置100と携帯電話網の基地局250を介して通信を行なう情報センター300とによって構成される。なお、情報センター300は、インターネット等の外部インフラ350を介して広告主のパソコン等の情報機器400と接続されている。
【0018】
情報センター300には、店舗に関する情報の他、リアルタイムな交通情報や、音楽等のダウンロード情報も保存しており、ユーザーからの要求に応じてこれらの情報をカーナビゲーション装置100に送信する。
【0019】
図2は、車載機であるカーナビゲーション装置100の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態のカーナビゲーション装置100は、位置検出部110、音声操作を行なうためにユーザーの音声を入力するマイク120、目的地までの経路や店舗情報を報知するための音声を出力するスピーカ130、地図データ等を格納した記録媒体140、及びこれらに接続された制御回路150から構成されている。
【0020】
位置検出部110は、周知の地磁気センサ、ジャイロセンサ、車速センサ、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPSセンサ等から構成される。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成することが好ましい。なお各センサの精度によっては、位置検出部110を上述した内の一部のセンサで構成しても良い。
【0021】
マイク120は、カーナビゲーション装置100を音声操作するための音声を入力する。例えば、本実施形態によるカーナビゲーション装置100は、いわゆる経路案内機能を備えており、音声操作により目的地を入力すると、現在位置を出発地として、目的地までの最適な経路を自動的に選択して走行経路を計算し、スピーカ130によってその走行経路に従った案内がなされる。
【0022】
なお、本実施形態におけるカーナビゲーション装置100は、道路地図画像を表示するディスプレィを備えていない。ディスプレィは高価であり、また故障が発生しやすい傾向があり、このようなディスプレィを設けることによりカーナビゲーション装置の価格が高額になっていた。本実施例では、ディスプレィを設けることなく、音声のみによって経路案内を行なうことによって、カーナビゲーション装置の価格を抑えることができる。ただし、ディスプレィを設け、目的地までの経路を音声案内すると同時に、道路地図上にルート表示しても良いことはもちろんである。また、マイク120以外に、リモコンや、ディスプレィを設けた場合には、そのディスプレィと一体に構成されたタッチパネルスイッチ等の入力手段を設けても良い。
【0023】
記録媒体140は、ハードディスク等の記録メディアによって構成され、道路地図データベース、スピーカ130から音声を出力するための音声データベース、及び経路案内時の交差点等の案内ポイントにおいて報知すべき店舗情報からなる店舗データベースを保存している。なお、これらのデータベースには、予め必要なデータが書き込まれており、定期的に、情報センター300からデータベースの更新情報を受け取り、各データベースが更新される。ただし、上述した各種データベースを全て情報センター300から、必要な時に入手して、記録媒体140に保存するようにしても良い。すなわち、カーナビゲーション装置100から現在地及び目的地を情報センター300に送信し、情報センター300において現在地と目的地間の経路を計算するとともに、その経路に関する道路地図データ、案内音声データ、及び店舗情報データをカーナビゲーション装置100に送信するようにしても良い。
【0024】
制御回路140は通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、入出力回路、及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。ROMには、カーナビゲーション装置100が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPUが所定の演算処理を実行する。
【0025】
次に、カーナビゲーション装置100及び情報センター300において実行される制御処理に関して、図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3の左側に記載した各ステップは車載機であるカーナビゲーション装置100において実行される処理を示し、右側に記載した各ステップは、情報センター300において実行される処理を示す。
【0026】
まず、ステップS100では目的地の設定が行なわれる。目的地の設定は、マイク120を利用した音声操作により対話形式で行なわれる。例えば、ユーザーが「目的地」と発話すると、カーナビゲーション装置100から「目的地ですね」との確認の音声が出力され、その後ユーザーが「電話番号でさがす」と発話すると、カーナビゲーション装置100より「電話番号ですね」との確認がなされる。そして、電話番号を音声により入力すると、カーナビゲーション装置100が記録媒体140に記憶した道路地図データベースからその電話番号に対応する施設を検索し、「○○ですね。」と確認してくる。ここで、ユーザーが「はい」と答えると、その施設が目的地に設定される。なお、目的地は、電話番号の他、住所、施設名等によっても設定することが可能である。
【0027】
ステップS110では、道路地図データベースに基づいて、位置検出部110が検出する現在地から設定された目的地までの最適経路が計算される。この経路計算ステップでは、計算された経路において右左折等を行なう交差点や分岐点等の案内ポイントの抽出も行なう。
【0028】
ステップS120では、既に案内ポイントの店舗情報の最新データを記録媒体140に蓄積済みか否かを判定する。例えば、過去1月以内に、上述したようなデータベースの更新処理が行なわれていたり、同様の経路を走行して、既に店舗情報を入手していた場合には、店舗情報の最新データを蓄積済みと判定して、ステップS160に進む。一方、店舗情報の最新データを蓄積していない場合には、ステップS130に進んで、情報センター300に対して、抽出した案内ポイントを送信する。
【0029】
ステップS140は、情報センター300にて実行される処理であり、カーナビゲーション装置100から案内ポイントを受信すると、その各案内ポイントにおいて、経路を音声案内する際に目印とすべき店舗に関する情報(名称及びセール内容や特典等の広告情報等)を送信する。ステップS150では、カーナビゲーション装置100において、情報センター300から送信された店舗情報が、最新データとして記録媒体140に蓄積される。
【0030】
なお、案内ポイントに複数の店舗が存在する場合、情報センター300は、その複数の店舗間で報知される店舗を周期的に切り換えて、カーナビゲーション装置100に送信する。これにより、案内ポイントに複数の店舗が存在している場合であっても、漏れなく店舗情報の報知を行なうことができる。また、広告主は、情報機器400により、情報センター300に店舗情報の広告を依頼することができる。その際、同一の案内ポイントに報知すべき他の店舗が存在する場合には、広告料金のレートが複数設定される。そして、情報センター300は、広告料金のレートに応じて、複数の店舗の中からカーナビゲーション装置100に送信する店舗として選択する頻度に差を設ける。これにより、1回の報知当たりの広告料金のレートとして、高額なレートによる広告料金の支払いを契約した店舗に関しては、高頻度に広告を行なうことになる。従って、広告料収入の増加を見込めるとともに、広告料金のレートに応じた広告効果が期待できるようになる。
【0031】
また、交差点等の案内ポイントに複数の店舗が存在する場合、情報センター300は、案内ポイント列から案内経路を算出し、案内経路が右折である場合には道路の右側にある店舗を、案内経路が左折である場合には左側にある店舗を選択して、カーナビゲーション装置100に送信しても良い。この場合にも、複数の店舗を漏れなく案内の目印として報知することができる。
【0032】
ステップS160では、予めユーザーによって店舗の広告情報を音声報知することが停止されているか否かを判別する。広告情報の音声報知を停止するか否かは、制御回路150への音声操作によって切り換えることが可能である。このように、広告情報の音声報知を停止することができるようにしたのは、広告情報の音声報知を煩わしいと感じるユーザーもいることを考慮したためである。
【0033】
なお、ユーザーによっては、全ての種類の店舗に関する広告情報は不要であるが、一部の種類の店舗に関する広告情報は聞きたいと考える場合もある。そのため、ステップS160のように広告情報の音声報知をすべて停止させることに置き換えて、もしくは加えて、広告情報を音声報知する店舗の種類を選択できるようにしても良い。具体的には、店舗情報に店舗の種類に応じたコード等を付加し、予めユーザーによって音声報知すべき店舗種類を音声操作によって選択的に設定させて嗜好情報として保持しておき、その設定された嗜好情報、すなわち、設定された種類の店舗コードに合致した場合のみ、広告情報を音声報知するようにする。これにより、ユーザーにとって必要な種類の店舗に関する広告情報のみ音声報知することができる。
【0034】
ただし、広告情報を停止したり、一部の種類の店舗に関する広告情報に制限したりすると、ユーザーが情報センター300より各種の情報を入手しようとした場合、その情報提供料に広告料金収入を当てることができないため、情報提供料が十分に低減できない場合もありえる。
【0035】
ステップS160にて広告情報の音声報知が停止されていると判定されると、ステップS170に進んで、広告情報を音声報知することなく目的地までの経路を音声にて案内する。一方、ステップS160にて広告情報の音声報知が停止されていないと判定されると、ステップS180にて広告情報を音声にて報知しつつ、目的地までの経路を音声にて案内する。具体的には、車両が店舗に所定距離まで接近したことを検出したタイミングにて、記録媒体140に蓄積された広告情報を音声報知する。
【0036】
なお、ステップS170及びステップS180にて行なわれる経路の音声案内においては、同様に、報知すべき店舗を目印として音声にて経路を案内する。例えば、「この先の○○店がある交差点を右折です。」等の音声を出力して経路案内を行なう。これにより、ユーザーに対して店舗を意識付けることができ、ユーザーのニーズによっては、その店舗に立ち寄ることが期待できる。
【0037】
ただし、広告情報の報知を停止した際のステップS170にて行なわれる経路案内では、店舗を目印とした音声案内も停止し、単に現在位置からの距離に基づいて案内ポイントである交差点等を特定することにより、経路を案内するようにしても良い。
【0038】
ステップS190では、報知した店舗及び広告情報を記録媒体140に格納する。そして、ステップS200にて経路案内が終了した、もしくは経路案内が中断されたことを検出したタイミングで、格納した店舗及び広告情報の報知実績に関するデータを情報センター300に送信する。
【0039】
ステップS220にて、情報センター300がその店舗及び広告情報の報知実績に関するデータを受信し、各店舗毎に集計する。そして、ステップS230にて、各広告主の情報機器400に対して店舗及び広告情報の報知実績を送信して報告するとともに、各広告主に対して広告料金の課金処理を行なう。
【0040】
上記した処理により、本実施形態によるナビゲーションシステムによれば、経路案内というナビゲーションシステム特有の機能を利用し、目的地までの経路案内時に、その経路上に存在する店舗及びその広告情報を音声報知することができる。これにより、ユーザーは、店舗の位置を容易に把握することができるので、効果的な店舗の広告を行なうことができる。従って、その広告主から、広告を行なった回数に応じて広告料を徴収して、その広告料を情報提供料に充てることにより、ユーザーへの情報提供料を低減、もしくは無料にすることができ、情報ネットワークサービスへの加入を促進することができる。
【0041】
なお、上述した実施形態では、カーナビゲーション装置100は、現在地から目的地までの経路において右左折等を行なう交差点や分岐点等の案内ポイントを情報センター300に送信し、その案内ポイントに存在する店舗に関する情報のみ取得して蓄積し、店舗を目印として案内を行なったり、広告情報を音声報知するものとして説明した。
【0042】
しかしながら、案内ポイント以外に存在する店舗に関しても、その名称や広告情報を報知するようにしても良い。そのためには、カーナビゲーション装置100から、案内ポイントではなく、計算した経路自体を示すデータ(ノードデータ及びリンクデータ)を情報センター300に送信し、その経路上付近に存在する店舗に関する情報を取得すれば良い。この場合、案内ポイント以外の店舗に関しては、車両がその店舗に所定距離まで接近したときに、その店舗名や広告情報を音声報知する。このようにすれば、広告対象となる店舗を増加させることができる。
【0043】
また、上述した実施形態では、携帯電話網を介してカーナビゲーション装置100と情報センター300との通信を行なう例について説明したが、例えば、無線LAN等の狭帯域通信網を介して、カーナビゲーション装置100と情報センター300との通信を行なうようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係わる、ナビゲーションシステムの全体構成を示す概念図である。
【図2】カーナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。
【図3】ナビゲーションシステムにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 車両
100 カーナビゲーション装置
110 位置検出部
120 マイク
130 スピーカ
140 記録媒体
150 制御回路
200 通信モジュール
300 情報センター
400 情報端末
Claims (11)
- 店舗に関する情報を蓄積している情報センターと、
前記情報センターとの通信を行なう通信手段、音声にて情報を報知する音声報知手段及び目的地までの経路を前記音声報知手段による音声によって案内する経路案内手段を備える車載機とを備えたナビゲーションシステムであって、
前記車載機は、前記経路案内手段により案内される目的地までの経路上に存在する店舗に関する情報を前記通信手段を介して取得し、前記目的地までの経路を案内する際に、同時に店舗情報を前記音声報知手段によって報知することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 前記店舗情報の報知は、前記経路案内手段によって報知すべき店舗を目印として音声にて経路を案内することによって行なわれることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- 経路案内地点に複数の店舗が存在する場合、前記情報センターは、その複数の店舗間で報知される店舗を周期的に切り換えて、前記車載機へ提供することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーションシステム。
- 前記情報センターは、広告料金のレートに応じて、前記複数の店舗の中から前記車載機に提供する店舗として選択する頻度に差を設けることを特徴とする請求項3に記載のナビゲーションシステム。
- 経路案内地点に複数の店舗が存在する場合、前記情報センターは、報知されるべき店舗として、案内経路が右折である場合には右側に存在する店舗を、案内経路が左折である場合には左側に存在する店舗を前記車載機へ提供することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーションシステム
- 前記情報センターは、店舗に関する情報の1つとして広告情報を有し、前記車載機は、前記目的地までの経路上において当該店舗に接近したとき、前記広告情報を前記音声報知手段に報知させる広告手段を有することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- 前記車載機は、広告情報を報知すべき店舗の種類を選択する選択手段を備え、前記広告手段は、前記選択手段によって選択された種類の店舗に関する広告情報のみ報知させることを特徴とする請求項6に記載のナビゲーションシステム。
- 前記車載機は、広告手段による広告情報の報知を停止する停止手段を備えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のナビゲーションシステム。
- 前記車載機は、店舗情報の報知実績を保存する保存手段を有し、前記通信手段によって、前記報知実績を前記情報センターに送信することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のナビゲーションシステム。
- 前記情報センターは、前記車載機から送信された報知実績を店舗毎に集計する集計手段を備えることを特徴とする請求項9に記載のナビゲーションシステム。
- 前記情報センターと前記車載機の通信手段とは、携帯電話網と狭帯域通信網との少なくとも一方を介して通信を行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のナビゲーションシステム。
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A02 | Decision of refusal |
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