JP2004105315A - 月齢対応使い捨てオムツ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ストーリー性のある絵柄11及び13を使い捨てオムツに表裏に配置し、オムツを表裏に動かすことで変化が楽しめるオムツとし、しかもこのオムツの絵柄を子供の心理発達の成長段階にあったものとする。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はイラストを備えた使い捨てオムツ、特にストーリー性等のあるイラストを表裏等に備えた使い捨てオムツに関する。
【0002】
【従来の技術】
オムツ交換を嫌がって暴れる赤ちゃんのオムツを換えることは、交換者にとって、体力的、精神的に大きな負担である。そして、このような負担を軽減するために、子供が喜ぶであろうと考えられる絵柄をオムツに付すようなことが行われている。実際に、かわいらしいキャラクターの絵柄を表裏に付したような紙オムツも出回っている。
【0003】
しかしながら、このような紙オムツには、実際には、期待したほどの効果はなく、実際には、乳幼児(特に、手足が動かせる、ハイハイができる、歩いたり、走ったりできる、というような運動レベルに発達した子供)は、オムツ換えを嫌がり、逃げたり暴れたりするので、交換者のオムツ換え負担の問題は解決されていなかった。
【0004】
なお、これに関する従来例としては、以下のようなものがある。
【0005】
特許文献1には、交換者が子供を楽しませたり、トイレトレーニングをする子供のモチベーションを高める目的で、描かれたイラストのインパクトを弱めないように、バックシートにおける不織布の光透過率を80%以上にしたものが記載されている。
【0006】
また、この特許文献1には、体重15kg以上の幼児を対象としたトレーニングパンツに、子供のトイレトレーニングのモチベートを向上させるために、濡れたら消えるお知らせデザインを取り入れたものも記載されている。
【0007】
【特許文献1】
国際公開第01/49230号パンフレット
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例にあっては、「子供+パンツ」の意匠性が、母親を満足させているというだけであって、期待するほど、子供心を惹きつけてはいない。こうしたことから実際は、子供の興味や関心が他に行ってしまうような事態も生じていた。
【0009】
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、母親を満足させるのではなく、知能がある程度発達した乳幼児の興味・関心を確実に惹きつけ、オムツ交換時の労力の負担を軽減することができるような形態の使い捨てオムツを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するために、本発明においては、ストーリー性のある絵柄を使い捨てオムツに表裏に配置し、オムツを表裏に動かすことで変化が楽しめるオムツとし、しかもこのオムツの絵柄を子供の心理発達の成長段階にあったものとすることとしている。
【0011】
ここで、一般的に言われていることとして、出願人らの独自の調査により、「乳幼児の視力は6ヶ月で0.04〜0.08、12ヶ月で0.2〜0.25、24ヶ月で0.5から0.6程度しかなく、キャラクターの違いがわかるのは1歳を過ぎてからである。また、出願人らの独自の調査により、特に、6ヶ月〜17ヶ月の幼児は、ガラガラや吊るしメリーといった、音が出たり、カラフルに色づけされた、おもちゃの動きを興味深く眺め、18ヶ月〜24ヶ月の幼児は、イナイイナイバアといった、簡単なストーリー展開を認識して喜ぶ」ということが判明した。
【0012】
これに関して言えば、濡れたら消えるお知らせデザインなどというものがあるがゆえに、ある程度知能の発達した子供などは、目的とすべき「オムツ離れ」とは違った方向に誘導されてしまう(例えば、色が変わるのを面白がって、オムツにわざとおしっこをする)可能性を否定できない。子供のオムツ使用において起こりうるであろう、幅広い状況、子供の行動パターンの中での問題行動に基づいて活路を見出したと言うのは、出願人らの大いなる成果である。
【0013】
更に言えば、オムツ交換時における交換者(特に母親)の体力的、精神的負担を低減し、子供の健全な発育を促進させるため、オムツ交換時における親子のコミュニケーションの質を向上させる工夫が必要であるが、これらの背景からオムツを使用する月齢の幼児を喜ばせるには、数多くのイラストバリエーションよりも、子供を喜ばせたいそのときに、動きがあって、ドラスティックな変化を与えることが重要であるということが、本出願人らの研究によって明らかになり、それに基づいて本発明を完成するに至ったのである。そして、この工夫は、楽しくオムツ換えができ、子供の心理発達に悪い影響を与えにくいものとなりうる。
【0014】
より具体的には、本発明においては以下のようなものを提供する。
【0015】
(1) 所定のイラスト表示がなされているイラスト表示部を備える使い捨てオムツであって、前記イラスト表示部は、それぞれ異なるイラストを表示している複数のサブイラスト表示部からなり、当該サブイラスト表示部は、使い捨てオムツに存在する複数の表示面の異なる表示面にそれぞれ配置されていると共に、前記複数のサブイラスト表示部に表示されている各イラストの間には、形状、模様、色彩、観念、あるいはこれらの組み合わせの上で、何らかの関連性もしくは統一性が設定されている使い捨てオムツ。
【0016】
本発明によれば、イラスト表示部が使い捨てオムツに存在する複数の表示面の異なる表示面にそれぞれ配置されていると共に、前記複数のサブイラスト表示部に表示されている各イラストの間には、形状、模様、色彩、観念、あるいはこれらの組み合わせの上で、何らかの関連性もしくは統一性が設定されているので、オムツを交換する際に、オムツの片面にある一番目のイラストを見せて、次に別の片面にある2番目のイラストを子供に見せることによって、ストーリーの展開を認識させて興味を抱かせることができる。
【0017】
なお、「表面」というのは、使用者の目に見えるところを意味する。「表示面」というのは、使い捨てオムツを、ある「自然な形態」としたときに、当該ある「自然な形態」に対応して使用者の目に見えることとなる表面のことを意味する。「自然な形態」というのは、使い捨てオムツを引っ張ったり、捻ったりというような形態のときに生ずる不自然な形態に対抗する概念であり、使い捨てオムツを引っ張ったり、捻ったりすることなく置いたときに当該使い捨てオムツがとる通常の形態のことを意味する。使い捨てオムツが「自然な形態」となっているときには、その「自然な形態」に対応してオモテ面に現出する、使い捨てオムツが自然な形態であるときに使用者に見える表面である表示面が、使用者の目に付くことになる。
【0018】
(2) 前記イラストは、特定のキャラクターが少なくとも一つ以上含まれているイラストである(1)記載の使い捨てオムツ。
【0019】
本発明によれば、イラストとして特定のキャラクターが含まれているので、オムツに表示されているイラストに対し、子供が興味を持つことになる。
【0020】
「キャラクター」というのは、いわゆる「背景」に対する概念であり、人物、動物、植物、もしくは乗り物など、何らかの個性をもった対象物や興味ある動作を伴う対象物をそのままもしくは模した状態であらわしたものを意味する。
【0021】
(3) 前記イラストは、最も大きいキャラクターが、4cm四方の枠外の大きさで描かれているものである(2)記載の使い捨てオムツ。
【0022】
本発明によれば、イラストの大きさは少なくとも4cm平方の枠外で配置されているものであり、好ましくは、JIS Z8726に示される、L*a*b*表色系のa*またはb*の絶対値が20以上の色が少なくとも1色以上用いて描かれているので、乳幼児が絵柄を識別することになる。尚、これより小さい、あるいはこれよりも色相の低い色のみで描かれた絵柄は、視力が未発達な幼児には認識しにくいといわれている。
【0023】
(4) 前記複数の表示面は、使い捨てオムツをある「自然な形態」としたときにそれぞれオモテ側になるオモテ側表示面とウラ側になるウラ側表示面とを含むものである(1)から(3)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0024】
本発明によれば、複数の表示面は、使い捨てオムツをある「自然な形態」としたときにそれぞれオモテ側になるオモテ側表示面とウラ側になるウラ側表示面とを含むので、これら表示面に図柄を表示でき、オムツの前みごろおよび後みごろのいずれにも図柄を有することになる。また、オモテ側表示面とウラ側表示面にストーリ性を有する図柄を表示でき、オムツのオモテ側とウラ側を交互に見せることにより、図柄が変化し、その変化はストーリ性を有するので、着用者である乳幼児が興味を持つことになる
【0025】
(5) 前記複数の表示面は、使い捨てオムツが着用された際に、「自然な形態」で前側領域になる着用時前側表示面と後側領域になる着用時後側表示面とを含むものである(1)から(3)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0026】
本発明によれば、複数の表示面は、使い捨てオムツが着用された際に、「自然な形態」で前側領域になる着用時前側表示面と後側領域になる着用時後側表示面とを含むので、これら表示面に図柄を表示でき、オムツを着用した際、前側領域になる着用時前側表示面と後側領域になる着用時後側表示面のいずれにも図柄を有することになる。また、前側領域になる着用時前側表示面と後側領域になる着用時後側表示面にストーリ性を有する図柄を表示でき、オムツを広げたり、畳んだりすることにより、図柄が変化し、その変化はストーリ性を有するので、着用者である乳幼児が興味を持つことになる。
【0027】
(6) 前記着用時前側表示面と前記着用時後側表示面とが別の部材で構成されている(5)記載の使い捨てオムツ。
【0028】
前記着用時前側表示面と、前記着用時後側表示面の少なくともイラストを配置した部位を構成する部材が別の部材で構成されていることにより、必要最小限の部材でオムツを構成することができるので、色やイラストのバリエーションがつけやすく、省資源化、コストダウンが可能となる。
【0029】
(7) 前記「形状、模様、色彩、観念、あるいはこれらの組み合わせの上で、何らかの関連性もしくは統一性」は、前記複数のサブイラスト表示部に表示されている各イラストの間で簡単なストーリーを表現するものである(1)から(5)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0030】
本発明によれば、「形状、模様、色彩、観念、あるいはこれらの組み合わせの上で、何らかの関連性もしくは統一性」は、前記複数のサブイラスト表示部に表示されている各イラストの間で簡単なストーリーを表現するものであるので、着用者である子供がこのストーリー性に興味を持ち、オムツの交換がスムーズになる。
【0031】
(8) 前記サブイラスト表示部が配置されている表示面が、透湿性のシートで構成されている(1)から(7)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0032】
本発明によれば、サブイラスト表示部が配置されている表示面が、透湿性のシートで構成されているので、装着時のムレを防ぐことができる。
【0033】
(9) 使用後の処理をするためのテープが取り付けられている(1)から(8)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0034】
本発明において、オムツにはテープが取り付けられているので、このテープによって、使用後に廃棄処理する際に、丸めまたは折り畳んだ状態でオムツを止めることができ、コンパクトに廃棄できる。また、テープで止めつけることによりオムツの中に丸め込んだ便等が飛び出ることもない。尚、テープの取り付け位置は、図柄の上方からウエスト開口部に向けて上下方向(図2(b)参照)に、もしくは、オムツの胴部の両脇近傍にオムツの端部から外方に向けて左右方向(図14(b)参照)に取り付けられる。
【0035】
(10) 前記テープが、前記サブイラスト表示部にかかりにくいように設定されている(9)記載の使い捨てオムツ。
【0036】
本発明によれば、テープはサブイラスト表示部にかからないよう設定されているので、テープがイラストに重ならないため絵柄を損ねることがない。
【0037】
「サブイラスト表示部にかかりにくいように設定されている」というのは、例えば、十分に距離を離すとか形態の上で何らかの工夫を加えて物理的な障壁を形成するようなことを意味する。
【0038】
(11) 前記テープが、前記サブイラスト表示部にかかるように設定されているとともに、当該サブイラスト表示部にかかると想定される部分が透明である(9)記載の使い捨てオムツ。
【0039】
本発明によれば、テープはサブイラスト表示部にかかるように設定されていても、サブイラスト表示部にかかる部分が透明になっているので、テープがイラストにかかっても絵柄を見ることができるため、絵柄を損ねることがない。
【0040】
(12) 前記テープが、オムツの胴部の両脇近傍に取り付けられていることを特徴とする(9)から(11)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0041】
本発明によれば、テープはオムツの胴部の両脇近傍に取り付けられているので、使用したオムツを折り畳んだ際に、テープが隣り合うことになるので、短いテープで止めつけることができる。
【0042】
(13) 月齢36ヶ月以下幼児用使い捨てオムツである(1)から(12)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0043】
本発明の使い捨てオムツは、絵柄を識別して、簡単なイラストのストーリー性を興味を持ちやすいのは月齢36ヶ月以下幼児であり、この月齢の幼児を着用対象者とするものである。
【0044】
(14) 月齢12ヶ月以上24ヶ月未満の幼児用使い捨てオムツである(1)から(12)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0045】
月齢12ヶ月以上24ヶ月未満の幼児は絵柄を識別できるので、イラストに興味を持ち、オムツの取り替えがスムーズに進めることができる。
【0046】
(15) 月齢18ヶ月以上24ヶ月未満の幼児用使い捨てオムツである(1)から(12)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0047】
この場合、着用対象者が月齢18ヶ月以上24ヶ月未満の幼児である。月齢12ヶ月〜24ヶ月の幼児は、キャラクターの違いがわかるようになり、「イナイイナイバア」といった簡単なストーリー展開を認識して喜ぶので、オムツに簡単なストーリー性のあるイラストを表示することにより、子供を喜ばせることができる
【0048】
(16) 体重6kg〜14kg幼児用使い捨てオムツである(1)から(15)いずれか記載の使い捨てオムツ。この場合、着用対象者が体重6kg〜14kgの幼児である。
【0049】
(17) 前記使い捨てオムツがテープ型オムツである(1)から(16)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0050】
本発明のテープ型オムツとは、止着テープで、脇を止めることによって装着できる形状のオムツをいう。
【0051】
(18) 前記使い捨てオムツがパンツ型オムツである(1)から(16)いずれか記載の使い捨てオムツ。
【0052】
【発明を実施するための形態】
図1、2、3はこの発明の実施の好適な一実施形態を示す図である。
【0053】
図1で示されるのはオムツである。オムツ1の構成は特に限定しないが、例えば、ウエスト開口部2と脚開口部3を有するアウター部4と、アウター部4の股間部近傍に具備された、インナー部5からなり、インナー部5をアウター部4に接着して、オムツ1を形成することができる。アウター部4とインナー部5を組み立てる際には、ヒートシール、超音波シール、ホットメルト接着剤などを用いることができる。
【0054】
インナー部5は、肌接触面に具備された、トップシート6と吸収体7からなる。トップシート6には、親水性の不織布や、開孔プラスチックなどの液透過性シートを用いる。ここでいう不織布は、スパンボンド、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、ケミカルボンド、エアースルーなどの製法で作られたもので、不織布の繊維には、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系の繊維、または、ポリエチレン、ポリプロピレンやポリエステルで形成された、シースコア型複合繊維、または、サイドバイサイド型繊維を使うことができる。
【0055】
吸収体7は、親水性繊維と高吸収性ポリマーからなる。親水性繊維は、パルプ、レーヨン、アセテート、コットン等の吸収性繊維、熱可塑性合成樹脂繊維を親水化した繊維などが採用される。保持した体液を漏らさないために、プラスチックフィルムを具備することができる。
【0056】
アウター部4は、耐液性、肌触りのよさ、通気性を両立させる為、単一または、複数のシートから構成される。例えば、疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、これらを貼り合わせたシートを用いることができる。上記プラスチックフィルムは、フィラーを混入した後、延伸することで、通気性、透湿性を高めることができる。
【0057】
オムツ1の胴回りの部分8には、ウエスト開孔部2に沿って、延びる弾性体9が複数設けられている。これら弾性体9,10はアウター部4を構成する複数のシートの間に設けられており、挟み込んだ2枚のシートの間に弾性体が伸長した状態で、ホットメルトによって接合されている。
【0058】
弾性体9,10としては、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性合成樹脂からなるプラスチックシートが採用可能である。
【0059】
アウター部4の、腹側または背側で、外から確認できる位置には、図柄11が配置されており、特定の人物、動物、植物(以降、キャラクターと表現する)が、少なくとも一つ以上含まれ、さらに、オムツを装着した際に実質、前身ごろ、後身ごろになる部分に共通したキャラクターが少なくとも一つ以上存在する。図柄に配置されたキャラクターのうち、最も大きく配置されているキャラクター12は、4cm四方の枠外で配置されていることが望ましい。
【0060】
オムツを使用するターゲット月齢(36ヶ月未満)の乳幼児は、6ヶ月で0.04〜0.08、12ヶ月で0.2〜0.25、24ヶ月で0.5から0.6程度の視力であるため、上記で指定した、大きさよりも小さいと、交換者がオムツを手にとって子供に見せた際に、はっきり見えないため、違いを判別することができないからである。図3は図柄11を背側に配置(図3(a))し、腹側には図柄11に関連する図柄13が配置されたものである。尚、図柄11が腹側に配置された場合は、背側の位置に図柄13が配置される。図柄11、図柄13に存在するねこのキャラクター12は、前述、前提で関連づけられることにより、図柄11と図柄13は簡単なストーリーを表現できる。また、オムツの片面にある一番目のストーリーを見せて、そのまま裏返せば、別の片面にある2番目のストーリーを子供に見せることができる。
【0061】
図柄11と図柄13に最も大きく配置されたキャラクター12は、下記表1に示した前提の内一つ、または複数の組み合わせで関連づけられている(図4〜13)。
【0062】
【表1】
【0063】
イラストの配置方法は、オムツの外から確認できるように配置されていれば、特に限定されない。例えば、アウター部4を構成する不織布、またはフィルムに直接印刷されていてもよいし、あらかじめイラストを印刷したフィルムをアウター部4を構成しているフィルムに貼り付けても良い。また、インナー側に上記の方法で配置されていても良い。アウター部4の外側表面には、オムツを廃棄する際に丸めて止める為のテープ14が接着されている。テープ14は、プラスチックフィルムに粘着剤が塗布されており、つかみ部を確保する為に、片端に粘着剤非塗工部が存在する。テープ14はアウター部4の外側表面に直接固定された、実質離形性のあるフィルム上にテープ14の粘着剤が当たるよう、具備されている。必要なテープ長さを確保できるよう、Z折り形状に固定しても良いし、伸縮性のあるテープ基材を用いても良い。
【0064】
このテープ14は、アウター部4の外側表面の図柄11,13に重ならない、もしくは、少なくとも、イラスト11、13にかかる部分が透明な方が、より見やすくなる。テープ14は、必要に応じて2つ具備されていても良い(図14,15)。
【0065】
ここで、本実施例におけるオムツの交換時に使用したときの母子コミュニケーション評価の結果を示す。
【0066】
以下のサンプルを用いてオムツ交換を行った(図15)。
【0067】
【表2】
【0068】
イラストはほぼ中央に、8cm×8cmの枠いっぱいに収まる大きさに配置した。
【0069】
以下の過程をオムツ交換の時間とした。
【0070】
【表3】
【0071】
オムツの交換時間内のコミュニケーションを定量化するために、母子相互作用という指標を用いた。
【0072】
【数1】
【0073】
シグナル値とは、子供、または母親から発信され、泣く、笑う、声を発する、など自身の意思を相手に伝えるための働きかけ全てを指す。
【0074】
子供から発信された場合を1とし、喜び、快感等ポジティブな感情に伴うものをプラス、不快、苦痛等ネガティブな感情につながるものをマイナスと定義した。この具体例を図16に示す。さらに、この子供から発信されたシグナルに対する母親のレスポンスが認められた場合、その絶対値を2とカウントした。
【0075】
例えば、母親が子供を誘導している間、泣いて逃げた子供を母緒が押さえつける状況が30秒、新しいオムツに取り替えている間に子供が笑い、母親が声をかける状況が20秒、母親がオムツを捨てに行っている間、子供がバブバブと機嫌よく声を発しているのが10秒であった場合、
【0076】
母子相互作用値=(−2)×30+(+2)×20+(+1)×10=−10となる。
【0077】
母子相互作用値がプラス方向に数字が高いほど、母と子のコミュニケーションがより長時間継続したことを意味する。
【0078】
上記サンプル、方法で、6ヶ月以上12ヶ月未満、12ヶ月以上18ヶ月未満、18ヶ月以上24ヶ月未満、24ヶ月以上36ヶ月未満の幼児と母親において、各2母子に検証を行い、平均値を算出した。その結果を図17に示した。
【0079】
母子相互作用値は、従来例1<従来例2≪実施例の順に高く、従来例より実施例2のほうが、オムツ換え時間中に、より質の高いコミュニケーションが取れることが証明された。しかも、18ヶ月以上24ヶ月未満の幼児に特に顕著に見られ、この月齢の幼児の心理発達に非常に効果的であることがわかった。
【0080】
図18は、本発明に係る使い捨てオムツの第二の実施形態を示す図で、図19は、図18の別の実施対応を示す図である。
【0081】
図18で示されるのは図柄がオムツのアウター部に表示されたオープン型オムツ15である。当該おむつ15は、オムツの構成は特に限定しないが、装着した際に胴回り部分を構成する胴回り部16を上下に有し、装着した際に脚部を形成する切り込みが形成された中間部17に有する形状であって、装着した際に、図1に示すオムツのインナー部に相当する部分には肌接触面(身体面側)となるトップシートと吸収体からなる(図示せず)。
【0082】
トップシートには、前述の実施形態で説明したように、親水性の不織布や、開孔プラスチックなどの液透過性シートを用いる。ここでいう不織布は、スパンボンド、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、ケミカルボンド、エアースルーなどの製法で作られたもので、不織布の繊維には、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系の繊維、または、ポリエチレン、ポリプロピレンやポリエステルで形成された、シースコア型複合繊維、または、サイドバイサイド型繊維を使うことができる。
【0083】
また、吸収体は、トップシートの裏面側(反身体面側)に配置された前述したと同じく親水性繊維と高吸収性ポリマーからなる。親水性繊維は、パルプ、レーヨン、アセテート、コットン等の吸収性繊維、熱可塑性合成樹脂繊維を親水化した繊維などが採用される。保持した体液を漏らさないために、プラスチックフィルムを具備することができる。
【0084】
また、反身体面側のアウター部18は、耐液性、肌触りのよさ、通気性を両立させる為、単一または、複数のシートから構成されるバックシートからなる。例えば、疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、これらを貼り合わせたシートを用いることができる。上記プラスチックフィルムは、フィラーを混入した後、延伸することで、通気性、透湿性を高めることができる。
【0085】
それぞれの胴回り部16の外先端縁には左右方向に亘って延びる弾性体19が、また、中間部17の両外端縁には切り込みに沿って延びる弾性体20が複数設けられている。これら弾性体19、20はアウター部18を構成する複数のシートの間に設けられており、挟み込んだ2枚のシートの間に弾性体が伸長した状態で、ホットメルトによって接合されている。
【0086】
また、装着した際に後みごろとなる胴回り部16には、長手方向の両先端に外方に延びる形でテープ21が取付けられてある。また、装着した際に前みごろとなる胴回り部16’には、長手方向にテープ21’が取付けられてある。尚、これらテープは使用後の後処理用のテープとしての役割を兼ねている。
【0087】
アウター部18には、図17に示すように胴周り部16から中間部にかけて関連する絵柄が表示されている。この種のオープン型オムツは通常折り畳んだ状態であるので、着用に当たっては折り畳んだ状態から広げることになるが、この際絵柄は図17に示すように矢印に順に絵柄が変化し、一種のストーリーを展開していく。即ち、折り畳まれたオムツを下方に広げていく際に、まず最初の表示は、人が船に乗って釣りをしている絵柄22が表示されている。次に、このオムツの折り畳みを一つ広げることにより小さな魚が釣り糸の周りに群がっている絵柄23の表示が現れる。さらに、折り畳みを広げると、小さな魚を食べようとしている大きな魚の絵柄24が現れるといったストーリーの展開を子供に見せることができる。
【0088】
また、図19は図18の別の図柄の表示をしたものであって、図19のオープン型おむつ15は、アウター部18の胴回り部16に左右方向にかけて関連する絵柄が表示されている。折り畳んだ状態から広げることにより、図18に示すように矢印に順に絵柄が変化し、一種のストーリーを展開していく。即ち、人が船に乗って釣りをしている絵柄22が表示されている折り畳まれたオムツを下方に広げた後、胴回り部16を左右に広げると釣り糸の先には魚が釣れている絵柄25が現れるといったストーリーの展開を子供に見せることができる。尚、この表示はアウター部18の胴回り部16’に表示してもよいし、いずれの胴回り部に表示してもよい。尚、当該オムツ15の構成、材質他は、図18に示したオムツと同様である。
【0089】
このように、折り畳まれたオムツを一つづつ広げることで次の展開を見せると、子供が喜び、それに母親が答えることによって、互いの声かけ、アイコンタクトをとるようにしてもよい。
【0090】
これら絵柄の配置方法は、前述の実施形態で説明したように、オムツの外から確認できるように配置されていれば、特に限定されない。例えば、アウター部18を構成する不織布、またはフィルムに直接印刷されていてもよいし、あらかじめイラストを印刷したフィルムをアウター部18を構成しているフィルムに貼り付けても良い。また、インナー側に上記の方法で配置されていても良い。
【0091】
また、テ−プ21は、アウター部18の外側表面の絵柄に重ならない、もしくは、少なくとも絵柄にかかる部分が透明な方が、より見やすくなる。
【0092】
【発明の効果】
以上のような本発明に係る使い捨てオムツによれば、オムツの表を見せ、裏を返して次の展開を見せる、あるいは折り畳まれたオムツを1つづつ広げて次の展開を見せるというようにすることで、母親が子供に話しかけるきっかけを与え、母親の働きかけに対して、子供が喜び、それに母親が答えることによって、互いの声かけ、アイコンタクトが自然に増えるので、コミュニケーションの質が向上する。母親の子供に対する愛着心が深まり、幼児の健全な発育を促進させることができる。
【0093】
また、幼児の機嫌が良い状態でオムツ交換できるので、オムツ交換による体力的、精神的負担を低減させることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る紙オムツの全体構成を示す図である。
【図2】実施形態に係る紙オムツのキャラクターを示す図である。
【図3】実施形態に係る紙オムツの動作を説明するための図で、(a)は腹側に表示された図であり、(b)は背側に表示された図である。
【図4】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図5】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図6】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図7】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図8】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図9】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図10】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図11】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図12】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図13】本発明の好適な一実施形態を示す図である。
【図14】図1の実施形態に係る紙オムツについて、テープ取付け位置の別の形態を示す図で、(a)は腹側に表示された図であり、(b)は背側に表示された図である。
【図15】実施例を説明するための図である。
【図16】実施例の効果を示す図である。
【図17】実施例の結果を示す図である。
【図18】本発明に係る紙オムツの第二の実施形態の動作を説明するための図である。
【図19】図18に示す紙オムツの別の図柄の表示をした実施形態の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1、15 オムツ本体
11、13、22、23,24,25 図柄
12 キャラクター
14 後処理テープ
21、21’ 止めつけテープ
Claims (18)
- 所定のイラスト表示がなされているイラスト表示部を備える使い捨てオムツであって、
前記イラスト表示部は、それぞれ異なるイラストを表示している複数のサブイラスト表示部からなり、当該サブイラスト表示部は、使い捨てオムツに存在する複数の表示面の異なる表示面にそれぞれ配置されていると共に、前記複数のサブイラスト表示部に表示されている各イラストの間には、形状、模様、色彩、観念、あるいはこれらの組み合わせの上で、何らかの関連性もしくは統一性が設定されている使い捨てオムツ。 - 前記イラストは、特定のキャラクターが少なくとも一つ以上含まれているイラストである請求項1記載の使い捨てオムツ。
- 前記イラストは、最も大きいキャラクターが、4cm四方の枠外の大きさで描かれているものである請求項2記載の使い捨てオムツ。
- 前記複数の表示面は、使い捨てオムツをある「自然な形態」としたときにそれぞれオモテ側になるオモテ側表示面とウラ側になるウラ側表示面とを含むものである請求項1から3いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 前記複数の表示面は、使い捨てオムツが着用された際に、「自然な形態」で前側領域になる着用時前側表示面と後側領域になる着用時後側表示面とを含むものである請求項1から3いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 前記着用時前側表示面と前記着用時後側表示面とが別の部材で構成されている請求項5に記載の使い捨てオムツ。
- 前記「形状、模様、色彩、観念、あるいはこれらの組み合わせの上で、何らかの関連性もしくは統一性」は、前記複数のサブイラスト表示部に表示されている各イラストの間で簡単なストーリーを表現するものである請求項1から5いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 前記サブイラスト表示部が配置されている表示面が、透湿性のシートで構成されている請求項1から7いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 使用後の処理をするためのテープが取り付けられている請求項1から8いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 前記テープが、前記サブイラスト表示部にかかりにくいように設定されている請求項9に記載の使い捨てオムツ。
- 前記テープが、前記サブイラスト表示部にかかるように設定されているとともに、当該サブイラスト表示部にかかると想定される部分が透明である請求項9に記載の使い捨てオムツ。
- 前記テープが、オムツの胴部の両脇近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項9から11いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 月齢36ヶ月以下幼児用使い捨てオムツである請求項1から12いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 月齢12ヶ月以上24ヶ月未満の幼児用使い捨てオムツである請求項1から12いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 月齢18ヶ月以上24ヶ月未満の幼児用使い捨てオムツである請求項1から12いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 体重6kg〜14kg幼児用使い捨てオムツである請求項1から15いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 前記使い捨てオムツがテープ型オムツである請求項1から16いずれか記載の使い捨てオムツ。
- 前記使い捨てオムツがパンツ型オムツである請求項1から16いずれか記載の使い捨てオムツ。
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