JP2004102361A - 自動販売機 - Google Patents

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JP2004102361A
JP2004102361A JP2002259328A JP2002259328A JP2004102361A JP 2004102361 A JP2004102361 A JP 2004102361A JP 2002259328 A JP2002259328 A JP 2002259328A JP 2002259328 A JP2002259328 A JP 2002259328A JP 2004102361 A JP2004102361 A JP 2004102361A
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product
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JP2002259328A
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Toshitake Maruyama
丸山 敏武
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】商品販売における決済処理を非接触型カードにより行う自動販売機において、決済が完了する前にカードが不正に抜取されないようにする。
【解決手段】非接触型のICカードCに対する読み書き手段6が底面部に設置されているカード挿入部3の前面を、カード挿入部3にICカードCが挿入されると上進して閉じ、販売動作と決済処理が完了したときに上昇して開放するシャッタ5を設け、カード挿入部3に挿入されたICカードCが販売動作・決済処理中に抜取されないようにした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に非接触型カードを決済手段として用いる自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機における商品販売の決済手段としては、硬貨や紙幣を用いるものが一般的である。しかし、店頭などで貨幣を支払うことにより、残高を増やすことができる非接触型のICカードが、コンビニエンスストアなどにおける小額決済手段として普及してきており、顧客の利便性を考慮すると、この非接触型のICカードを利用して商品の購入ができる自動販売機を提供する必要がある。
【0003】
そのため、カードが所定距離内に接近すると、そのカードの金額情報によって販売可能な商品の表示を示すランプを点灯し、商品選択スイッチが操作されたときカード金額から選択商品の金額を減算し、減算結果が負でないときに限って商品の排出とカード金額を減算結果に書き換えるようにした自動販売機がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3296575号(第2ページ、段落[0006])
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許第3296575号の自動販売機においては、選択した商品が売り切れていたり、商品を販売口まで搬送する際にトラブルが生じるなどして実際に商品を搬出することができなかったときにも、カードの残高は減額されたままであり、顧客にとって不利益となることがあった。
【0006】
そのような不都合が生じないように、商品の搬出動作を先にし、決済処理を後に行うことも考えられるが、そのような処理フローでは決済処理が行われず、商品をただ取りされる危険があるので、決算処理が正常に行える自動販売機を提供する必要があり、その解決が課題となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するため、商品販売における決済処理が非接触型カードにより行われる自動販売機において、不正抜取防止手段を備えたカード挿入部と、カード挿入部に挿入されているカードに対する読み書き手段と、を備えるようにした第1の構成の自動販売機と、
【0008】
前記第1の構成の自動販売機において、不正抜取防止手段を、カード挿入部前面に設けたシャッタ機構から構成するようにした第2の構成の自動販売機と、
【0009】
前記第1の構成の自動販売機において、カード挿入部と連通可能にカード挿入口とカード返却口とを前面パネルに設け、カード挿入口とカード挿入部との間と、カード挿入部とカード返却口との間に不正抜取防止手段としてシャッタ機構を設けるようにした第3の構成の自動販売機と、
【0010】
商品販売における決済処理が接触型カードと非接触型カードの両方で行われる自動販売機において、共通のカード挿入口を備え、カード挿入口から搬送されたカードを認識して所要のカード挿入部まで搬送すると共に、カード挿入口に返却搬送するためのカード搬送手段と、カード挿入部に挿入されている接触型カードに対する読み書き手段と、カード挿入部に挿入されている非接触型カードに対する読み書き手段と、を備えるようにした第4の構成の自動販売機と、
を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
本発明の自動販売機100においては、前面パネル1の不透明に設けられた右側部分1Aに紙幣投入口2A、硬貨投入口2B、カード挿入部3が設けられ、紙幣投入口2A、硬貨投入口2Bの何れかに正規の貨幣が投入されるか、カード挿入部3に正規の非接触型のICカードCが挿入されると、投入された金額もしくはICカードCの残高が液晶などからなる表示部4に表示されるように構成されている(貨幣の真偽、カードの真偽を検出する機構は別途設置される)。
【0012】
カード挿入部3の前面は、例えば上下動するシャッタ5により開閉可能に設けられている。シャッタ5は、カード挿入部3にICカードCが挿入されると自動的に閉じて不正な抜取を防止し、販売動作が終了したときに上昇してカード挿入部3の前面を開放し、ICカードCの返却が行えるように構成されている。
【0013】
すなわち、カード挿入部3の例えば底面部には、ICカードCに対するリーダライター、すなわち読み書き手段6が設置されている。読み書き手段6は、非接触型のICカードCの電源を立ち上げるための電磁波を常時発生し、ICカードCにおける情報の読み出しと書き込みとを行うものである。
【0014】
そして、ICカードCの電源が立ち上がると、ICカードCの図示しない制御部と、自動販売機100の制御部7との間の通信が可能となり、ICカードCに対する抜取防止動作と所要の販売動作とが行われるように構成されている。
【0015】
制御部7と各機能部とは、例えば図2に示したように設けられており、読み書き手段6を介して行われる制御部7とICカードCの図示しない制御部との通信により、カード挿入部3にICカードCが挿入されたことが確認されると、制御部7から出力される制御信号により先ずシャッタ5が下進してカード挿入部3の前面を閉じ、販売動作中にICカードCがカード挿入部3から不正に抜取されるのを防止する。
【0016】
続いて、カード挿入部3に挿入されたICカードCの残高を制御部7において確認し、所要の残高があることが確認されたときには、その残高で購入可能な商品が陳列されている商品棚8の図示しない販可ランプを点灯し、販可ランプが点灯している商品の販売を行うように構成されている。
【0017】
すなわち、前面パネル1の右側部分1Aの左側に配置されている透明部分1Bの背面側には商品棚8が分割設置され、それぞれの商品棚8の前面には図示しない商品番号が表示され、所望の商品番号をテンキー9により入力し、さらに購入ボタンスイッチ10を押して所望の商品を購入するように構成されている。
【0018】
そして、商品棚8の前方には、下レール11A、上レール11B、竪レール11C、横走手段11D、昇降手段11E、商品篭11Fからなる商品搬送手段11が設けられ、紙幣投入口2A、硬貨投入口2Bの何れかに正規の貨幣が投入されるか、カード挿入部3に正規の非接触型のICカードCが挿入された状態で、所望の商品番号がテンキー9により入力され、さらに購入ボタンスイッチ10が押されると、制御部7が出力する制御信号により横走手段11Dが起動して竪レール11Cが左右方向に移動し、昇降手段11Eが上下方向に移動してテンキー9で指定した商品が陳列されている商品棚8の前まで商品篭11Fが搬送され、その商品棚8の背面側に設けられている図示しない押進手段が前進して商品棚8の最前列にある商品を1個だけ商品篭11Fに落とし込み、購入商品の入った商品篭11Fを商品販売口12まで搬送して販売するように構成されている。
【0019】
また、購入商品の入った商品篭11Fを商品販売口12まで搬送して販売動作が完了したとき、あるいは販売動作が完了すると共に、カード返却要求ボタンスイッチ13が押されたときには、制御部7が出力する制御信号により読み書き手段6を起動してカード挿入部3に挿入されているICカードCの残高を、販売した商品の代金分だけ減額した金額に書き換え、その後にシャッタ5を上進させてカード挿入部3の前面を開放し、ICカードCの返却が行われる。
【0020】
すなわち、マイコンなどを備えて構成される制御部7の図示しないメモリー部には所要の制御プログラムが格納されていて、カード挿入部3にICカードCが挿入され、読み書き手段6によりその存在が確認されると、図3に示したようにシャッタ5は開閉されて商品の販売動作と、ICカードCの返却とが行われる。
【0021】
なお、図3において、▲1▼の列は一つの商品の販売が完了するとICカードCを返却するときの制御例であり、▲2▼の列は繰り返し販売を可能とするときの制御例であり、スイッチなどによる選択が可能な構成とされている。
【0022】
ICカードCが挿入・保持される部分は、図4に示したように構成することも可能である。すなわち、カード挿入部3の上部に通路3Xを介してカード挿入部3と連通するカード挿入口3Aを設け、カード挿入部3の下部に通路3Yを介してカード挿入部3と連通するカード返却口3Bを設けると共に、通路3Xを開閉するシャッタ5Aと、通路3Yを開閉するシャッタ5Bとを設ける。
【0023】
そして、制御部7により、通路3Xはシャッタ5Aにより通常開とし、通路3Yはシャッタ5Bにより通常閉とすると共に、シャッタ5AはICカードCがカード挿入口3Aから挿入され、カード挿入部3に保持されたときには通路3Xを閉じ、販売動作が完了したとき、或いは販売動作が完了すると共に、カード返却要求ボタンスイッチ13が操作されたときには、シャッタ5Bが通路3Yを開としてICカードCをカード挿入部3からカード返却口3Bに落として、カード返却口3BにおいてICカードCの返却を行うように構成すること可能である。
【0024】
さらに、図5に示したように、カードを出し入れするカード出入口3Cの奥に設けるカード挿入部3を、非接触型のICカードCに対する読み書き手段6が併設された第1のカード挿入部3Dと、磁気記録式の図示しない接触型カード用の読み書き手段6Xが併設された第2のカード挿入部3Eの2箇所に分割する。
【0025】
また、カード出入口3Cの近傍には、カードが挿入されたことを検出するための適宜のカード検出センサを設けると共に、カード出入口3Cに挿入されたカードを第1のカード挿入部3D、さらにその奥に設けられている第2のカード挿入部3Eまでベルト機構などを利用して搬送し、且つ、カード出入口3Cまで戻すことのできる図示しないカード搬送手段を設ける。
【0026】
そして、カード出入口3Cに挿入されたカードは先ず第1のカード挿入部3Dまで搬送し、そこで読み書き手段6により非接触型のICカードCであるか否かを判定し、ICカードCであればそのまま読み書き手段6を介して販売動作を行い、ICカードCでないときにはさらに奥の第2のカード挿入部3Eまで搬送して読み書き手段6Xを介して販売動作を行うように構成することも可能である。
【0027】
カード挿入部3を図5のように構成するときには、カード出入口3Cが通常は狭いスリット状に形成されているので、カード挿入部3に挿入されているカードが販売動作中に抜取される恐れは少ない。しかし、この構成とする場合も、カード出入口3Cとカード挿入部3との間に、カードが挿入されたときに制御部7により閉動作されるシャッタ5Cを設けることは、販売動作中のカードの不正抜取を防止する上で有効な手段となる。
【0028】
なお、第1のカード挿入部3Dと第2のカード挿入部3Eとは並列に設け、カード出入口3Cから挿入されたカードの種別をカード出入口3Cの近傍において判別し、非接触型のICカードCが挿入されたときには第1のカード挿入部3Dに搬送して販売動作を行い、接触型のカードが挿入されたときには第2のカード挿入部3Eに搬送して販売動作を行うように構成することも可能である。
【0029】
また、カード挿入部3は第1のカード挿入部3Dと第2のカード挿入部3Eと云うようには分割せず、カード挿入部3の一方の側にICカードC用の読み書き手段6、他方の側に接触型カード用の読み書き手段6Xを設置し、カード出入口3Cに接触型、非接触型何れのタイプのカードが挿入されても、一箇所のカード挿入部3に搬送するだけ販売動作が行えるように構成することも可能である。
【0030】
上記したように、本発明の自動販売機100においては、販売動作中はカードを抜取することができない構造になっているので、コンビニエンスストアなどで最近使用することが多くなっている非接触型のICカードCを、商品販売における決済手段としても、販売動作中に不正に抜取されることがない。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0032】
例えば、自動販売機100としては、商品搬送手段10を備えず、商品を単に商品販売口まで落下させて販売するタイプの自動販売機であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
上記したように、本発明の自動販売機によれば、代金決済に使用する非接触型カードが、代金の決済処理がなされる前に不正に抜取されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の説明図である。
【図2】本発明の自動販売機の制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明の自動販売機における商品販売時のフローを示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 前面パネル
2A 紙幣投入口
2B 硬貨投入口
3 カード挿入部
3A カード挿入口
3B カード返却口
3C カード出入口
3D 第1のカード挿入部
3E 第2のカード返却部
3X、3Y 通路
4 表示部
5、5A、5B、5C シャッタ
6 読み書き手段
6X 読み書き手段
7 制御部
8 商品棚
9 テンキー
10 購入ボタンスイッチ
11 商品搬送手段
11A 下レール
11B 上レール
11C 竪レール
11D 横走手段
11E 昇降手段
11F 商品篭
12 商品販売口
13 カード返却要求ボタンスイッチ
100 自動販売機
C ICカード

Claims (4)

  1. 商品販売における決済処理が非接触型カードにより行われる自動販売機において、不正抜取防止手段を備えたカード挿入部と、カード挿入部に挿入されているカードに対する読み書き手段と、を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 不正抜取防止手段が、カード挿入部前面に設けられたシャッタ機構からなることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. カード挿入部と連通可能にカード挿入口とカード返却口とが前面パネルに設けられ、カード挿入口とカード挿入部との間と、カード挿入部とカード返却口との間に不正抜取防止手段としてシャッタ機構が設けられたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  4. 商品販売における決済処理が接触型カードと非接触型カードの両方で行われる自動販売機において、共通のカード挿入口を備え、カード挿入口から搬送されたカードを認識して所要のカード挿入部まで搬送すると共に、カード挿入口に返却搬送するためのカード搬送手段と、カード挿入部に挿入されている接触型カードに対する読み書き手段と、カード挿入部に挿入されている非接触型カードに対する読み書き手段と、を備えたことを特徴とする自動販売機。
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