JP2004101091A - 冷凍装置 - Google Patents

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JP2004101091A
JP2004101091A JP2002264632A JP2002264632A JP2004101091A JP 2004101091 A JP2004101091 A JP 2004101091A JP 2002264632 A JP2002264632 A JP 2002264632A JP 2002264632 A JP2002264632 A JP 2002264632A JP 2004101091 A JP2004101091 A JP 2004101091A
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fan cover
damper
heater
cooler
frost
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JP2002264632A
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Inventor
Ryoichi Onda
恩田 良一
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】ダンパーが吹出口を開放したままとなるのを防止する。
【解決手段】筐体に配設されるファンカバー16には、多数の吹出口18が形成される。ファンカバー16には、上段の吹出口群を開閉可能なダンパー22が、ヒンジ24,24を介して傾動自在に配設される。ファンカバー16の裏面にコードヒータ26が取付けられ、該ヒータ26によりファンカバー16を加温して霜を除去するよう構成される。コードヒータ26は、上下に離間する各吹出口群の間に蛇行して配置されると共に、各ダンパー22とファンカバー16との取付部であるヒンジ24の配設位置と対応する裏面に配置される。すなわち、コードヒータ26に通電した際には、ヒンジ24に付着した霜を早期に融解除去し、除霜運転に際してダンパー22が吹出口群を開放した状態のままとなるのを防止する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷凍装置に関し、更に詳しくは、吹出部が形成されたファンカバーに付着した霜を、該カバーに配設したヒータにより除去するよう構成した冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プレハブ冷蔵庫等では、断熱箱体の内部に冷凍装置を配設し、該冷凍装置の冷却運転により庫内を冷却するよう構成される。この冷凍装置は、前面に開口部が形成された筐体の内部に冷却器が配設されると共に、前記開口部は、吹出口が形成されたファンカバーにより覆われている。また、このファンカバーに対応する筐体の内部に送風機が配置され、冷却運転に際して該送風機を回転することにより、冷却器で冷却された空気(冷気)を前記吹出口から庫内に吹出して、該庫内の冷却を行なうよう構成される。
【0003】
前述した冷却運転を継続すると前記冷却器に徐々に霜が付着し、その着霜量が多くなると冷却効率が低下するため、このときには冷却運転を停止して除霜運転を行なう。除霜運転では、ヒータやホットガス等を用いて冷却器を加温することで除霜が行なわれる。この場合に、冷却器を加温することにより筐体の内部には暖気が生ずるため、この暖気が前記吹出口から庫内に流出するのを防止するため、前記ファンカバーにダンパーを配設してある。このダンパーは、ファンカバーに対して傾動自在に配設され、冷却運転時には冷気の風圧により傾動して吹出口を開放して冷気の吹出しを許容し、また除霜運転時には自重により垂下して吹出口を閉成して暖気の庫内への流出を防止するよう構成されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−257826号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記冷却運転の継続により冷却器ばかりでなく、冷気が流通するファンカバーにも霜が付着し、この霜が前記吹出口を塞ぐと、次回の冷却運転に際して冷気の効率的な吹出しが阻害される問題を招く。また、ファンカバーに付着する霜が、前記ダンパーの取付部等に付着すると、該ダンパーの円滑な傾動が阻害される。すなわち、冷却運転に際して吹出口を開放しているダンパーの取付部が霜により氷結してしまい、冷却運転を停止しても該ダンパーが自重により垂下せずに吹出口を開放したままとなり、除霜運転時に発生した暖気の庫内への流出を阻止できずに庫内温度を上昇させてしまう不都合を生ずる。
【0006】
【発明の目的】
この発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、吹出部からの効率的な冷気の吹出しを確保すると共に、ダンパーが吹出部を開放したままとなるのを防止し得る冷凍装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る冷凍装置は、
冷却器が内部に配置された筐体のファンカバーに吹出部が形成されると共に、該吹出部に対応する内部に送風機が設けられ、該送風機の回転により前記冷却器で冷却した空気を吹出部から吹出すよう構成した冷凍装置において、
前記ファンカバーに、除霜運転に際して通電されるヒータが配設されると共に、前記吹出部を開閉可能なダンパーが傾動自在に配設され、
前記ヒータの一部は、前記ダンパーのファンカバーに対する取付部と対応する位置に臨んでいることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る冷凍装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
【0009】
図1は、実施例に係る冷凍装置を示すものであって、該冷凍装置10は、図示しないプレハブ冷蔵庫やその他の冷蔵庫等の断熱箱体の内部に配設されて使用される。この冷凍装置10は、前方に開放する横長の筐体12を備え、図2に示す如く、該筐体12の内部背面側には横長の冷却器14が配設されており、該冷却器14に、図示しない冷凍系から冷媒またはホットガスが運転状態(冷却運転、除霜運転)に応じて循環供給されるよう構成される。筐体12の前面に、該前面に形成されている開口部12aを覆うファンカバー16が配設されており、該ファンカバー16には複数の吹出口18が所定のパターンで形成されている。実施例では、横方向(左右方向)に所定間隔離間した領域において、横方向に並列で形成された複数の吹出口18からなる吹出口群が、上、中、下に所定間隔離間して3段で形成されている。そして、これら全ての吹出口18が形成されている領域が、吹出部Sとなる。
【0010】
前記上下3段の吹出口群が形成される左右の各領域に対応する筐体12の内部に、送風機20が夫々配設されており、これら2基の送風機20,20を冷却運転に際して回転することにより、前記冷却器14と熱交換して冷却された空気(冷気)が、前記各吹出口18から断熱箱体の内部(庫内)に吹出されるよう構成される。
【0011】
前記ファンカバー16の前面には、図1および図2に示す如く、各上段の吹出口群を開閉可能なダンパー22が夫々傾動自在に配設されている。すなわち、ダンパー22は、矩形板状の遮蔽部22aの上端縁部が、その横方向に離間する2箇所において取付部としてのヒンジ24を介してファンカバー16に対して傾動自在に配設され、自然状態では自重により上段の吹出口群の前面に遮蔽部22aが垂下して該吹出口群を略閉成するよう構成される。但し、前記送風機20を回転する冷却運転に際しては、該送風機20から吹出される冷気の風圧により該遮蔽部22aが押されて前方に傾動して吹出口群を開放するようになっている(図4参照)。
【0012】
また、前記遮蔽部22aの左右両端縁には、後側(ファンカバー側)に向けて略直角に折曲された案内部22bが夫々形成されており、両案内部22b,22bは、当該ダンパー22の傾動に際してファンカバー16の対応位置に形成された案内通孔16a,16aに対して出入りすることで、当該ダンパー22の傾動案内を行なうよう構成される。なお、前記ダンパー22は、除霜運転に際して筐体12の内部で発生した暖気が吹出口18から流出するのを防止するためのものであるから、全ての吹出口18を閉成し得るよう構成するのが好適である。しかし、筐体内の暖気は上昇するから、実施例のように上下に離間して3段で吹出口群を形成する構成においては、上段の吹出口群のみをダンパー22で閉成することで充分に対応し得る。
【0013】
前記ファンカバー16の裏面には、図3に示す如く、コードヒータ(ヒータ)26が、耐熱性を有するアルミ箔テープ等を用いて取付けられ、該ヒータ26によりファンカバー16を加温して霜を除去するよう構成されている。このコードヒータ26は、前記左右の領域における上下に離間する各吹出口群の間に蛇行して配置され、該コードヒータ26に通電した際には、ファンカバー16の全体を加温し、各吹出口18に付着した霜を短時間で融解除去し得るようになっている。またコードヒータ26の一部は、前記各ダンパー22とファンカバー16との取付部であるヒンジ24の配設位置と対応する裏面および前記各案内通孔16aに近接する位置にも臨むよう配置してある。すなわち、コードヒータ26に通電した際には、ヒンジ24および案内通孔16aに付着した霜を早期に融解除去し、除霜運転に際してダンパー22が吹出口群を開放した状態のままとなるのを防止するよう構成される。なお、コードヒータ26は、前記冷却器14の除霜運転に際してON(通電)され、冷却運転に際してOFF(通電停止)されるよう設定される。
【0014】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る冷凍装置の作用につき説明する。冷却運転に際して前記各送風機20を回転すると、前記冷却器14と熱交換した冷気が、前記多数の吹出口18から庫内に吹出される。このとき、上段の吹出口群を閉成している各ダンパー22は、図4に示す如く、冷気の風圧により前方に傾動して該吹出口群を開放し、庫内への冷気の充分な吹出量は確保される。
【0015】
前述した冷却運転を継続すると、前記冷却器14やファンカバー16に霜が付着する。そこで、所定時間あるいは霜の着霜量を検出して、冷却運転から除霜運転に移行する。すなわち、前記冷凍系の弁切換えにより冷却器14にホットガスを循環供給して、該冷却器14を加温して霜を除去する。このとき、前記各送風機20は停止しているから、前記各ダンパー22は自重により垂下して上段の吹出口群を閉成している(図2参照)。なお、前述した如く、冷却器14を加温することで生ずる暖気は、筐体12の内部において上方に移動するため、該暖気が上段の吹出口群から庫内に流出するのは防止される。
【0016】
また、前記除霜運転に際して前記コードヒータ26にも通電され、これによって前記ファンカバー16の全体が加温されて付着している霜は除去される。すなわち、前記吹出口18(吹出部S)を塞いでいる霜を確実に融解することができ、次回の冷却運転に際して吹出部Sからの効率的な冷気吹出しを確保し得る。更に、該コードヒータ26の一部は、図3に示す如く、前記ヒンジ24の配設位置や案内通孔16aの近傍に臨むように配置されているから、該ヒンジ24に付着した霜および案内通孔16a内に付着した霜は早期に融解除去される。すなわち、冷却運転により前記ダンパー22が開放状態に保持されているときに、前記ヒンジ24が霜により氷結して除霜運転に移行してもダンパー22が自重で傾動しなくなった場合であっても、前記コードヒータ26により霜が融解除去されることで、ダンパー22は自重により上段の吹出口郡を閉成するようになる。また案内通孔16a内に霜が付着して、開放状態のダンパー22が自重により傾動した際に前記案内部22bが案内通孔16aに入らなくなった場合も、コードヒータ26により霜が融解除去されることで、案内通孔16aに案内部22bが通入してダンパー22は上段の吹出口郡を閉成するようになる。従って、除霜運転の全期間に亘って冷却器14の除霜により発生した暖気が、上段の吹出口群から庫内に流出することで、庫内温度が上昇するのは防止される。
【0017】
なお、前記コードヒータ26は、その表面温度は低く(例えば90℃以下)、除霜運転に際してファンカバー16が高温となることはなく、安全性は高い。しかも、ファンカバー16に沿って簡単に密着して配設することができ、該カバー16の全体を均一に加温して効率的な霜取りを行ない得る。
【0018】
【変更例】
実施例では、送風機を2基配設した冷凍装置の場合で説明したが、その配設数は1基または3基以上であってもよい。また実施例では上段の吹出口群のみをダンパーで開閉する構成としたが、全ての吹出口群を開閉する構成としてもよい。更には、吹出口の形成パターンは実施例に限定されるものでなく、各種のパターンを採用し得ると共に、一つの開口であってもよい。なお、ファンカバーを加温するヒータとしては、コードヒータに限定されるものでなく、シーズヒータ、その他の形式のヒータを採用し得るが、安全性が高くまた取付けが簡単なコードヒータが好適である。更にまた、実施例では冷却器をホットガスにより加温して除霜するよう構成したが、該冷却器に近接配置したヒータにより除霜を行なうものであってもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る冷凍装置によれば、除霜運転に際して通電されるヒータをファンカバーに配設したから、冷却運転に際して吹出部を塞ぐように付着した霜を確実に融解除去することができ、毎回の冷却運転に際して吹出部からの効率的な冷気吹出しを確保し得る。また前記ヒータの一部を、ダンパーのファンカバーに対する取付部と対応する位置に臨むよう配置したから、冷却運転に際して取付部に付着した霜を融解除去することができ、ダンパーが吹出部を開放した状態のままとなるのを防止し得る。すなわち、除霜運転に移行した際に筐体の内部で発生した暖気が吹出部から多量に流出するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る冷凍装置を示す概略斜視図である。
【図2】実施例に係る冷凍装置をダンパーの閉成状態で示す概略縦断側面図である。
【図3】実施例に係るファンカバーの背面図である。
【図4】実施例に係る冷凍装置をダンパーの開放状態で示す概略縦断側面図である。
【符号の説明】
12 筐体,14 冷却器,16 ファンカバー,20 送風機
22 ダンパー 22a 遮蔽部,24 ヒンジ(取付部)
26 コードヒータ(ヒータ),S 吹出部

Claims (1)

  1. 冷却器(14)が内部に配置された筐体(12)のファンカバー(16)に吹出部(S)が形成されると共に、該吹出部(S)に対応する内部に送風機(20)が設けられ、該送風機(20)の回転により前記冷却器(14)で冷却した空気を吹出部(S)から吹出すよう構成した冷凍装置において、
    前記ファンカバー(16)に、除霜運転に際して通電されるヒータ(26)が配設されると共に、前記吹出部(S)を開閉可能なダンパー(22)が傾動自在に配設され、
    前記ヒータ(26)の一部は、前記ダンパー(22)のファンカバー(16)に対する取付部(24)と対応する位置に臨んでいる
    ことを特徴とする冷凍装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110806055A (zh) * 2019-11-26 2020-02-18 合肥美科制冷技术有限公司 一种电控风冷自动除霜冰箱
WO2023061211A1 (zh) * 2021-10-11 2023-04-20 青岛海尔电冰箱有限公司 风冷式冰箱

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