JP2004100140A - ヘルメットのキャップにバイザーを取り付けるための装置 - Google Patents

ヘルメットのキャップにバイザーを取り付けるための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 寸法が小さく、構造が簡単で、かつ信頼性があり、バイザーが不意に外れることを防止できる、ヘルメットのキャップに、バイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止する。
【解決手段】 バイザーが、ヘルメットのアイポート開口部12に対して回転するよう、ヘルメットのキャップ2に対して、バイザーのサイドエリア3を取り外し自在に係止するための機構は、少なくとも1つのロッキングタブ6も備え、該ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分にほぼ対応して位置し、前記ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分を遮って開口部5aを縮小する位置と、前記ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分から外れ、前記開口部5aを自由にする位置との間で、バイザーの回転軸線に一致するか、またはこれとほぼ平行な軸線に沿って、ロッキングタブが並進運動させられるようになっている。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、バイザーをキャップから取り外し、バイザーを交換できるように、ヘルメットのキャップにバイザーのサイドエリアを回転自在に取り付けるための機構に関する。
 ヘルメットのアイポート開口部を開閉できるように、バイザーをキャップに回転自在に取り付けることは、従来長い間、1対の機構によって行われてきた。この機構は、アイポート開口部の側面に位置し、バイザーのサイドエリアをキャップに取り外し自在に係止している。
 通常、ユーザーが適当な工具を使用することによって、各機構により、バイザーをヘルメットから解放(アンフック)し、バイザーを交換し、次に、新しいバイザーを2つの機構に機械式に固定することができるようになっている。
 特にオートバイの分野では、バイザーは使用によって必ず劣化するので、キャップに対して、バイザーを取り外しできるようにしたいという要求と、製造および組み立てが簡単な機械式構造体を得たいという要求との組み合わせによって、この分野におけるオペレータは、構造的に簡略化され、かつ操作が容易な、ヘルメットにバイザーを係止するための機構を望んでいた。
 バイザーをヘルメットのキャップに取り外し自在に係止するための従来の機構は、例えば、ボルトによりキャップに固定されるようになっているベース構造体と、対応する孔を有するピンとを備え、ボルトとピンは、それぞれベース構造体およびバイザーと一体的であるか、またはその逆に、それぞれバイザーおよびベース構造体と一体的であり、ボルトとピンは、バイザーをキャップに回転自在に係止するように結合されている。
 適当なサイズおよび形状であって、ピンに対応して位置するネジ、またはその他のネジ切りされた固定手段が、取り付け機構のベース構造体に対して、回転軸線に沿ってバイザーの運動を防止する目的を有する。従って、バイザーをヘルメットから取り外したり、バイザーをヘルメットに取り付けるには、特殊な工具を使って固定ネジを緩めたり締めたりし、孔とピンとを、結合したり外したりしなければならない。
 このような作業は、どのユーザーによっても行うことができるが、これを実行することは、常に容易であるとは言えず、また固定手段のネジも徐々に劣化する。更に、この作業をするには、通常、ユーザーによるある量の物理的労力が必要であり、適当な工具を使わなければならず、かつかなりの時間を要する。
 これらの限界を克服するために、ショウエイ(SHOEI)社を出願人とするヨーロッパ特許公開第0 482 731号では、ネジによりキャップに固定されたベース構造体を備え、ヘルメットのバイザーをキャップに取り外し自在に取り付けるための機構の例を示している。このベース構造体には、バイザーと一体的な円形ガイド、および結合突起が設けられた円筒形シートが形成されている。
 ヘルメットの組み立て中、またはバイザーの交換中に、バイザーの結合突起は、バイザーが円筒形シートの軸線を中心として回転できるが、並進運動できないように、円形ガイド内に回転自在に係止されている。
 フックを円形ガイド内に挿入したり、円形ガイドから外すことができるようにするために、ショウエイの機構では、円形ガイドは、アパーチャーおよびこのアパーチャーに設けられた対応する移動自在なロッキングタブを有する。このロッキングタブは、バイザーの回転軸線に対してほぼ直交する方向に、円形ガイドのアパーチャーに係合する位置から外れる位置まで並進運動させられ、スプリングによって、この結合位置に保持されるようになっている。
 更に、バイザーがヘルメットのアイポート開口部に対して完全に持ち上げられた場合にしかアクセスできないタイロッドに、ロッキングタブが連動自在に接続されている。
 タイロッドを作動させると、ロッキングタブは並進し、円筒形ガイドのアパーチャーから外れるので、このアパーチャーを通して、バイザーと一体的なフックをガイドに係止したり、外すことが可能となる。このショウエイの機構は、過剰な困難を生じることなく、バイザーをキャップから外すことができるが、それにも拘わらず、ベース支持体のかなりの寸法のためにかさばっている。
 実際に、この機構が確実に作動することを保証するには、この機構は、ロッキングタブのタイロッドを含み、バイザーの回転軸線に沿って直交する平面上での完全な走行をガイドするように、この機構を設計しなければならず、その結果、この平面に沿った寸法が大きくなる。
 更にこのショウエイの機構は、ロッキングタブの不意の移動を生じさせることがあり、バイザーが持ち上げられた状態の時に、ユーザーがロッキングタブの並進方向にバイザーを移動したくない時に、不意にバイザーが外れる可能性がある。
 タイロッドの平面において、円形ガイドの対応するアパーチャーに係合したロッキングタブを作動させるように、揺動レバーが設けられた、ヨーロッパ特許公開第0 482 731号に記載の機構に類似した機構が、ヨーロッパ特許公開第0 629 357号(ショウエイ)に記載されている。
 この機構でも、通常、弾性的に閉じた状態に保持されているロッキングタブを、バイザーの回転軸線にほぼ直交する平面において、アパーチャーから外れた位置へ移動し、バイザーを完全に持ち上げた時にしか、レバーを操作できないようになっている。
 後者の機構では、バイザーが不意に外れることは、ほとんどあり得ないが、全体の寸法が大きくなるという問題を解消されておらず、寸法は更に大きくなっている。
 曲線に従った形状の揺動レバーおよびロッキングタブが設けられていることによって、機構が更に複雑にもなっており、製造がかなり困難となっている。
 本発明の目的は、上記した従来の欠点を有せず、かつヘルメットのキャップにバイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止するための機構を提供することにある。
 従って、本発明の目的は、寸法が小さく、構造が簡単で、かつ信頼性があり、同時にバイザーが不意に外れることを防止できる、ヘルメットのキャップに、バイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止するための機構を提供することにある。
 本発明の別の目的は、部品数が少なく、よってヘルメットのキャップに組み付けるのが容易であり、操作が極端に簡単であり、かつ全体的に使用上の信頼性があると同時に、工具を使用することなく、バイザーを交換できる機構を提供することにある。
 上記およびそれ以外の目的は、最初の独立請求項、およびその後の従属請求項に記載の、ヘルメットのアイポート開口部に対してバイザーが回転できるように、ヘルメットのキャップにバイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止するための機構によって達成される。
 バイザーが、ヘルメットのアイポート開口部に対して回転するよう、ヘルメットのキャップに対して、バイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止するための、本発明に係わる機構は、
 −キャップに係止され、バイザーの回転軸線にほぼ直交する少なくとも1つの円形のガイド溝を有し、開口部を構成する少なくとも1つの拡大部分を有するベース構造体と、 
 −前記バイザーの前記サイドエリアと一体的であり、前記円形溝の内部でスライド自在に係合するようになっており、前記拡大部分によって構成される開口部に対応した時を除き、前記円形ガイド溝によって所定日に保持される少なくとも1つのフック要素とを備えている。
 この機構は、少なくとも1つのロッキングタブを備え、このロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分にほぼ対応して位置し、前記ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分を遮って開口部を縮小する位置と、前記ロッキングタブが前記少なくとも1つの拡大部分から外れ、前記開口部を自由にする位置との間で、バイザーの回転軸線と一致するか、またはこれとほぼ平行な軸線に沿って、ロッキングタブが並進運動させられるようになっている。
 バイザーの回転軸線に平行か、または一致する軸線に沿ってロッキングタブが移動することによって、前記回転軸に沿った寸法に実質的に影響することなく、ベース支持体の横方向の寸法を制限することが可能となる。
 更に、このようなロッキングタブの作動によって、ロッキングタブがユーザーの経験がないことにより、不意にロッキングタブが移動するのを実質的に不可能にできる。実際に、この軸線に沿ったバイザーの事故による移動は、必ずロッキングタブの移動を意味するものではなく、バイザーのフック要素が貫通して走行できる開口部をブロックする目的しか有していないので、バイザーのフック要素を、軸方向の所定位置に保持する機能を発揮しない。
 本発明の特定の特徴によれば、本機構は、前記ベース構造体に形成された円筒形シートを有し、このシート内に、前記ガイド溝の拡大部分に係合する上記ロッキングタブと一体的なボタンが、その内部に弾性的に取り付けられている。このボタンは、円筒形シートの軸線、好ましくはバイザーの回転軸線と平行または一致する軸線に沿って並進運動し、ロッキングタブの並進を可能にするように係止されている。
 ボタンの弾性取り付けは、ロッキングタブがバイザーのフック要素のための開口部を遮る位置に配置されるよう、ボタンを押圧する螺旋スプリングによっても実行される。
 上記ロッキングタブに接続されたボタンが設けられていることにより、以下、更に明らかとなるこの機構は、バイザーの事故による解放を防止し、しかも構造を簡単にし、操作を容易にしている。
 本発明の別の特徴によれば、前記弾性ボタンは、上方円筒形突起を備え、前記バイザーの前記サイドエリアに形成された対応する孔により、前記突起において、前記サイドエリアが枢動する。更に前記ガイド溝の前記少なくとも1つの拡大部分によって構成された開口部は、前記ボタンの前記上部円筒形突起の軸線から離間するようにセットされており、前記フック要素を前記ガイドに挿入でき、更に同時に、前記ボタンの前記上方突起と前記バイザーのサイドエリアに設けられた前記孔とが結合するのを防止できる。
 この解決方法の目的は、キャップからバイザーのフックを外すのに、ボタンとバイザーに、それぞれ同時に2つの力をユーザーが加えなければならないようにすることにある。
 後で判るように、開口部をフリーにし、このボタン上の突起からバイザーの孔を解放するには、ボタンをスライド軸線に沿って押し、開口部に対応して、フック要素を移動できるようにし、かつバイザーを、ボタンのこのスライド軸線にほぼ直交するように並進させなければならない。
 本発明の特に有利な実施例では、バイザーが、前記ヘルメットのアイポート開口部に対して完全に開放された位置にある時に限り、前記拡大部分によって構成された開口部に対応して、前記バイザーと一体的な前記少なくとも1つのフック要素が位置するよう、前記溝の前記少なくとも1つの拡大部分が配置されている。
 これによって、オートバイが移動していない時でしか、通常全体が持ち上げられた位置と異なる位置で、バイザーのフックを外すことができない。
 次に、添付図面を参照し、非限定的な例として、本発明のいくつかの好ましい実施例について説明する。
 図1および図4a、図4bに示すように、本発明に係わる、ヘルメットのアイポート開口部12に対してバイザー20が回転するよう、ヘルメットのキャップ2に対して、バイザー20のサイドエリア3を取り外し自在に係止するための機構は、必要であればボルト11a、11bによりキャップ2に係止されたベース構造体1を備えている。
 このベース構造体には、少なくとも1つの円形ガイド溝4aまたは4bが設けられ、この溝は、バイザー20の回転軸線A−A(図6a、図6b)とほぼ直交する表面にあり、開口部5aまたは5bを構成する少なくとも1つの拡大部分を有する。
 この機構は、バイザー20のサイドエリア3と一体的な少なくとも1つのフック要素22aまたは22bも備えている。このフック要素は、後により詳細に示すように、ガイド溝4aまたは4bの内部にスライドして係合するようになっている。溝4aまたは4bは、上記拡大部分によって構成される開口部5aまたは5bに対応する時を除き、バイザーが回転する際に、バイザー20のフック要素22aまたは22bを軸方向の所定位置に保持するような形状とされている。
 開口部5aにはロッキングタブ6も対応しており、ロッキングタブ6は、このタブ6が拡大部分を遮って開口部5aを小さくする位置と、ロッキングタブ6が拡大部分から外れ、開口部5aを自由にする位置との間で、バイザー20の回転軸線A−Aと一致するか、または実質的に平行な軸線に沿って並進運動させられる。
 開口部5aをブロックしたり、これを自由にするよう、バイザーの回転軸線A−Aとほぼ平行か、または一致する軸線に沿って、ロッキングタブ6を並進させることにより、前記軸線A−Aを横断する方向に、ベース構造体1の寸法を縮小することが可能となる。同時に、ロッキングタブ6のこのような並進運動は、バイザー20の軸方向の運動を妨害しないので、バイザー20が、構造体1から、従ってキャップ2から不意に外れること(アンフックされること)を防止することに役立つ。
 更に、図1および図4a、図4bに示される本発明の好ましい特徴によれば、ガイド溝4aは、バイザー20と一体的なそれぞれのフック要素22aを所定位置に保持するので、バイザーは開口部5aに対応している時を除き、溝4aが構成する円形軌跡に沿ってしか移動できない。バイザーがロッキングタブ6によってブロックされていないと、フック要素22aは、バイザー20の回転軸線A−Aにほぼ直交する方向に並進し、次に、軸線A−Aに平行な方向に沿って開口部5a内をスライドし、溝4aから外れることができる。
 換言すれば、ロッキングタブ6の機能は、バイザー20の回転軸線A−Aに直交する方向に開口部5aの伸長長さを縮小し、従って、開口部5a内で生じ得る軸線A−Aに直交する方向に沿うフック要素22aの不意の並進運動を防止することにある。ロッキングタブ6は、軸線A−Aと平行な方向にしか並進運動できないので、これによって、軸線A−Aに対して横方向にフック要素22aが移動しても、ロッキングタブ6には影響はない。
 図1〜図5は、ヘルメットのアイポート開口部12の側端部の近くにおいて、ヘルメットのキャップ2に係止されたベース構造体1を備える、本発明に係わる機構の好ましい一実施例を示す。このヘルメットは、キャップ2上のアイポート開口部12の他端部の近くに、図1〜図5に示された機構に固有の第2機構を有する。
 ベース構造体1は、貫通孔17a、17bを備え、これら貫通孔に、ボルト11a、11bが挿入されている。このボルトは、キャップに形成された適当な孔に挿入されたネジ切りされたインサート部により、ベース構造体1をキャップ2に固定している。貫通孔17a、17bは、ヘルメットの組み立て中に、キャップ2に対する構造体1の回転角位置を正確に調整できるよう、細長いスロット形状となっているのがよい。
 図には、固定ボルトが示されているが、本特許権の保護範囲から逸脱することなく、ベース構造体1をキャップ2に固定するのに適した他の公知の手段を使用してもよい。
 ベース構造体1には、2つのガイド溝4a、4bも形成されている(詳細は図2参照)。各溝は、支持係止リム13a、13bを備え、このリムに、バイザー20と一体的なフック要素(またはフック)22a、22bが、スライド可能に係合している。各溝は、更にそれぞれのフック要素22a、22bのための開口部5a、5bを構成する拡大部分14a、14bを備えている。この支持係止リム13a、13bは、ベース構造体1のアンダーカットとして製造されており、バイザー20の各フック要素22a、22bが、溝4a、4bを構成する円形軌跡に係合し、この軌跡に沿ってスライドできるよう、軸線A−Aと直交する方向に、充分な厚さおよび長さを有する。
 ベース構造体1は、円筒形シート(座)9も備えている。このシート内には、このシート9の軸線に沿ってスライド可能に弾性ボタン7が取り付けられている。このボタン7は、円筒形シート9のベースとボタン7の上部内側表面との間にスプリング8が挟持されていることにより、弾性的とされている。このスプリング8は、金属ワイヤー製の螺旋タイプであることが好ましい。
 図示の実施例では、円筒形シート9の軸線に対して、円形ガイド溝4aと4bが直径方向に対向しており、少なくとも45度の幅を有する角度を有する円形軌跡を構成している。このような2つのガイド溝4a、4bが設けられているので、キャップ3上のフック要素22a、22bにより、バイザー20の回転、およびその組み立ての安定性および信頼性が改善されている。
 ボタン7は、ロッキングタブ6に接続され、このタブは、ガイド溝4aの開口部5aに対応するように配置されており、ボタン7によって操作され、開口部5aを遮る位置と、この開口部から外れる位置との間で、バイザー20の回転軸線A−Aにほぼ平行または一致する軸線に沿って並進できる。
 しかし、他方のガイド溝4bの開口部5bは、ロッキングタブによって塞がれることはなく、従って、ロッキング要素22bを自由に通過することができる。
 より詳細には、ロッキングタブ6(図3)は、ボタン7の付属品として作動し、円筒形シート9は、その軸線がバイザーの回転軸線A−Aとほぼ平行となるか、または一致するように製造されているので、弾性ボタン7がシート9の軸線に沿って並進すると、開口部5aに対応するロッキングタブ6の同じ並進運動が生じる。
 図示の実施例では、ロッキングタブ6は、開口部5aに対応して、円筒形シート9の側面に沿ってカットされたウィンドー、すなわち貫通孔10に挿入されることにより、その作動位置に達する。
 螺旋スプリング8は、ボタン7に別の力がない時に、ロッキングタブ6がガイド溝4aの開口部5aに係合するような位置に、ボタン7を押すような形状にもなっている。図示の実施例では、スプリング8は、ボタン7をキャップ2の外側に向けて押圧するので、ロッキングタブ6は開口部5aを塞ぐように押される。
 ボタン7は、ロッキングタブ6に対する径方向に対向する位置に突起18をも有する。この突起18は、弾性変形可能であり、円筒形シート9の側面にカットされ、シート9の軸線方向に位置するハウジング16内に係合し、ボタン7をその軸線に沿って並進運動させることができる。
 この突起18の機能は、ウィンドー10内へのロッキングタブ6の挿入と組み合わされて、ボタン7を係止し、円筒形シート9の軸線だけに沿ってスライドさせ、ボタン7がスプリング8のスラスト効果により、円筒形シート9から出るのを防止する。また後述するように、突起18は、シート9内へのボタンの簡単な組み立てを可能にしている。
 更に、図1〜図5に示す好ましい実施例では、ボタン7に上方円筒形突起19が設けられており、バイザー20の同じサイドエリア3に形成された対応する孔21により、この突起において、サイドエリア3が枢動するようになっている。円筒形突起19は、バイザー20の安定かつ信頼できる回転を保証する円形ガイド4a、4bの助けにより、バイザー20のためのピンとして作動するので、突起19の軸線はバイザー20の回転中心となる軸線A−Aと一致する。
 バイザー20は、そのサイドエリア3のうちの1つと直線状に、かつ孔21のまわりに設けられた2つの一体的なフック要素22a、22bを備えている(図4a、図4bおよび図5参照)。これらフック要素は、開口部5aおよび5bの挿入されて、それぞれ溝4aおよび4bと係合するように設けられている。これらフック要素22a、22bは、孔21の軸線に対して径方向に対向する所定位置に配置されている。
 より詳細には、各フック要素22a、22bは、C字形状であり、下方表面27に合流する、バイザー20に垂直な背面28を有し、下面27は、次に傾斜表面26によって、バイザー20とほぼ平行な表面24に合流し、この表面24は、溝4aまたは4bのリム13aまたは13bの下面に沿ってスライドするようになっている。この表面24は、C字形のフック要素のキャビティの平坦部に対応して、別の直交表面25として終わっている。この表面25は、支持係止リム13aまたは13bと接触するようになっている。
 バイザー20の壁24、25およびサイドエリア3の内側表面は、各フック要素22a、22bのC字形キャビティを構成している。
 上に示したボタン7およびバイザー20の孔21、並びにフック要素22a、22bの存在および形状によって、バイザーを取り付けるための機構の構造が極めて簡単かつコンパクトとなり、不意の外れを防止しながら、バイザー20の取り外しおよび取り付けを容易にしている。
 バイザー20のためのピンおよびロッキングタブ6の作動手段として働くボタン7は、バイザー20の回転軸線A−Aに沿った走行距離を短くし、かつこの機構の寸法を小さくすることができ、更にユーザーによる操作で、バイザー20を直接解放しなくても、孔21により、ユーザーが容易に操作できるようにもなっている。
 表面24の寸法、および表面25と28との間の距離も、バイザー20を取り付けるための機構のベース構造体1の溝4aまたは4bとの係合を可能にするようになっており、フック要素22aまたは22bは、溝4a、4bのリム13a、13bによって構成される軌跡に沿ってしかスライドできず、同時に、溝4a、4bの開口部5a、5bを通してしか、リム13a、13bから離間させることはできず、かつ、回転軸線A−Aの方向に走行できない。
 更に、壁25と28との間の距離、およびロッキングタブ6の寸法は、各フック要素22a、22bの表面25が、ガイド溝4a、4bのそれぞれのリム13a、13bに当接すると、フック要素22aが開口部5aに対応して配置されていても、ロッキングタブ6が、スプリング8のスラスト力により、自動的に溝4aの開口部5aを遮る位置に位置できる。
 サイドエリア3は、ベース支持体1の側面上の1つ以上の対応する歯15と係合するようになっている1つ以上の歯23も備えている。バイザーの歯23とベース構造体1の歯15とが係合することによって、固定された回転角増加分しか、従ってヘルメットメーカーが設定したアイポート開口部12の位置にしか、アイポート開口部12に対してバイザー20を回転できない。
 ベース構造体1の円筒形シート9の軸線と、ガイド溝4a、4bの各開口部5a、5bとの間の距離は、ボタン7の上方円筒形突起19が、同時にバイザー20の孔21内に係合しなくても、バイザー20のサイドエリア3のフック要素22a、22bが、これら開口部5a、5bのまわりに係合できるように定められている。
 従って、ガイド溝4aおよび4bの内部に、バイザー20のサイドエリア3のフック要素22a、22bが挿入され、円筒形突起19が孔2に係合するには、より詳細を後述するように、まず回転軸線A−Aに平行または一致する方向に沿って要素22a、22bを並進させ、次に軸線A−Aに直交する方向に、バイザー20を並進させることによって、要素22a、22をまず最初にそれぞれの開口部5a、5bの内部に挿入し、フック要素22a、22bを、溝4a、4bのリム13a、13bに係合させ、同時に、突起19を孔21内に挿入できるようにしなければならない。
 部品をこのような幾何学的形状にレイアウトするには、ユーザーが、ベース1の溝4a、4b内にバイザー20のフック要素22a、22bを挿入し、かつこれらを外すには、互いに直交する2つの連続する力を必ず加え、バイザーの不意の外れを不可能にしなければならない。
 バイザーが完全に持ち上げられた場合にしか、すなわち、バイザーがヘルメットのアイポート開口部12を離れ、全くカバーしなくなった時にしか、バイザー20のフック要素22a、22bが、溝4a、4bの拡大部分14a、14b、従って開口部5a、5bに一致しないような回転角位置に、ベース1がヘルメットのキャップ3にも固定されるようになっている。これによって、バイザーが使用されていない時に、仮想的にはユーザーが移動していない時にしか、バイザー20の取り外しできないように保証されている。
 上記タイプの機構におけるバイザー20のサイドエリア3の取り付け、従って図6aおよび図6bに示すこの機構の作動は、開口部5aの壁の拡大スライド部分14a、14bとほぼ対応して、各フック要素22a、22bの背面28が位置し、更にフック要素22aの下方壁27が、ロックタブ6の上方面に載るよう、ガイド溝4a、4bの開口部5a、5bに対応するように、まずフック要素22a、22bを位置決めすることによって行うことができる。上記のように、ロッキングタブ6は、スプリング8により推進され、ボタン7により溝4aの開口部5aを塞ぐ。
 スプリング8によって加えられる力に打ち勝つのに充分な弾性率をもって、バイザー20の回転軸線A−Aと同じ方向に、バイザー20のサイドエリア3に圧力を加えることにより、ロッキングタブ6は、軸線A−Aと平行な方向に沿って並進し、ロッキングタブが開口部5aから外れ、よってフック要素22aを、溝4a内に挿入できるようにする位置へ到達する。
 他のフック要素22bは、開口部5bが一時的なロッキングタブによって塞がれない時に、対応する開口部5bを貫通することを防止するものは何もない。この状況は、図6aに示されている。
 各フック要素22a、22bの壁24および25によって構成されるキャビティが、相対的ガイド溝4a、4bのリム13a、13bと直線状となる場合にしか、バイザー20のサイドエリア3にかかるスラスト力を停止してはならない。この時点で、2つのフック要素22a、22bと合流するラインの方向を向いている、すなわち、各フック要素22a、22bのキャビティと相対的溝4a、4bのリム13a、13bとを係合できるよう、軸線A−Aとほぼ直交する方向を向くバイザー20のサイドエリア3に、更にスラスト力が必要である。
 特に1つのフック要素22aだけを明瞭に参照するために、軸線A−Aに直交するこの方向に、サイドエリア3をスラスト駆動することにより、フック要素22aの表面24は、表面25がリム13aに当接し、これと結合するまで、溝4aの支持係止リム13aの下方面上をスライドする。
 軸線A−Aに対して、横方向にフック要素22aをこのようにスライドさせることにより、開口部5aは自由になり、スプリング8によるスラスト力が加えられ、表面27が障害とならないロッキングタブ6は、開口部5aを塞ぐ位置に戻ることができる。
 図6bに示すこのレイアウトでは、ロッキングタブ6は、フック要素22aのスライドを防止するので、このフック要素22aが、開口部5aと直線状となると、軸線A−Aに対して横方向にバイザー20がスライドするのを防止できる。
 更に、フック要素22a、22bのキャビティと溝4a、4bの支持係止リング13a、13bとが係合すると、軸線A−Aと平行な方向へ、これらフック要素22a、22bがスライドするのを防止するので、フック要素は、ガイド溝4a、4bが構成する軌跡に沿ってしかスライドせざるを得ない。
 ガイド溝4a、4bへのフック要素22a、22bの係合と同時に、この機構の幾何学的形状により、ボタン7の円筒形突起19は、バイザー20のうちのサイドエリア3の孔21内に係合できるようになっている。このように、ボタン7は、常にユーザーにとってアクセス可能であり、バイザー20は、軸線A−Aを中心として回転するように、この突起19上で枢動される。
 ベース構造体1からバイザー20のサイドエリア3を外すには、上記作業を逆の順序で実行する。そのため、フック要素22a、22bが開口部5a、5bと直線状となるように、バイザーを位置決めし、開口部5aから外れた位置において、軸線A−Aに平行な軸線に沿ってロッキングタブ6を移動させるようになっているスプリング8の抵抗力に打ち勝つのに充分な弾性率で、軸線A−Aの方向に、ボタン7に対して圧力を加えなければならない。
 開口部5aを自由に設定した場合、軸線A−Aに対してほぼ直交する方向にバイザー20のサイドエリア3を並進させ、溝4a、4bのそれぞれの支持係止リム13a、13bから、フック要素22a、22bを解放できるようにし、これらフック要素を、開口部5a、5bと直線状とするように位置決めすることができる。
 次に、ボタン7を解放することにより、ロッキングタブ6によってスプリング8から加えられている力により、フック要素22aは、軸線A−Aに平行な方向に並進させられ、よってこの要素22aは、ガイド溝4aから外れる。
 更に軸線A−Aに平行な方向に要素22bを並進させると、本発明に係わる機構のベース構造体1から、バイザー20のサイドエリア3が外れる。
 上記の記載から、本発明に係わる機構が極めて簡潔であること、また同時に、不意の外れに対して安全であることが明らかである。アイポート開口部12の完全開口位置に対応し、互いに直交する方向に2つの連続する力を加えるための特定の回転角位置に、バイザーをユーザーが位置決めしなければならないため、バイザー20がフックが不意に外れることは、ほとんど不可能となる。
 しかしながら、上記機構の作動の簡潔性は、機構の構造上の簡潔さ、およびその組み立ての容易さを犠牲にしなければ得られない。事実、図1〜図5および図6a、図6bに示されている機構は、2つのボルト11a、11bも検討すると、6つの部品からしか構成されておらず、その組み立ては、次の簡単な段階から成っている。すなわち、
 −ベース構造体1の円筒形シート9内に、スプリング8を位置決めする段階、
 −ロッキングタブ6を、サイドウィンドー10内に取り付ける段階、
 −スプリング8に張力を加えるようにボタン7を押し、よって、弾性的に変形状態となったそのサイド突起18がシート9の上部リムを越え、その変形していないレイアウトに戻って、シート9の側面に設けられた軸方向ハウジング16内に挿入される段階、
 −円筒形シート9内に、スプリング8およびボタン7が設けられたベース構造体1を、ボルト11a、11bによりヘルメットのキャップ2に締結する段階、
 −上記のようにベース構造体1にバイザーを取り付ける段階
とから成っている。
 図7は、ベース構造体101を備えた、本発明に係わる機構の別の実施例を示し、ベース構造体101は、図1における構造体1に類似するような2つの円形ガイド溝104a、104bを有し、これらガイド溝には、バイザー(図示せず)および円筒形シート109と一体的な対応するフック要素のための開口部105a、105bを形成する拡大部分が設けられている。
 円筒形シート109内には、スプリング108により弾性的に取り付けられたボタン107が嵌合されており、ボタン107は、ガイド溝104の開口部105a内でロッキングタブとして働くようになっているサイド突起106を有する。ロッキングタブ106は、開口部105aを遮る位置と、この開口部から外れる位置との間で、バイザーの回転軸線に平行な軸線に沿って並進させられる。
 ボタン107には、上方突起119も設けられており、この突起上で、バイザーのサイドエリアが、このサイドエリアに形成された孔によって枢動する。ベース構造体101は、ヘルメットのキャップに構造体101を固定するのに使用される細長い2つの貫通スロット117a、117bと、直径方向に対向する位置にあり、互いに平行な歯付きゾーン131aおよび131bとを、外側エッジに有する。
 図1〜図5に示す実施例と異なり、構造体101は、バイザー上に対応して形成されたラックに係合させられる弾性歯115、例えば突起を有するバンドスプリングを備えている。(例えば、アパーチャー中でバイザーが描く角度に一致し、より長い長さの弧だけ延びた図4a、4b内の23で表示されるような)バイザーのラックと弾性歯115との結合によって、バイザーは、アイポート開口部に対して所定角度増分だけ回転できる。
 更に上記機構は、ベース101に存在する歯付きエリア131aおよび131bと結合するようになっている外側リムに、歯の付いた盛り上がった領域130aおよび130bを有する補助プレート29も備え、ベース構造対101とヘルメットのキャップとの間に挟持された補助プレート29は、構造体101、従ってその後、この構造体に結合するバイザーをヘルメットのキャップに対して正確に調節できるようにする機能を有する。
 六角形のリセス30a、30bを有する孔により、補助プレート29は、実際にナットによりキャップに対して、内側にクランプされる内外の二重ネジ(図示せず)を有する孔開き六角形ヘッドを備えたインサート部により、ヘルメットのキャップに固定される。
 キャップに対してプレート29を固定した後に、盛り上がった領域13aおよび13bと、歯付きエリア131aおよび131bとを整合させることを考慮して、プレートにベース101を配置し、その後、プレート29の雌ネジの切られたインサート部に、ネジ切りされた要素11aおよび11bを挿入する。歯によって、ベース101は補助プレート29に対して予め設定した位置に従って並進し、キャップからのバイザーの距離を調節するので、これらの間に挟持されたシール要素(図示せず)のシールを調節できる。
本発明の特別な特徴に係わる、ヘルメットのアイポート開口部に対してバイザーが回転するよう、ヘルメットのキャップに、バイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止するための機構の分解図である。 図1に示された機構におけるベース支持体の平面図である。 図1に示された機構に設けられたレリースボタンの斜視図である。 図1の機構に取り付けられるようになっているバイザーの斜視図である。 図1の機構に取り付けられるようになっているバイザーの部分側断面図である。 本発明の特別な特徴に係わる、バイザーと一体的なフック要素の詳細側面図である。 バイザーと結合中の、図1に示された機構の断面図である。 この結合を得る際の、図1の機構の断面図である。 本発明の異なる実施例における、ヘルメットのアイポート開口部に対してバイザーが回転するように、ヘルメットのキャップに対し、バイザーのサイドエリアを取り外し自在に係止するための機構の分解図である。
符号の説明
 1  ベース構造体
 2  キャップ
 3  サイドエリア
 4a、4b  ガイド溝
 5a、5b  開口部
 6  ロッキングタブ
 7  弾性ボタン
 8  スプリング
 9  円筒形シート
 11a、11b  ボルト
 12  アイポート開口部
 13a、13b  リム
 14a、14b  拡大部分
 15  歯
 17a、17b  貫通孔
 18  突起
 19  円筒形突起
 20  バイザー
 21  孔
 22a、22b  フック要素
 23  歯
 24  平面
 25  直交表面
 101  ベース構造体
 104a、104b  溝
 105a、105b  開口部
 106  ロッキングタブ
 107  ボタン
 108  スプリング
 115  歯
 117a、117b  スロット
 119  突起
 130a、130b  盛り上がったエリア
 131a、131b  歯付きエリア

Claims (19)

  1.  バイザー(20)がヘルメットのアイポート開口部(12)に対して回転するよう、ヘルメットのキャップ(2)に対してバイザー(20)のサイドエリア(3)を取り外し自在に係止するための機構であって、
     −キャップに係止され、バイザーの回転軸線(A−A)にほぼ直交する少なくとも1つの円形のガイド溝(4a)を有し、開口部(5a)を構成する少なくとも1つの拡大部分を有するベース構造体(1)と、 
     −前記バイザーの前記サイドエリアと一体的であり、前記円形溝の内部でスライド自在に係合するようになっており、前記拡大部分によって構成される開口部に対応した時を除き、前記円形ガイド溝によって所定日に保持される少なくとも1つのフック要素(22a)とを備えるタイプの機構において、
     少なくとも1つのロッキングタブ(6)を備え、該ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分にほぼ対応して位置し、前記ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分を遮って開口部(5a)を縮小する位置と、前記ロッキングタブが、前記少なくとも1つの拡大部分から外れ、前記開口部(5a)を自由にする位置との間で、バイザーの回転軸線(A−A)に一致するか、またはこれにほぼ平行な軸線に沿って、ロッキングタブが並進運動させられるようになっていることを特徴とする、ヘルメットのキャップ(2)にバイザー(20)のサイドエリア(3)を取り外し自在に係止するための機構。
  2.  前記ベース構造体が、円筒形シート(9)を備える請求項1記載の機構であって、前記円筒形シート内に弾性的に取り付けられ、前記少なくとも1つのロッキングタブに接続されたボタン(7)を備え、前記ボタンが、前記ロッキングタブを並進できるように、前記円筒形シートの軸線に沿って並進するよう係止されていることを特徴とする、請求項1記載の機構。
  3.  前記ボタンを弾性的に取り付けるために、前記ボタンと前記円筒形シートのベースとの間に挟持された1つ以上のスプリング(8)を備えることを特徴とする、請求項2記載の機構。
  4.  前記ロッキングタブが押され、前記少なくとも1つの拡大部分を遮る位置に、前記1つ以上のスプリングがボタンを保持するようになっている、請求項3記載の機構。
  5.  前記ボタンが、弾性変形可能な突起(18)を備え、前記突起が、前記ボタンの前記円筒形シートの軸線に沿って並進運動するよう、前記円筒形シート(9)の内側側壁に設けられた軸方向ハウジング(16)に係合していることを特徴とする、請求項2〜5のいずれかに記載の機構。
  6.  前記円形シートの軸線が、前記バイザーの回転中心軸線(A−A)と一致しているか、または平行であり、かつ前記ロッキングタブが、前記ボタンを一体的である、請求項2〜5のいずれかに記載の機構。
  7.  前記ボタンが上方円筒形突起(19)を備え、前記バイザーの前記サイドエリアに設けられた対応する孔(21)により、前記突起において、前記サイドエリア(3)が枢動するようになっていることを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の機構。
  8.  前記ガイド溝の前記少なくとも1つの拡大部分によって構成された開口部が、前記ボタンの前記上部円筒形突起の軸線から離間するようにセットされており、前記フック要素を前記ガイドに挿入でき、更に同時に、前記ボタンの前記上方突起と前記バイザーの前記サイドエリアに設けられた前記孔との結合を防止することができるようになっていることを特徴とする、請求項7記載の機構。
  9.  前記円筒形シートの側壁に設けられた貫通孔(10)内に、前記ロッキングタブが挿入されていることを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載の機構。
  10.  前記少なくとも1つのフック要素が、前記少なくとも1つの拡大部分に対応する時を除き、前記少なくとも1つの溝によって構成された軌跡に沿って、前記少なくとも1つのガイド溝によりスライドできるように係止されており、この溝では、前記少なくとも1つのガイド要素が前記ガイド溝から外れるよう、前記バイザーの回転軸線とほぼ直交する方向に並進できるようになっている、請求項1〜9のいずれかに記載の機構。
  11.  バイザーが、前記ヘルメットのアイポート開口部に対して完全に開放された位置にある時に限り、前記拡大部分によって構成された開口部に対応して、前記バイザーと一体的な前記少なくとも1つのフック要素が位置するよう、前記溝の前記少なくとも1つの拡大部分が配置されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の機構。
  12.  前記バイザーの回転軸線に対して互いに逆方向に開口する2つの円形ガイド溝(4a)(4b)を備え、これら溝の各々が、前記バイザー(20)の前記サイドエリア(3)と一体的なそれぞれ2つのフック要素(22a)(22b)のための開口部(5a)(5b)を構成する少なくとも1つの拡大部分(14a)(14b)を有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の機構。
  13.  前記ベース構造体が、ネジ切りされた固定要素(11a)(11b)を挿入するための貫通孔(17a)(17b)を備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の機構。
  14.  前記ベース構造体内の前記貫通孔が細長いスロットであり、本機構が、前記ベース構造体と前記キャップとの間に挟持された補助プレート(29)をも備えていることを特徴とする、請求項13記載の機構。
  15.  前記ベース構造体が、前記バイザーとキャップとの間の距離を調節するよう、前記補助プレートと一体的な1つ以上のそれぞれの歯(130a)(130b)と結合するようになっている1つ以上の歯付きゾーン(131a)(131b)とを備えることを特徴とする、請求項14記載の機構。
  16.  前記少なくとも1つのフック要素(22a)が、凹状をしたC字形状であり、前記少なくとも1つのガイド溝が、支持係止リム(13a)を有し、前記少なくとも1つのC字形状のフック要素の凹部の端面(25)が、前記リムにスライド自在に係合していることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の機構。
  17.  前記少なくとも1つのC字形フック要素の凹部の前記端面が、前記支持リムに係合する時、前記ロッキングタブが、前記開口部を遮る前記位置を占めるようになっている、請求項16記載の機構。
  18.  前記ベース構造体が、前記バイザーの前記サイドエリアと一体的な1つ以上の歯(23)と係合する1つ以上の歯(15)を備えていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載の機構。
  19.  請求項1〜18のいずれかに記載の機構が1対設けられていることを特徴とする、オートバイで使用するためのヘルメット。
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