JP2004099128A - 容器口部シールおよびこれを用いた容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器口部を封緘する口部シールのつまみ部を大きくして、簡単かつ確実にシール材を全面易剥離することができる口部シールおよびこれを用いた容器を提供する。
【解決手段】容器口部の開口端に固着され、容器内を気密に封緘する口部シールであって、該開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を該口部上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部の開口端面に剥離可能に固着する。
【選択図】 図1
【解決手段】容器口部の開口端に固着され、容器内を気密に封緘する口部シールであって、該開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を該口部上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部の開口端面に剥離可能に固着する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器口部シールとそれを用いた容器に関する。詳しくは、シールを剥離する際に使用するつまみ部を折り返して容器口部上面に形成することにより手指先でつまんで剥がす際に必要十分な大きさのつまみとして設けることが出来るようにした容器口部シールとそれを用いた容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
調味料、ソースの食品や嗜好品関係の商品では、容器内容物の老化や劣化を防止するために容器口部に口部シールを貼りつけ、容器内部を封緘して気密にするのが一般的である。
従来、このような目的で用いられる口部シールとしては、合成樹脂のシートを貼り合わせた積層シール材を用い、シール面には剥離が出来るイージーピール層が用いられている。
他方、剥離に際しては、容器口部の外径より5〜10ミリ程度大きく裁断してその余分の部分をシール剥がしのつまみとして利用したり、周縁の一部にシール剥がし用の舌片を設けているものが一般的である。
【0003】
また、口部シールはインナーシールでシール材の一部を折り返して突起状に形成し、引き剥がし時のつまみとして形成することが特許文献に記載されている。なお、前記剥がすための舌片が設けられている場合でもその大きさは指先で持つには十分な大きさとは言い難いものが大半である。その理由は舌片の形状と大きさは、口部シールの上にキャップをする際にねじ山に干渉したり、キャップをしない場合は、搬送の際に引っかかる原因になるのでこれを避けるため止むを得なかったものである。
【0004】
【特許文献】
特開2002−179124号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載のつまみ部はキャップを行なうインナーシールにおいてつまみとなる部分がキャップ内に収まり、見栄えが良いが、口部シールを口部端縁から引き剥がすのではなく、口部上方へ引き剥がすのでシール材が折り目で千切れる可能性が高く、かつ指先で掴みにくいものであった。
また、剥がし易さとシールの強さはそれぞれ相反する関係があるため、密封性を良くするためにシール強度を強くすることが必要であり、この場合剥がれ難くなったシールを剥がし易くする必要が生じる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、シール材を剥がし易くするためにつまみ部を大きくし、しかも簡単に口部シールを全面剥離することができる容器口部シールと、これを用いた容器を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するため、種々研究の結果つまみ部を大きくし、その形状及び載置方法を知得することにより本発明を完成させた。
即ち、容器口部の開口上端に固着され、容器内を気密に封緘し、かつつまみを有する口部シールであって、前記開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を前記容器口部の上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部の開口端面に剥離可能に固着したことを特徴とする容器口部シールである。
【0007】
この構成にすると、つまみ部が容器口部シールの延長であるのでシール引き剥がしの際につまみ部が引き千切れてしまう問題もなくなり、口部シールを確実に剥離することが出来るのでよい。
また、前記の容器口部シールを用いて容器口部を封緘した容器であって、該シールを剥離する際に容器口部上に折り返し形成したつまみ部が容器口部と略同幅にしてあることを特徴とする容器口部シールを用いた容器である。
この構成にすると、つまみ部を容器口部と略同幅にしてあるので口部シールを引き剥がす際にシール材が切れることなく剥離できる容器とすることができるのでよい。
【0008】
なお、つまみ部の幅は容器口部の幅であるが、その長さはシール強度に合わせて適宜選択されるが、一般的に使用される家庭用の容器の場合、7〜20mm程度に定めればよく、更に、口径が大きい場合は見た目を重視するのであれば容器口部の略半分に定めるとよい。
また、口部シールのシール材の形状は容器口部の形状にとらわれることはないが、つまみ部の谷折り曲げ部以外の形状は、容器形状に合わせることができる。なお、シール材の素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチロール樹脂などの樹脂フィルムにラミネートした多層のイージーピールが可能なシール材を使用することが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は口部シールの実施例を示す斜視図であり、図2は図1の実施例のシール材を剥がす説明図、図3はその他の実施例を示す斜視図、図4はつまみ部の断面拡大説明図である。
【0010】
図において、容器口部2の開口上端に固着され、容器内を気密に封緘し、かつつまみを有する口部シール6であって、前記開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を前記容器口部2の上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面(シーラント層3)を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部2の開口端面に剥離可能に固着した容器口部シール6で、前記容器口部シール6を用いて容器口部2を封緘した容器1であって、該シール6を剥離する際に容器口部2上に折り返し形成したつまみ部5が容器口部2と略同幅にしてある容器口部シール6を用いた容器である。
【0011】
容器1の容器口部2の開口上端に口部シール6が口部形状の熱板(図示しない)により固着して、容器1内を気密に封緘しており、つまみ部5は容器口部上面に形成してある。口部シール6を剥がす際にはつまみ部5を起こして手指でつまみ上げ、上方ないし、つまみ部と反対方向へ引き剥がすことにより簡単にしかもきれいに口部シール6が引き剥がされる。
【0012】
口部シール6はその構成を外方からポリエチレンテレフタレート/ナイロン/イージピールポリエチレンで総厚みが95μmであり、幅100mmのロールシートでそのシートのながて方向に20mmの幅で山折りと谷折りを行ない、その断面は略Z形状で幅60mmの一部分が3枚重ねとし、長さを57mmで切断して一枚のシートを得た。そのシートを容器口部2(材質はポリエチレンのブロー容器)外径55mmの容器口部2の開口上端に載置し、その上部より熱板(設定温度160℃、加熱時間3秒)にて溶着した。
【0013】
なお、図4に示すようにつまみ部5の山折り合わせ面はシーラント層3が相対しており、容器口部への溶着と同時に2重に重ねられたつまみ部5の2枚が熱板で溶着される。
また、谷折り部はシートを構成する樹脂フィルム4の最外層は融点の高い樹脂を選定し、熱板加熱時においても溶着されることはなくその折癖のみが付加される。
なお、口部シール6の材質は特に限定はなく、必要に応じてEVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)などのバリア層を用いることができる。
【0014】
引き剥がしに用した力は1.5kg・f((株)イマダ製 プッシュプルゲージ TypeDPSII−10R)であり、口部シール6の引き剥がしはつまみ部5が指先でつまむのに必要十分な大きさで、指でつまんで簡単に引き剥がすことができるものであった。
なお、図3はその他の実施例で口部シール6にキャップを併用する場合の口部シール6を示し、つまみ部5の谷折り部の角8以外は容器口部2の形状に合わせてある。つまみ部の谷折り部の角8はネジの方向に折りまげてキャップを螺着する。内容物の使用に際しては、キャップを外した後、容器口部2上に形成されているつまみ部5を起こして手指でつまみ、口部シール6を引き剥がすことができる。容器の口部が小径の場合であってもつまみ部5は必要十分な大きさを確保される。
【0015】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の容器口部シール及びそれを用いた容器によれば、シール材の延長部を折り曲げてつまみ部としているので手指先でつまんでシールを剥がす際に、つまみに要する大きさを確保でき、簡単に剥がすことが出来る。また、シール強度を強くして十分な密封性のよいものを製することができるとともに、これを容易に引き剥がし、開口できる。
また、つまみ部は、折り返した状態で重ねてシールしてあるため、つまみやすくなり、シールの剥離作業をさらに簡単でかつ容易とできる。
また、口部シールにキャップをするインナーシールとして使用する場合は、つまみ部の谷折りの角をネジの方向に折り曲げることで従来の舌片形状のシールと同様にキャップをすることができるので使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】口部シールの実施例を示す斜視図
【図2】図1の実施例のシール材を剥がす説明図
【図3】その他の実施例を示す斜視図
【図4】つまみ部の断面拡大説明図
【符号の説明】
1 容器
2 容器口部
3 シーラント層
4 樹脂フィルム
5 つまみ部
6 口部シール
7 シール跡
8 谷折り部の角
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器口部シールとそれを用いた容器に関する。詳しくは、シールを剥離する際に使用するつまみ部を折り返して容器口部上面に形成することにより手指先でつまんで剥がす際に必要十分な大きさのつまみとして設けることが出来るようにした容器口部シールとそれを用いた容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
調味料、ソースの食品や嗜好品関係の商品では、容器内容物の老化や劣化を防止するために容器口部に口部シールを貼りつけ、容器内部を封緘して気密にするのが一般的である。
従来、このような目的で用いられる口部シールとしては、合成樹脂のシートを貼り合わせた積層シール材を用い、シール面には剥離が出来るイージーピール層が用いられている。
他方、剥離に際しては、容器口部の外径より5〜10ミリ程度大きく裁断してその余分の部分をシール剥がしのつまみとして利用したり、周縁の一部にシール剥がし用の舌片を設けているものが一般的である。
【0003】
また、口部シールはインナーシールでシール材の一部を折り返して突起状に形成し、引き剥がし時のつまみとして形成することが特許文献に記載されている。なお、前記剥がすための舌片が設けられている場合でもその大きさは指先で持つには十分な大きさとは言い難いものが大半である。その理由は舌片の形状と大きさは、口部シールの上にキャップをする際にねじ山に干渉したり、キャップをしない場合は、搬送の際に引っかかる原因になるのでこれを避けるため止むを得なかったものである。
【0004】
【特許文献】
特開2002−179124号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載のつまみ部はキャップを行なうインナーシールにおいてつまみとなる部分がキャップ内に収まり、見栄えが良いが、口部シールを口部端縁から引き剥がすのではなく、口部上方へ引き剥がすのでシール材が折り目で千切れる可能性が高く、かつ指先で掴みにくいものであった。
また、剥がし易さとシールの強さはそれぞれ相反する関係があるため、密封性を良くするためにシール強度を強くすることが必要であり、この場合剥がれ難くなったシールを剥がし易くする必要が生じる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、シール材を剥がし易くするためにつまみ部を大きくし、しかも簡単に口部シールを全面剥離することができる容器口部シールと、これを用いた容器を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するため、種々研究の結果つまみ部を大きくし、その形状及び載置方法を知得することにより本発明を完成させた。
即ち、容器口部の開口上端に固着され、容器内を気密に封緘し、かつつまみを有する口部シールであって、前記開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を前記容器口部の上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部の開口端面に剥離可能に固着したことを特徴とする容器口部シールである。
【0007】
この構成にすると、つまみ部が容器口部シールの延長であるのでシール引き剥がしの際につまみ部が引き千切れてしまう問題もなくなり、口部シールを確実に剥離することが出来るのでよい。
また、前記の容器口部シールを用いて容器口部を封緘した容器であって、該シールを剥離する際に容器口部上に折り返し形成したつまみ部が容器口部と略同幅にしてあることを特徴とする容器口部シールを用いた容器である。
この構成にすると、つまみ部を容器口部と略同幅にしてあるので口部シールを引き剥がす際にシール材が切れることなく剥離できる容器とすることができるのでよい。
【0008】
なお、つまみ部の幅は容器口部の幅であるが、その長さはシール強度に合わせて適宜選択されるが、一般的に使用される家庭用の容器の場合、7〜20mm程度に定めればよく、更に、口径が大きい場合は見た目を重視するのであれば容器口部の略半分に定めるとよい。
また、口部シールのシール材の形状は容器口部の形状にとらわれることはないが、つまみ部の谷折り曲げ部以外の形状は、容器形状に合わせることができる。なお、シール材の素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチロール樹脂などの樹脂フィルムにラミネートした多層のイージーピールが可能なシール材を使用することが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は口部シールの実施例を示す斜視図であり、図2は図1の実施例のシール材を剥がす説明図、図3はその他の実施例を示す斜視図、図4はつまみ部の断面拡大説明図である。
【0010】
図において、容器口部2の開口上端に固着され、容器内を気密に封緘し、かつつまみを有する口部シール6であって、前記開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を前記容器口部2の上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面(シーラント層3)を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部2の開口端面に剥離可能に固着した容器口部シール6で、前記容器口部シール6を用いて容器口部2を封緘した容器1であって、該シール6を剥離する際に容器口部2上に折り返し形成したつまみ部5が容器口部2と略同幅にしてある容器口部シール6を用いた容器である。
【0011】
容器1の容器口部2の開口上端に口部シール6が口部形状の熱板(図示しない)により固着して、容器1内を気密に封緘しており、つまみ部5は容器口部上面に形成してある。口部シール6を剥がす際にはつまみ部5を起こして手指でつまみ上げ、上方ないし、つまみ部と反対方向へ引き剥がすことにより簡単にしかもきれいに口部シール6が引き剥がされる。
【0012】
口部シール6はその構成を外方からポリエチレンテレフタレート/ナイロン/イージピールポリエチレンで総厚みが95μmであり、幅100mmのロールシートでそのシートのながて方向に20mmの幅で山折りと谷折りを行ない、その断面は略Z形状で幅60mmの一部分が3枚重ねとし、長さを57mmで切断して一枚のシートを得た。そのシートを容器口部2(材質はポリエチレンのブロー容器)外径55mmの容器口部2の開口上端に載置し、その上部より熱板(設定温度160℃、加熱時間3秒)にて溶着した。
【0013】
なお、図4に示すようにつまみ部5の山折り合わせ面はシーラント層3が相対しており、容器口部への溶着と同時に2重に重ねられたつまみ部5の2枚が熱板で溶着される。
また、谷折り部はシートを構成する樹脂フィルム4の最外層は融点の高い樹脂を選定し、熱板加熱時においても溶着されることはなくその折癖のみが付加される。
なお、口部シール6の材質は特に限定はなく、必要に応じてEVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)などのバリア層を用いることができる。
【0014】
引き剥がしに用した力は1.5kg・f((株)イマダ製 プッシュプルゲージ TypeDPSII−10R)であり、口部シール6の引き剥がしはつまみ部5が指先でつまむのに必要十分な大きさで、指でつまんで簡単に引き剥がすことができるものであった。
なお、図3はその他の実施例で口部シール6にキャップを併用する場合の口部シール6を示し、つまみ部5の谷折り部の角8以外は容器口部2の形状に合わせてある。つまみ部の谷折り部の角8はネジの方向に折りまげてキャップを螺着する。内容物の使用に際しては、キャップを外した後、容器口部2上に形成されているつまみ部5を起こして手指でつまみ、口部シール6を引き剥がすことができる。容器の口部が小径の場合であってもつまみ部5は必要十分な大きさを確保される。
【0015】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の容器口部シール及びそれを用いた容器によれば、シール材の延長部を折り曲げてつまみ部としているので手指先でつまんでシールを剥がす際に、つまみに要する大きさを確保でき、簡単に剥がすことが出来る。また、シール強度を強くして十分な密封性のよいものを製することができるとともに、これを容易に引き剥がし、開口できる。
また、つまみ部は、折り返した状態で重ねてシールしてあるため、つまみやすくなり、シールの剥離作業をさらに簡単でかつ容易とできる。
また、口部シールにキャップをするインナーシールとして使用する場合は、つまみ部の谷折りの角をネジの方向に折り曲げることで従来の舌片形状のシールと同様にキャップをすることができるので使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】口部シールの実施例を示す斜視図
【図2】図1の実施例のシール材を剥がす説明図
【図3】その他の実施例を示す斜視図
【図4】つまみ部の断面拡大説明図
【符号の説明】
1 容器
2 容器口部
3 シーラント層
4 樹脂フィルム
5 つまみ部
6 口部シール
7 シール跡
8 谷折り部の角
Claims (2)
- 容器口部の開口上端に固着され、容器内を気密に封緘し、かつつまみを有する口部シールであって、前記開口上端にシール材を載置した状態で、該シール材の一部を開口面の一側に所定つまみ長さの略2倍に延長し、延長部分を前記容器口部の上方へ谷折りし、更に、折り曲げた延長部分のシール面を内側にして略半分に山折りし、該シール材の断面が略Z形状に折り返した状態で容器口部の開口端面に剥離可能に固着したことを特徴とする容器口部シール。
- 請求項1記載の容器口部シールを用いて容器口部を封緘した容器であって、該シールを剥離する際に容器口部上に折り返し形成したつまみ部が容器口部と略同幅にしてあることを特徴とする容器口部シールを用いた容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002265241A JP2004099128A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 容器口部シールおよびこれを用いた容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002265241A JP2004099128A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 容器口部シールおよびこれを用いた容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004099128A true JP2004099128A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32264436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002265241A Pending JP2004099128A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 容器口部シールおよびこれを用いた容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004099128A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100711073B1 (ko) | 2005-12-16 | 2007-04-27 | (주)영천씰테크 | 개봉꼭지가 부착된 용기 봉합체 및 그 제조방법 |
JP2014516886A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-07-17 | エスアー・デ・ゾー・ミネラル・デヴィアン・エスアーウーエムウー | ラベルを形成する延長部を備えた蓋部材を有する液体充填ボトル |
JP2015509887A (ja) * | 2011-12-19 | 2015-04-02 | エスアー・デ・ゾー・ミネラル・デヴィアン・エスアーウーエムウー | ラベル形状拡張部を有するカバー部材を有する液体充填ボトル |
-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002265241A patent/JP2004099128A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100711073B1 (ko) | 2005-12-16 | 2007-04-27 | (주)영천씰테크 | 개봉꼭지가 부착된 용기 봉합체 및 그 제조방법 |
JP2014516886A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-07-17 | エスアー・デ・ゾー・ミネラル・デヴィアン・エスアーウーエムウー | ラベルを形成する延長部を備えた蓋部材を有する液体充填ボトル |
JP2015509887A (ja) * | 2011-12-19 | 2015-04-02 | エスアー・デ・ゾー・ミネラル・デヴィアン・エスアーウーエムウー | ラベル形状拡張部を有するカバー部材を有する液体充填ボトル |
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