JP2004098203A - 手持ち電動工具 - Google Patents

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Takefumi Yokota
横田 建文
Akiko Yokota
横田 晶子
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Abstract

【課題】手持ち電動工具の充電電池は重量が重く、作業者にとって負担になっていた。この発明の課題は、充電電池による重量負荷を軽減することにある。
【解決手段】直流モータを内蔵する工具本体と該モータを駆動可能な充電式電池を備え、かつ該工具本体の適所に該電池を着脱自在に装着可能な装着部を備えた手持ち電動工具において、前記装着部に前記電池が非装着状態の時に、前記電池より前記工具本体に給電できる給電手段を設けた。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、充電電池を着脱自在に装着可能な手持ち電動工具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、直流式の手持ち電動工具は、直流モータを内蔵した工具本体1と、該モータを駆動可能な充電式電池2とを備え、該工具本体1のグリップ11の適所に、該電池2を着脱自在に装着できる電池装着部11aを有している。
【0003】
直流の手持ち電動工具は、交流電源を必要としないため、交流コンセントのない野外や高所などの作業現場でも使用でき、金属機械加工、木工加工、建築作業、日用大工など、さまざまな分野で広く利用されている。
【0004】
この種の手持ち電動工具としては、たとえば、電動ドリル、電動ドライバ、電動インパクト・ドライバ、電動のこぎり、電動カッター、電動グラインダ、電動サンダ、電動ポリッシャ、電動カンナ、電動ミゾキリ、電動ルータ、電動トリマ、電動マルノコなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の手持ち電動工具は、「充電電池の重量が重い」という問題点があった。
【0006】
標準的作業で使用される直流電動ドリル(トルク=100N・m程度)の場合、その重量は、工具本体=1,000〜1,200g程度であるのに対し、充電電池(12V、Ni・Cd電池)=500〜700gである。即ち、充電電池は、工具本体の約2分の1もの重量がある。充電電池を装着した状態では、工具全体の重量の約3分の1を電池が占めているのが実状である。
【0007】
工具本体に電池を装着した状態では、作業者は、こうした電池の負荷を常に受けながら作業しなければならないわけで、その負担は非常に大きい。この問題は、身体的疲労を早めることはもちろん、作業能率の低下、さらには事故発生を誘発する原因にもなっている。
【0008】
請求項1の発明の課題は、手持ち電動工具の作業者をこのような充電電池の重量負荷から解放することにある。
請求項2の発明の課題は、工具本体および電池の構造を全く変更することなく前記電池より前記工具本体に給電して、請求項1の発明を実施することにある。
【0009】
請求項3の発明の課題は、工具本体の電池装着部は変更せず、かつ電池の露出電極部は介さずに充電電池から工具本体に給電して請求項1の発明を実施することにある。
【0010】
請求項4の発明の課題は、工具本体の電池装着部を介さず、かつ前記電池の露出電極部を介して、前記充電電池より前記工具本体に給電して請求項1の発明を実施することにある。
【0011】
請求項5の発明の課題は、前記工具本体の電池装着部は介さず、かつ前記充電電池の露出電極部も介さずに前記充電電池から前記工具本体に給電して請求項1の発明を実施することにある。
【0012】
請求項6の発明の課題は、前記給電コードが邪魔にならない構成で、請求項2〜5の発明を実施できるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、直流モータを内蔵する工具本体と該モータを駆動可能な充電式電池を備え、かつ該工具本体の適所に該電池を着脱自在に装着可能な電池装着部を備えた手持ち電動工具において、前記電池装着部に前記電池が非装着の時に、前記電池より前記工具本体に給電できる給電手段を設けたことを特徴としている。
【0014】
請求項2の発明は、前記給電手段は、前記電池装着部に装着して通電する工具コネクタと、前記電池の電極部に装着して通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としている。
【0015】
請求項3の発明は、前記電池装着部に装着して通電する工具コネクタと、前記電池の電極部とは異なる部位にて前記電池より通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としている。
【0016】
請求項4の発明は、前記工具本体の電池装着部とは異なる部位にて前記工具本体に通電する工具コネクタと、前記電池の電極部を装着して通電する電池コネクタと、該電池コネクタと前記工具コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴とする。
【0017】
請求項5の発明は、前記給電手段が、前記電池装着部とは異なる部位にて前記工具本体に通電する工具コネクタと、前記電池の電極部とは異なる部位にて前記電池と通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としている。
【0018】
請求項6の発明は、請求項2〜5のうち1項記載の手持ち電動工具において、前記工具コネクタまたは前記電池コネクタの少なくとも一方の適所に、前記給電コードの収納手段を設けたことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0020】
(第1実施形態)
図1は、請求項1記載の発明の手持ち電動工具を、請求項2記載の構成により実施した第1実施形態を示す斜視図である。
【0021】
図において、1は手持ち電動工具の工具本体で、該工具本体1には直流モータ(図示せず)が内蔵されている。2は該直流モータを駆動可能な充電式の電池である。
【0022】
該電池2は、筒状体21を備え、該筒状体21の先端部には、露出電極21a,21aが設けられている。そして、該電池2の露出電極21a,21aを、充電器(交流電源駆動)の充電ポケット(図示せず)に挿入すれば、繰り返し充電できるようになっている。
【0023】
前記工具本体1のグリップ11の内側には、前記筒状体21を収納可能な空洞が形成され、該電池2を工具本体1に装着した時、該空洞内のモータ電極(図示せず)が前記露出電極21a,21aと通電接触して、電池2の電流を直流モータに給電できるようになっている。
【0024】
22,22は、前記電池2と工具本体1の着脱機構を構成するための押圧釦で、該押圧釦22,22は、該電池2の両側面適所に設けられている。該押圧釦22,22を指で押圧すると可動爪22a,22aが没入し、手を離すと突出するようになっている。
【0025】
11aは、該グリップ11の下部に形成された角形ベースで、該ベース11aの内側には係止溝(図示せず)が設けられ、前記電池2の可動爪22aと着脱自在に係合できるようになっている。前記電池2の筒状体21を前記工具本体1のグリップ11の内側に収納しつつ、前記ベース11aに対して所定の姿勢で押し込むと、前記可動爪22a,22aの楔部が作動して、該ベース11aの内側係止溝と係合するようになっている。
【0026】
即ち、この機構により、前記電池2が前記工具本体1にワンタッチで一体装着できるようになっている。
【0027】
一方、電池2と工具本体1が一体装着されている時、前記2の押圧釦22,22を押圧すると、前記可動爪22a,22aが没入して、前記ベース11aの内側係止溝との係合状態が解除されるように構成されている。即ち、この機構により、前記電池2を前記工具本体1からワンタッチで分離できるようになっている
【0028】
3は工具コネクタで、該工具コネクタ3は、その外形形状が前記電池2の上側部分とほとんど同じに構成され、前記工具本体1のベース11aに着脱自在に装着できるようになっている。
【0029】
即ち、該工具コネクタ3の上側には前記電池2の筒状体21と同形同大の筒状体31が立設され、該筒状体31は前記工具本体1のグリップ11内に収納できるようになっている。該筒状体31の上部には、前記電池2の露出電極21a,21aと同形同大の露出電極31a,31aが設けられている。
【0030】
また、該工具コネクタ3の両側面には、押圧釦32,32が設けられ、該押圧爪32,32を作動させることにより、可動爪32a,32aを出没できるようになっている。
【0031】
このように、該工具コネクタ3は、前記電池2と全く同じような操作で、工具本体1に装着できるように構成され、前記工具コネクタ3を工具本体のベース11aに装着した時、前記グリップ11の空洞内のモータ電極と前記露出電極31a,31aが通電接合できるようになっている。
【0032】
該工具コネクタ3は、金属製の露出電極31a,31a以外はプラスチックで形成され、その重量は数g〜数十gであり、前記電池2の数十分の1程度に軽量化されている。
【0033】
4は電池コネクタで、該電池コネクタ4は、前記電池2の筒状体21の上部を内側に収納しつつ圧入嵌装できるキャップ構造になっている。また、該電池コネクタ4の内側には、露出電極21a,21aと電気接合する接合端子(図示せず)が設けられており、電池コネクタ4の外側に導出された給電コード5に通電できるようになっている。該電池コネクタ4は、プラスチック製で極めて軽量である(数g〜数十g)。
【0034】
該給電コード5は、前記工具コネクタ3と電池コネクタ4を通電結合させるためのもので、電池コネクタ4側端子5bを介して前記露出電極21aと通電でき、かつ工具コネクタ側端子5aを介して前記露出電極31a,31aと通電できるように結合されている。
【0035】
前記電池コネクタ4側端子5bは、前記電池コネクタ4に固定された構造であってもよいし、直流装置における公知技術であるジャック機構を用いた抜き差し自在な構造であってもよい。同様に、前記工具コネクタ側端子5aは、前記工具コネクタ5に固定された構造であってもよいし、抜き差し自在なジャック機構であってもよい。
【0036】
以上のような構成により、前記工具コネクタ3を前記工具本体1に装着し、かつ前記電池コネクタ4を前記電池2に装着すれば、給電コード5を介して、前記電池2から前記工具本体1に通電できるようになっている。
【0037】
ここで説明した第1実施形態は、従来の工具本体1と充電電池2の構造を全く変えることなく電池2から工具1に給電できるという特徴を持っている。即ち、前記工具コネクタ3と電池コネクタ4と給電コード5を1セットとする給電手段により、既存の手持ち電動工具を実質的に軽量化できるようになっている。
【0038】
(第2実施形態)
図2は、請求項1記載の発明の手持ち電動工具を、請求項3記載の構成により実施した第2実施形態を示す斜視図である。
【0039】
図において、工具コネクタ3は、第1実施形態の工具コネクタ3と実質的に同一構造であるから特に説明を要しない。
【0040】
202は充電式の電池で、該電池202は、第1実施形態の電池2と基本構成は同じであるが、露出電極21a,21aとは異なる部位に設けられた電池側端子5cを介して給電コード5と通電できるように構成されている点が違っている。
【0041】
該電池202は、露出電極21a,21aを介することなく工具コネクタ3に給電できる。従って、充電済みの電池202を作業現場に置いておき、工具コネクタ3を電池2の代わりとして工具本体1に装着すれば、電池202から工具本体1への給電が可能なように構成されている。この場合、前記ベース11aは工具コネクタ3により封止され、グリップ11内のモータ電極に塵埃などが入り込む恐れがない。
【0042】
尚、前記電池側端子5cは、前記電池202に固定された構造であってもよいし、抜き差し自在なジャック機構であってもよい。
【0043】
(第3実施形態)
図3は、請求項1記載の発明の手持ち電動工具を、請求項4記載の構成により実施した第3実施形態を示す斜視図である。
図において、工具本体101は、第1および第2実施形態の工具本体1と基本構成は同じだが、前記ベース(電池装着部)11aとは異なる部位にて電池コネクタ4と通電できるようになっている点が違っている。
【0044】
即ち、該工具本体101のグリップ11の下部に工具側端子5cが設けられ、該端子5cを介して、給電コード5から工具本体101に給電できるように構成されている。
【0045】
該給電コード5の他端は、電池側端子5bを介して電池コネクタ4に通電されている。
【0046】
電池2は第1実施形態の電池2と全く同じである。また、電池コネクタ4は、給電コード5の接続先(=工具側端子5d)が異なる以外は、第1実施形態の電池コネクタ4と実質的に同一構造であり、特に説明を要しない。
【0047】
この第3実施形態では、前記工具本体101は、ベース(電池装着部)11aを介することなく電池コネクタ4から給電できる。従って、充電済みの電池2が作業現場にあれば、該電池2を工具本体101に直接装着して作業することもできるし、床に置いた電池2から電池コネクタ4を介して給電することもでしきるように構成されている。
【0048】
尚、前記工具側端子5dは、前記工具本体101に固定された構造であってもよいし、抜き差し自在なジャック機構であってもよい。
【0049】
(第4実施形態)
図4は、請求項1記載の発明の手持ち電動工具を、請求項5記載の構成により実施した第4実施形態を示す斜視図である。
図において、工具本体101は、第3実施形態の工具本体101と同じ構成であり、説明を要しない。
【0050】
同様に、充電電池202は、第2実施形態の電池202と同じ構成であり、説明を要しない。
【0051】
この第4実施形態では、工具本体101は、ベース(電池装着部)11aとは異なる部位に設けられた工具側端子5dを介して給電コード5に通電されている。また、電池202は、露出電極21a,21aとは異なる部位に設けられた電池側端子5dを介して給電コード5と通電されている。
【0052】
即ち、電池202から工具本体101に対する給電は、ベース11aと可動爪22aの係合による通常装着による第1ルートの給電と、電池側端子5cから給電コード5と工具側端子5dを介して通電する第2ルートの給電とが独立している。
【0053】
このため、第4実施形態では、電池202が充電器にセットされたままの状態になっていても電池202から工具本体101への給電が実現される。即ち、電池202が充電中であっても給電コード5を介して給電でき、あたかも直流電源が存在するかのような形態で長時間運転することができるように構成されている。
【0054】
尚、前記電池側端子5cは、前記電池202に固定された構造であってもよいし、抜き差し自在なジャック機構であってもよい。同様に、前記工具側端子5dは、前記工具本体101に固定された構造であってもよいし、抜き差し自在なジャック機構であってもよい。
【0055】
(第5実施形態)
図5は、請求項2記載の手持ち電動工具の第1実施形態(図1)を、請求項5記載の発明により改良した第5実施形態を示す斜視図である。
【0056】
図において、工具本体1は、第1および第2実施形態の工具本体1と同じ構成であり、説明を要しない。また、充電電池2は、第1および第3実施形態の電池2と同じ構成であり、説明を要しない。また、工具コネクタ3は、第1および第2実施形態の工具コネクタ3と同じ構成であり、説明を要しない。
【0057】
404は電池コネクタで、該電池コネクタ404は、下側に電池キャップ405を、上側にコード収納室406を備えている。該電池キャップ405は、前記電池2の筒状体21を嵌入して、露出電極21a,21aを給電コード5に通電できるように構成されている。
【0058】
前記コード収納室406は、給電コード5を巻き取り収納するためのもので、室内にコード巻き取り手段407が備えられている。該巻き取り手段407は、家庭電化製品において公知の技術であるコード巻き取り機構(図示せず)によって、コードを引き出すとロック、もう一度引き出すとロック解除されて巻き取りされるようになっている。
【0059】
408はコード通過穴で、該コード通過穴408は、前記巻き取り手段407に巻き付けられた給電コード5が出入自在に通過できるようになっている。
【0060】
この第5実施形態の手持ち電動工具は、電池コネクタ404のコード巻き取り手段407によって、前記工具コネクタ3と前記電池コネクタ404と給電コード5の3部品をコンパクト収納できるようになっている。
【0061】
(第6実施形態)
図6は、請求項3記載の手持ち電動工具の第2実施形態(図2)を、請求項5記載の発明により改良した第6実施形態を示す斜視図である。
【0062】
図において、工具本体1は、第1および第2実施形態の工具本体1と同じ構成であり、説明を要しない。また、充電電池2は、第2および第4実施形態の電池202と同じ構成であり、説明を要しない。
【0063】
303は工具コネクタ3で、該工具コネクタ303は、上側に工具キャップ305を、下側にコード収納室306を備えている。該工具キャップ305は、前述の押圧釦32と可動爪32aとにより、前記工具本体1のベース11aに着脱自在に装着できるように構成されている。そして装着時に、該工具コネクタ303は、露出電極31aを介して工具本体1の内蔵モータと給電コード5を通電できるように構成されている。
【0064】
前記コード収納室306は、給電コード5を巻き取り収納するためのもので、室内にコード巻き取り手段307が備えられている。該巻き取り手段307は、家庭電化製品において公知の技術であるコード巻き取り機構(図示せず)によって、コードを引き出すとロック、もう一度引き出すとロック解除されて巻き取りができるようになっている。
【0065】
308はコード通過穴で、該コード通過穴308は、前記巻き取り手段307に巻き付けられたコード5が出入自在に通過できるようになっている。
【0066】
この第6実施形態の手持ち電動工具は、コード収納室306とコード巻き取り手段307とによって、前記工具コネクタ303と電池202と給電コード5の3部品をコンパクト収納できるようになっている
【0067】
【発明の効果】
(請求項1の効果)
請求項1の発明は、直流モータを内蔵する工具本体と該モータを駆動可能な充電式電池を備え、かつ該工具本体の適所に該電池を着脱自在に装着可能な装着部を備えた手持ち電動工具において、前記装着部に前記電池が非装着状態の時に、前記電池より前記工具本体に給電できる給電手段を設けたことを特徴としており、電池の重量負荷の無い状態で手持ち電動工具を使用できる。この結果、電池荷重による負担を大幅に軽減できるという効果を奏する。
【0068】
(請求項2の効果)
請求項2の発明は、請求項1の手持ち電動工具において、前記給電手段は、前記電池装着部に装着して通電する工具コネクタと、前記電池の電極部に装着して通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としているので、従来の工具本体と充電電池の構成を全く変更することなく、離れた場所にある電池から工具本体に給電し、電池荷重による負担を大幅に軽減することができるという効果を奏する。
【0069】
(請求項3の効果)
請求項3の発明は、前記給電手段は、前記電池装着部に装着して通電する工具コネクタと、前記電池の電極部とは異なる部位にて前記電池より通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としているので、電池の電極部を充電器の充電ポケットに嵌装したままでも、離れた場所にある電池から工具本体に給電することができる。このため、充電電池をあたかも直流電源であるかのように利用しながら、電池荷重による負担を大幅に軽減することができるという効果を奏する。
【0070】
(請求項4の効果)
請求項4の発明は、前記給電手段は、前記工具本体の電池装着部とは異なる部位にて前記工具本体に通電する工具コネクタと、前記電池の露出電極部に通電する電池コネクタと、該電池コネクタと前記工具コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としているので、極めてシンプルな構成によって、離れた場所にある電池から工具本体に給電することができる。即ち、電池の露出電極に電池コネクタをキャップ状にかぶせるだけのワンタッチ操作で電池から工具本体に給電でき、電池荷重による負担を大幅に軽減することができるという効果を奏する。
【0071】
(請求項5の効果)
請求項5の発明は、前記給電手段が、前記電池装着部とは異なる部位にて前記工具本体と通電できる工具コネクタと、前記電池の露出電極部とは異なる部位にて前記電池と着脱自在に嵌合できる電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴としているので、電池と工具本体の装着手段を介した給電と、装着手段を介さない給電とを完全に独立することができる(電気的に並列接続にすることができる)。このため、電池荷重に負担を感じる作業環境では電池をはずして作業を行うか、給電コードが邪魔になる作業環境では工具本体と電池を一体に装着して作業を行うか、を自由に選択することができるという効果を奏する。もちろん、電池荷重による負担を大幅に軽減することができるという効果も奏する。
【0072】
(請求項6の効果)
請求項6の発明は、請求項2〜5項のうち1項記載の手持ち電動工具において、前記工具コネクタまたは前記電池コネクタの少なくとも一方に、前記給電コードの収納手段を設けたことを特徴としているので、電池を離れた場所に置いて工具本体の荷重を減らし、しかも給電コードを必要十分な長さに調整して使いやすい長さで使用することができる。この結果、あたかも交流電動工具を使用するかのような感覚で作業ができ、しかも電池荷重による負担を大幅に軽減することができるという効果を奏する。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2記載の手持ち電動工具の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】請求項3記載の手持ち電動工具の第2実施形態を示す斜視図である。
【図3】請求項4記載の手持ち電動工具の第3実施形態を示す斜視図である。
【図4】請求項5記載の手持ち電動工具の第4実施形態を示す斜視図である。
【図5】請求項6記載の手持ち電動工具の第5実施形態を示す斜視図である。
【図6】請求項6記載の手持ち電動工具の第6実施形態を示す斜視図である。
【図7】従来の手持ち電動工具における工具本体と充電電池の構成を示す斜視図である。
【図8】従来の手持ち電動工具の工具本体に電池を装着した状態を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1  工具本体
2  電池
3  工具コネクタ
4  電池コネクタ
5  給電コード
5a 工具コネクタ側端子
5b 電池コネクタ側端子
5c 電池側端子
5d 工具側端子
11  グリップ
11a ベース
21  筒状電極
21a 露出電極
22  押圧釦
22a 可動爪
31  筒状体
31a コネクタ電極
32  押圧釦
32a 可動爪
101 工具本体
202 電池
303 工具コネクタ
305 工具キャップ
306 コード収納室(コード収納手段)
307 コード巻き取り手段
308 コード通過穴
405 電池キャップ
406 コード収納室(コード収納手段)
404 電池コネクタ
407 コード巻き取り手段
408 コード通過穴

Claims (6)

  1. 直流モータを内蔵する工具本体と該モータを駆動可能な充電式の電池を備え、かつ該工具本体の適所に該電池を着脱自在に装着可能な電池装着部を備えた手持ち電動工具において、前記電池装着部に前記電池が非装着の時に、前記電池より前記工具本体に給電する給電手段を設けたことを特徴とする手持ち電動工具。
  2. 前記給電手段は、前記電池装着部に装着して通電する工具コネクタと、前記電池の電極部に装着して通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴とする請求項1記載の手持ち電動工具。
  3. 前記給電手段は、前記電池装着部に装着して通電する工具コネクタと、前記電池の電極部とは異なる部位にて前記電池より通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴とする請求項1記載の手持ち電動工具。
  4. 前記給電手段は、前記工具本体の電池装着部とは異なる部位にて前記工具本体に通電する工具コネクタと、前記電池の電極部に装着して通電する電池コネクタと、該電池コネクタと前記工具コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴とする請求項1記載の手持ち電動工具。
  5. 前記給電手段が、前記電池装着部とは異なる部位にて前記工具本体に通電する工具コネクタと、前記電池の電極部とは異なる部位にて前記電池と通電する電池コネクタと、該工具コネクタと該電池コネクタを通電する給電コードと、からなるものであることを特徴とする請求項1記載の手持ち電動工具。
  6. 前記工具コネクタまたは前記電池コネクタの少なくとも一方の適所に、前記給電コードの収納手段を設けたことを特徴とする請求項2〜5のうち1項記載の手持ち電動工具。
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