JP2004088536A - ループ型伝送路の障害監視システム - Google Patents

ループ型伝送路の障害監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は複数の伝送装置が順に接続する伝送路を複数備えたループ型伝送路の障害監視システムに関し,伝送装置または伝送路の障害または停止時における正確な停止判定を可能とすることを目的とする。
【解決手段】監視装置は各伝送装置との通信機能を備える監視装置及び複数のテーブルを格納する記憶装置とを備える。監視装置は各伝送装置の接続情報を管理する接続情報テーブルを作成して記憶する接続情報テーブル作成手段と,各伝送装置に対する状態情報の要求に応じて取得した各伝送装置の障害の有無を含む状態情報を格納した現在状態管理テーブルを作成する現在状態管理テーブル作成手段と,現在状態管理テーブルの状態について特定の2つの伝送装置間で通信が正常に行えるか否かを判定する障害判定手段とを備えるよう構成する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリング型LAN等のループ型伝送路の障害監視システムに関する。
【0002】
多ルート構成のループ型伝送路を構成する伝送装置や伝送路の状態を監視する技術が知られているが,伝送路や伝送装置に障害になった場合を想定した場合における通信の停止を判定することが望まれている。
【0003】
【従来の技術】
図20は従来例1の説明図である。この従来例1は,多ルート構成ネットワークの通信障害判定方式(特許第3036989号)に関し,図20は多ルート構成のネットワークモデルを表し,図中,R1〜R7は交換機網を構成する交換機,a1,a2,b1,b2,c1,c2はそれぞれ伝送路パスであり,交換網に端末A,端末B,端末Cが接続され,各端末A〜CにはそれぞれA1〜A4,B1,B2,C1,C2のポートが備えられ,端末間には複数のルートが設けられている。例えば,端末Aと端末Bの間には,AB1ルート(ポートA1,伝送路a1,交換機R1,交換機R3,伝送路パスb1,ポートB1 )の1ルートと,AB2ルートとして(ポートA2,伝送路パスa2,交換機R2,交換機R5,伝送路パスb2,ポートB2)または(ポートA2,伝送路パスa2,交換機R2,交換機R7,交換機R5,伝送路パスb2,ポートB2)の2ルートが存在する。
【0004】
これらの多ルート構成はメモリに展開し,各ルートを構成する通信回線に対応するパス情報と,各ルート構成に対応する多ルート情報が作成される。パスの状態はパス管理レコードにより管理され,管理レコード配下にはパスが経由している中継通信設備とのリンクをとる中継レコードを設け,更に中継レコードの配下に複数の端末システムの情報を結び付ける端末レコードが存在する。多ルート情報は管理レコードの配下に系統の数分系統レコードが作成され,更にその配下にルートの数分ルートレコードが作成される。管理レコードでは構成全体の状態管理,系統レコードでは系統全体の状態管理,ルートレコードではルートの状態管理及びルートとパスや端末システムとのリンク情報,切り替え先ルート情報の管理を行っている。
【0005】
この情報を用いて,伝送路パスで障害が発生すると,そのパスのリンク情報から影響を受けて停止状態となるルートが分かる。また,交換機や,交換パスの障害時にもリンク情報を用いてルートの停止が判定できる。
【0006】
図21は従来例2の説明図である。この従来例2は複数波のリング形LANの障害管理システム(特許第3133172号)に関し,図21は複数波のリング形LANの構成を示し,集中管理コンピューター80にマスタステーション81が接続され,このマスタステーション81とステーション82,ステーション83がリング1からリングnにより環状に接続されている。集中管理コンピューター80はマスタステーション81からの通知によりリング1〜リングnの障害を検出して各リング1〜リングnの通信状況を集中管理する。また,集中管理コンピューター80は,障害の発生したリングの処理を他のリングに処理させるバックアップ処理の実行及び各ステーションの動作等を監視する。リングの障害を検出するには,マスタステーション81から各ステーションに監視フレームを定期的に送信する。監視フレームを一定回数送信して,各ステーションからのレスポンスが無いときは基本制御部は,各ステーションのリンクに1対1に接続されているボードを調べ,正常に動作しているボード数の最も少ないリングを障害が発生しているリングと判断し,集中コンピュータに通知する。これにより障害と判断されたリングを介して送受信されるデータを,障害と判断されたリング以外のリングにより送受信させるようバックアップ処理を行うように制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来例1の方式では,端末〜端末間に複数のパスを設定しているが,このパスは一方通行的なパスであり,パス上の設備に障害が発生した時及び伝送装置間で送信異常または受信異常が発生した時にはパスが停止したものと判定する。しかし,ループ型伝送路を構成する伝送装置には,送信と受信で別の伝送路を使用する場合,送受信を別の伝送路で二重に行う場合,設備が停止してもその設備を通過するパスが停止しないバイパス機能を備える場合や,設備が停止した時に折り返し通信を行うループバック機能を備える場合があり,従来例1の判定方式では障害になった時に端末の通信が停止するのか否かを正確に判定することができない。なお,この判定は停止判定と呼ばれる。
【0008】
また,従来例2の方式では,正確に停止判定をすることを目的とし,LAN上に監視フレームを送信する技術を採用しているが,ループバックやバイパスを備えたループ型伝送路の構成において特定の伝送装置または伝送路が停止した時に通信障害が発生するか否かの予測を行いたい場合(障害の発生に対してその影響が何処に及ぶかシミュレーションにより把握する必要がある場合)に,従来例2によっては予測することはできない。
【0009】
本発明は複数の伝送装置を順に接続する伝送路を複数備えたループ型伝送路に対して伝送装置または伝送路の障害または停止について正確な停止判定を可能とするループ型伝送路の障害監視システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理構成を示す図である。図中,1は各伝送装置及び状態情報収集装置との通信機能を備える監視装置,10は処理部,10aは接続情報テーブル作成手段,10bは現在状態管理テーブル作成手段,10cは障害判定手段,11は記憶部,11aは接続情報テーブル,11bは現在状態管理テーブル,11cは疑似状態管理テーブル,12はキーボード,マウス等の入力手段,13は表示や印刷の機能を備える出力手段,2は複数のループ型伝送路を構成する伝送装置,3は複数の伝送装置の状態情報を収集する状態情報収集装置である。
【0011】
本発明はループ型伝送路を構成する各伝送装置の状態情報としてバイパス状態及びループバック状態を追加して,ループ型伝送路においても正確に停止判定をすることができるようにした。また,伝送装置または伝送路に障害が発生した状態を疑似的に作成することにより,任意の伝送装置または伝送路に障害が発生した時を想定して通信障害の発生を予測できるようにした。
【0012】
処理部10の接続情報テーブル作成手段10aは従来技術であり入力手段12からの指示または一定周期で発生する信号(図示せず)により起動されると,従来の技術により各伝送装置2がそれぞれに備える各伝送路(右回り,左回り)に接続された伝送装置の識別情報及び接続順序(右回りか左回りの何れか)を表す情報が取得されて接続情報テーブル11aに設定される。この後,入力手段12からの指示または,一定周期で発生する信号(図示せず)により現在状態管理テーブル作成手段10bが起動されると,前記接続情報テーブル11aに設定された各伝送装置2に対して状態情報を要求し,各伝送装置2から状態情報(障害,バイパス及びループバックを含む)を受け取ると,接続情報テーブル11aに設定された各伝送装置2に対応してそれぞれの各状態情報を設定する。なお,伝送装置2で障害が発生したり,バイパスやループバックが発生すると伝送装置2から障害及び関連して発生した状態情報が監視装置1に対して通知され現在状態管理テーブル11bを更新して,該当する伝送装置に対応する障害等の情報が設定される。この後,入力手段12からの指示または,一定周期で発生する信号(図示せず)または,伝送装置2から状態情報が通知された時点から一定時間経過後に発生する信号(図示せず)により障害判定手段10cを起動すると,現在状態管理テーブル11bに基づいて各伝送装置及び伝送路のバイパス状態及びループバック状態を判定し,どの伝送装置と伝送装置の間の通信が停止したかを判定する。
【0013】
また,特定の伝送装置に障害が発生することによってバイパスやループバックが形成されたものと想定した場合,現在状態管理テーブル11bと同様の構成を持つ疑似状態管理テーブル11cに仮想した障害等の状態情報を設定する。この疑似状態管理テーブル11cの内容に基づいて障害判定手段10cによりどの伝送装置の間の通信が停止するかを判定する。これにより,障害発生個所を想定してバイパスやループバックの形成の想定を含めた停止判定を正確に行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図2は本発明による監視システムの構成例を示し,A.は構成例1,B.は構成例2,C.は構成例3である。図中,1は監視装置,12aはキーボード,12bはマウス,13aは表示装置,13bは印刷装置,2は伝送装置,3は状態情報収集装置であり,点線で囲んだ部分は監視装置1とこれに関連する12a〜13bの各入出力装置を含む監視システムを表す。
【0015】
図2の各構成例1〜構成例3には,各伝送装置2からの状態情報を収集するための構成に違いがあり,A.に示す構成例1では,監視装置1から各伝送装置に対し状態情報の要求を指示して(状態情報収集の処理の内容は後述する),これに応答する形式で状態情報を監視装置1に送信する。B.に示す構成例2では,状態情報収集装置3が監視装置1の代わりに各伝送装置2の状態情報の収集を行い,状態情報収集装置3で収集した状態情報は状態情報収集装置が自律的に,または,監視装置1から任意の時間に送信要求を行うことにより監視装置1へ送信する。この構成例2により,監視装置1によって状態情報を収集する場合に比べて負荷を分散することができる。C.に示す構成例3は,上記構成例1と構成例2を組み合わせたもので,標準的な伝送装置2に対しては監視装置1が直接状態情報を収集し,非標準の伝送装置2に対しては状態情報収集装置3が状態情報を収集し,状態情報収集装置3から監視装置1に状態情報を伝送する。
【0016】
図3は状態情報のデータ構成の例を示し,先頭のaは伝送装置識別情報,bはノード(伝送装置)障害状態,cはループバック状態,dはバイパス状態が設定される。伝送装置(ノード)の状態情報としてはb〜dの他に必要な情報を付加することができる。
【0017】
図4は複数組のループ型伝送路の構成例であり,図中,1は監視装置,4aは右回りのループ型伝送路,4bは左回りのループ型伝送路を表し,A〜Eは伝送装置(ノード)2を表す。図5は収集する接続情報の構成例を示し,監視装置1から伝送装置に対する接続情報の転送指示に対して該当伝送装置から送られてくる接続情報であり,自伝送装置の識別情報と接続先の伝送装置識別情報(右まわりか,左まわりかの区別を含む)とで構成される。
【0018】
図6は作成された接続情報テーブルの例であり,上記図4に示すループ型伝送路の構成例の場合に作成された右まわりの接続情報テーブルを示し,左まわりの接続情報テーブルは図6に示すテーブルの下側の行から上の行へ接続する構成に相当する。
【0019】
図7は接続情報テーブル作成のフローチャートであり,このフローチャートが上記図1の接続情報テーブル作成手段10aに対応し,従来の技術である特許第2588942号(名称:網構成管理DB自動作成方式)の技術を使用し,伝送装置の接続関係を表す接続情報を収集して,その情報を元に作成する。
【0020】
最初に収集した接続先の接続情報(図5の構成例に示す情報)から自伝送装置の接続先の伝送装置識別情報を取り出し(図7のS1),右まわりの伝送装置識別情報がノード欄に登録済みか判別し(同S2),登録されてないと,左まわりの伝送装置識別情報がノード欄に登録済か判別する(同S3)。ここにも登録されてないと,自伝送装置の識別情報を先頭の行に追加して(同S4),当該伝送装置についての処理を終了し,ここに登録されている場合は,自伝送装置の識別情報を登録済の右まわりの伝送装置の次の行に追加して(同S5),この伝送装置の接続情報の処理を終了する。
【0021】
上記のS2において右まわりの伝送装置識別情報がノード欄に登録済の場合は,自伝送装置の識別情報を登録済の右まわりの伝送装置の前の行に追加し(同S6),左まわりの伝送装置識別情報がノード欄に登録済か判別し(同S7),登録されてないとこの伝送装置についての処理を終了し,登録されている場合は登録済の左まわりの伝送装置の行を自伝送装置の前の行に移動して(同S8),処理を終了する。この図7のフローは,各接続先の伝送装置からの接続情報を受け取る毎に実行され,上記図4に示すループ型伝送路の構成の場合,上記図6に示すような接続情報テーブル(右まわり)が作成される。
【0022】
接続情報テーブルが作成された後,監視装置1により現在状態管理テーブル(図1の11b)を作成する。
【0023】
図8は現在状態管理テーブル作成のフローチャートであり,このフローチャートが上記図1の現在状態管理テーブル作成手段10bに対応する。
【0024】
最初に接続情報テーブルを読み込む(図8のS1)。これは上記図7の接続情報テーブル作成のフローチャートにより作成した図6に示すような構成の接続情報テーブルを読み込むものである。次に接続情報テーブルに「ノード障害状態」,右まわりと左まわりの「ループバック状態」,「バイパス状態」の項目を付加し,現在状態管理テーブルを作成する(図8のS2)。こうして作成した現在状態管理テーブルの初期状態を図9に示し,ノード障害の状態(発生か否か),右まわりのループバックとバイパスの状態を表す情報,及び左まわりのループバックとバイパスの状態を表す情報が設定される。
【0025】
次に,伝送装置及び状態情報収集装置(図2のB.及びC.の場合)に最新状態の要求指示を行い(図8のS3),伝送装置及び状態情報収集装置から最新状態を受信し,ノード障害,ループバック,バイパスに該当する状態が発生している場合には,現在状態管理テーブルの該当部分を更新する(図8のS4)。
【0026】
このように現在状態管理テーブルに複数のノードを持つループ型伝送路の各伝送装置の状態が設定されると,一定周期または操作者の指示または,伝送装置から状態情報が通知された時点から一定時間経過後に監視装置(図4の1)で障害判定が行われる。
【0027】
図10は障害判定のフローチャートであり,このフローチャートが上記図1の障害判定手段10cに対応する。最初に「チェック順序」を右まわり,「取り出し位置」を起点ノードとする(図10のS1)。この「起点ノード」は,通信が可能か否かを判定する通信区間を形成する2つの伝送装置のうちの一方の伝送装置(ノード)を表す。次に「取り出し位置」のノードの状態を取り出し(図10のS2),そのノードが起点ノードであるか判別し(同S3),起点ノードの場合はノード障害が“1”(ノード障害が発生)であるか判別し(同S4),イエス(ノード障害発生)の場合は通信が途絶したと判定する(同S8)。ステップS4においてノーの場合,ループバックが“1”(ループバック運転中)であるか判別し(図10のS5),現在状態管理テーブルを参照してイエス(ループバック運転中)と判別されると,チェック順序が左まわりか判別し(同S6),イエスであることが分かると通信は途絶したと判定する。このステップS6でチェック順序が左まわりでない(右まわりである)ことが分かると,チェック順序を左まわり,取り出し位置を起点ノードとし(図10のS7),ステップS2に移行する。上記S5においてループバックが“1”でない場合,後述するステップS15に移行する。
【0028】
上記ステップS3において,起点ノードでないと判別されると,終点のノードか判別し(図10のS9),終点のノードの場合はノード障害が“1”か判別し(同S10),ノード障害が“1”の場合は,上記のステップS6に移行してその処理が実行され,ノード障害が“1”でないと,通信は問題なく履行されるものと判別する(同S11)。ステップS9で終点のノードでないと判定されると,ループバックが“1”か判別し(図10のS12),“1”の場合は上記S6に移行するが,“1”でない場合はノード障害が“1”か判別し(同S13),“1”の場合はバイパスが“1”か判別する(同S14)。バイパスが“1”でない場合は上記のS6に移行し,バイパスが“1”の場合は,上記S13においてノード障害が“1”でない場合と同じのステップS15に移行し,チェック順序に従い次のノードの状態を取り出し,S9の処理に移行する。
【0029】
図11は伝送路の障害発生例1の説明図である。図11のA.は障害発生個所を示し,この例では図に示すように右まわりの伝送装置B〜C間の伝送路(起点をB,終点をCとする伝送路)と左まわりの伝送装置E〜D間の伝送路で障害が発生した場合である。
【0030】
図11のB.は現在状態管理テーブル更新のフローチャートであり,伝送装置B〜C間の障害が先に発生した例について示す。最初に,伝送装置Bで右回りのループバックが発生したことが通知されるので,伝送装置Bの右まわりのループバック状態に“1”を設定し(図11のB.のS1),次に伝送装置Eで左まわりのループバックが発生したことが通知されるので,伝送装置Eの左まわりのループバック状態に“1”を設定する(同S2)。この結果,図11のC.に更新後の現在状態管理テーブルとして示すようにノードBの右まわりのループバックとノードEの左まわりのループバックの状態がそれぞれ“1”に設定される。
【0031】
この図11のC.に示す現在状態管理テーブルについて上記図10に示す障害判定の処理を行うと,伝送装置A〜D間の通信が途絶されたと判定される。なお,上記従来例1の方法(図20)によれば,伝送装置Bまたは伝送装置Cで受信アラームを検出した場合にB〜C間の伝送路の障害が発生したと判定し,また伝送装置Dまたは伝送装置Eで受信アラームを検出した場合にD〜E間で障害が発生したものと判定し,本発明と同様の判定結果が得られる。
【0032】
次に図12は伝送路の障害発生例2の説明図である。図12のA.は障害発生個所を示し,この例では右まわりの伝送装置B〜C間の伝送路と右まわりの伝送装置D〜E間の伝送路で障害が発生した場合である。図12のB.は現在状態管理テーブル更新のフローチャートであり,伝送装置B〜C間の障害が先に発生した例を示し,伝送装置Bで右回りのループバックが発生したことが通知されるので,伝送装置Bの右まわりのループバック状態に“1”を設定し(図12のB.のS1),次に伝送装置Dで右まわりのループバックが発生したことが通知されので,伝送装置Dの右まわりのループバック状態に“1”を設定する(同S2)。この結果,図12のC.に更新後の現在状態管理テーブルとして示すようにノードBとDの右まわりのループバックの状態がそれぞれ“1”に設定される。
【0033】
この図12のC.に示す現在状態管理テーブルについて上記図10に示す障害判定を行うと,伝送装置A〜D間(伝送装置Aと伝送装置Dの間)の通信は問題なく実行されるものと判定される。なお,従来の方法では,A〜D間の通信は途絶されたと判定される。
【0034】
次に図13は伝送装置の障害発生例1の説明図である。図13のA.は障害発生個所を示し,この例では伝送装置Cと伝送装置Eで障害が発生した場合であり,伝送装置Cでバイパス機能が動作し,伝送装置Eでバイパス機能が動作していないものとする。図13のB.は現在状態管理テーブル更新のフローチャートであり,伝送装置Cの障害が先に発生した例を示し,伝送装置Cでノード障害とバイパス運転が発生したことが通知されるので,伝送装置Cのノード障害とバイパス状態に“1”を設定し(図13のB.のS1),伝送装置Eでノード障害が発生したことが通知されるので,伝送装置Eのノード障害に“1”を設定する(同S2)。続いて伝送装置Dで右まわりのループバックが発生したことが通知されるので,伝送装置Dの右まわりのループバック状態に“1”を設定し(図13のB.のS3),伝送装置Aで左まわりのループバックが発生したことが通知されるので,伝送装置Aの左まわりのループバック状態に“1”を設定する(図S4)。
【0035】
この図13のC.に示す現在状態管理テーブルについて上記図10に示す障害判定を行うと,伝送装置A〜D間の通信は問題なく実行されるものと判定される。なお,上記従来例1の方法では,A〜D間の通信は途絶されたと誤って判定する。
【0036】
図14,図15は伝送装置を疑似的に停止した例1の説明図(その1),(その2)であり,障害ではなく作業によって伝送装置を停止する場合の影響を予測するものである。予測を行う場合は,疑似状態管理テーブルを使用する。
【0037】
図14のA.は停止させる個所を示し,この例では伝送装置Eを停止させた場合を予測する。接続情報テーブル(図6)を元にして,図14のB.に示す疑似状態管理テーブルの初期状態を設定する。次に,図15のC.に示す疑似状態管理テーブル更新のフローチャートが実行される。最初に伝送装置Eを停止するので,伝送装置Eのノード障害(疑似状態管理テーブル内)に“1”を設定し(図15のC.のS1),伝送装置Dで右まわりのループバックが発生するので,伝送装置Dの右まわりのループバック状態に“1”を設定し(同S2),更に伝送装置Aで左まわりのループバックが発生するので,伝送装置Aの左まわりのループバック状態に“1”を設定する(同S3)。
【0038】
これにより,図14のB.に示す疑似状態管理テーブルが更新され,図15のD.のように更新後の疑似状態管理テーブルが得られる。このような伝送装置Eがノード障害で,ノードAで左まわりのループバックが発生し,ノードDで右まわりのループバックが発生した状態で,任意の伝送装置間の通信が実行できるか否かの判定は,この図15のD.に示す疑似状態管理テーブルを用いて上記図10に示すフローチャートにより行うことができる。
【0039】
図16,図17は伝送装置を疑似的に停止した例2の説明図(その1),(その2)であり,これは,伝送装置Cで障害が発生している状態で伝送装置Eを停止した場合の影響を予測する例である。
【0040】
この場合の予測では,現在状態管理テーブルと疑似状態管理テーブルを使用する。
【0041】
図16のA.は障害が伝送装置Cに発生している状態を示し,図16のB.はそのA.の状態を表す現在状態管理テーブルを示す。この時,ノードCにおいて右まわりと左まわりの伝送路がバイパス運転中の状態であるものとし,現在状態管理テーブルに設定されている。
【0042】
ここで,図17のC.に示すように伝送装置Eを検査等の作業により停止することを想定すると,伝送装置Aで左まわりのループバックを発生させると共に伝送装置Dで右まわりのループバックを発生させるものとすると,図17のD.に示すように疑似状態管理テーブルが設定される。次に現在状態管理テーブル(図16のB)と疑似状態管理テーブル(図17のD)を元に,ノード状態,右まわり,左まわりのループバック状態/バイパス状態の論理和を取り,その結果を疑似状態管理テーブルに更新する。更新結果は,図17のEに示す。
【0043】
任意の伝送装置間で通信が実行可能か否かの判定は,図17のE.に示す疑似状態管理テーブルを使用して上記図10のフローチャートにより行う。
【0044】
図18は本発明による障害判定を行った結果を表す。図18のA.及びB.は判定結果を文字列により出力する例であり,A.は表示装置に表示した例を示し,「A〜D間:一部異常あり」,「右まわり正常」,「左まわり停止」という表示を行う。図18のB.は印刷装置による印刷の内容であり,内容は表示装置と同様である。図18のC.は図形による判定結果の出力を表し,伝送装置E〜D間の左まわりが停止していることを点線により表している。
【0045】
図19は疑似状態管理テーブルの更新方法の説明図である。図19のA.は直接テーブルを更新する方法であり,表示装置に疑似状態管理テーブルを表示した状態で,該当するノードに対応するノード障害,右まわり(または左まわり)のループバック,バイパスを設定するものである。また,図19のB.は伝送路構成図に停止箇所を指定する方法であり,この場合も表示装置に伝送路の構成を図に示すように表示した状態で,停止箇所を指定する方法である。
【0046】
(付記1) 複数の伝送装置を順に接続する伝送路を複数備えたループ型伝送路の障害監視システムであって,障害監視システムは各伝送装置との通信機能を備える監視装置及び複数のテーブルを格納する記憶装置とを備え,監視装置は,各伝送装置の接続情報を管理する接続情報テーブルを作成して記憶する接続情報テーブル作成手段と,各伝送装置に対する状態情報の要求に応じて取得した各伝送装置の障害の有無を含む状態情報を格納した現在状態管理テーブルを作成する現在状態管理テーブル作成手段と,前記現在状態管理テーブルの状態について特定の2つの伝送装置間で通信が正常に行えるか否かを判定する障害判定手段とを備えることを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
【0047】
(付記2) 付記1において,前記現在状態管理テーブルに各伝送装置がループバック運転状態であるか否かの情報を設定し,前記判定手段によりループバック運転状態を考慮して判定を行うこと特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
【0048】
(付記3) 付記1または2において,前記伝送装置に障害が発生しても伝送装置を経由するデータ伝送を正常に行うバイパス機能が運転状態になっているか否かの情報を設定し,前記判定手段によりバイパス機能を考慮して判定を行うことを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
【0049】
(付記4) 付記1において,前記複数のループ型伝送路として右まわりと左まわりの2つが設けられたことを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
【0050】
(付記5) 付記1乃至4の何れかにおいて,前記ループ型伝送路に接続された複数の伝送装置または伝送路の中の選択した1または複数を停止または障害と仮想した状態を設定する前記現在状態管理テーブルと同じ構成を備えた疑似状態管理テーブルを設け,前記疑似状態管理テーブルに設定された状態について前記障害判定手段により特定の2つの伝送装置間で通信が正常に行えるか否かを判定して,疑似状態における障害の影響を判定することを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
【0051】
(付記6) 付記5において,前記疑似状態管理テーブルに設定された疑似状態と前記現在状態管理テーブルとの各項目について論理和をとって得られた結果を前記疑似状態管理テーブルに設定し,前記疑似状態管理テーブルの内容について前記障害判定手段により現在状態に対して伝送装置または伝送路の停止を想定した場合の特定の2つの伝送装置間で通信が正常に行えるか否かの判定をすることを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
【0052】
【発明の効果】
本発明によればループ型伝送路の停止判定を自動的に且つ正確に行うことが可能となる。更に,LAN上に監視フレームを送信することなく停止判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明による監視システムの構成例を示す図である。
【図3】状態情報のデータ構成の例を示す図である。
【図4】複数組のループ型伝送路の構成例を示す図である。
【図5】収集する接続情報の構成例を示す図である。
【図6】作成された接続情報テーブルの例を示す図である。
【図7】接続情報テーブル作成のフローチャートを示す図である。
【図8】現在状態管理テーブル作成のフローチャートを示す図である。
【図9】現在状態管理テーブルの初期状態を示す図である。
【図10】障害判定のフローチャートを示す図である。
【図11】伝送路の障害発生例1の説明図である。
【図12】伝送路の障害発生例2の説明図である。
【図13】は                            伝送装置の障害発生例1の説明図である。
【図14】伝送装置を疑似的に停止した例1の説明図(その1)である。
【図15】伝送装置を疑似的に停止した例1の説明図(その2)である。
【図16】伝送装置を疑似的に停止した例2の説明図(その1)である。
【図17】伝送装置を疑似的に停止した例2の説明図(その2)である。
【図18】本発明による障害判定を行った結果の出力を表す図である。
【図19】疑似状態管理テーブルの更新方法の説明図である。
【図20】従来例1の説明図である。
【図21】従来例2の説明図である。
【符号の説明】
1    監視装置
10   処理部
10a  接続情報テーブル作成手段
10b  現在状態管理テーブル作成手段
10c  障害判定手段
11   記憶部
11a  接続情報テーブル
11b  現在状態管理テーブル
11c  疑似状態管理テーブル
12   入力手段
13   出力手段
2    伝送装置
3    状態情報収集装置

Claims (3)

  1. 複数の伝送装置を順に接続する伝送路を複数備えたループ型伝送路の障害監視システムであって,
    障害監視システムは各伝送装置との通信機能を備える監視装置及び複数のテーブルを格納する記憶装置とを備え,
    監視装置は,各伝送装置の接続情報を管理する接続情報テーブルを作成して記憶する接続情報テーブル作成手段と,各伝送装置に対する状態情報の要求に応じて取得した各伝送装置の障害の有無を含む状態情報を格納した現在状態管理テーブルを作成する現在状態管理テーブル作成手段と,前記現在状態管理テーブルの状態について特定の2つの伝送装置間で通信が正常に行えるか否かを判定する障害判定手段とを備えることを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
  2. 請求項1において,
    前記伝送装置に障害が発生しても伝送装置を経由するデータ伝送を正常に行うバイパス機能が運転状態になっているか否かの情報を設定し,前記判定手段によりバイパス機能を考慮して判定を行うことを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
  3. 請求項1または2の何れかにおいて,
    前記ループ型伝送路に接続された複数の伝送装置または伝送路の中の選択した1または複数を停止または障害と仮想した状態を設定する前記現在状態管理テーブルと同じ構成を備えた疑似状態管理テーブルを設け,
    前記疑似状態管理テーブルに設定された状態について前記障害判定手段により特定の2つの伝送装置間で通信が正常に行えるか否かを判定して,疑似状態における障害の影響を判定することを特徴とするループ型伝送路の障害監視システム。
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