JP2004087182A - Keyboard switch - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a keyboard switch with reduced thickness used for a keyboard of a small and thin device of a personal digital assistant (PDA), an electronic dictionary or the like. <P>SOLUTION: A frame 31 is arranged on a membrane sheet 12 formed on a plate 11, and a dish-shaped snap plate 35 is mounted on the membrane sheet 12 in an opening 36 of the frame 31. An axis 32b at the back side of one arm of the key top 32 is rotation freely held at a holding part 31a of the frame 31, and a locking protrusion 32c at the back side of another arm of the key top 32 is locked into a locking part 31b of the frame 31 and the rotation upward (height) is regulated. A rubber 34 is arranged on the back surface of the key top 32, and the snap plate 35 is pushed and depressed through the rubber 34 when the key top 32 is pushed, and a switch contact part of the membrane sheet 12 is pressed. The thickness of the keyboard switch is reduced by using the snap plate 35 instead of a conventional rubber dome. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明はキーボードを構成するキーボードスイッチに関し、特に携帯情報端末（ＰＤＡ）や電子辞書等の小型・薄型機器のキーボードに用いて好適なキーボードスイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】
図４及び５は従来提案されているキーボードスイッチの構成を示したものであり、キーボードスイッチはこの例ではいわゆるヒンジキータイプとなっている。
プレート１１上には図４に示したようにメンブレンシート１２が搭載され、そのメンブレンシート１２上にラバーシート１３が搭載されている。ラバーシート１３にはドーム形状をなすラバードーム１３ａが上に凸とされて一体形成されており、このラバードーム１３ａの天頂部の内面には突起１３ｂが形成されている。
【０００３】
ラバーシート１３上には開口１４を有するハウジング１５が搭載され、ラバードーム１３ａはこのハウジング１５の開口１４内に位置されている。
キートップ１６はハウジング１５と一体形成されて開口１４内に位置されており、その一辺が肉薄とされたヒンジ１７を介してハウジング１５に支持されている。これら一体化されたハウジング１５、ヒンジ１７及びキートップ１６は樹脂成形によって形成される。
ヒンジ１７はこの例では図５に示したように、略方形状をなすキートップ１６の一辺の２箇所に設けられており、ラバードーム１３ａはこの一辺と対向する対向辺側に位置されて、その天頂部がキートップ１６の裏面と当接されている。
【０００４】
ハウジング１５上にはパネル１８が配置され、キートップ１６はパネル１８に設けられている窓１９を介して外部に臨む構造とされ、かつこのパネル１８によってその高さが規制されている。
キートップ１６の高さの規制は、キートップ１６のヒンジ１７が設けられている一辺と隣接する両辺に図５に示したように突出形成されている係止片１６ａがパネル１８の窓１９の周辺部によって押さえられることによって行われ、つまり係止片１６ａがパネル１８の下面に突き当たることによってキートップ１６の上方への動き（変位）が規制されている。キートップ１６は係止片１６ａがこのようにパネル１８によって押さえられることによりラバードーム１３ａと圧接した状態となる。
【０００５】
プレート１１上に順次搭載されているメンブレンシート１２、ラバーシート１３及びハウジング１５の位置決め固定は、ハウジング１５の下面側にボス１５ａを突設し、ラバーシート１３、メンブレンシート１２及びプレート１１にそれぞれ位置決め穴２１，２２及び２３を形成して、それら位置決め穴２１〜２３にボス１５ａを挿通させ、プレート１１の下面から突出したボス１５ａの先端を溶着することによって行われる。
また、パネル１８のハウジング１５への取り付けは、その裏面に塗布された粘着剤によってパネル１８を貼り付けることによって行われる。
【０００６】
このような構成を有するキーボードスイッチにおいては、キートップ１６を押圧操作すると、ヒンジ１７が撓んでキートップ１６が押し下げられ、ラバードーム１３ａが押しつぶされて、その突起１３ｂがメンブレンシート１２のスイッチ接点部を押圧し、これによりメンブレンシート１２の内部に形成されているスイッチ接点（図示せず）がＯＮとされる。
押圧を解除すると、ラバードーム１３ａの弾性復元力によりキートップ１６は元の位置に復帰し、スイッチ接点はＯＦＦとなる。
なお、図４中、１２ａ〜１２ｃはそれぞれメンブレンシート１２を構成する上面シート、下面シート、スペーサを示し、また図５中、１６ｂはキートップ１６の裏面に形成されている一対のストッパを示す。キートップ１６はこれら一対のストッパ１６ｂによって、押圧操作された際のオーバーストロークが制限されるものとなっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような構成とされたキーボードスイッチにおいては、メンブレンシート１２のスイッチ接点部を押す部品にラバードーム１３ａを使用しており、座屈反転による所望のクリック感及びその所要の弾性復元力を得るためにはラバードーム１３ａの小型・薄型化には限界があり、特に薄型化が困難なことから、キーボードスイッチの薄型化がこのラバードーム１３ａによって制限されるといった問題があった。
この発明の目的はこの問題に鑑み、薄型化を実現可能なキーボードスイッチを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明によれば、キーボードスイッチはプレートと、そのプレート上に搭載されたメンブレンシートと、そのメンブレンシート上に配置されたフレームと、そのフレームに形成された開口内に位置し、上に凸とされてメンブレンシート上に搭載されたさら状をなすスナッププレートと、一辺側裏面に支持部を介して形成された軸がフレームに形成された保持部に回動可能に保持されて回動動作する構造とされ、その一辺と対向する他辺側裏面に形成された係止突起がフレームに形成された係止部に係合されて上方への回動が規制されているキートップと、そのキートップの上記他辺側裏面に取り付けられてスナッププレートの天頂部と圧接されたラバーとよりなり、キートップを押圧操作することにより、ラバーを介してスナッププレートが押圧されて反転し、その反転したスナッププレートによってメンブレンシートのスイッチ接点部が押圧される構造とされる。
【０００９】
請求項２の発明によれば、キーボードスイッチはプレートと、そのプレート上に搭載されたメンブレンシートと、そのメンブレンシート上に配置された開口を有するハウジングと、そのハウジングと一体形成されて上記開口内に位置し、一辺がヒンジを介してハウジングに支持され、その一辺と隣接する両辺に係止片が突出形成されているキートップと、そのキートップの上記一辺と対向する対向辺側裏面に取り付けられたラバーと、上記開口内に位置し、上に凸とされてメンブレンシート上に搭載され、天頂部がラバーと圧接されたさら状をなすスナッププレートと、ハウジング上に配置され、キートップが外部に臨む窓を具備し、その窓の周辺部によって上記係止片を押さえてキートップの高さを規制するパネルとよりなり、キートップを押圧操作することにより、ラバーを介してスナッププレートが押圧されて反転し、その反転したスナッププレートによってメンブレンシートのスイッチ接点部が押圧される構造とされる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照して実施例により説明する。
図１及び２はこの発明によるキーボードスイッチの一実施例を示したものであり、図２Ａは図１ＡにおけるＣＣ断面を示し、図２Ｂは図１ＡにおけるＤＤ断面を示す。
この例ではプレート１１上に搭載されたメンブレンシート１２上にフレーム３１が配置され、キートップ３２はこのフレーム３１によって保持されて回動動作する構造とされる。
【００１１】
キートップ３２は図１Ａに示したように略方形状をなし、その一辺側裏面に支持部３２ａを介してその一辺と平行に軸３２ｂが形成され、一方その一辺と対向する他辺側裏面には一対の係止突起３２ｃが突出形成されている。
軸３２ｂは両端部を除く中間部分が支持部３２ａに連結支持された構造とされ、一対の係止突起３２ｃはこの軸３２ｂの両端部とほぼ対向する位置に位置されて、軸３２ｂと反対側にその突起が突出されている。
フレーム３１の、軸３２ｂと対応する位置には矩形状の開口３３が形成され、この開口３３の長手方向両端部には保持部３１ａがそれぞれ開口３３上に位置するようにフレーム３１から突出形成されている。これら一対の保持部３１ａはフレーム３１を例えば絞り加工することによって形成され、図２Ａに示したような形状を有するものとされる。
【００１２】
一方、フレーム３１の、係止突起３２ｃと対応する位置には絞り加工により係止部３１ｂがそれぞれ形成されており、係止部３１ｂは図２Ａ，Ｂに示したように袋状とされて、その保持部３１ａと対向する側が開放された形状とされる。
キートップ３２のフレーム３１への取り付けはキートップ３２を後方から前方へ、つまり図２Ａにおいて右から左へスライドさせ、軸３２ｂを開口３３内に位置させてその両端部を保持部３１ａに嵌め込み、かつ一対の係止突起３２ｃを係止部３１ｂに係合させることによって行われる。
これにより、キートップ３２は軸３２ｂが一対の保持部３１ａに回動可能に保持されると共に、係止突起３２ｃが係止部３１ｂに係止されることにより、上方への回動が規制されるものとなり、つまりその高さが規制される。
【００１３】
上記のように取り付けられて回動動作する構造とされたキートップ３２の裏面の、係止突起３２ｃが位置する側の中央にはラバー３４が取り付けられ、このラバー３４とメンブレンシート１２との間にスナッププレート３５が介在される。
スナッププレート３５は例えばばね性ステンレス板等の金属板よりなり、さら状をなすもので、この例ではその天頂部に図２Ｂに示したように、わずかにくぼんだくぼみ３５ａが形成されている。スナッププレート３５はフレーム３１に形成された円形の開口３６内に位置しており、上に凸とされてメンブレンシート１２上に搭載されている。
【００１４】
ラバー３４は圧入部３４ａとフランジ部３４ｂと突起３４ｃとよりなり、圧入部３４ａがキートップ３２の裏面に突出形成された筒状をなす取り付け部３２ｄに圧入されてキートップ３２に取り付けられており、フランジ部３４ｂの下面に突出された突起３４ｃがスナッププレート３５の天頂部と圧接されている。
このような構造において、スナッププレート３５は、図２では図示を省略しているが、スナッププレート３５を覆うようにしてメンブレンシート１２上に貼り付けられた片面に粘着剤を有する固定シートによってメンブレンシート１２上に位置決め固定されており、この固定シートとフレーム３１との間にはわずかな隙間が設けられている。
【００１５】
フレーム３１及びプレート１１は共にステンレス板や鉄板等によって構成され、フレーム３１はメンブレンシート１２上に配置された固定シートとの間に、上記のようなわずかな隙間を有する状態で、プレート１１と溶接あるいはかしめ等で固定される。
また、プレート１１上に位置するメンブレンシート１２及びフレーム３１の位置決めは、例えばフレーム３１に絞り加工によってボスを形成し、このボスをメンブレンシート１２及びフレーム１１に設けた位置決め穴に挿通させることによって行われる。なお、これら溶接もしくはかしめ部及びボスによる位置決め部の図示はこの例では省略している。
【００１６】
上記のような構造を有するキーボードスイッチにおいては、キートップ３２を押圧操作すると、キートップ３２は軸３２ｂを中心として回動し、ラバー３４を介してスナッププレート３５が押圧される。そして、押圧されて反転したスナッププレート３５によってメンブレンシート１２のスイッチ接点部が押圧され、メンブレンシート１２の内部に形成されているスイッチ接点がＯＮとなる。
押圧を解除すると、スナッププレート３５はその弾性復元力により反転復帰し、これによりキートップ３２は元の位置に復帰してスイッチ接点はＯＦＦとなる。
【００１７】
このように、この例では金属板よりなるスナッププレート３５が反転動作してメンブレンシート１２が押圧されるものとなっており、このスナッププレート３５は従来のラバードーム１３ａに比し、大幅に薄型に構成でき、例えば板厚０．０６ｍｍのばね性ステンレス板を使用して全高０．３ｍｍといった厚さに構成することができることから、従来にない例えば全厚Ｔ（図２Ｂ参照）が２．５ｍｍといった薄型のキーボードスイッチを実現することができるものとなる。以下、この全厚Ｔ＝２．５ｍｍのキーボードスイッチの各部の厚さの一例を示す。
・ベース総厚Ｔ_０　　　　　　　　　　　　０．７　　ｍｍ
プレート　　　　　　　　　　　　０．１５　ｍｍ
メンブレンシート　　　　　　　　０．２　　ｍｍ
固定シート　　　　　　　　　　　０．０７５ｍｍ
固定シート・フレーム間の隙間　　０．０７５ｍｍ
フレーム　　　　　　　　　　　　０．２　　ｍｍ
・キートップ厚：前方Ｔ_１　　　　　　　　１．０　　ｍｍ
キートップ厚：後方Ｔ_２　　　　　　　　０．７　　ｍｍ
なお、上述した実施例ではキートップがその側方に位置するヒンジに支持されてなる図４及び５に示した従来のヒンジキータイプのキーボードスイッチと異なり、キートップ３２に一体形成された軸３２ｂがフレーム３１に回動可能に保持されてなる構造とされ、その保持部３１ａ及び上方への回動を規制する係止部３１ｂはキートップ３２の下にあり、つまりキートップ３２の大きさ内にあるため、ヒンジキータイプに比し、キーボードスイッチ間の間隔を小さくすることができ、その点でキーボードの小型化を図ることができる。
【００１８】
図３はヒンジキータイプのキーボードスイッチにおけるこの発明の実施例を示したものであり、図４と対応する部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この例では図４におけるラバードーム１３ａが一体形成されたラバーシート１３は削除され、ラバードーム１３ａに替えて図２と同様にスナッププレート３５がメンブレンシート１２上に搭載される。
スナッププレート３５の位置決め固定は図示を省略しているが、図２の場合と同様に片面に粘着剤を備えた固定シートをスナッププレート３５を覆うようにしてメンブレンシート１２上に貼り付けることによって行われ、この固定シート上にわずかな隙間を介してヒンジ１７及びキートップ１６が一体形成されたハウジング１５が配置される。
【００１９】
キートップ１６の、ヒンジ１７に支持されている一辺と対向する対向辺側裏面には筒状をなす取り付け部１６ｃが突出形成されており、この取り付け部１６ｃに図２と同様にラバー３４が取り付けられ、その突起３４ｃがスナッププレート３５の天頂部と圧接される。
なお、キートップ１６には図５と同様に係止片１６ａ及びストッパ１６ｂ（図示せず）が形成されており、係止片１６ａがパネル１８に押さえられることにより、その高さが規制され、またストッパ１６ｂによってオーバーストロークが制限されるものとなっている。
【００２０】
この図３に示したキーボードスイッチにおいてもラバードーム１３ａに替えてスナッププレート３５を用いたことにより、従来に比し、薄型に構成でき、例えば図４におけるラバードーム１３ａの全高が１．７ｍｍ程度となっていたのに対し、スナッププレート３５の全高は０．３ｍｍとすることができ、これにより例えば全厚Ｔが２．５ｍｍといった薄型のキーボードスイッチを実現することができるものとなる。この場合の各部の厚さの一例を以下に示す。
・ベース総厚Ｔ_０　　　　　　　　　　　　　１．８５　ｍｍ
プレート　　　　　　　　　　　　　０．３　　ｍｍ
メンブレンシート　　　　　　　　　０．２　　ｍｍ
固定シート　　　　　　　　　　　　０．０７５ｍｍ
固定シート・ハウジング間の隙間　　０．０７５ｍｍ
ハウジング　　　　　　　　　　　　１．０　　ｍｍ
パネル　　　　　　　　　　　　　　０．２　　ｍｍ
・キートップ厚：前方Ｔ_１　　　　　　　　　０．８　　ｍｍ
なお、プレート１１、メンブレンシート１２、ハウジング１５及びパネル１８の互いの位置決め固定は図４に示した従来のキーボードスイッチと同様に行われる。この際、ハウジング１５に設けたボスのプレート１１下面での溶着部がプレート１１下面より突出しないように、例えばプレート１１に座ぐりを設け、その座ぐり内に溶着部が位置するようにしてもよい。プレート１１はこの例では例えばアルミニウム板によって構成される。
【００２１】
上述した実施例ではいずれもキートップ３２，１６にラバー３４を圧入して、ラバー３４によってスナッププレート３５を押す構造となっており、このようにラバー３４を介してスナッププレート３５を押すことにより、キートップ３２，１６で、つまり樹脂で直接スナッププレート３５を押すものより、ストロークを伸ばすことができ、また高寿命化を図ることができる。
【００２２】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によればメンブレンシートのスイッチ接点部を押す部品にラバードームではなく、さら状をなすスナッププレートを用いるものとなっており、よってキーボードスイッチの大幅な薄型化を実現することができ、特に携帯情報端末（ＰＤＡ）や電子辞書等の小型・薄型機器のキーボードに用いて好適なキーボードスイッチが得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】Ａは請求項１の発明の一実施例を示す平面図、Ｂはその正面図。
【図２】Ａは図１ＡにおけるＣＣ断面図、Ｂは図１ＡにおけるＤＤ断面図。
【図３】請求項２の発明の一実施例を示す断面図。
【図４】従来のヒンジキータイプのキーボードスイッチの構成を示す断面図。
【図５】図４のキーボードスイッチの平面図。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a keyboard switch constituting a keyboard, and more particularly to a keyboard switch suitable for use in a keyboard of a small and thin device such as a personal digital assistant (PDA) or an electronic dictionary.
[0002]
[Prior art]
4 and 5 show a configuration of a conventionally proposed keyboard switch. In this example, the keyboard switch is a so-called hinge key type.
As shown in FIG. 4, a membrane sheet 12 is mounted on the plate 11, and a rubber sheet 13 is mounted on the membrane sheet 12. A rubber dome 13a having a dome shape is formed integrally with the rubber sheet 13 so as to protrude upward, and a projection 13b is formed on the inner surface of the top of the rubber dome 13a.
[0003]
A housing 15 having an opening 14 is mounted on the rubber sheet 13, and the rubber dome 13 a is located in the opening 14 of the housing 15.
The key top 16 is formed integrally with the housing 15 and located in the opening 14, and is supported by the housing 15 via a hinge 17 whose one side is thinned. The integrated housing 15, hinge 17 and key top 16 are formed by resin molding.
As shown in FIG. 5, in this example, the hinges 17 are provided at two places on one side of the key top 16 having a substantially square shape, and the rubber dome 13a is located on the side opposite to this side. The zenith is in contact with the back surface of the key top 16.
[0004]
A panel 18 is arranged on the housing 15, and the key top 16 has a structure facing the outside through a window 19 provided in the panel 18, and the height of the key top 16 is regulated by the panel 18.
The height of the key top 16 is regulated by a locking piece 16 a projecting from both sides adjacent to one side of the key top 16 where the hinge 17 is provided as shown in FIG. The upward movement (displacement) of the key top 16 is restricted by being pressed by the peripheral portion, that is, the locking piece 16a abuts against the lower surface of the panel 18. The key top 16 comes into pressure contact with the rubber dome 13a by the locking piece 16a being pressed by the panel 18 in this manner.
[0005]
The positioning and fixing of the membrane sheet 12, the rubber sheet 13 and the housing 15 sequentially mounted on the plate 11 are performed by projecting a boss 15a on the lower surface side of the housing 15 and positioning the boss 15a on the rubber sheet 13, the membrane sheet 12 and the plate 11, respectively. The holes 21, 22, and 23 are formed, the boss 15a is inserted into the positioning holes 21 to 23, and the tip of the boss 15a protruding from the lower surface of the plate 11 is welded.
The panel 18 is attached to the housing 15 by attaching the panel 18 with an adhesive applied to the back surface thereof.
[0006]
In the keyboard switch having such a configuration, when the key top 16 is pressed, the hinge 17 is bent, the key top 16 is pressed down, the rubber dome 13a is crushed, and the protrusion 13b is connected to the switch contact portion of the membrane sheet 12. Is pressed, whereby a switch contact (not shown) formed inside the membrane sheet 12 is turned ON.
When the pressing is released, the key top 16 returns to the original position by the elastic restoring force of the rubber dome 13a, and the switch contact is turned off.
In FIG. 4, reference numerals 12a to 12c denote an upper sheet, a lower sheet, and a spacer constituting the membrane sheet 12, respectively. In FIG. 5, 16b denotes a pair of stoppers formed on the back surface of the key top 16. Overstroke when the key top 16 is pressed by the pair of stoppers 16b is limited.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the keyboard switch having the above configuration, the rubber dome 13a is used as a component for pressing the switch contact portion of the membrane sheet 12, so that a desired click feeling due to buckling reversal and a required elastic restoring force are required. However, there is a limit in reducing the size and thickness of the rubber dome 13a, and it is particularly difficult to reduce the thickness of the rubber dome 13a. Therefore, there has been a problem that the thickness of the keyboard switch is limited by the rubber dome 13a.
An object of the present invention is to provide a keyboard switch that can be made thinner in view of this problem.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the keyboard switch is located in a plate, a membrane sheet mounted on the plate, a frame disposed on the membrane sheet, and an opening formed in the frame. A snap plate, which is convex on the membrane sheet, is mounted on the membrane sheet, and a shaft formed on the back surface of one side via a support portion is rotatably held by a holding portion formed on the frame. A key top, which has a movable structure, and a locking projection formed on the back surface on the other side opposite to one side is engaged with a locking portion formed on the frame to restrict upward rotation; The key top consists of a rubber attached to the back side of the other side on the other side and pressed against the zenith of the snap plate. Over bets is pressed inverted, the switch contact portion of the membrane sheet is configured to be pressed by the inverted snap plate.
[0009]
According to the invention of claim 2, the keyboard switch has a plate, a membrane sheet mounted on the plate, a housing having an opening disposed on the membrane sheet, and a keyboard switch integrally formed with the housing to form the keyboard switch in the opening. And a key top, one side of which is supported by the housing via a hinge, and a locking piece protrudingly formed on both sides adjacent to the one side, and attached to the back surface of the key top on the opposite side facing the one side. A rubber, a snap plate that is located in the opening, is convex upward, is mounted on the membrane sheet, and a zenith is pressed against the rubber, and is formed on the housing, and a key top is disposed on the housing. The key top comprises a panel which has a window facing the outside and which controls the height of the key top by pressing the locking piece by the periphery of the window. By pressing, inverted snap plate is pressed through the rubber, the switch contact portion of the membrane sheet is configured to be pressed by the inverted snap plate.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 show an embodiment of the keyboard switch according to the present invention. FIG. 2A shows a cross section taken along the line CC in FIG. 1A, and FIG. 2B shows a cross section taken along the line DD in FIG. 1A.
In this example, a frame 31 is arranged on the membrane sheet 12 mounted on the plate 11, and the key top 32 is held by the frame 31 and rotates.
[0011]
The key top 32 has a substantially rectangular shape as shown in FIG. 1A, and a shaft 32b is formed on one side of the back surface thereof in parallel with the one side via a supporting portion 32a, and on the other side of the back surface facing the one side. Is formed with a pair of locking projections 32c.
The shaft 32b has a structure in which an intermediate portion excluding both ends is connected and supported by the support portion 32a, and a pair of locking projections 32c are located at positions substantially opposite to both ends of the shaft 32b, and are opposite to the shaft 32b. The projection is protruded.
A rectangular opening 33 is formed at a position corresponding to the axis 32b of the frame 31, and holding portions 31a are formed at both ends in the longitudinal direction of the opening 33 so as to protrude from the frame 31 so as to be positioned on the opening 33, respectively. ing. The pair of holding portions 31a are formed by, for example, drawing the frame 31, and have a shape as shown in FIG. 2A.
[0012]
On the other hand, locking portions 31b are formed by drawing at positions corresponding to the locking projections 32c of the frame 31, and the locking portions 31b are formed in a bag shape as shown in FIGS. 2A and 2B. The side facing the holding portion 31a has an open shape.
The key top 32 is attached to the frame 31 by sliding the key top 32 from the rear to the front, that is, from right to left in FIG. 2A, positioning the shaft 32 b in the opening 33, and fitting both ends of the shaft 32 b into the holding portion 31 a, And it is performed by engaging a pair of locking projections 32c with the locking portion 31b.
As a result, the key top 32 is rotatably held by the pair of holding portions 31a with the shaft 32b and the locking projection 32c is locked by the locking portion 31b, thereby restricting the upward rotation. That is, its height is regulated.
[0013]
A rubber 34 is attached to the center of the back surface of the key top 32 which is mounted and rotated as described above, on the side where the locking projections 32c are located, and between the rubber 34 and the membrane sheet 12. Snap plate 35 is interposed.
The snap plate 35 is made of, for example, a metal plate such as a spring stainless steel plate and has a flat shape. In this example, as shown in FIG. 2B, a slightly concave recess 35a is formed at the top of the snap plate. The snap plate 35 is located in a circular opening 36 formed in the frame 31 and is mounted on the membrane sheet 12 so as to be convex upward.
[0014]
The rubber 34 includes a press-fit portion 34a, a flange portion 34b, and a projection 34c. The press-fit portion 34a is press-fitted into a cylindrical mounting portion 32d protruding from the back surface of the keytop 32, and attached to the keytop 32. A protrusion 34c protruding from the lower surface of the flange portion 34b is pressed against the top of the snap plate 35.
In such a structure, although the snap plate 35 is not shown in FIG. 2, the membrane sheet is formed by a fixing sheet having an adhesive on one surface attached to the membrane sheet 12 so as to cover the snap plate 35. 12, and a slight gap is provided between the fixing sheet and the frame 31.
[0015]
The frame 31 and the plate 11 are both formed of a stainless steel plate, an iron plate, or the like, and the frame 31 is welded to the plate 11 with a small gap as described above between the frame 31 and the fixed sheet disposed on the membrane sheet 12. Alternatively, it is fixed by swaging or the like.
The positioning of the membrane sheet 12 and the frame 31 located on the plate 11 is performed, for example, by forming a boss on the frame 31 by drawing and inserting the boss into a positioning hole provided in the membrane sheet 12 and the frame 11. Is The illustration of the welding or caulking part and the positioning part by the boss is omitted in this example.
[0016]
In the keyboard switch having the above-described structure, when the key top 32 is pressed, the key top 32 rotates about the shaft 32b, and the snap plate 35 is pressed via the rubber 34. Then, the switch contacts of the membrane sheet 12 are pressed by the pressed and inverted snap plate 35, and the switch contacts formed inside the membrane sheet 12 are turned ON.
When the pressing is released, the snap plate 35 is inverted and returned by its elastic restoring force, whereby the key top 32 is returned to the original position and the switch contact is turned off.
[0017]
As described above, in this example, the snap plate 35 made of a metal plate is turned and the membrane sheet 12 is pressed, and this snap plate 35 is significantly thinner than the conventional rubber dome 13a. For example, since a spring stainless steel plate having a plate thickness of 0.06 mm can be used to form a plate having a total height of 0.3 mm, a non-conventional total thickness T (see FIG. 2B) of 2.5 mm can be used. A thin keyboard switch can be realized. Hereinafter, an example of the thickness of each part of the keyboard switch having the total thickness T = 2.5 mm will be described.
・ Total base thickness T ₀ 0.7 mm
Plate 0.15 mm
Membrane sheet 0.2 mm
Fixed sheet 0.075mm
Clearance between fixed seat and frame 0.075mm
Frame 0.2 mm
・ Key top thickness: Front T ₁ 1.0 mm
Key top thickness: T ₂ 0.7 mm rear
In the above-described embodiment, unlike the conventional hinge key type keyboard switch shown in FIGS. 4 and 5 in which the key top is supported by a hinge located on the side thereof, a shaft 32b integrally formed on the key top 32 is provided. Is held rotatably by the frame 31. The holding portion 31a and the locking portion 31b for restricting the upward rotation are below the key top 32, that is, within the size of the key top 32. Therefore, the distance between the keyboard switches can be reduced as compared with the hinge key type, and in that respect, the keyboard can be downsized.
[0018]
FIG. 3 shows a hinge key type keyboard switch according to an embodiment of the present invention. Parts corresponding to those in FIG. 4 are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted.
In this example, the rubber sheet 13 integrally formed with the rubber dome 13a in FIG. 4 is deleted, and a snap plate 35 is mounted on the membrane sheet 12 as in FIG. 2 instead of the rubber dome 13a.
Although the positioning and fixing of the snap plate 35 is omitted in the drawing, similar to the case of FIG. 2, a fixing sheet provided with an adhesive on one side is attached to the membrane sheet 12 so as to cover the snap plate 35. The housing 15 on which the hinge 17 and the key top 16 are integrally formed is disposed on the fixed sheet with a small gap therebetween.
[0019]
A cylindrical mounting portion 16c is formed on the back surface of the key top 16 on the side opposite to the side supported by the hinge 17, and a rubber 34 is mounted on the mounting portion 16c as in FIG. The projection 34 c is pressed against the zenith of the snap plate 35.
The key top 16 is formed with a locking piece 16a and a stopper 16b (not shown) as in FIG. 5, and the locking piece 16a is pressed by the panel 18 so that its height is regulated. Also, the overstroke is limited by the stopper 16b.
[0020]
Also in the keyboard switch shown in FIG. 3, the snap plate 35 is used instead of the rubber dome 13a, so that the keyboard switch can be made thinner than the conventional one. For example, the total height of the rubber dome 13a in FIG. On the other hand, the total height of the snap plate 35 can be set to 0.3 mm, thereby realizing a thin keyboard switch having a total thickness T of 2.5 mm, for example. An example of the thickness of each part in this case is shown below.
・ Total base thickness T ₀ 1.85 mm
Plate 0.3 mm
Membrane sheet 0.2 mm
Fixed sheet 0.075mm
Clearance between fixed seat and housing 0.075mm
Housing 1.0 mm
Panel 0.2 mm
・ Key top thickness: Front T ₁ 0.8 mm
The positioning of the plate 11, the membrane sheet 12, the housing 15, and the panel 18 relative to each other is performed in the same manner as in the conventional keyboard switch shown in FIG. At this time, for example, a counterbore may be provided on the plate 11 so that the welded portion of the boss provided on the housing 15 on the lower surface of the plate 11 does not protrude from the lower surface of the plate 11, and the welded portion may be located in the counterbore. Good. The plate 11 is made of, for example, an aluminum plate in this example.
[0021]
In each of the above-described embodiments, the rubber 34 is pressed into the key tops 32 and 16 and the snap plate 35 is pressed by the rubber 34. Thus, by pressing the snap plate 35 through the rubber 34, The stroke can be extended and the service life can be prolonged as compared with a case where the snap plate 35 is directly pressed with the key tops 32 and 16, that is, with the resin.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, instead of using a rubber dome, a snap plate having a flat shape is used as a component for pressing a switch contact portion of a membrane sheet, thereby achieving a significant reduction in thickness of a keyboard switch. In particular, a keyboard switch suitable for use in a keyboard of a small and thin device such as a personal digital assistant (PDA) or an electronic dictionary can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a plan view showing one embodiment of the invention of claim 1, and FIG.
2A is a cross-sectional view of CC in FIG. 1A, and FIG. 2B is a cross-sectional view of DD in FIG. 1A.
FIG. 3 is a sectional view showing an embodiment of the invention of claim 2;
FIG. 4 is a sectional view showing the configuration of a conventional hinge key type keyboard switch.
FIG. 5 is a plan view of the keyboard switch of FIG. 4;

Claims (2)

プレートと、
そのプレート上に搭載されたメンブレンシートと、
そのメンブレンシート上に配置されたフレームと、
そのフレームに形成された開口内に位置し、上に凸とされて上記メンブレンシート上に搭載されたさら状をなすスナッププレートと、
一辺側裏面に支持部を介して形成された軸が上記フレームに形成された保持部に回動可能に保持されて回動動作する構造とされ、その一辺と対向する他辺側裏面に形成された係止突起が上記フレームに形成された係止部に係合されて上方への回動が規制されているキートップと、
そのキートップの上記他辺側裏面に取り付けられて上記スナッププレートの天頂部と圧接されたラバーとよりなり、
上記キートップを押圧操作することにより、上記ラバーを介して上記スナッププレートが押圧されて反転し、その反転したスナッププレートによって上記メンブレンシートのスイッチ接点部が押圧される構造とされていることを特徴とするキーボードスイッチ。Plate and
A membrane sheet mounted on the plate,
A frame placed on the membrane sheet,
A snap plate, which is located in an opening formed in the frame, is convex upward, and is mounted on the membrane sheet,
A shaft formed on a back surface of one side via a supporting portion is rotatably held by a holding portion formed on the frame, and is configured to rotate, and is formed on a back surface of the other side facing the one side. A key top in which the locking projection is engaged with a locking portion formed on the frame to restrict upward rotation,
It consists of a rubber attached to the back side of the other side of the key top and pressed against the zenith of the snap plate,
By pressing the key top, the snap plate is pressed through the rubber to be inverted, and the switch contact portion of the membrane sheet is pressed by the inverted snap plate. And keyboard switch. プレートと、
そのプレート上に搭載されたメンブレンシートと、
そのメンブレンシート上に配置された開口を有するハウジングと、
そのハウジングと一体形成されて上記開口内に位置し、一辺がヒンジを介して上記ハウジングに支持され、その一辺と隣接する両辺に係止片が突出形成されているキートップと、
そのキートップの上記一辺と対向する対向辺側裏面に取り付けられたラバーと、
上記開口内に位置し、上に凸とされて上記メンブレンシート上に搭載され、天頂部が上記ラバーと圧接されたさら状をなすスナッププレートと、
上記ハウジング上に配置され、上記キートップが外部に臨む窓を具備し、その窓の周辺部によって上記係止片を押さえて上記キートップの高さを規制するパネルとよりなり、
上記キートップを押圧操作することにより、上記ラバーを介して上記スナッププレートが押圧されて反転し、その反転したスナッププレートによって上記メンブレンシートのスイッチ接点部が押圧される構造とされていることを特徴とするキーボードスイッチ。Plate and
A membrane sheet mounted on the plate,
A housing having an opening disposed on the membrane sheet;
A key top integrally formed with the housing and located in the opening, one side supported by the housing via a hinge, and locking pieces protruding from both sides adjacent to the one side;
A rubber attached to the opposite side of the key top opposite to the one side,
Located in the opening, is mounted on the membrane sheet is convex upward, the zenith part is a snap plate in a pressed state with the rubber,
A panel is provided on the housing, the key top includes a window facing the outside, and a panel that controls the height of the key top by pressing the locking piece by a peripheral portion of the window,
By pressing the key top, the snap plate is pressed through the rubber to be inverted, and the switch contact portion of the membrane sheet is pressed by the inverted snap plate. And keyboard switch.

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