JP2004086617A - バックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホスト装置との間で実行されるデータ転送処理の処理内容を入力するための十字キー2aおよび決定キー2bを装置1本体に設け、パソコン20との接続が完了した後に、十字キー2aおよび決定キー2bを介して入力される処理内容に応じたバックアップ処理をパソコン20に実行させるソフトウェアを起動し、パソコン20のハードディスクの記憶内容が自動的にバックアップ装置1のハードディスクに格納する。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという。)に内蔵されるハードディスク等のデータ管理に用いるバックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、企業等を中心に情報セキュリティの対策の1つとして、貴重なデータを安全に管理するための定期的なバックアップを行うことが推奨されていた。さらに、最近のようにコンピュータウィルス等の被害が多発し、システムを復旧させる必要が生じる機会が増加したことに伴い、少なくとも企業等の間では、徐々に定期的なバックアップ作業を行うということが習慣化してきたといえる。
【0003】
ところが、家庭内でコンピュータを使用する個人ユーザの間では、定期的にバックアップ作業を行っている者は、極めて稀である。その理由として、セキュリティに対する認識が乏しいことや、企業に比較して個人の有するデータの資産的価値が小さいことが考えられるが、その他にも個人ユーザがバックアップ作業自体が複雑で煩わしいものであるという意識を持っていることが考えられる。
【0004】
このため、定期的なバックアップ作業の習慣化を個人ユーザレベルに拡げるには、バックアップ作業自体が複雑で煩わしいものであるという意識を払拭させる必要があり、一回ごとのバックアップ作業をより簡潔化することが重要になる。
【0005】
具体的には、バックアップ作業用のハードウェアの接続やバックアップ用アプリケーションソフトの起動および操作等の一連の作業をオートメーション化したり、操作性をよりいっそう向上させることが重要になる。
【0006】
そこで、従来技術の中には、特開2000−284997号に記載のバックアップ装置のように、パソコンにバックアップ装置1台を接続すれば起動用のフレキシブルディスクドライブがなくてもバックアップおよび再インストールをすることが可能になるというバックアップ装置があり、この発明によれば、バックアップ作業におけるハードウェアの接続作業を簡潔化することが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−284997号に記載のバックアップ装置等の従来技術では、バックアップ作業に用いるハードウェアとパソコンとの接続や起動を容易にすることはできても、処理内容の細かな設定を容易に行うことはできない等、操作性の面で十分ではなく、また、一連の作業を自動的に行うことができないため、バックアップ作業が簡潔で容易なものであるという印象を個人ユーザに与えることはできない。
【0008】
つまり、上述の従来技術では、バックアップ装置側に処理内容を入力する入力手段がないため、バックアップ作業において処理内容の設定等を含む一連の作業をバックアップ装置側のみで行うことはできず、バックアップ装置側でのハードウェア的な設定を行った後にパソコン側の操作が必要となり、一連の処理が煩雑であるという印象が残る。
【0009】
この発明の目的は、パソコン側で特段の操作をすることなく、パソコン等のホスト装置との間でユーザの意図するデータ転送処理を容易に行うことを可能にするバックアップ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は以下の構成を備えている。
【0011】
(1)ホスト装置との間で実行される処理の種類およびその処理に関する設定情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段に入力された処理の種類がバックアップ処理である場合には、前記ホスト装置との接続が完了後、前記ホスト装置に前記ホスト装置の記憶内容をバックアップするバックアッププログラムをロードさせる実行手段と、
前記入力手段に入力された前記設定情報を保持し、ホスト装置からの要求に応じて、前記ホスト装置に前記設定情報を出力する出力手段と、
前記バックアッププログラムによってバックアップされる前記ホスト装置の記憶内容を記憶する記憶手段と、を備えてなることを特徴とする。
【0012】
この構成においては、操作ボタン等の入力手段を介してバックアップ処理をする旨の入力がされている状態で、バックアップ装置がパソコン等のホスト装置に接続されると、実行手段によって、ホスト装置は、バックアップ装置の接続を検出したことをトリガとして自動的に前記バックアッププログラムをロードする。
【0013】
また、このとき、実行手段により、入力手段に入力された設定情報が適宜ホスト装置に供給される。
【0014】
したがって、バックアップ装置側の入力手段を用いれば、ホスト装置側で実行する処理の種類の選択や選択された処理に関する設定等の操作を一切行うことなく、バックアップ装置をホスト装置に接続するだけで、ユーザの意図しているバックアップ処理が容易に実行される。
【0015】
(2)前記ホスト装置との接続時に、バックアップ装置本体を前記ホスト装置にブート用デバイスとして認識させるブート手段と、
バックアップされた前記ホスト装置の記憶内容を前記ホスト装置にリストアするリストアプログラムと、を備え、
前記実行手段は、前記入力手段に入力された処理の種類がリストア処理である場合には、前記ブート手段により前記ホスト装置にブート用デバイスとして認識させて前記ホスト装置がブートすることにより、前記ホスト装置に前記リストアプログラムをロードさせることを特徴とする。
【0016】
この構成においては、ブート手段によって、バックアップ装置がフレキシブルディスクドライブ(以下、FDDという。)等のブータブルデバイスとして前記ホスト装置に認識されると、実行手段によって、バックアップ装置からオペレーティングシステムがロードされ前記ホスト装置がブートされるとともに、前記ホスト装置は、前記リストアプログラムを自動的にロードする。
【0017】
したがって、前記ホスト装置の状態にかかわらず、前記入力手段を介してリストア処理を選択して前記バックアップ装置を前記ホスト装置に接続すると、自動的に、前記ホスト装置にリストアすべき記憶内容が前記ホスト装置のハードディスクにリストアされるため、例えば、ウィルスに感染して、ホスト装置のハードディスクを物理フォーマットすることを余儀なくされた場合でも、ホスト装置側で特段の操作を行うことなく、容易に前記ホスト装置の復旧作業が遂行される。
【0018】
(3)装置本体の動作状態の変化に応じて操作手順の表示を切り換える表示部を備えたことを特徴とする。
【0019】
この構成においては、バックアップ装置側にデータ転送処理の経過と操作手順を適宜表示する表示部が設けられている。したがって、表示部の表示に従うことにより、容易に処理内容の設定が行われるとともに、ユーザが行うべき操作やデータ転送処理の進捗状態の把握がされる。また、転送処理を操作中にホスト装置側の表示手段を必要としないため、ホスト装置がモニタ等に接続されていない状態でも、データ転送処理が適正に行われる。
【0020】
(4)前記実行手段は、前記ホスト装置の読出要求に応じて、前記記憶手段の記憶内容を前記ホスト装置に対して出力することを特徴とする。
【0021】
この構成においては、ホスト装置側からバックアップ装置に格納されているデータの内容を参照したい旨の要求があると、実行手段より前記要求に応じて当該データがホスト装置に対して出力される。したがって、実行手段によって、バックアップ装置がホスト装置において記憶内容の参照が可能なリムーバブルディスクと同等に取り扱われるため、ユーザの任意によりバックアップ装置に格納されているデータの内容が参照され、データ管理における便宜が図られる。
【0022】
(5)前記ホスト装置との接続時に、前記入力手段を介して入力される処理内容に応じたデバイスディスクリプタを前記ホスト装置に対して出力することを特徴とする。
【0023】
この構成においては、バックアップ装置側からホスト装置に対して、データ転送処理の処理内容を最適に実行するためのデバイスディスクリプタが出力される。したがって、バックアップ装置がホスト装置に大容量記憶装置として認識されたり、バックアップ用装置として認識される等、処理を行う上で最適な装置として前記ホスト装置に認識されるため、ホスト装置と接続された状態における処理が最適に実行される。
【0024】
(6)適正なパスワードが入力されるまで、前記実行手段の動作を無効にするロック手段を備えたことを特徴とする。
【0025】
この構成においては、ロック手段によって前記実行手段の動作が制限されるため、暗証番号等のパスワードが適正に入力されるまで前記実行手段がホスト装置に処理を実行させることがない。したがって、適正なユーザ以外の者によりバックアップ装置の記憶内容が参照される等、正規のユーザが意図しない処理が実行されることが防止される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明のバックアップ装置の実施形態であるバックアップ装置を説明する。
【0027】
図1は、バックアップ装置1の使用状態を示している。同図が示すように、バックアップ装置1はパソコン20とUSBインタフェースによって接続される。ここで、USBインタフェースを用いているのは、ホットプラグイン機能とプラグアンドプレイ機能を有しているからであり、これらの機能を持つインタフェースであれば、他のインタフェースを用いることも可能である。
【0028】
バックアップ装置1の使用に先立って、パソコン20にバックアップ装置1のバックアップ処理用のプログラムがインストールされる。このプログラムは、原則として、バックアップ装置1とともに使用されるものであるが、通常の外部記憶装置にパソコン20の記憶内容をバックアップする際に使用することも可能である。また、バックアップ装置1はパソコンに常時接続しておく必要はなく、後述するバックアップまたはリストア等の作業を行うときに適宜接続するようにすればよい。
【0029】
パソコン20は、データの入力がされる入力装置、入力されたデータを処理する演算装置、演算装置による処理結果を出力する出力装置、必要な情報を記憶する記憶装置、および各装置の動作を制御する制御装置を備えている。また、パソコン20は、USB2.0インタフェースを搭載している。なお、バックアップ装置1は、通常のパソコンであれば適用することができ、特に適用されるパソコンの仕様等が限定されることはない。例えば、伝送速度が遅くなるという不利益はあるものの、通常のUSB(USB1.0)インタフェースのみ搭載しているパソコンに対してもバックアップ装置1を適用することができる。
【0030】
バックアップ装置1は、前記記憶装置、とりわけ記憶装置のうちでもパソコンに内蔵されるハードディスクに対する記憶内容のバックアップおよびリストア等の作業を、簡潔な操作により行うことを特徴とするものである。この実施形態では、バックアップ装置1は、パソコン20の補助記憶装置として機能するハードディスクモード、パソコン20の記憶内容を複写・保存するバックアップモード、複写・保管されたパソコン20の記憶内容をパソコン20に戻すリストアモード、パソコン20の読出専用のリムーバブルディスクと同等に機能するビューモード、およびバックアップ装置1自体の動作状態を設定するユーティリティモードの5つのモードで動作するが、その詳細は後述する。
【0031】
図2(a)は、バックアップ装置1の上面図であり、図1(b)は、バックアップ装置1の正面図である。同図が示すように、バックアップ装置1は、上面にLCD表示器3、操作部2、およびLED表示灯4を、備えており、正面にUSB端子5、およびAC端子6を備えている。
【0032】
LCD表示器3は、液晶ディスプレイでありバックアップ装置1の動作状態の変化に応じて、操作手順の表示を切り換えてユーザに視認させる。例えば、実行可能な複数の処理内容を表示してユーザに選択させたり、ホスト装置としてのパソコンとの接続を確認すべき旨の指示をする。
【0033】
操作部2は、十字キー2aと決定キー2bとで構成される。十字キー2aは、ユーザがLCD表示器3に表示されている複数の選択肢のうちの1つを選択する際に用いられる。また、決定キー2bは、ユーザが十字キー2aにより選択した選択肢を確定させる際に用いられる。
【0034】
LED表示灯4は、バックアップ装置1の動作状態を表示するものであり、バックアップ装置1の起動、バックアップ装置1とパソコン20との間の接続状態、データ転送処理状態等に応じて、それぞれ異なる表示状態で点滅または点灯する。
【0035】
USB端子5は、USBケーブルのコネクタが接続される端子であり、このUSBケーブルを介してバックアップ装置1とパソコン20とが接続される。なお、USBケーブルは、USB1.0インタフェースおよびUSB2.0インタフェースの両方に対応している。AC端子6は、バックアップ装置1の電力源となるACアダプタが接続される端子である。
【0036】
図3は、パソコン20と接続された状態のバックアップ装置1のブロック図である。同図に示すように、バックアップ装置1では、CPU10を中心に、ハードディスク11、プログラムROM12、制御IC13がそれぞれ接続されている。また、CPU10は、パソコン20側のホストインタフェース14と接続されている。
【0037】
プログラムROM12は、バックアップ装置1の動作に必要なプログラムを格納している。このプログラムの中には、バックアップ装置1を円滑に動作させるためのファームウェアが含まれており、例えば、このファームウェアにより、バックアップアプリケーション起動時において、パソコン20の内蔵ハードディスクの記憶容量を元にハードディスク11の区画設定が行われる。
【0038】
制御IC13は、LCD表示器3およびLED表示灯を駆動するドライバを備えており、CPU10からの信号に応じてLCD表示器3およびLED表示灯4を動作させる。また、十字キー2aおよび決定キー2bを介して入力される信号を検出し、その検出結果をCPU10に出力する。
【0039】
CPU10は、上述のハードディスク11、プログラムROM12、制御IC13の動作を統括的に制御する。また、CPU10は、USB2.0インタフェースを内蔵している。なお、ホストインタフェース14は、CPU10との間でUSB2.0インタフェースによる高速なデータ転送を実現するためのものであり、バックアップ装置1とパソコン20との通信を司る。ハードディスク11は、パソコン20のハードディスクの記憶内容を定期的に複写・保管する際に用いられる。
【0040】
図4は、バックアップ装置に内蔵されるハードディスク11の記憶領域の構成を示している。同図に示すように、ハードディスク11の記憶領域は、ユーザHDD領域、バックアップ領域、およびUSB_FD&管理領域の3つの区画に分割して管理されている。
【0041】
ユーザHDD領域は、ユーザがバックアップ装置1をハードディスクモードで動作させるときに用いられる領域であり、このとき、ユーザHDD領域がパソコン20の補助記憶領域として取り扱われる。
【0042】
バックアップ領域は、ユーザがバックアップ装置1をバックアップモードで動作させるときに用いられる領域であり、パソコン20のハードディスクの記憶内容をバックアップする場合に用いられる領域である。通常、図4(a)に示すようにバックアップ領域が1つ構成されたり、図4(b)に示すようにバックアップ領域が2つ構成される。本実施形態ではバックアップ領域が2つ形成されるが、バックアップ領域が2つ形成される場合には、これらのバックアップ領域を同一のパソコン20について2世代分のバックアップをとったり、異なるパソコン20についてそれぞれ1世代分のバックアップをとるために使用することが可能となる。なお、バックアップ領域の数は2つに限られることはなく、記憶容量が許容する範囲で3つ以上のバックアップ領域を形成することもできる。
【0043】
USB_FD&管理領域は、ユーザがバックアップ装置1をリストアモードで動作させるときに用いられる領域であり、USB_FD&管理領域には、パソコン20がブートすることが可能なオペレーティングシステム(以下、OSという。)、USBポートを直接駆動するドライバソフトウェア、およびリストアすべきデータが格納されているバックアップ領域から、当該データをパソコン20のハードディスクに転送するリストアプログラムが格納されている。
【0044】
ハードディスク11におけるこれらの区画管理は、CPU10、プログラムROM12に組み込まれたファームウェアによって行われるため、各区画の開始アドレスがハードディスク内の所定の管理領域に記録されている。
【0045】
具体的には、ファームウェアは、起動時に管理領域区画領域情報、開始アドレス等のデータを取り出し、区画管理を行う。区画の設定は、バックアップアプリケーション起動時に、パソコン内蔵のハードディスクの容量に基づいて設定される。
【0046】
例えば、バックアップ装置のハードディスク11の容量が、内蔵ハードディスクの容量を2倍してUSB_FD&管理領域の容量を加えた容量よりも大きい場合は、2つバックアップ区画をもつことが可能である。なお、記憶容量の計算はプログラムROM12に格納されているプログラムにより自動的に行われる。
【0047】
以上の構成において、ユーザがバックアップ装置1の電源をオンにするとLCD表示器3に、ハードディスクモード、バックアップモード、リストアモード、ビューモード、またはユーティリティモードのうちのいずれかの動作モードを選択する選択画面が表示される。そして、バックアップ装置1をパソコン20に接続する前の状態で、ユーザが任意の動作モードを設定し、また、必要な場合には各動作モードについての詳細設定をして、USBケーブルによりパソコン20に接続すると、設定された各種設定を元にパソコン20内蔵のハードディスクとの間で任意のデータ転送処理を行うことが可能となる。以下、フローチャートを用いて各モードの動作について詳細に説明する。
【0048】
図5は、バックアップ装置1の処理手順を示すフローチャートである。まず、電源がオンにされると、CPU10は、処理内容の選択画面をLCD表示器3に表示させる(s1)。
【0049】
このとき、CPU10は、ユーザが十字キー2aにより、任意の処理内容を選択し決定キー2bを押して処理内容を確定させるまで待機する。そして、CPU10は、ユーザから入力された処理内容がハードディスクモードであるか否かを判断し(s2)、ハードディスクモードである場合には、後述するハードディスクモードに移行する(s3)。
【0050】
また、s2の判断工程において、ユーザが選択した処理内容がハードディスクモード以外である場合には、CPU10は、その処理内容がバックアップ処理であるか否かを判断する(s4)。
【0051】
このs4の判断工程において、ユーザが選択した処理内容がバックアップ処理である場合には、後述するバックアップ処理に移行し(s5)、ユーザが選択した処理内容がバックアップ処理以外の場合にはCPU10は、その処理内容がリストア処理であるか否かを判断する(s6)。
【0052】
さらに、s6の判断工程において、ユーザが選択した処理内容がリストア処理である場合には、後述するリストア処理に移行し(s7)、ユーザが選択した処理内容がリストア処理以外の場合にはCPU10は、その処理内容がビューモード処理であるか否かを判断する(s8)。
【0053】
そして、s8の判断工程において、ユーザが選択した処理内容がビューモード処理である場合には、後述するビューモード処理に移行し(s9)、ユーザが選択した処理内容がビューモード処理以外の場合にはCPU10は、その処理内容がユーティリティ処理であると判断して後述するユーティリティ処理を行う(s10)。
【0054】
図6は、ハードディスクモード(HDDモード)におけるバックアップ装置1の処理手順を示している。同図が示すように、CPU10は、ハードディスクモードが選択されると、まず、ユーザがUSBケーブルによりバックアップ装置1とパソコン20を接続するまで待機する(s21)。
【0055】
次に、バックアップ装置1とパソコン20との間の接続時、すなわちプラグアンドプレイにおけるコンフィギュレーション時に、CPU10は、USBマスストレージクラスのデバイスディスクリプタ(USBディスクリプタ)をパソコン20に対して出力する(s22)。つまり、バックアップ装置1がパソコンに対して出力するデバイスディスクリプタの情報に基づいてパソコン20におけるバックアップ装置1の動作や機能が定義されるところ、上述のデバイスディスクリプタがパソコン20に対して出力されると、パソコン20はバックアップ装置1を大容量記憶装置として分類されるデバイスとして認識するのである。
【0056】
そして、CPU10は、プログラムROM12のファームウェアを読み出し、ハードディスク11の区画のうちユーザHDD領域を使用すべき記憶領域として設定させる(s22)。これにより、ハードディスク11のユーザHDD領域がパソコン20側のOSにハードディスクであると認識されるため、バックアップ装置1が通常のリムーバブルディスクとして取り扱われ、前記ユーザHDD領域に対するファイル単位の読出処理や書込処理が可能になる。
【0057】
図7は、バックアップ装置1のバックアップ処理の処理手順を示すフローチャートである。バックアップモードでは、CPU10は、まずLCD表示器3に使用するバックアップ領域を選択するためのエリア選択画面を表示させる(s31)。エリア選択画面が表示されている間、CPU10は、ユーザによるエリアの選択操作が完了するまで待機している(s35)。
【0058】
ここで、エリア選択画面が表示されているとき、通常、ユーザは十字キー2aの上下キーでバックアップ領域を選択して決定キー2bを押すとバックアップ領域の選択が完了するが、バックアップ領域が選択された状態で、ユーザが十字キー2aの左右キーの操作をすると選択されたバックアップ領域に対するバックアップ処理の詳細設定が可能になる。このため、CPU10は、LCD表示器3にエリア選択画面が表示されている間、ユーザからバックアップの処理の詳細設定をする旨のキー操作がされたか否かを検出している(s32)。
【0059】
このとき、ユーザが十字キー2aの左右ボタンを押してバックアップ処理の詳細設定をする旨のキー操作を行った場合には、CPU10は、LCD表示器3にバックアップ設定画面を表示させる(s33)。
【0060】
バックアップ設定画面が表示されると、ユーザはイージーバックアップまたはエキスパートバックアップのいずれかを設定したり、エキスパートバックアップに処理内容を構成するパラメータ、例えばバックアップするホストドライブの選択、暗証番号設定、バックアップタイトルの設定、コンペア設定等の各設定を変更することが可能になる。このバックアップ設定画面で、十字キー2aの左右キーが操作される等設定操作が完了した旨のキー操作がされると(s34)、CPU10は、再度エリア選択画面を表示させる(s31)。
【0061】
そして、ユーザがエリアの選択をして決定キー2bにより確定させると、CPU10は、ユーザによってバックアップ装置1とパソコンとがUSBケーブルで接続されるまで待機する(s36)。なお、このとき同時に、CPU10は、LCD表示器3にUSBケーブルの接続を行う旨を表示させている。
【0062】
その後、バックアップ装置1とパソコン20とがUSBケーブルにより接続されると、CPU10は、コンフィギュレーション時に、バックアップ用USBディスクリプタをパソコン20に対して出力する(s37)。この結果、パソコン20は、バックアップ装置1をデータのバックアップ用デバイスとして認識する。
【0063】
パソコン20側では、バックアップ用USBディスクリプタとリンクしたバックアップドライバソフトが自動的にローディングされ、このバックアップドライバソフトによりバックアップアプリケーションを呼び出され起動される(s38)。
【0064】
そして、バックアップ装置1の十字キー2aおよび決定キー2bを介して設定された各種設定に基づいて、バックアップアプリケーションによるパソコン20に内蔵のハードディスクからバックアップ装置1のハードディスク11へデータの複写・保管が行われる(s39)。
【0065】
CPU2は、上述の一連の処理中、LCD表示器3に動作状況を表示させているが、バックアップ処理が終了したときには、その旨をLCD表示器3に表示させて、ユーザに視認させる(s40)。
【0066】
上述のバックアップ処理の手順によれば、ユーザがUSBケーブルによりバックアップ装置1とパソコン20とを接続した後は、接続前に十字キー2aおよび決定キー2bを介して設定された処理内容どおりのバックアップ処理が全自動で実行されるため、接続後、パソコン20側で特段の操作をすることなくバックアップ処理を適正に実行することが可能になる。
【0067】
図8は、バックアップ装置1のリストア処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、ユーザによりリストア処理が選択されると、CPU2は、ユーザから適正なパスワードとしての暗証番号の入力がされるまで待機する(s41)。
【0068】
ユーザから適正な暗証番号の入力がされてユーザの認証が完了すると、次に、ユーザのエリア選択動作が完了するまで待機する(s42)。そして、ユーザによるエリアの選択が完了すると、CPU2は、バックアップ装置とパソコンとがUSBケーブルにより適正に接続されるまで待機する(s43)。なお、このとき、CPU2は、LCD表示器3にUSBケーブルによって接続する旨の表示をさせる。
【0069】
そして、バックアップ装置1とパソコン20とがUSBケーブルで接続されると、CPU10は、バックアップ装置1をUSB−FDDエミュレーションモードに設定する(s44)。ここで、USB−FDDエミュレーションモードとは、バックアップ装置1がUSB−FDDを模倣することであり、あたかもUSB−FDDであるかのような働きをすることをいう。このため、USB−FDDからシステムブート可能なパソコン20では、バックアップ装置1のハードディスク11のUSB_FD&管理領域からシステムブートすることが可能になる。
【0070】
その後、自動的にパソコン20が再起動され、USB_FD&管理領域が読み出される。このUSB_FD&管理領域には、パソコン20においてブート可能なOS、USBポートを直接駆動するドライバソフト、およびバックアップ区画からパソコン20のハードディスクにデータをリストアするためのプログラムが格納されているため、まず、パソコン20によってUSB_FD&管理領域に格納されているOSがローディングされる(s45)。
【0071】
その後、USBポートを直接駆動するドライバソフトがパソコン20にインストールされる。前記OSでは、CONFIG.SYSの実行後に自動的にバックアップ区画からパソコン20のハードディスクにデータをリストアするためのプログラムの処理を行うように設定されているため、すなわち、当該プログラムがAUTOEXEC.BATに記述されているため、OSの起動の後、ただちに、USB_FD&管理領域内のリストアプログラムが起動される(s46)。
【0072】
そして、前記ドライバソフトによりバックアップ領域からパソコン20に転送されるべきデータが読み出され、パソコン20に対して転送されるとともに、バックアップ装置1からパソコン20に転送されたデータがパソコン20のハードディスクの所定の領域に書き込まれていく(s47)。
【0073】
このように、リストアモードが選択されると、バックアップ装置はUSB_FDとして振る舞い、USB_FDDからシステムブートできるパソコンでは、出荷段階で記録されているバックアップ装置のシステムブートして、自動的にリストア処理を実行できる。
【0074】
なお、パソコン20によっては、USB_FDDからシステムブートできないものもあり得るが、この場合は、添付されているCD−ROM、またはFDDからシステムブートをさせることができる。また、パソコン20によって、USB2.0インタフェースを用いてUSB_FDDからのシステムブートができない場合があるが、この場合はシステムブートのみ通常のUSBインタフェースで行うようにすればよい。このため、バックアップ装置1は、USB2.0だけでなく、通常のUSBインタフェースにも対応している。
【0075】
図9は、バックアップ装置1のビューモード処理の処理手順を示している。
【0076】
本モードは、通常ではOSからは認識されないバックアップ区画をOSから大容量ハードディスクとして認識させるモードである。なお、ビューモード処理では、バックアップ装置1に複写・保管されたデータを参照することを目的とするため、バックアップ区画への書込を行うことはできない。
【0077】
同図が示すように、ビューモードが選択されると、CPU10は、ユーザにより適正な暗証番号が設定されるまで待機する(s51)。そして、ユーザから適正な暗証番号の入力がされると、CPU10は、ビューモード処理の対象となるエリアが選択されるまで待機する(s52)。
【0078】
エリアの選択が完了すると、CPU10は、LCD表示器3にバックアップ装置1をパソコン20に接続すべき旨の表示をさせつつ、ユーザがバックアップ装置1とパソコン20を接続するまで待機する(s53)。
【0079】
USBケーブルを用いた接続が完了すると、CPU10は、コンフィギュレーション時に、ハードディスクモードのときと同様のデバイスディスクリプタをパソコン20に出力する(s54)。この結果、バックアップ装置1がパソコン20に対してリムーバブルディスクとして認識され、ハードディスク11のバックアップ領域にパソコン20側からアクセスすることが可能になる。このとき、パソコン20からバックアップ領域に格納されているデータをファイル単位で読み出すことが可能となるが、CPU10は、パソコン20からバックアップ領域のデータの書込を許可しない(s55)。
【0080】
図10は、バックアップ装置1のユーティリティモード選択時の処理手順を示すフローチャートである。このモードでは、各種バックアップモードの設定、搭載ハードディスクの情報表示、ハードディスクのオフラインリードチェック、および液晶輝度調整を行うモードである。
【0081】
バックアップの設定は、ハードディスク11内のUSB_FD&管理領域に記憶され、適宜、この記憶内容がバックアップアプリケーションやリストアプリケーションから呼び出される。
【0082】
同図が示すように、ビューモードが選択されると、CPU10は、LCD表示器3にユーティリティ画面が表示させる(s61)。このとき、ユーザは、各種バックアップモードの設定(以下、バックアップ設定という。)、搭載ハードディスクの情報表示(以下、HDD情報という。)、ハードディスクのオフラインリードチェック(以下、HDDチェックという。)、または液晶輝度調整(以下、液晶設定という。)のいずれかを選択するところ、CPU10は、ユーザの選択がバックアップの設定であるか否かを判断する(s62)。
【0083】
このとき、ユーザの選択がバックアップ設定である場合は、CPU10は、バックアップ設定工程に移行し(s63)、ユーザの選択がバックアップ設定でない場合には、CPU10は、ユーザの選択がHDD情報であるか否かを判断する(s64)。
【0084】
s64の判断工程において、ユーザの選択がHDD情報である場合は、CPU10は、HDD情報をLCD表示器3に表示させ(s65)、ユーザの選択がHDD情報でない場合には、CPU10は、ユーザの選択がHDDチェックであるか否かを判断する(s66)。
【0085】
s66の判断工程において、ユーザの選択がHDDチェックである場合は、CPU10は、再度、HDDチェックを行うか否かを確認し(s67)、確認がとれると、バックアップ装置1のハードディスク11のリードチェックを実施する(s68)。一方、ユーザの選択がHDDチェックでない場合には、CPU10は、ユーザの選択が液晶設定であるか否かを判断する(s69)。
【0086】
s69の判断工程において、ユーザの選択が液晶設定である場合は、CPU10は、液晶設定工程に移行し(s70)。一方、ユーザの選択が液晶設定でない場合には、CPU10は、ユーザが誤入力したものと判断する。
【0087】
そして、各設定工程が開始されると、CPU10は、設定工程が完了するまで待機し(s71)、各設定作業が終了した時点で、動作を終了する。なお、ユーティリティモード処理で更新された各種設定は、USB_FD&管理領域に記憶される。
【0088】
このように、バックアップ装置1を用いることにより、パソコン20による特段の操作を必要とすることなく、データのバックアップやリストアが可能になる。特に、バックアップ装置1側の操作部では、LCD表示器3の表示内容にガイドしてもらいながら十字キー2aと決定キー2bのみを操作することにより、きめ細かくバックアップ処理の処理内容の設定が可能になる。
【0089】
このため、ユーザは1週間に一度というように定期的にバックアップを行う場合にも、特にバックアップ作業を煩わしく感じることがない。さらに、バックアップ装置1に、カレンダー機能を搭載して所定の期間でユーザにバックアップ作業を促すようにすれば、ユーザは確実に定期的なバックアップ作業を実行することが可能になる。
【0090】
また、通常、バックアップ装置1のバックアップモードで、パソコン20の起動ドライブの全体か、パソコン20の全ドライブを対象とするフルバックアップを行い、ハードディスクモードによって適宜差分バックアップを行うようにすれば作業時間の短縮化を図りつつ、データ管理の安全性をさらに高めることが可能になる。特に、バックアップ装置1を常時パソコン20に接続しておく必要がないことから、安全にバックアップデータの保管をすることができる。
【0091】
さらに、上述の実施形態では、リストアモードとビューモードの場合にのみ暗証番号の入力が必要となるようにされているが、ハードディスクモードやバックアップモード、およびユーティリティモードの場合にも暗証番号の入力が必要となるように設定してもよい。
【0092】
なお、バックアップ装置1は、原則として個人ユースのものであるが、クライアント−サーバシステムのクライアント側のデータを各自でバックアップする際に使用するようにすれば、企業ユースにも用いることが可能である。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0094】
(1)操作ボタン等の入力手段を介してバックアップ処理をする旨の入力をしている状態で、バックアップ装置をパソコン等のホスト装置に接続すると、実行手段が、バックアップ装置の接続を検出したことをトリガとして自動的に前記バックアッププログラムをロードするようにホスト装置を動作させ、また、このとき、実行手段は、入力手段に入力された設定情報を適宜ホスト装置に供給することにより、バックアップ装置側の入力手段を用いれば、ホスト装置側で実行する処理の種類の選択や選択された処理に関する設定等の操作を一切行うことなく、バックアップ装置をホスト装置に接続するだけで、ユーザの意図しているバックアップ処理を容易に実行することができる。
【0095】
(2)ブート手段によって、バックアップ装置がFDD等のブータブルデバイスとして前記ホスト装置に認識されると、実行手段によって、バックアップ装置からオペレーティングシステムがロードされ前記ホスト装置がブートされるとともに、前記ホスト装置は、前記リストアプログラムを自動的にロードすることにより、前記ホスト装置の状態にかかわらず、前記入力手段を介してリストア処理を選択して前記バックアップ装置を前記ホスト装置に接続すると、自動的に、前記ホスト装置にリストアすべき記憶内容を、前記ホスト装置のハードディスクにリストアできるため、例えば、ウィルスに感染して、ホスト装置のハードディスクを物理フォーマットすることを余儀なくされた場合でも、ホスト装置側で特段の操作を行うことなく、容易に前記ホスト装置の復旧作業を遂行することができる。
【0096】
(3)バックアップ装置側にデータ転送処理の経過と操作手順を適宜表示する表示部が設けられていることにより、表示部の表示に従って、容易に処理内容の設定を行うことができるとともに、ユーザが行うべき操作やデータ転送処理の進捗状態を把握することができる。また、転送処理を操作中にホスト装置側の表示手段を必要としないため、ホスト装置がモニタ等に接続されていない状態でも、データ転送処理を適正に行うことができる。
【0097】
(4)ホスト装置側からバックアップ装置に格納されているデータの内容を参照したい旨の要求があると、実行手段より前記要求に応じて当該データがホスト装置に対して出力される。つまり、実行手段によって、バックアップ装置がホスト装置において記憶内容の参照が可能なリムーバブルディスクと同等に取り扱われるため、ユーザの任意によりバックアップ装置に格納されているデータの内容を参照することができ、データの管理の便宜を図ることができる。
【0098】
(5)バックアップ装置側からホスト装置に対して、データ転送処理の処理内容を最適に実行するためのデバイスディスクリプタを出力することにより、バックアップ装置をホスト装置に大容量記憶装置として認識させたり、バックアップ用装置として認識させる等、処理を行う上で最適な装置として前記ホスト装置に認識させることができるため、ホスト装置と接続された状態における処理を最適に実行することができる。
【0099】
(6)ロック手段によって前記実行手段の動作を制限するため、暗証番号等のパスワードが適正に入力されるまで前記実行手段がホスト装置に動作の指示をしないことにより、適正なユーザ以外の者によりバックアップ装置の記憶内容が参照される等、正規のユーザが意図しない動作が実行されることを防止できる。
【0100】
よって、パソコン側で特段の操作をすることなく、パソコン等のホスト装置との間でユーザの意図するデータ転送処理を容易に行うことを可能にするバックアップ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【符号の説明】
1−バックアップ装置
2a−十字キー
2b−決定キー
3−表示部
4−LED表示灯
5−USB端子
6−AC端子
10−CPU
11−ハードディスクドライブ
12−プログラムROM
13−制御IC
14−ホストインタフェース
20−パソコン
Claims (6)
- ホスト装置との間で実行される処理の種類およびその処理に関する設定情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段に入力された処理の種類がバックアップ処理である場合には、前記ホスト装置との接続が完了後、前記ホスト装置に前記ホスト装置の記憶内容をバックアップするバックアッププログラムをロードさせる実行手段と、
前記入力手段に入力された前記設定情報を保持し、ホスト装置からの要求に応じて、前記ホスト装置に前記設定情報を出力する出力手段と、
前記バックアッププログラムによってバックアップされる前記ホスト装置の記憶内容を記憶する記憶手段と、を備えてなるバックアップ装置。 - 前記ホスト装置との接続時に、バックアップ装置本体を前記ホスト装置にブート用デバイスとして認識させるブート手段と、
バックアップされた前記ホスト装置の記憶内容を前記ホスト装置にリストアするリストアプログラムと、を備え、
前記実行手段は、前記入力手段に入力された処理の種類がリストア処理である場合には、前記ブート手段により前記ホスト装置にブート用デバイスとして認識させて前記ホスト装置がブートすることにより、前記ホスト装置に前記リストアプログラムをロードさせることを特徴とする請求項1に記載のバックアップ装置。 - 装置本体の動作状態の変化に応じて操作手順の表示を切り換える表示部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のバックアップ装置。
- 前記実行手段は、前記ホスト装置の読出要求に応じて、前記記憶手段の記憶内容を前記ホスト装置に対して出力することを特徴とする請求項1に記載のバックアップ装置。
- 前記ホスト装置との接続時に、前記入力手段を介して入力される処理内容に応じたデバイスディスクリプタを前記ホスト装置に対して出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバックアップ装置。
- 適正なパスワードが入力されるまで、前記実行手段の動作を無効にするロック手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5に記載のバックアップ装置。
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