JP2004085012A - 湯水混合弁付湯源器アダプタ - Google Patents

湯水混合弁付湯源器アダプタ Download PDF

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Abstract

【課題】電気温水器と湯水混合弁を設置するに際し、少ない部品点数で施工も容易化でき、コストも安価となし得る電気温水器用アダプタを提供する。
【解決手段】電気温水器アダプタ14を、電気温水器10への連結部32と、給水配管に接続される給水口30と、給水を弁部に流入させる水流入口52,電気温水器10からの湯を弁部に流入させる湯流入口54,水と湯とを混合する混合室58及び水と湯との流入比率を調節する弁体56を備えた湯水混合弁22と、給水口30からの水を水流入口52に導く内部給水路36から分岐して電気温水器10側にバイパスさせる分岐給水路74とを含んで構成し、電気温水器10に対し配管を介さず直結可能とする。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は電気温水器等の湯源器に連結されるアダプタに関し、詳しくは湯水混合弁付の湯源器アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に示しているように、給湯機器200で沸かした温水(湯)を湯水混合弁202から出湯するに際して、湯水混合弁202が給湯機器200から遠く離れた位置にあると、湯水混合弁202を開操作しても直ぐには温水が出て来ず、先ず長い配管204内部の冷えた水が湯水混合弁202から吐水される。
【0003】
例えば浴室で湯水混合弁202を開操作して使用する温水は所定温度以上(通常40℃程度以上)であることが必要であり、それ以下の温度の温水は利用されることはない。
従って湯水混合弁202から当初の間出て来る冷たい水は利用できないものであって、これは死に水(そのまま捨てられる水)となってしまう。
【0004】
また湯水混合弁202の使用者は、求める温度の温水が湯水混合弁202から出て来るまでの間、長い時間待たなければならないといった問題がある。
そこで近年、上記多量の無駄な死に水の発生と長い湯待ち時間の問題を解決するため、湯水混合弁の近くに即時給湯装置としての電気温水器を設けるといったことが行われている。
【0005】
従来、電気温水器を設置するに際しては、図6に示しているように給水源からの水を電気温水器(湯源器)206に給水するために給水配管208,210を配管施工して電気温水器206に接続し、また湯水混合弁202に対しても給水を行えるように、給水配管208と210との接続部の分岐部212から別の給水配管214を分岐して延び出させ、これを湯水混合弁202の水側接続口に接続する一方、電気温水器206からの温水(湯)を湯水混合弁202に供給するための出湯配管216を配管施工してその一端側を電気温水器206に、また他端側を湯水混合弁202の湯側接続口に接続していた。
【0006】
この電気温水器206を含む給湯システムにおいては、給水源からの水が電気温水器206に供給されることで、電気温水器206内部の温水が押し出されて出湯配管216を通じ湯水混合弁202に供給される。
また一方給水源からの水が、分岐部212から分岐して延び出した給水配管214を通じ湯水混合弁202に供給される。
そして湯水混合弁202は、供給された水と湯とを所定比率で混合して、吐水口から所望温度の混合水を吐水する。
【0007】
図7は電気温水器の具体的な設置例を示したもので、給水源としての給水元管に対し、電気温水器206が止水栓218を介し給水配管208,210により接続されている。
ここで給水配管208と210とは分岐部212で互いに接続されている。
【0008】
この例において、分岐部212は分岐路を有する減圧弁にて構成されており、そしてその分岐部212の分岐口から給水配管214が延び出していて、給水元管からの水が分岐部212において電気温水器206側と湯水混合弁202側とに分岐して給水されるようになっている。
ここで分岐部212を構成する減圧弁は、1次側の給水の圧力に対し2次側の圧力を減圧する作用をなすものである。
【0009】
電気温水器206からは出湯配管216が延び出していて、その先端が湯水混合弁202に接続されている。
尚、220は電気温水器206から膨張水を逃すための逃し弁であり、給水配管210からの分岐管222上に設けられている。
この逃し弁220からの溢出水は排出管224を通じ排出されれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の方法に従って電気温水器206を設置する場合、電気温水器206と湯水混合弁202とを別々に設置しなければならないとともに、給水配管208と210との間に分岐部212を設けて、そこから別の給水配管214を分岐して延び出させ、更に電気温水器206からは出湯配管216を延び出させて、その出湯配管216及び給水配管214のそれぞれを湯水混合弁202に接続しなければならない。
この場合、配管施工及び配管を含む全体のシステム構成が複雑化するとともに、電気温水器,湯水混合弁を含む全体の給湯システムが大型化し、設置スペースも広いスペースを必要とする。
【0011】
加えて配管施工及び配管接続を含む設備の設置工数が多くなって作業が面倒となり、全体としてのコストも高くなるといった問題を生ずる。
尚、配管施工を簡単化できるものとして、従来下記文献1にその一例が開示されている。
【0012】
この文献1に開示のものは、図8に示しているように給水通路228と、湯通路230と、バイパス通路232とを有する接続装置226を、電気温水器206に接続するようになしたものである。
しかしながらこの文献1に開示のものは、給水配管,出湯配管を接続装置226に接続すればよく、それぞれを別々に電気温水器206に対して直接接続しなくてよいものの、湯水混合弁202を別途に設けて、それと接続装置226とを配管にて接続しなければならず、上記従来の課題は依然として残ったままである。
[文献1] 特許第3079874号
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の湯水混合弁付湯源器アダプタはこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、湯の供給源となる湯源器に連結される湯源器アダプタであって、(イ)該湯源器への連結部と、(ロ)給水配管に接続される給水口と、(ハ)(a)該給水配管からの水を流入させる水流入口と、(b)前記湯源器からの湯を流入させる湯流入口と、(c)流入した水と湯とを混合させる混合室と、(d)該水流入口と湯流入口からの水と湯との流入の比率を調節する弁体とを備えた湯水混合弁と、(ニ)前記給水口からの水を内部流通させて前記水流入口に導く内部給水路と、(ホ)該内部給水路から分岐し、給水を前記湯源器側にバイパスさせる分岐給水路と、(ヘ)該湯源器の湯を前記湯水混合弁の前記湯流入口に導く内部給湯路と、(ト)混合水の流出口とを有し、前記湯源器に対し配管を介することなく直結可能に構成されたことを特徴とする。
【0014】
請求項2のものは、請求項1において、前記分岐給水路が、前記湯水混合弁の前記弁体を内蔵するボデーに形成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記湯水混合弁の前記混合室内に、混合水温度を感知して前記弁体を位置移動させる感温体が収容されており、該湯水混合弁が、該感温体の作用にて混合水温度を設定温度に自動調節するサーモスタット式のものとなしてあることを特徴とする。
【0016】
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記湯源器アダプタには、前記給水配管側の1次側圧力に対して2次側の圧力を減圧する減圧弁が前記湯水混合弁と併せて備えてあることを特徴とする。
【0017】
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記湯源器が電気温水器であることを特徴とする。
【0018】
【作用及び発明の効果】
以上のように本発明は、給水配管に接続される給水口と、湯源器への連結部と、湯水混合弁と、湯源器の湯を湯水混合弁における湯流入口に導く内部給湯路と、混合水の流出口と、給水口からの水を湯水混合弁における水流入口に導く内部給水路及びその内部給水路から分岐して給水を湯源器側にバイパスさせる分岐給水路とを備えたアダプタ(湯源器アダプタ。以下同)を構成し、これを湯源器に対し配管を介することなく直結可能となしたものである。
【0019】
かかる本発明においては、アダプタ自体が湯水混合弁を備えているとともに、給水口からの水を湯水混合弁の内部に給水する機能と、給水口からの水を湯源器側にバイパスして給水する機能とを有していることから、従来のように給水源からの水を湯源器と湯水混合弁とに分岐させる分岐部を配管上に設ける必要を無くすことができ、また湯水混合弁を湯源器に直結可能であって、それらを一体的に構成することが可能であり、従来のように湯水混合弁と電気温水器とを別々に設置すること、それに伴う様々な構成上及び作業上の面倒を簡素化することが可能となる。
これにより湯源器を含む給湯システムの占めるスペースを省スペース化できるとともに省施工を実現でき、また全体のコストも安価となすことができる。
【0020】
本発明においては、上記分岐給水路を湯水混合弁におけるボデーに形成しておくことができる(請求項2)。
また湯水混合弁は、混合室内に感温体を収容してその感温体による温度感知に基づいて弁体を位置移動させ、混合水温度を設定温度に自動調節するサーモスタット式のものとなしておくことができる(請求項3)。
このようにしておけば、湯水混合弁から適正温度の水を吐水させることができる。
【0021】
本発明においてはまた、上記アダプタに給水配管側の1次側圧力に対し2次側の圧力を減圧する減圧弁を湯水混合弁と併せて備えておくことができる(請求項4)。
このようにすれば減圧弁を別途に設ける必要がなくなり、給湯システムの構成を更に簡素化することができる。
【0022】
本発明は、湯源器としての電気温水器のアダプタに適用して特に好適なものである(請求項5)。
【0023】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は湯源器としての電気温水器で、缶体11内部に電気ヒータ12が設けられている。
14は電気温水器10に直結された電気温水器アダプタ(湯源器アダプタ。以下単にアダプタとする)で、このアダプタ14には給水配管16と出湯配管18とが接続されている。
尚20は、給水配管16を通じて送られて来た水をアダプタ14を経由して電気温水器10の底部に押し込むためのパイプである。
【0024】
図2にアダプタ14の内部構造が具体的に示してある。
同図において22は湯水混合弁、24は1次側の給水の圧力に対し2次側の圧力を減圧する減圧弁である。
即ちこの例のアダプタ14は、湯水混合弁22と減圧弁24とを一体に備えたものとして構成されている。
図2において、26は減圧弁24のボデー、28は湯水混合弁22のボデーであり、それぞれ一体に構成されている。
【0025】
アダプタ14は給水口30と、連結部32と、混合水の流出口34とを有しており、その給水口30において給水配管16に接続され、また連結部32において電気温水器10に直結されている。
また湯水混合弁22で水と湯とが所定比率で混合された混合水が流出口34から図1の出湯配管18へと流出する。
36は給水口30に続いて設けられた内部給水路で、給水配管16からの水は、この内部給水路36を通じて湯水混合弁22における後述の水流入口52に導かれ、更にその水流入口52を通じて湯水混合弁22の内部へと流入する。
【0026】
この内部給水路36上に設けられた減圧弁24は弁体38を有しており、その弁体38が弁座40に着座し又は離間することによって水路を開閉する。
弁体38には、図中下向きに延び出す弁軸42が一体に構成されている。
この弁軸42の端部にはピストン44が一体移動状態で固定されていて、そのピストン44がシリンダ46の内面に摺動可能且つ水密に嵌合されている。
ここでピストン44はスプリング48によって図中下向き、即ち弁体38を開く方向に付勢されている。
【0027】
この減圧弁24は次のように働く。
即ち2次側の圧力が低い間は弁体38が開状態を保持し、給水口30からの水は内部給水路36の一部を構成する減圧弁水路50を通じて下流側へと流通する。
一方2次側の圧力が一定圧に達すると、ここにおいてピストン44がスプリング48の付勢力に抗して図中上向きに押し上げられ、ここにおいて弁体38がピストン44と一体に移動して弁座40に着座し、水路を閉鎖する。
【0028】
上記湯水混合弁22はこの例ではサーモスタット式のもので、図3に示しているように水流入口52と湯流入口54及び弁体56を有している。
水流入口52と湯流入口54とから流入した水と湯とは、混合室58に流入してそこで混合され、その混合水が開口部60から図中右向きに流出する。
そして弁体56は、図中左右の位置移動によって水流入口52と湯流入口54との開度を変化させ、以って水流入口52からの水流入量と湯流入口54からの湯流入量との比率を変化させる。
【0029】
混合室58内には、形状記憶合金から成る感温ばね(感温体)62が配設されており、その感温ばね62によって弁体56が図中左向きに付勢されている。
この感温ばね62は、混合室58内の混合水温度に応じて図中左向きの付勢力を変化させる。
【0030】
即ち、混合水温度が設定温度よりも高くなると、付勢力を増大させて弁体56を図中左向きに微小移動させ、水流入口52の開度を広くする一方、湯流入口54の開度を狭くする。即ち水の流入量を多く、湯の流入量を少なくそれぞれ変化させる。
また一方、混合水温度が設定温度よりも低いときには、弁体56に対する付勢力を小さくして弁体56を図中右向きに微小移動させ、水流入口52の開度を狭くする一方、湯流入口54の開度を広くする。即ち水の流入量を少なく、湯の流入量を多くそれぞれ変化させる。
【0031】
63は回転操作軸であって端部に回転ハンドル64が取り付けられている。
回転操作軸63は円筒部66を有している。円筒部66の内周面には雌ねじが形成されており、そこに駆動部材68の外周面の雄ねじが螺合されている。
【0032】
駆動部材68は、第1バイアスばね70,第2バイアスばね72の付勢力を変化させることによって、弁体56の位置を図中左右方向にシフトさせる。詳しくは、回転操作軸63の回転によって駆動部材68を押込む方向(図中右方向)に移動させると、第1バイアスばね70及び第2バイアスばね72が圧縮されて付勢力を高め、ここにおいて感温ばね62と第1バイアスばね70及び第2バイアスばね72による付勢力との均衡が破れて、即ち第1バイアスばね70及び第2バイアスばね72による付勢力が感温ばね62の付勢力に打ち勝って弁体56を釣合い位置から図中右向きにシフトさせる。
【0033】
弁体56は、そのシフト位置において感温ばね62による感温動作に基づいて水流入口52,湯流入口54の開度を変化させ、水と湯との混合比率を調節する。
【0034】
湯水混合弁22のボデー28には、周方向に沿って分岐給水路74が形成されている。
この分岐給水路74は減圧弁水路50、即ち内部給水路36から分岐して湯水混合弁22の内部水路をバイパスする状態で形成されており、給水口30から流れ込んだ水の一部がこの分岐給水路74を通じて電気温水器10に直接供給される。
具体的には、この分岐給水路74からの水がパイプ20を通じて電気温水器10の底部に供給される。
【0035】
この例のアダプタ14にはまた、連結部32に内部給湯路76が設けられており、電気温水器10から押し出された湯がこの内部給湯路76を通じて湯水混合弁22の湯流入口54に導かれ、更にその湯流入口54から湯水混合弁22の内部へと流入する。
【0036】
かかる本例のアダプタ14の場合、給水配管16から給水口30に流れ込んだ水の一部が、湯水混合弁22の水流入口52を通じて湯水混合弁22内部に流入する。
また他の一部が湯水混合弁22の内部水路をバイパスして分岐給水路74を通じ直接電気温水器10内部へと流入する。
分岐給水路74からの水が電気温水器10内部へと流入すると、そこに貯えられている湯が押し上げられて、アダプタ14の内部給湯路76を通じ湯水混合弁22の湯流入口54から弁内部に流入する。
【0037】
そして水流入口52から流入した水と、湯流入口54から流入した湯とが混合室58で混合されて、流出口34から出湯配管18側へと流出する。
【0038】
以上のように本例のアダプタ14は、電気温水器10に対し配管を介することなく直結可能であって、アダプタ14自体が湯水混合弁22を備えているとともに、給水口30からの水を湯水混合弁22の内部に給水する機能と、湯水混合弁22の内部水路をバイパスして電気温水器10に直接給水する機能とを有しているため、従来のように給水源からの水を電気温水器10と湯水混合弁とに分岐させる分岐部を配管上に設ける必要がない。
【0039】
また湯水混合弁22を電気温水器10に直結可能であるため、従来のように湯水混合弁と電気温水器10とを別々に設置すること、それに伴う様々な構成上及び作業上の面倒を簡素化することができる。
【0040】
これにより電気温水器10を含む給湯システムの占めるスペースを省スペース化できるとともに省施工を実現でき、また全体のコストも安価となすことができる。
【0041】
また湯水混合弁22は混合室58内に感温ばね62を収容して、その感温ばね62による温度感知に基づいて混合水温度を設定温度に自動調節するため、湯水混合弁22を設定操作しておくことで、常に流出口34から適正温度の水を流出させることができる。
【0042】
本例においてはまた、湯水混合弁22と併せて減圧弁24をアダプタ14に備えてあるため、減圧弁24を別途に設ける必要がなく、給湯システムの構成を更に簡素化することができる。
【0043】
図4は本発明の他の実施例を示したもので、この例では上記実施例における減圧弁24を省略した形態でアダプタ14を構成している。
この例ではまた、連結部32を二股に分岐させて、一方の連結管32Aの内部に、給水口30に続く内部給水路36からの水を電気温水器10へと分岐して供給する分岐給水路74を、また他方の連結管32Bの内部に、電気温水器10からの湯を湯水混合弁22における湯流入口54へと導く内部給湯路76を形成している。
他の点については基本的に上記第1の実施例と同様である。
【0044】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は給湯機器等上記電気温水器以外の各種湯源器のアダプタとして適用可能であるし、或いはまたそのアダプタに備えた湯水混合弁を上例以外の様々な形態のサーモスタット式の湯水混合弁、或いはそのようなサーモスタット機能を有していない各種混合弁として構成することが可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるアダプタを電気温水器への取付状態で示す図である。
【図2】同実施例のアダプタの内部構造を示す図である。
【図3】図2の湯水混合弁の内部構造を拡大して示す図である。
【図4】本発明の他の実施例のアダプタを示す図である。
【図5】従来の給湯機器と湯水混合弁との関係を示す図である。
【図6】従来の給湯システムを示す図である。
【図7】図6の電気温水器の実際の施工例を示す図である。
【図8】本発明に先行する従来技術の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 電気温水器(湯源器)
14 電気温水器アダプタ(湯源器アダプタ)
16 給水配管
22 湯水混合弁
24 減圧弁
28 ボデー
30 給水口
32 連結部
34 流出口
36 内部給水路
52 水流入口
54 湯流入口
56 弁体
58 混合室
62 感温ばね(感温体)
74 分岐給水路
76 内部給湯路

Claims (5)

  1. 湯の供給源となる湯源器に連結される湯源器アダプタであって、
    (イ)該湯源器への連結部と
    (ロ)給水配管に接続される給水口と
    (ハ)(a)該給水配管からの水を流入させる水流入口と、(b)前記湯源器からの湯を流入させる湯流入口と、(c)流入した水と湯とを混合させる混合室と、
    (d)該水流入口と湯流入口からの水と湯との流入の比率を調節する弁体と、を備えた湯水混合弁と
    (ニ)前記給水口からの水を内部流通させて前記水流入口に導く内部給水路と
    (ホ)該内部給水路から分岐し、給水を前記湯源器側にバイパスさせる分岐給水路と
    (ヘ)該湯源器の湯を前記湯水混合弁の前記湯流入口に導く内部給湯路と
    (ト)混合水の流出口と
    を有し、前記湯源器に対し配管を介することなく直結可能に構成されたことを特徴とする湯水混合弁付湯源器アダプタ。
  2. 請求項1において、前記分岐給水路が、前記湯水混合弁の前記弁体を内蔵するボデーに形成されていることを特徴とする湯水混合弁付湯源器アダプタ。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記湯水混合弁の前記混合室内に、混合水温度を感知して前記弁体を位置移動させる感温体が収容されており、該湯水混合弁が、該感温体の作用にて混合水温度を設定温度に自動調節するサーモスタット式のものとなしてあることを特徴とする湯水混合弁付湯源器アダプタ。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記湯源器アダプタには、前記給水配管側の1次側圧力に対して2次側の圧力を減圧する減圧弁が前記湯水混合弁と併せて備えてあることを特徴とする湯水混合弁付湯源器アダプタ。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記湯源器が電気温水器であることを特徴とする湯水混合弁付湯源器アダプタ。
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