JP2004084740A - Branch pipe joint - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily form a branch hole without requiring skill in a short time by using a hole saw or the like while the shape of the branch hole is substantially circular. <P>SOLUTION: A branch pipe 16 extends from a saddle part 18, and the branch pipe 16 is made to intersect the axis of a main pipe 12 at an angle of 60° while the saddle part 18 is fitted to the main pipe 12. A hole 28 communicated with the inside of the branch pipe 16 is formed at a part with the branch pipe 16 coupled with the saddle part 18, and an annular projection 30 is formed on an inner surface 18a of the saddle part 18 so as to surround a hole 28. Thus, the shape of an outer circumferential surface 30a of the projection is substantially circular irrespective of the shape of the hole 28. When a branch pipe joint 10 is fitted to the main pipe 12, the projection 30 is fitted in a branch hole 14 formed in the main pipe 12. Because the outer circumferential surface 30a of the annular projection 30 is formed substantially circular, the shape of the branch hole 14 is can be made substantially circular corresponding to the shape of the outer circumferential surface 30a of the projection 30. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は分岐管継手に関し、特にたとえば、下水管等の本管を分岐するための、分岐管継手に関する。
【０００２】
【従来技術】
従来の分岐管継手の一例が意匠登録８０７３２９号公報に開示されている。この分岐管継手１を使用して下水管等の本管２を分岐するときは、図２３に示すように、本管２の分岐させようとする箇所に分岐孔２ａを形成して、図２２に示すように、その分岐孔２ａを覆うように分岐管継手１のサドル部１ａを本管２に取り付ければよい。
【０００３】
この分岐管継手１が備えている分岐管１ｂは、本管２の管軸に対して６０°の角度で交差しているので、本管２の管壁に形成する分岐孔２ａは、図２３に示すように、楕円形となる。なぜなら、互いに６０°で交差する円筒形の分岐管１ｂの管壁と円筒形の本管２の管壁とが交わる部分の形状は楕円形であり、この分岐管１ｂの楕円形の端部（図２４参照）３が接着される分岐孔２ａの内周縁の形状は、これと同一の楕円形にする必要があるからである。
【０００４】
しかし、楕円形の分岐孔２ａを形成するときは、まず、図２３に破線で示すように、ホルソ等によってほぼ真円形の孔４を形成し、しかる後に、ジグソやサンダ等で楕円形に仕上げる必要がある。したがって、分岐孔２ａを形成するのに非常に手間がかかるうえ、時間および熟練を必要とするという問題がある。
【０００５】
そこで、分岐孔をほぼ真円形に形成して、このほぼ真円形の分岐孔に装着できるようにすることを目的とする管継手の一例が特開２００１−１４１１６２号公報（Ｆ１６Ｌ　４１／０２）に開示されている。
【０００６】
この管継手５は、図２５および図２６に示すように、分岐管（短管）５ａ、およびこの分岐管５ａが接着接合されているサドル部（鞍部）５ｂを備えている。分岐管５ａは、本管６の管軸に対して６０°で交差しており、その端部７がサドル部５ｂを突き抜けて本管６に形成されている分岐孔（開口部）６ａに嵌め込まれている。そして、同公報には、この分岐管５ａの端部７および分岐孔６ａは、ほぼ真円形に形成されていると記載されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、端部７がほぼ真円形に形成された分岐管５ａと、円筒形に形成された本管６とが互いに６０°の角度で交差するときに、両者の管壁が交わる部分の形状は、上述したように楕円形となるので、分岐管５ａのこの楕円形の部分が接着される分岐孔６ａの内周縁の形状は、これと同一の楕円形となる。
【０００８】
なお、分岐孔６ａが楕円形であることは、図２５および図２６からも明らかである。つまり、図２５に示すように、分岐孔６ａの本管６の管軸と平行する方向の寸法がＡ１である。そして、図２６に示すように、分岐孔６ａの本管６の管軸と直交する方向の寸法がＢ１（分岐管５ａの端部７の外径）である。ここで、図２５に示すように、Ａ１がＢ１よりも長いのは明らかであるので、分岐孔６ａは、真円形ではなく楕円形となる。
【０００９】
これに対して、この管継手５が掲載されている同公報には、管継手５をほぼ真円形の分岐孔６ａに装着できるようにするための具体的な技術的手段が開示されていない。したがって、この管継手５を本管６に取り付けるためには、本管６に楕円形の分岐孔６ａを形成するより方法がなく、よって、この管継手５では、ほぼ真円形の分岐孔６ａに装着できるようにするという課題を依然として解決することができない。
【００１０】
それゆえに、この発明の主たる目的は、本管に形成されたほぼ真円形の分岐孔に装着できる、分岐管継手を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
この発明は、本管の管壁に密着して取り付けられるサドル部、サドル部から突出し、サドル部を本管に取り付けた状態で本管の管軸に対して鋭角で交差する分岐管、サドル部の分岐管が結合される箇所に形成され、分岐管の内部と連通する孔、およびサドル部の内表面に孔を包囲するように形成され、本管に形成されるほぼ真円形の分岐孔の内周縁に当接して嵌め込まれるほぼ真円形の外周を有する環状の突起を備える、分岐管継手である。
【００１２】
【作用】
この発明の分岐管継手を本管に取り付けるときは、たとえば、まず、本管の分岐させようとする箇所にほぼ真円形の分岐孔を形成する。そして、その分岐孔に環状の突起を嵌め込むとともに、サドル部を本管の管壁に密着させて取り付る。この状態で、突起の外周が分岐孔の内周縁に当接するので、分岐管継手の分岐孔に対する位置決めができ、しかもサドル部と分岐孔の内周縁とをたとえば接着することによって、両者間の水密性を確保できる。したがって、分岐管を通って流入するたとえば汚水を、サドル部に形成されている孔に通して本管内に確実に流入させて排水することができる。
【００１３】
なお、このようにほぼ真円形の分岐孔が形成された本管にこの分岐管継手を取り付ることができるのは、分岐管と本管とを連通させるために、サドル部に孔が形成されているが、この孔を包囲するように、ほぼ真円形の外周を有する環状の突起をサドル部に形成し、この突起を分岐孔に嵌め込むようにしたからである。
【００１４】
そして、この分岐管継手は、分岐管が本管に対して鋭角で交差するものであるので、汚水等の分岐管から本管への流入性が良好となるように、両者の交差角度をたとえば６０°に設計することができる。
【００１５】
【発明の効果】
この発明によれば、サドル部に形成されている突起の外周の形状をほぼ真円形としたので、この突起が嵌め込まれる分岐孔の形状をほぼ真円形とすることができる。したがって、分岐孔をたとえばホルソを使用して本管に形成することができる。よって、従来のようにジグソやサンダ等を使用する必要がなく、分岐孔を非常に簡単に短時間で、しかも熟練を要さずに形成できる。
【００１６】
この発明の上述の目的，その他の目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【００１７】
【実施例】
この発明に係る分岐管継手の第１実施例を図１〜図５を参照して説明する。この分岐管継手１０は、図１（Ａ）に示すように、たとえば下水管等の本管１２に接着接合されて、この本管１２を分岐するためのものである。これら分岐管継手１０および本管１２は、たとえば塩化ビニル等の合成樹脂製である。本管１２は、図１に示すように円筒形状であり、管壁にほぼ真円形の分岐孔１４が形成されている。つまり、図１（Ｂ）に示すように、本管１２を水平に配置した状態で本管１２を真上の方向から見たときに、分岐孔１４の中心が本管１２の管軸を通る位置にあり、この方向から分岐孔１４を見たときの形状がほぼ真円形である。したがって、分岐孔１４は、たとえばホルソを使用して形成できる。ただし、この明細書で言う「ほぼ真円形」とは、真円形またはほぼ真円形の両方を含むものである。
【００１８】
分岐管継手１０は、図１（Ａ）、図２および図３に示すように、分岐管１６およびサドル部１８を備えており、これらは一体に形成されている。そして、この分岐管継手１０は、図１（Ａ）に示すように、サドル部１８を本管１２の管壁の外面に取り付けた状態で、分岐管１６の管軸が本管１２の管軸に対して鋭角、たとえば６０°で交差するように形成されている。
【００１９】
分岐管１６は、円筒形の短管部２０を有している。この短管部２０の先端には、短管部２０よりも大きい直径のゴム輪受口２２が形成されている。このゴム輪受口２２は、先端開口部の内周面にゴム輪溝が形成されており、このゴム輪溝にゴム輪２４が装着されている。このゴム輪受口２２は、取付管（図示せず）の端部を受容して、水密性を確保した状態で接合できるようになっている。
【００２０】
サドル部１８は、図１（Ａ）に示すように、内表面１８ａが本管１２の管壁の外面に沿うように湾曲して形成されている。そして、サドル部１８のほぼ中央部に、分岐管１６に含まれる短管部２０の端部２６がサドル部１８から少し突き抜ける状態で結合している。つまり、短管部２０の基端側端部２６は、サドル部１８の内表面１８ａから少し突出している。この環状の端部２６がガイドであり（以下、この端部を「ガイド」と言う。）、このガイド２６の内側に形成されている楕円形の孔２８が分岐管１６の内孔と連通している。なお、このガイド２６は、分岐管継手１０を本管１２に取り付けた状態で、本管１２内に向かって突出する形状である。また、サドル部１８の内表面１８ａに環状の突起３０が形成されている。
【００２１】
環状の突起３０は、図１（Ａ）および図２に示すように、孔２８および環状のガイド２６を、間隔を隔てて包囲するように形成されている。そして、この突起３０は、外周面３０ａがほぼ真円形に形成されている。また、この外周面３０ａは、本管１２に形成されたほぼ真円形の分岐孔１４の内周縁１４ａに当接して嵌め込まれる大きさに形成されている。なお、突起３０およびガイド２６がサドル部１８の内表面１８ａから突出する高さは、本管１２の厚みとほぼ同一の寸法であって、分岐管継手１０を本管１２に取り付けた状態で、突起３０およびガイド２６が本管１２の内面よりも内側に突出しないように形成されている。
【００２２】
なお、環状の突起３０の外周面３０ａがほぼ真円形であり、環状のガイド２６の内周面によって形成されている孔２８が楕円形であるが、これらの形状は、図２（Ａ）に示すように、水平に配置されたサドル部１８を真下の方向からその内表面１８ａを見たときに表れるそれぞれの形状である。
【００２３】
次に、図１（Ａ）に示す分岐管継手１０を本管１２に取り付ける手順を説明する。まず、図１（Ｂ）に示すように、本管１２の分岐させようとする箇所にほぼ真円形の分岐孔１４を形成する。この分岐孔１４は、たとえばホルソ等を使用して形成することができる。そして、分岐管継手１０のサドル部１８の内表面１８ａおよび突起３０の外周面３０ａ、ならびにこれと対応する本管１２の外表面および分岐孔１４の内周縁１４ａに接着剤を塗布する。次に、図１（Ａ），図４および図５に示すように、この分岐孔１４に環状の突起３０を嵌め込むとともに、サドル部１８を本管１２の管壁に密着させて取り付ける。この状態で、サドル部１８の内表面１８ａと本管１２の外表面とが接着接合され、環状の突起３０の外周面３０ａと分岐孔１４の内周縁１４ａとが接着接合される。そして、図には示さないが、サドル部１８を、ステンレス製のバンド（図示せず）によって本管１２に締め付て固定する。これで、分岐管継手１０の本管１２への取り付けが終了する。なお、分岐管１６のゴム輪受口２２には取付管（図示せず）が接合される。
【００２４】
この状態で、突起３０の外周面３０ａが分岐孔１４の内周縁１４ａに全周にわたって密着するので、分岐管継手１０の分岐孔１４に対する位置決めを確実に行うことができ、しかもサドル部１８と分岐孔１４の内周縁１４ａとの間の水密性を確実に確保できる。したがって、分岐管１６を通って流入するたとえば汚水を、サドル部１８に形成されている孔２８に通して本管１２内に確実に流入させて排水することができる。
【００２５】
なお、このようにほぼ真円形の分岐孔１４が形成された本管１２にこの分岐管継手１０を取り付ることができるのは、分岐管１６と本管１２とを連通させるために、サドル部１８に孔２８が形成されているが、この孔２８を包囲するように、ほぼ真円形の外周面３０ａを有する環状の突起３０をサドル部１８の内表面１８ａに形成し、この突起３０を分岐孔１４に嵌め込むようにしたからである。また、図１，図２および図４に示すように、環状の突起３０のほぼ真円形の外周面３０ａの直径はＣ１、環状のガイド２６の楕円形の内周面の長径はＤ１である。そして、環状のガイド２６の楕円形の内周面の短径、すなわち分岐管１６の短管部２０の内径はＥ１である。このＣ１は、Ｄ１およびＥ１よりも大きい寸法である。
【００２６】
したがって、分岐管継手１０を使用して本管１２を分岐させるときは、本管１２にほぼ真円形の分岐孔１４を形成すればよいので、図１（Ｂ）に示す方向からホルソ等を本管１２の管壁に押し付けて分岐孔１４を形成することができる。よって、従来のようにジグソやサンダ等を使用する必要がなく、分岐孔１４を非常に簡単に、短時間でしかも熟練を要さずに形成できる。
【００２７】
また、この分岐管継手１０は、分岐管１６が本管１２に対して６０°の鋭角で交差するものであるので、汚水等が取付管および分岐管１６を通って本管１２へ流入するときの流入性が良好となるようにすることができる。つまり、取付管および分岐管１６内の汚水の流れを層流にすることができる。そして、分岐管１６の管端がサドル部１８を突き抜けてガイド２６として形成されているので、このガイド２６によって分岐管１６からの汚水を本管１２内にほぼ層流の状態で円滑に流入させることができる。
【００２８】
次に、この発明に係る分岐管継手の第２実施例を図６〜図８を参照して説明する。第１実施例の分岐管継手１０と第２実施例の分岐管継手３２とが相違するところは、第１実施例では、図２（Ａ）に示すように、環状の突起３０と環状のガイド２６とを、両者の間に溝３４を挟んで別々にサドル部１８の内表面１８ａに突出させて形成したが、第２実施例では、図６に示すように、溝３４を埋めることによって、環状の突起３０と環状のガイド２６とを、１つの環状の突起３６として形成したところである。これ以外は、第１実施例と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。
【００２９】
したがって、第２実施例の環状の突起３６の外周面３０ａが第１実施例の突起３０の外周面３０ａと同様に、ほぼ真円形に形成されている。そして、この環状の突起３６内周面は、第１実施例のガイド２６の内周面と同様に楕円形に形成されており、この内周面の内側に第１実施例と同一の楕円形の孔２８が形成されている。そして、この孔２８は、分岐管１６の内孔と連通している。
【００３０】
この分岐管継手３２によると、第１実施例の環状の突起３０と環状のガイド２６とを、１つの環状の突起３６して形成してあるので、第１実施例と比較して形状が簡単である。よって、成形が容易であり、金型の費用を削減でき、さらに分岐管継手３２の機械的強度の向上を図ることができる。
【００３１】
この分岐管継手３２は、これ以外は第１実施例と同様に作用するし、図７および図８に示すように、第１実施例と同様にして本管１２に取り付けることができるので、それらの詳細な説明を省略する。もちろん、本管１２に形成する分岐孔１４は、第１実施例と同様にほぼ真円形の形状である。
【００３２】
次に、この発明に係る分岐管継手の第３実施例を図９〜図１３を参照して説明する。第１実施例の分岐管継手１０と第３実施例の分岐管継手３８とが相違するところは、第１実施例では、図１に示すように、本管１２の外周面を滑らかな円筒形に形成し、この本管１２の外面に取り付けられるサドル部１８の内表面１８ａおよび外表面を滑らかに湾曲する曲面によって形成したが、第３実施例では、図９等に示すように、円筒形の本管４０の外周面に複数のリブ４２を形成し、サドル部４４をこの本管４０の外面に取り付けられるように蛇腹状（波付形状）に形成したところである。これ以外は、第１実施例と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。
【００３３】
本管４０は、図１２に示すように、外周面に本管４０を補強するための複数のリブ４２がほぼ等間隔で周方向に形成されている。そして、本管４０の管壁には、図１３に示すように、第１実施例と同等のほぼ真円形の分岐孔１４が形成されている。
【００３４】
分岐管継手３８のサドル部４４は、図９および図１０に示すように、蛇腹状に形成されていて、内表面１８ａであって円弧方向に、リブ４２に嵌まり合う複数の溝４６が形成されている。そして、これらの各溝４６に対応してサドル部４４の外表面であって円弧方向にリブ４８が形成されている。
【００３５】
図１０に示す分岐管継手３８を本管４０に取り付けるときは、図９，図１１および図１２に示すように、本管４０に形成された分岐孔１４に環状の突起３０を嵌め込むとともに、サドル部４４の内表面１８ａに形成された溝４６に本管４０のリブ４２を嵌め込めばよい。この分岐管継手３８は、これ以外は第１実施例と同様に作用するし、第１実施例と同様にして本管４０に取り付けることができるので、それらの詳細な説明を省略する。
【００３６】
次に、この発明に係る分岐管継手の第４実施例を図１４〜図１６を参照して説明する。この図１４に示す第４実施例の分岐管継手５０は、図６に示す第２実施例の分岐管継手３２において、そのサドル部１８に代えて、図１０に示す第３実施例の分岐管継手３８のサドル部４４と同様に蛇腹状に形成したものである。これ以外は、第２実施例と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。
【００３７】
つまり、第４実施例の分岐管継手５０に形成されている環状の突起３６は、第２実施例の突起３６と同等のものであり、外周面３０ａがほぼ真円形に形成されている。そして、この環状の突起３０の内周面は、楕円形に形成されており、この内周面の内側に楕円形の孔２８が形成されている。
【００３８】
サドル部４４は、図１５および図１６に示すように、リブ付き本管４０に取り付けられるように蛇腹状に形成されていて、内表面１８ａであって円弧方向に、リブ４２に嵌まり合う複数の溝４６が形成されている。そして、これらの各溝４６に対応してサドル部４４の外表面であって円弧方向にリブ４８が形成されている。
【００３９】
本管４０は、図１６に示すように、第３実施例のリブ付き本管４０と同等のものであり、外周面に本管４０を補強するための複数のリブ４２がほぼ等間隔で周方向に形成されている。そして、本管４０の管壁には、第１実施例と同等のほぼ真円形の分岐孔１４が形成されている。
【００４０】
この図１４に示す分岐管継手５０は、第３実施例の分岐管継手３８と同様にして本管４０に取り付けることができるので、それらの詳細な説明を省略する。
【００４１】
次に、この発明に係る分岐管継手の第５実施例を図１７〜図１９を参照して説明する。この図１７に示す第５実施例の分岐管継手５２は、分岐管５４がアダプタ５６を介してサドル部５８と連結し、アダプタ５６の両方の各開口端部がそれぞれ分岐管５４およびサドル部５８に形成された孔６０と連通している。これら分岐管５４，アダプタ５６およびサドル部５８は、それぞれ別個の３つの部品として形成されており、これら分岐管５４，アダプタ５６およびサドル部５８を、図１７に示すように互いに接着接合することによって分岐管継手５２が形成されている。この分岐管５４の管軸と本管４０の管軸とが交差する角度は、鋭角でありたとえば６０°である。
【００４２】
本管４０は、図１７に示すように、第３実施例のリブ付き本管４０と同等のものであり、本管４０の管壁には、第１実施例と同等のほぼ真円形の分岐孔１４が形成されている。
【００４３】
分岐管継手５２の分岐管５４は、円筒形の短管部６２を有している。この短管部６２の先端には、第１実施例のゴム輪受口２２と同等のものが形成されている。
【００４４】
アダプタ５６は、図１７に示すように筒状体であって、一方の開口端部に第１受口６４が形成されており、他方の開口端部には差口６６が形成されている。第１受口６４は、分岐管５４の短管部６２を受容する円筒形に形成されている。差口６６は、第１受口６４よりも直径が大きい短円筒状体であり、サドル部５８に形成されている第２受口６８に受容されている。
【００４５】
分岐管５４の短管部６２は、アダプタ５６の第１受口６４に接着剤によって接着された状態で接合している。アダプタ５６の差口６６は、サドル部５８の第２受口６８に接着剤によって接着された状態で接合している。これら２つの接合部は、水密性が確保されている。
【００４６】
そして、図１７に示すように、分岐管５４のサドル部５８側の端部は、汚水を本管４０内に流入させる流入口として形成されている。この流入口の底部側の管壁（ガイド２６）は、アダプタ５６の第１受口６４を突き抜けて本管４０内に向う方向に突出している。ガイド２６は、分岐管継手５２を本管４０に取り付けた状態で、ガイド２６の先端が本管４０の内面よりも内側に突出しないように形成されている。
【００４７】
サドル部５８は、図１７および図１８に示すように、内表面１８ａが本管４０の管壁の外面に沿うように湾曲して形成されている。そして、サドル部５８のほぼ中央部に、分岐管５４の内部と連通する孔６０が形成されている。そして、この孔６０の外周に沿って、サドル部５８の外表面に第２受口６８が形成されている。また、この孔６０の外周に沿って、サドル部５８の内表面１８ａに環状の突起３０が形成されている。この環状の突起３０の内周面によってほほ真円形の孔６０が形成されている。
【００４８】
このように、環状の突起３０は、図１７および図１８（Ａ）に示すように、サドル部５８を内表面１８ａの側から見て、孔６０および分岐管５４のガイド２６が形成されている開口端部を包囲するように形成されている。そして、この突起３０は、第１実施例と同様に、外周面３０ａがほぼ真円形に形成されている。また、この外周面３０ａは、本管４０に形成されたほぼ真円形の分岐孔１４の内周縁１４ａに当接して嵌め込まれる大きさに形成されている。なお、突起３０がサドル部５８の内表面１８ａから突出する高さは、本管４０の厚みとほぼ同一の寸法であって、分岐管継手５２を本管４０に取り付けた状態で、突起３０が本管４０の内面よりも内側に突出しないように形成されている。
【００４９】
なお、環状の突起３０の外周面３０ａおよび内周面がほぼ真円形であるが、この形状は、図１８（Ａ）に示すように、水平に配置されたサドル部５８を真下の方向からその内表面１８ａを見たときに表れる形状である。
【００５０】
次に、図１８および図１９に示す分岐管継手５２を本管４０に取り付ける手順を説明する。まず、第１実施例と同様に、本管４０の分岐させようとする箇所に、たとえばホルソを使用してほぼ真円形の分岐孔１４を形成する。そして、分岐管継手５２のサドル部５８の内表面１８ａおよび突起３０の外周面３０ａ、ならびにこれと対応する本管４０の外表面および分岐孔１４の内周縁１４ａに接着剤を塗布する。次に、図１７に示すように、この分岐孔１４に環状の突起３０を嵌め込むとともに、サドル部５８の内表面１８ａに形成された溝４６に本管４０のリブ４２を嵌め込む。この状態で、サドル部５８の内表面１８ａと本管４０の外表面とが接着接合され、環状の突起３０の外周面３０ａと分岐孔１４の内周縁１４ａとが接着接合される。そして、第１実施例と同様に、サドル部５８を、ステンレス製のバンド（図示せず）によって本管４０に締め付て固定する。これで、分岐管継手５２の本管４０への取り付けが終了する。なお、分岐管５４のゴム輪受口２２には取付管（図示せず）が接合される。
【００５１】
この状態で、第１実施例と同様に、突起３０の外周面３０ａが分岐孔１４の内周縁１４ａに全周にわたって密着するので、分岐管継手５２の分岐孔１４に対する位置決めを確実に行うことができ、しかもサドル部５８と分岐孔１４の内周縁１４ａとの間の水密性を確実に確保できる。したがって、分岐管５４を通って流入するたとえば汚水を、アダプタ５６およびサドル部５８に形成されている孔６０に通して本管４０内に確実に流入させて排水することができる。
【００５２】
なお、このようにほぼ真円形の分岐孔１４が形成された本管４０にこの分岐管継手５２を取り付ることができるのは、分岐管５４と本管４０とを連通させるために、サドル部５８に孔６０が形成されているが、この孔６０を包囲するように、ほぼ真円形の外周面３０ａを有する環状の突起３０をサドル部５８の内表面１８ａに形成し、この突起３０を分岐孔１４に嵌め込むようにしたからである。なお、図１７および図１８（Ａ）に示すように、環状の突起３０のほぼ真円形の外周面３０ａの直径はＣ１、分岐管５４の短管部６２の内径はＥ１であり、孔６０の内径がＦ１である。
【００５３】
したがって、分岐管継手５２を使用して本管４０を分岐させるときは、第１実施例と同様に、本管４０にほぼ真円形の分岐孔１４を形成すればよいので、ホルソ等を使用して分岐孔１４を形成することができる。よって、従来のようにジグソやサンダ等を使用する必要がなく、分岐孔１４を非常に簡単に、短時間でしかも熟練を要さずに形成できる。
【００５４】
また、この分岐管継手５２は、第１実施例と同様に、分岐管５４が本管４０に対して６０°の鋭角で交差するものであるので、汚水等が分岐管５４を通って本管４０へ流入するときの流入性が良好である。そして、分岐管５４の管端がアダプタ５６の第１受口６４を突き抜けてガイド２６として形成されているので、このガイド２６によって分岐管５４からの汚水を本管４０内にほぼ層流の状態で円滑に流入させることができる。
【００５５】
次に、この発明に係る分岐管継手の第６実施例を図２０および図２１を参照して説明する。第６実施例の分岐管継手７２と第５実施例の分岐管継手５２とが相違するところは、アダプタ５６，７４および分岐管５４，７６の短管部６２，７８の形状が相違するところである。
【００５６】
つまり、第５実施例では、図１７に示すように、アダプタ５６に形成されている大径の差口６６をサドル部５８に形成されている第２受口６８に挿入して接着接合しているが、第６実施例では、図２０および図２１（Ｂ）に示すように、アダプタ７４に形成されている大径の第３受口８０をサドル部８２に形成されている短円筒形の差口８４に被せて接着接合している。なお、この差口８４の内周は、サドル部８２の内表面１８ａに形成されている環状の突起３０の内周と同一の直径に形成されている。
【００５７】
そして、第５実施例では、図１７に示すように、分岐管５４に含まれる短管部６２の端部がアダプタ５６の第１受口６４を突き抜けており、その突き抜けている部分がガイド２６として形成されているが、第６実施例では、図２０（Ａ）および図２１（Ａ）に示すように、分岐管７６に含まれる短管部７８の端部の全体がアダプタ７４の第１受口６４内に受容されており、ガイド２６が形成されていない。これ以外は、第５実施例と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。そして、これ以外は第５実施例と同様に作用するし、第５実施例と同様にして本管４０に取り付けることができるので、それらの詳細な説明を省略する。
【００５８】
ただし、第１〜第６実施例の分岐管継手では、分岐管１６等の管軸と本管１２等の管軸との交差角度を６０°としたが、６０°以外の鋭角で交差する形状としてもよい。
【００５９】
そして、第６実施例では、ガイド２６を形成していないが、第５実施例と同等のガイド２６を形成してもよい。
【００６０】
また、第１〜第４実施例では、分岐管１６，サドル部１８，４４および突起３０，３６を一体に形成したが、これらを一体に形成しなくてもよい。たとえば分岐管１６とサドル部１８，４４とを別々の部品として形成し、これらを互いに接着接合してもよい。または、分岐管１６，サドル部１８，４４および突起３０，３６を別々の部品として形成し、これらを互いに接着接合してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）はこの発明の第１実施例に係る分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す縦断面図、（Ｂ）は図１（Ａ）の本管に形成されている分岐孔を示す平面図である。
【図２】（Ａ）は図１（Ａ）の分岐管継手を示す底面図、（Ｂ）は図１（Ａ）の分岐管継手を示す側面図である。
【図３】（Ａ）は図１（Ａ）の分岐管継手を示す正面図、（Ｂ）は図１（Ａ）の分岐管継手を示す平面図である。
【図４】図１（Ａ）の本管に取り付けられている分岐管継手を示す部分断面側面図である。
【図５】図１（Ａ）の本管に取り付けられている分岐管継手を示す正面図である。
【図６】この発明の第２実施例に係る分岐管継手を示す底面図である。
【図７】図６の分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す部分断面側面図である。
【図８】図６の分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【図９】この発明の第３実施例に係る分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【図１０】（Ａ）は図９の分岐管継手を示す底面図、（Ｂ）は図９の分岐管継手を示す側面図である。
【図１１】図９の本管に取り付けられている分岐管継手を示す部分断面側面図である。
【図１２】図９の本管に取り付けられている分岐管継手を示す正面図である。
【図１３】図９の本管に形成されている分岐孔を示す平面図である。
【図１４】この発明の第４実施例に係る分岐管継手を示す底面図である。
【図１５】図１４の分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す部分断面側面図である。
【図１６】図１４の分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【図１７】この発明の第５実施例に係る分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【図１８】（Ａ）は図１７の分岐管継手を示す底面図、（Ｂ）は図１７の分岐管継手を示す側面図である。
【図１９】（Ａ）は図１７の分岐管継手を示す正面図、（Ｂ）は図１７の分岐管継手を示す平面図である。
【図２０】（Ａ）はこの発明の第６実施例に係る分岐管継手を示す部分断面正面図、（Ｂ）は図２０（Ａ）の分岐管継手の正面図である。
【図２１】（Ａ）は図２０（Ａ）の分岐管継手を示す底面図、（Ｂ）は図２０（Ａ）の分岐管継手を示す平面図である。
【図２２】従来の分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【図２３】図２２の本管に形成されている分岐孔を示す平面図である。
【図２４】図２２の分岐管継手を示す底面図である。
【図２５】従来の他の分岐管継手を本管に取り付けた状態を示す部分断面正面図である。
【図２６】図２５の本管に取り付けられている分岐管継手を示す部分断面側面図である。
【符号の説明】
１０，３２，３８，５０，５２，７２　…分岐管継手
１２，４０　…本管
１４　…分岐孔
１４ａ　…分岐孔の内周縁
１６，５４，７６　…分岐管
１８，４４，５８，８２　…サドル部
１８ａ　…サドル部の内表面
２６　…ガイド
２８，６０　…孔
３０，３６　…突起
３０ａ　…突起の外周面
３４　…溝
５６，７４　…アダプタ
６４　…第１受口
６６，８４　…差口
６８　…第２受口
８０　…第３受口[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a branch pipe joint, and more particularly to a branch pipe joint for branching a main pipe such as a sewer pipe.
[0002]
[Prior art]
An example of a conventional branch pipe joint is disclosed in Design Registration No. 807329. When the main pipe 2 such as a sewer pipe is branched using the branch pipe joint 1, as shown in FIG. 23, a branch hole 2a is formed at a location where the main pipe 2 is to be branched, and FIG. As shown in FIG. 7, the saddle portion 1a of the branch pipe joint 1 may be attached to the main pipe 2 so as to cover the branch hole 2a.
[0003]
Since the branch pipe 1b of the branch pipe joint 1 intersects the pipe axis of the main pipe 2 at an angle of 60 °, the branch hole 2a formed in the pipe wall of the main pipe 2 is formed as shown in FIG. As shown in FIG. This is because the shape of the portion where the pipe wall of the cylindrical branch pipe 1b intersects at 60 ° with the pipe wall of the cylindrical main pipe 2 is elliptical, and the elliptical end of the branch pipe 1b ( This is because the shape of the inner peripheral edge of the branch hole 2a to which the adhesive 3 is bonded needs to be the same elliptical shape.
[0004]
However, when forming the elliptical branch hole 2a, first, as shown by a dashed line in FIG. 23, a substantially circular hole 4 is formed using a forsaw or the like, and thereafter, the ellipse is finished using a jigsaw or a sander. There is a need. Therefore, there is a problem that it takes much time and labor to form the branch hole 2a, and it requires time and skill.
[0005]
Accordingly, an example of a pipe joint which aims to form a branch hole in a substantially true circular shape so as to be able to be mounted in the substantially true branch hole is disclosed in JP-A-2001-141162 (F16L 41/02). It has been disclosed.
[0006]
As shown in FIGS. 25 and 26, the pipe joint 5 includes a branch pipe (short pipe) 5a and a saddle section (saddle section) 5b to which the branch pipe 5a is adhesively bonded. The branch pipe 5a crosses the pipe axis of the main pipe 6 at an angle of 60 °, and its end 7 penetrates through the saddle portion 5b and is fitted into a branch hole (opening) 6a formed in the main pipe 6. Have been. The publication also states that the end 7 and the branch hole 6a of the branch pipe 5a are formed in a substantially perfect circle.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the branch pipe 5a whose end portion 7 is formed in a substantially circular shape and the main pipe 6 formed in a cylindrical shape cross each other at an angle of 60 °, the shape of the portion where the two pipe walls cross each other is as follows. As described above, the shape of the inner peripheral edge of the branch hole 6a to which the elliptical portion of the branch pipe 5a is bonded is the same ellipse as described above.
[0008]
It is clear from FIGS. 25 and 26 that the branch hole 6a is elliptical. That is, as shown in FIG. 25, the dimension of the branch hole 6a in the direction parallel to the pipe axis of the main pipe 6 is A1. As shown in FIG. 26, the dimension of the branch hole 6a in the direction orthogonal to the pipe axis of the main pipe 6 is B1 (the outer diameter of the end 7 of the branch pipe 5a). Here, as shown in FIG. 25, it is clear that A1 is longer than B1, so that the branch hole 6a is not a perfect circle but an ellipse.
[0009]
On the other hand, the same publication in which this pipe joint 5 is published does not disclose specific technical means for enabling the pipe joint 5 to be mounted in the substantially circular branch hole 6a. Therefore, there is no way to attach the pipe joint 5 to the main pipe 6 than to form an elliptical branch hole 6a in the main pipe 6. Therefore, in this pipe joint 5, the pipe joint 5 has a substantially circular branch hole 6a. The problem of being able to wear it still cannot be solved.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION It is, therefore, a primary object of the present invention to provide a branch pipe joint which can be mounted in a substantially circular branch hole formed in a main pipe.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a saddle portion which is attached in close contact with a pipe wall of a main pipe, a branch pipe which projects from the saddle section, and which crosses at an acute angle with respect to a pipe axis of the main pipe in a state where the saddle portion is attached to the main pipe. The hole formed at the place where the branch pipe is joined, the hole communicating with the inside of the branch pipe, and the inner surface of the saddle part are formed to surround the hole, A branch pipe joint including an annular projection having a substantially perfect circular outer periphery fitted in contact with an inner peripheral edge.
[0012]
[Action]
When the branch pipe joint of the present invention is attached to the main pipe, for example, first, a substantially circular branch hole is formed at a location where the main pipe is to be branched. Then, an annular projection is fitted into the branch hole, and the saddle portion is attached to the pipe wall of the main pipe in close contact. In this state, the outer periphery of the projection abuts on the inner peripheral edge of the branch hole, so that the branch pipe joint can be positioned with respect to the branch hole, and furthermore, the saddle portion and the inner peripheral edge of the branch hole are adhered to each other, for example. Nature can be secured. Therefore, for example, sewage flowing through the branch pipe can be reliably flowed into the main pipe through the hole formed in the saddle portion and drained.
[0013]
In addition, this branch pipe joint can be attached to the main pipe in which the substantially circular branch hole is formed as described above, because a hole is formed in the saddle portion in order to connect the branch pipe to the main pipe. However, an annular projection having a substantially circular outer periphery is formed on the saddle portion so as to surround the hole, and the projection is fitted into the branch hole.
[0014]
In this branch pipe joint, since the branch pipe intersects the main pipe at an acute angle, the crossing angle of the two pipes is set to, for example, such that the inflow of sewage or the like from the branch pipe to the main pipe is improved. It can be designed at 60 °.
[0015]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the shape of the outer periphery of the protrusion formed on the saddle portion is substantially circular, the shape of the branch hole into which the protrusion is fitted can be substantially circular. Therefore, the branch hole can be formed in the main pipe using, for example, a forso. Therefore, it is not necessary to use a jigsaw or a sander as in the conventional case, and the branch hole can be formed very simply, in a short time, and without skill.
[0016]
The above and other objects, features and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of embodiments with reference to the drawings.
[0017]
【Example】
A first embodiment of a branch pipe joint according to the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1A, the branch pipe joint 10 is bonded and joined to a main pipe 12 such as a sewer pipe to branch the main pipe 12. The branch pipe joint 10 and the main pipe 12 are made of a synthetic resin such as vinyl chloride. The main pipe 12 has a cylindrical shape as shown in FIG. 1, and has a substantially circular branch hole 14 formed in the pipe wall. That is, as shown in FIG. 1 (B), when the main pipe 12 is viewed from right above in a state where the main pipe 12 is arranged horizontally, the center of the branch hole 14 passes through the pipe axis of the main pipe 12. And the shape when the branch hole 14 is viewed from this direction is almost a perfect circle. Therefore, the branch hole 14 can be formed using, for example, a hoso. However, the term “substantially perfect circle” in this specification includes both a perfect circle and a substantially perfect circle.
[0018]
As shown in FIGS. 1A, 2 and 3, the branch pipe joint 10 includes a branch pipe 16 and a saddle portion 18, which are integrally formed. As shown in FIG. 1A, the branch pipe joint 10 has a pipe axis of the branch pipe 16 with the saddle portion 18 attached to the outer surface of the pipe wall of the main pipe 12. At an acute angle, for example, 60 °.
[0019]
The branch pipe 16 has a cylindrical short pipe part 20. A rubber ring socket 22 having a diameter larger than that of the short tube portion 20 is formed at the tip of the short tube portion 20. The rubber ring receiving port 22 has a rubber ring groove formed on the inner peripheral surface of the distal end opening, and a rubber ring 24 is mounted in the rubber ring groove. The rubber ring receiving port 22 receives an end of a mounting pipe (not shown) and can be joined in a state of ensuring watertightness.
[0020]
As shown in FIG. 1A, the saddle portion 18 is formed so that an inner surface 18 a is curved along the outer surface of the tube wall of the main pipe 12. The end portion 26 of the short tube portion 20 included in the branch pipe 16 is connected to the substantially center portion of the saddle portion 18 in a state where the end portion 26 slightly penetrates from the saddle portion 18. That is, the proximal end 26 of the short tube portion 20 slightly protrudes from the inner surface 18 a of the saddle portion 18. The annular end 26 is a guide (hereinafter, this end is referred to as a “guide”), and an oval hole 28 formed inside the guide 26 communicates with an inner hole of the branch pipe 16. ing. The guide 26 has a shape protruding into the main pipe 12 with the branch pipe joint 10 attached to the main pipe 12. Further, an annular projection 30 is formed on the inner surface 18a of the saddle portion 18.
[0021]
The annular projection 30 is formed so as to surround the hole 28 and the annular guide 26 at intervals as shown in FIGS. The outer peripheral surface 30a of the projection 30 is formed in a substantially perfect circle. Further, the outer peripheral surface 30a is formed to have a size to be fitted in contact with the inner peripheral edge 14a of the substantially circular branch hole 14 formed in the main pipe 12. The height of the protrusion 30 and the guide 26 projecting from the inner surface 18a of the saddle portion 18 is substantially the same as the thickness of the main pipe 12, and in a state where the branch pipe joint 10 is attached to the main pipe 12, The protrusion 30 and the guide 26 are formed so as not to protrude inward from the inner surface of the main pipe 12.
[0022]
Note that the outer peripheral surface 30a of the annular projection 30 is substantially circular, and the hole 28 formed by the inner peripheral surface of the annular guide 26 is elliptical. These shapes are shown in FIG. As shown in the figure, the respective shapes appear when the inner surface 18a of the horizontally arranged saddle portion 18 is viewed from a direction directly below.
[0023]
Next, a procedure for attaching the branch pipe joint 10 shown in FIG. First, as shown in FIG. 1 (B), a substantially circular branch hole 14 is formed at a location where the main pipe 12 is to be branched. This branch hole 14 can be formed by using, for example, a hoso. Then, an adhesive is applied to the inner surface 18a of the saddle portion 18 of the branch pipe joint 10, the outer peripheral surface 30a of the projection 30, and the corresponding outer surface of the main pipe 12 and the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14. Next, as shown in FIGS. 1A, 4 and 5, an annular projection 30 is fitted into the branch hole 14, and the saddle portion 18 is attached in close contact with the pipe wall of the main pipe 12. In this state, the inner surface 18a of the saddle portion 18 and the outer surface of the main pipe 12 are adhesively bonded, and the outer peripheral surface 30a of the annular projection 30 and the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14 are adhesively bonded. Then, although not shown, the saddle portion 18 is fastened and fixed to the main pipe 12 by a stainless steel band (not shown). Thus, the attachment of the branch pipe joint 10 to the main pipe 12 is completed. A mounting pipe (not shown) is joined to the rubber ring receiving port 22 of the branch pipe 16.
[0024]
In this state, since the outer peripheral surface 30a of the projection 30 is in close contact with the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14 over the entire circumference, the positioning of the branch pipe joint 10 with respect to the branch hole 14 can be reliably performed. Water tightness between the inner peripheral edge 14a of the hole 14 and the inner peripheral edge 14a can be reliably ensured. Therefore, for example, sewage flowing in through the branch pipe 16 can be reliably flowed into the main pipe 12 through the hole 28 formed in the saddle portion 18 and drained.
[0025]
The branch pipe joint 10 can be attached to the main pipe 12 in which the substantially circular branch hole 14 is formed as described above, because the branch pipe 16 and the main pipe 12 communicate with each other. A hole 28 is formed in the portion 18, and an annular protrusion 30 having a substantially perfect outer peripheral surface 30 a is formed on the inner surface 18 a of the saddle portion 18 so as to surround the hole 28, and the protrusion 30 is formed. This is because they are fitted into the branch holes 14. As shown in FIGS. 1, 2 and 4, the diameter of the substantially circular outer peripheral surface 30a of the annular projection 30 is C1, and the major diameter of the elliptical inner peripheral surface of the annular guide 26 is D1. The minor diameter of the elliptical inner peripheral surface of the annular guide 26, that is, the internal diameter of the short pipe portion 20 of the branch pipe 16 is E1. This C1 is a dimension larger than D1 and E1.
[0026]
Therefore, when the main pipe 12 is to be branched using the branch pipe joint 10, it is sufficient to form the branch pipe 14 having a substantially perfect circular shape in the main pipe 12. The branch hole 14 can be formed by pressing against the tube wall of the tube 12. Therefore, it is not necessary to use a jigsaw or a sander as in the conventional case, and the branch hole 14 can be formed very simply, in a short time, and without skill.
[0027]
Further, in the branch pipe joint 10, since the branch pipe 16 intersects the main pipe 12 at an acute angle of 60 °, when sewage or the like flows into the main pipe 12 through the attachment pipe and the branch pipe 16. Can be improved. That is, the flow of sewage in the attachment pipe and the branch pipe 16 can be made laminar. Since the pipe end of the branch pipe 16 penetrates through the saddle portion 18 and is formed as a guide 26, the guide 26 allows the sewage from the branch pipe 16 to flow into the main pipe 12 smoothly in a substantially laminar flow state. be able to.
[0028]
Next, a second embodiment of the branch pipe joint according to the present invention will be described with reference to FIGS. The difference between the branch pipe joint 10 of the first embodiment and the branch pipe joint 32 of the second embodiment is that, in the first embodiment, as shown in FIG. 26 are formed separately on the inner surface 18a of the saddle portion 18 with the groove 34 interposed therebetween, but in the second embodiment, as shown in FIG. The annular projection 30 and the annular guide 26 have been formed as one annular projection 36. The other parts are the same as those of the first embodiment, and the same parts are denoted by the same reference numerals and their detailed description is omitted.
[0029]
Therefore, the outer peripheral surface 30a of the annular projection 36 of the second embodiment is formed in a substantially perfect circle, similarly to the outer peripheral surface 30a of the projection 30 of the first embodiment. The inner peripheral surface of the annular projection 36 is formed in an elliptical shape like the inner peripheral surface of the guide 26 of the first embodiment, and the same elliptical shape as that of the first embodiment is formed inside the inner peripheral surface. Hole 28 is formed. The hole 28 communicates with the inner hole of the branch pipe 16.
[0030]
According to the branch pipe joint 32, since the annular projection 30 and the annular guide 26 of the first embodiment are formed as one annular projection 36, the shape is simpler than that of the first embodiment. It is. Therefore, molding is easy, the cost of the mold can be reduced, and the mechanical strength of the branch pipe joint 32 can be improved.
[0031]
Other than this, the branch pipe joint 32 operates in the same manner as the first embodiment, and as shown in FIGS. 7 and 8, can be attached to the main pipe 12 in the same manner as the first embodiment. The detailed description of is omitted. Of course, the branch hole 14 formed in the main pipe 12 has a substantially perfect circular shape as in the first embodiment.
[0032]
Next, a third embodiment of the branch pipe joint according to the present invention will be described with reference to FIGS. The difference between the branch pipe joint 10 of the first embodiment and the branch pipe joint 38 of the third embodiment is that in the first embodiment, as shown in FIG. The inner surface 18a and the outer surface of the saddle portion 18 attached to the outer surface of the main pipe 12 are formed by curved surfaces that are smoothly curved. However, in the third embodiment, as shown in FIG. A plurality of ribs 42 are formed on the outer peripheral surface of the main pipe 40, and the saddle portion 44 is formed in a bellows shape (corrugated shape) so as to be attached to the outer surface of the main pipe 40. The other parts are the same as those of the first embodiment, and the same parts are denoted by the same reference numerals and their detailed description is omitted.
[0033]
As shown in FIG. 12, a plurality of ribs 42 for reinforcing the main pipe 40 are formed on the outer peripheral surface of the main pipe 40 at substantially equal intervals in the circumferential direction. As shown in FIG. 13, the pipe wall of the main pipe 40 is formed with a substantially circular branch hole 14 equivalent to that of the first embodiment.
[0034]
As shown in FIGS. 9 and 10, the saddle portion 44 of the branch pipe joint 38 is formed in a bellows shape, and has a plurality of grooves 46 fitted on the rib 42 on the inner surface 18 a in an arc direction. Have been. A rib 48 is formed on the outer surface of the saddle portion 44 in an arc direction corresponding to each of the grooves 46.
[0035]
When the branch pipe joint 38 shown in FIG. 10 is attached to the main pipe 40, as shown in FIGS. 9, 11 and 12, the annular projection 30 is fitted into the branch hole 14 formed in the main pipe 40, and The ribs 42 of the main pipe 40 may be fitted into the grooves 46 formed on the inner surface 18a of the saddle portion 44. Other than this, the branch pipe joint 38 operates in the same manner as in the first embodiment, and can be attached to the main pipe 40 in the same manner as in the first embodiment, so that detailed description thereof will be omitted.
[0036]
Next, a fourth embodiment of the branch pipe joint according to the present invention will be described with reference to FIGS. The branch pipe joint 50 of the fourth embodiment shown in FIG. 14 is different from the branch pipe joint 32 of the second embodiment shown in FIG. 6 in that the saddle portion 18 is replaced with the branch pipe of the third embodiment shown in FIG. It is formed in a bellows shape similarly to the saddle portion 44 of the joint 38. The other parts are the same as those of the second embodiment, and the same parts are denoted by the same reference numerals and the detailed description thereof will be omitted.
[0037]
That is, the annular projection 36 formed on the branch pipe joint 50 of the fourth embodiment is equivalent to the projection 36 of the second embodiment, and the outer peripheral surface 30a is formed in a substantially perfect circle. The inner peripheral surface of the annular projection 30 is formed in an elliptical shape, and an elliptical hole 28 is formed inside the inner peripheral surface.
[0038]
As shown in FIGS. 15 and 16, the saddle portion 44 is formed in a bellows shape so as to be attached to the main pipe 40 with ribs. Groove 46 is formed. A rib 48 is formed on the outer surface of the saddle portion 44 in an arc direction corresponding to each of the grooves 46.
[0039]
As shown in FIG. 16, the main pipe 40 is equivalent to the ribbed main pipe 40 of the third embodiment, and a plurality of ribs 42 for reinforcing the main pipe 40 are provided on the outer peripheral surface at substantially equal intervals. It is formed in the direction. The pipe wall of the main pipe 40 is formed with a substantially perfect circular branch hole 14 equivalent to that of the first embodiment.
[0040]
The branch pipe joint 50 shown in FIG. 14 can be attached to the main pipe 40 in the same manner as the branch pipe joint 38 of the third embodiment, so that the detailed description thereof will be omitted.
[0041]
Next, a fifth embodiment of the branch pipe joint according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the branch pipe joint 52 of the fifth embodiment shown in FIG. 17, the branch pipe 54 is connected to the saddle portion 58 via the adapter 56, and both open ends of the adapter 56 are respectively connected to the branch pipe 54 and the saddle portion 58. Communicates with the hole 60 formed in the hole. The branch pipe 54, the adapter 56, and the saddle portion 58 are formed as three separate components, respectively. The branch pipe 54, the adapter 56, and the saddle portion 58 are bonded to each other as shown in FIG. A branch pipe joint 52 is formed. The angle at which the pipe axis of the branch pipe 54 and the pipe axis of the main pipe 40 intersect is an acute angle, for example, 60 °.
[0042]
As shown in FIG. 17, the main pipe 40 is equivalent to the ribbed main pipe 40 of the third embodiment, and the pipe wall of the main pipe 40 has a substantially perfect circular branch equivalent to that of the first embodiment. A hole 14 is formed.
[0043]
The branch pipe 54 of the branch pipe joint 52 has a cylindrical short pipe portion 62. At the distal end of the short tube portion 62, the same one as the rubber ring socket 22 of the first embodiment is formed.
[0044]
The adapter 56 is a cylindrical body as shown in FIG. 17, and has a first receiving port 64 formed at one open end and a spout 66 formed at the other open end. The first receiving port 64 is formed in a cylindrical shape that receives the short pipe portion 62 of the branch pipe 54. The spout 66 is a short cylindrical body having a larger diameter than the first receiving port 64, and is received in the second receiving port 68 formed in the saddle portion 58.
[0045]
The short pipe portion 62 of the branch pipe 54 is joined to the first receiving port 64 of the adapter 56 in a state of being bonded by an adhesive. The spigot 66 of the adapter 56 is joined to the second socket 68 of the saddle portion 58 in a state of being bonded with an adhesive. These two joints are watertight.
[0046]
As shown in FIG. 17, the end on the saddle portion 58 side of the branch pipe 54 is formed as an inflow port through which sewage flows into the main pipe 40. The pipe wall (guide 26) on the bottom side of the inflow port penetrates through the first receiving port 64 of the adapter 56 and protrudes into the main pipe 40. The guide 26 is formed such that the distal end of the guide 26 does not project inward from the inner surface of the main pipe 40 when the branch pipe joint 52 is attached to the main pipe 40.
[0047]
As shown in FIGS. 17 and 18, the saddle portion 58 is formed so that the inner surface 18 a is curved along the outer surface of the tube wall of the main pipe 40. A hole 60 communicating with the inside of the branch pipe 54 is formed substantially at the center of the saddle portion 58. A second receiving port 68 is formed on the outer surface of the saddle portion 58 along the outer periphery of the hole 60. An annular projection 30 is formed on the inner surface 18a of the saddle portion 58 along the outer periphery of the hole 60. A substantially circular hole 60 is formed by the inner peripheral surface of the annular projection 30.
[0048]
In this manner, as shown in FIGS. 17 and 18A, the annular projection 30 is formed with the hole 60 and the guide 26 of the branch pipe 54 when the saddle portion 58 is viewed from the inner surface 18a side. It is formed so as to surround the open end. And, as in the first embodiment, the outer peripheral surface 30a of the projection 30 is formed in a substantially perfect circle. The outer peripheral surface 30a is formed to have a size that abuts on and is fitted into the inner peripheral edge 14a of the substantially circular branch hole 14 formed in the main pipe 40. The height of the protrusion 30 projecting from the inner surface 18a of the saddle portion 58 is substantially the same as the thickness of the main pipe 40, and when the branch pipe joint 52 is attached to the main pipe 40, the protrusion 30 The main pipe 40 is formed so as not to protrude inward from the inner surface.
[0049]
Although the outer peripheral surface 30a and the inner peripheral surface of the annular projection 30 are substantially circular, this shape is such that, as shown in FIG. This is the shape that appears when the inner surface 18a is viewed.
[0050]
Next, a procedure for attaching the branch pipe joint 52 shown in FIGS. 18 and 19 to the main pipe 40 will be described. First, as in the first embodiment, a substantially circular branch hole 14 is formed in a portion of the main pipe 40 where the main pipe 40 is to be branched, for example, using a hoso. Then, an adhesive is applied to the inner surface 18a of the saddle portion 58 of the branch pipe joint 52, the outer peripheral surface 30a of the projection 30, and the corresponding outer surface of the main pipe 40 and the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14. Next, as shown in FIG. 17, the annular projection 30 is fitted into the branch hole 14, and the rib 42 of the main pipe 40 is fitted into the groove 46 formed on the inner surface 18 a of the saddle portion 58. In this state, the inner surface 18a of the saddle portion 58 and the outer surface of the main pipe 40 are adhesively bonded, and the outer peripheral surface 30a of the annular projection 30 and the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14 are adhesively bonded. Then, similarly to the first embodiment, the saddle portion 58 is fastened and fixed to the main pipe 40 by a stainless steel band (not shown). Thus, the attachment of the branch pipe joint 52 to the main pipe 40 is completed. A mounting pipe (not shown) is joined to the rubber ring receiving port 22 of the branch pipe 54.
[0051]
In this state, as in the first embodiment, the outer peripheral surface 30a of the projection 30 is in close contact with the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14 over the entire circumference, so that the branch pipe joint 52 can be reliably positioned with respect to the branch hole 14. In addition, the watertightness between the saddle portion 58 and the inner peripheral edge 14a of the branch hole 14 can be reliably ensured. Therefore, for example, sewage flowing through the branch pipe 54 can be reliably flowed into the main pipe 40 through the holes 60 formed in the adapter 56 and the saddle portion 58 and drained.
[0052]
The branch pipe joint 52 can be attached to the main pipe 40 in which the substantially circular branch hole 14 is formed as described above because the branch pipe 54 and the main pipe 40 communicate with each other. A hole 60 is formed in the portion 58, and an annular protrusion 30 having a substantially circular outer peripheral surface 30 a is formed on the inner surface 18 a of the saddle portion 58 so as to surround the hole 60. This is because they are fitted into the branch holes 14. As shown in FIGS. 17 and 18A, the diameter of the substantially circular outer peripheral surface 30a of the annular projection 30 is C1, the inner diameter of the short pipe portion 62 of the branch pipe 54 is E1, and the diameter of the hole 60 is The inner diameter is F1.
[0053]
Therefore, when the main pipe 40 is to be branched using the branch pipe joint 52, as in the first embodiment, the main pipe 40 may be formed with a substantially circular branch hole 14, so that a forsaw or the like is used. Thus, the branch hole 14 can be formed. Therefore, it is not necessary to use a jigsaw or a sander as in the conventional case, and the branch hole 14 can be formed very simply, in a short time, and without skill.
[0054]
In addition, since the branch pipe 54 intersects the main pipe 40 at an acute angle of 60 ° with the branch pipe joint 52 as in the first embodiment, sewage or the like passes through the branch pipe 54 and passes through the main pipe 40. The inflow property when flowing into 40 is good. Since the pipe end of the branch pipe 54 penetrates through the first receiving port 64 of the adapter 56 and is formed as the guide 26, the guide 26 allows sewage from the branch pipe 54 to flow into the main pipe 40 in a substantially laminar state. Can be smoothly introduced.
[0055]
Next, a sixth embodiment of the branch pipe joint according to the present invention will be described with reference to FIGS. The difference between the branch pipe joint 72 of the sixth embodiment and the branch pipe joint 52 of the fifth embodiment is that the shapes of the adapters 56 and 74 and the short pipe portions 62 and 78 of the branch pipes 54 and 76 are different. .
[0056]
That is, in the fifth embodiment, as shown in FIG. 17, the large-diameter spigot 66 formed in the adapter 56 is inserted into the second socket 68 formed in the saddle portion 58 and bonded and bonded. However, in the sixth embodiment, as shown in FIGS. 20 and 21 (B), a large-diameter third receiving port 80 formed in the adapter 74 is formed in a short cylindrical shape formed in the saddle portion 82. It is bonded and bonded to the outlet 84. The inner circumference of the spigot 84 has the same diameter as the inner circumference of the annular projection 30 formed on the inner surface 18a of the saddle portion 82.
[0057]
In the fifth embodiment, as shown in FIG. 17, the end of the short pipe portion 62 included in the branch pipe 54 penetrates through the first receiving port 64 of the adapter 56, and the penetrated portion corresponds to the guide 26. However, in the sixth embodiment, as shown in FIGS. 20A and 21A, the entire end of the short pipe portion 78 included in the branch pipe 76 is the first end of the adapter 74. The guide 26 is not formed in the receiving port 64. Except for this point, the fifth embodiment is the same as the fifth embodiment. Therefore, the same parts are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted. The other parts operate in the same manner as in the fifth embodiment, and can be attached to the main pipe 40 in the same manner as in the fifth embodiment.
[0058]
However, in the branch pipe joints of the first to sixth embodiments, the intersection angle between the pipe axis of the branch pipe 16 and the like and the pipe axis of the main pipe 12 and the like is 60 °, but the shape intersects at an acute angle other than 60 °. It may be.
[0059]
Although the guide 26 is not formed in the sixth embodiment, a guide 26 equivalent to that of the fifth embodiment may be formed.
[0060]
In the first to fourth embodiments, the branch pipe 16, the saddle portions 18, 44, and the projections 30, 36 are formed integrally, but these may not be formed integrally. For example, the branch pipe 16 and the saddle portions 18, 44 may be formed as separate components, and these may be bonded to each other. Alternatively, the branch pipe 16, the saddle portions 18, 44, and the projections 30, 36 may be formed as separate components, and these may be bonded to each other.
[Brief description of the drawings]
1A is a longitudinal sectional view showing a state in which a branch pipe joint according to a first embodiment of the present invention is attached to a main pipe, and FIG. 1B is formed in the main pipe of FIG. 1A. It is a top view showing a branch hole.
2 (A) is a bottom view showing the branch pipe joint of FIG. 1 (A), and FIG. 2 (B) is a side view showing the branch pipe joint of FIG. 1 (A).
3 (A) is a front view showing the branch pipe joint of FIG. 1 (A), and FIG. 3 (B) is a plan view showing the branch pipe joint of FIG. 1 (A).
FIG. 4 is a partial sectional side view showing a branch pipe joint attached to the main pipe of FIG. 1 (A).
FIG. 5 is a front view showing a branch pipe joint attached to the main pipe of FIG. 1 (A).
FIG. 6 is a bottom view showing a branch pipe joint according to a second embodiment of the present invention.
7 is a partial sectional side view showing a state where the branch pipe joint of FIG. 6 is attached to a main pipe.
8 is a longitudinal sectional view showing a state where the branch pipe joint of FIG. 6 is attached to a main pipe.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view showing a state where a branch pipe joint according to a third embodiment of the present invention is attached to a main pipe.
10A is a bottom view showing the branch pipe joint shown in FIG. 9, and FIG. 10B is a side view showing the branch pipe joint shown in FIG.
11 is a partial sectional side view showing a branch pipe joint attached to the main pipe of FIG. 9;
FIG. 12 is a front view showing a branch pipe joint attached to the main pipe of FIG. 9;
FIG. 13 is a plan view showing a branch hole formed in the main pipe of FIG. 9;
FIG. 14 is a bottom view showing a branch pipe joint according to a fourth embodiment of the present invention.
15 is a partial sectional side view showing a state where the branch pipe joint of FIG. 14 is attached to a main pipe.
16 is a longitudinal sectional view showing a state where the branch pipe joint of FIG. 14 is attached to a main pipe.
FIG. 17 is a longitudinal sectional view showing a state where a branch pipe joint according to a fifth embodiment of the present invention is attached to a main pipe.
18A is a bottom view showing the branch pipe joint shown in FIG. 17, and FIG. 18B is a side view showing the branch pipe joint shown in FIG.
19A is a front view showing the branch pipe joint shown in FIG. 17, and FIG. 19B is a plan view showing the branch pipe joint shown in FIG.
20A is a partial sectional front view showing a branch pipe joint according to a sixth embodiment of the present invention, and FIG. 20B is a front view of the branch pipe joint shown in FIG. 20A.
21 (A) is a bottom view showing the branch pipe joint of FIG. 20 (A), and FIG. 21 (B) is a plan view showing the branch pipe joint of FIG. 20 (A).
FIG. 22 is a longitudinal sectional view showing a state where a conventional branch pipe joint is attached to a main pipe.
FIG. 23 is a plan view showing a branch hole formed in the main pipe of FIG. 22.
FIG. 24 is a bottom view showing the branch pipe joint of FIG. 22.
FIG. 25 is a partial cross-sectional front view showing a state in which another conventional branch pipe joint is attached to a main pipe.
26 is a partial sectional side view showing a branch pipe joint attached to the main pipe of FIG. 25.
[Explanation of symbols]
10, 32, 38, 50, 52, 72 ... branch pipe joint
12,40… Main pipe
14 ... Branch hole
14a ... inner peripheral edge of branch hole
16, 54, 76 ... branch pipe
18, 44, 58, 82 ... saddle part
18a ... inner surface of saddle part
26… Guide
28,60… hole
30, 36 ... projection
30a ... outer peripheral surface of projection
34 ... groove
56, 74… Adapter
64 ... 1st port
66,84… the exit
68… Second socket
80… Third socket

Claims (4)

本管の管壁に密着して取り付けられるサドル部、
前記サドル部から突出し、前記サドル部を前記本管に取り付けた状態で前記本管の管軸に対して鋭角で交差する分岐管、
前記サドル部の前記分岐管が結合される箇所に形成され、前記分岐管の内部と連通する孔、および
前記サドル部の内表面に前記孔を包囲するように形成され、前記本管に形成されるほぼ真円形の分岐孔の内周縁に当接して嵌め込まれるほぼ真円形の外周を有する環状の突起を備える、分岐管継手。Saddle part that is attached to the pipe wall of the main pipe,
A branch pipe projecting from the saddle portion and intersecting at an acute angle with respect to a pipe axis of the main pipe in a state where the saddle section is attached to the main pipe;
The saddle portion is formed at a location where the branch pipe is joined, is formed with a hole communicating with the inside of the branch pipe, and is formed on the inner surface of the saddle portion so as to surround the hole, and is formed on the main pipe. A branch pipe joint comprising an annular protrusion having a substantially perfect circular outer periphery fitted in contact with an inner peripheral edge of a substantially perfect circular branch hole. 前記分岐管継手を前記本管に取り付けた状態で、前記分岐管の端部が前記本管内に向かって突出するガイドとして形成された、請求項１記載の分岐管継手。The branch pipe joint according to claim 1, wherein an end of the branch pipe is formed as a guide protruding into the main pipe in a state where the branch pipe joint is attached to the main pipe. 前記分岐管がアダプタを介して前記サドル部と連結し、前記アダプタの両方の各開口端部がそれぞれ前記分岐管および前記孔と連通する、請求項１または２記載の分岐管継手。The branch pipe joint according to claim 1, wherein the branch pipe is connected to the saddle portion via an adapter, and both open ends of the adapter communicate with the branch pipe and the hole, respectively. 前記突起は前記孔を楕円形に形成する内周を有する、請求項１記載の分岐管継手。The branch pipe joint according to claim 1, wherein the protrusion has an inner periphery that forms the hole in an elliptical shape.

Images