JP2004083078A

JP2004083078A - Hinged cap with tamper-evidence applied to top lid and its manufacturing method

Info

Publication number: JP2004083078A
Application number: JP2002247489A
Authority: JP
Inventors: Shigenori Murakami; 村上　榮規; Osamu Ishii; 石井　修; Seiji Suzuki; 鈴木　誠治; Satoshi Hagiwara; 萩原　諭
Original assignee: Japan Crown Cork Co Ltd
Current assignee: Nippon Closures Co Ltd
Priority date: 2002-08-27
Filing date: 2002-08-27
Publication date: 2004-03-18
Anticipated expiration: 2022-08-27
Also published as: JP4222801B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hinged cap having a hinged top lid with which the top lid can be prevented from mischievously being unsealed, a tamper-evident (TE) band proving that it has not been unsealed for easily determining whether the top lid has been unsealed can be easily molded without increasing a cost of a mold, and the TE band can be easily removed from a container body after unsealing. <P>SOLUTION: The platelike tamper-evident band 21 extending to the lower end of a skirt wall 5 is integrally molded on a side opposite to a hinge coupling of the top lid 3 via a weak part 22. An inwardly foldable flap 21 is provided at the lower end of the band 21. A finger hook piece of the band 21 is raised approximately vertically on the lower surface of the finger hook piece when molding. In addition, the flap 21 is molded in a standing state so that the flap 21 extends in the approximately longitudinal direction of the tamper evident band from the lower end of the band. The flap is locked with a notch provided at the lower end of the skirt wall when assembling. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上蓋にタンパーエビデント性（以下、ＴＥ性という。）を付加したヒンジキャップに関する。
【０００２】
【従来の技術】
容器口に打栓により嵌合装着されるキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジ連結された上蓋とからなり、キャップ本体の天壁にプルリングにより注出口を破断開口する構造のキャップの場合、流通過程でいたずら等によって上蓋の開蓋があってもスコア破断による注出口開口がない限り密封性は保たれるが、流通過程で上蓋が自由に開閉できると、いたずらにより注出口が破断されていても上蓋を閉じた状態では外部より判別できないので、上蓋にもＴＥ性を有していることが望ましい。このようなＴＥ性を持たせる手段として、一般的には上蓋を含む容器口をシュリンクフィルムで包装することが行われているが、この場合容器の密封工程で、キャッピング工程のほかにさらにシュリンク工程が必要となり、工程数が増えるという問題点がある。
【０００３】
この問題点を解決するための従来技術として、キャップ本体が密封性を有する構造のものではないがヒンジキャップにおいて、ヒンジ連結された上蓋の前部に、その下縁から垂下する封止腕（タンパーエビデントバンド）を破断可能な破断部を介して設け、該封止腕の下端に剛構造で先端にアンダーカット部を有する鉤部が形成され、該鉤部をキャップ本体の周壁下端部に係止させることにより、該封止腕を破断除去しない限り上蓋を開くことができないようにして、ＴＥ性を持たせるようにしたものが提案されている（実開平４−１１５９号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来提案されているＴＥ性を有するヒンジキャップの場合、封止腕の先端部に直角に屈曲した鉤部を形成してあるため、金型での該キャップの成形は、前記公報の第２図に示すように、上蓋を水平に開き且つ封止腕を水平に倒した状態でしか成形することができない。なぜならば、封止腕を垂直に立てた状態で成形すると、成形後金型を上下に開いて離型する際に、鉤部が金型に係合して金型を開くことができないからである。したがって、封止腕を水平に倒した状態で成形する分、金型の面積が大きくなり、成形スピードが上がらず高速化に不利であり、また金型コストが高くなると共に、鉤部の先端にアンダーカットがあるために、成形後の型抜きに不利であるという問題点があった。
【０００５】
本発明は、従来技術の上記問題点を解決しようとするもので、ヒンジ上蓋を有するキャップにおいて、いたずらによる上蓋の開封を防止し、且つ上蓋が開封されたか否かが容易に判別できる未開封証明性に優れたＴＥバンドを有するヒンジキャップを生産性を低下させることなく、且つ金型コストを増大させることなく成形できる、上蓋にＴＥ性を付加したヒンジキャップ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決する本発明のヒンジキャップは、容器口に装着されるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ連結された上蓋とからなるキャップにおいて、前記上蓋のヒンジ連結部と反対側に、スカート壁下端まで延びる板状のタンパーエビデントバンドを弱化部を介して一体成形して設け、該タンパーエビデントバンドの下端の内側に薄肉部を介してフラップを設け、且つ前記スカート壁のヒンジ連結部と反対側下端に切欠き部を形成してなり、前記フラップをスカート壁下端の前記切欠き部内に係止させたことを特徴とする上蓋にタンパーエビデント性を付加したヒンジキャップである。
【０００７】
前記スカート壁下端の切欠き部は、スカート壁下端から前記フラップが嵌合する幅を有する嵌合溝からなり、該嵌合溝はスカート壁の肉厚方向に外周部から内周部に向けて末広がり状に形成され、且つ前記フラップは、前記嵌合溝と嵌合可能に先端方向に向けて末広がり状に形成されてなり、該フラップが前記嵌合溝に嵌合した状態で、外側方向への引き抜きに際してその両側縁が前記嵌合溝の両側縁と係合する構造に形成することによって、簡単な構造により確実にフラップをキャップ本体に係止させることができ、確実なＴＥ性を得る事ができる。さらに、前記スカート壁下端の切欠き部は、スカート壁下端から前記フラップが嵌合する幅を有する嵌合溝からなり、該嵌合溝は、該嵌合溝に嵌合した前記フラップの両側縁部に係合して該フラップの下方への回動を阻止するように、その両側縁が上方に向かって末広がり状に傾斜しているか、又はその両側縁に係止突起が設けられていることが望ましい。前記フラップの前記係止部への係止は、ヒートシール又は接着材による接着によることもできる。
【０００８】
また、本発明の上蓋にタンパーエビデント性を付加したヒンジキャップの製造方法は、容器口に装着されるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ連結された上蓋とからなるキャップの製造方法であって、前記上蓋は、キャップ本体のヒンジ連結部と反対側に形成された指掛け片の下面に垂直に弱化部を介して、キャップ本体のスカート壁下端まで延びる板状のＴＥバンドを有し、且つ該タンパーエビデントバンドの下端に内側に折り曲げ可能なフラップを有してなり、成形時には前記タンパーエビデントバンドを指掛け片の下面にほぼ垂直に立て、且つ前記フラップを前記ＴＥバンドの下端からほぼ該ＴＥバンドの長手方向に延びるように該フラップを起こした状態で成形することを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図１及び図２に示す実施形態により詳細に説明する。
図面は本実施形態に係るヒンジキャップを示し、図１（ａ）は上蓋を閉じて未開封の状態を示す断面図、図１（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図、図１（ｃ）は図１（ｂ）のＢ−Ｂ矢視図であり、また図１（ｄ）は他の実施形態の図１（ｂ）のＢ−Ｂ矢視図に相当する部分を拡大して示している。図２は成形後の状態（上蓋を閉じてない状態）を示す断面図である。本実施形態のヒンジキャップ１は、キャップ本体２と該キャップ本体にヒンジ連結されて一体に成形された上蓋３とからなり、キャップ本体２を容器口４５（図５）に打栓により装着する構造となっている。キャップ本体２は、天壁４から垂下するスカート壁５を有し、該スカート壁の内周面に容器口外周部に形成されている顎部４６と係合する環状の突起６が形成されている。また、天壁４には、容易に破断可能なスコア７に囲われた裂取壁部８を有し、その上面にプルリング９が突出形成され、プルリング９に指をかけて引っ張ることにより，裂取壁部８を裂取り開口することができる。また、天壁４の上面には、裂取壁部８を囲って注出筒１０が形成され、下面には容器口の内周面に係合するインナーリング１１が突出形成されている。さらに、天壁４の外周縁近傍には、後述する上蓋３のスカート壁１８の下端内周縁に形成した環状係合凹部１４（図２）に係合する環状係合突起１２が形成されている。
【００１０】
一方、上蓋３は、キャップ本体２のスカート壁上縁部に、図３及び図４に示すように、中央ヒンジ片１５、及びその両側に分離して形成された一対の連結片１６を介して開閉自在にヒンジ連結されている。上蓋３は、その頂壁１７とスカート１８を有し、頂壁内面からは、前記キャップ本体２の天壁４に形成されている注出筒１０の内周面に嵌合し、注出口を封する役割を果たす注出筒嵌合内筒１９が突出形成されていると共に、前記ヒンジ部と反対側の縁部には指掛け片２０が突出形成されている。
【００１１】
以上の構成は、従来のヒンジキャップと同様な構成であるが、本実施形態のヒンジキャップ１は、上記構成のヒンジキャップにおいて、上蓋３に、「いたずら開封防止」、「上蓋未開封の証明」の機能を果たすＴＥバンド２１を設けたことを特徴とする。該ＴＥバンド２１は、キャップ本体のスカート壁外周面に沿うように幅方向に湾曲した板状を呈し、その基端部が破断可能な弱化部２２を介して上蓋３の指掛け片２０の下面に突出形成されている。該ＴＥバンドの下端には、内側に折り曲げ可能な薄いフラップ２３を設け、該フラップ２３を、図１に示すように、キャップ本体のスカート壁５の下端に配設された切欠け部３０に係止させるようにしてある。
【００１２】
キャップ成形時には、図２に示すように、ＴＥバンド２１を指掛け片２０の下面に上向きにほぼ垂直に立て、且つフラップ２３がＴＥバンド２１の下端からほぼＴＥバンドの長手方向に延びるようにフラップを起こした状態で成形し、型抜き後、上蓋を閉じてキャップ本体に嵌合した状態で、図１に示すように、フラップ２３を矢印２５方向に折り曲げてスカート壁の切欠き部３０に係止させる。そのように成形することによって、金型の平面積を従来のＴＥバンドを有するものの成形金型をより小型化することができ、製造コストの低減を図ることができる。フラップ２３の成形は、上述した態様に限らず、例えば指掛け片２０の下面に上向き且つ内向きに延びるように成形することもできる。従って、請求項４に規定する「ＴＥバンドの長手方向に延びるようにフラップを起こした状態で成形する」とは、このような状態での成形も含むものである。
【００１３】
フラップ２３は、その平面形状が図１（ｂ）に示すように、ＴＥバンド下端から内方に向かって末広がり状に形成され、その両側縁２４、２４が互いに斜めに広がるように傾斜している。一方、該フラップ２３が係止するスカート壁の切欠き部３０は、フラップ２３が嵌合係止するようにフラップ２３の形状にあわせてスカート壁下端から切欠いて形成され、その上辺が内方に向けて上向き傾斜状に形成され、且つその両側縁３１、３１がフラップの側縁２４、２４とほぼ同様な傾斜角度で内側に向かって末広がり状に傾斜して形成されている。さらに、両側縁３１、３１は、図１（ｃ）に示すように、下端がフラップの幅よりもやや幅狭で上方に向かって末広がり状に傾斜して形成されている。したがって、キャップ組立時に、上蓋３を閉じてフラップ２３を図１（ａ）で示す矢印２５方向に押し込むことによって、フラップ２３が弾性変形して切欠き部３０の入口の幅狭部を通過して嵌合する。
【００１４】
したがって、この状態では、フラップ２３は矢印２５と逆方向に起そうとしても、フラップの両側縁２４、２４が切欠き部３０の上向きに傾斜している両側縁３１、３１と係合するので、簡単に起こすことはできない。さらに、図１（ｂ）における矢印２６方向の引き抜きに対して、フラップ側縁２４、２４と係合部３０の側縁３１、３１とが楔状に噛合って抜けることはできない。したがって、この状態で上蓋３の指掛け片２０に指をかけて上蓋３を開こうとすると、ＴＥバンド２１に張力が作用するが、ＴＥバンド下端のフラップ２３がスカート壁の係合部に係合して抜けないので、弱化部２２に破断荷重以上の張力が作用し、該部を破断しない限り上蓋３を開くことができない。それ故、本実施形態のヒンジキャップは、ヒンジ結合されている上蓋の開口に対して、ＴＥ性を有している。そして、本実施形態では、スカート壁下端の切欠き部に設け、該切欠き部内にフラップを係止させたので、ＴＥバンドを設けたにも関わらず、スカート壁下端部から突出部がなく、キャップを容器に打栓するまでの取り扱い及びシュートによる供給を容易にすることができる。なお、上記実施形態では、キャップ本体の切欠き部の両側縁３１、３１を、下端がフラップの幅よりもやや幅狭で上方に向かって末広がり状に傾斜して形成することによって、フラップが切欠き部から立ち上がることを防止しているが、キャップ本体の切欠き部の両側縁３１、３１を、上方に向かって末広がり状に傾斜させるのに代えて、図１（ｄ）に示すように、両側縁は平行に形成して該切欠き内に嵌合したフラップを係止するように係止突起４０を設けてもよい。
【００１５】
また、本実施形態のヒンジキャップは、打栓キャップであっても使用終了後に容器からキャップを簡単に分離できて分別廃棄できるように、次のような易分別廃棄構造となっている。
即ち、容器本体２のスカート壁５は、図３に示すように、上蓋３がヒンジ連結されている側の一部分（図の実施形態では約半周）に亘って、その底部では外周壁部３３と内周壁部３２が連結するように連結部３５を残すようにして、天壁天面から弧状の切り込み３４が形成され、スカート壁の厚さ方向に内周壁部３２と外周壁部３３の二重壁に２分割されている。外周壁部３３には、図４に示すように、両ヒンジ連結片１６、１６の両側に位置して、スカート壁上縁から前記連結部３５に届く位置まで、破断可能な弱化線３６を設け、内周壁部３２には、弱化線３６と対応した位置に下端から環状突起６を超えた位置まで弱化線３９が延び、ヒンジ部に続く外周壁部が引裂き壁３７となっている。
【００１６】
本実施形態では、図３に示すように、スカート壁に形成された周方向切込み３４を跨ぐようにして、内周壁部３２及び外周壁部３３に内部から縦方向切り込み３８を入れることにより、外周壁はその部分が肉薄となって弱化線３６となっているが、内周壁は縦方向切込み３８に加えて、内側下部から環状突起６を超えた位置まで縦方向切込みを入れることにより、内周壁の下端から環状突起６を超えた位置までが肉薄となって弱化線３９を形成している。したがって、容器から内容液の注出が終了し、容器を廃棄する場合、上蓋３を開き、上蓋３を外側に引張ると、中央ヒンジ１５、両側のヒンジ連結片１６、１６を介して引裂き壁３７が外側に引張られて、弱化線３６、３６が破断する。次に引裂き壁３７を上方に引張ることにより、その下端の連結部３５を介して、スカート壁の内周壁部３２が下端から外側に引っ張られ、内周壁の弱化線３９が破断され内周壁部と容器口部との係合が緩み、そのまま引っ張ることによってヒンジキャップ１を容器口から外すことができる。従って、ヒンジキャップであっても、使用後の容器口からの分離が容易で、分別廃棄が促進され、資源の再利用が促進される。
【００１７】
また、本実施形態のヒンジキャップにおいては、上蓋３の頂壁１７の内週面に、前記注出筒の外側で且つヒンジ部側に位置して、円弧状の緩衝突起４１が形成されている。該緩衝突起４１は、キャップ組み立て時及び打栓時にインナーリング１１が裂取壁部を区画するスコア７の近傍に当って衝撃を与えスコアを破断させることを防ぐために設けたものであり、その内側に設けられているインナーリング１４より若干長く形成することによって、打栓時にインナーリングよりも先に天壁４面に当ることにより、打栓時に最も衝撃を与え易いヒンジ連結部側のインナーリングが直接スコアまたはその近傍に当るのを防ぐことができる。それにより、キャップ組み立て工程及び打栓工程でのスコア破断事故を防ぎ、歩留まりを高めている。
【００１８】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限るものでなく、その技術的思想の範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、前記実施形態では、キャップ本体の天壁にプルリングを有するヒンジキャップであったが、必ずしもプルリングを有するものでなく、予め注出口が形成されている形式のヒンジキャップにも適用できることはいうまでもない。また、ＴＥバンドのフラップとキャップ本体の係合部との係合手段は、必ずしも前記実施形態のように、係合部の側壁及びフラップの側縁を末広がり状に形成しなくても、例えば、キャップ本体のスカート壁下端から切り欠いて形成した係止部の上辺を図１及び図２に明示するように、内側に向かって上向き斜めに形成することによって、フラップが円弧状に形成されているため、フラップ２５を折り曲げて嵌合させるとき、フラップが変曲点を超えた状態で折り曲げられることになり、フラップに上側に折り曲がる偏向力が作用し、この状態からはフラップの先端を持ち上げて起こさない限り容易にフラップが起きあがって元に戻ることはない。したがって、側縁同士の係合がなくても、上蓋を開こうとして指掛け片を上側に持ち上げてＴＥバンドに張力を作用させても、容易にフラップが起きあがって元に戻ることがなく、ＴＥバンドの引き上げに対して強い抵抗を与え、ＴＥバンドを破断させ、ＴＥ性を得ることができる。また、フラップを切欠き部に折り曲げて、直接スカート壁に接着（接着手段としてはヒートシール又は接着材等）によって係止させてもよい。
【００１９】
【発明の効果】
以上のように本願の請求項１〜４記載の発明によれば、ヒンジ上蓋を有するキャップにおいて、ＴＥバンド下端に折り曲げ可能なフラップを設け、該フラップを折り曲げてスカート壁下端の前記切欠き部に係止させるという簡単な構造により、ＴＥバンドをキャップ本体に確実に係止させることができ、上蓋のいたずらによる開封を防止し、且つ上蓋が開封された否かが容易に判別できる未開封証明性を有し、また開封後、ＴＥバンドを容器本体から容易に除去することができ、上蓋のタンパーエビデント性に優れたヒンジキャップを得ることができる。また、請求項５記載の発明によれば、上蓋に設けたＴＥバンドをほぼ垂直に立てた状態で成形できるので、金型の平面積を増大させることがなく、上蓋の開閉にＴＥ性を有するヒンジキャップを金型コストを増大させることなく容易に成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係るヒンジキャップを示し、（ａ）は上蓋を閉じて未開封の状態を示す断面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図、（ｃ）は図１（ｂ）のＢ−Ｂ矢視図であり、また（ｄ）は他の実施形態の図１（ｂ）のＢ−Ｂ矢視図に相当する図である。
【図２】本発明の実施形態に係るヒンジキャップの成形直後の離型した状態での断面図である。
【図３】その平面図である。
【図４】本発明の実施形態に係るヒンジキャップの上蓋を閉じて状態での背面図である。
【図５】本発明の実施形態に係るヒンジキャップを容器に打栓した未開封の状態での断面図である。
【符号の説明】
１　ヒンジキャップ　　　　　　　　　　　２　キャップ本体
３　上蓋　　　　　　　　　　　　　　　　４　天壁
５　スカート壁　　　　　　　　　　　　　６　環状突起
７　スコア　　　　　　　　　　　　　　　８　裂取壁部
９　プルリング　　　　　　　　　　　　１０　注出筒
１５　中央ヒンジ　　　　　　　　　　　　１６　連結片
１７　頂壁　　　　　　　　　　　　　　　１８　上蓋のスカート壁
１９　注出筒嵌合内筒　　　　　　　　　　２０　指掛け片
２１　タンパーエビデント（ＴＥ）バンド　２２　弱化部
２３　フラップ　　　　　　　　　　　　　２４　側縁
３０　切欠き部　　　　　　　　　　　　　３１　側縁
３２　内周壁部　　　　　　　　　　　　　３３　外周壁部
３４　切り込み　　　　　　　　　　　　　３５　連結部
３６　弱化線　　　　　　　　　　　　　　３７　引き裂き壁
３８　切り込み　　　　　　　　　　　　　４０　係止突起[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a hinge cap having a tamper-evident property (hereinafter referred to as TE property) added to an upper lid.
[0002]
[Prior art]
In the case of a cap having a structure in which a cap body fitted and fitted to a container mouth by a stopper and an upper lid hinged to the cap body and a spout opening is cut open by a pull ring on a top wall of the cap body, Even if the top lid is opened due to mischief etc., the sealability is maintained as long as there is no spout opening due to score breakage, but if the top lid can be freely opened and closed during the distribution process, even if the spout is broken due to mischief Since the upper lid cannot be discriminated from the outside in the closed state, it is desirable that the upper lid also has TE property. As a means for providing such a TE property, the container opening including the upper lid is generally wrapped with a shrink film. In this case, in addition to the capping step, a shrink step is further performed in the container sealing step. Is required, and there is a problem that the number of processes increases.
[0003]
As a conventional technique for solving this problem, in a hinge cap, a sealing arm (a tamper) hanging from a lower edge of a hinge-connected upper lid is provided, although the cap body is not of a structure having a sealing property. Evidence band) is provided through a breakable portion that can be broken, and a hook having a rigid structure and an undercut at the tip is formed at the lower end of the sealing arm, and the hook is engaged with the lower end of the peripheral wall of the cap body. There has been proposed a device in which the upper lid cannot be opened unless the sealing arm is broken and removed so as to have a TE property (Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-1159).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the conventionally proposed hinge cap having the TE property, a hook portion bent at a right angle is formed at the tip of the sealing arm. As shown in the drawing, molding can be performed only in a state where the upper lid is opened horizontally and the sealing arm is tilted horizontally. This is because if the mold is formed with the sealing arm standing upright, the mold cannot be opened because the hooks engage with the mold when the mold is opened up and down after mold release. is there. Therefore, since the molding is performed in a state where the sealing arm is tilted horizontally, the area of the mold is increased, and the molding speed is not increased, which is disadvantageous in increasing the speed. Due to the undercut, there is a problem that it is disadvantageous for the die cutting after molding.
[0005]
The present invention is intended to solve the above-mentioned problems of the prior art, and in a cap having a hinged upper lid, an unopened certificate that prevents opening of the upper lid due to tampering and can easily determine whether or not the upper lid has been opened. To provide a hinge cap having a TE cap on a top lid and a method of manufacturing the same, which can form a hinge cap having a TE band having excellent property without lowering productivity and without increasing mold cost. And
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A hinge cap according to the present invention that solves the above-mentioned problems, in a cap comprising a cap body attached to a container mouth and an upper lid hinged to the cap body, a skirt wall is provided on a side opposite to the hinge connection portion of the upper lid. A plate-shaped tamper-evident band extending to the lower end is provided integrally with a weakened portion, a flap is provided inside a lower end of the tamper-evident band through a thin portion, and a hinge connection portion of the skirt wall is provided. A hinge cap having a tamper-evident property added to an upper lid, wherein a notch is formed at the lower end on the opposite side, and the flap is locked in the notch at the lower end of the skirt wall.
[0007]
The notch at the lower end of the skirt wall is formed of a fitting groove having a width with which the flap fits from the lower end of the skirt wall, and the fitting groove extends from the outer peripheral portion to the inner peripheral portion in the thickness direction of the skirt wall. It is formed in a divergent shape, and the flap is formed in a divergent shape toward the distal end so as to be able to be fitted in the fitting groove, and in a state in which the flap is fitted in the fitting groove, it is outward. By forming a structure in which both side edges are engaged with both side edges of the fitting groove when pulling out, the flap can be securely locked to the cap body with a simple structure, and a reliable TE property can be obtained. Can be. Further, the notch at the lower end of the skirt wall is formed of a fitting groove having a width to fit the flap from the lower end of the skirt wall, and the fitting groove is formed on both side edges of the flap fitted in the fitting groove. The flaps are inclined upward and flared upward, or locking projections are provided on both side edges so as to engage with the portion and prevent the flap from rotating downward. Is desirable. The locking of the flap to the locking portion may be performed by heat sealing or bonding with an adhesive.
[0008]
Further, a method of manufacturing a hinge cap having a tamper-evident property added to an upper lid of the present invention is a method of manufacturing a cap including a cap body attached to a container mouth and an upper lid hinged to the cap body, The upper lid has a plate-shaped TE band extending to a lower end of a skirt wall of the cap main body through a weakened portion perpendicularly to a lower surface of a finger hook formed on a side opposite to a hinge connection portion of the cap main body, and At the lower end of the evidence band, a flap that can be bent inward is provided, and at the time of molding, the tamper-evidence band is set up substantially perpendicularly to the lower surface of the finger-holding piece, and the flap is placed substantially at the TE band from the lower end of the TE band. In which the flap is raised so as to extend in the longitudinal direction.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the embodiments shown in FIGS.
The drawings show a hinge cap according to the present embodiment, FIG. 1A is a cross-sectional view showing a state in which an upper cover is closed and unopened, FIG. 1B is a sectional view taken along the line AA, and FIG. FIG. 1B is a view taken along a line BB in FIG. 1B, and FIG. 1D is an enlarged view of a portion corresponding to a view taken along a line BB in FIG. 1B of another embodiment. I have. FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state after molding (a state in which the upper lid is not closed). The hinge cap 1 of this embodiment comprises a cap body 2 and an upper lid 3 hingedly connected to the cap body and integrally formed, and the cap body 2 is attached to the container opening 45 (FIG. 5) by plugging. It has become. The cap body 2 has a skirt wall 5 hanging down from the top wall 4, and an annular projection 6 is formed on the inner peripheral surface of the skirt wall to engage with a jaw 46 formed on the outer periphery of the container opening. I have. Further, the top wall 4 has a tearing wall portion 8 surrounded by a score 7 that can be easily broken, and a pull ring 9 is formed on the upper surface of the tearing wall portion 8 so as to protrude therefrom. The part 8 can be torn open. A pouring cylinder 10 is formed on the upper surface of the top wall 4 so as to surround the tearing wall portion 8, and an inner ring 11 is formed on the lower surface to protrude and engage with the inner peripheral surface of the container opening. Further, near the outer peripheral edge of the top wall 4, there is formed an annular engaging projection 12 which engages with an annular engaging concave portion 14 (FIG. 2) formed on a lower inner peripheral edge of a skirt wall 18 of the upper lid 3, which will be described later. .
[0010]
On the other hand, the upper lid 3 is provided on the upper edge of the skirt wall of the cap body 2 through a central hinge piece 15 and a pair of connecting pieces 16 formed separately on both sides thereof, as shown in FIGS. It is hinged so that it can be opened and closed freely. The upper lid 3 has a top wall 17 and a skirt 18. From the inner surface of the top wall, the upper lid 3 is fitted to the inner peripheral surface of a pouring cylinder 10 formed on the top wall 4 of the cap body 2, and a spout is formed. A spouting tube fitting inner tube 19 that plays a role of sealing is formed to protrude, and a finger hanging piece 20 is formed to protrude at an edge opposite to the hinge portion.
[0011]
The above configuration is the same as that of the conventional hinge cap. However, the hinge cap 1 of the present embodiment is different from the hinge cap of the above configuration in that the upper lid 3 is provided with “prevention of mischief opening” and “certification of unopening the upper lid”. A TE band 21 having the function of (1) is provided. The TE band 21 has a plate shape curved in the width direction so as to be along the outer peripheral surface of the skirt wall of the cap body, and the base end thereof is provided on the lower surface of the finger hook 20 of the upper lid 3 via the breakable weakening portion 22. The projection is formed. At the lower end of the TE band, a thin flap 23 that can be bent inward is provided, and the flap 23 is engaged with a notch 30 provided at the lower end of the skirt wall 5 of the cap body as shown in FIG. It is made to stop.
[0012]
At the time of forming the cap, as shown in FIG. 2, the TE band 21 stands upright on the lower surface of the finger hanging piece 20 almost vertically and the flap 23 extends from the lower end of the TE band 21 substantially in the longitudinal direction of the TE band. In the state in which the upper cover is closed and fitted to the cap body, the flap 23 is bent in the direction of arrow 25 and locked in the notch 30 in the skirt wall as shown in FIG. Let it. By molding in such a manner, the mold can have a conventional TE band with a flat area, but the mold can be made more compact, and the manufacturing cost can be reduced. The formation of the flap 23 is not limited to the above-described embodiment, and for example, may be formed so as to extend upward and inward on the lower surface of the finger hanging piece 20. Therefore, the term "molding with the flap raised so as to extend in the longitudinal direction of the TE band" defined in claim 4 includes molding in such a state.
[0013]
As shown in FIG. 1 (b), the flap 23 is formed so as to expand inward from the lower end of the TE band, and is inclined so that both side edges 24, 24 are obliquely spread from each other. . On the other hand, the notch portion 30 of the skirt wall to which the flap 23 is locked is formed by cutting out from the lower end of the skirt wall in accordance with the shape of the flap 23 so that the flap 23 is fitted and locked, and the upper side thereof is inward. The flaps 31 are formed so as to be inclined upward toward the inside, and both side edges 31, 31 are inclined inwardly and divergently at substantially the same inclination angle as the side edges 24, 24 of the flap. Further, as shown in FIG. 1 (c), both side edges 31, 31 are formed such that the lower end is slightly narrower than the width of the flap and is divergently upwardly divergent. Therefore, when assembling the cap, the upper lid 3 is closed and the flap 23 is pushed in the direction of arrow 25 shown in FIG. 1A, whereby the flap 23 is elastically deformed and passes through the narrow portion at the entrance of the notch 30. Fit.
[0014]
Therefore, in this state, even if the flap 23 is going to be raised in the direction opposite to the arrow 25, the side edges 24, 24 of the flap engage with the both side edges 31, 31 which are inclined upward in the notch 30. It cannot be easily woken up. Further, the flap side edges 24, 24 and the side edges 31, 31 of the engaging portion 30 cannot be pulled out in a wedge-like manner in the pull-out in the direction of the arrow 26 in FIG. Therefore, when the upper lid 3 is opened by putting a finger on the finger hook 20 of the upper lid 3 in this state, tension is applied to the TE band 21, but the flap 23 at the lower end of the TE band engages with the engaging portion of the skirt wall. As a result, a tension higher than the breaking load acts on the weakened portion 22, and the upper lid 3 cannot be opened unless the broken portion is broken. Therefore, the hinge cap of the present embodiment has the TE property with respect to the opening of the hinged upper lid. And in this embodiment, since it provided in the notch part of the skirt wall lower end, and locked the flap in this notch part, there was no protrusion from the skirt wall lower end part despite the provision of the TE band, Handling until the cap is plugged into the container and supply by the chute can be facilitated. In the above embodiment, the flap is cut by forming the side edges 31, 31 of the notch of the cap body so that the lower end is slightly narrower than the width of the flap and is inclined upward and divergently upward. Although it is prevented from rising from the notch, instead of inclining the side edges 31, 31 of the notch of the cap body upward and divergently, as shown in FIG. Both side edges may be formed in parallel, and locking projections 40 may be provided to lock the flap fitted in the notch.
[0015]
In addition, the hinge cap of the present embodiment has the following easily separable and discarded structure so that the stopper cap can be easily separated from the container after use and separated and discarded after use.
That is, as shown in FIG. 3, the skirt wall 5 of the container main body 2 covers a part (about half a circumference in the illustrated embodiment) of the side to which the upper lid 3 is hinged, and has an outer peripheral wall 33 at the bottom. An arc-shaped notch 34 is formed from the top surface of the top wall so as to leave the connecting portion 35 so that the inner peripheral wall portion 32 is connected, and the inner peripheral wall portion 32 and the outer peripheral wall portion 33 are doubled in the thickness direction of the skirt wall. It is divided into two walls. As shown in FIG. 4, the outer peripheral wall portion 33 is provided with breakable weakening lines 36 located on both sides of the hinge connecting pieces 16, from the upper edge of the skirt wall to the position where the connecting portion 35 is reached. A weakening line 39 extends from the lower end of the inner peripheral wall portion 32 to a position beyond the annular projection 6 at a position corresponding to the weakening line 36, and the outer peripheral wall portion following the hinge portion serves as a tear wall 37.
[0016]
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, a vertical cut 38 is made from the inside into the inner circumferential wall 32 and the outer circumferential wall 33 so as to straddle the circumferential cut 34 formed in the skirt wall. The wall is thinned to form a weakened line 36, but the inner peripheral wall is formed by making a vertical notch from the lower inside to a position beyond the annular projection 6 in addition to the vertical notch 38. From the lower end to the position beyond the annular protrusion 6 is thinned to form the weakened line 39. Therefore, when the content liquid is completely poured out of the container and the container is discarded, the upper lid 3 is opened and the upper lid 3 is pulled outward. When the upper lid 3 is pulled outward, the tear wall 37 is opened via the center hinge 15 and the hinge connecting pieces 16 on both sides. Is pulled outward, and the weakening lines 36, 36 are broken. Next, by pulling the tear wall 37 upward, the inner peripheral wall portion 32 of the skirt wall is pulled outward from the lower end via the connecting portion 35 at the lower end thereof, and the weakened line 39 of the inner peripheral wall is broken to break the inner peripheral wall portion. The engagement with the container opening is loosened, and the hinge cap 1 can be removed from the container opening by pulling as it is. Therefore, even if the hinge cap is used, it can be easily separated from the container port after use, separation and disposal are promoted, and resource reuse is promoted.
[0017]
Further, in the hinge cap of the present embodiment, an arc-shaped buffer projection 41 is formed on the inner surface of the top wall 17 of the upper lid 3 outside the pouring cylinder and on the hinge side. . The buffer protrusion 41 is provided to prevent the inner ring 11 from hitting the vicinity of the score 7 defining the tearing wall portion and causing an impact to break the score when assembling and plugging the cap. By forming the inner ring 14 to be slightly longer than the inner ring 14 provided, the inner ring on the hinge connecting portion side which is most likely to give an impact at the time of plugging is directly contacted with the top wall 4 surface before the inner ring at the time of plugging. It is possible to prevent hitting the score or its vicinity. This prevents a score breakage accident in the cap assembling step and the plugging step, thereby increasing the yield.
[0018]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above embodiment, and various design changes can be made within the scope of the technical idea. For example, in the above-described embodiment, the hinge cap has the pull ring on the top wall of the cap body. However, the hinge cap does not necessarily have the pull ring, and it is needless to say that the present invention can be applied to a hinge cap in which a spout is formed in advance. Nor. Further, the engaging means between the flap of the TE band and the engaging portion of the cap main body does not necessarily have to form the side wall of the engaging portion and the side edge of the flap in a flared shape as in the above-described embodiment. The flap is formed in an arc shape by forming the upper side of the locking portion formed by cutting out from the lower end of the skirt wall of the cap body upward and obliquely toward the inside as clearly shown in FIGS. 1 and 2. Therefore, when the flap 25 is bent and fitted, the flap is bent in a state exceeding the inflection point, and a deflecting force is applied to the flap to bend upward. From this state, the tip of the flap is lifted up. Unless raised, the flap will not easily come back up. Therefore, even if there is no engagement between the side edges, even if the finger cover is lifted upward to open the top lid and tension is applied to the TE band, the flap does not easily come up and return to the original position. Strong resistance to the pulling of the TE band, break the TE band, and obtain the TE property. Alternatively, the flap may be bent into the notch portion and directly locked to the skirt wall by bonding (for example, heat sealing or an adhesive).
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention as set forth in claims 1 to 4 of the present application, in the cap having the hinge upper lid, a bendable flap is provided at the lower end of the TE band, and the flap is bent to form the cutout at the lower end of the skirt wall. The simple structure of locking allows the TE band to be securely locked to the cap body, prevents unintentional opening of the top cover, and allows easy identification of whether or not the top cover has been opened. In addition, after opening, the TE band can be easily removed from the container body, and a hinge cap with excellent tamper-evident property of the upper lid can be obtained. According to the fifth aspect of the present invention, since the TE band provided on the upper lid can be formed in a state of being substantially vertically erected, the open / close of the upper lid has TE property without increasing the plane area of the mold. The hinge cap can be easily formed without increasing the mold cost.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a hinge cap according to an embodiment of the present invention, wherein FIG. 1A is a cross-sectional view showing an unopened state with an upper lid closed, FIG. 1B is a sectional view taken along the line AA, and FIG. FIG. 1B is a view taken along the arrow BB in FIG. 1B, and FIG. 1D is a view corresponding to the view taken along the arrow BB in FIG. 1B of another embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the hinge cap according to the embodiment of the present invention immediately after molding and in a released state.
FIG. 3 is a plan view thereof.
FIG. 4 is a rear view of the hinge cap according to the embodiment of the present invention with the upper lid closed.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing an unopened state in which the hinge cap according to the embodiment of the present invention is plugged in a container.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Hinge cap 2 Cap main body 3 Top lid 4 Top wall 5 Skirt wall 6 Annular protrusion 7 Score 8 Tearing wall part 9 Pull ring 10 Discharge cylinder 15 Center hinge 16 Connecting piece 17 Top wall 18 Top lid skirt wall 19 Discharge cylinder fitting Tube 20 finger-hanging piece 21 tamper-evident (TE) band 22 weakened portion 23 flap 24 side edge 30 cutout portion 31 side edge 32 inner peripheral wall portion 33 outer peripheral wall portion 34 cut 35 connecting portion 36 weakened line 37 tear wall 38 cut 40 engagement Stop projection

Claims

容器口に装着されるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ連結された上蓋とからなるキャップにおいて、前記上蓋のヒンジ連結部と反対側に、スカート壁下端まで延びる板状のタンパーエビデントバンドを弱化部を介して一体成形して設け、該タンパーエビデントバンドの下端の内側に薄肉部を介してフラップを設け、且つ前記スカート壁のヒンジ連結部と反対側下端に切欠き部を形成してなり、前記フラップをスカート壁下端の前記切欠き部内に係止させたことを特徴とする上蓋にタンパーエビデント性を付加したヒンジキャップ。In a cap comprising a cap body attached to a container mouth and an upper lid hinged to the cap body, a plate-like tamper-evident band extending to a lower end of a skirt wall is provided on a side opposite to a hinge connection part of the upper lid, and a weakening part is provided. And a flap is provided through a thin portion inside the lower end of the tamper-evidence band, and a cutout is formed at the lower end of the skirt wall opposite to the hinge connection portion, A hinge cap having a tamper-evident property added to an upper lid, wherein the flap is locked in the notch at the lower end of the skirt wall.

前記スカート壁下端の切欠き部は、スカート壁下端から前記フラップが嵌合する幅を有する嵌合溝からなり、該嵌合溝はスカート壁の肉厚方向に外周部から内周部に向けて末広がり状に形成され、且つ前記フラップは、前記嵌合溝と嵌合可能に先端方向に向けて末広がり状に形成されてなり、該フラップが前記嵌合溝に嵌合した状態で、外側方向への引き抜きに際してその両側縁が前記嵌合溝の両側縁と係合することを特徴とする請求項１に記載のヒンジキャップ。The notch at the lower end of the skirt wall is formed of a fitting groove having a width with which the flap fits from the lower end of the skirt wall, and the fitting groove extends from the outer peripheral portion to the inner peripheral portion in the thickness direction of the skirt wall. It is formed in a divergent shape, and the flap is formed in a divergent shape toward the distal end so as to be able to be fitted in the fitting groove, and in a state in which the flap is fitted in the fitting groove, it is outward. 2. The hinge cap according to claim 1, wherein both side edges of the hinge cap engage with both side edges of the fitting groove at the time of pulling out.

前記スカート壁下端の切欠き部は、スカート壁下端から前記フラップが嵌合する幅を有する嵌合溝からなり、該嵌合溝は、該嵌合溝に嵌合した前記フラップの両側縁部に係合して該フラップの下方への回動を阻止するように、その両側縁が上方に向かって末広がり状に傾斜しているか、又はその両側縁に係止突起が設けられていることを特徴とする請求項１又は２に記載のヒンジキャップ。The notch at the lower end of the skirt wall is formed of a fitting groove having a width to fit the flap from the lower end of the skirt wall, and the fitting groove is formed at both side edges of the flap fitted in the fitting groove. The flaps are characterized in that both side edges are inclined upward and divergent so as to prevent the flap from rotating downward, or locking projections are provided on both side edges thereof. The hinge cap according to claim 1 or 2, wherein

前記フラップの前記切欠き部への係止は接着によることを特徴とする請求項１に記載のヒンジキャップ。The hinge cap according to claim 1, wherein the locking of the flap to the notch is by adhesion.

容器口に装着されるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ連結された上蓋とからなるキャップの製造方法であって、前記上蓋は、キャップ本体のヒンジ連結部と反対側に形成された指掛け片の下面に垂直に弱化部を介して、キャップ本体のスカート壁下端まで延びる板状のタンパーエビデントバンドを有し、且つ該タンパーエビデントバンドの下端に内側に折り曲げ可能なフラップを有してなり、成形時には前記タンパーエビデントバンドを前記指掛け片の下面にほぼ垂直に立て、且つ前記フラップを前記タンパーエビデントバンドの下端からほぼ該タンパーエバデントバンドの長手方向に延びるように該フラップを起こした状態で成形することを特徴とする上蓋にタンパーエビデント性を付加したヒンジキャップの製造方法。A method for manufacturing a cap comprising a cap body attached to a container opening and an upper lid hinged to the cap body, wherein the upper lid has a lower surface of a finger hook formed on a side opposite to a hinge connection portion of the cap body. Having a plate-shaped tamper-evidence band extending vertically to the lower end of the skirt wall of the cap body via a weakened portion, and having a flap that can be bent inward at the lower end of the tamper-evidence band, and formed. Sometimes the tamper-evident band stands upright on the lower surface of the finger rest, and the flap is raised so that the flap extends from the lower end of the tamper-evident band substantially in the longitudinal direction of the tamper-evident band. A method of manufacturing a hinge cap having a tamper-evident property added to an upper lid, which is formed by molding.