JP2004082765A - 車輌用フロントガラス等の解氷装置 - Google Patents

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JP2004082765A JP2002242783A JP2002242783A JP2004082765A JP 2004082765 A JP2004082765 A JP 2004082765A JP 2002242783 A JP2002242783 A JP 2002242783A JP 2002242783 A JP2002242783 A JP 2002242783A JP 2004082765 A JP2004082765 A JP 2004082765A
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Fujio Miyagawa
宮川 不二夫
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Abstract

【課題】従来、フロントガラス外側面等に着床した氷や雪を、車外での人為的作業や、エンジンの暖気運転での熱交換を利用した時間のかかる解氷作業をしていたのに対して、本発明は、短時間で解氷できる装置の提供を目的とする。
【解決手段】熱発生装置とエアーコンプレッサーとを連動させ、短時間に圧縮暖気の供給を可能とし、フロントガラス外側面等に高圧噴射し、速やかに解氷飛散させることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
フロントガラス外側面等に着床した氷や雪を、速やかに解氷飛散させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開2000−301928のエンジンの暖まりや空調器の熱上昇を利用した熱交換での解氷装置はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
フロントガラス外側面等に、氷や雪が着床した場合、道具での削落や、温水を掛けたり薬剤等を使って取り除く面倒な人為的作業や、エンジンの暖気運転での空調機のエアーを車内からフロントガラス等に向けて噴きつける解氷方法となると、フロントガラス外側面までに熱が伝わり解氷可能な温度に到達するまでに、時間もかかるし、燃料の浪費、環境汚染、地球温暖化にも影響を及ぼしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、熱発生装置内にて暖めた外気を、エアーコンプレッサーにて圧縮し、フロントガラス外側面等に圧縮暖空気を高圧噴射し、着床した氷や雪を、速やかに解氷飛散させるものである。請求項1記載の発明は、車輌に配置されたバッテリーに充電、又は、放電される電流を利用する熱発生装置、及び、エアーコンプレッサーを有し、この熱発生装置に内蔵の線状ヒーター等にて暖めた外気をコンプレッサーへの暖気供給管よりエアーコンプレッサーに取り入れ、圧縮暖空気を作り車輌のフロントガラス外側面、サイドガラス、リアガラス、サイドミラー、ヘッドライト等の近傍に配置した噴射口から、この圧縮暖空気を噴射できるようにした。ここでバッテリーに充電、又は、放電される電流を用いたのは、エンジンの回転により出力される電流を用いることができることを意味する。熱発生装置にて暖められた暖空気は、コンプレッサーで圧縮することでさらに暖たたまり、この圧縮暖空気を車輌の外側から直接的にフロントガラス等に吹き付けられるようにしたことにより、非常に速く氷や雪を解かすことができる。請求項2記載の発明は、エアーコンプレッサーで圧縮された暖空気を、分岐器具を用いて噴射口を移動可能にしたもので、これにより手でハンドリングして自由に使用できることになる。
【0005】
【発明の実施の形態】
従来、フロントガラス外側面等に氷や雪が着床した場合、道具での削落や、温水を掛けたり、薬剤等を使って取り除く面倒な作業や、車内からフロントガラス等に向けて空調機のエアーを噴きつけるエンジンの暖気運転等での解決方法であった。それに対してこの発明は、車外での事前諸準備や暖気運転等を必要とせず、エンジン始動と同時に熱発生装置とエアーコンプレッサーとの組み合わせで圧縮暖空気を作り、氷や雪を速やかに解氷飛散させることができるものである。
この発明にて、熱発生装置内蔵の線状ヒーター等とは例えば、コイル状ニクロム線、シーズヒーター、カートリッジヒーター、面状発熱体、セラミックヒーター、赤外線加熱等を云う。また、エアーコンプレッサーとは例えば、回転式、往復式を云い、圧縮暖空気供給管に配した分岐器具とは例えば、二股式か三叉式を云う。
【0006】
【実施例】
図1を参照しながら使用例を順次説明する。車輌にエンジン駆動にて充電又は、放電されるバッテリー電流を利用の、線状ヒーター2等を内蔵した熱発生装置3、及び、エアーコンプレッサー5を配置し、
【0007】
熱発生装置に、コンプレッサーへの暖気供給管4を配し、外気取り入れ口1より取り入れた外気を暖める。
【0008】
暖められた外気は、コンプレッサーへの暖気供給管よりエアーコンプレッサーに取り入れ、圧縮暖空気を作る。熱発生装置内で暖められた外気は、エアーコンプレッサーにて圧縮されることで、更に加熱された圧縮暖空気となる。
【0009】
エアーコンプレッサーに配した圧縮暖気供給管6には、供給管分岐器具8にて、フロントガラス外側面、サイドガラス、リアガラス、サイドミラー、ヘッドライト等の近傍の固定噴射口7へと配する供給管と、自在に行動可能な携帯噴射口9を要するエアーホース10へと分配される。
【0010】
フロントガラス噴射口等の固定噴射口は、それぞれの圧縮暖気の適用範囲に応じ、一箇所から数箇所設け、携帯噴射口には解氷飛散の補助や、清掃、タイヤの充填等、用途に応じ器具の使い分けのできるジョイント器具等を備える。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のフロントガラス解氷装置は、線状ヒーター内蔵の熱発生装置と、エアーコンプレッサーとの連動にて、エンジン始動と同時に圧縮暖空気の供給が可能となり、車外での事前諸準備や暖気運転を必要とせず、フロントガラス外側面等の解氷飛散作業を車内操作で速やかに実行可能となる。それに、時として圧縮空気の必要な場合があるもので、自在に行動可能な携帯噴射口を備えることで、清掃時の補佐や、タイヤの充填等にも応用できる。又、熱発生装置にコンプレッサー暖気供給管とは別の供給管、車内暖気供給管11を配することで、車内設置の送風機12に暖気を取り入れ、排風口13より送風することで瞬時に車内暖房が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】解氷装置の実施方法を示した説明図である。
【図2】解氷装置の実施例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1  外気取り入れ口
2  線状ヒーター
3  熱発生装置
4  コンプレッサーへの暖気供給管
5  エアーコンプレッサー
6  圧縮暖気供給管
7  固定噴射口
8  供給管分岐器具
9  携帯噴射口
10 エアーホース
11 車内暖気供給管
12 送風機
13 排風口

Claims (2)

  1. 車輌に配置されたバッテリーに充電、又は、放電される電流を利用する熱発生装置、及び、エアーコンプレッサーを有し、この熱発生装置に内蔵の線状ヒーター等にて暖めた外気を、コンプレッサーへの暖気供給管よりエアーコンプレッサーに取り入れ、圧縮暖空気を作り車輌のフロントガラス外側面、サイドガラス、リアガラス、サイドミラー、ヘッドライト等の近傍に配置した噴射口から、この圧縮暖空気を噴射できるようにしたことを特徴とするフロントガラス等の解氷装置。
  2. 請求項1記載のエアーコンプレッサーに設けた圧縮暖空気供給管に、分岐器具を取り付け、この圧縮暖空気をフロントガラス外側面等への固定された噴射口と、移動可能な噴射口とに分配することを特徴とする請求項1記載のフロントガラス等の解氷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108263341A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 郑州宇通客车股份有限公司 一种电动车及其除霜***

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