JP2004080145A - 映像サーバシステム及びその映像再生方法 - Google Patents

映像サーバシステム及びその映像再生方法 Download PDF

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椿原 一志
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Abstract

【課題】上位サーバへの負荷を軽減させると共に、システムの拡張性に優れた映像データシステムを提供する。
【解決手段】ユーザ端末105からの映像コンテンツに対する再生要求に応じて上位サーバ101がその映像コンテンツの記録情報をユーザ端末105へ送信し、その映像コンテンツの記録情報に基づき、ユーザ端末105が、映像コンテンツを複数の映像ストリームデータに分割して記録する複数の分散記録サーバ102〜104に対して各映像ストリームデータの転送要求を行ない、各分散記録サーバ102〜104が通信手段により同期して映像ストリームデータをユーザ端末105へ転送し、ユーザ端末105が各分散記録サーバ102〜104から転送された各映像ストリームデータを一本の映像ストリームデータに再構築し、映像コンテンツとして再生する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のユーザ端末に対して連続的に映像コンテンツを供給する映像サーバシステムに関し、特に1本の映像ストリームデータを複数のデータ記憶装置に分散して記録し、ユーザ端末からのデータ要求時には複数のデータ記憶装置が同期して動作し、1本の映像ストリームデータを供給する映像サーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、従来の映像サーバの構成及び動作について説明する。図10は、従来の映像サーバの構成を示す図である。図10において、1001はユーザ端末管理部であり、ユーザ端末からの映像ストリームの再生や停止、或いは特殊再生要求等を受け付け、その情報を後述するユーザ端末管理テーブルに設定し、後述するスケジューラに対して動作指示等を与える機能を有する。1002はユーザ端末管理テーブルであり、どのユーザ端末がどの映像コンテンツに対し、どのような操作を要求中であるかを保持する。1003はスケジューラであり、ユーザ端末管理部1001の指示に従い、どのようなタイミングで映像データを読み出し、ユーザ端末へと送信するかを決定し、後述する磁気ディスク記憶装置や送信バッファに指示を出す機能を有する。
【0003】
1004は磁気ディスク記憶装置であり、どの映像コンテンツのストリームデータが磁気ディスク記憶装置群のどのアドレスに記録されているかの参照情報を保持しており、上述のスケジューラ1003により参照される。1005は磁気ディスク記憶装置群であり、多数の映像ストリームデータが保持されている。尚、複数の磁気ディスク記憶装置で構成することにより、より多くのユーザ端末への同時配信を実現している。1006は送信バッファであり、スケジューラ1003の指示により読み出された映像ストリームデータを一時的に保持する機能を有する。また、保持された映像ストリームデータはスケジューラ1003の指示によりユーザ端末へと送出される。1007は通信I/F部であり、ユーザ端末との制御データの送受信及びユーザ端末への映像ストリームデータの送信に使用される。
【0004】
上述したような映像サーバでは、ユーザ端末から指定された映像コンテンツのストリームデータを、ユーザが指定した操作に従って、スケジューラがデータの送出を行ない、ユーザ端末は受信したストリームデータの再生を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の映像サーバで構成される映像サーバシステムでは、以下のような問題がある。
【0006】
まず、ユーザ端末数が増えるにつれて映像サーバにかかる負荷も上昇し、安定した映像配信を行なえない可能性がある。特にスケジューラ1003への負荷が大きな問題となる。また、このような負荷の増大は、ユーザ端末からの特殊再生要求、例えば早送り再生等の要求があった場合に、映像ストリームデータをどのようなタイミングで送出するか等の計算が複雑になることによっても生じる可能性がある。
【0007】
また、従来の映像サーバの構成では、磁気ディスク記憶装置群の磁気ディスク記憶装置数や通信I/F部のインターフェース数を増やすことにより、より多くのユーザ端末に対しての同時配信を実現することができるが、その増設の数には限界がある。従って、更に多数のユーザ端末に対しての同時配信を実現するためには、映像サーバ自体を複数設置する必要がある。この場合、全てのユーザ端末が同じコンテンツを要求してきた場合もサービスの提供を可能とするためには、全映像サーバに同一の映像コンテンツをコピーしておく必要があり、映像サーバの数を増やしているにも関わらず、映像コンテンツの数を増やすことはできないという問題がある。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、上位サーバへの負荷を軽減させると共に、システムの拡張性に優れた映像サーバシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、映像コンテンツの記録情報を管理する上位サーバと、前記映像コンテンツを複数の映像ストリームデータに分割して記録する複数の分散記録サーバと、前記映像コンテンツを再生するユーザ端末とがネットワークを介して接続された映像サーバシステムであって、ユーザ端末からの映像コンテンツに対する再生要求に応じて前記上位サーバが当該映像コンテンツの記録情報を前記ユーザ端末へ送信する送信手段と、前記映像コンテンツの記録情報に基づき、前記ユーザ端末が各分散記録サーバに対して映像ストリームデータの転送要求を行なう転送要求手段と、各分散記録サーバが通信手段により同期して前記ユーザ端末へ映像ストリームデータを転送する転送手段と、前記ユーザ端末が各分散記録サーバから転送された各映像ストリームデータに基づいて映像コンテンツを再生する再生手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、映像コンテンツの記録情報を管理する上位サーバと、前記映像コンテンツを複数の映像ストリームデータに分割して記録する複数の分散記録サーバと、前記映像コンテンツを再生するユーザ端末とがネットワークを介して接続された映像サーバシステムの映像再生方法であって、ユーザ端末からの映像コンテンツに対する再生要求に応じて前記上位サーバが当該映像コンテンツの記録情報を前記ユーザ端末へ送信し、前記映像コンテンツの記録情報に基づき、前記ユーザ端末が各分散記録サーバに対して映像ストリームデータの転送要求を行ない、各分散記録サーバが通信手段により同期して前記ユーザ端末へ映像ストリームデータを転送し、前記ユーザ端末が各分散記録サーバから転送された各映像ストリームデータに基づいて映像コンテンツを再生することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1は、本実施形態における映像サーバシステムの構成を示す図である。図1に示す101は上位サーバであり、本映像サーバシステム全体を管理する機能を有し、映像コンテンツの記録情報の管理や、ユーザ端末の管理、分散記録サーバの同期制御等を行なう。尚、上位サーバ101は1つの映像サーバシステム上に1つだけ存在するものとする。
【0013】
102〜104は分散記録サーバであり、多数の映像コンテンツの分割された映像ストリームデータを保持し、後述するユーザ端末の要求に応じて、その映像ストリームデータを所定のタイミングで送信する機能を有する。尚、図1に示す例では、分散記録サーバ数は3であるが、これに限定するものではない。一般に、分散記録サーバ数が多いシステムになる程、同時に映像配信できるユーザ端末数を増やすことができる。
【0014】
105〜108はユーザ端末であり、上位サーバ101に保持されている映像コンテンツの記録情報から分散記録サーバ102〜104に保持されている映像コンテンツを選択し、再生等の操作を行ない映像を閲覧する機能を有する。尚、図1に示す例では、ユーザ端末数が4であるが、これに限定するものではない。
【0015】
109は上述した上位サーバ101、分散記録サーバ102〜104、ユーザ端末105〜108を接続するネットワークであり、本実施形態では、Ethernet(登録商標)を利用するものとする。
【0016】
ここで、図1に示した上位サーバ101の構成及びその概略機能について説明する。
【0017】
図2は、本実施形態における上位サーバ101の構成を示す図である。図2において、201は分散記録サーバ管理部であり、本システム上の全分散記録サーバの状態を管理し、また詳細は後述する通信を行なう機能を有する。202はユーザ端末管理部であり、本システム上の全ユーザ端末の状態を管理し、また詳細は後述する通信を行なう機能を有する。203はチャネル管理部であり、ユーザ端末管理部202からの新たなチャネルの割り当てや解放を行ない、後述するチャネル割り当てテーブルを管理する機能を有する。
【0018】
ここで言うところのチャネルとは、本映像サーバシステム上において、複数のユーザ端末に対し、それぞれが選択した映像ストリームを配信する際のそれぞれの映像ストリームに対する概念であり、40チャネル対応の映像サーバシステムと言った場合には、同時に40までの映像ストリームを異なるユーザ端末に配信する能力を有することを意味する。本実施形態である図1に示す映像サーバシステムは、12チャネル対応として以降説明する。
【0019】
204はチャネル割り当てテーブルであり、チャネルの使用/空き、割り当てられたコンテンツ、ユーザ端末などの情報を保持する。205は映像ストリーム記録情報管理部であり、ユーザ端末管理部202からユーザが指定した閲覧コンテンツに対応する映像ストリーム記録情報の転送を要求された場合、後述する映像ストリーム記録情報管理テーブルを参照し、該当する記録情報を提供する機能を有する。更に、映像ストリームが新たに登録された場合、その映像ストリームデータの記録情報を作成し、後述する磁気ディスク記憶装置に保存し、映像ストリームデータと記録情報の対応を映像ストリーム記録情報管理テーブルに設定する機能を有する。この映像ストリーム記録情報については更に後述する。
【0020】
206は映像ストリーム記録情報管理テーブルであり、映像コンテンツと映像ストリーム記録情報との対応を保持している。207は磁気ディスク記憶装置であり、いわゆるハードディスクドライブ(HDD)である。尚、本実施形態では、映像ストリーム記録情報を保持するため等に利用される。
【0021】
208は映像ストリーム記録情報であり、記録情報と対応する映像ストリームデータが、どの分散記録サーバのどの磁気記憶装置のどのブロックに分割されて保持されているかを映像ストリームの先頭から最後まで順序に従い記録したものである。尚、本実施形態では、映像ストリームデータは500msに相当するデータ単位で分割されているものとする。
【0022】
209は同期パケット送信部であり、各分散記録サーバが同期を取って動作できるように一定周期で同期パケットを全分散記録サーバへ一度にマルチキャスト送信する機能を有する。尚、本実施形態では、映像ストリームデータの分割単位に相当する500ms毎に同期パケットが送信されるものとする。
【0023】
210はタイマカウンタであり、同期パケット送信部209が同期パケットを送信する周期を得るために使用され、本実施形態では500ms毎にタイマ割り込みを発生する機能を有する。211はネットワークプロトコルであり、本実施形態では標準的なTCP/IP及びEthernet(登録商標)を使用している。また、分散記録サーバやユーザ端末との制御データの授受には通信の信頼性が確保されるTCPが利用され、同期パケットのマルチキャスト送信にはUDPが上位プロトコルとして利用される。更に、同期パケットはIPマルチキャスト送信を利用する。
【0024】
次に、図1に示した分散記録サーバ102〜104の各構成及びその概略機能について説明する。
【0025】
図3は、本実施形態における分散記録サーバの構成を示す図である。図3において、301はチャネル制御部であり、後述する読み出しスケジューラ及び映像ストリーム送信部で構成され、ユーザ端末からの映像ストリームデータ送信要求に従い、該当する映像ストリームデータを送出する機能を有する。302は読み出しスケジューラであり、ユーザ端末に送出すべき映像ストリームデータを後述する磁気ディスク記憶装置から読み出すタイミングや順序等を管理する機能を有する。303は映像ストリーム送信部であり、ユーザ端末に送出すべき映像ストリームデータをユーザ端末に割り当てられたチャネルタイミングに合わせ、更に映像ストリームデータの転送速度で制御しながら送出する機能を有する。
【0026】
304はチャネル割り当てテーブルであり、上位サーバ101で作成・管理されるチャネル割り当てテーブル204と同じものである。305は磁気ディスク記憶装置であり、いわゆるハードディスクドライブである。また、磁気ディスク記憶装置305は1つではなく複数存在しても良い。そして、磁気ディスク記憶装置305には、複数のブロックに分割された映像ストリームデータが多数記憶されている。306は送信バッファであり、ユーザ端末に送出すべき映像ストリームデータを一時的に保持する機能を有する。この送信バッファ306は、使用中のチャネル数に応じて動的に確保/解放される。
【0027】
307は上位サーバ通信部であり、上位サーバ101との通信機能を有し、特に上位サーバ101で作成されたチャネル割り当てテーブルの取得や設定機能を有する。308はユーザ端末通信部であり、ユーザ端末との通信機能を有する。特に、ユーザ端末からの映像ストリームデータの通信要求等、制御データの授受を担う。309は同期パケット受信部であり、上位サーバから送られてくる同期パケットに従って、後述するタイマカウンタを設定する機能を有する。310はタイマカウンタであり、同期パケット受信部309から設定された周期でタイマ割り込みを生成する機能有する。このタイマ割り込みは、チャネル制御部301による映像ストリーム送信のタイミング同期等に利用される。
【0028】
311はネットワークプロトコルであり、上述した上位サーバ101と同等のものである。上位サーバやユーザ端末との制御データの授受には通信の信頼性が確保されるTCPを利用し、映像ストリームデータの送信にはUDPを上位プロトコルとして利用する。
【0029】
続いて、図1に示したユーザ端末105〜108の各構成及びその概略機能について説明する。
【0030】
図4は、本実施形態におけるユーザ端末の構成を示す図である。図4において、401は映像ストリーム再生部であり、主に再生映像コンテンツ及び再生方法の指定、受信した映像ストリームデータの再生機能を有する。特に、上位サーバ101から取得した映像ストリーム記録情報を参照し、転送要求スケジューラに指示を出すことで様々な再生(頭出し、早送り再生等)を行なうことができる。402は上位サーバ通信部であり、上位サーバ101との通信を担い、特に映像コンテンツを指定し、映像ストリーム記録情報を取得する機能を有する。403は映像ストリーム記録情報であり、上述した上位サーバ101の磁気ディスク記憶装置207で管理されている208のうちの1つと同じものである。
【0031】
404は転送要求スケジューラ及びシーケンシャル番号管理部であり、上述の映像ストリーム再生部からの指示に従い、各分散記録サーバに対して映像ストリームデータの転送要求指示を行なう機能を有する。その際には、各分散記録サーバから転送される映像ストリームデータを再構成し、一本の映像ストリームデータを作成するために、シーケンシャル番号の付与を行ない、各分散記録サーバに転送要求を行なう。また、その転送要求の送出タイミングの管理を行なう機能を有する。405は分散記録サーバ通信部であり、各分散記録サーバとの通信を担い、特に上述した転送要求スケジューラからの転送要求通信機能を有する。
【0032】
406は受信バッファであり、各分散記録サーバから転送されてくる映像ストリームデータを一時的に保持する機能を有する。この受信バッファは、システム上の分散記録サーバ数に応じて確保される。407は映像ストリーム再構築部であり、受信バッファ406に一時的に保持されている映像ストリームデータをシーケンシャル番号順に、一定周期(本実施例の場合は500ms)で抜き出し、映像ストリーム再生部401に提供する機能を有する。408はタイマカウンタであり、一定周期(本実施例では500ms)でタイマ割り込みを生成する機能を有する。このタイマ割り込みは、転送要求スケジューラ404及び映像ストリーム再構築部407で利用される。
【0033】
409はネットワークプロトコルであり、上述した上位サーバ101と同等のものである。上位サーバやユーザ端末との制御データの授受には通信の信頼性が確保されるTCPを利用し、映像ストリームデータの受信にはUDPを上位プロトコルとして利用する。
【0034】
次に、本実施形態における複数の分散記録サーバに分割されて記録される1本の映像ストリームデータの記録方法について説明する。
【0035】
映像ストリームデータは、500ms毎のストリームデータに分割され、分散記録サーバ1から2、3という順に順次繰り返し、それぞれの磁気ディスク記憶装置に記録される。但し、ストリームの最初の分割データが必ずしも分散記録サーバ1に記録されている必要はなく、2、3の何れからスタートして記録されても構わない。この記録情報は、映像ストリーム記録情報として映像コンテンツと対応付けられ、上位サーバ101に保存される。
【0036】
図5は、本実施形態における記録情報の一例を示す図である。図5において、501は映像ストリーム記録情報であり、この例では30秒の映像コンテンツの例(ブロック数60)である。映像ストリーム記録情報は、ブロック情報の羅列で構成される。図5に示すように、このブロック情報には、ブロック番号502、分散記録サーバ識別番号503、記録ディスク識別番号504、記録アドレス505、データ長506が含まれる。そして、記録ディスク識別番号504は、1つの分散記録サーバに複数の磁気ディスク記憶装置が接続されていた場合に、それらを識別するために使用される。また、ブロック番号502のブロック番号順に、500ms毎に映像ストリーム記録情報に記録された各分散記録サーバに対して記録ディスク、記録アドレス、データ長に対する映像ストリームデータの転送を要求することで、各分散サーバから順次該当する映像ストリームデータが送出され、映像コンテンツの通常再生を行なうことができる。
【0037】
次に、映像サーバシステムにおいて使用されるスロット、システムスロット、サーバスロットについて詳細に説明する。
【0038】
本実施形態では、分散記録サーバは3台で、チャネル数12を実現する。つまり、1台の分散記録サーバで、500msの間に最大4チャネルの送信ができれば、システム全体(3台の分散記録サーバ)では最大12チャネルを実現することができる。当然ながら、それぞれの分散記録サーバがチャネルを重複しないように送信しなければならない。この重複を避けるためには、各分散記録サーバがどのチャネルに対して送信すべきかをシステム全体で管理する必要がある。ここで、12のチャネルを3台の分散記録サーバで実現するには、12のチャネルを3つのグループ(4チャネルずつ)に分割すれば良い。このグループを「スロット」と呼び、スロット1にはチャネル1〜4、スロット2にはチャネル5〜8、スロット3にはチャネル9〜12を割り当てることとする。
【0039】
また、「システムスロット」とは、上位サーバ101で管理されるスロットで、500ms周期毎にスロット1、2、3と巡回する。更に「サーバスロット」とは、各分散記録サーバで管理されるスロットで、上述のシステムスロットと同様にスロット1、2、3と巡回する。但し、各分散記録サーバにおけるサーバスロットは、同時刻に重複してはいけない。
【0040】
図6は、本実施形態におけるシステムスロットと、各分散記録サーバのサーバスロットとの関係を示す図である。図6に示す関係によれば、各サーバスロットは500ms周期毎にスロットに対応するチャネルに対し、映像ストリームデータを送信することができ、各サーバのサーバスロットは重なることは無いため、送信チャネルも分散記録サーバ間で重複することはない。
【0041】
更に、図8に示すタイミングチャートを用いて上位サーバと各分散サーバとのタイミング同期処理について説明する。このタイミング同期は、具体的には上述のスロットの切り替えタイミングをシステム全体で同期させることを目的としており、システム稼働中には常に実行されている。
【0042】
上述した通り、本実施形態の映像サーバシステムの1スロットに相当する時間は、分割された映像ストリームデータの単位時間に相当する500msであり、これをタイミング同期の周期とする。500ms毎に上位サーバ101から各分散記録サーバにシステムスロット番号を含む同期パケット801がマルチキャスト送信される。同期パケット801を受信した各分散記録サーバは、図6に示す601の関係に従ってサーバスロットを切り替え、映像ストリームデータの配信が要求されているチャネルに対してデータの送信を行なう。また、図8において、802はスロット1、803はスロット2、804はスロット3を示す。
【0043】
次に、上述のタイミング同期処理と並行して、任意のタイミングで行われる、上位サーバ101、分散記録サーバ102〜104、ユーザ端末105〜108での処理について説明する。まず、ユーザ端末によるログイン/ログアウト処理について説明する。
【0044】
任意のユーザ端末からログイン要求された上位サーバ101はまず、チャネル管理部203において、全12チャネルの中から適当な空きチャネルを選択し、ユーザ端末への割り当てを行ない、チャネル割り当てテーブル204を更新する。次に、更新されたチャネル割り当てテーブルの内容は、分散記録サーバ管理部201により、全分散記録サーバ102〜104に通知される。更に上位サーバ101のユーザ端末管理部202は割り当てたチャネル番号をユーザ端末に通知する。もし、空きチャネルが無い場合には、チャネル割り当てテーブルの更新は行なわれず、ビジー状態としてユーザ端末に通知し、ログインを許可しない。ここでは、チャネル6(スロット2に属する)が割り当てられたものとする。
【0045】
チャネルを割り当てられたユーザ端末は、上位サーバ101から登録されている全映像コンテンツを入手し、閲覧したい映像コンテンツを指定する。尚、映像コンテンツの一覧表示は、例えばWebブラウザを使用して閲覧することができ、コンテンツの指定には、Webブラウザを通じて閲覧映像コンテンツの指定を行なう等の方法が考えられる。
【0046】
コンテンツの指定を受けた上位サーバ101においては、映像ストリーム記録情報管理部205により、その映像コンテンツに対応する映像ストリーム記録情報208の検索が行なわれ、該当する映像ストリーム記録情報がユーザ端末管理部202よりユーザ端末へ送信される。ここでは、図5に示した映像ストリーム記録情報501が選択されたものとする。一方、映像ストリーム記録情報を取得したユーザ端末は、その情報を基に再生を行なうことができる。
【0047】
また、ログアウトについては、ユーザ端末は映像ストリーム記録情報を解放し、ログアウトを上位サーバ101に対し要求する。この要求を受けた上位サーバ101は、そのユーザ端末に割り当てられているチャネルを解放し、チャネル割り当てテーブル204を更新する。次に、更新されたチャネル割り当てテーブル204の内容は、分散記録サーバ管理部201により、全分散記録サーバ102〜104に通知される。最後に、ログアウト処理が終了したことをユーザ端末に通知する。
【0048】
次に、本実施形態における通常の再生処理について図4、図5、図7、図9を用いて説明する。まず、ユーザ端末での転送要求処理について説明する。
【0049】
ユーザ端末の映像ストリーム再生部401は、先頭からの通常再生を転送要求スケジューラ404に対し指示する。指示を受けた転送要求スケジューラ404は、取得された映像ストリーム記録情報403を参照し(内容は501の通り)、ブロック1の映像ストリームデータの転送要求を送信する(901)。つまり、分散記録サーバ2に対し、記録ディスク番号1、記録アドレス100に記録されているデータ長400000の映像ストリームデータの転送要求パケットを送信する。その際の転送要求パケットフォーマットを図7に示す。図7において、704〜706は記録ディスク番号、記録アドレス、データ長で、これ以外に、702は自ユーザ端末に割り当てられたチャネル番号、703はデータ送信要求の順序を示すシーケンシャル番号であり、これらが転送要求パケット701として格納される。また同様に、タイマカウンタ408からの500ms毎のタイマ割り込みを受ける度に、図9に示す902〜905のように、ブロック2、3、4、5、…の順に各分散記録サーバに対して転送要求パケット701のシーケンシャル番号703をインクリメントしつつ送信する。
【0050】
次に、各分散記録サーバにおける映像ストリームデータ転送処理について説明する。
【0051】
上述した通り、分散記録サーバはタイミング同期処理により、スロット状態をスロット1、スロット2、スロット3と500ms毎に順次切り替えている。ユーザ端末による転送要求処理は1つの分散記録サーバ側からみると、1500ms毎の転送要求となる(例えば分散記録サーバ2の場合、図9に示す901と904に相当)。この転送要求は、1500ms毎の転送要求パケット中に含まれるチャネル番号によって指定されるスロット状態になった時点で(この場合、チャネル6がユーザ端末に割り当てられているため、スロット2が該当スロットとなる)、磁気ディスク記憶装置305から送信バッファ306に要求された映像ストリームデータが読み出され、送信されるようにチャネル制御部301によって制御される。読み出された映像ストリームデータには、映像ストリーム送信部303により転送要求パケットに格納されていたものと同じシーケンシャル番号が付加され、図9に示す906〜909のようにユーザ端末に送信される。
【0052】
更に、ユーザ端末における映像ストリーム再生処理について説明する。
【0053】
上述した通り、各分散記録サーバから転送されてくる映像ストリームデータは、ほぼ500ms周期でユーザ端末において受信される。受信された映像ストリームは一時的に、転送元分散記録サーバ別に用意された受信バッファ406に蓄積される。シーケンシャル番号1の映像ストリームデータを受信してから一定時間後(ここでは500ms後とする)、映像ストリーム再構築部407はタイマカウンタ408の500ms周期のタイマ割り込みに従い、シーケンシャル番号順に各受信バッファ406から受信データを順次抜き出し、シーケンシャル番号を除去し、映像ストリーム再生部401に映像ストリームデータを出力する。映像ストリーム再生部401では、映像ストリームデータを再生表示する。
【0054】
また、再生処理を停止する場合は、映像ストリーム再生部401から転送要求スケジューラ404へ停止指示を出すことにより、転送要求が停止される。
【0055】
上述した通り、更に図9からもわかるように、再生処理においては上位サーバ101が関与する部分がなく、同時に配信すべきユーザ端末が増加しても、上位サーバ101の処理が大きく増えることがない点が本実施形態の特徴である。
【0056】
次に、特殊再生処理について説明する。まず特殊再生処理としての頭出し再生処理については、映像ストリーム再生部401が転送要求スケジューラ404に転送開始要求ブロックを1ではない値で再生指示することで実現でき、それ以外の処理については通常の再生処理と変わらない。
【0057】
ここで、特殊再生処理として、図5に示した映像ストリーム記録情報501を用いて早送り再生を実現する方法について説明する。尚、「早送り再生」とは、分割された映像ストリームデータを間引いて再生することを意味する。例えば、映像ストリームの先頭から早送り再生する場合には、分散記録サーバ2、3、1、2、…の順にブロック番号1、5、9、13、…の転送要求を500ms毎に発行すれば良い。ここで、ブロック番号が4ずつ間引かれる理由は、分散記録サーバへの転送要求が2、3、1という順序で繰り返されるようにするためで、更にはこの順序を守りさえすれば、全くランダムなブロック番号の順序で転送要求を送ることも可能である。
【0058】
このように、映像ストリーム記録情報を基にどのような操作を行なうかは、ユーザ端末からの転送要求のみで決定され、上位サーバ、各分散サーバは一切関与しない点が本実施形態の特徴である。
【0059】
[変形例]
この変形例は、各分散サーバの同期手段として、NTPプロトコルを用いる点で前述した実施形態と異なる。NTPプロトコルはネットワーク端末の内部時刻を標準時刻に適合させるために使用されるプロトコルである。この仕組みを利用し、各分散サーバがNTPサーバと通信することにより、各分散サーバ内部管理の時刻が全てNTPサーバの時刻と一致される。
【0060】
即ち、各分散サーバの内部時刻を完全に同期させることができ、スロット切り替えのタイミング同期を時刻で指定することが可能となり、スロット切り替え周期を予め指定しておけば、本実施形態のような上位サーバからの同期パケットのマルチキャスト送信が不要となる。
【0061】
以上説明した映像サーバシステムによれば、上位サーバで管理される映像ストリーム記録情報をユーザ端末へ転送し、ユーザ端末から各分散記録サーバへ映像ストリームデータの転送要求が発行されるため、上位サーバでの負荷を軽減することができる。これは特に、同時配信するユーザ端末が増えた場合や特殊再生のためのブロック番号の計算処理等が必要になった場合にも、上位サーバへの負荷(消費メモリ量、処理時間)が増大しないという点で優れており、大規模な映像サーバシステムへの対応も容易である。
【0062】
更に、映像ストリーム記録情報を基に、どのような操作(再生、特殊再生)を行なうかはユーザ端末内の処理の変更で実現でき、柔軟性のあるユーザ端末用のアプリケーションを作成することが可能となる。
【0063】
また、システム規模に応じて分散記録サーバの数を任意に設定できるため、小さなシステムから大きなシステムまでの対応が可能であり、スケーラビリティの高いシステムを構成することができる。更に、1本の映像ストリームを各分散記録サーバに分割記録しているため、1本の映像ストリームを複数の記録サーバにコピーしておく必要がなく、磁気記憶ディスク装置の容量を有効に使用することができる。
【0064】
更に、映像サーバシステムの構成要素である、上位サーバ、分散記録サーバ、ユーザ端末の何れも通常の汎用のパーソナルコンピュータ上にそれぞれ対応するソフトウェアを動作させることで実現可能であり、特殊な専用装置を必要とせず、コスト面でも優れている。
【0065】
更に、変形例の映像サーバシステムでは、上述した効果のほかに、上位サーバが同期パケットを送信する必要がなくなり、更に各分散サーバは同期パケットを受信する必要がない。NTPパケットの送受信間隔は、タイミング同期パケットの周期間隔に比べて遥かに長い周期で良いため、各端末の処理やネットワークの負荷が低減されるという効果が期待できる。
【0066】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0067】
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0068】
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0069】
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0070】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、上位サーバへの負荷を軽減させると共に、システムの拡張性に優れた映像データシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における映像サーバシステムの構成を示す図である。
【図2】本実施形態における上位サーバ101の構成を示す図である。
【図3】本実施形態における分散記録サーバの構成を示す図である。
【図4】本実施形態におけるユーザ端末の構成を示す図である。
【図5】本実施形態における記録情報の一例を示す図である。
【図6】本実施形態におけるシステムスロットと、各分散記録サーバのサーバスロットとの関係を示す図である。
【図7】ユーザ端末から各分散記録サーバへ送られる転送要求パケットのフォーマットを示す図である。
【図8】上位サーバと各分散サーバとのタイミング同期処理を示す図である。
【図9】ユーザ端末及び各分散記録サーバ間で行なわれるデータ転送要求とデータ転送のタイミングを示す図である。
【図10】従来の映像サーバの構成を示す図である。
【符号の説明】
101 上位サーバ
102 分散記録サーバ1
103 分散記録サーバ2
104 分散記録サーバ3
105 ユーザ端末1
106 ユーザ端末2
107 ユーザ端末3
108 ユーザ端末4
201 分散記録サーバ管理部
202 ユーザ端末管理部
203 チャネル管理部
204 チャネル割り当てテーブル
205 映像ストリーム記録情報管理部
206 映像ストリーム記録情報管理テーブル
207 磁気ディスク記憶装置
208 映像ストリーム記録情報
209 同期パケット送信部
210 タイマカウンタ
211 ネットワークプロトコル
301 チャネル制御部
302 映像ストリーム送信部
303 読み出しスケジューラ
304 チャネル割り当てテーブル
305 磁気ディスク記憶装置
306 送信バッファ
307 上位サーバ通信部
308 ユーザ端末通信部
309 同期パケット受信部
310 タイマカウンタ
311 ネットワークプロトコル
401 映像ストリーム再生部
402 上位サーバ通信部
403 映像ストリーム記録情報
404 転送要求スケジューラ
405 分散記録サーバ通信部
406 受信バッファ
407 映像ストリーム再構築部
408 タイマカウンタ
409 ネットワークプロトコル

Claims (9)

  1. 映像コンテンツの記録情報を管理する上位サーバと、前記映像コンテンツを複数の映像ストリームデータに分割して記録する複数の分散記録サーバと、前記映像コンテンツを再生するユーザ端末とがネットワークを介して接続された映像サーバシステムであって、
    ユーザ端末からの映像コンテンツに対する再生要求に応じて前記上位サーバが当該映像コンテンツの記録情報を前記ユーザ端末へ送信する送信手段と、
    前記映像コンテンツの記録情報に基づき、前記ユーザ端末が各分散記録サーバに対して映像ストリームデータの転送要求を行なう転送要求手段と、
    各分散記録サーバが通信手段により同期して前記ユーザ端末へ映像ストリームデータを転送する転送手段と、
    前記ユーザ端末が各分散記録サーバから転送された各映像ストリームデータに基づいて映像コンテンツを再生する再生手段とを有することを特徴とする映像サーバシステム。
  2. 前記ネットワークは、インターネット又はイントラネットであることを特徴とする請求項1記載の映像サーバシステム。
  3. 前記通信手段としてTCP/IPを利用し、制御データの通信にはTCPを利用し、映像ストリームデータの通信にはUDPを利用することを特徴とする請求項2記載の映像サーバシステム。
  4. 前記上位サーバから同期パケットをマルチキャスト送信し、各分散記録サーバは受信した同期パケットに同期して前記映像ストリームデータを転送することを特徴とする請求項3記載の映像サーバシステム。
  5. 前記上位サーバから同期パケットをIPマルチキャスト送信し、各分散記録サーバは受信した同期パケットに同期して前記映像ストリームデータを転送することを特徴とする請求項3記載の映像サーバシステム。
  6. 前記通信手段としてNTPプロトコルを使用し、各分散記録サーバは標準時間で同期して前記映像ストリームデータを転送することを特徴とする請求項3記載の映像サーバシステム。
  7. 映像コンテンツの記録情報を管理する上位サーバと、前記映像コンテンツを複数の映像ストリームデータに分割して記録する複数の分散記録サーバと、前記映像コンテンツを再生するユーザ端末とがネットワークを介して接続された映像サーバシステムの映像再生方法であって、
    ユーザ端末からの映像コンテンツに対する再生要求に応じて前記上位サーバが当該映像コンテンツの記録情報を前記ユーザ端末へ送信し、
    前記映像コンテンツの記録情報に基づき、前記ユーザ端末が各分散記録サーバに対して映像ストリームデータの転送要求を行ない、
    各分散記録サーバが通信手段により同期して前記ユーザ端末へ映像ストリームデータを転送し、
    前記ユーザ端末が各分散記録サーバから転送された各映像ストリームデータに基づいて映像コンテンツを再生することを特徴とする映像サーバシステムの映像再生方法。
  8. コンピュータを、
    ユーザ端末からの映像コンテンツに対する再生要求に応じて前記上位サーバが当該映像コンテンツの記録情報を前記ユーザ端末へ送信する送信手段と、
    前記映像コンテンツの記録情報に基づき、前記ユーザ端末が各分散記録サーバに対して映像ストリームデータの転送要求を行なう転送要求手段と、
    各分散記録サーバが通信手段により同期して前記ユーザ端末へ映像ストリームデータを転送する転送手段と、
    前記ユーザ端末が各分散記録サーバから転送された各映像ストリームデータに基づいて映像コンテンツを再生する再生手段とを有する、映像コンテンツの記録情報を管理する上位サーバと、前記映像コンテンツを複数の映像ストリームデータに分割して記録する複数の分散記録サーバと、前記映像コンテンツを再生するユーザ端末とがネットワークを介して接続された映像サーバシステムとして機能させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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