JP2004079461A - 面光源装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】透光性材料からなる導光板12の側端面14のLED素子18と対向する領域に、入射光の波長を導光板12の屈折率で割った値よりも大きなパターンピッチを有する第1凹凸パターン16が形成されている面光源装置10である。
【効果】導光板12の側端面14に形成された第1凹凸パターン16で入射光を回折させることにより、LED素子18からの光を導光板12内に満遍なく拡散させることができるので、小型で十分な明るさを持つ面光源装置10を得ることができる。
【選択図】 図1
【効果】導光板12の側端面14に形成された第1凹凸パターン16で入射光を回折させることにより、LED素子18からの光を導光板12内に満遍なく拡散させることができるので、小型で十分な明るさを持つ面光源装置10を得ることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、面光源装置に関し、特に例えば、液晶表示パネルのバックライトまたはフロントライトなどに用いられる、点光源を使用した面光源装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、液晶表示パネルのバックライト用面光源装置には、導光板の厚さを薄くできることから、エッジライト方式の導光板が広く利用されており、光源として、冷陰極管ランプなどの線光源が導光板の側端面に沿って取付けられていた。
【0003】
しかし、近年携帯型装置の普及に伴い、その省電力化が望まれていることから、導光板に取付けられる光源も、冷陰極管ランプに比べて消費電力が少ないLED(発光ダイオード)素子が注目され、実用化されている。
【0004】
例えばLED素子を点光源として利用した例として、平成12年1月14日付で出願公開された特開2000−11723号公報[F21V8/00]に、透光性材料からなる導光板の側端面に沿って、同じく透光性材料からなる直線状の1本または2本の導光体が近接して取付けられ、その導光体の各端部にLED素子が配置された面光源装置が開示されている。この面光源装置は、LED素子からの光を導光体に進入させることによって、導光体を線状光源として利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの面光源装置は、いずれも導光板以外に、点光源−線光源変換手段ともいうべき導光体を必要とする。このため、面光源装置が大型化してしまうという問題がある。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、点光源を使用しながら小型で十分な明るさが得られる、面光源装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、透光性材料からなる導光板の側端面に近接して配置された点光源から光が進入し、導光板の上面から光を射出する面光源装置であって、側端面上の、少なくとも点光源に対向する領域に、光の波長を導光板の屈折率で割った値よりも大きなパターンピッチを有し、回折光が生じるような第1凹凸パターンを形成した、面光源装置である。
【0008】
【作用】
この発明の面光源装置には、導光板の入光面となる側端面上であって、少なくとも点光源に対向する領域に、入射光の波長を導光板の屈折率で割った値よりも大きなパターンピッチを有する第1凹凸パターンが形成されている。この第1凹凸パターンにより、入射光は複数の回折角を有する回折光が発生し、これらの回折光が導光板内に進入していく。このため、導光板内に光が回り込まない暗部がほとんどなくなり、輝度むらが生じない。
【0009】
また、導光板の側端面上の、点光源に対向する領域から離れた領域に、点光源からの光の波長を導光板の屈折率で割った値よりも小さなパターンピッチを有する第2凹凸パターンがさらに形成されていることが好ましい。この場合、点光源からの光の一部は第1凹凸パターンで反射され、この反射光は周囲の反射部材でさらに反射されて、第2凹凸パターンに入射する。第2凹凸パターンは第1凹凸パターンと異なり反射防止効果が大きいので、第2凹凸パターンに入射した光の大部分は、反射されずに導光板12に進入する。このため、導光板から射出される光量が増加するので、十分な明るさの面光源装置を得ることができる。
【0010】
また、さらに第1凹凸パターンを構成する基本パターンが、導光板の厚さ方向の中心線に対して線対称であることが好ましい。この場合、第1凹凸パターンによって回折された光は、導光板内で各中心線に対してそれぞれ対称に拡がるので、輝度むらが生じない。
【0011】
この発明のある実施例では、面光源装置の側端面に形成されている第1凹凸パターンおよび第2凹凸パターンはいずれも導光板の厚さ方向に延びた断面が三角形の形状である。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、導光板の側端面に形成された第1凹凸パターンで入射光を回折させることにより、点光源からの光を導光板内に満遍なく拡散させることができるので、小型で十分な明るさを持つ面光源装置を得ることができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)
図1を参照して、第1実施例の面光源装置10は、導光板12、LEDユニット20、リフレクタ22、および格納容器24を含む。
【0015】
導光板12の材料は、光を効率よく通過させる透光性材料の中から選択され、通常はアクリル樹脂またはポリカーボネイト樹脂が用いられる。また、導光板12の形状は、図1に示すように、軽量化を図るため、LEDユニット20が配置される側端面14から遠ざかるにしたがって、その板厚が徐々に薄くなる、いわゆる楔形に成形されているが、これに限られず、例えば略直方体形状であってもよい。
【0016】
導光板12の入光面となる側端面14に近接して、3個の白色LED素子18が一定の間隔で、直線状に実装されたLEDユニット20が配置されている。この白色LED素子18は、例えばGaInN系の青色LEDチップからの光をケース内面に塗布したYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の蛍光物質を用いて白色光に変換する素子である。その発光スペクトル分布は、図2に示すように、波長の分布範囲は約420nm〜約760nmで、青色LEDチップからの波長約460nmの光が最も強度が強く、次にYAGからの波長約570nmの光が強い。
【0017】
また、LEDユニット20および導光板12の入光面となる側端面14を囲むようにリフレクタ22が設けられている。リフレクタ22は、金属板を曲げ加工したもので、光が反射しやすいようにその内面が鏡面加工されたり、あるいは白い塗料で塗装されたりしている。このようなリフレクタ22で囲むことによって、LED素子18から射出された光のうち導光板12の入光面で反射された光も、リフレクタ22の内面で反射されて、再び導光板12の入光面に向かうようにすることができる。
【0018】
さらに、導光板12とリフレクタ22は、導光板12の上面に対応する位置に開口部を有する格納容器24に入れられている。この格納容器24も、光が反射しやすいようにその内面が鏡面加工され、あるいは白い塗料で塗装されているので、LED素子18からの光はリフレクタ22の側面から漏れることなく導光板12に進入し、導光板12に進入した光はその底面および側面で反射を繰り返しながら、導光板12の上面から図示しない液晶パネルの照明光として外部に射出される。
【0019】
次に、図3に示すように、3個のLED素子18が直線状に実装されたLEDユニット20が、導光板12の入光面となる側端面14に沿って近接して配置されている場合、LED素子18からの光は導光板12に進入した後、導光板12内に拡がる。このとき、導光板12の側端面14は平面であるので、導光板12内の斜線で示す暗部には光が回り込まない。このため、この導光板を使用した面光源装置には、輝度むらが生じる。
【0020】
このような暗部をなくすために、導光板12の入光面である側端面14に±1次以上の高次の回折光が生じるような凹凸パターン(第1凹凸パターン)16を形成する必要がある。すなわち、この第1凹凸パターン16は、そのピッチ(周期)が、使用する光源の波長を導光板12の材料の屈折率で割った値よりも大きくなるようにする必要がある。この第1凹凸パターン16に光が入射すると、光は回折角が異なる複数の回折光に回折されて導光板12に進入し、図3に示す暗部にも回り込むので、輝度むらをなくすることができる。
【0021】
このような第1凹凸パターン16としては、導光板12の厚さ方向に延びた、断面が図4(a)に示す三角形の形状16aが考えられる。この第1凹凸パターン16は、その基本パターンである三角形ごとに、中心線に対して左右対称(線対称)であることが好ましい。これは、もし第1凹凸パターン16の基本パターンが左右対称になっていなければ、導光板12内に拡がる光も左右対称にはならないので、輝度むらが生じるからである。
【0022】
なお、第1凹凸パターン16の断面形状は、図4(a)に示す三角形の形状16aに限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示す三角形で、底面が平坦な形状16b、図4(c)に示す矩形形状16c、図4(d)に示す台形形状16dなどの形状でもよい。
【0023】
次に、第1凹凸パターン16が形成されている導光板12の側端面14に光が入射する場合に、入射角と回折角との関係について計算した結果を図5に示す。ここで、導光板12はアクリル樹脂からなり、LED素子18の光の波長を460nmの単色光とする。また、第1凹凸パターン16のピッチを3μmとする。なお、第1凹凸パターン16の形状は回折角の計算結果に影響を与えない。
【0024】
図5において、斜線が施された領域は、導光板12の側端面14に第1凹凸パターン16が形成されていないときに、光が回り込まない暗部を表している。図5からわかるように、LED素子18からの光が導光板12に進入するときの入射角を0度、20度、34度としたとき、回折角はそれぞれ38度、57度、83度となる。特に、入射角が34度の場合には回折角も83度となることから、回折光はほぼ導光板12の入光面14に平行に近くなるまで回折され、暗部はほとんどなくなることがわかる。
【0025】
また、パターンピッチが0.5μm、1μm、2μm、3μmの第1凹凸パターン16に光を入射させた場合、ピッチ0.5μmで回折された1次光、ピッチ1μmで回折された2次光、ピッチ2μmで回折された4次光、ピッチ3μmで回折された6次光の回折角は同じ角度となる。
【0026】
さらに、入射角を34度よりも大きくすると、回折角が90度を超えるような回折光は発生しなくなってしまう。例えば、パターンピッチが3μmで、入射角が35度の場合、5次光までの回折光は発生するが、6次光は発生しない。
【0027】
次に、図6〜図9に第1凹凸パターン16のピッチが0.5μm、1μm、2μm、3μmの場合について、そのアスペクト比(凸部の高さ/パターンピッチ)と回折効率の関係を示している。回折効率は、導光板12の側端面14に形成されている第1凹凸パターン16の形状に依存し、この場合の第1凹凸パターン16は導光板12の厚さ方向に延びる、断面が三角形の形状とする。また、入光面となる側端面14への光の入射角は0度とし、導光板12はアクリル樹脂からなるものとする。また、図2のLED素子18の発光スペクトル分布からわかるように、波長460nmのときの光強度が最も強いことから、この波長で回折効率を計算しても白色光の場合の回折効率との誤差は小さいと考えられるので、計算の都合上、入射光の波長を460nmとする。
【0028】
これらの図6〜図9で、各アスペクト比に対する回折効率を表しているが、この回折効率は回折光の光量とほぼ等しいと考えられるので、導光板12の暗部をなくすためには、複数の回折光が発生し、しかもそれらの回折光の回折効率が高くなるように第1凹凸パターン16のアスペクト比を選ぶ必要がある。
【0029】
また、導光板12は金型を用いてアクリル樹脂を射出成形することにより成形されるので、金型が作りやすいように第1凹凸パターン16のアスペクト比があまり大きくないような形状とする必要がある。
【0030】
次に、これらの点を考慮して、実際に使用可能な第1凹凸パターン16のアスペクト比を検討する。パターンピッチが0.5μmの場合、図6からわかるように、アスペクト比が2以上になると、ほとんど0次光だけになってしまうので、暗部に回折光が回り込まなくなる。このため、導光板12の入光面14に形成する第1凹凸パターン16のアスペクト比を1〜2にする必要がある。
【0031】
パターンピッチが1μmの場合、図7からわかるように、アスペクト比が1.2付近で0次光、1次光、2次光の回折効率がほぼ等しくなっているため、これらの回折光の光量はほぼ等しいことがわかる。また、0次光と2次光を利用するならばアスペクト比が1.6付近となるように、0次光と1次光を利用するならばアスペクト比が2.8付近または4.5付近となるように形成すればよいが、アスペクト比が4.5の場合は金型の成形が難しい。
【0032】
パターンピッチが2μmの場合は、図8からわかるように、アスペクト比が1.3付近で0次光、3次光、4次光、6次光が、また2.0付近で0次光、1次光、4次光の回折効率が大きくなっていることがわかる。また、0次光と4次光を利用するためには、アスペクト比が1.8付近となるように形成すればよい。
【0033】
パターンピッチが3μmの場合は、図9からわかるように、アスペクト比が1.5から1.8付近で0次光、3次光、6次光、7次光の回折効率が大きくなっていることがわかる。
【0034】
このように、第1凹凸パターン16のピッチが大きくなれば、より高次の回折光が発生することがわかる。しかし、パターンピッチを大きくして多くの高次回折光を発生させても、0次回折光の回折効率が大きくなるだけで、±1次以上の回折光の回折効率はあまり大きくならず、暗部に回りこむ光の光量が少ないため、導光板12の輝度むらの改善にはあまり役立たない。このため、パターンピッチは実用上3μm以下が好ましい。
【0035】
(第2実施例)
図10を参照して、第2実施例の面光源装置10について説明する。この実施例は、第1実施例の場合に比べて、導光板12の側端面14に2種類のパターンピッチを有する凹凸パターンが形成されている点を除いて、第1実施例の場合と同一である。したがって、以下の説明では第1実施例と異なる点について説明し、同じ点についての説明は省略する。
【0036】
すなわち、この実施例では、LED素子18と対向する入光面となる側端面14に、第1実施例の場合と同様に、そのパターンピッチを入光面14の波長を導光板12の材料の屈折率で割った値よりも大きくした凹凸パターン(第1凹凸パターン)16が形成されており、この第1凹凸パターン16によって±1次以上の高次の回折光が発生する。一方、LED素子18と対向しない側端面14には、この実施例では第1凹凸パターン16に挟まれた領域に、そのパターンピッチが入光面14の波長を導光板12の材料の屈折率で割った値よりも小さくした凹凸パターン(第2凹凸パターン)26が形成されている。この第2凹凸パターン26は、0次回折格子であるので、入射光に対して反射防止効果を有している。
【0037】
LED素子18から射出された光は、第1凹凸パターン16に入射するが、ここで入射光の約4%程度が反射される。この反射された光は、リフレクタ22の内面でさらに反射されて、第2凹凸パターン26に入射すると、その反射防止効果により、入射光の大部分は反射されずに導光板12に進入する。
【0038】
この結果、LED素子18から導光板12に進入できない光を低減することができる。つまり、導光板12に進入する光量がより増加するので、より明るい面光源装置を提供することができる。
【0039】
なお、図10に示す第1凹凸パターン16と第2凹凸パターン26の形状はいずれも断面形状が三角形のものであるが、パターンピッチが上述のそれぞれの条件を満たしていれば、両者は必ずしも同じ形状である必要はない。
【0040】
また、具体的なパターンピッチとして、第1凹凸パターン16のピッチは、第1実施例の場合と同じく約2〜3μmが好ましく、第2凹凸パターン26のピッチは、LED素子18の波長を最も短い420nmを考慮すると、導光板12の材料がアクリル樹脂とした場合に、280nmよりも小さくすればよいことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図解図である。
【図2】LED素子の発光スペクトル分布である。
【図3】導光板の入光面が平面の場合の光の進入を示す図解図である。
【図4】第1凹凸パターンの断面形状を示す図解図である。
【図5】図1実施例における入射角と回折角の関係を示す図解図である。
【図6】図1実施例におけるパターンピッチ0.5μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図7】図1実施例におけるパターンピッチ1μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図8】図1実施例におけるパターンピッチ2μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図9】図1実施例におけるパターンピッチ3μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図10】この発明の第2実施例を示す図解図である。
【符号の説明】
10…面光源装置
12…導光板
14…側端面
16…第1凹凸パターン
18…LED素子
20…LEDユニット
22…リフレクタ
24…格納容器
26…第2凹凸パターン
【発明の属する技術分野】
この発明は、面光源装置に関し、特に例えば、液晶表示パネルのバックライトまたはフロントライトなどに用いられる、点光源を使用した面光源装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、液晶表示パネルのバックライト用面光源装置には、導光板の厚さを薄くできることから、エッジライト方式の導光板が広く利用されており、光源として、冷陰極管ランプなどの線光源が導光板の側端面に沿って取付けられていた。
【0003】
しかし、近年携帯型装置の普及に伴い、その省電力化が望まれていることから、導光板に取付けられる光源も、冷陰極管ランプに比べて消費電力が少ないLED(発光ダイオード)素子が注目され、実用化されている。
【0004】
例えばLED素子を点光源として利用した例として、平成12年1月14日付で出願公開された特開2000−11723号公報[F21V8/00]に、透光性材料からなる導光板の側端面に沿って、同じく透光性材料からなる直線状の1本または2本の導光体が近接して取付けられ、その導光体の各端部にLED素子が配置された面光源装置が開示されている。この面光源装置は、LED素子からの光を導光体に進入させることによって、導光体を線状光源として利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの面光源装置は、いずれも導光板以外に、点光源−線光源変換手段ともいうべき導光体を必要とする。このため、面光源装置が大型化してしまうという問題がある。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、点光源を使用しながら小型で十分な明るさが得られる、面光源装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、透光性材料からなる導光板の側端面に近接して配置された点光源から光が進入し、導光板の上面から光を射出する面光源装置であって、側端面上の、少なくとも点光源に対向する領域に、光の波長を導光板の屈折率で割った値よりも大きなパターンピッチを有し、回折光が生じるような第1凹凸パターンを形成した、面光源装置である。
【0008】
【作用】
この発明の面光源装置には、導光板の入光面となる側端面上であって、少なくとも点光源に対向する領域に、入射光の波長を導光板の屈折率で割った値よりも大きなパターンピッチを有する第1凹凸パターンが形成されている。この第1凹凸パターンにより、入射光は複数の回折角を有する回折光が発生し、これらの回折光が導光板内に進入していく。このため、導光板内に光が回り込まない暗部がほとんどなくなり、輝度むらが生じない。
【0009】
また、導光板の側端面上の、点光源に対向する領域から離れた領域に、点光源からの光の波長を導光板の屈折率で割った値よりも小さなパターンピッチを有する第2凹凸パターンがさらに形成されていることが好ましい。この場合、点光源からの光の一部は第1凹凸パターンで反射され、この反射光は周囲の反射部材でさらに反射されて、第2凹凸パターンに入射する。第2凹凸パターンは第1凹凸パターンと異なり反射防止効果が大きいので、第2凹凸パターンに入射した光の大部分は、反射されずに導光板12に進入する。このため、導光板から射出される光量が増加するので、十分な明るさの面光源装置を得ることができる。
【0010】
また、さらに第1凹凸パターンを構成する基本パターンが、導光板の厚さ方向の中心線に対して線対称であることが好ましい。この場合、第1凹凸パターンによって回折された光は、導光板内で各中心線に対してそれぞれ対称に拡がるので、輝度むらが生じない。
【0011】
この発明のある実施例では、面光源装置の側端面に形成されている第1凹凸パターンおよび第2凹凸パターンはいずれも導光板の厚さ方向に延びた断面が三角形の形状である。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、導光板の側端面に形成された第1凹凸パターンで入射光を回折させることにより、点光源からの光を導光板内に満遍なく拡散させることができるので、小型で十分な明るさを持つ面光源装置を得ることができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)
図1を参照して、第1実施例の面光源装置10は、導光板12、LEDユニット20、リフレクタ22、および格納容器24を含む。
【0015】
導光板12の材料は、光を効率よく通過させる透光性材料の中から選択され、通常はアクリル樹脂またはポリカーボネイト樹脂が用いられる。また、導光板12の形状は、図1に示すように、軽量化を図るため、LEDユニット20が配置される側端面14から遠ざかるにしたがって、その板厚が徐々に薄くなる、いわゆる楔形に成形されているが、これに限られず、例えば略直方体形状であってもよい。
【0016】
導光板12の入光面となる側端面14に近接して、3個の白色LED素子18が一定の間隔で、直線状に実装されたLEDユニット20が配置されている。この白色LED素子18は、例えばGaInN系の青色LEDチップからの光をケース内面に塗布したYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の蛍光物質を用いて白色光に変換する素子である。その発光スペクトル分布は、図2に示すように、波長の分布範囲は約420nm〜約760nmで、青色LEDチップからの波長約460nmの光が最も強度が強く、次にYAGからの波長約570nmの光が強い。
【0017】
また、LEDユニット20および導光板12の入光面となる側端面14を囲むようにリフレクタ22が設けられている。リフレクタ22は、金属板を曲げ加工したもので、光が反射しやすいようにその内面が鏡面加工されたり、あるいは白い塗料で塗装されたりしている。このようなリフレクタ22で囲むことによって、LED素子18から射出された光のうち導光板12の入光面で反射された光も、リフレクタ22の内面で反射されて、再び導光板12の入光面に向かうようにすることができる。
【0018】
さらに、導光板12とリフレクタ22は、導光板12の上面に対応する位置に開口部を有する格納容器24に入れられている。この格納容器24も、光が反射しやすいようにその内面が鏡面加工され、あるいは白い塗料で塗装されているので、LED素子18からの光はリフレクタ22の側面から漏れることなく導光板12に進入し、導光板12に進入した光はその底面および側面で反射を繰り返しながら、導光板12の上面から図示しない液晶パネルの照明光として外部に射出される。
【0019】
次に、図3に示すように、3個のLED素子18が直線状に実装されたLEDユニット20が、導光板12の入光面となる側端面14に沿って近接して配置されている場合、LED素子18からの光は導光板12に進入した後、導光板12内に拡がる。このとき、導光板12の側端面14は平面であるので、導光板12内の斜線で示す暗部には光が回り込まない。このため、この導光板を使用した面光源装置には、輝度むらが生じる。
【0020】
このような暗部をなくすために、導光板12の入光面である側端面14に±1次以上の高次の回折光が生じるような凹凸パターン(第1凹凸パターン)16を形成する必要がある。すなわち、この第1凹凸パターン16は、そのピッチ(周期)が、使用する光源の波長を導光板12の材料の屈折率で割った値よりも大きくなるようにする必要がある。この第1凹凸パターン16に光が入射すると、光は回折角が異なる複数の回折光に回折されて導光板12に進入し、図3に示す暗部にも回り込むので、輝度むらをなくすることができる。
【0021】
このような第1凹凸パターン16としては、導光板12の厚さ方向に延びた、断面が図4(a)に示す三角形の形状16aが考えられる。この第1凹凸パターン16は、その基本パターンである三角形ごとに、中心線に対して左右対称(線対称)であることが好ましい。これは、もし第1凹凸パターン16の基本パターンが左右対称になっていなければ、導光板12内に拡がる光も左右対称にはならないので、輝度むらが生じるからである。
【0022】
なお、第1凹凸パターン16の断面形状は、図4(a)に示す三角形の形状16aに限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示す三角形で、底面が平坦な形状16b、図4(c)に示す矩形形状16c、図4(d)に示す台形形状16dなどの形状でもよい。
【0023】
次に、第1凹凸パターン16が形成されている導光板12の側端面14に光が入射する場合に、入射角と回折角との関係について計算した結果を図5に示す。ここで、導光板12はアクリル樹脂からなり、LED素子18の光の波長を460nmの単色光とする。また、第1凹凸パターン16のピッチを3μmとする。なお、第1凹凸パターン16の形状は回折角の計算結果に影響を与えない。
【0024】
図5において、斜線が施された領域は、導光板12の側端面14に第1凹凸パターン16が形成されていないときに、光が回り込まない暗部を表している。図5からわかるように、LED素子18からの光が導光板12に進入するときの入射角を0度、20度、34度としたとき、回折角はそれぞれ38度、57度、83度となる。特に、入射角が34度の場合には回折角も83度となることから、回折光はほぼ導光板12の入光面14に平行に近くなるまで回折され、暗部はほとんどなくなることがわかる。
【0025】
また、パターンピッチが0.5μm、1μm、2μm、3μmの第1凹凸パターン16に光を入射させた場合、ピッチ0.5μmで回折された1次光、ピッチ1μmで回折された2次光、ピッチ2μmで回折された4次光、ピッチ3μmで回折された6次光の回折角は同じ角度となる。
【0026】
さらに、入射角を34度よりも大きくすると、回折角が90度を超えるような回折光は発生しなくなってしまう。例えば、パターンピッチが3μmで、入射角が35度の場合、5次光までの回折光は発生するが、6次光は発生しない。
【0027】
次に、図6〜図9に第1凹凸パターン16のピッチが0.5μm、1μm、2μm、3μmの場合について、そのアスペクト比(凸部の高さ/パターンピッチ)と回折効率の関係を示している。回折効率は、導光板12の側端面14に形成されている第1凹凸パターン16の形状に依存し、この場合の第1凹凸パターン16は導光板12の厚さ方向に延びる、断面が三角形の形状とする。また、入光面となる側端面14への光の入射角は0度とし、導光板12はアクリル樹脂からなるものとする。また、図2のLED素子18の発光スペクトル分布からわかるように、波長460nmのときの光強度が最も強いことから、この波長で回折効率を計算しても白色光の場合の回折効率との誤差は小さいと考えられるので、計算の都合上、入射光の波長を460nmとする。
【0028】
これらの図6〜図9で、各アスペクト比に対する回折効率を表しているが、この回折効率は回折光の光量とほぼ等しいと考えられるので、導光板12の暗部をなくすためには、複数の回折光が発生し、しかもそれらの回折光の回折効率が高くなるように第1凹凸パターン16のアスペクト比を選ぶ必要がある。
【0029】
また、導光板12は金型を用いてアクリル樹脂を射出成形することにより成形されるので、金型が作りやすいように第1凹凸パターン16のアスペクト比があまり大きくないような形状とする必要がある。
【0030】
次に、これらの点を考慮して、実際に使用可能な第1凹凸パターン16のアスペクト比を検討する。パターンピッチが0.5μmの場合、図6からわかるように、アスペクト比が2以上になると、ほとんど0次光だけになってしまうので、暗部に回折光が回り込まなくなる。このため、導光板12の入光面14に形成する第1凹凸パターン16のアスペクト比を1〜2にする必要がある。
【0031】
パターンピッチが1μmの場合、図7からわかるように、アスペクト比が1.2付近で0次光、1次光、2次光の回折効率がほぼ等しくなっているため、これらの回折光の光量はほぼ等しいことがわかる。また、0次光と2次光を利用するならばアスペクト比が1.6付近となるように、0次光と1次光を利用するならばアスペクト比が2.8付近または4.5付近となるように形成すればよいが、アスペクト比が4.5の場合は金型の成形が難しい。
【0032】
パターンピッチが2μmの場合は、図8からわかるように、アスペクト比が1.3付近で0次光、3次光、4次光、6次光が、また2.0付近で0次光、1次光、4次光の回折効率が大きくなっていることがわかる。また、0次光と4次光を利用するためには、アスペクト比が1.8付近となるように形成すればよい。
【0033】
パターンピッチが3μmの場合は、図9からわかるように、アスペクト比が1.5から1.8付近で0次光、3次光、6次光、7次光の回折効率が大きくなっていることがわかる。
【0034】
このように、第1凹凸パターン16のピッチが大きくなれば、より高次の回折光が発生することがわかる。しかし、パターンピッチを大きくして多くの高次回折光を発生させても、0次回折光の回折効率が大きくなるだけで、±1次以上の回折光の回折効率はあまり大きくならず、暗部に回りこむ光の光量が少ないため、導光板12の輝度むらの改善にはあまり役立たない。このため、パターンピッチは実用上3μm以下が好ましい。
【0035】
(第2実施例)
図10を参照して、第2実施例の面光源装置10について説明する。この実施例は、第1実施例の場合に比べて、導光板12の側端面14に2種類のパターンピッチを有する凹凸パターンが形成されている点を除いて、第1実施例の場合と同一である。したがって、以下の説明では第1実施例と異なる点について説明し、同じ点についての説明は省略する。
【0036】
すなわち、この実施例では、LED素子18と対向する入光面となる側端面14に、第1実施例の場合と同様に、そのパターンピッチを入光面14の波長を導光板12の材料の屈折率で割った値よりも大きくした凹凸パターン(第1凹凸パターン)16が形成されており、この第1凹凸パターン16によって±1次以上の高次の回折光が発生する。一方、LED素子18と対向しない側端面14には、この実施例では第1凹凸パターン16に挟まれた領域に、そのパターンピッチが入光面14の波長を導光板12の材料の屈折率で割った値よりも小さくした凹凸パターン(第2凹凸パターン)26が形成されている。この第2凹凸パターン26は、0次回折格子であるので、入射光に対して反射防止効果を有している。
【0037】
LED素子18から射出された光は、第1凹凸パターン16に入射するが、ここで入射光の約4%程度が反射される。この反射された光は、リフレクタ22の内面でさらに反射されて、第2凹凸パターン26に入射すると、その反射防止効果により、入射光の大部分は反射されずに導光板12に進入する。
【0038】
この結果、LED素子18から導光板12に進入できない光を低減することができる。つまり、導光板12に進入する光量がより増加するので、より明るい面光源装置を提供することができる。
【0039】
なお、図10に示す第1凹凸パターン16と第2凹凸パターン26の形状はいずれも断面形状が三角形のものであるが、パターンピッチが上述のそれぞれの条件を満たしていれば、両者は必ずしも同じ形状である必要はない。
【0040】
また、具体的なパターンピッチとして、第1凹凸パターン16のピッチは、第1実施例の場合と同じく約2〜3μmが好ましく、第2凹凸パターン26のピッチは、LED素子18の波長を最も短い420nmを考慮すると、導光板12の材料がアクリル樹脂とした場合に、280nmよりも小さくすればよいことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図解図である。
【図2】LED素子の発光スペクトル分布である。
【図3】導光板の入光面が平面の場合の光の進入を示す図解図である。
【図4】第1凹凸パターンの断面形状を示す図解図である。
【図5】図1実施例における入射角と回折角の関係を示す図解図である。
【図6】図1実施例におけるパターンピッチ0.5μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図7】図1実施例におけるパターンピッチ1μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図8】図1実施例におけるパターンピッチ2μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図9】図1実施例におけるパターンピッチ3μmの場合の回折効率を示すグラフである。
【図10】この発明の第2実施例を示す図解図である。
【符号の説明】
10…面光源装置
12…導光板
14…側端面
16…第1凹凸パターン
18…LED素子
20…LEDユニット
22…リフレクタ
24…格納容器
26…第2凹凸パターン
Claims (4)
- 透光性材料からなる導光板の側端面に近接して配置された点光源から光が進入し、前記導光板の上面から光を射出する面光源装置であって、
前記側端面上の、少なくとも前記点光源に対向する領域に、前記光の波長を前記導光板の屈折率で割った値よりも大きなパターンピッチを有し、回折光が生じるような第1凹凸パターンを形成した、面光源装置。 - 前記側端面上の、前記点光源に対向する領域から離れた領域に、前記光の波長を前記導光板の屈折率で割った値よりも小さなパターンピッチを有する第2凹凸パターンをさらに形成した、請求項1記載の面光源装置。
- 前記第1凹凸パターンを構成する基本パターンが、前記導光板の厚さ方向の中心線に対して線対称である、請求項1または2記載の面光源装置。
- 前記第1凹凸パターンおよび第2凹凸パターンはいずれも前記導光板の厚さ方向に延びた断面形状が三角形である、請求項1ないし3記載の面光源装置。
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