JP2004078303A - 交通複合監視装置 - Google Patents

交通複合監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004078303A
JP2004078303A JP2002233860A JP2002233860A JP2004078303A JP 2004078303 A JP2004078303 A JP 2004078303A JP 2002233860 A JP2002233860 A JP 2002233860A JP 2002233860 A JP2002233860 A JP 2002233860A JP 2004078303 A JP2004078303 A JP 2004078303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
exhaust gas
gas amount
image data
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002233860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3970126B2 (ja
Inventor
Mayumi Saito
斎藤 真由美
Tokumi Satake
佐竹 徳己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002233860A priority Critical patent/JP3970126B2/ja
Publication of JP2004078303A publication Critical patent/JP2004078303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3970126B2 publication Critical patent/JP3970126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】交通流や排ガス量の計測を1台の装置にて簡易に行なうことのできる、交通複合監視装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる交通複合監視装置1は、車両の通過台数を計測する通過台数計測部16と、車両の速度を計測する車速計測部17と、車両の車種を識別する車種識別部15と、複数の車種それぞれについての所定速度毎の排ガス量を記憶する記憶部13と、計測された速度と車種とに基づいて記憶部13から各車両毎の排ガス量を抽出し、この排ガス量と上記計測された通過台数とに基づいて全体の排ガス量を算出する排ガス量算出部19とを備える。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路上を走行する各種車両の車種、通過台数、速度、占有率、および、排ガス流量等を監視するための交通複合監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、路上を走行する車両の各種の状況を監視するための交通監視装置が提案され実用化されている。このような従来の交通監視装置は、その目的別に、道路の渋滞状況を監視するための交通流計測装置と、車両から排出される排ガス量を監視するための排ガス量計測装置と、車両の車種を識別するための車種識別装置とに大別することができる。
【0003】
このうち、交通流計測装置は、路面付近に配置したカメラから画像データを取得し、この画像データを画像処理することによって、車両の通過台数、速度、あるいは、車両の占有率を計測する。そして、これら通過台数等に基づいて、道路の渋滞状況が分析される。このような交通流計測装置としては、本件出願人による特開平10−307987号がある。
【0004】
また、排ガス量計測装置は、路面周囲の大気にレーザ光を照射し、このレーザ光の減光率等に基づいて、排ガス量を測定する。また、車種識別装置は、交通流計測装置と同様に画像データを画像処理し、車種を特定するための既知の数値とのパターンマッチングを行なうことにより、車両の車種を識別する。
【0005】
ここで、近年は環境に対する関心が高まっているため、交通監視に対する要望も高まっており、その内容も複雑になっている。特に、排ガス量の監視は重要視されており、排ガス量計測装置を配置すべき箇所が増えている。また、都市部へ流入する大型自動車の台数制限が検討される等、どのような車種の自動車がどの程度走行しているのかを監視することが要求されており、交通流計測装置や車種識別装置を配置すべき箇所も増えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の各種の交通監視装置は、単にそれぞれ個別的に構成されており、また、いずれの装置も特定の1箇所を点計測するものであって広域をカバーすることが困難である。したがって、上述のような複雑な交通監視に対する要求に応えるためには、複数の箇所のそれぞれに複数の装置を設置する必要があった。例えば、ある特定の幹線道路において交通流と排ガス量を監視したい場合には、当該幹線道路に沿って所定間隔で交通流計測装置および排ガス量計測装置の両方を配置する必要があった。このため、交通監視に要する設備コストが膨大になり、その改善が要望されていた。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、交通流や排ガス量の計測を1台の装置にて簡易に行なうことのできる、交通複合監視装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、請求項1に記載の交通複合監視装置は、所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の数を検知することにより、車両の通過台数を計測する通過台数計測手段と、所定方法で取得された複数の画像データに対して所定の画像処理を行い、これら複数の画像データに含まれる所定の車両の位置変化を検知することにより、車両の速度を計測する車速計測手段と、所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の車種を識別する車種識別手段と、予め取得された、複数の車種それぞれについての所定速度毎の排ガス量を記憶する記憶手段と、上記車速計測手段にて計測された速度と、上記車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、上記記憶手段から各車両毎の排ガス量を抽出し、この排ガス量と、上記通過台数計測手段にて計測された通過台数とに基づいて、車両全体の排ガス量を算出する排ガス量算出手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、通過台数計測手段によって車両の通過台数が計測され、車速計測手段によって車両の速度が計測され、車速計測手段によって車両の速度が計測され、車種識別手段によって車種が識別される。そして、排ガス量算出手段によって、車速計測手段にて計測された速度と、車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、記憶手段から各車両毎の排ガス量が抽出され、この排ガス量と、通過台数計測手段にて計測された通過台数とに基づいて、車両全体の排ガス量が算出される。したがって、1台の装置で、通過台数の計測、速度の計測、車種の識別、および、これらの結果を用いた排ガス量の計測を行なうことができ、複数の装置を個別的に配置する必要がなくなるので、装置の設置コストを低減することができる。
【0010】
また、請求項2に記載の交通複合監視装置は、所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の数を検知することにより、車両の占有率を計測する占有率計測手段と、所定方法で取得された複数の画像データに対して所定の画像処理を行い、これら複数の画像データに含まれる所定の車両の位置変化を検知することにより、車両の速度を計測する車速計測手段と、所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の車種を識別する車種識別手段と、予め取得された、複数の車種それぞれについての所定速度毎の排ガス量を記憶する記憶手段と、上記車速計測手段にて計測された速度と、上記車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、上記記憶手段から各車両毎の排ガス量を抽出し、この排ガス量と、上記占有率計測手段にて計測された占有率とに基づいて、車両全体の排ガス量を算出する排ガス量算出手段と、を備える。
【0011】
この構成によれば、占有率計測手段によって車両の占有率が計測され、車速計測手段によって車両の速度が計測され、車種識別手段によって車種が識別される。そして、排ガス量算出手段によって、車速計測手段にて計測された速度と、車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、記憶手段から各車両毎の排ガス量が抽出され、この排ガス量と、占有率計測手段にて計測された占有率とに基づいて、車両全体の排ガス量が算出される。したがって、1台の装置で、占有率の計測、速度の計測、車種の識別、および、これらの結果を用いた排ガス量の計測を行なうことができ、複数の装置を個別的に配置する必要がなくなるので、装置の設置コストを低減することができる。なお、占有率には空間占有率および時間占有率があるが、ここでは空間占有率をいう。
【0012】
また、請求項3に記載の交通複合監視装置は、請求項1および2に記載の交通複合監視装置において、上記排ガス量算出手段は、通過台数、速度、および、車種に基づいて算出された排ガス量と、占有率、速度、および、車種に基づいて算出された排ガス量とを相互に比較し、その比較結果に応じた所定の方法によって、最終的な排ガス量を決定することを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、排ガス量算出手段によって、通過台数等に基づいて算出された排ガス量と、占有率等に基づいて算出された排ガス量とが相互に比較され、その比較結果に応じた方法で、最終的な排ガス量が決定される。例えば、これら2つの排ガス量の差分が比較的小さい場合には、計測の安全率を高めるために、いずれか大きい方の排ガス量が最終的な排ガス量として採用される。また、逆に、2つの排ガス量の差分が比較的大きい場合には、計測誤差を緩和するために、2つの排ガス量の平均値が最終的な排ガス量として採用される。このように、2つの方法によって排ガス量を計測し、両方の排ガス量に基づいて、一層正確な排ガス量を得ることができるので、計測精度や計測の信頼性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる交通複合監視装置(本装置)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0015】
(実施の形態1)
図1は実施の形態1にかかる本装置を用いた交通監視システムの構成を示すブロック図、図2は図1の本装置の全体構成を示すブロック図である。
本実施の形態は概略的に、車種の識別、通過台数の計測、速度の計測、占有率の計測、および、排ガス量の計測を1台で行なうことのできる交通複合監視装置に関する。
【0016】
まず、図1の交通監視システムの全体構成について説明する。この交通監視システムは、本装置1に加えて、カメラ2、連続画像入力装置3、表示切り替え装置4、画像表示装置5、データ処理装置6、外部記憶装置7、および、印刷装置8を備えて構成されている。特に、カメラ2、連続画像入力装置3、および、本装置1は、それぞれ図示のように複数台設けられている。
【0017】
このうち、カメラ2は、道路上における任意の監視地点の上方に配置され、この監視地点を走行する車両を俯瞰的に連続撮影し、デジタル化された連続画像データを連続画像入力装置3に出力する。このカメラ2の構成は任意であり、例えば、ITVカメラを用いることができる。また、連続画像入力装置3は、カメラ2から出力された連続画像を取り込み、白黒の不連続画像データとして本装置1に出力するものである。
【0018】
表示切り替え装置4は、各カメラ2またはデータ処理装置6からの出力を本装置1を介して取り込み、これらを選択的に切り替えて画像表示装置5に出力する。また、データ処理装置6は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成されるもので、複数台の本装置1から出力された計測結果を所定時間毎に集計する。このように集計されたデータは、外部記憶装置7によって任意の記憶媒体に記憶され、印刷装置8にて任意形式で印刷され、あるいは、上述のように画像表示装置5に出力され表示される。
【0019】
なお、本装置1とその他のシステム構成要素との対応関係は図示のものに限られず、例えば、本装置1のそれぞれにデータ処理装置6を接続してデータ集計を行なうこともできる。また、本装置1に対して、連続画像入力装置3やデータ処理装置6を一体に構成することもできる。その他、本装置1を含んだシステム構成は、図1の構成に限られることなく任意に改変することができ、本装置1は任意の目的で使用することができる。
【0020】
次に、図2の本装置1の構成について説明する。この図2に示すように、本装置1は、入力装置10、入力IF(IF=インターフェース)11、出力IF12、記憶部13、および、制御部14を備えて構成されている。このうち、入力装置10は、各種のデータを入力するための入力手段である。このデータとしては、例えば、基準特徴量を取得する際の車種データを挙げることができる(その内容については後述する)。この入力装置10の構成は任意であり、例えば、テンキーやキーボードとして構成することができる。
【0021】
また、入力IF11は、連続画像入力装置3から入力された画像データ、データ処理装置6から入力された集計データ、あるいは、入力装置10から入力された入力データを本装置1に取り込む。また、出力IF12は、連続画像入力装置3から入力された画像データや、データ処理装置6から入力された集計データを表示切り替え装置4に出力する。また、出力IF12は、本装置1にて計測された各種のデータをデータ処理装置6に出力する。
【0022】
また、記憶部13は、各種のデータおよびプログラムを記憶する記憶手段であり、各車両の画像データから抽出された基準特徴量と各車両の車種データとを相互に関連付けた状態で不揮発的に記憶する。また、記憶部13は、各車両の車種データと、各車両の速度と、各車両から排出される排ガス量とを相互に関連付けた状態で不揮発的に記憶する。
【0023】
この記憶部13の具体的な構成は任意であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、あるいは、ハードディスクを用いることができる。その他、記憶部13は、路面状況等に応じて基準特徴量を容易に変更することができるように、基準特徴量を記憶した記憶媒体の内容を読み取ることのできる外部記憶装置として構成することもできる。
【0024】
また、制御部14は、本装置1の各部を制御する制御手段であり、車種識別部15、通過台数計測部16、車速計測部17、占有率計測部18、および、排ガス量算出部19を備えて構成されている。
このうち、車種識別部15は車両の車種を識別する車種識別処理を行なう車種識別手段であり、通過台数計測部16は車両の通過台数を識別する通過台数計測処理を行なう通過台数計測手段であり、車速計測部17は車両の速度を計測する車速計測処理を行なう車速計測手段であり、占有率計測部18は車両による路面の占有率を計測する占有率計測処理を行なう占有率計測手段である。
【0025】
また、排ガス量算出部19は、排ガス量を算出するための排ガス量算出処理を行なう排ガス量算出手段である。具体的に排ガス量算出部19は、車種識別部15にて識別された車種、通過台数計測部16にて計測された通過台数、および、車速計測部17にて計測された速度に基づいて、車両から排出される排ガス量を算出する。また、排ガス量算出部19は、車種識別部15にて識別された車種、占有率計測部18にて測定された占有率、および、車速計測部17にて計測された速度に基づいて、車両から排出される排ガス量を算出する。そして、これら2つの方法にて算出された排ガス量を比較し、最終的な排ガス量を1つ決定する。
【0026】
このような制御部14の構成要素のうち、通過台数計測部16、車速計測部17、および、占有率計測部18については、上述の特開平10−307987号における通過台数計測手段、車速計測手段および占有率計測手段とそれぞれ同様に構成することができるため、ここでは、車種識別部15を中心として説明する。図3は車種識別部15の構成を示すブロック図である。この図3において、車種識別部15は、識別部20および基準データ取得部21を備えて構成されている。このうち、識別部20は、車両の識別を行なう識別手段であり、輪郭線抽出部20a、特徴量抽出部20b、および、特徴量マッチング部20cを備えて構成されている。また、基準データ取得部21は、基準データを取得する基準データ取得手段であり、基準輪郭線抽出部21aおよび基準特徴量抽出部21bを備えて構成されている。
【0027】
まず、識別部20の各構成要素について説明する。この輪郭線抽出部20aは、入力IF11を介して取り込まれた画像データに対して、微分フィルタを用いた微分処理を行ない、当該画像データに含まれる車両の所定方向の輪郭線を抽出する。この微分処理は、公知の方法によって行なわれるもので、具体的には、画像データの各画素あるいは複数画素のブロックの輝度値に対して、図4、5に示すような所定の微分フィルタ(差分フィルタ)を構成する各画素の値との積和を演算する。図6、7には、この輪郭線抽出部20aにて抽出される輪郭線の概要を示す。図6は普通車の画像データの輪郭線抽出等を示す図、図7は大型車の画像データの輪郭線抽出等を示す図である。これら図6、7に矢印にて示すように、画像データ領域内においては、各車両のバンパー、ボンネット、窓ガラス、および、車体天井のそれぞれの輪郭線が抽出されている。
【0028】
また、特徴量抽出部20bは、輪郭線抽出部20aにて抽出された輪郭線に対して、所定の複数の連続領域を設定し、各領域内に含まれる輪郭線の所定抽出方向成分の頻度を算出することにより、当該輪郭線の特徴量を抽出する。この連続領域の設定は、画像データを、相互に連続するn1×n2個の均等マトリクス領域に分割することによって行なわれる。例えば、図6、7には、分割数を3×3に設定した例を示す。この図6、7において、点線で分割された領域が連続領域である。ここで、所定抽出方向とは、上記連続領域のそれぞれに対して設定される任意数の方向である。この所定抽出方向の方向数n3は任意である。例えば、図6に示すように、1つの領域内に、水平方向D1、水平方向D1に対して30度の方向D2、水平方向D1に対して60度の方向D3、および、垂直方向D4の4つの抽出方向が設定される(方向数n3=4)。
【0029】
また、特徴量マッチング部20cは、特徴量抽出部20bにて抽出された特徴量と、記憶部13に記憶されている複数の基準特徴量のそれぞれとを相互にマッチングし、最もマッチング率の高い基準特徴量を選択することにより、識別対象となっている車両の車種を識別する特徴量マッチング手段である。このマッチングは、公知の統計的手法を用いて行なうことができ、例えば、特徴量と各基準特徴量とのパターン間最小距離(例えば、マハラノビス距離やレーベンシュタイン距離)を求め、当該距離が最も短くなる基準特徴量を、最もマッチング率の高い基準特徴量として選択することができる。
【0030】
次に、基準データ取得部21の各構成要素について説明する。まず、基準輪郭線抽出部21aは、上述した輪郭線抽出部20aと同様に、車両の画像データから輪郭線を抽出する。ただし、基準輪郭線抽出部21aによる抽出対象となる画像データは、実際の識別対象となる車両でなく、基準値設定のために取得された画像データである。このような画像データは、本装置1の管理者や保守者等によって、実際の識別開始前等に予め取得される。
また、基準特徴量抽出部21bは、基準輪郭線抽出部21aにて抽出された輪郭線から、上述した特徴量抽出部20bと同様に、特徴量を抽出する。この基準特徴量抽出部21bにて抽出された基準特徴量は、入力装置10にて入力された車種データと関連付けて、上述の記憶部13に記憶される。
【0031】
次に、本装置1による処理内容について説明する。本処理においては、まず、車種識別のための基準データを取得する基準データ取得処理が行なわれる。その後、車種識別処理、通過台数計測処理、車速計測処理、および、占有率計測処理が相互に並列的に行われる。さらに、その後、排ガス量計測処理が行われる。ここで、通過台数計測処理、車速計測処理、および、占有率計測処理については、上述の特開平10−307987号と同様に行なうことができるので、これら各処理は概要を述べるに留める。なお、車両の種別については、車両を「大型自動車」、「普通自動車」、または、「自動二輪車」に識別するものとし、いずれにも識別できなかった車両については「不明」に分類する例を示す。ただし、この例に限られず、より詳細な車種に識別することもできる。
【0032】
まず、基準データ取得処理について説明する。図8は基準データ取得部21による基準データ取得処理のフローチャートである。この基準データ取得処理では、まず最初に、基準となる1台の車両(基準設定用車両)の画像データが基準輪郭線抽出部21aに取りこまれる(ステップS8−1)。この画像データは、例えば、路上を走行している車両を、赤外線センサ等を用いた同期タイミングでカメラ2にて撮影し、このカメラ2から出力される連続画像を連続画像入力装置3にて取り込んで、白黒の不連続画像データとすることによって取得することができる。
【0033】
そして、このように取り込まれた画像データから、基準輪郭線抽出部21aによって基準輪郭線が抽出される(ステップS8−2)。この基準輪郭線の算出は、上述したように、画像データの各画素あるいは複数画素のブロックの輝度に対して、所定の微分フィルタを構成する各画素の値との積和を演算することによって行なわれる。その後、このように抽出された輪郭線のデータが基準特徴量抽出部21bに入力され、基準特徴量が算出される(ステップS8−3)。具体的には、基準輪郭線抽出部21aにて抽出された輪郭線に対して連続領域を設定し、各領域内に含まれる輪郭線の所定抽出方向成分の頻度を算出し、この頻度を当該輪郭線の特徴量とする。全ての領域にこの頻度算出を行なうことにより、特徴量を算出することができる。
【0034】
その後、基準設定用車両の車種を、管理者等が任意のタイミングで目視等にて識別し、車種に対応する所定の車種データを入力装置10を介して入力する。この車種データは、ステップS7−3で取得された基準特徴量と相互に関連付けた状態で記憶部13に記憶される(ステップS8−4)。以下、「大型自動車」、「普通自動車」、および、「自動二輪車」の全ての車種について基準特徴量が取得されるまで、これらステップS8−1〜S8−4までの一連の処理が繰り返され(ステップS8−5)、基準データ取得処理が終了する。
【0035】
次に、車種識別処理について説明する。図9は車種識別処理のフローチャートである。この車種識別処理では、最初に識別対象となる1台の車両(識別用車両)の画像データが輪郭線抽出部20aに取りこまれる(ステップS9−1)。この画像データも、基準設定用車両の画像データと同様に、識別用車両をカメラ2にて撮影し、連続画像入力装置3にて不連続画像データとすることで取得できる。そして、このように取り込まれた画像データから、輪郭線抽出部20aによって輪郭線を抽出し(ステップS9−2)、さらに特徴量抽出部20bにて特徴量を算出する(ステップS9−3)。これらは、それぞれステップS8−2、S8−3と同様に行われる。
【0036】
次いで、特徴量マッチング部20cによって、識別用車両の特徴量と、記憶部13に記憶された各基準設定用車両の基準特徴量とのマッチングが行なわれる(ステップS9−4)。そして、各基準設定用車両の基準特徴量のうち、最も識別用車両の特徴量に近い基準特徴量が1つ決定され、この基準特徴量に関連付けて記憶された車種データが、識別用車両の車種を示す車種識別データとして取得される(ステップS9−5)。ただし、マッチングの結果、最も識別用車両の特徴量に近い基準特徴量を何らかの理由により決定できない場合には、識別用車両の車種が「不明」であると判断される。そして最後に、このように取得された車種識別データを、排ガス量算出部19に出力すると共に、出力IF12を介して交通監視装置に出力し(ステップS9−6)、車種識別処理が終了する。
【0037】
次に、通過台数計測処理について説明する。この通過台数計測処理では、まず、車両がない場合の画像データ(背景画像データ)を、任意のタイミングで、カメラ2および連続画像入力装置3を介して取り込む。そして、この背景画像データに対して、オペレータ等の指示に基づく車両検知領域を設定する。その後、計測対象となる画像データを、カメラ2および連続画像入力装置3を介して取り込む。そして、この画像データに対して、微分処理等の所定の画像処理を順次行なうことにより、車両画像データを抽出する。そして、この車両画像データの車両検知領域と、先に取得した背景画像データの関心領域との相関を取ることによって車両部分を検出し、この検出した車両の台数を計数することによって通過台数を求める。その後、所定時間が経過するまで、計測対象となる画像データの取得〜通過台数の算出までを繰り替えし、所定時間が経過した時点で積算された通過台数データを、排ガス量算出部19に出力すると共に、出力IF12を介して交通監視装置に出力し、通過台数計測処理が終了する。
【0038】
次に、車速計測処理について説明する。この車速計測処理では、上述の処理と同様に背景画像データを取り込み、この背景画像データに対して車両追跡領域を設定する。また、上述の通過台数計測処理と同様に車両画像データを抽出する。その後、既に特定の車両について追跡処理を行っているか否かを判断し、追跡処理を行っていない場合には、車両画像データの検知対象領域と、先に取得した背景画像データの車両追跡領域との相関を取ることによって車両部分を検出する。そして、この検知された車両をテンプレート登録する。このテンプレート登録後、新たに取り込んだ画像からテンプレート登録されている車両を検出し、その位置を判断する。そして、追跡車両の位置が車両追跡領域から出たか否かを判断し、追跡が終了するまでに要したフレーム数と、車両追跡領域の距離とに基づいて速度を算出し、この速度を速度データとして、排ガス量算出部19に出力すると共に、出力IF12を介して交通監視装置に出力し、車速計測処理処理が終了する。
【0039】
次に、占有率計測処理について説明する。この占有率計測処理では、上述の処理と同様に背景画像データを取り込み、この背景画像データに対して占有率計測領域を設定する。また、上述の通過台数計測処理と同様に車両画像データを抽出する。そして、抽出した車両画像のうちの占有率計測領域と、背景画像データの占有率計測領域との相関をとることで画像の車両部分を検知し、この車両部分の画素数を、占有率計測領域のうちで車両の占有面積として計数する。その後、所定時間が経過するまで、計測対象となる画像データの取得〜占有面積の算出までを繰り替えし、所定時間が経過した時点で計数された占有面積の累計を、占有率データとして、排ガス量算出部19に出力すると共に、出力IF12を介して交通監視装置に出力し、占有率計測処理が終了する。
【0040】
最後に、排ガス量算出処理について説明する。この排ガス量算出処理は、通過台数等を用いた排ガス量算出処理と、占有率等を用いた排ガス量算出処理と、これら処理の結果に基づく排ガス量決定処理とを含むものである。まず、通過台数等を用いた算出処理について説明する。図10は通過台数等を用いた算出処理のフローチャートである。この図10に示すように、車種識別処理にて出力された車種識別データ、通過台数計測処理にて出力された通過台数データ、および、車速計測処理にて出力された速度データを、排ガス量算出部19にて順次取り込む(S10−1〜S10−3)。これら各データは、相互に同一時刻に取得された画像データを対象として計測されたものである。そして、取り込まれた車種識別データおよび速度データに対応する排ガス量を記憶部13から抽出し、この排ガス量と、通過台数データにて示される通過台数とを積算することによって、排ガス量を算出する(S10−4)。これにて、通過台数等を用いた算出処理が終了する。
【0041】
次に、占有率等を用いた算出処理について説明する。図11は占有率等を用いた算出処理のフローチャートである。この図11に示すように、車種識別処理にて出力された車種識別データ、車速計測処理にて出力された速度データ、および、占有率計測処理にて出力された占有率データを、排ガス量算出部19にて順次取り込む(S11−1〜S11−3)。これら各データは、相互に同一時刻に取得された画像データを対象として計測されたものである。そして、取り込まれた車種識別データおよび速度データに対応する排ガス量を記憶部13から抽出し、この排ガス量と、占有率データにて示される占有率とを積算することによって、排ガス量を算出する(S11−4)。これにて、占有率等を用いた算出処理が終了する。
【0042】
このように、通過台数等を用いた算出処理と、占有率等を用いた算出処理とを行なうのは次の理由による。すなわち、通常は通過台数等を用いた算出処理によって、上述のように排ガス量を得ることができるが、例えば渋滞している場合のように通過台数計測処理で計測対象となる画像データ中に、複数の車両が相互に重なり合っているような場合には、通過台数を正確に計測できない可能性がある。そこで、占有率等を用いた算出処理を併せて行い、排ガス量決定処理において両者の排ガス量を比較等することによって、最終的な排ガス量を決定するのである。
【0043】
この排ガス量決定処理について説明する。図12は排ガス量決定処理のフローチャートである。この図12に示すように、排ガス量算出部19において、通過台数等を用いた算出処理にて求められた排ガス量と、占有率等を用いた算出処理にて求められた排ガス量との相互の差分を算出する(ステップS12−1)。そして、この差分と所定値とを相互に比較する(ステップS12−2)。
【0044】
ここで、差分が所定値より大きくない場合には、通過台数等を用いた算出処理にて求められた排ガス量と、占有率等を用いた算出処理にて求められた排ガス量との差が許容できると判断し、いずれか所定の大きい方の排ガス量を最終的な排ガス量と決定し(ステップS12−3)、この排ガス量を排ガス量データとして出力IF12を介して交通監視装置に出力し(ステップS12−4)、排ガス量決定処理を終了する。このように、大きい方の排ガス量を採用するのは、排ガス計測における安全率を考慮するためであるが、この他にも、小さい方の排ガス量を採用したり、両方の排ガス量の平均値を採用すること等ができる。
【0045】
一方、差分が所定値より大きい場合には、両方の排ガス量の差が許容できない程度に大きいと判断し、これら両方の排ガス量の平均値を算出して、この平均値を最終的な排ガス量と決定する(ステップS12−5)。そして、この排ガス量を排ガス量データとして出力IF12を介して交通監視装置に出力し(ステップS12−4)、排ガス量決定処理を終了する。このように、平均値を採用するのは、排ガス量計測において生じた計測誤差を緩和するためであるが、この他にも、比較的信頼性の高いと思われる方の排ガス量を予め決定しておき、この排ガス量を採用してもよい。さらに、例えば占有率をパラメータとして、占有率が一定値以下の場合には、排ガス量と占有率データにて示される占有率とを積算することによって得られた排ガス量を最終的な排ガス量とし、占有率が一定値を超えた場合には、占有率の値に対する排ガス値を最終的な排ガス量としてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明にかかる交通複合監視装置(請求項1)によれば、車速計測手段にて計測された速度と、車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、記憶手段から各車両毎の排ガス量が抽出され、この排ガス量と、通過台数計測手段にて計測された通過台数とに基づいて、全体の排ガス量が算出されるので、1台の装置で、通過台数の計測、速度の計測、車種の識別、および、これらの結果を用いた排ガス量の計測を行なうことができ、複数の装置を個別的に配置する必要がなくなるので、装置の設置コストを低減することができる。
【0047】
また、本発明にかかる交通複合監視装置(請求項2)によれば、車速計測手段にて計測された速度と、車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、記憶手段から各車両毎の排ガス量が抽出され、この排ガス量と、占有率計測手段にて計測された占有率とに基づいて、全体の排ガス量が算出されるので、1台の装置で、占有率の計測、速度の計測、車種の識別、および、これらの結果を用いた排ガス量の計測を行なうことができ、複数の装置を個別的に配置する必要がなくなるので、装置の設置コストを低減することができる。
【0048】
また、本発明にかかる交通複合監視装置(請求項3)によれば、通過台数等に基づいて算出された排ガス量と、占有率等に基づいて算出された排ガス量とが相互に比較され、その比較結果に応じた方法で、最終的な排ガス量が決定されるので、両方の排ガス量に基づいて、一層正確な排ガス量を得ることができるので、計測精度や計測の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる交通複合監視装置を用いた交通監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の本装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図2の車種識別部の構成を示すブロック図である。
【図4】微分フィルタの構成例を示す図である。
【図5】微分フィルタの構成例を示す図である。
【図6】普通車の画像データの輪郭線抽出等を示す図である。
【図7】大型車の画像データの輪郭線抽出等を示す図である。
【図8】基準データ取得処理のフローチャートである。
【図9】車種識別処理のフローチャートである。
【図10】通過台数等を用いた算出処理のフローチャートである。
【図11】占有率等を用いた算出処理のフローチャートである。
【図12】排ガス量決定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1  交通複合監視装置
2  カメラ
3  連続画像入力装置
4  表示切り替え装置
5  画像表示装置
6  データ処理装置
7  外部記憶装置
8  印刷装置
10  入力装置
11  入力IF
12  出力IF
13  記憶部
14  制御部
15  車種識別部
16  通過台数計測部
17  車速計測部
18  占有率計測部
19  排ガス量算出部
20 識別部
20a 輪郭線抽出部
20b 特徴量抽出部
20c 特徴量マッチング部
21  基準データ取得部
21a 基準輪郭線抽出部
21b 基準特徴量抽出部

Claims (3)

  1. 所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の数を検知することにより、車両の通過台数を計測する通過台数計測手段と、
    所定方法で取得された複数の画像データに対して所定の画像処理を行い、これら複数の画像データに含まれる所定の車両の位置変化を検知することにより、車両の速度を計測する車速計測手段と、
    所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の車種を識別する車種識別手段と、
    予め取得された、複数の車種それぞれについての所定速度毎の排ガス量を記憶する記憶手段と、
    上記車速計測手段にて計測された速度と、上記車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、上記記憶手段から各車両毎の排ガス量を抽出し、この排ガス量と、上記通過台数計測手段にて計測された通過台数とに基づいて、車両全体の排ガス量を算出する排ガス量算出手段と、
    を備えることを特徴とする交通複合監視装置。
  2. 所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の数を検知することにより、車両の占有率を計測する占有率計測手段と、
    所定方法で取得された複数の画像データに対して所定の画像処理を行い、これら複数の画像データに含まれる所定の車両の位置変化を検知することにより、車両の速度を計測する車速計測手段と、
    所定方法で取得された画像データに対して所定の画像処理を行い、当該画像データに含まれる車両の車種を識別する車種識別手段と、
    予め取得された、複数の車種それぞれについての所定速度毎の排ガス量を記憶する記憶手段と、
    上記車速計測手段にて計測された速度と、上記車種識別手段にて識別された車種とに基づいて、上記記憶手段から各車両毎の排ガス量を抽出し、この排ガス量と、上記占有率計測手段にて計測された占有率とに基づいて、車両全体の排ガス量を算出する排ガス量算出手段と、
    を備えることを特徴とする交通複合監視装置。
  3. 上記排ガス量算出手段は、通過台数、速度、および、車種に基づいて算出された排ガス量と、占有率、速度、および、車種に基づいて算出された排ガス量とを相互に比較し、その比較結果に応じた所定の方法によって、最終的な排ガス量を決定することを特徴とする請求項1および2に記載の交通複合監視装置。
JP2002233860A 2002-08-09 2002-08-09 交通複合監視装置 Expired - Fee Related JP3970126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002233860A JP3970126B2 (ja) 2002-08-09 2002-08-09 交通複合監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002233860A JP3970126B2 (ja) 2002-08-09 2002-08-09 交通複合監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004078303A true JP2004078303A (ja) 2004-03-11
JP3970126B2 JP3970126B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=32018881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002233860A Expired - Fee Related JP3970126B2 (ja) 2002-08-09 2002-08-09 交通複合監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3970126B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111693566A (zh) * 2020-05-12 2020-09-22 江苏理工学院 一种基于红外热成像技术的汽车尾气检测装置及检测方法
CN112289022A (zh) * 2020-09-29 2021-01-29 西安电子科技大学 基于时空背景比对的黑烟车检测判定及***
CN115035713A (zh) * 2022-04-29 2022-09-09 银江技术股份有限公司 智慧交通碳排放监测***和方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111693566A (zh) * 2020-05-12 2020-09-22 江苏理工学院 一种基于红外热成像技术的汽车尾气检测装置及检测方法
CN111693566B (zh) * 2020-05-12 2023-04-28 江苏理工学院 一种基于红外热成像技术的汽车尾气检测装置及检测方法
CN112289022A (zh) * 2020-09-29 2021-01-29 西安电子科技大学 基于时空背景比对的黑烟车检测判定及***
CN115035713A (zh) * 2022-04-29 2022-09-09 银江技术股份有限公司 智慧交通碳排放监测***和方法
CN115035713B (zh) * 2022-04-29 2023-08-25 银江技术股份有限公司 智慧交通碳排放监测***和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3970126B2 (ja) 2007-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9047518B2 (en) Method for the detection and tracking of lane markings
KR101926561B1 (ko) 블랙박스 영상을 이용한 딥러닝 기반의 패치 단위 도로 크랙 검출 장치 및 그 방법, 그리고 이 방법을 실행시키기 위해 컴퓨터가 판독 가능한 기록매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
US9070023B2 (en) System and method of alerting a driver that visual perception of pedestrian may be difficult
AU2015352462B2 (en) Method of controlling a traffic surveillance system
CN109064495A (zh) 一种基于Faster R-CNN与视频技术的桥面车辆时空信息获取方法
CN110458053B (zh) 一种有效监控区域划分方法及视频客流计数方法
CN109887273B (zh) 一种基于多源冗余信息的桥梁活载优化识别方法
CN109711322A (zh) 一种基于rfcn的人车分离方法
CN110255318B (zh) 基于图像语义分割的电梯轿厢闲置物品检测的方法
CN110120155A (zh) 一种化工厂区车辆超限超载智能监控报警***
CN106570440A (zh) 基于图像分析的人数统计方法和人数统计装置
CN111079621A (zh) 检测对象的方法、装置、电子设备和存储介质
KR20160044757A (ko) 교통상황 분석 방법 및 장치
CN114708532A (zh) 一种监控视频质量评估方法、***及存储介质
US20160283821A1 (en) Image processing method and system for extracting distorted circular image elements
CN112232257B (zh) 一种交通异常确定方法、装置、设备及介质
JP3970126B2 (ja) 交通複合監視装置
CN114693722B (zh) 一种车辆行驶行为检测方法、检测装置及检测设备
CN111724607A (zh) 转向灯使用检测方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2019192201A (ja) 自律走行のための学習対象イメージ抽出装置及び方法
CN110316630A (zh) 电梯摄像头安装角度的偏离预警方法及***
JP4788926B2 (ja) 車両ナンバー読取装置
KR20040061223A (ko) 카메라 캘리브레이션을 이용한 교통정보 추출 방법 및 장치
CN113869407A (zh) 一种基于单目视觉的车长测量方法和装置
CN106920398A (zh) 一种智能车牌识别***

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Effective date: 20070409

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070605

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees