JP2004070150A - 長尺物識別具 - Google Patents

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Toshiaki Nakajima
中島 俊彰
Koichi Katayose
片寄 浩一
Kenji Yasuhara
安原 賢治
Masatake Yamaguchi
山口 昌毅
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

【課題】1種類ないし僅かな種類を用意するだけで、種々の径の長尺物に対応できる長尺物識別具を提供する。
【解決手段】長尺物識別具11は通信ケーブル等の長尺物8にその識別のために取り付けられる。長尺物識別具11の本体部12は、識別表示のための表示面12aと取り付け時に長尺物に当てられる当接面12bとを持つ。本体部12の当接面12bの両側にそれぞれ複数の突起13を一体に設ける。本体部12の当接面12bに長尺物8を当て、取り付け用の紐9を左右の突起13に交互に引っ掛け回して、当該長尺物識別具11を長尺物8に取り付ける。紐9で取り付けるので、広い範囲の長尺物径に対応可能である。紐9が長く延びないので、絡まったりせず、取り付け作業が容易である。長尺物に直接接触させるので、嵩張らず取り付け作業上の邪魔にならない。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明に属する技術分野】
この発明は、電線や光ファイバケーブル等の種々の長尺物にその識別のために取り付ける長尺物識別具に関し、特に、通信設備の識別管理(配線識別管理)を行うために通信ケーブルに取り付ける識別具として適用して好適な長尺物識別具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、通信ケーブルを成端する時、識別管理のため、すなわち個々の通信ケーブルの種類や回線番号等を識別するための識別札を取り付けるが、従来はこの種の識別札として図13のような丸札1が用いられている。丸札1とは、プラスチックの円形の板に紐2を結びつけたものであり、この丸札1にケーブル種類・回線番号その他の必要な情報を書き込んでから、紐2を通信ケーブルに結び付けて、識別管理に利用している。なお、板の形状が円形でなく長円状の場合もあるが、これも丸札と呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の通り、従来の丸札1は紐2でケーブルに結び付けて固定する。この紐2の長さは、種々のケーブル径に対応できるように、また結ぶ作業がし易いようにある程度長くするが、紐2が他の丸札や他のケーブルと絡むことを防ぐために、通常、丸札1を保持するためのホルダ(ないし治具)を設け、このホルダに各丸札1を保持している。このホルダによって各丸札1を整然と保持できるが、一方で、ホルダのスペースが必要となるので、機器のコンパクト化の要求に対応するためにはホルダを用いない方法が望ましい。特に、管理するケーブルの数が増えると、ホルダのスペースを不要とすることが望まれる。
【0004】
上記の丸札1を用いた場合に必要となるホルダを不要とするため、本願出願人は先に、情報を書き込んだバーコード等のシールを表面に貼り付けた小さなプラスチック成形品である識別管理用のタグ(長尺物識別具)を発明し特許出願をした(特願2002−203193号)。このタグは、そのプラスチック弾性を利用してケーブルに横から直接、緊密に嵌め込んで取り付けるという、緊密嵌合構造である。このタグは、紐を用いないので、紐が絡まることを防ぐホルダ等は不要であり、またそれ自体サイズも小さいので場所を占めず、機器のコンパクト化の制約とならない。
【0005】
しかし、上記タグにも欠点がある。それは、ケーブル径が変わると、その径に対応したタグが必要となってしまうことである。そのため、金型費用等の物品コストが、対応しなければならないケーブル径の数だけかかってしまうという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、紐が絡まることを防ぐためのホルダ等が不要で機器のコンパクト化の制約とならず、長尺物の径に応じてサイズを複数種類用意する必要がなく、1種類ないし僅かの種類のみで種々の長尺物径に対応可能な長尺物識別具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、電線や光ファイバケーブル等の長尺物にその識別のために取り付ける長尺物識別具であって、
識別表示のための表示面と取り付け時に長尺物に当てられる当接面とを備えた本体部と、前記当接面に長尺物を当てた時に当該長尺物に沿ってその両側に並ぶように前記本体部と一体に設けられた、取り付け用の紐を左右交互に引っ掛け回すための複数の突起とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2は、請求項1の長尺物識別具において、突起列の長尺物長手方向両側位置に、長尺物を左右から囲むガイド片を本体部と一体に設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項3は、請求項1又は2の長尺物識別具における本体部と各突起と各ガイド片との全体を樹脂で一体成形したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の長尺物識別具11を識別表示用の表示面12a側から見た斜視図、図2はその反対側(長尺物当接面12b側)から見た斜視図、図3は正面図、図4は平面図、図5は図4のA−A断面図、図6は図4のB−B断面図、図7は当該長尺物識別具11を長尺物8に紐9で取り付けた状態の平面図、図8は同断面図である。この長尺物識別具11は、例えば、電線又は光ファイバケーブル等の長尺物8にその識別のために取り付ける識別具である。
【0011】
この長尺物識別具11は、識別表示のための表示面12aと取り付け時に長尺物8に当てられる当接面12bとを備えた本体部12と、前記当接面12bに長尺物8を当てた時に当該長尺物8に沿ってその両側に並ぶ複数の突起13とを備えている。また、前記左右の突起13の列の長尺物長手方向(図3、図4で左右方向)の両側位置に、長尺物8を左右から囲むガイド片14を設けている。この長尺物識別具11は、樹脂一体成形によるプラスチック成形品であって、本体部12と各突起13と各ガイド片14との全体が一体成形されている。
【0012】
前記本体部12は概ね平板状で、長手方向(図3、図4の左右方向(長尺物長手方向と同じ))の両側部分がテーパ状に内向きに狭まる輪郭を持つが、当接面12bの両側に***部12cを持ち、当接面12bと左右の***部12cとが、長尺物8を収容する溝状になっている。本体部12の表示面12aには、長尺物8の情報、例えば通信ケーブルであればその種類や回線番号等の情報が表示される。図示例はケーブル情報を記載した二次元バーコードのシール15を貼り付けた例である。
前記突起13は、図5、図6にも示すように、本体部12の当接面12bの左右の***部12cから外向きに突出する形状であり、図示例では左右それぞれ4つ設けている。
前記ガイド片14は、プラスチック弾性で左右に撓むことができ、上端部に爪14aを備えている。ガイド片14の爪14aは仮止め用であって、必ずしも長尺物8の抜け止めを図るものではない。長尺物8の径が小さい場合には長尺物8の抜け止めの作用をしないが、やや太い長尺物8の場合は、左右のガイド片14を押し広げるようにしてガイド片14間に収容され、爪14aが抜け止めの作用もする。この長尺物識別具11を取り付ける対象の長尺物8の最大径は、図5に記載した長尺物8’ように、左右のガイド片14間の間隔W程度であるが、最小径は特に制限はなく、広い範囲の長尺物径に対応可能である。ただし、対象とする長尺物8の径は、長尺物8”で示したように、***部12cの高さHよりある程度大きいことが好ましい。
【0013】
上記の長尺物識別具11を長尺物8に取り付ける要領を説明すると、まず、1本の紐9の中間部を長尺物8に複数回巻き付ける。紐9の両端側には十分な長さを残しておく。次いで、長尺物識別具11の当接面12bを長尺物8に当てる。次いで、図7、図8に示すように、前記紐9を長尺物8の上で左右の突起13間に靴紐掛け方式で引っ掛け回した後、紐9を締め付けその端部を互いに結ぶ。結び目を9aで示す。これにより長尺物識別具11が長尺物8に堅固に固定される。
【0014】
このように、紐9で固定するものであるから、プラスチック弾性を利用して長尺物に横から緊密に嵌め込んで取り付ける緊密嵌合構造のものと比較して、対応可能な長尺物径の範囲が広い。したがって、例えば通信ケーブルの場合、通常は1種類の長尺物識別具11のみで種々のケーブル径に対応可能である。仮に1種類でカバーできない場合でも、僅かな種類で対応できる。
【0015】
上記の実施形態では、長尺物識別具11の長手方向両側に、長尺物8を左右から囲むガイド片14を設けたが、このガイド片14は必ずしも設けなくてもよい。すなわち、図9、図10に示した長尺物識別具11Aのように、単なる平板である本体部12’の左右部に単に複数の外向きの突起13’を設けた構造とすることもできる。この構造によっても、前記と概ね同じ要領で、紐9で長尺物8に取り付けることができる。
また、図11に示した長尺物識別具11Bのように、本体部12”を平板状でなく、V形の当接面12”bを持つ形状としてもよい。これにより、長尺物8の径の大小に一層容易に対応できる。
【0016】
また、長尺物識別具11を長尺物8に取り付ける際、紐9を長尺物8に予め複数回巻き付けておくことが、堅固な取り付けのために好ましいが、必ずしも、紐9を長尺物8に巻き付けることなく、左右の突起13間に靴紐掛け方式で掛け回した紐9で長尺物8を当接面12bに強く押し付けることで、取り付けることも可能である。
その場合、紐としてゴムを用いることもできる。ゴム紐の場合は、図12に示した長尺物識別具11Cのように、輪ゴム(輪状のゴム紐)9’を用いることも可能である。この場合は結ぶ必要がなく、簡単に取り付けができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明の長尺物識別具によれば、表示面と当接面とを備えた本体部の前記当接面の左右両側にそれぞれ複数の突起を設け、紐を前記左右の突起に交互に引っ掛け回して、当該長尺物識別具を長尺物に取り付けるようにしたので、次のような効果を奏する。
▲1▼紐を左右の突起列間に引っ掛け回して、長尺物識別具を長尺物に取り付けるので、紐がフリーに長く延びた状態とはならず、その紐が長尺物に絡まったり、あるいは紐どうしが絡まったりすることは少ない。したがって、長尺物識別具の長尺物への取り付け作業が容易である。
▲2▼長尺物識別具を長尺物に直接接触させて取り付けるので、場所を占めて取り付け作業上の邪魔になることはなく、この点でも長尺物への取り付け作業が容易になる。
▲3▼紐で取り付けるものであるから、広い範囲の長尺物径に対応可能であり、1種類ないし僅かの種類のサイズを用意するだけで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の長尺物識別具の表示面側から見た斜視図である。
【図2】図1の長尺物識別具の長尺物当接面側から見た斜視図である。
【図3】上記長尺物識別具の正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】上記長尺物識別具を紐で長尺物に取り付けた状態で示した平面図(図4に相当)である。
【図8】上記長尺物識別具を紐で長尺物に取り付けた状態で示した断面図(図6に相当)である。
【図9】本発明の他の実施形態の長尺物識別具を示す平面図である。
【図10】図9の長尺物識別具の断面図である。
【図11】図9の長尺物識別具の変形例を示した断面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施形態を示す平面図である。
【図13】従来の長尺物識別具である丸札の斜視図である。
【符号の説明】
8 長尺物
9 紐
11 長尺物識別具
12 本体部
12a 表示面
12b 当接面
12c ***部
13 突起
14 ガイド片
15 識別用シール

Claims (3)

  1. 電線や光ファイバケーブル等の長尺物にその識別のために取り付ける長尺物識別具であって、
    識別表示のための表示面と取り付け時に長尺物に当てられる当接面とを備えた本体部と、前記当接面に長尺物を当てた時に当該長尺物に沿ってその両側に並ぶように前記本体部と一体に設けられた、取り付け用の紐を左右交互に引っ掛け回すための複数の突起とを備えたことを特徴とする長尺物識別具。
  2. 前記突起列の長尺物長手方向両側位置に、長尺物を左右から囲むガイド片を本体部と一体に設けたことを特徴とする請求項1記載の長尺物識別具。
  3. 前記本体部と各突起と各ガイド片との全体を樹脂で一体成形したことを特徴とする請求項1記載の長尺物識別具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100894864B1 (ko) 2008-09-24 2009-04-24 김광민 클린룸용 배관 인식표
KR102381206B1 (ko) * 2021-11-26 2022-04-26 에이치씨엠 주식회사 배관 식별용 홀더 조립체 및 이의 설치방법

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