JP2004057425A - ネックストラップ - Google Patents

ネックストラップ Download PDF

Info

Publication number
JP2004057425A
JP2004057425A JP2002219020A JP2002219020A JP2004057425A JP 2004057425 A JP2004057425 A JP 2004057425A JP 2002219020 A JP2002219020 A JP 2002219020A JP 2002219020 A JP2002219020 A JP 2002219020A JP 2004057425 A JP2004057425 A JP 2004057425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
neck strap
neck
string
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002219020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3883924B2 (ja
Inventor
Kenji Kojima
小島 賢司
Yasuo Ogasawara
小笠原 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Open Industries Co Ltd
Morito Co Ltd
Original Assignee
Open Industries Co Ltd
Morito Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Open Industries Co Ltd, Morito Co Ltd filed Critical Open Industries Co Ltd
Priority to JP2002219020A priority Critical patent/JP3883924B2/ja
Publication of JP2004057425A publication Critical patent/JP2004057425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3883924B2 publication Critical patent/JP3883924B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Buckles (AREA)

Abstract

【目的】ネックストラップが首に食い込まないようにすると共に、接続された身分証明書などが裏返しにならないようにする。
【構成】雄部材(4)と雌部材(5)からなる連結具(2)と、紐(3)と、からなるネックストラップ(1)である。前記雄部材(4)は、ピン(43)を有する先端部(41)及び紐と連結される基部(42)を有する。前記雌部材(5)は、前記ピンを収容するピン収容部(53)を有する先端部(51)及び紐と連結される基部(52)を有する。前記ピン(43)及びピン収容部(53)は上下方向に非対称であり、ピンの長い方が長い方のピン収容部と係合し、ピンの短い方が短い方のピン収容部と係合するように構成するのが好ましい。前記連結具は着用者の首に接触しない位置に設けるのが好ましい。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネックストラップ、特に、一定以上の荷重がかかったとき、自動的に係合が外れるようなネックストラップに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネックストラップは身分証明書などを提示するために首に掛ける吊り紐である。これを使用することにより、不測の事態、例えばエレベータのドアにネックストラップの一部が挟まれたときには首吊り状態となる危険がある。これを避けるために、一定以上の荷重がかかったとき、自動的にネックストラップの係合が外れるようにした連結具が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のネックストラップの連結具には次のような問題点がある。
(1)従来のネックストラップの連結具は着用者の後頭部側の首に位置しているので、前記のような荷重がかかったときには首に食い込む力となって現れ、一時的にせよ痛みを伴う。
(2)従来のネックストラップの連結具は雌雄各部材が上下対称となっているため、180°回転させても係合可能である。そのため、本来の方向と逆方向に係合させれば、ネックストラップに接続された身分証明書などが裏返しになってしまうことがある。
(3)従来のネックストラップの連結具は雌雄各部材が一直線になっていてフレキシブルでないので、曲線に沿わせるようなことができない。
【0004】
本発明は上記のような欠点を取り除いた新規なネックストラップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願第1発明のネックストラップは、雄部材と雌部材からなる連結具と、紐とからなるネックストラップであって、前記雄部材は、ピンを有する先端部及び紐と連結される基部を有し、前記雌部材は、前記ピンを収容するピン収容部を有する先端部及び紐と連結される基部を有することを特徴とする。
【0006】
本願第2発明のネックストラップは、同一形状の第1部材と第2部材からなる連結具と、紐とからなるネックストラップであって、前記第1部材は、第1ピンを有すると共に、第2ピンを収容するピン収容部をも有する先端部と、紐と連結される基部を有し、前記第2部材は、第2ピンを有すると共に、第1ピンを収容するピン収容部をも有する先端部と、紐と連結される基部を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の態様】
紐にはロープ状のものやテープ状のものが含まれる。製造方法も組紐、編紐、織紐が含まれる。紐と基部の固定には、基部に設けられた溝に紐を通した後で蓋をする方法、固定部に孔をあけて紐を通す方法、紐を樹脂固定部で埋設する方法等がある。
【0008】
前記ピン及びピン収容部は上下方向に非対称とすることが好ましい。ピンの長い方を長い方のピン収容部と係合させ、ピンの短い方を短い方のピン収容部と係合させれば、ネックストラップに接続された身分証明書などが裏返しになることはない。
【0009】
本発明のネックストラップは前記雄(第1)部材と前記雌(第2)部材がピンを支点として回動自在であるようにすることが好ましい。そのようにすることで、前記雄(第1)部材と前記雌(第2)部材を係合させたとき、一直線にはならず、自然な湾曲が得られる。
【0010】
本発明のネックストラップでは、前記連結具は着用者の首に接触しない位置に設けるのが好ましい。そのようにすることで、異常な荷重がかかったときでも首に食い込むことがない。
【0011】
【実施例】
以下、添付の図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0012】
<第1実施例>
図1は本発明第1実施例のネックストラップ1の斜視図である。図の下側の取付具7に身分証明書などが接続され、図の上側8が着用者の後頭部側の首に当たる部分である。本発明では連結具2は紐3の首に接触しない位置に設けられる。例えば、左右いずれかの中間部分の位置である。
【0013】
図2は本発明に係る連結具2の連結状態の斜視図であり、図3は分解斜視図である。図2から分かるように、連結具2の係合部は、雄部材4側がピン43であり、雌部材5側はそのピンの収容部53である。
【0014】
雄部材4(図2,図3の右側)は、先端部41と基部42からなり、基部42において紐(テープ)3を間に挟んで固定する。
【0015】
先端部41はピン43を有し、ピンの両端を受部44で支持している。受部の長さが異なるため、ピン43の長さは平面から見たとき(43a)(図4(b))の方が底面から見たとき(43b)(図4(c))よりも短い。基部42の大部分はテープ3を収容する浅い溝45であり、両側部46が立ち上がっている。溝45の底部にはテープ3に食い込む突起47が6個突出している。蓋部48は、両側部48aと、前記基部両側部46にはまり合うスロット49を有する。
【0016】
雌部材5(図2,図3の左側)も先端部51と基部52からなり、基部52においてストラップテープ3を間に挟んで固定する。
【0017】
先端部51はピン収容部53を有する。ピン収容部53の長さは平面から見たとき(53a)(図5(b))の方が底面から見たとき(53b)(図5(c))よりも短い。基部52の大部分はテープ3を収容する浅い溝54であり、両側部55が立ち上がっている。溝54の底部にはテープ3に食い込む突起56が6個突出している。蓋部57は、両側部57aと、前記基部両側部55にはまり合うスロット58を有する。
【0018】
雄部材のピン43と雌部材のピン収容部53とは、ピンの長い方43bが長い方のピン収容部53bと係合し、ピンの短い方43aが短い方のピン収容部53aと係合する。従って、雌雄部材4,5は上下方向において係合の方向性を有する。
【0019】
この実施例では雄部材の基部42と蓋部48及び雌部材の基部52と蓋部57は別体となっているが、折り畳んで係合が可能なものであれば一体のものとしてもよい。
【0020】
係合及び係合の解除は、左右の手にそれぞれ雄部材4又は雌部材5を持ち、雌雄部材の方向性を考慮しながらピン43をピン収容部53に押しつけて係合し、引き離して係合を解除する。異常負荷がかかる突発事故では負荷による力により雌雄部材4,5は自動的に係合が解除される。
【0021】
<第2実施例>
図7は本発明第2実施例のネックストラップの斜視図である。この実施例では、第1実施例における連結具2Aの雌雄部材が同一形状である。
【0022】
各部材6(6a,6b)は、先端部61(61a,61b)と基部62(62a,62b)からなり、基部62(62a,62b)においてストラップテープ3Aを間に挟んで固定する。各部材の先端部61(61a,61b)はピン63(63a,63b)を有すると共に、ピン63(63a,63b)を収容するピン収容部64(64a,64b)をも有する。基部62(62a,62b)は樹脂からなり、テープ3Aを埋め込んでいる。
【0023】
係合時には、第1部材のピン63aと第2部材のピン収容部64bが係合し、第2部材のピン63bと第1部材のピン収容部64aが係合する。
【0024】
その他、第2実施例として明記しない構成点は第1実施例と同様である。
【0025】
【発明の効果】
本願第1、第2実施例によれば、次の効果が得られる。
(1)従来のネックストラップの連結具は着用者の後頭部側の首に位置しているので、前記のような荷重がかかったときには首に食い込む力となって現れるが、本発明では連結具が首に接触しないのでこの問題は解決された。
(2)従来のネックストラップの連結具は雌雄各部材が一直線になっているので、自然な曲線に沿わせることができなかったが、本発明ではピンを支点として回動可能であるので、この問題も解決された。
【0026】
従来のネックストラップの連結具は、本来の方向と逆方向に係合させれば、ネックストラップに接続された身分証明書などが裏返しになってしまうことがあったが、本願第1発明によれば、上下が非対称なので、本来の方向と逆方向に係合させることができない。
【0027】
さらに、本願第2発明によれば、雌雄部材が同一形状なので、製造金型も1つで済む。したがって、製造コストの削減に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネックストラップの斜視図である。
【図2】本発明第1実施例の連結部材の斜視図である。
【図3】第2図の分解斜視図である。
【図4】雄部材の(a)正面図、(b)平面図、(c)側面図、(d)底面図である。
【図5】雌部材の(a)正面図、(b)平面図、(c)側面図、(d)底面図である。
【図6】蓋部材(雄部材、雌部材共通)の(a)正面図、(b)平面図、(c)側面図、(d)底面図である。
【図7】本発明第2実施例の連結部材の斜視図である。
【符号の説明】
1       ネックストラップ
2,2A 連結具
3,3A ストラップテープ
4       雄部材
5       雌部材
41     先端部
42     基部
43     ピン
43a   ピンの長い方
43b   ピンの短い方
44     受部
45     溝
46     基部両側部
47     突起
48     蓋部
51     先端部
52     基部
53     ピン収容部
53a   ピン収容部の長い方
53b   ピン収容部の短い方
54     溝
55     基部両側部
55     両側部
56     突起
57     蓋部
6(6a,6b)  雌雄同一部材
61     先端部
62     基部
63     ピン
63a   第1部材のピン
63b   第2部材のピン
64     ピン収容部
64a   第1部材のピン収容部
64b   第2部材のピン収容部

Claims (5)

  1. 雄部材(4)と雌部材(5)からなる連結具(2)と、紐(3)と、からなるネックストラップ(1)であって、
    前記雄部材(4)は、ピン(43)を有する先端部(41)及び紐(3)と連結される基部(42)を有し、
    前記雌部材(5)は、前記ピン(43)を収容するピン収容部(53)を有する先端部(51)及び紐(3)と連結される基部(52)を有する
    ことを特徴とするネックストラップ。
  2. 前記ピン(43)及びピン収容部(53)は上下方向に非対称であり、ピンの長い方(43b)が長い方のピン収容部(53b)と係合し、ピンの短い方(43a)が短い方のピン収容部(53a)と係合する請求項1記載のネックストラップ。
  3. 前記雄部材(4)と前記雌部材(5)がピン(43)を支点として回動自在である請求項1記載のネックストラップ。
  4. 前記連結具(2)が着用者の首に接触しない位置に設けられた請求項1記載のネックストラップ。
  5. 同一形状の第1部材(6a)と第2部材(6b)からなる連結具(2A)と、紐(3A)とからなるネックストラップであって、
    前記第1部材(6a)は、第1ピン(63a)を有すると共に、第2ピンを収容するピン収容部(64a)をも有する先端部(61a)と、紐(3A)と連結される基部(62a)を有し、
    前記第2部材(6b)は、第2ピン(63b)を有すると共に、第1ピン(63a)を収容するピン収容部(64b)をも有する先端部(61b)と、紐(3A)と連結される基部(64b)を有する
    ことを特徴とするネックストラップ。
JP2002219020A 2002-07-29 2002-07-29 ネックストラップ Expired - Fee Related JP3883924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002219020A JP3883924B2 (ja) 2002-07-29 2002-07-29 ネックストラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002219020A JP3883924B2 (ja) 2002-07-29 2002-07-29 ネックストラップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004057425A true JP2004057425A (ja) 2004-02-26
JP3883924B2 JP3883924B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=31940023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002219020A Expired - Fee Related JP3883924B2 (ja) 2002-07-29 2002-07-29 ネックストラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3883924B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008230313A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ykk Corp 連結具
JP2023022787A (ja) * 2021-08-03 2023-02-15 株式会社はちみつクリエイト ストラップ取付具及びストラップ取付具の取り付け方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008230313A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ykk Corp 連結具
JP2023022787A (ja) * 2021-08-03 2023-02-15 株式会社はちみつクリエイト ストラップ取付具及びストラップ取付具の取り付け方法
JP7374507B2 (ja) 2021-08-03 2023-11-07 株式会社はちみつクリエイト ストラップ取付具及びストラップ取付具の取り付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3883924B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240215535A1 (en) Attachment for a wearable collar of an animal
US6382407B1 (en) Eyeglass case adapted to be hung on the neck of the user
TW294585B (ja)
JP2014500125A (ja) ひもを接続する装置
EP1018609A1 (en) Cord fastener
JP2000262311A (ja) モジュラ・アタッチメント・システム
JP2000509506A (ja) 腕時計に時計バンドを取り付ける装置
JP2003534067A (ja) 水中眼鏡のバンド調節用バックル組立体
JP2004057425A (ja) ネックストラップ
JP2001218613A (ja) 危険防止機能つきストラップ
JPH0137442Y2 (ja)
JP2005204622A (ja) ペット用胴輪
TWI304722B (ja)
JP4789038B2 (ja) 顔面装着具および顔面装着具用バンド
KR20170006593A (ko) 신분증 착용 목걸이
KR200482896Y1 (ko) 시계줄 분리도구가 결합된 손목시계
JP2001154116A (ja) 双眼鏡に対するネックストラップの取り外し可能な接続のためのコネクター
JP4537835B2 (ja) リストバンド用クリップ
KR200387187Y1 (ko) 혁대
JP2000070079A (ja) 子守帯
JP2009197859A (ja) 連結吊下具
KR100334059B1 (ko) 라이터가 착탈가능하게 구비된 벨트
JPH024090Y2 (ja)
JP2004057289A (ja) 首掛けストラップ
JP3044233U (ja) イヤホーンホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060523

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20061115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Written amendment

Effective date: 20060720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees