JP2004053323A - ナビゲーションシステム及びナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マチアクセス通信処理を確立し、相手先への通信網及び相手先通信端末の機器の種類に関する情報を取得する(S10〜S50)。通信網及び通信機器の種類に基づき、表示速度データベース17g を検索して表示速度Sを求めると共に、車速センサ22から車速Vを取得し、車速Vと表示速度Sとからズーム倍率Zを計算し、この計算結果に基づいてカメラ21のズーム倍率を制御する(S60〜S90)。カメラ21から取り込んだ画像と、現在位置周辺の地図データと、現在位置に対応する車両マークとを組み合わせた送信用データを、ユーザの音声と共に相手先通信端末9へ送信する(S100〜S140)。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カーナビゲーション装置は、GPSからの情報に基づいて現在位置を取得し、この現在位置に基づいて地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示することにより、ユーザに目的地までの道案内をする機能を備えている。
【0003】
また、車載カーナビゲーションユニットに画像及び音声を通信するマルチアクセス機能を備えさせると共に、車両前方を撮影する第1カメラと、運転席を撮影する第2カメラとを備え、通信局に対して第1,第2カメラで撮影した画像を送信し、通信局から音声による道案内を受信する様にしたナビゲーションシステムも知られている(特開平11−205782号公報)。この公報に記載されたナビゲーションシステムは、さらに、車速に応じてカメラのズーム倍率を制御し、高速ほどズーム倍率を高くする制御を行う機能も備えている。
【0004】
特開平11−205782号公報に記載のカーナビゲーションシステムによれば、車両の前方画像を車両と基地局とで共有することができ、適切な道案内などを行うことができる。 また、高速になるほどカメラのズーム倍率を高くするので、運転者の視野角に応じた画像が得られるという効果がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平11−205872号公報に記載のカーナビゲーションシステムは、運転者と同じ迫力の画像を基地局に送信するには良いが、道案内を得る上では以下の問題がある。
【0006】
即ち、基地局側の通信端末の機種や利用している通信網の種類によってデータの通信速度が異なるため、相手先から案内を得たときには右左折すべき交差点を通り過ぎていたり、あるいは停車すべき地点を通り過ぎていたという問題が生じるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、ナビゲーションシステムにおいて、より適切な道案内が得られる様にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成しようとしてなされた請求項1の発明は、現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段、画像を撮影する撮影手段、少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段、及び、前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像を相手先通信端末へ送信すると共に、相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段を有する送信側装置と、少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段及び受信した画像情報を表示する画像表示手段を有する前記相手先通信端末としての受信側装置とを備えるナビゲーションシステムにおいて、前記送信側装置の通信制御手段は、前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段を備え、前記受信側装置は、前記位置情報に基づいて地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段と、該地図表示制御手段によって表示された地図上の位置を指定する位置指定手段と、該位置指定手段によって指定した位置に関する位置データを送信する位置データ送信手段とを備え、前記送信側装置の地図表示制御手段は、前記位置データ送信手段から送信された位置データに対応する位置に目標地点表示を行う手段として構成されていることを特徴とする。
【0009】
この請求項1の発明によれば、道案内を求められた受信側には、画像だけでなく地図も表示されることから、道案内を求めてきた相手(例えば、車両)の位置を、画像中の看板や店舗の様子と地図との両方から特定することができ、正確に相手の位置を知ることができる。例えば、画像だけだと、▲1▼ あまり特徴のない山間部など、▲2▼同じ様な目標(看板、ガソリンスタンド、銀行、コンビニエンスストアなど)が複数存在している地域などでは、送信側の現在位置を特定できなかったりするが、地図もあれば、画像と地図の両方から位置を特定することができるからである。逆に、地図だけでは、その辺りの交差点の数を正確に覚えていないと、「いくつ先の交差点を曲がったらよいか」といったことを特定し難いこともあるが、地図だけでなく、画像から特徴を見付けることによって「いくつ先の交差点を曲がればよいか」といったことを容易に指示することができるからである。
【0010】
なお、ここで、位置情報送信手段は、現在位置を特定する緯度・経度情報、あるいは、現在位置が地点コード化されている場合にはその地点コードを送信する手段として構成することができる。また、現在位置周辺の地図データ自体を送信する手段として構成することもできる。この場合、地図中の送信側の現在位置を特定するマーク等を合わせて送信するとよい。
【0011】
一方、この請求項1の発明では、受信側装置が、位置指定手段及び位置データ送信手段を備えているので、道案内を行うに当たっては、音声だけでなく、位置データを送信することができる。送信側装置は、受信装置側から送信されてきた位置データに基づいて、地図上に目標地点表示を行うことができる。従って、例えば、送信側装置が車両に搭載されて移動している様な場合、受信側装置に表示されている画像に基づいた音声案内を受信したときには、既に目標物を通過してしまっているといった様なときであっても、地図上の目標地点表示により、右左折すべき交差点を正確に知ることができる。よって、通信網や通信機器の種類による表示速度の相違に基づくタイムラグの問題を解決することができる。案内する側は、音声では、例えば、「そこから3つ目の信号」とか、「○○の看板の先、3つ目の交差点」といた具合に、目標地点の手前の目標物を指示することがあるが、その様なときに、既に目標物を通過していたとしても、地図上の目標地点表示に基づいて正しい道案内を受けることができるという効果がある。
【0012】
また、請求項2の発明は、現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段、画像を撮影する撮影手段、少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段、及び、前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像を相手先通信端末へ送信すると共に、相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段を有する送信側装置と、少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段及び受信した画像情報を表示する画像表示手段を有する前記相手先通信端末としての受信側装置とを備えるナビゲーションシステムにおいて、前記送信側端末から前記受信側端末へ送信した画像が、該受信側端末の画像表示手段によって表示されるまでの表示速度に基づいて、前記撮影手段のズーム倍率を制御するズーム倍率制御手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
この請求項2の発明によれば、送信側端末からは、撮影手段が撮影した画像を送信して道案内を求めることができる。このとき、送信される画像は、ズーム倍率制御手段により、受信側端末に画像が表示されるまでのタイムラグを考慮したものとなっている。従って、送信側端末が移動体上に搭載されていて、受信側装置に画像が表示されるまでにタイムラグがある場合、ズーム倍率を高くしてより前方の画像を送信することにより、音声だけであっても、適切な道案内を受けることができるという効果がある。
【0014】
また、請求項3の発明は、請求項2記載のナビゲーションシステムにおいて、前記通信制御手段は、前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段を備え、前記受信側装置は、前記位置情報に基づいて地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
この請求項3の発明によれば、請求項1の発明と同様に、画像と地図とを受信側端末に表示することができるので、受信側は、道案内を求めてきた相手の位置を、画像中の看板や店舗の様子と地図との両方から特定することができ、正確に相手の位置を知ることができる。従って、より適切な道案内が可能となる。
【0016】
また、請求項4の発明は、請求項2又は請求項3記載のナビゲーションシステムにおいて、前記受信側装置は、さらに、前記地図表示制御手段によって表示された地図上の位置を指定する位置指定手段と、該位置指定手段によって指定した位置に関する位置データを送信する位置データ送信手段とを備え、前記送信側装置の地図表示制御手段は、前記位置データ送信手段から送信された位置データに対応する位置に目標地点表示を行う手段として構成されていることを特徴とする。
【0017】
この請求項4の発明によれば、請求項1の発明と同様に、音声だけでなく、送信側端末への目標地点表示を合わせて実行できるので、送信側装置の移動速度が速くて、音声案内を受信したときには既に目標物を通過してしまっているといった様なときであっても、地図上の目標地点表示により、右左折すべき交差点を正確に知ることができるという効果がある。
【0018】
また、請求項5の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、前記ズーム倍率制御手段は、相手先通信端末までの通信網の種類による通信速度及び相手先通信端末の構成機器による画像処理速度に基づいて、前記ズーム倍率を計算するズーム倍率計算手段を備えていることを特徴とする。
【0019】
また、請求項6の発明は、請求項5記載のナビゲーションシステムにおいて、前記ズーム倍率計算手段は、通信網の種類及び通信端末の構成機器と、ズーム倍率との関係を記憶したズーム倍率テーブルに基づいて前記ズーム倍率を計算する手段として構成されていることを特徴とする。
【0020】
これら請求項5,請求項6の発明によれば、特定の通信網や通信機器に限らず、相手先端末の採用している通信網及び通信機器の種類が判明すれば、「表示速度の遅れによるタイムラグを考慮した画像を受信側装置に表示して正確な道案内情報を取得する」という本発明の目的を達成することができる。なお、通信網の種類及び通信機器の種類は、通信制御手段によって相手先とマルチアクセス通信を確立するときに特定することができる。
【0021】
また、請求項7の発明は、請求項2〜請求項6のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、前記送信側装置の移動速度を検出する速度検出手段を備え、前記ズーム倍率制御手段は、前記ズーム倍率の制御に当たって、前記速度検出手段の検出した移動速度を考慮して、移動速度が大きいほどズーム倍率を大きくする様に前記撮影手段のズーム倍率を補正するズーム倍率補正手段を備えていることを特徴とする。
【0022】
この請求項7の発明によれば、表示速度の遅れによるタイムラグに加えて、送信側装置が移動する速度についても補正したズーム倍率で画像を撮影し、これを送信することができる。例えば、送信側装置が移動中の車両に搭載されている様なときは、通信速度及び画像処理速度による表示速度の遅れに加えて、送信側装置の移動に伴う補正がなされないと、移動速度が通常より速い場合には画像が遅れて受信側装置に表示されることになるし、逆に、通常より遅い場合には、より手前の情報に価値があっても、それがズーム倍率の関係で表示されなかったりする。この請求項7の発明によれば、こうした不具合を排除することができる。
【0023】
また、請求項8の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、前記撮影手段が静止画撮影手段であることを特徴とする。
【0024】
この請求項8の発明によれば、静止画を相手先に送信することができるので、動画に比べて通信能力が低くても構わず、システム的に有利である。また、動画は臨場感があるが、かえって場面の変化が早いため、道案内をする側が目印を見付けにくくなるおそれがあるという問題がある。これに対し、請求項8の発明によれば、かかる問題はなく、結果として、より適切な道案内を実現することができるという効果がある。
【0025】
なお、本発明のナビゲーションシステムは、車両用のナビゲーションシステムに限らず、携帯電話や通信機能を有するPDA等の携帯通信端末にも適用することができる。この様な携帯通信端末における利用方法としては、例えば、バスで移動している様なときに、バスの現在位置がどの辺りであるかを待ち合わせをしている相手先に知らせ、相手先はバスの到着時刻を予測でき、バスに乗っている本人も、相手先から、あとどれくらいで目的地に到着するかを知らせてもらうことができるという効果が発揮される。特に、おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんに会いに行ったり、その逆にお孫さんがおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くような場合に、携帯端末間で本発明のナビゲーションシステムを採用すれば、老人や年少者の様な交通弱者にとって、安心して旅行ができるという効果がある。
【0026】
また、送信側、受信側共にカーナビゲーション装置である場合に、両者が同じ機能を備えていれば、複数の車両で行楽地に行く様な場合などにおいて、互いの合流地点を連絡し合ったり、あるいは先行している車両から前方の道路状況を取得したり、逆に、後続の車両から道路状況を取得するといった形で本システムを利用することもできる。
【0027】
こうした本発明のナビゲーションシステムを実現するためになされた請求項9のナビゲーション装置は、現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段と、画像を撮影する撮影手段と、少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段と、前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像情報を当該相手先通信端末へ送信すると共に、当該相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段とを備え、前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段と、前記相手先通信端末から位置データを受信し、該位置データに対応する地図上の位置に目標地点表示を行う目標地点表示手段とを備えていることを特徴とする。
【0028】
同じく本発明のナビゲーションシステムを実現するためになされた請求項10のナビゲーション装置は、現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段と、画像を撮影する撮影手段と、少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段と、前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像を当該相手先通信端末へ送信すると共に、当該相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段を有する送信側装置とを備え、前記画像が、前記相手先通信端末に表示されるまでの表示速度に基づいて、前記撮影手段のズーム倍率を制御するズーム倍率制御手段を備えていることを特徴とする。
【0029】
また、請求項11のナビゲーション装置は、請求項10記載のナビゲーション装置において、前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段と、前記相手先通信端末から位置データを受信し、該位置データに対応する地図上の位置に目標地点表示を行う目標地点表示手段とを備えていることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1に、実施の形態のナビゲーションシステム1の構成を示す。車両5と、GPS衛星6と、通信タワー7と、サーバー8と、相手先通信端末9とから構成される。この車両5は、カーナビゲーション装置10と、カメラ21とを備えている。
【0031】
カーナビゲーション装置10は、図2に示す様に、GPS衛星6からの電波を受信して車両の現在位置を検出する位置検出器11と、操作部12と、表示部13と、無線部14と、マイクロホン15と、スピーカ16と、これらを制御する制御回路17とから構成されている。
【0032】
無線部14は、携帯電話、PHS等と同等の機能を有し、画像情報と音声情報とを送受信することのできるマルチアクセス機能を備えている。
【0033】
制御回路17は、周知のCPU17a、ROM17b、RAM17c、EEPOM17d、I/Oポート17eと、ハードディスク17fとを備えている。制御回路17には、I/Oポート17eを介して、カメラ21からの画像信号と、車速センサ22からの車速信号が入力される様に構成されている。また、制御回路17は、I/Oポート17eを介して、カメラ21に、ズーム倍率の変更等の制御信号を出力することができる様にも構成されている。
【0034】
EEPROM17dには、通信網の種類(公衆電話回線,ISDN,ADSL,携帯電話回線,PHS回線等)と、通信端末の種類(CPU,RAM,モデム等)とをパラメータとして、車両5から静止画像のデータを送信してから相手先通信端末9に画像が表示されるまでの時間に関する表示速度データベース17gが記憶されている。なお、ハードディスク17fには地図データが記憶されている。
【0035】
カメラ21は、車両5の前方の画像を撮影することができる位置に搭載されており、静止画を撮影する機能を有する。
【0036】
相手先通信端末9は、図1に示す様に、モデム31と、パーソナルコンピュータ32と、電話機33とから構成されている。
【0037】
次に、本実施の形態のナビゲーションシステム1において実行するマルチアクセス通信処理の内容について図3のフローチャートで説明する。この処理は、操作部12からマチアクセス通信処理が選択されると開始し、「相手先を指定して下さい」というメッセージをスピーカ15から出力すると共に(S10)、電話番号一覧リストを表示部13に表示し(S20)、相手先が選択されるのを待つ(S30)。相手先の選択は、操作部12からのキー操作による選択の他、マイクロホン16から相手先名称を音声入力することによっても実行することができる。
【0038】
相手先が選択されると(S30:YES)、次に、この相手先に対して呼び出し信号を発信し、応答信号を受信する所定のネゴシエーション処理を実行することにより、相手先との間のマルチアクセス通信を確立する(S40)。このとき、相手先への通信網の種類及び相手先通信端末9の機器の種類に関する情報を取得し、RAM17cに記憶する(S50)。
【0039】
次に、この通信網の種類及び通信機器の種類に基づき、EEPROM17dの表示速度データベース17gを検索して表示速度Sを求める(S60)。次に、車速センサ22から車速Vを取得する(S70)。そして、この車速Vと、表示速度Sとから、ズーム倍率Zを計算する(S80)。ここでは、図4(A)に示す様に、表示速度Sに基づき、基準速度(例えば、時速30km/h)でのズーム倍率Z0と表示速度Sとの関係を定めたズーム倍率テーブルからズーム倍率Z0を決定し(S81)、さらに、車速Vをパラメータとした補正係数テーブルから補正係数Kを決定し(S82)、ズーム倍率Z0に補正係数Kを乗算することによってズーム倍率Z=K・Z0を算出する処理(S83)が実行される。ここで、ズーム倍率テーブルは、図4(B)に示す様に、表示速度Sが遅いほどズーム倍率Z0が高くなる関係となっている。また、図4(C)に示す様に、補正係数テーブルは、基準速度の補正係数Kが1で、車速Vが速いほど補正係数Kの値が大きくなる様な関係となっている。
【0040】
こうしてズーム倍率Zが計算できたら、この計算結果に基づいてカメラ21のズーム倍率を制御する(S90)。そして、カメラ21から画像信号を取り込む(S100)。次に、位置検出器11から現在位置を取り込み(S110)、現在位置に基づいて現在位置周辺の地図データを読み出し(S120)、S100で取り込んだ画像データと、地図データと、車両マークとを組み合わせた送信用データを合成する(S130)。そして、この送信用データを、ユーザの音声と共に相手先通信端末9へ送信する(S140)。この結果、相手先通信端末9には、図1に示した様に、車両の前方画像Aと、現在位置周辺の地図Bと、地図上の現在位置を示す車両マークMとが表示される。
【0041】
以後、音声通話を続行し(S150)、オンフックされるまで、所定時間が経過する毎にS70以下の処理を繰り返して最新の画像及び車両位置を相手先通信端末9に対して送信する(S160〜S180)。図5に以上の処理の進み方を模式図として示した。なお、S70で再度車速Vを取り込むのは、相手先との通話によって目標物に近付いて車速が遅くなった様なときに、できるだけ広角の画像を送信し、より的確なアドバイスを得るためである。なお、S70以下の処理は、車速Vが速いほどより短いインターバルで実行する様に、車速Vに応じて繰り返しのインターバルが変化する様に構成するとよい。
【0042】
本実施の形態によれば、相手先通信端末9には、カメラ21で撮影した画像(静止画)だけでなく、車両の現在位置とその周辺の地図とが表示されるので、似たような目標物(看板、店舗、標識など)が複数ある様な地域であっても、相手先に車両が現在どの位置にいるのかを正確に知らせることができる。従って、道案内をする側にとって案内をし易いという効果がある。また、通信網の種類等による表示速度Sを考慮したズーム倍率の制御を行うので、道案内をしてもらう際の目標物を通り過ぎてからメッセージが届くといったことがない。しかも、車速Vに応じてズーム倍率の補正を行うので、車両側と相手先とで道案内のための目標物を一致させる効果が一層高まる。
【0043】
次に、第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態のナビゲーションシステム2は、車両5,5同士での通信システムに関するものである。図6に示す様に、各車両5,5が、マルチアクセス通信機能を有するカーナビゲーション装置10と、カメラ21とを搭載している。カーナビゲーション装置10の構成は、第1の実施の形態と同様である。
【0044】
この第2の実施の形態において実行するマルチアクセス通信処理の内容について図7のフローチャートで説明する。マルチアクセス通信を確立し、ズーム倍率Zを計算し、カメラ21のズーム倍率を制御して画像信号を取り込み、位置検出器11から現在位置を取り込むところまでは第1の実施の形態と同様である(SS10〜S110)。この第2の実施の形態では、相手先もカーナビゲーション装置10なので、地図データを読み出す必要がない。そこで、第1の実施の形態のS120の処理はなく、現在位置を取り込んだら、S100で取り込んだ画像データと、現在位置データとを送信用データとし(S230)、この送信用データを、ユーザの音声と共に相手先通信端末9へ送信する(S240)。
【0045】
以後、音声通話を続行し(S150)、所定時間が経過する毎に、S70以下の処理を繰り返して最新の画像及び車両位置を相手先通信端末9に対して送信する(S160〜S180)。この間、相手先から位置データを受信したら(S250:YES)、その位置データを表示部13の地図上に重ねて表示する(S260)。
【0046】
相手先のカーナビゲーション装置10は、これに対して、図8のフローチャートに示す処理を実行する。マルチアクセス通信の要求があったときに(S310:YES)、本処理が開始し、マルチアクセス通信を確立する(S320)。次に、受信した情報にデータが含まれているときは(S330:YES)、このデータに基づいた表示を実行する(S340)。ここでは、表示部13の左半分の領域に、受信したデータ中の画像データを表示し、右半分には受信したデータ中の位置情報に基づいて読み出した地図と車両マークとを表示する。表示された状態は、第1の実施の形態の図1の相手先通信端末9におけるものと同様になる。次に、地点指定が行われたか否かを判定する(S350)。ここで、表示部13の地図が表示されている領域全体がタッチパネルを構成しており、この領域をユーザが指でタッチすることにより地点指定を行うことができる。地点指定が行われたら(S350:YES)、この地点の位置情報を計算する(S360)。この計算は、表示部13に表示されている地図の有する位置情報に基づいて計算する。そして、次に、この位置情報をデータとして送信する(S370)。なお、データを送受信するとき以外は、音声通話が実行される(S380,S390)。
【0047】
以上の様な制御処理が実行される結果、画像を受信した側の車両の表示部13には、画像を送信した側の車両の前方の画像と、地図上の車両位置とが表示されるので、送信側の車両が現在どの位置にいるのかを容易に知ることができる。そして、右折や左折をすべき交差点を指示する際には、地図上の位置の情報として送信することができる。この結果、画像を送信した側の車両では、相手先の音声だけでなく、右左折すべき交差点の位置情報を取得することができ、そのままこの位置情報を目的地として登録することにより、カーナビゲーション装置10の経路案内機能を利用した道案内の元で走行することができる。
【0048】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
【0049】
例えば、第2の実施の形態において、受信側のカーナビゲーション装置から位置データだけでなく、その位置がマークされた地図データを送信する様にしてもよい。また、第2の実施の形態と同様のシステムは、カーナビゲーション装置10と同様の地図データを有するナビゲーションソフトをインストールしたパーソナルコンピュータとの間でも実現することができる。
【0050】
また、車速による補正は行わなくても構わない。これは、画像に基づいた道案内を求める様な場合は、ある速度以下の車速になっているはずであるから、通信網及び通信機器による表示速度に基づくタイムラグだけを考慮すれば十分だからである。
【0051】
さらに、カーナビゲーション装置以外であっても、ナビゲーション機能を有する携帯端末から道案内を求めるためのシステムとしても本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態としてのナビゲーションシステムの構成を示す模式図である。
【図2】第1の実施の形態におけるカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態におけるマルチアクセス通信処理の内容を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態におけるマルチアクセス通信処理でのズーム倍率計算処理の内容を示し、(A)はフローチャート、(B)及び(C)は演算テーブルの内容を示す説明図である。
【図5】第1の実施の形態におけるマルチアクセス通信処理の進行状態を示す模式図である。
【図6】第2の実施の形態としてのナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態における送信側端末でのマルチアクセス通信処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態における受信側端末でのマルチアクセス通信処理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2・・・ナビゲーションシステム
5・・・車両
6・・・GPS衛星
7・・・通信タワー
8・・・サーバー
9・・・相手先通信端末
10・・・カーナビゲーション装置
11・・・位置検出器
12・・・操作部
13・・・表示部
14・・・無線部
15・・・マイクロホン
16・・・スピーカ
17・・・制御回路
17a・・・CPU
17b・・・ROM
17c・・・RAM
17d・・・EEPOM
17e・・・I/Oポート
17f・・・ハードディスク
17g・・・表示速度データベース
21・・・カメラ
22・・・車速センサ
31・・・モデム
32・・・パーソナルコンピュータ
33・・・電話機
Claims (11)
- 現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段、
画像を撮影する撮影手段、
少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段、
及び、前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像を当該相手先通信端末へ送信すると共に、当該相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段を有する送信側装置と、
少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段及び受信した画像情報を表示する画像表示手段を有する前記相手先通信端末としての受信側装置と
を備えるナビゲーションシステムにおいて、
前記送信側装置の通信制御手段は、前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段を備え、
前記受信側装置は、
前記位置情報に基づいて地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段と、
該地図表示制御手段によって表示された地図上の位置を指定する位置指定手段と、
該位置指定手段によって指定した位置に関する位置データを送信する位置データ送信手段とを備え、
前記送信側装置の地図表示制御手段は、前記位置データ送信手段から送信された位置データに対応する位置に目標地点表示を行う手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段、
画像を撮影する撮影手段、
少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段、
及び、前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像を当該相手先通信端末へ送信すると共に、当該相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段を有する送信側装置と、
少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段及び受信した画像情報を表示する画像表示手段を有する前記相手先通信端末としての受信側装置と
を備えるナビゲーションシステムにおいて、
前記送信側端末から前記受信側端末へ送信した画像が、該受信側端末の画像表示手段によって表示されるまでの表示速度に基づいて、前記撮影手段のズーム倍率を制御するズーム倍率制御手段を備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項2記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記通信制御手段は、前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段を備え、
前記受信側装置は、前記位置情報に基づいて地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段を備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項2又は請求項3記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記受信側装置は、さらに、
前記地図表示制御手段によって表示された地図上の位置を指定する位置指定手段と、
該位置指定手段によって指定した位置に関する位置データを送信する位置データ送信手段とを備え、
前記送信側装置の地図表示制御手段は、前記位置データ送信手段から送信された位置データに対応する位置に目標地点表示を行う手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項2〜請求項4のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記ズーム倍率制御手段は、相手先通信端末までの通信網の種類による通信速度及び当該相手先通信端末の構成機器による画像処理速度に基づいて、前記ズーム倍率を計算するズーム倍率計算手段を備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項5記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記ズーム倍率計算手段は、通信網の種類及び通信端末の構成機器と、ズーム倍率との関係を記憶したズーム倍率テーブルに基づいて前記ズーム倍率を計算する手段として構成されていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項2〜請求項6のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記送信側装置の移動速度を検出する速度検出手段を備え、
前記ズーム倍率制御手段は、前記ズーム倍率の制御に当たって、前記速度検出手段の検出した移動速度を考慮して、移動速度が大きいほどズーム倍率を大きくする様に前記撮影手段のズーム倍率を補正するズーム倍率補正手段を備えていること
を特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1〜請求項7のいずれか記載のナビゲーションシステムにおいて、前記撮影手段が静止画撮影手段であることを特徴とするナビゲーションシステム。
- 現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段と、
画像を撮影する撮影手段と、
少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段と、
前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像情報を当該相手先通信端末へ送信すると共に、当該相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段と
を備えるナビゲーション装置において、
前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段と、
前記相手先通信端末から位置データを受信し、該位置データに対応する地図上の位置に目標地点表示を行う目標地点表示手段と
を備えていることを特徴とするナビゲーション装置。 - 現在位置を取得して地図情報データベースを検索し、現在位置周辺の地図をディスプレイに表示する地図表示制御手段と、
画像を撮影する撮影手段と、
少なくとも画像情報と音声情報とを通信することのできるマルチアクセス機能を有する通信手段と、
前記通信手段にて、相手先通信端末との間で画像情報及び音声情報を通信可能な状態を確立し、前記撮影手段で撮影した画像を当該相手先通信端末へ送信すると共に、当該相手先通信端末から少なくとも音声情報を受信する通信制御手段を有する送信側装置と
を備えるナビゲーション装置において、
前記画像が、前記相手先通信端末に表示されるまでの表示速度に基づいて、前記撮影手段のズーム倍率を制御するズーム倍率制御手段を備えていること
を特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項10記載のナビゲーション装置において、
前記画像情報に加えて、送信側の現在位置に関する位置情報をも送信する位置情報送信手段と、
前記相手先通信端末から位置データを受信し、該位置データに対応する地図上の位置に目標地点表示を行う目標地点表示手段と
を備えていることを特徴とするナビゲーション装置。
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