JP2004049658A

JP2004049658A - Backrest device of chair

Info

Publication number: JP2004049658A
Application number: JP2002213088A
Authority: JP
Inventors: Naoki Numa; 沼　直樹; Ryo Igarashi; 五十嵐　僚
Original assignee: Okamura Corp
Current assignee: Okamura Corp
Priority date: 2002-07-22
Filing date: 2002-07-22
Publication date: 2004-02-19
Anticipated expiration: 2022-07-22
Also published as: JP4149755B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To exhibit the optimum lumber support function according to the degree of backward tilting of a seated person. <P>SOLUTION: In this backrest device of a chair, the lower part of a back frame 10 to which the outer peripheral part of a sheet-like member 11 is fixed is provided with a lumber support 12 supporting the sheet-like member 11 from the back side, and the lumber support 12 is shaped so that the upper part is wider than the lower part. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な機構のランバーサポートを取り付けた椅子の背凭れ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ランバーサポートを、背凭れ装置における背枠に取り付ける場合、従来、ランバーサポートの左右端を背枠の左右枠に取り付けるか、またはランバーサポートを支持する上下方向の支持杆の上下端を背枠の上下枠に取り付けていた。
前者の場合、ランバーサポートの形状は、一般に背枠の左右枠に支持された横長な方形であり、後者の場合、上下方向の支持杆に、通常、横長な楕円状のランバーサポートが取り付けられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明におけるように、背枠に、シート状部材、特にネット部材の外周部を固定して背凭れを形成し、ネット部材が弾性変形し易い特性を活用して、着座者の後傾が少ないときは、ネット部材によって、背腰部を穏やかに支え、後傾がある程度、大きくなった場合に、ほどよく本来のランバーサポート機能を作用させようとする場合、従来のランバーサポートと同じ、単に横長な方形や楕円状のランバーサポートでは、後傾の大きいときの背腰部の形状に、必ずしも充分に対応したランバーサポート機能を発揮し得ないことを見出した。
【０００４】
本発明は、かかる見地から、着座者の後傾が少ないときは、シート状部材、特にネット部材の特性を活用して、背腰部を穏やかに支え、後傾がある程度、大きくなった場合に、本来のランバーサポート機能を人間工学的に最適な形態で作用させることができる椅子の背凭れ装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
（１）　シート状部材の外周部を固定した背枠の下部に、前記シート状部材を後面側から支えるランバーサポートを設けるとともに、このランバーサポートの形状を、上部を下部よりも幅広なものとした椅子の背凭れ装置とする。
【０００６】
（２）　上記（１）項において、前記シート状部材を、弾性変形可能なネット部材とする。
【０００７】
（３）　上記（１）項または（２）項において、前記ランバーサポートの形状を、下部から上部に向かうほど幅広となるほぼ逆三角形状とする。
【０００８】
（４）　上記（１）項〜（３）項のいずれかにおいて、前記ランバーサポートを、背枠の左右中央で支持させることにより、ランバーサポートを左右方向に弾性変形可能とする。
【０００９】
（５）　上記（１）項〜（４）項のいずれかにおいて、前記背枠の下部から上方に向けて背枠と一体をなし、かつ上端が自由端をなすランバーサポート支持部を延設し、このランバーサポート支持部にランバーサポートを取り付ける。
【００１０】
（６）　上記（５）項において、前記ランバーサポート支持部を、下方が幅広で、上方に向かうほど幅狭となるほぼ三角形状とする。
【００１１】
（７）　上記（５）項または（６）項において、前記ランバーサポートを、ランバーサポート支持部に対して相対的に上下移動させて位置を調節可能とするとともに、前記調節可能な範囲内のいずれの位置においても、ランバーサポートの左右端を、背枠の内方に位置させる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１、図２は、それぞれ本発明の一実施形態の背凭れ装置を備える椅子の正面図、および側面図である。
図１および図２に示すように、この椅子（１）は、脚体（２）の中央に立設された脚柱（３）の上端に固着した支基（４）の左右両側壁（４ａ）（４ａ）に、背凭れ（５）を支持する左右１対の背凭れ支持杆（６）（６）を取り付けるとともに、座支持杆（７ａ）（７ｂ）を介して支基（４）の上方に、座（８）を取り付けることにより形成されている。
【００１３】
左右の背凭れ支持杆（６）（６）は、側面視ほぼ前向Ｌ字状をなし、前端部に設けた左右方向を向く筒部（６ａ）（６ａ）が、支基（４）の両側壁（４ａ）（４ａ）より左右に突出する支軸（９）に固嵌されており、背凭れ（５）および背凭れ支持杆（６）（６）は、支軸（９）と一体となって、後下方に傾動し得るようになっている。
なお、支基（４）の内部には、公知のように、前記後傾させた背凭れ（５）および背凭れ支持杆（６）を復帰させるための付勢手段が設けられている。
【００１４】
背凭れ（５）は、背枠（１０）と、この背枠（１０）に張設されたシート状部材（１１）とよりなり、背枠（１０）には、シート状部材（１１）を後面側から支えるようにしてランバーサポート（１２）が設けられている。
【００１５】
図３は、ランバーサポート（１２）が設けられた背枠（１０）を、若干下方から見た正面図、図４は、図３における要部の分解図、図８は、図１におけるＶＩＩＩ〜ＶＩＩＩ線拡大縦断面図である。
【００１６】
背枠（１０）は、上下枠（１０ａ）（１０ｂ）が後向きに湾曲し、正面視において、おおむね倒立五角形状をなし、かつ側面視において、下部よりほぼ４分の１の部分が突出する前向く字形で、かつ上部ほぼ６分の１が、後上向きに後傾した形状をなしている。
【００１７】
背枠（１０）の内側下部中央には、ランバーサポート支持部（１３）が上方に向けて一体的に突設され、上端が自由端をなすこのランバーサポート支持部（１３）の前面に、ランバーサポート（１２）が取り付けられている。
【００１８】
ランバーサポート支持部（１３）は、下方が幅広で、上方に向かうほど幅狭となるほぼ三角形の形状をなし、その前面中央に、ランバーサポート（１２）と一体をなす案内部（１５）を支持するための左右１対の上下方向を向く支持突条（１６）（１６）が設けられ、この左右の支持突条（１６）（１６）間の上下端部に、ねじ孔（１７）（１７）が穿設されている。
【００１９】
案内部（１５）は、縦長の方形板状であり、上下方向の中間のやや上部寄りに、左右１対の上下方向の可撓性付与のためのスリット（１８）（１８）が穿設され、これらスリット（１８）（１８）間の可撓性部の中央に、係合突起（１９）が設けられている。
【００２０】
前記案内部（１５）は、ランバーサポート支持部（１３）における前記左右の支持突条（１６）（１６）間の幅よりも、幅広であり、案内部（１５）を左右の支持突条（１６）（１６）に支持させ、図８に示すように、２本のねじ（２０）（２０）を、案内部（１５）の上下に設けた通孔（２１）（２１）に挿通して、ランバーサポート支持部（１３）におけるねじ孔（１７）（１７）に締め付けて、ランバーサポート支持部（１３）にねじ止めされている。
ランバーサポート（１２）は、ランバーサポート本体（２２）とクッション部材（２３）とよりなる。
【００２１】
図５は、ランバーサポート本体（２２）の背面図である。
ランバーサポート本体（２２）は、横長のほぼ逆三角形の左右両側に、操作用把手（２４）（２４）を延設し、後面下部に、上下方向の摺動枠（２５）を、その下端が下方に突出するように一体的に取り付けて形成されている。
左右の操作用把手（２４）（２４）の外側端は、背枠（１０）の内方に位置している。
【００２２】
図６、図７は、それぞれ図５におけるＶＩ〜ＶＩ線拡大横断面図、ＶＩＩ〜ＶＩＩ線拡大横断面図である。
図５〜図８に示すように、摺動枠（２５）は、後面に左右方向を向く被係合溝（２６）が上下方向に複数設けられた縦長の板体（２７）の同じく後面の左右縁端の上下に、それぞれ、先端に内向きの係止爪（２８ａ）を有する係止片（２８）（２８）を設けて形成されている。
【００２３】
クッション部材（２３）は、図８に示すように、横長のほぼ逆三角形のクッション材（３０）を、ほぼ同形の台板（３１）の前面に取り付けて形成されている。
【００２４】
図９は、図８における破線円（Ａ）内のランバーサポート本体（２２）における部分拡大図である。
図９に示すように、台板（３１）には通孔（３２）が穿設され、クッション材（３０）の後面における、前記通孔（３２）に対応する位置には、通孔（３２）よりも拡径された凹孔（３３）が設けられ、これら通孔（３２）と凹孔（３３）の両者で、台板（３１）の前面における前記通孔（３２）の周辺を段部（３４）とする取付孔（３５）が形成されている。
【００２５】
一方、ランバーサポート本体（２２）における前記取付孔（３５）と対応する位置には、抜け止め部材（３６）をねじ（３７）をもって止着してある。抜け止め部材（３６）の外周面には、外側に向けて弾性付勢された係止爪（３６ａ）が設けられている。この抜け止め部材（３６）を、クッション部材（２３）の後面に設けられた前記取付孔（３５）内に挿入し、抜け止め部材（３６）の前記係止爪（３６ａ）を取付孔（３５）における前記段部（３４）に係止させることによって、クッション部材（２３）をランバーサポート本体（２２）に一体的に取り付けてある。
【００２６】
これらクッション部材（２３）とランバーサポート本体（２２）とからなるランバーサポート（１２）は、摺動枠（２５）における左右の係止片（２８）（２８）の係止爪（２８ａ）（２８ａ）を、ランバーサポート支持部（１３）における案内部（１５）の後面の左右縁端（１５ａ）（１５ａ）に係止させることによって、摺動枠（２５）を案内部（１５）に上下方向に摺動可能に嵌合させてある。
【００２７】
図８に示すように、案内部（１５）は、前向きにやや湾曲するようにして、ランバーサポート支持部（１３）に取り付けられているため、案内部（１５）における左右のスリット（１８）（１８）間に設けられた係合突起（１９）（図４参照）は、前向きに弾性付勢されている。そのため、ランバーサポート（１２）を上下適所に移動させることにより、前記係合突起（１９）は、摺動枠（２５）に上下方向に複数設けられたいずれかの被係合溝（２６）と弾性係合して、ランバーサポート（１２）の上下方向の位置が、その位置で安定的に保持される。
【００２８】
一方、前記弾性付勢力に抗して、ランバーサポート（１２）を上下移動させようとすると、左右のスリット（１８）（１８）間に設けられた係合突起（１９）は、左右のスリット（１８）（１８）間の板部分の後方への湾曲にともなって後退し、前記被係合溝（２６）との係合が解かれ、ランバーサポート（１２）の上下移動が自在となる。
【００２９】
次いで、ランバーサポート（１２）を上下移動させ、所望とする新たな上下位置を定め、その位置に最も近い他の被係合溝（２６）に、前記係合突起（１９）を弾性係合させることにより、ランバーサポート（１２）は、再び、その位置で安定的に保持される。
背枠（１０）には、シート状部材（１１）、たとえばネット部材（３８）が張設されている。
【００３０】
図１０、図１２、図１３は、それぞれ図１におけるＸ〜Ｘ線横断面図、ＸＩＩ〜ＸＩＩ線縦断面図、ＸＩＩＩ〜ＸＩＩＩ線縦断面図である。
背枠（１０）を形成する枠材（３９）は、その断面が外方から内方に向かって前方に傾斜し、その内外縁に、それぞれ前方を向く内側縁突条（４０）、外側縁突条（４１）を設けた厚肉剛質の部材から形成されている。
【００３１】
図３に示すように、背枠（１０）の前面には、背枠（１０）の全周に亘って、適所にねじ孔（４２）を有する前向きの係止突起（４３）が設けられている。
ネット部材（３８）は、固定枠（４４）を用いて、背枠（１０）に張設されている。
【００３２】
図１１は、図１０における背枠（１０）と固定枠（４４）とを分離して示す分解図である。
固定枠（４４）は、背枠（１０）の前面に全周に亘って嵌め込まれる枠状物であり、その断面は、背枠（１０）の枠材（３９）における内側縁突条（４０）と外側縁突条（４１）間に嵌め込まれ得る幅を有した枠材（４５）よりなり、この枠材（４５）の後面の外側縁近傍に、全周に亘って後向き保持溝（４６）が設けられ、この後向き保持溝（４６）によって外側縁起立片（４７）が形成されている。さらに、この枠材（４５）の後面における前記保持溝（４６）よりも内方には、背枠（１０）における係止突起（４３）と対応する位置に、内部が拡径されて段部（４８）を有する係止孔（４９）が設けられている。
【００３３】
ネット部材（３８）を背枠（１０）に張設するには、次の手順による。
背枠（１０）の前記係止突起（４３）の前端に、抜け止め部材（５０）をねじ（５１）をもって止着する。
抜け止め部材（５０）の外周面には、外側に向けて弾性付勢された係止爪（５０ａ）が設けられている。
【００３４】
次に、ネット部材（３８）の周辺部を、固定枠（４４）の前面および外面に当接させた後、その外端を内方へ折曲げて、ネット部材（３８）の外周縁に固着されている挾入片（５２）を、前記保持溝（４６）内に嵌入する。
【００３５】
次いで、固定枠（４４）の後面を、背枠（１０）の前面に対向させて、背枠（１０）における、前端に抜け止め部材（５０）が止着された係止突起（４３）を、固定枠（４４）における係止孔（４９）内に嵌入して、抜け止め部材（５０）の係止爪（５０ａ）を係止孔（４９）の段部（４８）に係止させるとともに、固定枠（４４）の後面を、背枠（１０）の前面に密着させて、背枠（１０）と固定枠（４４）とを一体化させる。
【００３６】
これによって、ネット部材（３８）の外周縁に固着されている挾入片（５２）が、保持溝（４６）内に嵌入された状態で固定されるため、ネット部材（３８）が、背枠（１０）の前面に、安定的に張設される。
【００３７】
図２に示すように、背凭れ（５）の上部は、その上部後面より後向きに突設させた支杆（５３）の先端を、背凭れ支持杆（６）の上部に設けた左右方向の取付軸（５４）をもって枢支させることによって、背凭れ支持杆（６）に取り付けられている。
【００３８】
背凭れ（５）の下部は、その下部後面より後向きに突設させた支杆（５５）と、背凭れ支持杆（６）の下部前面より前向きに突設させた支杆（５６）との両支杆（５５）（５６）の先端同士を連結するとともに、操作レバー（５７）をもって背凭れ（５）の下部の前後位置を変化させることにより、背凭れ（５）の後傾角度を微調節し得るようにして、背凭れ支持杆（６）に取り付けられている。
【００３９】
【発明の効果】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
（１）　請求項１記載の発明によれば、着座者の後傾が少ないときは、シート状部材の弾性変形し易い特性を活用して、背腰部を穏やかに支え、後傾がある程度、大きくなった場合には、後傾がある程度大きいときに要求されるランバーサポート機能を人間工学的な視点から検討した結果と一致するように、ランバーサポートの形状を、上部を下部よりも幅広なものとしたため、理想的なランバーサポート機能が発揮される。
【００４０】
（２）　請求項２記載の発明によれば、ネット部材は、シート状部材の中にあっても、特に良好な弾性変形の特性を有するため、着座者の後傾が少ないときばかりでなく、後傾が大きいときにも、別途設けられたランバーサポートと相俟って、理想的なほどよいランバーサポート機能が発揮される。
【００４１】
（３）　請求項３記載の発明によれば、請求項１記載の発明の効果が、良好に発揮される。また、着座者の頭部を支えるヘッドパットの形状をほぼ逆三角形状とし、ランバーサポートの形状とのデザイン上の統一を図り易い。
【００４２】
（４）　請求項４記載の発明によれば、着座者の着座姿勢が、左右中央でなく、左右のいずれかに偏って後傾している場合においても、良好なランバーサポート機能が得られる。
【００４３】
（５）　請求項５記載の発明によれば、ランバーサポート支持部の上端が自由端をなすため、着座者の背腰部の後傾角度に応じて、ランバーサポート支持部の上端が後傾し、かつ後傾状態からの復元力も増大する。そのため着座者の後傾角度に応じて、異なる望ましい前上向き角度と力の大きさでランバーサポート機能が発揮される。
【００４４】
（６）　請求項６記載の発明によれば、後方に向けて弾性変形可能であり、かつ後傾の角度に応じて所望の復元力を有するランバーサポート支持部を容易に形成することができ、着座者の後傾の角度に応じて、良好なランバーサポート機能が発揮される。
【００４５】
（７）　請求項７記載の発明によれば、ランバーサポートの両端が背枠から突出せず見栄えがよいとともに、前記両端が背枠から突出していることに起因する負傷や他の家具等の損傷などの事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態の背凭れ装置を備える椅子の正面図である。
【図２】同じく、側面図である。
【図３】ランバーサポートが設けられた背枠を、若干下方から見た正面斜視図である。
【図４】図３における要部を分解して示す要部分解図である。
【図５】ランバーサポート本体の背面図である。
【図６】図５におけるＶＩ〜ＶＩ線拡大横断面図である。
【図７】図５におけるＶＩＩ〜ＶＩＩ線拡大横断面図である。
【図８】図１におけるＶＩＩＩ〜ＶＩＩＩ線拡大縦断面図である。
【図９】図８における破線円Ａ内の部分拡大図である。
【図１０】図１におけるＸ〜Ｘ線拡大横断面図である。
【図１１】図１０における背枠と固定枠とを分離して示す分解図である。
【図１２】図１におけるＸＩＩ〜ＸＩＩ線拡大縦断面図である。
【図１３】図１におけるＸＩＩＩ〜ＸＩＩＩ線拡大縦断面図である。
【符号の説明】
（１）椅子
（２）脚体
（３）脚柱
（４）支基
（４ａ）側壁
（５）背凭れ
（６）背凭れ支持杆
（６ａ）筒部
（７ａ）（７ｂ）座支持枠
（８）座
（９）支軸
（１０）背枠
（１０ａ）上枠
（１０ｂ）下枠
（１１）シート状部材
（１２）ランバーサポート
（１３）ランバーサポート支持部
（１５）案内部
（１５ａ）縁端
（１６）支持突条
（１７）ねじ孔
（１８）スリット
（１９）係合突起
（２０）ねじ
（２１）通孔
（２２）ランバーサポート本体
（２３）クッション部材
（２４）操作用把手
（２５）摺動枠
（２６）被係合溝
（２７）板体
（２８）係止片
（２８ａ）係止爪
（２９）抜け止め部材
（３０）クッション材
（３１）台板
（３２）通孔
（３３）凹孔
（３４）段部
（３５）取付孔
（３６）抜け止め部材
（３６ａ）係止爪
（３７）ねじ
（３８）ネット部材
（３９）枠材
（４０）内側縁突条
（４１）外側縁突条
（４２）ねじ孔
（４３）係止突起
（４４）固定枠
（４５）枠材
（４６）後向き保持溝
（４７）外側縁起立片
（４８）段部
（４９）係止孔
（５０）抜け止め部材
（５０ａ）係止爪
（５１）ねじ
（５２）挾入片
（５３）支杆
（５４）取付軸
（５５）（５６）支杆
（５７）操作レバー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a backrest device for a chair to which a lumbar support having a novel mechanism is attached.
[0002]
[Prior art]
When attaching the lumbar support to the back frame of the backrest device, conventionally, the left and right ends of the lumbar support are attached to the left and right frames of the back frame, or the upper and lower ends of the vertical support rod for supporting the lumbar support are vertically moved. It was attached to the frame.
In the case of the former, the shape of the lumbar support is generally a horizontally long rectangle supported by the left and right frames of the back frame, and in the case of the latter, a generally horizontally long elliptical lumbar support is attached to the vertical support rod. Was.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, as in the present invention, the backrest is formed by fixing the outer peripheral portion of the sheet-shaped member, particularly the net member, to the back frame, and the seat member is tilted backward by utilizing the property that the net member is easily elastically deformed. When there is little, when the back member is gently supported by the net member and the backward inclination becomes large to some extent, if the original lumbar support function is to be applied moderately, just like the conventional lumbar support, simply It has been found that a laterally elongated rectangular or elliptical lumbar support cannot necessarily exhibit a lumbar support function sufficiently corresponding to the shape of the back and waist when the inclination is large.
[0004]
The present invention, from such a viewpoint, when the seated person has a small rearward inclination, utilizing the characteristics of the sheet-shaped member, particularly the net member, gently support the back and waist, when the rearward inclination is increased to some extent, It is an object of the present invention to provide a backrest device for a chair in which an original lumbar support function can be operated in an ergonomically optimum form.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-mentioned problem is solved as follows.
(1) A lumbar support for supporting the sheet-like member from the rear side is provided below the back frame to which the outer peripheral portion of the sheet-like member is fixed, and the shape of the lumbar support is such that the upper part is wider than the lower part. It is a backrest device for a chair.
[0006]
(2) In the above item (1), the sheet member is an elastically deformable net member.
[0007]
(3) In the above item (1) or (2), the shape of the lumbar support is a substantially inverted triangular shape which becomes wider from a lower portion to an upper portion.
[0008]
(4) In any one of the above items (1) to (3), the lumbar support can be elastically deformed in the left-right direction by supporting the lumbar support at the left and right centers of the back frame.
[0009]
(5) In any one of the above items (1) to (4), a lumbar support supporting portion integrally formed with the back frame from the lower portion of the back frame upward and having a free end extending upward is provided. Attach the lumbar support to this lumbar support support.
[0010]
(6) In the above item (5), the lumbar support support portion is formed in a substantially triangular shape such that the lower portion is wide and the width decreases toward the upper portion.
[0011]
(7) In the above item (5) or (6), the position of the lumbar support can be adjusted by vertically moving the lumbar support relative to the lumbar support support portion, and any of the positions within the adjustable range can be adjusted. The left and right ends of the lumbar support are also positioned inside the back frame in the position of.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 and 2 are a front view and a side view, respectively, of a chair provided with a backrest device according to an embodiment of the present invention.
As shown in FIGS. 1 and 2, this chair (1) comprises a left and right side wall (4a) of a support (4) fixed to the upper end of a pillar (3) erected in the center of a leg (2). ) (4a), a pair of right and left backrest support rods (6) and (6) for supporting the backrest (5) are attached, and the support base (4) is supported via seat support rods (7a) and (7b). The upper part is formed by attaching a seat (8).
[0013]
The left and right backrest supporting rods (6) and (6) are substantially L-shaped when viewed from the side, and the left and right cylindrical portions (6a) and (6a) provided at the front end are provided on the support base (4). The backrest (5) and the backrest supporting rods (6) (6) are fixedly fitted to the support shaft (9) projecting left and right from the side walls (4a) and (4a). Thus, it can be tilted backward and downward.
As is well known, biasing means for returning the back lean (5) and the back lean supporting rod (6) are provided inside the support base (4).
[0014]
The backrest (5) includes a back frame (10) and a sheet-like member (11) stretched over the back frame (10), and the back frame (10) is provided with the sheet-like member (11). A lumbar support (12) is provided to support from the rear side.
[0015]
FIG. 3 is a front view of the back frame (10) provided with the lumbar support (12) as viewed from slightly below, FIG. 4 is an exploded view of a main part in FIG. 3, and FIG. 8 is VIII to VIII in FIG. FIG. 8 is an enlarged vertical sectional view taken along line VIII.
[0016]
The back frame (10) is formed by bending the upper and lower frames (10a) and (10b) backward, forming a generally inverted pentagonal shape in a front view, and protruding approximately one quarter from a lower portion in a side view. The upper part of the character has a shape that is inclined backward and upwards.
[0017]
A lumbar support support (13) is integrally formed at the center of the lower inside of the back frame (10) so as to protrude upward, and a lumbar support support (13) having a free upper end is provided on the front surface of the lumbar support support (13). A support (12) is attached.
[0018]
The lumbar support support (13) has a substantially triangular shape that is wide downward and narrower upward, and supports a guide (15) integrated with the lumbar support (12) at the center of the front surface. A pair of left and right supporting ridges (16) and (16) are provided, and screw holes (17) and (17) are provided at upper and lower ends between the left and right supporting ridges (16) and (16). ) Is drilled.
[0019]
The guide portion (15) has a vertically long rectangular plate shape, and a pair of left and right slits (18) and (18) for imparting flexibility in the vertical direction are formed in the middle of the vertical direction and slightly near the upper portion. An engagement projection (19) is provided at the center of the flexible portion between the slits (18) and (18).
[0020]
The guide portion (15) is wider than the width between the left and right support protrusions (16) and (16) in the lumbar support support portion (13), and the guide portion (15) is provided with the left and right support protrusions (16). 16) (16), and as shown in FIG. 8, two screws (20) (20) are inserted through through holes (21) (21) provided above and below the guide portion (15). The lumbar support support (13) is screwed to the lumbar support support (13) by being screwed into the screw holes (17) and (17).
The lumbar support (12) includes a lumbar support body (22) and a cushion member (23).
[0021]
FIG. 5 is a rear view of the lumbar support main body (22).
The lumbar support body (22) has operation handles (24) and (24) extending to the left and right sides of a horizontally long substantially inverted triangle, and a vertical sliding frame (25) at a lower rear portion, and a lower end thereof. It is formed integrally attached so as to protrude downward.
The outer ends of the left and right operation handles (24) (24) are located inside the back frame (10).
[0022]
6 and 7 are an enlarged cross-sectional view taken along line VI-VI and an enlarged cross-sectional view taken along line VII-VII in FIG. 5, respectively.
As shown in FIGS. 5 to 8, the sliding frame (25) is formed of a vertically long plate body (27) having a plurality of engaged grooves (26) extending in the left-right direction on the rear surface. Locking pieces (28) and (28) each having an inward locking claw (28a) at the tip are provided above and below the left and right edges, respectively.
[0023]
As shown in FIG. 8, the cushion member (23) is formed by attaching a horizontally long substantially inverted triangular cushion material (30) to the front surface of a base plate (31) having substantially the same shape.
[0024]
FIG. 9 is a partially enlarged view of the lumbar support main body (22) within the broken line circle (A) in FIG.
As shown in FIG. 9, a through hole (32) is formed in the base plate (31), and a through hole (32) is provided at a position corresponding to the through hole (32) on the rear surface of the cushion material (30). ) Is provided, and the periphery of the through hole (32) on the front surface of the base plate (31) is stepped by both the through hole (32) and the recess (33). A mounting hole (35) is formed as a part (34).
[0025]
On the other hand, at a position corresponding to the mounting hole (35) in the lumbar support body (22), a retaining member (36) is fastened with a screw (37). A locking claw (36a) elastically biased outward is provided on the outer peripheral surface of the retaining member (36). The retaining member (36) is inserted into the mounting hole (35) provided on the rear surface of the cushion member (23), and the locking claw (36a) of the retaining member (36) is attached to the mounting hole (35). ), The cushion member (23) is integrally attached to the lumbar support body (22).
[0026]
The lumbar support (12) composed of the cushion member (23) and the lumbar support body (22) is provided with locking claws (28a) (28a) of left and right locking pieces (28) and (28) in the sliding frame (25). ) Is locked to the left and right edges (15a) (15a) of the rear surface of the guide portion (15) in the lumbar support support portion (13), so that the sliding frame (25) is vertically moved to the guide portion (15). Is slidably fitted to.
[0027]
As shown in FIG. 8, since the guide portion (15) is attached to the lumbar support support portion (13) so as to be slightly curved forward, the left and right slits (18) and (18) in the guide portion (15) are provided. 18) The engagement projection (19) (see FIG. 4) provided therebetween is elastically biased forward. Therefore, by moving the lumbar support (12) up and down to an appropriate position, the engagement protrusion (19) is brought into contact with any one of the engaged grooves (26) provided in the vertical direction on the sliding frame (25). Due to the elastic engagement, the vertical position of the lumbar support (12) is stably held at that position.
[0028]
On the other hand, when trying to move the lumbar support (12) up and down against the elastic biasing force, the engaging projections (19) provided between the left and right slits (18) and (18) become 18) The plate portion between (18) retreats with the rearward bending, disengagement with the engaged groove (26), and the lumbar support (12) can freely move up and down.
[0029]
Next, the lumbar support (12) is moved up and down to determine a new desired vertical position, and the engaging projection (19) is elastically engaged with another engaged groove (26) closest to the new position. Thereby, the lumbar support (12) is again held stably in that position.
A sheet member (11), for example, a net member (38) is stretched over the back frame (10).
[0030]
10, FIG. 12, and FIG. 13 are a cross-sectional view taken along line X-X, a vertical cross-sectional view taken along line XII-XII, and a vertical cross-sectional view taken along line XIII-XIII in FIG. 1.
The frame material (39) forming the back frame (10) has a cross section inclined forward from the outside to the inside, and has inner and outer rims (40) and outer rims, respectively, on its inner and outer edges. It is formed of a thick rigid member provided with a ridge (41).
[0031]
As shown in FIG. 3, on the front surface of the back frame (10), a forward locking projection (43) having a screw hole (42) in an appropriate position is provided over the entire circumference of the back frame (10). I have.
The net member (38) is stretched on the back frame (10) by using a fixed frame (44).
[0032]
FIG. 11 is an exploded view showing the back frame (10) and the fixed frame (44) in FIG. 10 separately.
The fixed frame (44) is a frame-like object fitted all around the front surface of the back frame (10), and has a cross section formed by an inner edge ridge (40) of the frame member (39) of the back frame (10). ) And a frame member (45) having a width capable of being fitted between the outer edge ridge (41) and a rearward holding groove (46) around the outer edge of the rear surface of the frame material (45) over the entire circumference. ) Is provided, and the outer holding edge (47) is formed by the rearward holding groove (46). Further, inside the holding groove (46) on the rear surface of the frame material (45), the inside diameter is increased at a position corresponding to the locking projection (43) on the back frame (10), and the stepped portion is formed. A locking hole (49) having (48) is provided.
[0033]
In order to stretch the net member (38) on the back frame (10), the following procedure is performed.
A retaining member (50) is fastened to the front end of the locking projection (43) of the back frame (10) with a screw (51).
A locking claw (50a) elastically biased outward is provided on the outer peripheral surface of the retaining member (50).
[0034]
Next, after the peripheral portion of the net member (38) is brought into contact with the front surface and the outer surface of the fixed frame (44), the outer end thereof is bent inward and fixed to the outer peripheral edge of the net member (38). The sandwiching piece (52) is fitted into the holding groove (46).
[0035]
Next, with the rear surface of the fixed frame (44) facing the front surface of the back frame (10), the locking projection (43) of the back frame (10) with the retaining member (50) fastened to the front end is engaged. The locking claw (50a) of the retaining member (50) is engaged with the step (48) of the locking hole (49) by fitting into the locking hole (49) of the fixing frame (44). Then, the rear surface of the fixed frame (44) is brought into close contact with the front surface of the back frame (10) to integrate the back frame (10) and the fixed frame (44).
[0036]
As a result, the holding piece (52) fixed to the outer peripheral edge of the net member (38) is fixed in a state of being fitted into the holding groove (46), and the net member (38) is fixed to the back frame. It is stably installed on the front surface of (10).
[0037]
As shown in FIG. 2, the upper part of the backrest (5) is provided with the tip of a support rod (53) projecting rearward from the upper rear surface of the backrest (5) in the left-right direction provided on the upper part of the backrest support rod (6). It is attached to the backrest support rod (6) by pivotally supporting it with the attachment shaft (54).
[0038]
The lower part of the backrest (5) includes a support rod (55) protruding rearward from the lower rear surface thereof and a support rod (56) protruding forward from the lower front surface of the lower backrest support rod (6). By connecting the tips of the two support rods (55) and (56) with each other and changing the front-rear position of the lower portion of the backrest (5) with the operation lever (57), the rearward tilt angle of the backrest (5) can be reduced. Adjustably mounted on the backrest support rod (6).
[0039]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
(1) According to the first aspect of the present invention, when the seated person has a small backward inclination, the back-and-back portion is gently supported by utilizing the characteristic of the sheet-like member that is easily elastically deformed, and the backward inclination is large to some extent. If it becomes, the shape of the lumbar support should be wider at the top than at the bottom so that it matches the result of an ergonomic study of the lumbar support function required when the backward tilt is large to some extent. As a result, the ideal lumbar support function is exhibited.
[0040]
(2) According to the second aspect of the present invention, the net member has a particularly good elastic deformation characteristic even in the sheet-shaped member, so that the net member is not only when the seated person has a small backward tilt, Even when the backward inclination is large, an ideally good lumbar support function is exhibited in combination with the separately provided lumbar support.
[0041]
(3) According to the third aspect of the invention, the effect of the first aspect of the invention is favorably exhibited. Further, the shape of the head pad that supports the seated person's head is substantially inverted triangular, so that it is easy to unify the design with the shape of the lumbar support.
[0042]
(4) According to the fourth aspect of the present invention, a good lumbar support function can be obtained even when the seated posture of the occupant is not right and left center but leans rightward or leftward.
[0043]
(5) According to the invention as set forth in claim 5, since the upper end of the lumbar support support section forms a free end, the upper end of the lumbar support support section tilts rearward in accordance with the backward tilt angle of the back waist of the seated person, In addition, the restoring force from the backward tilt state also increases. Therefore, the lumbar support function is exerted at different desirable front upward angles and magnitudes of force according to the seated person's rearward inclination angle.
[0044]
(6) According to the invention as set forth in claim 6, the lumbar support support portion that is elastically deformable rearward and has a desired restoring force according to the angle of backward inclination can be easily formed, A good lumbar support function is exhibited according to the angle of the seated person's backward inclination.
[0045]
(7) According to the invention as set forth in claim 7, both ends of the lumbar support do not protrude from the back frame so that the appearance is good, and injuries or damage to other furniture or the like due to the both ends protruding from the back frame. Such accidents can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a chair provided with a backrest device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is also a side view.
FIG. 3 is a front perspective view of a back frame provided with a lumbar support as viewed from slightly below.
FIG. 4 is an exploded view of a main part in FIG.
FIG. 5 is a rear view of the lumbar support main body.
6 is an enlarged cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG. 5;
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view taken along the line VII-VII in FIG.
FIG. 8 is an enlarged vertical sectional view taken along line VIII-VIII in FIG. 1;
FIG. 9 is a partially enlarged view in a dashed circle A in FIG. 8;
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view taken along line X-X in FIG.
FIG. 11 is an exploded view showing the back frame and the fixed frame in FIG. 10 separately.
FIG. 12 is an enlarged vertical sectional view taken along the line XII-XII in FIG. 1;
FIG. 13 is an enlarged vertical sectional view taken along line XIII-XIII in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
(1) Chair (2) Leg (3) Pillar (4) Support (4a) Side wall (5) Backrest (6) Backrest support rod (6a) Tube part (7a) (7b) Seat support frame ( 8) Seat (9) Support shaft (10) Back frame (10a) Upper frame (10b) Lower frame (11) Sheet member (12) Lumbar support (13) Lumbar support support (15) Guide part (15a) rim End (16) Supporting ridge (17) Screw hole (18) Slit (19) Engagement protrusion (20) Screw (21) Through hole (22) Lumber support body (23) Cushion member (24) Handle for operation (25) ) Sliding frame (26) Engagement groove (27) Plate (28) Locking piece (28a) Locking claw (29) Retaining member (30) Cushion material (31) Base plate (32) Through hole ( 33) Concave hole (34) Step (35) Mounting hole (36) Retaining member (36a) Locking claw (37) Screw (38) Net Member (39) Frame material (40) Inner edge ridge (41) Outer edge ridge (42) Screw hole (43) Locking projection (44) Fixed frame (45) Frame material (46) Rearward holding groove (47) Outer edge standing piece (48) Step (49) Locking hole (50) Retaining member (50a) Locking claw (51) Screw (52) Insertion piece (53) Supporting rod (54) Mounting shaft (55) (56) Support rod (57) Operation lever

Claims

シート状部材の外周部を固定した背枠の下部に、前記シート状部材を後面側から支えるランバーサポートを設けるとともに、このランバーサポートの形状を、上部を下部よりも幅広なものとしたことを特徴とする椅子の背凭れ装置。A lumbar support for supporting the sheet-like member from the rear side is provided below the back frame to which the outer peripheral portion of the sheet-like member is fixed, and the shape of the lumbar support is such that the upper portion is wider than the lower portion. Chair backrest device.

前記シート状部材を、弾性変形可能なネット部材としたことを特徴とする請求項１記載の椅子の背凭れ装置。2. The backrest device for a chair according to claim 1, wherein the sheet-like member is an elastically deformable net member.

前記ランバーサポートの形状を、下部から上部に向かうほど幅広となるほぼ逆三角形状としたことを特徴とする請求項１または２に記載の椅子の背凭れ装置。3. The backrest device for a chair according to claim 1, wherein the shape of the lumbar support is a substantially inverted triangular shape that is wider from a lower portion to an upper portion.

前記ランバーサポートを、背枠の左右中央で支持させることにより、ランバーサポートを左右方向に弾性変形可能としたことを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の椅子の背凭れ装置。The backrest device for a chair according to any one of claims 1 to 3, wherein the lumbar support is elastically deformable in the left-right direction by supporting the lumbar support at the left and right centers of the back frame.

前記背枠の下部から上方に向けて背枠と一体をなし、かつ上端が自由端をなすランバーサポート支持部を延設し、このランバーサポート支持部にランバーサポートを取り付けたことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の椅子の背凭れ装置。A lumbar support supporting portion which is integral with the back frame and has an upper end forming a free end extends upward from a lower portion of the back frame, and a lumbar support is attached to the lumbar support supporting portion. Item 5. The backrest device for a chair according to any one of Items 1 to 4.

前記ランバーサポート支持部を、下方が幅広で、上方に向かうほど幅狭となるほぼ三角形状としたことを特徴とする請求項５記載の椅子の背凭れ装置。6. The backrest device for a chair according to claim 5, wherein the lumbar support support portion has a substantially triangular shape in which a lower portion is wider and a lower portion is narrower toward the upper portion.

前記ランバーサポートを、ランバーサポート支持部に対して相対的に上下移動させて位置を調節可能とするとともに、前記調節可能な範囲内のいずれの位置においても、ランバーサポートの左右端を、背枠の内方に位置させたことを特徴とする請求項５または６に記載の椅子の背凭れ装置。The lumbar support is moved up and down relatively to the lumbar support support to adjust the position, and at any position within the adjustable range, the left and right ends of the lumbar support are 7. The backrest device for a chair according to claim 5, wherein the backrest device is located inside.