JP2004049356A

JP2004049356A - Hygienic mask

Info

Publication number: JP2004049356A
Application number: JP2002208142A
Authority: JP
Inventors: Yukitoshi Kubota; 久保田　行俊; Yoshifumi Takao; 高尾　嘉文
Original assignee: Meisei Sansho Co Ltd
Current assignee: Meisei Sansho Co Ltd
Priority date: 2002-07-17
Filing date: 2002-07-17
Publication date: 2004-02-19
Anticipated expiration: 2022-07-17
Also published as: JP3923864B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hygienic mask whose contact property to the nostril parts of a human face and the catching efficiency for dust and dirt, or the like, are good, and the inhaling air resistance of which is low. <P>SOLUTION: This hygienic mask has a mask body 1 on the external side which is fitted in a manner to cover the nostril parts of the face, an internal mask 2 which is arranged on the internal side of the mask body 1 and contacts the nostril parts, and ear straps 3 which extend backward from the right and left ends of the mask body 1. The mask body 1 is formed into a three-dimensional shape which protrudes forward at the right and left centers of a front surface. Only the right and left ends of the internal mask 2 are connected with the right and left side surfaces of the mask body 1 under a both end-held state, and a gap G is formed between the main body 1 and the internal mask 2. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顔面の鼻口部を覆うように装着される衛生マスクに関する。
【０００２】
【従来の技術】
人体の鼻における鼻腔は、本来ここに入って通る吸気に適当な温度と湿気とを与えるために存在する。衛生マスクは、かかる鼻腔の作用を補い、鼻腔などの敏感な粘膜への刺激をやわらげて空気を肺に送り込む手助けとなる。
【０００３】
その際、外鼻および／またはその周りを覆って保温または加温すると、アレルギー性鼻炎や花粉症のクシャミなどの諸症状を緩和できることが、例えば特許第２５０７８５９号公報、特許第２７５３１９３号公報、特許第２８２５７５８号公報などに開示されている。
【０００４】
一方、衛生マスクにおいて、これの鼻口部を覆うマスク本体部分を内外二層構造にすることは、特開平７−２７５３８４号公報、特開平９−１４９９４６号公報などに公知である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、マスク本体部分を内外二層構造とした従来の衛生マスクは、外層と内層とを構成するマスク生地どうしが密着状に接合一体化されている。その限りにおいて通常の衛生マスクの内側にガーゼの類を重ね合わせて使用することと大差はない。
【０００６】
すなわち、衛生マスクは、粉塵や花粉の捕集性、せきやクシャミの際のたんやつばの飛沫防止性を確保したうえで、談話が支障なく行えるようにすることが望まれる。このうち捕集性と飛沫防止性とは、ひとつに鼻口部への密着性を図ることで向上できるが、密着性の向上は談話性の弊害につながる。
【０００７】
そこで本発明の目的は、花粉や粉塵などの微粒子が鼻腔に侵入することをよく防止できる衛生マスクを得るにある。ひいては、アレルギー性鼻炎や花粉症の諸症状などを予防し、緩和するのに有利な衛生マスクを提供することにある。
【０００８】
本発明の目的は、外鼻への密着性および保温性に優れ、談話（おしゃべり）性も確保された衛生マスクを得るにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の本発明に係る衛生マスクは、顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体１と、マスク本体１の内側に配されて少なくとも外鼻に密着する保温用の内側マスク２とを有し、マスク本体１が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形されており、マスク本体１に対して内側マスク２は、隙間Ｇが介在する状態で取り付けられていることを特徴とする。
【００１０】
更に具体的に説明すると、請求項２記載の本発明に係る衛生マスクでは、内側マスク２が保温機能を有する。その内側マスク２は、織布、不織布、編布などの布帛を用いることができ、ガーゼや絹織物など素材的に保温性を有するものでも足る。積極的に保温機能を付与するについては、内側マスク２を形成する布帛に公知の遠赤外線放射物質を含ませたり、酸化発熱体を含ませて加温すればよい。内側マスク２の外表面にアルミ箔や真空蒸着金属膜を積層して、外部に体温の熱が放散しない形態であってもよい。
【００１１】
請求項３記載の本発明に係る衛生マスクでは、内側マスク２がマイナスイオン発生機能を有する。その際、同時に先の保温機能を発揮するようにしてもよく、例えばトルマリン粉末を含む合成樹脂繊維製の不織布で内側マスクがつくられていると、体温などの外部加熱で加温用の遠赤外線が放射されるとともに、人体に有用なマイナスイオンが生成される。遠赤外線物質を含む布帛に水を含浸させておくと、水の蒸発に伴い、マイナスイオンが発生する。中でも、電気分解アルカリイオン水（ｐＨが１１〜１３）は、積極的にマイナスイオンを生成して人体には無害であり、用いて好適である。電気分解アルカリイオン水の場合は、不織布などの内側マスク形成材に含浸させておくだけでもよい。
【００１２】
マスク本体１と内側マスク２との間に隙間Ｇを形成する具体的手段として、請求項４記載の本発明に係る衛生マスクでは、マスク本体１の左右の側面部分に、内側マスク２の左右端部が両持ちの宙吊り状態で接続されている。その際のマスク本体１と内側マスク２との接続は、それぞれの形成素材によって加熱下で溶融接着してもよいし、接着剤で一体化しても縫着してもよい。多くの場合、マスク本体１に対して内側マスク２はこれの左右端部のみが接続されていることを予測しているが、他の部位においてもマスク本体が紐の類で吊り掛けられていてもよい。
【００１３】
請求項５記載の本発明係る衛生マスクは、マスク本体１または内側マスク２の左右に耳掛け３を備えていている。この耳掛け３はマスク本体１や内側マスク２とは別部材でつくり、後付けする形態も含む。
【００１４】
また、請求項６記載の本発明に係る衛生マスクは、耳掛け３を備えていて、顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体１と、マスク本体１の内側に分離可能に配される内側マスク２とを有し、マスク本体１および内側マスク２が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形されており、装着者の顔面に内側マスク２およびマスク本体１を装着した状態において、マスク本体１は内側マスク２との間に隙間Ｇが介在する状態で内側マスク２をこれが装着者の少なくとも外鼻に密着するよう押え付けていることを特徴とする。
【００１５】
請求項７記載の本発明は、請求項６記載の衛生マスクにおいて、内側マスク２の左右方向中央の外側に、内側マスク２の左半部２ａと右半部２ｂとをつなぐ接合部６が上下間にわたって突曲状に形成されており、マスク本体１の左右方向中央の内側が内側マスク２の接合部６の突端縁に接触することにより、マスク本体１と内側マスク２との間には、前面側に前記隙間Ｇが生じるようになっている。ここにおいて、前記接合部６はこれの上下間にわたってマスク本体１の内面に接触する必要はなく、少なくとも該接合部６の上方部分がマスク本体１に接触して、内側マスク２が外鼻表面に密着するようにしたものであればよい。
【００１６】
請求項８記載の本発明は、請求項１又は６記載の衛生マスクにおいて、内側マスク２が、外鼻から口部までを覆う大きさを有し、以て口部および鼻腔の前鼻孔まですっぽりと覆うようになっている。
【００１７】
【発明の作用効果】
請求項１記載の本発明の衛生マスクによれば、マスク本体１に内側マスク２が隙間Ｇを介して取り付けられているので、顔面に装着したとき、内側マスク２が少なくとも外鼻の表面に先当たり状態で密着し、その外側をマスク本体１がカバーした体裁の良いものとなる。その際、内側マスク２は、旧来マスクの内側に配したガーゼと同様の働きをし、外鼻に密着することで鼻まわりを温めて吸気を加温し、マスク本体１と相まって吸気を加湿する。
【００１８】
従って、アレルギー性鼻炎や花粉症などの予防、緩和に有利である。マスク本体１に内側マスク２が一体的に取り付けられているので、内側マスク２がズレ動くこともない。しかも、二重構造でありながら、前記隙間Ｇが介在しているので、通気抵抗を小さくできる。
【００１９】
そのうえで、マスク本体１は鼻口部とくに口部を密着状に押さ付けないので、装着時の口の動きに不自由はなく、支障なく会話をすることができる。
【００２０】
請求項２記載の本発明によれば、内側マスク２が保温機能を有するので、装着時の鼻まわりの加温性が更に有効なものとなる。
【００２１】
請求項３記載の本発明によれば、内側マスク２がマイナスイオン発生機能を有するので、人体に有用なマイナスイオンを鼻まわりに接触状態でダイレクトに作用させることができる。
【００２２】
請求項４記載の本発明によれば、マスク本体１の左右の側面部分に内側マスク２の左右端部が両持ち状態で接続された取り付け形態であり、これによって内側マスク２がマスク本体１の内側で宙吊り状態にある。従って、装着時におけ内側マスク２のズレ動きは、マスク本体１の左右側面部分で内側マスク２を顔面に押し当てることにより確実に防止でき、そのうえでマスク本体１と内側マスク２との間に前記隙間Ｇを所望通り確保することができる。
【００２３】
請求項５記載の本発明によれば、請求項４記載の衛生マスクにおいて、マスク本体１ひいては内側マスク２を耳掛け３で装着者の顔面に確りと位置ズレなく装着することができる。
【００２４】
請求項６記載の発明によれば、請求項１記載の衛生マスクと同様の作用効果を奏する。但し、マスク本体１に対して内側マスク２が分離可能になってはいるが、両者１・２は前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に形成されているので、衛生マスクを顔面に装着したとき、内側マスク２はマクス本体１でズレ動くことなく顔面の少なくとも外鼻に密着するよう位置決め保持できる。
【００２５】
請求項７記載の発明によれば、内側マスク２の左右方向中央の外側に形成された接合部６が、内側マスク２に自己保形性を付与することに貢献し、装着時に内側マスク２が鼻腔の前鼻孔や口部に密着しないよう働く。これにより衛生マスクには通気性と談話性とが確保される。同時に、衛生マスクを装着したとき、マスク本体１の左右方向中央の内面側が内側マスク２の前記接合部６の突端縁に接触することにより、該接合部６の前方外側への突出量分だけ、マスク本体１と内側マスク２との間には前面側において隙間Ｇが確実に形成されることになる。
【００２６】
請求項８記載の本発明によれば、内側マスク２が外鼻から口部まで覆う大きさになっているので、鼻腔での吸気および口部からの吸気に際し、マスク本体１と相まって粉塵や花粉などの捕集性に優れる。
【００２７】
【発明の実施の態様】
（実施例１）　図１ないし図３は本発明に係る使い捨ての衛生マスクの実施例１を示しており、外側のマスク本体１と、これの内側に配される内側マスク２と、耳掛け３とからなる。
【００２８】
マスク本体１は、図１に示すごとく前面の左右方向中央部が前方に向かって張り出すように突曲する立体形状に造形されている。すなわちマスク本体１は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シートで裁断形成されるが、マスク本体１の左右対称形をなす左半部１ａと右半部１ｂとを構成する不織布シートを二枚重ねにし、左右方向中央において左半部１ａと右半部１ｂとの接合部４を一体に熱溶着し、その接合部４が前方外側へ上下間にわたって突出形成されたものとなっている。
【００２９】
マスク本体１の左右端には、耳掛け３・３が一体に後方へ延出するよう裁断形成されている。各耳掛け３の孔５は型で抜き加工してもよいし、当出願人の出願に係る特開２０００−２４５９９９号公報に示すとおり切目を入れておき、引き裂くことで形成されるようにしてもよい。
【００３０】
内側マスク２は、図２に示すごとくマスク本体１と同じ要領で前面の左右方向中央部が前方に向かって張り出すように突曲する立体形状に造形されている。すなわち内側マスク２は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シートで裁断形成されるが、内側マスク２の左右対称形をなす左半部２ａと右半部２ｂとを構成する不織布シートを二枚重ねにし、左右方向中央において左半部２ａと右半部２ｂとの接合部６を一体に熱溶着し、その接合部６が前方外側へ上下間にわたって突出形成されたものとなっている。
【００３１】
マスク本体１および内側マスク２は、それぞれ顔面の鼻口部（外鼻と口部）を覆う大きさを有し、マスク本体１に対して内側マスク２が隙間Ｇを介して不離一体に取り付けられている。すなわち、マスク本体１の左右の側面部分に、内側マスク２の左右端部が縦方向にわたって両持ち状態で熱溶着されている。符号７がその熱溶着された接続部を示す。従って、内側マスク２は、マスク本体１に対して左右端部のみが接続された宙吊り状態にあり、マスク本体１と内側マスク２との間には、とくに前面側部分において隙間Ｇが大きく生じている。
【００３２】
上記構成の衛生マスクの使用に際しては、図３に示すごとく両耳掛け３・３を装着者の耳に掛けて常法通り装着すると、内側マスク２が外鼻の表面から口部にかけての顔面部分を先当たり状態で覆い、内側マスク２の外側がマスク本体１で覆われる。そのとき、マスク本体１の左右側面部分は鼻口部の左右の顔面部分にフィットして内側マスク２を含む全体のズレ動きを規制するが、前記隙間Ｇの介在によりマスク本体１の前面中央部分は、内側マスク２の前面中央部分に軽く接触ないし近接対向する状態に置かれている。
【００３３】
従って、装着者の鼻口部が内外二重構造で覆われていても、通気（吸気）抵抗が小さく、顔面の特に外鼻表面への密着性は内側マスク２で図られ、顔面への位置決めはマスク本体１で図られる。内外二重構造になっている分だけ、粉塵や花粉などの捕集効率が良い。顔面への位置決めを図るマスク本体１は、肝心の鼻口部においてせいぜい内側マスク２に軽く接するだけなので、口を動かすのに何不自由なく談話性にも優れている。
【００３４】
衛生マスクの本来の機能、すなわち吸気の加温と加湿とは、主に内側マスク２で良好に確保される。とくに内側マスク２の上方部分が外鼻の表面に密着しているので、装着者の鼻まわりの加温性に優れ、アレルギー性鼻炎の予防、緩和用に有利である。
【００３５】
（実施例２）　図４および図５は発明に係る衛生マスクの実施例２を示しており、この場合の内側マスク２は、マスク本体１よりも大幅に上下幅寸法を小さくして、内側マスク２が顔面の外鼻とその左右部分にのみ密着し、鼻腔の前鼻孔および口部までは覆わない形態になっている。その他の構成は実施例１と実質的に同じであるから、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。この実施例２では、粉塵類の捕集効率は落ちるが、吸気抵抗は良くなる。これにおいても、鼻まわりを加温するので、アレルギー性鼻炎などの予防、緩和に有利である。
【００３６】
（実施例３）　図６ないし図８は本発明に係る衛生マスクの実施例３を示す。この実施例３では、マスク本体１と内側マスク２とを分離可能にした点が、先の実施例１、２と根本的に相違する。すなわち、左右端に耳掛け３・３を有するマスク本体１と、内側マスク２とは、実施例１と同様にしてつくる。但し、内側マスク２はマスク本体１よりも厚手の不織布シートでつくるなどして自己保形性を有するものにした。
【００３７】
これが使用に際しては、装着者の顔面の鼻口部まわりに、内側マスク２ついでその外側にマスク本体１を当てがい、耳掛け３・３を装着者の両耳にそれぞれ掛け止めて、マスク本体１を内側マスク２ごと顔面に装着する。マスク本体１の内側に内側マスク２を入れた状態で鼻口部まわりに当てがってもよい。
【００３８】
先の装着状態において、内側マスク２の左右端部は顔面の鼻口部まわりの左右にマスク本体１の左右側面部で押え付けられ、マスク本体１の左右方向中央の内面側が内側マスク２の前記接合部６の突端縁に接触して内側マスク２の左右方向中央部を顔面側へ押し付ける。これで内側マスク２の上方部分が、図７に示すごとく出っ張った外鼻の表面に密着する。内側マスク２の下部も、顔面の口部の下方部分（あご部）に密着するであろう。これで内側マスク２は、マスク本体１によって顔面の所定部位に位置決め保持される。内側マスク２は前記接合部６で自己保形性が更に確保されているので、これが鼻腔の前鼻孔や口部を密着状に塞ぐことはなく、粉塵の補集性を確保したうえで、通気性や談話性を阻害することはないものとなる。
【００３９】
（具体例１）　内側マスク２の上下長さ寸法はマスク本体１のそれよりも僅かに小さく設定する。そのうえで内側マスク２は、図１ないし図３に示すごとく合成樹脂繊維にトルマリン微粉末を含有する不織布シートでつくり、内側マスク２にｐＨ１２〜１３の電気分解アルカリイオン水を含浸させた。この電気分解アルカリイオン水は、強アルカリ性を有するが、頭皮用として既に開発されており、人体に無害であることが確認されている。
【００４０】
内側マスク２に対する電気分解アルカリイオン水の含浸は、小容器に該イオン水を入れておき、使用時に小容器から取り出して内側マスク２に滴下することで含浸させることができる。または、予め内側マスク２に先の電気分解アルカリイオン水を含浸させておき、これがマスク本体１側に移行しないようマスク本体１と内側マスク２との間にセパレータの類を介装し、全体を包装フィルムで密封して該イオン水の蒸散を防止する形態にしてもよい。
【００４１】
具体例１の衛生マスクによれば、これを装着したとき、体温でトルマリン粉末から遠赤外線が放射されるとともにマイナスイオンが発生し、電気分解アルカリイオン水の蒸発がマイナスイオンの発生を更に高めるものになる。
【００４２】
（具体例２）　内側マスク２をガーゼでつくり、これの左右端部をマスク本体１の左右の側面部分に両持ち状態で縫い付け、この内側マスク２に具体例１と同様にしてｐＨ１２〜１３の電気分解アルカリイオン水を含浸させた。この具体例２の衛生マスクによれば、電気分解アルカリイオン水の蒸発でマイナスイオンが発生する。
【００４３】
（具体例３）　内側マスク２の外表面に放熱防止層を形成した。その放熱防止層としては、内側マスク２にラミネートされるアルミ箔や、内側マスク２に真空蒸着される各種金属の蒸着膜がある。この具体例３に係る衛生マスクによれば、体温で加温された内側マスク２が外部に放熱されることがないので、鼻まわりの加温性に優れたものとなる。
【００４４】
（具体例４）　具体例３の内側マスク２に、これの内面側からｐＨ１２〜１３の電気分解アルカリイオン水を具体例１と同様に含浸させ、着用時にマイナスイオンが発生するようにした。
【００４５】
（具体例５）　内側マスク２は、絹繊維を含む不織布シートで基本的に先の図２の形状につくった。但し、そこでの接合部６は縫い付けることにより形成し、内側マスク２を縫着仕上げにした。これによれば絹繊維が持つ通気性と保温性が有効に発揮されるものとなる。
【００４６】
（その他の実施態様）　耳掛け３は、紐状にしてマスク本体１につながる形態でもよい。もちろん、紐状の耳掛け３は、図５に示すごとく内側マスク２の左右端から後方に延出する形態でもよい。
【００４７】
その他、使い捨ての衛生マスクにおいては、マスク本体１および耳掛け３は紙製でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１の全体の斜視図
【図２】実施例１の内側マスクの斜視図
【図３】実施例１の衛生マスクの装着状態での縦断側面図
【図４】実施例２の衛生マスクの斜視図
【図５】実施例２の内側マスクを示す斜視図
【図６】実施例３の衛生マスクの斜視図
【図７】実施例３の衛生マスクの装着状態での縦断側面図
【図８】実施例３の衛生マスクの装着状態での横断平面図
【符号の説明】
１　マスク本体
２　内側マスク
３　耳掛け
４　マスク本体の接合部
６　内側マスクの接合部
７　接続部
Ｇ　隙間[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a hygiene mask worn so as to cover a nose and a mouth of a face.
[0002]
[Prior art]
The nasal cavity in the nose of the human body is present to provide the proper temperature and humidity to the inhalation that originally enters here. The hygiene mask supplements the effects of the nasal cavity and helps to stimulate sensitive mucous membranes such as the nasal cavity and send air to the lungs.
[0003]
At that time, it is possible to alleviate various symptoms such as allergic rhinitis and sneezing of hay fever by covering or heating the outer nose and / or its surroundings. For example, Japanese Patent No. 2507859, Japanese Patent No. 2753193, Patent No. 2,825,758.
[0004]
On the other hand, in a hygiene mask, it is known in JP-A-7-275384, JP-A-9-149946, and the like that the mask body portion covering the nose and mouth has an inner / outer two-layer structure.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a conventional sanitary mask having a two-layer inner / outer structure of the mask body, the mask fabrics constituting the outer layer and the inner layer are tightly joined and integrated. As long as it is used, there is not much difference from using a gauze or the like on the inside of a normal hygiene mask.
[0006]
That is, it is desired that the sanitary mask be able to conduct conversation without any trouble, while ensuring the ability to collect dust and pollen, and the ability to prevent splashing of spatter and brim during coughing and sneezing. Among them, the collecting property and the splash preventing property can be improved by improving the adhesion to the nose and mouth part, but the improvement of the adhesion leads to an adverse effect on the discourse.
[0007]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a hygiene mask that can prevent fine particles such as pollen and dust from entering the nasal cavity. It is another object of the present invention to provide a hygiene mask which is advantageous for preventing and alleviating various symptoms of allergic rhinitis and hay fever.
[0008]
An object of the present invention is to obtain a hygiene mask which is excellent in adhesion to the external nose and heat retention, and which has a good talking (talking) property.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The hygiene mask according to the present invention according to claim 1 is an outer mask body 1 that is mounted so as to cover the nose and mouth on the face, and an inner side for warmth which is arranged inside the mask body 1 and is in close contact with at least the outer nose. The mask main body 1 is formed in a three-dimensional shape so as to protrude forward at the left and right center of the front surface, and the inner mask 2 is attached to the mask main body 1 with the gap G interposed therebetween. It is characterized by having been done.
[0010]
More specifically, in the sanitary mask according to the second aspect of the present invention, the inner mask 2 has a heat retaining function. The inner mask 2 can be made of a fabric such as a woven fabric, a nonwoven fabric, or a knitted fabric, and a material having a heat insulating property such as gauze or silk fabric is sufficient. In order to positively provide the heat retaining function, the fabric forming the inner mask 2 may be heated by including a known far-infrared radiating substance or an oxidizing heating element. An aluminum foil or a vacuum-deposited metal film may be laminated on the outer surface of the inner mask 2 so that heat of body temperature does not dissipate to the outside.
[0011]
In the sanitary mask according to the third aspect of the present invention, the inner mask 2 has a negative ion generating function. At that time, the above-mentioned heat retaining function may be simultaneously exhibited.For example, if the inner mask is made of a non-woven fabric made of synthetic resin fiber containing tourmaline powder, far infrared rays for heating by external heating such as body temperature. Is emitted and negative ions useful for the human body are generated. If the cloth containing the far-infrared substance is impregnated with water, negative ions are generated as the water evaporates. Among them, electrolyzed alkaline ionized water (pH 11 to 13) positively generates negative ions and is harmless to the human body, and is suitable for use. In the case of electrolyzed alkaline ionized water, it may be only necessary to impregnate the inner mask forming material such as a nonwoven fabric.
[0012]
As a specific means for forming the gap G between the mask body 1 and the inner mask 2, in the sanitary mask according to the present invention according to claim 4, the left and right ends of the inner mask 2 are provided on the left and right side portions of the mask body 1. The units are connected in a double-ended suspension. At this time, the connection between the mask main body 1 and the inner mask 2 may be made by melt bonding under heating depending on the respective forming materials, or may be integrated or sewn with an adhesive. In many cases, it is predicted that only the left and right ends of the inner mask 2 are connected to the mask body 1, but the mask body is also hung with a string at other parts. Is also good.
[0013]
The sanitary mask according to the fifth aspect of the present invention includes ear hooks 3 on the left and right sides of the mask body 1 or the inner mask 2. The ear hook 3 is made of a member different from the mask main body 1 and the inner mask 2, and also includes a form in which the ear hook 3 is attached later.
[0014]
The sanitary mask according to the present invention according to claim 6 is provided with the ear hook 3, and is detachable inside the mask main body 1 and the outer mask main body 1 which is mounted so as to cover the nostrils of the face. And a mask body 1 and an inner mask 2 are formed in a three-dimensional shape so as to bend forward at the left and right centers of the front surface, and the inner mask 2 and the mask body are provided on the face of the wearer. In a state in which the mask body 1 is worn, the mask body 1 is characterized in that the inner mask 2 is pressed against at least the outer nose of the wearer with a gap G interposed between the mask body 1 and the inner mask 2.
[0015]
According to a seventh aspect of the present invention, there is provided the sanitary mask according to the sixth aspect, wherein a joining portion 6 for connecting the left half portion 2a and the right half portion 2b of the inner mask 2 is formed vertically outside the center of the inner mask 2 in the left-right direction. The inner side of the center of the mask body 1 in the left-right direction comes into contact with the protruding edge of the joint 6 of the inner mask 2, so that a space between the mask body 1 and the inner mask 2 is formed. The gap G is formed on the front side. Here, the joint 6 does not need to contact the inner surface of the mask main body 1 between the upper and lower sides thereof, and at least the upper part of the joint 6 contacts the mask main body 1 and the inner mask 2 is placed on the outer nose surface. What is necessary is just to make it adhere.
[0016]
According to an eighth aspect of the present invention, there is provided the sanitary mask according to the first or sixth aspect, wherein the inner mask 2 has a size that covers from the outer nose to the mouth, so that the inside of the mouth and the nostrils of the nasal cavity are completely filled. It is designed to cover.
[0017]
Operation and Effect of the Invention
According to the sanitary mask of the present invention, since the inner mask 2 is attached to the mask body 1 through the gap G, when the mask is worn on the face, the inner mask 2 is at least at the surface of the outer nose. The mask body 1 is in close contact with the hit state, and the outside is covered by the mask body 1 so that the appearance is good. At this time, the inner mask 2 functions similarly to the gauze arranged inside the mask in the past, and heats the air around the nose by closely adhering to the outer nose, thereby humidifying the air intake in combination with the mask body 1. .
[0018]
Therefore, it is advantageous for prevention and alleviation of allergic rhinitis and hay fever. Since the inner mask 2 is integrally attached to the mask body 1, the inner mask 2 does not move. Moreover, since the gap G is interposed, the airflow resistance can be reduced because of the double structure.
[0019]
In addition, since the mask body 1 does not press the nose and mouth, especially the mouth, in close contact, there is no inconvenience in the movement of the mouth at the time of wearing, and conversation can be performed without any trouble.
[0020]
According to the second aspect of the present invention, since the inner mask 2 has a heat retaining function, the heating property around the nose when worn is more effective.
[0021]
According to the third aspect of the present invention, since the inner mask 2 has a negative ion generating function, negative ions useful for the human body can directly act around the nose in a contact state.
[0022]
According to the fourth aspect of the present invention, the left and right end portions of the inner mask 2 are connected to the left and right side portions of the mask body 1 in a double-supported state, whereby the inner mask 2 is attached to the mask body 1. It is suspended in the air inside. Therefore, the displacement movement of the inner mask 2 at the time of mounting can be reliably prevented by pressing the inner mask 2 against the face at the left and right side portions of the mask body 1, and furthermore, the gap between the mask body 1 and the inner mask 2. G can be secured as desired.
[0023]
According to the fifth aspect of the present invention, in the sanitary mask according to the fourth aspect, the mask main body 1 and thus the inner mask 2 can be worn on the face of the wearer with the ear hook 3 without any positional deviation.
[0024]
According to the invention of claim 6, the same operation and effect as those of the sanitary mask of claim 1 can be obtained. However, although the inner mask 2 is separable from the mask main body 1, the two masks 1 and 2 are formed in a three-dimensional shape so as to bend forward at the left and right centers of the front surface. The inner mask 2 can be positioned and held so as to be in close contact with at least the outer nose of the face without displacing the mask body 1 when it is mounted on the face.
[0025]
According to the invention described in claim 7, the joint 6 formed outside the center in the left-right direction of the inner mask 2 contributes to giving the inner mask 2 self-shaping properties, and the inner mask 2 is attached at the time of mounting. It works so that it does not adhere to the anterior nares or mouth of the nasal cavity. This ensures that the hygiene mask has breathability and discourse. At the same time, when the sanitary mask is mounted, the inner side of the mask main body 1 in the left-right direction contacts the protruding edge of the joint 6 of the inner mask 2. A gap G is reliably formed on the front side between the mask body 1 and the inner mask 2.
[0026]
According to the present invention described in claim 8, since the inner mask 2 is sized to cover from the outer nose to the mouth, dust and pollen are combined with the mask body 1 during inhalation in the nasal cavity and inhalation from the mouth. Excellent trapping properties.
[0027]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS
(Embodiment 1) FIGS. 1 to 3 show a first embodiment of a disposable sanitary mask according to the present invention, in which an outer mask main body 1, an inner mask 2 disposed inside the outer mask main body 1, and an ear hook 3 are shown. Consists of
[0028]
As shown in FIG. 1, the mask main body 1 is shaped into a three-dimensional shape in which the central portion in the left-right direction of the front surface projects forward. That is, the mask body 1 is formed by cutting a non-woven fabric sheet made of thermoplastic synthetic resin fibers. The non-woven fabric sheets forming the left half 1a and the right half 1b of the mask body 1 are symmetrical. The joint 4 between the left half 1a and the right half 1b is integrally heat-welded at the center in the left-right direction, and the joint 4 is formed so as to protrude outward and forward from above and below.
[0029]
At the left and right ends of the mask body 1, ear hooks 3 are cut and formed so as to extend integrally rearward. The hole 5 of each ear hook 3 may be punched out by a die, or may be formed by cutting and tearing as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-245999 filed by the present applicant. Is also good.
[0030]
As shown in FIG. 2, the inner mask 2 is formed in a three-dimensional shape that bends so that the central portion in the left-right direction of the front surface projects forward in the same manner as the mask body 1. That is, the inner mask 2 is formed by cutting a nonwoven fabric sheet made of a thermoplastic synthetic resin fiber, and the left and right half portions 2a and 2b of the inner mask 2 forming the left-right symmetrical shape are formed into two sheets. The joint 6 between the left half 2a and the right half 2b is integrally heat-welded at the center in the left-right direction, and the joint 6 is formed so as to protrude outward and forward from above and below.
[0031]
The mask main body 1 and the inner mask 2 each have a size to cover the nose and mouth (the outer nose and the mouth) of the face, and the inner mask 2 is attached to the mask main body 1 through the gap G so as to be inseparable. ing. That is, the left and right end portions of the inner mask 2 are heat-welded to the left and right side portions of the mask body 1 in the vertical direction in a double-supported state. Reference numeral 7 indicates the heat-welded connection. Therefore, the inner mask 2 is in a suspended state in which only the left and right ends are connected to the mask main body 1, and a large gap G is generated between the mask main body 1 and the inner mask 2, particularly at the front side. I have.
[0032]
When using the sanitary mask having the above structure, as shown in FIG. 3, the ear masks 3.3 are hung on the wearer's ears and worn in a usual manner. And the outside of the inner mask 2 is covered with the mask body 1. At this time, the left and right side surfaces of the mask main body 1 are fitted to the left and right face portions of the nose and mouth to restrict the entire displacement movement including the inner mask 2, but the center portion of the front surface of the mask main body 1 is interposed by the gap G. Is placed in a state of lightly contacting or closely opposing the front central portion of the inner mask 2.
[0033]
Therefore, even if the wearer's nose and mouth are covered with the inner / outer double structure, the ventilation (inhalation) resistance is small, and the adhesion of the face, especially to the outer nose surface, is achieved by the inner mask 2, and positioning on the face is achieved. Is achieved by the mask body 1. Because of the internal / external dual structure, the collection efficiency of dust and pollen is good. Since the mask body 1 intended for positioning on the face only touches the inner mask 2 at the most at the nose and mouth, it is easy to move the mouth and has excellent conversation.
[0034]
The original function of the sanitary mask, that is, the heating and humidification of the intake air, is mainly ensured favorably by the inner mask 2. In particular, since the upper part of the inner mask 2 is in close contact with the surface of the outer nose, it is excellent in warming around the nose of the wearer and is advantageous for preventing and alleviating allergic rhinitis.
[0035]
Second Embodiment FIGS. 4 and 5 show a second embodiment of the sanitary mask according to the present invention. In this case, the inner mask 2 has a significantly smaller vertical dimension than the mask main body 1 and has an inner mask. 2 is in close contact with only the outer nose of the face and the left and right portions thereof, and does not cover the anterior nostrils and the mouth of the nasal cavity. Other configurations are substantially the same as those of the first embodiment, and therefore, the same members are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted. In the second embodiment, the dust collection efficiency is reduced, but the intake resistance is improved. Also in this case, since the circumference of the nose is heated, it is advantageous for prevention and alleviation of allergic rhinitis and the like.
[0036]
Third Embodiment FIGS. 6 to 8 show a sanitary mask according to a third embodiment of the present invention. The third embodiment is fundamentally different from the first and second embodiments in that the mask main body 1 and the inner mask 2 can be separated. That is, the mask body 1 having the ear hooks 3 at the left and right ends and the inner mask 2 are manufactured in the same manner as in the first embodiment. However, the inner mask 2 is made of a nonwoven fabric sheet thicker than the mask body 1 and has a self-retaining property.
[0037]
When this is used, the mask body 1 is applied to the inner mask 2 and then to the outside around the nose and mouth on the face of the wearer, and the ear hooks 3 are hooked onto both ears of the wearer, respectively. Is put on the face together with the inner mask 2. The inner mask 2 may be placed around the nose and mouth with the inner mask 2 inserted inside the mask body 1.
[0038]
In the previously mounted state, the left and right ends of the inner mask 2 are pressed right and left around the nose and mouth of the face by the left and right side surfaces of the mask main body 1, and the inner side of the center of the mask main body 1 in the left and right direction is the inner mask 2. The center part of the inner mask 2 in the left-right direction is pressed against the face in contact with the protruding edge of the joint part 6. Thus, the upper portion of the inner mask 2 comes into close contact with the surface of the protruding outer nose as shown in FIG. The lower part of the inner mask 2 will also adhere to the lower part (chin) of the mouth on the face. Thus, the inner mask 2 is positioned and held at a predetermined portion of the face by the mask body 1. Since the inner mask 2 further secures the self-retaining property at the joint portion 6, the inner mask 2 does not close the anterior nares and the mouth of the nasal cavity in a tight manner, and ensures the collection of dust and the ventilation. Sex and discourse will not be impaired.
[0039]
(Specific Example 1) The vertical length of the inner mask 2 is set slightly smaller than that of the mask body 1. Then, the inner mask 2 was made of a non-woven fabric sheet containing tourmaline fine powder in synthetic resin fibers as shown in FIGS. 1 to 3, and the inner mask 2 was impregnated with electrolyzed alkaline ionized water having a pH of 12 to 13. This electrolyzed alkaline ionized water has strong alkalinity, but has already been developed for use on the scalp and has been confirmed to be harmless to the human body.
[0040]
The impregnation of the electrolytic alkaline ionized water into the inner mask 2 can be performed by putting the ionized water in a small container, taking it out of the small container at the time of use, and dropping it on the inner mask 2. Alternatively, the inner mask 2 is previously impregnated with the electrolyzed alkaline ionized water, and a separator or the like is interposed between the mask body 1 and the inner mask 2 so that the electrolyzed alkaline ionized water does not migrate to the mask body 1 side. You may make it the form which seals with a packaging film and prevents the evaporation of the said ion water.
[0041]
According to the sanitary mask of Example 1, when worn, the tourmaline powder emits far-infrared rays at body temperature and generates negative ions, and the evaporation of electrolyzed alkaline ionized water further increases the generation of negative ions. become.
[0042]
(Specific Example 2) The inner mask 2 is made of gauze, and left and right ends of the inner mask 2 are sewn to the left and right side portions of the mask body 1 in a double-supported state. Was impregnated with electrolyzed alkaline ionized water. According to the sanitary mask of Example 2, negative ions are generated by evaporation of the electrolyzed alkaline ionized water.
[0043]
(Specific Example 3) A heat radiation preventing layer was formed on the outer surface of the inner mask 2. As the heat radiation preventing layer, there are an aluminum foil laminated on the inner mask 2 and a vapor-deposited film of various metals vacuum-deposited on the inner mask 2. According to the sanitary mask according to the third embodiment, the inner mask 2 heated at the body temperature is not radiated to the outside, so that the heating ability around the nose is excellent.
[0044]
(Specific Example 4) The inner mask 2 of Specific Example 3 was impregnated with electrolyzed alkaline ionized water having a pH of 12 to 13 in the same manner as in Specific Example 1 from the inner surface side thereof, so that negative ions were generated when worn.
[0045]
(Specific Example 5) The inner mask 2 was basically made of a nonwoven fabric sheet containing silk fibers into the shape shown in FIG. However, the joint 6 there was formed by sewing, and the inner mask 2 was finished by sewing. According to this, the breathability and heat retention of the silk fiber are effectively exhibited.
[0046]
(Other Embodiments) The ear hook 3 may be in the form of a string and connected to the mask body 1. Of course, the string-shaped ear hook 3 may be configured to extend rearward from the left and right ends of the inner mask 2 as shown in FIG.
[0047]
In addition, in a disposable hygiene mask, the mask main body 1 and the ear hook 3 may be made of paper.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of Embodiment 1. FIG. 2 is a perspective view of an inner mask of Embodiment 1. FIG. 3 is a longitudinal side view of the sanitary mask of Embodiment 1 in a mounted state. FIG. 5 is a perspective view showing the inner mask of the second embodiment. FIG. 6 is a perspective view of the sanitary mask of the third embodiment. FIG. 7 is a longitudinal side view of the sanitary mask of the third embodiment in a mounted state. FIG. 8 is a cross-sectional plan view of the sanitary mask according to the third embodiment in a mounted state.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Mask main body 2 Inner mask 3 Ear hook 4 Joint part of mask body 6 Joint part of inner mask 7 Connection part G Gap

Claims

顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体１と、マスク本体１の内側に配されて少なくとも外鼻に密着する内側マスク２とを有し、
マスク本体１が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形されており、
マスク本体１に対して内側マスク２は、隙間Ｇが介在する状態で取り付けられていることを特徴とする衛生マスク。An outer mask body 1 that is mounted to cover the nose and mouth of the face, and an inner mask 2 that is arranged inside the mask body 1 and closely adheres to at least the outer nose;
The mask main body 1 is shaped into a three-dimensional shape so as to protrude forward at the left and right center of the front surface,
A sanitary mask, wherein the inner mask 2 is attached to the mask body 1 with a gap G interposed therebetween.

内側マスク２が、保温機能を有する請求項１記載の衛生マスク。The sanitary mask according to claim 1, wherein the inner mask has a heat retaining function.

内側マスク２が、マイナスイオン発生機能を有する請求項１記載の衛生マスク。The sanitary mask according to claim 1, wherein the inner mask (2) has a negative ion generating function.

マスク本体１の左右の側面部分に、内側マスク２の左右端部が両持ちの宙吊り状態で接続されている請求項１記載の衛生マスク。The sanitary mask according to claim 1, wherein the left and right end portions of the inner mask (2) are connected to the left and right side portions of the mask body (1) in a double-ended suspended state.

マスク本体１または内側マスク２の左右に、耳掛け３を備えている請求項４記載の衛生マスク。The hygiene mask according to claim 4, wherein ear masks (3) are provided on the left and right sides of the mask body (1) or the inner mask (2).

耳掛け３を備えていて、顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体１と、マスク本体１の内側に分離可能に配される内側マスク２とを有し、
マスク本体１および内側マスク２が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形されており、
装着者の顔面に内側マスク２およびマスク本体１を装着した状態において、マスク本体１は内側マスク２との間に隙間Ｇが介在する状態で内側マスク２をこれが装着者の少なくとも外鼻に密着するよう押え付けていることを特徴とする衛生マスク。An outer mask main body 1 that is provided with an ear hook 3 and is mounted so as to cover the nostrils of the face, and an inner mask 2 that is separably disposed inside the mask main body 1;
The mask main body 1 and the inner mask 2 are shaped into a three-dimensional shape so as to bend forward at the left and right centers of the front surface,
In a state where the inner mask 2 and the mask main body 1 are mounted on the face of the wearer, the mask main body 1 comes into close contact with at least the outer nose of the wearer with the gap G interposed between the mask main body 1 and the inner mask 2. A sanitary mask characterized by being held down.

内側マスク２の左右方向中央の外側には、内側マスク２の左半部２ａと右半部２ｂとをつなぐ接合部６が上下間にわたって突曲状に形成されており、
マスク本体１の左右方向中央の内側が内側マスク２の接合部６の突端縁に接触することにより、マスク本体１と内側マスク２との間には、前面側に前記隙間Ｇが生じるようにした請求項６記載の衛生マスク。Outside the center of the inner mask 2 in the left-right direction, a joint 6 connecting the left half 2a and the right half 2b of the inner mask 2 is formed in a curved shape extending vertically.
The gap G is formed on the front side between the mask body 1 and the inner mask 2 by contacting the inside of the center of the mask body 1 in the left-right direction with the protruding edge of the joint 6 of the inner mask 2. The sanitary mask according to claim 6.

内側マスク２が、外鼻から口部までを覆う大きさを有する請求項１又は６記載の衛生マスク。The sanitary mask according to claim 1, wherein the inner mask has a size covering the outer nose to the mouth.