JP2004046691A - シート発行装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】RF−IDシートに内蔵されたICモジュールに付与された識別情報を用いてRF−IDシートの発行状況を管理する。
【解決手段】非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することによりRF−IDシートを発行するシート発行装置10に、ICモジュールに対してエンコード情報を書き込むとともにICモジュールから識別情報を読み出すリーダ/ライタ部13と、RF−IDシートに印字情報を印字する印字ブ14と、RF−IDシートの発行状況を、そのRF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけてインターフェース部11を介して上位装置20に供給する制御部15とを設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することによりRF−IDシートを発行するシート発行装置10に、ICモジュールに対してエンコード情報を書き込むとともにICモジュールから識別情報を読み出すリーダ/ライタ部13と、RF−IDシートに印字情報を印字する印字ブ14と、RF−IDシートの発行状況を、そのRF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけてインターフェース部11を介して上位装置20に供給する制御部15とを設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたタグやラベル、カード等のRF−IDシートを発行するシート発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報化社会の進展に伴い、カード等の情報記録媒体に情報を記録し、この情報記録媒体を用いて来場管理や物品管理等の様々な情報処理が行われている。
【0003】
このような情報処理に用いられる情報記録媒体としては、タグやラベル、あるいはカード等がその一例として挙げられるが、中でも、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたタグやラベル、カード等のシートは、取り扱いの便利さから多くの分野で利用され始めている。
【0004】
図4は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたRF−IDシートを発行するシート発行装置の一構成例を示すブロック図である。
【0005】
本従来例は図4に示すように、上位装置(不図示)から供給された印字データやエンコードデータ、並びに印字レイアウトやエンコードレイアウト等の制御情報を受け取るためのインターフェース部111と、インターフェース部111を介して受け取った情報を記憶する記憶部112と、発行するRF−IDシートに内蔵されたICモジュール(不図示)に対して記憶部112に記憶されたエンコーダデータを書き込むリーダ/ライタ部113と、発行するRF−IDシートに対して記憶部112に記憶された印字データを印字する印字部114と、インターフェース部111を介して受け取った情報を記憶部112に書き込み、また、記憶部112に記憶されたエンコードレイアウトに従って、記憶部112に記憶されたエンコードデータをリーダ/ライタ部113によってICモジュールに書き込むとともに、記憶部112に記憶された印字レイアウトに従って、記憶部112に記憶された印字データを印字部114によってRF−IDシートに印字する制御部115とから構成されている。
【0006】
上記のように構成されたシート発行装置においては、RF−IDシートに印字すべき印字データや、ICモジュールにエンコードすべきエンコードデータや、印字レイアウト及びエンコードレイアウト等の制御情報が上位装置から供給され、インターフェース部111を介して受け取られると、まず、インターフェース部111を介して受け取った情報が制御部115における制御によって記憶部112に記憶される。
【0007】
その後、発行するRF−IDシートがシート発行装置にセットされると、まず、リーダ/ライタ部113において、RF−IDシートに内蔵されたICモジュールの動作の正常性が確認される。なお、ICモジュールの動作の正常性の確認は、リーダ/ライタ部113からICモジュールに所定の情報を書き込み、その後、ICモジュールから情報を読み出し、リーダ/ライタ部113において書き込んだ情報と比較することにより、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかを確認することにより行われる。
【0008】
ICモジュールの動作の正常性が確認されると、制御部115における制御によって、記憶部112に記憶されたエンコードレイアウトに従って、記憶部112に記憶されたエンコードデータがリーダ/ライタ部113によりICモジュールに書き込まれる。
【0009】
その後、制御部115における制御によって、記憶部112に記憶された印字レイアウトに従って、記憶部112に記憶された印字データが印字部114によりRF−IDシートに印字される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のシート発行装置においては、上位装置から供給されたエンコードデータをRF−IDシートに内蔵されたICモジュールに書き込むとともに、上位装置から供給された印字データをRF−IDシートに印字するだけのものであるため、ICモジュールのそれぞれに付与された識別情報を用いてRF−IDシートの発行状況を管理することができず、RF−IDシートの納入先やその用途を把握することができないという問題点がある。
【0011】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、RF−IDシートに内蔵されたICモジュールに付与された識別情報を用いてRF−IDシートの発行状況を管理することができるシート発行装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、前記ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することにより前記RF−IDシートを発行するシート発行装置であって、
前記ICモジュールに対して前記エンコード情報を書き込むとともに前記ICモジュールから前記識別情報を読み出す情報読出/書込手段と、
前記RF−IDシートに前記印字情報を印字する印字手段と、
前記RF−IDシートの発行状況を、当該RF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力する制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】
また、前記制御手段は、前記情報読出/書込手段にて前記ICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、前記印字手段にて前記RF−IDシートに印字された印字情報の内容とを、前記RF−IDシートの発行状況として出力することを特徴とする。
【0014】
また、前記RF−IDシートの発行処理中における障害を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段にて検出された障害を前記発行状況として出力することを特徴とする。
【0015】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することによりRF−IDシートを発行する場合、制御手段において、RF−IDシートの発行状況が、そのRF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力されるので、この出力された情報を用いてRF−IDシート毎の発行状況を把握することができる。
【0016】
このRF−IDシートの発行状況として、情報読出/書込手段にてICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、印字手段にてRF−IDシートに印字された印字情報の内容とが出力されれば、この出力された情報を用いて、どのRF−IDシートにどのエンコード情報や印字情報がエンコードあるいは印字されているかを把握することができる。
【0017】
また、RF−IDシートの発行状況として、RF−IDシートの発行処理中における障害情報が出力されれば、この出力された情報を用いて、発行処理中に障害が発生したRF−IDシートを認識することができるとともにその障害内容を認識することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明のシート発行装置を用いたシート発行システムの実施の一形態を示す図である。
【0020】
本形態は図1に示すように、RF−IDシートを発行するシート発行装置10と、RF−IDシートを発行するための、RF−IDシートに印字すべき印字データや、RF−IDシートに内蔵されたICモジュールにエンコードすべきエンコードデータや、印字レイアウト及びエンコードレイアウト等の制御情報からなる発行情報を発行情報データベース31から取り出してシート発行装置10に供給するとともに、シート発行装置10におけるRF−IDシートの発行状況をシート発行装置10から受け取り、発行状況データベース32に登録することによりRF−IDシートの発行状況を管理する上位装置20とから構成されている。
【0021】
また、シート発行装置10は、上位装置20から供給された印字データやエンコードデータ、並びに印字レイアウトやエンコードレイアウト等の制御情報からなる発行情報を受け取るとともに、RF−IDシートの発行状況を上位装置20に供給するためのインターフェース部11と、インターフェース部11を介して受け取った情報を記憶する記憶部12と、発行するRF−IDシートに内蔵されたICモジュールに対して記憶部12に記憶されたエンコーダデータを書き込むとともに、ICモジュール毎に付与された識別情報をICモジュールから読み出すリーダ/ライタ部13と、発行するRF−IDシートに対して記憶部12に記憶された印字データを印字する印字部14と、インターフェース部11を介して受け取った情報を記憶部12に書き込み、また、記憶部12に記憶されたエンコードレイアウトに従って、記憶部12に記憶されたエンコードデータをリーダ/ライタ部13によってICモジュールに書き込むとともに、記憶部12に記憶された印字レイアウトに従って、記憶部12に記憶された印字データを印字部14によってRF−IDシートに印字し、さらに、リーダ/ライタ部13におけるICモジュールに対するエンコードデータの書き込み状況及び印字部14におけるRF−IDシートに対する印字データの印字状況をICモジュールを識別可能な識別情報と対応づけてインターフェース部11を介して上位装置20に供給する制御部15とから構成されている。
【0022】
図2は、図1に示したシート発行システムにて発行されるRF−IDシートの一構成例を示す図である。
【0023】
図2に示すように本形態におけるRF−IDシートにおいては、発行情報データベース31に登録された印字データが印字される印字領域2が表面に設けられており、また、予め付与された識別情報が書き込まれているとともに、印字領域2に印字された情報等の所定のエンコードデータが書き込まれ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール3が内蔵されて構成されている。
【0024】
以下に、図1に示したシート発行システムにおいて図2に示したRF−IDシート1を発行する際の処理について説明する。
【0025】
図3は、図1に示したシート発行システムにおいて図2に示したRF−IDシート1を発行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【0026】
まず、上位装置20において、RF−IDシート1に印字すべき印字データや、RF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3にエンコードすべきエンコードデータや、印字レイアウト及びエンコードレイアウト等の制御情報からなる発行情報が発行情報データベース31から取り出される(ステップS1)。なお、発行情報データベース31においては、上述したような発行情報が、それぞれ識別可能な識別情報に対応づけられて登録されており、上位装置20において、識別情報とともに取り出される。
【0027】
上位装置20にて発行情報データベース31から取り出された発行情報は、上位装置20からシート発行装置10に供給される(ステップS2)。なお、発行情報の上位装置20からシート発行装置10への供給は、例えば、通信回線を用いて行うことが考えられるが、フロッピーディスク等の情報記録媒体を介して行うことも考えられる。
【0028】
上位装置20から供給された発行情報は、シート発行装置10のインターフェース部11を介して受け取られ(ステップS3)、制御部15における制御によって記憶部12に記憶される(ステップS4)。
【0029】
その後、発行するRF−IDシート1がシート発行装置10にセットされると、まず、リーダ/ライタ部13において、RF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3の動作の正常性が確認される。なお、ICモジュール3の動作の正常性の確認は、リーダ/ライタ部13からICモジュール3に所定の情報を書き込み、その後、ICモジュール3から情報を読み出し、リーダ/ライタ部13において書き込んだ情報と比較することにより、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかを確認することにより行われる。
【0030】
ICモジュール3の動作の正常性が確認されると、次に、リーダ/ライタ部13において、RF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3から、ICモジュール3に予め付与されて書き込まれたICモジュール3を識別可能な識別情報が読み出され(ステップS5)、読み出された識別情報が制御部15の制御によって記憶部12に記憶される(ステップS6)。
【0031】
次に、制御部15における制御によって、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶されたエンコードレイアウトに従って、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶されたエンコードデータがリーダ/ライタ部13によりICモジュール3に書き込まれる(ステップS7)。
【0032】
次に、制御部15における制御によって、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶された印字レイアウトに従って、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶された印字データが印字部14によりRF−IDシート1に印字される(ステップS8)。
【0033】
その後、制御部15における制御によって、リーダ/ライタ部13におけるICモジュール3に対するエンコードデータの書き込み結果及び印字部14におけるRF−IDシート1に対する印字データの印字結果を含む発行状況がインターフェース部11を介して上位装置20に報告される(ステップS9)。
【0034】
シート発行装置10から報告された発行状況が上位装置20にて受け取られると(ステップS10)、上位装置20において、受け取られた発行状況が発行状況データベース32に登録される(ステップS11)。
【0035】
ここで、シート発行装置10から上位装置20に報告され、発行状況データベース32に登録される発行状況について詳細に説明する。
【0036】
シート発行装置10にて発行されるRF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3には、上述したようにRF−IDシート1を識別可能な識別情報が個別に付与されて書き込まれており、この識別情報がリーダ/ライタ部13にて読み出され、記憶部12に記憶されている。また、リーダ/ライタ部13におけるICモジュール3に対するエンコードデータの書き込みや印字部14におけるRF−IDシート1に対する印字データの印字は、記憶部12に記憶された発行情報に基づいて行われたものであり、この発行情報には上述したように発行情報毎に識別情報が付与されており、記憶部12に記憶されている。
【0037】
制御部15においては、リーダ/ライタ部13におけるICモジュール3に対するエンコードデータの書き込み結果及び印字部14におけるRF−IDシート1に対する印字データの印字結果を、これらのエンコードデータ及び印字データを含む発行情報の識別情報と、ICモジュール3から読み出された識別情報と対応づけて上位装置20に報告する。
【0038】
上位装置20においては、発行情報の識別情報と、この発行情報によって発行されたRF−IDシートに内蔵されるICモジュールの識別情報との対応づけに基づいて、どのICモジュールにどの発行情報によるエンコードデータがエンコードされ、また、どのRF−IDシートにどの発行情報による印字データが印字されているかを把握することができるようになる。
【0039】
これにより、上位装置20においては、発行状況データベース32に登録された情報を、発行されたRF−IDシート1に読取エラー等の障害や偽造品が発生した場合における追跡調査等に利用することができる。
【0040】
また、シート発行装置10に対して、シート発行装置10を識別可能な識別情報を付与しておき、この識別情報を、上述した発行情報の識別情報とICモジュールの識別情報と対応づけて上位装置20に報告すれば、上位装置において、どのICモジュールにどの発行情報によるエンコードデータがどのシート発行装置にてエンコードされ、また、どのRF−IDシートにどの発行情報による印字データがどのシート発行装置にて印字されたかを把握することができるようになる。
【0041】
また、ICモジュール3に対するエンコード工程あるいはRF−IDシート1に対する印字工程を含むシート発行処理中において障害が発生した場合に、その障害の内容を上述した発行状況に含めて上位装置20に報告することも考えられる。その場合、障害の内容に応じた障害コードを発行状況に含めて上位装置20に報告することが考えられる。
【0042】
図1に示したようなシート発行装置10においては、印字部14や、リーダ/ライタ部13や、RF−IDシート1を搬送するための搬送手段(不図示)において、障害を検出するためのセンサが設けられている。これらのセンサにおいて障害が検出された場合に、そのセンサを示すコードやセンサにおける障害検出内容に応じたコードを発行状況に含めて上位装置20に報告するように構成すれば、上位装置20において、発行処理にて障害が発生したRF−IDシートを認識することができるとともに、その障害内容を認識することができる。
【0043】
なお、本形態で発行されるRF−IDシート1は、連続したシート状のラベルや、カードやタグが例として挙げられ、また、シート形態は連続状には限らず、単片状のものであってもよい。
【0044】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することによりRF−IDシートを発行するシート発行装置において、ICモジュールに対してエンコード情報を書き込むとともにICモジュールから識別情報を読み出す情報読出/書込手段と、RF−IDシートに印字情報を印字する印字手段と、RF−IDシートの発行状況を、そのRF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力する制御手段とを設けたため、制御手段から出力された情報を用いてRF−IDシート毎の発行状況を管理することができる。
【0045】
また、制御手段において、情報読出/書込手段にてICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、印字手段にてRF−IDシートに印字された印字情報の内容とが、RF−IDシートの発行状況として出力されるように構成したものにおいては、制御手段から出力された情報を用いて、どのRF−IDシートにどのエンコード情報や印字情報がエンコードあるいは印字されているかを把握することができる。
【0046】
また、RF−IDシートの発行処理中における障害を検出する検出手段を設け、制御手段において、検出手段にて検出された障害が発行状況として出力されるように構成したものにおいては、制御手段から出力された情報を用いて、発行処理中に障害が発生したRF−IDシートを認識することができるとともにその障害内容を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート発行装置を用いたシート発行システムの実施の一形態を示す図である。
【図2】図1に示したシート発行システムにて発行されるRF−IDシートの一構成例を示す図である。
【図3】図1に示したシート発行システムにおいて図2に示したRF−IDシートを発行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたRF−IDシートを発行するシート発行装置の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 RF−IDシート
2 印字領域
3 ICモジュール
10 シート発行装置
11 インターフェース部
12 記憶部
13 リーダ/ライタ部
14 印字部
15 制御部
20 上位装置
31 発行情報データベース
32 発行状況データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたタグやラベル、カード等のRF−IDシートを発行するシート発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報化社会の進展に伴い、カード等の情報記録媒体に情報を記録し、この情報記録媒体を用いて来場管理や物品管理等の様々な情報処理が行われている。
【0003】
このような情報処理に用いられる情報記録媒体としては、タグやラベル、あるいはカード等がその一例として挙げられるが、中でも、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたタグやラベル、カード等のシートは、取り扱いの便利さから多くの分野で利用され始めている。
【0004】
図4は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたRF−IDシートを発行するシート発行装置の一構成例を示すブロック図である。
【0005】
本従来例は図4に示すように、上位装置(不図示)から供給された印字データやエンコードデータ、並びに印字レイアウトやエンコードレイアウト等の制御情報を受け取るためのインターフェース部111と、インターフェース部111を介して受け取った情報を記憶する記憶部112と、発行するRF−IDシートに内蔵されたICモジュール(不図示)に対して記憶部112に記憶されたエンコーダデータを書き込むリーダ/ライタ部113と、発行するRF−IDシートに対して記憶部112に記憶された印字データを印字する印字部114と、インターフェース部111を介して受け取った情報を記憶部112に書き込み、また、記憶部112に記憶されたエンコードレイアウトに従って、記憶部112に記憶されたエンコードデータをリーダ/ライタ部113によってICモジュールに書き込むとともに、記憶部112に記憶された印字レイアウトに従って、記憶部112に記憶された印字データを印字部114によってRF−IDシートに印字する制御部115とから構成されている。
【0006】
上記のように構成されたシート発行装置においては、RF−IDシートに印字すべき印字データや、ICモジュールにエンコードすべきエンコードデータや、印字レイアウト及びエンコードレイアウト等の制御情報が上位装置から供給され、インターフェース部111を介して受け取られると、まず、インターフェース部111を介して受け取った情報が制御部115における制御によって記憶部112に記憶される。
【0007】
その後、発行するRF−IDシートがシート発行装置にセットされると、まず、リーダ/ライタ部113において、RF−IDシートに内蔵されたICモジュールの動作の正常性が確認される。なお、ICモジュールの動作の正常性の確認は、リーダ/ライタ部113からICモジュールに所定の情報を書き込み、その後、ICモジュールから情報を読み出し、リーダ/ライタ部113において書き込んだ情報と比較することにより、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかを確認することにより行われる。
【0008】
ICモジュールの動作の正常性が確認されると、制御部115における制御によって、記憶部112に記憶されたエンコードレイアウトに従って、記憶部112に記憶されたエンコードデータがリーダ/ライタ部113によりICモジュールに書き込まれる。
【0009】
その後、制御部115における制御によって、記憶部112に記憶された印字レイアウトに従って、記憶部112に記憶された印字データが印字部114によりRF−IDシートに印字される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のシート発行装置においては、上位装置から供給されたエンコードデータをRF−IDシートに内蔵されたICモジュールに書き込むとともに、上位装置から供給された印字データをRF−IDシートに印字するだけのものであるため、ICモジュールのそれぞれに付与された識別情報を用いてRF−IDシートの発行状況を管理することができず、RF−IDシートの納入先やその用途を把握することができないという問題点がある。
【0011】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、RF−IDシートに内蔵されたICモジュールに付与された識別情報を用いてRF−IDシートの発行状況を管理することができるシート発行装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、前記ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することにより前記RF−IDシートを発行するシート発行装置であって、
前記ICモジュールに対して前記エンコード情報を書き込むとともに前記ICモジュールから前記識別情報を読み出す情報読出/書込手段と、
前記RF−IDシートに前記印字情報を印字する印字手段と、
前記RF−IDシートの発行状況を、当該RF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力する制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】
また、前記制御手段は、前記情報読出/書込手段にて前記ICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、前記印字手段にて前記RF−IDシートに印字された印字情報の内容とを、前記RF−IDシートの発行状況として出力することを特徴とする。
【0014】
また、前記RF−IDシートの発行処理中における障害を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段にて検出された障害を前記発行状況として出力することを特徴とする。
【0015】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することによりRF−IDシートを発行する場合、制御手段において、RF−IDシートの発行状況が、そのRF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力されるので、この出力された情報を用いてRF−IDシート毎の発行状況を把握することができる。
【0016】
このRF−IDシートの発行状況として、情報読出/書込手段にてICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、印字手段にてRF−IDシートに印字された印字情報の内容とが出力されれば、この出力された情報を用いて、どのRF−IDシートにどのエンコード情報や印字情報がエンコードあるいは印字されているかを把握することができる。
【0017】
また、RF−IDシートの発行状況として、RF−IDシートの発行処理中における障害情報が出力されれば、この出力された情報を用いて、発行処理中に障害が発生したRF−IDシートを認識することができるとともにその障害内容を認識することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明のシート発行装置を用いたシート発行システムの実施の一形態を示す図である。
【0020】
本形態は図1に示すように、RF−IDシートを発行するシート発行装置10と、RF−IDシートを発行するための、RF−IDシートに印字すべき印字データや、RF−IDシートに内蔵されたICモジュールにエンコードすべきエンコードデータや、印字レイアウト及びエンコードレイアウト等の制御情報からなる発行情報を発行情報データベース31から取り出してシート発行装置10に供給するとともに、シート発行装置10におけるRF−IDシートの発行状況をシート発行装置10から受け取り、発行状況データベース32に登録することによりRF−IDシートの発行状況を管理する上位装置20とから構成されている。
【0021】
また、シート発行装置10は、上位装置20から供給された印字データやエンコードデータ、並びに印字レイアウトやエンコードレイアウト等の制御情報からなる発行情報を受け取るとともに、RF−IDシートの発行状況を上位装置20に供給するためのインターフェース部11と、インターフェース部11を介して受け取った情報を記憶する記憶部12と、発行するRF−IDシートに内蔵されたICモジュールに対して記憶部12に記憶されたエンコーダデータを書き込むとともに、ICモジュール毎に付与された識別情報をICモジュールから読み出すリーダ/ライタ部13と、発行するRF−IDシートに対して記憶部12に記憶された印字データを印字する印字部14と、インターフェース部11を介して受け取った情報を記憶部12に書き込み、また、記憶部12に記憶されたエンコードレイアウトに従って、記憶部12に記憶されたエンコードデータをリーダ/ライタ部13によってICモジュールに書き込むとともに、記憶部12に記憶された印字レイアウトに従って、記憶部12に記憶された印字データを印字部14によってRF−IDシートに印字し、さらに、リーダ/ライタ部13におけるICモジュールに対するエンコードデータの書き込み状況及び印字部14におけるRF−IDシートに対する印字データの印字状況をICモジュールを識別可能な識別情報と対応づけてインターフェース部11を介して上位装置20に供給する制御部15とから構成されている。
【0022】
図2は、図1に示したシート発行システムにて発行されるRF−IDシートの一構成例を示す図である。
【0023】
図2に示すように本形態におけるRF−IDシートにおいては、発行情報データベース31に登録された印字データが印字される印字領域2が表面に設けられており、また、予め付与された識別情報が書き込まれているとともに、印字領域2に印字された情報等の所定のエンコードデータが書き込まれ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール3が内蔵されて構成されている。
【0024】
以下に、図1に示したシート発行システムにおいて図2に示したRF−IDシート1を発行する際の処理について説明する。
【0025】
図3は、図1に示したシート発行システムにおいて図2に示したRF−IDシート1を発行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【0026】
まず、上位装置20において、RF−IDシート1に印字すべき印字データや、RF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3にエンコードすべきエンコードデータや、印字レイアウト及びエンコードレイアウト等の制御情報からなる発行情報が発行情報データベース31から取り出される(ステップS1)。なお、発行情報データベース31においては、上述したような発行情報が、それぞれ識別可能な識別情報に対応づけられて登録されており、上位装置20において、識別情報とともに取り出される。
【0027】
上位装置20にて発行情報データベース31から取り出された発行情報は、上位装置20からシート発行装置10に供給される(ステップS2)。なお、発行情報の上位装置20からシート発行装置10への供給は、例えば、通信回線を用いて行うことが考えられるが、フロッピーディスク等の情報記録媒体を介して行うことも考えられる。
【0028】
上位装置20から供給された発行情報は、シート発行装置10のインターフェース部11を介して受け取られ(ステップS3)、制御部15における制御によって記憶部12に記憶される(ステップS4)。
【0029】
その後、発行するRF−IDシート1がシート発行装置10にセットされると、まず、リーダ/ライタ部13において、RF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3の動作の正常性が確認される。なお、ICモジュール3の動作の正常性の確認は、リーダ/ライタ部13からICモジュール3に所定の情報を書き込み、その後、ICモジュール3から情報を読み出し、リーダ/ライタ部13において書き込んだ情報と比較することにより、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかを確認することにより行われる。
【0030】
ICモジュール3の動作の正常性が確認されると、次に、リーダ/ライタ部13において、RF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3から、ICモジュール3に予め付与されて書き込まれたICモジュール3を識別可能な識別情報が読み出され(ステップS5)、読み出された識別情報が制御部15の制御によって記憶部12に記憶される(ステップS6)。
【0031】
次に、制御部15における制御によって、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶されたエンコードレイアウトに従って、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶されたエンコードデータがリーダ/ライタ部13によりICモジュール3に書き込まれる(ステップS7)。
【0032】
次に、制御部15における制御によって、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶された印字レイアウトに従って、上位装置20から供給され、記憶部12に記憶された印字データが印字部14によりRF−IDシート1に印字される(ステップS8)。
【0033】
その後、制御部15における制御によって、リーダ/ライタ部13におけるICモジュール3に対するエンコードデータの書き込み結果及び印字部14におけるRF−IDシート1に対する印字データの印字結果を含む発行状況がインターフェース部11を介して上位装置20に報告される(ステップS9)。
【0034】
シート発行装置10から報告された発行状況が上位装置20にて受け取られると(ステップS10)、上位装置20において、受け取られた発行状況が発行状況データベース32に登録される(ステップS11)。
【0035】
ここで、シート発行装置10から上位装置20に報告され、発行状況データベース32に登録される発行状況について詳細に説明する。
【0036】
シート発行装置10にて発行されるRF−IDシート1に内蔵されたICモジュール3には、上述したようにRF−IDシート1を識別可能な識別情報が個別に付与されて書き込まれており、この識別情報がリーダ/ライタ部13にて読み出され、記憶部12に記憶されている。また、リーダ/ライタ部13におけるICモジュール3に対するエンコードデータの書き込みや印字部14におけるRF−IDシート1に対する印字データの印字は、記憶部12に記憶された発行情報に基づいて行われたものであり、この発行情報には上述したように発行情報毎に識別情報が付与されており、記憶部12に記憶されている。
【0037】
制御部15においては、リーダ/ライタ部13におけるICモジュール3に対するエンコードデータの書き込み結果及び印字部14におけるRF−IDシート1に対する印字データの印字結果を、これらのエンコードデータ及び印字データを含む発行情報の識別情報と、ICモジュール3から読み出された識別情報と対応づけて上位装置20に報告する。
【0038】
上位装置20においては、発行情報の識別情報と、この発行情報によって発行されたRF−IDシートに内蔵されるICモジュールの識別情報との対応づけに基づいて、どのICモジュールにどの発行情報によるエンコードデータがエンコードされ、また、どのRF−IDシートにどの発行情報による印字データが印字されているかを把握することができるようになる。
【0039】
これにより、上位装置20においては、発行状況データベース32に登録された情報を、発行されたRF−IDシート1に読取エラー等の障害や偽造品が発生した場合における追跡調査等に利用することができる。
【0040】
また、シート発行装置10に対して、シート発行装置10を識別可能な識別情報を付与しておき、この識別情報を、上述した発行情報の識別情報とICモジュールの識別情報と対応づけて上位装置20に報告すれば、上位装置において、どのICモジュールにどの発行情報によるエンコードデータがどのシート発行装置にてエンコードされ、また、どのRF−IDシートにどの発行情報による印字データがどのシート発行装置にて印字されたかを把握することができるようになる。
【0041】
また、ICモジュール3に対するエンコード工程あるいはRF−IDシート1に対する印字工程を含むシート発行処理中において障害が発生した場合に、その障害の内容を上述した発行状況に含めて上位装置20に報告することも考えられる。その場合、障害の内容に応じた障害コードを発行状況に含めて上位装置20に報告することが考えられる。
【0042】
図1に示したようなシート発行装置10においては、印字部14や、リーダ/ライタ部13や、RF−IDシート1を搬送するための搬送手段(不図示)において、障害を検出するためのセンサが設けられている。これらのセンサにおいて障害が検出された場合に、そのセンサを示すコードやセンサにおける障害検出内容に応じたコードを発行状況に含めて上位装置20に報告するように構成すれば、上位装置20において、発行処理にて障害が発生したRF−IDシートを認識することができるとともに、その障害内容を認識することができる。
【0043】
なお、本形態で発行されるRF−IDシート1は、連続したシート状のラベルや、カードやタグが例として挙げられ、また、シート形態は連続状には限らず、単片状のものであってもよい。
【0044】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することによりRF−IDシートを発行するシート発行装置において、ICモジュールに対してエンコード情報を書き込むとともにICモジュールから識別情報を読み出す情報読出/書込手段と、RF−IDシートに印字情報を印字する印字手段と、RF−IDシートの発行状況を、そのRF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力する制御手段とを設けたため、制御手段から出力された情報を用いてRF−IDシート毎の発行状況を管理することができる。
【0045】
また、制御手段において、情報読出/書込手段にてICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、印字手段にてRF−IDシートに印字された印字情報の内容とが、RF−IDシートの発行状況として出力されるように構成したものにおいては、制御手段から出力された情報を用いて、どのRF−IDシートにどのエンコード情報や印字情報がエンコードあるいは印字されているかを把握することができる。
【0046】
また、RF−IDシートの発行処理中における障害を検出する検出手段を設け、制御手段において、検出手段にて検出された障害が発行状況として出力されるように構成したものにおいては、制御手段から出力された情報を用いて、発行処理中に障害が発生したRF−IDシートを認識することができるとともにその障害内容を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート発行装置を用いたシート発行システムの実施の一形態を示す図である。
【図2】図1に示したシート発行システムにて発行されるRF−IDシートの一構成例を示す図である。
【図3】図1に示したシート発行システムにおいて図2に示したRF−IDシートを発行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが内蔵されたRF−IDシートを発行するシート発行装置の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 RF−IDシート
2 印字領域
3 ICモジュール
10 シート発行装置
11 インターフェース部
12 記憶部
13 リーダ/ライタ部
14 印字部
15 制御部
20 上位装置
31 発行情報データベース
32 発行状況データベース
Claims (3)
- 非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能に構成され、識別可能となる識別情報が書き込まれたICモジュールが内蔵されたRF−IDシートに対して、前記ICモジュールに所定のエンコード情報を書き込むとともに表面に印字情報を印字することにより前記RF−IDシートを発行するシート発行装置であって、
前記ICモジュールに対して前記エンコード情報を書き込むとともに前記ICモジュールから前記識別情報を読み出す情報読出/書込手段と、
前記RF−IDシートに前記印字情報を印字する印字手段と、
前記RF−IDシートの発行状況を、当該RF−IDシートに内蔵されたICモジュールから読み出された識別情報と対応づけて出力する制御手段とを有することを特徴とするシート発行装置。 - 請求項1に記載のシート発行装置において、
前記制御手段は、前記情報読出/書込手段にて前記ICモジュールに書き込まれたエンコード情報の内容と、前記印字手段にて前記RF−IDシートに印字された印字情報の内容とを、前記RF−IDシートの発行状況として出力することを特徴とするシート発行装置。 - 請求項1または請求項2に記載のシート発行装置において、
前記RF−IDシートの発行処理中における障害を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段にて検出された障害を前記発行状況として出力することを特徴とするシート発行装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
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JP2006079377A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Kokuyo Co Ltd | Idカード管理システム、及びデータベース装置 |
WO2006076848A1 (fr) * | 2005-01-19 | 2006-07-27 | Yan Chen | Application et systeme pour l'identification par radiofrequence dans le deroulement des operations de centre de transfusion sanguine |
CN110363932A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-10-22 | 武汉腾路智行科技有限公司 | 一种车用电子标签自助发行*** |
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CN110363932B (zh) * | 2019-06-10 | 2021-06-04 | 武汉腾路智行科技有限公司 | 一种车用电子标签自助发行*** |
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