JP2004044784A - Metal fitting for panel and method thereof - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a metal fitting for fixing a panel, which can be simply temporarily mounted to a panel, enabling execution of panel-fixing in a simple and easy work even after the panel is laid. <P>SOLUTION: The metal fitting is provided with a shaft having a thread formed on its one end. On the other end of the shaft, a hook-up part is provided almost perpendicularly to the shaft. Spring leaves are provided on at least one point of the shaft. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に軽量気泡コンクリート（ＡＬＣ）パネルなどからなる床や屋根パネルの取付けに使用される取付金具および取付方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、軽量気泡コンクリート（ＡＬＣ）パネルなどからなる床や屋根パネルを取付けるには次のような方法や提案がなされている。
第１の従来例としては、ほぼ一様な円形断面のフックボルトを用い、該フックボルトの雄ねじがある一端側を、ＡＬＣパネルの貫通孔に裏面より挿通し、該フックボルトの雄ねじがある一端側に丸座金を入れ、ナットを雄ねじに螺合させて、ＡＬＣパネルに該フックボルトを仮止めし、次に、ＡＬＣパネルをＨ形鋼からなる梁（あるいは柱）の所定位置に載置し、該フックボルトを回転させ他端側のフック部分の掛止部を梁のフランジに掛けて、ナットを回して本締め行い、ついで該フックボルトを梁に溶接して固定することにより、ＡＬＣパネルを梁に取付ける方法がある。
【０００３】
第２の従来例としては、特許２８３５４８５号（特許文献１）に提案されているフックボルトの雄ねじ側に掛止部の方向を示す偏平面を形成して、雄ねじの断面を非円形にした非円形フックボルトと、該非円形フックボルトの非円形断面部分が挿通される非円形孔を有し前記非円形フックボルトと共に回る共回り座金とからなり、ナットを回して締結する際に止めピンや共回り座金に設けた止め片で共回り座金の回転止めを可能として、非円形フックボルトの回転を防止できるようにすることにより、フックボルトを梁に溶接することなく、ＡＬＣパネルを取付けることを可能とする方法がある。
【０００４】
しかしながら、前述の第１の従来例では、ナットを回して締め付ける時に、フックボルトが共回りしてしまい、円滑な締め付けが出来ないのみならず、フックボルトを梁に溶接する必要があった。また、共回りを防ぐために、掛止部の方向から掛止部を手や工具によって押さえながら締め付けることも行われているが、掛止部が梁のフランジの端面に対し直角でなく傾斜した状態で固定されてしまうことも多く、問題となることがあった。
【０００５】
このような第１の従来例の問題を回避するために、第２の従来例による非円形フックボルトが提案されているが、非円形フックボルトは、雄ねじに偏平面をあらかじめ形成する加工手間が非円形フックボルトの製作時に発生し、さらに、座金として、汎用的な丸座金は使用できず、特殊な止めピンや止め片を予め加工した共回り座金を用意する必要があるなどの問題がある上、雄ねじが偏平面を形成するために、切削されてねじ量が少なくなっているので、ねじ締め付け時に、ねじ山同士の摩擦抵抗が小さくなりがちで、ＡＬＣパネル取付完了後の建物の変形や各種振動などで、ナットの回転緩みが生じやすい傾向にあった。
【０００６】
このような第１や第２の従来例の問題を回避するために、図５、図６、図７に示すようなフックボルトの掛止部にＡＬＣパネルに貫入する爪部を突出させて、ナットを回して締結する際に、爪部を自動的にＡＬＣパネルに貫入させ、回転を防止することにより、フックボルトを溶接をせずに梁にＡＬＣパネルを固定することが可能な方法を提案した。（特開２００２−２４２３４９号（特許文献２）、２６６４５３号（特許文献３））
しかしながら、この第３の方法においても、フックボルトをＡＬＣパネルの貫通孔に裏面より挿通し、雄ねじがある一端側にナットを螺合させて、ＡＬＣパネルに仮止めする必要があり、また、あらかじめパネルにセットした場合、敷き込み後に１８０度回転させなければならず、施工しづらいという問題があった。
【０００７】
【特許文献１】
特許２８３５４８５号公報
【特許文献２】
特開２００２−２４２３４９号公報
【特許文献３】
特開２００２−２６６４５３号公報
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、パネルへの仮止めが簡単で、しかもパネルの敷き込み後であっても簡単な作業でパネルの取付施工ができるパネル取付金具及びパネル取付方法を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フックボルト軸部にバネ状の羽部を設けることにより、上記課題が解決できることを見出したことに基づき、完成されたものである。
本発明は、一端側にねじを刻設した軸部の他端側に、好ましくは爪部を突出した掛止部を設けるとともに、軸部にバネ状の羽部を少なくとも１カ所以上設けたことを特徴とするパネル取付金具及び該パネル取付金具の軸部を取付部材上に当接されたパネル端部の所定位置に開けた貫通孔およびこれに連通しこれよりも大きい収容孔に下方より挿通して、該パネル取付金具をパネル内部に係止し、次いで締付部材を収容孔から軸部のねじ部に螺合させて、パネル取付金具の掛止部を該取付部材の下部に掛止してなることを特徴とするパネル取付方法である。
【００１０】
本発明のパネル取付金具及び取付方法によれば、パネルの敷き込み作業を一気に行った後、パネルの裏面から軽く挿入するだけで軸部に設けた羽部がパネル穴の内部に係止し落下せず保持できる。また、パネルの敷き込み後に施工でき、あらかじめ金具をパネルにセットする必要が無く、裏面の金物の突出部がパネルの敷き込み作業の邪魔になることがない。
また、本発明によれば、挿入後に床上で締め付け作業をする事で、掛止部の軸部側に形成された爪部が、自動的にパネルに貫入することにより軸部の回転を防止でき、掛止部の建物躯体側への溶接作業を無くし、施工の簡素化が可能になる。また、掛止部の方向を確認しながら取付金物を１８０度回転させる必要も無い。
【００１１】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図１から図４により、具体的に説明する。図１は、本発明の第１の実施例に係るパネル取付金具を示す。図２は、本発明の第１の実施例に係るパネル取付金具を使用して、ＡＬＣパネルを床パネルとして取り付ける場合を示す説明図である。図３は第１の実施例に係るパネル取付金具のナットを円盤ナットにして座金の機能を持たせた場合を示す。図４は、本発明に係るパネル取付金具の軸部の羽部を変えた他の実施例を説明するための説明図である。
【００１２】
図１に示す本発明の第１の実施例に係るパネル取付金具１は、軸部２の一端側にねじ部４が刻設されたフックボルトの該軸部の他端側の掛止部３にＡＬＣパネルに貫入する爪部６を軸部の方向に突出するように折り曲げ加工したプレートを組み込み、軸部には幅３ｍｍ、長さ３０ｍｍ、厚さ０．５ｍｍのプレートを溶接により２箇所取り付け、羽状に広げバネ状の羽部を２箇所設けて形成されている。爪部６はプレートの両端に２箇所、軸部方向に１５ｍｍの高さで形成されている。この爪部はパネルに貫入する部分である。図２に示すようにこの爪部の高さは、ＡＬＣパネル９を取付けるＨ型鋼の梁１０のフランジ１１の最大厚さより５ｍｍ程度高くすると、この梁のサイズより薄いサイズのフランジにはほぼすべて回転の防止機能を果たすことが可能となる。パネル取付金具１をＡＬＣパネル９の貫通孔９ａに挿入するとバネ状の羽部が広がることにより、挿入後に、羽部が係止しパネル取付金具１の落下を防止してくれる。そのため、このパネル取付金具１をＡＬＣパネル敷き込み後に、ＡＬＣパネルの裏面から貫通孔９ａに軽く挿入するだけで軸部に設けた羽部がパネル穴の内部に係止し落下せず保持できる。そのため、挿入後に床上でナットの締め付け作業をする事ができ、しかも、掛止部の軸部側に形成された爪部が、自動的にパネルに貫入することにより軸部の回転を防止しながら取付作業をすることができる。
【００１３】
次に図１に示したパネル取付金具１を使用し、ＡＬＣパネル９を床版として取り付ける場合を例にあげ、図２を参照しながら、パネルの取付方法について説明する。
ＡＬＣパネル９の端部寄りの所定位置には貫通孔９ａおよびこれに連通しこれよりも大きい収容孔９ｂを開ける。Ｈ形鋼からなる梁１０のフランジ１１上にＡＬＣパネル９の端部下面を当接させる。次に、パネル取付金具１の掛止部３をフランジ１１の方向に向け、下方より貫通孔９ａに挿通し、パネル取付金具１を仮止めする。バネ状の羽部が広がることにより、挿入後に、羽部がＡＬＣパネル内に係止し、パネル取付金具１がパネル９に仮止めされる。なお、ここまでは、パネル取付金具１の掛止部３の軸部近傍５に突出形成されている爪部６はパネルに貫入しない状態となっている。引き続き、この状態で、上方より収容孔に丸座金７を配置し、ナット８をねじ部４に螺合させてナット８を本締めすると、爪部６が下方よりＡＬＣパネル９に貫入し、パネル取付金具１の回転が拘束され、掛止部３はフランジ１１から外れることがなく固定され、ＡＬＣパネル９の取付けが完了する。
【００１４】
ナット８には、皿形ばね座金付きのものや、セレーション加工付きのものなど、緩み防止機構が付いたもの、あるいは、図３に示すように円盤状のものや、ナットと丸座金がカシメ加工により一体化しているものを採用してもよい。
また、軸部２内側にねじを刻設し、ねじ部４を雌ねじにしてもよく、この場合には、締付部材としてナット８の代わりに、ボルトによって締め付けることになる。この場合、ボルト頭部は軸部より大きくされる。
【００１５】
図４は、本発明に係るパネル取付金具において、羽部の構成が違う他の例を示す。図４（Ａ）は、弾力のある針金を略Ω状に折り曲げ、且つ両端を下向きになるように折り曲げたクリップを軸部のねじ山にはめ込んで羽部を作成した例である。図４（Ｂ）は、図４（Ａ）を更に折り曲げ１回転形状とし、ねじ山への保持力を高めたものである。図４（Ｃ）は図１に示すパネル取付金具１の爪部６を軸部の方向に突出するように折り曲げ加工したプレートに立ち上げ部を設け、これにより、羽部を形成したものである。図４（Ｄ）は羽部を１ヶ所とし、さらに羽部の先端を軸部側へ折り曲げたものである。折り曲げることにより施工中、羽部の先端が手に刺さる危険を防止することができ、安全性が高まるとともにＡＬＣパネルの貫通孔に挿入した時に羽部の先端の折り曲げ部が貫通孔に突出して、落下防止機能を向上させることができる。針金を１回転以上折り曲げたクリップで羽部を１ヶ所とする時は羽部は下側に連なるようにすることが貫通孔に挿入し易くなり好ましい。
【００１６】
針金を折り曲げたクリップを軸部のねじ山にはめ込んで羽部を作成する時は、針金の径をねじ山の高さと同程度にすると貫通孔をパネル取付金具の軸部と同程度にでき、望ましい。
また、本発明は、パネル面を水平にした床や屋根面のみならず、斜めの勾配屋根へパネルを取り付ける場合にも使用することができる。また、取付部材はＨ型鋼のみならず、パネル取付金具の掛止部が掛止できるものであれば、アングルや溝型鋼など、他の部材であってもよい。
【００１７】
【発明の効果】
本発明は、上述の如く構成したので、パネル取付金具をパネルの裏面から軽く挿入するだけで軸部に設けた羽部がパネル穴の内部に係止し落下せず保持でき、パネルへの仮止めが簡単で、しかも、あらかじめ金物をパネルにセットする必要も無く、パネルの敷き込み後であっても、簡単な作業でパネルの取付施工ができる。また、挿入後に床上で締め付け作業をする事で、掛止部の軸部側に形成された爪部が、自動的にパネルに貫入することにより軸部の回転を防止でき、掛止部の建物躯体側への溶接作業を無くし、施工の簡素化を可能になる。また、掛止部の方向を確認しながら金物を１８０度回転させるような、特別な施工手間は不要とできる。更に簡単な床下作業のみで、回転を防止し、床上で安全に締め付け作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例に係るパネル取付金具を示す。
【図２】本発明の第１の実施例に係るパネル取付金具を使用して、ＡＬＣパネルを床版として取り付ける場合を示す説明図である。
【図３】本発明の第１の実施例に係るパネル取付金具のナットを円盤ナットにして座金の機能を持たせた場合を示す。
【図４】（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）及び（Ｄ）は、それぞれ本発明のパネル取付金具の羽部の形態例を示す説明図である。
【図５】従来例によるパネル取付金具を示す斜視図である。
【図６】従来例のパネル取付状態を示す斜視図である。
【図７】従来例によるパネル取付方法を示す説明図である。
【符号の説明】
１　　パネル取付金具
２　　軸部
３　　掛止部
４　　ねじ部
５　　羽部
６　　爪部
７　　丸座金
８　　ナット
９　　ＡＬＣパネル
９ａ　貫通孔
９ｂ　収容孔
１０　　Ｈ形鋼からなる梁
１１　　フランジ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting bracket and a mounting method particularly used for mounting a floor or roof panel made of lightweight cellular concrete (ALC) panel or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the following methods and proposals have been made for mounting floor and roof panels made of lightweight cellular concrete (ALC) panels and the like.
As a first conventional example, a hook bolt having a substantially uniform circular cross section is used, and one end of the hook bolt having a male screw is inserted into the through hole of the ALC panel from the back surface, and one end of the hook bolt having a male screw is provided. A round washer is put on the side, a nut is screwed into a male screw, the hook bolt is temporarily fixed to the ALC panel, and then the ALC panel is placed at a predetermined position on a beam (or column) made of H-section steel. By rotating the hook bolt, hooking the hook portion on the other end side to the flange of the beam, turning the nut and fully tightening, and then welding and fixing the hook bolt to the beam, the ALC panel There is a method of attaching to the beam.
[0003]
As a second conventional example, a non-circular non-circular cross section of the male screw is formed on the male screw side of a hook bolt proposed in Japanese Patent No. 2835485 (Patent Literature 1). A circular hook bolt and a co-rotating washer having a non-circular hole through which a non-circular cross-sectional portion of the non-circular hook bolt is inserted and rotating together with the non-circular hook bolt. The ALC panel can be mounted without welding the hook bolts to the beam by enabling the rotation of the co-turn washer to be stopped by the stopper piece provided on the swivel washer and preventing the rotation of the non-circular hook bolt. There is a method.
[0004]
However, in the above-mentioned first conventional example, when the nut is turned and tightened, the hook bolts rotate together, so that not only the smooth tightening cannot be performed but also the hook bolts need to be welded to the beam. In order to prevent co-rotation, it is also possible to tighten the hook while holding it with hand or tool from the direction of the hook, but the hook is not perpendicular but inclined to the end face of the beam flange In many cases, it is fixed, and there is a problem in some cases.
[0005]
In order to avoid such a problem of the first conventional example, a non-circular hook bolt according to a second conventional example has been proposed. However, the non-circular hook bolt requires time and labor for forming an uneven surface in advance on a male screw. Occurs during the manufacture of non-circular hook bolts.Furthermore, general-purpose round washers cannot be used as washers. Above, since the external thread forms an uneven plane, it is cut and the amount of screws is reduced, so the frictional resistance between the threads tends to decrease when tightening the screws, and the deformation of the building after the ALC panel installation is completed and The nuts tended to loosen due to various vibrations.
[0006]
In order to avoid such problems of the first and second conventional examples, a claw portion penetrating into the ALC panel is projected from a hook bolt hooking portion as shown in FIGS. We propose a method that can fix the ALC panel to the beam without welding the hook bolts by automatically inserting the claws into the ALC panel when turning and tightening the nut to prevent rotation. did. (Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 2002-242349 (Patent Document 2) and 266453 (Patent Document 3))
However, also in this third method, it is necessary to insert a hook bolt into the through hole of the ALC panel from the back surface, screw a nut to one end having a male screw, and temporarily fix the nut to the ALC panel. When set on a panel, it has to be rotated by 180 degrees after laying down, and there is a problem that it is difficult to construct.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2835485 [Patent Document 2]
JP 2002-242349 A [Patent Document 3]
JP-A-2002-266453
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a panel mounting bracket and a panel mounting method which can easily be temporarily fixed to a panel and can be mounted by a simple operation even after the panel is laid.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been completed based on the finding that the above problem can be solved by providing a spring-like wing portion on a hook bolt shaft portion.
According to the present invention, preferably, at the other end side of the shaft portion having a screw carved on one end side, a hooking portion which preferably protrudes a claw portion is provided, and at least one or more spring-like wing portions are provided on the shaft portion. A panel mounting bracket and a through-hole formed at a predetermined position of an end of the panel abutted on the mounting member and a shaft of the panel mounting bracket and a through hole communicating therewith and inserted from below into a larger receiving hole. Then, the panel mounting bracket is locked inside the panel, and then the fastening member is screwed into the screw portion of the shaft portion from the receiving hole, and the hook of the panel mounting bracket is hooked to the lower portion of the mounting member. A panel mounting method characterized in that it is performed.
[0010]
According to the panel mounting bracket and the mounting method of the present invention, after the panel laying operation is performed at a stretch, the wing provided on the shaft portion is locked inside the panel hole by simply inserting lightly from the back surface of the panel and falling. Can be held without any need. In addition, it can be constructed after the panel is laid, there is no need to set the metal fittings on the panel in advance, and the protruding portion of the metal on the back does not hinder the work of laying the panel.
Further, according to the present invention, by performing the tightening operation on the floor after the insertion, the claw formed on the shaft portion side of the hook portion can automatically penetrate the panel, thereby preventing the rotation of the shaft portion. This eliminates the need for welding the hooking part to the building frame side, and simplifies construction. Further, there is no need to rotate the mounting hardware by 180 degrees while checking the direction of the hook.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be specifically described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a panel mounting bracket according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram showing a case where an ALC panel is mounted as a floor panel using the panel mounting bracket according to the first embodiment of the present invention. FIG. 3 shows a case where the nut of the panel mounting bracket according to the first embodiment is a disk nut and has a function of a washer. FIG. 4 is an explanatory view for explaining another embodiment in which the wing portion of the shaft portion of the panel mounting bracket according to the present invention is changed.
[0012]
A panel mounting bracket 1 according to a first embodiment of the present invention shown in FIG. 1 includes a hook portion 3 having a thread portion 4 engraved on one end side of a shaft portion 2 and a hook portion 3 on the other end side of the shaft portion. The plate which bent the nail part 6 which penetrates into the ALC panel so as to protrude in the direction of the shaft is incorporated into the shaft, and two plates of width 3mm, length 30mm and thickness 0.5mm are attached to the shaft by welding. It is formed in such a manner that it spreads like a wing and two spring-like wings are provided. The claw portions 6 are formed at two positions on both ends of the plate and at a height of 15 mm in the axial direction. The claw portion is a portion that penetrates the panel. As shown in FIG. 2, when the height of the claw portion is about 5 mm higher than the maximum thickness of the flange 11 of the H-beam 10 on which the ALC panel 9 is mounted, almost all of the flanges having a size smaller than the size of this beam are rotated. Can be achieved. When the panel mounting bracket 1 is inserted into the through hole 9a of the ALC panel 9, the spring-like wings spread, and after the insertion, the wings are locked to prevent the panel mounting bracket 1 from dropping. For this reason, after the panel mounting bracket 1 is laid down on the ALC panel, the wings provided on the shaft portion can be retained in the panel holes without falling by simply lightly inserting the panel mounting bracket 1 from the back surface of the ALC panel into the through hole 9a. Therefore, the nut can be tightened on the floor after insertion, and the claw formed on the shaft side of the hook automatically penetrates the panel to prevent rotation of the shaft. Installation work can be performed.
[0013]
Next, a case where the ALC panel 9 is mounted as a floor slab using the panel mounting bracket 1 shown in FIG. 1 will be described as an example, and a panel mounting method will be described with reference to FIG.
At a predetermined position near the end of the ALC panel 9, a through hole 9a and a larger accommodation hole 9b communicating therewith are opened. The lower surface of the end of the ALC panel 9 is brought into contact with the flange 11 of the beam 10 made of H-section steel. Next, the hook 3 of the panel mounting bracket 1 is directed toward the flange 11 and is inserted into the through hole 9a from below to temporarily fix the panel mounting bracket 1. The spread of the spring-like wings causes the wings to be locked in the ALC panel after insertion, and the panel mounting bracket 1 is temporarily fixed to the panel 9. Up to this point, the claw portion 6 protruding from the vicinity of the shaft portion 5 of the hook portion 3 of the panel mounting bracket 1 is in a state where it does not penetrate the panel. Subsequently, in this state, the round washer 7 is arranged in the accommodation hole from above, the nut 8 is screwed into the screw portion 4 and the nut 8 is fully tightened, so that the claw portion 6 penetrates the ALC panel 9 from below, and the panel The rotation of the mounting bracket 1 is restrained, and the hook 3 is fixed without being detached from the flange 11, and the mounting of the ALC panel 9 is completed.
[0014]
The nut 8 has a loosening prevention mechanism such as a dished spring washer or a serrated one, or a disk-shaped nut as shown in FIG. May be adopted.
Further, a screw may be formed inside the shaft portion 2 and the screw portion 4 may be formed as a female screw. In this case, instead of the nut 8 as a tightening member, the screw is tightened by a bolt. In this case, the bolt head is made larger than the shaft.
[0015]
FIG. 4 shows another example of the panel mounting bracket according to the present invention in which the configuration of the wings is different. FIG. 4A shows an example in which a clip obtained by bending a resilient wire into a substantially Ω shape and bending both ends downward is fitted into a thread of a shaft portion to form a wing portion. FIG. 4 (B) is a diagram in which FIG. 4 (A) is further bent to form a single rotation so as to increase the holding force on the thread. FIG. 4 (C) shows a configuration in which a raised portion is provided on a plate obtained by bending the claw portion 6 of the panel mounting bracket 1 shown in FIG. 1 so as to protrude in the direction of the shaft portion, thereby forming a wing portion. . FIG. 4D shows one wing portion, and the tip of the wing portion is bent toward the shaft portion. By bending, the danger of the tip of the wing part being stuck in the hand during construction can be prevented, safety is enhanced and the bent part at the tip of the wing part projects into the through hole when inserted into the through hole of the ALC panel, The fall prevention function can be improved. When the wing portion is made one place by a clip obtained by bending a wire one or more turns, it is preferable that the wing portion be connected to the lower side because it can be easily inserted into the through hole.
[0016]
When inserting the clip that bent the wire into the thread of the shaft to create a wing, if the diameter of the wire is about the same as the height of the thread, the through hole can be made about the same as the shaft of the panel mounting bracket, desirable.
Further, the present invention can be used not only for floors and roofs having horizontal panel surfaces, but also for attaching panels to diagonal sloped roofs. Further, the mounting member is not limited to the H-shaped steel, and other members such as an angle and a grooved steel may be used as long as the mounting portion of the panel mounting bracket can be hung.
[0017]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the wings provided on the shaft can be retained inside the panel holes without falling by simply inserting the panel mounting bracket lightly from the back surface of the panel, and the panel can be temporarily attached to the panel. It is easy to stop, and there is no need to set hardware on the panel in advance. Even after the panel has been laid, the panel can be mounted by a simple operation. In addition, by tightening on the floor after insertion, the claw formed on the shaft side of the hook part automatically penetrates the panel, preventing rotation of the shaft part, the building of the hook part Eliminating welding work on the skeleton side enables simplification of construction. In addition, it is not necessary to perform a special work such as rotating the hardware by 180 degrees while checking the direction of the hook. Further, the rotation can be prevented and the tightening operation can be safely performed on the floor only by a simple underfloor operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a panel mounting bracket according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a case where an ALC panel is mounted as a floor slab using the panel mounting bracket according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 shows a case in which the nut of the panel mounting bracket according to the first embodiment of the present invention is a disk nut and has a function of a washer.
4 (A), (B), (C) and (D) are explanatory views each showing an example of the form of the wing of the panel mounting bracket of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a panel mounting bracket according to a conventional example.
FIG. 6 is a perspective view showing a conventional panel mounting state.
FIG. 7 is an explanatory view showing a conventional panel mounting method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Panel mounting bracket 2 Shaft part 3 Hook part 4 Screw part 5 Wing part 6 Claw part 7 Round washer 8 Nut 9 ALC panel 9a Through hole 9b Housing hole 10 Beam made of H-shaped steel 11 Flange

Claims (3)

一端側にねじを刻設した軸部の他端側に該軸部と略垂直に掛止部を設けるとともに、該軸部にバネ状の羽部を少なくとも１カ所以上設けたことを特徴とするパネル取付金具。A shaft portion having a screw carved on one end side is provided with a hook portion substantially perpendicular to the shaft portion on the other end side, and at least one or more spring-like wing portions are provided on the shaft portion. Panel mounting bracket. 掛止部に爪部を突出させたことを特徴とする請求項１記載のパネル取付金具。2. The panel mounting bracket according to claim 1, wherein the hook portion has a claw projecting therefrom. 請求項１又は２記載のパネル取付金具の軸部を取付部材上に当接されたパネル端部の所定位置に開けた貫通孔およびこれに連通しこれよりも大きい収容孔に下方より挿通して、該パネル取付金具をパネル内部に係止し、次いで締付部材を収容孔から軸部のねじ部に螺合させて、パネル取付金具の掛止部を該取付部材の下部に掛止してなることを特徴とするパネル取付方法。3. The panel mounting bracket according to claim 1 or 2, wherein the shaft is inserted from below into a through hole opened at a predetermined position of the panel end abutted on the mounting member and communicated with the through hole. Then, the panel mounting bracket is locked inside the panel, and then the fastening member is screwed into the screw portion of the shaft portion from the receiving hole, and the hook of the panel mounting bracket is hooked to the lower portion of the mounting member. A panel mounting method, comprising:

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