JP2004041684A - 超音波イオン歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】超音波信号発生手段7と、該超音波信号発生手段7からの信号により超音波を発生する超音波振動子8と、該超音波振動子8からの振動を伝達するホーン3とを有する本体部1と、ブラシ毛5が植毛されたブラシヘッド部2Aと該ブラシヘッド部2Aに一体固定された状態でホーン3からの振動を受止める受振板4を有するブラシ部2と、イオンを発生するイオン発生手段とを備え、本体部とブラシ部とが、脱着自在に取付けられている超音波イオン歯ブラシ。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯ブラシに関し、更に詳しくは、歯から軟らかい歯垢が、超音波エネルギーによるキャビテーションとイオン効果を併用することで容易に除去することができる超音波イオン歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から歯の汚れを除去するための方法として、柄部の先にブラシ毛が植毛された歯ブラシを使ってブラッシングする方法が使用されている。
これは、歯にブラシ毛を、直接、接触させた状態で表面を機械的に磨くものである。
しかし、このような歯ブラシのブラシ毛による摩擦力だけでは、十分な清掃効果が得られないため、例えば、歯磨き剤を補助的に使用して清掃効果を向上させようとしている。
【0003】
ところが、この清掃効果は、歯の表面に付着した歯垢を除去するには、不十分なために歯垢が残って石灰化し歯石となり易い。
因みに、歯垢とは、歯面に固着した沈着物が蓄積したものであり、更に、連鎖球菌、糸状菌等のさまざまな菌が歯垢細菌を形成して付着しているものである。この歯垢は、イオンによる電気的な架橋結合力と歯垢細菌のバクテリアの繊毛や不溶性グルカンの連鎖力によって、歯の表面に付着している。
【0004】
そこで、歯垢や歯石を歯から除去するための異なったタイプの歯ブラシ具が種々開発されてきた。
その一つとしてイオン作用を利用したものがある。
例えば、特開2001−309820号公報のイオン歯ブラシは、歯と歯ブラシの間に電流を流すことにより、唾液中のカルシウムイオン等による歯面と歯垢の架橋結合力を緩めて歯垢をより効果的に除去し、歯磨き効果を向上させるものである(特許文献1参照)。
【0005】
このイオン歯ブラシでは、毛先磨きを行う際のイオン作用を利用しているために、柄端部に設けてある発光部が、使用者に対して毛先磨きの条件が整うと点滅して知らせるようになっている。
なお、この毛先磨きとは、磨こうとする歯面に対してブラシの毛先を直角に当てて100g程度の圧力で磨くことである。
【0006】
確かに、使用者は、物珍しさから当初は柄端部に設けてある発光部を注視することで毛先磨きが維持されるが、しかし、慣れると共に毛先磨きを維持すること(すなわち柄端部に設けてある発光部を注視すること)が煩わしくなる。
このため、多くの場合、歯ブラシ圧が高くなって、毛先が寧ろ歯に対して開いてしまい歯垢が取れなくなってしまう。
【0007】
ちなみに、他にイオン効果を利用したものとして特開2002−34663号公報があり、それにはトルマリンのマイナスイオンの発生効果に注目して、これを歯ブラシのブラシ毛に内在させて利用しようという提案がなされている (特許文献2参照)。
確かに、口腔内の温度によって少なからずマイナスイオンの発生が認められるが、未だ充分な発生を期待できるものではない。
【0008】
このようなことから、一方では超音波を利用した歯ブラシが開発されている。例えば、特開昭63−109807号公報の超音波歯ブラシは、柄体に内設された振動子からの超音波振動を超音波伝導性のある金属棒によって、ブラシ部に植毛されているブラシ毛に伝達するものである (特許分文献3参照)。
【0009】
このブラシ毛に伝達された超音波振動は、口腔内の唾液や液状化した歯磨き剤中にキャビテーションを発生させ、歯の表面に付着した歯垢細菌のバクテリアの繊毛や不溶性グルカンを破壊し、連鎖を解くことでも歯垢を除去する。
従って、毛先磨きのみの効果に加え、歯の表面にキャビテーションを発生させ歯垢を除去するために、極めて効率的である。
【0010】
この歯ブラシの圧電セラミック振動子には、頚部(すなわち、柄体とブラシ部とを連設する中空構造を備えた部分)と柄体部との螺着時に頚部内を貫通するように、超音波伝導性の導波金属棒が突設されている。
そして、頚部と柄体部との螺着時に導波金属棒先端と超音波の伝導可能に接続される導波金属ソケットが、頚部の頭部側に埋設されている。
【0011】
さらに、頭体に、導波金属ソケットに延設されるように超音波伝導性の導波金属板が埋設され、その導波金属板に、超音波が伝導可能なようにブラシの根部が固着或いは接続されると共にその上部が頭体表面から外部に突設されている。
このような構造であるために、超音波の振動伝達が、超音波振動子から導波金属棒、導波金属ソケット、導波金属板を経て、ブラシの根部に至るので、4箇所の接合点にて摩擦熱が発生する欠点(すなわち超音波振動エネルギーが摩擦熱エネルギーに拡散する欠点)があり、超音波振動の伝達効率から見た場合、必ずしも十分ではない。
【0012】
この歯ブラシでは、超音波伝導路において空隙が生じうる接続部分や固着部分には、必要に応じて水、グリセリンその他の超音波透過性媒質を介在させるものであるが、超音波振動の伝達効率は変わらない。
しかも、頚部と柄体部とが螺着されているために、取り付ける際に頚部を回転させた場合、導波金属棒と導波金属ソケットとの間に磨耗が発生し易い。
頚部の取り替えを何度も行うと、柄体部の導波金属棒がすり減り、以後、頚部への超音波振動の伝達が悪くなる。
【0013】
【特許文献1】
特開2001−309820号公報
【特許文献2】
特開2002−34663号公報
【特許文献3】
特開昭63−109807号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる実状を背景に、上記の問題点を克服するためになされたものである。
すなわち、本発明の目的は、マイナスイオン作用と効率のよい超音波振動によるキャビテーション作用との両作用により、的確に歯垢を除去することができる超音波イオン歯ブラシを提供することである。
また、超音波振動の伝達効率の優れた超音波イオン歯ブラシを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、イオン効果による歯面と歯垢の架橋結合を緩め、さらに歯の表面に歯垢を除去するのに十分なキャビテーションを発生させることで、その架橋結合の解除をより活発化でき、歯垢をより効果的に除去させることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0016】
即ち、本発明は、(1)、超音波信号発生手段と、該超音波信号発生手段からの信号により超音波を発生する超音波振動子と、該超音波振動子からの振動を伝達するホーンとを備えた本体部と、ブラシ毛が植毛されたブラシヘッド部と該ブラシヘッド部に一体固定された状態でホーンからの振動を受止める受振板とを備えたブラシ部と、よりなり、本体部とブラシ部とが、脱着自在に取付けられている超音波イオン歯ブラシに存する。
【0017】
そして、(2)、ブラシ部は、本体部に対して、ホーンの先端部及び本体部の頭部との二箇所にて支持され脱着可能に取付けられている超音波イオン歯ブラシに存する。
【0018】
そしてまた、(3)、ホーンは縮小部を有しており、この縮小部がブラシヘッド部に形成されたリブ状突起と受振板との間にて圧接されて取り付けられるものである超音波イオン歯ブラシに存する。
【0019】
そしてまた、(4)、ホーンの縮小部の先端には、傾斜を有するテーパ部が形成されており、このテーパ部によりホーンが案内されるものである超音波イオン歯ブラシに存する。
【0020】
そしてまた、(5)、ホーンの縮小部は、断面が半円形となっており、この円弧の部分に切り欠き溝が形成されている超音波イオン歯ブラシに存する。
【0021】
そしてまた、(6)、ブラシ部は中空になっており、そのブラシヘッド部からやや末広がりに下方に延びている脚部を有し、該脚部は端部に一対の舌片を備えており、この一対の舌片が、本体の頭部に形成された一対の受け溝に圧入されて取り付けられるものである超音波イオン歯ブラシに存する。
【0022】
そしてまた、(7)、受振板は、少なくとも一部がブラシヘッド部から外部に露出されている超音波イオン歯ブラシに存する。
【0023】
そしてまた、(8)、受振板にブラシ毛が植毛されている超音波イオン歯ブラシに存する。
【0024】
そしてまた、(9)、前記ホーン及び受振板が、導電性であり、本体外表面に電極部が受振板と超音波信号発生手段の電源に導通されている超音波イオン歯ブラシに存する。
【0025】
そしてまた、(10)、超音波信号発生手段の電源が、充電可能な電源である超音波イオン歯ブラシに存する。
【0026】
本発明は、この目的に沿ったものであれば、上記1〜10の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も当然採用可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の超音波イオン歯ブラシは、歯と歯ブラシの間に電流を流すことにより、唾液中のカルシウムイオン等による歯面と歯垢の架橋結合を緩めて歯垢をより効果的に除去する機能、すなわちイオン歯ブラシとしての機能を有する。
そして超音波エネルギーにより、歯の表面に歯垢を除去するのに十分なキャビテーションを発生させて歯垢をより効果的に除去する超音波歯ブラシとしての機能を持ち、異質な二つの作用が後述するよに相乗的な歯磨き効果を発揮するものである。
【0028】
図1は、本発明の実施の形態の超音波イオン歯ブラシを示す外観図である。
また、図2は、超音波イオン歯ブラシの前半部分を示す断面図であり、(A)は平面断面図、(B)は側面断面図である。
この歯ブラシは、超音波振動の発生手段とその振動を伝達するホーン3とを備えた本体部1と、ホーン3からの振動を受信する受振板4とブラシ毛5が植毛されたブラシヘッド部2Aとを備えたブラシ部2とからなる。
【0029】
超音波振動の発生手段には、超音波信号発生手段7と該超音波信号発生手段7からの信号により超音波を発生する超音波振動子8が備えられている。
超音波信号発生手段7には、全体を制御する制御部13と、超音波信号を発生する超音波発信器14と、超音波発信時間を制御するタイマー部15と、イオン発生用の電流を制御するイオン電流制御部20と、電源部16とが、備えられている(図3参照)。
【0030】
電源部16には、充電可能な充電池17と、充電端子18と、充電時に充電端子18からの充電池17に対する充電を制御する充電制御部19とが、備えられている。
制御部13は、超音波イオン歯ブラシの状態を制御するもので、本体部1の外側に設けられている電源スイッチ10(図1参照)と、タイマー部15と、電源部16とからの信号が入力されている。
【0031】
電源に関して制御部13は、本体部1の外側に設けられている電源スイッチ10からの信号が入力され、その信号を基に電源のON/OFFがされる。
また、電源スイッチ10には、自照式のLED(図示せず)が設けられており、電源がON時には発光し電源がOFF時には消える。
また、充電池の起電力が不足するとLEDは、発光が消え充電が必要なことを知らせる。
【0032】
逆に制御部13は、電源部16からの充電が完了した信号を検知するとLEDを緑色に点滅させ充電が終了したことを知らせる。
この電源部16の充電池17は、本体部1が充電スタンド(図示せず)に装着されると充電端子18を介して充電される。
この充電の制御は、充電制御部19によりされ、充電が完了するとこの信号を制御部13に出力する。
【0033】
さて次に、実際の使用手順に基づいて、各部の動作を説明する。
まず、制御部13は電源スイッチ10からの電源ONの信号を検知すると、タイマー部15、超音波発信器14と、イオン電流制御部20へ起動信号を出力する。
この信号を検知したタイマー部15は、所定時間(例えば、3分間)の計測を開始し、計測終了後に終了信号を制御部13に出力する。
また、超音波振動子8は、同時に起動信号を検知した超音波発信器14により、超音波周波数(例えば、200万ヘルツ)で発信した駆動電流が印加される。
【0034】
同じく、起動信号を検知したイオン電流制御部20は、本体外表面に設けられた電極部であるプラス電極11と、ブラシヘッド部2Aから一部が外部に露出されている受振板4(マイナス電極)との間に電圧を印加し、結果的に歯の表面にイオンを発生させる。
すなわち、イオン発生手段となる受振板4とホーン3とイオン電流制御部20と本体外表面に設けられたプラス電極11と電源部16とが、人体(例えば人の手)を介して相互に導通されてイオンを発生するのである。
ただし、イオン発生時の電流は、歯の表面及び手との接触抵抗により変化するので、イオン電流制御部20により、制御される。
【0035】
なお、イオン歯ブラシとして機能は、後ほど述べるが、ここでは超音波歯ブラシとしての動作を更に詳しく説明する。
超音波振動子8は、超音波発信器14が発信した駆動電流により、所定の超音波周波数で振動が開始される。
【0036】
この振動は、後述べるように、超音波振動子8と一体に取り付けられたホーン3に伝達され、次に、ブラシヘッド部2Aに一体化されている受振板4へと伝わる。
ここで超音波イオン歯ブラシの構造的な特徴について述べると、ホーン3は、超音波振動子8から起立状に延びて、本体部1の頭部9から、外方に突出している。
【0037】
図4は、本体部1の頭部9より突出した状態のホーンを一部破断で示し、(A)は一部破断平面図、また(B)は一部破断側面図である。
そして、ホーン3は、先端から一定の範囲が縮小されて縮小部3Aとなっており(図2参照)、その断面は半円状に形成されている。
また、縮小部3Aの弧状部分にはU溝又はV溝等の3つの切り欠き溝3A2が形成されており、この溝により超音波の伝達効率が極めて良くなることを実験で確かめている。
【0038】
ところで、本体部1からブラシ部2へは超音波振動が効率よく且つ的確に伝達されなければならない。
そのために、ブラシ部2は、本体部1と間において、第1の支持場所と第2の支持場所との二箇所で支持された状態で脱着可能に取付けられている。
第1の支持場所は、本体部1の頭部9の中央付近とブラシ部2の下端部との間である。
【0039】
図5は、第1の支持場所におけるブラシ部2と本体部1との取付け関係を示す圧入前の図であり、(A)は平面図、(B)は側面図を示す。
図6は、第1の支持場所におけるブラシ部2と本体部1との取付け関係を示す圧入後の図であり、(A)は平面図、(B)は側面図を示す。
ブラシ部2は中空になっており、ブラシ毛5を有する部分であるブラシヘッド部2Aと、そのブラシヘッド部2Aからやや末広がりに下方に延びている脚部2Bとよりなる。
【0040】
そして、この脚部2Bは端部に一対の舌片Tを備えており、この舌片Tが、本体部1の頭部9に外挿圧入される。
頭部9は、本体部1から恰も象鼻のように、先方に細くなって延びるように形成されており、この中央外周付近に上記脚部2Bの一対の舌片Tを受ける入れるための一対の受け溝Gが形成されている。
【0041】
本体部1の頭部9をブラシ部2に挿入すると、ブラシ部2の脚部2Bの舌片Tが、この受け溝Gに外側から嵌まり込むと同時に圧入状態となって取り付けられる。
しかも、舌片Tと受け溝Gとは相互に噛み合っているために、両者間での回動等の緩みは全く生じない。
また頭部9をブラシ部2に挿入する際は、先細状になった舌片Tが頭部9の受け溝Gに自然に誘導されるために、位置決めが行い易い。
【0042】
一方、第2の支持場所は、ブラシ部2のブラシヘッド部2Aに一体に埋め込まれて取り付けられた受振板4と、超音波振動子8から突設しているホーン3の先部との間である。
なお、超音波振動子8は円盤状となっており、本体部の頭部9から起立した複数の支持片91により数ヶ所にて保持されている。
ブラシ部2のブラシヘッド部2Aの中に本体部1のホーン3が挿入された状態では、ホーン3はブラシヘッド部2Aに埋め込まれた受振板4に強く接していなければならない。
【0043】
このようにホーン3が受振板4に強く接することで、ホーン3から受振板4に効率良く超音波振動が伝達されるのである。
そのために、本発明では、受振板4が埋め込まれた位置とは反対側のブラシヘッド部内壁にリブ状突起Pが設けられている。
【0044】
ホーン3は、その先端が、このリブ状突起Pと受振板4との間に圧入支持されている状態となる。
ホーン3は、その縮小部3Aに形成された円弧面でリブ状突起Pと接しているために、両者の接触面積は極めて限られたものとなっている。
【0045】
図7及び図8は、第2の支持場所において、ホーン3と受振板4との関係を示したものである。
図7は、受振板4とリブ状突起Pの間にホーン3が圧入される前の状態を示す図であり、(A)は縦断面を(B)はそのB−B断面を示す。
【0046】
また図8は、受振板4とリブ状突起Pの間にホーン3が圧入された後の状態を示す図であり、(A)は縦断面を(B)はそのB−B断面を示す。
ホーン3の先端は傾斜を有するテーパ部3A1となっているために、これがホーン3がリブ状突起Pに乗り上げる際の案内役となる。
【0047】
ここで、超音波振動の伝達の観点からいうと、リブ状突起Pにホーン3が圧接していることから、超音波振動の伝達がありえるが、ブラシ部2は長い脚部2Bを介して本体部1と第2の支持場所にて支持されているために、この第2の支持場所で振動伝達が殆ど中断される。
【0048】
以上述べたように、本体部1とブラシ部2とは、第1の支持場所と第2の支持場所との二箇所により支持されており、それ以外の部分では接していない。
しかも第2の支持場所においては、ホーン3は、その先端部でリブ状突起Pと受振板4とで僅かに接するだけである。
【0049】
因みに、ホーン3は、基部を超音波振動子8に固定されており、その以外は本体部1の壁にも接触していない。
ただ、ホーン3が本体部1の頭部先端から突出する部分においては、ブラシヘッド部内の空隙を通して液が本体部の中に逆流しないように、可撓性パッキング6により封鎖されている(図4参照)。
【0050】
このようなことから、ホーン3に関していえば、第2の支持場所の一箇所だけで支持されることとなり、他の部分との接触範囲は極めて少ない。
その結果、ホーン3からブラシヘッド部2Aに埋め込まれた受振板4に、的確に且つ効率良く超音波振動が伝わって、その振動エネルギーが拡散し減衰することが回避される。
【0051】
第1の支持場所は、ブラシ部2と本体部1とが外れないように一体化する役割を果たし、第2の支持場所は、同様な外れない役割と、超音波振動を受振板4に効率よく伝達するための役割とを果たすものである。
また、超音波振動伝達方法が、振動源である超音波振動子8とホーン3とは、例えば半田付け等により一体化されているため、ホーン3から受振板4への一つの接合点を介する伝達だけで済み、超音波振動の伝達効率が、先述したような従来の超音波歯ブラシに比べ改善されることがわかろう。
【0052】
さて、ブラシ部2の受振板4は、ブラシヘッド部2A(通常はプラスチックで形成されている)に対してインサート一体成形により埋め込まれているが、その際、受振板4の一部に突起を形成することで両者の一体化はより確実なものとなくことはいうまでもない。
【0053】
受振板4は、少なくとも一部がブラシヘッド部2Aから外部に露出されていることで、超音波振動が、直接、口腔内の唾液や液状化した歯磨き剤に的確に伝達されキャビテーションを発生させる。
また、同時にキャビテーションを起こして、結果的にブラシ毛5を微細に振動させ、歯に接触したブラシ毛5と歯との間に微細振動による摩擦作用を発生させることなる。
このことにより、歯の表面に付着している歯垢は、このキャビテーション効果と摩擦作用で歯の表面への結合力が弱まって容易に除去される。
【0054】
さて、上述のキャビテーション効果による歯垢除去の動作が繰り返されるが、その後一定時間して、制御部13には、電源ONから所定時間が経過したことによりタイマー部15からの終了信号が入力される。
超音波振動子8への駆動電流を発生している超音波発信器14は、終了信号を検知した制御部13からの発信停止信号により、駆動電流の発生が停止される。
その結果、超音波振動子8の振動が、停止されることとなる。
【0055】
次に、イオン歯ブラシとしてのイオン発生機能について述べる。
図1に示すように、イオン歯ブラシとしては、手で把持される本体部1と交換可能なブラシ部2との間で、口内を介して導通されるものである。
本体部1の手で把持される部分には、前述したように、手と接触する電極部(例えば金属板)であるプラス電極11が設けられている。
なお、プラス電極11は、握った場合に手と接触し易いか否かの観点から、ブラシ毛の植え込み方向とは垂直方向に設けることが好ましい。
【0056】
プラス電極11は、後述する、微弱な口内電流を流す一方の電極となるものであり、本体部1内に配置された超音波信号発生手段7を構成するイオン電流制御部20を介して、電源部16に導通される。
マイナス電極である導電性の受振板4(例えばジュラルミン)は、本体部1の導電性のホーン3(例えばジュラルミン)と、イオン電流制御部20を介して、電源部16に導通される。
【0057】
受振板4は、先述したように、多数のブラシ毛5が植毛されているブラシヘッド部2Aから一部が外部に露出されている。
露出した受振板4に、唾液や液状化した歯磨き剤が接することによって、電源(イオン電流制御部20を介して)のプラス極、プラス電極11(図1参照)、手、歯茎(少なくとも歯)、受振板4、ホーン3、電源(イオン電流制御部20を介して)のマイナス極の閉回路が形成されて口内電流がマイナスイオンとなって流れる( 図9参照) 。
【0058】
この口内電流は、イオン化傾向を持つ歯垢の歯面との架橋結合を緩めて離れ易くするが、先述した超音波振動でキャビテーションを発生させるために、該架橋結合が更に解け易くなり、両作用の相乗効果が生じる。
そのためより確実にマイナスイオンによる歯垢を除去する効果が発揮されることになる。
【0059】
なお、ブラシ毛5には、例えばトルマリンが配合されていることにより、受振板4での超音波振動から、ブラシヘッド部2Aのボデーを介してブラシ毛5に圧力が加えられことで、効率良くマイナスイオンが発生させられる。
さらには、キャビテーションによる衝撃波が、ブラシ毛5に加わることでもマイナスイオンが発生させられる。
【0060】
本発明は、上述した実施の形態に限られるものではなく、その目的に則したものであれば種々の変形が可能である。
例えば、超音波イオン歯ブラシは、イオンと超音波との2つの作用を備えたものであるが、更に、機械的な振動を本体部に与えて、使用感を高めることも当然可能である。
【0061】
また、本発明の超音波信号発生手段としては、図3に示すものに限るものではなく、例えば、電源部の電源は、一次電池、二次電池又は外部からの電源でもよい。
またLEDの発光色や発光方法も、本実施の形態に制限されるものではない。また、充電用の端子は、充電コイルに変えて誘導起電力を利用したものも当然可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の超音波イオン歯ブラシは、マイナスイオンによる歯垢の歯面との架橋結合を緩めて離れ易くする効果と、超音波振動によるキャビテーション効果とにより、歯垢を確実に除去することができる。
しかも、キャビテーション効果により、より歯垢の歯面との架橋結合が解け易くなり、イオン効果が高まる。
【0063】
また、本発明の超音波イオン歯ブラシは、超音波振動の伝達効率が良く、キャビテーション作用も効果的に発揮される。
これらの相乗作用により、口内の歯垢が的確に容易に除去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態の超音波イオン歯ブラシを示す外観図である。
【図2】図2は、超音波イオン歯ブラシの前半部分を示す断面図であり、(A)は平面断面図、(B)は側面断面図である。
【図3】図3は、超音波信号発生手段を示すブロック図である。
【図4】図4は、本体部の頭部より突出した状態のホーンを一部破断で示し、(A)は一部破断平面図、また(B)は一部破断側面図である。
【図5】図5は、第1の支持場所におけるブラシ部と本体部との取付け関係を示す圧入前の図であり、(A)は平面図、(B)は側面図を示す。
【図6】図6は、第1の支持場所におけるブラシ部と本体部との取付け関係を示す圧入後の図であり、(A)は平面図、(B)は側面図を示す。
【図7】図7は、受振板とリブ状突起の間にホーンが圧入される前の状態を示す図であり、(A)は縦断面を(B)はそのB−B断面を示す。
【図8】図8は、受振板とリブ状突起の間にホーンが圧入された後の状態を示す図であり、(A)は縦断面を(B)はそのB−B断面を示す。
【図9】図9は、イオン作用を説明する図である。
【符号の説明】
1…本体部
2…ブラシ部
2A…ブラシヘッド部
2B…脚部
3…ホーン
3A…縮小部
3A1…テーパ部
3A2…切り欠き溝
4…受振板
5…ブラシ毛
6…可撓性パッキング
7…超音波信号発生手段
8…超音波振動子
9…頭部
91…支持片
10…電源スイッチ
11…プラス電極(電極部)
13…制御部
14…超音波発信器
15…タイマー部
16…電源部
17…充電池
18…充電端子
19…充電制御部
20…イオン電流制御部
G…受け溝
P…リブ状突起
T…舌片
Claims (10)
- 超音波信号発生手段と、該超音波信号発生手段からの信号により超音波を発生する超音波振動子と、該超音波振動子からの振動を伝達するホーンとを有する本体部と、ブラシ毛が植毛されたブラシヘッド部と該ブラシヘッド部に一体固定された状態でホーンからの振動を受止める受振板を有するブラシ部と、イオンを発生するイオン発生手段とを備え、本体部とブラシ部とが、脱着自在に取付けられていることを特徴とする超音波イオン歯ブラシ。
- ブラシ部は中空になっており、本体部に対して、ホーンの先端部及び本体部の頭部との二箇所にて支持され脱着可能に取付けられていることを特徴とする請求項1記載の超音波イオン歯ブラシ。
- ホーンは縮小部を有しており、この縮小部がブラシヘッドの内壁部に形成されたリブ状突起と受振板との間にて圧接されて取り付けられるものであることを特徴とする請求項1記載の超音波イオン歯ブラシ。
- ホーンの縮小部の先端には、傾斜を有するテーパ部が形成されており、このテーパ部によりホーンがリブ状突起の上に容易に案内されるものであることを特徴とする請求項3記載の超音波イオン歯ブラシ。
- ホーンの縮小部は、断面が半円形となっており、この円弧の部分に切り欠き溝が形成されていることを特徴とする請求項3記載の超音波イオン歯ブラシ。
- ブラシ部は中空になっており、そのブラシヘッド部からやや末広がりに下方に延びている脚部を有し、該脚部は端部に一対の舌片を備えており、この一対の舌片が、本体の頭部に形成された一対の受け溝に外側から圧入されて取り付けられるものであることを特徴とする請求項1記載の超音波イオン歯ブラシ。
- 受振板は、少なくとも一部がブラシヘッド部から外部に露出されていることを特徴とする請求項1記載の超音波イオン歯ブラシ。
- 受振板にもブラシ毛が植毛されていることを特徴とする請求項7記載の超音波イオン歯ブラシ。
- 前記ホーン及び受振板が、導電性であり、本体外表面に電極部を設け、該電極部が受振板と超音波信号発生手段の電源に導通されていることを特徴とする請求項1記載の超音波イオン歯ブラシ。
- 超音波信号発生手段の電源が、充電可能な電源であることを特徴とする請求項1記載の超音波イオン歯ブラシ。
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