JP2004037911A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアー供給経路へのトナーの浸入を確実に防止して安定したトナー搬送を行うことができる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】エアーポンプ96のエアー出口96aからトナー補給路で通路93及びトナー移送チューブ85との合流部であるエアー接続口95までのエアー供給経路が、通路93及びトナー移送チューブ85の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されている。
【選択図】 図3
【解決手段】エアーポンプ96のエアー出口96aからトナー補給路で通路93及びトナー移送チューブ85との合流部であるエアー接続口95までのエアー供給経路が、通路93及びトナー移送チューブ85の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されている。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものある。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式の画像形成装置において、2成分現像装置を用い、画像形成により消費された分のトナーを、トナー収納容器から現像装置へ補給するものが多く出現している。この種の画像形成装置では、現像装置の上部にトナーホッパーを設けているものもあるが、感光体の小径化やタンデムタイプ等のカラー画像形成装置では感光体の回りにトナーを十分に蓄えるスペースが確保しにくいため、トナー収納容器を現像装置から離して設置し、トナー収納容器のトナー現像装置へ搬送して補給するようにしたトナー補給装置を設けている。
【0003】
従来のトナー補給装置における搬送方法としては、機械的オーガを用いるもの、自然落下を利用するもの及び粉体ポンプを用いるもの等が知られている。機械的オーガを用いてトナーを搬送する場合、トナーの送り元と送り先がほぼ直線状のトナー補給路を形成できるものに限られ、しかも補給距離の長いものや送り元が送り先より下方に位置すると、良好なトナー補給が得られなかった。また、自然落下を利用してトナーを搬送するものでは、トナーの送り元が送り先の上方で、しかも左右方向に離すことができず、配置関係に大きな制約をうけてしまう。その点、粉体ポンプを用いるトナー補給装置はトナー補給路にフレキシブルなチューブを使用でき、トナーの送り元と送り先の配置に影響されずにトナーを搬送することができ、トナー収納容器の設置に自由度がある。
【0004】
ところで、トナーは流動性が非常に悪いことが知られており、このため、何れの搬送方式にも言えることであるが、トナー収納容器内でトナー架橋等が発生する等によって大量のトナーが残留したり、トナー補給路が詰まってトナーが補給できなくなる等の問題を抱えている。
【0005】
このような問題は、当然、トナーの流動性がアップすれば大幅に改善できる。トナーの流動性を高める方法として、トナー収納容器のセット時にユーザーによって十分に振ってもらってからセットすることが一般的であるが、振り忘れ等もあり、その効果は一定しない。また、特開2002−91143号公報ではトナーにエアーポンプを用いてエアーを混入し、トナーの流動性を高めることが開示されている。トナーにエアーを混入すると、トナーがエアーとの混合気となり流動性が高められてトナーの搬送をスムーズに行うことができる。さらに、トナー収納容器の下部側からトナーを排出して搬送するものでは、エアーも下部側から容器内に供給することで、流動化させたトナーをスムーズに搬送でき、容器内のトナー架橋の発生等も防止できる。また、トナーをエアー圧によって搬送する装置も提案されている。
【0006】
このようなトナーにエアーを混入する装置では、トナー補給路の途中にエアー通路を合流させて補給するトナーやトナー収納容器内へエアーを供給することができる。例えば、トナー収納容器内の下部側で挿入したノズルを介してトナー搬送するものでは、ノズル内の通路にエアー供給部を設け、ノズルを介してエアーを容器に供給することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したトナー補給路の途中からエアーを供給する方式であると、エアー供給手段がトナー補給路よりも下方にあると、エアー通路内にトナーの混合気流が浸入することがある。特に、エアー通路の上流にエアーポンプを設置してエアーを吹き出す吐出型エアーポンプの場合には、エアー通路に侵入したトナーが妨げとなりエアー供給量が低下し、最悪の場合にはエアー通路が詰まってエアー供給ができなくなり、トナー搬送ができないという事態に陥ることがあった。
【0008】
本発明は、上記した従来の不具合を解消し、エアー供給経路へのトナーの浸入を確実に防止して安定したトナー搬送を行うことができる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、トナーを収納するトナー収納容器と、該トナー収納容器内のトナーを、トナー補給路を介して現像装置へ搬送するトナー補給装置と、搬送するトナーにエアーを供給するエアー供給手段とを有し、前記エアー供給手段からトナー補給路の途中で合流してトナーに対してエアーを供給する画像形成装置において、前記エアー供給手段のエアー出口から前記トナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、前記トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されていることを特徴としている。
【0010】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、トナーを収納するトナー収納容器と、該トナー収納容器内のトナーを、トナー補給路を介して現像装置へ搬送するトナー補給装置と、搬送するトナーにエアーを供給するエアー供給手段とを有し、前記エアー供給手段からトナー補給路の途中で合流してトナーに対してエアーを供給する画像形成装置において、前記エアー供給手段のエアー出口から前記トナー補給路との合流点までの間に、エアー供給をオン・オフするエアーバルブを設け、該エアーバルブの出口から前記トナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、前記トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されていることを特徴としている。
【0011】
なお、本発明は、前記トナー収納容器内へ下部側から挿入され、前記トナー補給路の一部を構成するトナー搬送管が接続されるノズルを有し、該ノズルには前記エアー供給経路の合流部が前記トナー搬送管の接続口よりもトナー補給方向上流側にて設けられていると、効果的である。
【0012】
さらに、本発明は、1つのエアー供給手段から複数に分岐したエアー供給経路が設けられ、各エアー供給経路に前記エアーバルブが配置されていると、効果的である。
【0013】
さらにまた、本発明は、前記トナー収納容器のトナーを前記現像装置へ移送する手段として、内部に螺旋状溝を有する弾性部材のステータと、該ステータ内で回転することにより軸方向にトナー移動させるロータとを備えた紛体ポンプを用いると、効果的である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係るカラー画像形成装置の一例であるカラー複写機を示す概略図である。このカラー複写機は、中央に複写機本体100、その下部にテーブル状に構成された給紙部200が配置され、複写機本体100の上方にスキャナ300、スキャナ300の上方に原稿自動搬送装置400を配置した構成となっている。
【0015】
複写機本体100のほぼ中央には、複数のローラ14、15、16に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された像担持体としての中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10は、複数のローラ14,15,16のうち1つが図示していない駆動装置によって回転駆動される駆動ローラで、他のローラが従動ローラであり、駆動ローラの回転により矢印で示す時計方向に走行駆動される。このようにして、走行する中間転写ベルト10の上部走行辺には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの作像ユニット18が横に並べるようにして配置されている。すなわち、ローラ14とローラ15間の走行辺上に、4つの作像ユニット18を配置してタンデム画像形成装置20を構成している。
【0016】
4個の作像ユニット18は、中間転写ベルト10に接する像担持体としての感光体ドラム40を具備している。この感光体ドラム40の周りには、帯電装置、現像装置、クリーニング装置、除電装置等が配置され、さらに感光体ドラム40が中間転写ベルト10に接する位置における中間転写ベルト10の内側には転写装置57が設けられている。本実施形態の場合、4個の作像ユニット18は同一構造に構成されているが、現像装置のトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に分けられている。また、各作像ユニット18の上方には光変調されたレーザ光を各感光体ドラム表面に照射する露光装置21が配置され、このレーザ光は帯電装置と現像装置の間で感光体ドラムに照射する。露光装置21は、各作像ユニット18毎に設けてもよいし、共通の露光装置21を用いてもよい。
【0017】
一方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成装置20と反対の側には、2次転写装置22が設けられている。2次転写装置22は、ローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を巻き掛け、該ベルトが中間転写ベルト10を介してローラ16に押し当てられるように配置されている。なお、図1において、2次転写装置22の左横には、シート上に担持された転写画像を定着するための定着装置25が設けられている。
【0018】
上述した2次転写装置22には、画像転写後のシートをこの定着装置25へと補給するシート補給機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置22として、非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、転写後のシートを定着装置25まで補給するシート補給装置を、別途設ける必要が生ずる。
【0019】
なお、図示例では、このような2次転写装置22及び定着装置25の下方に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備えている。
【0020】
さて、かく構成のカラー複写機を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
【0021】
そして、図示していないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を補給してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33及び第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
【0022】
また、図示していないスタートスイッチを押すと、中間転写ベルト10が回転走行し、同時に、個々の作像ユニット18でその感光体40を回転して各感光体40上にそれぞれ、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の走行とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
【0023】
一方、図示していないスタートスイッチを押すと、給紙部200の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、補給ローラ47で補給して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。
【0024】
または、手差し給紙を選択した場合には給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
【0025】
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上に一括してフルカラー画像を記録する。
【0026】
画像転写後のシートは、2次転写装置22で補給して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切り換え爪55で切り換えて排出ローラ26で排出し、排紙トレイ27上にスタックする。または、切り換え爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ26で排紙トレイ27上に排出する。
【0027】
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。
【0028】
図2は、上記画像形成装置における作像ユニットの詳細を示す要部構成図で、各作像ユニットは同一構成であり、本図ではシアン・ブラックの作像ユニットを示している。図2において、作像ユニット18Bk、18Cは、感光体40の周囲に、帯電装置56、光書き込み系L、現像装置60、1次転写装置57、クリーニング装置58、除電装置59を備えている。
【0029】
図3は、画像形成手段18の現像装置60にトナーを補給するトナー補給装置の構成図である。
図3において、現像装置60へ補給するトナーを収納したトナー収納容器80は複写機本体100に設けられたセット部にセットされる。このセット部には、トナー収納容器80内に挿入されるノズル90が立設されており、トナー収納容器80を上方からセット部へセットすることにより、該容器内にノズル90が挿入される。ノズル90は、単管構造になっており、上部に断面錐状に形成された尖端部材91が一体成形または固着等により設けられ、この尖端部材91に続いてエアー供給口とトナー補給口とを兼ねる開口92が設けられている。この開口92は通路93に通じており、通路93はトナー移送チューブ85が接続されたトナー用接続口94が設けられている。なお、通路93とトナー移送チューブ85とで本実施形態のトナー補給路を構成している。
【0030】
また、符号96はエアー供給手段としてのエアーポンプ96であり、エアーポンプ96のエアー出口96aにはエアー通路としてのエアー用パイプの一端が接続されている。エアー用パイプの他端は、上記通路93との合流部であるエアー接続口95に接続されているが、本実施形態ではエアー用パイプの途中にエアーバルブ98が設けられている。したがって、エアー用パイプはエアーポンプ96からエアーバルブ98までの第1パイプ97aと、エアーバルブ98からエアー接続口95までの第2パイプ97bとに分割されている。なお、ノズル90ではトナー補給方向においてエアー接続口95がトナー用接続口94よりも上流側に設けられている。
【0031】
エアーポンプ96が作動し、エアーバルブ98がオンすると、該ポンプからエアー用の第1パイプ97a、エアーバルブ98、第2パイプ97b及びノズル90の通路93を介してトナー収納容器80内に対し下部側よりエアーが供給される。そして、トナー収納容器80内に供給されたエアーは、トナー層を通過することによりトナーを攪拌しながら流動化させる。
【0032】
トナー収納容器80は、保護ケースとしての横断面形状が矩形で、ほぼ長方体に形成された外箱81と、その外箱81内に着脱可能に収容されたフレキシブルで変形可能な袋状体としてのトナー袋82とを有するバックインボックスタイプに構成されている。この外箱81は、剛性を有する紙、段ボール、樹脂等の材料から作られ、トナー袋82が収まる程度の内部空間を有している。トナー収納容器80は、トナーを収納したトナー袋82がフレキブルであっても、外箱81内に収めることで外からの衝撃等に対して保護され、しかも外箱81の剛性によりハンドリング性がよく容器自体の取り扱いが行い易く、保管時の整理も行い易いという利点が得られる。
【0033】
また、トナー袋82の袋部分はポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム等のフレキシブルなシート材(80〜125μm程度の厚み)を単層または複層構成にして袋状容器形状の紛体である。そして、トナー袋82はその下部中央にトナー排出孔が設けられ、ポリエチレンやナイロン等に樹脂から作られた口金部材83が固定されて構成されている。口金部材83のトナー排出孔には、自閉弁の役割を持つ単層または複層のシール84が設けられ、シール84は非通気性の発泡スポンジ等からなる弾性体によって構成されている。また、トナー袋82はトナーが残留しにくいように、トナー排出孔に向かって先細りとなる形状に形成されている。したがって、このように構成されたトナー収納容器80は、上方よりセット部にセットされたとき、下方からノズル90が挿入される。なお、トナー収納容器80には該容器を取り出すと、バネ力によって自動的にトナー排出口を閉じる機械的なシャッターを設けてもよい。
【0034】
他方、現像装置60にはその上部にサブホッパ61が設けられており、トナー収納容器80のトナーは一旦このサブホッパ61に収納される。そして、サブホッパ61上にはトナー収納容器80のトナーをこのサブホッパ61に移送するトナー移送手段としての粉体ポンプ70が設けられている。この粉体ポンプ70は、一軸偏芯スクリューポンプであって、金属などの剛性をもつ材料で偏芯したスクリュー形状に作られたロータ71と、ゴム等の弾性体で作られ、2条スクリュー形状に形成されたステータ72と、これらを包み、かつ粉体の補給路を形成する樹脂材料などで作られたホルダ73とを有している。上記ロータ71は、ピン継ぎ手により連結された駆動軸74に一体連結されたギヤ75が第1クラッチ76を介して図示していない駆動部と駆動連結され、第1クラッチ76のオン・オフにより粉体ポンプ70の稼働が制御される。
【0035】
また、上記ホルダ73の先端、すなわち、図3の右端にはトナー吸い込み部77が設けられ、トナー吸い込み部77に上記トナー移送チューブ85が接続されている。このトナー移送チューブ85としては、例えば直径4〜10mmのフレキシブルなチューブで、耐トナー性に優れたゴム材料(例えば、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等)から作られているものを用いることがきわめて有効であり、フレキシブルなチューブは上下左右の任意方向へ配管が容易に行い得る。なお、上記した紛体ポンプ70を用いれば、トナー収納手段のトナー排出口がサブホッパ61のトナー受け取り口よりも鉛直方向において低い位置にあるような場合でもトナー収納容器80のトナーをスムーズに補給することができる。なお、サブポッパ61の内部構造は本発明の要旨でないのでその説明を省略する。
【0036】
このように構成されたトナー補給装置は、バルブ98をオンしてエアーポンプ96からエアーがトナー収納容器80に供給されると、トナー収納容器80内のトナーが流動化され、トナーはエアーとの混合気となり流動性が良好となる。このようにトナーの流動性を高めるとと、トナーの搬送をスムーズに行うことができる。しかし、機械を止めたとき、トナーの流動性が高まっているため、トナーがエアー通路に侵入するし易くなる。このとき、例えば図7に示すように、第2パイプ97b及びエアーバルブ98のエアー出口98aがトナー補給路の重力方向最下部より下方にある場合であると、トナーの混合気がトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。特に、トナー交換時等でトナーカートリッジ内のトナーが流動しやすくなっているときにはトナーは重力方向下方に向かってトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。そして、エアー用の第2パイプb97内にトナーが侵入すると、エアー通路内のトナーにはエアーポンプ96からエアーを供給しても、トナーを重力に逆らってトナー補給路側へ押し戻すことは容易ではない。さらに、トナーの重量とエアー圧力によって、第2パイプ97b内に侵入したトナーが押し固められてしまうと、トナーをトナー補給路93側に戻すことは更に困難になる。最悪の場合には、エアー用パイプにトナーが完全に詰まってエアーが供給できなくなることもある。
【0037】
そこで、本発明では図3に示すように、エアーバルブ98のエアー出口98aからエアー接続口94までのエアー供給経路の全域をトナー補給路の重力方向最下部、図3の例ではトナー搬送チューブ85の最下位置より上方に位置させている。このようにエアーバルブ98からのエアー供給経路をトナー補給路最下部より上方に配置することで、エアー通路内への重力によるトナーの流入を抑えることができる。したがって、トナーはエアー通路へ流入しにくく万一流入しても少量であり、少量のトナーならば、次のエアー供給のときトナー補給路側へ戻すことができる。なお、本実施形態ではノズル90にエアー接続口95とトナー接続口94が設けられているが、この場合のエアー接続口95はトナー収納容器80からのトナー補給方向においてトナー接続口94よりも上流側に設けることがエアー通路内へのトナーの流入を防止に有効である。また、図3の実施形態ではエアー通路にエアーバルブ98を設けているが、エアーポンプ96から直接エアーを供給することができる。このようにエアーバルブ98を用いない場合には、エアーポンプ96のエアー出口96aからエアー接続口95までのエアー供給経路の全域をトナー補給路最下部より上方に配置すれば、トナーのエアー通路への流入を抑えることができる。
【0038】
図4は、本発明の他の実施形態を示すトナー補給装置の概略図である。
図4のトナー補給装置では、トナー収納容器80内に搬送スクリュー86が設けられ、搬送スクリュー86のトナー搬送方向下流側の下部に下方へ延びるトナー補給路としてのトナー補給管87が設けられている。この補給管87は、図示していない現像装置またはサブホッパに連通されており、その途中にはエアーポンプ96から延びたエアー通路89のエアー接続部88が設けられている。
【0039】
このように構成されたトナー補給装置は、エアーポンプ96からのエアー吹き出しによってトナー補給管87のトナーが紛体ポンプを用いずに搬送される。このトナー補給装置においてもエアー接続部88をトナー補給管87の重力方向最下位置よりも上方にすることで、エアー通路89へのトナー流入を抑えることができる。すなわち、図8に示すように、エアー通路89及びエアーポンプ96のエアー出口96aがトナー補給路の重力方向最下部より下方にある場合であると、トナーの混合気がトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。特に、トナー交換時等でトナーカートリッジ内のトナーが流動しやすくなっているときにはトナーは重力方向下方に向かってトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。そして、エアー通路89内にトナーが侵入すると、トナー収納容器80のトナー重量も加わってエアーポンプ96からエアーを供給しても、トナーを重力に逆らってトナー補給路側へ押し戻すことはできなくなる虞があるが、図4の如くエアー供給経路の全域をトナー補給路の重力方向最下部より上方とすればエアー供給経路へのトナーの侵入を防ぐことができる。
【0040】
ところで、図1に示すようなフルカラー機において、トナー補給装置は通常ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの4ユニット分の部品を必要とする。また、1色ごとに見れば、どのような高濃度の画像でも追随できるように設計されている。しかし、4色ベタ画像(=全面真っ黒画像)を必要とすることはほとんどないため、トナー補給装置は4つがフル稼動することはほとんどない。
【0041】
そこで、図5に示すように、例えばブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの4ユニットで1つのエアーポンプ96を共有しエアーバルブ98で各ユニットに振り分けるようにすればエアーポンプを減らすことができる。本発明においては、部品点数の低減を図ることができる。
【0042】
図6は、本発明のさらに他の実施形態を示す説明図であって、トナー収納容器80内にほぼ水平方向へ延びるノズル90が挿入されている。このように構成したトナー補給装置においてもエアー通路の全域をトナー補給路の重力方向最下位置よりも上方となるように配置することでエアー通路へのトナーの流入を防ぐことができる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、エアー供給手段のエアー出口からトナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されているので、エアー供給経路内へのトナーの侵入を防止し、安定したトナー補給を行うことができる。
【0044】
請求項2の構成によれば、エアー供給手段のエアー出口からトナー補給路との合流点までの間に、エアー供給をオン・オフするエアーバルブを設け、該エアーバルブの出口からトナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されているので、エアー供給経路内へのトナーの侵入を防止し、安定したトナー補給送を行うことができる。
【0045】
請求項3の構成によれば、トナー収納容器内へ下部側から挿入され、トナー補給路の一部を構成するトナー搬送管が接続されるノズルを有し、該ノズルにはエアー供給経路の合流部がトナー搬送管の接続口よりもトナー補給方向上流側にて設けられているので、エアー供給経路内へのトナーの侵入をより確実に防止し、安定したトナー補給を行うことができる。
【0046】
請求項4の構成によれば、1つのエアー供給手段から複数に分岐したエアー供給経路が設けられ、各エアー供給経路にエアーバルブが配置されているので、エアーポンプを減らすことができる。
【0047】
請求項5の構成によれば、トナー収納容器のトナーを現像装置へ移送する手段として、内部に螺旋状溝を有する弾性部材のステータと、該ステータ内で回転することにより軸方向にトナー移動させるロータとを備えた紛体ポンプを用いるので、トナーを上方や離れた場所に搬送することができるため、レイアウト上の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示すカラー複写機の構成図である。
【図2】図1の作像部を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すトナー補給装置の説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示すトナー補給装置の説明図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態のエアー供給経路を示す説明図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態を示すトナー補給装置の説明図である。
【図7】従来のトナー補給装置の問題点を説明する図である。
【図8】従来の他の形式のトナー補給装置における問題点を説明する図である。
【符号の説明】
60 現像装置
70 粉体ポンプ
80Y,80C,80M,80Bk トナー収納容器
85 トナー移送チューブ
90 ノズル
93 通路
95 エアー接続口
96 エアーポンプ
97 エアー通路
98 エアーバルブ
100 複写機本体
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものある。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式の画像形成装置において、2成分現像装置を用い、画像形成により消費された分のトナーを、トナー収納容器から現像装置へ補給するものが多く出現している。この種の画像形成装置では、現像装置の上部にトナーホッパーを設けているものもあるが、感光体の小径化やタンデムタイプ等のカラー画像形成装置では感光体の回りにトナーを十分に蓄えるスペースが確保しにくいため、トナー収納容器を現像装置から離して設置し、トナー収納容器のトナー現像装置へ搬送して補給するようにしたトナー補給装置を設けている。
【0003】
従来のトナー補給装置における搬送方法としては、機械的オーガを用いるもの、自然落下を利用するもの及び粉体ポンプを用いるもの等が知られている。機械的オーガを用いてトナーを搬送する場合、トナーの送り元と送り先がほぼ直線状のトナー補給路を形成できるものに限られ、しかも補給距離の長いものや送り元が送り先より下方に位置すると、良好なトナー補給が得られなかった。また、自然落下を利用してトナーを搬送するものでは、トナーの送り元が送り先の上方で、しかも左右方向に離すことができず、配置関係に大きな制約をうけてしまう。その点、粉体ポンプを用いるトナー補給装置はトナー補給路にフレキシブルなチューブを使用でき、トナーの送り元と送り先の配置に影響されずにトナーを搬送することができ、トナー収納容器の設置に自由度がある。
【0004】
ところで、トナーは流動性が非常に悪いことが知られており、このため、何れの搬送方式にも言えることであるが、トナー収納容器内でトナー架橋等が発生する等によって大量のトナーが残留したり、トナー補給路が詰まってトナーが補給できなくなる等の問題を抱えている。
【0005】
このような問題は、当然、トナーの流動性がアップすれば大幅に改善できる。トナーの流動性を高める方法として、トナー収納容器のセット時にユーザーによって十分に振ってもらってからセットすることが一般的であるが、振り忘れ等もあり、その効果は一定しない。また、特開2002−91143号公報ではトナーにエアーポンプを用いてエアーを混入し、トナーの流動性を高めることが開示されている。トナーにエアーを混入すると、トナーがエアーとの混合気となり流動性が高められてトナーの搬送をスムーズに行うことができる。さらに、トナー収納容器の下部側からトナーを排出して搬送するものでは、エアーも下部側から容器内に供給することで、流動化させたトナーをスムーズに搬送でき、容器内のトナー架橋の発生等も防止できる。また、トナーをエアー圧によって搬送する装置も提案されている。
【0006】
このようなトナーにエアーを混入する装置では、トナー補給路の途中にエアー通路を合流させて補給するトナーやトナー収納容器内へエアーを供給することができる。例えば、トナー収納容器内の下部側で挿入したノズルを介してトナー搬送するものでは、ノズル内の通路にエアー供給部を設け、ノズルを介してエアーを容器に供給することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したトナー補給路の途中からエアーを供給する方式であると、エアー供給手段がトナー補給路よりも下方にあると、エアー通路内にトナーの混合気流が浸入することがある。特に、エアー通路の上流にエアーポンプを設置してエアーを吹き出す吐出型エアーポンプの場合には、エアー通路に侵入したトナーが妨げとなりエアー供給量が低下し、最悪の場合にはエアー通路が詰まってエアー供給ができなくなり、トナー搬送ができないという事態に陥ることがあった。
【0008】
本発明は、上記した従来の不具合を解消し、エアー供給経路へのトナーの浸入を確実に防止して安定したトナー搬送を行うことができる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、トナーを収納するトナー収納容器と、該トナー収納容器内のトナーを、トナー補給路を介して現像装置へ搬送するトナー補給装置と、搬送するトナーにエアーを供給するエアー供給手段とを有し、前記エアー供給手段からトナー補給路の途中で合流してトナーに対してエアーを供給する画像形成装置において、前記エアー供給手段のエアー出口から前記トナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、前記トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されていることを特徴としている。
【0010】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、トナーを収納するトナー収納容器と、該トナー収納容器内のトナーを、トナー補給路を介して現像装置へ搬送するトナー補給装置と、搬送するトナーにエアーを供給するエアー供給手段とを有し、前記エアー供給手段からトナー補給路の途中で合流してトナーに対してエアーを供給する画像形成装置において、前記エアー供給手段のエアー出口から前記トナー補給路との合流点までの間に、エアー供給をオン・オフするエアーバルブを設け、該エアーバルブの出口から前記トナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、前記トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されていることを特徴としている。
【0011】
なお、本発明は、前記トナー収納容器内へ下部側から挿入され、前記トナー補給路の一部を構成するトナー搬送管が接続されるノズルを有し、該ノズルには前記エアー供給経路の合流部が前記トナー搬送管の接続口よりもトナー補給方向上流側にて設けられていると、効果的である。
【0012】
さらに、本発明は、1つのエアー供給手段から複数に分岐したエアー供給経路が設けられ、各エアー供給経路に前記エアーバルブが配置されていると、効果的である。
【0013】
さらにまた、本発明は、前記トナー収納容器のトナーを前記現像装置へ移送する手段として、内部に螺旋状溝を有する弾性部材のステータと、該ステータ内で回転することにより軸方向にトナー移動させるロータとを備えた紛体ポンプを用いると、効果的である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係るカラー画像形成装置の一例であるカラー複写機を示す概略図である。このカラー複写機は、中央に複写機本体100、その下部にテーブル状に構成された給紙部200が配置され、複写機本体100の上方にスキャナ300、スキャナ300の上方に原稿自動搬送装置400を配置した構成となっている。
【0015】
複写機本体100のほぼ中央には、複数のローラ14、15、16に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された像担持体としての中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10は、複数のローラ14,15,16のうち1つが図示していない駆動装置によって回転駆動される駆動ローラで、他のローラが従動ローラであり、駆動ローラの回転により矢印で示す時計方向に走行駆動される。このようにして、走行する中間転写ベルト10の上部走行辺には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの作像ユニット18が横に並べるようにして配置されている。すなわち、ローラ14とローラ15間の走行辺上に、4つの作像ユニット18を配置してタンデム画像形成装置20を構成している。
【0016】
4個の作像ユニット18は、中間転写ベルト10に接する像担持体としての感光体ドラム40を具備している。この感光体ドラム40の周りには、帯電装置、現像装置、クリーニング装置、除電装置等が配置され、さらに感光体ドラム40が中間転写ベルト10に接する位置における中間転写ベルト10の内側には転写装置57が設けられている。本実施形態の場合、4個の作像ユニット18は同一構造に構成されているが、現像装置のトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に分けられている。また、各作像ユニット18の上方には光変調されたレーザ光を各感光体ドラム表面に照射する露光装置21が配置され、このレーザ光は帯電装置と現像装置の間で感光体ドラムに照射する。露光装置21は、各作像ユニット18毎に設けてもよいし、共通の露光装置21を用いてもよい。
【0017】
一方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成装置20と反対の側には、2次転写装置22が設けられている。2次転写装置22は、ローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を巻き掛け、該ベルトが中間転写ベルト10を介してローラ16に押し当てられるように配置されている。なお、図1において、2次転写装置22の左横には、シート上に担持された転写画像を定着するための定着装置25が設けられている。
【0018】
上述した2次転写装置22には、画像転写後のシートをこの定着装置25へと補給するシート補給機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置22として、非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、転写後のシートを定着装置25まで補給するシート補給装置を、別途設ける必要が生ずる。
【0019】
なお、図示例では、このような2次転写装置22及び定着装置25の下方に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備えている。
【0020】
さて、かく構成のカラー複写機を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
【0021】
そして、図示していないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を補給してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33及び第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
【0022】
また、図示していないスタートスイッチを押すと、中間転写ベルト10が回転走行し、同時に、個々の作像ユニット18でその感光体40を回転して各感光体40上にそれぞれ、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の走行とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
【0023】
一方、図示していないスタートスイッチを押すと、給紙部200の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、補給ローラ47で補給して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。
【0024】
または、手差し給紙を選択した場合には給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
【0025】
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上に一括してフルカラー画像を記録する。
【0026】
画像転写後のシートは、2次転写装置22で補給して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切り換え爪55で切り換えて排出ローラ26で排出し、排紙トレイ27上にスタックする。または、切り換え爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ26で排紙トレイ27上に排出する。
【0027】
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。
【0028】
図2は、上記画像形成装置における作像ユニットの詳細を示す要部構成図で、各作像ユニットは同一構成であり、本図ではシアン・ブラックの作像ユニットを示している。図2において、作像ユニット18Bk、18Cは、感光体40の周囲に、帯電装置56、光書き込み系L、現像装置60、1次転写装置57、クリーニング装置58、除電装置59を備えている。
【0029】
図3は、画像形成手段18の現像装置60にトナーを補給するトナー補給装置の構成図である。
図3において、現像装置60へ補給するトナーを収納したトナー収納容器80は複写機本体100に設けられたセット部にセットされる。このセット部には、トナー収納容器80内に挿入されるノズル90が立設されており、トナー収納容器80を上方からセット部へセットすることにより、該容器内にノズル90が挿入される。ノズル90は、単管構造になっており、上部に断面錐状に形成された尖端部材91が一体成形または固着等により設けられ、この尖端部材91に続いてエアー供給口とトナー補給口とを兼ねる開口92が設けられている。この開口92は通路93に通じており、通路93はトナー移送チューブ85が接続されたトナー用接続口94が設けられている。なお、通路93とトナー移送チューブ85とで本実施形態のトナー補給路を構成している。
【0030】
また、符号96はエアー供給手段としてのエアーポンプ96であり、エアーポンプ96のエアー出口96aにはエアー通路としてのエアー用パイプの一端が接続されている。エアー用パイプの他端は、上記通路93との合流部であるエアー接続口95に接続されているが、本実施形態ではエアー用パイプの途中にエアーバルブ98が設けられている。したがって、エアー用パイプはエアーポンプ96からエアーバルブ98までの第1パイプ97aと、エアーバルブ98からエアー接続口95までの第2パイプ97bとに分割されている。なお、ノズル90ではトナー補給方向においてエアー接続口95がトナー用接続口94よりも上流側に設けられている。
【0031】
エアーポンプ96が作動し、エアーバルブ98がオンすると、該ポンプからエアー用の第1パイプ97a、エアーバルブ98、第2パイプ97b及びノズル90の通路93を介してトナー収納容器80内に対し下部側よりエアーが供給される。そして、トナー収納容器80内に供給されたエアーは、トナー層を通過することによりトナーを攪拌しながら流動化させる。
【0032】
トナー収納容器80は、保護ケースとしての横断面形状が矩形で、ほぼ長方体に形成された外箱81と、その外箱81内に着脱可能に収容されたフレキシブルで変形可能な袋状体としてのトナー袋82とを有するバックインボックスタイプに構成されている。この外箱81は、剛性を有する紙、段ボール、樹脂等の材料から作られ、トナー袋82が収まる程度の内部空間を有している。トナー収納容器80は、トナーを収納したトナー袋82がフレキブルであっても、外箱81内に収めることで外からの衝撃等に対して保護され、しかも外箱81の剛性によりハンドリング性がよく容器自体の取り扱いが行い易く、保管時の整理も行い易いという利点が得られる。
【0033】
また、トナー袋82の袋部分はポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム等のフレキシブルなシート材(80〜125μm程度の厚み)を単層または複層構成にして袋状容器形状の紛体である。そして、トナー袋82はその下部中央にトナー排出孔が設けられ、ポリエチレンやナイロン等に樹脂から作られた口金部材83が固定されて構成されている。口金部材83のトナー排出孔には、自閉弁の役割を持つ単層または複層のシール84が設けられ、シール84は非通気性の発泡スポンジ等からなる弾性体によって構成されている。また、トナー袋82はトナーが残留しにくいように、トナー排出孔に向かって先細りとなる形状に形成されている。したがって、このように構成されたトナー収納容器80は、上方よりセット部にセットされたとき、下方からノズル90が挿入される。なお、トナー収納容器80には該容器を取り出すと、バネ力によって自動的にトナー排出口を閉じる機械的なシャッターを設けてもよい。
【0034】
他方、現像装置60にはその上部にサブホッパ61が設けられており、トナー収納容器80のトナーは一旦このサブホッパ61に収納される。そして、サブホッパ61上にはトナー収納容器80のトナーをこのサブホッパ61に移送するトナー移送手段としての粉体ポンプ70が設けられている。この粉体ポンプ70は、一軸偏芯スクリューポンプであって、金属などの剛性をもつ材料で偏芯したスクリュー形状に作られたロータ71と、ゴム等の弾性体で作られ、2条スクリュー形状に形成されたステータ72と、これらを包み、かつ粉体の補給路を形成する樹脂材料などで作られたホルダ73とを有している。上記ロータ71は、ピン継ぎ手により連結された駆動軸74に一体連結されたギヤ75が第1クラッチ76を介して図示していない駆動部と駆動連結され、第1クラッチ76のオン・オフにより粉体ポンプ70の稼働が制御される。
【0035】
また、上記ホルダ73の先端、すなわち、図3の右端にはトナー吸い込み部77が設けられ、トナー吸い込み部77に上記トナー移送チューブ85が接続されている。このトナー移送チューブ85としては、例えば直径4〜10mmのフレキシブルなチューブで、耐トナー性に優れたゴム材料(例えば、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等)から作られているものを用いることがきわめて有効であり、フレキシブルなチューブは上下左右の任意方向へ配管が容易に行い得る。なお、上記した紛体ポンプ70を用いれば、トナー収納手段のトナー排出口がサブホッパ61のトナー受け取り口よりも鉛直方向において低い位置にあるような場合でもトナー収納容器80のトナーをスムーズに補給することができる。なお、サブポッパ61の内部構造は本発明の要旨でないのでその説明を省略する。
【0036】
このように構成されたトナー補給装置は、バルブ98をオンしてエアーポンプ96からエアーがトナー収納容器80に供給されると、トナー収納容器80内のトナーが流動化され、トナーはエアーとの混合気となり流動性が良好となる。このようにトナーの流動性を高めるとと、トナーの搬送をスムーズに行うことができる。しかし、機械を止めたとき、トナーの流動性が高まっているため、トナーがエアー通路に侵入するし易くなる。このとき、例えば図7に示すように、第2パイプ97b及びエアーバルブ98のエアー出口98aがトナー補給路の重力方向最下部より下方にある場合であると、トナーの混合気がトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。特に、トナー交換時等でトナーカートリッジ内のトナーが流動しやすくなっているときにはトナーは重力方向下方に向かってトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。そして、エアー用の第2パイプb97内にトナーが侵入すると、エアー通路内のトナーにはエアーポンプ96からエアーを供給しても、トナーを重力に逆らってトナー補給路側へ押し戻すことは容易ではない。さらに、トナーの重量とエアー圧力によって、第2パイプ97b内に侵入したトナーが押し固められてしまうと、トナーをトナー補給路93側に戻すことは更に困難になる。最悪の場合には、エアー用パイプにトナーが完全に詰まってエアーが供給できなくなることもある。
【0037】
そこで、本発明では図3に示すように、エアーバルブ98のエアー出口98aからエアー接続口94までのエアー供給経路の全域をトナー補給路の重力方向最下部、図3の例ではトナー搬送チューブ85の最下位置より上方に位置させている。このようにエアーバルブ98からのエアー供給経路をトナー補給路最下部より上方に配置することで、エアー通路内への重力によるトナーの流入を抑えることができる。したがって、トナーはエアー通路へ流入しにくく万一流入しても少量であり、少量のトナーならば、次のエアー供給のときトナー補給路側へ戻すことができる。なお、本実施形態ではノズル90にエアー接続口95とトナー接続口94が設けられているが、この場合のエアー接続口95はトナー収納容器80からのトナー補給方向においてトナー接続口94よりも上流側に設けることがエアー通路内へのトナーの流入を防止に有効である。また、図3の実施形態ではエアー通路にエアーバルブ98を設けているが、エアーポンプ96から直接エアーを供給することができる。このようにエアーバルブ98を用いない場合には、エアーポンプ96のエアー出口96aからエアー接続口95までのエアー供給経路の全域をトナー補給路最下部より上方に配置すれば、トナーのエアー通路への流入を抑えることができる。
【0038】
図4は、本発明の他の実施形態を示すトナー補給装置の概略図である。
図4のトナー補給装置では、トナー収納容器80内に搬送スクリュー86が設けられ、搬送スクリュー86のトナー搬送方向下流側の下部に下方へ延びるトナー補給路としてのトナー補給管87が設けられている。この補給管87は、図示していない現像装置またはサブホッパに連通されており、その途中にはエアーポンプ96から延びたエアー通路89のエアー接続部88が設けられている。
【0039】
このように構成されたトナー補給装置は、エアーポンプ96からのエアー吹き出しによってトナー補給管87のトナーが紛体ポンプを用いずに搬送される。このトナー補給装置においてもエアー接続部88をトナー補給管87の重力方向最下位置よりも上方にすることで、エアー通路89へのトナー流入を抑えることができる。すなわち、図8に示すように、エアー通路89及びエアーポンプ96のエアー出口96aがトナー補給路の重力方向最下部より下方にある場合であると、トナーの混合気がトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。特に、トナー交換時等でトナーカートリッジ内のトナーが流動しやすくなっているときにはトナーは重力方向下方に向かってトナー補給路からエアー通路に流れ込むことがある。そして、エアー通路89内にトナーが侵入すると、トナー収納容器80のトナー重量も加わってエアーポンプ96からエアーを供給しても、トナーを重力に逆らってトナー補給路側へ押し戻すことはできなくなる虞があるが、図4の如くエアー供給経路の全域をトナー補給路の重力方向最下部より上方とすればエアー供給経路へのトナーの侵入を防ぐことができる。
【0040】
ところで、図1に示すようなフルカラー機において、トナー補給装置は通常ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの4ユニット分の部品を必要とする。また、1色ごとに見れば、どのような高濃度の画像でも追随できるように設計されている。しかし、4色ベタ画像(=全面真っ黒画像)を必要とすることはほとんどないため、トナー補給装置は4つがフル稼動することはほとんどない。
【0041】
そこで、図5に示すように、例えばブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの4ユニットで1つのエアーポンプ96を共有しエアーバルブ98で各ユニットに振り分けるようにすればエアーポンプを減らすことができる。本発明においては、部品点数の低減を図ることができる。
【0042】
図6は、本発明のさらに他の実施形態を示す説明図であって、トナー収納容器80内にほぼ水平方向へ延びるノズル90が挿入されている。このように構成したトナー補給装置においてもエアー通路の全域をトナー補給路の重力方向最下位置よりも上方となるように配置することでエアー通路へのトナーの流入を防ぐことができる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、エアー供給手段のエアー出口からトナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されているので、エアー供給経路内へのトナーの侵入を防止し、安定したトナー補給を行うことができる。
【0044】
請求項2の構成によれば、エアー供給手段のエアー出口からトナー補給路との合流点までの間に、エアー供給をオン・オフするエアーバルブを設け、該エアーバルブの出口からトナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されているので、エアー供給経路内へのトナーの侵入を防止し、安定したトナー補給送を行うことができる。
【0045】
請求項3の構成によれば、トナー収納容器内へ下部側から挿入され、トナー補給路の一部を構成するトナー搬送管が接続されるノズルを有し、該ノズルにはエアー供給経路の合流部がトナー搬送管の接続口よりもトナー補給方向上流側にて設けられているので、エアー供給経路内へのトナーの侵入をより確実に防止し、安定したトナー補給を行うことができる。
【0046】
請求項4の構成によれば、1つのエアー供給手段から複数に分岐したエアー供給経路が設けられ、各エアー供給経路にエアーバルブが配置されているので、エアーポンプを減らすことができる。
【0047】
請求項5の構成によれば、トナー収納容器のトナーを現像装置へ移送する手段として、内部に螺旋状溝を有する弾性部材のステータと、該ステータ内で回転することにより軸方向にトナー移動させるロータとを備えた紛体ポンプを用いるので、トナーを上方や離れた場所に搬送することができるため、レイアウト上の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示すカラー複写機の構成図である。
【図2】図1の作像部を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すトナー補給装置の説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示すトナー補給装置の説明図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態のエアー供給経路を示す説明図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態を示すトナー補給装置の説明図である。
【図7】従来のトナー補給装置の問題点を説明する図である。
【図8】従来の他の形式のトナー補給装置における問題点を説明する図である。
【符号の説明】
60 現像装置
70 粉体ポンプ
80Y,80C,80M,80Bk トナー収納容器
85 トナー移送チューブ
90 ノズル
93 通路
95 エアー接続口
96 エアーポンプ
97 エアー通路
98 エアーバルブ
100 複写機本体
Claims (5)
- トナーを収納するトナー収納容器と、該トナー収納容器内のトナーを、トナー補給路を介して現像装置へ搬送するトナー補給装置と、搬送するトナーにエアーを供給するエアー供給手段とを有し、前記エアー供給手段からトナー補給路の途中で合流してトナーに対してエアーを供給する画像形成装置において、
前記エアー供給手段のエアー出口から前記トナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、前記トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - トナーを収納するトナー収納容器と、該トナー収納容器内のトナーを、トナー補給路を介して現像装置へ搬送するトナー補給装置と、搬送するトナーにエアーを供給するエアー供給手段とを有し、前記エアー供給手段からトナー補給路の途中で合流してトナーに対してエアーを供給する画像形成装置において、
前記エアー供給手段のエアー出口から前記トナー補給路との合流点までの間に、エアー供給をオン・オフするエアーバルブを設け、該エアーバルブの出口から前記トナー補給路との合流部までのエアー供給経路が、前記トナー補給路の重力方向最下位置よりも上方の高さ位置になるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記トナー収納容器内へ下部側から挿入され、前記トナー補給路の一部を構成するトナー搬送管が接続されるノズルを有し、該ノズルには前記エアー供給経路の合流部が前記トナー搬送管の接続口よりもトナー補給方向上流側にて設けられていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2に記載の画像形成装置において、1つのエアー供給手段から複数に分岐したエアー供給経路が設けられ、各エアー供給経路に前記エアーバルブが配置されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項一ないし4の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記トナー収納容器のトナーを前記現像装置へ移送する手段として、内部に螺旋状溝を有する弾性部材のステータと、該ステータ内で回転することにより軸方向にトナー移動させるロータとを備えた紛体ポンプを用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP2002195971A JP2004037911A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 画像形成装置 |
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CN112817218A (zh) * | 2019-11-15 | 2021-05-18 | 佳能株式会社 | 调色剂输送设备 |
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- 2002-07-04 JP JP2002195971A patent/JP2004037911A/ja active Pending
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