JP2004033368A - 弾球遊技機およびスロットマシン - Google Patents

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Shohachi Ugawa
鵜川 詔八
Toshiyuki Shudo
周藤 敏幸
Naoto Oba
大場 直人
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Abstract

【課題】光伝送体に光を入射させるための発光源を光伝送体の複数の端部に入射させるような共有使用し、発光源の数を減少させつつ光演出効果を高める構造を提案し、遊技の興趣性が向上した弾球遊技機およびスロットマシンを提供することである。
【解決手段】発光源から照射される光を、光伝送体の複数の端部に入射させることができる入射手段を備えた。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機などで代表される弾球遊技機およびスロットマシンに関する。詳しくは、遊技盤の前面に形成された遊技領域に遊技球を発射して遊技が行なわれる弾球遊技機、および、1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の弾球遊技機およびスロットマシンとして従来から一般的に知られているものに、たとえば、パチンコ遊技機のような、遊技盤の前面に形成された遊技領域に遊技球を発射して遊技が行なわれるものや、スロットマシンのような、1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なものがある。
【0003】
このような弾球遊技機またはスロットマシンにおいて、遊技の進行状況に応じて光を発し、演出を盛り上げるものとして、線状または棒状に発光する光伝送体を用いたものがあり、広い範囲において発光させることにより意匠性を高めようとするものがあった。また、光伝送体が取付けられている弾球遊技機およびスロットマシンにおけるものではないが、光伝送体に切欠を設けて光伝送体内を伝送している光を分散させ、光伝送体の側周面から高輝度に発光させるものがあった。さらに、周知技術として、ランプやLEDを並べて配置し、広範囲に光を照射し光演出を盛り上げようとするものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような弾球遊技機およびスロットマシンにおいては、ランニングコストを低下させるために、光伝送体に光を入射させる発光源の数を少なくし、光伝送体の一端部だけに発光源を設けたときには、発光源から遠い部位においては照射される光が弱くなり、遊技の興趣を向上させるほどの光演出を提供することができない。
【0005】
また、かかる不都合を回避すべく、光伝送体の複数端部に発光源をそれぞれ設けたときには、光演出により遊技の興趣を向上させることができるものの、生産コスト・ランニングコストが高くなる不都合が生じる。
【0006】
この発明は上述の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、光伝送体に光を入射させるための発光源を光伝送体の複数の端部に入射させるような共有使用し、発光源の数を減少させつつ光演出効果を高める構造を提案し、遊技の興趣性が向上した弾球遊技機およびスロットマシンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段の具体例およびその効果】
(1) 遊技盤(遊技盤106)の前面に形成された遊技領域(遊技領域107)に遊技球(パチンコ球)を発射して遊技が行なわれる弾球遊技機(パチンコ遊技機101)であって、
光を供給する発光源(発光源LED3等)と、
前記発光源から一端部(端部1’)に供給された光を他端部(端部1”)まで伝送する光伝送体(光伝送ロッド1)とを備えており、
前記光伝送体の外周面は、長手方向(外周面を構成する母線の延びる方向)に沿って帯状(たとえば、母線と母線によって囲まれる領域)に広がる受光した光の進行方向を変更するための光路変更部(加工面5’)が形成された第1の領域と光路変更部が形成されない第2の領域とから構成されており、
前記第1の領域と前記第2の領域とで前記外周面の全周を取り囲んでおり(図3等参照)、
前記発光源からの光を光伝送体の複数の端部に同時入射させる複数端部光入射手段(図1,図6等参照)を備えている。
【0008】
上述のような構成によれば、発光源からの光を光伝送体の複数の端部に入射させることができる。これにより、広い領域で光演出を実行できるとともに、発光源の個数を少なくすることができ、コストを低減させることができる。さらに、光伝送体の長手方向に帯状に延びる第1の領域に、光の進行方向を変更させる光路変更部が形成されているため、遊技者側に非加工外周面を向けて配置させるか、加工外周面を向けて配置させるかにより、強い光を遊技者に向けて放射させ遊技者にインパクトのある光演出を提供し強い印象を持たせるか、または、直接的に遊技者側に放射される光量を低減し従来にない間接照明的な光演出を実現させることによる効果を顕著に発揮させることができる。
【0009】
(2) 前記複数端部光入射手段は、前記発光源からの光を光反射面(図6の光反射面36)で反射させ光伝送体の複数の端部に入射する反射部材(図6の光反射部32)を含む。
【0010】
上述のような構成によれば、発光源からの光を光伝送体の複数の端部に入射させる過程において、光反射面が設けられている反射部材により複数方向に反射させ、光伝送体の複数の端部に入射させることができる。これにより、発光源からの光を反射面により光伝送体の複数の端部に入射させることができ光損失を低減させることができる。
【0011】
(3) 前記複数端部光入射手段は、前記光伝送体の端部または前記光伝送体と前記発光源との間に設けられた着色光透過部材(図10のフィルタ87,88等参照)を含む。
【0012】
上述のような構成によれば、発光源からの光を光伝送体の複数の端部に入射させる過程において、着色光透過部材を透過させることができる。これにより、発光源から供給された光に着色することができ、光演出による遊技の興趣を向上させることができる。
【0013】
(4) 前記反射部材は前記発光源からの照射光を透過させる光透過部(図10の光入射面35等参照)を含む。
【0014】
上述のような構成によれば、反射部材には光透過部が含まれていることにより、反射部材も光演出のための部材とすることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
【0015】
(5) 1ゲームに対して賭数を設定(たとえば、メダル,パチンコ球等を投入しセット)することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化(たとえば、リールに付された図柄のスクロール)させることが可能な可変表示装置の表示結果(たとえば、停止図柄)が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞(たとえば、ビッグボーナス入賞、小役入賞)が発生可能なスロットマシン(たとえば、スロットマシン、パチンコ球を用いたスロットマシン等)であって、
光を供給する発光源(発光源LED3等)と、
前記発光源から一端部(端部1’)に供給された光を他端部(端部1”)まで伝送する光伝送体(光伝送ロッド1)とを備えており、
前記光伝送体の外周面は、長手方向(外周面を構成する母線の延びる方向)に沿って帯状(たとえば、母線と母線によって囲まれる領域)に広がる受光した光の進行方向を変更するための光路変更部(加工面5’)が形成された第1の領域と光路変更部が形成されない第2の領域とから構成されており、
前記第1の領域と前記第2の領域とで前記外周面の全周を取り囲んでおり(図3等参照)、
前記発光源からの光を光伝送体の複数の端部に同時入射させる複数端部光入射手段(図1,図6等参照)を備えている。
【0016】
上述のような構成によれば、発光源からの光を光伝送体の複数の端部に入射させることができる。これにより、広い領域で光演出を実行できるとともに、発光源の個数を少なくすることができ、コストを低減させることができる。さらに、光伝送体の長手方向に帯状に延びる第1の領域に、光の進行方向を変更させる光路変更部が形成されているため、遊技者側に非加工外周面を向けて配置させるか、加工外周面を向けて配置させるかにより、強い光を遊技者に向けて放射させ遊技者にインパクトのある光演出を提供し強い印象を持たせるか、または、直接的に遊技者側に放射される光量を低減し従来にない間接照明的な光演出を実現させることによる効果を顕著に発揮させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。なお、以下の実施の形態においては、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、遊技盤の前面に形成された遊技領域に遊技球を発射して遊技が行なわれる弾球遊技機や1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンであれば他の弾球遊技機やスロットマシンにおいても適用することが可能である。
【0018】
第1実施形態
図1は、発光源LEDと光伝送ロッドと、それらを連結するための連結管について説明するための図である。なお、ここでは一般的に説明するため、光伝送ロッド1には、たとえば、ローレット掛け等の加工が施されていない状態について説明する。
【0019】
まず、本実施形態で用いる光伝送ロッド1は、アクリル酸と誘導体を重合させたアクリル樹脂から構成される一層構造を採用しており、また、その形状は円柱となるよう形成されている。その円柱の端部1’から入射された光を他端部1”まで伝送する特性を有している。これは、アクリル樹脂の内部を伝送する光が外周面に衝突したときに、その外周面における法線からの角度(いわゆる入射角)が一定値未満であれば、たとえば外周面に対し正面から衝突すれば、アクリル樹脂の内部から外部へ放射され、逆に、その外周面の法線からの角度が一定値以上であれば、たとえば外周面に対し斜めに衝突すれば、再度内部に反射され外部へ放射されない、といったアクリル樹脂の特性を利用し伝送可能としている。なお、本実施形態においては、アクリル樹脂の一層構造による光伝送ロッドを用いた例について説明するが、2層構造からなり、内層を構成する材料(コア材)が、外層を構成する材料(クラッド材)よりも屈折率が高くなるように構成し、一定角度(いわゆる、臨界角)以上で内層と外層の境界面に衝突したときに反射され、一定角度以内で境界面に衝突したときに内部から外部に放射されるような構造にしてもよい。
【0020】
なお、材質はアクリル樹脂に限るものではなく、プラスティックや合成ゴムならびにゴム状プラスティック等の透明材料であればよい。具体例としては、アクリルゴム、アクリルゴム、脂環式アクリル樹脂、アモルファスポリオレフィン、クロロプレンゴム、ジアリルフタレート、シリコン樹脂、シリコンゴム、スピラン樹脂、スチレン・メチルメタクリレート共重合体、ノルボルネン系樹脂、フッ素樹脂、フッ素ゴム、ポリアミド、ポリアリルサルホン、ポリアリレート、ポリイソプレンゴム、ポリイミド、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルイミド、ポリエステルカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネート、ポリサルホン、ポリスチレン、ポリメチルペンテンポリメチルメタクリレート等が挙げられる。また、2層構造としたときの外層の材質は、選択した内層の材質より屈折率の低い材質を選択するようにすればよい。
【0021】
また、光伝送ロッドは中空形状に成形されたものではなく、中身の詰まった中実形状に成形された無垢状のものであり、その形状が円柱形状のものについて説明するが、これに限らず、中部が詰まったラグビーボールのような形状でもよく、一端部1’から入射された光を他端部1”まで伝送することができる形状であればどのような形状でもよい。
【0022】
図1(a)では、円形状で両端1’,1”が隣接するように形成された光伝送ロッド1aに連結管2’を介して発光源LED3が設けられている。発光源LED3を発光させることにより、照射される光は、連結管2によりその光を外に放出することなく光伝送ロッド1の端部1’,1”に入射され、入射された端部に相対する他端部1”,1’まで伝送される。また、本実施形態においては、光伝送ロッド1aを連結管2に設けられている挿入部分4に挿入させることにより光伝送ロッド1と連結管2と発光源LED3とが一体となるように構成されている。このことにより円形状の光伝送ロッド1aから光を照射させることができる。これにより、光伝送ロッド1aの一端部1’側から入射された光の光量が少なくなる他端部1”側においても他端部1”側から光が入射され、また、他端部1”側から入射された光の光量が少なくなる一端部1’側においても一端部1’側から光が入射されるため、発光源LEDが1つしか設けられていない状態であっても、円形状の光伝送ロッド1aの外周面全体から光を照射させることができる。
【0023】
図1(b)では、2本の光伝送ロッド1の一端部1’側に連結管2’を介して発光源LED3がそれぞれ設けられ、かつ、光伝送ロッド1の近接する他端部1”側に1つの発光源LED3’が設けられている。発光源LED3を発光させることにより、照射される光は連結管2’によりその光を外に放出することなく光伝送ロッド1の端部1’に入射され、入射された端部に相対する他端部1”まで伝送される。さらに、発光源LED3’を発光させることにより、光伝送ロッド1の端部1”に入射された光は入射された端部に相対する端部1’までそれぞれ伝送される。これにより、光伝送ロッド1の一端部1’側から入射された光の光量が少なくなる他端部1”側においても他端部1”側から光が入射され、また、他端部1”側から入射された光の光量が少なくなる一端部1’側においても一端部1’側から光が入射されるため、2本の光伝送ロッドのそれぞれの両端部に個別の発光源LEDが設けられていない状態であっても、2本の光伝送ロッドのそれぞれの外周面全体から光を照射させることができる。
【0024】
図2,図3は、光伝送ロッド1にローレット掛けが施された状態を側面と断面から説明するための図である。なお、本実施形態においては、開角90°V字の加工部を有する被加工物によりローレット掛けが施されたものであり、図中の斜線部は、この被加工物によりローレット掛けが施された、いわゆる、切欠部分を示している。
【0025】
なお、本実施形態においては、加工の施されていない光伝送ロッドを、事後的にローレット掛けを施すことにより光路変更部が形成される例について説明するが、これに限らず、光伝送ロッドを生産する段階において予め光路変更部が形成されるようにしてもよい。すなわち、一方向に凹凸面を有する内面形状の射出成形用金型を利用し、アクリル樹脂のペレットを加熱・溶融してかかる金型内に射出・流入し、冷却・固化することにより得られた光伝送ロッドを用いてもよい。かかる光伝送ロッドにおいても、同様に、長手方向に帯状に延びる第1の領域に光路変更部が形成されている。
【0026】
ここで光路変更部(以下、切欠という)とは、光伝送ロッド内の伝送過程にある光の進行方向を変更するために形成されたものをいい、光伝送ロッドの外周面に衝突することにより光の進行方向が変更される材質の有する特性をいうものではない。
【0027】
図2(a)は、光伝送ロッド1の外周面にローレット掛けが施されている箇所の外周面の側面図を示す。切欠5は、開角θ=90°となる三角形状に切欠かれている。また、切欠のピッチ間隔は、光伝送ロッド1の外径Aの5分の1(0.2A)程度となるように設定している。なお、かかるピッチ間隔を狭くするほど、放射光の光量を多くすることができ、ピッチ間隔を広くするほど、放射光の光量を少なくすることができる。よって、かかる切欠のピッチ間隔は、必要とする放射光の光量に合わせて任意に選択できるものであるため、光伝送ロッド1の外径に対し5分の1(0.2A)程度に切欠くことに限るものではない。
【0028】
図2(b)は、光伝送ロッド1の外周面に施されたローレット掛け付近の光の進行方向を説明するための図である。図中の矢印は、光伝送ロッド1内を端部から他端部まで伝送する過程にある光の進行方向を示している。なお、θは臨界角を示しており、ローレット掛け加工面5’上の法線10と屈折角90°となる光11のローレット掛け加工面5’に衝突する前の光路とがなす角度である。
【0029】
ここで、臨界角とは、スネルの法則(nsinθ=nsinθ)により屈折角θ=90°となるときのθの値である。かかる臨界角θより大きな入射角となるように光を衝突させたときには、屈折角も90°よりも大きくなり、衝突させた光を全反射させることができる。この性質を利用し、光伝送ロッド1内部を伝送中の光の進行方向を変更させることができる。以下、ローレット掛け加工面5’に衝突した際の入射角が臨界角θより大きな値で衝突した光と、臨界角θより小さな値で衝突した光における光路の進行方向をそれぞれ説明する。
【0030】
光12は、ローレット掛け加工面5’に臨界角θより大きな角度で衝突(入射)した光である。臨界角θよりも大きな角度で衝突しているため全反射し、切欠5が施されていない外周面側に進行する。さらに、かかる切欠5が施されていない外周面の衝突点における臨界角θより小さな角度で衝突したときは外部に放射され、大きな角度で衝突したときは光伝送ロッド1内部へ全反射され伝送されることとなる。
【0031】
光13は、ローレット掛け加工面5’に臨界角θより小さな角度で衝突(入射)した光である。臨界角θよりも小さな角度で衝突しているため光伝送ロッド1外部に放射される。
【0032】
ただし、光伝送ロッド1内部を伝送中の光の進行方向における割合としては、光12のような臨界角θよりも大きな角度でローレット掛け加工面5’に衝突する光の方が、光13のような臨界角θよりも小さな角度でローレット掛け加工面5’に衝突する光よりも多くなる。これは、切欠5の開角を調節していることや、連結管2の内面形状を調節(たとえば、テーパーを付ける)すること等によりローレット掛け加工面5’に衝突したときに臨界角θより大きな値で衝突する割合が高くなるように構成している。
【0033】
以上のことから、ローレット掛けを施し切欠5を設けることにより、ローレット掛けが施された外周面とローレット掛けが施されていない外周面とでは、放射される光の量を異ならせることができ、同一の光伝送ロッド1であっても見る方向により放射光の光量・輝度を異ならせることができる。すなわち、本来であればローレット掛けが施された外周面から放射されるはずの光の進行方向が切欠5により変更されるため、ローレット掛けが施された外周面から放射される光の量を少量に抑えられ、ローレット掛けが施されていない外周面から放射される光の量を多量にすることができる。
【0034】
なお、かかる切欠5の開き角度θが広いほど、伝送過程にある光は加工面5’に対し鈍角に衝突し反射するため、ローレット掛けが施されていない外周面から放射される光量は比較的多くなる。また、切欠5の開き角度θが狭いときは、伝送過程にある光が加工面5’に対し鋭角に衝突するため、ローレット掛けが施されている外周面からそのまま外部へ放射され、ローレット掛けが施されていない外周面から放射される光量は比較的少なくなる。よって、かかる開き角度の設定は、必要となる光量に合わせて任意に選択できるものであるため、90°に限るものではない。
【0035】
図3(a)は、光伝送ロッド1の外周面にローレット掛けが施されている箇所の断面を説明するための図である。図中の寸法は、切欠5の切欠深さと外径の比率を示している。切欠5の切欠深さは、光伝送ロッド1の外径Aの8分程度(0.08A)となるように設定している。なお、かかる切欠5の深さを深くするほど、ローレット掛けが施されていない外周面から光の放射される放射範囲を比較的広くすることができる。また、切欠5の深さを浅くするほど、ローレット掛けが施されていない外周面から光の放射される放射範囲は比較的狭くなるが、光伝送可能距離が長くなるため光伝送ロッド1の端まで光を伝達し易くなる。よって、かかる切欠5の深さの設定は、必要とする光の放射範囲に合わせて任意に選択できるものであるため、光伝送ロッド1の外径に対し8分程度(0.08A)に切欠くことに限るものではない。
【0036】
図3(b)は、光伝送ロッド1の光伝送途中箇所の断面形状を説明するための図である。なお、光伝送途中箇所の断面形状とは、ローレット掛けが施された第1の領域とローレット掛けが施されていない第2の領域とを含む断面であって、光伝送ロッド1の端部を含む断面ではない。
【0037】
図中の矢印はそれぞれ放射光の進行方向を示している。前述したように、ローレット掛けが施されている外周面側から放射される光14は少量となり、ローレット掛けが施されていない外周面側から放射される光15は多量となっている。また、前述したスネルの法則に則り、光15は光伝送ロッド1から空気中に放射される際に屈折する。よって、光15は、焦点に向かって収束した後、発散する方向に進行するため、広範囲にわたって強い光を放射することができる。
【0038】
図4は、ローレット掛けの施された光伝送ロッドを用いて光演出を実行する遊技機部材の一例について説明するための図である。
【0039】
図4(a)は、本実施形態で用いる遊技機部材20の構成を示している。遊技機部材20は、光を供給する発光源LEDと、かかる発光源LEDからの光を無駄なく複数の光伝送ロッドに供給可能にするために介在し、発光源の発光部と光伝送ロッドの端部との間の空間を覆う中空状に形成された連結部材24a,24b,25と、それぞれの発光源LEDから照射された光を端部から受光し他端部まで伝送する6本の光伝送ロッド21a,22a,23a,21b,22b,23bと、これら組み立てたものを一体として遊技機に取り付けるための取付板26から構成されている。なお、本実施形態における連結部材25は、光伝送ロッド21a,22a,23aのそれぞれと光伝送ロッド21b,22b,23bのそれぞれとの中継を行ない、かつ、遊技機部材20の中間点付近における発光源LED21’,22’,23’からの光量の減少を補うためにそれぞれの光伝送ロッドに光を供給する補光用LED21”,22”,23”が設けられている。かかる補光用LED21”,22”,23”からの光は、それぞれ、光伝送ロッド21aと21b,光伝送ロッド22aと22b,光伝送ロッド23aと23bに供給されることとなる。なお、本実施形態の遊技機部材20に用いる光伝送ロッドは、中空形状に成形されたものではなく、中身の詰まった中実形状に成形された無垢状のものである。
【0040】
図4(b)は、遊技機部材20に用いる光伝送ロッド21を取付板26側から見たときの拡大図である。
【0041】
遊技機部材20に用いられる光伝送ロッド21aの外周面は、光伝送ロッドにおける長手方向に沿って帯状に広がる領域にローレット掛けが施されている第1の領域(以下、加工外周面という)と、ローレット掛けが施されていない第2の領域(以下、非加工外周面という)とが互いに補い合うことにより構成されている。
【0042】
ここで、前述した長手方向に沿って帯状に広がる領域について説明する。
長手方向に沿って帯状に広がる領域とは、円柱形状の光伝送ロッド21aにおける外周面である柱面(外周面)が直線(母線)27の運動によって描かれた曲面であることより、かかる直線(母線)の一の直線(母線)27と他の直線(母線)27’の一つとを境界線として囲まれる外周面上の領域28をいう。よって、円柱形状の光伝送ロッドを本実施形態のように湾曲に変形させたときであっても、螺旋状に広がるような領域となることがなく、たとえば、一方向から光伝送ロッドを見たときに、加工外周面と非加工外周面が交互に錯綜することがない。なお、長手方向に広がる範囲は、光伝送ロッド21aと連結部材24a,24b,25を組み立てたときに、露出する範囲を少なくとも含んであればよく、隠蔽される光伝送ロッド21aの範囲をも含むものであってもよい。たとえば、図1(a)にもとづき説明すると、前述した挿入部分4を除く光伝送ロッド1の露出した範囲を含んでいればよく、挿入部分4をも含む範囲であってもよい。本実施形態においては、このようにして定まる範囲を、長手方向に沿って帯状に広がる領域とする。
【0043】
また、加工外周面と非加工外周面とが互いに補い合うことにより光伝送ロッドの外周面が構成されている。すなわち、光伝送ロッドの外周面の全周にわたり加工外周面が形成されることや加工外周面が全く形成されていないようなこともない。さらに、光伝送ロッドの外周面のうち半周部分が、複数の加工外周面と非加工外周面から構成されるようにしてもよい。たとえば、光伝送ロッドの外周面のうち半周部分が、加工外周面と非加工外周面を交互に配置させることや、加工外周面を隣り合うように連続して配置させることにより構成されているようにしてもよい。
【0044】
また、本実施形態におけるローレット掛けは、加工外周面上の直線(母線)27と直交する方向に切欠溝が向くように施されている。なお、切欠溝の向きを直線(母線)27と直交する方向に施すことに限らず、切欠溝の向きを直線(母線)27と斜交する方向に施すようにしてもよい。すなわち、伝送中の光が切欠に衝突し全反射できるような向きであればどのような向きであってもよい。
【0045】
前述したように、一方向の外周面にローレット掛けを施すことにより、非加工外周面側では、加工外周面で進行方向が変更された光が放射されることにより強い光を視認することができる。本実施形態では、かかる加工外周面(ローレット掛けが施された外周面)である光路変更部が形成されている第1の領域を遊技機側に向け配置することにより、遊技者に強い光を認識させることができ、光演出効果を高めている。なお、加工外周面側では、切欠により放射される光はほとんどないことにより弱い光を視認することとなる。さらに、切欠を真横から臨んだときは、ほとんど光を視認することができないこととなる。
【0046】
図5は、連結部材24a,25付近の側面図を示している。各種遊技機部材を取り付けるための遊技機側のベニヤ板27に取付板26を介し、光伝送ロッド21a,22a,23aと連結部材24aと発光源LED21’,22’,23’が一体として取り付けられている。また、発光源LED21’,22’,23’からの光が供給される光伝送ロッド21a,22a,23aの一端部と対する他端部側においては、光伝送ロッド21b,22b,23bを連結しつつ、双方の光伝送ロッドに補光用LED21”,22”,23”からの光を供給可能な連結部材25が設けられている。これにより、発光源LED21’,22’,23’からの光量が比較的少なくなる光伝送ロッド21a,22a,23aの他端部側においても、補光用LED21”,22”,23”から光が補給されるため、光伝送ロッド21a,22a,23aから照射される光量を全体として一定にすることができ、広い領域で光演出を実行できるにもかかわらず生産コスト・ランニングコストを低減させることができる。また、本実施形態における光伝送ロッド21a,22a,23a,21b,22b,23bは、加工外周面が取付板26側に、非加工外周面が遊技者側に向くように配置され、非加工外周面が取付板26の法線方向に向けられているが、かかる遊技機部材が取付けられる位置により、非加工外周面の向きを、遊技者の視野範囲と放射光の放射範囲が互いに重なる割合が多くなる向きに随時調整し設定する。たとえば、後述する装飾ランプとして用いたときには、取付板26の法線方向に対し遊技機中心方向に約20°回転させることにより前述したそれぞれの範囲が重なる割合を多くすることができる。
【0047】
図6は、前述した遊技機部材20の構成部品である連結部材25の断面形状を説明するための図である。本実施形態における連結部材25は、光伝送ロッド21aの一端部側から光を供給する発光源LED21’からの光量が減少する他端部側において、光伝送ロッド21aと光伝送ロッド21bを中継しつつ補光用LED21”からの光を2本の光伝送ロッド21a,21bに補給することができる。なお、ここでは光伝送ロッド21a,21bについて説明するが、光伝送ロッド22a,22b,23a,23bについても同様であるため省略する。
【0048】
連結部材25は、金属により成形されている。そのため、連結部材は耐久性に優れ半永久的に使用することができ、たとえば、光伝送ロッド21a,21bを抜き差しすることにより挿入部31,33の内面が磨耗し、その磨耗した箇所から補光用LED21”の放つ光が漏れてしまうといった不都合の発生を防止することができる。
【0049】
また、連結部材25には、光伝送ロッド21a,21bの外径とほぼ一致する内径を有し、かつ光伝送ロッド21a,21bの端部を覆い込むように挿入部31,33が設けられている。これにより、補光用LED21”と光伝送ロッド21a,21bをそれぞれの挿入部31,33に挿入したときであっても、互いに同径でありかつ挿入部31,33が覆い込むように構成されるため、挿入部分において光を外に漏らすことなく伝達することができる。
【0050】
さらに、連結部材25の内面側には、前述した挿入部31から挿入部33に貫通する穴が設けられており、かかる挿入部31,33のそれぞれに挿入された光伝送ロッド21の一端部と発光源LED21”により囲まれる空間、すなわち中空状となる光伝達経路136が形成されている。これにより、発光源LED21”から発せられた光の伝達過程において喪失してしまう不都合の発生を防止することができ、遊技の光演出に必要とされる予め設定された光量を確実に光伝送ロッドから放射させることができる。
【0051】
また、前述した光伝達経路136には、補光用LED21”からの光を光伝送ロッド21a,21bの相反する端部方向にそれぞれ反射させ、効率よく入射させるための光反射部32が設けられている。かかる光反射部32は、補光用LED21”からの光を2分するために補光用LED21”と正対する位置を頂点とする***した形状となっており、かつ補光用LED21”からの光を光伝送ロッド21a,21bのそれぞれの端部に向かって反射できるように光反射部32の頂点から挿入部31,33に向かってなだらかな曲線形状となる光反射面36から構成されている。なお、本実施形態における光反射面36は、光の反射率を向上させるために光反射部32の表面に鍍着を施すことにより形成されている。かかる鍍着とは、物体表面の光が正反射する性質を示す属性のある金属表面を得るメッキを施すことである。たとえば、光反射部32の表面をニッケル,銅,銀,金等で鍍着することにより、表面を光沢のある鏡面に仕上げることができ光反射率が向上するため、補光用LED21”から発せられる光を効率よく光伝送ロッド21a,21bに伝達することができる。また、かかる光反射部32,光反射面36は、光伝送ロッド21a,21bの挿入代を一定に保つための挿入止めとしての役割も果たし、不完全な挿入による光の漏れを防止するとともに、挿入しすぎて補光用LED21”からの光を遮ってしまうことや補光用LED21”に接触し破損させてしまうこと等を防止することができる。なお、光反射面のみに鍍着を施すことに限らず、前述した光伝達経路となる連結部材の内面全体に鍍着を施すようにしてもよい。これにより、連結部材の内面の光反射率を向上させることができ、発光源LED・補光用LEDから発せられる光を効率よく光伝送ロッドに伝達することができる。また、鍍着を施すことに限らず、連結部材の内面を鏡面仕上げすることにより光反射率を向上させるようにしてもよい。
【0052】
図7は、前述した連結部材25を用いた他の遊技機部材の一例について説明するための図である。なお、ここで説明する遊技機部材においても、遊技機部材20と同様に加工外周面を有する光伝送ロッドを用いており、その他、図4から図6を用いて説明した内容と共通する部分については説明を省略する。
【0053】
図7(a)は、両端部41’,41”が近接するよう円形状に形成された光伝送ロッド41に連結部材25を介して発光源LED42が設けられている遊技機部材40を説明するための図である。かかる発光源LED43を発光させることのみにより、光伝送ロッド41の両端部41’,41”に光を入射させることができ、入射された端部に相対する端部までそれぞれ伝送されることにより円形状の光伝送ロッド41から光を照射させることができる。これにより、光伝送ロッド41の一端部41’側から入射された光の光量が少なくなる他端部41”側においても他端部41”側から光が入射され、また、他端部41”側から入射された光の光量が少なくなる一端部41’側においても一端部41’側から光が入射されるため、発光源LEDが1つしか設けられていない状態であっても、円形状の光伝送ロッド41の外周面全体から光を照射させることができる。
【0054】
図7(b)は、光伝送ロッド44の一端部44’と光伝送ロッドの他端部45”を近接させ、かつ光伝送ロッド44の他端部44”と光伝送ロッドの一端部45’を近接させることにより円形状に配置できるよう半円形状に形成された光伝送ロッド44,45に連結部材25を介して補光用LED46,47が設けられている遊技機部材43を説明するための図である。かかる補光用LED46,47を発光させることのみにより、光伝送ロッド44,45の片端部44’,45”と片端部44”,45’に光をそれぞれ入射させることができ、入射された端部に相対する端部までそれぞれ伝送されることにより、光量を補い合うことができ半円形状の光伝送ロッド44,45から一定光量の光を照射させることができる。
【0055】
図7(c)は、2本の光伝送ロッド49,50が直交するように配置させた遊技機部材48を説明するための図である。光伝送ロッド49,50の一端部49’,50’側に連結部材24を介して発光源LED52がそれぞれ設けられ、かつ、光伝送ロッド49,50の近接している他端部49”,50”側に連結部材53を介して補光用LED51が設けられている。発光源LED52と補光用LED51を発光させることにより、入射された光は入射された端部に相対する端部までそれぞれ伝送される。これにより、発光源LED52からの光量が少なくなる他端部49”,50” 側から、補光用LED51から照射される光により補うことができ、かつ連結部材は補光用LED51からの光を2分し効率よく光伝送ロッド49,50に入光させることができるため、発光源LEDを少数に抑えつつ光伝送ロッド49,50の外周面全体から照射される光量を一定に保つことができ、生産コスト・ランニングコストの低減を図ることができる。なお、ここでは、2本の光伝送ロッド49,50が直交する例について説明したが、これに限らず、45°や30°等、いかなる角度で交差するようにしてもよい。その場合においては、連結部材の挿入口の開き角度を調節すればよい。また、2本に限らず、3本や4本等、複数本の光伝送ロッドを取り付けることができるように連結部材は構成されていればよい。
【0056】
図8は、前述した遊技機部材と同様の枠ランプを備えたパチンコ遊技機101の正面図である。
【0057】
パチンコ遊技機101は、縦長な方形状に枠組み形成される外枠162aと、該外枠162aの内側に開閉可能に軸支されかつパチンコ遊技機101の主要構成部が集約して設けられる前面枠162bと、該前面枠162bの前面上部に開閉自在に軸支されて設けられる額縁状に形成されたガラス扉枠102と、ガラス扉枠102の下部に打球供給皿103と、打球供給皿103の下部に打球供給皿103から溢れた景品玉を貯留する余剰玉受皿104と打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)105とが設けられている。ガラス扉枠102の後方には、遊技盤106が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤106の前面には遊技領域107が設けられている。これについては、図9を用いて後述する。また、遊技領域107の外側の左右上部には、効果音を発する2つのスピーカ127が設けられている。なお、本実施形態においては、前面枠162bに着脱可能に遊技盤103が取付けられており、かかる遊技盤103に釘や役物等を取り付け遊技領域107が形成されている例について説明しているが、前面枠に直接釘や役物等を取付け遊技領域を形成するものであってもよい。
【0058】
遊技領域107の上部外周には、遊技の進行に応じて広範囲にわたり点灯・点滅等の光演出を行なうことが可能な枠ランプ128a,128bと、それぞれの左右に枠ランプ128c,128dが設けられている。なお、かかる枠ランプ128a,128b,128c,128dは、それぞれ前述した光伝送ロッドと発光源とこれらを組み合わせる連結部材180,181,181’,182(図4,図7等参照)から構成されている。連結部材180は、発光源LEDからの光を光伝送ロッド128cの上側端部に供給させるために設けられた部材である。連結部材181は、補光用LEDからの光を光伝送ロッド128cの下側端部と光伝送ロッド128aの左側端部とに供給させるために設けられた部材である。連結部材181’も同様に、光伝送ロッド128bの右側端部と光伝送ロッド128dの下側端部とに供給させるために設けられた部材である。連結部材182は、補光用LEDからの光を光伝送ロッド128aの右側端部と光伝送ロッド128bの左側端部とに供給させるために設けられた部材である。このように、光伝送ロッドに光を入射させる手段として、2本の光伝送ロッドに補光用LEDからの光を供給させることができる連結部材181,181’,182を用いることにより、より少数の発光源LED・補光用LEDによって広い領域で光演出を遊技者に提供しつつ、一端部側に設けられた発光源LED・補光用LEDから供給される光の光量が減少する他端部側から光を補うこともできるため、生産コスト・ランニングコストの低減を図ることができる。
【0059】
また、本実施形態においては、非加工外周面を遊技者側に向くように配置させているため、それぞれの光伝送ロッドから強い光を放射させるとともに、レンズ効果により光を収束・拡散されるため、視覚を通じて遊技者により強い光を認識させることができる。これにより、遊技者が遊技に飽き、他所を見ているときであっても、十分遊技者の視野範囲内に枠ランプ128から強い光を放射させることができるため、遊技者を遊技に集中させることができ興趣向上につながる。
【0060】
そして、この例では、ガラス扉枠102の左側中央部に景品球払出時に点灯する賞球ランプ151が設けられ、ガラス扉枠102の中央上部に補給玉が切れたときに点灯する玉切れランプ152が設けられている。なお、かかるランプ等も光伝送ロッドを用い点灯・点滅させるようにしてもよい。なお、本実施形態においては、遊技機上方の前面側をガラス扉枠102で覆われた遊技機について説明するため、遊技枠としてガラス扉枠102に枠ランプ128a,128b,128cを設けた例を説明したが、これに限らず、遊技機上方の前面側を2つ以上の枠で覆われた遊技機においては、遊技枠としてその前面側を覆うそれぞれの枠に光伝送ロッドにより構成された枠ランプを設けてもよい。たとえば、遊技機上方の前面側をガラス扉枠102と前面枠162bにより覆われた遊技機については、ガラス扉枠102と前面枠162bに枠ランプを設けてもよい。また、ガラス扉枠102か前面枠162bのいずれか一方に設けてもよい。
【0061】
図9は、パチンコ遊技機101の遊技盤106の前面に設けられている遊技領域107を説明するための図である。
【0062】
遊技領域107の中央付近には、特別図柄表示部109を有する可変表示装置108が設けられている。かかる可変表示装置108の表飾り上部には、特別図柄表示部109により行なわれる演出に応じて、部位により照射光色を変化させる表飾りランプ174が設けられている。かかる表飾りランプ174は、前述した半円状に形成された光伝送ロッドを互いの端部同士が近接または隣接するように2つの光伝送ロッドが円状となるように配置されており、それぞれの光伝送ロッドの端部に一つの発光源LEDから光を供給している。これにより、2つの発光源LEDにより、2つの光伝送ロッドから光を照射できるため、低コストで広い範囲にわたりインパクトのある光演出を遊技者に提供でき遊技の興趣を向上させることができる。なお、図7(b)と同様の連結部材の構成になるが、上側に位置する連結部材には赤LEDを、下側に位置する連結部材には緑LEDを設け、それぞれ2つの端部に光を供給するようにしてもよい。これにより、光伝送ロッドの一端部から他端部までを同一色が占める割合である占有率を変化させることができるため、光により無段階に調整可能な光演出を遊技者に提供することができ、遊技の興趣をさらに向上させることができる。また、可変表示装置108の下方中央部には始動入賞口114を構成する始動用電動役物115が、その両側には通過ゲート111がそれぞれ設けられている。さらに、始動入賞口114の下方には可変入賞球装置119が取付けられている。
【0063】
始動入賞口114に入った始動入賞玉は、始動口スイッチ(図示省略)によって検出される。始動口スイッチで打玉が検出されると、可変表示装置108の特別図柄が可変開始し、キャラクタの出現や、遊技者にとって有利となる大当り表示や各種予告等を表示し遊技を盛り上げるための演出が実行される。
【0064】
また、遊技領域107の左右周辺には、遊技の進行に応じて広範囲にわたり点灯・点滅等の演出を行なう装飾ランプ125が設けられている。本実施形態においては、かかる装飾ランプ125は、図4を用い説明した連結部材を構成部品とする遊技機部材と同一の構造のものを使用しているため、前述したと同様の効果を奏することができる。
【0065】
なお、遊技は、打球を発射する打球操作ハンドル105を操作することにより、発射された遊技球が遊技領域107に打ち込まれ遊技が実行される。また、発射された遊技球が遊技領域107内に設けられている始動入賞口114等に入賞することにより、遊技者に遊技球が払い出される。さらに、可変表示装置108の可変表示が開始され、特定の表示結果となったときに遊技者に有利な遊技状態(大当り)に制御されるように構成されている。
【0066】
次に、この実施の形態により得られる主な効果をまとめて説明する。
前述したように、1つの発光源LEDから照射される光を、複数の光伝送ロッドの端部または光伝送ロッドの複数の端部の少なくともいずれかに入射できる連結部材を用いている。これにより、発光源LEDの数量を最小限に抑えつつ、光伝送ロッドの両端部から光を入射させ補い合わせることができるため、広い範囲にわたりインパクトのある光演出を遊技者に提供でき遊技の興趣を向上させることができる。また、発光源LEDを少数に抑え光演出を実行することができるため、設置する発光源LEDの数・消費電力等を低減することができ、生産コスト・ランニングコストの低減を図ることができる。
【0067】
前述したように、連結部材の光伝達経路に光反射部を設け、さらにかかる光反射部の表面に鍍着を施すことにより光反射面を形成した。これにより、1つの発光源LEDから照射される光を反射率の高い反射面で複数方向に反射させることにより、異なる方向に分岐させることができ、光伝送ロッドの端部に効率よく入射させることができる。
【0068】
前述したように、光を伝送する特性を有する光伝送ロッドを用いて、遊技機の遊技の進行に合わせて点灯・点滅等させることにより光演出を行なうことができる。これにより、光伝送ロッドの片端または両端に光を入射させるための発光源LEDを設けるだけで、端部から入射した光を相対する端部まで伝送されるため、従来のような散在させたランプを点灯・点滅等させることにより行なわれる光演出と比較し、より広範囲にわたり連続的な光を放射させることができ、遊技者の視覚を刺激し、興趣を向上させることができる。
【0069】
さらに、かかる効果は、前述した光伝送ロッドの一方の外周面にローレット掛けを施し、遊技者側に非加工外周面を向けて配置させるか、加工外周面を向けて配置させるかにより、強い光を遊技者に向けて放射させることにより強い印象を持たせるか、または、直接的に遊技者側に放射される光量を低減し従来にない間接照明的な光演出を実現させることができる効果をより顕著に発揮させることができる。
【0070】
前述したように、ローレット掛けは、光伝送ロッドの一方の外周面側を被加工物により切欠ことにより施されている。これにより、被加工物を変更することにより、放射光の光量・輝度や放射範囲を調整することができ、様々な光演出を実現させることができ、光演出の種類を豊富にすることができる。
【0071】
前述したように、連結部材は、金属から成形されている。これにより、耐久性に優れており、たとえば、発光源LEDを挿入する部分に傷が入り、その傷部分から光を漏らしてしまう不都合を防止することができる。
【0072】
前述したように、1の連結部材に、複数の光伝送ロッドを取付られるように構成されている。これにより、複数の光伝送ロッドに対応する数の連結部材を用意する必要がなく、部品数を削減することができる。また、一体の連結部材に複数の光伝送ロッドを取付けるだけで組み付けることができるため、部品が散乱してしまうといった不都合の発生を防止することができる。
【0073】
前述したように、光伝送ロッドの断面形状が正円となる光伝送ロッドを使用している。これにより、角部が存在しないため光の境目を発生させてしまうことを未然に防止することができる。また、円形特有のレンズ効果により放射光をより広範囲に放射できるように収束・拡散されるため、非加工外周面を遊技者に向けて配置したときは、視覚を通じて遊技者により強い光を認識させることができ、加工外周面を遊技者に向けて配置したときは、加工面は平面であるためレンズ効果が生じず、より間接的な照明効果を発揮させることができる。
【0074】
前述したように、遊技機の枠ランプ128や遊技盤の盤面部材である装飾ランプ125,表飾りランプ174に光伝送ロッドを用いている。これにより、遊技の演出に応じて光演出を広範囲にわたり放射させることができ、よりダイナミックな光演出を遊技演出の一部として盛り込むことにより遊技者の興趣を向上させることができる。さらに、前者の場合は、遊技者のみでなく周囲の人にも光演出を見せることができ、光により遊技機の演出だけでなく遊技場における島の演出を行なうこともでき、後者の場合は、遊技者にとって近い位置に備えられるため、光演出をより視認しやすいものとすることができる。
【0075】
第2実施形態
次に、第2実施形態を説明する。前述した第1実施形態では、発光源から発せられた光を光伝送ロッドの複数端部に伝達する連結部材を用いて、パチンコ遊技機に配置させる例について説明した。この第2実施形態においては、かかる連結部材をスロットマシンやパチンコ球を用いたスロットマシンに用いる例について説明する。
【0076】
図10は、本実施形態で用いる遊技機部材の構成部品である連結部材の断面形状を説明するための図である。なお、図6等を用いて説明した連結部材と共通する内容については同一の番号を付して説明を省略する。
【0077】
本実施形態における連結部材は、光を透過しない合成プラスティック樹脂から形成されたソケット止部材80と、光を透過するアクリル樹脂から形成された前面カバー81から構成されている。かかるソケット止部材80と前面カバー81は互いに設けられている凸部と凹部を嵌合することにより連結部材が一体となるように形成されている。このように、本実施形態における連結部材は樹脂で形成されているため、その成形を容易に行なうことができる。
【0078】
図10(a)は、連結部材により光演出を行なうことができる連結部材を説明するための図である。かかる連結部材82における前面カバー81には、補光用LED21”からの光を光伝送ロッド21a,21bの相反する端部方向にそれぞれ分岐させ、効率よく入射させるための光反射部83が設けられている。また、かかる光反射部83の表面は、反射率を向上させるために鍍着が施されることにより光反射面36と、光を反射させず入射させるために鍍着が施されていない光入射面35とから構成されている。連結部材82における光入射面35は、補光用LED21”からの光のうち前面カバー81に入射させ、前面カバー81全体から照射させることができる。よって、補光用LED21”からの光を、光伝送ロッド21a,21bから照射させることに加え、連結部材82からも照射させることができ、2本の光伝送ロッド21a,21bを部材により連結されているにもかかわらず連続した光演出を実行することができる。
【0079】
図10(b)は、光伝送ロッドに入射させる光に着色することができる連結部材を説明するための図である。かかる連結部材84における前面カバー85には、補光用LED21”からの光を光伝送ロッド21a,21bの相反する端部方向にそれぞれ分岐させ、効率よく入射させるための光反射部86が設けられている。かかる光反射部86の表面は、反射率を向上させるために鍍着が施されることにより光反射面36から構成されている。さらに、連結部材84に設けられており光伝送ロッドの端部を挿入する挿入部31,33には、光伝送ロッド21a,21bの端部に入射される光を赤色にする赤フィルタ87と、青色にする青フィルタ88が取付けられている。これにより、補光用LED21”から照射される同一色の光に着色することができ、光伝送ロッド21aからは青色の光による光演出を実行でき、光伝送ロッド21bからは赤色の光による光演出を実行することができる。なお、本実施形態における色フィルタは、透明の薄紙状のものであって、着色されたいわゆるセロハンを用いているが、これに限らず、ダイクロイックフィルタ,カラーフィルタ,照明器具着色用フィルタ等の、可視光線のうち特定の波長の光だけを透過しそれ以外の波長の光を吸収してしまうようなものであればよい。また、フィルタは、連結部材84に予め取付けられているものに限らず光伝送ロッド21a,21bの端部に取付けるようなものであってもよい。発光源LED21”からの光が光伝送ロッドの端部に入射されるまでの過程にあればよい。
【0080】
図11は、スロットマシン201の全体正面図である。スロットマシン201の前面扉202は、施錠装置253の鍵穴に挿入した所定のキーを時計回り方向に回動操作することにより開放させることが可能になる。かかる前面扉202は、上部前面飾り枠208と下部前面飾り枠209とが設けられている。
【0081】
上部前面飾り枠208は、遊技効果ランプ部230a〜230eおよび入賞図柄説明表示パネル205が設けられた上段部分と、遊技パネル206や各種表示部が設けられた略楕円型の中段部分と、遊技パネル206の下部から前面側に突出して形成され、メダル投入部251や各種操作ボタン243〜246、241L,241C,241R、スタートレバー242等が設けられた下段部分とからなる。
【0082】
入賞図柄説明表示パネル205には、演出用の枠ランプ271a,271b,271c,271dが設けられている。この枠ランプ271a,271b,271c,271dは、それぞれ前述した光伝送ロッドと発光源とこれらを組み合わせる連結部材281,282から構成されており(図4,図7,図10(a)等参照)、様々な演出用の光が発せられる。連結部材281は、発光源LEDからの光を光伝送ロッド271a,271bと光伝送ロッド271c,271dのそれぞれの端部に供給させるために設けられた部材であり、連結部材282は、発光源LEDからの光を光伝送ロッド271a,271cと光伝送ロッド271b,271dのそれぞれの端部に供給させるために設けられた部材である。このように、光伝送ロッドに光を入射させる手段として、2本の光伝送ロッドに発光源LEDからの光を供給させることができる連結部材281,282を用いることにより、少数の発光源LEDによって広い領域で光演出を遊技者に提供しつつ、一端部側に設けられた発光源LEDから供給される光量が減少する他端部側から光を補うこともできるため、生産コスト・ランニングコストの低減を図ることができる。また、連結部材281,282は光を透過するアクリル樹脂から形成された前面カバー部材を用いているため、連結部材281,282からも光を照射するため、複数本の光伝送ロッドによる光演出を連続的な光演出にすることができ遊技の興趣を向上させることができる。
【0083】
また、本実施形態においては、非加工外周面を遊技者側に向くように配置させているため、それぞれの光伝送ロッドから強い光を放射させるとともに、円形特有の屈折率により放射光を収束・拡散することにより広範囲に放射させることにより、視覚を通じて遊技者により強い光を認識させることができる。そのため、遊技者に対し、常に注意を向けさせることができる。
【0084】
さらに、かかる枠ランプ271a,271b,271c,271dの周囲には、前述した遊技効果ランプ部230a〜230eと、右斜め下部遊技効果ランプ部233と、左斜め下部遊技効果ランプ部234とが設けられている。これにより、枠ランプ271a,271b,271c,271dから広い範囲にわたる強い光を放射させ、それを周囲から引き立たせるように各遊技効果ランプから単光を放射させることができるため、光にメリハリが生じ光演出効果を高めることができる。
【0085】
下部前面飾り枠209の下方には、遊技媒体の一例となるメダルが払出されるメダル払出穴254と前述した下部スピーカ部259とが形成されている。また、スタートレバー242の左斜め下には左斜め下部遊技効果ランプ部236が設けられ、メダル詰まり解除ボタン246の右斜め下には右斜め下部遊技効果ランプ部235が設けられている。
【0086】
遊技パネル206には、スロットマシン201の本体側に設けられた左リール204L,中リール204C,右リール204Rと、各リール間に設けられている装飾光伝送ロッド272,273を透視可能な透視窓240と、透視窓240の上方に位置する小役告知表示部224,225,226と、透視窓240の左側に位置する1枚賭け表示部221、2枚賭け表示部222a,222b、および3枚賭け表示部223a,223bと、透視窓240の右側に位置するゲームオーバー表示部214、リプレイ表示部215、ウエイト表示部216、スタート表示部217、および投入指示表示部(インサートメダル表示部ともいう。)218と、透視窓240の下側に位置するクレジット表示部211、ゲーム回数表示部212、およびペイアウト表示部213とが設けられている。
【0087】
また、前述した透視窓240の左側に演出ランプ291a,上側に演出ランプ291b,右側に演出ランプ291cが設けられている。この演出ランプ291a,291b,291cは、それぞれ前述した光伝送ロッドと発光源とこれらを組み合わせる連結部材292から構成されており(図4,図7,図10(b)等参照)、様々な演出用の光が発せられる。それぞれの連結部材292は、発光源LEDからの光を光伝送ロッド291a,291bと光伝送ロッド291b,291cのそれぞれの端部に供給させるために設けられた部材である。このように、光伝送ロッドに光を入射させる手段として、2本の光伝送ロッドに発光源LEDからの光を供給させることができる連結部材292を用いることにより、より少数の発光源LEDによって広い領域で光演出を遊技者に提供しつつ、一端部側に設けられた発光源LEDから供給される光の光量が減少する他端部側から光を補うこともできるため、生産コスト・ランニングコストの低減を図ることができる。さらに、かかる連結部材292は、光伝送ロッドを挿入するための挿入口ごとに異なる色のフィルタが設けられているため、それぞれの光伝送ロッドへ入射させる光に着色を施すことができ、光伝送ロッドによって異なった色による光演出を実行することができ、遊技の興趣を向上させることができる。
【0088】
装飾光伝送ロッド272,273は、各々、前述した光伝送ロッドと発光源とこれらを組み合わせる連結部材(図4等参照)から構成されており、外周面を剥き出し状態で配置され、各リール204L,204C,204Rの回転や出目に対応させ様々な演出用の光が発せられる。本実施形態においては、非加工外周面を遊技者側に向くように配置させているため、それぞれの光伝送ロッドから強い光を放射させるとともに、レンズ効果により、放射される光が収束・拡散するため、視覚を通じて遊技者により強い光を認識させることができる。さらに、かかる遊技者側から見える部分における光伝送ロッドの形状は、各リール204L,204C,204Rと同様に、円となるように配置されている。これにより、リールの上段部分付近の光伝送ロッド外周面から斜め上前方方向に、リールの中段部分付近の光伝送ロッド外周面から水平前方方向に、リールの下段部分付近の光伝送ロッド外周面から斜め下前方方向に、それぞれ光が放射されるため、垂直方向においても広範囲に光を放射することができ、遊技に集中させることができる。
【0089】
なお、装飾光伝送ロッド272,273は、各リール204L,204C,204Rと別個独立に本体に固定させてもよいし、各リールの側縁部に設けリールが駆動することにより装飾光伝送ロッドも回転駆動するようにしてもよい。
【0090】
また、かかる装飾光伝送ロッド272,273の周囲には、前述した右斜め上部遊技効果ランプ部233と、左斜め上部遊技効果ランプ部234と、右部遊技効果ランプ部231a,231bと、左部遊技効果ランプ部232a,232bとが設けられている。これにより、枠ランプ271について前述したと同様の効果を奏することができる。
【0091】
なお、遊技は、メダルをメダル投入部251に入れることにより、または、クレジットがあるときはBETボタン243,244を操作することにより、賭数を設定した後、スタートレバー242を操作することにより各リール204L,204C,204Rが一斉に回転を始め、遊技が開始される。遊技が開始された後、回転しているリールを停止させる際に、各ストップボタン241L,241C,241Rを操作する。また、操作がなされなかったときでも、所定の変動時間が経過した後に各リール204L,204C,204Rが、たとえば204L,204C,204Rの優先順序で自動的に順次停止し、各ストップボタン241L,241C,241Rに設けられた操作有効ランプが410L,410C,410Rの順序で消灯する。
【0092】
すべてのリール204L,204C,204Rが停止した時点で、透視窓240から視認される各リール204L,204C,204Rの上段、中段、下段の3段の図柄のうち、賭数に応じて定められる有効な入賞ライン上に位置する図柄の組合わせによって入賞の有無が決定される。賭数が1の場合には、可変表示部における中段の横1列の入賞ラインのみが有効ラインとなる。賭数が2の場合には、可変表示部における上段、中段、下段の横3列の入賞ラインが有効ラインとなる。賭数が3の場合には、可変表示部における横3列と斜め対角線上2列の合計5本の入賞ラインが有効ラインとなる。
【0093】
有効ライン上における図柄の組合わせが予め定められた特定の表示態様(たとえば、「ベル」の3つ揃い、「7」の3つ揃い等)となって入賞(たとえば、ビッグボーナス入賞、小役入賞)が発生した場合には、光伝送ロッドを用いた枠ランプ271と装飾光伝送ロッド272,273を含む各種遊技効果ランプ部が所定の態様で点滅するとともにスピーカから効果音が出力され、効果的な演出がなされる。そして、入賞に応じた数のメダルがクレジットとして払出されてクレジット表示部211のクレジット数が加算更新される。また、ペイアウト表示部213には、その払出数が表示される。なお、クレジット数が上限(=50)に達した場合には、直接、メダルがメダル払出穴254から払出される。
【0094】
以上、図13を用いて、メダルを遊技媒体とするスロットマシンにローレット掛けを施した光伝送ロッドを用い、強い光を放射させることにより光演出を行なう例について説明したが、これに限らず、パチンコ球を遊技媒体とするスロットマシン(以下、パチンコ球を用いたスロットマシンという)であったもよく、同様の光演出効果を奏することができる。
【0095】
パチンコ球を用いたスロットマシンは、スイッチ操作により所定数のパチンコ球を遊技に賭けさせ、その遊技の結果に応じて予め定められた数のパチンコ球を払い出す形式の遊技機である。よって、前述したスロットマシンとほぼ同じ構造となっているが、パチンコ球を遊技媒体とするため、前面扉の下部前面飾り枠の上側には賞球排出口から排出された賞球を貯留しながら取込口方向に導く供給皿と、下段部のさらに下側には供給皿から溢れたパチンコ球を貯留する余剰玉受皿がそれぞれ設けられている。
【0096】
なお、遊技は、BETボタンを操作することにより、供給皿に貯留されているパチンコ球が取り込まれ、賭数が設定された後に、スタートレバーを操作することにより各リールが一斉に回転を始め、遊技が開始される。遊技内容は、スロットマシンの遊技内容とほぼ同一となるため、説明を省略する。
【0097】
次に、この実施の形態により得られる主な効果をまとめて説明する。
前述したように、光伝送ロッドの端部と発光源LEDの間にあたる連結部材の挿入口に色フィルタを設けている。これにより、発光源LEDから供給された光の色を着色させることができ、光演出による遊技の興趣を向上させることができる。
【0098】
前述したように、光反射部に光を入射させ、光反射部から光を照射させることができる。これにより、光伝送ロッドのみではなく、光反射部によっても光演出を実行することができ、複数の光伝送ロッドと光反射部により連続的な光演出を遊技者に提供することができる。
【0099】
また、以上に示した第2実施形態については、前述した第1実施形態と共通する技術思想による構成について、前述した第1実施形態の場合と同様の技術的効果を得ることができる。
【0100】
次に、以上説明した実施の形態の変形例や特徴点を以下に列挙する。
(1) 前述した実施形態においては、光伝送ロッドの端部に光を供給する発光源としてLEDを用いた例について説明したが、これに限らず、賞球ランプ151,球切れランプ152,遊技効果ランプ230a〜230e等に用いられているランプを用いて、光伝送ロッドの端部に光を供給するようにしてもよい。これにより、1種類のランプを用意することで弾球遊技機およびスロットマシンを製造することができ、大量に仕入れることができコストダウンを図ることができる。また、組み立て時においても、LEDとランプを間違えることを防止することができるため、組み付け作業の能率を向上させることができる。
【0101】
(2) 前述した実施形態においては、光伝送ロッドの一方の外周面にローレット掛けを施し、かつ、非加工外周面を遊技者に向けて配置する例について説明したが、これに限らず、加工外周面を遊技者に向け配置させるようにしてもよい。これにより、遊技者側に放射されるはずの光の進行方向が光伝送ロッドの反対外周面から放射されるため、直接的に遊技者側に放射される光量を低減することができる。また、光伝送ロッドの反対外周面から強い光が放射されるため、遊技者にとって従来にない間接照明的な光演出を実現することができる。
【0102】
(3) 前述した実施形態においては、1本の光伝送ロッドに対して、連結部材を介し1個の発光源を設置し、光を供給する実施形態について説明したが、これに限らず、1個の連結部材に3色の発光源を取付可能にし、3色の発光源から照射される光を1本の光伝送ロッドに供給するように連結部材を構成させてもよい。図12は連結部材150の一例であり、(a)は側面図、(b)は連結部材150の上面図である。これにより、発光させる発光源を組合わせることにより、光反射部の光反射面により反射された光が入射されるそれぞれの光伝送ロッドから照射される照射光の色を自在に変化させ遊技状態に適合した色を放射させることができる。また、光伝送ロッドの切欠態様により光量・輝度、放射範囲を調整できることに加え発光色をも調整できるため、遊技に対する興趣をさらに向上させることができる。なお、かかる発光源を発光させる制御は、遊技の進行を制御する遊技制御手段や、遊技の演出を制御する演出制御手段で制御するようにしてもよい。また、1本の光伝送ロッドに限らず複数本でもよく、3色の発光源に限らず2色でもそれ以上の複数色でもよい。さらに、1つの発光源が複数色を発光可能なものであってもよい。
【0103】
(4) 前述した実施形態においては、発光源から発せられた光を光伝送ロッドに入射させるために、発光源の発光部と光伝送ロッドの一端部の双方を覆い込むように介在する中空状の光伝達経路を設けて、外部に光が漏れないように伝達させる実施形態を説明したが、これに限らず、光伝達経路は、光伝送ロッドの端部面から発光源の表面までを光吸収率の低い物質(たとえば、アクリル・メタクリル等)を配設させた中実状の光伝達経路であってもよい。また、光伝送ロッドの端部面を発光源の発光部表面を覆うように加工し、直に包み込むように構成してもよい。
【0104】
(5) 前述した実施形態においては、ローレット掛けを施すときに開角90°V字の加工部を有する被加工物を用いたが、これに限らず、U字の加工部やコ字の加工部(図13参照)を有する被加工物を用い、光伝送ロッドの外周面にローレット掛けを施すようにしてもよい。切欠の形状により、放射される光量・輝度、放射範囲を微妙に異ならせることができるため、光演出の演出パターンを豊富にすることができる。また、これら複数種類の切欠を、一本の光伝送ロッドにランダムに盛り込むように加工してもよい。
【0105】
(6) 前述した実施形態においては、正円の光伝送ロッドにローレット掛けを施す実施の形態について説明したが、これに限らず、楕円形状の光伝送ロッドにローレット掛けを施してもよい(図14等参照)。これにより、取付箇所により適した光を放射させることができる。言いかえると、放射させる光の輝度・光量を多くすべき取付箇所であるとき(たとえば、遊技機の中心に配置させるとき)は楕円の短軸と平行となるようにローレット掛けを施し(図14(a)参照)、また、放射範囲を広くすべき取付箇所であるとき(たとえば、遊技機の上下左右に配置させるとき)は楕円の長軸に平行となるようにローレット掛けを施す(図14(b)参照)ようにしてもよい。前者は、ローレット掛けにより形成された加工面が広いため放射される光量が多くなり輝度が高くなる。後者は、加工面で反射した光がレンズ効果により広い範囲に放射される。
【0106】
(7) 前述した実施形態においては、ローレット掛けは、光伝送ロッドの光伝送途中箇所の一方向の外周面に形成させているが、これに限らず、光伝送途中箇所の2外周面あるいは3外周面等、複数外周面にローレット掛けを施してもよい(図15参照)。これにより、放射範囲は狭くなるがローレット掛けが施されていない外周面からより大量の光を集中放射させることができるため、直接的・間接的に放射される光をより強調させることができる。なお、複数外周面にローレット掛けを施すときであっても、光伝送ロッドの長手方向に帯状に延びる複数の外周面にローレット掛けを施すため、一方向から光伝送ロッドを見たときに、加工外周面と非加工外周面が交互に錯綜することがない。
【0107】
(8) 前述した実施形態においては、光伝送ロッドを遊技枠前面の枠ランプや遊技領域内の装飾光伝送ロッドとして使用する実施形態について説明したが、これに限らず、可変表示装置108に備えられている表飾り内に光伝送ロッドを埋め込み(図16点線部参照)、直接的な特別図柄表示部109から放射される光と光量・輝度において全く違った光を遊技者側に放射させるようにしてもよい。これにより、可変表示装置108からの表示演出と表飾りからの光演出との相互間に、コントラストを付けることができ、従来にない演出効果を遊技者に提供することができる。さらに、可変表示装置108の四隅に図7(c)を用いて説明した連結部材53を配置させ、可変表示装置108の四方に配置された光伝送ロッドの近接または隣接する端部を連結するように構成し、発光源からの光を複数の光伝送ロッドに入射させてもよい。これにより、少数の発光源により、特別図柄表示部109の全周を取り囲むような広い範囲にわたる光演出を遊技者に提供することができ、生産コスト・ランニングコストを低減させることができる。
【0108】
(9) 前述した実施形態において、切欠の開き角度θが広いほど、ローレット掛けが施されていない外周面から放射される光量は比較的多くなり、切欠の開き角度θが狭いほど、ローレット掛けが施されていない外周面から放射される光量は比較的少なくなることについて説明した。これを利用し、光伝送ロッドから放射される放射光量をほぼ一律にすることができる。すなわち、1本の光伝送ロッドにおいて発光源からの距離により放射光量の違いによるむらの発生を防止することができる。具体的には、発光源から比較的近い位置でのローレット掛けの切欠の開き角度θが狭くなるようにし(たとえば、60°)、発光源から距離が離れるにしたがって切欠の開き角度θを徐々に広くなるようにすればよい(最終的にたとえば、120°)。また、ローレット掛けを施す間隔を、発光源から遠くなるにしたがって狭くするように設けることによっても、同様の効果を発生させることができる。前者は、発光源から比較的近い箇所の切欠に衝突した光のうち外部に放射される割合を低くし、発光源から遠くなるにしたがって、切欠に衝突した光のうち外部に放射される割合を高くすることによるものである。後者は、発光源から比較的近い箇所で切欠により外部に放射される機会を抑え、発光源から遠くなるにしたがって、放射される機会を多く発生させたことによる。
【0109】
(10) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】発光源LEDと光伝送ロッドと連結管について説明するための図である。
【図2】光伝送ロッドにローレット掛けが施された状態を側面から説明するための図である。
【図3】光伝送ロッドにローレット掛けが施された状態を断面から説明するための図である。
【図4】ローレット掛けの施された光伝送ロッドを用いた遊技機部材の一例について説明するための図である。
【図5】ローレット掛けの施された光伝送ロッドを用いた遊技機部材の一例について説明するための側面図である。
【図6】遊技機部材の構成部品である連結部材の一例について説明するための図である。
【図7】連結部材を用いた他の遊技機部材の一例について説明するための図である。
【図8】パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。
【図9】パチンコ遊技機の遊技領域を正面から見た正面図である。
【図10】第2実施形態における遊技機部材の構成部品である連結部材の断面形状を説明するための図である。
【図11】スロットマシンを正面から見た正面図である。
【図12】変形例としての連結部材を説明するための図である。
【図13】光伝送ロッドにローレット掛けが施された形状を側面から説明するための図である。
【図14】楕円形状の光伝送ロッドにローレット掛けが施された状態を断面から説明するための図である。
【図15】光伝送ロッドの複数外周面にローレット掛けが施された状態を断面から説明するための図である。
【図16】表飾り部分に光伝送ロッドを埋めこんだ可変表示装置を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光伝送ロッド、2 連結管、3 発光源LED、20 遊技機部材、24a,24b,25,53,82,84,150 連結部材、32 光反射部、36 光反射面、128 枠ランプ、101 パチンコ遊技機、125 装飾光伝送ロッド、201 スロットマシン、204 リールユニット、204L,204C,204R リール、241L,241C,241R ストップボタン、242 スタートレバー、243 1枚BETボタン、244 MAXBETボタン、291a,291b,291c 演出ランプ。

Claims (5)

  1. 遊技盤の前面に形成された遊技領域に遊技球を発射して遊技が行なわれる弾球遊技機であって、
    光を供給する発光源と、
    前記発光源から一端部に供給された光を他端部まで伝送する光伝送体とを備えており、
    前記光伝送体の外周面は、長手方向に沿って帯状に広がる受光した光の進行方向を変更するための光路変更部が形成された第1の領域と光路変更部が形成されない第2の領域とから構成されており、
    前記第1の領域と前記第2の領域とで前記外周面の全周を取り囲んでおり、
    前記発光源からの光を光伝送体の複数の端部に同時入射させる複数端部光入射手段を備えていることを特徴とする、弾球遊技機。
  2. 前記複数端部光入射手段は、前記発光源からの光を光反射面で反射させ光伝送体の複数の端部に入射する反射部材を含むことを特徴とする、請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記複数端部光入射手段は、前記光伝送体の端部または前記光伝送体と前記発光源との間に設けられた着色光透過部材を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記反射部材は前記発光源からの照射光を透過させる光透過部を含むことを特徴とする、請求項2に記載の弾球遊技機。
  5. 1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンであって、
    光を供給する発光源と、
    前記発光源から一端部に供給された光を他端部まで伝送する光伝送体とを備えており、
    前記光伝送体の外周面は、長手方向に沿って帯状に広がる受光した光の進行方向を変更するための光路変更部が形成された第1の領域と光路変更部が形成されない第2の領域とから構成されており、
    前記第1の領域と前記第2の領域とで前記外周面の全周を取り囲んでおり、
    前記発光源からの光を光伝送体の複数の端部に同時入射させる複数端部光入射手段を備えていることを特徴とする、スロットマシン。
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