JP2004032298A - データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置 - Google Patents

データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004032298A
JP2004032298A JP2002184744A JP2002184744A JP2004032298A JP 2004032298 A JP2004032298 A JP 2004032298A JP 2002184744 A JP2002184744 A JP 2002184744A JP 2002184744 A JP2002184744 A JP 2002184744A JP 2004032298 A JP2004032298 A JP 2004032298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
area
latitude
longitude
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002184744A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Matsumura
松村 欣司
Takeshi Kimura
木村 武史
Kazuya Fujisawa
藤澤 和也
Koichi Ishikawa
石川 浩一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP2002184744A priority Critical patent/JP2004032298A/ja
Publication of JP2004032298A publication Critical patent/JP2004032298A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】所望する地域に対応した地域情報を提供することができる送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置を提供する。
【解決手段】地域に対応した地域情報と、前記地域を指定する地域指定符号とを共に送信するデータ放送における送信方法において、緯度及び経度情報を前記データ放送における前記地域指定符号の形式に変換する変換段階と、前記変換段階において変換された前記緯度及び経度情報と、前記緯度及び経度情報に対応した地域情報とを送信する送信段階とを備えることにより上記課題を解決する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置に係り、特に、所望する地域に対応した地域情報を提供するための送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から放送を利用したデータサービスが知られており、特に、特定の地点にある受信装置に対して天候情報等、その地点に特化した地域情報を提供する方法としては、放送局(送信装置)側で、全ての対象地域に対する放送信号を送信し、受信側で選択の基準となる位置情報を指定することにより、放送された情報の中から、受信側が指定した位置情報に関する情報のみを抽出して選択的に表示することで特定地域情報の提供を行っている。
【0003】
また、最近のデジタル放送サービスでは、地域情報を提供するための地域を指定する地域指定符号として郵便番号を用いた符号化方式がデータ放送規格(ARIB(電波産業会)STD−B24 第二編 付録規定B)により規格化されており、これにより郵便番号を用いて地域指定を行うことができ、受信側で郵便番号で指定される地域に対応する地域情報を取得することができる。従来のデジタル放送サービスにおける地域(位置)連動型サービスは、ある地点に対応する郵便番号を符号化して送信し、受信装置側で指定された郵便番号との比較により全地域の情報を有する放送信号の中から該当する地域の情報を抽出し表示している。
【0004】
また、一般には、放送番組の映像放送とデータ放送を多重化して伝送する際のデータ放送方式として、日本のデジタル放送の標準規格であるデータ放送規格(ARIB STD−B24)で規定された、コンテンツの記述言語としてXML(eXtensible Markup Language)言語ベースのBML(Broodcast Markup Language)と、手続き的な処理を記述するスクリプト言語としてJava(登録商標) Script言語ベースのECMA(European Computer Manufactuers Association)Script言語が使用されている。これにより、文字、図形、静止画等のモノメディアをマルチメディア情報として符号化させることができ、多様な情報の提供に対応することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した地域連動型サービスでは、放送エリア全体に向けて各地域毎にデータを生成して伝送し、受信装置で必要な情報を取り出して表示するため伝送量が増大し、受信装置での抽出処理も複雑になるという問題があった。
【0006】
また、従来の郵便番号による特定情報の抽出処理では、以下▲1▼〜▲3▼に示すような問題があった。
【0007】
▲1▼受信装置が存在する位置又は取得したい地域に対する正確な郵便番号が予め設定されてなければならない。
【0008】
▲2▼郵便番号は、主に行政区分に基づいて採番されており、地理的な分布が一様でないため、情報の種類によっては地域に無関係な情報が表示される可能性がある。
【0009】
▲3▼移動体での受信では動的に受信位置が変化するため事前設定する郵便番号方式では対応が非常に困難である。
【0010】
更に、GPS(Global Positioning System)等から得られる緯度・経度情報を利用した特定地域情報サービスは現時点では行われておらず、特定地域の抽出処理を行うための特別な規格も存在していない。
【0011】
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、受信者(受信装置)が所望する位置(現在位置もしくは指定位置)に応じたデータ放送を表示させる「位置連動型サービス」において、既存の規格の範囲内で、効率的に複数の領域情報を伝送し、受信側で地域情報を表示させることができるデータ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置を提供することを特徴とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0013】
請求項1に記載された発明は、地域に対応した地域情報と、前記地域を指定する地域指定符号とを共に送信するデータ放送における送信方法において、緯度及び経度情報を前記データ放送における前記地域指定符号の形式に変換する変換段階と、前記変換段階において変換された前記緯度及び経度情報と、前記緯度及び経度情報に対応した地域情報とを送信する送信段階とを有することを特徴とする。
【0014】
請求項1記載の発明によれば、緯度及び経度情報を規格化された地域指定符号の符号化領域を利用することができ、効率的な伝送を行うことができる。更に、地域指定符号に緯度及び経度情報を用いることにより、位置の誤差がなく的確な情報を提供することができる。
【0015】
請求項2に記載された発明は、前記変換段階において、前記緯度及び経度情報の夫々は、1つの前記地域指定符号に対応させて変換することを特徴とする。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、夫々の地域指定符号を有することで、高精度に位置情報を取得することができる。特に、受信装置側で所望の地域に関する情報を取得する場合に、既存の抽出するための関数を使用することができる。
【0017】
請求項3に記載された発明は、前記緯度及び経度情報の少なくとも2箇所の情報を有して前記地域を指定することを特徴とする。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、大きな地域にわたり地域情報が存在する場合に、同一の地域情報を有する領域を少なくとも2箇所の緯度及び経度情報を用いることにより容易に設定することができる。
【0019】
請求項4に記載された発明は、前記地域情報が同一であり、かつ前記緯度及び経度情報の一方が同一の場合に、前記一方の緯度及び経度情報に対して、他方の緯度及び経度情報を複数対応させることを特徴とする。
【0020】
請求項4記載の発明によれば、同一の地域情報を有する地域範囲が複数存在する場合に、複数の地域で共通する緯度情報又は経度情報がある場合に、違う緯度又は経度の情報のみを送信することで、伝送するデータ量を削減することができる。また、受信側においても、データの重複を避けることができるため、所望の地域情報を抽出する効率を向上させることができる。
【0021】
請求項5に記載された発明は、前記地域情報をIDに対応させ、前記地域情報を前記IDと関連付けて別の領域に挿入して送信することを特徴とする。
【0022】
請求項5記載の発明によれば、地域情報をデータ量の少ないIDにより表し、地域情報に対応したIDを別の領域として一度送信するだけで、IDをキーに地域情報を取得することができるため、地域に対応した地域情報のデータ量を削減することができ、効率的なデータ放送の送信を行うことができる。
【0023】
請求項6に記載された発明は、地域に対応した地域情報と、緯度及び経度情報により地域が指定される地域指定符号とを有するデータ放送を受信する受信方法において、取得すべき地域情報の地域を緯度及び経度情報により指定する指定段階と、前記指定段階にて指定された前記緯度及び経度情報と、受信したデータ放送内に含まれる緯度及び経度情報とに基づいて、前記地域情報を抽出する抽出段階とを有することを特徴とする。
【0024】
請求項6記載の発明によれば、受信側で所望の地域の緯度及び経度情報を指定することができ、これにより、緯度及び経度情報に対応した地域情報を取得することができる。更に、取得した地域情報は、緯度及び経度情報に対応しているため、的確な情報を取得することができる。
【0025】
請求項7に記載された発明は、地域に対応した地域情報と、前記地域を指定する地域指定符号とを共に送信するデータ放送における送信装置において、緯度及び経度情報をデータ放送における前記地域指定符号の形式に変換する変換部と、前記変換段階において変換された前記緯度及び経度情報と、前記緯度及び経度情報に対応した地域情報とを送信する送信部とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項7記載の発明によれば、緯度及び経度情報を規格化された地域指定符号の符号化領域を利用することができ、効率的な伝送を行うことができる。更に、地域指定符号に緯度及び経度情報を用いることにより、位置の誤差がなく的確な情報を提供することができる。
【0027】
請求項8に記載された発明は、前記変換部は、前記緯度及び経度情報に対応した地域情報のテーブルを有することを特徴とする。
【0028】
請求項8記載の発明によれば、受信装置側で所望の地域に関する情報を取得する場合に、既存の抽出するための関数を利用することができる。
【0029】
請求項9に記載された発明は、地域に対応した地域情報と、緯度及び経度情報により地域が指定される地域指定符号とを有するデータ放送を受信する受信装置において、取得すべき地域情報の地域を緯度及び経度情報により指定する指定部と、前記指定部にて指定された前記緯度及び経度情報と、受信したデータ放送内に含まれる緯度及び経度情報とに基づいて、前記取得すべき地域情報を抽出する抽出部とを有することを特徴とする。
【0030】
請求項9記載の発明によれば、受信側で所望の地域の緯度及び経度情報を指定することができ、これにより、緯度及び経度情報に対応した地域情報を取得することができる。更に、取得した地域情報は、緯度及び経度情報に対応しているため、的確な情報を取得することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明は、データ放送規格(ARIB STD−B24 第二編)で規格化されている「郵便番号を用いた地域指定のための符号化方式」を利用して、GPS等で測定できる緯度及び経度の数値を郵便番号の数値と同様の地域指定符号で符号化し、この領域情報(緯度及び経度の範囲)を効率的に符号化伝送し、更に、データ放送規格(ARIB STD−B24 第二編)で定められた郵便番号検索用API(Application Program Interface)である「search()関数」を利用することで、受信装置により所望の地域情報を抽出する抽出処理を容易に行い、受信者に地域情報を提供することを主眼とする。
【0032】
ここで、本発明の郵便番号領域に緯度及び経度を変換する具体的な内容について説明する。
【0033】
まず、緯度及び経度を「度」、「分」及び「秒」の7桁の数値(例えば、137度00分00秒)で表した場合、1秒あたりの距離は約30mとなる。つまり、約30mの精度で符号化することができる。データ放送規格(ARIB STD−B24 第二編 付録規定B)に示すように、数値の範囲指定は3桁、5桁、7桁の数値で行うことができる。例えば、「度」の単位のみ(約110km範囲)で範囲指定したい場合は3桁の範囲指定を行い、「分」の単位(約1.8km)で範囲指定したい場合は5桁の範囲指定を行い、「秒」の単位(約30m)で範囲指定したい場合は7桁の範囲指定を行うことで、所望の精度に対応させた効率的な符号化を行うことができる。
【0034】
ここで、指定範囲を日本国内に限定した場合、経度の百の位を省くことで、7桁で0.1秒単位(約3mの精度)で指定することも可能である。例えば、ある地図上の矩形領域(経度aaa°aa′aa″〜bbb°bb′bb″、緯度ccc°cc′cc″〜ddd°dd′dd″)をバイナリテーブルにより符号化したい場合、データ放送規格(ARIB STD−B24 第二編)で規定されているバイナリテーブル(BinaryTable)オブジェクトの定義に従って、バイナリテーブル中の1レコード中に、経度の範囲を符号化した郵便番号フィールドと緯度の範囲を符号化した郵便番号フィールドを夫々記述する。なお、バイナリテーブルオブジェクトとは、バイナリ表現された2次元の表形式データであり、必要な部分表を抽出するための検索機能を備えるオブジェクトである。
【0035】
ここで、バイナリテーブル内のデータに関して検索を行うためのbinaryTableのsearch()関数の定義を図1に示す。なお、search()関数は、データ放送規格(ARIB STD B−24 第二編)に記載されている。
【0036】
図1に示した定義に基づき、後述する緯度及び経度の設定を行うことにより容易に特定の地域情報を抽出することができる。
【0037】
なお、受信装置側の処理に対する記述(コンテンツ中のスクリプト記述)には、GPS等から得られる受信装置の現在位置、又は受信装置で(自動的に、又は操作者の入力によって)指定される特定地点の位置(経度eee°ee′ee″、緯度fff°ff′ff″)を、search()関数用APIに適用し、経度が符号化されたフィールドと緯度が符号化されたフィールドについて、ANDの関係にして検索する。これにより、指定した緯度及び経度が、バイナリテーブル内の該当する緯度及び経度の範囲に含まれている場合に、該当するレコードをsearch()関数の返り値とすることができ、指定した地域の地域情報を取得することができる。なお、全てのレコードを検索した結果、該当するレコードが存在しなかった場合は、「−1」が戻り値として返ってくるため、受信装置側で情報がない場合についても、その旨を受信者に知らせるためのメッセージを容易に表示させることができる。
【0038】
なお、search()関数用APIは、検索条件に該当する全てのレコードを返す仕様であるため、符号化する領域が重なりあっていても全て抽出の対象となる。
【0039】
また、データ放送における位置情報連動型のサービスでは、(複数の)地理的な領域(地域)を示す情報と、その各地域に関連付けられた地域情報(天候情報、災害情報、交通情報、生活情報等)が、放送コンテンツとして伝送される。受信装置では、例えば、接続されたGPS等から得られる情報に基づいてコンテンツ情報から現在位置等の特定地域の地域情報を抽出して、受信装置に的確な情報を表示することができる。
【0040】
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0041】
図2は、本発明における送信装置のブロック構成の一例を示す図である。
【0042】
図2の送信装置1は、位置連動データ記憶部11と、コンテンツ関連データ記憶部12と、バイナリテーブル生成部13と、コンテンツ製作部14と、符号化部15と、送信部16とを有するよう構成されている。また、位置連動データ記憶部11には、必要に応じて送信装置1の外部から地域情報データを取得するためのデータサーバ17を有し、また、コンテンツ関連データ記憶部12には、必要に応じて外部からBML文書及び静止画像等の各種データ18を取得することができる。
【0043】
まず、位置連動データ記憶部11は、各地域に関連付けられた地域情報(災害情報、交通情報、生活情報等)から送信に使用するための情報を記憶する。なお、位置連動データ記憶部11に情報がない場合は、データサーバ17から必要な情報を取得して記憶する。コンテンツ関連データ記憶部12は、BML文書や静止画像等のモノメディアの中から送信に使用するための情報を記憶する。なお、コンテンツ関連データ記憶部12に情報がない場合は、各種データ18から必要な情報を取得して記憶する。
【0044】
バイナリテーブル生成部13は、位置連動データ記憶部11に記憶されている位置情報と位置情報に関連する情報(災害情報等)を基に、後述する実施例1〜4に示すような方法を用いて、緯度及び経度情報を郵便番号の形式に変換して郵便番号符号化方式で定められている郵便番号に対応したバイナリテーブルの領域に緯度及び経度情報の範囲を設定する。
【0045】
コンテンツ製作部14は、まず、コンテンツ関連データ記憶部12からBMLと文字、図形、静止画、音声等のモノメディアから基本(テンプレート)となるコンテンツを取得する。次に、バイナリテーブル生成部13からバイナリテーブルを取得する。また、バイナリテーブル生成部13は、取得したバイナリテーブルの構造情報についても取得する。
【0046】
次に、取得した前記構造情報からコンテンツ内に存在するBML文書内のECMAScript部分に、特定位置に関する地域情報を抽出する抽出処理スクリプトを生成する。なお、生成されるBML文書には、以下▲1▼〜▲4▼の手続きが記述される。
【0047】
▲1▼受信装置に内蔵又は接続されたGPS等を利用して、現在位置の緯度及び経度情報を取得する手続き。なお、現在位置の緯度及び経度情報だけではなく、受信装置を使用している受信者が受信装置の現在位置、又は任意の地点に関する緯度及び経度を入力してもよい。
【0048】
▲2▼バイナリテーブル生成部13から伝送されるバイナリテーブルの伝送空間上の位置(リソース名)に基づき、バイナリテーブルをオープンする手続き。
【0049】
▲3▼バイナリテーブルの構造に基づいて、上記▲1▼で取得した現在位置をキーにして検索する手続き。
【0050】
▲4▼上記▲3▼の検索結果に基づいて受信者に対して該当情報を提供する手続き。
【0051】
コンテンツ製作部14は、上述したBML文書、各種モノメディア、バイナリテーブルを纏め、送出可能なデータ放送のコンテンツとして構成する。コンテンツ製作部14で製作されたコンテンツは、符号化部15にて符号化されてTS(Transport Stream)を生成し、更に、送信部16にて変調を行いデータ放送信号として送信する。
【0052】
上述の送信装置1により、郵便番号符号化方式で定められた郵便番号の符号化エリアに緯度及び経度情報を挿入することができる。これにより、地域に対する地域情報を詳細に設定することができる。
【0053】
次に、送信装置1からのデータ放送を受信する受信装置側の処理について図を用いて説明する。
【0054】
図3は、本発明における受信装置のブロック構成の一例を示す図である。
【0055】
図3において、受信装置2は、受信部21と、復号化部22と、バッファメモリ23と、GPS位置取得部24と、位置情報入力部25と、位置情報記憶部26と、抽出部27と表示部28とを有するよう構成されている。
【0056】
受信装置2は、送信装置1から送信された放送信号を受信部21で受信し、受信部21で復調処理を行いデータ放送におけるTSパケット信号を生成してデータカルーセルを取得する。ここで、データカルーセルとは、データ放送において同一のデータを繰り返し送信する方式のことで、例えば、送信装置から各地の天気、予想気温、週間天気等を一組のデータとして繰り返し送信することで、受信装置で電源を入れたとき、又は番組のチャンネルを変更する等の操作後でも常に最新のデータを受信して表示させることができる。
【0057】
次に、復号化部22は、TSパケット信号を復号してコンテンツ情報を生成する。生成されたコンテンツ情報はバッファメモリ23に出力され、バッファメモリ23はコンテンツ情報を記憶する。
【0058】
また、位置情報記憶部26は、GPS位置取得部24より受信装置2の現在位置の緯度及び経度情報が指定された場合に、取得した緯度及び経度情報を記憶する。また、GPSによる位置情報の取得以外の方法として、キーボード等の入力装置を有する位置情報入力部25から緯度及び経度情報を指定して位置情報記憶部26に記憶させてもよい。上述により記憶された緯度及び経度情報を用いて関連した地域情報の抽出を行う。
【0059】
抽出部27は、バッファメモリ23に記憶されたコンテンツ情報の中から位置情報記憶部26で記憶された緯度及び経度情報に対応したコンテンツ情報を抽出する。抽出したコンテンツ情報は、BML文書、各種モノメディア、バイナリテーブル等からBML手続に基づいて、表示部28にて表示可能なデータ形式に変換されて表示部28に出力される。なお、抽出部27におけるコンテンツ情報の抽出は、上述したAPIのsearch()関数を用いて行うが、search()関数を用いた具体的な抽出方法については後述の実施例1にて説明する。
【0060】
表示部28は、取得したBML文書を表示することにより、指定された緯度及び経度情報に基づいた地域情報を表示することができる。
【0061】
次に、本発明における地域領域に基づいてバイナリテーブルを生成する方法についての実施例を図を用いて説明する。
【0062】
(実施例1)
実施例1では、緯度及び経度に対応させた矩形の地域領域が複数存在する場合の地域に対する地域情報をバイナリテーブルに変換する方法について説明する。図4は、2個の矩形の地域領域の一例を示す図である。
【0063】
ここで、実施例においては、特定地点による天候情報について受信装置側に表示する場合について説明するが、本発明における受信装置側へ提供可能なデータ放送の内容はこの限りではなく、例えば、交通情報や受信装置に近いお店からのサービス情報等を提供することもできる。
【0064】
図4では、天候情報の異なる2箇所の地域領域(地域A、地域B)が存在する。ここで、地域Aには、「大雨注意報」が発令されており、地域Bには、「強風警報」が発令されているものとする。また、地域Aの左上の地点A1の緯度及び経度を「北緯38°10′20″」、「東経135°30′40″」とし、右下の地点A2の緯度及び経度を「北緯37°50′00″」、「東経137°10′20″」とする。
【0065】
また、地域Bに関しては、地点B1の緯度及び経度を「北緯37°00′00″」、「東経133°20′30″」とし、地点B2の緯度及び経度を「北緯36°50′00″」、「東経134°10′20″」とする。
【0066】
このとき、地域A及び地域Bの夫々が2地点(箇所)を角とする矩形領域を生成し、その範囲の値を各緯度及び経度の範囲に基づいてバイナリテーブルを生成して符号化を行う。
【0067】
つまり、地点A1、A2、B1及びB2の値を緯度及び経度で範囲を定め、そのまま7桁の郵便番号として郵便番号符号化方式に基づくバイナリテーブル化を行う。例えば、地域Aの場合、矩形領域は、緯度範囲(37°50′00″〜38°10′20″)と経度範囲(135°30′40″〜137°10′20″)となるため、この範囲でバイナリテーブル化することにより、地域Aに対する地域情報を統合してバイナリテーブルのデータ量を削減することができ、伝送効率を向上させることができる。また、郵便番号より詳細な地域設定が可能であるため、指定した地域に関する的確な地域情報が受信装置2で抽出され、表示部28より表示させることで、受信者は的確な地域情報を取得することができる。
【0068】
また、バイナリテーブルにより符号化したい地域を緯度及び経度により限定させることで、その地域の郵便番号を用いて符号化する場合と比較して、柔軟な領域の設定が可能となる。
【0069】
ここで、実施例1に基づいて生成されたバイナリテーブルの一例を図5に示す。図5におけるバイナリテーブルは、緯度の範囲、経度の範囲及び地域情報(領域の情報)がテーブル化されている。図5に示すように、例えば、地域Aの場合は、緯度範囲がそのまま郵便番号範囲に格納されるため、桁数を7桁とした場合、(〒037―5000〜〒038―1020)となる。なお、受信装置2から指定する緯度及び経度によりバイナリテーブルの検索を行うため、緯度及び経度の範囲は、緯度及び経度を示す「度」、「分」、「秒」を7桁の数値と見た場合に数値の小さい方を範囲の開始位置とし値の大きい方を範囲の終了位置とすることが好ましい。
【0070】
また、経度についても同様に郵便番号符号化に使用される領域に経度の範囲を符号化して挿入することにより、郵便番号符号化に使用される領域に緯度範囲及び経度範囲からなる矩形の地域領域を生成することができる。
【0071】
また、図5のようなバイナリテーブルを含む放送信号を送信装置1から送信すると、受信装置2で受信を行い、位置情報記憶部26に記憶された緯度及び経度に基づいて受信した信号内にあるバイナリテーブルに対して検索処理を行い、該当する地域の地域情報を抽出して出力する。検索処理は、上述した図1に示すsearch()関数に基づいて行われる。ここで、search()関数への引数設定の一例を図6に示す。
【0072】
図6において、例えば、受信装置2で指定された緯度及び経度が「北緯38°00′25″」、「東経136°12′34″」であったとする。このとき、図6において、D1は、検索を開始するレコードの位置(startRow)を示し、D2は、緯度の検索条件を示す。ここで、D2において、「0」は、バイナリテーブル中で緯度範囲が符号化されている列の位置を表し、「380025」は緯度を表し、「96」は、比較条件であり、バイナリテーブル中の各行のうち「380025」が緯度範囲内に含まれている行を抽出対象とすることを表す。
【0073】
また、図1のsearch()関数の定義においては、第2引数から第4引数までの間は繰り返し指定が可能であるため、D3を経度情報としてD2と同様な方法で設定することができる。また、D4は、繰り返し指定間の条件を示し、「false」が「AND」を表し、「true」が「OR」を表す。また、D5は、バイナリテーブルを検索した結果、抽出されるレコード数の制限値を示す。また、D6は抽出されるレコードが格納される場所(配列)を示す。
【0074】
したがって、図6に示した設定により、「北緯38°00′25″」、「東経136°12′34″」の地点が含まれる矩形領域のうち、最初に抽出対象となる行のデータ(地域情報)をresultArrayに格納するという処理が行われる。図6に示す検索を実施することにより、受信装置2から入力した値が、地域A内に含まれる場合、地域Aの地域情報(“大雨注意報発令中”)がBMLにより表示部28にて表示される。また、抽出対象がなかった場合は、その旨のメッセージを表示部28にて表示させる。
【0075】
これにより、郵便番号より高精度な地域分類を可能にし、地域の誤差を減少させると共に的確な情報を受信者に提供することができる。また、バイナリテーブルにより符号化をしたい地域を緯度及び経度により限定させることで、その地域の郵便番号を用いて符号化する場合と比較して、柔軟な領域の設定が可能となる。
【0076】
なお、上述したバイナリテーブルにおける行の項目の順序、及び列の項目の順序は、この限りではなく、search()関数が使用できる構成であればよい。
【0077】
また、地域情報フィールドの内容は、具体的な内容を示す文字列を入れるだけでなく、図7の本発明における代替テーブルの一例に示すように、例えば、IDが「0」の場合は「大雨警報発令中」のように、IDと領域情報を対応させた代替テーブルを生成し、位置情報記憶部28に格納しておき、バイナリテーブルの地域情報フィールドには、IDのみを入力しておくことにより、伝送するデータ量を更に削減することができ伝送効率を向上させることができる。
【0078】
(実施例2)
次に、1つの領域を複数の矩形に分割した地域領域が存在する場合のバイナリテーブルの生成方法を実施例2として説明する。
【0079】
図8は、1つの領域を複数個の矩形に分割した地域領域の一例を示す図である。図8に示す地域8A、8Bでは、実施例1で示した単一矩形による地域領域を設定した場合に誤差が大きくなってしまうため、図8(1)〜(11)に示すように、領域の本来の形状(8A、8B)に近似される程度の複数の矩形を設定する。つまり実際の領域情報が矩形でない領域を符号化する場合は、その領域を複数の矩形領域に分割して近似し、夫々の矩形の領域について実施例1と同様の方法によりバイナリテーブルを生成する。なお、1つの領域を分割する時に生成される矩形数は任意に設定することができる。
【0080】
次に、図8に対応させたバイナリテーブルの一例を図9に示す。
【0081】
図9に示すように、図8の(1)〜(11)に対応する緯度範囲及び経度範囲を夫々設定することにより、地域における的確な地域情報を提供することができる。ここで、実施例1と比べて伝送するデータ量は増大するが、地域情報の誤差を減少させることができ、受信装置側で的確な地域情報を取得することができる。なお、受信装置2では実施例1と同様に処理を行い抽出部27にて指定された緯度及び経度情報に基づく地域情報の抽出を行い表示部28にて所望の地域情報を表示することができる。
【0082】
なお、上述したように実施例2の場合も、実施例1で述べたように地域情報(領域の情報)に代替テーブルによるIDを入力することにより、伝送するデータ量を減少させることができ、伝送効率を向上させることができる。
【0083】
(実施例3)
実施例3は、上述した代替テーブルもバイナリテーブル化して、代替テーブルのバイナリテーブルと、緯度及び経度情報のバイナリテーブルとの2つのテーブルを伝送する例である。
【0084】
ここで、図10は、図8で示した領域に対して生成した2つのバイナリテーブルの一例の図である。図10(a)は、図9で示したバイナリテーブルと同様にバイナリテーブルを生成しているが、地域情報フィールドには、図10(b)の代替テーブルに対応したIDをセットする。
【0085】
図10(b)では、IDに対応した地域情報、及び地域の詳細情報が入力されている。送信装置1は、図10(a)、(b)のバイナリテーブルを符号化して送信することにより、実施例1で述べた代替テーブルを予め位置情報記憶部26に記憶させておく方法と比較して、代替テーブルを容易に変更することができ、また、リアルタイムの詳細な情報を生成することができる。これにより受信装置2は、詳細で的確な情報を抽出して表示することができる。
【0086】
なお、抽出部27では、最初に実施例1で説明したsearch()関数により抽出を行った後、取得した領域情報のリンク先IDを引数にして図10(b)に示すバイナリテーブルを検索することにより、指定された地域情報及び地域の詳細情報を取得することができる。
【0087】
上述により、送信データ量を減少させることができ、伝送効率を向上させることができる。
【0088】
(実施例4)
実施例4では、地域情報は同一で、かつ緯度及び経度の一方が同一であった場合に、同一のレコード内に他方の領域の範囲を複数入力する例である。
【0089】
データ放送規格(ARIB STD−B24 第二編)によれば、複数の範囲指定を同一のフィールドにおけるレコードに設定することが可能であるため、複数の矩形領域を入力することができ、これにより、同一の地域情報を有し且つ緯度及び経度の一方が同一であるレコードを別レコードとして生成する必要がないため、伝送するデータ量を削減することができ伝送効率を向上させることができる。
【0090】
ここで、図11に、実施例4における地域領域の一例を示す。また、図11に対応して生成したバイナリテーブルの一例を図12に示す。
【0091】
図11に示すように、地域の離れた、同一の地域情報(例えば、図11においては、“大雨注意報発令中”)を有する地域領域が存在した場合、例えば、図11の(2)の矩形に対しては、緯度範囲が同一であり経度範囲は異なっている(図11(2)−1、及び図11(2)−2)ため、この場合に、図12に示すようにバイナリテーブルの同一のレコード内に、複数の経度範囲を設定することができる。これにより、バイナリテーブルのレコード数を削減することができ、バイナリテーブル全体のデータ量を削減することができる。
【0092】
受信装置2では、実施例1と同様の処理を行うことで、郵便番号を符号化する場合よりも的確な地域情報を取得することができる。また、バイナリテーブルにより符号化したい地域を緯度及び経度により限定させることで、その地域の郵便番号を用いて符号化する場合と比較して、柔軟な領域の設定が可能となる。
【0093】
上述した実施例を用いて、緯度及び経度情報と対応する地域情報をバイナリテーブルにより符号化することにより、受信側で指定した位置情報に基づいて、的確な地域情報等を提供することができる。
【0094】
上述したように、本発明によれば、バイナリテーブルにより符号化したい地域を緯度及び経度により限定させることで、その地域の郵便番号を用いて符号化する場合と比較して、柔軟な領域の設定が可能となる。
【0095】
更に、郵便番号を用いて符号化する場合と比較して、移動体受信等で動的に変化する受信装置にも対応できる点で優れている。
【0096】
なお、矩形領域を緯度及び経度を用いて符号化する手法として、バイナリテーブルにUnsigned Integer型(符号なし整数)又はInteger型(符号付整数)の整数4個(例えば、x0、y0、x1、y1)を符号化し、検索用APIで点(X,Y)を判定するときに(x0≧X、かつ、x1≦X、かつ、y0≧Y、かつy1≦Y)の4つの検索条件で検索する方法も可能ではあるが、実施例に示した方法を用いた方が以下の点で有効である。
【0097】
▲1▼実施例で示したように伝送するバイナリテーブルの容量を小さくすることができる。
【0098】
▲2▼緯度及び経度の2つの検索条件指定で十分であるためBML文書のスクリプト記述が簡潔になり、また、より高速なECMAScriptの処理が期待できる。
【0099】
▲3▼現在のデータ放送で頻繁に使用されている郵便番号検索機能に対して特化された受信装置の実装が行われている場合、更に高い処理速度が期待できる。
【0100】
また、実施例2〜4で示した矩形の分割数については、分割する数が多くなると符号化データ量が増大してしまう点、及び、分割する数が少なすぎると地域領域の誤差が増大になる点を考慮して設定する必要がある。そこで、予め分割パラメータを設定しておき自動的に分割を行うよう設定してもよい。
【0101】
更に、本発明における符号化方法は、BML文書を使用するためだけでなく、例えば、B−XML(Broadcast XML)文書を利用することで、アプリケーション毎のタグや文書の構造を定義するDTD等を利用することができ、多種の情報を受信者に対して提供することができる。
【0102】
また、本発明の説明においては、地域情報として、天候情報を受信装置に提供する方法について説明したが、本発明において提供される地域情報は、この限りではなく、例えば、地震、津波等の災害に関する情報や、特定の店から数kmにある受信装置に対して、そのお店の広告を表示させることもできる。
【0103】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、緯度及び経度情報に対応した地域情報を取得することができる。更に、取得した地域情報は、緯度及び経度情報に対応しているため、的確な情報を取得することができる。
【0104】
更に、本発明におけるバイナリテーブルを生成することにより効率的な伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】search()関数の定義の一例を示す図である。
【図2】本発明における送信装置のブロック構成の一例を示す図である。
【図3】本発明における受信装置のブロック構成の一例を示す図である。
【図4】2個の矩形の地域領域の一例を示す図である。
【図5】実施例1に基づいて生成されたバイナリテーブルの一例である。
【図6】search()関数への引数設定の一例を示す図である。
【図7】本発明における代替テーブルの一例を示す図である。
【図8】1つの領域を複数個の矩形に分割した地域領域の一例を示す図である。
【図9】図8に対応させたバイナリテーブルの一例を示す図である。
【図10】図8で示した領域に対して生成した2つのバイナリテーブルの一例の図である。
【図11】実施例4における地域領域の一例を示す図である。
【図12】図11に対応して生成したバイナリテーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信装置
2 受信装置
11 位置情報データ記憶部
12 コンテンツ関連データ記憶部
13 バイナリテーブル生成部
14 コンテンツ製作部
15 符号化部
16 送信部
17 データサーバ
21 受信部
22 復号化部
23 バッファメモリ
24 GPS位置取得部
25 位置情報入力部
26 位置情報記憶部
27 抽出部
28 表示部

Claims (9)

  1. 地域に対応した地域情報と、前記地域を指定する地域指定符号とを共に送信するデータ放送における送信方法において、
    緯度及び経度情報を前記データ放送における前記地域指定符号の形式に変換する変換段階と、
    前記変換段階において変換された前記緯度及び経度情報と、前記緯度及び経度情報に対応した地域情報とを送信する送信段階とを有することを特徴とする送信方法。
  2. 前記変換段階において、
    前記緯度及び経度情報の夫々は、1つの前記地域指定符号に対応させて変換することを特徴とする請求項1に記載の送信方法。
  3. 前記緯度及び経度情報の少なくとも2箇所の情報を有して前記地域を指定することを特徴とする請求項1に記載の送信方法。
  4. 前記地域情報が同一であり、かつ前記緯度及び経度情報の一方が同一の場合に、前記一方の緯度及び経度情報に対して、他方の緯度及び経度情報を複数対応させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の送信方法。
  5. 前記地域情報をIDに対応させ、
    前記地域情報を前記IDと関連付けて別の領域に挿入して送信することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の送信方法。
  6. 地域に対応した地域情報と、緯度及び経度情報により地域が指定される地域指定符号とを有するデータ放送を受信する受信方法において、
    取得すべき地域情報の地域を緯度及び経度情報により指定する指定段階と、
    前記指定段階にて指定された前記緯度及び経度情報と、受信したデータ放送内に含まれる緯度及び経度情報とに基づいて、前記地域情報を抽出する抽出段階とを有することを特徴とする受信方法。
  7. 地域に対応した地域情報と、前記地域を指定する地域指定符号とを共に送信するデータ放送における送信装置において、
    緯度及び経度情報をデータ放送における前記地域指定符号の形式に変換する変換部と、
    前記変換段階において変換された前記緯度及び経度情報と、前記緯度及び経度情報に対応した地域情報とを送信する送信部とを有することを特徴とする送信装置。
  8. 前記変換部は、
    前記緯度及び経度情報に対応した地域情報のテーブルを有することを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
  9. 地域に対応した地域情報と、緯度及び経度情報により地域が指定される地域指定符号とを有するデータ放送を受信する受信装置において、
    取得すべき地域情報の地域を緯度及び経度情報により指定する指定部と、
    前記指定部にて指定された前記緯度及び経度情報と、受信したデータ放送内に含まれる緯度及び経度情報とに基づいて、前記取得すべき地域情報を抽出する抽出部とを有することを特徴とする受信装置。
JP2002184744A 2002-06-25 2002-06-25 データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置 Pending JP2004032298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002184744A JP2004032298A (ja) 2002-06-25 2002-06-25 データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002184744A JP2004032298A (ja) 2002-06-25 2002-06-25 データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004032298A true JP2004032298A (ja) 2004-01-29

Family

ID=31180592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002184744A Pending JP2004032298A (ja) 2002-06-25 2002-06-25 データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004032298A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311397A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Fujitsu Ten Ltd 楽曲情報提供システム、送信装置、端末装置、送信プログラムおよび端末プログラム
JP2008210360A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Inha-Industry Partnership Inst 無線通信とウェブ−gisを利用した災害被害調査の実時間自動更新システム及び方法
JP2008538171A (ja) * 2005-03-29 2008-10-09 スイスコム モービル アーゲー 位置特定サービスを実施するための方法、放送ユニットおよび移動受信装置
JPWO2007132918A1 (ja) * 2006-05-17 2009-09-24 Kddi株式会社 情報配信装置、受信再生装置、情報配信方法および受信再生方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538171A (ja) * 2005-03-29 2008-10-09 スイスコム モービル アーゲー 位置特定サービスを実施するための方法、放送ユニットおよび移動受信装置
US9392400B2 (en) 2005-03-29 2016-07-12 Swisscom Ag Method for performing location-specific services, broadcasting unit and mobile receiving device
US11805387B2 (en) 2005-03-29 2023-10-31 Interdigital Ce Patent Holdings, Sas Method for performing location-specific services, broadcasting unit and mobile receiving device
JP2006311397A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Fujitsu Ten Ltd 楽曲情報提供システム、送信装置、端末装置、送信プログラムおよび端末プログラム
JP4503487B2 (ja) * 2005-04-28 2010-07-14 富士通テン株式会社 楽曲情報提供システム、端末装置、および端末プログラム
JPWO2007132918A1 (ja) * 2006-05-17 2009-09-24 Kddi株式会社 情報配信装置、受信再生装置、情報配信方法および受信再生方法
JP2008210360A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Inha-Industry Partnership Inst 無線通信とウェブ−gisを利用した災害被害調査の実時間自動更新システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102682077B (zh) 使用iso 17572‑3的道路路段描述
US6427150B1 (en) System and method for digital data communication
CN101406050B (zh) 用于发送和接收交通信息的方法及其装置
CN103338093A (zh) 经由移动广播提供紧急报警服务的方法及其设备
KR20010087373A (ko) 전송 방법 및 수신 장치
KR20170134387A (ko) 비상 정보의 로케이션 기반 필터링을 위한 수신 장치, 수신 방법, 송신 장치 및 송신 방법
KR100945658B1 (ko) 위치 기반 방송 서비스를 제공하기 위한 장치 및 방법
US7028324B2 (en) Digital broadcasting system and event message transmission method
US11006158B2 (en) Broadcast signal transmission device, broadcast signal reception device, broadcast signal transmission method, and broadcast signal reception method
EP1003304A1 (en) System for providing contents
JP6596891B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法
CN101385341B (zh) 广播接收装置和接收广播节目信息的方法
CN101385340B (zh) 广播接收机和用于发送/接收广播节目信息的方法
CN102118643B (zh) 一种网络字幕播放***及其播放方法
CN101715647A (zh) 发送和接收数字广播信号的方法和设备
JP2004032298A (ja) データ放送における送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置
JP2008084293A (ja) トラフィック情報の提供方法及び受信方法並びに端末
CN1707984A (zh) 交互使用附加业务数据的方法和设备及其接收机
KR101276265B1 (ko) 경로 정보 애플리케이션을 제공하는 장치 및 방법
US20010052022A1 (en) Method to transmit an information service in a broadcast transmission system
CN101406053B (zh) 用于发送和接收交通信息的方法及其装置
KR100741211B1 (ko) Epg데이터를 활용한 녹화목록의 이미지 형성장치 및방법
CN102045662A (zh) 一种基于媒体编码的快速彩信识别方法
EP3346713A1 (en) Reception device, transmission device and data processing method
KR100759155B1 (ko) Epg데이터를 이용한 방송 프로그램 정보의 이미지표시장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070522

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070723

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070807

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02