JP2004023595A

JP2004023595A - Method for conference communication in telephone system

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Publication number: JP2004023595A
Application number: JP2002178023A
Authority: JP
Inventors: Noriko Fukunaga; 福永　則子
Original assignee: NEC Infrontia Corp
Current assignee: NEC Platforms Ltd
Priority date: 2002-06-19
Filing date: 2002-06-19
Publication date: 2004-01-22
Anticipated expiration: 2022-06-19
Also published as: JP3803615B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To simplify the conference establishment procedures and the connected state management of a telephone system. <P>SOLUTION: The use of a conference block is set in a conference block setting table 17 in advance in holding a telephone conference, a call is made to the telephones of conference participants to connect the telephones and in addition, an interruption connection to the conference block is performed even when a participant additionally participates, and the need for holding procedures is therefore eliminated. Even when a plurality of lines connected by a key telephone system 10 are conference speech, a connection state management table 41 of a CTI (computer telephony integration) server 40 makes connected states of extensions 2-1 to 2-N and outside lines 3-1 to 3-M correspond to one port for extensions or outside lines to record and manage only one port number. Concretely, an extension port 1 of the chair is set in a conference call, the connection state management table 41 makes connection destination port numbers of ports other than the port of the sponsor to be the port number of the sponsor, the chair selects and records one port number other than the sponsor's port number, and conference speech are managed by these recorded port numbers. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＣＴＩ（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｔｅｌｅｐｈｏｎｙ　Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ　Ｓｙｓｔｅｍ）アプリケーションを搭載する情報処理装置を介して会議情報を受け、収容する複数の電話回線の会議ブロック接続を実行して電話端末間の会議通話を実現する電話装置の会議通話方法に関し、特に、電話装置の会議成立手順と会議接続状態の管理とを簡素化できる電話装置の会議通話方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、電話装置、例えば大きなものでは構内自動交換機、小さなものではボタン電話装置などでは、ＣＴＩアプリケーションを搭載する情報処理装置を接続して電話用ＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）制御下で電話端末の接続制御を行い、ユーザの操作手順の簡略化を推進している。
【０００３】
従来、この種の電話装置の会議通話方式では、例えば図７に示されるように、ＣＴＩアプリケーション（以後、ＣＴＩ−Ａと略称する）を搭載してＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）に接続するパーソナルコンピュータ（以後、ＰＣと略称する）５及びＣＴＩサーバ１４０により電話用ＡＰＩ制御下で動作するボタン電話装置１１０が、電話装置として取り上げられる。
【０００４】
ボタン電話装置１１０は、電話回線として内線２−１〜２−Ｎ及び外線３−１〜３−Ｍを回線接続用ポート（図示省略）に収容している。ここで、内線２−１〜２−Ｎ及び外線３−１〜３−Ｍそれぞれのポートに対応するポート番号に内線ポート１〜Ｎ及び外線ポート１〜Ｍそれぞれを付与することとする。従って、例えば、内線２−１に対応するポート番号は内線ポート１と呼称し、図面上では紙面の記載上、「内線１」と略記することとする。
【０００５】
まず、図８に図７を併せ参照してＰＣ５の操作画面について説明する。図８で内線１，２，Ｎ及び外線１，２，Ｍと示されるのは、上述するように、図７における内線２−１，２−２，２−Ｎ及び外線３−１，３−２，３−Ｍそれぞれを収容するポート番号である。また、例えば、電話端末ＡはＴＥＬ（Ａ）と記載し、電話番号Ａを有しているものとする。
【０００６】
ＰＣ５のＣＴＩ−Ａの操作画面では、図示されるように、ボタン電話装置１１０に収容され、かつＰＣ５のユーザが制御できるＴＥＬ（Ａ）〜（Ｃ）及び外線ポート１，２，Ｍが収容されている。ＴＥＬ（Ａ）〜（Ｃ）は、内線ポート１，Ｎ，２それぞれに電話番号Ａ，Ｂ，Ｃを有する電話端末が接続されていることを表示している。ＴＥＬ（Ａ）〜（Ｃ）及び外線ポート１，２，Ｍのそれぞれは、通話状態における接続先電話端末の電話番号を表示できる。なお、ＴＥＬ（Ｃ）と内線ポート２と外線ポート２との対応部分は図面上で省略されている。
【０００７】
次に、図９に図７を併せ参照してＣＴＩサーバ１４０の接続状態管理テーブル１４１について説明する。上述したように、図９でも、内線１，２，Ｎ及び外線１，２，Ｍと示されるのは、図７における内線２−１，２−２，２−Ｎ及び外線３−１，３−２，３−Ｍそれぞれを収容するポート番号である。
【０００８】
図示されるように、接続状態管理テーブル１４１は、ＣＴＩサーバ１４０の制御するボタン電話装置１１０が収容する内線及び外線のポート番号と、これに対応するそれぞれの接続先となりボタン電話装置１１０において接続先となったポート番号とを記録する。これら接続先ポート番号は、発信要求または接続要求に基いて通話路が形成された際に、その接続情報としてそれぞれの対応領域に記録される。
【０００９】
図９に示される状態では、内線２に接続する例えば電話番号Ｃを有するＴＥＬ（Ｃ）が外線ポート２から電話網を介して例えば電話番号ＺのＴＥＬ（Ｚ）と通話中であったものから、内線２の保留により接続先の外線２を被保留状態にしている。また、内線ポート１に接続するＴＥＬ（Ａ）は、外線ポート１から電話網を介して接続されるＴＥＬ（Ｙ）と、外線ポートＭから電話網を介して接続されるＴＥＬ（Ｗ）と、内線ポートＮに接続されるＴＥＬ（Ｂ）とを相手に会議電話中であることが分かる。
【００１０】
次に、図１０及び図１１に図７から図９までを併せ参照してボタン電話装置１１０及びＣＴＩサーバ１４０による会議通話成立の手順について説明する。
【００１１】
まず、ユーザがＰＣ５の画面からＴＥＬ（Ａ）に対応する内線ポート１と電話網を介するＴＥＬ（Ｙ）とを外線ポート１を用いて接続するよう指定して発信した結果、接続先のＴＥＬ（Ｙ）の応答により両者は通話中であるとする。接続状態管理テーブル１４１は図１１（Ａ）の接続状態で「保留」又は「被保留」とあるのが「通話」に置き換えられた状態である。
【００１２】
ここで、ＰＣ５を用いた会議開催を準備するユーザ指示により、ＣＴＩサーバ１４０はボタン電話装置１１０に内線ポート１における通話の保留を要求（手順Ｓ１０１）する。
【００１３】
ボタン電話装置１１０は、内線ポート１保留の要求を受けて内線ポート１の接続先である外線ポート１の接続状態を「被保留」とし、内線ポート１を第三者に対し発呼可能な状態（手順Ｓ１０２）にすることにより、内線ポート１の通話保留完了をＣＴＩサーバ１４０に通知（手順Ｓ１０３）する。
【００１４】
ＣＴＩサーバ１４０は、接続状態管理テーブル１４１で、内線ポート１の外線ポート１に対する接続状態を「保留」とする一方、外線ポート１の内線ポート１に対する接続状態を「被保留」状態に更新（手順Ｓ１０４）して、ボタン電話装置１１０にＰＣ５から要求のあった外線ポートＭを指定したＴＥＬ（Ｗ）への発信を要求（手順Ｓ１０５）する。この手順Ｓ１０４で接続状態管理テーブル１４１は、図１１（Ａ）の状態になる。
【００１５】
この発信要求を受けたボタン電話装置１１０は、外線ポートＭを介してＴＥＬ（Ｗ）の電話番号をダイヤル発信してＴＥＬ（Ｗ）を呼出す。ボタン電話装置１１０は、その応答により外線ポートＭを内線ポート１に接続（手順Ｓ１０６）してＴＥＬ（Ｗ）とＴＥＬ（Ａ）との通話路を形成すると共に、この接続完了をＣＴＩサーバ１４０に通知（手順Ｓ１０７）する。
【００１６】
その通知を受けたＣＴＩサーバ１４０は、接続状態管理テーブル１４１において内線ポート１及び外線ポートＭの接続先に外線ポートＭ及び内線ポート１それぞれを記録して更新（手順Ｓ１０８）する。内線ポート１では接続先ポート番号に外線ポートＭ、また保留先として外線ポート１それぞれが記録されている。この手順Ｓ１０８により接続状態管理テーブル１４１では図１１（Ｂ）のようにこの接続状態が追加更新される。
【００１７】
次いで、ＣＴＩサーバ１４０はＰＣ５から受けた内線ポート１の招集による会議のための接続をボタン電話装置１１０に要求（手順Ｓ１０９）する。
【００１８】
会議接続要求を受けたボタン電話装置１１０は、内線ポート１から保留中の外線ポート１と通話中の外線ポートＭとを内線ポート１と共に会議ブロック１１５内の一つの会議ブロックに接続（手順Ｓ１１０）して通話路の混声状態とする。すなわち、ＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｗ）とＴＥＬ（Ｙ）との三者通話状態が形成される。この結果、ボタン電話装置１１０は、内線ポート１の接続先を外線ポート１及び外線ポートＭ、外線ポート１の接続先を内線ポート１及び外線ポートＭ、かつ外線ポートＭの接続先を内線ポート１及び外線ポート１とした回線接続情報をＣＴＩサーバ１４０に通知（手順Ｓ１１１）する。
【００１９】
従って、これを受けたＣＴＩサーバ１４０は、内線ポート１の接続先を外線ポート１及び外線ポートＭ、外線ポート１の接続先を内線ポート１及び外線ポートＭ、かつ外線ポートＭの接続先を内線ポート１及び外線ポート１として６個の接続状態を記録すると共に「保留」及び「被保留」を「通話」にそれぞれ更新（手順Ｓ１１２）して管理する。この手順Ｓ１１２で接続状態管理テーブル１４１は、図１１（Ｃ）の状態になる。
【００２０】
更に、内線ＮのＴＥＬ（Ｂ）を会議に参加させる場合も、上記手順Ｓ１０１から開始し、同様な手順で、最後は図９に示される接続状態管理テーブル１４１が形成される。
【００２１】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の電話装置の会議通話方式では、次のような問題点がある。
【００２２】
第一の問題点は、電話装置における会議で追加参加の電話端末がある場合にその手順が複雑で、会議の流れを阻害するような事態の発生が免れないということである。
【００２３】
その理由は、追加参加の電話端末がある場合、電話装置で通話中の電話端末を保留にして主催者電話端末が追加参加の電話端末と接続して通話した後、会議ブロックに接続して会議が再開されるからである。この保留開始から再開までの間は短時間とは云えず、会議の中断が避けられない。
【００２４】
第二の問題点は、ＣＴＩサーバでの会議通話に対する接続状態管理の複雑化が会議参加の電話端末数が多くなった場合には免れ得ないということである。
【００２５】
その理由は、会議参加の電話端末ごとに自分以外の全会議電話端末の情報を接続状態として保持しているからである。すなわち、Ｎ個の電話端末が参加する会議電話の場合には、Ｎ個の（Ｎ−１）倍の個数となるペア接続情報を必要とするので、会議への追加参加、または会議から脱退があった際の手順が複雑化する。
【００２６】
本発明の課題は、このような問題点を解決して、電話装置の会議成立手順と会議接続状態の管理とを簡素化できる電話装置の会議通話方式を提供することである。
【００２７】
【課題を解決するための手段】
本発明による電話装置の会議通話方法は、ＣＴＩアプリケーションを搭載する情報処理装置を介して会議情報を受け、収容する複数の電話回線を一つの会議ブロックに接続する電話装置が電話端末間の会議通話を実現すると共にその接続状態を情報処理装置に記録し管理する際に、電話装置の会議成立手順と接続状態の管理とを簡素化できることを目的としたものである。
【００２８】
従って、本発明では、会議実現に対して、会議主催者となり得る電話端末を接続する内線ポートの内線ポート番号を電話装置に予め設定する。会議を成立させる電話装置が主催者電話端末に接続する内線ポートを主催者内線ポートとして会議ブロックに接続する際に、一つの指定ポートとの接続により通話路を形成した後、残る指定ポートを同一会議ブロックに順次割込み接続する際の方法について提案するものである。
【００２９】
その一つの特徴は、情報処理装置で、主催者電話端末を接続する内線ポートの接続先ポート番号には、残る指定ポートのうち最初に接続されたポートに付与されたポート番号を記録し、主催者電話端末以外を接続するポートそれぞれの接続先ポート番号には主催者電話端末を接続する内線ポートに付与された内線ポート番号を記録して接続状態を管理する点にある。従って、会議参加の接続状態管理テーブルで、Ｎ個の電話端末が参加する会議電話の場合には、Ｎ個のペア接続情報で済むので、接続状態の管理を単純化することができる。
【００３０】
また、上記会議通話は、上述するように、電話装置が、残る前記指定ポートを同一会議ブロックに順次割込み接続することを特徴としている。この結果、通話中の電話回線を従来のように保留した後、会議ブロックに切替え接続する手順を不要にするので、電話装置の会議成立手順を簡素化することができる。
【００３１】
また、主として外線との会議通話が多いボタン電話装置の場合、少なくとも一つの外線ポートを含む参加ポートを指定して一斉呼び出しをすることができる。この場合、情報処理装置は、主催者となり得る内線ポートの接続先となる一つの外線ポートを選択して、内線ポートによる選択された外線ポートへの発信を最初に行うこととしている。
【００３２】
このように上述では電話装置の制御の便宜上、最初の接続先を外線ポートとしているが、勿論、これに限定されるものではない。
【００３３】
また、情報処理装置は、それぞれがＣＴＩアプリケーションを搭載する、少なくとも一つのユーザインターフェースを有する情報処理端末と少なくとも一つのＣＴＩサーバとを備え、情報処理端末は会議に参加する複数の電話端末への発信要求、及び割込み要求などをユーザから受け、かつ、ＣＴＩサーバは情報処理端末とネットワーク接続して受けた情報及び要求を電話装置に送ってその応答を受ることにより電話装置の接続を制御することを特徴としている。
【００３４】
また、上記電話装置は、ボタン電話装置以外でも構内自動交換装置を想定することができる。
【００３５】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図面は、紙面に限りがあるので、主要事項のみの記載であり、実施内容は以下の記載を参照して頂きたい。
【００３６】
図１は本発明の配備装置における実施の一形態を示す図である。
【００３７】
図示された電話装置の会議通話方法では、電話装置である例えばボタン電話装置１０と、内線２−１〜２−Ｎそれぞれに接続する電話端末Ａ〜Ｂ（以後、ＴＥＬ（Ａ）〜（Ｂ）と略称する）と、外線３−１〜３−Ｍの先に電話網を介して接続されるＴＥＬ（Ｙ）〜（Ｗ）と、更に情報処理装置としてＬＡＮ（ＬｏｃａｌＡｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）５０に接続するＣＴＩサーバ４０とパーソナルコンピュータ（ＰＣ）５とが用いられ、ＣＴＩサーバ４０とＰＣ５とはＣＴＩアプリケーション（ＣＴＩ−Ａ）が搭載されている。
【００３８】
ボタン電話装置１０は、本発明に係る電話装置であり、その構成要素として、アナログステーション又はデジタルステーションと接続するステーションインタフェースユニット（以後、ＳＴＮ−ＩＦＵと略称する）１１、アナログトランク又はデジタルトランクと接続するトランクインタフェースユニット（以後、ＴＲＫ−ＩＦＵと略称する）１２、記憶装置（以後、ＭＥＭと略称する）１３、中央制御装置（以後、ＣＰＵと略称する）１４、会議ブロックユニット（以後、ＣＯＮ−ＢＵと略称する）１５、及びＣＴＩサーバインタフェースユニット（以後、ＣＴＩＳ−ＩＦＵと略称する）１６を備える。これらのユニット及び装置は例えばバス接続されており、記憶されたプログラムによりＣＰＵ１４が稼働して例えば企業内又は構内の自動交換機としての機能を実行する。
【００３９】
また、ＳＴＮ−ＩＦＵ１１、ＴＲＫ−ＩＦＵ１２、及びＣＯＮ−ＢＵ１５それぞれはボタン電話装置１０内で図示が省略されているネットワークを介して相互接続される内線または外線を介して、電話端末間の通話路を形成する。
【００４０】
ＳＴＮ−ＩＦＵ１１はボタン電話装置１０の内線ポート（図１では省略）を有する。内線ポートにはポート番号が付与され、以後、内線ポート番号ｉを有する内線ポートは内線ポートｉと略記する。内線ポート１〜Ｎそれぞれは内線２−１〜２−Ｎを介してアナログまたはディジタルの電話端末である内線ＴＥＬを接続する。図１では、内線ポート１に内線２−１を介してＴＥＬ（Ａ）を接続し、また、内線ポートＮに内線２−Ｎを介してＴＥＬ（Ｂ）が接続されている。
【００４１】
ＴＲＫ−ＩＦＵ１２はボタン電話装置１０の外線ポート（図１では省略）を有する。外線ポートにはポート番号が付与され、以後、外線ポート番号ｉを有する外線ポートは外線ポートｉと略記する。外線ポート１〜Ｍそれぞれは外線３−１〜３−Ｍを接続する。外線３−１〜３−Ｍには、例えば局用交換機の加入者線又は専用線が収容され、その先には交換機及びネットワークを介してＴＥＬを終端することができる。上述した収容回線それぞれにもアナログ回線またはディジタル回線がある。図１では、外線ポート１に外線３−１及び電話網を介してＴＥＬ（Ｙ）が接続され、また外線ポートＭに外線３−Ｍ及び電話網を介してＴＥＬ（Ｗ）が接続されている。
【００４２】
ＭＥＭ１３は、ボタン電話装置１０の機能を発揮するための多くのプログラム及びデータを記憶していると共に稼働に必要な十分な記憶領域を有している。また、ＭＥＭ１３は本発明の特徴である会議ブロック設定テーブル１７を有する。
【００４３】
ここで、図２を参照して会議ブロック設定テーブル１７について説明する。図面では、ｉ番目のポート番号を示す内線ポートｉを内線ｉ、また外線ポートｉを外線ｉと略記してある。
【００４４】
会議ブロック設定テーブル１７は内線ポート１〜Ｎに接続されるＴＥＬ（Ａ）〜（Ｂ）のうち会議の主催者電話端末になるか否かを会議ブロックの使用の是非により、それぞれの会議において会議通話のための発信以前にユーザにより予め登録される。
【００４５】
また、再度図１に戻って、説明を続ける。
【００４６】
ＣＰＵ１４は、ボタン電話装置１０に接続される内線２−１〜２−Ｎ、外線３−１〜３−Ｍ、及びＣＴＩサーバ４０それぞれから受けるコマンドに基づいて、ＭＥＭ１３に記憶されるプログラムに従ってボタン電話装置１０の機能を実行する。
【００４７】
ＣＯＮ−ＢＵ１５は、会議ブロックユニットであり、会議毎の参加電話端末を接続して相互間の混声通話を実現する。ＣＴＩＳ−ＩＦＵ１６は、ＣＴＩサーバ４０との間のインタフェースユニットであり、ＣＴＩサーバ４０との間で電話用ＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）の制御下にあってコマンド及びレスポンスを含む情報の授受を行う。
【００４８】
ＣＴＩサーバ４０は、一方でボタン電話装置１０かつ他方で少なくとも一台のＰＣ５と、例えばイーサーネット（登録商標）のようなＬＡＮ５０で接続され、ＰＣ５から受けるコマンドに基いてボタン電話装置１０を制御するＣＴＩを構築している。また、ＣＴＩサーバ４０は電話会議に参加するポートに対して接続状態管理テーブル４１を有し、会議参加内線ポートのうちの一つを会議主催者の内線ポートとし、この会議に参加の他のポートには主催者内線ポートとの通話路を形成しているとのみ記録して会議の管理に用いる。
【００４９】
ここで図３に図１を併せ参照して、接続状態管理テーブル４１について説明する。接続状態管理テーブル４１には、図９に示された接続状態管理テーブル１４１と比較して会議主催者の記録領域が付加されている。ここでも、図面では、ｉ番目のポート番号を示す内線ポート番号ｉを内線ｉ、また外線ポート番号ｉを外線ｉと略記してある。
【００５０】
図示されるように、接続状態管理テーブル４１は、ＣＴＩサーバ４０の制御するボタン電話装置１０が収容する内線及び外線のポート番号に対応して、ボタン電話装置１０がそれぞれのポート番号に対して接続先とした一つのポート番号を記録する。図示されないその他の領域には、発信要求または接続要求に基いて通話路が形成された際に所定の接続情報がポート番号それぞれの対応領域に記録される。
【００５１】
図示される状態では、図２に示されるように、内線ポート１に「会議ブロックを使用する」がマークされている。また、図３では、接続先ポート番号として、内線ポート１には外線ポート１、内線ポートＮには内線ポート１、外線ポート１には内線ポート１、かつ外線ポートＭには内線ポート１、それぞれが接続されていると記録されている。
【００５２】
このことは、ポート番号の内線ポート１の会議主催者領域に「会議ブロックを使用する」のマークがあるので、ＣＯＮ−ＢＵ１５でＴＥＬ（Ａ）を接続する内線２−１が内線ポート１を介して接続される会議ブロックに、更に内線２−Ｎを介してＴＥＬ（Ｂ）を接続する内線ポートＮと、外線３−１及び電話網を介してＴＥＬ（Ｙ）を接続する外線ポート１と、外線３−Ｍ及び電話網を介してＴＥＬ（Ｗ）を接続する外線ポートＭとのそれぞれを、同時に接続しており、四者の会議通話中であることが理解できる。
【００５３】
再度図１に戻って、説明を続ける。
【００５４】
ＰＣ５は、上記図８を参照して説明したように、内線ポート１〜Ｎそれぞれに対応するＴＥＬと外線ポート１〜Ｍとのうちの指定された複数の回線に対応して設けられている。例えば図８に示されるように、ＴＥＬが固定される内線では対応するＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｂ）とＴＥＬ（Ｃ）とが表示され、また電話装置に収容され接続される外線に対しては外線ポート１，２，Ｍが表示されている。勿論、ＰＣが内線のＴＥＬと対応して個人に専用に使用されるなどの場合では、ＰＣ５は内線２−１〜２−Ｎそれぞれに対応して設けられてもよい。また、小規模のボタン電話装置では、外線との電話会議の開催機会が多くても、一つのＰＣで十分にＣＴＩアプリケーションに適応することができる。
【００５５】
ＰＣ５及びＣＴＩサーバ４０の情報処理装置は、電話のためのＡＰＩとして、例えばインテル社（登録商標）及びマイクロソフト社（登録商標）が開発したＴＡＰＩ（Ｔｅｌｅｐｈｏｎｙ　Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）を採用することができる。従って、内線ポート１〜Ｎ、それらに接続するＴＥＬ、及び外線ポート１〜Ｍは電話用ＡＰＩの制御下にある。
【００５６】
次に、図４に図１から図３までを併せ参照して、まず、二台の電話端末で会議電話を形成する手順の実施の一形態について説明する。上述したように、内線ポート１に会議主催を予めマークしてあるものとする。また、ボタン電話装置の特徴として内線と外線との会議通話が多いので最初の通話路形成は内線と外線との間であるとして説明をする。勿論、大規模の構内自動交換機（ＰＡＢＸ）では、内線のみで会議通話が実行されるが、後に述べるように、外線ポートを内線ポートに置き換えても同等機能を実現することができる。
【００５７】
まず、ユーザが、ＰＣ５の画面で、ＴＥＬ（Ａ）の内線ポート１から外線ポート１を介してＴＥＬ（Ｙ）を呼出す設定を入力する。入力された情報はＰＣ５からＣＴＩサーバ４０へ送られる。
【００５８】
ＣＴＩサーバ４０は、ＰＣ５から受けた入力情報、すなわち、内線ポート１による外線ポート１を指定したＴＥＬ（Ｙ）への外線発信要求を、ボタン電話装置１０に要求（手順Ｓ１）する。
【００５９】
この外線発信要求を受けたボタン電話装置１０は、外線ポート１を介してＴＥＬ（Ｙ）の電話番号をダイヤル発信してＴＥＬ（Ｙ）を呼出し、その応答を監視（手順Ｓ２）する。一方、ボタン電話装置１０は、会議ブロック設定テーブル１７を検索して、発信元ＴＥＬ（Ａ）の内線ポート１で「会議ブロックを使用する」をマークされていることを知るので、ＣＯＮ−ＢＵ１５で内線ポート１のＴＥＬ（Ａ）に対して一つの会議ブロックを予約する。
【００６０】
更に、ボタン電話装置１０は、外線ポート１の内線ポート１による捕捉発信完了をＣＴＩサーバ４０に通知（手順Ｓ３）する。この状態では、ボタン電話装置１０は、発信元のＴＥＬ（Ａ）に呼出し音（ＲＢＴ）を送り、呼出し先のＴＥＬ（Ｙ）には呼出し信号が送られる。
【００６１】
ＴＥＬ（Ｙ）の呼出しで外線３−１を含む電話網又はＴＥＬ（Ｙ）が話中の場合、ボタン電話装置１０は話中情報をＣＴＩサーバ４０に通知し、ＰＣ５に「話中」を画面表示させる。
【００６２】
ＣＴＩサーバ４０は、外線ポート１の内線ポート１による捕捉発信完了通知を受けた際には、接続状態管理テーブル４１で、内線ポート１に会議主催者としてマークを記録すると共に、外線ポート１の接続先に内線ポート１を記録する。更に、ＣＴＩサーバ４０は「呼出し中」をＰＣ５へ通知（手順Ｓ４）して画面表示させる。
【００６３】
ボタン電話装置１０は、ＴＥＬ（Ｙ）の応答を検出（手順Ｓ５）した際に、先に予約した会議ブロックに会議主催者としてＴＥＬ（Ａ）を登録すると共に、電話回線の内線ポート１と外線ポート１とを接続（手順Ｓ６）してＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｙ）との二者通話が可能となる。ボタン電話装置１０は、ＴＥＬ（Ｙ）の応答による内線ポート１と外線ポート１との接続完了をＣＴＩサーバ４０に通知（手順Ｓ７）する。この場合、ＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｙ）との間の通話路はＴＥＬ（Ａ）を主催者とする会議ブロックを介した混声通話を成立させる。
【００６４】
ＣＴＩサーバ４０は、ＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｙ）との間の通話路形成完了である接続完了情報を受けた際に、接続状態管理テーブル４１で、ＴＥＬ（Ａ）の内線ポート１の接続先ポート番号領域にＴＥＬ（Ｙ）の外線ポート１を記録する一方、ＰＣ５へ「通話路形成完了」を通知（手順Ｓ８）して画面表示させる。
【００６５】
次に、図５に図１から図３までを併せ参照して、三台目の電話端末が会議に追加参加する手順の実施の一形態について説明する。
【００６６】
ユーザはＰＣ５の画面で、ＴＥＬ（Ａ）が外線ポートＭを介してＴＥＬ（Ｗ）を呼出す設定を、入力する。入力された情報はＰＣ５からＬＡＮ５０を介してＣＴＩサーバ４０へ送られる。
【００６７】
ＣＴＩサーバ４０は、ＰＣ５から受けた入力情報、すなわち要求のあった外線ポートＭを指定したＴＥＬ（Ｗ）への外線発信をボタン電話装置１０に要求（手順Ｓ１１）する。このとき、会議主催端末ＴＥＬ（Ａ）は通話中であるので、発信者なしとするシステムによる外線ポート３−Ｍでの発信を要求する。
【００６８】
この外線発信要求を受けたボタン電話装置１０は、外線ポートＭを介して電話番号をダイヤル発信してＴＥＬ（Ｗ）を呼出し、その応答を監視（手順Ｓ１２）する。一方、ボタン電話装置１０は外線ポートＭのシステムによる捕捉発信完了をＣＴＩサーバ４０に通知（手順Ｓ１３）する。この状態では、ボタン電話装置１０は接続先のＴＥＬ（Ｗ）へ呼出し信号を送る。しかし、ＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｙ）とは会議ブロックを介して接続されたままであり、会議は続行されている。
【００６９】
ＴＥＬ（Ｗ）の呼出しで外線３−Ｍを含む電話網又はＴＥＬ（Ｗ）が話中の場合、ボタン電話装置１０は話中情報をＣＴＩサーバ４０に通知し、ＰＣ５に「話中」を画面表示させる。
【００７０】
ＣＴＩサーバ４０は、上記手順Ｓ１３の捕捉発信完了通知を受けた際には、ＰＣ５へ「呼出し中」を通知（手順Ｓ１４）して画面表示させる。
【００７１】
ボタン電話装置１０は、ＴＥＬ（Ｗ）の応答を検出した際には、直ちにＣＴＩサーバ４０にこれを通知（手順Ｓ１５）する。この時点でＴＥＬ（Ｗ）とボタン電話装置１０との通話路は確立されている。
【００７２】
ＣＴＩサーバ４０は、この応答通知を受けて、ＴＥＬ（Ａ）の内線ポート１への外線ポートＭによる割込みをボタン電話装置１０へ要求（手順Ｓ１６）する。
【００７３】
ボタン電話装置１０は、受けた割込み要求に基づき、ＴＥＬ（Ａ）で登録された会議ブロックに外線ポートＭを割込み接続（手順Ｓ１７）する。従って、会議ブロックを介したＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｙ）とＴＥＬ（Ｗ）との混声通話が可能となり、三者による会議通話が成立する。ここで、ボタン電話装置１０は、外線ポートＭの内線ポート１への割込みによる接続完了をＣＴＩサーバ４０に通知（手順Ｓ１８）する。
【００７４】
ＣＴＩサーバ４０は、外線ポートＭの内線ポート１への接続完了情報を受けた際、接続状態管理テーブル４１で、ＴＥＬ（Ｗ）を接続する外線ポートＭの接続先ポート番号領域に内線ポート１を記録する一方、ＰＣ５へ「三者会議通話路形成完了」を通知（手順Ｓ１９）して画面表示させる。
【００７５】
次に、図６に図１から図５までを併せ参照して図５の手順に続いて内線２−Ｎに接続されるＴＥＬ（Ｂ）の会議追加参加の手順について説明する。
【００７６】
ユーザは、ＰＣ５の画面で、ＴＥＬ（Ａ）の内線ポート１に対する内線ＴＥＬ（Ｂ）の内線ポートＮの割込み設定を入力する。入力された情報はＰＣ５からＬＡＮ５０を介してＣＴＩサーバ４０へ送られる。
【００７７】
ＣＴＩサーバ４０は、ＰＣ５から受けた入力情報、すなわち要求のあった内線ポートＮの割込みを、ボタン電話装置１０に要求（手順Ｓ２１）する。
【００７８】
この割込み要求を受けたボタン電話装置１０は、内線ポートＮが話中の場合、話中情報をＣＴＩサーバ４０に通知し、ＰＣ５に「話中」を画面表示させる。
【００７９】
話中でない場合には、電話用ＡＰＩの制御下では、内線ポート１で登録された会議ブロックにＴＥＬ（Ｂ）の内線ポートＮを割込み接続（手順Ｓ２２）する。従って、会議ブロックを介したＴＥＬ（Ａ）とＴＥＬ（Ｙ）とＴＥＬ（Ｗ）とにＴＥＬ（Ｂ）を加えた混声通話が可能となり、四者による会議通話が成立する。ここで、ボタン電話装置１０は内線ポートＮの内線ポート１への接続完了をＣＴＩサーバ４０に通知（手順Ｓ２３）する。
【００８０】
ＣＴＩサーバ４０は、内線ポートＮの内線ポート１への接続完了を受けた際、接続状態管理テーブル４１で、ＴＥＬ（Ｂ）を接続する内線ポートＮの接続先ポート番号領域に内線ポート１を記録する一方、ＰＣ５へ「四者会議通話路形成完了」を通知（手順Ｓ２４）して画面表示させる。
【００８１】
上記説明では、内線Ｎに対して呼出しする手順はないが、図５を参照して説明した外線に対する発信要求と同様、上記手順Ｓ２２の割込み接続の前に、内線Ｎを介してＴＥＬ（Ｂ）を呼出し、応答を監視する手順を挿入することも可能である。
【００８２】
上述した手順により、会議ブロックの回線接続容量まで、順次、ＴＥＬの会議参加を追加することができる。
【００８３】
上記説明では、外線と内線とを区別して説明したが、外線を用いる場合には外線を介して通話相手ＴＥＬの電話番号をダイヤル発信する以外、外線と内線との取扱いに相違はない。従って、最初の通話相手が外線を介したＴＥＬとして説明があったが、内線でもよく、その呼出し順序は限定されるものではない。ちなみに、主催者ＴＥＬの内線ポートに接続される第一及び第二のポートは外線ポートでありかつ第三のポートは内線ポートであるが、接続順序は、応答順序であり、外線又は内線の区別はない。また、外線又は内線の割込み動作は上記図面を参照した説明と同様な手順である。
【００８４】
次に、本発明による一斉呼出しについて説明する。
【００８５】
ユーザが、主催者内線の一つと複数の参加外線とを指定して一斉呼出しをする場合には、ＣＴＩサーバの処理の流れとして、主催者内線の接続先となる一つの外線、例えば外線Ｘを選択して、主催者内線による外線Ｘへの発信を行う。それ以外の参加外線については上述したような発信者の指定のない、ボタン電話装置からのシステムによる外線発信を行う。主催者内線以外の内線が会議に参加するため、参加内線として上記一斉呼出しに含まれる場合には外線発信ののちに発信される。
【００８６】
ここでは、相手応答の検出を、実際の相手の応答ではなく、発信時に設定したタイマーのタイムアウトによるものとしている。従って、外線Ｘが最初に応答され、まず主催者内線が外線Ｘとの通話状態となり、それ以降にその他の外線、次いで内線が応答することになる。その応答の順に従って、会議ブロックに接続すると共にこの接続をＣＴＩサーバに通知し、ＣＴＩサーバが接続状態管理テーブルを順次更新する。
【００８７】
本実施の形態では、最初に外線に対する発信による会議通話の接続を完了するとしたが、上述するように、内線も外線と同様な接続手順を可能とするので、内線の二者通話による会議状態から三者以上の会議通話に移行することも容易に可能である。
【００８８】
上記説明では、ボタン電話装置の会議ブロック設定テーブルでブロック使用の是非が予め設定されている。すなわち、主催者ＴＥＬは、ボタン電話装置の制御上、上述したように内線から会議通話のための発信に先立ち予め設定されることが望ましい。
【００８９】
また、会議中で、主催者ＴＥＬ以外のＴＥＬが会議から抜ける場合、ＴＥＬのオンフック又は回線上の切断信号によりこのＴＥＬの終話を検出したボタン電話装置が、このＴＥＬに関するポート番号情報をＣＴＩサーバに通知して接続情報管理テーブルを更新させると共にＰＣに画面表示させる。ＣＴＩサーバでは、この終話ＴＥＬのポート番号で記録更新可能領域の記録を抹消する。ただし、終話ＴＥＬの接続されているポート番号が会議主催者ポート番号の接続先ポート番号として記録されている場合には会議中の残りのポート番号から一つを選択してこのポート番号を会議主催者ポート番号の接続先ポート番号に記録することにより変更する。
【００９０】
主催者ＴＥＬが会議から抜ける場合、主催者ＴＥＬのオンフック又は回線上の切断信号により主催者ＴＥＬの終話を検出したボタン電話装置は、主催者ＴＥＬの終話をＣＴＩサーバに通知する。また、ボタン電話装置は、残る会議参加中の内線ＴＥＬから一つを新主催者ＴＥＬとして選択し、会議に参加中の他のＴＥＬと新主催者ＴＥＬとの再接続情報をポート番号によりＣＴＩサーバに通知する。ＣＴＩサーバは、接続状態管理テーブルで新会議主催者ポート番号の記録更新可能領域に、終話した会議主催者ポート番号の記録を移動し、接続先ポート番号に記録されている終話したポート番号の全てを、新会議主催者のポート番号に変更する。
【００９１】
例えば、図３の例では、新会議主催者ポート番号としてポート番号内線Ｎが通知された場合、ポート番号内線１で会議主催者のマークと接続先ポート番号領域の外線１との記録が抹消され、これら抹消記録はそのままポート番号内線Ｎでの記録更新可能領域に移動される。すなわち、ポート番号内線Ｎの領域では、会議主催者領域にマークが記録されると共に接続先ポート番号領域の内線１が外線１に更新記録され、かつ、接続先ポート番号領域に記録されて残る内線１はすべて内線Ｎに更新される。
【００９２】
上記説明では、電話用ＡＰＩの制御下のため、内線及び外線の両者とも、ポート番号に基づいて説明したが、通話中ではポート番号と電話番号との対応が固定するので、接続先を電話端末又は電話番号に基づく接続状態として管理してもよい。
【００９３】
上記説明では、電話装置をボタン電話装置として、主催者内線に対する会議の主たる参加相手を外線として実行した方法について説明した。しかし、外線を内線と読み替えても適用できるので、他の電話装置、例えば、会議通話が内線同士のみの場合も多い構内自動交換機（ＰＡＢＸ）等にも可能である。
【００９４】
上記説明では、図示された機能ブロックおよび手順を参照しているが、機能の分離併合による配分または手順の前後入替えなどの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではなく、更に、電話交換システムを構成する電話装置の全般に適用可能なものである。
【００９５】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電話装置の会議成立手順を簡素化できるうえ、会議の中断を回避できるという効果が得られる。すなわち、電話会議開催の場合には予め「会議ブロックを使用する」との条件で会議参加の電話端末を呼出し接続するうえ、追加参加する場合でも会議ブロックへの割込み接続が実行されるので、新規の電話端末が追加参加する手順で、会議中の通話路を保留する必要がない。
【００９６】
また、本発明によれば、電話装置の接続状態の管理を簡素化できるという効果が得られる。すなわち、ＣＴＩサーバの接続状態管理テーブルで、電話装置が接続した回線が会議通話のため複数の混声状態となる場合でも、内線及び外線の接続状態とし一つのポート番号に対応して一つのポート番号のみを記録しているからである。具体的には、会議通話では会議主催者の電話端末を設定し、接続状態管理テーブルで、主催者以外の全電話端末に接続するポートそれぞれの接続先ポートとして会議主催者のポート番号を記録し、会議主催者のポート番号には会議主催者以外の電話端末に接続する中の一つのポート番号を選択し記録している。従って、Ｎ台の電話端末が会議通話する場合、Ｎ個のポート番号に対応するＮ個のペアと主催者となる電話端末とを管理すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による機能ブロックに対する実施の一形態を示す図である。
【図２】図１の会議ブロック設定テーブル内容に対する実施の一形態を示す図である。
【図３】図１の接続状態管理テーブル内容に対する実施の一形態を示す図である。
【図４】図１による二者通話の成立手順に対する実施の一形態を示すシーケンスチャートである。
【図５】図４に追加して三者通話を成立させる手順に対する実施の一形態を示すシーケンスチャートである。
【図６】図５に追加して四者通話を成立させる手順に対する実施の一形態を示すシーケンスチャートである。
【図７】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図８】電話発信の際のＰＣ操作画面に対する一例を示す図である。
【図９】図７の接続状態管理テーブル内容に対する一例を示す図である。
【図１０】図７において二者通話から三者通話を成立させる手順に対する一例を示すシーケンスチャートである。
【図１１】図１０の手順において、図９で示される接続状態管理テーブル内容の変遷を示す図である。
【符号の説明】
２−１、２−Ｎ　　内線
３−１、３−Ｍ　　外線
５　　ＰＣ（パーソナルコンピュータ）
１０　　ボタン電話装置
１１　　ＳＴＮ−ＩＦＵ（ステーションインタフェースユニット）
１２　　ＴＲＫ−ＩＦＵ（トランクインタフェースユニット）
１３　　ＭＥＭ（記憶装置）
１４　　ＣＰＵ（中央制御装置）
１５　　ＣＯＮ−ＢＵ（会議ブロックユニット）
１６　　ＣＴＩＳ−ＩＦＵ（ＣＴＩサーバインタフェースユニット）
１７　　会議ブロック設定テーブル
４０　　ＣＴＩサーバ
４１　　接続状態管理テーブル
５０　　ＬＡＮ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a telephone that receives conference information via an information processing apparatus equipped with a CTI (Computer Telephony Integration System) application, executes a conference block connection of a plurality of telephone lines to be accommodated, and realizes a conference call between telephone terminals. The present invention relates to a conference call method of a telephone device, and more particularly to a conference call method of a telephone device which can simplify a conference establishment procedure of a telephone device and management of a conference connection state.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, a telephone device, for example, a private branch exchange in a large one, a key telephone device in a small one, and the like, are connected to an information processing device equipped with a CTI application to control connection of the telephone terminal under the control of an application program interface (API). To promote simplification of user operation procedures.
[0003]
Conventionally, in a conference call system of this type of telephone device, for example, as shown in FIG. 7, a personal computer (hereinafter referred to as CTI-A) mounted with a CTI application (hereinafter abbreviated as CTI-A) and connected to a LAN (Local Area Network). Hereinafter, the key telephone device 110 which operates under the control of the telephone API by the CTI server 140 and the CTI server 140 will be taken up as the telephone device.
[0004]
The key telephone apparatus 110 accommodates extensions 2-1 to 2-N and external lines 3-1 to 3-M as telephone lines in line connection ports (not shown). Here, the extension ports 1 to N and the extension ports 1 to M are respectively assigned to the port numbers corresponding to the ports of the extension lines 2-1 to 2-N and the extension lines 3-1 to 3-M. Therefore, for example, the port number corresponding to extension 2-1 is referred to as extension port 1, and is abbreviated as "extension 1" in the drawing on the drawing.
[0005]
First, the operation screen of the PC 5 will be described with reference to FIGS. In FIG. 8, the lines 1, 2, and N and the lines 1, 2, and M are, as described above, the lines 2-1 to 2-2, and the lines 3-1 and 3--2 in FIG. This is a port number for accommodating 2, 3-M. Further, for example, the telephone terminal A is described as TEL (A) and has a telephone number A.
[0006]
On the operation screen of the CTI-A of the PC 5, as shown, the TELs (A) to (C) accommodated in the key telephone device 110 and controlled by the user of the PC 5 and the external line ports 1, 2, and M are accommodated. ing. TEL (A) to (C) indicate that telephone terminals having telephone numbers A, B, and C are connected to extension ports 1, N, and 2, respectively. Each of the TELs (A) to (C) and the external line ports 1, 2, and M can display the telephone number of the connection destination telephone terminal in the call state. In addition, the parts corresponding to TEL (C), extension port 2 and exterior port 2 are omitted in the drawing.
[0007]
Next, the connection state management table 141 of the CTI server 140 will be described with reference to FIGS. As described above, also in FIG. 9, the extensions 1, 2, and N and the exterior lines 1, 2, and M are indicated by the extensions 2-1 2-2, 2-N and the exterior lines 3-1 and 3 in FIG. Port numbers for accommodating −2 and 3-M.
[0008]
As shown in the figure, the connection state management table 141 stores the port numbers of the extension and the external line accommodated by the key telephone apparatus 110 controlled by the CTI server 140, and the corresponding connection destinations. And record the port number. These connection destination port numbers are recorded in respective corresponding areas as connection information when a communication path is formed based on a transmission request or a connection request.
[0009]
In the state shown in FIG. 9, TEL (C) having, for example, telephone number C connected to extension 2 has been in a telephone call with TEL (Z) having telephone number Z from external line port 2 via the telephone network. , The extension 2 of the connection destination is put in a suspended state by holding the extension 2. TEL (A) connected to extension port 1 includes TEL (Y) connected from outside line port 1 via the telephone network, and TEL (W) connected from outside line port M via the telephone network. It can be seen that a conference call is being made with the other party to TEL (B) connected to extension port N.
[0010]
Next, a procedure for establishing a conference call by the key telephone device 110 and the CTI server 140 will be described with reference to FIGS. 10 to 11 and FIGS.
[0011]
First, the user specifies from the screen of the PC 5 the extension port 1 corresponding to TEL (A) and the TEL (Y) via the telephone network to be connected using the external port 1 and transmits the result. It is assumed that both parties are in a call according to the response of Y). In the connection state management table 141, “hold” or “held” in the connection state of FIG. 11A is a state in which “call” is replaced.
[0012]
Here, the CTI server 140 requests the key telephone device 110 to suspend the call at the extension port 1 in response to a user instruction for preparing for holding a conference using the PC 5 (procedure S101).
[0013]
In response to the request for the extension port 1 being held, the key telephone apparatus 110 sets the connection state of the external line port 1 to which the extension port 1 is connected to “suspended” so that the extension port 1 can be called to a third party. By performing (procedure S102), the CTI server 140 is notified of the call hold completion of the extension port 1 (procedure S103).
[0014]
The CTI server 140 updates the connection status of the extension port 1 to the extension port 1 to “hold” while setting the connection status of the extension port 1 to the extension port 1 to “hold” in the connection status management table 141 (procedure). S104), and requests the key telephone apparatus 110 to make a call to the TEL (W) specifying the external line port M requested by the PC 5 (procedure S105). In this step S104, the connection state management table 141 becomes the state shown in FIG.
[0015]
The key telephone device 110 that has received the call request dials the telephone number of TEL (W) through the outside line port M and calls TEL (W). The key telephone device 110 connects the external line port M to the internal line port 1 in response to the response (procedure S106) to form a communication path between TEL (W) and TEL (A), and notifies the CTI server 140 of the completion of the connection. Notification (step S107).
[0016]
The CTI server 140 that has received the notification records the external line port M and the internal port 1 in the connection destinations of the internal port 1 and the external port M in the connection state management table 141 and updates them (step S108). For the extension port 1, the external port M is recorded in the connection destination port number, and the external line port 1 is recorded as the reservation destination. By this step S108, this connection state is additionally updated in the connection state management table 141 as shown in FIG.
[0017]
Next, the CTI server 140 requests the key telephone device 110 to connect for the conference by calling the extension port 1 received from the PC 5 (step S109).
[0018]
Upon receiving the conference connection request, the key telephone apparatus 110 connects the external line port 1 on hold and the external line port M on call from the extension port 1 together with the extension port 1 to one conference block in the conference block 115 (step S110). To make the speech path mixed. That is, a three-party communication state of TEL (A), TEL (W) and TEL (Y) is formed. As a result, the key telephone apparatus 110 sets the connection destination of the extension port 1 to the outside port 1 and the outside port M, the connection destination of the outside line port 1 to the extension port 1 and the outside port M, and the connection destination of the outside port M to the extension port 1 Then, the CTI server 140 is notified of the line connection information for the external line port 1 (step S111).
[0019]
Therefore, the CTI server 140 receiving the request sets the connection destination of the extension port 1 to the external port 1 and the external port M, the connection destination of the external port 1 to the extension port 1 and the external port M, and the connection destination of the external port M to the extension. Six connection states are recorded as port 1 and external line port 1, and "hold" and "held" are updated to "call" (step S112) and managed. In this step S112, the connection state management table 141 becomes the state shown in FIG.
[0020]
Further, when the TEL (B) of the extension N participates in the conference, the procedure starts from the above-described step S101, and the connection procedure management table 141 shown in FIG.
[0021]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional telephone conversation system has the following problems.
[0022]
A first problem is that when there is a telephone terminal to be additionally participated in a conference in a telephone device, the procedure is complicated, and a situation that obstructs the flow of the conference is inevitable.
[0023]
The reason is that if there is an additional participating telephone terminal, the telephone device that is currently talking on the telephone device is put on hold, the host telephone terminal connects to the additional participating telephone terminal to make a call, then connects to the conference block and Is restarted. The period from the start of the hold to the restart is not a short time, and the interruption of the conference is inevitable.
[0024]
The second problem is that complicated connection state management for a conference call in the CTI server cannot be avoided when the number of telephone terminals participating in the conference increases.
[0025]
The reason is that, for each telephone terminal participating in the conference, the information of all conference telephone terminals other than itself is held as a connected state. That is, in the case of a conference call in which N telephone terminals participate, N (N-1) times the number of pair connection information is required, so that additional participation in the conference or withdrawal from the conference is required. When there is, the procedure becomes complicated.
[0026]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above problems and to provide a conference call system for a telephone device that can simplify a conference establishment procedure and management of a conference connection state of the telephone device.
[0027]
[Means for Solving the Problems]
A conference call method of a telephone device according to the present invention is a method of receiving conference information via an information processing device having a CTI application and connecting a plurality of telephone lines to be accommodated to one conference block. And, when recording and managing the connection state in the information processing apparatus, it is possible to simplify a conference establishment procedure of the telephone device and management of the connection state.
[0028]
Therefore, in the present invention, an extension port number of an extension port for connecting a telephone terminal that can be a conference organizer is set in the telephone device in advance for realizing a conference. When the telephone device that establishes a conference connects the extension port connected to the host telephone terminal to the conference block as the host extension port, after forming a communication path by connecting to one specified port, the remaining specified ports are the same. The present invention proposes a method for sequentially connecting interrupts to conference blocks.
[0029]
One of the features is that the information processing device records the port number given to the first connected port among the remaining designated ports as the connection port number of the extension port for connecting the organizer's telephone terminal. The point of connection is to manage the connection state by recording the extension port number assigned to the extension port to which the host telephone terminal is connected as the connection destination port number of each of the ports for connecting other than the host telephone terminal. Therefore, in the connection state management table for participation in a conference, in the case of a conference call in which N telephone terminals participate, N pairs of connection information are sufficient, and the management of the connection state can be simplified.
[0030]
In the conference call, as described above, the telephone device sequentially connects the remaining designated ports to the same conference block by interruption. As a result, a procedure for switching to and connecting to a conference block after holding the telephone line during a call as in the related art becomes unnecessary, thereby simplifying the procedure for establishing a conference of the telephone device.
[0031]
Further, in the case of a key telephone apparatus mainly performing conference calls mainly with outside lines, simultaneous calling can be performed by specifying a participation port including at least one outside line port. In this case, the information processing apparatus selects one external line port to which the extension port that can be the organizer is connected, and first makes a call to the selected external port by the internal port.
[0032]
As described above, in the above description, for convenience of controlling the telephone device, the first connection destination is the external line port, but is not limited to this.
[0033]
Further, the information processing apparatus includes an information processing terminal having at least one user interface and at least one CTI server, each of which is equipped with a CTI application, and the information processing terminal transmits a call to a plurality of telephone terminals participating in a conference. Request and interrupt request from the user, and the CTI server controls the connection of the telephone device by sending the received information and request to the telephone device by connecting to the information processing terminal via a network and receiving the response. It is characterized by.
[0034]
The telephone device may be an automatic private branch exchange device other than the key telephone device.
[0035]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The drawings are limited in space, so only the main items are described. For the implementation details, see the following description.
[0036]
FIG. 1 is a diagram showing one embodiment of the deployment device of the present invention.
[0037]
In the illustrated conference call method of the telephone device, for example, a key telephone device 10, which is a telephone device, and telephone terminals A to B (hereinafter referred to as TEL (A) to (B)) connected to extensions 2-1 to 2-N, respectively. ), TEL (Y) to (W) connected via a telephone network to external lines 3-1 to 3-M, and CTI connected to LAN (Local Area Network) 50 as an information processing device. A server 40 and a personal computer (PC) 5 are used, and the CTI server 40 and the PC 5 are equipped with a CTI application (CTI-A).
[0038]
The key telephone apparatus 10 is a telephone apparatus according to the present invention, and includes, as constituent elements, a station interface unit (hereinafter abbreviated as STN-IFU) 11 for connecting to an analog station or a digital station, and a connection to an analog or digital trunk. Trunk interface unit (hereinafter abbreviated as TRK-IFU) 12, storage device (hereinafter abbreviated as MEM) 13, central controller (hereinafter abbreviated as CPU) 14, conference block unit (hereinafter abbreviated as CON-BU) ) And a CTI server interface unit (hereinafter abbreviated as CTI-IFU) 16. These units and devices are connected to, for example, a bus, and the CPU 14 is operated by a stored program to execute, for example, a function as an automatic exchange in a company or a premises.
[0039]
Each of the STN-IFU 11, the TRK-IFU 12, and the CON-BU 15 establishes a communication path between telephone terminals via an extension line or an external line interconnected via a network (not shown) in the key telephone apparatus 10. Form.
[0040]
The STN-IFU 11 has an extension port of the key telephone device 10 (omitted in FIG. 1). A port number is assigned to the extension port. Hereinafter, an extension port having the extension port number i is abbreviated as extension port i. Each of the extension ports 1 to N connects to an extension TEL, which is an analog or digital telephone terminal, via extensions 2-1 to 2-N. In FIG. 1, TEL (A) is connected to extension port 1 via extension 2-1 and TEL (B) is connected to extension port N via extension 2-N.
[0041]
The TRK-IFU 12 has an external line port of the key telephone device 10 (omitted in FIG. 1). A port number is assigned to the external line port. Hereinafter, an external line port having the external line port number i is abbreviated as an external line port i. The external line ports 1 to M respectively connect the external lines 3-1 to 3-M. The external lines 3-1 to 3-M accommodate, for example, a subscriber line or a dedicated line of a central office exchange, and a TEL can be terminated beyond the subscriber line or the exclusive line via a network. Each of the above-mentioned accommodation lines has an analog line or a digital line. In FIG. 1, TEL (Y) is connected to external line port 1 via external line 3-1 and the telephone network, and TEL (W) is connected to external line port M via external line 3-M and the telephone network. .
[0042]
The MEM 13 stores many programs and data for exhibiting the functions of the key telephone device 10, and has a sufficient storage area necessary for operation. The MEM 13 has a conference block setting table 17 which is a feature of the present invention.
[0043]
Here, the conference block setting table 17 will be described with reference to FIG. In the drawing, the extension port i indicating the i-th port number is abbreviated as extension i, and the outside line port i is abbreviated as outside line i.
[0044]
The conference block setting table 17 determines whether or not the TEL (A) to (B) connected to the extension ports 1 to N will be the conference organizer's telephone terminal depending on whether the conference block is used or not. It is registered in advance by the user before calling for a call.
[0045]
Returning to FIG. 1 again, the description will be continued.
[0046]
The CPU 14 performs a key telephone call according to a program stored in the MEM 13 based on a command received from each of the extensions 2-1 to 2-N, the external lines 3-1 to 3-M connected to the key telephone device 10, and the CTI server 40. Perform the functions of the device 10.
[0047]
The CON-BU 15 is a conference block unit, and realizes mixed voice communication by connecting participating telephone terminals for each conference. The CTIs-IFU 16 is an interface unit with the CTI server 40, and exchanges information including commands and responses with the CTI server 40 under the control of a telephone API (Application Program Interface).
[0048]
The CTI server 40 is connected to the key telephone device 10 on the one hand and at least one PC 5 on the other hand by a LAN 50 such as Ethernet (registered trademark), and controls the key telephone device 10 based on a command received from the PC 5. We are building CTI. Also, the CTI server 40 has a connection state management table 41 for the ports participating in the telephone conference, and sets one of the conference participation extension ports as the extension port of the conference organizer, and sets the other ports participating in this conference. Is recorded only when a communication path with the host extension port is formed, and is used for conference management.
[0049]
Here, the connection state management table 41 will be described with reference to FIG. 3 and FIG. The connection status management table 41 is different from the connection status management table 141 shown in FIG. Again, in the drawings, the extension port number i indicating the i-th port number is abbreviated as extension i, and the exterior port number i is abbreviated as exterior line i.
[0050]
As shown in the figure, the connection status management table 41 indicates that the key telephone device 10 is connected to each of the port numbers corresponding to the internal and external line port numbers accommodated by the key telephone device 10 controlled by the CTI server 40. Record the port number of the first port. In other areas (not shown), predetermined connection information is recorded in areas corresponding to respective port numbers when a communication path is formed based on an outgoing request or a connection request.
[0051]
In the illustrated state, as shown in FIG. 2, "use conference block" is marked for extension port 1. Also, in FIG. 3, as the connection destination port numbers, the extension port 1 is the extension port 1, the extension port N is the extension port 1, the extension port 1 is the extension port 1, and the extension port M is the extension port 1. Is recorded as connected.
[0052]
This means that the extension 2-1 connecting the TEL (A) with the CON-BU 15 is connected to the extension host 1 via the extension port 1 because the conference host area of the extension port 1 of the port number has a mark of "use conference block". Extension port N for connecting TEL (B) via extension line 2-N to the conference block to be connected, and external line port 1 for connecting TEL (Y) via outside line 3-1 and the telephone network. It can be understood that the outside line 3-M and the outside line port M for connecting the TEL (W) via the telephone network are simultaneously connected, and that the four parties are in a conference call.
[0053]
Returning to FIG. 1 again, the description will be continued.
[0054]
As described with reference to FIG. 8, the PCs 5 are provided corresponding to a plurality of designated lines out of the TEL corresponding to the extension ports 1 to N and the external ports 1 to M, respectively. For example, as shown in FIG. 8, the corresponding TEL (A), TEL (B) and TEL (C) are displayed on the extension where the TEL is fixed, and the outside line accommodated and connected to the telephone device is displayed. Indicates external line ports 1, 2, and M. Of course, in the case where the PC is used exclusively for the individual corresponding to the extension TEL, the PC 5 may be provided corresponding to each of the extensions 2-1 to 2-N. Further, with a small-scale button telephone device, even if there are many opportunities to hold a telephone conference with an outside line, one PC can sufficiently adapt to the CTI application.
[0055]
The PC 5 and the information processing device of the CTI server 40 can employ, for example, a TAPI (Telephony Application Program Interface) developed by Intel Corporation (registered trademark) and Microsoft Corporation (registered trademark) as an API for telephone calls. Thus, the extension ports 1-N, the TELs connecting to them, and the extension ports 1-M are under the control of the telephone API.
[0056]
Next, an embodiment of a procedure for forming a conference call with two telephone terminals will be described with reference to FIG. 4 and FIGS. As described above, it is assumed that the conference host is marked in the extension port 1 in advance. In addition, since a key feature of the key telephone device is that there are many conference calls between an extension and an outside line, the description will be made on the assumption that the first communication path is formed between the extension and the outside line. Of course, in a large-scale private branch exchange (PABX), a conference call is executed only with an extension. However, as will be described later, the same function can be realized by replacing an outside line port with an extension port.
[0057]
First, on the screen of the PC 5, the user inputs a setting for calling TEL (Y) from the extension port 1 of TEL (A) via the outside line port 1. The input information is sent from the PC 5 to the CTI server 40.
[0058]
The CTI server 40 requests the key telephone apparatus 10 for the input information received from the PC 5, that is, an external line transmission request from the extension port 1 to TEL (Y) specifying the external line port 1 (step S <b> 1).
[0059]
The key telephone apparatus 10 that has received the outside line transmission request dials the TEL (Y) telephone number via the outside line port 1 to call TEL (Y), and monitors the response (step S2). On the other hand, the key telephone apparatus 10 searches the conference block setting table 17 and finds that "use conference block" is marked at the extension port 1 of the transmission source TEL (A). One conference block is reserved for TEL (A) of extension port 1.
[0060]
Further, the key telephone device 10 notifies the CTI server 40 of the completion of the capture and transmission by the extension port 1 of the external line port 1 (procedure S3). In this state, the key telephone device 10 sends a ringing tone (RBT) to the calling TEL (A), and a calling signal is sent to the calling TEL (Y).
[0061]
If the telephone network including the outside line 3-1 or TEL (Y) is busy when calling TEL (Y), the key telephone apparatus 10 notifies busy information to the CTI server 40 and the PC 5 displays "busy" on the screen. Display.
[0062]
When the CTI server 40 receives the notification of completion of capture and transmission by the extension port 1 of the extension port 1, the CTI server 40 records a mark as the conference organizer on the extension port 1 in the connection state management table 41, and connects the extension line 1 to the connection port. First, the extension port 1 is recorded. Further, the CTI server 40 notifies "calling" to the PC 5 (procedure S4) and displays the screen.
[0063]
When detecting the response of TEL (Y) (step S5), the key telephone device 10 registers TEL (A) as the conference organizer in the previously reserved conference block, and also stores the extension line 1 and the external line of the telephone line. By connecting to port 1 (procedure S6), two-party communication between TEL (A) and TEL (Y) becomes possible. The key telephone device 10 notifies the CTI server 40 of the completion of the connection between the extension port 1 and the external line port 1 based on the response of TEL (Y) (procedure S7). In this case, the communication path between TEL (A) and TEL (Y) establishes a mixed voice call via a conference block with TEL (A) as the host.
[0064]
When the CTI server 40 receives the connection completion information indicating the completion of the communication path formation between TEL (A) and TEL (Y), the CTI server 40 checks the connection status management table 41 to connect the extension port 1 of TEL (A). While recording the outside line port 1 of TEL (Y) in the destination port number area, the PC 5 is notified of "communication path formation completed" (step S8) and displayed on the screen.
[0065]
Next, an embodiment of a procedure in which a third telephone terminal additionally participates in a conference will be described with reference to FIG. 5 and FIGS.
[0066]
The user inputs, on the screen of the PC 5, a setting for calling TEL (W) via the external line port M. The input information is sent from the PC 5 to the CTI server 40 via the LAN 50.
[0067]
The CTI server 40 requests the key telephone device 10 to input information received from the PC 5, that is, an external line transmission to the TEL (W) specifying the external line port M requested (step S11). At this time, since the conference host terminal TEL (A) is busy, a call is requested from the outside line port 3-M by a system that has no caller.
[0068]
The key telephone apparatus 10, which has received the external line transmission request, dials the telephone number via the external line port M to call TEL (W), and monitors the response (step S12). On the other hand, the key telephone device 10 notifies the CTI server 40 of the completion of the capture and transmission by the system of the external line port M (step S13). In this state, the key telephone device 10 sends a call signal to the connection destination TEL (W). However, TEL (A) and TEL (Y) remain connected via the conference block, and the conference is continuing.
[0069]
When the telephone network including the outside line 3-M or the TEL (W) is busy during the call of the TEL (W), the key telephone apparatus 10 notifies the CTI server 40 of the busy information, and the PC 5 displays "busy" on the screen. Display.
[0070]
When the CTI server 40 receives the notification of completion of capture and transmission in step S13, it notifies the PC 5 of "calling" (step S14) and displays it on the screen.
[0071]
When detecting the response of TEL (W), the key telephone device 10 immediately notifies the CTI server 40 of the response (procedure S15). At this point, the communication path between the TEL (W) and the key telephone device 10 has been established.
[0072]
Upon receiving the response notification, the CTI server 40 requests the key telephone apparatus 10 to interrupt the extension port 1 of the TEL (A) by the external line port M (step S16).
[0073]
The key telephone apparatus 10 interrupt-connects the external line port M to the conference block registered by TEL (A) based on the interrupt request received (step S17). Therefore, a mixed voice call of TEL (A), TEL (Y), and TEL (W) via the conference block becomes possible, and a conference call between the three parties is established. Here, the key telephone device 10 notifies the CTI server 40 of the completion of the connection due to the interruption of the external line port M to the internal port 1 (step S18).
[0074]
When the CTI server 40 receives the information indicating that the connection of the external line port M to the extension port 1 has been completed, the CTI server 40 stores the extension port 1 in the connection destination port number area of the external line port M to which TEL (W) is connected in the connection state management table 41. While recording, the PC 5 is notified of "completion of the three-way conference call path formation" (step S19) and displayed on the screen.
[0075]
Next, referring to FIG. 6 and FIGS. 1 to 5, a description will be given of a procedure of the TEL (B) connected to the extension 2-N for additional participation in the conference, following the procedure of FIG.
[0076]
The user inputs an interrupt setting for the extension port N of the extension TEL (B) with respect to the extension port 1 of the TEL (A) on the screen of the PC5. The input information is sent from the PC 5 to the CTI server 40 via the LAN 50.
[0077]
The CTI server 40 requests the key telephone device 10 for the input information received from the PC 5, that is, the interrupt of the requested extension port N (procedure S21).
[0078]
When the extension port N is busy, the key telephone device 10 that has received the interrupt request notifies the CTI server 40 of busy information and causes the PC 5 to display "busy" on the screen.
[0079]
If the telephone is not busy, under the control of the telephone API, the extension port N of TEL (B) is interrupt-connected to the conference block registered at extension port 1 (step S22). Therefore, a mixed voice call in which TEL (B) is added to TEL (A), TEL (Y) and TEL (W) via the conference block is possible, and a conference call by four parties is established. Here, the key telephone device 10 notifies the CTI server 40 of the completion of the connection of the extension port N to the extension port 1 (procedure S23).
[0080]
Upon receiving the completion of the connection of the extension port N to the extension port 1, the CTI server 40 records the extension port 1 in the connection destination port number area of the extension port N to which TEL (B) is connected in the connection status management table 41. Meanwhile, the PC 5 is notified of "completion of the four-party conference call path formation" (step S24) and displayed on the screen.
[0081]
In the above description, there is no procedure for calling the extension N. However, as in the case of the outgoing call request for the outside line described with reference to FIG. It is also possible to insert a procedure to call and monitor the response.
[0082]
According to the above-described procedure, TEL conference participation can be sequentially added up to the line connection capacity of the conference block.
[0083]
In the above description, the external line and the internal line are distinguished from each other. However, when the external line is used, there is no difference in the handling between the external line and the internal line except for dialing the telephone number of the communication partner TEL via the external line. Accordingly, although the first party has been described as being TEL via an outside line, it may be an inside line, and the calling order is not limited. Incidentally, the first and second ports connected to the extension port of the organizer TEL are external ports and the third port is an extension port, but the connection order is the response order, and the distinction between the outside line and the extension is made. There is no. Further, the interruption operation of the outside line or the inside line is the same procedure as described with reference to the above-mentioned drawings.
[0084]
Next, the paging according to the present invention will be described.
[0085]
When the user designates one of the organizer extensions and a plurality of participating outside lines to make a simultaneous call, the CTI server processes a single external line to which the organizer extension is connected, for example, an outside line X, as a flow. Select to make a call to the outside line X by the organizer extension. With respect to other participating outside lines, the outside line is transmitted by the system from the key telephone device without specifying the caller as described above. Since extensions other than the organizer's extension participate in the conference, if they are included in the general call as a participating extension, they will be transmitted after the outside line is transmitted.
[0086]
Here, the detection of the response of the other party is based not on the actual response of the other party but on the timeout of the timer set at the time of calling. Therefore, the outside line X is answered first, and then the host extension enters a state of talking with the outside line X, and thereafter, the other outside lines, and then the inside lines answer. In accordance with the order of the responses, the connection to the conference block is made and this connection is notified to the CTI server, and the CTI server sequentially updates the connection state management table.
[0087]
In the present embodiment, the connection of the conference call by calling the outside line is first completed. However, as described above, since the inside line can perform the same connection procedure as that of the outside line, the connection state from the two-way call of the inside line is reduced. It is also possible to easily shift to a conference call of three or more parties.
[0088]
In the above description, whether or not to use a block is set in advance in the conference block setting table of the key telephone device. That is, it is desirable that the organizer TEL be set in advance before transmitting a conference call from an extension as described above in controlling the key telephone device.
[0089]
When a TEL other than the organizer TEL leaves the conference during the conference, the key telephone device that detects the end of the TEL by the on-hook of the TEL or the disconnection signal on the line transmits the port number information related to the TEL to the CTI server. To update the connection information management table and display the screen on the PC. The CTI server deletes the record in the record renewable area with the port number of the end TEL. However, when the port number to which the call termination TEL is connected is recorded as the connection destination port number of the conference host port number, one of the remaining port numbers in the conference is selected and this port number is set to the conference number. Change by recording the host port number in the connection destination port number.
[0090]
When the host TEL leaves the conference, the key telephone device that detects the end of the host TEL by the on-hook of the host TEL or the disconnection signal on the line notifies the CTI server of the end of the host TEL. In addition, the key telephone device selects one of the remaining extensions TEL participating in the conference as the new host TEL, and reconnects information of the other host TEL participating in the conference and the new host TEL to the CTI server by the port number. Notify The CTI server moves the record of the closed conference host port number to the record updateable area of the new conference host port number in the connection state management table, and the closed port number recorded in the connection destination port number. Is changed to the new conference organizer's port number.
[0091]
For example, in the example of FIG. 3, when the port number extension N is notified as the new conference host port number, the record of the conference host's mark and the outside line 1 in the connection destination port number area are deleted at the port number extension 1. These erased records are moved to the record updateable area at the port number extension N as it is. That is, in the area of the port number extension N, a mark is recorded in the conference organizer area, and the extension 1 of the connection destination port number area is updated and recorded as the outside line 1, and the remaining extension is recorded in the connection destination port number area. All 1's are updated to extension N.
[0092]
In the above description, both the extension and the outside line are described based on the port number because of the control of the telephone API. However, the correspondence between the port number and the telephone number is fixed during a call, so the connection destination is the telephone terminal. Or you may manage as a connection state based on a telephone number.
[0093]
In the above description, the method has been described in which the telephone device is a key telephone device and the main participant of the conference for the host extension is an outside line. However, since the present invention can be applied even if an external line is replaced with an internal line, the present invention is also applicable to other telephone devices, for example, a private branch exchange (PABX) in which conference calls are often made only between internal lines.
[0094]
In the above description, reference is made to the illustrated functional blocks and procedures, but changes such as allocation or separation of procedures by separation / merging of functions are free as long as the above functions are satisfied, and the above description limits the present invention. However, the present invention is applicable to all telephone devices constituting the telephone exchange system.
[0095]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to simplify the procedure for establishing a conference of the telephone device and to avoid interruption of the conference. That is, in the case of holding a telephone conference, a telephone terminal participating in the conference is called and connected in advance under the condition "use conference block", and even when an additional conference is to be performed, an interrupt connection to the conference block is executed. It is not necessary to hold the call path during the conference in the procedure in which additional telephone terminals participate.
[0096]
Further, according to the present invention, it is possible to simplify the management of the connection state of the telephone device. That is, in the connection state management table of the CTI server, even if the line connected to the telephone device is in a mixed voice state due to a conference call, the connection state of the extension and the outside line is set to one port number corresponding to one port number. This is because only the information is recorded. Specifically, in a conference call, set the telephone terminal of the conference host, and record the port number of the conference host in the connection status management table as the connection destination port of each port connected to all telephone terminals other than the host. As the port number of the conference host, one port number for connecting to a telephone terminal other than the conference host is selected and recorded. Therefore, when N telephone terminals make a conference call, it is only necessary to manage N pairs corresponding to the N port numbers and the telephone terminal to be the organizer.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing one embodiment of a functional block according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an embodiment of the contents of a conference block setting table of FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram showing an embodiment of the contents of the connection state management table of FIG. 1;
FIG. 4 is a sequence chart showing an embodiment of a procedure for establishing a two-party call according to FIG. 1;
FIG. 5 is a sequence chart showing an embodiment of a procedure for establishing a three-party call in addition to FIG. 4;
FIG. 6 is a sequence chart showing an embodiment of a procedure for establishing a four-party call in addition to FIG. 5;
FIG. 7 is a functional block diagram showing an example of the related art.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a PC operation screen when making a telephone call.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of contents of a connection state management table in FIG. 7;
FIG. 10 is a sequence chart showing an example of a procedure for establishing a three-party call from a two-party call in FIG.
11 is a diagram showing the transition of the contents of the connection state management table shown in FIG. 9 in the procedure of FIG.
[Explanation of symbols]
2-1、2-N extension
3-1、3-M outside line
5 PC (personal computer)
10 button telephone device
11 STN-IFU (station interface unit)
12 TRK-IFU (Trunk interface unit)
13 MEM (storage device)
14 CPU (central control unit)
15 CON-BU (Conference block unit)
16 CTIS-IFU (CTI server interface unit)
17 Conference block setting table
40 CTI server
41 Connection status management table
50 LAN

Claims

複数の電話回線を収容し接続するためのポートを持ち、その複数のポートを一つの会議ブロックに接続して混声することにより、複数回線による会議通話を実行する電話装置が、ＣＴＩ（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｔｅｌｅｐｈｏｎｙ　Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ　Ｓｙｓｔｅｍ）アプリケーションを搭載する情報処理装置を介して受信する会議開催の情報により指定されたポートを一つの会議ブロックに接続して前記ポートに通話路を接続する電話端末相互間の会議通話を実現すると共に、その接続状態を前記情報処理装置に記録し管理する方法であって、
会議実現に対して、会議主催者となり得る電話端末を接続する内線ポートの内線ポート番号が前記電話装置に予め設定され、
前記電話装置により、主催者となり得る前記内線ポートに接続される電話端末が会議通話として一つの指定ポートを一つの会議ブロックに接続して相互通話を実現した際に、前記情報処理装置は、当該内線ポートを前記会議の主催者内線ポートとして記憶し、
前記情報処理装置では、前記主催者内線ポートの接続先に前記指定ポートの指定ポート番号を、前記指定ポートの接続先に前記主催者内線ポートの主催者内線ポート番号をそれぞれ記録し、かつ
前記情報処理装置では、前記会議ブロックに接続される残りの指定ポートの接続先には前記主催者内線ポート番号を記録して接続状態を管理する
ことを特徴とする電話装置の会議通話方法。A telephone device having a port for accommodating and connecting a plurality of telephone lines, and connecting the plurality of ports to a single conference block to perform a mixed-talk, a CTI (Computer Telephony Integration) telephone line. (System) A port specified by conference information received via an information processing apparatus equipped with an application is connected to one conference block to realize a conference call between telephone terminals connecting a communication path to the port. A method for recording and managing the connection state in the information processing device,
For realization of the conference, an extension port number of an extension port for connecting a telephone terminal that can be a conference organizer is preset in the telephone device,
By the telephone device, when a telephone terminal connected to the extension port which can be an organizer connects one designated port to one conference block as a conference call to realize a mutual call, the information processing device is Storing the extension port as the organizer extension port of the meeting;
In the information processing device, a designated port number of the designated port is connected to a connection destination of the host extension port, and a host extension port number of the host extension port is recorded in a connection destination of the designated port, and the information The conference call method for a telephone device, wherein the processing device manages the connection state by recording the host extension port number in the connection destination of the remaining designated port connected to the conference block.

請求項１において、前記電話装置は、残りの指定ポートを前記主催者内線ポートへ割り込ませることを要求する通話割込み情報を前記情報処理装置から受信した際、主催者内線ポートが接続中の同一会議ブロックに当該指定ポートを応答の順序に従って順次割込み接続することを特徴とする電話装置の会議通話方法。2. The same conference according to claim 1, wherein, when the telephone device receives, from the information processing device, call interruption information requesting that a remaining designated port be interrupted by the host extension port, the host extension port is connected. A conference call method for a telephone device, wherein the designated ports are sequentially interrupt-connected to blocks in accordance with the order of responses.

請求項１において、主催者となり得る前記内線ポートに接続される電話端末が会議通話として一つの会議ブロックに接続して相互通話を実現するため最初に指定する一つの指定ポートは外線ポートであることを特徴とする電話装置の会議通話方法。2. The designated port specified in claim 1, wherein a telephone terminal connected to the extension port, which can be an organizer, is connected to one conference block as a conference call and one of the first designated ports is designated as an external line port for realizing an intercommunication. A conference call method for a telephone device.

請求項１において、前記情報処理装置は、少なくとも一つの外線ポートを含む参加ポートを指定して一斉呼び出しをする場合、主催者となり得る前記内線ポートの接続先となる一つの外線ポートを選択して、当該内線ポートによる選択された外線ポートへの発信を最初に行うことを特徴とする電話装置の会議通話方法。2. The information processing apparatus according to claim 1, wherein the information processing apparatus selects one external port that is a connection destination of the internal port that can be an organizer when the simultaneous call is performed by specifying a participation port including at least one external port. A telephone call to the selected external line port by the internal line port first.

請求項１において、前記情報処理装置が、それぞれがＣＴＩアプリケーションを搭載する、少なくとも一つのユーザインターフェースを有する情報処理端末と少なくとも一つのＣＴＩサーバとを備え、
前記情報処理端末は会議に参加する複数の電話端末への発信要求、及び割込み要求などをユーザから受け、かつ、
前記ＣＴＩサーバは当該情報処理端末とネットワーク接続して受けた情報及び要求を前記電話装置に送ってその応答を受ることにより当該電話装置の接続を制御することを特徴とする電話装置の会議通話方法。2. The information processing apparatus according to claim 1, wherein the information processing apparatus includes an information processing terminal having at least one user interface and at least one CTI server, each of which includes a CTI application,
The information processing terminal receives a call request to a plurality of telephone terminals participating in the conference, an interrupt request, and the like from a user, and
Wherein the CTI server controls the connection of the telephone device by transmitting information and a request received by network connection with the information processing terminal to the telephone device and receiving a response to the information and the request; Method.

請求項１において、前記電話装置は、ボタン電話装置及び構内自動交換装置のうちの一方であることを特徴とする電話装置の会議通話方法。2. The conference call method for a telephone device according to claim 1, wherein the telephone device is one of a key telephone device and a private branch exchange.