JP2004021845A - 知的財産を使用する事業情報の検索システム - Google Patents

知的財産を使用する事業情報の検索システム Download PDF

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Ritsuo Naito
内藤 律夫
Kazuo Yoshigi
吉儀 和夫
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Abstract

【課題】特別な専門知識を多く持たないユーザが、活用可能な事業をランダムに検索して、検索結果に基づき検討を容易に行うことができる知的財産を使用する事業情報の検索システムを提供することを課題としている。
【解決手段】センタ施設1側のサーバ2が、利用者3又は提供者4又は関与者6のクライアント端末7からの検索要求に対して応答し、サーバ2内のリレーショナルデータベースシステム17が、利用者3又は提供者4又は関与者6側から送信される所定の検索条件に基づき、事業要件が必ず対応している事業計画データテーブル16から事業情報を抽出し、クライアント端末7に事業要件及び各事業要件に対応する関与者を対応させて表示させる。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、特許等の知的財産を使用する事業の情報をデータベース化して蓄積し、上記事業情報を検索することができる知的財産を使用する事業情報の検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来未利用特許の流通や活用のために、特許等の知的財産情報を予めデータベースに登録し、該データベースを管理する事業化促進機関が、知的財産の譲渡者と、知的財産の譲受者と、資金や人材等の提供者を会員として登録し、各会員に知的財産情報のデータベースから必要とする特許等を検索させるシステムが公知となっている。
【0003】
上記システムにより新規事業を計画している会員等が、当該新規事業化に必要と考えられる知的財産等を収集し、事業化促進機関を介して、当該知的財産の譲渡者と面会等を行い、この知的財産を活用した事業等の促進を行うことが可能となる。しかし例えば新規事業を計画している会員側に多くの情報が無く、新規事業を立ち上げる場合の要件に当てはまるアドバイザや専門家の検索は、当該新規事業に必要な要件等を把握している必要があり、このためこの情報が少ないと上記アドバイザや専門家等を容易に検索することはできない。
【0004】
すなわち上記システムを使用するためには、ある程度の専門知識が必要となり、専門知識を多く持たないユーザが、活用可能な事業をランダムに検索して、検索結果に基づき検討を行うことが難しいという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の知的財産を使用する事業情報の検索システムは、知的財産情報又は知的財産情報を利用する事業情報を利用する利用者3側に設けられるクライアント端末7と、知的財産情報又は上記事業情報の提供者4側に設けられるクライアント端末7と、上記事業を行う際に必要となる事業要件に関与可能な関与者6側に設けられるクライアント端末7と、利用者3又は提供者4又は関与者6に所定の事業情報を提供するセンタ施設1側に設けられるサーバ2とを備え、サーバ2とクライアント端末7とを所定のデータ通信回線8を介して通信せしめてなるシステムであり、サーバ2側に、利用者3の情報を蓄積する利用者データテーブル11と、提供者4の情報を蓄積する提供者データテーブル12と、関与者6の情報を蓄積する関与者データテーブル13と、上記事業情報を蓄積する事業計画データテーブル16と、知的財産情報を蓄積する物件データテーブル14とを備えたリレーショナルデータベースシステム17を設け、上記事業計画データテーブル16の各事業情報には、上記事業要件が情報として含まれ、上記リレーショナルデータベースシステム17が、各データテーブルを関連付けるとともに、上記事業要件と関与者6とを関連付けしており、少なくとも利用者3又は提供者4又は関与者6側から送信される所定の検索条件に基づき事業計画データテーブル16から事業情報を抽出するように構成されており、サーバ2が上記抽出された事業情報をクライアント端末7側に送信し、所定の表示形式でクライアント端末7側に表示せしめるように構成されたことを第1の特徴としている。
【0006】
第2に利用者データテーブル11及び提供者データテーブル12及び関与者データテーブル13に、専門分野と活動地点の基準となる地理条件の入力フィールドが設けられていることを特徴としている。
【0007】
第3に検索条件の初期設定として、上記専門分野と地理条件が設定される請求項2の知的財産を使用することを特徴としている。
【0008】
第4に事業計画データテーブル16に事業計画のカテゴリーである事業分類のフィールドを設け、該フィールドと専門分野とを関連付けすることを特徴としている。
【0009】
第5に関与者データテーブル13に関与者のカテゴリーである関与者分類のフィールドを設け、該フィールドと事業化要件とを関連付けすることを特徴としている。
【0010】
第6にリレーショナルデータベースシステム17が、検索履歴を保存するとともに、該検索履歴の検索が可能に構成されたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本検索システムの概要を示すブロック図である。センタ施設1のサーバ2内には、特許等の知的財産(以下物件と称する)が物件データテーブルとして、該物件データテーブル内の所定の知的財産を利用する事業計画等が事業計画データテーブルとしてそれぞれデータベース化され保存されている。また上記データテーブル内の物件や事業計画を利用する利用者3、上記物件や事業計画の提供者4、事業化に必要な事業要件に対して関与することができる関与者6がそれぞれ、利用者データテーブル,提供者データテーブル,関与者データテーブルとしてデータベース化され保存されている。
【0012】
そして利用者3,提供者4,関与者6側には、センタ施設1のサーバ2に対してデータ通信が可能となるクライアント端末7が配置されており、該クライアント端末7とサーバ2とをインターネット8を介して通信させることにより、利用者3,提供者4,関与者6がサーバ2内の各データテーブルから必要な情報を検索して抽出し、検索結果をクライアント端末7に表示させることができるシステムとなっている。
【0013】
上記サーバ2は図2に示されるように、通信用のウェブサーバ9と、上記各データテーブル(利用者データテーブル11,提供者データテーブル12,関与者データテーブル13,物件データテーブル14,事業計画データテーブル16)を備えたリレーショナルデータベースシステム17,表示データ作成部18とを備えている。
【0014】
そしてクライアント端末7側から送信される検索条件に基づきリレーショナルデータベースシステム17内の検索手段19が各データテーブルから検索条件に一致するテーブルを抽出して、表示データ作成部18に送り、表示データ作成部18が検索結果を予め設定されるレイアウトでクライアント端末7に表示させる検索結果画面のデータを作成して、ウェブサーバ9を介してクライアント端末7側に送信する構造となっている。
【0015】
これによりクライアント端末7には、所定のレイアウトで検索結果が表示され、利用者3又は提供者4又は関与者6は検索結果を容易に視認することができる。このときクライアント端末は図3に示されるように、サーバ2のウェブサーバ9との通信が可能なウェブブラウザ21とディスプレイ22を備えた一般的なパーソナルコンピュータからなり、上記ウェブサーバ9とインターネット8を介した通信が可能なハードウェア及びソフトウェアを備えたものとなっている。
【0016】
一方サーバ2には認証システム23が備えられており、クライアント端末7に検索画面データを送信する前に、アクセスのあったクライアント端末7に図4に示されるようなログイン画面24(ログイン画面のデータ)を送信するように設定されている。
【0017】
このためクライアント端末7において、上記ログイン画面24のIDの入力ボックス26に各利用者3又は各提供者4又は各関与者6に予め割り当てられたIDを、パスワードの入力ボックス27に予め設定されたパスワードを入力し、この認証データをサーバ2に送信することによって、クライアント端末7には図5に示されるような検索画面28が表示され、認証が認められた利用者3又は提供者4又は関与者6は、本システムを使用(検索)することが可能となる。
【0018】
なおサーバ2は、クライアント端末7からのアクセス要求に対して、まず表示データ作成部18がログイン画面28をクライアント端末7に表示させるためのログイン画面データを作成してウェブサーバ9を介してクライアント端末7側に送信し、クライアント端末7からのログインデータ(IDとパスワード)をウェブサーバ9が受信すると、認証システム19がサーバ内2の各利用者3又は各提供者4又は各関与者6の個人データ(サーバ2内のOSに依存するユーザのデータや、リレーショナルデータベースシステム17内のデータテーブル)を参照して、IDとパスワードの一致によってログインを許可して、検索画面データの送信の許可を行う。
【0019】
次に各データテーブルの構成について説明する。利用者データテーブル11は、図6に示されるように、利用者3のID,専門分野,利用者3の地理条件(活動本拠地等の住所の地域),氏名,電子メールアドレス,自己資金,所有設備の各フィールドを備えている。
【0020】
提供者データテーブル12は、図7に示されるように、提供者4のID,専門分野,提供者4の地理条件(活動本拠地等の住所の地域),氏名,電子メールアドレスの各フィールドを備え、専門分野及び地理条件は利用者データテーブルと統一が図られている。
【0021】
物件データテーブル13は、図8に示されるように、物件のID,当該物件を提供している提供者4のID,物件分類,物件内容の各フィールドを備え、提供者4のIDは提供者データテーブル12のIDと一致している。また物件分類は前述の専門分野に関連付け(リンク)されている。
【0022】
事業計画データテーブル14は、図9に示されるように、事業計画のID,当該事業に使用する物件のID,事業分類,当該事業を事業化するために必要な要件を記載した事業化要件の各フィールドを備え、物件のIDは物件データテーブル13のIDと一致しており、事業分類は利用者データテーブル11及び提供者データテーブル12の専門分野にリンクされている。
【0023】
関与者データテーブルは16、図10に示されるように、関与者6のID,関与者分類,専門分野,関与者6の地理条件(活動本拠地等の住所の地域),氏名,住所,電話番号,電子メールアドレス,可能なサービスの内容の各フィールドを備え、専門分野及び地理条件は利用者データテーブル11及び提供者データテーブル12の専門分野及び地理条件との統一が図られている。また関与者分類は事業化要件の少なくとも1つにリンクされている。
【0024】
なお上記物件分類又は事業分類の専門分野とのリンクとは、換言すれば物件分類又は事業分類の大分類(カテゴリ)を専門分野に存在させるという意味であり、リレーショナルデータベースシステム17は、図11に示されるような専門分野と物件分類と事業分類の対照を記載した専門分野対照テーブル29を備え、例えば物件分類の「樹脂合成」や「ゴム溶液の処理」、事業分類の「化学」や「ゴム製品製造」は専門分野の「理学・高分子」のカテゴリに分類され、物件分類の「補強要素」、事業分類の「道路舗装」は専門分野の「土木建築」のカテゴリに分類されている。このとき物件分類として国際特許分類を使用することもできる。
【0025】
一方関与者分類と事業化要件とのリンクとは、換言すれば事業化要件の大分類(カテゴリ)を専門分野に存在させるという意味であり、リレーショナルデータベースシステム17は、図12に示されるような事業化要件と関与者分類との対照を記載した関与者対照テーブル31を備え、例えば関与者分類の「経営コンサルタント」や「技術コンサルタント」が事業化要件の「事業計画立案」のカテゴリーに分類され、関与者分類の「弁理士」,「弁護士」,「行政書士」が事業化要件の「知財・法務」のカテゴリーに分類されている。
【0026】
各リレーショナルデータベースシステム17の各データテーブルは上記のように構成されており、すなわち図13に示されるように、事業計画テーブル16と物件データテーブル14とが物件IDをキーとしてリンクされているとともに、物件データテーブル14と提供者データテーブル12とが提供者IDをキーとしてリンクされ、さらに物件データテーブル16と関与者データテーブル13とが関与者対照テーブル31を介して事業化要件と関与者分類とによってリンクされている。また利用者データテーブル11と提供者データテーブル12と関与者データテーブル13とは、専門分野及び地理条件をキーとしてリンクせしめられている。
【0027】
次に前述の検索手段の構成について説明する。本実施形態において検索手段はリレーショナルデータベースシステム17の検索機能を使用するものであり、利用者データテーブル11,提供者データテーブル12,関与者データテーブル13,物件データテーブル14,事業計画データテーブル16からテーブルを検索して抽出する機能を備えている。
【0028】
そして本実施形態においては、検索可能なデータテーブルとして、対照テーブル29,31を除くすべてのデータテーブル、検索の対象フィールドとして、専門分野,物件分類,事業分類,地理条件が設定されている。
【0029】
これにより図5に示される検索画面28には、検索対象とするデータテーブルを指定する検索対象入力ボックス32,検索対象とする事業分類を指定する事業分類入力ボックス33,検索対象とする物件分類を指定する物件分類入力ボックス34、検索条件をその他限定する事項を入力するためのオプション入力ボックス36が表示されるように構成されている。
【0030】
ただし検索を行う場合、すなわち検索画面28を表示させるためには、前述のようにログインする必要があり、ログインした利用者3又は提供者4又は関与者6の個人データは、利用者データテーブル11又は提供者データテーブル12又は関与者データテーブル13により明らかであるため、専門分野と地理条件の検索条件は、ログインした利用者3又は提供者4又は関与者6の専門分野と地理条件がデフォルトとして与えられるように設定されている。なおオプション入力ボックス36への入力により、上記専門分野又は地理条件のデフォルト条件をキャンセルすることは可能である。
【0031】
これにより検索手段19は、クライアント端末7側から検索画面28を介して送信される検索条件に基づき、検索条件に一致したレコード(テーブル)を抽出し、表示データ作成部18に送り、表示データ作成部18が検索結果を所定の表示形式でクライアント端末7に表示させる結果表示データを作成して、ウェブサーバ9を介してクライアント端末7に送信し、この結果検索結果がクライアント端末7に所定のレイアウトで表示される。
【0032】
なお検索対象フィールドを全フィールドとし、各フィールドのデータが通常テキストデータであることを利用して、全文検索システム等をサーバ2側に導入して使用するにより、各入力ボックスに、テキストによって検索条件を入力し、検索条件に一致するレコードを抽出可能とすることもできる。ただし所定のフィールドに対して予め決まった用語を使用する場合に比較して検索の精度が低下するため、必ずしも希望する情報をすべて抽出することはできないが、検索の絞込みの対象とすることは可能となる。
【0033】
また上記実施形態においては、各事業計画に専用に事業化要件が設定され、すなわち各事業計画データテーブル16には事業化要件が必須で記載されているが、事業化要件のデータテーブルを事業計画データテーブル16から分離し、事業化要件のデータテーブル(事業化要件データテーブル)に、汎用的な事業化要件を備えさせ、所定の関数により、所定の事業計画に必要な事業要件を事業化要件データテーブルから引き出し、引き出された事業化要件を並べ、当該事業計画に必要な事業化要件を新規に作成するようにしても良い。
【0034】
ただしいずれの場合も各事業化計画は必ず事業化要件の情報を持ち、これにより事業化計画の検索を行うと、必ず検索された事業計画に対して事業化要件を表示させることができる。
【0035】
次に検索の例を、利用者ID=N001,専門分野=土木建築,地理条件=さいたま市という利用者3が自身の専門分野と地理条件を生かした新規事業を検索する場合を例に説明する。
【0036】
N001がログインすると、図14に示されるように、利用者データテーブル11からN001の個人情報が抽出され、抽出されたN001の個人情報の専門分野の土木建築のカテゴリにある事業分類を事業計画データテーブル16から検索し、事業計画ID=B002を抽出する。そしてB002の物件IDから物件データテーブル14を検索し、物件ID=P001の物件を抽出する。
【0037】
さらにP001の提供者IDから提供者データテーブル14を検索し、提供者ID=S001の提供者4を抽出し、S001の専門分野と、N001の地理条件と、B002の事業化要件とから関与者データテーブル13を抽出し、例えば事業化要件2=特許法務の確認の関与者として、関与者ID=M003の関与者6を抽出する。
【0038】
これにより図15に示されるように検索画面28の検索対象入力ボックス32に事業計画と入力して、サーバ2側に送信することにより、クライアント端末7には、検索された事業計画が事業計画一覧画面37に一覧形式で表示される。そして事業計画一覧画面37に表示された事業計画をクライアント端末7側において選択すると、選択された情報がサーバ2側に送信され、B002の事業計画テーブルの情報が、図16に示される詳細表示画面38に表示される。
【0039】
このとき詳細表示画面38には、事業化要件を順に並べた事業化フローが表示されるとともに、各事業化要件に対する関与者の関与者分類が表示される。そして詳細表示画面38に表示された関与者分類をクライアント端末7側において選択すると、選択された情報がサーバ2側に送信され、例えば関与者分類の「弁理士」を選択すると、M003のテーブルの情報が、図17に示される関与者表示画面39に表示される。
【0040】
また詳細表示画面38に表示される関連物件の照会ボタン41を選択して実行することによって、選択実行の情報がサーバ2側に送信され、P001のテーブルの情報とS001のテーブルの情報とが、クライアント端末7側に表示される。
【0041】
クライアント端末7からの検索とクライアント端末7における検索結果の表示は以上のように行われる。なお上記例は事業計画を表示させる例であるが、前述のように各データテーブルがリンクしているため、いずれのテーブルから検索結果を引き出すことができ、特定の利用者3や、提供者4、関与者6、物件等を検索して表示させ、検索結果から更に検索等を行うこともできる。そして利用者データテーブル11及び提供者データテーブル12及び関与者データテーブル13には、専門分野と地理条件とが必ず入力されているため、専門分野と地理条件を検索のデフォルト条件(初期条件)とすることができる。
【0042】
一方本リレーショナルデータベースシステム17は、上記のような利用者からの照会(検索)の履歴を保存する履歴作成機能を備えており、図18に示されるように、日付とナンバー,利用者ID,該利用者IDの利用者3が詳細表示画面38に表示させた事業計画の事業計画ID,当該事業計画に対応する物件の物件IDをフィールドに持つ履歴データテーブル42を逐次更新して作成する。
【0043】
そして上記履歴データテーブル42によって履歴情報の検索が可能となっている。例えば関与者ID=M003,関与者分類=弁理士,専門分野=化学・高分子,地理条件=東京都千代田区という関与者6が、検索履歴を検索する場合を例に説明する。
【0044】
M003がログインすると、図19に示されるように、関与者データテーブル13からM003の個人情報が抽出され、抽出されたM003の個人情報の専門分野の化学・高分子のカテゴリにある物件分類を持つ物件を物件データテーブル14から検索し、物件ID=P001を抽出する。そしてP001の物件IDから事業化データテーブル16を検索し、P001を使用した事業計画(例えば事業計画ID=B002)を抽出する。
【0045】
そして事業計画ID(例えばB002)をキーにして検索履歴データテーブル42から、上記事業計画ID(B002)の事業計画の照会回数を抽出し、事業分類毎に照会回数を積算する。なお検索履歴データテーブル42の検索キーを物件IDとすることもでき、前述のオプション入力ボックス36への入力により、いずれか一方を選択するようにしてもよい。
【0046】
これにより図20に示されるように検索画面28の検索対象入力ボックス32に検索履歴と入力して、サーバ2側に送信することにより、クライアント端末7には、検索履歴が、照会件数を縦軸に、事業分類を横軸に持つ棒グラフ等のグラフィカルな履歴表示画面43に表示され、関与者6(M003)の専門分野(化学・高分子)に対する照会の多い事業分類を確認することが可能となる。
【0047】
物件や事業計画等を以上のように検索することができるため、専門分野を生かした新規事業を利用者3が検索すると、検索条件に一致した事業計画を抽出することができ、このとき抽出された事業計画に対して、必要な事業要件と各事業要件に必要な関与者6が表示される。また抽出された事業計画に関する知的財産情報も容易に表示させることができる。これにより利用者3はこの事業計画に対して必要な特許関係事項や、資金調達事項等の事業化要件を確認することができる他、各事業化要件に関わることができる関与者6を選ぶことも容易となる。
【0048】
また提供者4が、本システムに提供している物件を利用した新規事業を検索する場合も、上記同様条件に一致した事業計画が抽出されるとともに、この抽出された事業計画に対して、必要な事業要件が表示されるため、提供者4がこの事業に対して必要な特許関係事項や、資金調達事項等の事業化要件を確認することができる他、各事業化要件に関わることができる関与者6を選ぶことも容易となる。
【0049】
あるいは関与者6が、専門分野を生かした関与ができる新規事業を検索すると、この場合も上記同様条件に一致した事業計画が抽出されるため、検索された事業計画の提供者4に、関与者自身のコマーシャルや、新規アイデア等を提供することも容易となる。
【0050】
また関与者6の場合、特に前述のように検索履歴の照会を行うことによって、関与者6自身の専門分野に対して、照会の多い業種等を容易に確認することができ、所定の専門分野の利用者3や提供者4等に、関与者6自身のコマーシャル等を容易に行うこともできる。
【0051】
なおセンタ施設1側において、関与者6等からの依頼に基づき、利用者3,提供者4等への上記コマーシャルの電子メールの送信やクライアント端末7へのコマーシャルの掲示等を行うことができるように、サーバ2側に電子掲示システムや電子メールシステム等を設けても良い。
【0052】
また関与者表示画面39から、図21に示されるような質問送信画面44を表示せしめ、該質問送信画面44に質問等の記入及び質問事項の回答を記入することができるように構成してもよい。このとき質問送信画面44には、利用者3又は関与者4又は提供者6の紹介(利用者データテーブル11又は関与者データテーブル12又は提供者データテーブル13からの情報を使用する)を表示する紹介表示ボックス48と、質問の入力又は表示を行う質問ボックス45と、回答の入力又は表示を行う回答ボックス47を備えている。
【0053】
このとき上記各ボックスの機能は、ログインが利用者3,提供者4,関与者6のいずれであるかをサーバ2側が判断して自動的に切換える。なおこの場合質問送信画面44上でのテキストのやりとりとなるため、サーバ2側にメールサーバを設け、質問が記入された時点で関与者6に質問があった旨の電子メールを、回答が記入された時点で利用者3等の質問者に回答があった旨の電子メールを送信するように構成することが望ましい。そしてリレーショナルデータベースシステム17において、図22に示す履歴テーブルを作成させ、質問及び回答の履歴を残すように設定してもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構造によると、利用者又は提供者又は関与者が、自身の専門分野、或いは提供している知的財産情報に関する事業計画を容易に検索できるという効果の他、検索された事業計画には必ず事業化要件が対応せしめられているため、当該事業化要件を検索者側に表示することにより、検索者は当該事業計画に対する要件を容易に把握することができる。
【0055】
これにより検索者が事業化等に対して特別な専門知識等を持たない場合であっても事業化に必要な事項(要件)を確認することができ、特に各事業化要件に対する関与者及び知的財産等の物件の情報を容易に検索することができる。
【0056】
なお予め利用者データテーブル及び提供者データテーブル及び関与者データテーブルに専門分野と地理条件とを入力しておくことによって、検索条件の初期設定として専門分野と地理条件を設定することができ、これにより検索者の専門分野に応じた事業計画を容易に検索することができる他、関与者を予め検索者の地理条件に合った(例えば活動地域内)者に限定することができる。
【0057】
このときサーバ側に認証システムを設け、検索画面の送信前に認証を行うように構成することによって、セキュリティーが保護される他、認証時点で検索者の個人情報をデータテーブルから引き出し、上記検索条件の初期条件に設定することができ、これにより検索時に、地理条件や専門分野を入力する必要をなくすこともできる。
【0058】
また事業計画データテーブルに事業のカテゴリーとして事業分類のフィールドを設け、該フィールドと専門分野とを関連付けする専門分野対照テーブルを設けることにより、検索者の専門分野に対応する事業計画を円滑且つスピーディーに検索することが可能となり、事業計画を順次追加する際の利用者データテーブル又は提供者データテーブル又は関与者データテーブルとの関連付けを専門分野対照テーブルにより間接的に行うことができ、関連付けを円滑且つ簡単に行うことができる。
【0059】
そして関与者データテーブルに関与者のカテゴリーとして関与者分類のフィールドを設け、該フィールドと事業化要件とを関連付けする関与者対照テーブルを設ける場合も、事業計画の事業化要件に対応する関与者を円滑且つスピーディーに検索することが可能となり、また事業計画データテーブル(事業化要件)と関与者データテーブルとの関連付けを関与者対照テーブルにより間接的に行うことができ、関連付けを円滑且つ簡単に行うことができる。
【0060】
さらに検索履歴を保存し、該検索履歴の検索を行うことができるように構成することにより、検索者の専門分野等に応じた事業計画の照会件数等を確認することができ、関与者や提供者が利用者等に自身の宣伝等を照会件数の多い業界等に効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本検索システムの概要を示すブロック図である。
【図2】サーバのブロック図である。
【図3】クライアント端末のブロック図である。
【図4】ログイン画面の表示状態を示す図である。
【図5】検索画面の表示状態を示す図である。
【図6】利用者データテーブルの構成を示す図である。
【図7】提供者データテーブルの構成を示す図である。
【図8】物件データテーブルの構成を示す図である。
【図9】事業計画データテーブルの構成を示す図である。
【図10】関与者データテーブルの構成を示す図である。
【図11】専門分野対照テーブルの構成を示す図である。
【図12】関与者対照テーブルの構成を示す図である。
【図13】各データテーブルの連携を示す概要図である。
【図14】検索経過を示す概念図である。
【図15】検索画面から事業計画一覧画面への移行状態を示す図である。
【図16】詳細表示画面の表示状態を示す図である。
【図17】関与者表示画面の表示状態を示す図である。
【図18】履歴データテーブルの構成を示す図である。
【図19】履歴情報の検索経過を示す概念図である。
【図20】検索画面から履歴表示画面への移行状態を示す図である。
【図21】質問送信画面の表示状態を示す図である。
【図22】履歴テーブルの構成を示す図である。
【符号の説明】
1   センタ施設
2   サーバ
3   利用者
4   提供者
6   関与者
7   クライアント端末
8   インターネット(データ通信回線)
11  利用者データテーブル
12  提供者データテーブル
13  関与者データテーブル
16  事業計画データテーブル
17  リレーショナルデータベースシステム

Claims (6)

  1. 知的財産情報又は知的財産情報を利用する事業情報を利用する利用者(3)側に設けられるクライアント端末(7)と、知的財産情報又は上記事業情報の提供者(4)側に設けられるクライアント端末(7)と、上記事業を行う際に必要となる事業要件に関与可能な関与者(6)側に設けられるクライアント端末(7)と、利用者(3)又は提供者(4)又は関与者(6)に所定の事業情報を提供するセンタ施設(1)側に設けられるサーバ(2)とを備え、サーバ(2)とクライアント端末(7)とを所定のデータ通信回線(8)を介して通信せしめてなるシステムであり、サーバ(2)側に、利用者(3)の情報を蓄積する利用者データテーブル(11)と、提供者(4)の情報を蓄積する提供者データテーブル(12)と、関与者(6)の情報を蓄積する関与者データテーブル(13)と、上記事業情報を蓄積する事業計画データテーブル(16)と、知的財産情報を蓄積する物件データテーブル(14)とを備えたリレーショナルデータベースシステム(17)を設け、上記事業計画データテーブル(16)の各事業情報には、上記事業要件が情報として含まれ、上記リレーショナルデータベースシステム(17)が、各データテーブルを関連付けるとともに、上記事業要件と関与者(6)とを関連付けしており、少なくとも利用者(3)又は提供者(4)又は関与者(6)側から送信される所定の検索条件に基づき事業計画データテーブル(16)から事業情報を抽出するように構成されており、サーバ(2)が上記抽出された事業情報をクライアント端末(7)側に送信し、所定の表示形式でクライアント端末(7)側に表示せしめるように構成された知的財産を使用する事業情報の検索システム。
  2. 利用者データテーブル(11)及び提供者データテーブル(12)及び関与者データテーブル(13)に、専門分野と活動地点の基準となる地理条件の入力フィールドが設けられている請求項1の知的財産を使用する事業情報の検索システム。
  3. 検索条件の初期設定として、上記専門分野と地理条件が設定される請求項2の知的財産を使用する事業情報の検索システム。
  4. 事業計画データテーブル(16)に事業計画のカテゴリーである事業分類のフィールドを設け、該フィールドと専門分野とを関連付けする請求項2又は3の知的財産を使用する事業情報の検索システム。
  5. 関与者データテーブル(13)に関与者のカテゴリーである関与者分類のフィールドを設け、該フィールドと事業化要件とを関連付けする請求項2又は3又は4の知的財産を使用する事業情報の検索システム。
  6. リレーショナルデータベースシステム(17)が、検索履歴を保存するとともに、該検索履歴の検索が可能に構成された請求項1又は2又は3又は4又は5の知的財産を使用する事業情報の検索システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011876A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Kosudakku Kk 知的財産情報提供システム

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