JP2004021714A - データ配信端末及びデータ配信システム - Google Patents

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Takanori Tetsuda
鉄田 貴則
Michihiko Hashigaya
橋ヶ谷 充彦
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Abstract

【課題】様々なデータ配信サービスに対応すること。
【解決手段】配信サービス機関から受信した配信データの記憶と消去が可能な着脱可能な記憶媒体111と、配信データを記憶部113に格納した処理プログラムによって処理する配信データ処理部110と、配信データの再生、実行及び選択的削除を行う配信データ実行部112と、を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線または有線の通信回線を使用するデータ配信端末及びデータ配信システムに関し、特に記憶媒体を有する通信端末、無線発信及び着信機能を有する携帯端末を含むデータ配信端末及び通信回線網を使用した配信サービスを行うデータ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のデータ配信端末及びデータ配信システムとしては、図15及び図16に示すようなものがあった。図15は従来の音楽配信端末の基本構成を示すブロック図、図16は従来の音楽配信システムの基本構成を示すブロック図である。
【0003】
図15において、1501は無線周波数信号を送受信するアンテナ、1502は無線通信回線に適合させるデータ配信端末無線部、1503はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、1504は音楽配信端末が具備する電話番号や電話機の内蔵機能からのメッセージを表示したり、音楽配信データに含まれる曲目等を表示する表示部、1505は音楽配信端末の制御部、1506は音楽配信端末が具備する着信報知用の振動部、1507は音楽配信端末が具備するマイク、1508は音楽配信端末が具備する受話音や音楽再生音を出力するスピーカー、1509は音楽配信端末が具備するイヤホンマイクI/Fである。入力とはキー入力又はキー押下及び音声入力等を含む。また、1511は受信した音楽配信データを記憶する記憶媒体、1510は受信または記憶した音楽配信データの処理と記憶媒体のデータを管理する音楽配信データ処理部、1512は処理された音楽配信データを再生する音楽データ再生部を示す。
【0004】
図16において、1601は通常のアナログ回線、もしくはディジタル回線を含む通信回線網、1602は通信回線網1601に有線接続され、屋内もしくは屋外に設置されている音楽配信システムの公衆基地局、1603は音楽配信端末、1604は通信回線網1601に有線接続され、音楽配信サービスを利用者に提供する配信サービス機関、1605は配信サービス機関1604とサービス契約を結んでいる利用者の情報等を蓄積及び管理する情報管理部、1606は音楽データと付属する曲目等の文字情報から成る音楽配信データを蓄積している音楽データベースである。
【0005】
次に、図15を参照して、音楽配信端末の動作を説明する。特に、受信した音楽配信データを記憶媒体に記憶し、記憶した音楽配信データを処理して再生するに至るまでの機能を説明する。ユーザーが所望する音楽配信データを受信して記憶媒体1511に記憶する場合、音楽配信データ処理部1510は受信した音楽配信データに記憶用のハード的なディジタル処理を加えて記憶媒体1511に記憶させる。記憶した音楽配信データを再生する場合、キー入力部1503又はマイク1507からの入力により、音楽配信データ処理部1510が記憶媒体1511に記憶した再生対象の音楽配信データを読み出し、ハード的なディジタル処理により再生可能な状態に変換して、音楽配信データ再生部1512で再生する。また、記憶媒体1511に音楽配信データを記憶する場合、記憶媒体1511の記憶可能な空き領域に音楽配信データを記憶し、音楽配信データを消去する場合は、キー入力部1503からの入力によって音楽配信データの曲目等の情報を表示部1504に表示し、ユーザーが消去対象の音楽配信データを選択して消去する。
【0006】
しかし、端末上で再生が可能なのは音楽配信データに含まれる音楽データと文字情報のみであり、ゲームや動画像等のプログラムを実行処理する機能は具備していない。また、記憶媒体1512に記憶した音楽配信データをユーザーが選択して消去する他には記憶媒体1512のデータ管理手段を備えていないため、記憶媒体1512の記憶残量が少なくなる毎にユーザーが記憶した音楽配信データを選択して消去する手間が発生する。
【0007】
次に、図16を参照して、音楽配信システムの動作を説明する。特に、配信サービス機関の機能について説明する。音楽配信端末1603のユーザーは公衆基地局経由1602で通信回線網1601上に接続されている配信サービス機関1604に対し、音楽配信サービスを受けるためのユーザー登録を行い、配信サービス機関1604は情報管理部1605にてユーザー登録情報を含めた利用者の識別情報を管理している。そして、音楽配信サービスの利用者が音楽配信データを取得する場合、ユーザー登録が完了している利用者は音楽配信端末1603から所望する音楽に関連した情報を配信サービス機関1604に対して指定し、その内容に応じて配信サービス機関1604は音楽データベース1606より指定された情報に相当する音楽配信データのみを音楽配信端末1603に送信する。また、音楽データベース1606に新たな音楽配信データが蓄積された場合、配信サービス機関1604は自動的に利用者の音楽配信端末1603に接続し、新規登録通知によって音楽データベースの更新を連絡する。
【0008】
しかし、配信サービスとして扱うデータは音楽データと付属する曲目等の文字情報のみであり、動画像やプログラム等の配信サービスは実現できない構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の音楽配信端末においては、配信サービス機関から配信される音楽データのみを考慮した機能及び構成となっており、動画像、プログラム等の大容量の配信データを実行する機能を備えていない。このため、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用して大容量の配信データを扱うことができず、動画像、プログラム等の大容量のデータ配信サービスに対応できないという問題があった。
【0010】
また、上記従来の音楽配信システムにおいては、音楽データのみの配信サービスを目的とするため、動画像やプログラム等を含む配信データを配信する場合、ユーザーの端末が備える機能に適した配信データを提供することが望まれる。
【0011】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、様々なデータ配信サービスに対応するデータ配信端末及びデータ配信システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、配信サービス機関から受信した配信データの記憶と消去が可能な着脱可能な記憶媒体と、前記配信データを記憶部に格納した処理プログラムによって処理する配信データ処理部と、前記配信データの再生、実行及び選択的削除を行う配信データ実行部と、を備えることにとにより、音楽、画像、プログラム、文字等の様々な配信データを再生、実行するとともに、不要な配信データを選択的に削除することができるため、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用して大容量の配信データを扱うことができ、音楽、画像、プログラム、文字等の様々なデータ配信サービスに対応することができる。
【0013】
本発明の請求項2に記載の発明は、前記記憶媒体の着脱中に、前記記憶媒体へのアクセスを禁止する保護手段を備えたことにより、記憶媒体に記憶されている配信データを破壊することなく外部に持ち出すことができる。また、記憶媒体を交換することでユーザーは多くの配信データを扱うことができる。
【0014】
本発明の請求項3に記載の発明は、前記記憶部に保持される端末使用者を特定するユーザー情報、端末構成、性能を特定するハードウェア情報、前記処理プログラムを特定するソフトウェア情報及び前記記憶媒体の容量を特定するメモリ情報を含む識別情報を、前記配信データが配信される前に前記配信サービス機関に送信する送信部を備えることにより、配信サービス機関が端末に適した配信データを特定することができる。また、配信サービス機関との間で端末に適した配信データの通信を行い、不要な配信データの通信を回避することで、通信回線占有率、通信コストを低減し、通信効率を上げることができる。
【0015】
本発明の請求項4に記載の発明は、前記記憶部に保持される端末使用者を特定するユーザー情報及び前記配信サービス機関に予め登録されている配信サービス機関、配信サービス内容を特定する配信サービス利用情報を含む識別情報を、前記配信データとともに外部装置に送信する送信部を備えることにより、外部装置で識別情報に基づいた配信データの保護が可能となる。
【0016】
本発明の請求項5に記載の発明は、前記記憶部に保持される前記配信サービス機関が提供する配信サービスの設定内容を含む配信サービス設定情報を、前記配信データの受信中に前記配信サービス機関に送信する送信部を備えることにより、配信サービス設定情報の送信に要する通信コストを抑えることができる。
【0017】
本発明の請求項6に記載の発明は、前記配信サービス機関の広告を含む広告情報を前記配信データの受信開始から前記記憶媒体への記憶終了まで表示する表示部を備えることにより、ユーザーは配信データの受信中に配信サービス機関からの広告を知ることができる。
【0018】
本発明の請求項7に記載の発明は、前記配信データの自動受信を行うための配信サービス予約情報に設定されている受信日時を計時する計時部を備えることにより、ユーザーが端末を操作できない場合でも予約した日時に配信データを取得することができる。
【0019】
本発明の請求項8に記載の発明は、前記配信データの自動受信を行うための遠隔指示情報に設定されている認証番号と外部装置から受信した認証番号との一致比較を検知する検知部を備えることにより、ユーザーが端末を操作できない場合でも、他の外部装置からの遠隔操作により配信データを取得することができる。
【0020】
本発明の請求項9に記載の発明は、前記記憶媒体に記憶した不要な配信データを削除する削除工程と、不要な配信データの削除により得られた空き領域を優先して新たな配信データを記憶する記憶工程と、を実行するデータ管理部を備えることにより、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用することができる。
【0021】
本発明の請求項10に記載の発明は、前記削除工程は、実行後に不要となる配信データの削除命令及び該配信データが記憶される前記記憶媒体の記憶領域が付加された配信データを実行することにより、配信データの実行終了後に記憶媒体から配信データが削除されるため、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用することができる。
【0022】
本発明の請求項11に記載の発明は、前記削除工程は、実行後に不要となる配信データの削除命令及び該配信データが記憶される前記記憶媒体の記憶領域が付加された配信データを要求に応じて取得し実行することにより、記憶媒体の空き容量に、実行終了後に削除する配信データの容量を加えた容量の配信データを記憶することができる。
【0023】
本発明の請求項12に記載の発明は、前記配信データ処理部は、前記記憶部に記憶された処理プログラムにより前記記憶媒体に記憶された前記配信データを実行できない場合に、前記配信データを処理可能な処理プログラムを前記配信サービス機関から取得し実行することにより、配信サービス機関が提供する様々な配信データをデータ配信端末で再生、実行することができる。
【0024】
本発明の請求項13に記載の発明は、振動部と、前記配信データの再生レベルに応じて前記振動部の振動を制御する振動制御部と、を備えることにより、ユーザーがデータ配信端末を介して音楽等の臨場感を体感することができる。
【0025】
本発明の請求項14に記載の発明は、配信サービス機関と複数のデータ配信端末とを通信回線を介して接続し、前記データ配信端末からの要求に応じて対応するデータ配信端末に配信データ及び/又は該配信データを処理する処理プログラムを配信するデータ配信システムであって、前記配信サービス機関は、請求項3記載のデータ配信端末の記憶部が保持する識別情報を管理する情報管理部と、前記データ配信端末からの要求を前記情報管理部が管理する識別情報を参照して解析する情報解析部と、を備えることにより、ユーザーのデータ配信端末が備える機能に適した配信サービスを提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1におけるデータ配信端末について説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるデータ配信端末の基本的構成を示すブロック図である。図1において、101は無線周波数信号を送受信するアンテナ、102は無線通信回線に適合させるデータ配信端末の無線部、103はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、104はデータ配信端末が具備する電話番号、電話機の応答メッセージ、画像、文字情報を表示する表示部、105は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、106はデータ配信端末が具備する着信報知用及び出力音圧レベルによって振動する体感用の振動部、107はデータ配信端末が具備するマイク、108はデータ配信端末が具備する受話音や再生音を出力するスピーカー、109はデータ配信端末が具備するステレオイヤホンマイク等を接続するイヤホンマイクI/Fである。
【0027】
また、110は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、111は配信データ処理部110で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、112は配信データ処理部111で処理された配信データを再生及び実行する配信データ実行部、113は配信データ処理部110で管理された配信データの処理プログラム及び識別情報等を記憶する記憶部である。
【0028】
次に、本発明の実施の形態1におけるデータ配信端末の動作を説明する。キー入力部103又はマイク207からの入力により所望する配信サービス機関と無線接続し、アンテナ101と無線部102を経由して所望する配信データを受信する。制御部105では受信したアナログの配信データをディジタル化し、配信データ処理部110に送る。なお、配信データは必ずしもアナログ信号である必要はなく、デジタル信号で配信されても良い。配信データを記憶部113に記憶する場合、配信データ処理部110は記憶部113に記憶されている記憶用処理プログラムを使用して制御部105からの配信データをディジタル処理した後、記憶媒体111に記憶する。また、配信データを再生及び実行する場合、配信データ処理部110は記憶部113に記憶されている再生及び実行用処理プログラムを使用して制御部105からの配信データをディジタル処理すると共に配信データのデータ形式を判別して配信データ実行部112に送る。配信データ実行部112ではディジタル処理した配信データをデータ形式判別結果に基づいて再生及び実行する。ディジタル処理とは暗号化処理、暗号解読処理、圧縮処理、伸長処理等を含む。
【0029】
配信データ実行部112にてアナログ化した音楽等の再生音はスピーカー208又はイヤホンマイクI/F109に出力され、再生音とデータ形式判別結果を基に生成される制御信号が振動部に出力される。また、配信データ実行部112にて実行した画像、プログラム、文字等は制御部105を経由して表示部104に表示される。配信データの記憶又は再生が終了すると配信データ処理部110は、制御部105を経由して記憶完了通知又は再生完了通知を表示部104に表示させる。イヤホンマイクI/Fからアナログ化した音楽等の再生音の出力手段としては、イヤホンマイクやヘッドホンを用いてもよい。
【0030】
記憶媒体111に記憶した配信データを再生及び実行する場合、ユーザーはキー入力部103又はマイク107からの入力により、記憶媒体111に記憶した再生及び実行対象の配信データを選択する。制御部105は選択された配信データに対する読み出し命令を配信データ処理部110に送る。配信データ処理部110は、読み出し命令を受けると読み出し対象の配信データを記憶媒体111から読み出し、記憶部113に記憶されている実行及び再生用の処理プログラムによってディジタル処理した後、配信データ実行部110に送る。配信データ実行部111では配信データ処理部110のディジタル処理によって得られたデータ形式判別結果に基づき、結果が再生用データー形式であればディジタル処理した配信データを再生し、実行用データ形式であれば実行する。
【0031】
記憶媒体111に記憶した配信データを消去する場合、キー入力部103又はマイク107からの入力により、制御部105が配信データ処理部110にユーザーが選択した配信データの消去命令を送る。配信データ処理部110は、記憶媒体111に記憶した配信データの中から選択対象の配信データを削除する。また、削除命令と削除領域情報を含む配信データを実行した場合、配信データ処理部110は、記憶媒体111の記憶領域を前記削除領域情報に基づいて自動削除を実施する。更に、制御部105が配信サービス機関から削除領域情報を含む削除命令を受信した場合、制御部105は削除領域情報を含む削除命令を配信データ処理部110に送る。配信データ処理部110は記憶媒体111の記憶領域を前記削除領域情報に基づいて自動削除を実施する。
【0032】
なお、データ配信端末のCPUとROMとRAMは制御部105が具備するものを使用するか、もしくは制御部105が具備するものとは別に配信データ処理部110が具備しても良い。また、データ配信端末の通信プロトコルには、PHS、PDC、CDMA等の公知の通信プロトコルのいずれかを使用できるが、他の通信プロトコルも使用できることはいうまでもない。更に記憶部113に記憶されている実行及び再生用の処理プログラムはOSであっても良い。
【0033】
実施の形態1では、各配信サービス機関から配信される音楽、画像、プログラム、文字等の配信データを、データ配信端末上で記憶、再生、実行、自動削除することにより、音楽、画像、プログラム、文字等の様々なデータ配信サービスに対応することができる。
【0034】
なお、実施の形態1におけるデータ配信端末は、図15に記載の従来の音楽配信端末に対し、記憶部113を追加し、制御部1505、配信データ処理部1510、配信データ再生部1511、に必要最小限の改良を加えた構成によって、音楽、画像、プログラム、文字等の様々なデータ配信サービスに対応したデータ配信端末を実現できる。
【0035】
実施の形態1におけるデータ配信端末は、各配信サービス機関から配信される音楽、画像、プログラム、文字等の配信データを端末上で記憶、再生、実行、自動削除するようにしたものであり、音楽、画像、プログラム、文字等の様々なデータ配信サービスに対応することができる。
【0036】
(実施の形態2)
次に、図2を参照して本発明の実施の形態2におけるデータ配信端末について説明する。図2は、データ配信端末の記憶媒体の着脱の状況を示す図である。図2において、215はデータ配信端末の筐体、214は記憶媒体を筐体から脱着する際に開閉するスイッチ機能付きの開閉扉、211は筐体から着脱が可能な構成を持ち、記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、210はスイッチ機能付きの開閉扉214からの制御信号により記憶媒体211に対するアクセスを制御する配信データ処理部である。
【0037】
次に、図2を参照して、本発明の実施の形態2におけるデータ配信端末の記憶媒体着脱部の動作を説明する。まず、記憶媒体211をデータは配信端末の筐体215内部から取り出す場合、スイッチ機能付きの開閉扉214を開いた時にスイッチ機能付きの開閉扉214は配信データ処理部210に対して開閉扉が開いたことを示す制御信号を送出する。配信データ処理部210は制御信号を受け、記憶媒体212に対するアクセスを禁止又は中断する。上記の構成によって、記憶媒体211に記憶されている配信データを破壊することなく、データ配信端末の筐体215内部から取り出すことが可能となる。
【0038】
記憶媒体211をデータ配信端末の筐体215に装着する場合、スイッチ機能付きの開閉扉214を開き、記憶媒体211をデータ配信端末の筐体215に挿入する。その際に、開閉扉214を開いている状態では、開閉扉214を開いたことを示す制御信号をデータ処理部210に送出して、記憶媒体211に対するアクセス禁止又は中断される。配信データ処理部210は、図示しない手段によって記憶媒体212が挿入されたことを電気的に確認する。その後、スイッチ機能付きの開閉扉214を閉じた時に、スイッチ機能付きの開閉扉214は配信データ処理部210に対して開閉扉が閉じたことを示す制御信号を送出する。配信データ処理部210は、開閉扉が閉じたことを示す制御信号を受け、記憶媒体211に対するアクセス禁止又は中断の状態を解除する。上記の構成によって、記憶媒体211に記憶されている配信データを破壊することなく、データ配信端末の筐体215内部への装着が可能となる。着脱が可能な記憶媒体211としてはメモリカード等の携帯可能な半導体メモリ以外に光磁気ディスク等の他の記憶媒体を使用してもよい。
【0039】
実施の形態2によれば、データ配信端末の筐体から着脱可能な記憶媒体のデータ破壊を防止する手段を備えることにより、記憶媒体に記憶している配信データ等を破壊することなく、容易に記憶媒体の交換をすることができる。また、記憶媒体の交換を可能とすることで、ユーザーは記憶媒体の記憶容量の制限を受けることなく、容易に多くの配信データ等を取得することができる。
【0040】
(実施の形態3)
次に、図3を参照して実施の形体3について説明する。図3は、データ配信端末の記憶部113に設けられた識別情報部の詳細を示すブロック図である。図3において、301は無線周波数信号を送受信するアンテナ、302は無線通信回線に適用するデータ配信端末の無線部、303はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、305は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、307はデータ配信端末が具備するマイクである。
【0041】
また、310は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、311は配信データ処理部310で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、313は配信データ処理部310で管理された配信データの処理プログラム及び識別情報等を記憶する記憶部である。316は記憶部313に記憶されている配信データ処理部310の処理プログラムを示し、317は配信データ処理部310で管理されている記憶部313の識別情報を示している。識別情報には、ユーザーが配信サービス機関から配信データを受信する事前に記憶したユーザー名とユーザーIDとを含むユーザー情報318、予め記憶されたデータ配信端末のハード構成とハードスペック情報とを含むハードウェア情報319、記憶部313に記憶したソフトウェアの機能とバージョン情報とを含むソフトウェア情報320、記憶媒体311の全記憶許容量と記憶済容量と残記憶容量から成る記憶容量情報と記憶したデータのファイル情報とを含むメモリ情報321が含まれている。
【0042】
次に、図3を参照して、データ配信端末の識別情報に関する動作を説明する。まず、配信データ処理部310は、ユーザーが配信サービス機関から配信データを受信を要求する際に、事前にキー入力部303又はマイク307からの入力したユーザー名とユーザーIDをユーザー情報318に記憶しておく。また、配信データ処理部310は、記憶部313に記憶されている処理プログラム316等のソフトウェアを変更または追加する際にソフトウェア情報320を更新する機能を有している。更に、配信データ処理部310は、記憶媒体311にアクセスした際に記憶媒体311から全記憶許容量、記憶済容量、残記憶容量を含む記憶容量情報と記憶された配信データのファイル情報を読み出し、メモリ情報321を更新する。
【0043】
そして、データ配信端末の制御部305はキー入力部303又はマイク307から入力された内容が配信データの受信要求であること検知すると、配信データ処理部310に対し識別情報317の要求命令を送る。配信データ処理部310は前記識別情報の要求命令を受け、記憶部313に格納されている識別情報317の中からユーザー情報318、ハードウェア情報319、ソフトウェア情報320、メモリ情報321を読み出し、データ配信端末の制御部305に送出する。データ配信端末の制御部305は、配信サービス機関から配信データを受信するために、配信データ処理部310から送られてきた識別情報317を無線部302及びアンテナ301を経由して配信サービス機関に送信する。配信サービス機関側では、データ配信端末側から送信された識別情報に基づいて、送信元のデータ配信端末の要求に応じて必要最小限の配信データを供給する。
【0044】
実施の形態3によれば、データ配信端末側の識別情報として、既に記憶してあるユーザー名とユーザーIDとを含むユーザー情報318と、予め記憶された端末のハード構成とハードスペック情報とを含むハードウェア情報319と、記憶部に記憶したソフトウェアの機能とバージョン情報とを含むソフトウェア情報320と、記憶媒体の記憶容量情報と記憶したデータのファイル情報とを含むメモリ情報321とを用いて、データ配信の要求を配信サービス機関に送信する。送信先の前記配信サービス機関は、送信元のデータ配信端末の要求に適した必要最小限の配信データを提供することができる。必要最小限の配信データを配信することによって、無線もしくは有線の通信回線占有率を減少させるとともに通信コストを抑えることができる。
【0045】
(実施の形態4)
次に、図4を参照して実施の形態4について説明する。図4は、データ配信端末の記憶部113に設けられた別の識別情報部の詳細を示すブロック図である。図4において401は無線周波数信号を送受信するアンテナ、402は無線通信回線に適用するデータ配信端末の無線部、403はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、405は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、407はデータ配信端末が具備するマイクである。
【0046】
また、410は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、411は配信データ処理部410で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、413は配信データ処理部410で管理された配信データの処理プログラム及び識別情報等を記憶する記憶部である。416は記憶部413に記憶されている配信データ処理部410の処理プログラムであり、417は配信データ処理部410で管理されている記憶部413の識別情報である。識別情報417には、ユーザーが配信サービス機関から配信データを受信する事前に記憶したユーザー名とユーザーIDとを含むユーザー情報418、現在登録している配信サービス機関と配信サービス内容とを含む配信サービス利用情報422が含めれている。
【0047】
次に、本発明のデータ配信端末の別の識別情報に関する動作を説明する。まず、配信データ処理部410は、ユーザーが配信サービス機関から配信データの受信を要求する前に、キー入力部403又はマイク407から入力したユーザー名とユーザーIDをユーザー情報418に記憶しておく。また、配信データ処理部410は、ユーザーが配信サービスを受ける際に、各配信サービス機関に対し登録した配信サービス機関と配信サービス内容をサービス利用情報422に記憶する。更に、配信データ処理部410は配信サービス機関と配信サービス内容が変更される毎にサービス利用情報422を更新する。
【0048】
そして、データ配信端末の制御部405は、キー入力部403又はマイク407から入力された内容が記憶媒体411に記憶した配信データの送信であること検知すると、配信データ処理部410に対し識別情報417の要求命令を送出する。配信データ処理部410は、前記要求命令を受け、記憶部413に格納されている識別情報417の中からユーザー情報418、配信サービス利用情報422を読み出すと共に、入力によって選択された配信データを記憶媒体411から読み出す。更に、配信データ処理部410は読み出した配信データを記憶部413に格納されている処理プログラム416を用いて処理し、ユーザー情報418と配信サービス利用情報422を付加した状態でデータ配信端末の制御部405に送出する。
【0049】
データ配信端末の制御部405は、配信サービス機関から配信データを受信するに際して、接続時に配信データ処理部410から送られてきた識別情報417を無線部402及びアンテナ401を経由して通信回線網に接続されている配信サービス機関に送信する。配信サービス機関側では端末側から送信された識別情報によって、配信データの受信または配信データの記憶を許可する構成とすることで、データ配信端末側へ送信された配信データが正規に配信を要求したデータ配信端末以外に配信(記憶)されることを防止する。
【0050】
実施の形態4によれば、データ配信端末側の識別情報として、ユーザーが配信サービス機関から配信データを受信する前に記憶(登録)したユーザー名とユーザーIDとを含むユーザー情報418と、現在登録している配信サービス機関と配信サービス内容とを含む配信サービス利用情報422とを用いて、データ配信の要求を配信サービス機関に送信する。
【0051】
(実施の形態5)
次に、図5を参照して実施の形態5について説明する。図5は、本発明のデータ配信端末の配信サービス設定情報の基本的構成を示す図である。図5において501は無線周波数信号を送受信するアンテナ、502は無線通信回線適用するデータ配信端末の無線部、503はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、505は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、507はデータ配信端末が具備するマイクである。
【0052】
また、510は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、513は配信データ処理部510で管理された配信データの処理プログラム及び配信サービス設定情報等を記憶する記憶部、523は配信サービス機関が提供する配信サービスの機能制限や機能拡張等の設定内容を含む配信サービス設定情報である。
【0053】
次に、図5を参照して、本発明のデータ配信端末の配信サービス設定情報に関する動作を説明する。まず、配信データ処理部510はユーザーが配信サービス機関から配信データを受信を要求する前に、キー入力部503又はマイク507から入力した配信サービス機関に対する各種の設定を配信サービス設定情報523に記憶する。
【0054】
そして、データ配信端末の制御部505は、キー入力部503又はマイク507から入力された内容が配信データの受信であること検知すると、配信データ処理部510に対し配信サービス設定情報523の要求命令を送出する。配信データ処理部510は前記要求命令を受け、記憶部513に格納されている配信サービス設定情報523を読み出し、データ配信端末の制御部505に送出する。データ配信端末の制御部505は、配信サービス機関から配信データを受信する間に配信データ処理部510から送られてきた配信サービス設定情報523を無線部502及びアンテナ501を経由して配信サービス機関に送信する。
【0055】
実施の形態5によれば、ユーザーが配信データを受信する事前に記憶した配信サービス機関への各種設定内容を含む配信サービス設定情報を前記配信データの受信中に同時送信することにより、前記配信サービス設定情報の送信に要する通信コストを抑えることができる。
【0056】
(実施の形態6)
次に、図6を参照して実施の形態6について説明する。図6は、本発明のデータ配信端末の配信サービス広告情報に関する部分の構成を示すブロック図である。図6において、601は無線周波数信号を送受信するアンテナ、602は無線通信回線に適用するデータ配信端末の無線部、603はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、604はデータ配信端末が具備する電話番号、電話機の応答メッセージ、画像、文字情報を表示する表示部、605は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、607はデータ配信端末が具備するマイクである。
【0057】
また、610は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、611は配信データ処理部610で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、612は配信データ処理部611で処理された配信データを再生及び実行する配信データ実行部、613は配信データ処理部610で管理された配信データの処理プログラム及び配信データ広告情報等を記憶する記憶部、624は配信サービス機関から配信データを受信する事前に記憶される配信サービス機関の最新情報や宣伝広告を含む配信サービス広告情報である。
【0058】
次に、図6を参照して、本発明のデータ配信端末の配信サービス広告情報についての動作を説明する。まず、データ配信端末の制御部605は、キー入力部603又はマイク607から入力された内容が配信データの受信要求であること検知すると、配信データ処理部610に対し記憶部613に格納されている配信サービス広告情報624の消去命令を送る。配信データ処理部610は前記削除命令を受け、記憶部613に格納されている配信サービス広告情報624を削除した上で、データ配信端末の制御部605に削除の完了を通知する。データ配信端末の制御部605は削除の完了通知を受け、配信サービス機関に接続し、配信サービス機関の最新情報や宣伝広告をアンテナ601と無線部602を経由して受信する。
【0059】
配信データ処理部610は、データ配信端末の制御部605で受信した情報を配信データ配信サービス広告情報624に記憶し、記憶が完了すると配信サービス広告情報624を読み出して配信データ実行部612で処理させる。その際、データ配信端末の制御部605に配信データの受信を開始させると共に配信データ実行部612に読み出した配信サービス広告情報を処理させ、データ配信端末の制御部605を経由して表示部604に表示させる。また、データ配信端末の制御部605は配信データを受信し、配信データ処理部610がディジタル処理した上で記憶媒体611に記憶する。配信データの記憶が完了すると、配信データ処理部610は配信データ実行部612に配信サービス広告情報624の処理を停止させ、データ配信端末の制御部605を経由して記憶完了通知を表示部604に表示させる。
【0060】
配信データを記憶媒体611に記憶した後に、キー入力部603又はマイク607から配信サービス広告情報624を表示する入力あった場合、配信データ処理部610は、記憶部613に記憶した配信サービス広告情報624を読み出し、配信データ実行部612で処理させ、データ配信端末の制御部605を経由して表示部604に表示させる。
【0061】
実施の形態6によれば、配信データを受信中に記憶した配信サービス機関の最新情報や宣伝広告を含む配信サービス広告情報を、前記配信データの受信開始から記憶媒体への記憶が完了する迄データ配信端末の表示部に表示することにより、ユーザーは前記配信データを受信している時間に配信サービス機関からの最新情報や宣伝広告を知ることができる。
【0062】
(実施の形態7)
次に、図7を参照して実施の形態7について説明する。図7は、本発明のデータ配信端末の配信データ自動(予約)受信に関するの基本的構成を示すブロック図である。図7において701は無線周波数信号を送受信するアンテナ、702は無線通信回線に適用するデータ配信端末の無線部、703はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、705は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、707はデータ配信端末が具備するマイク、726はデータ配信端末の制御部が具備する日時をカウントする計時機能部である。
【0063】
また、710は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、711は配信データ処理部710で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、713は配信データ処理部710で管理された配信データの処理プログラム及び配信サービス予約情報等を記憶する記憶部、725はユーザーが配信サービス機関から配信データを自動的に受信する事前に記憶した自動受信開始日時と自動受信する配信サービス機関と接続するための電話番号と配信データ内容とを含む配信サービス予約情報である。
【0064】
次に、図7を参照して、本発明のデータ配信端末の配信データ自動(予約)受信の動作を説明する。まず、ユーザーが配信サービス機関から配信データを自動的に受信する前に、キー入力部703又はマイク707から自動受信を開始する日時、自動受信する配信サービス機関と接続するための電話番号、自動受信する配信データ内容を入力し、配信データ処理部710が記憶部713の配信サービス予約情報725に記憶する。
【0065】
そして、データ配信端末の制御部705は、キー入力部703又はマイク707から入力された内容が、配信サービス予約情報725に基づいた自動受信の実行であること検知すると、配信データ処理部710に対し自動受信の実行開始命令を送る。配信データ処理部710は、実行開始命令を受け、データ配信端末の制御部705に内蔵されている計時機能部726に対し配信サービス予約情報725に記憶した受信開始日時を送る。計時機能部726では受信開始日時とカウントしている日時とを比較し、一致した際に配信データ処理部710に自動受信開始命令を配信データ処理部710に送る。配信データ処理部710は命令を受け、配信サービス予約情報725に記憶した配信サービス機関接続用の電話番号を用いてデータ配信端末の制御部705に接続させ、配信サービス予約情報725に記憶されている配信データ名を一致するものを配信サービス機関より受信させる。更に、配信データ処理部710はアンテナ701と無線部702を経由して受信した配信データをディジタル処理した上で記憶媒体711に記憶し、記憶が完了するとデータ配信端末の制御部705に配信サービス機関との接続を終了させる。
【0066】
実施の形態7によれば、配信データを受信要求するに際して、配信サービス予約情報に記憶した自動受信開始日時と端末内でカウントする日時とが一致した時、所望の配信データを配信サービス機関から自動受信して記憶媒体に記憶することにより、ユーザーが端末を操作できない時刻であっても確実に所望する配信データを得ることができる。
【0067】
(実施の形態8)
次に、図8を参照して実施の形態8について説明する。図8は、本発明のデータ配信端末の配信データ自動受信に関する基本的構成を示すブロック図である。図8において、801は無線周波数信号を送受信するアンテナ、802は無線通信回線に適用するデータ配信端末の無線部、803はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、805は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、807はデータ配信端末が具備するマイクである。
【0068】
また、810は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、811は配信データ処理部810で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、813は配信データ処理部810で管理された配信データの処理プログラム及び遠隔指示情報等を記憶する記憶部、826は通信回線網に接続されている外部通信機器からの遠隔操作によって記憶した配信サービス機関の電話番号と配信データ内容と自動受信を開始する為の認証番号とを含む遠隔指示情報である。
【0069】
次に、図8を参照して、本発明のデータ配信端末の配信データ自動受信の動作を説明する。まず、ユーザーが配信サービス機関から配信データを自動的に受信する前に、キー入力部803又はマイク807から自動受信を開始する為の認証番号を入力し、配信データ処理部810が記憶部813の遠隔指示情報826に記憶する。データ配信端末の制御部805は、通信回線網に接続されている他の通信機器からの着信により認証番号を受信したこと検知すると配信データ処理部810に対し受信した認証番号を送る。配信データ処理部810は認証番号を受け、事前に遠隔指示情報826に記憶した認証番号と図示しない検知部で比較し、一致した際はデータ配信端末の制御部805に他の通信機器との接続を終了させる。一致しない場合は他の通信機器に対し認証番号が一致しないことを通知し、その後、ある期間内に一致する認証番号を受信できなければ、他の通信機器との接続を終了させる。
【0070】
そして、遠隔指示情報826に記憶した配信サービス機関に接続するための電話番号を用いてデータ配信端末の制御部805に配信サービス機関と自動接続させ、遠隔指示情報826に記憶した配信データ名が一致するものを配信サービス機関より受信させる。更に、配信データ処理部810は、アンテナ801と無線部802を経由して受信した配信データをディジタル処理した上で記憶媒体811に記憶し、記憶が完了するとデータ配信端末の制御部805に配信サービス機関との接続を終了させる。
【0071】
実施の形態8によれば、配信データを受信する前に、遠隔指示情報に記憶した認証番号が他の通信機器から受信した認証番号と一致した時、所望の配信データを配信サービス機関から自動受信して記憶媒体に記憶することにより、ユーザーが端末を操作できない環境下であっても他の通信機器からの遠隔操作によって確実に所望するデータを得ることができる。
【0072】
(実施の形態9)
次に、図9及び図1を参照して実施の形態9について説明する。図9は、本発明のデータ配信端末の記憶媒体に対するデータ管理処理を説明するフローチャートである。これは図1に示したデータ配信処理部113によって実行される処理となる。
【0073】
定期的もしくは記憶媒体111に配信データ等のデータを書き込む際等において、記憶媒体111に記憶されているデータを判定するイベントが発生したか否かを判定する(ステップ901)。ステップ901の判定がYesの場合、配信データ処理部110は、記憶媒体111に記憶されている配信データの添付情報から記憶媒体111に不要なデータが存在するか否かを判定する(ステップ902)。判定は事前にキー入力部103又はマイク107から入力し、記憶部113に記憶した判定基準情報を配信データ処理部112が読み出して行う。ステップ902の判定がYes(不要なデータが存在すると判定)場合、配信データ処理部110が記憶媒体111の不要なデータのみを削除し、新たなデータを記憶する為の記憶容量を確保する(ステップ903)。
【0074】
記憶媒体111に新たなデータを記憶するか否かの判定をする(ステップ904)。ステップ904の判定がYes(新たなデータを記憶する)場合、配信データ処理部112が記憶媒体111の先に不要なデータを削除した記憶領域から書き込みを行う(ステップ905)。その後、又はステップ901,902,904でNoの場合は、記憶媒体111のデータを判定するイベントが再度発生するまで待機状態となる。
【0075】
実施の形態9によれば、記憶媒体に記憶した不要なデータを判定し自動削除する工程と、自動削除で得られた空き領域を優先的に追加データを記憶する工程とを含む記憶媒体のデータ管理を行うことにより、記憶媒体の不要なデータ蓄積を防止するとともに、記憶領域を効率良く使用することができる。
【0076】
(実施の形態10)
次に、図10及び図1を参照して実施の形態10について説明する。図10は、本発明のデータ配信端末の不要な記憶媒体のデータを自動削除するデータ管理処理を説明するフローチャートである。これは図1に示した配信データ処理部110によって実行される処理となる。
【0077】
キー入力部103又はマイク107からの入力が記憶媒体111に記憶されている実行データの実行開始である場合には、配信データ処理部110は記憶媒体111に記憶した実行データを読み出し、配信データ実行部112に実行させる(ステップ1001)。配信データ処理部110での実行データ内に削除命令と削除領域情報が記載されているか否かの判定をする(ステップ1002)。ステップ1002の判定がYes(削除命令と削除領域情報を検知)の場合、配信データ実行部112における実行データの実行を継続しつつ、削除領域情報に基づいて実行が終了して不要となった記憶媒体111のデータを削除する(ステップ1003)。以上の処理は配信データ実行部112による実行データの実行終了(ステップ1004)と判断するまで繰り返される。
【0078】
実施の形態10によれば、不要となる実行データの領域を示す削除領域情報及び削除命令が付加されている実行データを使用し、実行データの実行中に削除命令を検知し削除領域情報に基づき削除する記憶媒体のデータ管理手段を備えることにより、実行が終了すると不要となる実行データを実行直後に記憶媒体から自動的に削除するとともに、記憶領域を確保することができる。
【0079】
(実施の形態11)
次に、図11及び図1を参照して実施の形態11について説明する。図11は、本発明のデータ配信端末の不要な記憶媒体のデータを自動削除するデータ管理処理を説明するフローチャートである。これは主に図1に示した配信データ処理部110によって実行される処理となる。
【0080】
キー入力部103又はマイク107からの入力が記憶媒体111に記憶されている実行データの実行開始である場合、配信データ処理部110は、記憶媒体111に記憶した実行データを読み出し、配信データ実行部112に実行させる(ステップ1101)。記憶媒体からの読み出しの実行が終了したか否かの判定をする(ステップ1102)。ステップ1102の判定がNo(実行が終了していない)の場合、配信データ処理部110が実行データの内容に指定の追加実行データの要求があるか否かの判定をする(ステップ1103)。ステップ1103の判定がYes(追加実行データの要求がある)場合、制御部105に追加実行データの要求命令を送る(ステップ1104)。制御部105は要求命令を受け、配信サービス機関に自動接続し、追加実行データから成る配信データの要求を送信する。そして、配信サービス機関より指定された追加実行データから成る配信データを取得し、配信データ処理部110に送る(ステップ1105)。なお、この追加実行データは、配信データ実行部112で画像、プログラム、文字等の実行(処理)を継続するための実行データを示す。
【0081】
配信データ処理部110は、ステップ1106で取得した追加実行データに削除命令と削除領域情報とが付加されているか否かの判定する(ステップ1106)。ステップ1106の判定がYes(削除命令と削除領域情報とが付加されている)場合、削除領域情報に基づき、実行が終了して不要となった記憶媒体111のデータを削除する(ステップ1107)。削除が完了すると、先に取得した追加実行データを記憶媒体111に記憶する(ステップ1108)。記憶が完了後はステップ1101に戻り、記憶媒体111に記憶が完了した追加実行データを読み出して実行を再開する。
【0082】
実施の形態11によれば、不要となる実行データの領域を示す削除領域情報及び削除命令が付加されている追加実行データを使用し、配信サービス機関から追加実行データを取得した際に、付加されている削除命令を検知して削除領域情報に基づき削除する記憶媒体のデータ管理手段を備えることにより、実行が終了すると不要となる実行データを追加実行データが必要となった場合に記憶媒体から自動的に削除するとともに、追加実行データの記憶領域を確保することができる。
【0083】
(実施の形態12)
次に、図12及び図1を参照して実施の形態12について説明する。図12は、本発明のデータ配信端末の実行データの実行開始までの処理を説明するフローチャートである。これは、主に図1に示した配信データ処理部110によって実行される処理となる。
【0084】
キー入力部103又はマイク107からの入力が、記憶媒体111に記憶されている実行データの実行開始である場合、ステップ1201で配信データ処理部110は記憶媒体111に記憶した実行データを読み出して内容の解析をする(ステップ1201)。ステップ1201に解析した内容が、記憶部113の実行データ処理プログラムで実行が不可能か否かの判定をする(ステップ1202)。ステップ1202の判定がYes(実行処理が可能でない)の場合、配信データ処理部110は記憶部113に記憶されている解析用プログラムを使用して、処理できない要因を解析する。解析が終了すると、配信データ処理部110は解析が終了した記憶部113の処理プログラムを削除する(ステップ1203)。処理プログラムの削除の後、制御部105に実行可能な処理プログラムの要求命令と解析結果を送る(ステップ1204)。要求命令を受けた制御部105は、配信サービス機関に自動接続し、実行可能な処理プログラム要求と解析結果を送信して、配信サービス機関から選択された実行処理可能な処理プログラムを前記自動接続によって取得し、配信データ処理部110に送る(ステップ1205)。
【0085】
配信データ処理部110は、取得した実行処理可能な処理プログラムを記憶部113に記憶した後、記憶した処理プログラムを使用して先に記憶媒体111から読み出した実行データの実行を開始する(ステップ1206)。
【0086】
実施の形態12によれば、配信データ処理部が記憶媒体に記憶した実行データの実行処理が不可能と判定した時、配信サービス機関から実行可能な処理プログラムを自動接続によって記憶部に記憶し、実行処理することにより各配信サービス機関からの様々な配信データを端末上で再生及び実行することができる。
【0087】
(実施の形態13)
次に、図13を参照して実施の形態13について説明する。図13は、本発明のデータ配信端末の再生部に関するの基本的構成を示すブロック図である。図13において、1303はデータ配信端末が具備する押下式、タッチ式又はジョグダイヤル式の番号入力キーと短縮ダイヤルキーと機能設定キーを含むキー入力部、1305は各配信サービスに対応するデータ配信端末の制御部、1306はデータ配信端末が具備する着信報知用及び出力音圧レベルによって振動する体感用の振動部、1307はデータ配信端末が具備するマイク、1308はデータ配信端末が具備する受話音や再生音を出力するスピーカー、1309はデータ配信端末が具備するステレオイヤホンマイク等を接続するイヤホンマイク、I/Fである。
【0088】
また、1310は受信した配信データの処理及び記憶した配信データや各種の情報等を管理する配信データ処理部、1311は配信データ処理部1310で管理された配信データ等の記憶と消去が可能な不揮発性の記憶媒体、1312は配信データ処理部1311で処理された配信データを再生及び実行する配信データ実行部、1313は配信データ処理部1310で管理された配信データの処理プログラム及び識別情報等を記憶する記憶部である。
【0089】
また、配信データ実行部1312内の1327は配信データ処理部1311で処理された配信データをディジタル再生データに変換するディジタル再生データ出力部、1328は再生データ出力部1327から出力されるディジタル再生データをアナログ信号にD/A変換するD/A部、1329は配信データ処理部1310からの制御信号とディジタル再生データ出力部1327からのディジタル再生データを使用して振動部1306の制御を行う振動制御部である。
【0090】
次に、図13を参照して、本発明のデータ配信端末の再生部の動作を説明する。キー入力部1303又はマイク1307からの入力より、制御部1305が振動部1306を使用する音楽再生と判定した場合、制御部1305は配信データ処理部1310に対し、振動部1306を使用する音楽再生命令とその再生するデータ情報を送る。配信データ処理部1310は、記憶部1313に記憶されている振動部1306を使用する再生処理プログラムを使用して、事前に記憶部1311に記憶した再生対象の配信データ、もしくは制御部1305にて受信中の配信データを読み出し、ディジタル処理した上で配信データ実行部1312に送る。また、ディジタル処理した再生対象の配信データを配信データ実行部1312に送る際に、振動制御部1329に対して振動制御信号を送る。
【0091】
配信データ実行部1312のディジタル再生データ出力部1327では、ディジタル処理された再生対象データをオーディオ用データに変換してD/A部1328に送ると共に、オーディオ用データより再生音の出力レベル制御データを生成し、振動制御部1329に送る。D/A部1328ではオーディオ用データをアナログ信号に変換し、音量と音質等を調整した上でスピーカー1308、又はイヤホンマイクI/Fに出力する。振動制御部1329は配信データ処理部1310からの振動制御信号によって、ディジタル再生データ出力部1327からの再生音の出力レベル制御データを電圧変換し、変換した電圧レベルによって振動部1306を駆動させる。なお、再生音の出力レベル制御データは出力レベルをデータ化したもの、もしくはある一定周期でサンプリングした出力レベルの変動差分をデータ化したものを使用する。
【0092】
再生音の出力レベル制御データに出力レベルをデータ化したものを使用する際の振動部1306への制御は、ディジタル再生データ出力部1327で生成された再生音の出力レベルに応じて、レベルが大きい場合は振動部1306に高い電圧を供給して振動部1306の振動数を高くし、レベルが小さい場合は振動部1306に低い電圧を供給し、振動部1306の振動数を低くする。出力レベルの変動差分をデータ化したものを使用する際の振動部1306への制御は、ディジタル再生データ出力部1327で生成された再生音の出力レベルを一定周期でサンプリングし、前にサンプリングしたレベルからの差分が事前にユーザーが設定する閾値を超えた場合は振動部1306に高い電圧を供給して振動部1306の振動数を高くし、差分が閾値内にある場合は振動部1306に低い電圧を供給し、振動部1306の振動数を低くする。また、振動部1306の駆動電圧よりも低い電圧を供給し、振動部1306を停止させても良い。
【0093】
実施の形態13によれば、配信データの再生出力手段として着信報知用の振動部を使用し、再生音の出力レベル、もしくは出力レベル変動に応じて振動部を振動させることにより、ユーザーが端末を通して音楽等の臨場感を体感することができる。また、実施の形態13によるデータ配信端末は、配信データの再生出力手段として着信報知用の振動部を使用し、再生音の出力レベル、もしくは出力レベル変動に応じて振動部を振動させることにより、ユーザーが端末を通して音楽等の臨場感を体感することができる。
【0094】
(実施の形態14)
次に、図14を参照して実施の形態14について説明する。図14は、本発明のデータ配信端末を用いたデータ配信システムの構成を示すブロック図である。図14において、1401は通常のアナログ回線、もしくはディジタル回線を含む通信回線網、1402は通信回線網1401に有線接続され、屋内又は屋外に設置されているデータ配信システムの公衆基地局、1403は請求項1記載の据え置き型、もしくは移動機型のデータ配信端末、1404はデータ配信端末1404と通信が可能な据え置き型、もしくは移動機型の外部通信機器である。
【0095】
また、1405は通信回線網1401に有線接続され、蓄積している配信データを利用者に提供するサービスを行う配信サービス機関であり、情報管理部1406が含まれる。該情報管理部には、以下の情報が蓄積されている。1406は配信サービス機関1405とサービス契約を結んでいる利用者のユーザー名とユーザーIDとを含むユーザー情報と、利用者が所有するデータ配信端末1403のハード構成とハードスペック情報とを含むハードウェア情報と、ソフトウェアの機能とバージョン情報とを含むソフトウェア情報と、データ配信端末1403が具備する記憶媒体の全記憶許容量と記憶済容量と残記憶容量から成る記憶容量から成る記憶容量情報と記憶したデータのファイル情報とを含むメモリ情報と、配信サービス機関1405と契約している配信サービス内容や配信データと処理プログラムの送信履歴等を記憶した配信サービスの利用状況を含む配信サービス利用情報から成る識別情報、更に利用者がデータ配信端末1403より設定する配信サービスの機能制限や機能拡張等の設定内容を含む配信サービス設定情報と、配信サービス機関の最新情報や宣伝広告を含む配信サービス広告情報と、課金情報とを蓄積及び管理する情報。また、配信サービス機関には、情報解析部1407が含まれる。そして、情報解析部では、利用者のデータ配信端末1403から受信した追加実行データから成る配信データの要求や処理プログラムの要求やデータ配信端末1403で発生した問題の解析結果等の情報に対し、情報管理部で管理している情報を含めて解析が実行される。1408は配信サービス機関1405が具備するデータベースであって、1409はデータベース1408に蓄積されている音楽、画像、プログラム、文字等の配信データ、1410はデータベース1408に蓄積されている配信データを利用者のデータ配信端末1403上で再生、もしくは実行する際に必要となる処理ブロクラムである。なお、追加実行データとはデータ配信端末1403上で実行する画像、プログラム、文字等の追加データを示す。
【0096】
次に、図14を参照して、本発明のデータ配信システムについて説明する。図14は、本発明のデータ配信システムの基本的構成を示すブロック図である。データ配信端末1403のユーザーは、公衆基地局経由1402で通信回線網1401に接続されている配信サービス機関1405にアクセスし、所望の配信サービスを提供する配信サービス機関1405とオンライン契約もしくはオフライン契約を結びユーザー登録を行う。この際、利用者のユーザー名とユーザーIDとを含むユーザー情報が配信サービス機関1405の情報管理部1406に登録される。なお、この場合のアクセスとは、公衆基地局経由1402で通信回線網1401を介した通信を示す。
【0097】
ユーザー登録後、データ配信端末1403から配信サービス機関1405にアクセスした際は、始めにデータ配信端末1403のユーザー情報が配信サービス機関1405の情報管理部1406に送信され、情報管理部1406は管理されたユーザー情報と比較して認証を行う。そして、比較結果が一致した場合は、情報管理部1406からデータ配信端末1403に対し、配信サービスを許可する信号を送信し、一致しなかった場合はデータ配信端末1403にユーザー情報の再送を要求する信号を送信する。また、情報管理部1406は、オンライン登録時もしくは認証時に契約した配信サービス内容を含む配信サービス利用情報をデータ配信端末1403に送信し、データ配信端末1403は受信した配信サービス利用情報を具備する記憶部に記憶する。
【0098】
情報管理部1406が配信サービスを許可した場合、蓄積している配信サービス機関の最新情報や宣伝広告を含む配信サービス広告情報をデータ配信端末1403に送信する。データ配信端末1403では受信した配信サービス広告情報を具備する記憶部に記憶し、ユーザーの必要に応じて具備する表示部に表示する。ユーザーは情報管理部1406からの配信サービス広告情報等を基に、データ配信端末1403の入力によって所望する配信データ等を選択する。
【0099】
そして、所望する配信データをデータ配信端末1403が配信サービス機関1405から受信する場合、データ配信端末1403は配信サービス機関1405に対し、ユーザーが決定した配信データ等の選択情報と共に記憶されている識別情報を送信する。配信サービス機関1405の情報管理部1406では受信した識別情報と、ユーザー情報を基に管理している利用者の識別情報とを比較し、受信した識別情報が新しくなっている場合は管理している利用者の識別情報を新しい情報に更新する。
【0100】
管理している利用者の識別情報が確定すると、情報解析部1407は受信した配信データ等の選択情報と情報管理部1406で管理している利用者の識別情報とを解析し、利用者が所有するデータ配信端末1403のハードウェアとソフトウェアに最も適している配信データをデータベース1408内に蓄積している配信データ1409から選択する。そして、選択した配信データ1409を送信し、データ配信端末1403から配信データの受信完了通知信号を受信すると、情報管理部1406は管理している利用者の課金情報と配信サービス利用情報を更新する。
【0101】
配信サービス機関1405が、利用者のデータ配信端末1403から配信サービス設定情報を受信した場合、情報管理部1406は受信した配信サービス設定情報と、ユーザー情報を基に管理している利用者の配信サービス設定情報とを比較し、受信した配信サービス設定情報が新しくなっている場合は管理している利用者の配信サービス設定情報を新しい情報に更新する。そして、管理している利用者の配信サービス設定情報が確定すると、配信サービス機関1405は利用者のデータ配信端末1403に対し配信サービス設定の完了通知を送信するとともに、確定した配信サービス設定情報に含まれる配信サービスの機能制限や機能拡張等の設定に応じたサービス提供を開始する。
【0102】
配信サービス機関1405が利用者のデータ配信端末1403からの追加実行データから成る配信データの要求を受信した場合、情報解析部1407は情報管理部1406で管理している配信サービス利用情報より、利用者が所有するデータ配信端末1403のハードウェアとソフトウェアに最も適している追加実行データをデータベース1408内に蓄積している配信データ1409から選択する。そして、選択した配信データ1409を送信し、データ配信端末1403から配信データの受信完了通知信号を受信すると、情報管理部1406は管理している利用者の課金情報と配信サービス利用情報を更新する。なお、データベース1408内の実行データから成る配信データ1409を加工して、追加実行データから成る配信データ1409を作成する機能を情報解析部1407に持たせても良い。
【0103】
配信サービス機関1405が、利用者のデータ配信端末1403から処理プログラムの要求及びデータ配信端末1403で発生した問題の解析結果等の情報を受信した場合、情報解析部1407は受信した解析結果等の情報と情報管理部1406で管理している利用者の識別情報とを解析し、利用者が所有するデータ配信端末1403のハードウェアとソフトウェアに最も適している処理プログラム1410をデータベース1408内に蓄積している配信データ1409から選択する。そして、選択した配信データ1409を送信し、データ配信端末1403から配信データの受信完了通知信号を受信すると、情報管理部1406は管理している利用者の配信サービス利用情報を更新する。なお、情報解析部1407で解析した結果等を踏まえた処理プログラム1410を作成する機能を情報解析部1407に持たせても良い。
【0104】
配信サービス機関1405が、利用者のデータ配信端末1403から配信サービス設定情報を受信した場合、情報管理部1406は受信した配信サービス設定情報と、ユーザー情報を基に管理している利用者の配信サービス設定情報とを比較し、受信した配信サービス設定情報が新しくなっている場合は管理している利用者の配信サービス設定情報を新しい情報に更新する。そして、管理している利用者の配信サービス設定情報が確定すると、配信サービス機関1405は利用者のデータ配信端末1403に対し配信サービス設定の完了通知を送信するとともに、確定した配信サービス設定情報に含まれる配信サービスの機能制限や機能拡張等の設定に応じたサービス提供を開始する。
【0105】
なお、データ配信端末1403から配信サービス機関1405へのアクセス及び配信データの取得は、データ配信端末1403と通信が可能な外部通信機器1404からデータ配信端末1403を遠隔操作することによって実施してもよい。また、利用者が配信サービス機関1405と交わした契約の範囲内でデータ配信端末1403は外部通信機器1404に対して取得した配信データを送信してもよい。
【0106】
実施の形態14によれば、通信回線網に接続している音楽配信サービス機関に情報管理部の蓄積情報と受信する情報等から配信データ等を選択する情報解析部と、データ配信端末に対応する配信データと処理プログラムを蓄積したデータベースを備え、利用者のデータ配信端末に適した音楽、画像、プログラム、文字等の配信サービスを提供することにより、データ配信サービスの利用者はデータ配信端末上で音楽、画像、プログラム、文字等の様々なデータ配信サービスを受けることができる。
【0107】
【発明の効果】
本発明のデータ配信端末は、配信サービス機関から受信した配信データの記憶と消去が可能な着脱可能な記憶媒体と、前記配信データを記憶部に格納した処理プログラムによって処理する配信データ処理部と、前記配信データの再生、実行及び選択的削除を行う配信データ実行部と、を備えることにとにより、音楽、画像、プログラム、文字等の様々な配信データを再生、実行するとともに、不要な配信データを選択的に削除することができるため、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用して大容量の配信データを扱うことができ、音楽、画像、プログラム、文字等の様々なデータ配信サービスに対応することができる。
【0108】
本発明のデータ配信端末は、前記記憶媒体の着脱中に、前記記憶媒体へのアクセスを禁止する保護手段を備えたことにより、記憶媒体に記憶されている配信データを破壊することなく外部に持ち出すことができる。また、記憶媒体を交換することでユーザーは多くの配信データを扱うことができる。
【0109】
本発明のデータ配信端末は、前記記憶部に保持される端末使用者を特定するユーザー情報、端末構成、性能を特定するハードウェア情報、前記処理プログラムを特定するソフトウェア情報及び前記記憶媒体の容量を特定するメモリ情報を含む識別情報を、前記配信データが配信される前に前記配信サービス機関に送信する送信部を備えることにより、配信サービス機関が端末に適した配信データを特定することができる。また、配信サービス機関との間で端末に適した配信データの通信を行い、不要な配信データの通信を回避することで、通信回線占有率、通信コストを低減し、通信効率を上げることができる。
【0110】
本発明のデータ配信端末は、前記記憶部に保持される端末使用者を特定するユーザー情報及び前記配信サービス機関に予め登録されている配信サービス機関、配信サービス内容を特定する配信サービス利用情報を含む識別情報を、前記配信データとともに外部装置に送信する送信部を備えることにより、外部装置で識別情報に基づいた配信データの保護が可能となる。
【0111】
本発明のデータ配信端末は、前記記憶部に保持される前記配信サービス機関が提供する配信サービスの設定内容を含む配信サービス設定情報を、前記配信データの受信中に前記配信サービス機関に送信する送信部を備えることにより、配信サービス設定情報の送信に要する通信コストを抑えることができる。
【0112】
本発明のデータ配信端末は、前記配信サービス機関の広告を含む広告情報を前記配信データの受信開始から前記記憶媒体への記憶終了まで表示する表示部を備えることにより、ユーザーは配信データの受信中に配信サービス機関からの広告を知ることができる。
【0113】
本発明のデータ配信端末は、前記配信データの自動受信を行うための配信サービス予約情報に設定されている受信日時を計時する計時部を備えることにより、ユーザーが端末を操作できない場合でも予約した日時に配信データを取得することができる。
【0114】
本発明のデータ配信端末は、前記配信データの自動受信を行うための遠隔指示情報に設定されている認証番号と外部装置から受信した認証番号との一致比較を検知する検知部を備えることにより、ユーザーが端末を操作できない場合でも、他の外部装置からの遠隔操作により配信データを取得することができる。
【0115】
本発明のデータ配信端末は、前記記憶媒体に記憶した不要な配信データを削除する削除工程と、不要な配信データの削除により得られた空き領域を優先して新たな配信データを記憶する記憶工程と、を実行するデータ管理部を備えることにより、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用することができる。
【0116】
本発明のデータ配信端末は、前記削除工程は、実行後に不要となる配信データの削除命令及び該配信データが記憶される前記記憶媒体の記憶領域が付加された配信データを実行することにより、配信データの実行終了後に記憶媒体から配信データが削除されるため、記憶媒体の記憶領域を効率良く使用することができる。
【0117】
本発明のデータ配信端末は、前記削除工程は、実行後に不要となる配信データの削除命令及び該配信データが記憶される前記記憶媒体の記憶領域が付加された配信データを要求に応じて取得し実行することにより、記憶媒体の空き容量に、実行終了後に削除する配信データの容量を加えた容量の配信データを記憶することができる。
【0118】
本発明のデータ配信端末は、前記配信データ処理部は、前記記憶部に記憶された処理プログラムにより前記記憶媒体に記憶された前記配信データを実行できない場合に、前記配信データを処理可能な処理プログラムを前記配信サービス機関から取得し実行することにより、配信サービス機関が提供する様々な配信データをデータ配信端末で再生、実行することができる。
【0119】
本発明のデータ配信端末は、振動部と、前記配信データの再生レベルに応じて前記振動部の振動を制御する振動制御部と、を備えることにより、ユーザーがデータ配信端末を介して音楽等の臨場感を体感することができる。
【0120】
本発明のデータ配信システムは、配信サービス機関と複数のデータ配信端末とを通信回線を介して接続し、前記データ配信端末からの要求に応じて対応するデータ配信端末に配信データ及び/又は該配信データを処理する処理プログラムを配信するデータ配信システムであって、前記配信サービス機関は、請求項3記載のデータ配信端末の記憶部が保持する識別情報を管理する情報管理部と、前記データ配信端末からの要求を前記情報管理部が管理する識別情報を参照して解析する情報解析部と、を備えることにより、ユーザーのデータ配信端末が備える機能に適した配信サービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデータ配信端末の基本的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるデータ配信端末の記憶媒体の着脱部を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態3におけるデータ配信端末の識別情報送信部を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4におけるデータ配信端末の識別情報送信部を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態5におけるデータ配信端末の配信サービス設定情報部を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態6におけるデータ配信端末の配信サービス広告情報部を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態7におけるデータ配信端末の配信サービス予約情報部を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態8におけるデータ配信端末の遠隔指示情報部を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態9におけるデータ配信端末の記憶媒体に対するデータ管理処理を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態10におけるデータ配信端末の不要な記憶媒体のデータを自動削除するデータ管理処理を説明するフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態11におけるデータ配信端末の不要な記憶媒体のデータを自動削除するデータ管理処理を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態12におけるデータ配信端末の実行データの実行開始までの処理を説明するフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態13におけるデータ配信端末の再生部の基本的構成を示すブロック図である。
【図14】本発明のデータ配信システムの基本的構成を示すブロック図である。
【図15】従来の音楽配信端末の基本構成を示すブロック図である。
【図16】従来の音楽配信システムの基本的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101,301,401,501,601,701,801  アンテナ
102,302,402,502,602,702,802  無線部
103,303,403,503,603,703,803,1303 キー入力部
104,604  表示部
105,305,405,505,605,705,805,1305 制御部
106,1306 振動部
107,307,407,507,607,707,807,1307 マイク
108,1308 スピーカー
109,1308 イヤホンマイクI/F
110,210,310,410,510,610,710,810,1310 配信データ処理部
111,211,311,411,611,711,811,1311 記憶媒体
112,311,612,1312 配信データ実行部
113,311,412,512,612,712,812,1312 記憶部
214  スイッチ機能付きの開閉扉
215  筐体
316  処理プログラム
317  識別情報
318,418  識別情報
319  ハードウェア情報
320  ソフトウェア情報
321  メモリ情報
422  配信サービス利用情報
523  配信サービス設定情報
624  配信サービス広告情報
725  配信サービス予約情報
826  遠隔指示情報
1327 ディジタル再生出力部
1328 D/A部
1329 振動制御部
1401 通信回線網
1402 公衆基地局
1403 データ配信端末
1404 外部通信機器
1405 配信サービス機関
1406 情報管理部
1407 情報解析部
1408 データベース
1409 配信データ
1410 処理プログラム
1501 従来の音楽配信端末のアンテナ
1502 従来の音楽配信端末の無線部
1503 従来の音楽配信端末のキー入力部
1504 従来の音楽配信端末の表示部
1505 従来の音楽配信端末の電話機制御部
1506 従来の音楽配信端末の振動部
1507 従来の音楽配信端末のマイク
1508 従来の音楽配信端末のスピーカー
1509 従来の音楽配信端末のイヤホンマイクI/F
1601 従来の音楽配信システムの通信回線網
1602 従来の音楽配信システムの公衆基地局
1603 従来の音楽配信システムのデータ配信端末
1604 従来の音楽配信システムの外部通信機器
1605 従来の音楽配信システムの配信サービス機関
1606 従来の音楽配信システムのデータベース

Claims (14)

  1. 配信サービス機関から受信した配信データの記憶と消去が可能な着脱可能な記憶媒体と、
    前記配信データを記憶部に格納した処理プログラムによって処理する配信データ処理部と、
    前記配信データの再生、実行及び選択的削除を行う配信データ実行部と、
    を備えたことを特徴とするデータ配信端末。
  2. 前記記憶媒体の着脱中に、前記記憶媒体へのアクセスを禁止する保護手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ配信端末。
  3. 前記記憶部に保持される端末使用者を特定するユーザー情報、端末構成、性能を特定するハードウェア情報、前記処理プログラムを特定するソフトウェア情報及び前記記憶媒体の容量を特定するメモリ情報を含む識別情報を、前記配信データが配信される前に前記配信サービス機関に送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ配信端末。
  4. 前記記憶部に保持される端末使用者を特定するユーザー情報及び前記配信サービス機関に予め登録されている配信サービス機関、配信サービス内容を特定する配信サービス利用情報を含む識別情報を、前記配信データとともに外部装置に送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ配信端末。
  5. 前記記憶部に保持される前記配信サービス機関が提供する配信サービスの設定内容を含む配信サービス設定情報を、前記配信データの受信中に前記配信サービス機関に送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ配信端末。
  6. 前記配信サービス機関の広告を含む広告情報を前記配信データの受信開始から前記記憶媒体への記憶終了まで表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のデータ配信端末。
  7. 前記配信データの自動受信を行うための配信サービス予約情報に設定されている受信日時を計時する計時部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のデータ配信端末。
  8. 前記配信データの自動受信を行うための遠隔指示情報に設定されている認証番号と外部装置から受信した認証番号との一致比較を検知する検知部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のデータ配信端末。
  9. 前記記憶媒体に記憶した不要な配信データを削除する削除工程と、不要な配信データの削除により得られた空き領域を優先して新たな配信データを記憶する記憶工程と、を実行するデータ管理部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載のデータ配信端末。
  10. 前記削除工程は、実行後に不要となる配信データの削除命令及び該配信データが記憶される前記記憶媒体の記憶領域が付加された配信データを実行することを特徴とする請求項9記載のデータ配信端末。
  11. 前記削除工程は、実行後に不要となる配信データの削除命令及び該配信データが記憶される前記記憶媒体の記憶領域が付加された配信データを要求に応じて取得し実行することを特徴とする請求項9記載のデータ配信端末。
  12. 前記配信データ処理部は、前記記憶部に記憶された処理プログラムにより前記記憶媒体に記憶された前記配信データを実行できない場合に、前記配信データを処理可能な処理プログラムを前記配信サービス機関から取得し実行することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載のデータ配信端末。
  13. 振動部と、前記配信データの再生レベルに応じて前記振動部の振動を制御する振動制御部と、を備えることを特徴とする請求項1から12記載のデータ配信端末。
  14. 配信サービス機関と複数のデータ配信端末とを通信回線を介して接続し、前記データ配信端末からの要求に応じて対応するデータ配信端末に配信データ及び/又は該配信データを処理する処理プログラムを配信するデータ配信システムであって、前記配信サービス機関は、
    請求項3記載のデータ配信端末の記憶部が保持する識別情報を管理する情報管理部と、
    前記データ配信端末からの要求を前記情報管理部が管理する識別情報を参照して解析する情報解析部と、
    を備えることを特徴とするデータ配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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