JP2004018173A - 綴じ処理装置 - Google Patents

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JP2004018173A
JP2004018173A JP2002175097A JP2002175097A JP2004018173A JP 2004018173 A JP2004018173 A JP 2004018173A JP 2002175097 A JP2002175097 A JP 2002175097A JP 2002175097 A JP2002175097 A JP 2002175097A JP 2004018173 A JP2004018173 A JP 2004018173A
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Atsushi Kurabayashi
倉林 淳
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Max Co Ltd
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Abstract

【課題】製本の仕上がり精度の良好な綴じ処理装置を提供する。
【解決手段】電動ステープラと紙折り機構を備えた綴じ処理装置において、電動ステープラ3を紙テーブル2に対して平行にスライドさせる機構と、綴じ位置の近傍で紙をクランプするクランプローラ8を設ける。待機状態において電動ステープラのドライバと紙折り機構の作動中心線が一致しており、紙テーブル上の紙Pをステープリングした後に電動ステープラが後退して紙折り機構の作動経路から退避する。続いて紙折り機構のプッシュブレード9が上昇駆動されて紙の綴じ箇所をピンチローラ6の間へ挿入し、回転するピンチローラが紙を二つ折りにプレスする。ステープリング時および紙折り時にクランプローラ8が紙Pを押さえているので紙の位置ずれが発生せず、高精度の仕上がりが得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、紙の中央をステープルにて綴じ、さらに二つ折りにして製本する綴じ処理装置に関するものであり、特に、製本精度の向上を図った綴じ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数枚の紙の左右中心線上にステープルを打って綴じ、ピンチローラを用いた紙折り機構により紙を二つ折りにしてブックレットの形態に成形する綴じ処理装置は公知であり、此の種の綴じ処理装置を備えた複合型複写機も知られている。
【0003】
上記の綴じ処理装置は、電動式のステープラと、一対のピンチローラおよびプッシュブレードからなる紙折り機構と、スタックトレイとを備えており、複写機構部から排出される紙を受けるスタックトレイは、紙の自重により自動的に紙端を揃えるために傾斜しており、下端部に昇降式の紙揃えストッパーが配置されている。スタックトレイの上下中間部位には複数の電動ステープラが水平に並列配置されていて、紙の表面側にあるクリンチャと紙の背面側にあるドライバとが紙を挟んで対向している。ステープラの上方には紙折り機構が配置されており、紙の表面側にあるプッシュブレードが紙の裏面側にある一対のピンチローラの中間位置に対向している。昇降式の紙揃えストッパーは、綴じ処理装置の制御部により紙のサイズに応じて上下位置を制御され、紙が複写機構部からスタックトレイへ落下して紙揃えストッパーに当たって停止したときに、紙の前後中間点がステープラのドライバ位置と一致する。1セットの紙がスタックトレイに送られると、ステープラが起動して紙の前後中間点の複数箇所にステープルを打ち込んで綴じ、その後に紙揃えストッパーが上昇駆動されて紙を押上げる。制御部により紙揃えストッパーの上昇量は、ステープラのドライバならびにクリンチャと紙折り機構のプッシュブレードとの変位量と等しく制御され、紙揃えストッパーが停止したときにプッシュブレードの先端がステープルの打ち込み位置と等しく紙の中心線に対向する。そして、ソレノイドあるいは直動カム機構などによりプッシュブレードが紙の方向へ駆動されて紙の綴じ箇所を一対のピンチローラの間へ押し込み、ピンチローラが回転駆動されて紙を折りたたみながら引込み、反対側へ排出する。このようにして複写した書類などが中綴じ及び二つ折りされて中綴じ書類として仕上げられる。
【0004】
以上が、従来の綴じ処理装置の構成であるが、この綴じ処理装置においてはステープル処理後に紙揃えストッパーが上昇する際に、紙が自重やスタックトレイとの摩擦等により反ったり傾いたりすることがあり、このような事態が生じると紙のステープル打ち込み位置がプッシュブレードの位置と一致せず、綴じ位置と折り曲げ線の位置とがずれてしまうことが問題になっている。
【0005】
そこで、本願出願人は上記の不都合を解消するために、ステープル処理後に紙を移動せず、ステープラを移動する構成とした綴じ処理装置を既に提案している。この綴じ処理装置は、ステープラが紙折り機構のピンチローラとプッシュブレードとの間で紙にステープルを打った後に、ステープラがピンチローラとプッシュブレードとの間から退避し、続いて紙折り機構を駆動してステープル打込み位置で紙を二つ折りにする。したがって、紙が位置ずれを起こすことがなく、綴じ位置と折り曲げ線位置との位置合わせの精度はステープラの位置決め精度のみに依存することになり、仕上がり不良の発生は殆どなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本願出願人が提案した綴じ処理装置は、綴じ及び紙折り処理の際に紙を移動せずステープラを移動する構成とすることで仕上がり精度の向上並びに安定化が達成されたが、さらに仕上がり精度を向上すべく精度に影響を及ぼす要素を調べたところ、ステープル打ち込み時及び紙折り時における紙の撓みにより微小な位置ずれが生じることがあり、撓みを抑えればさらに仕上がり精度が向上するということが明らかになった。また、従来の綴じ処理装置の紙折り機構においては、厚手の紙の場合や紙の枚数が多い場合は、プレス力が不足して満足すべき仕上がりが得られないこともある。
【0007】
そこで、上記の問題を解消して中綴じ書類の仕上がりを向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、紙トレイと、ドライバとクリンチャとを紙トレイを挟んで対向配置した電動ステープラと、一対のピンチローラとプッシュブレードとを紙トレイを挟んで対向配置した紙折り機構とを備え、電動ステープラにより紙トレイ上の紙の左右中心線上を綴じ、直進駆動されるプッシュブレードが紙の綴じ箇所を一対のピンチローラ間へ挿入し、回転する一対のピンチローラにより紙を二つ折りする綴じ処理装置であって、電動ステープラを前記プッシュブレードへドライバが対向する位置とプッシュブレードの経路外の退避位置とへ平行移動させる駆動機構を設け、電動ステープラが前記プッシュブレードに対向する位置で紙をステープリングした後にプッシュブレードの経路から退避し、続いて紙折り機構が起動して紙トレイ上の紙を二つ折りするように構成した綴じ処理装置において、
前記電動ステープラのステープリング位置の近傍で紙をクランプするクランプ部材と、クランプ部材をクランプ位置とクランプ解除位置とに切換えるクランプ駆動手段とからなるクランプ機構を設け、ステープリング及び二つ折りの際に前記クランプ部材により紙テーブル上の紙をクランプするように構成したことを特徴とする綴じ処理装置を提供するものである。
【0009】
また、上記クランプ機構を電動ステープラならびに紙折り機構の前後に配置した綴じ処理装置、ならびに上記クランプ機構を電動ステープラに連結し、クランプ機構が電動ステープラの移動と連動して紙テーブル上を移動する綴じ処理装置を提供するものである。
【0010】
また、上記クランプ部材は、摩擦制動機構を備えたフリクションローラである綴じ処理装置、ならびに上記クランプ部材は、少なくとも電動ステープラの作動時及びプッシュブレードの直進時に回転駆動されるクランプローラであって、クランプローラの周速度を、電動ステープラのクリンチャまたはドライバの移動速度並びに紙折り機構のプッシュブレードの移動速度に対応した速度に制御することにより紙のたるみの発生を防止した綴じ処理装置を提供するものである。
【0011】
また、上記紙折り機構のピンチローラの回転方向を切換える制御手段を備え、紙の引込み行程中にピンチローラの回転方向を複数回切換えることにより、紙折りを複数回実行するように構成した綴じ処理装置、ならびに上記紙折り機構の紙折り実行回数を任意に切換え可能な制御手段を設けた綴じ処理装置、ならびに、紙厚情報に応じて上記紙折り機構の紙折り実行回数を自動的に設定する制御手段を設けた綴じ処理装置を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1は綴じ処理装置1を示し、2は紙テーブル、Pは紙テーブル上の紙であり、紙テーブル2の裏面側に電動ステープラ3のクリンチャユニット4が配置され、クリンチャユニット4は紙テーブル2の上方に配置されたドライバユニット5へ対向している。クリンチャユニット4とドライバユニット5は、ベルトドライブ機構や送りネジ機構などによる公知の同期移動機構によって一体的に前後へ移動し、図1の初期位置と図3の退避位置との間を往復移動する。
【0013】
ドライバユニット5の上方には一対のピンチローラ6が配置され、ピンチローラ6とクリンチャユニット4の下に配置されたプッシュブレード7とによって紙折り機構を構成している。一対のピンチローラ6の接線はドライバユニット5のドライバ5aの垂直線上にあり、紙のステープリング位置と折り曲げ線とが正確に一致するようにしている。
【0014】
クリンチャユニット4とドライバユニット5の後方(図において右)且つクリンチャユニット4とドライバユニット5の退避経路の左右にそれぞれ上下で対を成すクランプローラ8が設けられている。紙テーブル2には、図1においてクリンチャユニット4の先端のクリンチャ4aに対応する位置とクランプローラ8に対応する位置に穴(図示せず)が形成されていて、穴を通じてクランプとステープリングとが行われる。上下のクランプローラ8は、圧力バネとカムまたはレバーなどによるクランプ開閉機構(図示せず)により、圧接と離反の二状態に切換えられ、初期状態は上下に離反しており、ステープリング時および紙折り時に閉じて紙テーブル2上の紙Pをクランプする。
【0015】
クランプローラ8は、公知の摩擦制動機構(図示せず)を介して軸に取付け、電動ステープラの綴じ動作時及び紙折り動作時に紙Pを介して加わる引張り力に抗して紙Pにテンションを与え、且つ引張り力に応じて回転することによりテンションを制限して紙Pの伸びや破れを防止している。また、クランプローラ8の制動手段として摩擦制動機構に代えてモータを用い、クランプローラへ連結したモータの負荷に応じて駆動電流をフィードバック制御することにより、紙のテンションをより精密に制御してもよい。また、綴じ動作時と紙折り動作時にクランプローラ8を回転駆動し、クランプローラ8の紙送り速度が電動ステープラのクリンチャ4aの上昇速度ならびにプッシュブレード7の下降速度に応じた紙送り速度となるようにクランプローラ8の周速度を制御してもよい。
【0016】
次に、綴じ処理装置1の動作を説明する。図1において1セットの紙Pが紙テーブル2上へ送り込まれ、それぞれの紙の先端部が紙揃えストッパー(図示せず)に当たって位置揃えされ、紙の送り方向における前後中間点がドライバユニット5のドライバ5aの直下に位置する。綴じ処理装置1に設けた紙検出センサ(図示せず)による検出信号、あるいは手動操作による起動信号により、先ずクランプローラ8が閉じて紙Pをクランプし、続いてドライバユニット5のドライバ5aがステープルを射出するとともにクリンチャユニット4のクリンチャ4aが上昇してステープルの脚部を折り曲げ、紙が綴じられる。
【0017】
図2に示すように、ステープリング完了後にクリンチャユニット4とドライバユニット5が後退した後に、紙折り機構のプッシュブレード支持フレーム9が上昇し、図3に示すようにさらにプッシュブレード7が上昇駆動されて紙Pの中間部を一対のピンチローラ6の間へ押し込む。モータにより回転駆動される一方のピンチローラとこれに圧接している他方のピンチローラは同期回転し、紙を折りたたんで引込み、図において上方へ排出する。また、前述したようにこの紙折り動作時にクランプローラ8を回転駆動し、プッシュブレード7の下降速度に応じた紙送り速度となるようにクランプローラ8の周速度を制御して紙Pのテンションを一定に維持してもよい。
【0018】
尚、紙折り機構のプッシュブレード7とピンチローラ6とをそれぞれ別の駆動機構によって駆動する構成と、一つのモータによって両者を駆動する構成のいずれでもよいが、1モータ構成とした場合は、プッシュブレード7の往復1サイクル動作の間にピンチローラ6から紙が完全に排出されるようにピンチローラ6の周長を設定する。そして、紙排出完了後にプッシュブレード7と電動ステープラ3は図1の初期位置へ戻り、1サイクルの動作を終了する。このように、ステープリング時と紙折り時に紙の綴じ位置近傍をクランプすることにより、クランプしない場合や紙の端部をクランプする場合と比較して紙の位置ずれが著しく減少し、製本の仕上がりが改善される。
【0019】
図4に示す綴じ処理装置11は、電動ステープラの前と後ろにそれぞれ一対のクランプローラ8を配置した実施形態を示し、二対のクランプローラ8により綴じ箇所の前後をクランプするもので、さらに紙の位置ずれが減少する。
【0020】
また、図5乃至図7に示す綴じ処理装置21のように、電動ステープラのクリンチャユニット4とドライバユニット5並びに紙折り機構のピンチローラ6とプッシュブレード7の配置を天地逆転してもよい。また、この例はクリンチャユニット4とドライバユニット5とからなる電動ステープラ3と、紙折り機構のピンチローラ6と、クランプローラ8とを一つのスライドフレーム22に組み込んだステープラ/ピンチローラユニット23としてあり、図6のようにステープリング完了後にステープラ/ピンチローラユニット23がステープリング位置から後退して、図7のように一対のピンチローラ6の接線がプッシュブレード7及び紙Pの中間綴じ位置の直下に位置するように構成している。
【0021】
また、図8に示す綴じ処理装置31は、紙テーブル2上のドライバユニット5の左右両側(図において紙面の表裏方向)にレバー32を設け、レバー32の先端にクランプローラ33を取付けており、ソレノイドあるいはカムなどの駆動手段(図示せず)によりレバー32を下降させてクランプローラ33を紙Pの表面に圧接させるようにしている。クランプローラ33は、先の実施形態と同様に、摩擦制動型または電動ステープラのクリンチャ並びにプッシュブレードの移動速度に対応した周速度となるように回転数が制御されるモータ駆動型のいずれでもよい。
【0022】
また、紙折り機構に関しては、ピンチローラ6の回転方向と回転量を制御する回路を設けて、一旦紙を引込んだ後にピンチローラ6を逆転して紙を逆行させ、再度回転方向を切換えることにより、プレス動作を複数回実行するように構成すれば、折り目がさらに平坦化して仕上がりが向上する。また、複写機の制御部からの紙厚データに応じて一回プレス動作と二回プレス動作とが自動的に切換わるようにするか、あるいはキー入力により一回プレス動作と二回プレス動作とを切換えて厚手の紙の場合に二回プレス動作するようにしてもよい。
【0023】
尚、上記の実施形態において紙テーブル2への紙挿入方向は前後(図において左右)のいずれからでもよい。紙揃えストッパーについては、従来型と同様に複写機側から用紙サイズの情報を受けて、ストッパー送り機構により用紙サイズに応じた位置へ自動的に移動するように制御してもよく、また、紙テーブル2を水平に配置する場合は、紙送り機構に紙送り量検出センサを備えて送り量を制御するように構成して、紙揃えストッパーを省略することもできる。また、本装置を独立した手動操作型綴じ装置として構成する場合は、紙揃えストッパーを手操作で所定の位置へスライドさせて紙を手挿入するようにしてもよい。
【0024】
以上、綴じ処理装置の構成を説明したが、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の綴じ処理装置は、紙の綴じ箇所の近傍をクランプして綴じ及び紙折りを行うので、電動ステープラや紙折り機構から加わる外力により紙が位置ずれを起こすことを防止できる。また、紙折り動作を複数回行うことで、紙の折り目をより平坦にすることができ、書類の仕上がりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、綴じ処理装置の側面図。
【図2】図1の綴じ処理装置の動作行程を示す側面図。
【図3】図1の綴じ処理装置の動作行程を示す側面図。
【図4】綴じ処理装置の他の実施形態を示す側面図。
【図5】綴じ処理装置の他の実施形態を示す側面図。
【図6】図5の綴じ処理装置の動作行程を示す側面図。
【図7】図5の綴じ処理装置の動作行程を示す側面図。
【図8】綴じ処理装置の他の実施形態を示す側面図。
【符号の説明】
1      綴じ処理装置
2      紙テーブル
3      電動ステープラ
4      クリンチャユニット
5      ドライバユニット
6      ピンチローラ
7      プッシュブレード
8      クランプローラ
9      プッシュブレード支持フレーム
11      綴じ処理装置
21      綴じ処理装置
22      スライドフレーム
23      ステープラ/ピンチローラユニット
31      綴じ処理装置
32      レバー
33      クランプローラ

Claims (8)

  1. 紙トレイと、ドライバとクリンチャとを紙トレイを挟んで対向配置した電動ステープラと、一対のピンチローラとプッシュブレードとを紙トレイを挟んで対向配置した紙折り機構とを備え、電動ステープラにより紙トレイ上の紙の左右中心線上を綴じ、直進駆動されるプッシュブレードが紙の綴じ箇所を一対のピンチローラ間へ挿入し、回転する一対のピンチローラにより紙を二つ折りする綴じ処理装置であって、
    電動ステープラを前記プッシュブレードへドライバが対向する位置とプッシュブレードの経路外の退避位置とへ平行移動させる駆動機構を設け、電動ステープラが前記プッシュブレードに対向する位置で紙をステープリングした後にプッシュブレードの経路から退避し、続いて紙折り機構が起動して紙トレイ上の紙を二つ折りするように構成した綴じ処理装置において、
    前記電動ステープラのステープリング位置の近傍で紙をクランプするクランプ部材と、クランプ部材をクランプ位置とクランプ解除位置とに切換えるクランプ駆動手段とからなるクランプ機構を設け、ステープリング及び二つ折りの際に前記クランプ部材により紙テーブル上の紙をクランプするように構成したことを特徴とする綴じ処理装置。
  2. 上記クランプ部材を電動ステープラならびに紙折り機構の前後に配置した請求項1記載の綴じ処理装置。
  3. 上記クランプ機構を電動ステープラに連結し、クランプ機構が電動ステープラの移動と連動して紙テーブル上を移動する請求項1記載の綴じ処理装置。
  4. 上記クランプ部材は、摩擦制動機構を備えたフリクションローラである請求項1、2または3記載の綴じ処理装置。
  5. 上記クランプ部材は、少なくとも電動ステープラの作動時及びプッシュブレードの直進時に回転駆動されるクランプローラであって、クランプローラの周速度を、電動ステープラのクリンチャまたはドライバの移動速度並びに紙折り機構のプッシュブレードの移動速度に対応した速度に制御することにより紙のたるみの発生を防止した請求項1、2または3記載の綴じ処理装置。
  6. 紙トレイと、ドライバとクリンチャとを紙トレイを挟んで対向配置した電動ステープラと、一対のピンチローラとプッシュブレードとを紙トレイを挟んで対向配置した紙折り機構とを備え、電動ステープラにより紙トレイ上の紙を綴じ、直進駆動されるプッシュブレードが紙の綴じ箇所を一対のピンチローラ間へ挿入し、回転する一対のピンチローラにより紙を二つ折りする綴じ処理装置において、
    前記紙折り機構のピンチローラの回転方向を切換える制御手段を備え、紙の引込み行程中にピンチローラの回転方向を複数回切換えることにより、紙折りを複数回実行するように構成した綴じ処理装置。
  7. 上記紙折り機構の紙折り実行回数を任意に切換え可能な制御手段を設けた請求項6記載の綴じ処理装置。
  8. 紙厚情報に応じて上記紙折り機構の紙折り実行回数を自動的に設定する制御手段を設けた請求項6記載の綴じ処理装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140215A (ja) * 2010-12-29 2012-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 用紙後処理装置
JP2013035185A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Max Co Ltd 中綴じ用ステープラ
CN111703236A (zh) * 2020-06-23 2020-09-25 范德霞 一种简易宣传册装订机

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