JP2004015960A - 電子機器および充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ACアダプタに電子機器が備えていた二次電池の充電器を備えさせても、安全に充電が行える電子機器および充電方法を提供する。
【解決手段】疑似電池回路5により、充電モードを疑似的に二次電池E1のプリ充電モードなどの状態にする。ACアダプタ1が充電回路を備えていれば、その電池特性に対応した電源が供給される。これにより、充電回路動作確認回路6で二次電池E1の充電に適した電源か否かが判別でき、適した電源の場合のみ、スイッチ回路4をオンとして二次電池E1の充電を行う。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子機器および充電方法に関し、特に、充電回路を有するACアダプタを用いて充電を行う二次電池を内蔵した電子機器および二次電池の充電方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯型電子機器の電源として、乾電池などの一次電池やニッケル・カドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウム・イオン電池などの二次電池などが用いられている。これら二次電池は、電池切れになっても充電することにより繰り返し使用可能である。しかしながら、電池切れのたびに使用者が電子機器から二次電池を取り外して充電器で充電することは非常に面倒である。したがって、携帯電話機などの電子機器は、二次電池を内蔵したままの状態で充電できる構造を備えている。
【0003】
この二次電池を内蔵したままの状態での充電として、例えば家庭用商用AC電源を外部電源とし、ACアダプタを用いて充電を行うことが考えられる。図15は、従来例によるACアダプタを利用した電子機器の充電の概略図を示す。図15に示すように、従来は、ACアダプタ101の接続コードを、コネクタ103などを介してセット充電回路102、すなわち携帯電話機などの二次電池を内蔵した電子機器の充電回路に接続し、充電を行っていた。
【0004】
ACアダプタ101は、差込プラグをコンセントに差し込むことで、家庭用商用電源、すなわち交流電源を入力し、変圧器により電圧を変圧し、整流回路、平滑回路を経て、所望の電圧、電流に変換された直流電源を、プラス端子、マイナス端子の2端子により出力するように構成されている。セット充電回路102は、電子機器が内蔵する二次電池を充電するための充電回路であり、ACアダプタなどから直流電源を入力し、二次電池を充電する。
【0005】
このセット充電回路102は、充電器としての機能を備えている。すなわちACアダプタなどからの直流電源の電気特性が、充電する二次電池の電池特性と異なっていても、安全に充電が行われるような構成、例えば、電源の電圧/電流などが二次電池の充電に最適となるよう制御する回路、電源の電圧/電流が許容範囲外である場合には充電しないようにする回路、充電中に充電電圧/電流を検出し、二次電池の充電特性を考慮して充電電源の電圧/電流を制御する回路などを備えている。
【0006】
このように、従来は、電子機器が内蔵する二次電池を充電する場合には、電子機器側に充電するための充電回路、すなわち充電器を設けて充電を行っていた。この電子機器側に設けられた充電器により、ACアダプタからの電源の電気特性が二次電池の電池特性と異なっていても安全に充電を行うことができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の二次電池の充電方法には次のような問題があった。すなわち、電子機器側が比較的大型の部品からなる充電器を備えているため、IC化などの電気回路の縮小化が難しい。このため、電子機器の軽量化、小型化が困難であるという問題がある。また、充電のときに電子機器が発熱するなどの悪影響を与える可能性があるという問題がある。さらには、電子機器のコストがこの充電器の分だけ余計にかかるという問題がある。
【0008】
充電器を電子機器側でなくACアダプタ側に備えさせれば良いが、その場合、充電器を備えていない一般のACアダプタで充電してしまった場合に、安全性が確保されないという問題がある。
【0009】
したがって、この発明の目的は、軽量化、小型化が可能であり、充電中の発熱を抑え、低コストで製造でき、安全に充電できる電子機器およびその電子機器が内蔵する二次電池の充電方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の請求項1の発明は、
充電回路を有するACアダプタを2端子でもって接続することで充電される二次電池を内蔵した電子機器において、
二次電池への充電のオン/オフを切り換えるスイッチと、
二次電池の充電動作の電気特性を呈する疑似電池と、
電気特性に対応した充電電源がACアダプタから供給されるか否かを確認する確認手段とを有し、
スイッチがオフの状態で疑似電池により充電動作を行い、確認手段によりACアダプタからの電源が電気特性に対応した電源である場合に、スイッチをオンとすることで充電を行う
ことを特徴とする電子機器である。
【0011】
また、請求項3の発明は、
充電回路を有するACアダプタを2端子でもって接続することで充電される二次電池を内蔵した電子機器において、
二次電池への充電のオン/オフを切り換えるスイッチと、
充電電源の制御により生成された信号を検出する検出手段とを有し、
スイッチがオフの状態で、検出手段により所定時間内に入力電源から上記信号が検出された場合に、スイッチをオンとすることで充電を行う
ことを特徴とする電子機器である。
【0012】
請求項1の発明では、二次電池を内蔵した電子機器で、疑似電池により充電動作を行い、ACアダプタからの電源が二次電池の充電動作の電気特性に対応した電源である場合に、スイッチをオンとし充電を行うことで、充電回路をACアダプタに備えさせても安全に充電することが可能である。
【0013】
また、請求項3の発明では、二次電池を内蔵した電子機器で、充電電源の制御により生成された信号を検出された場合にスイッチをオンとし充電を行うことで、充電回路をACアダプタに備えさせても安全に充電することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
まず、この発明による電子機器の充電の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明による電子機器の充電を示す一例の概略図である。
【0015】
図1に示すように、この発明による充電は、充電機能を備えた外部電源アダプタであるACアダプタ1の接続コードを、コネクタ3を介してセット充電機能確認回路、すなわち二次電池を内蔵した電子機器の充電機能を確認する回路に接続して充電を行うものである。
【0016】
ACアダプタ1は、差込プラグをコンセントに差し込むことで、家庭用商用電源、例えば交流電源を入力し、変圧器により電圧を変圧し、整流回路、平滑回路などを経て、所望の電圧、電流に変換された直流電源を、充電機能を有する充電回路を介してプラス端子、マイナス端子の2端子により外部に出力するように構成されている。
【0017】
この充電回路は、従来、携帯電話機などの充電機能を有する電子機器が備えていた二次電池を充電するための回路、すなわち充電中に充電電圧/電流を検出し、充電する二次電池の電池特性を考慮して、充電電圧/電流の制御を行う回路や充電電源の電圧/電流を検出する回路などから構成される。
【0018】
このように、ACアダプタ1に充電器としての機能を持たせて充電を行えば、ACアダプタ1から二次電池の電池特性を考慮した充電特性の電源が電子機器に送られるため、電子機器側は、充電用の回路をほとんど備えなくてもよいことになる。しかしながら、充電特性の異なるACアダプタ、例えば充電機能を持たない一般のACアダプタなどから電源が入力されたときは、安全性を確保する必要がある。そこで、この発明では、ACアダプタ1からの電源が二次電池の充電特性に適合しているか否かを確認する回路であるセット充電機能確認回路2をセット側、すなわち電子機器側に備えている。
【0019】
セット充電機能確認回路2は、外部から入力される充電用の電源が二次電池の充電特性に対応しているか否かを確認し、対応しているならば充電を行い、対応していなければ充電を行わない回路である。以下、この確認回路を備えた、この発明の実施形態について説明する。
【0020】
まず、この発明の第1の実施形態による電子機器および充電方法について説明する。図2は、この発明の第1の実施形態による充電電源確認回路の回路構成の一例である。なお、この確認回路は携帯電話機に備えられている。図2に示す破線の左側がACアダプタ側を示し、右側がセット側、すなわち携帯電話機側を示す。
【0021】
この第1の実施形態による確認回路は、以下のように構成される。まずこの確認回路は、ACアダプタ1のプラス端子を接続するプラス電極の端子A、およびACアダプタ1のマイナス端子を接続するマイナス電極の端子Bを備えている。そして、この端子Aがスイッチ回路4および抵抗R1を介して二次電池E1のプラス側に接続されている。また、二次電池E1のマイナス側が、端子Bに接続されている。
【0022】
スイッチ回路4は、制御回路8と接続されている。制御回路8は、他の回路からの信号によりスイッチ回路4のオン/オフを切り換える回路である。また、端子Aからの電源ラインは、充電回路動作確認回路6と疑似電池回路5に接続されている。疑似電池回路5は、電池の動作を疑似的に行う回路であり、ここでは二次電池E1の充電時の電気特性、例えば空の電池を最初に充電するときに行われるプリ充電の電気特性などE1が疑似的に動作される回路である。
【0023】
ここで、二次電池の充電動作特性について説明する。図3は、二次電池の充電動作特性を示す一例のグラフである。この図3に示すグラフは、携帯電話機に用いられる定格充電電圧が4.2Vであるリチウム・イオン電池の充電動作特性のグラフである。縦軸は充電電圧Vおよび充電電流Iを示し、横軸は時間Tを示している。
【0024】
図3に示すように、電圧Vは、充電開始時には低い電圧に抑えておき、徐々に上昇させる。そして、電圧が定格充電電圧である4.2Vに達した後は、定電圧を保つ。一方、電流Iは、充電開始時から定電流、例えば500mAを流すが、定電圧状態となってから徐々に緩やかなカーブを描いて下降する。
【0025】
プリ充電期間は、充電開始直後に、例えば図3に示すように2.5V、0.1Cなどの低電圧、低電流で充電が行われる充電期間のことである。また、タイマ充電期間は、継続的に弱い電流を流すことで充電容量を増やすための期間である。そして、電流が規定された値まで下降した場合に充電が完了する。ただし、タイマ充電期間が設けられていない場合には、その時点で充電が完了する。通常、このような充電特性に従って充電動作は行われる。
【0026】
すなわち、ACアダプタ1側の充電回路からは、図3に示すような、充電動作特性に従った電源が供給される。従って、例えば疑似電池回路5の疑似電池電圧を2.5V以下に設定した場合には、プリ充電モードの検出が可能であり、疑似電池電圧を4.2Vに設定した場合には、電流値からタイマ充電期間の検出が可能である。
【0027】
図4は、疑似電池の回路構成の一例を示す。図4に示す疑似電池回路は、端子Aからの電源ラインにNPN型トランジスタQ11のコレクタおよびツェナーダイオードD11のカソードが接続されている。ツェナーダイオードD11のアノードは、抵抗R11を介してNPN型トランジスタQ11のベースおよびNPN型トランジスタQ12のコレクタに接続されている。NPN型トランジスタQ11のエミッタがNPN型トランジスタQ12のベースおよび抵抗R12を介して端子Bからの電源ラインに接続されている。そして、NPN型トランジスタQ12のエミッタが端子Bからの電源ラインに接続されている。
【0028】
このように疑似電池回路を構成することで、電圧V、電流Iを擬似的に電池特性、例えば2.5V、0.1Cのプリ充電動作特性などにすることができる。したがって、入力電源が充電動作特性であるか否か、すなわち適用可能な充電回路を備えたACアダプタの電源か否かの判定が可能となる。
【0029】
また疑似電池回路5は、図2に示すように、充電回路動作確認回路6と接続されている。充電回路動作確認回路6は、供給される電源と疑似電池回路5からの出力とにより、入力電源が充電回路から出力された電源であるか否かを確認する回路である。また充電回路動作確認回路6は、停止回路7を介して疑似電池回路5に接続されている。さらに充電回路動作確認回路6は、上述した制御回路8と接続されている。停止回路7は、充電回路動作確認回路6からの信号に基づき、疑似電池回路5への停止信号を生成する回路である。
【0030】
また、電流検出抵抗である抵抗R1の両端は、電流検出回路9と接続されている。電流検出回路9は、この両端から電流を検出する回路である。また、二次電池E1の両端が電圧検出回路10と接続されている。電圧検出回路10は、この両端から電圧を検出する回路である。これら電流検出回路9および電圧検出回路10は、上述した制御回路8と接続されている。
【0031】
図5は、この発明の第1の実施形態による充電電源確認回路の一例の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、充電が行われる際のこの確認回路の動作について説明する。
【0032】
まず、この確認回路に充電電源が入力されると、ステップS1において、疑似電池回路5により二次電池E1の電池特性の動作が行われる。すなわち入力された充電電源で、疑似電池回路5により疑似的な充電動作が行われる。次に、ステップS2に進み、充電回路動作確認回路6において、プリ充電電圧検出などのACアダプタ1の充電器検出、すなわち充電回路からの電源の検出が行われる。次に、ステップS3で、ステップS2において充電器電圧、すなわち充電回路からの電源が検出されたか否かが判定される。
【0033】
ステップS3において、NOと判定された場合には、ステップS1の処理に戻される。YESと判定された場合には、ステップS4に進む。ACアダプタ1が二次電池E1の充電動作特性の充電回路を備えている場合には、疑似電池回路5の動作に対応した電気特性の電源が、ACアダプタ1側から供給されるため、ステップS3の判定はYESとなるが、ACアダプタ1が二次電池E1の充電特性の充電回路を備えていない場合には、疑似電池回路5の動作に対応した電気特性の電源が、ACアダプタ1側から供給されないことになり、ステップS5の判定はNOとなる。
【0034】
ステップS4では、充電回路動作確認回路6から停止回路7へ停止信号が送られ、停止回路7により疑似電池回路5が停止され充電器検出回路動作が停止されるとともに、制御回路8へオン信号が送られる。
【0035】
次に、ステップS5に進み、制御回路8が充電回路動作確認回路6からのオン信号により、スイッチ回路4をオンさせる。そして、ステップS6で、二次電池E1の充電が開始される。
【0036】
次に、ステップS7で、二次電池E1の取り外し、充電完了、ACアダプタの取り外しの有無について判別される。二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認されない場合には、ステップS7の判定は、NOとなり、ステップS6で充電を引き続き行う。電流検出回路9、電圧検出回路10などにより二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認された場合には、ステップS8へ進み、制御回路8によりスイッチ回路4がオフとされ、充電処理を終了する。
【0037】
以上説明したように、この第1の実施形態による電子機器および充電方法では、二次電池E1を充電するときに、疑似電池回路5において、疑似的にプリ充電モードやタイマ充電モードなどの電池動作を行うことで、ACアダプタ1から入力される電源が、二次電池E1に適した充電回路からの電源であるか否かが判別でき、二次電池E1の充電に適した電源の場合に限り、充電を行うようにすることができる。
【0038】
また、疑似電池回路5において、疑似的に電池動作させるときに、電力の小さいプリ充電モードやタイマ充電モードの動作をさせることにより、効率良く確認回路を動作させることができる。
【0039】
これにより、充電回路を電子機器に備えなくても、充電時の安全性が確保される。したがって、充電回路をACアダプタ1側に移動することにより、二次電池を内蔵した電子機器を充電するときの発熱を抑えることができ、さらには充電電源の入力部のIC化などにより、電子機器の軽量化、小型化および電子機器の製造コストの低減などが可能となる。
【0040】
この第1の実施形態では、ACアダプタ1の充電器としての動作確認によりスイッチ回路4のオン/オフを切り換え、充電動作を制御したが、ACアダプタ1から信号を発生させ、その信号をセット側が検出することで充電モードを確認し、充電動作を制御することもできる。以下に説明するこの発明の第2および第3の実施形態においては、この信号検出を用いた電子機器および充電方法の説明である。
【0041】
図6は、この発明の第2の実施形態によるACアダプタおよび充電電源確認回路の回路構成の一例である。図6に示すように、ACアダプタ側は、トランスT1、ダイオードD1、コンデンサC1、充電制御回路11、スイッチSW1、スイッチ電源/帰還回路12、タイマ回路13および信号発生回路14などにより構成される。なお、変圧器であるトランスT1、整流回路であるダイオードD1、平滑回路であるコンデンサC1および図示しない部分については、従来のACアダプタ回路によるものであり、ここでは説明を省略する。
【0042】
平滑回路であるコンデンサC1のプラス電位側が充電制御回路11、スイッチSW1を介して、セット側の端子Aに接続されている。また、コンデンサC1のマイナス電位側が充電制御回路11を介して、セット側の端子Bに接続されている。充電制御回路11は、所望の充電電源を安定して外部に供給できるように電源を制御する回路であり、スイッチ電源/帰還回路12に接続されている。スイッチ電源/帰還回路12は、トランスT1の一次側と接続されていて、充電制御回路11からの制御信号に基づき電源の制御を行う回路である。
【0043】
また、タイマ回路13が信号発生回路14と接続されていて、信号発生回路14は、スイッチSW1と接続されている。タイマ回路13は、時間計測が可能な回路であり、信号発生回路14は、タイマ回路13の計測に基づき、パルスなどのタイミング信号を生成し、生成したタイミング信号に基づきスイッチSW1のオン/オフを制御する回路である。図7は、第2の実施形態によるACアダプタからの信号波形の一例である。信号発生回路14において、電源出力のオン/オフを切り換えることにより、ACアダプタのプラスおよびマイナスの2端子のみで、セット側に図7Aに示すような信号を送ることができる。図7Bに示す波形については、後に説明する。
【0044】
一方、セット側は、以下のように構成される。端子Aが抵抗R2、スイッチSW2を介して二次電池E1のプラス側に接続されている。そして、二次電池E1のマイナス側が端子Bに接続されている。
【0045】
また、電流検出抵抗である抵抗R2の両端が信号電流検出回路15に接続されている。信号電流検出回路15は、抵抗R2の両端から信号電流の検出を行う回路である。この信号電流検出回路15は、タイマ回路17と接続されている。タイマ回路17は、時間計測が可能な回路である。また、信号電流検出回路15は、制御回路16と接続されている。制御回路16は、スイッチSW2と接続されていて、信号電流検出回路15の信号電流検出結果を基に、スイッチSW2のオン/オフを制御する回路である。
【0046】
図8は、この発明の第2の実施形態によるACアダプタおよび充電電源確認回路の一例の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、充電が行われる際の動作について説明する。
【0047】
まず、電源入力が開始されると、ステップS11において、タイミング信号がタイマ回路13で生成され、信号発生回路14に送られる。そして信号発生回路14が、このタイミング信号によりオン/オフ信号を生成し、スイッチSW1のオン/オフを行い、図7Aに示すような充電特性信号を発生する。充電特性信号は、所謂充電特性を備えた電源の識別信号である。スイッチSW1のオン/オフにより、電源電圧を図7Aに示すような波形にすることで、変化する電流を読み取ることができる。なお、スイッチSW1は、通常オン状態であり、この充電特性信号を生成するときに一時的にオフとされる。
【0048】
次に、ステップS12で、セット側の信号電流検出回路15およびタイマ回路17により所定時間内の電流が検出される。そして、ステップS13で、検出した電流から充電特性信号が検出されたか否かが判定される。
【0049】
ステップS13において、NOと判定された場合には、ステップS11の処理に戻される。YESと判定された場合には、ステップS14に進む。ACアダプタが適切な充電特性信号を生成している場合には、この充電特性信号が信号電流検出回路15で検出され、ステップS13の判定はYESとなるが、従来のACアダプタなど、ACアダプタが充電特性信号を生成しない場合には、充電特性信号が信号電流検出回路15で検出されないため、ステップS13の判定はNOとなる。
【0050】
ステップS14では、制御回路16が信号電流検出回路15からのオン信号により、スイッチ回路SW2をオンさせる。そして、ステップS15で、二次電池E1の充電が開始される。
【0051】
次に、ステップS16で、二次電池E1の取り外し、充電完了、ACアダプタの取り外しの有無について判別される。二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認されない場合には、ステップS16の判定は、NOとなり、ステップS15で充電を引き続き行う。電流検出回路9、電圧検出回路10などにより二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認された場合には、ステップS8へ進み、制御回路8によりスイッチ回路4がオフとされ、充電処理を終了する。
【0052】
このように、スイッチSW1のオン/オフの切り換えにより、2端子方式のACアダプタ構成においても充電特性信号を生成することができる。また、スイッチのオン/オフではなく、電源電圧を制御することでも、この充電特性信号を生成することができる。
【0053】
図9は、第2の実施形態によるACアダプタおよび充電電源確認回路の他の例である。図9に示すように、ACアダプタ1側は、トランスT1、ダイオードD1、コンデンサC1、充電制御回路18、帰還回路19、スイッチ電源回路20、信号発生回路21および電圧低下制御回路22などにより構成される。なお、変圧器であるトランスT1、整流回路であるダイオードD1、平滑回路であるコンデンサC1および図示しない部分については、従来のACアダプタ回路によるものであり、ここでは説明を省略する。
【0054】
平滑回路であるコンデンサC1のプラス電位側が充電制御回路18を介して、セット側の端子Aに接続されている。また、コンデンサC1のマイナス電位側が充電制御回路18を介して、セット側の端子Bに接続されている。充電制御回路18は、所望の充電電源を安定して外部に供給できるように電源を制御する回路であり、帰還回路19、スイッチ電源回路20を介し、トランスT1の一次側と接続されている。これにより、充電制御回路18からの信号に基づき電源の制御が可能である。
【0055】
また、信号発生回路21が電圧低下制御回路22と接続されている。信号発生回路21は、パルスなどのタイミング信号を生成し、電圧低下制御回路22に送る回路である。電圧低下制御回路22は、充電制御回路18と接続されており、信号発生回路21からの信号により、電圧低下制御信号を充電制御回路18に送る回路である。充電制御回路18は、この電圧低下制御回路22からの電圧低下制御信号により、電源電圧を所定の電圧に低下させる。これにより、セット側へ送る充電特性信号の生成が可能である。図7Bは、電圧低下による充電特性信号の一例の波形である。電圧を一時的に低下させ、電源電圧を図7Bに示すような波形にすることで、変化する電流を読み取ることができる。
【0056】
一方、セット側は、以下のように構成される。端子Aが抵抗R2、スイッチSW3を介して二次電池E1のプラス側に接続されている。そして、二次電池E1のマイナス側が端子Bに接続されている。
【0057】
また、電流検出抵抗である抵抗R2の両端が信号電流検出回路23に接続されている。信号電流検出回路23は、抵抗R2の両端から信号電流の検出を行う回路である。また、信号電流検出回路23は、制御回路24と接続されている。制御回路24は、スイッチSW3と接続されていて、信号電流検出回路23の電流の検出結果を基に、スイッチSW3のオン/オフを制御する回路である。
【0058】
このように、ACアダプタ1において、充電電源の電圧を二次電池E1の電池電圧よりも一時的に低下し、充電電流を変化させることで、このときの信号波形を充電特性信号として利用することができる。この図9に示す回路の動作については、電源電圧を低下させて充電特性信号を生成していること以外は、基本的に図6で説明した回路の動作と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0059】
以上説明したように、この第2の実施形態による電子機器および充電方法は、所定のタイミングにおいて電源を制御し、充電特性信号を生成するようにACアダプタ1を構成しておく。そして、二次電池E1を充電するときに、セット側の確認回路で適切な充電特性信号が確認された場合に、充電に適した電源であると判別でき、二次電池E1の充電に適した電源の場合に限り、充電を行うようにすることができる。
【0060】
これにより、充電回路を電子機器に備えなくても、充電時の安全性が確保される。したがって、充電回路をACアダプタ1側に移動することにより、二次電池E1を備えた電子機器を充電するときの発熱を抑えることができ、さらには充電電源の入力部のIC化などにより、電子機器の軽量化、小型化および電子機器の製造コストの低減などが可能となる。
【0061】
第1の実施形態では、疑似電池回路5を用いて疑似電池動作を行い、ACアダプタ1からの入力電源が、二次電池E1の充電特性となっていることを確認した場合に、充電可能であると判断した。また、第2の実施形態では、ACアダプタ1側で、充電特性信号の生成を充電電源の制御により行い、この充電特性信号をセット側が検出した場合に、充電可能であると判断した。第3の実施形態は、これら第1および第2の実施形態を応用したものである。以下、この発明の第3の実施形態による電子機器の充電について説明する。
【0062】
図10は、二次電池(リチウム・イオン電池)の充電特性の動作モード切り替え期間を示す一例のグラフである。縦軸が充電電圧V、充電電流Iを示し、横軸が時間Tを示す。図10に示すように、この二次電池の充電特性は、プリ充電期間、定電流期間および定電圧期間(タイマ充電期間を含む)を経て、充電完了となる。
【0063】
この第3の実施形態では、適正な充電が可能なACアダプタ1の構成を、充電特性が切り替わるプリ充電期間、定電流期間および定電圧期間などの切り替え期間に充電特性信号をセット側へ送るようにしておく。充電特性信号については、第2の実施形態を参照のこと。
【0064】
また、セット側は、第1の実施形態で説明した疑似電池回路で電池特性モード、すなわち疑似電池動作ができるように構成する。電池特性としては、例えばプリ充電またはタイマ充電(90%以上充電の特性も含む)となる電気特性が好ましい。これは、定電流期間など他の期間でも良いが、制御する場合に電力が大きくなってしまうため、比較的電力の小さいプリ充電期間およびタイマ充電期間を用いた方が効率良く行えるためである。
【0065】
図11は、この発明の第3の実施形態による一例の充電動作を示すフローチャートである。まず、電源入力が開始されると、ステップS21において、疑似電池回路により疑似的にプリ充電またはタイマ充電モードなどを動作させることで、ACアダプタ1側で充電特性信号が生成される。
【0066】
次に、ステップS22に進み、セット側で電流が検出される。そして、ステップS23で、検出した電流から充電特性信号が検出されたか否かが判定される。
【0067】
ステップS23において、NOと判定された場合には、ステップS21の処理に戻される。YESと判定された場合には、ステップS24に進む。ACアダプタが適切な充電特性信号を生成している場合には、この充電特性信号がセット側で検出され、ステップS23の判定はYESとなるが、従来のACアダプタなど、ACアダプタが充電特性信号を生成しない場合には、充電特性信号がセット側で検出されないため、ステップS23の判定はNOとなる。
【0068】
ステップS24では、セット側の充電動作のオン/オフを切り換えるスイッチ回路をオンさせる。そして、ステップS25で、二次電池E1の充電が開始される。
【0069】
次に、ステップS26で、二次電池E1の取り外し、充電完了、ACアダプタの取り外しの有無について判別される。二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認されない場合には、ステップS26の判定は、NOとなり、ステップS25で充電を引き続き行う。電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認された場合には、ステップS27へ進み、充電動作のオン/オフを切り換えるスイッチ回路がオフとされ、充電処理を終了する。
【0070】
このように、疑似電池回路で疑似的にプリ充電またはタイマ充電モードなどに切り替えた場合に、ACアダプタ1から供給される電源から、これらプリ充電またはタイマ充電などに対応する適切な充電特性信号が検出されれば、充電特性を持つ電源と確認でき、安全に充電を行うことができる。
【0071】
また、このようなACアダプタ1側からの信号は、以下に説明する構成の回路により、安全回路などに利用することができる。図12は、ACアダプタからの信号を利用する一例の回路を示す図である。
【0072】
図12に示す回路では、端子Aがスイッチ回路25を介して、二次電池E1のプラス側に接続されている。また、二次電池E1のマイナス側が端子Bに接続されている。二次電池E1と並列に信号受信回路26が接続されている。信号受信回路26は、ACアダプタ1で生成される信号を受信する回路である。
【0073】
また信号受信回路26は、充電標示回路27、充電演算回路28、安全制御回路29とそれぞれ接続されている。充電標示回路27は、入力される信号を基に充電状態の標示を例えばLED(light emitting diode)の点灯などにより行う回路である。充電演算回路28は、充電量の計算などを行う回路であり、充電標示回路27に接続されている。安全制御回路29は、充電を安全に行うための制御を行う回路であり、停止回路30および、充電標示回路27に接続されている。停止回路30は、スイッチ回路25と接続されていて、入力される充電停止信号により、スイッチ回路25をオフとし充電を停止する回路である。
【0074】
この構成の回路は、以下のように動作する。セット側の信号受信回路26において、ACアダプタ1で生成される、例えば充電電気特性の切り替え始めと終わりなどの、電池の充電特性からの部分的な信号が検出される。検出された信号は、充電標示回路27、充電演算回路28、安全制御回路29に送られ、各回路の入力信号として利用される。例えば、プリ充電しても基準電圧に上がらない、電池がオープン状態であるということを通知する電池不良信号または充電完了信号、動作不良などの安全制御不能を通知する充電停止信号として、停止回路30や充電標示回路27を制御することで、充電量の計算、充電停止やそれら標示の制御を行うことができる。
【0075】
以上説明したように、この第3の実施形態による電子機器および充電方法は、充電動作特性が切り替わるプリ充電期間、定電流期間および定電圧期間などの切り替え期間に充電特性信号をセット側へ送るようにACアダプタ1を構成しておく。そして、二次電池E1を充電するときに、確認回路の疑似電池回路で疑似的にプリ充電モードやタイマ充電モードなどの電池動作を行う。これにより、ACアダプタ1から供給される電源から適切な充電特性信号が検出された場合、充電に適した電源であると判別でき、二次電池E1の充電に適した電源の場合にのみ、充電を行うようにすることができる。
【0076】
また、疑似電池回路において、疑似的に電池動作させるときに、電力の小さいプリ充電モードやタイマ充電モードの動作をさせることにより、効率良く確認回路を動作させることができる。
【0077】
これにより、充電回路を電子機器に備えなくても、充電時の安全性が確保される。したがって、充電回路をACアダプタ1側に移動することにより、二次電池を内蔵した電子機器を充電するときの発熱を抑えることができ、さらには充電電源の入力部のIC化などにより、電子機器の軽量化、小型化および電子機器の製造コストの低減などが可能となる。
【0078】
この発明は、上述したこの発明の実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、この実施形態では、外部電源用のアダプタとしてACアダプタ1を用いているが、これに限らず車載用アダプタなど、他の外部電源用のアダプタを適用しても良い。
【0079】
また、この実施形態では、二次電池E1としてリチウム・イオン電池を搭載した携帯電話機の充電について説明したが、二次電池E1は、ニッケル・水素電池など、他の二次電池であっても良く、また電子機器も携帯電話機に限らず、携帯型MD(ミニディスク)装置、PDA(personal digital assistants)またはデジタルカメラやビデオカメラなどであっても良い。
【0080】
また、第2の実施形態では、電圧を制御することで充電特性信号を生成し、変化する電流を読み取っているが、電圧を読み取っても良いし、電流を変化させて充電特性信号を生成しても良い。
【0081】
また、第1および第3の実施形態における、疑似電池回路による疑似電池動作は、1種類に限られたものではなく、例えばプリ充電モードとタイマ充電モードなど、複数のモード動作を行わせ、充電動作特性である電源か否かを確認しても良い。これにより、適正電源の判断の確実性を増すことができる。
【0082】
また、第1〜第3の実施形態を組み合わせることで、充電電源を確認しても良い。図13は、第1の実施形態(第1方式)、第2の実施形態(第2方式)、第3の実施形態(第3方式)の3つを組み合わせた回路の一例の図である。
【0083】
図13に示す回路は、端子Aがスイッチ回路31を介して二次電池E1のプラス側に接続されている。そして、二次電池E1のマイナス側が端子Bに接続されている。
【0084】
また、第1方式確認回路32、第2方式確認回路33および第3方式確認回路34が充電電源ラインのプラスおよびマイナスにそれぞれ接続されている。第1方式確認回路32は、第1の実施形態での確認信号を検出する回路であり、第2方式確認回路33は、第2の実施形態での確認信号を検出する回路であり、第3方式確認回路34は、第3の実施形態での確認信号を検出する回路である。この確認信号は、各実施形態において、入力される電源が適合する電源であると判断された場合の信号である。
【0085】
また、これら確認回路は2または3信号確認回路35に接続されている。この2または3信号確認回路35は、スイッチ回路31と接続されていて、確認信号の合計数が2または3の場合には、スイッチ回路31をオンとする回路である。
【0086】
図14は、この3方式を組み合わせた回路の一例の動作を示すフローチャートである。まず、電源入力が開始されると、ステップS31において、第1方式、第2方式、第3方式による確認信号の検出が、それぞれ第1方式確認回路32、第2方式確認回路33、第3方式確認回路34で行われる。そして、それぞれの検出された場合の確認信号が、2または3信号確認回路35に送られ確認信号の合計数が算出される。
【0087】
次に、ステップS32において、確認信号の数が2または3であるか否かが判定される。ステップS32においてNO、すなわち確認信号数が1であった場合には、ステップ31に処理が戻される。ステップS32においてYES、すなわち確認信号数が2または3であった場合には、ステップS33へ進み、スイッチ回路31をオンとする。そして、ステップS34で二次電池E1の充電が開始される。
【0088】
次に、ステップS35で、二次電池E1の取り外し、充電完了、ACアダプタの取り外しの有無について判別される。二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認されない場合には、ステップS35の判定は、NOとなり、ステップS34で充電を引き続き行う。二次電池E1の取り外し、充電完了またはACアダプタの取り外しが確認された場合には、ステップS36へ進み、スイッチ回路31がオフとされ、充電処理を終了する。
【0089】
このように、ACアダプタ1の充電回路の確認を組み合わせて行うことで、充電する電子機器の誤動作などが防止でき、安全性を向上することができる。なお、図13では3方式の組み合わせについて説明したが、第1方式と第2方式、第1方式と第3方式、第2方式と第3方式の組み合わせにしても良い。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、外部電源用アダプタに充電回路を備えさせ、電子機器は、その充電回路の確認回路を持つ構成とすることにより、安全に充電ができ、充電電源入力部のIC化などにより電子機器の軽量化、小型化が可能であり、充電中の発熱を抑え、製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明による電子機器の充電を示す一例の概略図である。
【図2】
この発明の第1の実施形態による充電電源確認回路の回路構成を示す一例のブ
ロック図である。
【図3】
二次電池の充電動作特性を示す一例のグラフである。
【図4】
疑似電池の回路構成の一例を示す図である。
【図5】
この発明の第1の実施形態による充電電源確認回路の一例の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】
この発明の第2の実施形態によるACアダプタおよび充電電源確認回路の回路
構成を示す一例のブロック図である。
【図7】
この発明の第2の実施形態によるACアダプタからの信号波形を示す図である

【図8】
この発明の第2の実施形態による充電電源確認回路の一例の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】
この発明の第2の実施形態によるACアダプタおよび充電電源確認回路の回路
構成を示す他の例のブロック図である。
【図10】
二次電池の充電特性の動作モード切り替えの期間を示す一例のグラフである。
【図11】この発明の第3の実施形態による一例の充電動作を示すフローチャートである。
【図12】ACアダプタからの信号を利用する一例の回路構成を示すブロック図である。
【図13】3方式を組み合わせた一例の回路構成を示すブロック図である。
【図14】3方式を組み合わせた回路の一例の動作を示すフローチャートである。
【図15】従来例によるACアダプタを利用した電子機器の充電の概略図を示す。
【符号の説明】
1・・・ACアダプタ、2・・・セット充電機能確認回路、A,B・・・端子、E1・・・二次電池、4,SW1,SW2,SW3・・・スイッチ回路、5・・・疑似電池回路、6・・・充電回路動作確認回路、8,16,24・・・制御回路、13,17・・・タイマ回路、14,21・・・信号発生回路、15,23・・・信号電流検出回路、22・・・電圧低下制御回路

Claims (7)

  1. 充電回路を有するACアダプタを2端子でもって接続することで充電される二次電池を内蔵した電子機器において、
    上記二次電池への充電のオン/オフを切り換えるスイッチと、
    上記二次電池の充電動作の電気特性を呈する疑似電池と、
    上記電気特性に対応した充電電源がACアダプタから供給されるか否かを確認する確認手段とを有し、
    上記スイッチがオフの状態で上記疑似電池により充電動作を行い、上記確認手段により上記ACアダプタからの電源が上記電気特性に対応した電源である場合に、上記スイッチをオンとすることで充電を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 上記電気特性は、プリ充電動作特性またはタイマ充電動作特性であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 充電回路を有するACアダプタを2端子でもって接続することで充電される二次電池を内蔵した電子機器において、
    上記二次電池への充電のオン/オフを切り換えるスイッチと、
    上記充電電源の制御により生成された信号を検出する検出手段とを有し、
    上記スイッチがオフの状態で、上記検出手段により所定時間内に入力電源から上記信号が検出された場合に、上記スイッチをオンとすることで充電を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  4. さらに上記二次電池の充電動作の電気特性を呈する疑似電池を有し、上記電気特性の切り替えのときに、上記信号を検出することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 上記電気特性は、プリ充電動作特性またはタイマ充電動作特性であることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 電子機器が内蔵する二次電池を、充電回路を有するACアダプタを2端子でもって接続することで充電する充電方法において、
    上記二次電池への充電のオン/オフを切り換えるスイッチと、
    上記二次電池の充電動作の電気特性を呈する疑似電池と、
    上記電気特性に対応した充電電源がACアダプタから供給されるか否かを確認する確認ステップとを用い、
    上記スイッチがオフの状態で上記疑似電池により充電動作を行い、上記確認ステップにより上記ACアダプタからの電源が上記電気特性に対応した電源である場合に、上記スイッチをオンとすることで充電を行う
    ことを特徴とする充電方法。
  7. 電子機器が内蔵する二次電池を、充電回路を有するACアダプタを2端子でもって接続することで充電する充電方法において、
    上記二次電池への充電のオン/オフを切り換えるスイッチと、
    上記充電電源の制御により生成された信号を検出する検出ステップとを用い、
    上記スイッチがオフの状態で、上記検出ステップにより所定時間内に入力電源から上記信号が検出された場合に、上記スイッチをオンとすることで充電を行う
    ことを特徴とする充電方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012244847A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Toshiba Corp 放送受信装置及び放送受信装置の制御方法
JP3198095U (ja) * 2015-01-28 2015-06-18 株式会社ワイ・イー・シー スイッチバック充電システム

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