JP2004015276A - Ip電話装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インターネットのパケット通信を利用した音声通信において、通話品質を確保する、あるいは、ユーザが重視する方を選択できるように通信回線とインターネット回線を切りかえることによって、快適な通話を行うことができるIP電話装置を目的としている。
【解決手段】回線確立時、もしくはユーザが求める任意の時刻において、インターネット回線か一般回線かを、自動的、もしくは手動的に切り替え可能な手段を有するIP電話装置を用い、インターネット回線でのパケットディレイが限度値以上となった場合に、一般回線とインターネット回線を相互に切りかえる構成とする。
【選択図】 図2
【解決手段】回線確立時、もしくはユーザが求める任意の時刻において、インターネット回線か一般回線かを、自動的、もしくは手動的に切り替え可能な手段を有するIP電話装置を用い、インターネット回線でのパケットディレイが限度値以上となった場合に、一般回線とインターネット回線を相互に切りかえる構成とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用したIP電話装置で、特にユーザの状況に応じて快適な音声品質を確保できるIP電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの利用分野として、電子メールをはじめとする様々なサービスが提供されている。パケット通信を利用したIP電話装置もその一つである。IP電話装置においては、PCを用い互いのIPアドレスを交換した後で、インターネット回線にお互いが接続した後に電話として利用する方法が一般的である。
【0003】
また、ユーザの操作を軽減させるための別の方式として、電話機により、一旦、通常回線を用い、お互いのIPアドレスを自動的に交換し、相互に接続することによって、見かけ上、通常の電話と何ら違和感なくインターネット電話として通信確立を行う方法がある。
【0004】
前者の一般的な方法では、お互いのIPアドレスを手動、自動のいずれかの方法で取得した後で、端末Aと端末Bをインターネット回線に接続した上で、パケット通信を相互に確立することで、インターネット電話としての動作を行う。また、これを改善した、後者の方法においては、ユーザの設定を軽減し、違和感のない電話機として動作させるため、一旦、通常回線を用いるものである。
【0005】
以下、後者の場合について、図5、図6を用いて詳しく説明する。図5は、従来のIP電話装置とそのネットワーク構成図である。
【0006】
図5において、1および2は従来のIP電話装置である。これはPCを主体として、電話機能を追加するためのインターフェイスボードを追加した形の場合も多い。3および4は加入者電話回線である。5はローカルの電話局、6は広域の電話局である。7は前記電話局5、6を含む形での通常電話回線網であり、インターネット電話ではない通常の電話回線を確立した場合にはこの経路を通る。8はインターネット網を形成している要素の一つであるプロバイダであり、9はインターネット網である。通常、インターネット網9には複数のプロバイダ8が接続されており、インターネット網9で接続されたプロバイダ8の大型コンピュータは、随時、データを次のコンピュータに渡していくことでネットワークを確立している。
【0007】
なお、説明の便宜上、簡単な接続図になっているが、実際のインターネット網はこの図より複雑な接続となっている。
【0008】
図6は、従来のIP電話装置のハードウェアを示すブロック図を示す。
【0009】
図6において、10は外部電話回線に接続している電話線である。11は、回線の切り替えを行い回線の電気的インターフェイスを含む回路部である。12は、パケット通信コーデックであり、音声データや他の制御データがきた場合にはここでデコードされ、送信時にはここでエンコードされる。通常の電話回線を使用する場合には、パケット通信コーデック12の実質的な部分を通ることがなく、音声処理部13へ渡される。14は電話線10〜音声処理部13までを実際に制御している電話制御回路部及び電話周辺回路部であり、制御のためにメモリなどの記憶装置も包含している回路である。なお、この電話制御回路部及び電話周辺回路部14はマイコンを使用している場合も多く、また、電話機としての付加機能を実現するために、タイマなどを内蔵されているケースも多い。
【0010】
図7は、前記各部を備えて構成されたIP電話装置のシーケンスチャートである。図5のIP電話装置とそのネットワーク構成図、図6のハード構成図を併用して、インターネット電話として回線を確立するまでの手順を以下に説明する。
【0011】
まず、図5のネットワーク構成図に従った構成において、通常の電話と同じ方法でインターネット電話として電話を掛ける場合を考える。説明の便宜上、インターネット回線の確立まで、IP電話装置1は送信(発呼)側の端末A、IP電話装置2は受信(呼び出される)側の端末Bとする。
【0012】
このとき、端末A1は最初に発呼動作を行う。これは、図7での301に相当するシーケンスにある。このときの通信経路は、通常電話回線網7を通る加入者電話回線3,ローカルの電話局5,広域の電話局6,通常電話回線網7を経由する回線を使用している。
【0013】
端末Bが発呼に応じたところで端末Aは、インターネット回線に接続するためのIPアドレスなどのデータを端末Bに対して要求する。これは、図7での302−303のシーケンスの動作である。その後、図7の304−306のシーケンスの動作を行い、互いにデータを受け取ったところで、端末Aと端末Bは相互にインターネットに接続する。このとき、端末Aと端末Bは互いのIPアドレスを知っているので、スムーズにインターネット回線での接続が完了する。この後は、図7の307のシーケンスに至っているので、互いに通話できる状態にある。
【0014】
このときに確立している通信回線は、加入者電話回線3,プロバイダ8,広域の電話局6を通るインターネット網9を使用している。この回線経路が確立した時点で、端末Aと端末Bは通話可能な状態となり、インターネットのパケット通信を利用した音声の送受信が行える。
【0015】
このように、ユーザは、通常の電話を掛ける感覚で、IP電話装置が自動的にインターネット回線を確立してインターネット電話として活用できる。
【0016】
つぎに、図7のシーケンスチャートと図6のハード構成図を使って、シーケンスに関連するハードウェアの説明を補足しておく。図7の303と304のシーケンスで互いに選られたIPアドレスなどの情報は、図6における電話制御回路部及び電話周辺回路部14で処理され、この中に存在するメモリなどの記憶装置に一時保存されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
現在のIP電話装置において、パケットディレイによる音声品質の劣化の問題については周知の事実であり、様々な手法を用いて音声のディレイを軽減する手法が考えられている。一例を挙げると、特開09−172459公報には、ネットワークの状況に応じて音声圧縮回路のサンプリング周波数や音声圧縮の方式を変更することで快適な通話を実施する例を示してあり、この方法によって、パケットディレイが生じた場合にも音声の途切れが無い通話を目論んでいる。
【0018】
しかしながら、この場合にもパケット通信を利用している以上、他のトラフィックに依存した遅延が依然として存在するため、そのときに選択された音声圧縮の方法によっては、通話が途切れることは無くとも音声の品質が大きく劣化することも避けられず、また、ある限度値を超えたディレイが発生した場合には、音切れさえも避けられない場合も存在する。
【0019】
このことから、実用上では、通話中に相手方と重要な話しに発展した場合にも、通話品質の低下により聞き逃しをしてしまうことや音切れにより、通話に不快感をもって話しを続けなければならない状況も十分予想される。
【0020】
前述のように、従来のIP電話装置においては、パケットディレイというインターネットのパケット通信を使用する上で不可避であり、かつ、外部環境に依存して音声品質が劣化するという課題があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の従来の技術での課題を解決するために、パケットディレイの検知手段を有し、そのパケットディレイの遅延が設定値を超えた場合には自動的に通常回線へ移行することにより、通話品質を確保する、あるいは、ユーザの指示により現在通話中の回線をインターネット回線と通常回線から相互に切り替えることによって、ユーザに意図する選択を可能にしたIP電話装置とする。
【0022】
本発明によれば、自動的もしくはユーザが意図して、任意の時刻においてインターネット回線から通常電話回線に切り替えることで、音声品質を絶対的に確保、もしくはユーザの好みに応じてインターネット回線か通常回線の選択を行い、音声品質と通話コストのトレードオフを行うことができることとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、エントリーを通常通話回線で一旦行った後、インターネットのパケット通信を利用して音声の送受信が行われるIP電話装置であって、一定時間のパケットディレイを検知したときにインターネット電話としてではなく、通常回線に切り替えるようにしたIP電話装置であり、音声品質と通話コストのトレードオフを行うことができるという作用を有する。
【0024】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のIP電話装置において、パケットディレイ値を検出し、ユーザ閾値の設定値により、インターネット回線と通常回線に切り替えることを可能としたものであり、ユーザの好みに応じてパケットディレイの許容できる限度値を設定し、ユーザによりカスタマイズ可能とするという作用を有する。
【0025】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のIP電話装置において、回線の切り替えを、ユーザの指示によりインターネット回線と通常電話回線に切り替えることを可能としたものであり、通話中にユーザがその状況に応じて人為的に使用する回線を選択して、通話コストと通話品質のどちらかを優先的に選択できるという作用を有する。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1、2、3のIP電話装置とそのネットワーク構成図である。このネットワーク構成そのものは、図5で示される従来の技術の場合と特に変わっているところはない。ただし、IP電話装置そのものは、回線を任意に選択するために従来とは異なったIP電話装置である。なお、ネットワーク上の構成は従来のものと同じであるため、その説明は割愛する。
【0028】
図2は、本発明の実施の形態1のIP電話装置ののハードウェアを示すブロック図である。
【0029】
図2において、電話回線10、回線切り替え制御回路及び回線インターフェイス回路11、パケット通信コーデック12、音声処理部13および電話制御回路部及び電話周辺回路部14までは、従来のものと構成が同じであるため、その説明は割愛する。
【0030】
本実施の形態1のIP電話装置は、図5のIP電話装置に制御用マイコン及びその周辺回路15と、パケットディレイを測定するためのタイマ16と、自分や相手の電話装置のIPアドレスや設定値などを記憶しておく記憶部17を追加したことを特徴とする。
【0031】
なお、説明の便宜上、追加する機能を明確にするために、マイコンを含む15−17の回路を追加した形になっているが、既存のIP電話装置においてもマイコンを使用している場合も多く、また、タイマなども内蔵されているケースも多いため、実際には既存のハードウェア構成とて15のマイコンなどを追加する必要が無いケースも多い。
【0032】
図3は、本発明の実施の形態1のIP電話装置におけるシーケンスチャートである。なお、従来の技術の説明と重複する部分も多いが、シーケンスが重要となるため詳しく説明する。
【0033】
まず、通常の電話と同じ方法でインターネット電話として電話を掛ける場合を考える。このとき、IP電話装置1、すなわち端末Aは最初に発呼動作を行う。これは、101のシーケンスでの動作である。IP電話装置2、すなわち端末Bが発呼に応じたところで、端末Aはインターネット回線に接続するためのIPアドレスなどのデータを端末Bに対して要求する。これは、102,103シーケンスでの動作である。データを受け取ったところで、端末Aと端末Bは相互にインターネットに接続する。これは、106のシーケンスでの動作である。このとき、端末Aと端末Bは互いのIPアドレスを知っているので、スムーズにインターネット回線での接続が完了する。
【0034】
インターネット回線への接続が確立した時点で、端末Aはパケットディレイを調べるために、端末Bに対して少量のパケットデータを送出する。これは、107のシーケンスでの動作である。ここでは便宜上、パケットデータ#1と呼ぶことにするが、このデータは実体を持った特定パターンのデータを意味する。端末Aにおいては、パケットデータ#1を送出した直後から図2におけるタイマ16を起動させ、応答のデータが到着するまでタイマ16によるカウント動作を行っている。端末Bはパケットデータ#1を受け取ったら、速やかにパケットデータ#2を端末Aに送出する。端末Aはパケットデータ#2が到着したところで、タイマを停止し、パケットを送出してから応答のパケットが到着するまでの時間を算出する。これは、108のシーケンスでの動作である。
【0035】
つぎに、端末Aは、予め設定されているパケットディレイの許容値と、前記のタイマで取得した値を比較する。これは、109のシーケンスでの動作である。ここで、もし、許容値を下回っていたら、そのままインターネット回線を確立したままの状態で、音声のパケット通信を開始する。もし、許容値を上回っていたら、インターネットの回線を破棄する旨のデータを端末Bに送出し、インターネット回線から一旦切り離し、再度、端末Bに対して通常の電話回線を用いて発呼し、今度はインターネット回線の確立を行わないまま、通常の電話回線のままで通話できるように動作する。これは、113のシーケンスでの動作である。
【0036】
(実施の形態2)
本実施の形態2のIP電話装置は、前記実施の形態1のIP電話装置において、ユーザの好みに応じてパケットディレイの許容できる限度値を設定し、ユーザによりカスタマイズ可能としたものである。なお、IP電話装置については特にハードの追加は必要でないため、図2を用いて簡単に説明する。
【0037】
本実施の形態2のIP電話装置は、その基本的なシステムに関する構成や役割は前記実施の形態1の場合と同じである。ただし、ユーザがボタン操作などで入力した許容できる設定値を、マイコン15が電話制御回路部及び電話周辺回路部14からデータを貰って記憶部17に格納する点に違いがある。ボタン入力に関するプロセスについては、モード設定などで一般に行われる処理であるため、ここでは説明を割愛する。
【0038】
また、通信確立に至る基本的な流れは、前記実施の形態1と殆ど変わらないため、先の図3のシーケンスチャートを用いて説明する。
【0039】
本実施の形態2で変更されている部分は、109でのシーケンスでの動作で、ディレイ値の許容値として比較される対象がユーザの設定値であることである。これによって通信確立の選択が決定されるため、ユーザが入力した限度値で通常回線を選択するか、インターネット回線を選択するかが決まる。したがって、音声品質を重視しないユーザは、設定値を高くしておくことで、もしパケットディレイが大きくなって通話品質に影響が出ても、そのままコストの安いインターネット回線を通じて話しを続けることができる。一方、通話の音声品質を重視するユーザは、設定値を低くしておくことで、通話品質が劣化するディレイが生じたときには、自動的に、かつ、速やかに通常の電話回線での通話が確立される。
【0040】
(実施の形態3)
本実施の形態3のIP電話装置は、先に述べた実施の形態1のIP電話装置において、ユーザの好みに応じ、かつ、任意の時刻において、使用する回線をインターネット回線か通常回線かに選択可能としたことに特徴を有する。
【0041】
この実施の形態3のIP電話装置によれば、先の実施の形態1や2のIP電話装置のように、予め設定したディレイ値で回線切り替えを行うのではなく、通話中にユーザがその状況に応じて人為的に使用する回線を選択することにより、通話コストと通話品質のどちらかを優先的に選択できる。
【0042】
本実施の形態3のIP電話装置は、そのハード構成が図2に示す先の実施の形態1、2と変わらない。したがって、実施の形態1、2の場合と異なるシーケンスでの動作を中心に説明する。
【0043】
図4は、本発明の実施の形態3のIP電話装置におけるシーケンスチャートである。
【0044】
ユーザは、201でのシーケンスでの動作でインターネット回線を使用して通話中である。ここで、パケットディレイによる音声品質の低下が生じて不快感を感じたため、通常回線に戻したい要求が生じたとする。ユーザは電話機のボタン操作などで、機器に通常回線への移行の指示を行う。指示された機器は202のシーケンスでの動作で、通常回線に戻すことを意味する「切り替え要求」のパケット#3を端末Bへ送出する。203のシーケンスでの動作で確認を終えた端末Aと端末Bの双方は、それぞれが204のシーケンスでの動作でインターネット回線から切断する。205のシーケンスでの動作で端末Aは再び発呼を行い、通常回線で確立する。この後は、206のシーケンスでの動作で通話できる状態となる。なお、端末Aは、インターネット回線の確立動作は行わない。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明によるIP電話装置は、通話コストと通話品質のトレードオフを自動的、手動的に行うことにより、従来の方式でのネットワークやプロバイダの機器などを変更することなく、既存の方式をそのまま利用できた上で、パケットディレイによる音声品質の劣化を自動的、もしくは人為的に回線を切り替え、快適な通話が可能となるものであり、本発明の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3のIP電話装置とそのネットワーク構成図
【図2】同IP電話装置のハードウェアを示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1、2のIP電話装置におけるシーケンスチャート
【図4】本発明の実施の形態3のIP電話装置におけるシーケンスチャート
【図5】従来のIP電話装置とそのネットワーク構成図
【図6】同IP電話装置のハードウェアを示すブロック図
【図7】同IP電話装置におけるシーケンスチャート
【符号の説明】
1 IP電話装置(発信側の端末A)
2 IP電話装置(受信側の端末B)
3 加入者電話回線(発信側)
4 加入者電話回線(受信側)
5 電話局(ローカル)
6 電話局(広域)
7 通常電話回線網
8 プロバイダ
9 インターネット網
10 電話回線
11 回線切り替え制御回路及び回線インターフェイス回路
12 パケット通信コーデック
13 音声処理部
14 電話制御回路部及び電話周辺回路部
15 制御用マイコン及びその周辺回路
16 タイマ
17 記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用したIP電話装置で、特にユーザの状況に応じて快適な音声品質を確保できるIP電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの利用分野として、電子メールをはじめとする様々なサービスが提供されている。パケット通信を利用したIP電話装置もその一つである。IP電話装置においては、PCを用い互いのIPアドレスを交換した後で、インターネット回線にお互いが接続した後に電話として利用する方法が一般的である。
【0003】
また、ユーザの操作を軽減させるための別の方式として、電話機により、一旦、通常回線を用い、お互いのIPアドレスを自動的に交換し、相互に接続することによって、見かけ上、通常の電話と何ら違和感なくインターネット電話として通信確立を行う方法がある。
【0004】
前者の一般的な方法では、お互いのIPアドレスを手動、自動のいずれかの方法で取得した後で、端末Aと端末Bをインターネット回線に接続した上で、パケット通信を相互に確立することで、インターネット電話としての動作を行う。また、これを改善した、後者の方法においては、ユーザの設定を軽減し、違和感のない電話機として動作させるため、一旦、通常回線を用いるものである。
【0005】
以下、後者の場合について、図5、図6を用いて詳しく説明する。図5は、従来のIP電話装置とそのネットワーク構成図である。
【0006】
図5において、1および2は従来のIP電話装置である。これはPCを主体として、電話機能を追加するためのインターフェイスボードを追加した形の場合も多い。3および4は加入者電話回線である。5はローカルの電話局、6は広域の電話局である。7は前記電話局5、6を含む形での通常電話回線網であり、インターネット電話ではない通常の電話回線を確立した場合にはこの経路を通る。8はインターネット網を形成している要素の一つであるプロバイダであり、9はインターネット網である。通常、インターネット網9には複数のプロバイダ8が接続されており、インターネット網9で接続されたプロバイダ8の大型コンピュータは、随時、データを次のコンピュータに渡していくことでネットワークを確立している。
【0007】
なお、説明の便宜上、簡単な接続図になっているが、実際のインターネット網はこの図より複雑な接続となっている。
【0008】
図6は、従来のIP電話装置のハードウェアを示すブロック図を示す。
【0009】
図6において、10は外部電話回線に接続している電話線である。11は、回線の切り替えを行い回線の電気的インターフェイスを含む回路部である。12は、パケット通信コーデックであり、音声データや他の制御データがきた場合にはここでデコードされ、送信時にはここでエンコードされる。通常の電話回線を使用する場合には、パケット通信コーデック12の実質的な部分を通ることがなく、音声処理部13へ渡される。14は電話線10〜音声処理部13までを実際に制御している電話制御回路部及び電話周辺回路部であり、制御のためにメモリなどの記憶装置も包含している回路である。なお、この電話制御回路部及び電話周辺回路部14はマイコンを使用している場合も多く、また、電話機としての付加機能を実現するために、タイマなどを内蔵されているケースも多い。
【0010】
図7は、前記各部を備えて構成されたIP電話装置のシーケンスチャートである。図5のIP電話装置とそのネットワーク構成図、図6のハード構成図を併用して、インターネット電話として回線を確立するまでの手順を以下に説明する。
【0011】
まず、図5のネットワーク構成図に従った構成において、通常の電話と同じ方法でインターネット電話として電話を掛ける場合を考える。説明の便宜上、インターネット回線の確立まで、IP電話装置1は送信(発呼)側の端末A、IP電話装置2は受信(呼び出される)側の端末Bとする。
【0012】
このとき、端末A1は最初に発呼動作を行う。これは、図7での301に相当するシーケンスにある。このときの通信経路は、通常電話回線網7を通る加入者電話回線3,ローカルの電話局5,広域の電話局6,通常電話回線網7を経由する回線を使用している。
【0013】
端末Bが発呼に応じたところで端末Aは、インターネット回線に接続するためのIPアドレスなどのデータを端末Bに対して要求する。これは、図7での302−303のシーケンスの動作である。その後、図7の304−306のシーケンスの動作を行い、互いにデータを受け取ったところで、端末Aと端末Bは相互にインターネットに接続する。このとき、端末Aと端末Bは互いのIPアドレスを知っているので、スムーズにインターネット回線での接続が完了する。この後は、図7の307のシーケンスに至っているので、互いに通話できる状態にある。
【0014】
このときに確立している通信回線は、加入者電話回線3,プロバイダ8,広域の電話局6を通るインターネット網9を使用している。この回線経路が確立した時点で、端末Aと端末Bは通話可能な状態となり、インターネットのパケット通信を利用した音声の送受信が行える。
【0015】
このように、ユーザは、通常の電話を掛ける感覚で、IP電話装置が自動的にインターネット回線を確立してインターネット電話として活用できる。
【0016】
つぎに、図7のシーケンスチャートと図6のハード構成図を使って、シーケンスに関連するハードウェアの説明を補足しておく。図7の303と304のシーケンスで互いに選られたIPアドレスなどの情報は、図6における電話制御回路部及び電話周辺回路部14で処理され、この中に存在するメモリなどの記憶装置に一時保存されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
現在のIP電話装置において、パケットディレイによる音声品質の劣化の問題については周知の事実であり、様々な手法を用いて音声のディレイを軽減する手法が考えられている。一例を挙げると、特開09−172459公報には、ネットワークの状況に応じて音声圧縮回路のサンプリング周波数や音声圧縮の方式を変更することで快適な通話を実施する例を示してあり、この方法によって、パケットディレイが生じた場合にも音声の途切れが無い通話を目論んでいる。
【0018】
しかしながら、この場合にもパケット通信を利用している以上、他のトラフィックに依存した遅延が依然として存在するため、そのときに選択された音声圧縮の方法によっては、通話が途切れることは無くとも音声の品質が大きく劣化することも避けられず、また、ある限度値を超えたディレイが発生した場合には、音切れさえも避けられない場合も存在する。
【0019】
このことから、実用上では、通話中に相手方と重要な話しに発展した場合にも、通話品質の低下により聞き逃しをしてしまうことや音切れにより、通話に不快感をもって話しを続けなければならない状況も十分予想される。
【0020】
前述のように、従来のIP電話装置においては、パケットディレイというインターネットのパケット通信を使用する上で不可避であり、かつ、外部環境に依存して音声品質が劣化するという課題があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の従来の技術での課題を解決するために、パケットディレイの検知手段を有し、そのパケットディレイの遅延が設定値を超えた場合には自動的に通常回線へ移行することにより、通話品質を確保する、あるいは、ユーザの指示により現在通話中の回線をインターネット回線と通常回線から相互に切り替えることによって、ユーザに意図する選択を可能にしたIP電話装置とする。
【0022】
本発明によれば、自動的もしくはユーザが意図して、任意の時刻においてインターネット回線から通常電話回線に切り替えることで、音声品質を絶対的に確保、もしくはユーザの好みに応じてインターネット回線か通常回線の選択を行い、音声品質と通話コストのトレードオフを行うことができることとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、エントリーを通常通話回線で一旦行った後、インターネットのパケット通信を利用して音声の送受信が行われるIP電話装置であって、一定時間のパケットディレイを検知したときにインターネット電話としてではなく、通常回線に切り替えるようにしたIP電話装置であり、音声品質と通話コストのトレードオフを行うことができるという作用を有する。
【0024】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のIP電話装置において、パケットディレイ値を検出し、ユーザ閾値の設定値により、インターネット回線と通常回線に切り替えることを可能としたものであり、ユーザの好みに応じてパケットディレイの許容できる限度値を設定し、ユーザによりカスタマイズ可能とするという作用を有する。
【0025】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のIP電話装置において、回線の切り替えを、ユーザの指示によりインターネット回線と通常電話回線に切り替えることを可能としたものであり、通話中にユーザがその状況に応じて人為的に使用する回線を選択して、通話コストと通話品質のどちらかを優先的に選択できるという作用を有する。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1、2、3のIP電話装置とそのネットワーク構成図である。このネットワーク構成そのものは、図5で示される従来の技術の場合と特に変わっているところはない。ただし、IP電話装置そのものは、回線を任意に選択するために従来とは異なったIP電話装置である。なお、ネットワーク上の構成は従来のものと同じであるため、その説明は割愛する。
【0028】
図2は、本発明の実施の形態1のIP電話装置ののハードウェアを示すブロック図である。
【0029】
図2において、電話回線10、回線切り替え制御回路及び回線インターフェイス回路11、パケット通信コーデック12、音声処理部13および電話制御回路部及び電話周辺回路部14までは、従来のものと構成が同じであるため、その説明は割愛する。
【0030】
本実施の形態1のIP電話装置は、図5のIP電話装置に制御用マイコン及びその周辺回路15と、パケットディレイを測定するためのタイマ16と、自分や相手の電話装置のIPアドレスや設定値などを記憶しておく記憶部17を追加したことを特徴とする。
【0031】
なお、説明の便宜上、追加する機能を明確にするために、マイコンを含む15−17の回路を追加した形になっているが、既存のIP電話装置においてもマイコンを使用している場合も多く、また、タイマなども内蔵されているケースも多いため、実際には既存のハードウェア構成とて15のマイコンなどを追加する必要が無いケースも多い。
【0032】
図3は、本発明の実施の形態1のIP電話装置におけるシーケンスチャートである。なお、従来の技術の説明と重複する部分も多いが、シーケンスが重要となるため詳しく説明する。
【0033】
まず、通常の電話と同じ方法でインターネット電話として電話を掛ける場合を考える。このとき、IP電話装置1、すなわち端末Aは最初に発呼動作を行う。これは、101のシーケンスでの動作である。IP電話装置2、すなわち端末Bが発呼に応じたところで、端末Aはインターネット回線に接続するためのIPアドレスなどのデータを端末Bに対して要求する。これは、102,103シーケンスでの動作である。データを受け取ったところで、端末Aと端末Bは相互にインターネットに接続する。これは、106のシーケンスでの動作である。このとき、端末Aと端末Bは互いのIPアドレスを知っているので、スムーズにインターネット回線での接続が完了する。
【0034】
インターネット回線への接続が確立した時点で、端末Aはパケットディレイを調べるために、端末Bに対して少量のパケットデータを送出する。これは、107のシーケンスでの動作である。ここでは便宜上、パケットデータ#1と呼ぶことにするが、このデータは実体を持った特定パターンのデータを意味する。端末Aにおいては、パケットデータ#1を送出した直後から図2におけるタイマ16を起動させ、応答のデータが到着するまでタイマ16によるカウント動作を行っている。端末Bはパケットデータ#1を受け取ったら、速やかにパケットデータ#2を端末Aに送出する。端末Aはパケットデータ#2が到着したところで、タイマを停止し、パケットを送出してから応答のパケットが到着するまでの時間を算出する。これは、108のシーケンスでの動作である。
【0035】
つぎに、端末Aは、予め設定されているパケットディレイの許容値と、前記のタイマで取得した値を比較する。これは、109のシーケンスでの動作である。ここで、もし、許容値を下回っていたら、そのままインターネット回線を確立したままの状態で、音声のパケット通信を開始する。もし、許容値を上回っていたら、インターネットの回線を破棄する旨のデータを端末Bに送出し、インターネット回線から一旦切り離し、再度、端末Bに対して通常の電話回線を用いて発呼し、今度はインターネット回線の確立を行わないまま、通常の電話回線のままで通話できるように動作する。これは、113のシーケンスでの動作である。
【0036】
(実施の形態2)
本実施の形態2のIP電話装置は、前記実施の形態1のIP電話装置において、ユーザの好みに応じてパケットディレイの許容できる限度値を設定し、ユーザによりカスタマイズ可能としたものである。なお、IP電話装置については特にハードの追加は必要でないため、図2を用いて簡単に説明する。
【0037】
本実施の形態2のIP電話装置は、その基本的なシステムに関する構成や役割は前記実施の形態1の場合と同じである。ただし、ユーザがボタン操作などで入力した許容できる設定値を、マイコン15が電話制御回路部及び電話周辺回路部14からデータを貰って記憶部17に格納する点に違いがある。ボタン入力に関するプロセスについては、モード設定などで一般に行われる処理であるため、ここでは説明を割愛する。
【0038】
また、通信確立に至る基本的な流れは、前記実施の形態1と殆ど変わらないため、先の図3のシーケンスチャートを用いて説明する。
【0039】
本実施の形態2で変更されている部分は、109でのシーケンスでの動作で、ディレイ値の許容値として比較される対象がユーザの設定値であることである。これによって通信確立の選択が決定されるため、ユーザが入力した限度値で通常回線を選択するか、インターネット回線を選択するかが決まる。したがって、音声品質を重視しないユーザは、設定値を高くしておくことで、もしパケットディレイが大きくなって通話品質に影響が出ても、そのままコストの安いインターネット回線を通じて話しを続けることができる。一方、通話の音声品質を重視するユーザは、設定値を低くしておくことで、通話品質が劣化するディレイが生じたときには、自動的に、かつ、速やかに通常の電話回線での通話が確立される。
【0040】
(実施の形態3)
本実施の形態3のIP電話装置は、先に述べた実施の形態1のIP電話装置において、ユーザの好みに応じ、かつ、任意の時刻において、使用する回線をインターネット回線か通常回線かに選択可能としたことに特徴を有する。
【0041】
この実施の形態3のIP電話装置によれば、先の実施の形態1や2のIP電話装置のように、予め設定したディレイ値で回線切り替えを行うのではなく、通話中にユーザがその状況に応じて人為的に使用する回線を選択することにより、通話コストと通話品質のどちらかを優先的に選択できる。
【0042】
本実施の形態3のIP電話装置は、そのハード構成が図2に示す先の実施の形態1、2と変わらない。したがって、実施の形態1、2の場合と異なるシーケンスでの動作を中心に説明する。
【0043】
図4は、本発明の実施の形態3のIP電話装置におけるシーケンスチャートである。
【0044】
ユーザは、201でのシーケンスでの動作でインターネット回線を使用して通話中である。ここで、パケットディレイによる音声品質の低下が生じて不快感を感じたため、通常回線に戻したい要求が生じたとする。ユーザは電話機のボタン操作などで、機器に通常回線への移行の指示を行う。指示された機器は202のシーケンスでの動作で、通常回線に戻すことを意味する「切り替え要求」のパケット#3を端末Bへ送出する。203のシーケンスでの動作で確認を終えた端末Aと端末Bの双方は、それぞれが204のシーケンスでの動作でインターネット回線から切断する。205のシーケンスでの動作で端末Aは再び発呼を行い、通常回線で確立する。この後は、206のシーケンスでの動作で通話できる状態となる。なお、端末Aは、インターネット回線の確立動作は行わない。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明によるIP電話装置は、通話コストと通話品質のトレードオフを自動的、手動的に行うことにより、従来の方式でのネットワークやプロバイダの機器などを変更することなく、既存の方式をそのまま利用できた上で、パケットディレイによる音声品質の劣化を自動的、もしくは人為的に回線を切り替え、快適な通話が可能となるものであり、本発明の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3のIP電話装置とそのネットワーク構成図
【図2】同IP電話装置のハードウェアを示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1、2のIP電話装置におけるシーケンスチャート
【図4】本発明の実施の形態3のIP電話装置におけるシーケンスチャート
【図5】従来のIP電話装置とそのネットワーク構成図
【図6】同IP電話装置のハードウェアを示すブロック図
【図7】同IP電話装置におけるシーケンスチャート
【符号の説明】
1 IP電話装置(発信側の端末A)
2 IP電話装置(受信側の端末B)
3 加入者電話回線(発信側)
4 加入者電話回線(受信側)
5 電話局(ローカル)
6 電話局(広域)
7 通常電話回線網
8 プロバイダ
9 インターネット網
10 電話回線
11 回線切り替え制御回路及び回線インターフェイス回路
12 パケット通信コーデック
13 音声処理部
14 電話制御回路部及び電話周辺回路部
15 制御用マイコン及びその周辺回路
16 タイマ
17 記憶部
Claims (3)
- エントリーを通常通話回線で一旦行った後、インターネットのパケット通信を利用して音声の送受信が行われるIP電話装置であって、一定時間のパケットディレイを検知したときに、インターネット電話としてではなく、通常回線に切り替えるようにしたことを特徴とするIP電話装置。
- パケットディレイ値を検出し、ユーザ閾値の設定値によりインターネット回線と通常回線に切り替えることを可能としたことを特徴とする請求項1記載のIP電話装置。
- 回線の切り替えを、ユーザの指示によりインターネット回線と通常電話回線に切り替えることを可能としたことを特徴とする請求項1記載のIP電話装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002163921A JP2004015276A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | Ip電話装置 |
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ID=30432211
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1953604A1 (en) | 2007-01-30 | 2008-08-06 | Ricoh Company, Ltd. | Developer Loading Method, Loaded Developer Accommodating Container, Developer Replenishment Device, and Image Forming Apparatus |
JP2011091661A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nec Access Technica Ltd | 電話装置および電話方法 |
JP2012074993A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Brother Ind Ltd | 通信装置、通信制御方法、および通信制御プログラム |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002163921A patent/JP2004015276A/ja active Pending
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