JP2004009729A - 紙片クリップ - Google Patents

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JP2004009729A JP2002204847A JP2002204847A JP2004009729A JP 2004009729 A JP2004009729 A JP 2004009729A JP 2002204847 A JP2002204847 A JP 2002204847A JP 2002204847 A JP2002204847 A JP 2002204847A JP 2004009729 A JP2004009729 A JP 2004009729A
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山口 潔
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Abstract

【課題】紙片類の着脱を片手操作で行えるようにした紙片クリップの提供を目的とする。
【解決手段】磁石をその一端に取付けすると共に、他端側の先端部を折曲して、紙片用の差込みを設けた硬質性の押え本体を形成することにより、紙片クリップとした。
この紙片クリップは、磁石が押え本体と紙片との両方を支持すると共に、片手で紙片を差し込むだけで、紙片を着脱することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、その一端に磁石を配設し、他端側を折曲して紙片用の差込みを設けると共に、この差込みに紙片を挿入したり抜去したりすることで、片手操作の着脱ができるように改善した紙片クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来例について説明する。本発明の従来例としては、特開2000−94879号公報の掛止め具がある。
これに示すものは、磁石などの貼着部材の一端に、フィルム状の薄板よりなる誘導板を固着し、この誘導板の先端部には、半球状の磁石よりなる曲面案内部を取付けしたものである。
この掛止め具の使用方法としては、貼着部材を金属製などの壁面に貼着して、誘導板の先端に設けた曲面案内部から紙片を挿入して支持させる。
他の従来例としては、特開2000−62372号公報の掲示具がある。これに示すものは合成樹脂製の厚板よりなる板体の裏面側中央部に、磁石を埋め込むように取付けして、この磁石の端部側から前記厚板の一辺に向って徐々に肉薄となるテーパー面を設けた掲示具である。
換言すれば、磁石の取付面を平面として、この平面の隣接面を傾斜面とした掲示具である。
磁石面を金属板に取付けて、テーパー面の上側を指で押圧すると、磁石面がシーソーの如く上昇し、上昇した磁石面に紙片を挿入してから指を離すことにより、磁石面で紙片を支持するものである。
その他の従来例としては、実用新案登録第3003047号公報の交互吸着磁石シート紙押えがある。
これに示すものは、厚板よりなる本体の一方の面を平面と傾斜面とで形成し、平面には大きな磁石を、傾斜面には小さな磁石を配設した交互吸着磁石シート紙押えである。
この紙押えは、平面に取付けした大きな磁石で紙片を支持させるために、傾斜面の上側で指を押圧するが、この傾斜面にも磁石が設けられているから、特開2000−62372号公報で示した掲示具のように、指で押し続ける必要はない。
但し、紙片を挿入したら平面上部を押圧して、大きな磁石の取付けられている面で支持させるために、紙片の支持には2度押しが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開2000−94879号公報に示す掛止め具は、フィルム状の薄板よりなる誘導板を用いており、この軟質性の誘導板では紙片を支持できない為に、磁石よりなる曲面案内部を必要とする欠点がある。
すなわち、掛止め具を取付けする磁石と、紙片を支持させる磁石とが必要であり、高価になるという欠点があった。
特開2000−62372号公報に示す掲示具は、紙片を支持させるために平面と傾斜面とを、使い分けしなければならないという欠点があった。
すなわち、紙片を挿入したり支持させたりする毎に、押圧操作が必要である。しかも、その押圧操作と紙片の挿入操作とに、両手を使わなければならないという欠点があって、片手による操作が不可能であった。
実用新案登録第3003047号公報に示す交互吸着磁石シート紙押えは、平面と傾斜面のそれぞれに磁石があるから手で支持する必要がない。よって片手による操作は可能であるが、2つの面を使い分けするには、その都度押圧しなければならない。
すなわち、紙片を支持させるには、2度の押圧操作が必要であるという欠点があった。
本発明は、このような不具合を解消するためになされたものであり、紙片の着脱を片手操作で行えるようにした紙片クリップの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記不具合を解決するために、本発明は次のような構成としている。
請求項1に記載した紙片クリップは、磁石をその一端に取付けると共に、他端側の先端部には磁石の接合面から離間する方向に折曲して、紙片用の差込みを有する硬質性の押え本体を設けることで、紙片クリップとした。
このような紙片クリップによれば、磁石が押え本体と紙片との両方を支持すると共に、片手の操作で、紙片を着脱することができる。
請求項2に記載した紙片クリップは、磁石を薄箱の一端に収容して金属面に接合可能に設定すると共に、この薄箱の他端側には、接合面から離間する方向に傾斜させて、紙片用の差込みを設けた押え本体を形成することで、紙片クリップとした。
このような紙片クリップによれば、押え本体を薄箱形にすることにより、重みのある紙片も支持することができるし、箱の表面に標示やコマーシャルを入れることができるという特徴がある。
請求項3に記載した紙片クリップは、磁石の両側面又は底面中央部から突出させると共に、この突出した先端部には、紙片を差し込むために磁石の接合面から、離間する方向に折曲した差込みを有する硬質性の押え本体を形成することで、紙片クリップとした。
このような紙片クリップによれば、押え本体と紙片との重なりが少ないので、紙片の標示内容を隠してしまうことが、ほとんどないという特徴がある。
請求項4に記載した紙片クリップは、第1の磁石に紙片用の差込みを有する押え本体を設けた。この押え本体に第1の磁石よりも磁力の弱い第2の磁石を設けることで、紙片クリップとした。
このような紙片クリップによれば、より大形又は重みのある紙片を支持させることができるという特徴がある。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明について、図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例を示す紙片クリップの斜視図である。
図1で示すように、本発明の第1実施例で示す紙片クリップ10は、金属面に接合させるための磁石12と、この磁石をその一端に取付けた板状の押え本体14とからなる。磁石は一般的なものであるから、押え本体14について更に詳細に説明する。
押え本体14は硬質性の帯板であり、その一端を湾曲又は折曲させて、紙片用の差込み15を設けている。換言すれば押え本体の一端を、接地面から上昇する方向に湾曲させたソリ状であり、差込み15の他端側に磁石12を取付けたものである。
押え本体14は、合成樹脂製の板を用いているが、金属板や硬質性であれば他の材質であっても良い。
このように構成した紙片クリップ10は、冷蔵庫や他の金属面に磁石を利用して取付けると共に、差込み15と取付面との間に紙片を挿入するだけで、紙片を押え本体で支持させることができる。これは押え本体14として硬質性の材料を用いた為に、磁石12が押え本体の一端を吸着させただけで、紙片も同時に支持させるからである。
尚、紙片の着脱は、片手操作で行えるものである。
【0006】
本発明の第2実施例による紙片クリップ20について、図面を参照して説明する。図2は第2実施例の紙片クリップを示す斜視図、図3は図2を裏面側から見て示す分解斜視図である。
図2で示すように、第2実施例による紙片クリップ20は、金属面に接合させるための磁石22と、この磁石をその一端に収容した薄箱状の押え本体24とからなる。磁石は一般的なものであるから、押え本体24について更に詳細に説明する。
押え本体24は硬質性の薄箱であり、図3で示すようにその裏面側の一端には、磁石22の取付穴26を設けて収容している。磁石を収容していない他端側を湾曲又は折曲させて、第1実施例と同様に紙片用の差込み25を設けている。
換言すれば、図1で示した紙片クリップ10の上部を覆ったソリ状である。磁石は円盤形で図示しているが、図1のように方形でも良く接着剤などを用いて固着している。
このように構成した紙片クリップ20も、第1実施例と同様に使用することができるもので、上部の平坦面にコマーシャルなどを標示することができる。
尚、図3で示した押え本体24自体を、厚板よりなるシート状のマグネットで形成することにより、磁石22と押え本体24とを一体化した形状となり、製造が簡略化できる。
【0007】
本発明の第3実施例による紙片クリップ30について、図面を参照して説明する。図4は第3実施例による紙片クリップを示す斜視図である。
図4で示すように、本発明の第3実施例で示す紙片クリップ30は、金属面に接合させるための磁石32と、この磁石の両側面から突出させて設けた腕状の押え本体34とからなる。この押え本体34について、更に詳細に説明する。
押え本体34は、一対よりなる硬質性の板状であり、その先端部には前述例と同様に紙片用の差込み35を、それぞれに設けている。
換言すれば、図4で示した紙片クリップ30は、よりソリ形に近い形状となっている。
このように構成した紙片クリップ30も、前述例と同様に使用することができるもので、押え本体34の面積が少ない分だけ、紙片に記載した内容を隠すことがほとんどなくなるという特徴がある。
【0008】
第3実施例の変形例について、図面を参照して説明する。図5は第3実施例の変形例を示す斜視図である。
図5で示すように、第3実施例の変形例で示す紙片クリップ40は、金属面に接合させるための磁石42と、この磁石の底面から突出させて設けた腕状の押え本体44とからなる。この押え本体について、更に詳細に説明する。
押え本体44は、1本の腕状よりなる硬質性の板状又は棒状であり、その先端部には、前述例と同様に紙片用の差込み45を設けている。
換言すれば、図5で示した紙片クリップ40は、前述例と同様に使用するものである。
尚、押え本体44は、二等辺三角形の頂部に差込みを設けたような形状でも良い。
【0009】
本発明の第4実施例による紙片クリップについて、図面を参照して説明する。図6は本発明の第4実施例による紙片クリップの斜視図である。
図6で示すように、本発明の第4実施例で示す紙片クリップ50は、図1で示したと同様に金属面に接合させる第1の磁石52と、この磁石をその一端に取付けると共に、他端側を折曲して紙片用の差込み55を設けた押え本体54と、この押え本体の差込み55側に設けた第2の磁石58とからなる。
この第2の磁石58は、第1の磁石52よりも磁力の弱いものを使用している。
このように構成した紙片クリップ50も、前述例と同様に使用するが、第2の磁石を設けているから、金属面との接合が強くなり、紙片をより強力に支持したり、大形の紙片を支持したりすることができる。
【0010】
以上説明したこれらの紙片クリップは、金属面に取付けすることで説明したが、木質等の非金属面に取付けする場合について、図面を参照して説明する。
図7は本発明の紙片クリップを取付ける吸着片の斜視図、図8は図7の使用例を示す説明図である。
図7で示すように、非金属面に紙片クリップを取付けする吸着片60は、金属板又はシート状のマグネットなどよりなる吸着補助板62と、この吸着補助板に貼着した両面接着テープ64とからなる。
吸着補助板として金属板を用いた場合は、紙片クリップに設けた磁石が吸着して接合するし、吸着補助板としてシート状のマグネットを使用すると、シート状のマグネットと紙片クリップに設けた磁石とが、吸着しあって接合する。
よって、この吸着片60を非金属の壁面に貼り付けてから、図8で示す如く紙片クリップを取付けし、図中の矢印方向から紙片を差込んで、使用するものである。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、その一端を折曲して差込みを設けた押え本体の他端に、磁石を設けたことにより、以下の効果を得ることができた。
すなわち、本発明の紙片クリップは、片手による操作で紙片類を差し込んだり引張ったりするだけで、簡単に着脱することができるようになった。
着脱が容易であるから、道路通行券などを支持させる目的で、車内においても使用できる紙片クリップである。
また磁性を有する吸着補助板と重合させることで、配置場所が限定されるようなことがない等の効果を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す紙片クリップの斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す紙片クリップの斜視図である。
【図3】図2で示す紙片クリップを裏側から見て示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す紙片クリップの斜視図である。
【図5】図4で示した第3実施例の変形例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す紙片クリップの斜視図である。
【図7】本発明の紙片クリップを取付ける吸着片の斜視図である。
【図8】図7の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 紙片クリップ
12 磁石
14 押え本体
15 差込み
20 紙片クリップ
22 磁石
24 押え本体
25 差込み
30 紙片クリップ
32 磁石
34 押え本体
35 差込み
40 紙片クリップ
42 磁石
44 押え本体
45 差込み
50 紙片クリップ
52 第1の磁石
54 押え本体
55 差込み
58 第2の磁石
60 吸着片
62 吸着補助板
64 両面接着テープ

Claims (4)

  1. 金属面に接合する磁石と、
    この磁石をその一端に取付けると共に、他端側の先端部には、前記磁石の接合面から離間する方向に折曲して、紙片用の差込みを設けた硬質性の押え本体とからなる紙片クリップ。
  2. 金属面に接合する磁石と、
    この磁石を薄箱の一端に収容して前記金属面に接合可能な状態に設定すると
    共に、この薄箱の磁石を収容していない他端の前記金属面との接合側には、この接合面から離間する方向に傾斜して、紙片用の差込みを設けた薄箱形の押え本体とからなる紙片クリップ。
  3. 金属面に接合する磁石と、
    この磁石の両側面又は底面中央部から突出させると共に、この突出した先端部には、前記磁石の接合面から離間する方向に折曲して、紙片用の差込みを設けた硬質性の押え本体とからなる紙片クリップ。
  4. 金属面に接合する第1の磁石と、
    この第1の磁石をその一端に取付けると共に、他端側の先端部には、前記磁石の貼着面から離間する方向に折曲して、紙片用の差込みを設けた硬質の押え本体と、
    この押え本体の前記差込み側に配設し、前記第1の磁石よりも磁力の弱い第2の磁石とからなる紙片クリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105374493A (zh) * 2014-08-08 2016-03-02 普乐士株式会社 磁体组件
JP5945042B1 (ja) * 2014-12-09 2016-07-05 博和 大西 シート類固定器具

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