JP2004005916A - 光学式情報記録媒体、その記録再生装置、記録再生方法および光学式情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

光学式情報記録媒体、その記録再生装置、記録再生方法および光学式情報記録媒体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テスト記録時における確実なトラッキング制御が可能な大容量の光学式情報記録媒体を提供する。
【解決手段】光学式情報記録媒体は、略円板状をした基板と記録層とを具備しており、基板の表面には、少なくともテスト記録を行うためのテスト記録領域104と、情報を記録するための情報記録領域105とが配置されており、基板の表面に配置されたテスト記録領域104および情報記録領域105には、スパイラル状または同心円状に配置されたテスト記録トラックおよび情報記録トラックがそれぞれ形成されており、テスト記録トラックのトラックピッチTp1は、情報記録トラックのトラックピッチTp2よりも広くなっている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザー光等の照射により情報の記録再生を行う記録層を備えた光学式情報記録媒体、その記録再生装置、記録再生方法および光学式情報記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
大容量で高密度なメモリーとして光学式記録媒体が注目されており、現在、書換えが可能な消去型と呼ばれるものの開発が進められている。この消去型光学式記録媒体の一つとして、基板上にアモルファス状態と結晶状態との間で相変化する薄膜が記録層として形成され、レーザー光の照射による熱エネルギーによって情報の記録及び消去を行うものがある。
【0003】
この記録層を構成する相変化材料としては、Ge、Sb、Te、In等を主成分とする合金膜、例えばGeSbTe合金が知られている。情報の記録は記録層の部分的なアモルファス化によってマークを形成して行い、消去はこのアモルファス化によるマークの結晶化によって行う場合が多い。
【0004】
アモルファス化は記録層を融点以上に加熱した後に一定値以上の速さで冷却することによって行われる。一方、結晶化は記録層を結晶化温度以上、融点以下の温度に加熱することによって行われる。
【0005】
記録層に記録された情報の再生は、このアモルファスマークと結晶領域との間の反射率の差を利用して行われ、アモルファス状態での反射率が結晶状態での反射率よりも低くなるように記録層を構成するのが一般的である。
【0006】
また、基板上には記録再生時にレーザー光をトラッキングするためのスパイラル状もしくは同心円状の案内溝(グルーブ)を予め形成しておくのが一般的である。グルーブとグルーブとの間の領域はランドと呼ばれ、グルーブもしくはランドのどちらか一方のみを情報を記録する情報トラックとし、他方は隣合う情報トラックを分離するためのガードバンドとなっている場合が多い。記録可能型CD(CD−R)やミニディスク(MD)でもこの方法が用いられている。
【0007】
光学式記録媒体への情報の記録方式としては、異なる長さのマークを種々のスペースを空けて形成することによって、マークの長さ及びスペースの長さ(つまり、マークの前端及び後端のエッジ位置)が情報を担うようにしたPWM記録方式がある。このPWM記録方式では、記録時に、レーザーパルスの強度や発生タイミングなどのパルス条件が不適切であれば、マークの前部において発生した熱がマークの後部における昇温を助長して前部が細く後部が太い歪んだマーク形状となったり、マークを形成する時に発生する熱が隣接するマークの形成に影響を与え、マークのエッジ位置が変動して、信号品質が低下する。
【0008】
最適なパルス条件は、光学式記録媒体及び記録再生装置の特性に大きく依存する。従って、記録時に、記録再生装置に光学式記録媒体を装着し、起動する際に、その都度、最適なパルス条件を求める学習動作が必要となる。この学習動作とは、パルス条件を変化させながらテスト記録を行い、再生した信号の品質を測定した結果を比較することによって、最適な記録再生条件を求めるものであり、これらの条件に基づいて光学式記録媒体に情報を記録する。
【0009】
このような従来の光学式記録媒体の一例を図15及び図16に示す。図15は従来の光学式情報記録媒体90を示す斜視図であり、図16は従来の光学式情報記録媒体90に形成されたトラックのトラックピッチを説明するための平面拡大図である。
【0010】
図15において、光学式記録媒体90は、記録再生装置に装着するための中心孔2が中央に形成されたポリカーボネートからなる厚さ1.1mmの透明基板を備えている。透明基板の上には、記録層が形成されている。記録層の上には、厚さ0.1mmの保護層が形成されている。この保護層を通してレーザー光を記録層へ照射し、情報の記録再生を行う。
【0011】
透明基板には、記録再生時にレーザー光をトラッキングするためのトラック6が形成されている。光学式記録媒体90に設けられた透明基板には、エンボスピット等によって光学式記録媒体90を識別するための識別情報等を記録した再生専用のリードイン領域と、最適なパルス条件を求める学習動作を行うためのテスト記録領域4と、情報を記録するための情報記録領域5が配置されている。
【0012】
図16を参照すると、テスト記録領域4に形成されたトラックと情報記録領域5に形成されたトラックとは、幅及び間隔が互いに同じになるように形成されている。また、テスト記録領域4に形成されたトラックのトラックピッチTp1と情報記録領域5に形成されたトラックのトラックピッチTpと2は、互いに同一の広さに設定されている。
【0013】
ところで、記録再生時にレーザー光を案内溝上にトラッキング制御するためのトラッキングエラー信号は、一般にプッシュプル法と呼ばれる検出方法によって得られる。
【0014】
図17は、プッシュプル法によるトラッキング制御を行う従来の記録再生装置の構成を示すブロック図である。図17に示した記録再生装置は、光学式情報記録媒体90を装着して回転させるスピンドルモーター10と、コントローラー11と、光学式情報記録媒体90に記録するためのデータを記録信号に変調する変調器12と、記録信号に従って半導体レーザーを駆動するレーザー駆動回路13と、前記半導体レーザーを有し、半導体レーザーからのレーザー光を光学式情報記録媒体90に集光し、情報の記録を行うと共に、光学式情報記録媒体90によって反射された反射光から再生信号を得るために設けられた光学ヘッド14と、光学ヘッド14に備えられた光検出器20の受光部21及び22から出力される電気信号の和信号15Sを出力する加算アンプ15と、和信号15Sを2値化する2値化回路17と、前記受光部21及び22から出力される電気信号の差信号16Sを出力する差動アンプ16と、2値化された和信号17Sに基づいて、光学式情報記録媒体90に形成されたトラック上に記録されているデータを復調するデータ復調回路18と、差信号16Sに基づいて、光学式情報記録媒体90に形成されたトラックをレーザー光が適切に走査するように光学ヘッド14を制御するトラッキング制御回路19とを備えている。
【0015】
図18は、図15に示す光学式情報記録媒体90の半径方向に沿った要部断面と、光学式情報記録媒体90に形成されたトラック6をレーザー光が横断した時のトラッキングエラー信号とを模式的に示している。安定なトラッキング制御を行うためには、このトラッキングエラー信号が十分な振幅を有し、トラック毎の変動が小さいことが好ましい。トラッキングエラー信号の振幅はトラックの幅や深さ、トラックピッチ及び反射率に依存し、トラックピッチが広く反射率が高いほど大きな振幅を得ることができる。
【0016】
【特許文献1】
特開平4−19837号公報(特許第2815673号明細書)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
最近では、各種情報機器の処理能力の向上に伴い、扱われる情報量が大きくなっている。そのために、より大容量な情報の記録再生が可能な記録媒体が求められている。この大容量化の手段として、トラックピッチを狭くして記録密度を大きくする方法や、複数の記録層を備え、片側の面からそれぞれの記録層に情報を記録再生する方法がある。
【0018】
しかし、記録密度を大きくするためにトラックピッチを狭くすると、トラッキングエラー信号が小さくなり、信号を記録することによる反射率変化の影響を受け易くなる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作において、アモルファス領域が極端に大きくなる様なレーザーパルス条件によってテスト記録した時には、トラッキングが不安定となる結果、そのトラックにアクセスできなくなる。このため、学習に要する時間が長くなるばかりでなく、テスト記録領域を不要に消費するという問題があった。
【0019】
また、テスト記録において不適当な記録条件で記録した場合であっても安定したトラッキング制御が可能な程度にトラックピッチを広く設定した場合には、最適な記録条件でのみ記録される情報記録領域におけるトラックピッチTp2は必要以上に広く設定されることとなる。このため、記録容量が低下するという問題があった。
【0020】
さらに、複数の記録層を備えた光学式情報記録媒体の片側の面からそれぞれの記録層に情報を記録再生する場合、レーザー光を照射する側から見て奥側の記録層には、手前側の記録層を通過して減衰したレーザー光が照射されるために、奥側の記録層によって反射される反射光量が少なくなる。また、レーザーを照射する側の記録層は、奥側の記録層への記録再生を可能にするために十分な光透過率を有する必要があるので、反射率を低くせざるを得ない。従って、トラッキングエラー信号が小さくなり、信号を記録することによる反射率変化の影響を受け易くなる。そのため、前述のトラックピッチを狭くした場合と同様に、最適な記録条件を求めるための学習動作において、トラッキングが不安定となるので、そのトラックにアクセスすることができなくなる場合がある。このため、学習に要する時間が長くなるばかりでなく、テスト記録領域を不要に消費するという問題があった。また、テスト記録において安定したトラッキング制御が可能な程度にトラックピッチを広く設定した場合には、最適な記録条件でのみ記録される情報記録領域におけるトラックピッチTp2が必要以上に広く設定されることとなる。このため、記録容量が低下するという課題があった。
【0021】
本発明の目的は、テスト記録時における確実なトラッキング制御が可能な大容量の光学式情報記録媒体、その記録再生装置、記録再生方法および光学式情報記録媒体の製造方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光学式情報記録媒体は、略円板状をした基板と、レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するために前記基板の表面に形成された記録層とを具備しており、前記基板の表面には、少なくともテスト記録を行うためのテスト記録領域と、前記情報を記録するための情報記録領域とが配置されており、前記基板の表面に配置された前記テスト記録領域および前記情報記録領域には、スパイラル状または同心円状に配置されたテスト記録トラックおよび情報記録トラックがそれぞれ形成されており、前記テスト記録トラックのトラックピッチは、前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっていることを特徴とする。
【0023】
本発明に係る他の光学式情報記録媒体は、略円板状をした基板と、レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するために前記基板の表面に形成された第1記録層と、前記第1記録層の上に形成された分離層と、前記レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するために前記分離層の上に形成された第2記録層とを具備しており、前記基板の表面には、少なくともテスト記録を行うための第1テスト記録領域と、前記情報を記録するための第1情報記録領域とが配置されており、前記基板の表面に配置された前記第1テスト記録領域および前記第1情報記録領域には、スパイラル状または同心円状に配置された第1テスト記録トラックおよび第1情報記録トラックがそれぞれ形成されており、前記分離層の表面には、少なくともテスト記録を行うための第2テスト記録領域と、前記情報を記録するための第2情報記録領域とが配置されており、前記分離層の表面に配置された前記第2テスト記録領域および前記第2情報記録領域には、スパイラル状または同心円状に配置された第2テスト記録トラックおよび第2情報記録トラックがそれぞれ形成されており、前記第1テスト記録トラックのトラックピッチは、前記第1情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっており、前記第2テスト記録トラックのトラックピッチは、前記第2情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっていることを特徴とする。
【0024】
本発明に係る記録再生装置は、本発明に係る光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生装置であって、トラックピッチが前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように前記テスト記録領域に形成された前記テスト記録トラックへ、特定の情報を試験的に記録するために設けられた記録手段を具備することを特徴とする。
【0025】
本発明に係る記録再生装置は、本発明に係る光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生装置であって、前記記録媒体の各記録層にアクセスする際に、まず、目的とする記録層のトラックピッチの大きな領域に光学ヘッドを移動し、前記記録層にレーザ光の焦点を合わせ、情報トラックにトラッキングした後、前記レーザ光の収差を調整するための手段を具備することを特徴とする。
【0026】
本発明に係る記録再生方法は、本発明に係る光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生方法であって、トラックピッチが前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように前記テスト記録領域に形成された前記テスト記録トラックへ、特定の情報を試験的に記録するための工程を包含することを特徴とする。
【0027】
本発明に係る記録再生方法は、本発明に係る光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生方法であって、前記記録媒体の各記録層にアクセスする際に、まず、目的とする記録層のトラックピッチの大きな領域に光学ヘッドを移動し、前記記録層にレーザ光の焦点を合わせ、情報トラックにトラッキングした後、前記レーザ光の収差を調整するための工程を包含することを特徴とする。
【0028】
本発明に係る光学式情報記録媒体の製造方法は、本発明に係る光学式情報記録媒体の製造方法であって、前記基板の表面に配置された前記テスト記録領域および前記情報記録領域に、スパイラル状または同心円状に配置された前記テスト記録トラックおよび前記情報記録トラックをそれぞれ形成するトラック形成工程と、前記テスト記録トラックおよび前記情報記録トラックがそれぞれ形成された前記基板の表面に、レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するための前記記録層を形成する記録層形成工程とを包含しており、前記トラック形成工程は、前記テスト記録トラックのトラックピッチが前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように、前記テスト記録トラックおよび前記情報記録トラックをそれぞれ形成することを特徴とする。
【0029】
本発明に係る光学式情報記録媒体の製造方法は、本発明に係る光学式情報記録媒体の製造方法であって、前記基板の表面に配置された前記第1テスト記録領域および前記第1情報記録領域に、スパイラル状または同心円状に配置された前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックをそれぞれ形成する第1トラック形成工程と、前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックがそれぞれ形成された前記基板の表面に、レーザ光を照射することによって前記情報を記録、再生または消去するための前記第1記録層を形成する第1記録層形成工程と、前記第1記録層の表面に前記分離層を形成する分離層形成工程と、前記分離層の表面に配置された前記第2テスト記録領域および前記第2情報記録領域に、スパイラル状または同心円状に配置された前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックをそれぞれ形成する第2トラック形成工程と、前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックがそれぞれ形成された前記分離層の表面に、前記レーザ光を照射することによって前記情報を記録、再生または消去するための前記第2記録層を形成する第2記録層形成工程とを包含しており、前記第1トラック形成工程は、前記第1テスト記録トラックのトラックピッチが前記第1情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように、前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックをそれぞれ形成し、前記第2トラック形成工程は、前記第2テスト記録トラックのトラックピッチが前記第2情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように、前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックをそれぞれ形成することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
本実施の形態に係る光学式情報記録媒体では、テスト記録トラックのトラックピッチは、情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっている。このため、テスト記録領域では情報記録領域よりも大きいトラッキング信号を得ることができる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程において、アモルファス領域が極端に大きくなるような不適切な記録条件によってテスト記録をしても安定なトラッキング制御が可能となる。
【0031】
前記情報記録領域は、ドーナッツ型の形状をしていることが好ましい。
【0032】
前記テスト記録領域は、前記情報記録領域の内側に配置されていることが好ましい。
【0033】
前記テスト記録領域は、前記情報記録領域の外側に配置されていることが好ましい。
【0034】
前記テスト記録領域は、前記情報記録領域に隣接して配置されていることが好ましい。
【0035】
前記テスト記録領域と前記情報記録領域との間には、トラックが形成されていない鏡面になっているガード領域が配置されていることが好ましい。
【0036】
前記テスト記録トラックの深さおよび幅は、前記情報記録トラックの深さおよび幅と実質的に同一であることが好ましい。
【0037】
前記テスト記録トラックの断面形状は、前記情報記録トラックの断面形状と実質的に同一であることが好ましい。
【0038】
前記基板の表面には、再生専用の所定の識別情報が記録されたリードイン領域がさらに配置されていることが好ましい。
【0039】
前記リードイン領域には、スパイラル状または同心円状に配置されたリードイントラックが形成されており、前記リードイントラックのトラックピッチは、前記テスト記録トラックのトラックピッチと実質的に同一の広さになっていることが好ましい。
【0040】
前記リードイン領域は、前記情報記録領域の内側に配置されていることが好ましい。
【0041】
前記リードイン領域は、前記テスト記録領域の内側に配置されていることが好ましい。
【0042】
前記リードイン領域は、前記テスト記録領域に隣接して配置されていることが好ましい。
【0043】
前記リードイントラックの深さおよび幅は、前記情報記録トラックの深さおよび幅ならびに前記テスト記録トラックの深さおよび幅と実質的に同一であることが好ましい。
【0044】
前記リードイントラックの断面形状は、前記情報記録トラックの断面形状および前記テスト記録トラックの断面形状と実質的に同一であることが好ましい。
【0045】
本実施の形態に係る他の光学式情報記録媒体では、第1テスト記録トラックのトラックピッチは、第1情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっており、第2テスト記録トラックのトラックピッチは、第2情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっている。このため、第1および第2テスト記録領域では第1および第2情報記録領域よりもそれぞれ大きいトラッキング信号を得ることができる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程において、アモルファス領域が極端に大きくなるような不適切な記録条件によってテスト記録をしても安定なトラッキング制御が可能となる。
【0046】
前記第1テスト記録トラックのトラックピッチと前記第2テスト記録トラックのトラックピッチとは、互いに同一の広さになっており、前記第1情報記録トラックのトラックピッチと前記第2情報記録トラックのトラックピッチとは、互いに同一の広さになっていることが好ましい。
【0047】
前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックは、スパイラル状に配置されており、前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックは、スパイラル状に配置されていることが好ましい。
【0048】
前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックのスパイラル方向と前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックのスパイラル方向とは、互いに逆になっていることが好ましい。
【0049】
前記基板と前記分離層との少なくとも一方の表面には、再生専用の所定の識別情報が記録されたリードイン領域がさらに配置されていることが好ましい。
【0050】
前記リードイン領域には、スパイラル状または同心円状に配置されたリードイントラックが形成されており、前記リードイントラックのトラックピッチは、前記第1および前記第2テスト記録トラックのトラックピッチと実質的に同一の広さになっていることが好ましい。
【0051】
前記リードイン領域は、前記第1および前記第2情報記録領域の内側に配置されていることが好ましい。
【0052】
前記リードイン領域は、前記第1および前記第2テスト記録領域の内側に配置されていることが好ましい。
【0053】
前記リードイン領域は、前記第1および前記第2テスト記録領域に隣接して配置されていることが好ましい。
【0054】
前記リードイントラックの深さおよび幅は、前記第1および前記第2情報記録トラックの深さおよび幅ならびに前記第1および前記第2テスト記録トラックの深さおよび幅と実質的に同一であることが好ましい。
【0055】
前記リードイントラックの断面形状は、前記第1および前記第2情報記録トラックの断面形状および前記第1および前記第2テスト記録トラックの断面形状と実質的に同一であることが好ましい。
【0056】
本実施の形態に係る記録再生装置では、本実施の形態に係る光学式情報記録媒体のテスト記録領域に形成されたテスト記録トラックへ特定の情報を試験的に記録する。このため、テスト記録領域から情報記録領域よりも大きいトラッキング信号を得ることができる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程において、アモルファス領域が極端に大きくなるような不適切な記録条件によってテスト記録をしても安定なトラッキング制御が可能となる。
【0057】
本実施の形態に係る他の記録再生装置では、目的とする記録層のトラックピッチの大きな領域に光学ヘッドを移動し、前記記録層にレーザ光の焦点を合わせ、情報トラックにトラッキングした後、前記レーザ光の収差を調整する。このため、トラックピッチの大きなテスト記録領域から情報記録領域よりも大きいトラッキング信号を得ることができる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程において、アモルファス領域が極端に大きくなるような不適切な記録条件によってテスト記録をしても安定なトラッキング制御が可能となる。
【0058】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0059】
(実施の形態1)
図1Aは実施の形態1に係る光学式情報記録媒体101を示す斜視図であり、図1Bはその断面図であり、図2は光学式情報記録媒体101に形成されたトラックのトラックピッチを説明するための平面拡大図である。
【0060】
実施の形態1における光学式情報記録媒体101は、主にNA約0.85の対物レンズによって集光された波長約405nmのレーザー光を照射することによって情報の記録及び再生を行うものである。
【0061】
図1Aおよび図1Bを参照すると、光学式情報記録媒体101は、中央に記録再生装置に装着するための直径15ミリメートル(mm)の中心孔102が形成されたポリカーボネートからなる直径120mm、厚さ1.1mmの透明基板1を備えている。透明基板1の上には、記録層2が形成されている。記録層2の上には、厚さ0.1mmの保護層3が形成されている。
【0062】
保護層3を通してレーザー光を照射し、情報の記録再生を行う。記録層2は、相変化記録材料であるGeSbTe合金からなり、レーザー光を照射する事によって記録層2を部分的にアモルファス化して記録マークを形成する。
【0063】
光学式情報記録媒体101に設けられた透明基板1には、光学式情報記録媒体101を識別するための識別情報をエンボスピットによって記録した再生専用のリードイン領域103が、半径約22mmから約23mmの位置にドーナッツ形状に配置されている。
【0064】
リードイン領域103の外側には、最適なパルス条件を求める学習動作を行うためのテスト記録領域104が、半径約23mmから約24mmの位置に配置されている。テスト記録領域104の外側には、情報を記録するための情報記録領域105が、半径約24mmから約58mmの位置に配置されている。テスト記録領域104及び情報記録領域105には、深さ約20ナノメータ(nm)、幅約0.2マイクロメータ(μm)の溝によって構成され、記録再生時にレーザー光をトラッキングするためのトラック106が形成されている。
【0065】
図2を参照すると、光学式情報記録媒体101に設けられた透明基板1に配置された情報記録領域105に形成されたトラック106のトラックピッチTp2は、0.32μmに設定されている。テスト記録領域104に形成されたトラック106のトラックピッチTp1は、情報記録領域105に形成されたトラック106のトラックピッチTp2の0.32μmよりも広い0.35μmになっている。テスト記録領域104に形成されたトラック106の幅および深さは、情報記録領域105に形成されたトラック106の幅および深さと同一である。
【0066】
このようにテスト記録領域104のトラックピッチTp1を情報記録領域105のトラックピッチTp2よりも広く設定したことにより、テスト記録領域104では、情報記録領域105に比べて、より大きなトラッキングエラー信号を得ることができる。
【0067】
テスト記録領域104に形成されたトラック106のトラックピッチTp1は、情報記録領域105に形成されたトラック106のトラックピッチTp2よりも約20%以上大きなトラッキングエラー信号が得られる程度に広くなっていることが好ましく、トラックピッチTp2よりも約3%以上広くなっていることが好ましい。
【0068】
テスト記録領域104のトラックピッチTp1が情報記録領域105のトラックピッチTp2よりも約10%程度広くなっていると、テスト記録領域104では、情報記録領域105に比べて、約1.7倍大きなトラッキングエラー信号を得ることができる。
【0069】
このように実施の形態1に係る光学式情報記録媒体101によれば、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程で、アモルファス領域が極端に大きくなる様な不適切な記録条件でテスト記録しても、安定なトラッキング制御が可能となる。従って、最適な記録条件でのみ記録される情報記録領域105に形成されたトラック106のトラックピッチTp2を必要以上に広く設定する必要がなくなる。つまり、情報記録領域105におけるトラックピッチTp2を狭くして、光学式情報記録媒体101の記録容量を増やすことが可能となる。
【0070】
なお、トラック106の幅や深さが一定であれば、トラックピッチが変化しても、レーザーパルスの強度や発生タイミングなどの記録条件と形成されるアモルファスマークの形状との間の関係は実質的に変化しない。従って、トラックピッチの比較的広いテスト記録領域104において求めた最適な記録条件を情報記録領域105において使用することが可能である。
【0071】
テスト記録領域104と情報記録領域105との境界は、ガード領域として、トラックが形成されない鏡面領域としても良いし、トラックピッチが連続的に変化する領域としても良い。
【0072】
以上のように実施の形態1によれば、テスト記録領域104に形成されたトラック106のトラックピッチTp1は、情報記録領域105に形成されたトラック106のトラックピッチTp2よりも広くなっている。このため、テスト記録領域104では情報記録領域105よりも大きいトラッキング信号を得ることができる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程において、アモルファス領域が極端に大きくなるような不適切な記録条件によってテスト記録をしても安定なトラッキング制御が可能となる。
【0073】
(実施の形態2)
図3は実施の形態2に係る光学式情報記録媒体201を示す斜視図であり、図4は光学式情報記録媒体201に形成されたトラックのトラックピッチを説明するための平面拡大図である。
【0074】
実施の形態2における光学式情報記録媒体201は、レーザー光をトラッキングする案内溝によってリードイン領域を構成し、光学式情報記録媒体201の識別情報等の再生専用情報をこの案内溝に記録したものであり、図1A、図1B及び図2を参照して前述した実施の形態1における光学式情報記録媒体101と一部を除いて同じ構造である。
【0075】
図3を参照すると、光学式情報記録媒体201は、中央に記録再生装置に装着するための直径15mmの中心孔202が形成されたポリカーボネートからなる直径120mm、厚さ1.1mmの透明基板上に記録層を形成し、厚さ0.1mmの保護層を記録層の上に形成した構造であり、この保護層を通してレーザー光を照射し、情報の記録再生を行う。記録層は相変化記録材料であるGeSbTe合金からなり、レーザー光を照射する事によって記録層を部分的にアモルファス化して記録マークを形成する。
【0076】
光学式情報記録媒体201に設けられた透明基板には、半径約22mmから23mmの位置に設けられ、深さ約20nm、幅約0.2μmの溝を半径方向に蛇行(ウォブル)させ、その空間周波数を変調して光学式情報記録媒体201の識別情報等を記録した媒体情報トラック207が形成された再生専用のリードイン領域203が配置されている。
【0077】
リードイン領域203の外側には、半径約23mmから24mmの位置に設けられ、最適なパルス条件を求める学習動作を行うためのテスト記録領域204が配置されている。テスト記録領域204の外側には、半径約24mmから58mmの位置に設けられ、情報を記録するための情報記録領域205が配置されている。テスト記録領域204及び情報記録領域205には、深さ約20nm、幅約0.2μmの同一形状の溝によって構成され、記録再生時にレーザー光をトラッキングするためのトラック206が形成されている。
【0078】
図4を参照すると、情報記録領域205に形成されたトラック206のトラックピッチTp2は0.32μmに設定されている。テスト記録領域204に形成されたトラック206のトラックピッチTp1は、情報記録領域205におけるトラックピッチTp2の0.32μmよりも広い0.35μmになっている。リードイン領域203に形成された媒体情報トラック207のトラックピッチTp3は、テスト記録領域204におけるトラックピッチTp1と同一の0.35μmになっている。
【0079】
このように、前述した実施の形態1と同様に、テスト記録領域204のトラックピッチTp1を情報記録領域205のトラックピッチTp2よりも広く設定したことにより、テスト記録領域204では、情報記録領域205に比べて、より大きなトラッキングエラー信号が得られる。
【0080】
図5は、リードイン領域203に形成された媒体情報トラック207の形状を示す要部平面図である。図5を参照すると、媒体情報トラック207にトラッキングされたレーザー光208は、矢印209の方向に沿って走査される。媒体情報トラック207は半径方向に蛇行しており、その空間周波数によって光学式情報記録媒体201の識別情報などの重要な情報が記録されている。このため、互いに隣接する媒体情報トラック207との間のクロストークを低減して、再生される情報の信頼性を高めることを目的として、リードイン領域203のトラックピッチTp3は、情報記録領域205に形成されたトラック206のトラックピッチTp2よりも広くなっている。
【0081】
以上の構成により、実施の形態2における光学式情報記録媒体201は、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程で、アモルファス領域が極端に大きくなる様な不適切な記録条件でテスト記録しても、安定なトラッキング制御が可能となる。従って、最適な記録条件でのみ記録される情報記録領域205の情報トラック206のトラックピッチTp2を必要以上に広く設定する必要がなくなる。つまり、情報記録領域205のトラックピッチTp2を狭くし、記録容量を増大することが可能となる。また、リードイン領域203とテスト記録領域204とを互いに隣接して配置し、リードイン領域203のトラックピッチTp3とテスト記録領域204のトラックピッチTp1とを互いに同じ広さに設定することにより、リードイン領域203からの再生とテスト記録領域204へのテスト記録とを同一のトラッキング条件に従って連続して行うことができるため、記録再生装置の起動を円滑にすることができる。
【0082】
テスト記録領域204と情報記録領域205との境界領域は、ガード領域として、トラックが形成されない鏡面領域としても良いし、トラックピッチが連続的に変化する領域としても良い。
【0083】
また、テスト記録領域204は情報記録領域205の外周側に配置しても良い。さらに、テスト記録領域204を情報記録領域205の内周側と外周側との両方に配置することにより、光学式情報記録媒体201の半径方向に沿って分布する記録特性を補償することができる。
【0084】
なお、テスト記録領域204では、情報記録領域205のトラック206を一定の空間周波数によって半径方向に蛇行(ウォブル)させておき、このウォブルから得られる信号に基づいて記録再生装置のスピンドルモーターの回転を制御してもよく、このウォブルを周波数変調したアドレス情報をトラック206に記録しても良い。
【0085】
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3に係る光学式情報記録媒体301の構成を説明するための断面図である。
【0086】
実施の形態3における光学式記録媒体301は、2つの記録層303および記録層305を備えた片面2層構成を有し、保護層302側からレーザー光307を照射し、記録層303または記録層305に選択的に焦点を合わせることによって、同一面側から2つの記録層に対して情報の記録再生を行う。記録層303および記録層305は、厚さ約0.03mmの分離層304によって互いに分離されており、これらの層303、304および305は、直径120mm、厚さ1.1mmの基板306と厚さ0.07mmの保護層302とに挟持されている。
【0087】
記録層303および記録層305には、図3および図4に示した実施の形態2と同様に、半径約22mmから23mmの位置に設けられ、深さ約20nm、幅約0.2μmの溝を径方向に蛇行(ウォブル)させ、その空間周波数を変調して媒体の識別情報等を記録した媒体情報トラック207を備えた再生専用のリードイン領域203と、半径約23mmから24mmの位置に設けられ、最適なパルス条件を求める学習動作を行うためのテスト記録領域204と、半径約24mmから58mmの位置に設けられ、情報を記録する情報記録領域205とが配置されており、テスト記録領域204及び情報記録領域205には、深さ約20nm、幅約0.2μmの溝によって構成され、記録再生時にレーザー光をトラッキングするトラック206が形成されている。
【0088】
また、リードイン領域203のトラックピッチTp3は0.35μm、テスト記録領域204のトラックピッチTp1は0.35μm、情報記録領域205のトラックピッチTp2は0.32μmに設定されている。テスト記録領域204のトラックピッチTp1を情報記録領域205のトラックピッチTp2よりも広く設定したことにより、テスト記録領域204では、情報記録領域205に比べて、より大きなトラッキングエラー信号が得られる。従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程で、アモルファス領域が極端に大きくなる様な不適切な記録条件でテスト記録しても安定なトラッキング制御が可能となる。従って、最適な記録条件でのみ記録される情報記録領域の情報トラックのトラックピッチを必要以上に広く設定する必要がなくなる。つまり、情報記録領域のトラックピッチを狭くし、記録容量を増大することが可能となる。
【0089】
実施の形態3のように複数の記録層を備え、片側の面からそれぞれの記録層に情報を記録再生する多層記録媒体では、レーザー光を照射する側から見て奥側の記録層は手前側の記録層を通過して減衰したレーザー光が照射されるために得られる反射光量が小さくなり、レーザー照射側の記録層は奥側の記録層への記録再生を可能にするために十分な光透過率を有する必要があり反射率は低くせざるを得ない。トラッキングエラー信号の振幅は反射率が低いほど小さくなるため、多層記録媒体においては、記録層が1層だけの場合よりも、本発明の効果は顕著となる。
【0090】
なお、リードイン領域はどちらか一方の記録層にのみ設けても良いし、媒体情報トラックの代わりにエンボスピットによって媒体の識別情報等を記録しても良い。また、記録層303と記録層305とでトラックピッチを互いに異ならせても良いし、トラックのスパイラル方向を互いに逆にしても良い。さらに、記録層の数は3層以上であっても良い。
【0091】
本発明では、テスト記録領域のトラックピッチを情報記録領域のトラックピ ッチよりも広く設定することが重要であり。実施の形態1から3で示した光学式記録媒体の形状や、トラックの半径位置、深さ、溝幅及びトラックピッチの具体的な数値は、使用する記録再生装置の性能や記録膜の特徴に応じて適宜変更することが可能である。
【0092】
(実施の形態4)
実施の形態4では、記録再生装置及び記録再生方法について説明する。図7は、実施の形態4に係る記録再生装置50の構成を示すブロック図である。記録再生装置50には、実施の形態3において図6を参照して前述した複数の記録層を有する光学式記録媒体301が装着されている。記録再生装置50は、光学ヘッド401を備えている。
【0093】
図8は、光学ヘッド401の構成を示すブロック図である。光学ヘッド401は、波長405nmの半導体レーザーによって構成される光源402を有している。光源402から出射されたレーザー光は、コリメータレンズ403と、可動機構を備えたレンズからなる光路補正装置409と、ビームスプリッター404と、1/4波長板405と、対物レンズ406とを通リ抜けて、光学式記録媒体301に集光される。
【0094】
光学式記録媒体301に集光されたレーザー光は、ボイスコイル407によって対物レンズ406の位置を調整することによって、光学式記録媒体301に形成された目的とする記録層に焦点を合わせられ、光路補正装置409を動作させることによって収差が最小となるように調整される。記録層から反射されたレーザー光は、再び対物レンズ406と、1/4波長板405とを通り抜けて、ビームスプリッター404によって反射されて検出器408に入射し、電気信号に変換される。
【0095】
図7に示した記録再生装置50は、光学式記録媒体301を装着して回転させるスピンドルモーター110と、コントローラー111と、光学式記録媒体301へ記録するためのデータを記録信号に変換する変調器112と、記録信号に従って、半導体レーザーによって構成される光源402を駆動するレーザー駆動回路113と、光源402から出射されたレーザー光を光学式記録媒体301に集光し、情報の記録を行うと共に、反射光から再生信号を得る前述した光学ヘッド401と、再生信号を増幅し、情報再生信号114S、フォーカスエラー信号114F、トラッキングエラー信号114Tおよび収差制御信号114Aを生成するプリアンプ114と、情報再生信号114Sを2値化信号に変換する2値化回路115と、2値化信号に基づいてデータを復調するデータ復調回路116と、光学式記録媒体301に配置されたテスト記録領域に記録された特定のデータを試験的に再生した信号の品質を判定する信号品質判定器117と、学習動作によって得られた最適な記録条件を格納する記録条件格納器118と、記録条件格納器118に格納された記録条件に従ってレーザーパルスを制御するパルス条件設定器119と、光学式記録媒体301に形成された目的とする記録層にレーザー光が焦点を合わせるように、フォーカスエラー信号114Fに基づいて光学ヘッド401を制御するフォーカス制御回路120と、光学式記録媒体301に形成されたトラックの上をレーザー光が適切に走査するように、トラッキングエラー信号114Tに基づいて光学ヘッド401を制御するトラッキング制御回路121と、目的とする記録層上でのレーザー光の収差が最小となるように、収差制御信号114Aに基づいて光学ヘッド401を制御する収差制御回路122と、光学式記録媒体301の半径方向に沿って光学ヘッド401を移動させる移動手段123とを備えている。
【0096】
ここで、フォーカスエラー信号114Fは、非点収差法と呼ばれる一般的な方法に基づいて生成される。トラッキングエラー信号114Tは、図16及び図17を参照して前述したプッシュプル法に基づいて生成される。収差制御信号114Aは、再生信号に基づいて生成され、再生信号の強度が最大となる時に目的とする記録層上でのレーザー光の収差が最小になるように生成される。
【0097】
光学式記録媒体301のような多層記録媒体では、レーザー光が照射される側の表面から各記録層までの厚さがそれぞれ異なるため、記録再生装置において記録再生しようとする記録層毎に、照射するレーザー光のフォーカス及び収差が最適になるように調整する必要がある。
【0098】
実施の形態4に係る記録再生装置50においては、特定の半径位置においてトラックピッチが広い領域を配置した光学式記録媒体301のような多層記録媒体を用い、各記録層にアクセスする際に、まず、移動手段123によって光学ヘッド401を特定の半径位置に移動することで、目的とする記録層におけるトラックピッチの広い領域に光学ヘッド401を配置し、焦点を合わせた後、予め定めた条件に基づいて光路補正装置409を概ね調整した状態でトラッキングする。
【0099】
この時、トラックピッチの狭い領域では、得られるトラッキングエラー信号の強度が小さいので、レーザー光の収差が最小となるように調整されていない状態でのトラッキングは困難であるのに対して、トラックピッチの広い領域では、得られるトラッキングエラー信号の強度が大きいため、レーザー光の収差が概ね調整されていれば安定したトラッキングが可能である。
【0100】
次に、記録されている情報の再生信号の強度が最大となるように光路補正装置409を調整することで、収差が最小となるようにレーザー光を調整することができる。
【0101】
従って、収差を検出するための特別な検出器を設ける必要が無く、簡易な構成の光学ヘッドによって、多層記録媒体への記録再生を行うことができる。
【0102】
なお、収差制御信号は、トラックのウォブルから得られる信号を用い、記録されている情報の再生信号の強度が最大となるように光路補正装置409を調整することで、収差が最小となるようにレーザー光を調整するようにしてもよい。また、光路補正装置409は、液晶素子などによって構成しても良い。
【0103】
また、実施の形態4に係る記録再生装置50で用いる多層記録媒体においては、アクセスする記録層を切り換える多層記録媒体上の位置が予め予想される場合には、記録層を切り換えるその位置がテスト記録用に用いない領域であっても、記録層を切り換えるその位置でのトラックピッチを情報記録領域における通常のトラックピッチよりも広く設定することが好ましい。
【0104】
実施の形態4では、光学ヘッド401を予め定められた半径位置に移動することで、記録媒体301のトラックピッチが広い領域へ光学ヘッドを配置した例を示したが、トラックピッチが広い領域の半径位置を示す情報を記録媒体301に記録しておき、トラックピッチが広い領域の半径位置を示す情報を起動時に読み出してコントローラー111に記憶しておき、トラックピッチが広い領域の半径位置を示す情報に基づいて光学ヘッド401を移動するようにしても良い。
【0105】
(実施の形態5)
実施の形態5は、本発明に係る光学式記録媒体を用いる記録再生方法に関するものである。図9は、本発明に係る光学式記録媒体101を用いる記録再生装置60の一例を示すブロック図であり、図1Aおよび図1Bを参照して前述した光学式記録媒体101を装着した状態を示している。
【0106】
この記録再生装置60は、光学式記録媒体101を装着して回転させるスピンドルモーター10と、コントローラー11と、光学式記録媒体101に記録するためのデータを記録信号に変調する変調器12と、前記記録信号に従って半導体レーザーを駆動するレーザー駆動回路13と、前記半導体レーザーを有し、レーザー光を光学式記録媒体101に集光し、情報の記録を行うと共に、反射光から再生信号を得る光学ヘッド14と、光学ヘッド14の光検出器20に設けられた受光部21及び22から出力される電気信号の和信号15Sを出力する加算アンプ15と、和信号15Sを2値化する2値化回路17と、受光部21及び22から出力される電気信号の差信号16Sを出力する差動アンプ16と、2値化された和信号17Sに基づいて、光学式記録媒体101に形成されたトラック上に記録されているデータを復調するデータ復調回路18と、光学式記録媒体101に配置されたテスト記録領域に記録された特定のデータを試験的に再生した信号の品質を判定する信号品質判定器19と、学習動作によって得られた最適な記録条件を格納する記録条件格納器21と、前記記録条件に従ってレーザーパルスを制御するパルス条件設定器22と、差信号16Sに基づいて、レーザー光が光学式記録媒体101に形成されたトラックを適切に走査するように光学ヘッド14を制御するトラッキング制御回路19とを備えている。
【0107】
図10は、図9に示す記録再生装置60を用いた記録再生方法を示すフローチャートである。
【0108】
最初に、記録再生装置60を起動する(ステップS501)。具体的には、光学式記録媒体101をスピンドルモーター10に装着し、回転させた後、光学式記録媒体101上に光学ヘッド14によって情報再生用のレーザー光を照射し、光学式記録媒体101上に配置されたリードイン領域103にアクセスして、前記リードイン領域103に記録されている光学式記録媒体101の識別情報等を読み出す。前記識別情報等の読み出しは、光学式記録媒体101からの反射光から得られた和信号15Sを、予め定められた2値化スライスレベルに設定された2値化回路17によって2値化した信号17Sを、データ復調器18によって復調し、コントローラー11に取り込むことによって行う。
【0109】
次に、最適な記録再生条件を求める学習動作を行う(ステップS502)。この学習動作は、以下の手順に従って行われる。まず、光学ヘッド14を移動させて、情報を記録するための情報記録領域105に形成されたトラックのトラックピッチよりも広いトラックピッチによって、情報記録領域105と同じ深さおよび幅のトラックが形成されたテスト記録領域104へアクセスする。コントローラー11は、予め定められた特定の条件または光学式記録媒体101の識別情報によって指定された条件にパルス条件設定器22を設定する。次に、コントローラー11から出力された特定データを変調器12によってレーザー駆動信号に変調し、レーザー駆動回路13は、前記レーザー駆動信号に従って、光学ヘッド14に設けられた半導体レーザーを駆動する。光学ヘッド14によって、前記半導体レーザーから出射された光を光学式記録媒体101に集光し、光学式記録媒体101に配置されたテスト記録領域104にテスト信号を記録する。
【0110】
この様にしてテスト記録領域104に記録されたテスト信号を再生した再生信号を2値化回路17によって2値化した信号のジッター値(基準となるクロックに対する再生された信号位置の変動量)を信号品質判定器39によって測定し、予め定められた判定基準と比較して、信号品質を判定する。前記ジッター値が前記判定基準を満足した場合には、学習動作を終了する。前記ジッター値が判定基準を満足しなかった場合には、前記パルス条件を順次変化させて、前記特定データのテスト記録及び前記テスト記録されたテスト信号の信号品質を判定する。この作業をジッター値が判定基準を満足するまで繰り返すことによって、最適な記録条件を求める。
【0111】
次に、ステップS502における学習動作によって得られた最適な記録条件を記録再生条件格納器21に格納し(ステップS503)、前記最適な記録条件に基づいてパルス条件を設定し、情報を情報記録領域105に記録する(ステップS504)。
【0112】
このように、情報を記録する情報記録領域よりもトラックピッチを広く設定した領域においてテスト記録を行うことにより、テスト記録時に、情報を記録する時に比べて、より大きなトラッキングエラー信号が得られる。
【0113】
従って、最適な記録条件を求めるための学習動作の過程において、アモルファス領域が極端に広くなる様な不適切な記録条件でテスト記録しても安定なトラッキング制御が可能となる。従って、最適な記録条件でのみ記録される情報記録領域に形成された情報トラックのトラックピッチを必要以上に広く設定する必要がなくなる。つまり、光学的記録媒体101に配置された情報記録領域105におけるトラックピッチを狭くし、記録容量を増大することが可能となる。
【0114】
なお、光学的記録媒体101を最初に使用する際に記録再生装置60によって求めた最適な記録条件を光学的記録媒体101上に記録しておき、記録媒体101を再度使用する際に記録媒体101に記録された最適記録条件を読み出し、記録再生条件格納器21に格納して使用してもよい。その場合、記録再生装置60に記録媒体101を装着、起動する度に最適な記録再生条件を求める学習動作を省略あるいは短縮することができる。
【0115】
(実施の形態6)
実施の形態6では、実施の形態1において図1A、図1Bおよび図2を参照して前述した光学式情報記録媒体101の製造方法を説明する。図11A〜図11Dは実施の形態6に係る光学式情報記録媒体101の製造方法において光ディスクの原盤を作成する手順を説明するための断面図である。
【0116】
図11Aを参照すると、まず、ポジ型フォトレジストを均一に塗布した円板形状のガラス基板1を準備する。
【0117】
そして、図11Bを参照すると、波長248ナノメータ(nm)の遠紫外線レーザーを使用したレーザー記録装置(LBR)202によって、テスト記録領域104のトラックピッチTp1が、情報記録領域105のトラックピッチTp2よりも広くなるように、プリグルーブパターンを露光する。
【0118】
レーザー記録装置202には、ガラス基板1の半径方向に沿った移動量を検出するためのエンコーダが搭載されている。レーザー記録装置202は、エンコーダによって検出されたパルス数と予め定められたパルス間隔とに基づいて移動量を計算することができる。レーザー記録装置202は、テスト記録領域104のトラックピッチTp1、および情報記録領域105のトラックピッチTp2に応じて、予め定められたパルス間隔とエンコーダによって検出されたパルス数とに基づいて移動する。
【0119】
レーザー記録装置202は、テスト記録領域104のトラックピッチTp1に相当するパルスの設定値に従って、プリグルーブパターンを露光する。そして、情報記録領域105へ移動すると、情報記録領域105のトラックピッチTp2に相当するパルスの設定値に切り替えて、プリグルーブパターンを露光する。
【0120】
これにより、情報記録領域105においては、トラックピッチTp2のプリグルーブパターンが形成され、テスト記録領域104においては、トラックピッチTp2よりも広いトラックピッチTp1のプリグルーブパターンが形成される。
【0121】
そして図11Cを参照すると、このようにして、所望のグルーブパターンの潜像203がガラス基板201に形成される。次に図11Dを参照すると、ガラス基板1を回転させながら、現像ノズル204から現像液を吐出して、ガラス基板201に形成された潜像203を現像する。
【0122】
図12A〜図12Fは、実施の形態6に係る光学式情報記録媒体101の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図である。
【0123】
図12Aを参照すると、潜像203を現像したガラス基板1を乾燥させると、所望のグルーブパターン205が形成されたディスク原盤206が作成される。そして図12Bを参照すると、グルーブパターン205を覆うようにディスク原盤206にニッケル膜401を形成する。次に図12Cを参照すると、ニッケル膜401を電極としてニッケルメッキを行ってニッケル薄板402を形成する。そして図12Dを参照すると、ニッケル薄板402をディスク原盤206から剥離してレジストを除去することによって、所望のグルーブパターンが転写された厚さ約0.3ミリメートル(mm)のニッケル薄板原盤(ファーザー)403を作成する。
【0124】
そして図12Eを参照すると、ファーザー403に再度ニッケルメッキを行い、ニッケルメッキをファーザー403から剥離して、ファーザー403に形成された所望のグルーブパターンが転写された厚さ約0.3mmのニッケル薄板(マザー)404を作成する。次に図12Fを参照すると、マザー404の裏面を研磨した後、所望の形状に打ち抜くことによって、所望のグルーブパターンが形成された金型(スタンパ)405を形成する。
【0125】
図13A〜図13Fは、スタンパ405に基づいて光学式情報記録媒体101を製造する工程を説明するための断面図である。
【0126】
図13Aを参照すると、スタンパ405を図示しない射出成形機に取り付け、ポリカーボネートを材料として射出成形を行い、所望のグルーブパターンが転写された厚さ略1.1mmの透明基板1を作成する。そして図13Bを参照すると、所望のグルーブパターンが転写された透明基板1の面に、Ge−Sb−Teを主成分とする相変化型の記録層2をスパッタ法によって積層する。
【0127】
次に図13Cを参照すると、厚み約90マイクロメータ(μm)のポリカーボネートシート503を用意する。そして、スピンコーター上においてポリカーボネートシート503に紫外線硬化樹脂504を滴下する。その後、相変化型の記録層2が形成された面がポリカーボネートシート503と対向するように、透明基板1をポリカーボネートシート503に重ねる。
【0128】
そして図13Dを参照すると、スピンコーターを回転させて余分な紫外線硬化樹脂504を振り切って、紫外線硬化樹脂504の厚みが約10μmとなったところでスピンコーターの回転を止める。次に図13Eを参照すると、紫外線源505から紫外線硬化樹脂504へ紫外線を照射して紫外線硬化樹脂504を硬化させる。図13Fを参照すると、紫外線硬化樹脂504とポリカーボネートシート503とが保護層3を構成しており、このようにして光学式情報記録媒体101が製造される。
【0129】
図14A〜図14Cは、実施の形態3において前述した2つの記録層303および305を備えた光学式情報記録媒体301を製造する工程を説明するための断面図である。図14Aを参照すると、まず、図13Aおよび図13Bを参照して前述した工程と同様の工程によって、基板306に記録層305を形成する。そして、図示しないファーザー基板の裏面を研磨した後、所望の形状に打ち抜いたスタンパを使用して、ポリカーネートを材料とする射出成型を行い、所望のグルーブパターンが形成された転写用基板601を作成する。次に、紫外線硬化樹脂504を記録層305の上に塗布する。その後、所望のグルーブパターンが形成された面が紫外線硬化樹脂504と対向するように転写用基板601を紫外線硬化樹脂504に重ねる。
【0130】
図14Bを参照すると、次に、紫外線源505によって、転写用基板601側から紫外線硬化樹脂504へ紫外線を照射して、紫外線硬化樹脂504を硬化させる。
【0131】
図14Cを参照すると、その後、転写用基板601を紫外線硬化樹脂504から剥離して、紫外線硬化樹脂504の上にグルーブパターンを形成する。そして、スパッタ法によって、相変化型の記録層303を形成する。紫外線硬化樹脂504は、図6を参照して前述した分離層304を構成する。次に、図13C〜図13Fを参照して前述した工程と同様の工程によって、ポリカーネートによって構成された保護層302を形成する。
【0132】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、テスト記録時における確実なトラッキング制御が可能な大容量の光学式情報記録媒体、その記録再生装置、記録再生方法および光学式情報記録媒体の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】実施の形態1に係る光学式情報記録媒体を示す斜視図
【図1B】実施の形態1に係る光学式情報記録媒体の断面図
【図2】実施の形態1に係る光学式情報記録媒体に形成されたトラックのトラックピッチを説明するための平面拡大図
【図3】実施の形態2に係る光学式情報記録媒体を示す斜視図
【図4】実施の形態2に係る光学式情報記録媒体に形成されたトラックのトラックピッチを説明するための平面拡大図
【図5】実施の形態2に係る光学式情報記録媒体のリードイン領域に形成されたトラックの要部平面拡大図
【図6】実施の形態3に係る光学式情報記録媒体の構成を説明するための断面図
【図7】実施の形態4に係る記録再生装置の構成を示すブロック図
【図8】実施の形態4に係る記録再生装置に設けられた光学ヘッド401の構成を示すブロック図
【図9】実施の形態5に係る記録再生装置の構成を示すブロック図
【図10】実施の形態5に係る記録再生装置によって実行される記録再生方法の手順を示すフローチャート
【図11A】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法において光ディスクの原盤を作成する手順を説明するための断面図
【図11B】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法において光ディスクの原盤を作成する手順を説明するための断面図
【図11C】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法において光ディスクの原盤を作成する手順を説明するための断面図
【図11D】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法において光ディスクの原盤を作成する工程を説明するための断面図
【図12A】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図
【図12B】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図
【図12C】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図
【図12D】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図
【図12E】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図
【図12F】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパを作成する工程を説明するための断面図
【図13A】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図13B】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図13C】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図13D】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図13E】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図13F】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図14A】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて他の光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図14B】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて他の光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図14C】実施の形態6に係る光学式情報記録媒体の製造方法においてスタンパに基づいて他の光学式情報記録媒体を製造する工程を説明するための断面図
【図15】従来の光学式情報記録媒体を示す斜視図
【図16】従来の光学式情報記録媒体に形成されたトラックのトラックピッチを説明するための平面拡大図
【図17】従来の記録再生装置の構成を示すブロック図
【図18】従来の光学式情報記録媒体から再生されたトラッキングエラー信号を説明するための模式図
【符号の説明】
1 基板
2 記録層
3 保護層
104 テスト記録領域
105 情報記録領域
106 トラック

Claims (32)

  1. 略円板状をした基板と、
    レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するために前記基板の表面に形成された記録層とを具備しており、
    前記基板の表面には、少なくともテスト記録を行うためのテスト記録領域と、前記情報を記録するための情報記録領域とが配置されており、
    前記基板の表面に配置された前記テスト記録領域および前記情報記録領域には、スパイラル状または同心円状に配置されたテスト記録トラックおよび情報記録トラックがそれぞれ形成されており、
    前記テスト記録トラックのトラックピッチは、前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっていることを特徴とする光学式情報記録媒体。
  2. 前記情報記録領域は、ドーナッツ型の形状をしている、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  3. 前記テスト記録領域は、前記情報記録領域の内側に配置されている、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  4. 前記テスト記録領域は、前記情報記録領域の外側に配置されている、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  5. 前記テスト記録領域は、前記情報記録領域に隣接して配置されている、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  6. 前記テスト記録領域と前記情報記録領域との間には、トラックが形成されていない鏡面になっているガード領域が配置されている、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  7. 前記テスト記録トラックの深さおよび幅は、前記情報記録トラックの深さおよび幅と実質的に同一である、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  8. 前記テスト記録トラックの断面形状は、前記情報記録トラックの断面形状と実質的に同一である、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  9. 前記基板の表面には、再生専用の所定の識別情報が記録されたリードイン領域がさらに配置されている、請求項1記載の光学式情報記録媒体。
  10. 前記リードイン領域には、スパイラル状または同心円状に配置されたリードイントラックが形成されており、
    前記リードイントラックのトラックピッチは、前記テスト記録トラックのトラックピッチと実質的に同一の広さになっている、請求項9記載の光学式情報記録媒体。
  11. 前記リードイン領域は、前記情報記録領域の内側に配置されている、請求項9記載の光学式情報記録媒体。
  12. 前記リードイン領域は、前記テスト記録領域の内側に配置されている、請求項9記載の光学式情報記録媒体。
  13. 前記リードイン領域は、前記テスト記録領域に隣接して配置されている、請求項9記載の光学式情報記録媒体。
  14. 前記リードイントラックの深さおよび幅は、前記情報記録トラックの深さおよび幅ならびに前記テスト記録トラックの深さおよび幅と実質的に同一である、請求項9記載の光学式情報記録媒体。
  15. 前記リードイントラックの断面形状は、前記情報記録トラックの断面形状および前記テスト記録トラックの断面形状と実質的に同一である、請求項9記載の光学式情報記録媒体。
  16. 略円板状をした基板と、
    レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するために前記基板の表面に形成された第1記録層と、
    前記第1記録層の上に形成された分離層と、
    前記レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するために前記分離層の上に形成された第2記録層とを具備しており、
    前記基板の表面には、少なくともテスト記録を行うための第1テスト記録領域と、前記情報を記録するための第1情報記録領域とが配置されており、
    前記基板の表面に配置された前記第1テスト記録領域および前記第1情報記録領域には、スパイラル状または同心円状に配置された第1テスト記録トラックおよび第1情報記録トラックがそれぞれ形成されており、
    前記分離層の表面には、少なくともテスト記録を行うための第2テスト記録領域と、前記情報を記録するための第2情報記録領域とが配置されており、
    前記分離層の表面に配置された前記第2テスト記録領域および前記第2情報記録領域には、スパイラル状または同心円状に配置された第2テスト記録トラックおよび第2情報記録トラックがそれぞれ形成されており、
    前記第1テスト記録トラックのトラックピッチは、前記第1情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっており、
    前記第2テスト記録トラックのトラックピッチは、前記第2情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなっていることを特徴とする光学式情報記録媒体。
  17. 前記第1テスト記録トラックのトラックピッチと前記第2テスト記録トラックのトラックピッチとは、互いに同一の広さになっており、
    前記第1情報記録トラックのトラックピッチと前記第2情報記録トラックのトラックピッチとは、互いに同一の広さになっている、請求項16記載の光学式情報記録媒体。
  18. 前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックは、スパイラル状に配置されており、
    前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックは、スパイラル状に配置されている、請求項16記載の光学式情報記録媒体。
  19. 前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックのスパイラル方向と前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックのスパイラル方向とは、互いに逆になっている、請求項16記載の光学式情報記録媒体。
  20. 前記基板と前記分離層との少なくとも一方の表面には、再生専用の所定の識別情報が記録されたリードイン領域がさらに配置されている、請求項16記載の光学式情報記録媒体。
  21. 前記リードイン領域には、スパイラル状または同心円状に配置されたリードイントラックが形成されており、
    前記リードイントラックのトラックピッチは、前記第1および前記第2テスト記録トラックのトラックピッチと実質的に同一の広さになっている、請求項20記載の光学式情報記録媒体。
  22. 前記リードイン領域は、前記第1および前記第2情報記録領域の内側に配置されている、請求項20記載の光学式情報記録媒体。
  23. 前記リードイン領域は、前記第1および前記第2テスト記録領域の内側に配置されている、請求項20記載の光学式情報記録媒体。
  24. 前記リードイン領域は、前記第1および前記第2テスト記録領域に隣接して配置されている、請求項20記載の光学式情報記録媒体。
  25. 前記リードイントラックの深さおよび幅は、前記第1および前記第2情報記録トラックの深さおよび幅ならびに前記第1および前記第2テスト記録トラックの深さおよび幅と実質的に同一である、請求項20記載の光学式情報記録媒体。
  26. 前記リードイントラックの断面形状は、前記第1および前記第2情報記録トラックの断面形状および前記第1および前記第2テスト記録トラックの断面形状と実質的に同一である、請求項20記載の光学式情報記録媒体。
  27. 請求項1記載の光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生装置であって、
    トラックピッチが前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように前記テスト記録領域に形成された前記テスト記録トラックへ、特定の情報を試験的に記録するために設けられた記録手段を具備することを特徴とする記録再生装置。
  28. 請求項16記載の光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生装置であって、
    前記記録媒体の各記録層にアクセスする際に、まず、目的とする記録層のトラックピッチの大きな領域に光学ヘッドを移動し、前記記録層にレーザ光の焦点を合わせ、情報トラックにトラッキングした後、前記レーザ光の収差を調整するための手段を具備することを特徴とする記録再生装置。
  29. 請求項1記載の光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生方法であって、
    トラックピッチが前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように前記テスト記録領域に形成された前記テスト記録トラックへ、特定の情報を試験的に記録するための工程を包含することを特徴とする記録再生方法。
  30. 請求項16記載の光学式情報記録媒体にレーザを照射することによって情報を記録、再生または消去するための記録再生方法であって、
    前記記録媒体の各記録層にアクセスする際に、まず、目的とする記録層のトラックピッチの大きな領域に光学ヘッドを移動し、前記記録層にレーザ光の焦点を合わせ、情報トラックにトラッキングした後、前記レーザ光の収差を調整するための工程を包含することを特徴とする記録再生方法。
  31. 請求項1記載の光学式情報記録媒体の製造方法であって、
    前記基板の表面に配置された前記テスト記録領域および前記情報記録領域に、スパイラル状または同心円状に配置された前記テスト記録トラックおよび前記情報記録トラックをそれぞれ形成するトラック形成工程と、
    前記テスト記録トラックおよび前記情報記録トラックがそれぞれ形成された前記基板の表面に、レーザ光を照射することによって情報を記録、再生または消去するための前記記録層を形成する記録層形成工程とを包含しており、
    前記トラック形成工程は、前記テスト記録トラックのトラックピッチが前記情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように、前記テスト記録トラックおよび前記情報記録トラックをそれぞれ形成することを特徴とする光学式情報記録媒体の製造方法。
  32. 請求項16記載の光学式情報記録媒体の製造方法であって、
    前記基板の表面に配置された前記第1テスト記録領域および前記第1情報記録領域に、スパイラル状または同心円状に配置された前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックをそれぞれ形成する第1トラック形成工程と、
    前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックがそれぞれ形成された前記基板の表面に、レーザ光を照射することによって前記情報を記録、再生または消去するための前記第1記録層を形成する第1記録層形成工程と、
    前記第1記録層の表面に前記分離層を形成する分離層形成工程と、
    前記分離層の表面に配置された前記第2テスト記録領域および前記第2情報記録領域に、スパイラル状または同心円状に配置された前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックをそれぞれ形成する第2トラック形成工程と、
    前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックがそれぞれ形成された前記分離層の表面に、前記レーザ光を照射することによって前記情報を記録、再生または消去するための前記第2記録層を形成する第2記録層形成工程とを包含しており、
    前記第1トラック形成工程は、前記第1テスト記録トラックのトラックピッチが前記第1情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように、前記第1テスト記録トラックおよび前記第1情報記録トラックをそれぞれ形成し、
    前記第2トラック形成工程は、前記第2テスト記録トラックのトラックピッチが前記第2情報記録トラックのトラックピッチよりも広くなるように、前記第2テスト記録トラックおよび前記第2情報記録トラックをそれぞれ形成することを特徴とする光学式情報記録媒体の製造方法。
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