JP2004004296A

JP2004004296A - Image forming apparatus

Info

Publication number: JP2004004296A
Application number: JP2002159757A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Sano; 佐野　泰; Naoharu Kido; 城戸　直治; Yutaka Agawa; 阿川　裕; Hiromasa Isobe; 礒部　拓政; Masaya Kaji; 梶　雅也
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2002-05-31
Filing date: 2002-05-31
Publication date: 2004-01-08
Anticipated expiration: 2022-05-31
Also published as: JP4214718B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an image forming apparatus which increases a user's incentive for saving paper. <P>SOLUTION: The amounts of papers, electric power, etc., as resources consumed for an image forming process (resource consumption) are cumulatively counted (S10). It is decided whether a target threshold is set for a resource (S12) and when the target threshold is set, the current resource consumption is compared with the target threshold (S14). When the resource consumption is larger than the goal threshold, a saving request message strongly appealing saving is displayed on the touch panel of the image forming apparatus (S16). When the resource consumption is smaller than the target threshold, it is further compared with a prevention threshold smaller than the target threshold (S20) and when the resource consumption is larger than the prevention threshold, a saving recommending message appealing saving is displayed (S22). The target threshold and prevention threshold can properly be set according to the state of the use site of the image forming apparatus. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置における資源節約のための技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
環境保護活動の広まりに伴い、画像形成装置においても、紙資源の節約のための仕組みが従来より各種提案されている。
【０００３】
例えば特開昭６１−５１１６７号公報には、使用した用紙の枚数を用紙サイズごとに集計し、その集計結果を表示する機能を備えた画像形成装置が開示されている。また特開平３−２５５４６９号公報には、片面コピーと両面コピーのどちらを選択したかなどのコピー設定の内容を蓄積し、使用部門ごとに集計する機能を備えた画像形成装置が開示されている。これらの装置では、集計結果を用紙節約への取り組みに利用することができる。
【０００４】
また更に積極的に用紙節約を図るものとして、両面コピーや裏紙（片面が使用済みの用紙）を用いたコピーをデフォルトのモードとして設定でき、ユーザから明示的な指示がない場合そのデフォルトのモードで画像形成を実行する画像形成装置も存在する。また、特開平１１−３３８３１４号公報には、通常の用紙と裏紙とで異なる課金を課すことで裏紙の使用を推進する装置が開示されている。
【０００５】
また最近では、複数（Ｎ）ページの原稿画像をまとめて用紙１ページに印刷する機能（“Ｎｕｐ（Ｎアップ）”機能、“Ｎｉｎ１”機能等と呼ばれる）を備えた画像形成装置も普及している。そして、このＮ−ＵＰ機能や、これを両面あるいは裏紙と組み合わせて実行するコピーモードをデフォルトのモードとして設定可能な画像形成装置も知られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
両面コピーなど用紙を節約できるコピーモードをデフォルトモードとして設定できる画像形成装置は、確かに用紙節約の点で有効性が高い。しかし、常にそのような用紙節約のモードに設定していたのでは、それ以外のモードでコピーする場合にはモード変更操作を行う必要があり、操作が繁雑になる。また、オフィス等の画像形成装置の使用現場では、ある一定期間ごとに用紙や装置利用課金の使用上限を目標値として定めるケースがあるが、このようなケースにおいて、期間の初めから用紙節約のデフォルトモードに設定していたのでは、上述のモード変更操作等の繁雑さでトータルとしての生産性を減じる可能性がある。
【０００７】
以上、コピーの場合を例にとって説明したが、同様の問題はコピー機以外の画像形成装置（例えばプリンタ）にも当てはまる。
【０００８】
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ユーザの用紙節約に対する意識を高めることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、画像形成処理による所定の資源の使用量を累積計数する使用量計数手段と、前記使用量計数手段で計数された累積使用量が所定の実行条件を満足した場合に、所定の節約推奨処理を実行する節約推奨手段と、を備える。
【００１０】
また本発明に係る画像形成装置は、画像形成処理による所定の資源の使用量を累積計数する使用量計数手段と、資源節約効果が段階的に異なる複数の節約推奨処理を実行する機能を備え、前記使用量計数手段で計数された累積使用量の値の大きさに応じた段階の節約推奨処理を選択実行する節約推奨手段と、を備える。
【００１１】
本発明の好適な態様では、画像形成装置は、所定の節約印刷処理を実行する機能を備え、前記節約推奨手段は、前記実行条件が満足された場合の前記節約推奨処理として、前記節約印刷処理を実行するか否かの判断を求めるユーザーインタフェース画面をユーザに提示する。
【００１２】
ここで、節約印刷処理には、両面印刷、Ｎｕｐ印刷、裏紙トレイからの給紙、白黒印刷、ステープルどめ等の後処理の禁止、などが含まれる。
【００１３】
また、本発明に係る画像形成装置は、印刷対象の原稿のカラー割合を算出する割合算出手段と、画像形成処理の開始の指示があったときに、前記割合算出手段で算出されたカラー割合が所定のしきい値以下である場合は、カラー印刷を続行するか否かの判断を求めるユーザインタフェース画面をユーザに提示する節約推奨手段とを備える。
【００１４】
また本発明に係る画像形成装置は、所定の節約印刷処理を実行する節約印刷手段と、前記節約印刷手段の動作を有効化するか否かの設定を受け付ける節約設定手段と、画像形成処理の開始の指示があったときに、前記節約設定手段において前記節約印刷手段の動作の有効化の設定がなされていない場合は、前記節約印刷手段の動作を有効化するか否かの判断を求めるユーザインタフェース画面をユーザに提示する節約推奨手段とを備える。
【００１５】
また本発明に係る画像形成装置は、ジョブの画像形成モードに基づき、当該ジョブの用紙使用量を、当該画像形成装置の消費電力及び使用料金にそれぞれ換算する換算手段と、ジョブの用紙使用量、消費電力、及び使用料金をそれぞれ累積計数する計数手段と、前記計数手段で累積計数した用紙使用量、消費電力、及び使用料金の各々の計数値を表示する計数値表示手段と前記計数手段が累積計数する用紙使用量、消費電力、及び使用料金の各々の計数値を初期化するためのユーザインタフェースを提供する初期化手段と、を備える。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態（以下実施形態という）について、図面に基づいて説明する。
【００１７】
図１は、本発明に係る制御処理が適用される画像形成装置の構成の一例を示す図である。この図では、画像形成装置の一種として、複写機を例示している。なお、以下の説明から明らかなように、本実施形態のリセット制御の適用範囲は、図１に示した複写機に限られるものではなく、それ以外の画像形成装置一般に適用可能である。
【００１８】
この図に示すように、複写機は、紙原稿に示された画像を光学的に読み取って電子的な画像信号に変換する原稿読取部１０を備える。原稿送り部１２は、複写対象の原稿の束を載置するトレイを備え、そのトレイに対して載置された原稿を一枚ずつ原稿読取部１０に給送する。印刷部１４は、読み取られた原稿の画像を紙などのシート状媒体（以下「用紙」と呼ぶ）に印刷する機構である。印刷部１４は、複数の用紙トレイ１６を備えており、複数種類の用紙を保持できる。この印刷部１４で印刷された印刷済み用紙は、用紙排出部２０に排出される。用紙排出部２０は、複数の排出トレイ２２を有している。
【００１９】
機械操作部（操作パネル）２４は、この複写機の操作のための情報を表示し、ユーザからの操作指示の入力を受け付けるＵＩ（ユーザインタフェース）機構である。機械操作部２４は、タッチパネル２６や各種の操作ボタンを備える。タッチパネル２６は、画面に情報を表示すると共に、その画面に対しユーザが指で触れた場所を検知する機能を備える。機械操作部２４は、各種の操作メニューや操作指示ボタンを表示したＧＵＩ表示を生成してタッチパネル２６に表示させるとともに、そのＧＵＩ表示上でユーザが触れた場所の情報をタッチパネル２６から受け取って、ユーザの入力内容を解釈し、その入力内容に応じた処理指示を機械制御部２８に伝達する。操作ボタンには、複写ジョブの開始を指示するためのスタートキーや、数値入力のためのテンキーなどがあり、機械操作部２４は、これら操作ボタンが押下された場合、その旨を示す信号を機械制御部２８に伝達する。
【００２０】
機械制御部２８は、以上に説明した各ユニット１０〜２６を制御して、複写機としての動作を実現するための制御機構である。例えば機械制御部２８は、機械操作部２４から入力された複写操作指示（例えば部数や両面印刷指定の有無など）に対応した制御信号を原稿送り部１２，原稿読取部１０，印刷部１４，用紙排出部２０に供給することで、その操作指示に応じた複写処理を実現する。また、機械制御部２８は、それら各ユニット１０〜２６からそのユニットの状態を示す信号を受け取り、例えば紙詰まり等の誤動作が発生した場合には、その誤動作に応じた制御を行う。また機械制御部２８は、本実施形態の節約推進処理を実現するための主たる制御を行う。後に説明する資源使用量のカウンタや、各種のユーザ設定内容等は、この機械制御部２８で管理される。機械制御部２８は、ＲＯＭや不揮発性メモリに記憶された制御プログラムや各種パラメータ値をプロセッサにより処理することで実現される。
【００２１】
なお、図１では省略しているが、この複写機は、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）等の通信ネットワークに接続可能であり、このネットワークを介してホストコンピュータからの印刷指示を受け取り、これを印刷出力することもできる。また、印刷結果の用紙束に対してステープルどめ処理などを実行する後処理装置を、画像形成装置に増設することも可能である。
【００２２】
次に、この画像形成装置における資源節約推進処理について説明する。
【００２３】
本実施形態の画像形成装置では、画像形成装置で使用する資源の累積使用量が所定の閾値を超えたときに、資源節約を呼びかけるメッセージをタッチパネル２６に表示する。ここで、画像形成装置で使用する資源には、例えば用紙、電力、料金（課金額）などがある。
【００２４】
図２にこの処理の一例の手順を示す。図２に示す手順では、目標閾値及び予防閾値の２つの閾値を用いる。このように２段階の閾値を設けるのは、それら各閾値に応じて、節約推進処理の内容を段階的に変えるためである。ここでは、目標閾値を節約推進処理のための主たる目標値として用い、予防閾値は、資源の累積使用量（以下単に資源使用量と呼ぶ）がその目標閾値に接近していることを示すための閾値として用いる。例えば、所定期間において当該画像形成装置で使用する資源の使用予定量を目標閾値として設定するなどの利用が可能である。なおこれら目標閾値及び予防閾値は、用紙、電力などといった資源の種類ごとに設定可能とする。
【００２５】
この手順では、画像形成済みの用紙を排出したとき、注目する資源の使用量のカウンタをカウントアップする（Ｓ１０）。このカウンタは、機械制御部２８に設けられている。注目する資源が複数ある場合は、例えば用紙使用枚数カウンタ、消費電力量カウンタ、料金カウンタなどと、各資源ごとにカウンタを用意し、それら各カウンタをそれぞれカウントアップすればよい。消費電力量カウンタや料金カウンタは、その排出した用紙の画像形成の際の画像形成モード（すなわちカラー印刷／モノクロ印刷や片面印刷／両面印刷などの処理内容に組合せ）に応じた所定の単位量だけカウントアップすればよい。機械制御部２８には、画像形成モードごとの用紙１枚あたりの各資源（消費電力量、料金など）のカウントアップ単位量、又はそのカウントアップ単位量を求めるためのプログラムなどをあらかじめ登録しておく。
【００２６】
次に、注目する資源に対して目標閾値が設定されているか否かを判定する（Ｓ１２）。注目する資源が複数ある場合は、各資源ごとに、対応する目標閾値が設定されているかを判定する。この判定において、目標閾値が設定されていないと判定した場合は、資源節約推進に関する処理を終了する。
【００２７】
ステップＳ１２の判定において、目標閾値が設定されていると判定した場合は、カウンタが示す資源使用量の値とその目標閾値を比較する（Ｓ１４）。この比較の結果、資源使用量が目標閾値を超えていれば、機械制御部２８は、タッチパネル２６に対して所定の節約要請メッセージを表示する（Ｓ１６）。好適な実施例では、このメッセージ表示は、このジョブが終了してから行う。ただし、このジョブの実行中に節約要請メッセージ表示を行うこともできる。
【００２８】
ステップＳ１４の比較処理で資源使用量が目標閾値以下であると判定した場合は、その資源に対して予防閾値が設定されているかどうかを判定する（Ｓ１８）。予防閾値としては、目標閾値よりも小さい値を設定する。この予防閾値が設定されていないと判定した場合は、資源節約推進に関する処理を終了する。
【００２９】
ステップＳ１８で予防閾値が設定されていると判定した場合は、カウンタが示す資源使用量を予防閾値と比較する（Ｓ２０）。この判定の結果資源使用量が予防閾値以下であれば、資源節約推進に関する処理を終了する。一方、その判定において資源使用量が予防閾値を超えていると判定された場合は、機械制御部２８は、タッチパネル２６に節約推奨メッセージを表示する（Ｓ２２）。このメッセージも、好適には当該ジョブの終了後に表示するが、当該ジョブの実行中に表示する変形も可能である。
【００３０】
そして、タッチパネル２６に節約要請メッセージ又は節約推奨メッセージが表示された場合、ユーザは機械操作部２４を操作して、より資源が節約できるように画像形成モードを変更し、ジョブを再開することができる。また、そのままの画像形成モードでジョブを再開することもできる。すなわち、本実施形態は、ユーザの節約意識を喚起することを第１の目的としており、図２の処理では強制的に資源を節約するモードに切り替えることはしていない。
【００３１】
図２に例示した処理手順でタッチパネル２６に表示されるＵＩ画面の例を図３に示す。この例は、注目する資源が用紙である場合のものである。図３において、（ａ）はタッチパネル２６に表示される基本ＵＩ画面の一例を示す。このＵＩ画面は、ユーザへのメッセージを表示するメッセージエリア１００と、ユーザから操作を受け付けるためのボタンやタブ等のＧＵＩオブジェクトを表示するメインエリア１１０とを有する。節約要請メッセージや節約推奨メッセージは、メッセージエリア１００に表示される。（ｂ）は、ステップＳ２２で表示されるＵＩ画面の一例であり、この例ではメッセージエリア１１０に「用紙使用量が予定量に近づきました。節約を心がけましょう。」という節約推奨メッセージ１０２が表示されている。（ｃ）は、ステップＳ１６で表示されるＵＩ画面の一例であり、メッセージエリア１１０に「用紙使用量が予定量を超えました。両面や集約モード、裏紙を使いましょう。」という節約要請メッセージ１０４ａが表示されている。この例にも示したように、節約要請メッセージ１０４ａは、節約推奨メッセージ１０２よりも訴求度がより強い表現となっている。また節約要請メッセージ１０４ａでは、両面や集約モードなど具体的な節約法を提示することで、より節約の効果が高まるように配慮している。なお、節約要請メッセージ１０４ａに示される「集約モード」とは、Ｎｕｐ印刷のことである。
【００３２】
ユーザがこれら節約推奨メッセージや節約要請メッセージを見て用紙を節約しようと思えば、メインエリア１１０に示されるタブやボタンなどのＧＵＩ（グラフィカルＵＩ）オブジェクトの選択操作により、両面モードやＮｕｐモードなどの画像形成モードへと変更することができる。この画像形成モードの変更の後、機械操作部２４に設けられるスタートボタンを押下することで、変更した画像形成モードにてジョブを再開することができる。また節約推奨メッセージや節約要請メッセージが表示された場合でも、画像形成モードの変更操作を行わずにスタートボタンを押下すれば、そのままの画像形成モードでジョブを再開することができる。
【００３３】
図４は、他の資源に注目した場合の節約要請メッセージの表示例を示す図であり、（ａ）は注目する資源が電力である場合、（ｂ）は注目する資源が料金である場合のものである。（ａ）の例では「消費電力量が予定量を超えました。白黒コピーを使いましょう。ステープルは自分でしましょう。」という節約要請メッセージ１０４ｂが、（ｂ）の例では「料金が予定量を超えました。白黒コピーや集約モードを使いましょう。」という節約要請メッセージ１０４ｃが示されている。これらの例から分かるように、この画像形成装置では、節約要請メッセージに示す節約法の提示の内容を、注目する資源の種類に対応したものとしている。例えば電力に注目する場合、カラーコピーよりも白黒コピーの方が消費電力が小さく、また後処理装置を駆動しない方が消費電力が小さいので、（ａ）のようなメッセージとなる。また、料金の額は課金規則に依存するが、カラーよりも白黒の方が安く、また１ページ（片面）単位で課金するという一般的な課金規則では、（ｂ）のようなメッセージとなる。
【００３４】
次に、上記処理手順で用いられる目標閾値及び予防閾値の設定用のＵＩの一例を図５及び図６を参照して説明する。
【００３５】
図５（ａ）は、閾値設定用の初期画面１２０の一例を示す図である。この初期画面は、図３（ａ）等に示すＵＩ画面上に設けられる当該初期画面呼出用のＧＵＩボタンの押下により、タッチパネル２６に表示される。この初期画面呼出用のハードウエアボタンを機械操作部２４に設けてももちろんよい。この初期画面呼出に対し、暗証番号入力などの保護の仕組みを設けることで、閾値設定可能な権限者を限定することが可能である。
【００３６】
この初期画面１２０は、用紙、電力、料金の各資源についての閾値設定が可能な場合の例である。初期画面１２０には、基準値設定ボタン１２２，用紙使用枚数設定ボタン１２４，消費電力量設定ボタン１２６，及び料金設定ボタン１２８が表示される。
【００３７】
基準値設定ボタン１２２が押下されると、図５（ｂ）に示す基準値ガイド画面１３０が表示される。このガイド画面１３０は、ユーザに対して閾値設定の目安を提供するための画面である。ここで、「基準値」とは、閾値設定の目安を計算する際の基準となる画像形成モードのことである。現在設定されている基準値の内容は基準値表示欄１３２に表示される。この基準値表示欄１３２には、画像形成モードを規定する個別の「機能」ごとに、基準値を設定しない場合（「設定なし」）の値と、現在設定されている基準値での値とが示される。この基準値表示欄１３２は、アップダウンボタンの操作により上下にスクロールすることで、画像形成モードで指定可能なすべての機能についての値を表示できる。
【００３８】
また、このガイド画面１３０には、「基準値」として設定された画像形成モードで画像形成処理を行った場合の、各資源の消費レートを表示する目安表示欄１３４が含まれる。この例では、目安表示欄１３４には、「設定なし」の場合と、現在の「基準値」の場合について、それぞれ用紙１枚あたりの消費電力及び料金と、原稿１００枚当たりの用紙使用枚数とが表示される。
【００３９】
基準値変更ボタン１３６は、現在設定されている基準値を変更するためのＧＵＩボタンであり、これが押下されると図５（ｃ）に示す基準値設定画面１３８が表示される。基準値設定画面１３８では、メインエリア１１０に表示した画像形成モード設定用のＧＵＩにて各機能の値を設定したのち、設定ボタン１３９を押下することで、新たに設定された各機能の値が基準値として機械制御部２８に登録される。設定ボタン１３９が押下されると、タッチパネル２６には（ｂ）の基準値ガイド画面１３０が表示され、基準値表示欄１３２には新たに設定された基準値が表示される。
【００４０】
図５（ａ）の初期画面１２０における用紙使用枚数設定ボタン１２４、消費電力量設定ボタン１２６、料金設定ボタン１２８は、それぞれ用紙、電力、料金についての目標閾値、予防閾値の設定のためのＵＩ画面を呼び出すためのボタンである。閾値の設定ＵＩ画面の形式は資源の種類によらず共通なので、ここでは用紙の場合を例にとって説明する。
【００４１】
図６（ａ）は、用紙使用枚数設定ボタン１２４が押下された時に表示される画面１４０の一例を示す図である。この画面１４０には、用紙についての閾値を設定するか否かを選択するボタン１４２ａ，１４２ｂが表示される。
【００４２】
ここで、「する」ボタン１４２ａが押下されると、（ｂ），（ｃ）に示す閾値入力画面１５０が表示される。閾値入力画面１５０には、「目標にする用紙使用枚数」の入力欄１５２ａと「目標前の用紙使用枚数」の入力欄１５２ｂが表示されているが、前者が目標閾値に対応し、後者が予防閾値に対応する。入力欄１５２ａ及び１５２ｂのどちらを入力対象にするかは、「決定／次選択」ボタン１５４の押下により順次切り替えることができる。（ｂ）は目標閾値の入力欄１５２ａが（ｃ）は予防閾値の入力欄１５２ｂが、それぞれ入力対象に選択されている場合の例である。入力欄１５２ａ，１５２ｂに入力する数値は、機械操作部２４に設けられたテンキーから入力できる。なお、予防閾値の入力欄１５２ｂには、目標閾値の入力欄１５２ａに表示された数値より大きい値の入力ができないようにする。
【００４３】
閾値入力画面１５０で閾値を入力した後、「閉じる」ボタン１５６を押下すると、機械制御部２８にその閾値が記憶され、（ａ）に示される画面１４０に戻る。この画面１４０で決定ボタン１４８を押下すると、入力された閾値が有効になり、図２の処理手順で利用される。
【００４４】
画面１４０で「しない」ボタン１４２ａを押下し、決定ボタン１４８を押下すると、機械制御部２８に記憶されている閾値は無効化され、この結果図２の処理手順では閾値設定なしと判断される。
【００４５】
なお、画面１４０には、機械制御部２８に記憶されている用紙使用枚数の目標閾値まで、現在の基準値の設定で画像形成した場合の消費電力量及び料金を示す目安表示１４４が表示されている。ユーザは、閾値を変更するか否かの判断の際に、この目安表示１４４を参考にすることができる。なお、一般化すると、目安表示１４４には、当該画面１４０で対象としている資源の目標閾値を、他の資源についての値に換算した結果が表示されることになる。
【００４６】
また、画面１４０のリセットボタン１４６は、「用紙排出枚数」の初期化を指示するためのＧＵＩボタンである。「用紙排出枚数」は、用紙の累積使用枚数のカウンタの計数値である。
【００４７】
以上説明したように、本実施形態の装置は、メッセージ表示により節約を促すという方式なので、ユーザの節約意識を高めることができる。また、両面コピーやＮｕｐ（集約モード）などをデフォルトモードとして設定するのではないので、ユーザが意図しないモードで印刷出力されるなどの無駄を低減できる。また、注目する資源の使用量を累積計数し、資源使用量が予防閾値や目標閾値に達してはじめて節約に関するメッセージ表示を行う構成なので、資源使用量が少ないうちは、ジョブ中断やメッセージ表示などが行われず、軽快な操作性を維持できる。
【００４８】
以上の例では、用紙を排出するごとに資源使用量が閾値を超えたか否かを判定したが、これは一例に過ぎない。この代わりに例えば、ジョブ開始時（すなわちスタートボタンが押下された時）に判定し、その時点での資源使用量が閾値を超えていると、印刷を開始する前にジョブを中断し、上記のメッセージを表示してユーザに判断を求めるという構成とすることも好適である。
【００４９】
なお、以上の例は、目標閾値と予防閾値により節約を呼びかけるメッセージを２段階に切り替えられるものであったが、更に多数の閾値を設けて３段階以上の切換ができるようにすることも可能である。
【００５０】
また、本実施形態の画像形成装置は、カウンタで累積計数した資源使用量が目標閾値を超えた時に、画像形成モードを資源節約できるモード（節約モードとよぶ）に自動設定する機能を備える。以下、この機能について図７を参照して説明する。
【００５１】
この機能では、１つのジョブが完了した時に、機械制御部２８は、目標閾値が設定されているか否かを判定し（Ｓ３０）、目標閾値が設定されている資源があれば、その時点でのその資源の資源使用量を目標閾値と比較する（Ｓ３２）。なお、ジョブの完了は、例えば、画像形成処理が終了したあと、ユーザからの操作がないまま所定時間経過したことで判断することができる。また、ユーザが画像形成モードの初期化操作を行った場合などにも、その前のジョブが完了したと判断することができる。
【００５２】
ステップＳ３２の比較の結果資源使用量が目標閾値を超えていれば、機械制御部２８は、画像形成モードとして、あらかじめ登録されている節約モードの内容を自動設定する（Ｓ３４）。なお、目標閾値が設定されていなかったり、設定されていても資源使用量が目標閾値に達していない場合は、節約モードの設定処理（Ｓ３４）は行わない。
【００５３】
このように節約モードを自動設定した場合、タッチパネル２６に対し、自動設定を行った旨を示す表示を行う。この表示としては、例えば図８に示すように、メッセージエリア１００に節約要請メッセージを表示し、メインエリア１１０に、自動設定したモードが選択された状態を示す設定画面を表示するものが可能である。また、自動設定した節約モードの内容をメッセージエリア１１０に表示するなどの表示形態も可能である。
【００５４】
なお、ステップＳ３４で自動設定する節約モードの内容は、資源節約を管理する者があらかじめ画像形成装置に登録しておく。節約モードの内容の登録は、通常の画像形成モードの設定ＵＩ画面（図３（ａ）等参照）と同じＵＩ画面により行うことができる。例えばカラーモードとして「黒」を選択し、出力形式として２枚をまとめて１枚にするモードを選択すれば、白黒の２−ｕｐ出力を節約モードとして登録できる。また、節約モードの内容は、資源の種類ごとに設定可能とする。すなわち、「用紙」に対応する節約モードは「両面かつ２−ｕｐ」、「電力」に対応する節約モードは「白黒」などと、注目する資源の節約に資する節約モードを個別に設定できるようにする。また、登録した節約モードを有効化するか無効化するかも設定できるようにする。節約モードが無効化されている場合は、図７の処理は行わず、したがって節約モードの自動設定は行わない。なお、以上に説明した節約モードの登録用のＵＩにも、暗証番号入力等による保護を設けることが可能である。
【００５５】
このように資源使用量が目標閾値に達した時に、節約モードに自動設定することで、より節約の効果を高めることができる。この方式は、従来の単なるデフォルトモード設定とは異なり、資源使用量が少ないうちは節約モードに設定されないので、ユーザが意図しないモードで出力されるという無駄を減らすことができる。
【００５６】
なお、以上の例では目標閾値に達した場合に節約モードに自動設定すると説明したが、その自動設定の判断基準とする閾値として、目標閾値の代わりに予防閾値を用いることもできる。
【００５７】
また、本実施形態の画像形成装置は、カラー部分の割合が小さいカラー原稿を読み込んだときに、白黒印刷への変更を提案するＵＩ画面（カラー印字確認画面と呼ぶ）を表示する機能を備える。この機能について図９〜図１１を参照して説明する。
【００５８】
図９は、この機能による処理の流れを示すフローチャートである。図９に示した処理は、多色コピーとなる可能性があるモードが選択された場合に実行される処理である。例えば図３（ａ）に示した基本ＵＩ画面において、「カラーモード」として「自動」、「フルカラー４色」、「フルカラー３色」等が選択された時がこれに当たる。カラーモードが「自動」の場合は、原稿自体がカラーの場合にはフルカラーが選択されるので、図９の処理が適用される。
【００５９】
この処理では、原稿の光学的読取が完了した段階で、機械制御部２８がジョブをいったん中断し、以下の確認処理によりユーザの指示を受けるまで、画像形成処理に進むのを待つ。
【００６０】
この確認処理では、まずカラー印字確認画面を表示するモード（カラー印字確認画面モードと呼ぶ）に設定されているかどうかを判定する（Ｓ４０）。このモードに設定されていなければ、このまま処理を終了する。
【００６１】
カラー印字確認画面モードに設定されていれば、更にそのモードの詳細設定内容を調べ、確認要否を常に判定する設定となっているか否かを判定する（Ｓ４２）。この設定は、カラー印字確認画面を表示するか否かの判定を、資源使用量によらず行うか否かを示す設定である。資源使用量に依らずその判定を行う場合は、「確認要否を常に判定する」設定となる。
【００６２】
ステップＳ４２の判定の結果が否定（Ｎ）の場合、カラー印字確認画面を表示するか否かの判定は、資源使用量と閾値との関係に基づき行う。そこで、ステップＳ４４では、判定に用いる閾値が目標閾値か否かを判定する。判定に用いる閾値が目標閾値の場合には、資源使用量と目標閾値とを比較し（Ｓ４６）、資源使用量が目標閾値より大きい場合に確認要否の判定を行う。一方、判定に用いる閾値が予防閾値である場合は、資源使用量と予防閾値とを比較し（Ｓ４８）、資源使用量が予防閾値より大きい場合に確認要否の判定を行う。
【００６３】
確認要否の判定は、読み込んだ原稿のカラー部分の割合（カラー割合と呼ぶ）があらかじめ設定された割合閾値以下であるか否かで判定する（Ｓ５０）。ステップＳ４２，Ｓ４６，Ｓ４８の判定の結果が肯定（Ｙ）の場合、このステップＳ５０の判定を行う。原稿のカラー割合は、原稿の全面積のうちカラー部分が占める割合である。原稿のカラー割合は、従来から公知の手法で求めることができる。
【００６４】
ステップＳ５０の判定でカラー割合が割合閾値以下であると判定した場合、機械制御部２８はタッチパネル２６にカラー印字確認画面を表示し、ユーザにカラー印字を続行するか、白黒印字に変更するかの判断を求める（Ｓ５２）。
【００６５】
図１０は、カラー印字確認画面１６０の表示例を示す図である。このカラー印字確認画面１６０では、原稿のカラー領域の割合が割合閾値（この例では１０％）以下であることを指摘するとともに、カラーコピーの方が白黒コピーよりも電力消費が大きいことを指摘している。ユーザは、この表示を見て、カラーコピーにするか、白黒コピーにするかを判断し、カラーコピーを選ぶ場合はＧＵＩボタン１６２を、白黒コピーを選ぶ場合はＧＵＩボタン１６４を押下する。すると、機械制御部２８は、押下されたＧＵＩボタン１６２又は１６４に対応するカラーモード（カラー又は白黒）でジョブを再開する。なお、ハードウエアボタンのスタートボタンを押下しても、現在指定しているモードで処理を続行することができる。
【００６６】
図１１を参照して、カラー印字確認画面についての各種設定のＵＩの一例を説明する。
【００６７】
図１１（ａ）は、カラー印字確認画面に対する設定のための初期画面１７０の一例を示す図である。この初期画面１７０は、図３（ａ）等に示すＵＩ画面上に設けられる当該画面呼出用のＧＵＩボタンの押下により、タッチパネル２６に表示される。この初期画面呼出用のハードウエアボタンを機械操作部２４に設けてももちろんよい。この初期画面呼出に対し、暗証番号入力などの保護の仕組みを設けることで、閾値設定可能な権限者を限定することが可能である。
【００６８】
この初期画面１７０には、上述したカラー印字確認画面の表示機能を利用するか、利用しないかを設定するボタン１７２ａ，１７２ｂが設けられる。すなわち「する」ボタン１７２ａはカラー印字確認画面モードを選択することを指示するためのボタンであり、「しない」ボタン１７２ｂはカラー印字確認画面モードを選択しないことを指示するためのボタンである。「しない」ボタン１７２ｂが押下され、決定ボタン１７４が押下されれば、上記のカラー印字確認画面のための判定及び表示の処理は行われない。「する」ボタン１７２ａが押下されると、（ｂ）に示す画面１８０が表示される。この画面１８０では、図９の手順のステップＳ４２及びＳ４４での確認要否判定の実行条件を設定することができる。確認要否の判定を常に行う場合は、「つねに表示」ボタン１８２を選択すればよい。
【００６９】
この確認要否の実行条件を個別に設定する場合は、詳細表示設定１８４ボタンを押下する。すると、（ｃ）に示す詳細表示設定画面１９０が表示される。この詳細表示設定画面１９０には、「用紙」、「電力」、「料金」の各資源ごとに欄が設けられ、各欄にはそれぞれ「目標に達した後に表示する」ボタン１９１，「目標に達する前に表示する」ボタン１９２，「表示しない」ボタン１９３が設けられている。ステップＳ４４での判定閾値として目標閾値を用いる場合にはボタン１９１を選択すればよい。同様に判定閾値として予防閾値を用いる場合はボタン１９２を選択すればよい。カラー印字確認画面の表示判定に際して注目しない資源については、その資源の「表示しない」ボタン１９３を選択すればよい。例えば、用紙使用枚数の欄でボタン１９３が選択されていれば、図９のカラー印字確認画面の表示判定手順では用紙の使用量は考慮しない。このようにして、各資源ごとに、判定閾値として目標閾値を用いるか、予防閾値を用いるか、それともその資源自体を無視するか、の設定を行うことができる。「決定」ボタン１９４を押下すれば、その時点の画面１９０上のボタン選択状態に応じた設定情報が機械制御部２８に登録され、（ｂ）の画面１８０に戻る。
【００７０】
カラー割合に対する割合閾値の設定は、画面１８０で「カラー割合設定」ボタン１８６を押下することにより行うことができる。このボタン１８６の押下により、（ｄ）に示すカラー割合設定画面１９５が表示される。この画面１９５が表示された状態で、機械操作部２４のテンキーから数値を入力すると、その数値が割合閾値として入力欄１９７に表示される。所望の割合閾値を入力した後、決定ボタン１９９を押下すると、（ｂ）の画面１８０に戻る。
【００７１】
以上のようにしてカラー印字確認画面の表示判定の実行条件と、割合閾値の設定が完了すると、画面１８０上の「決定」ボタン１８８を押下することで（ａ）の初期画面１７０に戻り、更に「決定」ボタン１７４を押下することで、カラー確認画面の設定ＵＩの処理が終了する。
【００７２】
以上説明したように、原稿のカラー割合が小さい場合には、カラー印字確認画面を表示してカラー印字を続行するか、白黒印字に切り替えるかの判断をユーザに求めるようにすることで、各種資源の節約を図ることができる。また、その確認画面の表示のタイミングを、各種資源の使用量との関連で規定することができるので、節約したい資源に応じたきめ細かい条件設定ができる。
【００７３】
また、本実施形態の画像形成装置は、画像形成モードとしてＮｕｐ機能が選択されていないときに、Ｎｕｐ機能の選択を提案するＵＩ画面（Ｎｕｐ確認画面と呼ぶ）を表示する機能を備える。この機能について図１２〜図１７を参照して説明する。
【００７４】
図１２及び図１３は、この機能による処理の流れを示すフローチャートである。この確認処理では、スタートボタン押下によりジョブが開始されたときに、まずＮｕｐ確認画面を表示するモード（Ｎｕｐ確認画面モードと呼ぶ）に設定されているかどうかを判定する（Ｓ６０）。このモードに設定されていなければ、このまま本機能の処理を終了し、通常のジョブ処理に移行する。
【００７５】
Ｎｕｐ確認画面モードに設定されている場合、Ｎｕｐ確認画面を表示するか否かの判定を行う。ここで本実施形態では、この判定のタイミングとして、「原稿読取前」と「先読み後」の２種類を指定できる。「原稿読取前」は、スタートボタン押下によるジョブの開始後、自動原稿送り装置にセットされた原稿束をまだ１枚も読み取っていない時点のことである。「先読み後」は、その原稿束の全ページを先読みした後、かつ用紙への画像形成を開始する前の時点のことである。なお、先読み処理とは、用紙への画像形成を行わずに、いったん原稿の全ページを読み取ってその画像データを画像形成装置内に蓄積する処理である。
【００７６】
したがってステップＳ６０でＮーｕｐ確認画面モードであると判定した場合、原稿読込を行う前（Ｓ６２の判定結果Ｙ）の時点で、Ｎｕｐ印字確認画面の表示判定のタイミングが「原稿読取前」に設定されているかどうかを判定する（Ｓ６４）。この判定結果が肯定（Ｙ）の場合、図１３に示す手順に進んで表示判定を行う。ステップＳ６２の判定結果が否定（Ｎ）の場合はステップＳ６６に移行し、自動原稿送り装置にセットされた原稿の読取が完了するのを待つ。原稿読取が完了すると、現在のジョブに対して先読みモードが選択されているかどうかを判定する（Ｓ６８）。先読みモードが選択されていなければ、既に用紙に対する画像形成処理が始まっているので、Ｎｕｐ確認画面表示に関する処理は終了し、通常のジョブ処理を続行する。先読みモードが選択されている場合は、Ｎｕｐ印字確認画面の表示判定のタイミングが「先読み後」に設定されているかどうかを判定する（Ｓ７０）。この判定結果が肯定（Ｙ）の場合、図１３に示す手順に進み、否定（Ｎ）の場合はＮｕｐ確認画面表示に関する処理を終了し、通常のジョブ処理を続行する。
【００７７】
図１３に示す表示判定処理では、まずＮｕｐ確認画面モードの詳細設定内容を調べ、確認要否を常に判定する設定となっているか否かを判定する（Ｓ７２）。この設定は、Ｎｕｐ確認画面を表示するか否かの判定を、資源使用量によらず行うか否かを示す設定である。資源使用量に依らずその判定を行う場合は、「確認要否を常に判定する」設定となる。
【００７８】
ステップＳ７２の判定の結果が否定（Ｎ）の場合、Ｎｕｐ確認画面を表示するか否かの判定は、資源使用量と閾値との関係に基づき行う。そこで、ステップＳ７４では、判定に用いる閾値が目標閾値か否かを判定する。判定に用いる閾値が目標閾値の場合には、資源使用量と目標閾値とを比較し（Ｓ７６）、資源使用量が目標閾値より大きい場合に確認要否の判定を行う。一方、判定に用いる閾値が予防閾値である場合は、資源使用量と予防閾値とを比較し（Ｓ７８）、資源使用量が予防閾値より大きい場合に確認要否の判定を行う。
【００７９】
確認要否の判定では、ジョブの画像形成モードにＮｕｐ機能が選択されているか否かを判定する（Ｓ８０）。ステップＳ７２，Ｓ７６，Ｓ７８の判定の結果が肯定（Ｙ）の場合、このステップＳ８０の判定を行う。
【００８０】
ステップＳ８０の判定でＮｕｐ機能が選択されていないと判定した場合、機械制御部２８はタッチパネル２６にＮｕｐ確認画面を表示し、ユーザに対し、原稿１ページを用紙１ページに印刷する現在の設定で画像形成を続行するか、Ｎｕｐに変更するかの判断を求める（Ｓ８２）。
【００８１】
次に、Ｎｕｐ確認画面の例を説明する。本実施形態では、判定タイミングが原稿読取前の場合と先読み後の場合とで、異なるＮｕｐ確認画面を提供する。
【００８２】
図１４は、判定タイミングが原稿読取前の場合のＮｕｐ確認画面２００の例を示す図である。このＮｕｐ確認画面２００には、Ｎｕｐ機能が選択されていないことを示すメッセージと、Ｎｕｐの使用を推奨するメッセージが表示されている。この画面２００で確認ボタン２０２を押下すると、図３（ａ）に例示した基本ＵＩ画面が表示され、画像形成モードの再設定を行うことができる。
【００８３】
図１５は、判定タイミングが先読み後の場合のＮｕｐ確認画面２１０の表示例を示す図である。このＮｕｐ確認画面２１０は、Ｎｕｐ機能が選択されていないことを示すメッセージを表示すると共に、先読みした原稿枚数を表示し、その原稿枚数を２ｕｐ、４ｕｐ、８ｕｐで出力した場合、及びそれらＮｕｐと両面機能との併用で印刷した場合の用紙使用枚数を表示することで、節約の効果を示している。この画面２１０で「まとめて１枚」ボタン２１２を押下すれば、図１６に例示するＮｕｐ機能設定画面２２０が表示され、Ｎｕｐ機能の設定を行うことができる。また、画面２１０で「両面／片面選択」ボタン２１４を押下すれば、両面／片面機能設定画面が表示され、両面出力を選択することもできる。これらＮｕｐ機能設定画面、両面機能設定画面で希望する設定を済ませた後、スタートボタンを押下することで、読込済みの原稿束の画像形成がその設定に合わせて実行される。
【００８４】
次に、図１７を参照して、このＮｕｐ確認画面についての各種設定のＵＩの一例を説明する。
【００８５】
図１７（ａ）は、Ｎｕｐ確認画面に対する設定のための初期画面２３０の一例を示す図である。この初期画面２３０は、図３（ａ）等に示すＵＩ画面上に設けられる当該画面呼出用のＧＵＩボタン、又は専用のハードウエアボタンの押下により、タッチパネル２６に表示される。この初期画面呼出に対し、暗証番号入力などの保護の仕組みを設けることで、閾値設定可能な権限者を限定することも可能である。
【００８６】
この初期画面２３０には、上述したＮｕｐ確認画面の表示機能を利用するか、利用しないかを設定するボタン２３２ａ，２３２ｂが設けられる。「しない」ボタン２３２ｂが押下され、決定ボタン２３４が押下されれば、上記のＮｕｐ確認画面のための判定及び表示の処理は行われない。「する」ボタン２３２ａが押下されると、（ｂ）に示す画面２４０が表示される。この画面２４０では、図１３の手順のステップＳ７２及びＳ７４での確認要否判定の実行条件を設定することができる。確認要否の判定を常に行う場合は、「つねに表示」ボタン２４２を選択すればよい。
【００８７】
この確認要否の実行条件を個別に設定する場合は、詳細表示設定２４４ボタンを押下する。すると、（ｃ）に示す詳細表示設定画面２５０が表示される。この詳細表示設定画面２５０には、「用紙」、「電力」、「料金」の各資源ごとに欄が設けられ、各欄にはそれぞれ「目標に達した後に表示する」ボタン２５１，「目標に達する前に表示する」ボタン２５２，「表示しない」ボタン２５３が設けられている。ステップＳ７４での判定閾値として目標閾値を用いる場合にはボタン２５１を選択すればよい。同様に判定閾値として予防閾値を用いる場合はボタン２５２を選択すればよい。また、Ｎｕｐ確認画面の表示判定に際して注目しない資源については、その資源の「表示しない」ボタン２５３を選択すればよい。このようにして、各資源ごとに、判定閾値として目標閾値を用いるか、予防閾値を用いるか、それともその資源自体を無視するか、の設定を行うことができる。「決定」ボタン２５４を押下すれば、その時点の画面２５０上のボタン選択状態に応じた設定情報が機械制御部２８に登録され、（ｂ）の画面２４０に戻る。
【００８８】
また画面２４０には、判定タイミングを選択するためのＧＵＩボタンとして、「原稿読込前」に対応するボタン２４６ａと「先読み後」に対応するボタン２４６ｂとが設けられている。
【００８９】
これらＵＩ画面によりＮｕｐ確認画面の表示判定の実行条件と判定タイミングとを選択し、画面２４０上の「決定」ボタン２４８を押下することで（ａ）の初期画面２３０に戻り、更に「決定」ボタン２３４を押下することで、Ｎｕｐ確認画面の設定ＵＩの処理が終了する。
【００９０】
以上説明したように、ジョブの画像形成モードとしてＮｕｐ機能が選択されていない場合に、Ｎｕｐ確認画面を表示してＮｕｐ機能の選択の機会を提供することで、各種資源の節約を図ることができる。また、その確認画面の表示のタイミングを、各種資源の使用量との関連で規定することができるので、節約したい資源に応じたきめ細かい条件設定ができる。
【００９１】
以上、Ｎｕｐ確認画面及びその表示のための判定処理について説明したが、両面印刷についても同様の方法が適用できる。すなわち、両面機能が選択されていない場合にＮｕｐ確認画面と同様の両面確認画面を表示することで、節約の機械を提供できる。この両面確認画面の表示判定の実行条件や判定タイミング、及びそれらの設定ＵＩも、Ｎｕｐ確認画面の場合と同様の者を用いることができる。
【００９２】
また、本実施形態の画像形成装置は、前述した各資源の使用量を計数するカウンタの計数値を表示するメータ確認画面を提供する。図１８は、このメーター確認画面２６０の一例を示す図である。このメーター確認画面２６０には、用紙、電力、料金の各資源についての現在の使用量計数値が表示されている。またこのメーター確認画面２６０には、それら各資源の使用量計数値を一括して初期化するリセットボタン２６２が設けられる。このメーター確認画面２６０は、図３（ａ）等に示した基本ＵＩ画面などのＧＵＩボタンの選択操作に応じて呼び出すことができる。この画面２６０に対し暗証番号入力等による保護を設けることももちろん可能である。
【００９３】
このように、各資源の使用量の現在値を表示する画面２６０を提供することで、管理者等は随時現在の資源使用量を確認することができる。また、この画面２６０に資源使用量計数値のリセットボタン２６２を設けることで、管理者等は必要に応じて計数値のリセットを行うことができる。
【００９４】
また画像形成装置の中には、使用するユーザをＩＤカードや暗証番号等で認証する認証機構を備え、課金等のためにユーザごと又はその所属部門ごとに該装置の使用量（あるいは課金そのもの）を集計する機能を備えるものがある。
【００９５】
これと同様のユーザ認証機構を利用して、以上説明した実施形態の処理を、ユーザ単位や部門単位など、所定の管理単位ごとに行うことも可能である。例えば、ある管理単位Ａについては上述の実施形態の節約推進処理を行うが、別の管理単位Ｂについてはそのような節約推進処理を行わない等という設定が可能である。また、各資源の使用量の計数や、目標閾値等の閾値設定、カラー印字確認画面等の各種確認画面の設定などを管理単位ごとに行い、管理単位ごとに個別に上記実施形態の節約推進処理を実行することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】画像形成装置の構成例を概略的に示す図である。
【図２】資源節約のためのメッセージ表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図３】資源節約のためのメッセージ表示を行うＵＩ画面の表示例を示す図である。
【図４】資源節約のためのメッセージ表示を行うＵＩ画面の別の例を示す図である。
【図５】メッセージ表示の要否判定のための閾値設定の目安のための基準とする画像形成モード（基準値）を設定するＵＩ画面の例を示す図である。
【図６】メッセージ表示の要否判定のための閾値を設定するＵＩ画面の例を示す図である。
【図７】節約モードへ自動設定処理の手順を示すフローチャートである。
【図８】節約モードが自動設定された時に表示されるＵＩ画面の例を示す図である。
【図９】カラー印字確認画面の表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図１０】カラー印字確認画面の一例を示す図である。
【図１１】カラー印字確認画面についての各種設定のためのＵＩ画面の例を示す図である。
【図１２】Ｎｕｐ確認画面の表示処理の手順の前半部を示すフローチャートである。
【図１３】Ｎｕｐ確認画面の表示処理の手順の後半部を示すフローチャートである。
【図１４】判定タイミングが原稿読取前の場合のＮｕｐ確認画面の一例を示す図である。
【図１５】判定タイミングが先読み後の場合のＮｕｐ確認画面の一例を示す図である。
【図１６】Ｎｕｐ機能設定画面の一例を示す図である。
【図１７】Ｎｕｐ確認画面についての各種設定のためのＵＩ画面の例を示す図である。
【図１８】メーター確認画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
１０　原稿読取部、１２　原稿送り部、１４　印刷部、１６　用紙トレイ、２０　用紙排出部、２２　排出トレイ、２４　機械操作部、２６　タッチパネル、２８　機械制御部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for saving resources in an image forming apparatus.
[0002]
[Prior art]
With the spread of environmental protection activities, various mechanisms for saving paper resources in image forming apparatuses have been conventionally proposed.
[0003]
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-51167 discloses an image forming apparatus having a function of counting the number of sheets used for each sheet size and displaying a result of the counting. Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-255469 discloses an image forming apparatus having a function of accumulating contents of copy settings such as selection of one-sided copy or two-sided copy and summing up the contents for each department in use. . In these devices, the tally results can be used for paper saving efforts.
[0004]
To further save paper, two-sided copying and backing paper (one-sided used paper) can be set as the default mode, and the default mode is used when there is no explicit instruction from the user. There is also an image forming apparatus that executes image formation by using an image forming apparatus. Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-338314 discloses an apparatus that promotes the use of back paper by imposing different charges on normal paper and back paper.
[0005]
In recent years, image forming apparatuses having a function of printing a plurality of (N) pages of document images collectively on one sheet of paper (referred to as a “Nup (N-up)” function, a “Nin1” function, and the like) have become widespread. I have. There is also known an image forming apparatus capable of setting the N-UP function or a copy mode in which the N-UP function is executed in combination with a double-sided or backing sheet as a default mode.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An image forming apparatus that can set a copy mode that can save paper, such as double-sided copy, as a default mode is certainly highly effective in saving paper. However, if the paper saving mode is always set, a mode change operation must be performed when copying in another mode, which complicates the operation. In addition, in the use site of an image forming apparatus such as an office, there is a case where the upper limit of the use of the paper or the apparatus usage fee is set as a target value at a certain fixed period. In such a case, the default of the paper saving is set from the beginning of the period. If the mode is set, the productivity as a whole may be reduced due to the complexity of the mode change operation and the like described above.
[0007]
As described above, the case of copying has been described as an example, but the same problem also applies to an image forming apparatus (for example, a printer) other than a copying machine.
[0008]
SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is to provide an image forming apparatus that can increase a user's awareness of saving paper.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an image forming apparatus according to the present invention comprises: a use amount counting unit for cumulatively counting a use amount of a predetermined resource by an image forming process; and a cumulative use amount counted by the use amount counting unit. And a saving recommending means for executing a predetermined saving recommending process when the execution condition is satisfied.
[0010]
Further, the image forming apparatus according to the present invention includes a usage amount counting unit that cumulatively counts the usage amount of a predetermined resource by the image forming process, and a function of executing a plurality of saving recommendation processes in which the resource saving effect is different in stages, Saving recommendation means for selecting and executing a saving recommendation process at a stage corresponding to the magnitude of the accumulated usage amount counted by the usage amount counting means.
[0011]
In a preferred aspect of the present invention, the image forming apparatus has a function of executing a predetermined saving printing process, and the saving recommending unit performs the saving printing process as the saving recommending process when the execution condition is satisfied. The user is presented with a user interface screen requesting a determination as to whether or not to execute.
[0012]
Here, the saving printing processing includes double-sided printing, Nup printing, paper feeding from a backing paper tray, black and white printing, prohibition of post-processing such as stapling, and the like.
[0013]
Further, the image forming apparatus according to the present invention includes a ratio calculating unit that calculates a color ratio of a document to be printed, and a color ratio calculated by the ratio calculating unit when an instruction to start an image forming process is issued. When the value is equal to or less than a predetermined threshold value, a saving recommendation unit is provided for presenting a user interface screen for asking whether to continue color printing to the user.
[0014]
Further, the image forming apparatus according to the present invention includes a saving printing unit that executes a predetermined saving printing process, a saving setting unit that receives a setting as to whether or not to enable the operation of the saving printing unit, and a start of the image forming process. When there is no setting for enabling the operation of the saving printing means in the saving setting means when the instruction is given, a user interface for determining whether or not to enable the operation of the saving printing means And a saving recommendation means for presenting a screen to the user.
[0015]
Further, the image forming apparatus according to the present invention, based on the image forming mode of the job, a conversion unit for converting the amount of paper used for the job into power consumption and usage fee of the image forming apparatus, respectively, Counting means for cumulatively counting power consumption and usage charge, count value display means for displaying respective count values of paper usage, power consumption and usage charge cumulatively counted by the counting means, and And initialization means for providing a user interface for initializing the respective count values of the paper usage amount, power consumption, and usage fee to be counted.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention (hereinafter, referred to as embodiments) will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a configuration of an image forming apparatus to which a control process according to the present invention is applied. In this figure, a copying machine is illustrated as one type of image forming apparatus. As will be apparent from the following description, the applicable range of the reset control according to the present embodiment is not limited to the copying machine shown in FIG. 1, but can be applied to other image forming apparatuses in general.
[0018]
As shown in FIG. 1, the copier includes a document reading unit 10 for optically reading an image shown on a paper document and converting the image into an electronic image signal. The document feeding unit 12 includes a tray on which a bundle of documents to be copied is placed, and feeds the documents placed on the tray to the document reading unit 10 one by one. The printing unit 14 is a mechanism that prints a read image of a document on a sheet-like medium (hereinafter, referred to as “paper”) such as paper. The printing unit 14 includes a plurality of paper trays 16 and can hold a plurality of types of paper. The printed paper printed by the printing unit 14 is discharged to the paper discharge unit 20. The paper discharge unit 20 has a plurality of discharge trays 22.
[0019]
The machine operation unit (operation panel) 24 is a UI (user interface) mechanism that displays information for operating the copying machine and receives an input of an operation instruction from a user. The machine operation unit 24 includes a touch panel 26 and various operation buttons. The touch panel 26 has a function of displaying information on a screen and detecting a place where the user touches the screen with a finger. The machine operation unit 24 generates a GUI display on which various operation menus and operation instruction buttons are displayed and displays the GUI display on the touch panel 26, and receives information on a place touched by the user on the GUI display from the touch panel 26, Is interpreted, and a processing instruction corresponding to the input content is transmitted to the machine control unit 28. The operation buttons include a start key for instructing the start of a copy job, a numeric keypad for inputting numerical values, and the like. When any of these operation buttons is pressed, the machine operation unit 24 sends a signal to that effect to the machine. The information is transmitted to the control unit 28.
[0020]
The machine control unit 28 is a control mechanism for controlling the units 10 to 26 described above to realize an operation as a copying machine. For example, the machine control unit 28 sends a control signal corresponding to a copy operation instruction (for example, the number of copies or the presence or absence of double-sided printing designation) input from the machine operation unit 24 to the document feeding unit 12, the document reading unit 10, the printing unit 14, the paper By supplying it to the discharge unit 20, a copy process according to the operation instruction is realized. Further, the machine control unit 28 receives a signal indicating the state of the unit from each of the units 10 to 26, and when a malfunction such as a paper jam occurs, performs control according to the malfunction. Further, the machine control unit 28 performs main control for realizing the saving promotion processing of the present embodiment. The resource control counter and various user settings, which will be described later, are managed by the machine control unit 28. The machine control unit 28 is realized by processing a control program and various parameter values stored in a ROM or a nonvolatile memory by a processor.
[0021]
Although not shown in FIG. 1, the copying machine can be connected to a communication network such as a LAN (Local Area Network), receives a print instruction from a host computer via the network, and prints out the print instruction. You can also. Further, it is also possible to add a post-processing device for executing a stapling process or the like to a sheet bundle as a printing result in the image forming apparatus.
[0022]
Next, a resource saving promotion process in the image forming apparatus will be described.
[0023]
In the image forming apparatus of the present embodiment, when the accumulated amount of resources used in the image forming apparatus exceeds a predetermined threshold, a message for calling for resource saving is displayed on the touch panel 26. Here, the resources used in the image forming apparatus include, for example, paper, power, a charge (charge amount), and the like.
[0024]
FIG. 2 shows an example procedure of this processing. In the procedure shown in FIG. 2, two thresholds, a target threshold and a prevention threshold, are used. The reason why the two threshold values are provided in this way is to change the content of the saving promotion process stepwise according to each of the threshold values. Here, the target threshold value is used as a main target value for the saving promotion process, and the preventive threshold value is used to indicate that the cumulative usage of resources (hereinafter simply referred to as resource usage) is approaching the target threshold. Used as a threshold. For example, it is possible to set the target usage amount of resources used by the image forming apparatus in a predetermined period as a target threshold value. The target threshold value and the preventive threshold value can be set for each type of resource such as paper and power.
[0025]
In this procedure, when a sheet on which an image has been formed is discharged, the counter of the usage amount of the resource of interest is counted up (S10). This counter is provided in the machine control unit 28. When there are a plurality of resources of interest, for example, a counter for each resource, such as a sheet number counter, a power consumption counter, and a charge counter, may be prepared, and these counters may be counted up. The power consumption counter and the charge counter only have a predetermined unit amount according to the image forming mode (that is, a combination of the processing contents such as color printing / monochrome printing and single-sided printing / double-sided printing) when forming an image on the discharged paper. You only need to count up. In the machine control unit 28, a count-up unit amount of each resource (power consumption, charge, etc.) per sheet in each image forming mode, a program for obtaining the count-up unit amount, and the like are registered in advance. deep.
[0026]
Next, it is determined whether a target threshold is set for the resource of interest (S12). If there are a plurality of resources of interest, it is determined whether a corresponding target threshold is set for each resource. If it is determined in this determination that the target threshold has not been set, the processing related to resource saving promotion is terminated.
[0027]
If it is determined in step S12 that the target threshold has been set, the value of the resource usage indicated by the counter is compared with the target threshold (S14). As a result of the comparison, if the resource usage exceeds the target threshold, the machine control unit 28 displays a predetermined saving request message on the touch panel 26 (S16). In the preferred embodiment, this message display occurs after the job has finished. However, a saving request message can be displayed during the execution of this job.
[0028]
If it is determined in the comparison process in step S14 that the resource usage is equal to or less than the target threshold, it is determined whether a preventive threshold is set for the resource (S18). As the preventive threshold, a value smaller than the target threshold is set. If it is determined that the preventive threshold has not been set, the processing related to resource saving promotion is terminated.
[0029]
If it is determined in step S18 that the preventive threshold has been set, the resource usage indicated by the counter is compared with the preventive threshold (S20). If the result of this determination is that the resource usage is equal to or less than the preventive threshold, the processing related to resource saving promotion is terminated. On the other hand, when it is determined in the determination that the resource usage exceeds the preventive threshold, the machine control unit 28 displays a saving recommendation message on the touch panel 26 (S22). This message is also preferably displayed after the end of the job, but may be modified during execution of the job.
[0030]
When a saving request message or a saving recommendation message is displayed on the touch panel 26, the user can operate the machine operation unit 24 to change the image forming mode so as to save more resources and restart the job. . Further, the job can be restarted in the same image forming mode. That is, the first object of the present embodiment is to evoke a user's awareness of saving, and the process of FIG. 2 does not forcibly switch to the mode of saving resources.
[0031]
FIG. 3 shows an example of a UI screen displayed on the touch panel 26 in the processing procedure illustrated in FIG. This example is for the case where the resource of interest is paper. FIG. 3A illustrates an example of a basic UI screen displayed on the touch panel 26. The UI screen has a message area 100 for displaying a message to the user, and a main area 110 for displaying a GUI object such as a button or a tab for receiving an operation from the user. The saving request message and the saving recommendation message are displayed in the message area 100. (B) is an example of the UI screen displayed in step S22. In this example, the message area 110 displays a saving recommendation message 102 stating that "paper usage has approached the scheduled amount. Is displayed. (C) is an example of the UI screen displayed in step S16. In the message area 110, a saving request of "paper usage has exceeded the scheduled amount. Let's use double-sided, aggregation mode, and back paper" is displayed. The message 104a is displayed. As shown in this example, the saving request message 104a has a stronger appeal than the saving recommendation message 102. In the saving request message 104a, a concrete saving method such as double-sided printing or an aggregation mode is presented so that the saving effect is further enhanced. The “aggregation mode” indicated in the saving request message 104a refers to Nup printing.
[0032]
If the user wants to save paper by looking at these saving recommendation messages and saving request messages, the user selects a GUI (graphical UI) object such as a tab or a button shown in the main area 110 to operate in a duplex mode or a Nup mode. The mode can be changed to the image forming mode. After the change of the image forming mode, the job can be restarted in the changed image forming mode by pressing a start button provided on the machine operation unit 24. Further, even when the saving recommendation message or the saving request message is displayed, if the start button is pressed without changing the image forming mode, the job can be restarted in the same image forming mode.
[0033]
FIGS. 4A and 4B are diagrams illustrating display examples of a saving request message when another resource is focused on. FIG. 4A illustrates a case where the focused resource is power, and FIG. 4B illustrates a case where the focused resource is a fee. Things. In the example of (a), the saving request message 104b "The power consumption has exceeded the scheduled amount. Let's use black-and-white copying. Let's do staples by yourself." The amount has been exceeded. Use black-and-white copy or aggregation mode. " As can be seen from these examples, in the image forming apparatus, the content of the presentation of the saving method shown in the saving request message corresponds to the type of the resource of interest. For example, when paying attention to the power, the message shown in FIG. 11A is obtained because the power consumption is smaller in the black-and-white copy than in the color copy, and is smaller when the post-processing device is not driven. Further, the amount of the fee depends on the charging rule, but in a general charging rule in which black and white is cheaper than color and charging is performed in units of one page (one side), the message is as shown in FIG.
[0034]
Next, an example of a UI for setting the target threshold value and the preventive threshold value used in the above processing procedure will be described with reference to FIGS.
[0035]
FIG. 5A is a diagram illustrating an example of an initial screen 120 for setting a threshold. This initial screen is displayed on the touch panel 26 by pressing the GUI button for calling the initial screen provided on the UI screen shown in FIG. Of course, a hardware button for calling the initial screen may be provided in the machine operation unit 24. By providing a protection mechanism such as a password input for this initial screen call, it is possible to limit the authorized persons who can set the threshold.
[0036]
The initial screen 120 is an example of a case in which threshold values can be set for each of paper, power, and fee resources. On the initial screen 120, a reference value setting button 122, a sheet number setting button 124, a power consumption amount setting button 126, and a charge setting button 128 are displayed.
[0037]
When the reference value setting button 122 is pressed, a reference value guide screen 130 shown in FIG. 5B is displayed. The guide screen 130 is a screen for providing a guide for setting a threshold to the user. Here, the “reference value” refers to an image forming mode serving as a reference when calculating a guideline for setting a threshold value. The content of the currently set reference value is displayed in the reference value display column 132. In the reference value display column 132, a value when no reference value is set (“no setting”) and a value at the currently set reference value are set for each individual “function” that defines the image forming mode. Is shown. The reference value display column 132 can display values for all functions that can be specified in the image forming mode by scrolling up and down by operating the up / down button.
[0038]
Further, the guide screen 130 includes a guide display column 134 for displaying the consumption rate of each resource when the image forming process is performed in the image forming mode set as the “reference value”. In this example, the guideline display field 134 displays the power consumption and charge per sheet and the number of sheets used per 100 documents for the case of “no setting” and the case of the current “reference value”, respectively. Is displayed.
[0039]
The reference value change button 136 is a GUI button for changing a currently set reference value. When this button is pressed, a reference value setting screen 138 shown in FIG. 5C is displayed. On the reference value setting screen 138, after setting the value of each function in the image forming mode setting GUI displayed in the main area 110, pressing the setting button 139 changes the value of each newly set function. It is registered in the machine control unit 28 as a reference value. When the setting button 139 is pressed, the reference value guide screen 130 shown in FIG. 3B is displayed on the touch panel 26, and the newly set reference value is displayed in the reference value display column 132.
[0040]
A sheet number setting button 124, a power consumption amount setting button 126, and a charge setting button 128 on the initial screen 120 in FIG. 5A are UI screens for setting target thresholds and preventive thresholds for paper, power, and charge, respectively. Is a button for calling. Since the format of the threshold setting UI screen is common irrespective of the type of resource, the case of paper will be described here as an example.
[0041]
FIG. 6A is a diagram illustrating an example of a screen 140 displayed when the sheet number setting button 124 is pressed. On this screen 140, buttons 142a and 142b for selecting whether or not to set a threshold value for paper are displayed.
[0042]
Here, when the “Yes” button 142a is pressed, the threshold value input screen 150 shown in (b) and (c) is displayed. On the threshold value input screen 150, an input field 152a for “target number of used paper” and an input field 152b for “number of used paper before target” are displayed. The former corresponds to the target threshold, and the latter corresponds to the target threshold. Corresponds to the threshold. Which of the input fields 152a and 152b is to be input can be sequentially switched by pressing a “decision / next selection” button 154. (B) shows an example in which the target threshold value input field 152a is selected as an input target, and (c) shows an example in which the preventive threshold value input field 152b is selected as an input target. Numerical values to be input in the input fields 152a and 152b can be input from numeric keys provided in the machine operation unit 24. It should be noted that a value larger than the numerical value displayed in the target threshold value input field 152a cannot be input to the preventive threshold value input field 152b.
[0043]
When a “close” button 156 is pressed after a threshold value is input on the threshold value input screen 150, the threshold value is stored in the machine control unit 28, and the screen returns to the screen 140 shown in FIG. When the enter button 148 is pressed on this screen 140, the entered threshold value becomes valid and is used in the processing procedure of FIG.
[0044]
When the "NO" button 142a is pressed on the screen 140 and the enter button 148 is pressed, the threshold value stored in the machine control unit 28 is invalidated. As a result, it is determined that no threshold value is set in the processing procedure of FIG.
[0045]
On the screen 140, a guide display 144 showing the power consumption and the fee when the image is formed with the current reference value set up to the target threshold value of the number of used sheets stored in the machine control unit 28 is displayed. I have. The user can refer to this reference display 144 when determining whether to change the threshold. When generalized, the target display 144 displays a result obtained by converting the target threshold value of the target resource on the screen 140 into a value for another resource.
[0046]
The reset button 146 on the screen 140 is a GUI button for instructing initialization of the “number of discharged sheets”. The “sheet discharge number” is a count value of a counter for the cumulative number of sheets used.
[0047]
As described above, the apparatus according to the present embodiment promotes saving by displaying a message, so that the user can be more conscious of saving. In addition, since double-sided copy, Nup (aggregation mode), and the like are not set as the default mode, it is possible to reduce waste such as printing out in a mode not intended by the user. In addition, since the usage of the resource of interest is cumulatively counted and the message related to saving is displayed only when the resource usage reaches the preventive threshold or the target threshold, job interruption and message display etc. are performed while the resource usage is low. No operation is performed, and light operability can be maintained.
[0048]
In the above example, it was determined whether or not the resource usage exceeded the threshold value each time the sheet was discharged, but this is only an example. Instead, for example, the determination is made at the start of the job (that is, when the start button is pressed). If the resource usage at that time exceeds the threshold, the job is interrupted before printing is started, and It is also preferable to adopt a configuration in which a message is displayed to ask the user for a judgment.
[0049]
In the above example, the message calling for saving can be switched in two stages by the target threshold value and the preventive threshold value. However, it is also possible to provide more threshold values so that three or more levels can be switched. is there.
[0050]
Further, the image forming apparatus of the present embodiment has a function of automatically setting the image forming mode to a resource saving mode (called a saving mode) when the resource usage accumulated and counted by the counter exceeds the target threshold. Hereinafter, this function will be described with reference to FIG.
[0051]
In this function, when one job is completed, the machine control unit 28 determines whether or not a target threshold has been set (S30). The resource usage of the resource is compared with a target threshold (S32). Note that the completion of the job can be determined, for example, when a predetermined time has elapsed without any operation from the user after the image forming process is completed. Further, even when the user performs an initialization operation of the image forming mode, it can be determined that the previous job has been completed.
[0052]
If the resource usage exceeds the target threshold as a result of the comparison in step S32, the machine control unit 28 automatically sets the contents of the saving mode registered in advance as the image forming mode (S34). If the target threshold is not set, or if the resource usage does not reach the target threshold even if the target threshold is set, the saving mode setting process (S34) is not performed.
[0053]
When the saving mode is automatically set as described above, a display indicating that the automatic setting has been made is displayed on the touch panel 26. As this display, for example, as shown in FIG. 8, it is possible to display a saving request message in the message area 100 and display a setting screen showing a state in which the automatically set mode is selected in the main area 110. . Further, a display mode in which the content of the automatically set saving mode is displayed in the message area 110 is also possible.
[0054]
The content of the saving mode automatically set in step S34 is registered in the image forming apparatus in advance by a person who manages resource saving. The registration of the contents of the saving mode can be performed on the same UI screen as the setting UI screen of the normal image forming mode (see FIG. 3A and the like). For example, if "black" is selected as the color mode and a mode in which two sheets are combined into one is selected as the output format, monochrome 2-up output can be registered as the saving mode. The content of the saving mode can be set for each type of resource. That is, the saving mode corresponding to “paper” can be individually set to “double-sided and 2-up”, the saving mode corresponding to “power” can be individually set to “black and white”, etc. I do. In addition, it is possible to set whether to enable or disable the registered saving mode. When the saving mode is invalidated, the processing in FIG. 7 is not performed, and thus the automatic setting of the saving mode is not performed. It should be noted that the saving mode registration UI described above can also be protected by inputting a password.
[0055]
By automatically setting the saving mode when the resource usage reaches the target threshold, the saving effect can be further enhanced. In this method, unlike the conventional simple default mode setting, the saving mode is not set while the resource usage is small, so that it is possible to reduce wasteful output in a mode not intended by the user.
[0056]
In the above example, the saving mode is automatically set when the target threshold value is reached. However, a preventive threshold value may be used instead of the target threshold value as a threshold used as a criterion for the automatic setting.
[0057]
Further, the image forming apparatus of the present embodiment has a function of displaying a UI screen (referred to as a color print confirmation screen) for suggesting a change to monochrome printing when a color document having a small proportion of color portions is read. This function will be described with reference to FIGS.
[0058]
FIG. 9 is a flowchart showing the flow of processing by this function. The process illustrated in FIG. 9 is a process that is executed when a mode in which there is a possibility of multicolor copying is selected. For example, this corresponds to a case where “automatic”, “full color 4 colors”, “full color 3 colors” or the like is selected as the “color mode” on the basic UI screen shown in FIG. When the color mode is “automatic”, full color is selected when the original document itself is color, so the processing in FIG. 9 is applied.
[0059]
In this process, when the optical reading of the document is completed, the machine control unit 28 temporarily suspends the job, and waits for the process to proceed to the image forming process until receiving the user's instruction in the following confirmation process.
[0060]
In this confirmation processing, first, it is determined whether or not a mode for displaying a color print confirmation screen (referred to as a color print confirmation screen mode) is set (S40). If the mode has not been set, the process ends.
[0061]
If the mode is set to the color print confirmation screen mode, the detailed setting contents of the mode are further examined to determine whether or not the setting is to always determine whether confirmation is necessary (S42). This setting indicates whether to determine whether to display the color print confirmation screen regardless of the resource usage. If the determination is made irrespective of the resource usage, the setting is “always determine whether confirmation is necessary”.
[0062]
If the result of the determination in step S42 is negative (N), the determination whether to display the color print confirmation screen is made based on the relationship between the resource usage and the threshold. Therefore, in step S44, it is determined whether the threshold used for the determination is the target threshold. If the threshold used for the determination is the target threshold, the resource usage is compared with the target threshold (S46), and if the resource usage is greater than the target threshold, it is determined whether confirmation is necessary. On the other hand, if the threshold used for the determination is the preventive threshold, the resource usage is compared with the preventive threshold (S48), and if the resource use is greater than the preventive threshold, it is determined whether confirmation is necessary.
[0063]
The determination of the necessity of confirmation is made based on whether or not the ratio of the color portion of the read document (referred to as a color ratio) is equal to or smaller than a preset ratio threshold (S50). If the result of the determination in steps S42, S46, S48 is affirmative (Y), the determination in step S50 is performed. The color ratio of the document is the ratio of the color portion to the entire area of the document. The color ratio of the document can be determined by a conventionally known method.
[0064]
If it is determined in step S50 that the color ratio is equal to or smaller than the ratio threshold, the machine control unit 28 displays a color print confirmation screen on the touch panel 26, and prompts the user to continue color printing or change to monochrome printing. A judgment is requested (S52).
[0065]
FIG. 10 is a diagram showing a display example of the color print confirmation screen 160. On the color print confirmation screen 160, it is pointed out that the ratio of the color area of the document is equal to or lower than the ratio threshold (10% in this example), and that the color copy consumes more power than the black-and-white copy. ing. The user sees this display and determines whether to perform color copy or black and white copy, and presses the GUI button 162 to select color copy, and presses the GUI button 164 to select black and white copy. Then, the machine control unit 28 restarts the job in the color mode (color or black and white) corresponding to the pressed GUI button 162 or 164. Even if the start button of the hardware button is pressed, the processing can be continued in the currently designated mode.
[0066]
An example of a UI for various settings on the color print confirmation screen will be described with reference to FIG.
[0067]
FIG. 11A is a diagram illustrating an example of an initial screen 170 for setting a color print confirmation screen. The initial screen 170 is displayed on the touch panel 26 by pressing the screen call GUI button provided on the UI screen shown in FIG. Of course, a hardware button for calling the initial screen may be provided in the machine operation unit 24. By providing a protection mechanism such as a password input for this initial screen call, it is possible to limit the authorized persons who can set the threshold.
[0068]
The initial screen 170 is provided with buttons 172a and 172b for setting whether or not to use the display function of the above-described color print confirmation screen. That is, the "Yes" button 172a is a button for instructing to select the color print confirmation screen mode, and the "No" button 172b is a button for instructing not to select the color print confirmation screen mode. If the “No” button 172 b is pressed and the enter button 174 is pressed, the above-described determination and display processing for the color print confirmation screen is not performed. When the “Yes” button 172a is pressed, a screen 180 shown in (b) is displayed. On this screen 180, it is possible to set the execution conditions for the necessity of confirmation in steps S42 and S44 of the procedure in FIG. If the determination of the necessity of confirmation is always performed, the “always display” button 182 may be selected.
[0069]
To individually set the execution conditions of the necessity of confirmation, the user presses a detailed display setting 184 button. Then, the detailed display setting screen 190 shown in (c) is displayed. In the detailed display setting screen 190, columns are provided for each resource of “paper”, “power”, and “fee”, and in each column, a “display after reaching target” button 191 and a “display A “display before reaching” button 192 and a “do not display” button 193 are provided. When the target threshold is used as the determination threshold in step S44, the button 191 may be selected. Similarly, when a preventive threshold is used as the determination threshold, the button 192 may be selected. For a resource that is not noticed in the display determination of the color print confirmation screen, the “not display” button 193 of the resource may be selected. For example, if the button 193 is selected in the column of the number of used sheets, the amount of used paper is not considered in the display determination procedure of the color print confirmation screen in FIG. In this way, for each resource, it is possible to set whether to use the target threshold as the determination threshold, use the preventive threshold, or ignore the resource itself. When the “enter” button 194 is pressed, the setting information corresponding to the button selection state on the screen 190 at that time is registered in the machine control unit 28, and the screen 180 returns to the screen 180 in FIG.
[0070]
The setting of the ratio threshold for the color ratio can be performed by pressing a “color ratio setting” button 186 on the screen 180. By pressing this button 186, a color ratio setting screen 195 shown in (d) is displayed. When a numerical value is input from the numeric keypad of the machine operation unit 24 while the screen 195 is displayed, the numerical value is displayed in the input box 197 as a percentage threshold. When the enter button 199 is pressed after inputting the desired ratio threshold, the screen 180 returns to the screen 180 shown in FIG.
[0071]
As described above, when the setting of the execution condition of the display determination of the color print confirmation screen and the setting of the ratio threshold are completed, the user returns to the initial screen 170 of FIG. By pressing the “OK” button 174, the processing of the setting UI of the color confirmation screen ends.
[0072]
As described above, when the color ratio of the original is small, the color print confirmation screen is displayed and the user is asked to determine whether to continue the color print or to switch to the black and white print. Can be saved. In addition, the timing of displaying the confirmation screen can be defined in relation to the usage of various resources, so that detailed conditions can be set according to the resources to be saved.
[0073]
Further, the image forming apparatus according to the present embodiment has a function of displaying a UI screen (referred to as a Nup confirmation screen) for suggesting selection of the Nup function when the Nup function is not selected as the image forming mode. This function will be described with reference to FIGS.
[0074]
FIG. 12 and FIG. 13 are flowcharts showing the flow of processing by this function. In this confirmation processing, when the job is started by pressing the start button, first, it is determined whether or not a mode for displaying a Nup confirmation screen (referred to as a Nup confirmation screen mode) is set (S60). If this mode is not set, the processing of this function is terminated as it is, and the processing shifts to normal job processing.
[0075]
When the mode is set to the Nup confirmation screen mode, it is determined whether or not to display the Nup confirmation screen. Here, in the present embodiment, two types of timings of this determination, “before original reading” and “after pre-reading”, can be designated. "Before document reading" means a point in time after the start of the job by pressing the start button, in which no document bundle set in the automatic document feeder has been read yet. “After pre-reading” refers to a point in time after pre-reading all pages of the bundle of documents and before starting image formation on paper. Note that the pre-reading process is a process of temporarily reading all pages of a document and forming image data in the image forming apparatus without forming an image on a sheet.
[0076]
Therefore, if it is determined in step S60 that the current mode is the N-up confirmation screen mode, the timing of the display determination of the Nup print confirmation screen is set to "before document reading" before the document is read (the determination result Y in S62). It is determined whether or not it has been performed (S64). When the determination result is affirmative (Y), the process proceeds to the procedure shown in FIG. If the determination result in step S62 is negative (N), the process proceeds to step S66, and waits until reading of the document set in the automatic document feeder is completed. When the document reading is completed, it is determined whether the pre-read mode is selected for the current job (S68). If the pre-read mode is not selected, the image forming process has already been started on the sheet, so that the process related to the display of the Nup confirmation screen ends, and the normal job process continues. If the pre-read mode is selected, it is determined whether or not the display determination timing of the Nup print confirmation screen is set to "after pre-read" (S70). When the determination result is affirmative (Y), the procedure proceeds to the procedure shown in FIG. 13, and when the determination result is negative (N), the processing related to the Nup confirmation screen display ends, and the normal job processing is continued.
[0077]
In the display determination process shown in FIG. 13, first, the detailed setting contents of the Nup confirmation screen mode are checked to determine whether or not the setting is to always determine whether or not confirmation is necessary (S72). This setting is a setting indicating whether to determine whether or not to display the Nup confirmation screen regardless of the resource usage. If the determination is made irrespective of the resource usage, the setting is “always determine whether confirmation is necessary”.
[0078]
If the result of the determination in step S72 is negative (N), the determination whether to display the Nup confirmation screen is made based on the relationship between the resource usage and the threshold. Therefore, in step S74, it is determined whether the threshold used for the determination is the target threshold. If the threshold used for the determination is the target threshold, the resource usage is compared with the target threshold (S76), and if the resource usage is larger than the target threshold, it is determined whether confirmation is necessary. On the other hand, if the threshold used for the determination is the preventive threshold, the resource usage is compared with the preventive threshold (S78), and if the resource use is greater than the preventive threshold, it is determined whether confirmation is necessary.
[0079]
In the determination of the necessity of confirmation, it is determined whether or not the Nup function is selected in the image forming mode of the job (S80). If the result of the determination in steps S72, S76, S78 is affirmative (Y), the determination in step S80 is performed.
[0080]
If it is determined in step S80 that the Nup function has not been selected, the machine control unit 28 displays a Nup confirmation screen on the touch panel 26 and prompts the user with the current settings for printing one page of the original on one page of paper. A determination is made as to whether to continue the image formation or to change to Nup (S82).
[0081]
Next, an example of the Nup confirmation screen will be described. In the present embodiment, different Nup confirmation screens are provided depending on whether the determination timing is before the original is read or after the pre-read.
[0082]
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of the Nup confirmation screen 200 when the determination timing is before the document is read. The Nup confirmation screen 200 displays a message indicating that the Nup function has not been selected and a message recommending the use of Nup. When the confirmation button 202 is pressed on this screen 200, the basic UI screen illustrated in FIG. 3A is displayed, and the image forming mode can be reset.
[0083]
FIG. 15 is a diagram illustrating a display example of the Nup confirmation screen 210 when the determination timing is after prefetching. The Nup confirmation screen 210 displays a message indicating that the Nup function has not been selected, displays the number of pre-read originals, and outputs the number of originals in 2 up, 4 up, and 8 up. By displaying the number of sheets used when printing in combination with the function, the saving effect is shown. When the “Single” button 212 is pressed on this screen 210, a Nup function setting screen 220 illustrated in FIG. 16 is displayed, and the Nup function can be set. Further, when the “double-side / single-side selection” button 214 is pressed on the screen 210, a double-side / single-side function setting screen is displayed, and double-side output can be selected. After completing the desired settings on the Nup function setting screen and the duplex function setting screen, pressing the start button causes the image formation of the read document bundle to be executed in accordance with the settings.
[0084]
Next, an example of a UI for various settings on the Nup confirmation screen will be described with reference to FIG.
[0085]
FIG. 17A shows an example of an initial screen 230 for setting the Nup confirmation screen. The initial screen 230 is displayed on the touch panel 26 by pressing a GUI button for calling the screen or a dedicated hardware button provided on the UI screen shown in FIG. By providing a protection mechanism such as input of a personal identification number for this initial screen call, it is possible to limit the authorized persons who can set the threshold value.
[0086]
The initial screen 230 is provided with buttons 232a and 232b for setting whether to use the above-described display function of the Nup confirmation screen or not. If the “No” button 232 b is pressed and the enter button 234 is pressed, the above-described determination and display processing for the Nup confirmation screen is not performed. When the "Yes" button 232a is pressed, a screen 240 shown in (b) is displayed. On this screen 240, it is possible to set the execution conditions for the necessity of confirmation in steps S72 and S74 of the procedure in FIG. If the determination of the necessity of confirmation is always performed, the “always display” button 242 may be selected.
[0087]
When individually setting the execution conditions of the confirmation necessity, the user presses the detailed display setting 244 button. Then, the detailed display setting screen 250 shown in (c) is displayed. The detailed display setting screen 250 has columns for each resource of “paper”, “power”, and “fee”, and each column has a “display after reaching target” button 251 and a “ A "display before reaching" button 252 and a "not display" button 253 are provided. When the target threshold is used as the determination threshold in step S74, the button 251 may be selected. Similarly, when a preventive threshold is used as the determination threshold, the button 252 may be selected. For a resource that is not noticed in the display determination of the Nup confirmation screen, the “not display” button 253 of the resource may be selected. In this way, for each resource, it is possible to set whether to use the target threshold as the determination threshold, use the preventive threshold, or ignore the resource itself. When the “enter” button 254 is pressed, the setting information corresponding to the button selection state on the screen 250 at that time is registered in the machine control unit 28, and the screen 240 returns to the screen 240 in FIG.
[0088]
The screen 240 is provided with a button 246a corresponding to “before original reading” and a button 246b corresponding to “after pre-reading” as GUI buttons for selecting a determination timing.
[0089]
The user selects an execution condition and a judgment timing of the display judgment of the Nup confirmation screen on these UI screens, and returns to the initial screen 230 of (a) by pressing a “decision” button 248 on the screen 240, and further presses a “decision” button. By pressing 234, the processing of the setting UI of the Nup confirmation screen ends.
[0090]
As described above, when the Nup function is not selected as the image forming mode of the job, the Nup confirmation screen is displayed to provide an opportunity to select the Nup function, thereby saving various resources. . In addition, the timing of displaying the confirmation screen can be defined in relation to the usage of various resources, so that detailed conditions can be set according to the resources to be saved.
[0091]
The Nup confirmation screen and the determination processing for displaying the Nup confirmation screen have been described above, but the same method can be applied to double-sided printing. That is, by displaying a double-sided confirmation screen similar to the Nup confirmation screen when the double-sided function is not selected, a machine that saves money can be provided. The same conditions as those in the case of the Nup confirmation screen can be used for the execution conditions and the decision timing of the display determination of the double-sided confirmation screen and the setting UI thereof.
[0092]
Further, the image forming apparatus according to the present embodiment provides a meter confirmation screen for displaying the count value of the counter for counting the amount of use of each resource described above. FIG. 18 is a diagram showing an example of the meter confirmation screen 260. On the meter confirmation screen 260, the current usage counts for the paper, power, and fee resources are displayed. Further, the meter confirmation screen 260 is provided with a reset button 262 for collectively initializing the usage counts of the respective resources. The meter confirmation screen 260 can be called in response to a selection operation of a GUI button such as the basic UI screen shown in FIG. It is of course possible to provide protection for this screen 260 by inputting a password.
[0093]
As described above, by providing the screen 260 that displays the current value of the usage of each resource, the administrator or the like can check the current resource usage at any time. Also, by providing a reset button 262 for the resource usage count value on this screen 260, an administrator or the like can reset the count value as needed.
[0094]
The image forming apparatus includes an authentication mechanism for authenticating a user to be used with an ID card, a personal identification number, or the like. The amount of use (or billing itself) of the apparatus for each user or each department to which the user belongs for billing or the like. Some have a function of counting
[0095]
Using the same user authentication mechanism, the processing of the above-described embodiment can be performed for each predetermined management unit such as a user unit or a department unit. For example, it is possible to set such that the saving promotion process of the above-described embodiment is performed for a certain management unit A, but such saving promotion process is not performed for another management unit B. In addition, counting of the usage of each resource, threshold setting such as a target threshold, setting of various confirmation screens such as a color print confirmation screen, etc. are performed for each management unit, and the saving promotion process of the above embodiment is individually performed for each management unit. Can also be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically illustrating a configuration example of an image forming apparatus.
FIG. 2 is a flowchart illustrating a procedure of a message display process for saving resources.
FIG. 3 is a diagram showing a display example of a UI screen for displaying a message for saving resources.
FIG. 4 is a diagram showing another example of a UI screen for displaying a message for saving resources.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a UI screen for setting an image forming mode (reference value) as a reference for setting a threshold for determining whether or not to display a message.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of a UI screen for setting a threshold value for determining whether or not to display a message.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a procedure of an automatic setting process to a saving mode.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a UI screen displayed when a saving mode is automatically set.
FIG. 9 is a flowchart illustrating a procedure of a display process of a color print confirmation screen.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a color print confirmation screen.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a UI screen for various settings on a color print confirmation screen.
FIG. 12 is a flowchart illustrating a first half of a procedure for displaying a Nup confirmation screen.
FIG. 13 is a flowchart illustrating the second half of the procedure of the Nup confirmation screen display process.
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of a Nup confirmation screen when a determination timing is before reading a document.
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of a Nup confirmation screen when the determination timing is after pre-reading.
FIG. 16 is a diagram illustrating an example of a Nup function setting screen.
FIG. 17 is a diagram illustrating an example of a UI screen for various settings on a Nup confirmation screen.
FIG. 18 is a diagram illustrating an example of a meter confirmation screen.
[Explanation of symbols]
10 document reading section, 12 document feed section, 14 printing section, 16 paper tray, 20 paper discharge section, 22 discharge tray, 24 machine operation section, 26 touch panel, 28 machine control section.

Claims

画像形成処理による所定の資源の使用量を累積計数する使用量計数手段と、
前記使用量計数手段で計数された累積使用量が所定の実行条件を満足した場合に、所定の節約推奨処理を実行する節約推奨手段と、
を備える画像形成装置。Usage amount counting means for cumulatively counting the usage amount of a predetermined resource by the image forming process;
A saving recommendation unit that executes a predetermined saving recommendation process when the cumulative usage amount counted by the usage amount counting unit satisfies a predetermined execution condition;
An image forming apparatus comprising:

画像形成処理による所定の資源の使用量を累積計数する使用量計数手段と、
資源節約効果が段階的に異なる複数の節約推奨処理を実行する機能を備え、前記使用量計数手段で計数された累積使用量の値の大きさに応じた段階の節約推奨処理を選択実行する節約推奨手段と、
を備える画像形成装置。Usage amount counting means for cumulatively counting the usage amount of a predetermined resource by the image forming process;
A function of executing a plurality of saving recommendation processes having different resource saving effects in a stepwise manner, wherein the saving is performed by selectively executing the saving recommendation process of the stage corresponding to the magnitude of the value of the accumulated usage counted by the usage counting means. Recommended measures;
An image forming apparatus comprising:

前記節約推奨処理は、ユーザインタフェース画面に節約を促すメッセージを表示する処理であることを特徴とする請求項１又は２記載の画像形成装置。3. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the saving recommendation process is a process of displaying a message prompting saving on a user interface screen.

印刷対象の原稿のカラー割合を算出する割合算出手段を更に備え、
前記節約推奨手段は、前記実行条件が満足された場合の前記節約推奨処理として、前記割合算出手段で算出したカラー割合を所定値と比較し、該割合が所定値以下でありかつカラー印刷が指定されている場合は、カラー印刷を続行するか否かの判断を求めるユーザインタフェース画面をユーザに提示する、
ことを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。Further comprising a ratio calculating means for calculating a color ratio of the document to be printed,
The saving recommendation unit compares the color ratio calculated by the ratio calculating unit with a predetermined value as the saving recommendation process when the execution condition is satisfied, and the ratio is equal to or less than a predetermined value and color printing is designated. If so, present the user with a user interface screen asking whether to continue color printing,
The image forming apparatus according to claim 1, wherein:

所定の節約印刷処理を実行する機能を備え、
前記節約推奨手段は、前記実行条件が満足された場合の前記節約推奨処理として、前記節約印刷処理を実行するか否かの判断を求めるユーザーインタフェース画面をユーザに提示する、
ことを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。It has a function to execute predetermined saving print processing,
The saving recommendation unit presents to the user a user interface screen requesting a determination as to whether or not to execute the saving printing process, as the saving recommending process when the execution condition is satisfied.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein:

前記使用量計数手段の計数結果を表示する表示手段と、
前記使用量計数手段が計数する累積使用量の値を初期化するための使用量初期化ユーザインタフェース手段と、
を備える請求項１記載の画像形成装置。Display means for displaying the counting result of the usage amount counting means,
Usage initialization user interface means for initializing the value of the cumulative usage counted by the usage counting means,
The image forming apparatus according to claim 1, further comprising:

ユーザから基準とする画像形成モードの登録を受け付ける手段と、
前記実行条件として、前記累積使用量の計数値についての閾値を設定するための閾値設定ユーザインタフェース画面を提供する手段であって、前記基準とする画像形成モードで画像形成した場合の前記所定の資源の消費レートを計算し、この消費レートを前記閾値設定ユーザインタフェース画面に表示する手段と、
を備える請求項１記載の画像形成装置。Means for receiving registration of an image forming mode as a reference from a user;
Means for providing a threshold setting user interface screen for setting a threshold value for the count value of the cumulative usage amount as the execution condition, wherein the predetermined resource when an image is formed in the reference image forming mode Means for calculating the consumption rate of, and displaying the consumption rate on the threshold setting user interface screen,
The image forming apparatus according to claim 1, further comprising:

印刷対象の原稿のカラー割合を算出する割合算出手段と、
画像形成処理の開始の指示があったときに、前記割合算出手段で算出されたカラー割合が所定のしきい値以下である場合は、カラー印刷を続行するか否かの判断を求めるユーザインタフェース画面をユーザに提示する節約推奨手段と、
を備える画像形成装置。A ratio calculating unit that calculates a color ratio of a document to be printed;
When the start of image forming processing is instructed and the color ratio calculated by the ratio calculating means is equal to or less than a predetermined threshold, a user interface screen for determining whether or not to continue color printing Saving recommendation means to present to the user
An image forming apparatus comprising:

所定の節約印刷処理を実行する節約印刷手段と、
前記節約印刷手段の動作を有効化するか否かの設定を受け付ける節約設定手段と、
画像形成処理の開始の指示があったときに、前記節約設定手段において前記節約印刷手段の動作の有効化の設定がなされていない場合は、前記節約印刷手段の動作を有効化するか否かの判断を求めるユーザインタフェース画面をユーザに提示する節約推奨手段と、
を備える画像形成装置。Saving printing means for executing a predetermined saving printing process;
Saving setting means for receiving a setting as to whether or not to enable the operation of the saving printing means,
When an instruction to start the image forming process is given and the saving setting means has not been set to enable the operation of the saving printing means, it is determined whether to enable the saving printing means. Saving recommendation means for presenting the user with a user interface screen requesting a decision;
An image forming apparatus comprising:

ジョブの画像形成モードに基づき、当該ジョブの用紙使用量を、当該画像形成装置の消費電力及び使用料金にそれぞれ換算する換算手段と、
ジョブの用紙使用量、消費電力、及び使用料金をそれぞれ累積計数する計数手段と、
前記計数手段で累積計数した用紙使用量、消費電力、及び使用料金の各々の計数値を表示する計数値表示手段と、
前記計数手段が累積計数する用紙使用量、消費電力、及び使用料金の各々の計数値を初期化するためのユーザインタフェースを提供する初期化手段と、
を備える画像形成装置。A conversion unit that converts the amount of paper used in the job into a power consumption and a usage fee of the image forming apparatus based on the image forming mode of the job;
Counting means for cumulatively counting paper usage, power consumption, and usage charge of the job,
Count value display means for displaying the count values of the paper usage, power consumption, and usage fee accumulated by the counting means,
Initializing means for providing a user interface for initializing the count value of each of the paper usage amount, power consumption, and usage fee to be cumulatively counted by the counting means,
An image forming apparatus comprising: