JP2004003637A - Vibration proofing member for duct connection - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a vibration proofing member for duct connection having improved workability and constructiveness with less manufacturing cost. <P>SOLUTION: The vibration proofing member is used in connecting both ducts D to each other by fastening flanges F mounted at the connection ends of the ducts D with bolts B and nuts N inserted through bolt holes Fa, Fb formed in the flanges F. It comprises a band plate 10 consisting of rubber elastic body to be held between both flanges F, a bush 20 consisting of a rubber elastic body to be fitted through the bolt hole Fa formed in one flange F, and a washer 30 fixed to the bush 20. The band plate 10 has a bolt through-hole through which the bolt B is fitted, at a predetermined position offset to one end in the cross direction. The bush 20 has a cylindrical portion through which the bolt B is inserted in the state of being fitted through the bolt hole Fa and a collar portion extending from one end of the cylindrical portion to the outside. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ダクトの接続部に取り付けることで、一方のダクトを介して伝搬される機械振動等の他方のダクトへの伝搬を防止するダクト接続用防振部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
空調用ダクトや換気用ダクトは、図６に示すように、接続しようとするダクトＤの接続端の外周面にボルト孔（図示せず）を有するフランジＦをリベット止めし、両フランジＦ間にパッキンＰを挟み込んだ状態で、両フランジＦのボルト孔に挿通したボルトＢにナットＮをねじ込んで締め付けることによって接続するのが一般的であるが、接続しようとする一方のダクトＤを介して伝搬される機械振動等を他方のダクトＤ側に伝搬させたくない場合は、防振ゴム等のダクト接続用防振部材を介してダクトＤ間の接続が行われる。
【０００３】
こういったダクト接続用防振部材としては、図７（ａ）、（ｂ）に示すようなものがある。このダクト接続用防振部材５０は、所定厚みの長尺のゴム弾性体５１と、このゴム弾性体５１の両面にそれぞれ固着された一対の金属板５２と、それぞれの金属板５２の外面に、ダクト接続用のフランジＦに形成されるボルト孔の間隔に一致するように、一定間隔（通常、１００ｍｍ間隔）で固着された複数のボルト５３とから構成されており、ゴム弾性体５１及びこれに固着された金属板５２はフランジＦの張出長さと略同一幅を有している。
【０００４】
このダクト接続用防振部材５０を用いてダクトＤの接続を行う場合は、まず、フランジＦの各片の長さに合わせて長尺のダクト接続用防振部材５０をそれぞれ所定長に切断する。次に、これらを、図８（ａ）に示すように、接続しようとする一方のダクトＤに取り付けられたフランジＦのボルト孔Ｆａに、ダクト接続用防振部材５０の一方の金属板５２に固着されたボルト５３を挿通した後、ナットＮによって締め付けることで、そのフランジＦにダクト接続用防振部材５０をそれぞれ固定する。そして、同図（ｂ）に示すように、接続しようとする他方のダクトＤに取り付けられたフランジＦのボルト孔Ｆａに、ダクト接続用防振部材５０の他方の金属板５２に固着されたボルト５３を挿通した後、同様にナットＮによって締め付けることで、そのフランジＦにダクト接続用防振部材５０を固定すると、双方のダクトＤがダクト接続用防振部材５０を介して相互に接続される。
【０００５】
このようにして接続されたダクトＤは、振動を伝搬しやすいボルト等の金属部材が両フランジＦ部分の双方に接触しておらず、ゴム弾性体５１を介して相互に接続されているので、一方のダクトＤに伝搬されてきた機械振動等がゴム弾性体５１によって吸収され、他方のダクトＤへの振動の伝搬が防止される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなダクト接続用防振部材５０は、ゴム弾性体５１に金属板５２が固着されているので、フランジＦの各片の長さに合わせて切断する際、カッタ等によって簡単に切断することができず、切断作業性が悪いといった問題がある。
【０００７】
また、このダクト接続用防振部材５０は、ゴム弾性体に金属板５２が固着されていることから剛性が大きく、所定の寸法より少しでも長く切断した場合は、隣接するダクト接続用防振部材５０の端部同士が相互に重なり合ってフランジＦに固定することができず、逆に、所定の寸法より短く切断した場合は、隣接するダクト接続用防振部材５０間に隙間が生じて、ダクト接続部分にエア漏れが発生するので、取り付けに際しては、所定寸法に精度良く切断する必要があり、施工性が悪いといった問題がある。
【０００８】
また、このダクト接続用防振部材５０は、複数のボルト５３を金属板５２に一定間隔で固着した後、この金属板５２をゴム弾性体５１に固着しなければならないので、製造に手間がかかり、製品コストが高くなるといった問題もある。
【０００９】
そこで、この発明の課題は、上述した問題点に鑑み、作業性及び施工性に優れ、しかも、廉価に製造することのできるダクト接続用防振部材を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、この発明は、ダクトの接続端にそれぞれ取り付けられたフランジを、そのフランジに形成されたボルト孔に挿通したボルト及びナットによって締結することで前記ダクトを相互に接続する際に使用されるダクト接続用防振部材であって、前記フランジ間に挟み込まれる、弾性体によって形成された帯状プレートと、前記フランジの前記ボルト孔に嵌挿された状態で前記ボルトが挿通される、弾性体によって形成されたブッシュと、前記ボルトの頭部と前記ブッシュとの間に挟み込まれる座金とからなり、前記プレートは、前記フランジに形成された前記ボルト孔に対応するように所定間隔で形成された複数のボルト挿通孔を有しており、前記ブッシュは、前記ボルトが挿通される筒状部及びこの筒状部の一端から外側に張りだして、前記座金を介して前記ボルトの頭部と前記フランジとの間に挟み込まれる鍔部を備えているダクト接続用防振部材を提供するものである。
【００１１】
以上のように構成されたダクト接続用防振部材を用いてダクトの接続を行う場合は、まず、接続しようとするダクトの接続端にそれぞれ取り付けられたフランジの各片の長さに合わせてプレートを所定長に切断し、各プレートのボルト挿通孔をフランジのボルト孔に合わせるようにして両フランジ間に挟み込む。そして、一方のフランジのボルト孔にブッシュの筒状部を嵌挿した後、座金に通したボルトをブッシュに挿通して他方のフランジのボルト孔から突出させ、ナットによって締め込むことで、両フランジを相互に接続する。
【００１２】
両フランジを相互に接続しているボルト及びナットは、他方のフランジに直接接触することになるが、弾性体からなるブッシュの存在によって、一方のフランジに対してボルトが直接接触することはないので、ボルト及びナットを介して一方のフランジ（ダクト）から他方のフランジ（ダクト）に振動が伝搬されることがなく、また、両フランジ間には弾性体からなるプレートが介在しているため、一方のフランジから他方のフランジに直接振動が伝搬することもない。
【００１３】
以上のように、両フランジ間に挟み込まれる帯状プレートは弾性体によって形成されており、金属板等の剛性部材が固着されていないので、カッタ等によって簡単に切断することができ、金属板が固着されている従来のダクト接続用防振部材に比べて切断作業性がよい。また、弾性体からなる帯状プレート自体は可撓性を有しているので、多少長めに切断した場合でも適宜撓ませることによって、ある程度の寸法誤差を吸収することができるので、施工性にも優れている。
【００１４】
また、このダクト接続用防振部材は、フランジ接続用のボルトをそのまま利用する構成を採用しているので、複数のボルトが金属板を介して予めゴム弾性体に固着されている従来のダクト接続用防振部材に比べて容易に製造することができ、製品コストを抑えることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。このダクト接続用防振部材は、図３に示すように、ダクトＤの接続端にそれぞれ取り付けられたフランジＦを、そのフランジＦに形成されたボルト孔Ｆａ、Ｆｂに挿通したボルトＢ及びナットＮによって締結することで両ダクトＤを相互に接続する際に使用されるものであり、両フランジＦ間に挟み込まれるプレート１０と、一方のフランジＦに形成されたボルト孔Ｆａに嵌挿されるブッシュ２０と、このブッシュ２０に固着された座金３０とから構成されている。なお、同図に示すように、両フランジＦにそれぞれ形成されたボルト孔Ｆａ、Ｆｂは同一サイズではなく、ブッシュ２０が嵌挿される一方のフランジＦに形成されるボルト孔Ｆａは他方のフランジＦに形成されたボルト孔Ｆｂに比べて大きくなっている。
【００１６】
前記プレート１０は、図１（ａ）、（ｂ）に示すように、ゴム弾性体によって形成された、厚さ（Ｄ）５ｍｍ、幅（Ｗ）３３ｍｍの帯状のプレート基材１１と、このプレート基材１１の片面に形成された粘着層１２と、この粘着層１２に剥離可能に貼着された離型紙１３とから構成されており、フランジＦに形成されるボルト孔の形成間隔（１００ｍｍ）と同一間隔で複数のボルト挿通孔（口径１３．５ｍｍ）１０ａが形成されている。なお、プレート１０に形成されるボルト挿通孔１０ａは、図３に示すように、ブッシュ２０を挿通することができるように、その孔径が一方のフランジＦに形成されるボルト孔Ｆａと同一サイズ（１３．５ｍｍ）になっている。
【００１７】
前記粘着層１２は両面テープをプレート基材１１の片面に貼着することによって形成されており、前記ボルト挿通孔１０ａは、プレート１０の幅方向の中央位置ではなく、幅方向の一方側に偏った所定の位置（Ｗ_１＝２０ｍｍ、Ｗ_２＝１３ｍｍ）に形成されている。
【００１８】
前記ブッシュ２０は、図２（ａ）、（ｂ）に示すように、ゴム弾性体によって形成された円筒体であり、フランジＦのボルト孔Ｆａに嵌挿された状態でボルトＢが挿通される筒状部２１と、この筒状部２１の一端から外側に張りだした鍔部２２とから構成されている。また、前記鍔部２２には、その外面に形成された凹部２２ａに鍔部２２より一回り小さい座金３０が嵌着されている。
【００１９】
上述したように、プレート基材１１及びブッシュ２０は、いずれもゴム弾性体によって形成されているが、同一材料によって形成されているのではなく、ブッシュ２０はプレート基材１１よりも硬いゴム弾性体によって形成されている。プレート１０はボルトＢ及びナットＮによる締付力がフランジＦを介して広範囲に加わるために潰れにくいのに対して、ブッシュ２０はボルトＢ及びナットＮによる締付力が局部的に加わるために潰れやすいからである。
【００２０】
以上のように構成されたダクト接続用防振部材を用いてダクトを接続する場合について、図３（ａ）〜（ｄ）を参照しながら説明する。まず、接続しようとするダクトＤの接続端にそれぞれ取り付けられたフランジＦの各片の長さに合わせてプレート１０をカッタによって所定長にそれぞれ切断する。
【００２１】
次に、各プレート１０の離型紙１３を剥離して粘着層１２を露出させ、図３（ａ）に示すように、ボルト挿通孔１０ａを一方のフランジＦのボルト孔Ｆａに合わせるように位置決めしながら、そのフランジＦの内面に各プレート１０を貼着した後、他方のフランジＦを一方のフランジＦに位置合わせしながら、両フランジＦによってプレート１０を挟み込む。
【００２２】
そして、同図（ｂ）に示すように、一方のフランジＦのボルト孔Ｆａにブッシュ２０の筒状部２１を嵌挿した後、同図（ｃ）に示すように、そのブッシュ２０にボルトＢを挿通して他方のフランジＦのボルト孔Ｆｂから突出させ、同図（ｄ）に示すように、ナットＮによって締め込むことで、両フランジＦを相互に接続すると、ダクトＤの接続が完了する。
【００２３】
この状態では、両フランジＦを相互に接続しているボルトＢ及びナットＮが、他方のフランジＦに直接接触しているが、弾性体からなるブッシュ２０の存在によって、一方のフランジＦにはボルトＢが直接接触していないので、ボルトＢ及びナットＮを介して一方のフランジＦから他方のフランジＦに振動が伝搬されることがなく、また、両フランジＦ間には弾性体からなるプレート１０が挟み込まれているので、一方のフランジＦから他方のフランジＦに直接振動が伝搬することもない。
【００２４】
図３は、張出長さが４０ｍｍのフランジＦがダクトＤに取り付けられている場合を示しており、この場合は、プレート１０のＷ_１側（図１（ｂ）参照）がフランジＦの基端部側に向くように使用することで、ダクトＤの折返部Ｄａ、Ｄｂ部分がプレート１０によって完全に覆われ、しかも、プレート１０の幅方向の一端がフランジＦの基端部に略一致すると共にプレート１０の幅方向の他端がフランジＦの先端部から少し内側に入り込んだ状態になる。
【００２５】
一方、図４（ａ）は張出長さが３０ｍｍのフランジＦがダクトＤに取り付けられている場合、同図（ｂ）は張出長さが２５ｍｍのフランジＦがダクトＤに取り付けられている場合を示しており、こういったフランジＦがダクトＤに取り付けられている場合は、プレート１０のＷ_２側（図１（ｂ）参照）がフランジＦの基端部側に向くように使用する。張出長さが３０ｍｍのフランジＦの場合は、同図（ａ）に示すように、プレート１０の幅方向の一端側がフランジＦの基端部に一致しないが、少なくともダクトＤの折返部分Ｄａ、Ｄｂの先端部分がプレート１０によって覆われており、プレート１０の幅方向の他端側がフランジＦの先端部から僅かに突出した状態となっている。また、張出長さが２５ｍｍのフランジＦの場合は、同図（ｂ）に示すように、プレート１０がダクトＤの折返部分Ｄａ、Ｄｂを完全に覆った状態で、その幅方向の一端がフランジＦの基端部に一致しており、プレート１０の幅方向の他端側がフランジＦの先端部から僅かに突出した状態となっている。
【００２６】
このように、プレート１０の幅方向の一方側に偏った所定の位置にボルト挿通孔１０ａを形成しておくことによって、張出長さが４０ｍｍ、３０ｍｍ、２５ｍｍの３種類のフランジＦに適用することが可能となり、各サイズのフランジ毎に異なるプレート１０を用意しておく必要がなくなるので、部品の共通化による製品コストの低減を図ることができる。
【００２７】
図５は他の実施形態を示している。このダクト接続用防振部材は、ブッシュ及び座金の形状が上述したブッシュ２０及び座金３０の形状と一部異なるだけであるので、プレートについての説明は省略すると共に、ブッシュについても同一の構成要素には同一符号を付してその説明を省略する。同図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）に示すように、このブッシュ２０ａの鍔部２３及び座金３０ａが略長方形である点で、ブッシュ２０の鍔部２２及び座金３０が円形である上記実施形態とは異なっている。
【００２８】
ブッシュの防振機能は、ブッシュを形成するゴム弾性体が硬すぎると低下するため、ある程度軟らかいゴム弾性体によってブッシュを形成する必要があるが、フランジＦを締結するボルトＢ及びナットＮの締付力は、ブッシュの鍔部に集中して加わるため、軟らかいゴム弾性体によってブッシュを形成すると、ボルトＢ及びナットＮの締付力によってブッシュの鍔部が潰れてしまい、ブッシュの防振機能が阻害されるという問題がある。
【００２９】
そこで、同図（ａ）、（ｂ）に示すように、ブッシュ２０ａの鍔部２３及び座金３０ａを略長方形状に形成することで、同図（ｃ）に示すように、鍔部２３及び座金３０ａをフランジＦの長手方向に伸ばすようにしておくと、ナットＮを締め込む際に、ボルトＢの頭部が座金３０ａを介して押圧する鍔部２３の押圧面積を十分に確保することができるので、鍔部２３に対する単位面積当たりの押圧力を小さくすることができる。これによって、ある程度軟らかいゴム弾性体によってブッシュ２０ａを形成した場合でも鍔部２３が潰れにくくなり、鍔部が潰れることに伴うブッシュの防振機能の低下を有効に防止することができる。
【００３０】
従って、鍔部２３の長辺の長さは、ブッシュ２０ａを形成するゴム弾性体の軟らかさを考慮して、通常の締付力によっても鍔部２３が潰れないような長さ、即ち、ブッシュ２０ａの防振機能が十分に発揮される長さに設定する必要がある。
【００３１】
以上のように、上述したダクト接続用防振部材は、両フランジＦ間に挟み込まれるプレート１０がゴム弾性体からなるプレート基材１１、両面テープからなる粘着層１２及び離型紙１３によって形成されているので、カッタ等によって簡単に切断することができ、ゴム弾性体に金属板が固着されている従来のダクト接続用防振部材に比べて切断作業性がよい。
【００３２】
また、ゴム弾性体によって形成されているプレート１０自体は可撓性を有しており、多少長めに切断した場合でもこれを適宜撓ませることによって、ある程度の寸法誤差を吸収することができるので、従来のダクト接続用防振部材のように精度良く切断する必要がなく、施工性にも優れている。
【００３３】
また、上述したダクト接続用防振部材は、フランジ接続用のボルトＢをそのまま利用し、一方のフランジＦのボルト孔ＦａにボルトＢが挿通されるブッシュ２０を嵌挿することで、一方のフランジＦからボルトＢを介して他方のフランジＦに振動が伝搬されないようにしたため、複数のボルトを金属板に固着しなければならない従来のダクト接続用防振部材に比べて容易に製造することができ、ダクト接続用防振部材の製品コストを抑えることが可能となる。
【００３４】
また、ブッシュ２０、２０ａの鍔部２２、２３より一回り小さい座金３０、３０ａを鍔部２２、２３に形成された凹部２２ａ、２３ａに嵌着する構成を採用しているので、鍔部２２、２３の周縁部がフランジＦの基端部等に接触した場合でも、座金３０、３０ａがフランジＦの基端部等に接触することはなく、座金３０、３０ａがフランジＦに接触することによる防振機能の低下を確実に阻止することができる。
【００３５】
また、座金３０、３０ａがブッシュ２０、２０ａに予め固着されているので、座金３０、３０ａを意識することなく、ブッシュ２０、２０ａにボルトＢを挿通することができるという利点があるが、座金３０、３０ａは、必ずしもブッシュ２０、２０ａに固着しなければならないというものではなく、作業者がボルトＢを個別の座金３０、３０ａに通しながらブッシュ２０、２０ａに挿通するものであってもよい。
【００３６】
なお、上述した各実施形態では、プレート基材１１に粘着層１２を形成しておくことで、フランジＦによるプレート１０の挟込作業を円滑に行えるようにしているが、粘着層１２は必ずしも設ける必要はなく、作業者が施工時に粘着テープや接着剤等によってプレートをフランジに仮止めするようにしてもよい。
【００３７】
また、粘着層１２は、上述したように、両面テープを貼着することによって形成する必要はなく、粘着性を有する樹脂材料やゴム材料をプレート基材１１に塗布することによって形成することも可能である。
【００３８】
また、上述した実施形態では、ブッシュ２０、２０ａが挿通される一方のフランジＦのボルト孔Ｆａを他方のフランジＦのボルト孔Ｆｂより大径に形成しているが、他方のフランジＦのボルト孔Ｆｂを大径のボルト孔Ｆａと同一サイズにしておくことも可能である。
【００３９】
また、プレート１０の幅及びボルト挿通孔１０ａの形成位置は、上述した実施形態で説明した位置に限定されるものではなく、プレート１０を適用しようとする複数種類のフランジの寸法等を考慮して、適宜設定すればよい。
【００４０】
また、上述した実施形態では、プレート１０及びブッシュ２０、２０ａをゴム弾性体によって形成しているが、これに限定されるものではなく、防振機能を発揮しうる合成樹脂等の種々の弾性体によって形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）はこの発明にかかるダクト接続用防振部材の構成要素であるプレートを示す平面図、（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ線に沿った断面図である。
【図２】（ａ）はこの発明にかかるダクト接続用防振部材の構成要素であるブッシュ及び座金を示す平面図、（ｂ）は（ａ）のＹ−Ｙ線に沿った断面図である。
【図３】（ａ）〜（ｄ）は、同上のダクト接続用防振部材を用いたダクト接続方法を説明するための説明図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）はサイズの異なるフランジに対するプレートの使用状態を示す断面図である。
【図５】（ａ）は他の実施形態であるダクト接続用防振部材のブッシュ及び座金を示す平面図、（ｂ）は（ａ）のＺ−Ｚ線に沿った断面図、（ｃ）は、同上のブッシュ及び座金の使用状態を示す図である。
【図６】通常の方法によって接続されたダクトの接続部分を示す側面図である。
【図７】（ａ）は従来のダクト接続用防振部材を示す平面図、（ｂ）は（ａ）のＷ−Ｗ線に沿った断面図である。
【図８】（ａ）、（ｂ）は、同上のダクト接続用防振部材を用いたダクト接続方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
１０　プレート
１０ａ　ボルト挿通孔
１１　プレート基材
１２　粘着層
１３　離型紙
２０、２０ａ　ブッシュ
２１　筒状部
２２、２３　鍔部
３０、３０ａ　座金
Ｄ　ダクト
Ｆ　フランジ
Ｆａ、Ｆｂ　ボルト孔
Ｂ　ボルト
Ｎ　ナット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a duct connection vibration isolating member that is attached to a connection portion of a duct to prevent mechanical vibration or the like propagated through one duct from propagating to another duct.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 6, the air-conditioning duct and the ventilation duct are riveted to a flange F having a bolt hole (not shown) on the outer peripheral surface of the connection end of the duct D to be connected, and between the two flanges F. In general, connection is made by screwing and tightening a nut N to a bolt B inserted into a bolt hole of both flanges F with the packing P interposed therebetween, but is transmitted through one duct D to be connected. If it is not desired to transmit the mechanical vibrations and the like to the other duct D side, the connection between the ducts D is performed via a duct connecting vibration isolating member such as a vibration isolating rubber.
[0003]
Examples of such a duct connection vibration isolating member include those shown in FIGS. 7 (a) and 7 (b). The duct connecting vibration isolating member 50 includes a long rubber elastic body 51 having a predetermined thickness, a pair of metal plates 52 fixed to both surfaces of the rubber elastic body 51, and an outer surface of each metal plate 52, respectively. It is composed of a plurality of bolts 53 fixed at regular intervals (usually at intervals of 100 mm) so as to correspond to the intervals of the bolt holes formed in the flange F for duct connection. The fixed metal plate 52 has substantially the same width as the overhang length of the flange F.
[0004]
When connecting the duct D using the duct connecting vibration isolating member 50, first, the long duct connecting vibration isolating member 50 is cut into a predetermined length according to the length of each piece of the flange F. . Next, as shown in FIG. 8A, these are inserted into the bolt holes Fa of the flange F attached to one of the ducts D to be connected, and to the one metal plate 52 of the vibration isolating member 50 for duct connection. After the fixed bolts 53 are inserted, the bolts 53 are tightened by the nuts N, thereby fixing the duct connection vibration isolating members 50 to the flanges F. Then, as shown in FIG. 2B, a bolt fixed to the other metal plate 52 of the duct connecting vibration isolating member 50 is inserted into a bolt hole Fa of the flange F attached to the other duct D to be connected. After inserting 53, the duct connection damping member 50 is fixed to the flange F by similarly tightening with the nut N, and both ducts D are connected to each other via the duct connection vibration damping member 50. .
[0005]
In the duct D connected in this manner, the metal members such as bolts that easily propagate vibration are not in contact with both of the flanges F, and are connected to each other through the rubber elastic body 51. The mechanical vibration and the like propagated to one duct D are absorbed by the rubber elastic body 51, and the propagation of the vibration to the other duct D is prevented.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the metal plate 52 is fixed to the rubber elastic body 51 in the duct connection vibration isolating member 50 as described above, when cutting along the length of each piece of the flange F, it is easily performed by a cutter or the like. There is a problem that cutting cannot be performed and cutting workability is poor.
[0007]
The duct connecting vibration isolating member 50 has a high rigidity because the metal plate 52 is fixed to the rubber elastic body, and when cut longer than a predetermined dimension, the adjacent duct connecting vibration isolating member 50. When the end portions of the ducts 50 overlap each other and cannot be fixed to the flange F, and are cut shorter than a predetermined size, conversely, a gap is formed between the adjacent duct connection vibration isolating members 50, and Since air leakage occurs at the connection portion, it is necessary to cut the connection portion to a predetermined size with high accuracy, and there is a problem that workability is poor.
[0008]
Also, the duct connection vibration isolating member 50 requires a plurality of bolts 53 to be fixed to the metal plate 52 at regular intervals, and then the metal plate 52 must be fixed to the rubber elastic body 51. Also, there is a problem that the product cost increases.
[0009]
Therefore, an object of the present invention is to provide a vibration damping member for duct connection which is excellent in workability and workability and can be manufactured at low cost in view of the above-mentioned problems.
[0010]
Means for Solving the Problems and Their Effects
In order to solve the above problems, the present invention connects the ducts to each other by fastening flanges respectively attached to connection ends of the ducts with bolts and nuts inserted into bolt holes formed in the flanges. A vibration isolating member for duct connection used at that time, wherein the bolt is inserted in a state of being inserted into the bolt hole of the flange and a band-shaped plate formed of an elastic body, which is sandwiched between the flanges. A bush formed of an elastic body, and a washer sandwiched between the head of the bolt and the bush, wherein the plate has a predetermined interval so as to correspond to the bolt hole formed in the flange. And a plurality of bolt insertion holes formed in the bush, and the bush is formed from a cylindrical portion through which the bolt is inserted and one end of the cylindrical portion. And out tension on the side, there is provided a duct connecting anti-vibration member has a flange portion which is sandwiched between the flange and the head of the bolt through the washer.
[0011]
When connecting ducts using the duct connection vibration isolator configured as described above, first set the plate according to the length of each piece of the flange attached to the connection end of the duct to be connected. Is cut into a predetermined length, and is sandwiched between the flanges so that the bolt insertion holes of the respective plates match the bolt holes of the flanges. Then, after the cylindrical portion of the bush is inserted into the bolt hole of one flange, the bolt passed through the washer is inserted into the bush, protruded from the bolt hole of the other flange, and tightened with a nut. Are connected to each other.
[0012]
The bolts and nuts that connect the two flanges to each other come into direct contact with the other flange, but the presence of the elastic bush prevents the bolt from directly contacting one of the flanges. Vibration is not propagated from one flange (duct) to the other flange (duct) via bolts and nuts, and a plate made of an elastic body is interposed between the two flanges. Vibration does not directly propagate from one flange to the other.
[0013]
As described above, the band-shaped plate sandwiched between the two flanges is formed of an elastic body, and since a rigid member such as a metal plate is not fixed, it can be easily cut by a cutter or the like, and the metal plate is fixed. The cutting workability is better than that of the conventional vibration damping member for duct connection. In addition, since the strip-shaped plate itself made of an elastic material has flexibility, it can absorb a certain dimensional error by appropriately bending even if it is cut a little longer, so that the workability is excellent. ing.
[0014]
In addition, since the duct connecting vibration isolating member adopts a configuration in which the bolt for flange connection is used as it is, a conventional duct connection in which a plurality of bolts are fixed to a rubber elastic body in advance via a metal plate. It can be easily manufactured as compared with the vibration isolating member for use, and the product cost can be reduced.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 3, the duct connection vibration isolating member includes a bolt B and a nut N each having a flange F attached to a connection end of a duct D inserted into bolt holes Fa and Fb formed in the flange F. A plate 10 sandwiched between the flanges F and a bush 20 inserted into a bolt hole Fa formed in one of the flanges F. And a washer 30 fixed to the bush 20. As shown in the figure, the bolt holes Fa and Fb respectively formed on both flanges F are not the same size, and the bolt holes Fa formed on one flange F in which the bush 20 is inserted are fitted with the other flange F. Is larger than the bolt hole Fb.
[0016]
As shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the plate 10 is a band-shaped plate base material 11 formed of a rubber elastic body and having a thickness (D) of 5 mm and a width (W) of 33 mm. It is composed of an adhesive layer 12 formed on one side of a base material 11 and a release paper 13 releasably attached to the adhesive layer 12, and a formation interval (100 mm) between bolt holes formed in the flange F. A plurality of bolt insertion holes (having a diameter of 13.5 mm) 10a are formed at the same intervals. As shown in FIG. 3, the bolt insertion hole 10a formed in the plate 10 has the same diameter as the bolt hole Fa formed in one flange F so that the bush 20 can be inserted. 13.5 mm).
[0017]
The adhesive layer 12 is formed by attaching a double-sided tape to one surface of the plate substrate 11, and the bolt insertion hole 10 a is not located at the center of the plate 10 in the width direction but is biased to one side in the width direction. At predetermined positions (W ₁ = 20 mm, W ₂ = 13 mm).
[0018]
As shown in FIGS. 2A and 2B, the bush 20 is a cylindrical body formed of a rubber elastic body, and the bolt B is inserted in a state where the bush 20 is inserted into the bolt hole Fa of the flange F. It is composed of a tubular portion 21 and a flange portion 22 protruding outward from one end of the tubular portion 21. Further, a washer 30 which is slightly smaller than the flange 22 is fitted into a recess 22a formed on the outer surface of the flange 22.
[0019]
As described above, the plate base 11 and the bush 20 are both formed of a rubber elastic body, but are not formed of the same material, and the bush 20 is formed of a rubber elastic body that is harder than the plate base 11. Is formed by The plate 10 is hardly crushed because the tightening force of the bolt B and the nut N is applied to a wide area via the flange F, whereas the bush 20 is crushed because the tightening force of the bolt B and the nut N is locally applied. Because it is easy.
[0020]
A case where a duct is connected using the duct connecting vibration isolator configured as described above will be described with reference to FIGS. First, the plate 10 is cut into a predetermined length by a cutter in accordance with the length of each piece of the flange F attached to the connection end of the duct D to be connected.
[0021]
Next, the release paper 13 of each plate 10 is peeled to expose the adhesive layer 12, and the bolt insertion hole 10a is positioned so as to match the bolt hole Fa of one flange F as shown in FIG. Then, after each plate 10 is attached to the inner surface of the flange F, the plate 10 is sandwiched between the two flanges F while the other flange F is aligned with the one flange F.
[0022]
After the cylindrical portion 21 of the bush 20 is inserted into the bolt hole Fa of one of the flanges F as shown in FIG. 2B, the bolt B is inserted into the bush 20 as shown in FIG. Through the bolt holes Fb of the other flange F, and tighten the nuts N to connect the two flanges F to each other, as shown in FIG. .
[0023]
In this state, the bolt B and the nut N connecting the two flanges F to each other are in direct contact with the other flange F. However, due to the presence of the bush 20 made of an elastic body, the bolt F B is not in direct contact, no vibration is propagated from one flange F to the other flange F via the bolt B and the nut N, and a plate 10 made of an elastic material is provided between the two flanges F. , The vibration does not directly propagate from one flange F to the other flange F.
[0024]
3, the overhang length shows a case where the flanges F of 40mm is attached to the duct D, in this case, W ₁ side of the plate 10 (see FIG. 1 (b)) is a flange F of the group By using it so as to face the end, the folded portions Da and Db of the duct D are completely covered by the plate 10, and one end of the plate 10 in the width direction substantially coincides with the base end of the flange F. At the same time, the other end in the width direction of the plate 10 enters a state slightly inward from the front end of the flange F.
[0025]
On the other hand, FIG. 4A shows a case where a flange F having an overhang length of 30 mm is attached to the duct D, and FIG. 4B shows a case where the flange F having an overhang length of 25 mm is attached to the duct D. shows a case, if these flanges F are attached to the duct D, W ₂ side of the plate 10 (see FIG. 1 (b)) is used to face the base end side of the flange F . In the case of the flange F having an overhang length of 30 mm, one end in the width direction of the plate 10 does not coincide with the base end of the flange F as shown in FIG. The tip of Db is covered with the plate 10, and the other end of the plate 10 in the width direction slightly protrudes from the tip of the flange F. In the case of the flange F having an overhang length of 25 mm, one end in the width direction is in a state where the plate 10 completely covers the folded portions Da and Db of the duct D as shown in FIG. The other end of the plate 10 in the width direction is slightly protruded from the front end of the flange F.
[0026]
Thus, by forming the bolt insertion hole 10a at a predetermined position biased to one side in the width direction of the plate 10, it is applicable to three types of flanges F with overhang lengths of 40 mm, 30 mm, and 25 mm. This makes it unnecessary to prepare a different plate 10 for each flange of each size, so that it is possible to reduce the product cost by sharing parts.
[0027]
FIG. 5 shows another embodiment. Since this duct connection vibration isolating member is only partially different in the shape of the bush and the washer from the shapes of the bush 20 and the washer 30 described above, the description of the plate is omitted, and the bush is the same component. Are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. As shown in FIGS. 3A, 3B, and 3C, the flange 23 and the washer 30 of the bush 20 are circular in that the flange 23 and the washer 30a of the bush 20a are substantially rectangular. This is different from the embodiment.
[0028]
Since the vibration-proof function of the bush is deteriorated when the rubber elastic body forming the bush is too hard, it is necessary to form the bush with a soft rubber elastic body to some extent. However, the bolt B and the nut N for fastening the flange F are tightened. Since the force is concentrated on the flange of the bush, if the bush is formed by a soft rubber elastic body, the flange of the bush is crushed by the tightening force of the bolt B and the nut N, and the vibration-proof function of the bush is hindered. There is a problem that is.
[0029]
Therefore, as shown in FIGS. 7A and 7B, the flange 23 and the washer 30a of the bush 20a are formed in a substantially rectangular shape, as shown in FIG. When the nut 30 is extended in the longitudinal direction of the flange F, a sufficient pressing area of the flange portion 23 against which the head of the bolt B presses via the washer 30a when tightening the nut N can be secured. Therefore, the pressing force per unit area on the flange 23 can be reduced. Thus, even when the bush 20a is formed of a somewhat soft rubber elastic body, the flange 23 is less likely to be crushed, and a reduction in the vibration-proof function of the bush due to the crush of the flange can be effectively prevented.
[0030]
Therefore, the length of the long side of the flange portion 23 is set to such a length that the flange portion 23 will not be crushed even by a normal tightening force in consideration of the softness of the rubber elastic body forming the bush 20a, It is necessary to set the length so that the anti-vibration function of 20a is sufficiently exhibited.
[0031]
As described above, in the above-described vibration damping member for duct connection, the plate 10 sandwiched between the two flanges F is formed by the plate base 11 made of a rubber elastic body, the adhesive layer 12 made of a double-sided tape, and the release paper 13. Therefore, cutting can be easily performed by a cutter or the like, and the cutting workability is better than that of a conventional vibration damping member for duct connection in which a metal plate is fixed to a rubber elastic body.
[0032]
Further, the plate 10 itself formed of a rubber elastic body has flexibility, and even if the plate 10 is cut slightly longer, a certain dimensional error can be absorbed by appropriately bending the cut. There is no need to cut with high accuracy as in the case of the conventional vibration damping member for duct connection, and the workability is excellent.
[0033]
In addition, the above-described vibration damping member for duct connection uses the bolt B for flange connection as it is, and inserts the bush 20 through which the bolt B is inserted into the bolt hole Fa of one flange F, thereby forming one flange. Since vibration is not transmitted from F to the other flange F via the bolt B, it can be manufactured more easily than a conventional vibration damping member for duct connection in which a plurality of bolts must be fixed to a metal plate. In addition, it is possible to reduce the product cost of the duct connecting vibration isolating member.
[0034]
In addition, since a configuration is adopted in which the washers 30, 30a, which are slightly smaller than the flanges 22, 23 of the bushes 20, 20a, are fitted to the recesses 22a, 23a formed in the flanges 22, 23, the flanges 22, Even when the peripheral portion of the flange 23 contacts the base end of the flange F, the washer 30, 30a does not contact the base end of the flange F, etc., and is prevented by the washer 30, 30a coming into contact with the flange F. It is possible to reliably prevent the vibration function from lowering.
[0035]
Further, since the washers 30, 30a are previously fixed to the bushes 20, 20a, there is an advantage that the bolt B can be inserted into the bushes 20, 20a without being conscious of the washers 30, 30a. , 30a do not necessarily have to be fixed to the bushes 20, 20a, but may be such that an operator inserts the bolt B into the bushes 20, 20a while passing the bolts B through the individual washers 30, 30a.
[0036]
In each of the above-described embodiments, the adhesive layer 12 is formed on the plate base material 11 so that the work of sandwiching the plate 10 by the flange F can be performed smoothly, but the adhesive layer 12 is not necessarily provided. There is no necessity, and the operator may temporarily fix the plate to the flange with an adhesive tape, an adhesive, or the like at the time of construction.
[0037]
Further, as described above, the adhesive layer 12 does not need to be formed by attaching a double-sided tape, and may be formed by applying an adhesive resin material or rubber material to the plate substrate 11. It is.
[0038]
In the above-described embodiment, the bolt hole Fa of one flange F into which the bushes 20 and 20a are inserted is formed to have a larger diameter than the bolt hole Fb of the other flange F, but the bolt hole Fa of the other flange F is formed. It is also possible to make Fb the same size as the large-diameter bolt hole Fa.
[0039]
Further, the width of the plate 10 and the position where the bolt insertion hole 10a is formed are not limited to the positions described in the above-described embodiment, and the dimensions and the like of a plurality of types of flanges to which the plate 10 is applied are considered. May be set as appropriate.
[0040]
Further, in the above-described embodiment, the plate 10 and the bushes 20, 20a are formed of rubber elastic bodies. However, the present invention is not limited to this, and various elastic bodies such as synthetic resins capable of exhibiting a vibration proof function are used. Can be formed by
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a plan view showing a plate as a component of a vibration isolating member for duct connection according to the present invention, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line XX of FIG.
FIG. 2A is a plan view showing a bush and a washer as components of the vibration isolating member for duct connection according to the present invention, and FIG. 2B is a cross-sectional view taken along line YY in FIG. .
FIGS. 3 (a) to 3 (d) are explanatory diagrams for explaining a duct connection method using the same duct connection vibration isolating member.
FIGS. 4A and 4B are cross-sectional views showing a use state of a plate with respect to flanges having different sizes.
5A is a plan view showing a bush and a washer of a vibration isolating member for duct connection according to another embodiment, FIG. 5B is a cross-sectional view taken along line ZZ of FIG. 5A, and FIG. FIG. 3 is a diagram showing a usage state of the bush and the washer according to the first embodiment.
FIG. 6 is a side view showing a connection portion of a duct connected by a normal method.
FIG. 7A is a plan view showing a conventional vibration damping member for duct connection, and FIG. 7B is a cross-sectional view taken along line WW of FIG.
FIGS. 8A and 8B are explanatory diagrams for explaining a duct connection method using the same duct connection vibration isolating member.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 10 Plate 10a Bolt insertion hole 11 Plate base material 12 Adhesive layer 13 Release paper 20, 20a Bush 21 Tubular part 22, 23 Flange part 30, 30a Washer D Duct F Flange Fa, Fb Bolt hole B Bolt N Nut

Claims (1)

ダクトの接続端にそれぞれ取り付けられたフランジを、そのフランジに形成されたボルト孔に挿通したボルト及びナットによって締結することで前記ダクトを相互に接続する際に使用されるダクト接続用防振部材であって、
前記フランジ間に挟み込まれる、弾性体によって形成された帯状プレートと、前記フランジの前記ボルト孔に嵌挿された状態で前記ボルトが挿通される、弾性体によって形成されたブッシュと、
前記ボルトの頭部と前記ブッシュとの間に挟み込まれる座金とからなり、
前記帯状プレートは、前記フランジに形成された前記ボルト孔に対応するように所定間隔で形成された複数のボルト挿通孔を有しており、
前記ブッシュは、前記ボルトが挿通される筒状部及びこの筒状部の一端から外側に張りだして、前記座金を介して前記ボルトの頭部と前記フランジとの間に挟み込まれる鍔部を備えているダクト接続用防振部材。A duct connection vibration isolating member used when connecting the ducts to each other by fastening the flanges attached to the connection ends of the ducts with bolts and nuts inserted into bolt holes formed in the flanges. So,
A strip plate sandwiched between the flanges, a band-shaped plate formed of an elastic body, and a bush formed of an elastic body, into which the bolt is inserted while being inserted into the bolt hole of the flange;
It consists of a washer sandwiched between the head of the bolt and the bush,
The band-shaped plate has a plurality of bolt insertion holes formed at predetermined intervals to correspond to the bolt holes formed in the flange,
The bush includes a tubular portion through which the bolt is inserted, and a flange protruding outward from one end of the tubular portion and being sandwiched between the head of the bolt and the flange via the washer. Duct connecting vibration isolating member.

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