JP2004000033A - 野菜・果物の皮剥き装置 - Google Patents

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Tatsuo Nagaoka
長岡 辰雄
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NAGAOKA SEIKI SEISAKUSHO KK
Nagaoka Seiki Seisakusho KK
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NAGAOKA SEIKI SEISAKUSHO KK
Nagaoka Seiki Seisakusho KK
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Abstract

【課題】大量の野菜や果物の皮を自動的に、且つ連続的に剥くことができて効率が良く、作業員の負担も少なくて済む野菜・果物の皮剥き装置を提供すること。
【解決手段】両端面が開口した断面弧状の容器2と、容器2の内部にその周面に接近して、且つ、その軸方向に沿って配置されると共に、容器2の周方向に回動可能な切刃4と、容器2の一端から他端に向かって野菜・果物を送るスクリュー3とから成る。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジャガイモ等の皮を剥くのに好適な野菜・果物の皮剥き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、架枠に支持シャフトを回動自在に横架し、支持シャフトの外方に、球体の一部を切り取って投入口とした形状の容器を、支持シャフトに対して相対回動可能に配設し、容器の内面に沿う切刃を容器に対して回動自在に設けた皮むき装置を特開平4−94674号として提案した。
この皮むき装置によれば、ジャガイモ等の野菜や果物の表皮を、高速回転する切刃で自動的に効率良く、しかも剥き残しやムラ無く均一な厚みで剥くことができる。
【0003】
しかし、上記従来の皮むき装置を用いて、多量の野菜・果物の皮剥くには、先ず、投入口を上に向けて容器を設置し、投入口から容器内へ野菜や果物を投入した後、切刃を回動させて皮むきを行い、皮剥きが終了したら容器を反転させ、投入口を下に向けて野菜・果物を容器から排出し、再度容器の投入口を上に向けて、新たに野菜或いは果物を投入し、この皮剥き作業を繰り返さなければならないので、作業員の行う労働が多くて手間がかかり、装置の稼働効率も低かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、大量の野菜や果物の皮を自動的に、且つ連続的に剥くことができて効率が良く、作業員の負担も少なくて済む野菜・果物の皮剥き装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の野菜・果物の皮剥き装置は、両端面が開口した断面弧状の容器と、前記容器の内部にその周面に接近して、且つ、その軸方向に沿って配置されると共に、前記容器の周方向に回動可能な切刃と、前記容器の一端から他端に向かって野菜・果物を送るスクリューとから成る。
【0006】
切刃及びスクリューを回転させ、開口した一端面から容器内へ野菜や果物を投入すると、野菜・果物はスクリューに送られて他端方向へ移動し、容器中を移動する間に高速回転する切刃によって皮がはぎ取られ、開口した他端面から容器の外へ排出される。
野菜・果物は容器内へ溜まることが無く、切刃及びスクリューを停止させる必要もないので、野菜・果物を連続的に容器へ投入して皮剥きを行うことができる。
容器中を移動する間に確実に皮が剥かれるように、複数の切刃を、その回動方向に所定間隔をあけて配置しても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明の野菜・果物の皮剥き装置Aは、型鋼を箱形に組み立てた架枠1と、架枠1の両側に横架された容器2と、容器2の内部にその中心軸に沿って回動自在に配置されたスクリュー3と、容器2の内部に回動自在に設置された複数の切刃4とを備える。
【0008】
容器2は、両端面及び上面が開口した断面半円弧状の樋型に形成され、図4に示すように、その一端面を通してジャガイモB等の野菜や果物を容器2内へ投入できるようになっている。また、容器2の底部には軸方向に長い多数の皮排出用スリット5が形成されている(図2)。
さらに、容器2は、一端側の樋部2aと他端側の樋部2bとに分割され、一端側の樋部2aと他端側の樋部2bとはやや間隔をあけて配置されている。そして、各樋部2a,2bの両端及び中央部には、それぞれ周方向に沿う補強溝6が、外面側へ突出するよう形成されている(図1,図2)。
【0009】
容器2の中心軸に沿ってスクリュー駆動シャフト7が配置される。架枠1の両側には中空の支持体8が設置され、スクリュー駆動シャフト7の両端寄りは、支持体8の中空部にそれぞれベアリングを介して回動自在に挿通される。
また、支持体8の外方において、スクリュー駆動シャフト7の端部にはスプロケット9が固着されている。
さらに、架枠1の上部に取り付けられたスクリュー駆動モータM1の出力軸にもスプロケット10が連結され、このスプロケット10とスクリュー駆動シャフト7に固着されたスプロケット9とがチェーン11によって連結されている(図2)。
【0010】
また、スクリュー駆動シャフト7の外周には、容器の直径より小さい直径を有するスクリュー3が固定される。
スクリュー3の外周には、断面円形或いは半円形の棒22が、軸方向に沿って、且つ、適宜間隔毎に取り付けられる。
そして、スクリュー駆動モータM1を駆動すると、その回転がスプロケット10,9及びチェーンを介してスクリュー駆動シャフト7に伝達され、この結果、スクリュー駆動シャフト7に固着されたスクリュー3が回動して、容器2内に投入されたジャガイモB等の野菜・果物を、容器2の他端面に向かって移送するようになっている(図4)。
【0011】
容器2の両端部及び一端側の樋部2aと他端側の樋部2bとの間には、スクリュー3と同心状で容器2の直径よりやや小さい直径を有する切刃取付リング12a,12b,12cがそれぞれ設置される(図1)。
また、切刃取付リング12aと切刃取付リング12bとの間、及び、切刃取付リング12bと切刃取付リング12cとの間には、それぞれ容器2の軸方向に沿う複数(18本づつ合計36本程度)の切刃4が等間隔で架設されている。
切刃4の両端部は切刃取付リング12a,12b,12cの外面に固定され、切刃4は、スクリュー3の外周縁と容器2の内周面との間に、容器2の周面に接近して配置される。
【0012】
さらに、補強のために、切刃取付リング12aと切刃取付リング12bとの間、及び、切刃取付リング12bと切刃取付リング12cとの間には、切刃4より断面積が大きい3本のステー20がそれぞれ容器2の軸方向に沿って、且つ、互いに等間隔で架設されている(図5)。
ステー20の断面形状は、回転方向先端側が薄く、他端側に向かって次第に厚くなるよう形成されている。
【0013】
また、図1に示すように、切刃取付リング12aと切刃取付リング12bとの中間及び切刃取付リング12bと切刃取付リング12cとの中間には、それぞれ補強リング13が切刃4を取り巻いて装着され、この補強リング13が容器2の補強溝6に回動自在に係合される。
そして、切刃取付リング12a,12b,12c、切刃4、ステー20及び補強リング13で構成された円筒体は、切刃取付リング12a,12b,12cの外周面を、架枠1の両側及び中央部の上下前後に設置されたローラ14でそれぞれ支持することにより、スクリュー駆動シャフト7を中心として回動自在に設置される。
さらに、図1及び図4に示すように、両側の切刃取付リング12a,12cの端面には、架枠1の両側上部から吊り下げられた抑えローラ23が当接され、この円筒体が軸方向へずれるのを防いでいる。
【0014】
架枠1の上部両側には、容器2の軸方向に沿う切刃駆動シャフト15が横架される。架枠1の上部の両側部及び中間部にはそれぞれ中空の支持体8’が装着され、切刃駆動シャフト15の両端部及び中間部は、ベアリングを介して支持体8’の中空部分に挿通されている。
図1に示すように、切刃駆動シャフト15の両端部寄り及び中央部の外周にはプーリ16が固着され、上下に対応するプーリ16と切刃取付リング12a,12b,12cとの間に、それぞれ駆動ベルト17が掛け回されている。
【0015】
また、図3に示すように、架枠1の上部には切刃駆動モータM2が設置され、その出力軸にスプロケット19が連結されている。
さらに、切刃駆動シャフト15の外周にはスプロケット18が固着され、このスプロケット18と切刃駆動モータM2の出力軸に連結されたスプロケット19との間にチェーン21が掛け渡されて、切刃駆動モータM2の回転が切刃駆動シャフト15に伝達される(図1,図3)。
【0016】
従って、切刃駆動モータM2を駆動させると切刃駆動シャフト15が回動し、、切刃駆動シャフト15の回転がプーリ16及び駆動ベルト17を介して切刃取付リング12a,12b,12cに伝達され、切刃取付リング12a,12b,12cが回転すると、その外面に固定された切刃4が容器2の周方向に高速回転する。
この結果、容器2の一端面から投入されて、スクリュー3で他端面に向かって移送されるジャガイモB等の野菜や果物の表皮が、高速回転する切刃4で剥き取られる。
【0017】
この際、スクリュー3の外周部に装着された棒22がジャガイモB等の動きを制御して、周方向へ逃げるのを防ぎ、確実に皮を剥くことができる。
さらに、切刃4よりも大きい断面を有するステー20により、ジャガイモB等の野菜や果物を転がしてその向きを変え、全体の皮をむら無く剥くことができる。
なお、図5の矢印で示すように、確実に野菜・果物の皮を剥くことができるよう、切刃駆動モータM2は、切刃4をスクリュー3と逆回りに回転させるようになっている。
【0018】
図4に示すように、移送途中に皮を剥かれたジャガイモB等は、容器2の開口した他端面から下方へ排出され、容器2内へ溜まらないので、スクリュー3による移送量と同量のジャガイモB等を継続的に容器2へ投入し、スクリュー3及び切刃4を停止することなく連続して皮むき作業を行うことができる。
また、切刃4によって剥離された表皮は、容器2の底部に穿設された皮排出用スリット5を通して容器2の外へ落下する。
【0019】
なお、切刃4の数は適宜変更可能であり、容器2の形状を円筒形とすることもできる。
また、スクリュー3及び切刃4を回動させる機構は上記実施形態に限定されず、例えば、スクリュー駆動モータM1及び切刃駆動モータM2の出力軸とスクリュー駆動シャフト7及び切刃駆動シャフト15とを、それぞれギヤで連結することも可能である。
【0020】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、容器内に投入した野菜・果物の表皮を、回転する切刃で自動的に且つ効率よく剥くことができる。
また、容器の一端面から投入された野菜や果物は、高速回転する切刃によって皮剥きされながらスクリューで移送され、最終的に容器の他端面から排出されて容器内へ溜まることがないので、切刃及びスクリューを停止させずに、多量の野菜・果物を連続的に容器へ投入して皮剥きを行うことが可能である。
請求項2に係る発明によれば、皮剥き作業の効率が向上し、容易内を通過する間に確実に野菜・果物の皮を剥くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す野菜・果物の皮剥き装置の斜視図
【図2】同上の正面図
【図3】同上の側面図
【図4】野菜・果物投入時の皮剥き装置の要部正断面図
【図5】皮剥き作業中の皮剥き装置の要部側断面図
【符号の説明】
A 野菜・果物の皮剥き装置
1 架枠
2 容器
3 スクリュー
4 切刃
5 皮排出用スリット
6 補強溝
7 スクリュー駆動シャフト
8 支持体
9 スプロケット
10 スプロケット
11 チェーン
12a,12b,12c 切刃取付リング
13 補強リング
14 ローラ
15 切刃駆動シャフト
16 プーリ
17 駆動ベルト
18 スプロケット
19 スプロケット
20 ステー
21 チェーン
22 棒
23 抑えローラ
B ジャガイモ
M1 スクリュー駆動モータ
M2 切刃駆動モータ

Claims (2)

  1. 両端面が開口した断面弧状の容器と、前記容器の内部にその周面に接近して、且つ、その軸方向に沿って配置されると共に、前記容器の周方向に回動可能な切刃と、前記容器の一端から他端に向かって野菜・果物を送るスクリューとから成ることを特徴とする野菜・果物の皮剥き装置。
  2. 複数の前記切刃が、その回動方向に所定間隔をあけて配置された請求項1に記載の野菜・果物の皮剥き装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102058145A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 安徽华菱西厨装备股份有限公司 一种新型的土豆脱皮机
US10481123B2 (en) 2010-06-30 2019-11-19 Life Technologies Corporation Ion-sensing charge-accumulation circuits and methods

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