JP2003535541A - 狭周波数帯で、交差素子で、オフセット調整済みデュアルバンドの、二重モードのミアンダライン装荷アンテナ - Google Patents

狭周波数帯で、交差素子で、オフセット調整済みデュアルバンドの、二重モードのミアンダライン装荷アンテナ

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JP2003535541A JP2002500488A JP2002500488A JP2003535541A JP 2003535541 A JP2003535541 A JP 2003535541A JP 2002500488 A JP2002500488 A JP 2002500488A JP 2002500488 A JP2002500488 A JP 2002500488A JP 2003535541 A JP2003535541 A JP 2003535541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 本発明は、第1の周波数帯ではループモードで動作し、第2の周波数帯では静電同調を利用して単極共振周波数を調整する、二周波数帯のミアンダライン装荷アンテナ(MLA)を特徴とする。一実施形態では、構造の単極共振周波数を下げる目的で、1つまたはそれ以上の静電フラップが、直交したMLA素子に装備されている。MLA素子をオフセット調整し、RF信号を適切に供給することによって、本発明によるアンテナは、第1の動作周波数では垂直偏波動作を呈し、第2の動作周波数では円偏波を呈する。本発明によるアンテナは、携帯電話およびGPSアンテナの二重の目的を、代表的な用途としている。このアンテナは、携帯電話モードのときに約845MHzの垂直偏波で動作する一方で、GPSサービスの際には1.5GHzの円偏波で動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミアンダライン装荷アンテナに関し、特に、異なる2つのモードお
よび異なる2つの周波数帯で同時に動作するアンテナに関する。
【0002】
【発明の背景】
これまで、高効率アンテナは、発信周波数の4分の1波長程度の最小寸法を有
した構造を、一般に必要としてきた。このような寸法は、アンテナを容易に励起
させ、共振周波数またはそれに近い周波数で動作させることによって、エネルギ
の散逸による抵抗の損失を抑え、伝達されるエネルギを最大化させることを可能
にしてきた。しかしながら、このようなアンテナは、共振波長のときに大サイズ
化する傾向があった。さらに、周波数が低くなると、それに比例して、アンテナ
の寸法が増大していた。
【0003】 小型通信デバイスに対する需要の急増にともなって、コンパクトなアンテナ設
計の必要性も増大している。さらに、複数の周波数帯で動作するアンテナに対し
ても、関心が高まっている。
【0004】 従来のアンテナの設計および機能にともなう幾つかの欠点に対処するため、ミ
アンダライン装荷アンテナ(MLA)が開発された。このようなMLAの1つが
、米国特許第5,790,080号「MEANDER LINE LOADED ANTENNA(ミアンダ
ライン装荷アンテナ)」で開示されており、この文献は、引用として本明細書に
組み込まれるものとする。この文献では、可変インピーダンス伝送路アンテナと
も称される、MLAの一例が示されている。アンテナは、2つの垂直導体と1つ
の水平導体とからなる。垂直導体および水平導体は、ミアンダラインを使用した
ギャップによって隔てられており、これらのミアンダラインは、垂直導体と水平
導体との間のギャップのところで相互に接続されている。
【0005】 ミアンダラインは、アンテナの電気的長さを調整するように設計されている。
また、メアンダ徐波構造の設計は、素早く且つ僅かな損失でもって回路のミアン
ダラインの長さを増減させて、アンテナの有効な電気的長さを変化させることを
可能にする。この増減の切り換えが可能であるのは、ミアンダラインの高インピ
ーダンスセクションのなかに、常に能動スイッチデバイスが設けられているため
である。これは、スイッチデバイスを流れる電流を小さく維持するので、結果と
して、スイッチからの散逸量が非常に小さく抑えられ、高いアンテナ効率が維持
される。
【0006】 上記特許によるこの基本的なアンテナは、「8の字型」の受信可能パターンを
提供するループモードで動作することができる。水平偏波のループモードは、ミ
アンダラインを含むライン全体の電気的長さが全波長の複数倍に相当する周波数
でアンテナが動作する場合に得られる。アンテナは、また、電気的長さを動作周
波数の半波長の奇数倍に調整することによって、垂直偏波の単極モードで動作す
ることもできる。ミアンダラインは、電気的または機械的なスイッチを使用した
同調作業によって、所定の周波数において動作モードを変化させるか、あるいは
所定のモードにおいて周波数を切り換えることができる。
【0007】 ミアンダライン装荷アンテナの発明は、ユニットの寸法を大幅に低減させつつ
、電気的長さを動作周波数の4分の1波長の複数倍に維持する。このタイプのア
ンテナおよび発進機構は、基本性能に対する制約が次のチュー・ハリングトン関
係によって制御される領域において動作する。
【0008】 効率=FV2
【0009】 ここで、Q=品質係数、V2=波長の3乗で表される体積、F=幾何学形状係
数(立方体または球体の場合はF=64)である。
【0010】 ミアンダライン装荷アンテナは、アンテナのサイズを動作周波数の1波長より
も大幅に小さくするとともに、チュー・ハリングトン関係の限界効率を達成する
ことができる。4分の1波長の単極アンテナは、10分の1への高さの減少を、
それに匹敵するゲインを達成しつつ達成することができる。
【0011】 既存のMLAは、狭周波数帯アンテナであり、切り換え可能なミアンダライン
を用いることで、アンテナが広い周波数帯を網羅することを可能にしている。し
かしながら、瞬時帯域幅は、常に狭い。広い周波数範囲に渡って突然に信号が現
れる軍事的用途および商業的用途では、既存のMLAアンテナは、おそらく十分
でないと考えられる。
【0012】
【従来技術の説明】
上述した米国特許第5,790,080号は、発信アンテナ素子として機能す
る1つまたはそれ以上の導体素子と、導体素子間で電気信号を結合するように構
成された徐波ミアンダラインと、を含むアンテナに関して記載している。徐波ミ
アンダラインは、アンテナの電気的長さおよび動作特性に影響を及ぼす有効な電
気的長さを有する。アンテナの電気的長さおよび動作特性は、切り換えによって
容易に制御および操作することが可能である。
【0013】 米国特許第6,034,637号「DOUBLE RESONANT WIDEBAND PATCH ANTENNA
AND METHOD OF FORMING SAME(二重共鳴広帯域パッチアンテナおよびその形成
方法)」は、広い帯域幅を提供する目的で、非平行エッジを有した実質的に台形
状の平面共振器を含む、二重共鳴広帯域のパッチアンテナに関して記載している
。給電路が、結合を目的として非平行エッジに平行して伸びる一方で、接地面は
、発信効率の増大を目的として平面共振器の下方に広がる。
【0014】 米国特許第6,008,762号「FOLDED QUARTER WAVE PATCH ANTENNA(4
分の1波長の折り畳みパッチアンテナ)」は、第1および第2の相隔たったアー
ムを有した導体板を含む、4分の1波長の折り畳みパッチアンテナに関して記載
している。接地面は、誘電基板によって導体板から隔てられ、導体板にほぼ平行
である。接地面は、第1のアームの一端に電気的に接続され、第1のアームには
、信号ユニットが電気的に結合されている。信号ユニットは、選択された周波数
帯を有した信号を、伝送および/または受信する。4分の1波長の折り畳みパッ
チアンテナは、また、デュアルバンドアンテナとしても機能することができる。
デュアルバンド動作では、信号ユニットは、第1の周波数帯の第1の信号と、第
2の周波数帯の第2の信号とを、アンテナに提供する。
【0015】 PCT特許国際出願WO 01/3464には、デュアルバンドのボウタイ/
メアンダアンテナが記載されている。この発明は、誘電材料の両側に設けられた
、双極発信素子と接地面とを開示している。
【0016】 従来技術による設計の進歩にもかかわらず、従来技術が取り組んでいる問題に
対処できる有効なデュアルバンドアンテナが、依然として必要とされている。し
たがって、携帯電話としての周波数帯と、全地球位置決定システム(GPS)ア
ンテナとしての周波数帯など、デュアルバンドでの使用に適したアンテナ構造が
必要とされている。しかしながら、この特定の用途では、携帯電話アンテナは垂
直偏波を、そしてGPSアンテナは円偏波を提供しなければならない。
【0017】
【発明の概要】
本発明にしたがうと、垂直偏波および円偏波を有し、離れた2つの周波数帯で
動作可能なアンテナを提供するために、交差したMLA素子対を利用する、デュ
アルバンドのミアンダライン装荷アンテナ(MLA)が提供される。
【0018】 したがって、本発明の目的は、交差した1つのMLA素子対として構成された
、オフセット調整済みのデュアルバンドのミアンダライン装荷アンテナ(MLA
)を提供することにある。
【0019】 本発明のもう1つの目的は、共振周波数を低減させる目的で、少なくとも1つ
のMLA素子が静電フラップを装備している、デュアルバンドのMLAを提供す
ることにある。
【0020】 本発明のさらなる目的は、垂直偏波または円偏波のいずれかを選択して動作可
能な、デュアルバンドのMLAを提供することにある。
【0021】 従来技術から弁別可能な本発明の目的の1つは、共振周波数を変化させる目的
で静電フラップを使用すること、そして単極モードの位相をスタガ同調またはオ
フセット調整することである。静電フラップは、構造の単極共振周波数を低減さ
せる目的で、基本MLAループ設計に加えられる。デュアルバンドアンテナの構
築は、オフセット調整済みの交差したMLA素子対を使用することによって行っ
て良い。また、交差した構成は、垂直偏波アンテナとしての動作または円偏波ア
ンテナとしての動作をいずれも可能にする。
【0022】 本発明のさらなる目的は、携帯電話およびGPSサービスの両方に適応して構
成されたデュアルバンドMLAを提供することにある。
【0023】 本発明の目的の1つは、2つの周波数帯での同時動作できるデュアルバンドア
ンテナであって、接地面と、第1のループモード周波数に同調され且つ第1の単
極共振周波数を有した第1のミアンダライン装荷アンテナ素子と、を備えるデュ
アルバンドアンテナである。第1のアンテナ素子は、接地面の上に設けられてい
る。このアンテナでは、第2のループモード周波数に同調され且つ第2の単極共
振周波数を有した第2のミアンダライン装荷アンテナ素子が、やはり接地面の上
に設けられている。また、第1のアンテナ素子の第1の単極共振周波数を第1の
単極周波数に静電同調させるための手段と、第2のミアンダライン装荷アンテナ
素子の第2の単極共振周波数を第2の単極周波数に静電同調させるための手段と
、が設けられる。
【0024】 もう1つの目的は、周波数領域での中心周波数が約3dBになるように、第1
および第2の単極周波数を同調された、デュアルバンドアンテナである。
【0025】 さらなる目的は、静電同調のための手段が、第1および第2のアンテナ素子に
設けられたフラップを備える、デュアルバンドアンテナである。一実施形態では
、第1の周波数帯は約850MHzを中心とし、第2の周波数帯は約1.5GH
zを中心としている。さらに、デュアルバンドアンテナは、第1の周波数帯では
垂直偏波を呈し、第2の周波数帯では円偏波を呈する。
【0026】 本発明の目的の1つは、接地面と、第1のループモード周波数に同調され且つ
第1の単極共振周波数を有した第1のミアンダライン装荷アンテナ素子と、を備
えるデュアルバンドアンテナであり、このとき、第1のアンテナ素子は、接地面
の上に設けられている。第2のミアンダライン装荷アンテナ素子は、第2のルー
プモード周波数に同調され、且つ第1のアンテナ素子に実質的に直交した状態で
接地面の上に設けられ、第2の単極共振周波数を有している。第1の単極共振周
波数の同調のために、1つまたはそれ以上の静電フラップが第1のアンテナ素子
に搭載され、第2の単極共振周波数の同調のために、1つまたはそれ以上の静電
フラップが第2のアンテナ素子に搭載されている。
【0027】 さらなる目的は、フラップが金属であり、その金属の周りを誘電材料に取り囲
まれた、デュアルバンドアンテナである。第1および第2のミアンダライン装荷
素子は、接地面から突き出した1対の垂直側面と、これら垂直側面間に設けられ
た上面カバーと、をそれぞれ備え、このとき、上面カバーと垂直側面との間には
、各上面カバーに複数の静電フラップを搭載されたギャップが存在する。さらに
、垂直側面とフラップとの間の間隔を調整することによって、同調作業が実施さ
れる。
【0028】 さらなる目的は、第1の単極共振周波数を所望の単極周波数帯に同調させ且つ
第2の単極共振周波数を所望の単極周波数帯に同調させるプロセスによって生成
されるデュアルバンドアンテナである。そして、第1のアンテナ素子と第2のア
ンテナ素子との間には、第1または第2のアンテナ素子のオフセット調整によっ
て、0度の単極位相差が生成される。
【0029】 さらに別の目的は、接地面と、第1のループモード周波数に同調され且つ第1
の単極共振周波数を有した第1のボウタイミアンダライン装荷アンテナ素子と、
を備えるデュアルバンドアンテナであり、このとき、第1のアンテナ素子は、接
地面の上に設けられている。第2のボウタイミアンダライン装荷アンテナ素子は
、第2のループモード周波数に同調され、且つ第1のアンテナ素子に実質的に直
交した状態で接地面の上に設けられており、第2の単極共振周波数を有している
。第1の単極共振周波数の同調のために、1つまたはそれ以上の静電フラップが
第1のアンテナ素子に搭載され、第2の単極共振周波数の同調のために、1つま
たはそれ以上の静電フラップが第2のアンテナ素子に搭載されている。第1およ
び第2のボウタイミアンダライン装荷素子は、接地面から垂直に突き出した垂直
側面と、垂直側面から突き出した三角形の水平部分と、をそれぞれ備え、このと
き、水平部分と垂直側面との間には、静電フラップを搭載されたサイドギャップ
が存在する。
【0030】 さらに別の目的は、アンテナ素子の外側または内側に静電フラップを設けられ
たデュアルバンドアンテナである。また、静電フラップは、水平部分に電気的に
接続され、垂直側面から絶縁されている。あるいは、静電フラップは、垂直側面
に電気的に接続され、水平部分から絶縁されている。あるいは、1つまたはそれ
以上の静電フラップが、垂直側面および水平部分から電気的に絶縁されている。
【0031】 以下の詳細な説明から、本発明の他の目的および利点が、当業者にとって容易
に明らかになる。以下の詳細な説明は、単に、本発明を実施するにあたって発明
者が考え付いた最良の形態を例示することによって、本発明の好ましい一実施形
態のみを示している。本発明は、当然ながら、他の様々な実施形態で実現するこ
とができ、いくつかの詳細に関しては、本発明から逸脱することなく様々な自明
の変更を加えることが可能である。
【0032】 添付の図面を参照にしながら行う以下の詳細な説明から、本発明が完全に理解
される。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明は、離れた2つの周波数帯での動作を提供するデュアルバンド交差素子
MLA構造を提供する。また、本発明によるアンテナの信号給電構成を変更する
ことによって、垂直偏波と円偏波の両方が、本発明によるアンテナから得られる
【0034】 図1は、米国特許第5,790,080号に詳細に記載された、従来技術によ
るミアンダライン装荷構造100を示している。1つの相対する側面ユニット対
102が、接地面105に接続され、接地面105から実質的に直角に突き出し
ている。側面102の間には、水平な上面カバー104が設けられているが、こ
の上面カバー104は、側面102と直接には接触しない。その代わり、側面1
02を上面カバー104から隔てるギャップ106が存在する。図2に示したよ
うなミアンダライン装荷素子108は、構造100の内側のすみに設けられるの
で、ギャップ近くの水平カバー104側または側面102側にくる。
【0035】 ミアンダライン装荷構造108は、ラインの電気的長さを変化させて構造10
0の特性を切り換える切り換え手段となる。従来の技術において詳細に説明され
たように、このような切り換え手段は、電気的長さを変化させ、ひいては図3A
から図3Dまでに示すように波長を変化させることによって、ループモードまた
は単極モードでの動作を可能にする。
【0036】 先ず、図4Aを参照すると、参照番号100を付された従来のMLA素子の断
面の概略が示されている。2つの垂直な発信面102は、ギャップ106によっ
て水平表面104から隔てられている。垂直表面102と水平表面104との間
には、1対のミアンダライン108が接続されている。ミアンダライン108は
、従来の技術において説明されたように、垂直表面102または水平表面104
のいずれかの上に搭載して良い。発明の説明を目的として選択されたこの用途で
は、アンテナ100は、約1.5GHz(すなわちGPSの動作周波数)に変更
されたループモード応答を有する。このように構成されたアンテナ100は、約
860MHzの自然発生的な単極共振周波数を有する。
【0037】 次に、図4Bも参照すると、図4Aに類似した参照番号120を付されたML
A素子が示されている。2つの垂直な発信面102は、ギャップ106によって
水平表面104から隔てられている。ミアンダライン108は、上述したものと
同様であるが、静電フラップ122が、水平表面104に追加されている。
【0038】 静電フラップ122は、単極共振周波数を有効に低減させて単極動作を変化さ
せる分路キャパシタンスを提供する。発明の説明を目的として選択されたこの実
施例では、単極共振周波数は、約860MHzから約830MHzに低減される
。後者の周波数が選択されたのは、これが、代表的な携帯電話の動作周波数であ
るためである。静電フラップ122からの分路キャパシタンスの追加は、MLA
素子120のループモード周波数応答には影響を及ぼさないので、その1.5G
HzのGPS周波数帯での動作が影響を受けることはない。アンテナ素子は別々
に2つ存在するので、両方のアンテナ素子の共振周波数を下げることが望ましい
場合もあり得る。
【0039】 円偏波を達成するためには、MLA素子100,120は、アンテナ設計分野
の当業者のあいだで周知のように直交給電される(すなわち電圧供給の位相が9
0度ずれている)。静電フラップ122によってMLA素子120に追加された
分路キャパシタンスは、周波数:1.5GHzでの素子120のループ周波数応
答に影響を及ぼさないので、2つの素子100,120は、電気的に同一であり
、静電フラップ122が、ループモード動作を妨害することはない。
【0040】 次に、図5を参照すると、素子が交差したオフセット調整済みのMLAアンテ
ナの一実施形態の透視図が示されている。図中、下方のMLA素子130は、共
通の接地面124の上に設けられている。下方のMLA素子は、上面部分132
と、1対の側面部分134とを有する。上面部分134には、1対の静電フラッ
プ136が設けられ、側面部分132に静電結合されている。同様に、上方のM
LA素子140は、下方のMLA素子130に直交した状態で、共通の接地面1
24の上に設けられている。上方のMLA素子140は、上面部分142と、1
対の側面部分144とを有する。上面部分144には、1対の静電フラップ14
6が設けられ、側面部分146に静電結合されている。
【0041】 この実施形態は、2つの直交した単極アンテナ130,140のそれぞれを、
先ず、適切な周波数帯を得られるように同調させ、次いで、単極動作において0
度の位相差を得られるように同調させることを要する。
【0042】 携帯電話動作モードなどの他の用途で必要とされる周波数および偏波を達成す
るため、図6に示すように、MLA素子130,140がオフセット調整され、
交差したMLAの周波数応答が周波数領域の3dB地点で重複する。第1のML
A素子130は、曲線Aとして表され、直交したMLA素子140は、曲線Bと
して示される。中心周波数F0は、同調済みの2つのアンテナ130,140の
平均であり、3dB地点である。オフセット調整は、直交給電関係をオフセット
し、単極モードの共振周波数を同位相にする。このオフセット調整によって導入
される僅かな対称性は、アンテナのGPS動作モードに何らかの影響を及ぼすこ
とはないが、アンテナが携帯電話モードで動作する際には、固有の電圧/電流の
位相関係と、所要の垂直偏波とを提供する。
【0043】 一実施形態では、静電フラップは金属であり、誘電体でコーティングされてい
る。これらは、導体の上面または側面のいずれかに固定されている。これらのフ
ラップは、素子との静電結合に依存しており、その性能に影響を及ぼす。フラッ
プと表面との間の間隔は、静電値に影響を及ぼす係数の1つであり、同調のプロ
セスによって変化される。この好ましい実施形態では、フラップは、曲げること
ができ、可動である一方で、移動後の位置を維持するのに十分な硬さも有する。
【0044】 フラップは、水平表面または垂直表面のいずれかに取り付けることができる。
また、1つの表面に複数のフラップを取り付けることもできる。フラップは、は
んだ付けする、溶接する、または導電性もしくは絶縁性の接着剤で接着すること
を含む、幾つかの方法で固定することができる。フラップは、その一端を垂直表
面または水平表面のいずれかに接地させ、ギャップのところで曲げて良い。フラ
ップは、あるいは、いずれの表面からも絶縁され、単にギャップのところで静電
結合されても良い。一実施形態では、フラップと表面との間に異なる厚さのシム
が設けられ、対応する表面からフラップを正確に隔てるために使用される。また
、特に、最小限の同調プロセスしか要求されない量産型では、フラップを内側に
取り付けて本明細書で開示されたように機能させることもできる。
【0045】 開示されたこの実施形態では、フラップ122は、ギャップ106のところで
曲げられ、側板132,142に近接するように、しかし直接には接触しないよ
うに配置される。同調のプロセスは、いずれの順序で行っても良いが、フラップ
と側面部分132,142との間の間隔を調整して共振周波数を下げ、それによ
ってキャパシタンスを変化させることは、必然的に含まれる。次いで、両方の構
成から所望の周波数が得られたら、素子130または140のフラップ136ま
たは146を操作することによって、その構造のオフセット調整がなされる。
【0046】 例えば、構造130,140の周波数帯が、適切な所定の周波数帯まで低減さ
れたら、下方の素子130は、さらに、例えば820MHzなどのさらに低い周
波数に同調される。この追加の同調が実施されるのは、下方素子の位相を上方素
子140の位相から反対方向に90度だけずらすことによって、位相差を打ち消
し、結果として、中心周波数が上方素子130と下方素子140との平均である
0度の位相差を得るためである。
【0047】 この2段階の同調プロセスは、単に実施形態の1つであり、周波数および位相
の両方を変化させるために実施される。他の用途では、周波数のみを変化させる
、あるいは位相のみを変化させるなど、1つの係数のみを変化させても良い。こ
のような状況では、1組のフラップのみが必要とされる。
【0048】 本発明を開示することを目的として選択されたこの構造が、様々な変更形態を
有することは、当業者ならば明らかである。他の動作環境すなわち動作要件に対
応するためには、動作周波数帯すなわち偏波の組み合わせを変えることが求めら
れる。例えば、片方のまたは両方のMLA素子に、静電フラップが追加される場
合もある。
【0049】 図7は別の構造の実施例の1つ、「ボウタイ」構成を図示する。この実施形態
の構造は、対称的であり、交差素子をともなわない。この場合は、シャドーイン
グおよび交差結合が低減されるので、この同調プロセスは、直角に交差した素子
の場合よりも単純であり、必要な繰り返しも少なくてすむ。十分な同調を可能に
するために、静電フラップは、4つの部分152,154,156,158の全
ての上に搭載されても良いし、または、少なくとも2つの側面の上に搭載されて
も良い。ボウタイアンテナのさらなる詳細に関しては、同発明者によって200
1年5月31日に出願された係属特許出願「NARROW BAND, SYMMETRIC, CROSSED,
CIRCULARLY POLARIZED MEANDER LINE LOADED ANENNA(狭周波数帯で、対称的で
、交差され、円偏波されたミアンダライン装荷アンテナ)」に記載されている。
【0050】 当業者にとっては、特定の動作条件および動作環境に見合う他の変更形態およ
び代替形態が明らかであるので、本発明は、説明を目的として選択された実施例
に限定されず、本発明の真の範囲から逸脱しない限りにおいて、あらゆる変更形
態および代替形態を網羅するものと考えられる。
【0051】 上述された発明の説明を踏まえたうえで、添付した特許請求の範囲において、
特許による保護を望まれる発明の内容が開示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるミアンダライン装荷アンテナの概要を示した透視図である。
【図2】 図1のミアンダライン装荷ループアンテナにおいて素子結合器として使用され
るミアンダラインの概要を示した透視図である。
【図3】 図3Aから図3Dまでの一連の図からなり、ミアンダライン装荷アンテナの4
つの動作モードを示した図である。
【図4A】 従来のMLAループ素子の概要を示した断面図である。
【図4B】 単極共振周波数を下げる目的で静電フラップを加えられた図4AのMLAルー
プ素子の概要を示した断面図である。
【図5】 本発明によるデュアルバンド交差素子MLAアンテナの概要を示した透視図で
ある。
【図6】 図5のデュアルバンドアンテナの2つの素子に関し、周波数応答と周波数との
関係を示したグラフである。
【図7】 単極共振周波数を下げる目的で静電フラップを加えられたボウタイMLAルー
プ素子の概要を示した断面図である。
【符号の説明】
100…MLA素子 102…垂直表面 104…水平表面 105…接地面 106…ギャップ 108…ミアンダライン 120…MLA素子 122…静電フラップ 124…共通の接地面 130…下方のMLA素子 132…側面部分 134…上面部分 140…上方のMLA素子 142…側面部分 144…上面部分 146…静電フラップ対 152,154,156,158…上面部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (71)出願人 BAE SYSTEMS INFORMA TION AND ELECTRONIC SYSTEMS INTEGRATIO N INCORPORATED (72)発明者 アポストロス・ジョン アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 03054 メリマク,マジェスティック・レ ーン,3 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA10 AA11 AB04 HA05 JA03 JA05 JA06 JA07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数帯および第2の周波数帯での同時動作のための
    デュアルバンドアンテナであって、 a)接地面と、 b)第1のループモード周波数に同調され、第1の単極共振周波数を有し、前
    記接地面の上に設けられた、第1のミアンダライン装荷アンテナ素子と、 c)第2のループモード周波数に同調され、第2の単極共振周波数を有し、前
    記接地面の上に設けられた、第2のミアンダライン装荷アンテナ素子と、 d)前記第1のアンテナ素子の前記第1の単極共振周波数を、第1の単極周波
    数に静電同調させるための手段と、 e)前記第2のアンテナ素子の前記第2の単極共振周波数を、第2の単極周波
    数に静電同調させるための手段と を備えるデュアルバンドアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記第1の周波数帯は約850MHzを中心とし、前記第2の周波数帯は約1
    .5GHzを中心とする、デュアルバンドアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記静電同調のための手段は、前記第1および第2のアンテナ素子に固定され
    た1つまたはそれ以上のフラップを備える、デュアルバンドアンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記第1の周波数帯では垂直偏波を呈し、前記第2の周波数帯では円偏波を呈
    するデュアルバンドアンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記第1および前記第2の単極周波数は、周波数領域のなかの中心周波数が約
    3dBになるように、それぞれ異なる値に同調される、デュアルバンドアンテナ
  6. 【請求項6】 2つの周波数帯での同時動作のためのデュアルバンドアンテ
    ナであって、 a)接地面と、 b)第1のループモード周波数に同調され、第1の単極共振周波数を有し、前
    記接地面の上に設けられた、第1のミアンダライン装荷アンテナ素子と、 c)第2のループモード周波数に同調され、前記第1のアンテナ素子と実質的
    に直交するように前記接地面の上に設けられ、第2の単極共振周波数を有した、
    第2のミアンダライン装荷アンテナ素子と、 d)前記第1の単極共振周波数の同調のために、前記第1のアンテナ素子に搭
    載された、1つまたはそれ以上の静電フラップと、 e)前記第2の単極共振周波数の同調のために、前記第2のアンテナ素子に搭
    載された、1つまたはそれ以上の静電フラップと を備えるデュアルバンドアンテナ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記フラップは金属であり、前記金属の周りは絶縁誘電体で取り囲まれている
    、デュアルバンドアンテナ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記アンテナ素子の外側に設けら
    れている、デュアルバンドアンテナ。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記アンテナ素子の内側に設けら
    れている、デュアルバンドアンテナ。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記第1および第2のミアンダライン装荷素子は、前記接地面から直角に突き
    出した1対の垂直側面と、前記垂直側面の間に並列して設けられた水平部分と、
    をそれぞれ備え、前記水平部分と前記垂直側面との間には、前記静電フラップを
    搭載されたギャップが存在する、デュアルバンドアンテナ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記水平部分には電気的に接続さ
    れ、前記垂直側面からは絶縁されている、デュアルバンドアンテナ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記垂直側面には電気的に接続さ
    れ、前記水平部分からは絶縁されている、デュアルバンドアンテナ。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記垂直側面および前記水平部分
    から電気的に絶縁されている、デュアルバンドアンテナ。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記同調は、前記垂直側面と前記フラップとの間の間隔を調整することによっ
    て実施される、デュアルバンドアンテナ。
  15. 【請求項15】 請求項6に記載のデュアルバンドアンテナであって、 a)前記第1の単極共振周波数を、所望の単極周波数帯に同調させる動作と、 b)前記第2の単極共振周波数を、前記所望の単極周波数帯に同調させる動作
    と、 c)前記第1のアンテナ素子または前記第2のアンテナ素子のいずれかを、オ
    フセット調整することによって、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ
    素子との間に、0度の単極位相差を生成する動作と によって生成されたデュアルバンドアンテナ。
  16. 【請求項16】 デュアルバンドアンテナであって、 a)接地面と、 b)第1のループモード周波数に同調され、第1の単極共振周波数を有し、前
    記接地面の上に設けられた、第1のボウタイミアンダライン装荷アンテナ素子と
    、 c)第2のループモード周波数に同調され、前記第1のアンテナ素子と実質的
    に直交するように前記接地面の上に設けられ、第2の単極共振周波数を有した、
    第2のボウタイミアンダライン装荷アンテナ素子と、 d)前記第1の単極共振周波数の同調のために、前記第1のアンテナ素子に搭
    載された、1つまたはそれ以上の静電フラップと、 e)前記第2の単極共振周波数の同調のために、前記第2のアンテナ素子に搭
    載された、1つまたはそれ以上の静電フラップと を備えるデュアルバンドアンテナ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記アンテナ素子の外側に設けら
    れている、デュアルバンドアンテナ。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記1つまたはそれ以上の静電フラップは、前記アンテナ素子の内側に設けら
    れている、デュアルバンドアンテナ。
  19. 【請求項19】 請求項6に記載のデュアルバンドアンテナであって、 前記第1および第2のボウタイミアンダライン装荷素子は、前記接地面から直
    角に突き出した1対の垂直側面と、前記垂直側面から突き出した三角形の水平部
    分と、をそれぞれ備え、前記水平部分と前記垂直側面との間には、前記静電フラ
    ップを搭載されたサイドギャップが存在する、デュアルバンドアンテナ。
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