JP2003530998A - 汚染された液体を浄化するためのフィルタ装置 - Google Patents

汚染された液体を浄化するためのフィルタ装置

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JP2003530998A
JP2003530998A JP2001578062A JP2001578062A JP2003530998A JP 2003530998 A JP2003530998 A JP 2003530998A JP 2001578062 A JP2001578062 A JP 2001578062A JP 2001578062 A JP2001578062 A JP 2001578062A JP 2003530998 A JP2003530998 A JP 2003530998A
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filter device
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ハルムス エーバーハルト
グリーゴ マルク
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Abstract

(57)【要約】 本発明のフィルタ装置(1)は、特に機械的な廃水の浄化及び水の調整に使用される。フィルタ装置は容器(2)に回転可能に配置されており、濾過液により包囲されている。フィルタ装置(1)は、間隔をおいた複数のフィルタエレメント(4)から成り、これらのフィルタエレメント(4)はセグメント状のフィルタモジュール(3)を形成し、回転フィルタを構成するようにまとめられている。個々のフィルタエレメント(4)はフィルタ円板から成り、すでにフィルタに備えられているフィルタ円板を介して濾液は導出される。課題は、濾過過程においてフィルタに固体が付着するのを予防することである。この課題は回転フィルタに中空室(14)が備えられることによって解決される。中空室(14)は、一方では吸い込み開口(12)を介して容器に接続され、かつ他方では支持円板(6)を介してフィルタセグメントに接続されており、さらに中空室(14)は流体部材(15)と作用結合している。流体部材の役目をするのはポンプ羽根車(15)である。有利には、ポンプ羽根車(15)は回転フィルタを介して駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、汚染された液体を浄化するためのフィルタ装置、特に廃水の浄化及
び水の調整に使用されるフィルタ装置に関する。
【0002】 このようなフィルタ装置は、互いに間隔をおいた複数のフィルタエレメントか
ら成り、これらのフィルタエレメントはまとめられてフィルタモジュールを構成
しており、フィルタ液を含む容器内に円形状又は多角形状に、回転可能に配置さ
れている。フィルタエレメントは、両側にフィルタを備えていて濾液を導出する
ための溝を有するフィルタ円板から成る。まだ静止しているフィルタ液内でフィ
ルタモジュールが回転運動を開始すると、まず、フィルタ装置と液体との間の高
い相対速度のために、フィルタ面に残留している固体の付着を阻止する流れ抵抗
がフィルタ面に生じる。しかしながら、フィルタ装置の回転時間が長くなるに連
れて、開始時の流れ抵抗は弱まる。何故なら、フィルタ液がますます多く循環さ
れ、フィルタ装置と液体との間の相対速度が低下した結果、濾過時間の進行に伴
って、フィルタに固体から成るいわゆる被覆層が形成され、フィルタ装置の効率
が悪くなるからである。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許19537578号明細書により公知な構成では、フィ
ルタに付着した、濾過を阻む被覆層を取り除くために、逆洗浄装置が備えられて
いる。逆洗浄装置は、フィルタ円板の両側のフィルタに当接し、放射状に外側か
ら内側へ延びる複数の吸い込みビームから構成されている。個々の吸い込みビー
ムは降下管(Fallrohr)に接続されており、さらなる管路系を介して吸
引ポンプに接続されている。下降管に組み込まれたスライダを開くことにより、
浄化された液体はフィルタ円板の内室から吸い込みビーム内に押し込まれ、固着
した固体被覆層からフィルタ面を解放する。クリーニングが不十分な場合、接続
された吸引ポンプを介して、逆洗浄作用がさらに強まることがある。このような
クリーニング過程では、吸い込みビームがフィルタに機械的磨耗を引き起こし、
従ってフィルタの耐用寿命を減じることになる。逆洗浄装置に加えて、さらに、
フィルタを徹底クリーニングするための装置が備えられている。この装置は、垂
直に中空軸まで延びた一連の噴射管から構成されており、噴射管のスプレノズル
には、高圧ポンプによって、既に浄化された液体が供給されるようになっている
。ここでの欠点は、フィルタのクリーニングのために使用された浄化液は、増加
することによって固体とともに再び容器に逆流してしまい、濾過過程に新たにさ
らされることとなり、フィルタ性能の低下につながることである。逆洗浄及び徹
底クリーニングの装置にかかる、機械的及び操作技術的な費用は安価ではない。
非連続的なクリーニングでは、クリーニング期の合間の濾過過程の間に、残留し
た固体から成る新たな被覆層がフィルタに繰り返し形成され、この被覆層が濾過
過程の効率にネガティブな影響を及ぼすことになる。
【0004】 本発明の課題は、従来技術の欠点を回避することを目的として、汚染された液
体を浄化するための装置を改良して、自動的で継続性のある、磨耗しないフィル
タクリーニングを達成し、ひいては、濾過過程の間に濾過過程にネガティブな影
響を及ぼし、濾過を阻む固体沈積物(被覆層)がフィルタに形成されるのを防止
することである。
【0005】 本発明により、課題は次のように解決される。つまり、円形状あるいは多角形
状に配置されたフィルタモジュールが、一方では吸い込み開口を介して容器に接
続され、かつ他方では支持円板によって閉鎖されている中空室を形成しており、
さらにこの中空室が流体部材と作用結合されている。
【0006】 これにより、隣接するフィルタエレメント間にある未浄化の液体が渦動するこ
とによって恒常的な流れ抵抗が生ぜしめられ、機械的な影響を受けることなく、
自動的で連続的な、磨耗しないフィルタクリーニングが達成される。フィルタへ
の固体沈積による濾過を阻む被覆層の形成はこうして回避され続け、濾過効率は
改善される。クリーニング過程には、専ら容器内にある未浄化の液体のみが使用
されるので、既に浄化された液体がフィルタ回路に引き戻される必要はなく、従
来のフィルタ装置に対してフィルタ性能が向上する。本発明は、高い技術力の投
入なしに、低価格で実現できる上に、メンテナンスが楽である。本発明の有利な
構成では、フィルタモジュールがロッドに並べて配置されるとともに、一方では
、支持円板に固く結合された駆動軸を介して軸受けで支持され、かつ他方では、
吸い込み開口を有する支承フランジを介して軸受けで支持されている。
【0007】 別の有利な構成では、流体部材はポンプ羽根車として形成されており、フィル
タモジュールと結合された支持円板を介して、駆動軸と結合されている。このよ
うに構成されていると、フィルタ装置によって同時にポンプ作用が生ぜしめられ
、ポンプ作用が濾過過程の間に、互いに間隔を置いたフィルタエレメント間にフ
ィルタ液の徹底的な貫流を引き起こし、同時に洗浄効果をもたらす。組み込まれ
たポンプ羽根車により、個別の原動力は必要なくなるため、費用は軽減される。
【0008】 本発明のさらに別の構成では、独立したモータに接続されたアキシャル羽根車
が、支承フランジの吸い込み開口に配置されている。これによって、フィルタ装
置の回転数に依存せずに、流体部材の回転数が制御され、ひいては、フィルタ面
でのフィルタ液の流れ速度が調整される。
【0009】 本発明の別の構成によれば、支持フランジの吸い込み開口を通して流れ通路が
挿入され、支持軸受けに固定されており、さらに流れ通路は、一方では、吸い込
み開口を通して容器に接続され、かつ他方では、スリット状の開口を通して中空
室に接続している。これにより、フィルタエレメント間にさらに速い流れ速度が
得られ、浄化効果が一層徹底される。
【0010】 最後のさらに別の構成によると、流れ通路の吸い込み開口は管路に接続されて
おり、管路の吸い込み開口はフィルタ装置の下方において容器で開口し、管路に
は液体ポンプが組み込まれている。
【0011】 図面 次に図面を参照しながら本発明の1実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1は、ポンプ羽根車を備えたフィルタ装置の実施例を示す概略図、 図2は、独立して駆動されるアキシャル羽根車を備えたフィルタ装置の実施図
、 図3は、組み込まれた流れ通路と流体部材とを備えたフィルタ装置の実施図、 図4は、流れ通路及び組み込まれたポンプを備えたフィルタ装置の実施図、 図5は、図3のI−I線に沿った断面図である。
【0013】 実施例の説明 フィルタ装置1は、濾過されるフィルタ液を含んだ容器2内に回転可能に収容
されている。図示の実施例では、複数のフィルタモジュール3が円形状に配置さ
れている。フィルタモジュール3は、有利には互いに4〜8mmまでの間隔をおい
た個々のフィルタエレメント4から構成されている。フィルタエレメント4は図
示されていない、公知のフィルタ円板から成っており、これらのフィルタ円板を
介して濾液が導出され、このフィルタ円板の両側にはフィルタが装備されている
。フィルタエレメント4の間の間隔はスペーサ円板5によって形成されている。
フィルタモジュール3は、一方ではスペーサ円板5により、かつ他方では支承フ
ランジ7によって区切られており、ロッド8とナット9とを用いて固定されてい
る。支持円板6は駆動軸10と固く結合されており、軸受け11で回転可能に支
持されている。支承フランジ7は吸い込み開口12を有しており、軸受け13に
案内されている。吸い込み開口12を介して、フィルタモジュール3によって形
成された中空室14がフィルタ液を含む容器2に接続されている。中空室14に
は、ポンプ羽根車15として形成された流体部材が配置されており、この流体部
材は支持円板6を介して駆動軸10に結合されている。個々のフィルタエレメン
ト4は排出導管16に接続されており、これらの排出導管16は支持円板6に固
定された管路17に接続され、端面側で管路18に開口している。これらの管路
18は、支持円板6の端面でフィルタモジュール3の数に応じて放射状に延びて
いて、駆動軸10に固定されている。管路18は接続管路19を介して、駆動軸
10に配置された滑りリング20に接続されており、この滑りリング20には、
真空ポンプ22に通じるさらに別の管路21が接続している。駆動軸10を介し
て、フィルタ装置1はチェーン伝動装置23と結合されている(図1)。
【0014】 図2に示された別の実施例では、支承フランジ7の吸い込み開口12に、モー
タ25を介して独立して駆動されるアキシャル羽根車24が配置されている。
【0015】 図3に示されたさらに別の実施例では、吸い込み開口12に、吸い込み開口2
7を備えた流れ通路26が挿入されており、この流れ通路26は支持軸受け28
に固定されている。中空室14は、スリット状の開口29を介して吸い込み開口
27に接続されている。流れ通路26を介して、ポンプ羽根車15及びモーター
駆動式のアキシャル羽根車24が運転可能である。図4に示された実施例では、
流れ通路26は管路30を介してポンプ31に接続しており、吸い込み開口32
によって、容器2の下部領域において開口している。
【0016】 作用形式は次の通りである: フィルタ装置1の回転運動中に、真空ポンプ22を介して濾液が容器2から吸
い込まれ、この濾液はフィルタエレメント4のフィルタを介して進入し、排出導
管16、通路条片17、管路18、接続通路19、滑りリング20、及び管路2
1を介して導出される。供給部33を介して、フィルタ液は容器2内に一定量に
保たれる。設けられている流体部材によって、吸い込み開口12,27,32を
介して、フィルタ液内にはある一定の流れが、互いに間隔をおいたフィルタエレ
メント間で生ぜしめられることより、フィルタ吸引によって引き寄せられた固体
がフィルタに固着したままになることはなく、液流によって恒常的に引き離され
連行されるようになっている。これにより、全濾過過程の間、磨耗の影響を受け
ることなく、自動的で恒常的な洗浄効果が得られる。本発明によるフィルタ装置
では、従来のこの種のフィルタ装置に対して比較的投資費用が少ない上、エネル
ギー消費も明らかに低下し、フィルタ装置の効率は上がる。逆洗浄と、清澄水を
用いた徹底浄化が回避されることにより、フィルタ性能は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポンプ羽根車を備えたフィルタ装置の実施例を示す概略図である。
【図2】 独立して駆動されるアキシャル羽根車を備えたフィルタ装置の実施図である。
【図3】 組み込まれた流れ通路と流体部材とを備えたフィルタ装置の実施図である。
【図4】 流れ通路及び組み込まれたポンプを備えたフィルタ装置の実施図である。
【図5】 図3のI−I線に沿った断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月25日(2002.5.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 ドイツ連邦共和国特許19537578号明細書により公知な構成では、フィ
ルタに付着した、濾過を阻む被覆層を取り除くために、逆洗浄装置が備えられて
いる。逆洗浄装置は、フィルタ円板の両側のフィルタに当接し、放射状に外側か
ら内側へ延びる複数の吸い込みビームから構成されている。個々の吸い込みビー
ムは降下管(Fallrohr)に接続されており、さらなる管路系を介して吸
引ポンプに接続されている。下降管に組み込まれたスライダを開くことにより、
浄化された液体はフィルタ円板の内室から吸い込みビーム内に押し込まれ、固着
した固体被覆層からフィルタ面を解放する。クリーニングが不十分な場合、接続
された吸引ポンプを介して、逆洗浄作用がさらに強まることがある。このような
クリーニング過程では、吸い込みビームがフィルタに機械的磨耗を引き起こし、
従ってフィルタの耐用寿命を減じることになる。逆洗浄装置に加えて、さらに、
フィルタを徹底クリーニングするための装置が備えられている。この装置は、垂
直に中空軸まで延びた一連の噴射管から構成されており、噴射管のスプレノズル
には、高圧ポンプによって、既に浄化された液体が供給されるようになっている
。ここでの欠点は、フィルタのクリーニングのために使用された浄化液は、増加
することによって固体とともに再び容器に逆流してしまい、濾過過程に新たにさ
らされることとなり、フィルタ性能の低下につながることである。逆洗浄及び徹
底クリーニングの装置にかかる、機械的及び操作技術的な費用は安価ではない。
非連続的なクリーニングでは、クリーニング期の合間の濾過過程の間に、残留し
た固体から成る新たな被覆層がフィルタに繰り返し形成され、この被覆層が濾過
過程の効率にネガティブな影響を及ぼすことになる。 さらに、ヨーロッパ特許公開第0.289.674号明細書により、遠心力の
原理に従って作動するフィルタ装置が公知である。このために、閉鎖された容器
内には、中空軸が垂直方向に回転可能に配置されており、中空軸には互いに間隔
をおいて並んだフィルタエレメントが固定されている。中空軸は、容器の下方に
は液体を供給するための注入弁を、及び容器の上方には逆洗浄剤を供給するため
の注入弁を有している。まず、逆洗浄のための注入弁が閉鎖してる状態で、フィ
ルタ液が下部の注入弁を介して中空軸に導入される。回転中に生じた遠心力によ
って、フィルタ液は中空軸の孔を通って進入し、隣り合うフィルタエレメントの
間に達する。遠心力がフィルタ円板に外圧をもたらすと、濾液はフィルタ円板の
内室に進入し、管路を介して円板の外縁部に導出されてから閉鎖された容器の上
部にある槽に受け入れられ、そこから流出する。濾過過程の間、ここでもまたフ
ィルタ面には、濾過時間の経過に連れて濾過を妨げて濾過を阻止する被覆層が形
成される。それ故、規則的な逆洗浄が不可欠となる。フィルタ液の供給は逆洗浄
の間中断され、逆洗浄のための注入弁を介して、高圧下で逆洗浄媒体が中空軸に
導入される。逆洗浄媒体は、清澄な濾過液、空気あるいはガスから成り、中空軸
の孔を介して隣り合うフィルタ円板の間に流出され、ひいては、フィルタ面の濾
過を阻止する被覆層が除去される。逆洗浄は比較的高い技術費用に結び付く。し
かも濾過過程の効率は悪化する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 本発明によれば、課題は次のように解決される。フィルタモジュールが、一方
では支持円板によって閉鎖され、かつ他方では吸い込み開口を介して容器に接続
されている中空室を中央に形成しており、中空室が次のように流体部材と作用結
合されている。つまり、未浄化の液体内の吸い込み開口を介して、互いに間隔を
おいたフィルタエレメントの間に流れが生ぜしめられ、この流れがフィルタエレ
メントに固体が付着するのを防止する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】 最後のさらに別の構成によると、支承フランジの吸い込み開口を通して流れ通
路は挿入され、支持軸受けに固定されており、さらに流れ通路は吸い込み開口を
通って管路に接続し、管路の吸い込み開口はフィルタ装置の下方において容器で
開口し、管路内には液体ポンプが組み込まれている。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚染された液体、特に廃水を浄化するためのフィルタ装置(
    1)であって、互いに間隔をおいた複数のフィルタエレメント(4)から成って
    おり、該フィルタエレメント(4)がフィルタモジュール(3)を形成し、円形
    状又は多角形状に、未浄化の液体を含んだ容器(2)内に回転可能に配置されて
    いる形式のものにおいて、 円形状または多角形状に配置されたフィルタモジュール(3)が中空室(14
    )を形成しており、該中空室(14)は、一方では吸い込み開口(12)を介し
    て容器(2)に接続され、かつ他方では支持円板(6)によって閉鎖されていて
    、さらに中空室(14)は流体部材と作用結合されていることを特徴とする、汚
    染された液体を浄化するためのフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 フィルタモジュール(3)がロッド(8)に並んで配置され
    ており、一方では、支持円板(6)と固く結合された駆動軸(10)を介して軸
    受け(11)で支持され、かつ他方では、吸い込み開口(12)を有する支承フ
    ランジ(7)を介して軸受け(13)で支持されている、請求項1記載のフィル
    タ装置。
  3. 【請求項3】 流体部材が、ポンプ羽根車(15)として形成されており、
    フィルタモジュール(3)に結合された支持円板(6)を介して、駆動軸(10
    )と結合されている、請求項1又は2記載のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 支承フランジ(7)の吸い込み開口(12)に、独立したモ
    ータ(25)に接続されたアキシャル羽根車(24)が配置されている、請求項
    1又は2記載のフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 支持フランジ(7)の吸い込み開口(12)を通して流れ通
    路(26)が挿入され、支持軸受け(28)に固定されており、流れ通路(26
    )が、一方では、吸い込み開口(27)を通して容器(2)に接続し、他方では
    、スリット状の開口(29)を通して中空室(14)に接続している、請求項1
    から4までのいずれか一項記載のフィルタ装置。
  6. 【請求項6】 流れ通路(26)の吸い込み開口(27)が管路(30)に
    接続されており、この管路(30)の吸い込み開口(32)が、フィルタ装置(
    1)の下方において容器(2)で開口し、管路(30)内には液体ポンプ(31
    )が組み込まれている、請求項5記載のフィルタ装置。
JP2001578062A 2000-04-20 2001-04-19 汚染された液体を浄化するためのフィルタ装置 Pending JP2003530998A (ja)

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EP (1) EP1149619B1 (ja)
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CN (1) CN1191106C (ja)
AT (1) ATE231408T1 (ja)
CA (1) CA2421115A1 (ja)
DE (1) DE50001136D1 (ja)
DK (1) DK1149619T3 (ja)
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