JP2003526573A - 穴をカバーするためのダンピングフィルム - Google Patents

穴をカバーするためのダンピングフィルム

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JP2003526573A
JP2003526573A JP2001566958A JP2001566958A JP2003526573A JP 2003526573 A JP2003526573 A JP 2003526573A JP 2001566958 A JP2001566958 A JP 2001566958A JP 2001566958 A JP2001566958 A JP 2001566958A JP 2003526573 A JP2003526573 A JP 2003526573A
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damping
reinforcing layer
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floor panel
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JP2001566958A
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ピエール デエスディン
フローラート デシャンプス
Original Assignee
リーター オートモーティブ （インターナショナル） アーゲー
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/30—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium with solid or semi-solid material, e.g. pasty masses, as damping medium
    • F16F9/306—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium with solid or semi-solid material, e.g. pasty masses, as damping medium of the constrained layer type, i.e. comprising one or more constrained viscoelastic layers
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20—Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2063—Floor elements for repairs

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、自動車のフロアーパネル（１）に用いるダンピングフィルムに関する。本発明のダンピングフィルム（４）は、穴領域（６）あるいは所定の振動領域（６ａ）に、部分的に補強層（５）が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、自動車の床の穴（holes）をカバー（被覆または閉塞）するための
ダンピングフィルム（制動フィルム）に関する。
【０００２】 自動車のフロアーパネルは異なった機械的な要求を満たすために様々な方法で
形成されている。特に、これらのフロアーパネルは補強用のビーディングあるい
は、とりわけ他の車体部品を取り付ける役割を担う凹みを有している。このよう
なビーディングは、通常、特にねじなどの取付手段を挿入することができる穴を
有している。さらに、自動車のフロアーパネルは、通常、経済的な理由から、様
々な車種に使用できるように設計されている。したがって、備え付けられたフロ
アーパネル中のすべての穴（apertures, holes）が、意図された目的のために実
際に使用されるとは限らないことは明らかである。したがって、これらの穴はあ
とで塞ぐ必要がある。
【０００３】 このようなフロアーパネル中の未使用の穴を塞ぐためのエレメントは専門家の
間ではよく知られており、プラスチックおよび／またはゴムでできたシーリング
プラグとして設計されている。例えば、これらのシーリングプラグは接着剤によ
ってフロアーパネルに水密的に取り付けられる。
【０００４】 穴を覆って接着するフィルム状のカバーも知られている。これらのフィルムは
穴領域で激しくたわむ傾向にある。このため、フィルムは、例えばボール紙、紙
、アルミニウムなどの補強層で完全に被覆されているということが知られている
。しかしながら、これらの補強されたフィルムを取り付けるのは困難であり、特
にビーディングの領域、特に穿孔された樋形の（perforated,trough-shaped）ビ
ーディングの領域に密着させるのは困難である。
【０００５】 これらの穴にカバーを行うには、別の製造工程が必要である。とりわけ、適切
なシーリングプラグを選択して、様々に形成されたフロアーパネルの開口部に挿
入するか、あるいは、異なった大きさのフィルム片を穴の上に位置決めしなけれ
ばならない。これらはともに、多くの時間を必要とし、かつ困難な作業である。
【０００６】 したがって、本発明の目的は、簡単に取り付け、あるいは供給でき、従来の穴
カバーの欠点を有していない穴カバーを提供することである。特に、本発明の目
的は、穿孔された樋形のビーディングに使用するのに適し、より大きな口径の穴
領域でも著しくたわむことのない穴カバーを提供することである。
【０００７】 この目的は、本発明によれば、請求項１の特徴を有したダンピングフィルム、
特に、選択された領域に補強層が部分的に備えられたダンピングフィルムによっ
て達成される。第１の適用例では、選択された領域は、フロアーパネルの穴の上
、特に、穿孔された樋形のビーディングの上に位置している。これは、比較的柔
軟なダンピングフィルムが穴の部分でたわむのを補強層によって防いでいること
を意味している。そうでなければ、車内に不要な窪みが生じることになる。この
補強層は、ダンピングフィルムのどちらか一方の面あるいは両面に取り付けるこ
とができる。他の適用例では、補強される領域はフロアーパネルの振動領域の上
である。専門家の間では、大きな二次元のあるいは平面の表面エレメント（two-
dimensional or planar surface elements）が振動すると、いわゆる波節ライン
（nodal lines）間に異なる振動領域が発生することが知られている。これらの
平面のエレメントでは、これらの波節ラインの領域で振動が最小になる。しかし
、これらのエレメントは、振動領域において望ましくない波腹が生じる原因とな
る。本発明によって、これらの振動領域においてダンピングフィルムの量を実質
的に増加させることなく、これらの振動領域における振動をさらに減衰させるこ
とができる。
【０００８】 このように、本発明は、穴をカバーする困難な作業工程を単純化あるいは省略
することを可能にするだけでなく、同時に、ダンピングフィルムの制動性能に対
して局部的に影響を与え、これを制御することができる。
【０００９】 本発明の詳細について、好適な実施形態を挙げ、図面を参照して説明する。 図１は、取付け状態での本発明にかかるダンピングフィルムの好適な実施形態
を示す概略断面図である。 図２は、取付け状態での本発明にかかるダンピングフィルムのより好適な実施
形態を示す概略断面図である。
【００１０】 図１は、穿孔された樋形のビーディング２が形成されたフロアーパネル１を示
しており、この穿孔された樋形のビーディング２は中央に穴３を有している。本
発明のダンピングフィルム４は、このフロアーパネル上に配置されている。この
ダンピングフィルムは、少なくとも穿孔された樋形のビーディング２の領域６に
、さらに補強層５を備えている。この補強層５は、紙、ボール紙、プラスチック
、フェルト、アルミニウムなどからなり、連続層の形態、あるいはメッシュ型構
造とすることができる。この補強層５は、積層、カレンダー加工および／または
糊付け加工などにより取り付けることができる。これは、広げられたダンピング
フィルム４がビーディングの形および位置にしっかりと適合させることができる
ので、結果として、音響減衰機能が向上する。他方では、補強層５は、ダンピン
グフィルムが中央の穴３の領域でたわむのを防止している。さらに、より局部的
に補強層５ａを的確に適用することによって、ダンピングフィルム４の制動性能
に好ましい影響を与え、制動性能を調節することができる。特に、波腹の進展ま
たは振動が予想される領域６ａの振動を特に減衰させることができる。このよう
に、本発明のダンピングフィルムは同時に多くの機能を発揮する。
【００１１】 図２は、取付け状態での本発明にかかるダンピングフィルム４の他の実施形態
を示している。この連続ダンピングフィルム４も、フロアーパネル１の表面に適
用され、その外形、特に、例えば穿孔された樋形のビーディング２のような著し
く変形した領域に合わせて調節する。本発明によれば、このダンピングフィルム
４は穿孔された樋形のビーディング２の領域６に補強層５が備えられ、この補強
層５は中央の穴３に柔軟なダンピングフィルム４がたわむのを防いでいる。さら
に、この補強層５は、この穴の領域において機械的な損傷からダンピングフィル
ム４を保護している。適切なダンピング用の薄片（foils）は専門家によく知ら
れている。特に、商品名「ＩＦＦ」で知られているダンピング用の薄片を使用す
るのが好ましい。部分的な補強層５，５ａは、ダンピングフィルム４の両側に適
用することができ、また、専門家が適切な方法によりこれらを配置し所定の寸法
に合わせるようにしてもよい。
【００１２】 本発明のダンピングフィルムの利点は直ちに専門家に明らかである。特に、フ
ロアーパネルの穴の面倒なシーリングは、簡単で連続的な本発明のダンピングフ
ィルムの貼付によって代用できる。さらに、本発明のダンピングフィルムは、専
門家がダンピングフィルムの制動性能を調節するのを可能にする。また、部分的
な補強層５，５ａの適用は、中央の穴３においてこのフィルムがたわむことなく
、このダンピングフィルムによるフロアーパネルの穴の良好なシール、特に防水
シールを可能にする。これらの補強層５，５ａは、ダンピングフィルム中におけ
るより大きな機械的応力が加わることが予想される領域においても適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 取付け状態での本発明にかかるダンピングフィルムの好適な実施形態を示す概
略断面図である。
【図２】 取付け状態での本発明にかかるダンピングフィルムのより好適な実施形態を示
す概略断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１４年４月２２日（２００２．４．２２）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項２】 前記補強層が、フロアーパネルに面する側のダンピングフィルム面に設けられ
ている請求項１記載のダンピングフィルム。
【請求項３】 前記補強層が、フロアーパネルに面する側とは反対側のダンピングフィルム面
に設けられている請求項１記載のダンピングフィルム。
【請求項４】 前記補強層が紙、ボール紙、プラスチック、フェルト、アルミニウムなどから
なる請求項１〜３のいずれかに記載のダンピングフィルム。
【請求項５】 前記補強層は、積層、カレンダー加工または糊付け加工により設けられている
請求項１〜４のいずれかに記載のダンピングフィルム。
【請求項６】 前記補強層は、連続構造またはメッシュ型構造を有する請求項１〜５のいずれ
かに記載のダンピングフィルム。
【請求項７】 前記所定の領域（６ａ）が振動領域である請求項１〜６のいずれかに記載のダ ンピングフィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デシャンプス フローラート フランス国 76700 アルフルール アン パース ピエール セマルド ９ Ｆターム(参考） 3D003 AA04 AA06 AA07 BB01 CA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 所定の領域（６，６ａ）、すなわち部分的にダンピングフィルム（４）の補強
    層（５）が設けられていることを特徴とする、自動車のフロアーパネル（１）に
    用いるダンピングフィルム。
  2. 【請求項２】 前記所定の領域（６ａ）が穴領域である請求項１記載のダンピングフィルム。
  3. 【請求項３】 前記所定の領域（６ａ）が振動領域である請求項１記載のダンピングフィルム
    。
  4. 【請求項４】 前記補強層が、フロアーパネルに面する側のダンピングフィルム面に設けられ
    ている請求項１〜３のいずれかに記載のダンピングフィルム。
  5. 【請求項５】 前記補強層が、フロアーパネルに面する側とは反対側のダンピングフィルム面
    に設けられている請求項１〜３のいずれかに記載のダンピングフィルム。
  6. 【請求項６】 前記補強層が紙、ボール紙、プラスチック、フェルト、アルミニウムなどから
    なる請求項１〜５のいずれかに記載のダンピングフィルム。
  7. 【請求項７】 前記補強層は、積層、カレンダー加工または糊付け加工により設けられている
    請求項１〜６のいずれかに記載のダンピングフィルム。
  8. 【請求項８】 前記補強層は、連続構造またはメッシュ型構造を有する請求項１〜７のいずれ
    かに記載のダンピングフィルム。
JP2001566958A 2000-03-17 2001-03-16 穴をカバーするためのダンピングフィルム Pending JP2003526573A (ja)

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