JP2003525539A - 無線通信システムにおいて効率のよいオフライン探索を経由して迅速なページング・チャンネル復調を容易にする有効なシステム及び方法 - Google Patents

無線通信システムにおいて効率のよいオフライン探索を経由して迅速なページング・チャンネル復調を容易にする有効なシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 一次ページング・チャンネル及び迅速なページング・チャンネルを支援する無線通信システム(10)と使用するのに適応する迅速なページング・チャンネルの検出及び首尾よい復号化を容易にするシステム。システムは受信信号に基づいて迅速なページング・チャンネルに関連するパイロット信号を検出する第一の機構(46、48、50)を含み、第一の長さ(N)の同期的積算器(104、106)及び第二の長さ(M)の積算器(114)を含む。第二の機構はパイロット信号、及び迅速なページング・チャンネルに関連する迅速なページング・チャンネル信号に基づいて受信器動作特性を決定する。第三の機構は受信器動作特性に基づいて第一の長さ及び第二の長さを最適化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 I.発明の分野 本発明は無線通信システムに関する。特に、本発明は無線通信システムにおい
てオフライン処理を容易にするために用いられる迅速なページング・チャンネル
を復調するシステム及び方法に関する。 II.関連技術の説明 無線通信システムは探索及び救助からインターネット応用に及ぶ種々の要求の
きびしい応用に使用される。このような応用は信頼性があり、費用効果が大きく
、場所効率のよい通信システム及び付随する無線電話を必要とする。
【0002】 符号分割多元接続(CDMA)通信システムといった、セルラ遠距離通信シス
テムは、一またはそれ以上の基地局送受信サブシステム(Base Stati
on Transceiver Subsystems:BTS's)と通信す
る複数の移動局(例えば、セルラ電話、移動ユニット、無線電話、または移動電
話)によりしばしば特徴付けられる。移動局により送信された信号はBTSによ
り受信され、基地局制御装置(Base Station Controlle
r:BSC)を有する移動交換センター(Mobile Switching
Center:MSC)に多くの場合中継される。そしてMSCはその信号を公
衆交換電話網(Public Switched Telephone Net
work:PSTN)または別の無線電話に発送する。同様に、信号は基地局ま
たはBTS及びMSCを経由してPTSNから無線電話に送信することができる
【0003】 無線通信網は無線電話とBTS間の通信を容易にするために、IS−95セル
ラ電話規格に開示されているように、ページング・チャンネル及びトラフィック
・チャンネルを大抵は用いる。ページング・メッセージは呼出到来を指示する関
連の無線電話に対してページング・チャンネル上でBTSにより送信される。無
線電話がページング・メッセージを検出すると、トラフィック・チャンネルを確
立するため無線電話及び関連するBTSの間で一連のサービス交渉メッセージが
続いて送信される。一般的にトラフィック・チャンネルは音声及びデータ・トラ
フィックに対応する。
【0004】 通常、無線電話は呼出到来を示すページについてページング・チャンネルを連
続的に監視する。ページが送られたかどうかを判定するため無線電話内の信号処
理回路がページング・チャンネルを復調している間、無線電話の受信器は電源が
入りぱなしである。具合の悪いことに、受信器は電話の電池寿命を非常に制約す
る余計な電力を消費する。
【0005】 電話の電池寿命および関連する待機時間を延長するため、無線電話の電力消費
を最小にするシステムが無線電話及び/または関連する網においてしばしば使用
されている。待機時間を改善するため、幾つかの新しい無線電話はスロット・モ
ードで動作する。スロット・モードでは、無線電話の受信器はIS−95遠距離
通信規格にしたがって確立された所定のページング・スロットにしたがって周期
的に作動される。関連するBTSはページング・スロット期間にページを送信す
る。無線電話の待機時間は周期的に電話受信器をパワーアップし、以前行われた
ように一次ページング・チャンネルを連続的に復調するのではなくそのページン
グ・チャンネルを復調することにより延長される。
【0006】 生憎のことに、ページング・チャンネル・メッセージは多くの場合長くて、長
い処理を必要とし、電話の消費電力を増加させ、電池寿命及び関連の待機時間を
減少させる。さらに、このようなシステム及び関連するページング・チャンネル
の設計は呼出到来を検出するため長いページング・チャンネル・メッセージの冗
長な処理を必要とする。このことはさらに電話の電池寿命を短くする。
【0007】 電話待機時間のさらなる増加はIS−95遠距離通信規格にオフライン処理と
して知られる比較的新しいものを付加することにより達成される。オフライン処
理を使用する無線通信網において、一対の迅速なページング・チャンネル(QP
CH)符号が周期的に無線電話に送信される。迅速なページング・チャンネル符
号、例えば、クイック・ページは出現トラフィック・チャンネル(F−CCCH
)上で確立されるべき呼出到来の有無を指示する。QPCH符号は9600ビッ
ト/秒(bps)または4800bpsで一対として到来する。QPCHが関連
するBTSから送信される時間スロットは無線電話で検出され、対応する時間ス
ロットで受信器を周期的にパワーアップする。
【0008】 オフライン処理を使用する無線電話において、無線電話はQPCHをパワーア
ップし、標本化し、それから直ちに受信器をパワーダウンし、オフラインで(受
信器がオフのとき)QPCH標本を処理する。続くQPCH標本または標本たち
の解析は無線電話が受信器をパワーアップし、呼出到来に関連する入来ページを
受信するためにページング・チャンネルを復調すべきかどうかを指示する。QP
CHの使用は受信器の作動時間及び完全なページング・チャンネル復調の段階を
最小にすることを促進し、無線電話の電力消費の低減及び関連する電話の電池寿
命の延長を可能にする。生憎なことに、QPCHを復調するために必要なパイロ
ット信号及び関連するマルチパス(多経路)信号成分を検出する既存のシステム
及び方法は多くの場合大きくて、費用がかかり、過剰電力を消費し、一般に効率
が悪い。
【0009】 それ故、当技術においてQPCHを復調するために必要なパイロット信号及び
関連するマルチパス(多経路)信号成分を検出する有効なシステム及び方法につ
いての必要性がある。必要なハードウェアを最小にするための適当な探索パラメ
ータを選択する方法がさらに必要である。最小電力を消費してQPCHチャンネ
ルを効率よく復調することができる場所効率のよいシステムに対する必要がさら
にある。
【0010】 発明の概要 当技術における必要性は本発明の迅速なページング・チャンネル(QPCH)
の容易な検出及び首尾よい復号のシステムにより決められる。典型的な実施例に
おいて、本発明のシステムは一次ページング・チャンネル及び迅速なページング
・チャンネルを支援する無線通信システムとともに使用するのに適応する。シス
テムは受信信号に基づいて迅速なページング・チャンネルに関連するパイロット
信号を検出する第一の機構を含む。第一の機構は第一の長さの同期的積算器及び
第二の長さの非同期的積算器を含む。第二の機構はパイロット信号に基づきシス
テムの受信器動作特性を決定する。第三の機構はその動作特性に基づき第一の長
さ及び第二の長さを最適化する。
【0011】 特定の実施例において、第一の機構は受信信号を受信し、それに対応してディ
ジタル受信信号を標本ランダム・アクセス・メモリに供給するCDMA受信回路
(chain)を含む。標本ランダム・アクセス・メモリはディジタル受信信号
を所定の時間スロットで標本化し、それに対応して標本化受信信号を供給する機
構を含む。補間器は標本化受信信号の情報率(rate)を調整し、それに対応
して情報率−調整信号を供給する。第一の機構は第一の同期的積算器、第二の同
期的積算器、及び非同期的積算器を含む探索器を含む。探索器は情報率−調整信
号を疑似雑音候補符号と相関させ、それに対応して相関結果を供給する複合逆拡
散器/相関器をさらに含む。第一の積算器及び第二の積算器は第一の長さに対応
する所定数のチップ上で相関結果を積算し、それに対応して第一及び第二の積算
値をそれぞれ供給する。探索器は第一及び第二の積算値を二乗し、それに対応し
て第一及び第二の平方値をそれぞれ供給する機構をさらに含む。探索器は第一及
び第二の平方値を加算し、それに対応して和を供給する機構をさらに含む。非同
期的積算器は所定数の値にわたって和を積算し、それに対応してパイロット信号
の評価値(estimate)及び評価値たち(estimates)を出力す
る。この所定数は第二の長さに対応する。
【0012】 さらに特定の実施例において、第一の機構はパイロット評価値からのパイロッ
ト信号に関連するパイロット・エネルギを計算する機構をさらに含む。第二の機
構はパイロット評価値及びパイロット・エネルギに基づく受信器動作特性、及び
復調QPCHチャンネルを決定する機構を含む。第三の機構は、受信器動作特性
に基づき、第一の長さ及び第二の長さの最適値を計算し、それに対応して第一の
長さ及び第二の長さを選択的に調整する機構を含む。第一の長さは512で、第
二の長さは4より小さいか、または4に等しい。
【0013】 本発明の新規設計はパイロット信号に基づく受信器動作特性及びQPCHチャ
ンネルを供給する第二の機構により容易になる。受信器動作特性はそのうえ探索
器の積算長パラメータを最適化するため第三の機構により使用され、標本ランダ
ム・アクセス・メモリの必要な大きさ(サイズ)を大きく低減させる結果となる
【0014】 発明の説明 本発明は特定の応用についての典型的な実施例を参照してここに記述されるが
、本発明はそれに限定されないことを理解すべきである。本技術分野における通
常の技術及びここに提供された教示に対する手段を有する者は、その範囲内及び
本発明が非常に有用である特別な分野内でさらなる改良、応用及び実施例を認め
るであろう。
【0015】 図1は本発明が適応される典型的な無線通信システム10のブロック図である
。システム10は基地局制御装置(BSC)14を有する移動交換センター(M
SC)12を含む。公衆交換電話網(PSTN)16は電話線及び他の網及び通
信装置(図示してない)からMSC12へ及びMSC12から呼出を発送する。
MSC12はPSTN16から第一のBTS18及び第一のセル及び第二のセル
に関連する第二のBTS20へ及びから呼出を発送する。BTS's18及び2
0は多くの場合セル制御装置と呼ばれる。
【0016】 MSC12はBTS's18及び20の間で呼出を発送する。第一のBTS1
8は第一の通信回線28を経由して第一のセル内の第一の移動局26に呼出を指
令する。通信回線28は順方向回線30及び逆方向回線32を有する双方向回線
である。一般に、BTS18が移動局26と音声通信を確立したとき、回線28
はトラフィック・チャンネルとしての働きをする。図1ではただ二つのBTS'
s18及び20が示されているが、さらに多くのBTS'sまたはさらに少ない
BTS'sを本発明の範囲から逸脱することなく使用してもよい。
【0017】 移動局26が第一のセル22から第二のセル24に移動すると、移動局26は
第二のBTS20に受渡される。受渡しは一般に第一のセル22が第二のセル2
4に重なり合う重複領域36で起こる。ソフト受渡しにおいて、移動局26は起
点BTS18を持つ第一の通信回線28の他に標的BTS20と第二の通信回線
34を確立する。ソフト受渡しの間、第一の回線28及び第二の回線34の両者
は同時に保持される。移動局26が第二のセル24の中を横切った後、第一の通
信回線28を打ち切ることができる。ハード受渡しにおいては、通信回線34は
確立されない。移動局26が第一のセル22から第二のセル24に移動すると、
起点BTS18への回線28が打ち切られ、新しい回線が標的BTS20とで形
成される。
【0018】 図2は無線電話26、即ち本発明の教示にしたがって構築された、受信器動作
特性(ROC)計算回路42、標本ランダム・アクセス・メモリ58、及び独特
の探索器62を示す図1の移動局26のさらに詳細な図である。明確にするため
、中間周波数対ベースバンド変換器、ミキサ、ダウンコンバータ、発振器、タイ
マ、電源、及び増幅器といった種々の部品が図2から省略されているが、当業者
は別の必要部品を何処に如何に実施するか知るであろう。
【0019】 移動局26はデュプレクサ(送受切替器)48に接続されるアンテナ46を有
するトランシーバ(送受信機)44を含む。デュプレクサ48はCDMA受信回
路50の入力とCDMA送信回路52に接続される。ベースバンド・プロセッサ
54はCDMAトランシーバ44に接続され、制御器56、標本ランダム・アク
セス・メモリ(RAM)58、補間器60、探索器62、受信エネルギ評価器6
4、逆拡散器/逆被包回路66、パイロット評価器(フィルタ)68、パイロッ
ト・エネルギ計算回路70、復調器72、ROC計算回路42、復号器74、及
び符号器76を含む。
【0020】 制御器56はCDMA送信回路(送信器)52及びCDMA受信回路(受信器
)50に制御入力を供給するバス78に接続される。CDMA受信回路50の出
力はベースバンド・プロセッサ54の標本RAM58に入力されるディジタル受
信信号である。標本RAM58の出力は補間器60に入力される。補間器60の
出力は探索器62及び逆拡散器/逆被包回路66の入力に接続される。探索器6
2の出力は候補パイロット信号のピーク、k個のパイロット・マルチパス信号成
分の一つのピークを表す。候補パイロット・ピークは制御器56に入力される。
【0021】 パイロット評価器68の出力は同位相(Ipilot)及び直交位相(Qpilot)信
号成分を有する濾過パイロット信号評価値を表し、それはパイロット・エネルギ
計算回路70及び復調器72に入力される。パイロット・エネルギ計算回路70
の出力は制御器56の入力に接続される。
【0022】 逆拡散器/逆被包回路66のパイロット・チャンネル、一次ページング・チャ
ンネル、トラフィック・チャンネル、及びQPCHチャンネル出力は復調器72
に入力される。復調器72のQPCHドット積及び/またはクロス積は復調QP
CHを表し、制御器56に入力され、この制御器56は一次ページング・チャン
ネル上の完全なページが直ちに出現するかどうか判別するため復調QPCHを解
析するQPCH結合及び検出回路またはソフトウェア(示してない)を含む。ト
ラフィック及び一次ページング・チャンネル出力は、スケーリング回路及び逆イ
ンタリーブ回路(IS−95規格を参照のこと)といったサブシステム(示して
ない)を通してさらに処理を行った後ヴィタビ復号器74に入力される。復号器
74の出力は制御器56の入力に接続される。制御器56の入力出力はROC計
算回路42の入力に接続され、その出力は標本RAM58の入力と探索器62の
入力に接続される。
【0023】 作動中、アンテナ46から受信されたCDMA信号はデュプレクサ48を経由
してCDMA受信回路50に導かれる。CDMA受信回路50は受信高周波信号
(Rx)を中間周波信号に混合する高周波対中間周波変換回路(示してない)を
含む。別の周波数変換回路(示してない)は中間周波信号をアナログ・ベースバ
ンド信号に混合し、それはアナログ対ディジタル変換器(示してない)を経由し
てディジタル・ベースバンド信号に変換される。ディジタル・ベースバンド信号
は同位相(I)、直交位相(Q)、及び雑音信号成分を含む。
【0024】 同様に、CDMA送信回路52はアンテナ46からの送信に備えて符号器76
から出力されるディジタル入力信号(I及びQ信号成分を有する)をアナログ高
周波信号に変換する周波数変換回路(示してない)を含む。
【0025】 ベースバンド・プロセッサ54内の標本RAM58は所定の時間スロットでC
DMA受信回路50から受信されたディジタル・ベースバンド信号を標本化する
。標本RAM58は以下に詳述するようにオフライン処理回路により使用するた
めバッファ(示してない)中に標本を保存する。標本RAM58が受信信号の標
本化を行う所定の時間スロットはIS−95遠距離通信規格にしたがって決定さ
れる。標本RAM58は移動局26がスロット化モードで作動していないとき本
発明の範囲から逸脱することなく選択的に回避してもよい。
【0026】 標本RAM58により取込まれた信号標本の長さは標本RAM58の大きさに
直接関係する。標本RAM58はオフライン処理を容易にする受信信号のQPC
Hから十分な情報を蒐集するため信号環境、即ち、受信信号を標本化する。以下
に詳述するように、本発明の独特な設計は標本RAM58の必要な大きさを最小
化するのに役立つ。
【0027】 標本RAM58の出力は補間器60に入力される。補間器60は標本RAM5
8からのディジタル信号出力をより高いディジタル周波数にアップコンバートす
る。この特定の実施例において、標本RAM58から出力されたディジタル信号
の情報率は受信ディジタル信号の情報率と同等で、それはチップ率の二倍である
。補間器60は標本RAM58から出力された信号の情報率をチップ率の八倍(
CHIP×8)に変換する。当業者は移動局26により使用されるディジタル信
号の情報率は応用に特化されており、特定の応用の要求に合わせるよう当業者に
より決定できることを理解するであろう。
【0028】 標本RAM58が受信信号を標本化すると、補間器60はアップコンバートさ
れた同位相及び直交位相成分を有するディジタル信号を探索器62及び逆拡散器
/逆被包回路66に供給する。探索器62は受信ディジタル信号を解析し、kマ
ルチパス信号成分についての候補パイロット信号のピークを制御器56に出力す
る。kは受信信号の検出されたマルチパス信号成分の数を表す変数である。
【0029】 以下でさらに詳述するように、十分なパイロット信号検出精度を保持しながら
標本RAM58の必要な大きさを最小にする新規な積算長を有するI−チャンネ
ル同期的積算器、Q−チャンネル同期的積算器、及び非同期的積算器を独特な探
索器62は含む。パイロット評価器68は逆拡散器/逆被包回路66から出力さ
れた逆被包雑音性パイロット信号(kマルチパス信号成分を有する)から雑音を
濾過(フィルタ)する有限インパルス応答フィルタ(FIR)または無限インパ
ルス応答フィルタ(IIR)として実施される。パイロット・フィルタ68の出
力はパイロット信号評価値(P)で、それはk番目のパイロット・マルチパス
信号成分に関連する同位相(Ipilotk)及び直交位相(Qpilotk)信号成分を含
む。Pは下記の式で記述される:
【数1】
【0030】 1または2といった追加の下付き記号は所定の信号成分が受信QPCH信号の
第一の符号または第二の符号にそれぞれ対応しているかどうかを特定するために
付加されている。例えば、P=(Ipilot1k、Qpilot1k)は第一のQPCH符
号に関連するk番目のマルチパス評価値を表している。パイロット信号がQPC
H符号と同時に受信され、標本RAMの同じ信号標本に供給されると、パイロッ
ト信号はQPCH符号に関連するか、または対応する。パイロット信号はあるC
DMA信号を同期的に検出するための専用標識(ビーコン)である。QPCH応
用において、好ましくはパイロット信号とQPCHの間のドット及び/またはク
ロス積はQPCH検出の目的のために使用される。
【0031】 パイロット信号評価値pは復調器72及びパイロット・エネルギ計算回路70
に供給される。パイロット・エネルギ計算回路70はパイロット信号評価値pを
二乗し、パイロット信号のエネルギ(Epilotk)の評価値を復調器72及び制御
器56に供給する。制御器56は下記の方程式:
【数2】
【0032】
【数3】
【0033】 に記述されるように、合計パイロット・エネルギEpilot1及びEpilot2を生成す
るために第一のQPCH符号に関連するkパイロット・エネルギ及び第二のQP
CH符号に関連するkパイロット・エネルギを合計する積算器(示してない)を
含む。但し、Epilot1kはQPCHスロットの第一のQPCH符号のk番目のマ
ルチパス信号成分に関連するエネルギで、Epilot2kはQPCHスロットの第二
のQPCH符号のk番目のマルチパス信号成分に関連するエネルギである。
【0034】 制御器56は復調器72から出力される復調QPCHチャンネルに基づいて偽
警報確率(PFA)及び検出確率(P)統計値を決定するためのソフトウェア
または回路を含む。所定の時間にアンテナ46に既知信号を送信することにより
、クイック・ページを偽検出する確率(PFA)及びクイック・ページを正確に
検出する確率(P)は制御器56を経由して容易に決定することができる。P FA 及びPを決定する他の方法は本発明の範囲から逸脱することなく使用する
ことができる。
【0035】 統計値PFA及びPは制御器56からROC計算回路42に供給される。以
下にさらに詳しく記述されるように、本発明の独特の方法により探索器の積算器
の最適な積算長(M及びN)、及び標本RAMの最適な大きさを決定するため、
ROC計算回路42はROC統計値PFA及びPを使用する。ROC計算回路
42は制御器56から出力されるPFA及びPデータから受信器動作特性を計
算する。受信器動作特性はQPCHのページを間違って復調する確率(PFA
がページを検出する確率(P)と共に如何に変わるかを特定する。
【0036】 ROC計算回路42は最適値が得られるまでN及びMを調整する。N及びMの
最適値はQPCHの偽警報の確率及び検出の確率を受入可能な限界内に保ちなが
ら標本RAMの必要な大きさを最小にする。受入可能な限界は一般に顧客の仕様
により決められる。例えば、顧客は呼出完了成功確率が98%でなければならな
いと特定するかもしれない。したがって、QPCHページの処理に対応して出現
一次ページを旨く検出及び復調し、それに対応して関連するトラフィック・チャ
ンネルを旨く確立する確率を乗算したQPCHの検出成功確率(P)は98%
以上でなければならない。偽警報の受入可能な確率は電話の電池寿命に対する影
響を参照して定められる。偽警報の受入可能な確率の正確な値は応用に特定され
る。
【0037】 N及びMの値は標本RAM58の必要な大きさに影響する。N及びMのより小
さな値はより小さな標本RAM58で済むことになる。他の回路により標本RA
M58の大きさに他の大きさ制限が課せられなければ、標本RAM58の大きさ
はM×Nである。特定の本実施例において、N及びMはそれぞれ512及び2ま
たは4で、それはそれぞれ512×2または512×4の標本RAM58の大き
さに対応する。当業者は標本RAM58の厳密な大きさは実施に特定され、本発
明の範囲から逸脱することなく2×128より異なってもよいことを理解するで
あろう。
【0038】 本発明によりN及びMが特定の用途について決定及び最小化された後で、RO
C計算回路42は取除くことができる。代わりに、ROC計算回路42は標本R
AM58の大きさ及び探索器62の積算長を動的に設定するために使用すること
ができる。
【0039】 当業者はROC計算回路42は省略でき、代わりに本発明の範囲から逸脱する
ことなく本発明の方法にしたがって探索器62の積算器について適当な積算長が
手動で(実験室で実験的に)決定できることを理解するであろう。
【0040】 特定の本実施例において、CDMA受信回路50により受信された信号の全エ
ネルギはCDMA受信回路50内部の自動利得制御(AGC)回路により所定の
値に定められる。このようなAGC回路は当技術分野では既知である。この所定
の値は受信信号の全エネルギ(Io)の評価値であり、制御器56において知る
ことができる。
【0041】 逆拡散器/逆被包回路66は補間器60から出力される受信信号からのパイロ
ット・チャンネル、データ・チャンネル、一次ページング・チャンネル、及びQ
PCHを、もしそれらが受信信号中に存在していれば、逆被包する疑似雑音逆拡
散器(示してない)、及びM次ウォルシュ逆被包回路(示してない)を含む。M
は特定の本実施例においては64である。逆被包チャンネルは復調器72に供給
される。
【0042】 復調器72は逆拡散器/逆被包回路66から受信されたQPCH信号とパイロ
ット評価器68から出力されたパイロット評価値pとの間のドット積及び/また
はクロス積を計算する。特定の本実施例において、QPCH信号はIS−95遠
距離通信規格にしたがって定義された第一の符号及び第二の符号を有するスロッ
トを含む。
【0043】 第一のQPCH符号(QPCH1)と対応するパイロット評価値pとのドッ
ト積(dot)は次の方程式:
【数4】
【0044】 に従って定義される。但し、kは受信信号の利用可能マルチパス成分の数である
;Ipilot1kはスロットの第一のQPCH符号のk番目のマルチパス成分に関連
するパイロット評価値の同位相成分である;IQPCH1kは第一のQPCH符号のk
番目のマルチパス成分の同位相成分である;Qpilot1kは第一のQPCH符号に
関連するパイロット評価値のk番目のマルチパス成分の直交位相成分である;Q QPCH1k はQPCH信号の第一のQPCH符号のk番目のマルチパス成分の直交位
相成分である。
【0045】 同様に、第二のQPCH符号(QPCH2)と対応するパイロット評価値p とのドット積(dot)は次の方程式:
【数5】
【0046】 に従って定義される。但し、個々の符号は方程式[4]について上に定義されて
いるものと同様であるが、スロットの第一のQPCH符号ではなくスロットの第
二のQPCH符号に関連する。
【0047】 オフライン処理の目的に使用される迅速なページング・チャンネルの別途詳細
が、本発明の譲請人に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、バトラー他に
より1997年5月30日出願され、「二重チャンネル・スロット化ページング
(DUAL CHANNEL SLOTTED PAGING)」(Atty.Docket No.D71
4PSA.7E30)と題する、同時係属の米国特許出願第08/865,65
0号に開示されている。さらに、QPCHの詳細は、本発明の譲請人に譲渡され
この中に引用文献として組込まれ、アグローワル他により1999年2月19日
出願され、「迅速なページング・チャンネルを使用して待機時間を最大にする方
法及び装置(A METHOD AND APPARATUS FOR MAXIMIZING STANDBY TIME USING A Q
UICK PAGING CHANNEL)」と題する、同時係属の米国特許出願第09/252,
846号に開示されている。
【0048】 復調器72は第一のQPCH符号に関連する第一のドット積(dot)、第
二のQPCH符号に関連する第二のドット積(dot)、及び/または第一及
び第二のQPCH符号にそれぞれ関連するクロス積cross及びcross を計算し、その結果を制御器56に供給する。クロス積cross及びcr
ossは次の方程式:
【数6】
【0049】
【数7】
【0050】 に従って定義される。但し、個々の符号は方程式[4]及び[5]について上に定義
されたものと同様である。
【0051】 復調器72がドット積、クロス積、またはドット積とクロス積の和を計算する
かどうかは応用に特定され、システム26の形態(モード)に依存する。例えば
、直交送信ダイバシチ(OTD)のない1多元−キャリア(1×MC)システム
(1×MC non OTD)においては、復調器72は方程式[4]から[7
]によりドット及びクロス積を計算し、制御器56にdot+cross
びdot+crossを出力する。3多元−キャリア(3×MC)システム
及びOTDをもつ1×MCシステムにおいては、復調器72は所定の応用の要求
によってドット積、クロス積、またはドット積とクロス積の和を出力する。本発
明の教示を参照して、適当な復調器出力は所定の応用の要求に合うように通常当
業者により決定することができる。
【0052】 制御器56に入力される復調器72の出力はスロットの第一のQPCH符号に
関連する出力についてのQP及びスロットの第二のQPCH符号に関連する出
力についてのQPで表される。いろいろなシステム形態についての復調器72
のいろいろな出力は次の表に要約される:
【表1】 代わりに、パイロット評価値及び第一及び第二のQPCH符号の別の組合せ機
能が、本発明の範囲から逸脱することなく、ドット及び/またはクロス積の他に
、または代わってQPCH結合器40に供給できる。
【0053】 復調器72は移動局26が呼出または他の型のトラフィック・チャンネルを処
理しつつあるとき、データ/トラフィック信号を、利用可能であれば、ヴィタビ
復号器74にまた供給することができる。復号器74は、音声または他の型のデ
ータを表すこともある、データ/トラフィック信号を復号し、復号信号を制御器
56に転送することができる。制御器56は復号信号をマイクロフォンまたは別
のソフトウェアまたはハードウェア機能(示してない)に導くため種々のハード
ウェア及び/またはソフトウェア・モジュール(示してない)を使用する。
【0054】 制御器56は、第一の決定パラメータ(CSI)及び第二の決定パラメータ(
D)を計算するため、第一及び第二のQPCH符号にそれぞれ関連するクイック
・ページング(QP)値QP及びQP、パイロット・エネルギ評価値Epilo t1 及びEpilot2、及び受信信号エネルギ評価値Io 1及びIo 2を使用するQPC
H結合器(示してない)を実施するための機能性を含む。第二の決定パラメータ
Dはまた復調符号と呼ばれる。第一の決定パラメータCSIはキャリア信号対干
渉比で、次の方程式:
【数8】
【0055】 で記述される。但し、CSIは[Epilot/Iocombinedと同等であり、それは
第一及び第二のQPCH符号について結合パイロット対干渉比である;Epilot1 は第一のQPCH符号と同時に受信されたパイロット信号の一部分のエネルギで
ある;Epilot2は第二のQPCH符号と同時に受信されたパイロット信号の一部
分のエネルギである;Io 1は、雑音及び干渉を含め、第一のQPCH符号と同
時に受信されたパイロット信号の全エネルギである;Io 2は、雑音及び干渉を
含め、第二のQPCH符号と同時に受信されたパイロット信号の全エネルギであ
る。特定の本実施例において、Io 1及びIo 2はCDMA受信回路50内のAG
C回路及び利得制御増幅器(GCA's)(示してない)により予め決められる
、しかしながら、Io 1及びIo 2は本発明の範囲から逸脱することなくエネルギ
評価器を介して評価または他の機構を介して決定できる。
【0056】 第二の決定パラメータDは次の方程式:
【数9】
【0057】 により記述される新規な決定基準量である。但し、QPは第1表で示されたd
ot、cross、またはdot+crossのいずれかである;QP は第1表で示されたdot、cross、またはdot+cross のいずれかである;そしてEpilot1及びEpilot2は上に記述されたものである。
【0058】 制御器56は全ての利用可能なマルチパス成分に対してパラメータCSI及び
Dを組合わせる。その結果(CSI及びD)はメモリ(示してない)に記憶でき
、移動局26が一次ページング・チャンネルを経由して送信された出現する完全
なページを受信及び処理するCDMA受信器50を続いてパワーアップすべきか
どうか決定するため選択的にアクセスすることができる。
【0059】 制御器56内のQPCH検出機能性は最初にCSIパラメータを抹消閾値Ter asure と比較する。CSI>Terasureであれば、抹消が知らされる。抹消が知ら
されると、受信信号が伝搬している信号環境が雑音または他の干渉で劣化するよ
うに抹消閾値Terasureが設定され、QPCHは一次ページング・チャンネル上
に出現するページ・メッセージの有無を正確に指示することができない。その結
果、出現する一次ページング・チャンネルは呼出の不要な欠落を防ぐよう処理さ
れる。
【0060】 CSI<Terasureであれば、CDMA受信器50は出現する一次ページング
・チャンネルを受信及び復調するためにIS−95規格に従って作動される。そ
れから制御器56はCDMA受信器50を作動させ、一次ページング・チャンネ
ルが受信されるべきスロットに対応する時間にバス78を経由して配送された制
御信号を介して標本RAM58をバイパス・モードにする。ヴィタビ復号器74
は各パケット内で符号化された信号情報を介して自動的に可動化され、復調器7
2から入力された一次ページング・チャンネルまたはトラフィック・チャンネル
を復号する。復号された一次ページング・チャンネルまたはトラフィック・チャ
ンネルは制御器56に供給される。
【0061】 移動局26が一次ページング・チャンネルを介して、完全なページ、即ち一次
ページを受信すると、ページは逆拡散器/逆被包回路66を経由して逆拡散され
、復調器72を介してマルチパス成分上で結合され、そして復号器74に供給さ
れるが、そこではページが復号され、構成ページ情報が制御器56に転送される
。制御器56内の当技術分野で既知のソフトウェア及び/またはハードウェア(
示してない)がページを解釈する。完全な情報が出現するトラフィック・チャン
ネルを指示すれば、制御器56は出現するトラフィック・チャンネルを処理する
移動局26を準備するため移動局26内の種々のモジュールに適当な制御コマン
ドを発行する。
【0062】 CSI>Terasureであれば、決定パラメータ(復調符号)Dはオン−オフ閾値
T1/0と比較される。D>T1/0であれば、制御器56はIS−95規格に従
って出現する一次ページング・チャンネルを処理する。それから制御器56は一
次ページング・チャンネルの受信及び関連するページの処理のための移動局26
を準備するため適当な手段を取る。
【0063】 D<T1/0であれば、制御器56は一次ページング・チャンネル上の完全なペ
ージが出現しないと仮定する。それから制御器56はトランシーバ部44をパワ
ーダウンし、IS−95遠距離通信規格に従って移動局26を休止状態にする。
【0064】 QPCHはオン−オフ・キーイング(OOK)変調され、そしてDの値は出現
するページング・チャンネルの有無(それぞれ、オンまたはオフ)を指示するよ
う使用される。抹消閾値Terasure及びオン−オフ閾値T1/0の厳密な値は応用
に特定され、所定の応用に合わせるべく当業者により決めることができる。
【0065】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2000年
10月24日出願され、「一次ページング・チャンネルの検出を容易にするため
迅速なページング・チャンネル符号及び雑音電力評価値を使用する無線通信受信
器(WIRELESS COMMUNICATIONS RECEIVER EMPLOYING QUICK PAGING CHANNEL SYMB
OLS AND NOISE POWER ESTIMATES TO FACILITATE DETECTION OF A PRIMARY PAGIN
G CHANNEL)」(Atty.Docket No.D990320)と題する、
米国特許出願第09/695,808号の教示に従って実施することができる。
【0066】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2000年
1月17日出願され、「一次ページング・チャンネルの検出を容易にするため迅
速なページング・チャンネル符号及びチャンネル品質パラメータを使用する無線
通信受信器(WIRELESS COMMUNICATIONS RECEIVER EMPLOYING QUICK PAGING CHAN
NEL SYMBOLS AND CHANNEL QUALITY PARAMETERS TO FACILITATE DETECTION OF A
PRIMARY PAGING CHANNEL)」(Atty.Docket No.D990321
)と題する、米国特許出願第60/176,464号の教示に従って実施するこ
とができる。
【0067】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2000年
1月17日出願され、「無線通信システムのための迅速なページング・チャンネ
ル受信器(QUICK PAGING CHANNEL RECEIVER FOR A WIRELESS COMMUNICATIONS SY
STEM)」(Atty.Docket No.D990322)と題する、米国特
許出願第60/176,474号の教示に従って実施することができる。
【0068】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2000年
1月17日出願され、「無線通信システムのための二元ページング・チャンネル
受信器(DUAL PAGING CHANNEL RECEIVER FOR A WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTE
M)」(Atty.Docket No.D990323)と題する、米国特許
出願第60/176,466号の教示に従って実施することができる。
【0069】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2000年
1月17日出願され、「一次ページング・チャンネルの検出を容易にするため迅
速なページング・チャンネル符号の独特な組合せ使用する無線通信受信器(WIRE
LESS COMMUNICATIONS RECEIVER EMPLOYING A UNIQUE COMBINATION OF QUICK PAG
ING CHANNEL SYMBOLS TO FACILITATE DETECTION OF A PRIMARY PAGING CHANNEL
)」(Atty.Docket No.D990369)と題する、米国特許出
願第60/176,463号の教示に従って実施することができる。
【0070】 図3は図2の探索器62のさらに詳細な図である。探索器62は上から下まで
及び左から右にかけて局部疑似雑音(PN)候補符号メモリ100、複合逆拡散
器/相関器102、複合逆拡散器/相関器102からのI−チャンネル出力を同
期的に積算するI−チャンネル同期的積算器104、複合逆拡散器/相関器10
2からのQ−チャンネル出力を積算するQ−チャンネル同期的積算器106、第
一の二乗回路108、第二の二乗回路110、加算器112、及び非同期的積算
器114を含む。
【0071】 複合逆拡散器/相関器102は図2の補間器60から出力されたディジタル信
号を受信する。複合逆拡散器/相関器102の別の入力は局部PN候補符号メモ
リ100の出力に接続される。複合逆拡散器/相関器102の第一の出力はI−
チャンネル同期的積算器104の入力に接続される。複合逆拡散器/相関器10
2の第二の出力はQ−チャンネル同期的積算器106の入力に接続される。I−
チャンネル同期的積算器104及びQ−チャンネル同期的積算器106の出力は
第一の二乗回路108及び第二の二乗回路110の入力にそれぞれ接続される。
二乗回路108及び110の出力は加算器112の入力に接続される。加算器1
12の出力は非同期的積算器114の入力に接続される。非同期的積算器114
の出力は図2の制御器56の入力に接続される。局部PN候補符号メモリ100
及び積算器104、106、及び114は図2の制御器56から制御入力を受信
する。
【0072】 図2及び3を参照すると、複合逆拡散器/相関器102は補間器60から出力
されたディジタル信号を受信し、その信号と局部PN候補符号メモリ100に記
憶された局部PN候補符号との相関をとる。局部候補符号は応用に特定され、所
定の応用に合わせるため制御器56上で動いているソフトウェア及び/またはハ
ードウェアにより更新できる。補間器60から受信されたディジタル信号が局部
候補符号に合致すると、相関の結果は最大に達する。候補符号と受信ディジタル
信号との間の相関の結果はI−チャンネル同期的積算器104及びQ−チャンネ
ル同期的積算器106に供給される。同期的積算器104及び106はNチップ
上で複合逆拡散器/相関器102の出力を合計し、合計された和を二乗回路10
8及び110にそれぞれ供給する。二乗回路108及び110はその和を二乗す
る。加算器112はその和の二乗を加算し、その結果を非同期的積算器114に
入力する。それから非同期的積算器114は対応する出力として雑音性パイロッ
ト評価値を生成するため加算器112から出力されたM値を合計する。雑音性パ
イロット評価値は各パイロット・マルチパス信号成分に対応する候補ピークを含
む。
【0073】 制御器56により計算され、そして探索器62の出力及びパイロット・エネル
ギ計算回路70の出力に基づく、PFA及びPに基づいて図2のROC計算回
路42は受信器動作特性を決定する。受信器動作特性は積算器104及び106
に関する同期的積算長N及び非同期的積算器114に関する非同期的積算長Mを
調整するためROC計算回路42上で動いているソフトウェア及びハードウェア
により使用される。それから積算長N及びMはN及びMに関する新しい値を指定
するROC計算回路42からの制御入力に対応して動的に変更される。
【0074】 N及びMは本発明の範囲を逸脱することなくROC計算回路42及び制御器5
6上で動いている関連ソフトウェアを介して動的に決定する代わりに実験室にお
いて先験的に決定できることを当業者は理解するであろう。その積算長が制御入
力に対応して更新できる、同期的積算器104及び106及び非同期的積算器1
14といった、積算器はこの技術分野では既知である。
【0075】 図4は図3の探索器62の積算器104、106、及び114に関する最適積
算長を選択するため図2の移動局26により使用される方法130の流れ図であ
る。
【0076】 図2、3、及び4を参照して、初期の受信ステップ132において、ディジタ
ル受信信号は補間器60から出力され、探索器62に供給される。ディジタル受
信信号はパイロット信号チャンネル、及びパイロット信号とQPCH信号成分に
関連するQPCHをそれぞれ含む。続いて、制御はパイロット抽出ステップ13
4に移る。
【0077】 続くパイロット抽出ステップ134において、受信信号のパイロット信号成分
の評価値はパイロット評価器68によりパイロット・エネルギ計算回路70に供
給される。パイロット・エネルギ計算回路70はパイロット信号成分の評価値に
関連するパイロット・エネルギを計算する。続いて、制御はROCステップ13
6に移る。
【0078】 ROCステップ136において、受信回路50の動作特性、即ち、受信器動作
特性はパイロット信号の評価値、パイロット・エネルギ、及び図2の復調器72
からの復調QPCHチャンネル出力から導出されるPFA及びPに基づいてR
OC計算回路42により計算される。所定の信号入力からPFA及びPを計算
する方法は当技術分野において既知であり、通常当業者により本発明とともに使
用するため適応が可能である。続いて、制御はパラメータ選択ステップ138に
移る。
【0079】 パラメータ選択ステップ138において、制御器56は受信器動作特性に基づ
いて非同期的積算器114の非同期的積算長M及び同期的積算器104及び10
6の同期的積算長Nについて最適値を選択する。結果として受信器動作特性が受
入可能な限界内にあるM及びNの最小の大きさが選択されるように、パラメータ
M及びNはROC計算回路42により選ばれる。受入可能な限界は応用に特定さ
れ、所定の応用に合わせるべく当業者により決定することができる。続いて、制
御はパラメータ更新ステップ140に移る。
【0080】 パラメータ更新ステップ140において、前のパラメータ選択ステップ138
において決定されたN及びMの最適値は図2及び3の探索器62の積算器104
、106、及び114により使用される。図2の標本RAM58は有効な探索を
許認する期間内において少なくともM×Nチップである。
【0081】 図5は図4の方法により使用される受信器動作特性の典型的なグラフ150で
ある。グラフ150はQPCH符号の正確な検出確率を表す縦軸152とQPC
H符号を偽って検出する確率を表す横軸154を含む。グラフ150及び関連す
る受信器動作特性曲線は信号フェーディング・マルチパスに関するものである。
多くのパイロット信号マルチパスが検出されると、受信器動作特性曲線は変化す
る。
【0082】 図2及び3を参照して、第一の曲線156は探索器62が同期的積算長N=5
12及び非同期的積算長M=1を使用したときのROCを表す。第一の曲線15
6は比較的劣等なROCであり、所望の領域158の外側にくる。
【0083】 第二の曲線160は同期的積算長N=512及び非同期的積算長M=2に対応
する。第二の曲線160は僅かに改善されたROCを有するが、なお所望の領域
158の外側にくる。
【0084】 第三の曲線162は同期的積算長N=512及び非同期的積算長M=4に対応
する。第三の曲線162は理想の曲線164に非常によく似ており、両者は所望
の領域158を通過する。所望の領域158は検出の確率及び偽警報の確率が受
入可能な限界内にある領域を表す。
【0085】 それ故、同期的積算長N=512及び非同期的積算長M=4を選ぶことにより
理想に近い性能がM及びNの最小の大きさで達成される。
【0086】 斯くして、本発明は特定の応用に関する特定の実施例を参照してここに記述さ
れてきた。当技術分野に通常の技能と本教示に対する手段を有する者は本発明の
範囲内でさらなる改良、応用、及び実施例を理解するであろう。
【0087】 したがって、本発明の範囲内で或る及び全てのこのような応用、改良及び実施
例を添付請求項により包含させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の教示にしたがって構築された典型的な無線通信システムの図である。
【図2】 本発明のQPCH探索器を示す図1の移動局のさらに詳細な図である。
【図3】 図2の探索器のさらに詳細な図である。
【図4】 探索パラメータを選択的に更新するため図2の移動局により使用される方法の
流れ図である。
【図5】 図4の方法で使用される受信器動作特性の典型的なグラフである。
【符号の説明】
10…無線通信システム 22…第1のセル 24…第2のセル
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月3日(2002.9.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 発明の背景 関連出願 この出願は2000年1月17日に申請された米国仮出願シリアルNo.60/1 76,478に優先権を請求する。 I.発明の分野 本発明は無線通信システムに関する。特に、本発明は無線通信システムにおい
てオフライン処理を容易にするために用いられる迅速なページング・チャンネル
を復調するシステム及び方法に関する。 II.関連技術の説明 無線通信システムは探索及び救助からインターネット応用に及ぶ種々の要求の
きびしい応用に使用される。このような応用は信頼性があり、費用効果が大きく
、場所効率のよい通信システム及び付随する無線電話を必要とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0047】 オフライン処理の目的に使用される迅速なページング・チャンネルの別途詳細
が、本発明の譲請人に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、バトラー他に
より1997年5月30日出願され、「二重チャンネル・スロット化ページング
(DUAL CHANNEL SLOTTED PAGING)」と題する、係属中の米国特許出願第08/
865,650号に開示されている。さらに、QPCHの詳細は、本発明の譲請
人に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、アグローワル他により1999
年2月19日出願され、「迅速なページング・チャンネルを使用して待機時間を
最大にする方法及び装置(A METHOD AND APPARATUS FOR MAXIMIZING STANDBY TI
ME USING A QUICK PAGING CHANNEL)」と題する、係属中の米国特許出願第09
/252,846号に開示されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0065】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2000年
10月24日出願され、「一次ページング・チャンネルの検出を容易にするため
迅速なページング・チャンネル符号及び雑音電力評価値を使用する無線通信受信
器(WIRELESS COMMUNICATIONS RECEIVER EMPLOYING QUICK PAGING CHANNEL SYMB
OLS AND NOISE POWER ESTIMATES TO FACILITATE DETECTION OF A PRIMARY PAGIN
G CHANNEL)」と題する、米国特許出願第09/695,808号の教示に従っ
て実施することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0066】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2001年 9月12日 出願され、「一次ページング・チャンネルの検出を容易にするため迅
速なページング・チャンネル符号及びチャンネル品質パラメータを使用する無線
通信受信器(WIRELESS COMMUNICATIONS RECEIVER EMPLOYING QUICK PAGING CHAN
NEL SYMBOLS AND CHANNEL QUALITY PARAMETERS TO FACILITATE DETECTION OF A
PRIMARY PAGING CHANNEL)」と題する、米国特許出願第09/955,521号 の教示に従って実施することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0067】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2001年 9月13日 出願され、「無線通信システムのための迅速なページング・チャンネ
ル受信器(QUICK PAGING CHANNEL RECEIVER FOR A WIRELESS COMMUNICATIONS SY
STEM)」と題する、米国特許出願第09/952,722号の教示に従って実施
することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0068】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2001年 1月18日 出願され、「無線通信システムのための二元ページング・チャンネル
受信器(DUAL PAGING CHANNEL RECEIVER FOR A WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTE
M)」と題する、米国特許出願第09/761,219号の教示に従って実施す
ることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0069】 代わりに、制御器56のQPCH結合器/検出器の機能性は、本発明の譲請人
に譲渡されこの中に引用文献として組込まれ、本発明の発明者により2001年 1月16日 出願され、「一次ページング・チャンネルの検出を容易にするため迅
速なページング・チャンネル符号の独特な組合せ使用する無線通信受信器(WI
RELESS COMMUNICATIONS RECEIVER EMPLOYING A UNIQUE COMBINATION OF QUICK P
AGING CHANNEL SYMBOLS TO FACILITATE DETECTION OF A PRIMARY PAGING CHANNE
L)」と題する、米国特許出願第09/761,342号の教示に従って実施す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ロー、マーク アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121 サン・ディエゴ、モアハウス・ド ライブ 5775 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE21 EE31 5K067 AA43 BB04 CC10 CC22 EE02 FF02 HH23 KK15

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 迅速なページング・チャンネルの検出と首尾よい復号を容易
    にするシステムであって: 第一の長さの同期的積算器及び第二の長さの非同期的積算器を有し、受信信号
    に基づいて迅速なページング・チャンネルに関連するパイロット信号を検出する
    第一の手段; 前記パイロット信号に基づいて前記システムの動作特性を決定する第二の手段
    ;及び 前記動作特性に基づいて前記第一の長さ及び第二の長さを最適化する第三の手
    段 を含むシステム。
  2. 【請求項2】 前記第一の手段は、前記受信信号を受信し、それに対応して
    ディジタル受信信号を標本ランダム・アクセス・メモリに供給する符号分割多元
    接続受信回路を含む請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】 前記標本ランダム・アクセス・メモリは所定の時間スロット
    で前記ディジタル受信信号を標本化し、それに対応して標本化受信信号を供給す
    る手段を含む請求項2のシステム。
  4. 【請求項4】 前記第一の手段は前記標本化受信信号の情報率を調整し、そ
    れに対応して情報率−調整信号を供給する補間器を含む請求項3のシステム。
  5. 【請求項5】 前記第一の手段は前記第一の同期的積算器及び前記非同期的
    積算器を有する探索器を含む請求項4のシステム。
  6. 【請求項6】 前記探索器はさらに第二の同期的積算器を含む請求項5のシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記探索器は前記情報率−調整信号と疑似雑音候補符号との
    相関をとり、それに対応して相関結果を供給する複合逆拡散器/相関器を含む請
    求項6のシステム。
  8. 【請求項8】 前記第一の同期的積算器及び前記第二の同期的積算器は所定
    数のチップ上で前記第一の長さに対応する前記相関結果を同期的に積算し、それ
    に対応して第一及び第二の積算値を供給する手段を含む請求項7のシステム。
  9. 【請求項9】 前記探索器は前記第一及び第二の積算値を二乗し、それに対
    応して第一及び第二の平方値をそれぞれ供給する手段をさらに含む請求項8のシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記探索器は前記第一及び第二の平方値を加算し、それに
    対応して和を供給する手段をさらに含む請求項9のシステム。
  11. 【請求項11】 前記非同期的積算器は所定数、即ち前記第二の長さに対応
    する所定数の値にわたって前記和を非同期的に積算し、前記パイロット信号に対
    応してパイロット評価値を出力する手段を含む請求項10のシステム。
  12. 【請求項12】 前記第一の手段は前記パイロット評価値に関連するパイロ
    ット・エネルギを前記パイロット評価値から計算する手段を含む請求項11のシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記第二の手段は前記パイロット評価値及び前記パイロッ
    ト・エネルギに基づいて前記受信器動作特性を提供する手段を含む請求項12の
    システム。
  14. 【請求項14】 第三の手段は前記受信器動作特性に基づいて前記第一の長
    さ及び前記第二の長さに関する最適値を計算し、それに対応して前記第一の長さ
    及び前記第二の長さを調整する手段を含む請求項13のシステム。
  15. 【請求項15】 前記第一の長さは512で、前記第二の長さは4より小さ
    いか等しい請求項14のシステム。
  16. 【請求項16】 無線通信網において出現する一次ページング・チャンネル
    の検出を容易にするシステムであって: 前記無線通信網の第一の通信装置と第二の通信装置との間の通信回線を確立す
    る第一の手段であって、前記通信回線は迅速なページング・チャンネル、一次ペ
    ージング・チャンネル、及びトラフィック・チャンネルを支援し; 前記迅速なページング・チャンネルを経由して送信される所定の信号を検出す
    る第二の手段であって、前記所定の信号は前記一次ページング・チャンネル上に
    出現するメッセージを示し、前記第二の手段は一またはそれ以上の積算器を有す
    る探索器を含み、前記出現するページング・メッセージはトラフィックチャンネ
    ル上で呼出到来を示し; 前記第二の無線通信装置の受信動作特性に基づいて前記一またはそれ以上の積
    算器に関連する積算長を選択する第三の手段;及び 前記一次ページング・チャンネルの冗長な処理を除去するため前記所定の信号
    を使用する第四の手段であって、前記所定の信号は前記一次ページング・チャン
    ネル上の前記出現するページング・メッセージより前に前記迅速なページング・
    チャンネルを経由して前記第一の通信装置から前記第二の通信装置により受信さ
    れる を含むシステム。
  17. 【請求項17】 前記第一の通信装置は基地局及び基地局制御器を含む請求
    項16のシステム。
  18. 【請求項18】 前記第二の通信装置は無線電話である請求項17のシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記無線通信網は符号分割多元接続通信網である請求項1
    8のシステム。
  20. 【請求項20】 前記所定の信号は所定の期間に所定の時間スロットの間前
    記基地局により送信された迅速なページング・チャンネル信号を含み、前記迅速
    なページング・チャンネル信号は出現するページング・メッセージまたはその欠
    落を示す第一の二値または第二の二値をそれぞれ有する請求項18のシステム。
  21. 【請求項21】 前記第二の手段は同期的積算器及び非同期的積算器を含む
    請求項20のシステム。
  22. 【請求項22】 前記非同期的積算器は相関長2を有する請求項21のシス
    テム。
  23. 【請求項23】 前記同期的積算器は相関長512を有する請求項21のシ
    ステム。
  24. 【請求項24】 無線通信装置の待機時間を延長するためのシステムであっ
    て: 関連する無線通信システムを経由して前記無線通信装置に放送られる短いペー
    ジを使用する第一の手段であって、前記短いページはその後のより長いページが
    前記無線通信装置で処理されるべきかどうかを示し; 前記短いページを探索し、前記短いページが第二の手段で検出されればそれに
    対応してページ指示を提供し、第一の信号集計装置及び第二の信号集計装置を含
    む第二の手段; 前記システムの動作特性に基づいて前記第一及び第二の信号集計装置の計算長
    を最適化する第三の手段; 前記のより長いページが出現し、それに対応して信号を供給しつつあるかどう
    かを決定するため前記ページ指示を処理する第四の手段;及び 前記信号に対応して前記出現するより長いページを処理する第五の手段、 を含むシステム。
  25. 【請求項25】 迅速なページング・チャンネルの検出と首尾よい復号を容
    易にするシステムであって: 前記迅速なページング・チャンネルを受信及び逆被包する第一の手段; 第一の長さの同期的積算器及び第二の長さの非同期的積算器を有し、前記迅速
    なページング・チャンネルに関連するエネルギを計算する第二の手段; 前記エネルギに基づいて前記第一の手段の動作特性を計算する第三の手段;及
    び 前記受信器動作特性に基づいて前記第一の長さ及び前記第二の長さを最適化す
    る第四の手段、 を含むシステム。
  26. 【請求項26】 前記迅速なページング・チャンネルを経由して受信された
    符号を最適に検出するため前記第二の手段において前記第一の長さ及び前記第二
    の長さを使用する手段をさらに含む請求項25のシステム。
  27. 【請求項27】 迅速なページング・チャンネル及び一次ページング・チャ
    ンネルを支援する無線通信システムにおいて迅速なページング・チャンネルの検
    出と首尾よい復号を容易にするシステムであって: 迅速なページング・チャンネルの検出を容易にする迅速なページング・チャン
    ネル探索器、512及び4の積算長それぞれもつ同期的積算器及び非同期的積算
    器を有する前記探索器; 前記迅速なページング・チャンネル検出に対応して迅速なページング・チャン
    ネル・メッセージを受信し、それに対応して第一の指示を供給する制御器;及び 前記第一の指示が出現する一次ページング・チャンネルを指示するとき、出現
    するページング・チャンネルを処理する処理回路、 を含むシステム。
  28. 【請求項28】 迅速なページング・チャンネルの検出と首尾よい復号を容
    易にする方法であって: 第一の手段が第一の長さの同期的積算器及び第二の長さの非同期的積算器を有
    し、受信信号に基づいて迅速なページング・チャンネルに関連するパイロット信
    号を検出するステップ、; 前記パイロット信号に基づいて前記システムの動作特性を決定するステップ;
    及び 前記動作特性に基づいて前記第一の長さ及び第二の長さを最適化するステップ
    、 を含む方法。
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