JP2003523580A - オンライン閲覧者を引付けるシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 隠し懸賞担体を使用することによりオンラインサイトに訪問者を引付けるシステムおよび方法。特に、複数のオフラインコンテンツ受取人に隠し画像を含む担体を配布するシステムおよび方法が開示される。隠し画像は、担体を、ウェブページの一部等、表出画面の前面に配置することにより、明らかにされてよい。表出画面を検討するか、懸賞を受入れるか、懸賞を引換えるために、ユーザは、システムがこれらの装置の配布の効果を判断することができるようにするために、担体に関連する固有のアカウント番号を含む訪問者情報と他のユーザ識別情報とを入力するよう要求してよい。本システムは、オンラインコンテンツプロバイダが実際にオンライン宛先に訪れるオフラインコンテンツ受取人の数に基づいて支払いを行ってよい、バックエンド収益モデルを含む、リスクおよび報酬分担取決めを展開し管理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 ［技術分野］ 本発明は、隠し懸賞担体（a hidden award substrate）を配布することによっ
て、訪問者をオンラインシステムに引付けるシステムおよび方法に関する。それ
により、ユーザがオンラインシステムに訪れそのオンラインシステムによって提
示される所定の付加的光源で担体を見る時、ユーザに隠し懸賞が明らかになる。
そして、その懸賞は、ユーザが担体に関する固有のアカウント番号を入力した場
合、オンラインシステムにおいて引換可能となる。 【０００２】 ［背景技術］ 特定のウェブサイトおよび他のオンラインシステムに訪問者を引付けるために
、あらゆるシステムおよび方法が使用されてきた。しばしば、これら方法は、複
数の異なるオンラインおよびオフラインメディアプロバイダを含む大量の広告材
料を配布することを含んでいた。例えば、ウェブサイトは、雑誌、新聞、テレビ
または他のオフラインコンテンツソースにオフライン広告スロットを獲得する場
合がある。ウェブサイトは、１９９９年、訪問者をそのサイトに引付けようとし
てオフライン広告のために５２０億費やしたと見積られる。 【０００３】 しかしながら、ウェブサイトが複数の異なる広告キャンペーンを同時に行って
いる場合、広告の効果を判断することが困難な場合がある。特に、訪問者がウェ
ブサイトに関してどこで知ったかを示さない限り、ウェブサイトは、オフライン
のどの媒体が最も効果的であるか判断することができない。更に、潜在顧客には
広告が殺到するため、潜在顧客の注意を引くことがしばしば困難である。また、
ウェブサイトに非常に多くの広告があるため、潜在顧客は、サイトの名前を覚え
ていない場合がある。このため、これらウェブサイトは、それらウェブサイトの
名前を認知させようとして多くのお金を費やし、それによって潜在顧客は訪問者
となり訪問者は頻繁に何度も訪れる訪問者になる。 【０００４】 これらのおよび他の欠点が、現行の方法およびシステムには存在する。 【０００５】 ［発明の概要］ 本発明による目的は、現行のシステムのこれらおよび他の欠点を克服すること
である。 【０００６】 本発明の目的は、潜在顧客をオンラインコンテンツの閲覧者および消費者に変
える、人を引き付ける対話式の方法を提供することである。 【０００７】 本発明の他の目的は、エンティティの各々のパフォーマンスを最適化するため
に、仲介者とコンテンツプロバイダとの間でリスクと報酬とを配分することによ
り、新たなオンライン閲覧者および消費者を獲得する、経済的に効率的な方法を
提供することである。 【０００８】 本発明の他の目的は、各参加システムの長所を最適化し、各参加システムに対
し相互に有益な目的を達成するために十分な動機を与えるために、潜在顧客に担
体を示しそれらの潜在顧客をオンライン閲覧者に変えることにより、提示される
隠し懸賞に関するコストおよび利益を配分することである。 【０００９】 本発明の他の目的は、所定のスケジュールに従って示され、受取人が所定のス
ケジュールに従ってオンラインサイトに訪れる時に要求され得る懸賞を提供する
ことにより、訪問者を所定のスケジュールに従ってオンラインサイトに繰返し引
付ける方法を提供することである。 【００１０】 本発明の他の目的は、オフライン・ツー・オンライン（オフラインからオンラ
インへ）テクノロジシステムを開発する方法を提供することである。 【００１１】 本発明の他の目的は、特定のオンラインシステムに対しあらゆるオフライン媒
体配布チャネルの効果を追跡し評価することである。 【００１２】 本発明の他の目的は、あらゆるオフライン媒体配布チャネルの効果の分析にお
いて細部を強化するために、隠し懸賞担体の受取人がウェブサイトを訪れる時に
訪問者情報および訪問情報を記録するシステムおよび方法を提供することである
。 【００１３】 １つの実施の形態によれば、オフラインコンテンツプロバイダは、オンライン
コンテンツプロバイダと、その媒体に隠し懸賞担体を含む契約を結んでよい。隠
し懸賞担体は、１つまたは複数の隠し画像と固有のアカウント番号とを含む。受
取人は、担体に提供されるかまたは担体が配布されるオフライン媒体で公表され
るウェブアドレス等により、オンラインコンテンツプロバイダに向けられる。ま
た、受取人がオンラインコンテンツプロバイダを訪れ、オンラインプロバイダの
ウェブサイトで担体を示すことにより懸賞を明らかにし、固有のアカウント番号
を入力することにより懸賞を要求した時に決定される可能なまたは保証された懸
賞が、受取人に通知されてもよい。例えば、受取人がオンラインコンテンツプロ
バイダの所定のウェブアドレスを訪れ、ウェブページまたはオンラインドキュメ
ントの所定の部分の前に担体を配置すると、隠し画像のうちの１つまたは複数が
現れてよい。固有のアカウント番号は、訪問者が、隠し画像を現すオンラインコ
ンテンツプロバイダのサイトの部分にアクセスすることができるようになる前か
、または隠し画像が現れた後に、入力されてよい。 【００１４】 他の実施の形態によれば、担体上に複数の隠し画像が含まれてよい。この実施
の形態において、訪問者は、隠し画像に関する懸賞を決定するために、１つのウ
ェブサイト内かまたは異なるサイト全体の中の異なるページに向けられてよい。
かかる例では、訪問者によるあらゆるページおよび／またはサイトへの訪問から
得られるコストおよび利益は、訪問者が訪れるページまたはサイトに基づくコス
トの比例した分担を含む所定の取決めに従って、配分されてよい。例えば、担体
の配布は担体ごとに０．０３ドルのコストがかかり、３つの異なるウェブサイト
に対し３つの画像が提示される場合、各サイトが、その担体配布に対しそれぞれ
０．０１ドルを支払うように要求されてよい。 【００１５】 他の実施の形態によれば、担体上の隠し画像は、複数の異なるオンラインコン
テンツプロバイダにおいて異なる懸賞に対応してよい。この実施の形態のコスト
および利益は、オンラインプロバイダ間で分担される。担体の受取人が最初に向
けられる１つまたは複数のハブサイトが提供されてよく、そのハブサイトは、複
数の他のサイトでその担体により入手可能な懸賞を示してよい。例えば、受取人
は、ハブサイトに訪れ、担体により、１つのウェブサイトでの買物の１０ドルの
値引き、他のウェブサイトによる雑誌の年間無料購読、または他のウェブサイト
からの無料携帯電話が可能になる、ということが知らされてよい。 【００１６】 また、受取人は、担体が提示され固有のアカウント番号が入力された時に引換
可能な懸賞が提示されるオンラインプロバイダに向けられてよい。そして、その
オンラインプロバイダは、受取人に対し、懸賞が第２のオンラインプロバイダで
も入手可能であることを通知してよい。これは、担体が１つまたは複数の懸賞が
可能になる一続きのウェブサイトに亙って受取人を向けるようにする、ウェブリ
ング、ウェブメッシュ、または同様のタイプの構成で続けられてよい。そしてコ
ストおよび利益は、所定の取決めに従って、リング、メッシュまたは他の関連者
のサイト間で分配されてよい。 【００１７】 本発明の他の実施の形態によれば、本システムおよび方法はまた、担体の受取
人に対し所定の懸賞スケジュールを提示してよい。本システムは、特定の隠し画
像および／または固有のアカウント番号に関する懸賞を定期的に（例えば、毎時
間、毎日、毎週、毎月等か、またはランダムに）変更してよい。担体の受取人に
は、懸賞がランダムにまたは所定のスケジュールに従って変更されることが通知
されてよい。それにより、受取人は、担体に対応する懸賞を決定するために頻繁
におよび定期的に訪れるよう奨励される。この付加的な方法により、懸賞がスケ
ジュールに従って変更されると、オンラインコンテンツプロバイダは、訪問者を
サイトに引付けてサイトに案内し、更に、訪問者がサイトに戻る動機を与えるこ
とにより、サイトへのヒット数を増大させ、その訪問者を提供するオンラインコ
ンテンツの消費者とする影響を与える可能性を増大させる。 【００１８】 本発明の他の実施の形態によれば、担体を配布するために、新聞、郵便広告、
ビラ、消費者製品パッケージおよび他のかかる配布チャネルを含む異なる配布チ
ャネルが使用されてよい。担体用の固有のアカウント番号は、配布の方法と共に
記録される。受取人が担体に関連するオンラインコンテンツプロバイダを訪れる
と、本システムは、ある特定の配布チャネルの効果を分析してよい。また、本シ
ステムは、訪問者によって提供される訪問者情報と、訪問者の訪問に基づいて自
動的に追跡される訪問情報と、を含む入力を訪問者から受取ってよい。その情報
により、何の配布チャネルがどのオンラインサイトに対して効果的であるか、何
の配布チャネルがどのタイプの訪問者に対して効果的であるか、何の配布チャネ
ルが消費者をもたらすために効果的であるか、何の配布チャネルがあらゆる地域
、人口統計、年齢集団、経済的背景に対して効果的であるか等について、特定の
詳細な追跡情報が提供されることが可能である。実行される分析は、収集される
情報によってのみ限定され、当業者は、配布情報、訪問者情報および訪問情報で
実行されてよいあらゆるタイプの分析を理解するはずである。 【００１９】 本発明の他の実施の形態によれば、隠し懸賞担体配布システムにおいて関係者
の間で収益とコストとを分配するシステムおよび方法が提供されてよい。その方
法において、関係者の間であらゆる取決めが行われてよい。支払われる費用は、
あらゆる関係者の間で均一料金であってよく（あらゆる基準に従って均一料金が
変化するシステムを含む）、オンラインサイトに対してもたらされる訪問者、消
費者または登録者の割合に基づいてもよく、担体の受取人からオンラインサイト
においてもたらされる収益の割合に基づいてもよく、オンラインサイトへのヒッ
ト数に基づいてもよく、固有の訪問者の数に基づいてもよく、または関係者の間
で収益を配分するあらゆる他の方法に基づいてもよい。更に、配分方法は異なる
関係者の間で違うものであることが理解されるはずである。例えば、担体製造業
者には担体ごとに支払われてよいが、配布業者には、担体が配布されるオンライ
ンサイトに対する固有の訪問者ごとに支払われてよい。 【００２０】 本発明の他の実施の形態によれば、オフライン・ツー・オンライン（オフライ
ンからオンラインへの）テクノロジ開発会社、すなわち開発会社は、潜在顧客を
オンライン閲覧者に変えるテクノロジを開発してよい。開発会社は、テクノロジ
を特定の業界のニーズに独自に適応されるために、その業界のオフラインおよび
オンラインコンテンツプロバイダに熟知している仲介者を従事させてよい。開発
会社は、開発会社と仲介者との間および仲介者とコンテンツ配布者との間で展開
される報酬契約を処理するために必要なソフトウェアおよびハードウェアシステ
ムを開発してよい。１つの実施の形態では、開発会社は、オンラインプロバイダ
における懸賞を示す隠し画像を有する担体を作成してよく、仲介者は、オフライ
ン媒体による担体の配布を監督し、自身のサイトに訪問者を向けるために担体を
作成させるオンラインプロバイダと契約してよい。上述したように、これらの関
係者は、所定の費用分担取決めに従ってコストおよび利益を配分してよい。 【００２１】 本発明の他の目的および利点は、本明細書を検討することにより当業者には明
らかとなろう。 【００２２】 ［本発明の実施の形態の詳細な説明］ 本発明は、オフライン媒体が訪問者をオンラインシステムに引付けるために使
用され得るシステムおよび方法を提供する。例示の目的で、本発明の特定の実施
の形態を示す。この実施の形態では、隠し画像と固有のアカウント番号とを有す
る担体（substrate）が、オフライン媒体（例えば、新聞、雑誌、ビラ、ちらし
、郵便物、他の製品の封入物等）を使用して配布されてよい。担体は、引用をも
ってその開示内容がすべて本明細書内に包含されたものとする米国特許第５，９
８４，３６７号に詳細に述べられているような隠し画像ゲームピース（game pie
ce）から構成されてよい。担体は、特定のインタネットサイトとの契約に基づい
て担体を作成するオフライン・ツー・オンライン（オフラインからオンライン）
企業によって作成されてよい。 【００２３】 例えば、XYZcompany.comと呼ばれるオンライン書籍販売業者が、新たな訪問者
をそのウェブサイトに引付けたいと望む場合がある。そのため、XYZcompany.com
は、懸賞担体を配布してもらうために支払いをするものとする。１つまたは複数
のオフライン媒体会社が、インタネットサイトに対する潜在的な訪問者に対し担
体を配布するよう請け負わされるとする。例えば、XYZcompany.comは、特定の期
間、雑誌配布会社によりその雑誌において担体を配布してもらうために支払いを
するものとする。XYZcompany.comのプロモーションでは、各担体が隠し画像と固
有のアカウント番号とを有しているとする。隠し画像は、受取人が、XYZcompany
.comのウェブサイトに訪れサイトの追加的な光部分の上に担体を配置すると、受
取人が獲得する1つまたは複数の懸賞を、その受取人に示すものとする。担体は
、XYZcompany.comのウェブサイトのＵＲＬを含んでよく、受取人が何の懸賞を獲
得することができるかを示してよい。 【００２４】 例えば、XYZcompany.comは、５つの異なる懸賞の一つ、すなわち、５ドルクー
ポン、無料本、無料ＣＤ、無料本棚、またはそのサイトで使用するための１００
ドルギフト券を受取人に提供してよい。このため、各々が懸賞を示す５つの異な
る画像を、異なる担体に組込んでよい。この例では、画像は、懸賞を示す言葉で
あってよく、またはXYZcompany.comのウェブサイトによって示されるような懸賞
に対応するコードであってもよい。例えば、コードＡ〜Ｅが使用されてよく、XY
Zcompany.comは、コードＡが５ドルクーポンを獲得したことを意味する、等と示
してよい。コードを使用することにより、担体について受取人に提供される懸賞
が、定期的にまたはランダムに変更されてよく、このため、受取人が異なる懸賞
が得られたか判断するためにサイトに戻るよう促すことになる。例えば、１つの
実施の形態では、週単位の懸賞システムが採用されてよく、それにより、懸賞は
毎週コードの変更に対応する。 【００２５】 本発明を使用することにより、隠し懸賞がそのサイトで明らかにされるため、
訪問者はインタネット会社のウェブサイトに訪れるよう促される。従って、これ
ら担体の配布により、懸賞を獲得するという申し出が、包括広告より実際にサイ
トに訪れるための強い動機を提供するため、訪問者をウェブサイトに引付ける広
告より効率的な方法が提供される。 【００２６】 更に、懸賞を引換えるために、ユーザに、サイトで訪問者情報を登録するよう
要求してよい。また、サイトは、その訪問者登録情報が提供されることを要求し
て、受取人が、懸賞が明らかになる部分が提供されるウェブサイト内のページに
進むことができるようにしてよい。従って、訪問者が懸賞を引換えないと決定す
る場合であっても、そのインタネットサイトに訪問者を引付けるための配布の効
果に関する後の分析に使用するために、訪問者情報が収集される。 【００２７】 収集される訪問者情報（訪問者が受取った担体の固有のアカウント番号を含む
）により、担体に提供される固有のアカウント番号が訪問者によって入力される
ため、本発明の方法によって、配布のあらゆる方法の効果を追跡することが可能
になる。従って、入力される固有のアカウント番号は、有効であると見なされて
よく、入力されないものは無効であると見なされてよい。そして、あらゆる固有
のアカウント番号が送出された配布チャネルは、後述するように訪問者情報と訪
問情報とを使用して分析されてよい。 【００２８】 図１は、インタネットサイト等のオンラインシステムに対し、オフライン配布
チャネルを使用して訪問者を引付ける方法１００のフローチャートを示す。ステ
ップ１０１において、各々が固有のアカウント番号と少なくとも１つの隠し画像
を有する複数の担体が配布される。実施の形態では、各担体に１つの画像が提供
されてよいが、担体は複数の隠し画像を含んでもよい。担体は、雑誌、ダイレク
トメール、新聞の折込広告（free-standing insert（ＦＳＩ））、カタログ、ポ
イントオブセール（point-of-sale）、消費者パッケージ内外、コンパクトディ
スク、オーディオテープ、本および他のオフライン媒体等のオフライン媒体で配
布されてよい。１つの実施の形態では、コンパクトディスクが担体としての役割
を果たしてよく、隠し画像はディスクの一面に直接印刷されてよい。 【００２９】 担体は、隠し画像が現れるのを可能にするいかなる材料であってもよい。あら
ゆる実施の形態において、担体は、引用をもってその開示内容がすべて本明細書
内に包含されたものとする米国特許第５，９８４，３６７号に開示されているよ
うなデコーダ等、透明かまたは非常に半透明な材料であってよい。また、固有の
アカウント番号は、「使用者のアカウント番号」とラベル付けされてよい。更に
、担体は、コンパクトディスク、部分的に半透明な材料と部分的に不透明な材料
を含むキャリア、または低出力光源の追加により隠し画像が現れることを可能に
するオンラインコンテンツプロバイダに関連する他の装置であってよい。オンラ
インコンテンツプロバイダは、ウェブサイトと他のユーザ対話型コンテンツ、商
品およびサービス源とを含む。本システムは、付加的光源と他の明らかにする（
現れるようにする）技術を使用することにより隠し画像を明らかにする担体を含
んでよい。例えば、付加的光源担体は、フィルタとして作用することにより、部
分的画像を完成することにより、他の担体とともに見られることにより、または
他の技術により、同じかまたは異なるメッセージを明らかにすることができても
よい。これら技術については後述する。 【００３０】 ステップ１０２において、担体の受取人は、隠し画像の少なくとも１つを明ら
かにするためにウェブサイトの所定の部分に訪れてよい。例えば、受取人は、’
３６７特許において詳述されているように、他の方法で担体の隠れた部分に提供
される隠し画像を明らかにするために、ウェブサイトの所定の部分を表示してい
るコンピュータモニタの前面に、担体を配置してよい。更に、本システムは、ラ
ップトップコンピュータ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、スタンドアロンユニットま
たは他の光源を含むあらゆる光出力装置を使用することによって実現されてよい
。 【００３１】 ステップ１０３において、少なくとも１つの隠し画像が受取人に対して明らか
にされてよい。例えば、所定の色を有する付加的光源の前面に担体を配置するこ
とにより隠し画像が現れる場合、受取人は、所定のウェブサイトに訪れ、コンピ
ュータ出力装置の前面に担体を配置し、隠し画像を明らかにしてよい。隠し画像
は、オンラインまたはオフライン商品またはサービス提供者からの商品および／
またはサービスの購入において割合またはドル額を割引くのためのクーポンであ
ってよい。隠し画像は、更に、景品等、いかなる製品またはサービスをも購入す
ることなく引換が可能である現金またはクレジット引換券であってよい。メッセ
ージは、無料商品またはサービスに対する申し出を含んでよい。隠し画像は、潜
在顧客がウェブサイトまたは物理的な場所へアクセスするために使用してよいパ
スワードまたは他の秘密情報を含んでよい。更に、隠し画像は、懸賞の追跡を続
けるために他のオンラインまたはオフライン宛先に訪れる命令であってよい。ま
た、隠し画像は、異なる特質を有してもよくまたは上記の組合せであってもよい
。更に、担体に複数の隠し画像が提供されている場合、各隠し画像は、ステップ
１０３において受取人に対して明らかにされ得る異なる懸賞を表してよい。 【００３２】 ステップ１０４において、受取人は、特定の担体に関する固有のアカウント番
号を入力してよい。好ましい実施の形態では、本システムは、懸賞の迅速な確認
を提供してよい。確認は、固有のアカウント番号を各担体に関連する懸賞が格納
されるデータベースと比較することに基づいてよい。このプロセスは、懸賞の不
正な要求の可能性を低減する助けとなる。そして、このステップで、ユーザは、
受取人が懸賞を利用することができるようになるウェブサイトの部分に進めるこ
とができる。例えば、懸賞が１００ドルギフト券である場合、ユーザは、ギフト
券を使用してそのオンラインプロバイダから購入する（例えば、XYZcompany.com
で本を購入する）ことができるサイトの部分に進めることができる。 【００３３】 また、本システムは、懸賞を確認する前に追加の情報を要求してよい。例えば
、本システムは、潜在顧客の名前、電子メールアドレスおよび他の個人情報を含
む登録情報を要求してよい。他の実施の形態では、システムが表出（revealing
）画面を提供する前に、登録情報が要求されてよい。例えば、ユーザは、登録情
報を提供した後にのみ表出画面を有するウェブページにアクセスすることができ
てよい。これらステップの各々については後により詳細に述べる。 【００３４】 図２は、隠し懸賞担体を使用してインタネットサイトに訪問者を引付ける方法
を示すフローチャートである。潜在顧客をオンライン閲覧者にうまく変えること
を、獲得（アクイジション（acquisition））と呼ぶ場合がある。獲得に関する
コストを、獲得コスト（アクイジションコスト）と呼ぶ場合がある。獲得コスト
は、コンテンツプロバイダと共に関係する仲介者および開発会社によって提供さ
れる金融上および非金融上の資源を含む。獲得効率は、獲得コストによって割ら
れる獲得の数として表されてよい。本発明による方法を使用することにより、オ
ンラインシステムは、オフライン配布のどの方法が獲得効率を最大化するか判断
し監視することができる。 【００３５】 方法２００が提供されてよい。方法２００において、オンラインコンテンツプ
ロバイダは、ステップ２０１において、あらゆる固有のアカウント番号に対し懸
賞リストを作成してよい。固有のアカウント番号の長さは調整されてよい（例え
ば、業界ニーズおよび可能な懸賞の価値により）。例えば、不正な要求の可能性
を低減するために、価値の高い懸賞は長い固有のアカウント番号を有してよく、
プロモーション懸賞は、潜在顧客のデータ入力を最低限にするために短い固有の
アカウント番号を有してよい。また、アカウント番号は、担体にバーコードとし
て印刷されるかまたはコンパクトディスクに一続きの番号および／または文字と
して焼付けられる等、コンピュータ読取可能フォーマットで提供されてよい。 【００３６】 懸賞リストは、以下データソースと呼ぶ、オンラインコンテンツプロバイダに
よって提供されるウェブページに動作可能に関連するデータソースに格納されて
よい。例えば、データソースは、アクティブサーバページ（Active Server Page
）インタフェースを有するＳＱＬサーバデータベースであってよい。１つの実施
の形態では、開発会社は、仲介者およびコンテンツプロバイダに代って懸賞リス
トを作成し、格納し、管理する技術的インフラストラクチャを提供してよい。ま
た、別のエンティティが、他のエンティティのすべてまたはいくつかのデータソ
ースを保持してもよく、または各エンティティがそれ自体のデータソースを保持
してもよい。更に、仲介者は、オンラインコンテンツプロバイダの固有のニーズ
に対して変更されてよいプレパッケージされた懸賞リストを含むあらゆる懸賞リ
ストオプションに関する推奨を、オンラインコンテンツプロバイダに提供してよ
い。このステップでは、隠し画像を含む担体が提供されてよい。その隠し画像は
、懸賞リストにおいて提供される対応する懸賞を示してよい。例えば、懸賞リス
トが５０の異なる懸賞を含む場合、５０の異なるタイプの担体が作成され、各タ
イプに特定の隠し画像が提供されてよい。 【００３７】 ステップ２０２において、各担体に、懸賞リストに従って固有のアカウント番
号が提供される。例えば、サンプル懸賞リストは、以下に示すようであってよい
。 【００３８】 【表１】 【００３９】 懸賞リストの懸賞に対応する隠し画像を有する担体には、懸賞リストに対応す
る適当な固有のアカウント番号が提供される。１つの実施の形態では、担体には
、固有のアカウント番号が直接印刷されてよい。固有のアカウント番号は、雑誌
内部のキャリアに配置された担体の正面等、媒体を開いた時に潜在顧客が見るこ
とができる担体の面に配置されてよい。更に、固有のアカウント番号は、担体を
キャリアの固定位置から取外さなければ潜在顧客が見ることができないように、
担体の裏面に配置されてよい。また、担体は、固有のアカウントが包みまたは容
器を開かなければ潜在顧客が見ることができないように、密封された包みまたは
容器内部に配置されてよい。例えば、担体は、本の中の密封された包みの内部に
配置されてよい。更に、担体は、密封されたコンパクトディスクケースの内部に
配置されてよい。 【００４０】 また、固有のアカウント番号は、特定のオフラインコンテンツプロバイダに関
連してよい。例えば、オンラインコンテンツプロバイダは、３つのオフラインコ
ンテンツプロバイダを通して担体を配布する場合、１で始まるアカウント番号は
雑誌１によって配布され、２で始まるアカウント番号はＦＳＩ２によって配布さ
れ、３で始まるアカウント番号はシリアルボックスによって配布される、と定め
てよい。そのように、潜在顧客が固有のアカウント番号３６５４２９を入力する
と、オンラインコンテンツプロバイダは、担体がシリアルボックスで配布された
ことを知る。 【００４１】 ステップ２０３において、潜在顧客は、オフライン媒体のある形態により担体
を受取る。担体は、特定のウェブサイトを見ることにより潜在顧客が入手するこ
とができる可能性のあるおよび／または保証された懸賞に関する記述を含んでよ
い。好ましい実施の形態では、ウェブサイトは、担体に印刷されたウェブサイト
ユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）および固有のアカウント番号を有して
よい。このように、担体は、オフライン媒体から取外され、本発明に従って使用
されるまで潜在顧客によって携行されてよい。 【００４２】 ステップ２０４において、担体の受取人は、オンラインコンテンツプロバイダ
に関連するウェブサイトの部分に訪れてよい。例えば、潜在顧客は、本発明によ
ればwww.xyz.comまたはwww.xyz.com/promotion/に訪れてよい。ステップ２０５
において、潜在顧客は、ウェブサイトの表出光部分の上に担体を配置してよい。
表出画面は、隠し画像を明らかにする付加的な光源を提供するように設計された
所定の色のウェブサイトの部分からなってよい。上述したように、表出画面は、
独立して使用されてよく、または他の隠し画像を明らかにする技術と共に使用さ
れてよい。例えば、担体は、付加的に、光の濾過作用により隠し画像を現すよう
にフィルタリング画面の前面に配置されてよいフィルタ装置としての役割を果た
してよい。 【００４３】 ステップ２０６において、担体の隠し画像の１つまたは複数が潜在顧客に対し
て明らかにされてよい。このステップは、多数の異なるステップを含んでよい。
例えば、ユーザは最初にコンピュータモニタの表出画面上に担体を配置してよく
、追加の命令が現れてよい。これらの追加の命令は、フィルタ可能画面と呼ばれ
る他の画面上に担体を配置する命令を含んでよい。フィルタ可能画面は、フィル
タ可能画面上に担体等のフィルタを配置することによって現れる可能性のある隠
し画像を含んでよい。また、追加の命令は、まったく異なる命令を含んでもよい
。 【００４４】 ステップ２０７において、担体の受取人は、システムに固有のアカウント番号
を与えてよい。例えば、表出画面がウェブページに関連付けられている場合、潜
在顧客は、「賞品を要求するためにここをクリック」と述べるリンクを選択する
か、または他のグラフィカルインジケータを選択してよい。潜在顧客の入力に応
じて、訪問者情報を含む受取人からの情報を要求する他のウェブページまたはポ
ップアップウインドウが表示されてよい。訪問者情報は、例えば固有のアカウン
ト番号か、名前、住所、電話番号、他の個人情報（例えば、給料の範囲、教育レ
ベル、結婚の有無、性別等）等の受取人に関する個人情報か、他のタイプの情報
（例えば、担体が受取られたオフライン定期刊行物の名前、訪問者が以前にその
サイトに訪れたことがあるか、好み等）か、またはそれらのあらゆる組合せを含
む、訪問者／受取人に関する情報を含んでよい。上述したように、アカウント番
号が要求される順序は、アカウント番号が、表出画面を含むウェブページ等のウ
ェブページを現す前に要求されるように、変更されてよい。更に、アカウント番
号は、表出画面を提供する前に要求されてよく、個人情報は、表出画面を提供し
た後に要求されてよい。 【００４５】 ステップ２０８において、ユーザ入力に基づいてデータソースが問合されてよ
い。特に、データソースは、受取人が入力する固有のアカウント番号を懸賞リス
トと比較することにより、固有のアカウント番号が懸賞リストの固有のアカウン
ト番号と一致するか、および固有のアカウント番号に関連する懸賞が既に要求さ
れているかを判断してよい。固有のアカウント番号が懸賞リストに無い場合、ま
たはそれがすでに要求されている場合、エラーメッセージが潜在顧客に提示され
てよい。システムで行われる不正な要求の可能性を低減するために、潜在顧客は
、３回試みる等、固有のアカウント番号を入力する試みの回数が制限されてよい
。更に、上述したように、固有のアカウント番号は、コンピュータ読取可能な形
態で担体上に提供されてよい。 【００４６】 そのサイトから以前には要求されていない懸賞リスト上の固有のアカウント番
号に一致する固有のアカウント番号が入力されると、本システムは、その固有の
アカウント番号を要求されたアカウント番号として格納し、ステップ２０９に進
んでよい。更に、本システムは、固有のアカウント番号に対し懸賞を繰返すこと
ができる数が制限されるように変更されてよい。例えば、オンラインコンテンツ
プロバイダは、半額プロモーションを有する場合、２人の潜在顧客が所定の固有
のアカウント番号に対し懸賞を要求することを可能にしてよい。同じ固有のアカ
ウント番号の下で賞品を要求しようとする第３の潜在顧客は拒絶されてよい。こ
のように、本システムは、特定の固有のアカウント番号の無制限な使用を可能に
することなく、潜在顧客のデータ入力のエラーを考慮してよい。 【００４７】 ステップ２０９において、本システムは、懸賞の確認に関する迅速なフィード
バックを潜在顧客に提供してよい。例えば、本システムは、懸賞の表示、懸賞を
引換に関する指示、懸賞の引換に適用する規則または他の命令を提供してよい。
１つの実施の形態では、ステップ２０９はまた、潜在顧客のアカウントの変更を
含んでもよい。例えば、潜在顧客は、オンラインコンテンツプロバイダに関連付
けられたアカウントを有する場合、そのアカウントは懸賞を反映するように更新
されてよい。 【００４８】 図３は、本発明の方法におけるあらゆる関係者間の関係の実施の形態を表すブ
ロック図である。本実施の形態において、関係者は、１つまたは複数の仲介者と
、１つまたは複数のオンラインプロバイダと、１つまたは複数のコンテンツプロ
バイダと、複数の潜在顧客と、を含んでよい。オンラインコンテンツプロバイダ
３０１は、インタネット会社、インタネットアドレスを有する非インタネット会
社、または自身のウェブサイトに訪問者を訪れることを望む他のタイプのオンラ
イン組織であってよい。オンラインコンテンツプロバイダは、マーケティング収
益または認識と引替えに無料で情報を配布してよく、または商品またはサービス
を販売または取引きしてよく、または他のオンラインアクティビティを実行して
よい。 【００４９】 オフラインコンテンツプロバイダ３０４は、雑誌、ダイレクトメール、新聞の
折込広告（ＦＳＩ）、カタログ、ポイントオブセール、消費者包装の内外、コン
パクトディスクおよび他のオフライン媒体を含む、いかなる形態のオフラインコ
ンテンツを提供してもよい。 【００５０】 潜在顧客は、個人、組織、家庭または他のエンティティ等、オフラインコンテ
ンツを受取るいかなるエンティティであってもよい。仲介者は、オフライン・ツ
ー・オンライン（オフラインからオンラインへの）テクノロジを特定の業界に適
用することを容易にするいかなるエンティティであってもよい。特に、仲介者は
、特定の業界においてオンラインコンテンツプロバイダ３０１とオフラインコン
テンツプロバイダ３０４との両方に熟知したサービス提供者であってよい。この
ように、仲介者は、所定の業界に固有の機会を識別してよい。例えば、仲介者は
、所定の業界の獲得コストが特に高く、これらのコストが、あるテクノロジ会社
によって開発されそこから許可されるテクノロジを統合することにより低減され
得ると判断した場合、仲介者は経済的に効率的なビジネスモデルを作成するため
に当事者の各々の間で取決めを行ってよい。このプロセスは、図４に関して後に
より完全に説明する。 【００５１】 図４は、本発明の実施の形態によるバックエンド収益モデルのフローチャート
である。このモデル４００では、ステップ４０１において、オンラインコンテン
ツプロバイダおよび仲介者は、取決めを行ってよい。例えば、オンラインコンテ
ンツプロバイダおよび仲介者は、バックエンド収益モデルにおいて、または他の
ビジネスモデルに基づいて、サービスベースで伝統的な費用に関し取決めを行っ
てよい。 【００５２】 バックエンド収益モデルは、仲介者およびオンラインコンテンツプロバイダが
、両者に相互に有益な方法で実行する動機を提供するリスクおよび報酬配分計画
を確立する、第1の取決めを含んでよい。例えば、バックエンド収益モデルは、
仲介者が最初にオフライン・ツー・オンラインテクノロジの開発および認可に関
連するアップフロントコストを支払うことに関する取決めを含んでよい。また、
取決めは、オンラインコンテンツプロバイダが、固有のアカウント番号を登録し
および／または提供する各潜在顧客ごとに所定の費用を仲介者に支払うことに関
する規定を含んでもよい。更に、取決めは、オンラインコンテンツプロバイダが
獲得コストごとに可変料金を支払うことに関する規定を含んでよい。例えば、オ
ンラインコンテンツプロバイダは、第１の獲得率が発生するまで、獲得ごとに第
１の費用を支払ってよい。その後、オンラインコンテンツプロバイダは、第２の
獲得率が発生するまで、獲得ごとに第２の費用を支払ってよい。いかなる獲得率
および獲得ごとの費用が使用されてもよい。また、費用は、実際の獲得に基づい
て支払われてよい。従って、オンラインコンテンツプロバイダは、獲得ごとに支
払いを行ってよく、獲得の割合によって設定される所定量に基づいて支払いを行
ってよく、所定時間に亙って配布により訪問者からもたらされる収益の量に基づ
いて支払いを行ってよく、所定時間内の訪問の数に基づいて支払いを行ってよく
、所定時間内の固有の訪問の数に基づいて支払いを行ってよく、またはプログラ
ムのコストが配分される他の同様なタイプの取決めに基づいて支払いを行ってよ
い。 【００５３】 目的は、潜在顧客をオンライン消費者に変えることに関する利益およびリスク
を適当に配分する取決めを展開する、ということである。取決めの作成および管
理を容易にするために、ソフトウェアおよびハードウェアシステムが使用されて
よい。 【００５４】 ステップ４０２において、オフラインコンテンツプロバイダおよび仲介者は、
第２の取決めを行ってよい。第1の取決めと同様に、目的は、それぞれが相互に
有益な方法で実行するための動機を両者に提供する、リスクおよび報酬配分計画
を確立する、ということである。例えば、バックエンド収益モデルは、オンライ
ンコンテンツプロバイダがオフラインコンテンツプロバイダによって請求される
アップフロントコストを支払うことに関する取決めを含んでよい。更に、オフラ
インコンテンツプロバイダは、獲得によってもたらされる報酬に関与することと
引替えに、請求する費用を低減してもよい。 【００５５】 本システムには、コストの形態でリスクの３つの主なカテゴリがある。すなわ
ち、オフラインコンテンツプロバイダによって請求されるコストと、仲介者によ
って請求されるコストと、開発会社によって請求されるコストと、である。潜在
顧客が獲得されない場合であってもオフライン広告には価値があるが、バックエ
ンド報酬モデルは、獲得に基づく報酬に中心を置く。従って、当事者達は、当事
者の各々に最適に利益をもたらす一連のビジネス関係を作成するために、多少リ
スクおよび報酬をシフトさせてよい。 【００５６】 上記説明は第１および第２の取決めを識別するが、１つの実施の形態では、取
決めを行う順序が異なってよい。従って、１つの実施の形態では、オンラインコ
ンテンツプロバイダ、オフラインコンテンツプロバイダおよび仲介者は、１つの
取決めを行ってよい。更に、１つの実施の形態では、テクノロジ会社は、仲介者
を使用せずにコンテンツプロバイダと直接取引をしてよい。また、本バックエン
ド報酬モデルでは、金融サービスエンティティ、ベンチャー投資会社、会計事務
所、法律事務所、コンサルティング事務所および他のエンティティを含む、追加
のエンティティが関連してよい。例えば、金融サービス会社は、バックエンド報
酬において株主持分利益と引替えに仲介者に代ってあらゆる費用を支払ってよい
。 【００５７】 図５は、オフライン・ツー・オンラインテクノロジ開発会社、すなわち開発会
社５１０と複数の仲介者５０１〜５０４との間の関係を表すブロック図を示す。
好ましい実施の形態では、仲介者５０１〜５０４は、異なる業界、異なる地理、
異なる会社のサイズ、または他のビジネスセグメントを満足させてよい。１つの
実施の形態では、開発会社５１０は、ハードウェア、ソフトウェア、および潜在
顧客をオンライン閲覧者に変えるように設計された他のシステムを含む、そのテ
クノロジの専用実施権（exclusive licensing）を確立してよい。専用実施権の
範囲は、最初の実施料の金額によって決まってよい。更に、専用実施権の範囲は
、仲介者の評判、業界における開発会社テクノロジの容認の程度、業界における
仲介者の関係および他の要素等、他の要素によって決まってよい。 【００５８】 好ましい実施の形態では、開発会社は、獲得のコストを低減するように設計さ
れた基本テクノロジを提供してよい。新たなタイプの担体または他のオフライン
配布テクノロジ等のオフライン配布テクノロジが開発されるに従い、開発会社は
、オフライン配布テクノロジの有効な実現をサポートするために必要なハードウ
ェアおよびソフトウェアシステムを開発してもよい。例えば、開発会社は、懸賞
リストを作成し管理するために必要なバックエンドデータベースおよびデータベ
ースインタフェースを開発してよい。更に、開発会社は、仲介者およびコンテン
ツプロバイダの代りに、会計、課税、物流、および他のソフトウェアに対するア
クセスを供給しそれらを維持してよい。また、開発会社は、会計、課税、物流、
および各々のエンティティの利益のための他のソフトウェアを提供するために、
アプリケーションサービス提供者と取決めを行ってよい。また、他のソフトウェ
アおよびハードウェアシステムが開発されてもよい。 【００５９】 また、本発明の方法において、本システムの報酬およびコストを共有するため
に複数のオンラインプロバイダが関係することが望ましい場合もある。特に、各
サイトにおいて１つまたは複数の報酬を要求するために1つ以上のサイトで担体
が使用されてよい、参照（referral）の方法が提供されてよい。この参照から獲
得を受取るサイトは、参照サイトに対し所定の費用を支払うことを合意してよい
。かかる方法を、図６に示す。ステップ１０１〜１０４は、上述したように実行
されてよい。更に、ステップ１０６において、第1のウェブサイトが、懸賞要求
、登録または他のステップの完了時に、担体の受取人に対し、担体が懸賞を提供
することができる他のサイトに対するリンクを提供する。この実施の形態では、
１つの隠し画像が提供されてよく、または各々の参照されるウェブサイトに対し
別個の隠し画像が提供されてもよい。そして、ステップ１０８において、第２の
サイトが、参照ごとに報酬を支払ってよい。ステップ１０８において、他の取引
が行われてもよい。実際に、第２のサイトは、同様に受取人に対して第1のサイ
トを参照させてよく、それらの参照が使用されてよい。また、第２のサイトは、
参照の引替えに広告または他の形態の報償を提供してもよい。 【００６０】 更に、多くの異なるサイトが、それらの関連するサイト内で担体の受取人を移
動させる取決めを行ってよい。各サイトが、受取人の担体が懸賞またはあり得る
懸賞を要求するために使用され得る他の所定のサイトに受取人を参照させる、ウ
ェブリングまたはウェブメッシュタイプの構成が提供されてよい。そして、この
構成のメンバは、コストを分担してよい。 【００６１】 他の実施の形態によれば、１つの担体が、懸賞を要求するために担体が使用さ
れてよいあらゆる関係サイトを示してよい。本実施の形態による方法７００が提
供される。ステップ７０２において、固有のアカウント番号、隠し画像および複
数の関係オンラインプロバイダが示されている担体が配布される。ステップ７０
４において、受取人は、懸賞を要求するために関係するオンラインプロバイダの
うちの１つまたは複数に訪れる。１つの隠し画像が使用される場合、その隠し画
像は、サイトのうちの１つまたは複数において懸賞を決定するために使用されて
よい。実施の形態では、受取人は、各関係サイトに懸賞を要求することができて
よい。他の実施の形態では、受取人は、１つまたは他の所定の数の関係サイトに
懸賞を要求するように制限されてよい。また、担体は、各々が異なる関係サイト
に対応する複数の隠し画像を提供してよい。また、ユーザが関係サイトにおいて
提供される懸賞を決定してよい起点サイトが提供されてよい。例えば、メインサ
イトは、隠し画像に対する懸賞を明らかにし、その懸賞に対し各々のあらゆる関
係サイトにおいて何の賞品が提供されるかを示してよい。関係する書籍販売業者
が無料本を提供してよく、関係する衣料小売店が１０ドル割引クーポンを提供し
てよい。このように、ユーザは、どこで懸賞を引換えるか選択してよく、または
受取人が望む懸賞を引換えるために関係サイトのうちのいくつかまたはすべてに
訪れてよい。ステップ７０６では、配布のコストおよび利益が、所定の基準で関
係するオンラインプロバイダによって配分されてよい。本実施の形態では、関係
するメンバは、コストを均一に分担してよく、またはコストをそのサイトに対す
る配布の効果に基づいて配分してもよい。例えば、５つの会社が関係しコストが
１０，０００ドルである場合、それらの会社は各々２０００ドル支払うことがで
き、または会社が配布によってもたらされる全ヒットの一部として受取るヒット
の数に従って支払うことができる。ある会社が他の会社の３倍のヒットを得た場
合、その会社は、他より高い割合のコストを担うことになる。他のコストおよび
費用分担取決めも同様に行われてよい。 【００６２】 本発明の他の実施の形態によれば、リピート訪問者を引付ける方法８００が提
供される。本方法では、懸賞が、ある期間ランダムにまたは所定のスケジュール
に従って変更される。従って、担体の受取人は、その担体の隠し画像に対し異な
る懸賞が提供されたかを見るために頻繁に戻るよう促される。更に、受取人が、
追加のおよび／または異なる懸賞が提供されるかをいつ見に戻るべきかを知るこ
とができる、所定のスケジュールが確立されてよい。スケジュールは、時間単位
、日単位、週単位、月単位または他のいかなる期間であってもよい。更に、懸賞
は、すでに提供されたものに加えられてよく、または異なる懸賞であってもよい
。例えば、サイトで明らかにされる特定の隠し画像は、ある週では懸賞が５ドル
クーポンであることを示してよい。次の週は、同じ画像が無料本に対応してよい
。従って、本システムにより、ユーザは、両懸賞を要求することができてよく、
あるいはユーザを、受取人がいつ「要求する」か決定する１つの懸賞に制限して
もよい。いずれの場合も、本システムは受取人がサイトに複数回戻る動機を提供
する。 【００６３】 方法８００において、ステップ１０１は、上述したように実行される。ステッ
プ８０２において、画像に基づく懸賞スケジュールが作成される。その懸賞スケ
ジュールは、懸賞プログラムが継続するに従い変更されてよい。例えば、プログ
ラムが開始した時、懸賞は固定されてよいが、プログラムが継続すると、それら
懸賞は変更されてよい。スケジュールは、懸賞が変更される時刻および／または
日付を含んでよい。ステップ８０４において、受取人が懸賞を要求するためにい
つサイトに戻るか分かるように、受取人に対し懸賞スケジュールが通知される。
その通知は、担体に直接に、または担体に関連する情報において提供されてよい
。また、そのスケジュールは、ユーザが懸賞を決定するために向けられるオンラ
インサイトにおいて掲示されてもよい。例えば、サイトは、この週はユーザが無
料本を獲得するが、追加のまたは異なる懸賞を獲得するかを調べるためにユーザ
ーは次週を確認し直すことができる、ということを示してよい。ステップ８０６
において、受取人は、懸賞スケジュールに従って新たな／異なる懸賞をチェック
するためにサイトに訪れてよい。ステップ８０８において、受取人の訪問スケジ
ュールに基づいて、報酬が配分される。１つの実施の形態では、受取人による各
訪問に対して報酬が支払われてよい。あらゆる受取人がサイトを訪れる回数を考
慮して、他のコスト／報酬配分方法が使用されてもよい。 【００６４】 図７に関連して述べた方法と同様に、複数の関係者が関連する場合、図８にお
いて各関係者に対し異なるスケジュールが提供されてよく、または同じスケジュ
ールが提供されてよい。この実施の形態では、１つの関係者がその懸賞を毎日変
更する一方で、他の関係者が毎月変更してよい。 【００６５】 図９は、担体の配布の効果が監視され得る本発明の他の実施の形態を示す。方
法９００は、本実施の形態に従って提供されてよい。方法９００において、ステ
ップ９０２では、上記ステップ１０１と同様に、固有のアカウント番号および隠
し画像を有する担体があるオフライン媒体チャネルにより配布される。ステップ
９０４において、各担体の配布方法が、データベースに固有のアカウント番号に
て記録され関連付けられる。ステップ９０６において、受取人がオンラインプロ
バイダを訪れる。ステップ９０８において、任意に、固有のアカウント番号と同
様に、訪問者情報および訪問情報が受取人から収集される。その情報は、受取人
により懸賞を要求するために入力されてよい。ステップ９１０において、そのキ
ャンペーンの効果が、配布方法情報、訪問者情報および訪問情報を使用して判断
されてよい。 【００６６】 実施の形態では、上述したように、訪問者情報は、受取人に関する人口統計的
および個人的情報を含んでよい。訪問情報は、訪問者のサイトへの訪問に関する
情報を含んでよい。この情報は、限定されないが、以下を含んでよい。すなわち
、訪問の時刻および日付、訪問の回数、訪問の結果（例えば、製品の購入、ｘ回
のページ閲覧、他のサイトへのリンク、ｘ回の広告へのクリック等）、訪問の長
さ（例えば、ページ閲覧の数、ページ閲覧間に費やした時間等）、および他の情
報である。 【００６７】 ステップ９１０は、この情報に基づいて利用可能な多数の異なるタイプの分析
を含んでよい。例えば、オンラインコンテンツプロバイダは、１８〜３５歳に亙
る最も有効な配布方法を知りたいと望む場合がある。更に、オンラインコンテン
ツプロバイダは、どの受取人が消費者となる可能性が最も高いかを知ることによ
り、それら受取人に対する配布チャネルをターゲットとしたいと望む場合がある
。ステップ９１０は、この入手可能な情報のデータベースに基づいて、データマ
イニング技術を使用して実行されてよい。これらデータマイニング技術により、
この方法の価値が最大化される。当業者は、記録された情報から採用されてよい
あらゆるデータマイニング技術を理解するであろう。 【００６８】 これらの実施の形態の多くが別々の図面で示されているが、これら技術の組合
せが意図されることが理解されなければならない。実際に、図９のステップは、
図１乃至図８のいずれかの実施の形態の一部として実行されてよい。同様に、述
べられている他のすべての方法が、述べられているあらゆる他の方法と組合せて
使用可能である、ということは理解されるべきである。 【００６９】 本発明を特に、多くの実施の形態に関連して示し説明したが、当業者には、形
態および細部において、本発明の範囲を逸脱することなく他のあらゆる形態およ
び細部の変更が行われてよい、ということが理解されよう。本発明の範囲は、与
えられる実施の形態によってではなく、添付の特許請求の範囲およびそれらの法
律的等価物によって判断されなければならない。 【図面の簡単な説明】 【図１】 本発明の実施の形態による、隠し懸賞担体の配布により訪問者を
オンラインコンテンツプロバイダに引付ける方法を示す。 【図２】 本発明の実施の形態による、担体に関連する固有のアカウント番
号を入力することにより１つまたは複数の指定されたオンラインコンテンツプロ
バイダにおいて引換可能である隠し懸賞担体の配布により、訪問者をオンライン
コンテンツプロバイダに引付ける方法を示す。 【図３】 本発明の実施の形態による、仲介者とコンテンツプロバイダと潜
在顧客との間の関係を示すブロック図である。 【図４】 本発明の実施の形態による収益モデルに関連するフローチャート
である。 【図５】 オフライン・ツー・オンラインテクノロジ開発会社と複数の仲介
者との間の関係を表すブロック図である。 【図６】 本発明の実施の形態による、隠し懸賞担体配布方法において複数
の関係するオンラインコンテンツプロバイダの間で収益を分担する方法のフロー
チャートを示す。 【図７】 本発明の他の実施の形態による、隠し懸賞担体配布方法において
複数の関係するオンラインコンテンツプロバイダの間で収益を分担する方法のフ
ローチャートを示す。 【図８】 本発明の実施の形態による、所定のスケジュールに従ってオンラ
インシステムに訪れるように訪問者を引付ける方法のフローチャートである。 【図９】 本発明の実施の形態による、訪問者をオンラインコンテンツに引
付けるためのあらゆるオフライン配布方法の効果を決定する方法のフローチャー
トを示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 オフライン配布方法を通してオンラインサイトに訪問者を引
   付ける方法であって、 各々が固有のアカウント番号と少なくとも１つの隠し画像とを備える複数の担
   体（substrate）を配布するステップと、 各々が、前記１つまたは複数の隠し画像が前面に配置されると該隠し画像から
   １つまたは複数の懸賞（award）を明らかにする少なくとも１つの表出画面を提
   供する、１つまたは複数のオンライン参加サイトに、前記担体の受取人を向ける
   ステップと、 該担体の少なくとも前記固有のアカウント番号を含む受取人情報を受入れるス
   テップと、 を含むことを特徴とする方法。 【請求項２】 前記隠し画像の少なくとも１つは、複数の懸賞を明らかにす
   る請求項１記載の方法。 【請求項３】 各懸賞は、１つのオンライン参加サイトにおいて引換可能で
   ある請求項２記載の方法。 【請求項４】 前記オンライン参加サイトの１つまたは複数は、１つまたは
   複数の他のオンライン参加サイトへのリンクを提供する請求項１記載の方法。 【請求項５】 オンライン参加サイトは、それら参加サイト内のリンクに基
   づいてコストまたは利益を配分する請求項４記載の方法。 【請求項６】 オンライン参加サイトは、受取人が向けられる参加ハブを含
   み、該参加ハブは、複数のオンライン参加サイトにおいて入手可能な１つまたは
   複数の懸賞を明らかにする表出画面を提供する請求項１記載の方法。 【請求項７】 前記担体の隠し画像に対応する前記懸賞が変更される時を決
   定する所定の懸賞スケジュールを作成するステップと、 該所定の懸賞スケジュールを前記担体の受取人に提供するステップと、 該所定の懸賞スケジュールに従って担体に関連する懸賞を明らかにすることに
   より、ユーザを前記オンライン参加サイトに再び引付ける表出画面を提供するス
   テップと、 を更に含む請求項１記載の方法。 【請求項８】 前記受取人は、その受取人の担体に対し前記懸賞が変更され
   ると、追加の懸賞を引換えることが可能な請求項７記載の方法。 【請求項９】 隠し画像に関連する前記懸賞をランダムに変更することによ
   り、受取人を該懸賞がどのように変更されたか判断するために前記オンライン参
   加サイトに戻るよう促すステップを更に含む請求項１記載の方法。 【請求項１０】 前記固有のアカウント番号は、前記受取人に対し前記表出
   画面を提示する前に入力される請求項１記載の方法。 【請求項１１】 前記ユーザが前記オンライン参加サイトの１つまたは複数
   において前記懸賞を引換えることができるようにするステップを更に含む請求項
   １記載の方法。 【請求項１２】 前記ユーザから登録情報を受取るステップを更に含む請求
   項１記載の方法。 【請求項１３】 前記受取人のオンライン参加サイトへの訪問に関連する訪
   問情報を記録するステップを更に含む請求項１記載の方法。 【請求項１４】 複数の配布チャネルを通して前記担体を配布するステップ
   と、 該担体に対し固有のアカウント番号と対応する前記配布チャネルとを記録する
   ステップと、 受取人が前記隠し画像に対応する前記懸賞を判断するために前記オンライン参
   加サイトに訪れる時に、該オンライン参加サイトにおいてそれら受取人によって
   入力される、前記固有のアカウント番号を使用して、配布チャネルの効果を分析
   するステップと、 を含む請求項１記載の方法。 【請求項１５】 前記分析するステップは、異なる訪問者および訪問を引付
   ける配布チャネルの前記効果を判断するための訪問者情報および訪問情報を含む
   請求項１４記載の方法。 【請求項１６】 前記オンライン参加サイトに加えて、担体作成者と仲介者
   とを含み、該関係者は、それらの間でコストまたは利益を配分する請求項１記載
   の方法。 【請求項１７】 前記配分は、少なくとも部分的には固定料金に基づく請求
   項１６記載の方法。 【請求項１８】 前記配分は、前記配布の前記効果に基づく請求項１７記載
   の方法。 【請求項１９】 オンラインサイトにおいて訪問者情報の入力を促進する方
   法であって、 そのオンラインサイトから、ユーザが前面に隠し画像担体を配置すると１つま
   たは複数の懸賞を明らかにする少なくとも１つの表出画面を提供するステップと
   、 前記ユーザに対し訪問者情報入力ページを提供するステップと、 該ユーザが前記オンラインサイトにおいて１つまたは複数の保護画面に訪れる
   ことが可能になる前に、指定された訪問者情報の入力を受取るステップと、 を含む方法。 【請求項２０】 前記１つまたは複数の保護画面は、前記表出画面を含む請
   求項１９記載の方法。 【請求項２１】 前記１つまたは複数の保護画面は、１つまたは複数の懸賞
   を引換えることが可能な画面を含む請求項１９記載の方法。 【請求項２２】 前記１つまたは複数の保護画面は、１つまたは複数の懸賞
   を受取ることが可能な画面を含む請求項１９記載の方法。 【請求項２３】 前記所定の懸賞スケジュールに従って担体に関連する懸賞
   を明らかにすることにより、前記ユーザを前記オンライン参加サイトに再び引付
   ける表出画面を提供するステップを更に含む請求項１９記載の方法。 【請求項２４】 前記受取人は、その受取人の担体に対し前記懸賞が変更さ
   れると追加の懸賞を引換えることができ、前記ユーザは、各引換の前に訪問者情
   報を入力しなければならない請求項２３記載の方法。 【請求項２４】 前記訪問者情報は、ユーザ名とパスワードとを含む請求項
   １９記載の方法。 【請求項２５】 前記訪問者情報は、ユーザ識別情報を含む請求項１９記載
   の方法。 【請求項２６】 隠し画像に関連する前記懸賞をランダムに変更することに
   より、受取人を該懸賞がどのように変化したかを判断するために前記オンライン
   参加サイトに戻るよう促すステップを更に含む請求項１９記載の方法。 【請求項２７】 前記訪問者情報は、前記担体の固有のアカウント番号を含
   む請求項１９記載の方法。 【請求項２８】 オフライン配布方法を通してオンラインサイトに訪問者を
   引付けるシステムであって、 各々が固有のアカウント番号と少なくとも１つの隠し画像とを備える複数の担
   体を配布する配布手段と、 該担体の受取人を１つまたは複数のオンライン参加サイトに向ける指示手段と
   、 前記１つまたは複数の隠し画像が表示画面の前面に配置されると該隠し画像か
   ら１つまたは複数の懸賞を明らかにする少なくとも１つの表出画面を提供する、
   １つまたは複数のオンライン参加サイトと、 該担体の少なくとも前記固有のアカウント番号を含む受取人情報を受入れるア
   カウント番号受入れ手段と、 を具備するシステム。 【請求項２９】 前記隠し画像の少なくとも１つは、複数の懸賞を明らかに
   する請求項２８記載のシステム。 【請求項３０】 各懸賞は、１つのオンライン参加サイトにおいて引換可能
   である請求項２９記載のシステム。 【請求項３１】 前記オンライン参加サイトの１つまたは複数は、１つまた
   は複数の他のオンライン参加サイトへのリンクを提供する請求項２８記載のシス
   テム。 【請求項３２】 オンライン参加サイトは、それら関係者内のリンクに基づ
   いてコストまたは利益を配分する請求項３１記載のシステム。 【請求項３３】 オンライン参加サイトのうちの１つは、受取人が向けられ
   る参加ハブを構成し、該参加ハブは、複数のオンライン参加サイトにおいて入手
   可能な１つまたは複数の懸賞を明らかにする表出画面を提供する請求項３３記載
   のシステム。 【請求項３４】 前記担体の隠し画像に対応する前記懸賞が変更される時を
   決定する所定の懸賞スケジュールを格納するスケジュール手段を具備し、 前記表出画面は、該所定の懸賞スケジュールに従って担体に関連する懸賞を明
   らかにすることにより、ユーザを前記オンライン参加サイトに再び引付ける請求
   項２８記載のシステム。 【請求項３５】 隠し画像に関連する前記懸賞をランダムに変更することに
   より、受取人を該懸賞がどのように変更されたか判断するために前記オンライン
   参加サイトに戻るよう促す懸賞変更手段を更に具備する請求項２８記載のシステ
   ム。 【請求項３６】 ユーザが訪問者情報を入力することができるようにする訪
   問者情報入力手段を更に具備する請求項２８記載のシステム。 【請求項３７】 訪問者のオンライン参加サイトへの訪問に関する訪問情報
   を記録する訪問記録手段を更に具備する請求項２８記載のシステム。 【請求項３８】 受取人が前記隠し画像に対応する前記懸賞を判断するため
   に前記オンライン参加サイトに訪れる時に、該オンライン参加サイトにおいてそ
   れらの受取人によって入力される、前記固有のアカウント番号を使用して、担体
   配布の効果を分析する分析手段を更に具備する請求項２８記載のシステム。 【請求項４０】 インタネットによりサーバシステムからファイルを受取る
   そのサーバシステムへの訪問者からの訪問者情報の入力を促進するサーバシステ
   ムであって、 ユーザから訪問者情報を受取るために訪問者と対話する訪問者情報入力手段と
   、 該訪問者情報入力手段と対話し、該訪問者に対し１つまたは複数の懸賞を明ら
   かにする少なくとも１つの表出画面を提示する、表出画面手段と、 前記訪問者情報が受取られるまで前記サーバシステムの指定されたコンテンツ
   に対する訪問者のアクセスを制限する画面制御手段と、 を具備するシステム。 【請求項４１】 前記指定されたコンテンツは、１つまたは複数の表出画面
   を含む請求項４０記載のシステム。 【請求項４２】 前記指定されたコンテンツは、１つまたは複数の懸賞を引
   換えることが可能な画面を含む請求項４０記載のシステム。 【請求項４３】 前記指定されたコンテンツは、１つまたは複数の懸賞を受
   取ることが可能な画面を含む請求項４０記載のシステム。