JP2003523137A - パケット交換データ伝送におけるデータ・パケット番号付加方式 - Google Patents

パケット交換データ伝送におけるデータ・パケット番号付加方式

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Abstract

(57)【要約】 パケット交換通信システムにおいてデータ・パケットに番号を付加する方法であって、このパケット交換通信システムは、肯定応答される伝送を利用すると共に、その通信プロトコルが、ユーザ・データ・パケットをコンバージェンス・プロトコル・パケットに変換するコンバージェンス・プロトコル層と、コンバージェンス・プロトコル・パケットをデータ・ユニットとして伝送すると共に、その伝送を肯定応答するリンク層とを備えている。伝送されるコンバージェンス・プロトコル・パケットのためにデータ・パケット番号をカウンタによって規定し、伝送されるコンバージェンス・プロトコル・パケットをデータ・パケット番号なしに伝送のためのリンク層に転送する。受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットのためにもデータ・パケット番号をカウンタによって規定し、受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットの肯定応答を送信機に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、パケット交換データ伝送に関し、より正確には、特に肯定応答のあ
るデータ伝送に関するデータ・パケット番号付加方式の最適化に関する。
【0002】 例えばUMTS(ユニバーサル移動通信システム)およびIMT-2000(国際移動電話
システム)と呼ばれる第3世代の移動通信システムの開発における目的の一つは
、GSMシステム(移動通信のためのグローバル・システム)等の第2世代の移動通
信システムとできるだけ良好な互換性を有することである。例えば、UMTSシステ
ムのコア・ネットワークは、できるだけ既存ネットワークの効率的な使用を認め
るGSMコア・ネットワークに基いて構築するように設計されている。もう一つの
目的は、第3世代の移動局がUMTSシステムとGSMシステム間のハンドオーバを行え
るようにすることである。このことはパケット交換データ伝送、特にUMTSと、GS
Mシステムのために設計されたパケット無線ネットワークGPRS(一般パケット無
線サービス)との間のパケット交換データ伝送にも適用される。
【0003】 パケット交換データ伝送においては、信頼性の高い、すなわち肯定応答のある
伝送、または、信頼性の低い、すなわち肯定応答のない伝送のいずれかを用いる
ことができる。肯定応答のある伝送においては、受信機が、受信したデータ・パ
ケットPDU(プロトコル・データ・ユニット)の肯定応答を送信機に送るので、
送信機は失われたか損傷したパケットを再送することができる。SGSN(在圏GPRS
サポート・ノード)間のハンドオーバをGPRSシステム内で行うとき、データ伝送
の信頼性は、8ビットのN-PDU(ネットワークPDU)番号によって保証される。こ
の番号は、データ・パケットに付加され、どのデータ・パケットが受信機に伝送
されたかをチェックするために使用される。現在の仕様によるUMTSシステムにお
いては、パケット・データ・プロトコルのRLC(無線リンク制御)層の12ビット
のRLCシーケンス番号が、パケット交換データ伝送における在圏サポート・ノー
ド間のハンドオーバの信頼性を保証するために用いられている。
【0004】 GPRSからUMTSへのハンドオーバにおいては、UMTSシステムがハンドオーバの信
頼性に対して責任がある。この信頼性はGPRSのN-PDU番号によってチェックされ
る。このN-PDU番号は、UMTSにおけるハンドオーバ処理において使用される識別
番号を生成するために用いられる。ハンドオーバがUMTSからGPRSへ行われるとき
、GPRSシステムがそのハンドオーバに対して責任がある。この場合、信頼性はUM
TSに含まれたデータ・パケットの識別データに基いてチェックされる。このため
、UMTSデータ・パケット・プロトコルに属するコンバージェンス・プロトコル層
PDCP(パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル)のデータ・パケット
に追加バイトとして追加される8ビットのデータ・パケット番号がUMTSシステム
用に設計されている。従って、このPDCP-PDU番号は一つのデータ・パケット番号
を形成し、このデータ・パケット番号は論理的にGPRSのN-PDU番号に対応すると
共に、このデータ・パケット番号に基いて、全てのデータ・パケットが高い信頼
性で伝送されたかどうかがハンドオーバ中にチェックされる。12ビットのRLCシ
ーケンス番号から最上位の4ビットを取り除くことによって、8ビットのPDCP-PDU
番号を形成することも可能である。対応するPDCP-PDU番号付け、すなわちN-PNU
番号付けは、UMTS内の無線ネットワーク・サブシステム間での内部ハンドオーバ
(SRNS再配置)においても使用可能である。UMTS内の内部ハンドオーバにおいて
は、データ・パケットPDUをバッファに格納して、ハンドオーバがもう一つのシ
ステムの在圏サポート・ノードSGSNか、新らしい在圏無線ネットワーク・サブシ
ステムSRSNに対して行われるまで待つ。そして、伝送したデータ・パケットを、
受信されたデータ・パケットの肯定応答を受信機から受信したときに、バッファ
から除去する。
【0005】 上記に説明した方法に関する問題は、PDCP-PDU番号によって形成された追加バ
イトをコンバージェンス・プロトコル層PDCPにおける各データ・パケットのヘッ
ダ領域に追加することにある。このことは、追加バイトが各データ・パケットの
中で伝送されるので、データ伝送における負荷を増やすことになる。通常のデー
タ伝送においては、UMTSパケット・データ・サービスはPDCP-PDU番号を使用しな
い。それはUMTSとGPRS間のハンドオーバと、UMTS内の内部ハンドオーバにおいて
のみ使用される。
【0006】 上記に説明した構成に関するもう一つの問題は、RLCシーケンス番号からPDCP-
PDU番号を生成することにある。RLCシーケンス番号は、RLC層のデータ・ユニッ
トRLC-PDUに対して連続的に規定される。システムにおける遅れによって、バッ
ファは多くのデータ・ユニットRLC-PDUを含むことが有り得る。RLCシーケンス番
号が、8ビットによって表すことができる最大10進数である255を越えた場
合、二つ以上のデータ・パケットが同じPDCP-PDU番号を受け取ることが有り得る
。なぜなら、最上位の4ビットが12ビットのRLCシーケンス番号から除去され
るためである。その場合、受信機は、受信したパケットのPDCP-PDU番号に基いて
肯定応答すべきデータ・パケットを限定することができず、ハンドオーバの信頼
性を保証することはもはやできない。
【0007】 PDCP層におけるパケット・データ伝送の可能な多重化にも問題がある。なぜな
ら、PDCP層より下のRLC層がいくつかの接続から同時にデータ・パケットを受け
取るからである。ハンドオーバの信頼性は接続に基いて確かめられるので、いく
つかの同時接続のためにRLCシーケンス番号を規定することが非常に困難である
のみならず、ハンドオーバの点で信頼性がない。 (発明の概要) 本発明の目的は、上記に述べた不都合を最少にするための改善された方法とそ
の方法を実施する装置を提供することにある。本発明の目的は、独立請求項の中
で開示されたことを特徴とする方法と装置によって達成される。本発明の好まし
い実施例は従属請求項の中で開示されている。
【0008】 本発明は、PDCP層におけるデータ・パケット番号付けにおいて、カウンタによ
って維持される「仮想の」データ・パケット番号付けを用いることを基本にして
いる。送信PDCPと受信PDCPは、伝送されるデータ・パケットをカウンタによって
監視し、受信PDCPは、受信したデータ・パケットの肯定応答を、好ましくは、デ
ータ・パケット番号をデータ・パケットと共に伝送する必要のない、通常の肯定
応答されるデータ伝送に対応する方法で、カウンタの読みによって行う。本発明
の好ましい実施例によれば、ある間隔で、劣悪な伝送条件で伝送されるか、シス
テムの限界のために伝送されるデータ・パケットに、データ・パケット番号を付
加することができる。データ・パケット番号は各データ・パケットに付加されな
いが、データ・パケット・カウンタは同期させることができる。
【0009】 本発明の方法と装置の利点は、最適の伝送状態において、肯定応答されるデー
タ伝送を、データ・パケット番号を伝送する必要なく保証できることである。非
最適伝送状態においては、データ・パケット番号は、非常に少ないデータ・パケ
ットの中で伝送される。もう一つの利点は、肯定応答され、バッファから除去さ
れるデータ・パケットを、明確に決定することができることである。更なる利点
は、対応する仮想のデータ・パケット番号付けが将来のGPRSバージョンにも導入
されるならば、本発明の方法が、UMTSの無線ネットワーク・サブシステム間の内
部ハンドオーバのみならず、UMTSとGPRS間のハンドオーバにも適用できることで
ある。本発明を、添付図面を参照して好ましい実施例によって更に詳しく説明す
る。 (発明の詳細な説明) UMTSシステムとGPRSシステムのパケット無線サービスを一例として使って、以
下に本発明を説明する。しかしながら、本発明は、これらのシステムに限定され
るものではなく、以下に述べる方法でデータ・パケットの肯定応答を要求するど
のようなパケット交換データ伝送方法にも適用可能である。本発明は特に、UMTS
とGPRS間の肯定応答されるハンドオーバと、UMTSにおける無線ネットワーク・サ
ブシステム間の内部ハンドオーバ(SRNS再配置)の両方に適している。従って、
前者の場合、この記述に用いられる用語である受信PDCPは、GPRSの対応する機能
すなわちSNDCPと置き換えることができる。
【0010】 図1は、GPRSシステムがGSMシステムに基いてどのように構築されるかを示して
いる。GSMシステムは、無線路を介して無線基地局BTSと通信する移動局MSを備え
ている。いくつかの無線基地局BTSは、無線基地局で使用可能な無線周波数とチ
ャンネルを制御する基地局制御局BSCに接続されている。基地局制御局BSCは、接
続のセットアップ/確立および正しいアドレスへの呼の経路選択を担う移動交換
局MSCと、Aインターフェースを介して通信する。MSCは移動加入者についての情
報を有する二つのデータベースによって支援される。一つは、移動通信ネットワ
ークの全ての加入者についての情報と、それらの加入者によって注文されるサー
ビスについての情報とを含むホーム・ロケーション・レジスタHLRであり、もう
一つは、ある移動交換局MSCの領域を訪れる移動局についての情報を含むビジタ
ー・ロケーション・レジスタVLRである。移動交換局MSCは、ゲートウェイ移動交
換局GMSCを介して他の移動交換局と通信すると共に、公衆交換電話網PSTNと通信
する。GSMシステムの詳細な説明に関しては、「ETSI/GSM仕様書」とフランスPa
laiseauのM.Mouly氏とM.Pautet氏による「移動通信のためのGSMシステム(The G
SM system for Mobile Communications)」(19992年ISBN:2-957190-07-7)を参
照のこと。
【0011】 GSMネットワークに接続されたGPRSシステムは、二つの殆ど独立した機能、す
なわち、ゲートウェイGPRSサポート・ノードGGSNと、在圏GPRSサポート・ノード
SGSNを有している。GPRSネットワークは、いくつかの在圏サポート・ノードとゲ
ートウェイ・サポート・ノードを有することができ、典型的にはいくつかの在圏
サポート・ノードが一つのゲートウェイ・サポート・ノードGGSNに接続される。
SGSNノードとGGSNノードの両方共、移動局の移動性をサポートすると共に移動通
信システムを制御するルータとして機能し、移動局の位置と使用されるプロトコ
ルとに拘わらず、データ・パケットを特定の経路で移動局に伝送する。在圏サポ
ート・ノードSGSNは、移動通信ネットワークを介して、移動局MSと通信する。移
動通信ネットワークへの接続(Gbインターフェース)は、典型的には、無線基地
局BTSか基地局制御局BSCのいずれかを介して確立される。在圏サポート・ノード
SGSNの機能は、その領域内のパケット無線接続のできる移動局を検出して、デー
タ・パケットをこれらの移動局に伝送すると共にこれらの移動局から受信するこ
とと、そのサービス領域内の移動局の位置を監視することである。更に、在圏サ
ポート・ノードSGSNは、シグナリング・インターフェースGsを介して移動交換局
MSCとビジター・ロケーション・レジスタVLRと通信し、Grインターフェースを介
してホーム・ロケーション・レジスタHLRと通信する。ホーム・ロケーション・
レジスタHLRはまた、パケット無線サービスに関するGPRSレコードを含み、加入
者専用のパケット・データ・プロトコルを有している。
【0012】 ゲートウェイ・サポート・ノードGGSNは、GPRSネットワークと外部データ・ネ
ットワークPDN(パケット・データ・ネットワーク)との間のゲートウェイとし
て機能する。外部データ・ネットワークには、もう一つのネットワーク・オペレ
ータのGPRSネットワーク、インターネット、X.25ネットワーク、または私設ロー
カル・エリア・ネットワークがある。ゲートウェイ・サポート・ノードGGSNは、
Giインターフェースを介してこれらのデータ・ネットワークと通信する。ゲート
ウェイ・サポート・ノードGGSNと在圏サポート・ノードSGSN間で伝送されるデー
タ・パケットは、常にGPRS標準に従ってカプセル化される。ゲートウェイ・サポ
ート・ノードGGSNはまた、GPRS移動局のPDP(パケット・データ・プロトコル)
アドレスと、経路選択データすなわちSGSNアドレスとを含んでいる。経路選択デ
ータは従って、外部データ・ネットワークと在圏サポート・ノードSGSN間のデー
タ・パケットをリンクするために用いられる。ゲートウェイ・サポート・ノード
GGSNと在圏サポート・ノードSGSN間のGPRSコア・ネットワークは、IPプロトコル
、好ましくはIPv6(インターネット・プロトコル第6版)を使用するネットワー
クである。
【0013】 パケット交換データ伝送においては、端末とネットワーク・アドレス間の通信
ネットワークによって提供される接続は、普通、コンテキストと呼ばれる。これ
は、宛先アドレス間の論理リンクと呼ばれ、この論理リンクを介してデータ・パ
ケットが宛先アドレス間で伝送される。この論理リンクは、たとえパケットが伝
送されなくても存在し、その場合、システム容量を費やさず、他の接続のために
取っておくことができる。従って、コンテキストは例えば回線交換接続とは異な
る。
【0014】 図2は、第3世代のUMTSネットワークが、高度GSMコア・ネットワークに関連し
て、どのようにして構築できるのかを、簡単に示した図である。このコア・ネッ
トワークにおいて、移動交換局/ビジター・ロケーション・レジスタ3G-MSC/VLR
は、ホーム・ロケーション・レジスタHLRと通信し、好ましくは、インテリジェ
ント・ネットワークのサービス制御ポイントSCPとも通信する。在圏サポート・
ノード3G-SGSNへの接続は、Gs’インターフェースを介して確立され、公衆交換
電話網PSTN/ISDNへの接続は、GSMについて前述されたように確立される。在圏サ
ポート・ノード3G-SGSNから外部データ・ネットワークPDNへの接続が、GPRSシス
テムにおけるのと全く同じ方法で確立される、すなわち、外部データ・ネットワ
ークPDNに接続されたゲートウェイ・サポート・ノード3G-GGSNにGnインターフェ
ースを介して接続される。移動交換局/ビジター・ロケーション・レジスタ3G-M
SC/VLRと在圏サポート・ノード3G-SGSNは両方とも、luインターフェースを介し
て無線ネットワークUTRAN(UMTS地上波無線アクセスネットワーク)と通信する
。このluインターフェースは、GSM/GPRSシステムを考慮してAインターフェース
とGbインターフェースの機能を結合したものである。luインターフェースは、全
く新しい機能を備えることもできる。無線ネットワークUTRANは、無線ネットワ
ーク制御局RNCと、その無線ネットワーク制御局と通信し、ノードBsとも呼ばれ
る基地局BSとから成るいくつかの無線ネットワーク・サブシステムRNSで構成さ
れている。基地局は、無線路を介して、ユーザ機器UE、典型的には移動局MSと通
信する。
【0015】 図3aと図3bは、それぞれGPRSとUMTSのプロトコル・スタックを示している。こ
れらのプロトコルに従う規定は、当該システムにおけるユーザ・データの伝送に
おいて使用される。図3aは、移動局MSとGPRSシステムのゲートウェイ・サポート
・ノードGGSNとの間でユーザ・データを伝送するために用いられるプロトコル・
スタックを示している。移動局MSとGSMネットワークの基地局システムBSSとの間
では、データは、通常のGSMプロトコルに従ってUmインターフェースを通って伝
送される。基地局システムBSSと在圏サポート・ノードSGSNの間のGbインターフ
ェースでは、最下位プロトコル層が開放されたままであり、ATMプロトコルまた
はフレーム・リレー・プロトコルが第2層において使用される。第2層の上のBSS
GP層(基地局システムGPRSプロトコル)は、経路選択および品質サービスの規定
と、データ・パケットの肯定応答およびGbインターフェースの管理に関するシグ
ナリングの規定とを、伝送されるデータ・パケットに追加する。
【0016】 移動局MSと在圏サポート・ノードSGSNの間の直接通信は、二つのプロトコル層
、すなわち、SNDCP(サブ・ネットワーク従属コンバージェンス・プロトコル)
層とLLC(論理リンク制御)層の中で規定される。伝送されるユーザ・データは
、SNDCP層において、一つまたはそれ以上のSNDCデータに分割される。この場合
それに関連するTCP/IP又はUDP/IPのヘッダ領域を必要なら圧縮できる。SNDCデ
ータ・ユニットは、データ伝送に関するアドレスと制御情報とが追加されたLLC
フレームで伝送され、このLLCフレームの中でSNDCデータ・ユニットを暗号化す
ることができる。LLC層の機能は、移動局MSと在圏サポート・ノードSGSN間のデ
ータ伝送接続を維持することと、損傷したフレームを再送することである。在圏
サポート・ノードSGSNは、移動局MSから到着したデータ・パケットを更に正しい
ゲートウェイ・サポート・ノードGGSNに経路選択する役を担っている。トンネリ
ング・プロトコル(GTP、GPRSトンネリング・プロトコル)は、GPRSコア・ネッ
トワークを介して伝送された全てのユーザ・データとシグナリングをカプセル化
し、トンネリングするために、この接続で用いられる。GTPプロトコルはGPRSコ
ア・ネットワークによって用いられるIPより上位で実行される。
【0017】 UMTSにおけるパケット交換ユーザ・データの伝送において用いられる図3bのプ
ロトコル・スタックは、大部分GPRSプロトコル・スタックと対応しているが、い
くつかの大きな例外がある。図3bに見られるように、UMTSにおいては、在圏サポ
ート・ノード3G-SGSNはどのプロトコル層においても移動局MSなどのユーザ機器U
Eと直接通信せず、全てのデータは無線ネットワークUTRANを介して伝送される。
この場合、在圏サポート・ノード3G-SGSNは主として、データ・パケットをGTPプ
ロトコルに従って無線ネットワークUTRANに伝送するルータとして機能する。無
線ネットワークUTRANとユーザ機器UE間のUuインターフェースにおいては、低レ
ベルデータ伝送が、物理層におけるWCDMAまたはTD-CDMAプロトコルに従って生じ
る。その機能に関しては、物理層の上位にあるRLC層とMAC層が、GSMの対応する
層と類似している。しかしながら、LLC層のいくつかの機能はUMTSのRLC層に移さ
れている。これらの上位にあるPDCP層は、主としてGPRSシステムのSNDCP層の代
わりをしており、このPDCP層の機能はSNDCP層のそれと殆ど同じである。
【0018】 図4のシグナリング・チャートは、UMTSからGPRSへの従来のハンドオーバを示
す。この種のハンドオーバは、UMTSセルから異なる在圏サポート・ノードSGSNを
使用するGSM/GPRSセルへのパケット・データ伝送の期間に移動局MSが動くときに
実施される。その場合、移動局MS及び/又は無線ネットワークBSS/UTRANが、ハ
ンドオーバについての決定を行う(ステップ400)。移動局は、経路選択領域
更新要求(RA更新要求、402)を新在圏サポート・ノード2G-SGSNに送る。こ
の在圏サポート・ノード2G-SGSNは、移動局の移動管理とPDPコンテキストとを規
定するSGSNコンテキスト要求を、旧在圏サポート・ノード3G-SGSNに送る。在圏
サポート・ノード3G-SGSNは、パケット・データ接続を担っている無線ネットワ
ーク・サブシステムSRNS(在圏RNS)に、より正確には、そのシステムの無線ネ
ットワーク制御局SRNC(在圏RNC)に、SRNSコンテキスト要求(406)を送る
。その要求に応答して、SRNSは、移動局MSにデータ・パケットを送ることを停止
し、伝送するデータ・パケットをバッファに入れて、在圏サポート・ノード3G-S
GSNに応答(SRNSコンテキスト応答、408)を送る。これに関して、例えば、
無線ネットワーク・サブシステムSRNSが、バッファに書き込まれるデータ・パケ
ットのために、PDCP-PDU番号、すなわち、N-PDU番号を規定する。移動局MSの移
動管理データとPDPコンテキスト・データを受け取ると、在圏サポート・ノード3
G-SGSNはそれらを在圏サポート・ノード2G-SGSNに渡す(SGSNコンテキスト応答
、410)。
【0019】 必要ならば、在圏サポート・ノード2G-SGSNは、ホーム・ロケーション・レジ
スタHLRから移動局を認証することができる(セキュリティ機能、412)。新
在圏サポート・ノード2G-SGSNは、旧在圏サポート・ノード3G-SGSNに、起動され
たPDPコンテキストのデータ・パケットを受け取る準備ができていることを知ら
せる(SGSNコンテキストAck、414)。これに応答して、在圏サポート・ノー
ド3G-SGSNは、無線ネットワーク・サブシステムSRNSに対して(SRNSコンテキス
トAck、416a)、バッファに書き込まれたデータ・パケットを在圏サポート
・ノード3G-SGSNに転送するよう要求し(パケット転送、416b)、それらを
在圏サポート・ノード2G-SGSNに転送する(パケット転送、418)。在圏サポ
ート・ノード2G-SGSNは、GPRSシステムに従って、ゲートウェイ・サポート・ノ
ードGGSNと共にPDPコンテキストを更新する(PDPコンテキスト更新要求/応答)
。このあと、在圏サポート・ノード2G-SGSNは、ホーム・ロケーション・レジス
タHLRに、新在圏サポート・ノードを知らせ(GPRSロケーション更新、422)
、その場合、旧在圏サポート・ノード3G-SGSNと無線ネットワーク・サブシステ
ムSRNSによって確立された接続が切断され(424a、424b、424c、42
4d)、必要な加入者データが新在圏サポート・ノード2G-SGSNに伝送され(4
26a、426b)、ホーム・ロケーション・レジスタHLRが新在圏サポート・ノ
ード2G-SGSNについての肯定応答を行う(GPRSロケーション更新Ack、428)。
【0020】 それから、在圏サポート・ノード2G-SGSNは、移動局MSの加入者権利とその場
所をチェックし、在圏サポート・ノード2G-SGSNと移動局MSの間の論理リンクを
確立した後、移動局MSに対してなされた経路選択領域更新要求を受け入れること
ができる(RA更新受け入れ、430)。これに関連して、移動局MSは、開始され
たハンドオーバ処理の前に移動局MSがUMTSの無線ネットワーク・サブシステムSR
NSに送ったどのデータが成功裏に受け取られたかも知らされる。これらのデータ
・パケットは上述のように生成されたPDCP-PDU番号によって識別される。移動局
MSは、経路選択領域更新要求を受け取ったことを肯定応答し(RA更新完了、43
2)、同時に、在圏サポート・ノード2G-SGSNは、開始されたハンドオーバ処理
の前に在圏サポート・ノード3G-SGSNによって無線ネットワーク・サブシステムS
RNSを介して送られたどのデータ・パケットが移動局MSによって成功裏に受け取
られたかが知らされる。この後、在圏サポート・ノード2G-SGSNは、基地局シス
テムBSSを介してのデータ・パケットの伝送を開始することができる(434)
【0021】 以下の表は、RLCシーケンス番号からの8ビットPDCP-PDU番号の生成と、それに
よって生じる問題点を示す。
【0022】
【表1】
【0023】 例えば、この表において、12ビットの10進数94、350、606、およ
び862が、上述の方法によって、どのようにして8ビットの番号に変換される
かがわかる。8つの最小桁ビットだけが変換において考慮されるので、上に述べ
た全ての番号は、同じ8ビットのバイナリ表示となる。従って、バッファが、殆
ど900に近いデータ・ユニットRLC-PDUを含む場合、上に述べたRLCシーケンス
番号を含むデータ・ユニットは同じ8ビット表示となる。受信機が、成功裏に受
信したデータ・パケットについての肯定応答を送信機にしたとき、送信機は、ど
のデータ・パケットをバッファから除去することができるかを、肯定応答された
8ビット番号に基いて明確に知ることができない。
【0024】 図5は、PDCPデータ伝送において、データ伝送がどのように肯定応答され、肯
定応答される伝送が用いられたときに、データ・パケットがどのように進むのか
を示す。PDCPエンティティは、ユーザから、データ・パケットを伝送するための
要求(PDCP-DATA要求(req)、500)を受信するのみならず、その要求と共に
データ・パケットPDCP-SDU(サービス・データ・ユニット)を受信する。これら
のパケットは、ネットワーク層データ・パケットであるので、N-SDUとも呼ばれ
る。PDCPエンティティは、データ・パケットのヘッダ領域を圧縮し、その結果の
データ・パケットを、無線リンクの識別子データと共に、PDCP-PDU RLC層に送る
(RLC-AM-DATA要求(req)、502)。RLC層は、データ・パケットPDCP-PDUの
伝送(送信、504)と、成功した送信の肯定応答(送信Ack、506)を行う
。PDCPエンティティにおいては、データ・パケットN-SDUをバッファに書き込み
、そのデータ・パケットを、受信機へのデータ・パケットの送信の成功を示す肯
定応答(RLC-AM-DATA確認(conf)、508)をRLC層から受信するまで、バッフ
ァから除去しない。受信PDCPは、RLC層から送信されたPDCP-PDUを受信する(RLC
-AM-DATA表示(ind)、510)。その場合に、PDCPエンティティはデータ・パ
ケットPDCP-PDUを解凍する。従って、元のデータ・パケットN-SDUを復元するこ
とができ、復元されたデータはユーザに送信される(PDCP-DATA表示(ind)、5
12)。
【0025】 図6は、一つのPDCPエンティティが各無線ベアラに対して規定されるPDCP層の
機能モデルを示す。既存のシステムにおいては、別のPDPコンテキストが各無線
ベアラに対して規定されるので、一つのPDCPエンティティもまた各PDPコンテキ
ストに対して規定され、従って、あるRLCエンティティがRLC層におけるエンティ
ティに対して規定される。GPRSシステムにおいて、N-PDU番号付けがPDPコンテキ
ストに基いて行われるため、同じ原理がUMTSシステムに対しても提案されている
。その場合、PDCP層は、対応するデータ・パケットの番号付けをPDCPエンティテ
ィに基いて行う。同様の番号付けをGPRSとUMTSの両方に用いる場合、システム間
のハンドオーバに問題があってはならない。しかしながら、そのためには、各PD
CPデータ・パケットに1バイトを追加する必要があり、このことは、特に、この
追加のバイトが、UMTSとGPRS間のハンドオーバと、UMTSの無線ネットワーク・サ
ブシステム間の内部ハンドオーバにのみ必要とされるために、UMTSシステムの伝
送容量を消費することになる。
【0026】 原則として、PDCP層の機能は、PDCP層におけるいくつかのPDPコンテキストを
多重化することによって実施することもでき、その場合、PDCP層より下のRLC層
における一つのRLCエンティティが、いくつかの無線ベアラから同時にデータ・
パケットを受信する。その場合、PDCPエンティティに基いて規定されたデータ・
パケット番号がRLC層において混ぜ合わされ、いくつかの無線ベアラから到来し
たデータ・パケットを互に分けることは、特にデータ・パケット番号付けがRLC
シーケンス番号付けに基いている場合、困難である。
【0027】 ハンドオーバ処理においてデータ・パケットを失わない無損失ハンドオーバが
、肯定応答される伝送を利用する信頼性の高いデータ伝送において必要とされる
。このことはUMTSシステムのRLC層に対してある要求を課する。すなわち、RLC層
が肯定応答モードになければならないことと、RLCがデータ・パケットを正しい
順に送ることができなければならないことである。これらの条件が満足されると
、データ・パケット番号を伝送する必要のない本発明の好ましい実施例に従って
、GPRSからUMTSへ信頼性の高いハンドオーバを実施することができる。
【0028】 本発明によれば、PDCP-PDUシーケンス番号が、パケット・データ接続の最初の
データ・パケットに対して規定され、所定の数値、例えば0が、送信PDCPと受信
PDCP/SNDCPの両方におけるカウンタ内のこの番号のための初期値として設定され
る。本発明は、UMTSとGPRS間の信頼性の高いハンドオーバと、UMTSにおける無線
ネットワーク・サブシステム間の内部ハンドオーバ(SRNS再配置)の両方に好適
には適用できる。前者の場合、この説明の中で用いられる受信PDCPという用語は
、GPRSの相当機能、すなわち、SNDCPと置き換えることができる。
【0029】 本発明の方法は図7によって示される。送信PDCPが送信機からデータ・パケッ
トPDCP-SDUを受け取ると(700)、データ・パケットPDCP-PDUをバッファに書
き込み、このデータ・パケットにPDCP-PDUシーケンス番号を論理的に加える(7
02)。送信PDCPは、データ・パケットPDCP-PDUとそれに論理的に付加されたPD
CP-PDUシーケンス番号をRLC層に伝送し(704)、PDCP-PDUシーケンス番号の
値を決定するカウンタに1を加える(706)。RLC層はまたオプションとして
、PDCP-PDUシーケンス番号とデータ・パケットの最後のRLCシーケンス番号との
間の比を規定し、それをメモリに格納する(708)。RLC層は、送信機と受信
機間のPDCP-PDUデータ・パケットの伝送を担う(710)。このデータ・パケッ
トPDCP-PDUは、伝送用のデータ・ユニットRLC-PDUに分割されると共に、RLCシー
ケンス番号によって番号付けが行われる。受信PDCPは、RLC層からデータ・パケ
ットPDCP-PDUを受け取ると(712)、PDCP-PDUシーケンス番号の値を規定する
カウンタに1を加え(714)、データ・パケットPDCP-SDUを次の層に伝送する
(716)。成功裏に受信されたデータ・パケットの肯定応答がRLC層における
送信機に送られ(718)、送信RLCがこの肯定応答を送信PDCPに伝送する(7
20)。この肯定応答に対して、送信PDCPはバッファから当のデータ・パケット
PDCP-SDUを除去する(722)。除去されるべき正しいデータ・パケットPDCP-S
DUは、データ・パケットに論理的に付加されたPDCP-PDUシーケンス番号によって
好ましくは決定される。
【0030】 従って、本発明のデータ・パケット番号付けは、「仮想的に」好ましく行われ
る。このことは、データ・パケットに別のデータ・パケット番号は加えられない
が、伝送されたデータ・パケットがカウンタに基いて更新され、受信PDCPと送信
PDCPが、カウンタ値に基いてデータ・パケットの成功伝送を確実にすることを意
味する。従って、最適の場合、本発明によるデータ・パケットの肯定応答は、上
記に述べた通常のPDCPデータ伝送におけるデータ・パケットの肯定応答に対応す
るように行うこともできる。実際のハンドオーバ処理は、例えば図4に関連して
前述されたような従来技術に従って行うことができる。本発明がハンドオーバ処
理に関して述べられたとしても、本発明による「仮想の」データ・パケット番号
付けは、受信機と送信機が同じままであるが、ハンドオーバ処理において一方の
当事者(party)が変わる通常の肯定応答されるデータ伝送に用いることもでき
ることに注目すべきである。
【0031】 いくつかの干渉状態、例えば、ネットワークが混み合っているとか、無線路に
妨害があるといった状態においては、RLC層は肯定応答されるデータ伝送を保証
することができない。典型的には最大値が送信RLCに対して規定される。それは
、再送の回数か、送信RLCが同じデータ・パケットの再送を試みる期間のどちら
かである。もし最大値を越えると、RLC層はそのことを受信PDCPに知らせる。送
信PDCPは、次の成功データ・パケット伝送に関連してバッファから対応するデー
タ・パケットを除去する。このことはいくつかの連続データ・パケットが失われ
たときにも起こる。失われたデータ・パケットは、次の成功裏に伝送されたデー
タ・パケットの肯定応答を受信したときに、バッファから除去される。RLCがPDC
P層に全ての失われたデータ・パケットを知らせることができるならば、受信PDC
PはPDCP-PDUシーケンス番号を正しく更新することができるので、送信PDCPと受
信PDCPのシーケンス番号カウンタは同期したままとなる。しかしながら、いくつ
かの干渉状態においては、RLC層は、PDCP層が、失われたデータ・パケットを知
らされることを保証できず、その場合には、PDCP-PDUシーケンス番号カウンタは
、送信PDCPと受信PDCPにおいて非同期となる。
【0032】 本発明の好ましい実施例によれば、この非同期は、PDCP-PDUシーケンス番号を
データ・パケットPDCP−PDUと共に一定の間隔で送ることによって訂正すること
ができる。受信PDCPは、伝送されたデータ・パケットとそれに付加されたPDCP-P
DUシーケンス番号を受信すると、PDCP-PDUシーケンス番号をカウンタ値と比較し
、受信したデータ・パケットのPDCP-PDUシーケンス番号と対応するようカウンタ
値を更新する。データ・パケットPDCP-PDUへのPDCP-PDUシーケンス番号の付加は
、システムの設定において好ましくは規定することができ、その場合、例えば1
0または100のデータ・パケットPDCP−PDU毎にPDCP-PDUシーケンス番号を付
加することができる。例えば、上述のRLC層におけるデータ・パケットの廃棄後
またはハンドオーバ処理後のある処理に関連して、PDCP-PDUシーケンス番号を常
にデータ・パケットPDCP−PDUに付加することを規定することも可能である。従
って、劣悪な伝送条件においてさえも、PDCP-PDUシーケンス番号を各データ・パ
ケットに付加する必要がなく、いくつかの、好ましくは非常に少数のデータ・パ
ケットについてのみPDCP-PDUシーケンス番号を送ることによって、システムの再
同期を好ましく保証することができる。もちろん、データ・パケットが消えるこ
とがあるので、データ伝送は上述の状態において信頼性は高くないが、送信機と
受信機が素早く同期するので、データ・パケットの伝送を続けることができる。
【0033】 図8は、本発明によるPDCP層のデータ・パケットPDCP-PDUの構造を示す。本発
明によるデータ・パケットPDCP-PDUは、PDCP-PDUシーケンス番号がデータ・パケ
ットから省略される場合と、それがシステムによって規定された一定の間隔で追
加される場合の両方の場合に使用することができる。データ・パケットPDCP-PDU
の第1バイトは、PDCP-PDUシーケンス番号をデータ・パケットPDCP-PDUに付加す
るかどうかを示す一つのビット(N)を備えている。ビットOは、データ・パケッ
トPDCP-PDUを形成するために最適化アルゴリズムを使うかどうかを示す。ビット
Oが1の場合は、最適化が使用され、その最適化は、データ・パケットPDCP-PDU
の第1バイトの4ビットと、第2バイトの全てのビットとを含む12ビット最適化
領域によって、より正確に規定される。最適化領域の値は、例えば、ヘッダ領域
の圧縮方法とデータ・パケット形式を決定するために用いられる。最適化領域の
値に基いて、受信PDCPが、ヘッダ領域の解凍などのデータ・パケットについての
反対の手順を行うことができる。最適化領域に対して所定値はないが、送信機と
受信機はいつでも、PDCPパラメータのネゴシエーションにおいて別々にその値に
ついて合意する。1バイトすなわち8ビットを含むPDCP-PDUシーケンス番号領域
はオプションであり、ビットNが1を受信する場合に使用される。その場合、PDC
P-PDUシーケンス番号がデータ・パケットPDCP-PDUに追加される。データ・パケ
ットの中で伝送される実際のユーザ・データは、これらの規定後に付加される。
【0034】 上述のデータ・パケット構造は、本発明によるPDCP-PDUデータ・パケットがど
のようにして形成されるかを示すほんの一例である。その代わりに、上位アプリ
ケーション・レベル層から到来したデータ・パケットPDCP-SDUに含まれる情報を
、三つの異なるデータ・パケットPDCP-PDU、すなわち、それぞれ図9a、9b、およ
び9cに示されたPDCP-No-Header-PDU、PDCP-Data-PDU、およびPDCP-SeqNum-PDUを
用いて、PDCP層から転送することができる。
【0035】 図9aによれば、PDCP-No-Header-PDUはデータだけ、すなわち、そのようなもの
として上位層から受け取ったPDCP-SDUだけを含んでいる。従って、PDCP層はPDCP
-SDUに何の情報も追加せず、その場合、PDCP-PDU全部がペイロードを伝送するた
めに用いられる。従って、PDCP-No-Header-PDUは、データ・パケット番号付けが
カウンタによって維持される上述の肯定応答されるデータ伝送において、好まし
くは使用することができる。
【0036】 図9bのPDCP-Data-PDUには、当のPDU形式と、PDCP-SDUのヘッダ領域に適用され
る圧縮方法を表すために、1バイト(8ビット)が加えられている。事実、PDCP
層のタスクは、チャンネル容量の改善に関する機能を含んでおり、その機能は典
型的には種々の圧縮アルゴリズムによるデータ・パケット・ヘッダ領域の最適化
に基いている。
【0037】 図9cのPDCP-SeqNum-PDUもまた、PDU形式と、PDCP-SDUのヘッダ領域に適用され
る圧縮方法とを表すために、対応する追加バイトを含んでいる。この他に、2バ
イトすなわち16ビットの長さのPDCP-PDUシーケンス番号がそれに追加されてい
る。PDCP-Data-PDUとPDCP-SeqNum-PDUの両方において、PDU形式が3ビットで示
されていて、PDCP-Data-PDUをPDCP-SeqNum-PDUから区別する。使用される圧縮方
法は5ビットで示されている。
【0038】 PDCP層の機能の一つは、データ・パケットPDCP-PDUと、必要ならそのパケット
に関するPDCPシーケンス番号とを、UMTS内の無線ネットワーク・サブシステム間
の内部ハンドオーバにおいて、新しい無線ネットワーク・サブシステムに伝送す
ることである。このハンドオーバの間、前述の干渉状態が、データ・パケット・
カウンタを非同期にすると共に、送信PDCPがデータ・パケット(例えばPDCP-No-
Header-PDU)を送ったが、それが新しい受信PDCPに転送されていないという状態
を生じることが有り得る。再送の最大値を越えると、データ・パケットの廃棄機
能がRLC層において終了する。送信RLCは送信PDCPにこのことを知らせ、送信PDCP
は当のデータ・パケットをバッファから除去する。この結果、受信PDCPがもはや
送信PDCPのバッファの中にないデータ・パケットを待つので、データ・パケット
・カウンタを同期させることができない。そのようなエラー状態は無線ベアラを
クリアするという結果になる。
【0039】 好ましい実施例によれば、送信PDCPは、バッファ内の最初のデータ・パケット
と共にデータ・パケット番号を送るようになっている、すなわち、PDCP-SeqNum-
PDUデータ・パケットが使用される。従って、受信PDCPは、送られたデータ・パ
ケット番号を利用して、そのデータ・パケット・カウンタを送信PDCPと同期させ
る。これは、同期を達成するための最も速い実現可能な方法である。また、カウ
ンタが同期するとすぐにデータ伝送を続けることができ、情報の多大な損失をも
たらす無線ベアラのクリアを行う必要がない。同期後、無線ベアラのために規定
されたデータ・パケット形式、例えば、PDCP-No-Header-PDCPデータ・パケット
を用いてデータ伝送を続けることができる。
【0040】 技術の進歩につれて本発明の概念を種々の方法で実現できることは当業者にと
って明らかである。従って、本発明とその実施例は前述された事例に制限される
ことがなく、請求の範囲内において変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 GSM/GPRSシステムの構成のブロック図を示す図である。
【図2】 UMTSシステムの構成のブロック図を示す図である。
【図3a】 UMTSシステムとGPRSシステムにおけるユーザ・データ接続のプロトコル構成を
示す図である。
【図3b】 UMTSシステムとGPRSシステムにおけるユーザ・データ接続のプロトコル構成を
示す図である。
【図4】 UMTSシステムからGPRSシステムへの従来のハンドオーバ処理を説明するシグナ
リング・チャートを示す図である。
【図5】 PDCPデータ伝送における肯定応答されるデータ伝送とデータ・パケットの肯定
応答とを説明するシグナリング・チャートを示す図である。
【図6】 PDCP層の機能モデルを説明するブロック図を示す図である。
【図7】 本発明のデータ・パケット番号付けを用いた肯定応答されるデータ伝送と、PD
CPデータ伝送におけるデータ・パケットの肯定応答とを説明するシグナリング・
チャートを示す図である。
【図8】 本発明において用いられるデータ・パケットの構成を示す図である。
【図9a】 本発明において用いられる異なるデータ・パケットの構成を示す図である。
【図9b】 本発明において用いられる異なるデータ・パケットの構成を示す図である。
【図9c】 本発明において用いられる異なるデータ・パケットの構成を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月28日(2002.2.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トウルネン,アリ フィンランド国,エフイーエン−02230 エスポー,レイリティエ 1 デー 36 (72)発明者 カッリオ,ハンス フィンランド国,エフイーエン−33100 タンペレ,ラピンティエ 4 ベー 1 (72)発明者 サルッキネン,シニッカ フィンランド国,エフイーエン−36200 カンガサーラ,キサッリンクヤ 5 Fターム(参考) 5K030 HA08 HC09 JA05 LA02 MB13

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換通信システムの通信プロトコルが、ユーザ・デ
    ータ・パケットをコンバージェンス・プロトコル・パケットに変換するコンバー
    ジェンス・プロトコル層(PDCP、SNDPC)と、コンバージェンス・プロトコル・
    パケット(PDCP-PDU)をデータ・ユニット(RLC-PDU)として伝送すると共に、
    その伝送を肯定応答するリンク層(RLC、LLC)とを有する前記パケット交換通信
    システムにおけるデータ・パケットの伝送方法において、 送信されるコンバージェンス・プロトコル・パケットのためにデータ・パケ
    ット番号をカウンタによって規定し、 送信されるコンバージェンス・プロトコル・パケットを伝送のためにリンク
    層に転送し、 受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットのデータ・パケット番号
    をカウンタによって規定し、 受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットの肯定応答を行う ことを特徴とするデータ・パケットの伝送方法。
  2. 【請求項2】 送信機のコンバージェンス・プロトコル層においてユーザ・
    データ・パケットを受信し、 前記ユーザ・データ・パケットをバッファに格納すると共に、前記ユーザ・
    データ・パケットのコンバージェンス・プロトコル・パケット番号を前記送信機
    のカウンタの初期値として規定し、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットとそのコンバージェンス・プ
    ロトコル・パケットとリンクした前記コンバージェンス・プロトコル・パケット
    番号とを前記リンク層に転送すると共に、前記送信機のカウンタの値に1を追加
    し、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットを前記コンバージェンス・プ
    ロトコル・パケット番号なしで前記送信機のリンク層から受信機のリンク層に転
    送し、 前記受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットを前記受信機のリン
    ク層から前記コンバージェンス・プロトコル層に伝送すると共に、前記受信機の
    カウンタの値に1を追加し、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットの受信の肯定応答を、前記受
    信機のリンク層から前記送信機のリンク層に伝送し、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットの受信の肯定応答を前記送信
    機のコンバージェンス・プロトコル層に伝送したことに対応して前記ユーザ・デ
    ータ・パケットを前記バッファから除去する ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記リンク層が前記コンバージェンス・プロトコル・パケッ
    トの肯定応答される伝送を保証できないことに対応して、前記送信機のカウンタ
    によって規定された前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号を、所定
    の間隔で前記リンク層において伝送されるコンバージェンス・プロトコル・パケ
    ットに追加し、 前記受信機のカウンタの値を、前記受信したコンバージェンス・プロトコル
    ・パケットの前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号と比較し、 前記値が等しくない場合に、前記受信機のカウンタの値を、前記コンバージ
    ェンス・プロトコル・パケット番号と一致するように更新する ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 データ・パケットの廃棄またはハンドオーバなどの通信シス
    テムの所定の処理を実行することに対応して、前記送信機のカウンタによって規
    定された前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号を、前記伝送される
    コンバージェンス・プロトコル・パケットに追加する ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 肯定応答されなかったユーザ・データ・パケットの後に送ら
    れたユーザ・データ・パケットに相当するコンバージェンス・プロトコル・パケ
    ットを受け取ったことについての肯定応答を前記受信機から前記送信機に送った
    という事実に対応して、前記肯定応答されなかったユーザ・データ・パケットを
    前記バッファから除去する ことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記リンク層において規定された再送の最大値を超えた後に
    、少なくとも一つの肯定応答されなかったユーザ・データ・パケットが前記送信
    機のバッファから除去されたという事実に対応して、前記送信機のカウンタによ
    って規定された前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号を、前記送信
    機のバッファ内の最初の前記コンバージェンス・プロトコル・パケットに追加す
    る ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記通信システムが、肯定応答される伝送を利用するUMTSシ
    ステムまたはGPRSシステムなどのパケット交換移動通信システムであることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 UMTSとGPRS間のハンドオーバに適用されることを特徴とする
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 UMTSにおける無線ネットワーク・サブシステム間のハンドオ
    ーバに適用されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 端末(MS、UE)と固定ネットワークとを有するパケット交
    換通信システムであって、前記固定ネットワークが、パケット交換データ伝送を
    サポートするネットワーク構成要素(SGSN、SRNC)と、前記の通信システムにお
    ける端末とネットワーク構成要素との間で伝送されるようになっているデータ・
    パケットと、前記通信システムの通信プロトコルとを備え、前記通信プロトコル
    が、ユーザ・データ・パケットをコンバージェンス・プロトコル・パケットに変
    換するコンバージェンス・プロトコル層(PDCP、SNDCP)と、コンバージェンス
    ・プロトコル・パケット(PDCP-PDU)をデータ・ユニット(RLC-PDU)として伝
    送し、その伝送を肯定応答するリンク層(RLC、LLC)とを備えた、前記パケット
    交換通信システムにおいて、 前記端末と前記ネットワーク構成要素間のデータ・パケットの伝送において
    、 送信されるコンバージェンス・プロトコル・パケットに対してデータ・パケ
    ット番号をカウンタによって規定するようになっており、 前記送信されるコンバージェンス・プロトコル・パケットを、伝送のために
    前記リンク層へ転送するようになっており、 受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットに対して前記データ・パ
    ケット番号を前記カウンタによって規定するようになっており、 前記受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットについて肯定応答す
    るようになっている ことを特徴とするパケット交換通信システム。
  11. 【請求項11】 送信機のコンバージェンス・プロトコル層がユーザ・デー
    タ・パケットを受信するようになっており、 前記ユーザ・データ・パケットをバッファに格納すると共に、コンバージェ
    ンス・プロトコル・パケット番号を、前記送信機のカウンタの初期値として、前
    記ユーザ・データ・パケットのために規定するようになっており、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットとそれとリンクした前記コン
    バージェンス・プロトコル・パケット番号を前記リンク層に転送すると共に、前
    記送信機のカウンタの値に1を追加するようになっており、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットを、前記コンバージェンス・
    プロトコル・パケット番号なしに、前記送信機のリンク層から受信機のリンク層
    へ送るようになっており、 前記受信したコンバージェンス・プロトコル・パケットを前記受信機のリン
    ク層から前記コンバージェンス・プロトコル層へ転送すると共に、前記受信機の
    カウンタの値に1を追加するようになっており、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットの受信の肯定応答を前記受信
    機のリンク層から前記送信機のリンク層に送るようになっており、 前記コンバージェンス・プロトコル・パケットの受信の肯定応答が前記送信
    機のコンバージェンス・プロトコル層に伝送されたという事実に対応して、前記
    ユーザ・データ・パケットを前記バッファから除去するようになっている ことを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記リンク層がコンバージェンス・プロトコル・パケット
    の肯定応答される伝送を保証できないことに対応して、前記送信機のカウンタに
    よって規定された前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号を、所定の
    間隔で伝送される前記コンバージェンス・プロトコル・パケットに追加するよう
    になっており、 前記受信機のカウンタの値が、前記受信したコンバージェンス・プロトコル
    ・パケットの前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号と比較できるよ
    うになっており、 前記値が等しくないことに対応して、前記受信機のカウンタの値を、前記コ
    ンバージェンス・プロトコル・パケット番号と一致するように更新するようにな
    っている ことを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 データ・パケットの廃棄またはハンドオーバなどの通信シ
    ステムの所定の処理を実行することに対応して、前記送信機のカウンタによって
    規定された前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号を、伝送される前
    記コンバージェンス・プロトコル・パケットに追加するようになっている ことを特徴とする請求項12に記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 肯定応答されなかったユーザ・データ・パケットの後に送
    られたユーザ・データ・パケットに相当するコンバージェンス・プロトコル・パ
    ケットを受け取ったことについての肯定応答を前記受信機から前記送信機に送る
    という事実に対応して、肯定応答されなかったユーザ・データ・パケットを前記
    バッファから除去するようになっている ことを特徴とする請求項12または13に記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記通信システムが、肯定応答される伝送を利用するUMTS
    システムまたはGPRSシステムなどのパケット交換移動通信システムであることを
    特徴とする請求項10〜14いずれか一項に記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号をUMTS
    とGPRS間のハンドオーバにおいてカウンタによって規定するようになっているこ
    とを特徴とする請求項15に記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記コンバージェンス・プロトコル・パケット番号をUMTS
    における無線ネットワーク・サブシステム間のハンドオーバにおいてカウンタに
    よって規定するようになっていることを特徴とする請求項15に記載の通信シス
    テム。
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